JP2017187064A - 動力伝達装置の制御装置 - Google Patents

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俊 皆木
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Abstract

【課題】ロックアップクラッチを備えた動力伝達装置の制御装置において、オイルポンプ損失の低減による燃費向上を図りつつ、急制動時における耐エンスト性を向上させる。【解決手段】係合側油室内の油圧と解放側油室内の油圧との差圧に基づいて係合または解放されるロックアップクラッチと、係合側油室への油圧の供給と係合側油室からの油圧の排出とを切り替えるリレーバルブと、SLUソレノイドバルブからコントロールバルブへ出力される指令圧PSLUに応じて、係合側油室および解放側油室へ供給される供給圧を調圧するレギュレータバルブと、を備えた動力伝達装置の制御装置である。車両の急制動時に、リレーバルブを係合側油室から油圧を排出する側へ切り替える(S3)とともに、解放側油室へ供給される供給圧によって、ロックアップクラッチを解放する差圧が発生し易くなるように、指令圧PSLUを所定値α以上にする(S4〜S6)。【選択図】図6

Description

本発明は、ロックアップクラッチを備えた動力伝達装置の制御装置に関するものである。
エンジンと変速機との間に設けられるトルクコンバータの伝達効率を向上させるために、所定の条件下において、エンジン側に連結されたポンプ翼車と、変速機側に連結されたタービン翼車とを機械的に連結させるロックアップクラッチが従来から知られている。かかるロックアップクラッチは、電気的に制御されるソレノイドバルブからの指令圧に応じてロックアップクラッチの係合と解放とを切り替えるリレーバルブや、指令圧に応じてロックアップクラッチの係合力を制御するコントロールバルブによって制御されることが多い。ロックアップクラッチが係合された状態では、動力が直接的に伝達されるため、トルクコンバータの伝達効率が大幅に向上することから、燃費向上を図ることができる。
もっとも、ロックアップクラッチが係合された状態では、エンジンが駆動輪と機械的に連結されているため、ブレーキペダルの踏込による急制動時には、駆動輪の回転低下に伴ってエンジン回転数が低下し、エンジンストール(以下、エンストともいう。)が生じるおそれがある。かかるエンジン回転数の低下を抑えるには、急制動時に速やかにロックアップクラッチを解放させる必要があるが、リレーバルブを制御するソレノイドバルブの油圧応答性には限界があるため、ロックアップクラッチの解放が遅れるという問題がある。
このような問題を解決するために、例えば特許文献1には、リレーバルブのスプール弁子がオフ位置側にある場合には、ドレンポートと切替ポートとが連通される一方、スプール弁子がオン位置側にある場合には、車両の走行状態に応じて速やかに変化する所定の油圧が供給される供給ポートと、切替ポートとが連通されることで、スプール弁子をオン位置側に付勢させる推力が付与される油圧制御装置が開示されている。
ここで、「車両の走行状態に応じて速やかに変化する所定の油圧」とは、例えば、オイルポンプからの油圧をライン圧に調圧するプライマリーレギュレータバルブから排出された作動油を、セカンダリレギュレータバルブで調圧したセカンダリ圧である。そうして、特許文献1のものでは、車両の急制動に応じてセカンダリ圧が低下すると、スプール弁子のオン位置側への付勢力が急低下して、スプール弁子がオフ位置側に切り替えられ、係合側油室が潤滑(排出)油路に接続されるとともに、解放側油室にセカンダリ圧が供給されることで、係合側油室内の油圧と解放側油室内の油圧との差圧が生じ、ソレノイドバルブの指令圧の応答遅れに拘わらず、ロックアップクラッチを解放することができるとされている。
特開2011−043203号公報
ところで、上記特許文献1のものは、ロックアップクラッチの係合力を変化させても、係合側および解放側油室へ供給されるセカンダリ圧が変化しない構成になっているが、オイルポンプ損失の低減による燃費向上のためには、ロックアップクラッチの係合に必要な油圧に応じて、換言すると、ソレノイドバルブからコントロールバルブへの指令圧に応じて、係合側および解放側油室へ供給される供給圧を調圧することが好ましい。
しかしながら、上記特許文献1のものにおいて、ソレノイドバルブからの指令圧に応じて供給圧を調圧する構成を採用すると、以下のような問題が生じる。
すなわち、ロックアップクラッチを解放させる場合には、ロックアップクラッチの係合力は不要なので、ソレノイドバルブからコントロールバルブへの指令圧は0となり、それに応じて供給圧を調圧することから、供給圧が低下する。そうして、特許文献1のものでは、スプール弁子がオフ位置側(ロックアップクラッチが解放側)に切り替えられると、係合側油室が排出油路に接続されるとともに、解放側油室に供給圧が供給されるが、ソレノイドバルブからの指令圧に応じて供給圧を調圧する構成では、排出油路に接続されることで係合側油室内の油圧が低下するとともに、供給圧が低下することで解放側油室内の油圧も低下することになる。すると、係合側油室内の油圧と解放側油室内の油圧との差圧が生じず、係合側油室からの作動油の排出速度は管路抵抗に依存することになるため、ロックアップクラッチの解放特性が低下し、急制動時等にエンストが生じるおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ロックアップクラッチを備えた動力伝達装置の制御装置において、オイルポンプ損失の低減によって燃費向上を図りつつ、急制動時における耐エンスト性を向上させる技術を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る動力伝達装置の制御装置では、ロックアップクラッチの係合力に応じて供給圧を調圧するとともに、急制動時には、ロックアップクラッチが速やかに解放されるよう、供給圧を所定値以上にするようにしている。
具体的には、本発明は、係合側油室内の油圧と解放側油室内の油圧との差圧に基づいて係合または解放されるロックアップクラッチと、上記係合側油室への油圧の供給と上記係合側油室からの油圧の排出とを切り替えるリレーバルブと、上記ロックアップクラッチの係合力を制御するコントロールバルブへ指令圧を出力するソレノイドバルブと、オイルポンプからの油圧を調圧したライン圧を元圧とする、上記係合側および解放側油室へ供給される供給圧を、上記指令圧に応じて調圧するレギュレータバルブと、を備えた動力伝達装置の制御装置を対象としている。
そして、上記制御装置は、車両の急制動時に、上記リレーバルブを係合側油室から油圧を排出する側へ切り替えるとともに、上記解放側油室へ供給される供給圧によって、上記ロックアップクラッチを解放する差圧が発生し易くなるように、上記指令圧を所定値以上にすることを特徴とするものである。
この構成によれば、ソレノイドバルブからコントロールバルブへ出力される指令圧に応じて、係合側および解放側油室へ供給される供給圧を調圧することから、換言すると、ロックアップクラッチの係合に必要な油圧に応じて供給圧を調圧することから、オイルポンプ損失の低減による燃費向上を図ることができる。
また、車両の急制動時に、リレーバルブを係合側油室から油圧を排出する側へ切り替えるとともに、解放側油室へ供給される供給圧によってロックアップクラッチを解放する差圧が発生し易くなるように、指令圧を所定値以上にすることから、換言すると、解放側油室へ供給される供給圧を、ロックアップクラッチが解放されるような差圧を生じさせる所定供給圧以上にすることから、ロックアップクラッチが速やかに解放される。これにより、駆動輪の回転低下に伴うエンジン回転数の低下が抑えられるので、エンストが生じるのを抑えることができる。
以上説明したように、本発明に係る動力伝達装置の制御装置によれば、オイルポンプ損失の低減によって燃費向上を図りつつ、急制動時における耐エンスト性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る動力伝達装置を搭載した車両を模式的に示す図である。 油圧制御回路の構成を模式的に示すブロック図である。 ロックアップクラッチのスリップ係合状態における油圧制御回路を説明する図である。 ロックアップクラッチの完全係合状態における油圧制御回路を説明する図である。 ロックアップクラッチの解放状態における油圧制御回路を説明する図である。 制御装置が実行する制御を示すフローチャートである。 制御装置が実行する制御の一例を示すタイミングチャートである。 急制動時における、エンジン回転数とタービン回転数との関係、および、係合油圧と解放油圧との関係を模式的に示すタイミングチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
−全体構成−
図1は、本実施形態に係る動力伝達装置3を搭載した車両1を模式的に示す図である。この車両1は、例えばFF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両であり、図1に示すように、エンジン2と、トルクコンバータ4や前後進切換装置(図示せず)や自動変速機5や差動歯車装置6などから構成される動力伝達装置3と、ECU10と、を備えている。この車両1では、エンジン2の出力が動力伝達装置3を介して左右の駆動輪7,7へ伝達される。なお、本実施形態の動力伝達装置3では、トルクコンバータ4、前後進切換装置、自動変速機5および差動歯車装置6等が共通のトランスアクスルケース3aに収容されている。
エンジン2は、例えば多気筒ガソリンエンジンである。エンジン2には、エンジン回転数Neを検出するエンジン回転数センサ11が設置されている。トルクコンバータ4には、後述するように、当該トルクコンバータ4の入力側と出力側とを直結するロックアップクラッチ9(図3参照)が設けられている。
自動変速機5は、図示省略するが、入力軸に設けられた駆動側可変プーリと、出力軸に設けられた従動側可変プーリと、これらに巻き掛けられた伝動ベルトと、駆動側油圧アクチュエータおよび従動側油圧アクチュエータと、を備えたベルト式無段変速機であり、プーリと伝動ベルトとの間の摩擦力を介して動力伝達を行う。この自動変速機5では、駆動側油圧アクチュエータへの作動油の供給排出流量が油圧制御回路によって制御されることにより、両可変プーリのV溝幅が変化して伝動ベルトの掛かり径(有効径)が変更され、変速比γが連続的に変化する。
ECU(制御装置)10は、CPUがRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより、車両1の各種制御を実行する。より詳しくは、ECU10には、エンジン回転数センサ11、自動変速機5の入力軸の回転数(タービン回転数)Ntを検出するタービン回転数センサ12、自動変速機5の出力軸の回転数を検出する出力軸回転数センサ13、ブレーキペダル8の踏み込みに応じて発生されるブレーキマスターシリンダー圧を検出するマスターシリンダー圧センサ14などが接続されている。ECU10は、これら各種センサの出力信号に基づいて、スロットルバルブ(図示せず)の開度制御、点火時期制御、燃料噴射量制御などを含むエンジン2の各種制御を実行する。また、ECU10は、ソレノイド制御信号を油圧制御回路(図示せず)に出力して、自動変速機5を変速させる。さらに、ECU10は、油圧制御回路30にロックアップクラッチ制御信号を出力する。
−油圧制御回路−
図2は、油圧制御回路30の構成を模式的に示すブロック図である。なお、図2では、本実施形態の説明に必要な要部のみを示すとともに、自動変速機5を制御するための回路等、他の制御に用いられる回路を省略している。
油圧制御回路30は、ロックアップクラッチ9を係合状態または解放状態に切り替えるリレーバルブ31と、ロックアップクラッチ9の係合状態においてロックアップクラッチ9の係合力を制御するコントロールバルブ32と、リレーバルブ31の切替制御を実施するSLソレノイドバルブ33と、コントロールバルブ32から出力される出力圧の制御を実施するSLUソレノイドバルブ34と、ライン圧PLを元圧として供給圧Paを発生させるレギュレータバルブ35と、これらバルブ等に供給される元圧を発生させる油圧発生機構36(図3〜図5参照)と、を備えている。この油圧制御回路30では、ECU10から出力されるロックアップクラッチ制御信号に基づいて、SLソレノイドバルブ33からリレーバルブ31へ出力される指令圧PSLおよびSLUソレノイドバルブ34からコントロールバルブ32へ出力される指令圧PSLUが制御され、リレーバルブ31およびコントロールバルブ32を介して、ロックアップクラッチ9が制御される。
図3〜図5は、油圧制御回路30を説明する図であり、図3はロックアップクラッチ9のスリップ係合状態を、図4はロックアップクラッチ9の完全係合状態を、図5はロックアップクラッチ9の解放状態をそれぞれ示している。なお、図3〜図5では、図を見易くするために、本実施形態の説明に必要な要部のみを示しており、例えばリレーバルブ31やコントロールバルブ32は、図示したポート以外にも複数のポート等を有している。
トルクコンバータ4は、図3〜図5に示すように、エンジン2のクランク軸(図示せず)に連結されたポンプ翼車15と、自動変速機5側に連結されたタービン翼車16と、ポンプ翼車15とタービン翼車16との間に介挿されて一方向クラッチを介して非回転部材に連結されたステータ翼車17と、を備えていて、流体を介して動力伝達を行うように構成されている。また、ポンプ翼車15とタービン翼車16とは、ロックアップクラッチ9が、所定の条件下において、エンジン2のクランク軸に連結されたフロントカバー22と完全係合することによって、一体回転するように構成されている。
ロックアップクラッチ9は、係合油路18を介して作動油が供給される係合側油室19内の油圧(以下、係合油圧ともいう。)Ponと、解放油路20を介して作動油が供給される解放側油室21内の油圧(以下、解放油圧ともいう。)Poffとの差圧ΔP(=Pon−Poff)によりフロントカバー22と摩擦係合する油圧式摩擦係合クラッチである。ロックアップクラッチ9は、差圧ΔPが負の場合には解放状態となり、差圧ΔPが零以上で半係合する場合にはスリップ係合状態となり、また、差圧ΔPが最大値の場合には完全係合状態となるように構成されている。
油圧発生機構36は、オイルパン23に環流した作動油を吸引して圧送するためにエンジン2によって駆動されるオイルポンプ24や、オイルポンプ24からの油圧をライン圧PLに調圧するレギュレータバルブ37などを含んで構成されている。
SLソレノイドバルブ33は、ECU10から出力されるロックアップクラッチ制御信号に基づいて指令圧PSLを出力する。
リレーバルブ31は、係合側油室19への油圧の供給と係合側油室19からの油圧の排出とを切り替えることで、ロックアップクラッチ9を係合状態または解放状態に切り替えるものであり、SLソレノイドバルブ33から供給された指令圧PSLと第1スプリング(図示せず)の付勢力とにより制御される。
より詳しくは、リレーバルブ31は、SLソレノイドバルブ33からの指令圧PSLが入力される第1入力ポート41と、コントロールバルブ32の制御ポート53と接続される第2入力ポート42と、係合状態において解放側油室21と連通する解放ポート43と、潤滑油路(図示せず)に作動油を排出する排出ポート44と、係合側油室19と連通する係合ポート45と、レギュレータバルブ35から供給圧Paが供給される第3入力ポート46と、解放状態において解放側油室21と連通する解放ポート47と、を有している。これらのポートの連通と遮断とを切り替えるスプール弁子48は、第1スプリングにより第1入力ポート41側に付勢されている。
SLソレノイドバルブ33から第1入力ポート41に入力される指令圧PSLがスプリングの付勢力を上回ると、スプール弁子48が押し下げられて、リレーバルブ31がON状態(図3および図4の状態)となる。リレーバルブ31のON状態では、レギュレータバルブ35からの供給圧Paが、第3入力ポート46および係合ポート45を介して係合側油室19に供給されるとともに、解放ポート43と解放側油室21とが連通する。
一方、SLソレノイドバルブ33から第1入力ポート41に入力される指令圧PSLが第1スプリングの付勢力以下になると、スプール弁子48が押し上げられて、リレーバルブ31がOFF状態(図5の状態)となる。リレーバルブ31のOFF状態では、レギュレータバルブ35からの供給圧Paが、第3入力ポート46および解放ポート47を介して解放側油室21に供給されるとともに、係合側油室19の作動油が係合ポート45および排出ポート44を介して排出される。
SLUソレノイドバルブ34は、ECU10から出力されるロックアップクラッチ制御信号に基づいて指令圧PSLUを出力する。
コントロールバルブ32は、係合状態(リレーバルブ31のON状態)において解放側油室21に供給される出力圧を調整することで、ロックアップクラッチ9をスリップ係合状態または完全係合状態に切り替えるものであり、SLUソレノイドバルブ34から供給された指令圧PSLUと第2スプリング(図示せず)の付勢力とにより制御される。
より詳しくは、コントロールバルブ32は、SLUソレノイドバルブ34からの指令圧PSLUが入力される第1入力ポート51と、レギュレータバルブ35から供給圧Paが供給される第2入力ポート52と、リレーバルブ31の第2入力ポート42と接続される制御ポート53と、排出油路(図示せず)に作動油を排出する排出ポート54と、を有している。これらのポートの連通と遮断とを切り替えるスプール弁子55は、第2スプリングにより第1入力ポート51側に付勢されている。
リレーバルブ31のON状態において、SLUソレノイドバルブ34から第1入力ポート51に入力される指令圧PSLUがスプリングの付勢力以下の場合には、スプール弁子55が押し下げられて、レギュレータバルブ35からの供給圧Paが、第2入力ポート52、制御ポート53、第2入力ポート42および解放ポート43を介して解放側油室21に供給される。この状態から、第1入力ポート51に入力される指令圧PSLUが大きくなるに連れて、図3に示すように、スプール弁子55が徐々に押し上げられて、第2入力ポート52が徐々に塞がれ、解放側油室21に供給される出力圧(供給圧Pa)が減少する。
そうして、第1入力ポート51に入力される指令圧PSLUが最大値になると、図4に示すように、スプール弁子48が押し上げられて、第2入力ポート52が塞がれるとともに、制御ポート53と排出ポート54とが連通する。
レギュレータバルブ35は、油圧発生機構36からのライン圧PLを元圧として、係合側油室19および解放側油室21へ供給される供給圧Paを、SLUソレノイドバルブ34から出力される指令圧PSLUに応じて調圧する。具体的には、レギュレータバルブ35は、ロックアップクラッチ9のスリップ係合状態において、指令圧PSLUが大きくなるのに応じて供給圧Paを大きく調圧するとともに、ロックアップクラッチ9の完全係合状態において、指令圧PSLUが最大値になると、供給圧Paを最大値に調圧する。また、ロックアップクラッチ9の解放状態においては、コントロールバルブ32を制御する必要がないので、基本的に指令圧PSLUが0(MPa)に設定されるのに応じて、レギュレータバルブ35は供給圧Paを最小値に調圧する。
以上のように構成された油圧制御回路30では、ロックアップクラッチ9をスリップ係合状態とする場合には、ECU10から出力されるロックアップクラッチ制御信号に基づいて、SLソレノイドバルブ33の指令圧PSLおよびSLUソレノイドバルブ34の指令圧PSLUが大きくなるように制御される。指令圧PSLが第1スプリングの付勢力を上回ると、リレーバルブ31のスプール弁子48が押し下げられて、リレーバルブ31がON状態となる。レギュレータバルブ35からの供給圧Paは、図3に示すように、リレーバルブ31の第3入力ポート46および係合ポート45を介して係合側油室19に供給される。また、レギュレータバルブ35からの供給圧Paは、コントロールバルブ32の第2入力ポート52および制御ポート53を通った後、リレーバルブ31の第2入力ポート42および解放ポート43を介して解放側油室21にも供給される。このように、係合側油室19および解放側油室21には共に供給圧Paが供給されるため差圧ΔPが生じないが、指令圧PSLUが大きくなるにつれて、コントロールバルブ32のスプール弁子55が押し上げられ、解放側油室21に供給される供給圧Paが減少することから、差圧ΔPが零以上となりロックアップクラッチ9が半係合する。このとき、レギュレータバルブ35は、指令圧PSLUが大きくなるのに応じて供給圧Paを大きく調圧することから、ロックアップクラッチ9を速やかにスリップ係合状態にすることができる。
次いで、ロックアップクラッチ9を完全係合状態とする場合には、ECU10から出力されるロックアップクラッチ制御信号に基づいて、SLUソレノイドバルブ34の指令圧PSLUが最大値に制御される。指令圧PSLUが最大値になると、コントロールバルブ32のスプール弁子55が押し上げられ、第2入力ポート52が塞がれるとともに、制御ポート53と排出ポート54とが連通する。レギュレータバルブ35からの供給圧Paは、図4に示すように、リレーバルブ31の第3入力ポート46および係合ポート45を介して係合側油室19には供給されるが、第2入力ポート52が塞がれるため、解放側油室21には供給されない。解放側油室21の作動油は、リレーバルブ31の解放ポート43および第2入力ポート42を通った後、コントロールバルブ32の制御ポート53および排出ポート54を介して排出される。これにより、差圧ΔPが最大値となりロックアップクラッチ9が完全係合する。このとき、レギュレータバルブ35は、指令圧PSLUが最大値になるのに応じて供給圧Paを最大値に調圧することから、ロックアップクラッチ9を速やかに完全係合状態にすることができる。
一方、ロックアップクラッチ9を解放状態とする場合には、ECU10から出力されるロックアップクラッチ制御信号に基づいて、SLソレノイドバルブ33の指令圧PSLが小さくなるように制御されるとともに、SLUソレノイドバルブ34の指令圧PSLUが0(MPa)に制御される。指令圧PSLが第1スプリングの付勢力以下になると、リレーバルブ31のスプール弁子48が押し上げられて、リレーバルブ31がOFF状態となる。レギュレータバルブ35からの供給圧Paは、図5に示すように、リレーバルブ31の第3入力ポート46および解放ポート47を介して解放側油室21に供給されるが、係合側油室19には供給されず、係合側油室19の作動油は、係合ポート45および排出ポート44を介して排出される。これにより、差圧ΔPが負となりロックアップクラッチ9が解放される。このとき、レギュレータバルブ35は、指令圧PSLUが0(MPa)に設定されるのに応じて、供給圧Paを最小値に調圧することから、オイルポンプ24損失を低減することができる。
−急制動時のロックアップクラッチ制御−
以上のように、本実施形態の油圧制御回路30では、SLUソレノイドバルブ34からコントロールバルブ32への指令圧PSLUに応じて、換言すると、ロックアップクラッチ9の係合に必要な油圧に応じて供給圧Paを調圧することから、オイルポンプ24損失を低減することが可能となり、これにより、燃費向上を図ることができる。
もっとも、燃費向上を図るために、ロックアップクラッチ9を解放状態とする場合に、常にSLUソレノイドバルブ34の指令圧PSLUを0(MPa)に制御する構成を採用すると、以下のような問題が生じ得る。
図8は、急制動時における、エンジン回転数Neとタービン回転数Ntとの関係、および、係合油圧Ponと解放油圧Poffとの関係を模式的に示すタイミングチャートである。なお、図8の上段において、実線はエンジン回転数Neを、破線はタービン回転数Ntをそれぞれ示し、また、図8の下段において、破線は係合油圧Ponを、二点鎖線は解放油圧Poffを、実線は差圧ΔPをそれぞれ示している。
ロックアップクラッチ9の完全係合状態で、図8の上段に示すように、時刻t1において急制動が発生すると、自動変速機5が駆動輪7と機械的に連結されているため、駆動輪7の回転低下に伴ってタービン回転数Ntが低下するとともに、エンジン2も駆動輪7と機械的に連結されているため、駆動輪7の回転低下に伴ってエンジン回転数Neも低下することになる。
かかるエンジン回転数Neの低下を抑えるべく、速やかにロックアップクラッチ9を解放させるために、時刻t2において、リレーバルブ31をOFF状態にするとともにSLUソレノイドバルブ34の指令圧PSLUを0(MPa)に制御する。すると、図8の下段に示すように、係合側油室19の作動油が排出ポート44を介して排出されるため、係合油圧Ponが低下するが、指令圧PSLUを0(MPa)に制御するため、解放油圧Poffも低下する。それ故、係合油圧Ponと解放油圧Poffとの差圧ΔPが生じず、係合側油室19からの作動油の排出速度は管路抵抗に依存することになるため、ロックアップクラッチ9の解放特性が低下し、エンストが生じるおそれがある。
そこで、本実施形態の油圧制御回路30では、車両1の急制動時に、リレーバルブ31を係合側油室19から油圧を排出する側へ(OFF状態に)切り替えるとともに、解放側油室21へ供給される供給圧Paによって、ロックアップクラッチ9を解放する差圧ΔPが発生し易くなるように、指令圧PSLUを所定値α以上にするようにしている。以下、この点について詳述する。
先ず、ECU10は、マスターシリンダー圧センサ14の検出信号からブレーキペダル8の踏み込みを確認すると、(1)エンジン回転数センサ11によって検出されるエンジン回転数Neの低下勾配、(2)現在のエンジン回転数Neとエンジン回転数低下勾配とに基づいて予測される到達点(最低エンジン回転数)、(3)出力軸回転数センサ13によって検出される出力軸回転数の変化量、(4)タービン回転数センサ12によって検出されるタービン回転数Ntの変化量および(5)ブレーキマスターシリンダー圧のいずれか1つ、または、これら(1)〜(5)のうちの2つ以上の組み合わせに基づいて、ブレーキ制動が急制動であるか否かを判定する。
ブレーキ制動が急制動に該当すれば、ECU10は、SLソレノイドバルブ33の指令圧PSLが第1スプリングの付勢力以下になるように、SLソレノイドバルブ33にロックアップクラッチ制御信号を出力して、リレーバルブ31をOFF状態に切り替える。
次いで、ECU10は、SLUソレノイドバルブ34から出力される指令圧PSLUが所定値α以上であるか否かを判定する。ここで、所定値αとは、レギュレータバルブ35からの供給圧Paを所定供給圧Pαとする指令圧である。そして、所定供給圧Pαとは、解放側油室21へ供給されることによって、ロックアップクラッチ9を解放する差圧ΔPを速やかに発生させて、エンストが生じるようなエンジン回転数Neの低下を抑える油圧、換言すると、耐エンスト性確保に必要な油圧である。なお、所定供給圧Pαは高く設定する程よいとも思われるが、無段変速機では停車後の再発進に備えて、停車の際に変速比を最ロー(最大変速比)に戻す必要があり、それ故、可変プーリのV溝幅を変化させるための油圧が必要となる。このため、所定供給圧Pαは、耐エンスト性確保に必要な範囲で、車両減速度に応じて、停車までに変速比を最ローに戻すのに必要な油圧収支を考慮して決定され、かかる所定供給圧Pαに応じて、所定値αも決定される。
ECU10は、指令圧PSLUが所定値α以上であれば、その指令圧PSLUを保持する一方、指令圧PSLUが所定値α未満であれば、指令圧PSLUを所定値αまで昇圧させるように、SLUソレノイドバルブ34にロックアップクラッチ制御信号を出力する。これにより、係合油圧Ponと解放油圧Poffとに差圧ΔPが生じ、係合側油室19からの作動油の排出が促されて、ロックアップクラッチ9が解放されるので、エンジン2と駆動輪7との機械的な連結が解かれ、駆動輪7の回転低下に伴う、エンストが生じるようなエンジン回転数Neの低下が抑制される。
そうして、ECU10は、指令圧PSLUが所定値α以上である状態を所定時間βだけ保持した後は、速やかに指令圧PSLUを0(MPa)に制御して、油圧収支を確保する。ここで、所定時間βとは、係合側油室19と排出ポート44とが連通し、且つ、所定供給圧Pαが解放側油室21へ供給された状態で、ロックアップクラッチ9が解放されるまでに必要な時間であり、ロックアップクラッチ9の解放特性等から決まる値である。
なお、所定値αおよび所定時間βは、例えば、予め実験やシミュレーションによって求めマップ化してROM等に記憶しておき、このマップを用いてSLUソレノイドバルブ34を制御するのが好ましい。
−フローチャート−
次に、ECU10が実行する急制動時のロックアップクラッチ制御の手順を図6のフローチャートに沿って説明する。なお、図6のフローチャートでは、ロックアップクラッチ9の完全係合状態からブレーキ制動が行われた場合について説明する。
先ず、ステップS1で運転者によるブレーキペダル8の踏み込み等によりブレーキ制動が行われると、次のステップS2において、ECU10が、かかるブレーキ制動が急制動に該当するか否かを判定する。具体的には、ECU10が、(1)エンジン回転数Neの低下勾配、(2)予測される最低エンジン回転数、(3)出力軸回転数の変化量、(4)タービン回転数Ntの変化量および(5)ブレーキマスターシリンダー圧のいずれか1つ、または、これら(1)〜(5)のうちの2つ以上の組み合わせに基づいて、急制動であるか否かを判定する。このステップS2での判定がNOの場合には、本発明が適用される場面ではないので、そのままENDする。一方、このステップS2での判定がYESの場合には、ステップS3へ進み、ECU10が、SLソレノイドバルブ33の指令圧PSLが第1スプリングの付勢力以下になるように、SLソレノイドバルブ33にロックアップクラッチ制御信号を出力し、リレーバルブ31をOFF状態に切り替えた後、ステップS4へ進む。
次のステップS4では、ECU10が、SLUソレノイドバルブ34の指令圧PSLUが所定値α以上であるか否かを判定する。このステップS4での判定がYESの場合には、ステップS5へ進み、ECU10が、所定値α以上である指令圧PSLUを維持し、その後ステップS7へ進む。一方、このステップS4での判定がNOの場合には、ステップS6へ進み、ECU10が、指令圧PSLUを所定値αまで昇圧させた後、ステップS7へ進む。
次のステップS7では、ECU10が、タイマのカウントアップを開始する。次のステップS8では、ECU10が、タイマのカウントが所定時間β以上になったか否かを判定する。このステップS8での判定がYESの場合、換言すると、指令圧PSLUが所定値α以上である状態が所定時間β以上継続された場合には、ロックアップクラッチ9の解放が完了しているので、ステップS9へ進む。一方、このステップS8での判定がNOの場合には、ロックアップクラッチ9の解放が完了していないので、タイマのカウントが所定時間β以上になるまでステップS8の判定が繰り返される。次のステップS9では、ECU10が、速やかに指令圧PSLUを0(MPa)に制御して、油圧収支を確保する。
−タイミングチャート−
次に、ECU10が実行する急制動時のロックアップクラッチ制御について、図7に示すタイミングチャートを用いて説明する。なお、図7の上段において、実線は本実施形態のエンジン回転数Neを、二点鎖線はその他の実施形態のエンジン回転数Neを、破線はタービン回転数Ntをそれぞれ示し、また、図7の下段において、実線は本実施形態の指令圧PSLUを、二点鎖線はその他の実施形態の指令圧PSLUをそれぞれ示している。
ロックアップクラッチ9の完全係合状態で、図7の上段に示すように、時刻t1において急制動が発生すると、自動変速機5が駆動輪7と機械的に連結されているため、駆動輪7の回転低下に伴ってタービン回転数Ntが低下する。
これに対し、図7の下段に示すように、時刻t2において、リレーバルブ31をOFF状態にするとともにSLUソレノイドバルブ34の指令圧PSLUを所定値α以上に維持することから、係合油圧Ponと解放油圧Poffとの差圧ΔPが速やかに生じ、図7の上段の実線で示すように、駆動輪7の回転低下に伴う、エンストが生じるようなエンジン回転数Neの低下が抑えられることになる。
そうして、時刻t2から所定時間β経過した時刻t3において、速やかに指令圧PSLUを0(MPa)にすることで、油圧収支が確保される。
(その他の実施形態)
本発明は、実施形態に限定されず、その精神または主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
上記実施形態では、自動変速機5としてベルト式無段変速機を用いたが、これに限らず、自動変速機5は変速比(ギヤ段)を設定する遊星歯車式変速機でもよい。
また、上記実施形態では、指令圧PSLUが所定値α以上であれば、その指令圧PSLUを保持するようにしたが、これに限らず、例えば、図7の下段の二点鎖線で示すように、指令圧PSLUが所定値α以上であれば、指令圧PSLUを所定値αまで降圧するようにしてもよい。この場合にも、所定値αは耐エンスト性確保に必要な所定供給圧Pαを発生させるような値に設定されていることから、図7の上段の二点鎖線で示すように、駆動輪7の回転低下に伴う、エンストが生じるようなエンジン回転数Neの低下が抑えられるとともに、指令圧PSLUを必要最小限に抑えることで、オイルポンプ24損失の低減による燃費向上をより一層図ることができる。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明によると、オイルポンプ損失の低減によって燃費向上を図りつつ、急制動時における耐エンスト性を向上させることができるので、ロックアップクラッチを備えた動力伝達装置の制御装置に適用して極めて有益である。
1 車両
3 動力伝達装置
9 ロックアップクラッチ
10 ECU(制御装置)
19 係合側油室
21 解放側油室
24 オイルポンプ
31 リレーバルブ
32 コントロールバルブ
34 SLUソレノイドバルブ
35 レギュレータバルブ
SLU 指令圧
L ライン圧
Pa 供給圧
α 所定値
ΔP 差圧

Claims (1)

  1. 係合側油室内の油圧と解放側油室内の油圧との差圧に基づいて係合または解放されるロックアップクラッチと、
    上記係合側油室への油圧の供給と上記係合側油室からの油圧の排出とを切り替えるリレーバルブと、
    上記ロックアップクラッチの係合力を制御するコントロールバルブへ指令圧を出力するソレノイドバルブと、
    オイルポンプからの油圧を調圧したライン圧を元圧とする、上記係合側および解放側油室へ供給される供給圧を、上記指令圧に応じて調圧するレギュレータバルブと、
    を備えた動力伝達装置の制御装置であって、
    車両の急制動時に、上記リレーバルブを係合側油室から油圧を排出する側へ切り替えるとともに、上記解放側油室へ供給される供給圧によって、上記ロックアップクラッチを解放する差圧が発生し易くなるように、上記指令圧を所定値以上にすることを特徴とする動力伝達装置の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108104016A (zh) * 2017-11-14 2018-06-01 福建龙马环卫装备股份有限公司 一种洗扫车平台化控制系统及洗扫车

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