JP2017186257A - 保湿剤用架橋重合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保湿剤として単独で使用した場合であっても優れた保湿効果を発揮し、特に低湿度下でも保湿性の維持に優れる、ヒアルロン酸Naより安価な化合物を提供する。【解決手段】 ラクタム構造を有する不飽和単量体(A)由来の構造単位(a)を有することを特徴とする保湿剤用架橋重合体。【選択図】なし

Description

本発明は、保湿剤用架橋重合体に関する。より詳しくは、皮膚化粧料、皮膚外用剤及び頭髪化粧料等に有用な保湿剤用架橋重合体に関する。
化粧品には皮膚の乾燥を防ぐために保湿剤が配合されており、従来の保湿剤としてはグリセリンや1,3−ブタンジオールなどの多価アルコールや、ヒアルロン酸Na等が知られている。
また、高分子が液体の表面に被膜を形成することにより水分の蒸発を抑制する、被膜形成型高分子型保湿剤等も開発され、例えば特許文献1には、アミド基を含有する特定の単位構造を有する親水性高分子が開示されている。また、特許文献2には、特定の構造単位を有し、重量平均分子量(Mw)が5,000〜150,000であり、温度30℃、相対湿度60%における当該ポリマーの50質量%水溶液の6時間放置後の質量減少率が25質量%以下である化粧料又は皮膚外用剤用水溶性(メタ)アクリルアミドポリマーが開示されている。更に特許文献3には、(A)ビニルピロリドンを構成単位として含む共重合体からなる両親媒性高分子化合物と、(B)ビワ葉エキスをエキス純分(B’)として0.001〜0.02質量%と、(C)ダイズエキスとを含有してなり、(C)ダイズエキスのエキス純分(C’)としたとき、(A)/[(B’)+(C’)]で表される、前記(A)、(B’)及び(C’)の含有質量比が1〜1000である化粧料が開示されている。
特開2011−213903号公報 特開2010−196048号公報 国際公開第13/054760号
上述のとおり、種々の保湿剤が開発されている。しかしながら、従来のグリセリンや1,3−ブタンジオールなどの多価アルコールといった保湿剤は低湿度下では吸湿性が不足し、保湿性を充分に維持することができず、更に高湿度下では吸湿性が高すぎるために、べたつきが生じてしまうという課題があった。また、ヒアルロン酸Naは非常に高価であり、超高分子量のため系全体が増粘することから配合量に制限があるといった課題があった。
更に、特許文献1及び2に記載の保湿剤は、保湿性に乏しく、特に低湿度下における保湿性において改善の余地があった。また、特許文献3に記載の保湿剤は、ビワ葉エキスやダイズエキスと高分子型保湿剤とを併用することにより保湿効果を持続させるものであった。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、保湿剤として単独で使用した場合であっても優れた保湿効果を発揮し、特に低湿度下でも保湿性の維持に優れる、ヒアルロン酸Naより安価な化合物を提供することを目的とする。
本発明者は、保湿性能に優れた化合物について種々検討したところ、ラクタム構造を有する不飽和単量体由来の構造単位を有する架橋重合体が、優れた保湿効果を発揮することを見いだし、上記課題をみごとに解決することができることに想到し、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、ラクタム構造を有する不飽和単量体(A)由来の構造単位(a)を有する保湿剤用架橋重合体である。
以下に本発明を詳述する。
なお、以下において記載する本発明の個々の好ましい形態を2つ以上組み合わせたものもまた、本発明の好ましい形態である。
本発明の保湿剤用架橋重合体(以下、単に架橋重合体ともいう。)は、ラクタム構造を有する不飽和単量体(A)由来の構造単位(a)を有している。
また、本発明の架橋重合体の架橋構造は、
1)2個以上のエチレン性不飽和炭化水素基を有する単量体を含む単量体成分を重合することにより、上記単量体が有する2個以上のエチレン性不飽和炭化水素基が重合反応に使用され、分岐が生じることにより形成されてもよく、
2)架橋剤と縮合反応可能な反応性官能基を有する不飽和単量体を2個以上含む単量体成分を重合させた場合に、得られた重合体における2個以上の反応性官能基に架橋剤を反応させて形成されてもよい。
上記反応性官能基としては、特に制限されないが、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキシル基等が挙げられる。
上記架橋剤としては、上記反応性官能基と反応することができる官能基を複数有するものであれば特に制限されないが、ポリイソシアネート等が挙げられる。
上記不飽和単量体(A)及び/又は後述する不飽和単量体(A)以外の不飽和単量体(B)が2個以上のエチレン性不飽和炭化水素基を有する場合、上記1)により架橋構造を形成することができる。
また、上記不飽和単量体(A)及び/又は不飽和単量体(B)が反応性官能基を有する場合、上記2)により形成される架橋構造の種類は、架橋剤が反応する不飽和単量体の組み合わせによって変わるが、不飽和単量体(A)由来の構造単位(a)−架橋剤−構造単位(a)、構造単位(a)−架橋剤−不飽和単量体(B)由来の構造単位(b)、又は、構造単位(b)−架橋剤−構造単位(b)の構造が挙げられる。
上記架橋重合体は、架橋構造を有していることにより、架橋構造を有しないものよりも水を架橋重合体の粒子内に強く閉じ込めるため、保水性に優れる。また、本発明の架橋重合体は、上記構造を有することにより、油とのなじみがよく、親油的な皮膚表面に保持されやすいことから、皮膚表面における保湿効果にも優れる。さらに、上記架橋重合体は、水を取り込み膨潤するために、透明性が高く、透明性が要求される用途にも好適に使用することができる。また、本発明の架橋重合体は、上記の構造を有することにより、高湿度下における吸湿性が小さいため、化粧品等に用いた場合に高湿度下でのべたつきを抑制することができる。
上記ラクタム構造を有する不飽和単量体(A)は、ラクタム環とエチレン性不飽和炭化水素基とを少なくとも1つ有する単量体である。
不飽和単量体(A)が、2個以上のエチレン性不飽和炭化水素基を有するものであれば、上記1)により、本発明の架橋重合体の架橋構造を形成することができる。
上記不飽和単量体(A)は、下記式(1);
Figure 2017186257
(式中、R、R、R、Rは、同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜10のアルキル基若しくは−COORで表される基を表す。Rは、水素原子、一価の金属原子、二価の金属原子、三価の金属原子、第4級アンモニウム塩基、又は、置換基として水酸基、アルコキシ基、(ポリ)オキシアルキレン基、オキソ基含有基、ハロゲン原子、エポキシ基及びカルボニル基からなる群より選択される少なくとも1種を有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基を表す。xは、0〜5の整数を表す。yは、1〜3の整数を表す。)で表される構造であることが好ましい。
上記R〜Rにおけるアルキル基の炭素数としては、1〜5が好ましく、より好ましくは1〜3である。上記アルキル基として更に好ましくはメチル基、エチル基であり、特に好ましくはメチル基である。
、Rとしては水素原子であることが好ましい。Rとしては、水素原子、又は、下記式(4)で表される基であることが好ましい。Rとしては水素原子又はメチル基であることが好ましく、より好ましくは水素原子である。
xとしては、0〜4の整数であることが好ましく、より好ましくは0〜3の整数であり、最も好ましくは0である。
yとしては、1又は2であることが好ましく、より好ましくは1である。
上記式(1)で表される化合物としては、例えば、N−ビニルピロリドン、N−ビニル−5−メチルピロリドン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルカプロラクタム、1−(2−プロペニル)−2−ピロリドン、下記式(2);
Figure 2017186257
(式中、Rは、水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表す。)で表される化合物等が挙げられ、1種又は2種以上を用いることができる。ラクタム構造を有する不飽和単量体としては、ピロリドン環を有する不飽和単量体が好ましく、より好ましくはN−ビニルピロリドンである。
本発明の架橋重合体は、更に、不飽和単量体(A)以外のその他の不飽和単量体(B)由来の構造単位(b)を有することが好ましい。
上記不飽和単量体(A)以外のその他の不飽和単量体(B)としては、エチレン性不飽和炭化水素基を少なくとも1つ有し、ラクタム構造を有しない限り特に制限されないが、アリール基、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基及びエーテル基からなる群より選択される少なくとも1種の基を有する不飽和単量体等が挙げられる。
上記アリール基、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基及びエーテル基からなる群より選択される少なくとも1種の基を有する不飽和単量体は、これらの官能基を少なくとも1種有していればよく、2種以上有していてもよい。
上記アリール基を有する不飽和単量体は、アリール基とエチレン性不飽和炭化水素基とを有する単量体であり、これらを有している限り特に制限されず、アリール基以外のその他の置換基を有していてもよい。その他の置換基としては、例えばメチル基、エチル基等の炭素数1〜10のアルキル基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子及びアルデヒド基等のカルボニル基等が挙げられる。
アリール基を有する不飽和単量体としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、2−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、tert−ブチルスチレン、クロロスチレン等が挙げられる。
アリール基を有する不飽和単量体として好ましくはスチレンである。
本発明の架橋重合体が構造単位(b)としてアリール基を有する不飽和単量体由来の構造単位を有する場合、架橋重合体の親油性がより向上し、架橋重合体が親油的な皮膚表面により保持されやすくなり、皮膚表面における保湿効果がより向上する。
上記ヒドロキシル基を有する不飽和単量体は、ヒドロキシル基(水酸基)とエチレン性不飽和炭化水素基とを有する単量体であり、これらを有している限り特に制限されず、ヒドロキシル基以外のその他の置換基を有していてもよい。その他の置換基としては特に制限されないが、上述の炭素数1〜10のアルキル基、ハロゲン原子、カルボニル基に加えて、メトキシ基、エトキシ基等の炭素数1〜10のアルコキシ基;オキシエチレン基等のアルキレン基の炭素数が1〜5であって、繰り返し数が1〜200の(ポリ)オキシアルキレン基;スルホン酸基、リン酸基等のオキソ基含有基;炭素数2〜8の環状エーテル含有基等が挙げられる。
ヒドロキシル基を有する不飽和単量体としては、例えば、ビニルアルコール、アリルアルコール、イソプレニルアルコール等の不飽和アルコール;α−ヒドロキシアクリル酸等の水酸基含有不飽和カルボン酸;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリレート;1−アリロキシ−3−ブトキシプロパン−2−オール等のエポキシ基を有する不飽和単量体とアルコールとの付加反応物等が挙げられる。
上記エポキシ基を有する不飽和単量体としては特に制限されないが、例えば、アリルグリシジルエーテル等が挙げられる。上記アルコールとしては特に制限されないが、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等が挙げられる。
ヒドロキシル基を有する不飽和単量体として好ましくは水酸基含有(メタ)アクリレート、エポキシ基を有する不飽和単量体とアルコールとの付加反応物であり、より好ましくは、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、1−アリロキシ−3−ブトキシプロパン−2−オールである。
上記エーテル基を有する不飽和単量体は、エーテル基とエチレン性不飽和炭化水素基とを有する単量体であり、これらを有している限り特に制限されず、エーテル基以外のその他の置換基を有していてもよい。その他の置換基としては特に制限されず、アリール基を有する不飽和単量体及びヒドロキシル基を有する不飽和単量体において述べたその他の置換基に加えてヒドロキシル基等が挙げられる。
エーテル基を有する不飽和単量体としては、例えば(メタ)アリルアルコール、イソプレノール等の不飽和アルコールとアルキレンオキシドとの付加反応物及びこれらの末端疎水変性物;アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基を有する不飽和単量体;1−アリロキシ−3−ブトキシプロパン−2−オール等のエポキシ基を有する不飽和単量体とアルコールとの付加反応物; 等が挙げられる。
エーテル基を有する不飽和単量体として好ましくは1−アリロキシ−3−ブトキシプロパン−2−オール、イソプレノール等の不飽和アルコールとアルキレンオキシドとの付加反応物である。
上記カルボキシル基若しくはその塩の基を有する不飽和単量体は、カルボキシル基若しくはその塩の基とエチレン性不飽和炭化水素基とを有する単量体であり、これらを有している限り特に制限されず、カルボキシル基若しくはその塩の基以外のその他の置換基を有していてもよい。その他の置換基としては特に制限されず、アリール基を有する不飽和単量体、ヒドロキシル基を有する不飽和単量体及びエーテル基を有する不飽和単量体のその他の置換基において述べたとおりである。
カルボキシル基若しくはその塩の基を有する不飽和単量体としては、例えば(メタ)アクリル酸、クロトン酸、α−ヒドロキシ(メタ)アクリル酸等の不飽和モノカルボン酸及びこれらの塩;マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸、フマル酸等の不飽和ジカルボン酸、これらの塩、及び、これらの無水物;これらの不飽和ジカルボン酸系単量体と炭素数1〜22のアルコールとのハーフエステル等が挙げられる。
上記塩としては、特に制限されないが、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩;アルミニウム、鉄等の三価の金属塩;第4級アンモニウム塩等が挙げられる。上記塩として好ましくはアルカリ金属塩である。
上記第4級アンモニウム塩を構成する第4級アンモニウム塩基としては、特に制限されないが、下記式(3);
Figure 2017186257
(式中、Rは、同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。)で表される基であることが好ましい。
上記カルボン酸エステル基を有する不飽和単量体は、カルボン酸エステル基とエチレン性不飽和炭化水素基とを有する単量体であり、これらを有している限り特に制限されず、カルボン酸エステル基以外のその他の置換基を有していてもよい。その他の置換基としては特に制限されず、アリール基を有する不飽和単量体、ヒドロキシル基を有する不飽和単量体及びエーテル基を有する不飽和単量体のその他の置換基において述べたとおりである。
上記カルボン酸エステル基を有する不飽和単量体としては、特に制限されないが、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、n−ラウリル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート;シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート等のシクロアルキル(メタ)アクリレート;マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸、フマル酸等の不飽和ジカルボン酸系単量体とアルコールとのハーフエステル及びジエステル;
α−ヒドロキシメチルアクリレート、α−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリレート;エチレングリコール(メタ)アクリレート、エチレングリコールメトキシ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールメトキシ(メタ)アクリレート等の(ジ)エチレングリコール(メトキシ)(メタ)アクリレート、アルコキシポリエチレングリコールメタクリレート等のアルコキシポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート;スルホプロピル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルオキシエチルホスフェート等のオキソ基含有(メタ)アクリレート;トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレート等のフルオロ基含有アルキル(メタ)アクリレート;グリシジル(メタ)アクリレート、α−メチルグリシジル(メタ)アクリレート、グリシジルアリルエーテル等のエポキシ基含有(メタ)アクリレート;アセトニル(メタ)アクリレート、ジアセトン(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートアセチルアセテート、ブタンジオール−1,4−アクリレートアセチルアセテート、2−(アセトアセトキシ)エチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルオキシアルキルプロペナール等のカルボニル基含有(メタ)アクリレート;N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等のアミノ基含有(メタ)アクリレート;酢酸ビニル等の不飽和アルコールとカルボン酸とのエステル;等が挙げられる。
上記カルボン酸エステル基を有する不飽和単量体としては、上述の化合物の中でも、アルキル(メタ)アクリレート;シクロアルキル(メタ)アクリレート;水酸基含有(メタ)アクリレート;不飽和ジカルボン酸系単量体とアルコールとのハーフエステル及びジエステル;アルコキシポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート;オキソ基含有(メタ)アクリレート;エポキシ基含有(メタ)アクリレート;カルボニル基含有(メタ)アクリレートが好ましい。上記カルボン酸エステル基を有する不飽和単量体としてより好ましくは炭素数1〜30のアルキル(メタ)アクリレート;不飽和ジカルボン酸系単量体とアルコールとのハーフエステル及びジエステル; である。
上記カルボン酸エステル基としては、下記式(4);
Figure 2017186257
(式中、Rは、置換基として水酸基、アルコキシ基、(ポリ)オキシアルキレン基、オキソ基含有基、ハロゲン原子、エポキシ基及びカルボニル基からなる群より選択される少なくとも1種を有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基を表す。)で表される基であることが好ましい。
上記式(4)で表される基のRにおける炭素数1〜30の炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ヘキシル基、 等の炭素数1〜30のアルキル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の炭素数3〜30のシクロアルキル基等;フェニル基、ベンジル基、トリル基、o−キシリル基等の炭素数6〜30の芳香族炭化水素基が挙げられる。炭素数1〜30の炭化水素基としては炭素数1〜30のアルキル基であることが好ましい。より好ましくは炭素数1〜20のアルキル基であり、更に好ましくは炭素数1〜12のアルキル基である。
上記式(4)のRにおける炭素数1〜30の炭化水素基は、置換基として水酸基、アルコキシ基、(ポリ)オキシアルキレン基、オキソ基含有基、ハロゲン原子、エポキシ基及びカルボニル基からなる群より選択される少なくとも1種を有していてもよい。なお、上記炭化水素基の炭素数には、置換基を構成する炭素原子の数は含まれないものとする。
上記アルコキシ基、(ポリ)オキシアルキレン基、オキソ基含有基、ハロゲン原子、エポキシ基及びカルボニル基の具体例は、アリール基を有する不飽和単量体及びヒドロキシル基を有する不飽和単量体のその他の置換基において述べたとおりである。
上記式(4)で表される基を有する不飽和単量体としては、下記式(5);
Figure 2017186257
(式中、R、R10、R11は、同一又は異なって、水素原子、水酸基、炭素数1〜10のアルキル基、−(CH)zCOOR13を表す。wは0〜2の整数を表す。zは0〜2の整数を表す。R12は置換基として水酸基、アルコキシ基、(ポリ)オキシアルキレン基、オキソ基含有基、ハロゲン原子、エポキシ基及びカルボニル基からなる群より選択される少なくとも1種を有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基を表す。R13は、水素原子、一価の金属原子、二価の金属原子、三価の金属原子、第4級アンモニウム塩基、又は、置換基として水酸基、アルコキシ基、(ポリ)オキシアルキレン基、オキソ基含有基、ハロゲン原子、エポキシ基及びカルボニル基からなる群より選択される少なくとも1種を有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基を表す。)で表される単量体であることが好ましい。
上記式(5)におけるR〜R11の炭素数1〜10のアルキル基は、上述の式(1)におけるR〜Rの炭素数1〜10のアルキル基と同様である。
上記R及びR10としては水素原子であることが好ましい。R11としては水素原子、水酸基又はメチル基であることが好ましく、より好ましくは水素原子又はメチル基である。
wは、0又は1であることが好ましく、より好ましくは0である。
上記R12、R13における置換基として水酸基、アルコキシ基、(ポリ)オキシアルキレン基、オキソ基含有基、ハロゲン原子、エポキシ基及びカルボニル基からなる群より選択される少なくとも1種を有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基は、上記式(4)におけるRと同様である。
上記式(4)で表される基を有する不飽和単量体としてより好ましくは、下記式(6);
Figure 2017186257
(式中、R14は水素原子又はメチル基を表す。R15は置換基として水酸基、アルコキシ基、(ポリ)オキシアルキレン基、オキソ基含有基、ハロゲン原子、エポキシ基及びカルボニル基からなる群より選択される少なくとも1種を有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基を表す。)で表される単量体である。置換基として水酸基、アルコキシ基、(ポリ)オキシアルキレン基、オキソ基含有基、ハロゲン原子、エポキシ基及びカルボニル基からなる群より選択される少なくとも1種を有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基は、上記Rにおいて述べたとおりである。
上記不飽和単量体(B)は、エチレン性不飽和炭化水素基を有し、ラクタム構造を有しないものであればよいが、不飽和単量体(B)が(ポリ)オキシアルキレン基を有する場合、不飽和単量体(B)は、炭素数3〜200の化合物であることが好ましい。より好ましくは、炭素数7〜200の化合物であり、更に好ましくは、炭素数7〜100の化合物である。
また、(ポリ)オキシアルキレン基を有する不飽和単量体は、オキシアルキレン基を構成するアルキレン基の炭素数が1〜5であって、オキシアルキレン基の繰り返し数が1〜200であり、(ポリ)オキシアルキレン基以外の構造における炭素数が1〜5であることが好ましい。上記アルキレン基の炭素数としてより好ましくは1〜4であり、更に好ましくは1〜3である。上記オキシアルキレン基の繰り返し数としてより好ましくは1〜90であり、更に好ましくは1〜80である。
また上記不飽和単量体(B)が(ポリ)オキシアルキレン基を有しない場合、不飽和単量体(B)は、炭素数2〜50の化合物であることが好ましい。より好ましくは、炭素数2 〜40の化合物であり、更に好ましくは、炭素数2〜30の化合物である。
不飽和単量体(B)は、上記のものの中でもアリール基、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基及びエーテル基からなる群より選択される少なくとも1種の基を有する不飽和単量体(B−1)を含むことが好ましい。すなわち、本発明の架橋重合体は、構造単位(b)としてアリール基、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基及びエーテル基からなる群より選択される少なくとも1種の基を有する不飽和単量体(B−1)由来の構造単位(b−1)を有するものであることが好ましい。本発明の架橋重合体が、このような単量体由来の構造単位を有することにより、架橋重合体の親水性及び疎水性のバランスがより好適な範囲となり、肌とのなじみ及び保湿効果がより向上する。
上記不飽和単量体(B)は、上記不飽和単量体(B−1)の中でも、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基、エーテル基からなる群より選択される少なくとも1種の基を有する不飽和単量体を含むことが好ましい。本発明の架橋重合体が、これらの不飽和単量体由来の構造単位を有することにより、水素結合による水の保持力がより向上し、架橋重合体の親水性がより向上することとなり、吸湿性により優れることとなる。更に好ましくは、不飽和単量体(B)が、カルボキシル基若しくはその塩の基を有する不飽和単量体又は上記式(6)で表される単量体を含むことであり、特に好ましくは、(メタ)アクリル酸又はこれらの塩を含むことである。すなわち、本発明の架橋重合体は、構造単位(b)としてカルボキシル基若しくはその塩の基を有する不飽和単量体又は上記式(6)で表される単量体由来の構造単位を有するものであることが更に好ましく、(メタ)アクリル酸又はこれらの塩由来の構造単位を有することが特に好ましい。
上記不飽和単量体(B)は、架橋性単量体(B−2)を含むことが好ましい。これにより、本発明の架橋重合体は、架橋性単量体(B−2)に由来する架橋構造単位(構造単位(b−2))を有することになる。すなわち、この場合、本発明の架橋重合体は、上述の1)により架橋構造が形成されることになる。
本発明において架橋性単量体(B−2)とは、1分子あたりに少なくとも2個の重合性のエチレン性不飽和炭化水素基を有する化合物であり、好ましくは1分子あたりに少なくとも2個のラジカル重合性のエチレン性不飽和炭化水素基を有する化合物である。なお、ラクタム構造及び少なくとも2個のエチレン性不飽和炭化水素基を有する化合物は、ラクタム構造を有する不飽和単量体(A)にも、架橋性単量体(B−2)にも含まれるものとする。
上記架橋性単量体(B−2)としては、具体的には、例えば、N,N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド等の炭素数1〜4のアルキレン基を有するN,N’−アルキレンビス(メタ)アクリルアミド;(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等の炭素数1〜4のアルキレン基を有する(ポリ)アルキレングリコールジ(メタ)アクリレート;トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等の炭素数1〜4のアルキレン基を有するアルキレンオキサイドで変性されていてもよいトリメチロールプロパン(ジ、トリ)(メタ)アクリレート;グリセリントリ(メタ)アクリレート、グリセリンアクリレートメタクリレート等のグリセリン(ジ、トリ)(メタ)アクリレート;ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート等のペンタエリスリトール(ジ、トリ、テトラ)(メタ)アクリレート;ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレ−ト等のジペンタエリスリトール(ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ)(メタ)アクリレ−ト;ペンタエリスリトールトリアリルエーテル、シアヌル酸トリアリル、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルホスフェート、トリアリルアミン等の炭素数9〜20のトリアリル化合物;ペンタエリスリトールテトラアリルエーテル;ポリアリルスクロース;ジビニルエーテル、ジビニルケトン、トリビニルベンゼン等の炭素数4〜20の(ジ、トリ)ビニル化合物;トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等の炭素数2〜20のジイソシアネート;ポリ(メタ)アリロキシアルカン等が挙げられる。これらは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記架橋性単量体の中でも、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル、ポリアリルスクロースが好ましい。
上記不飽和単量体(B)は、上記不飽和単量体(B−1)を含むことが好ましく、また、架橋性単量体(B−2)を含むことが好ましいが、これら両方を含むことがより好ましい。これら両方を含むことで、本発明の架橋重合体が肌とのなじみ及び保湿効果により優れたものとなる。
上記不飽和単量体(B)は、上記不飽和単量体(B−1)、架橋性単量体(B−2)以外のその他の不飽和単量体(B−3)を有していてもよい。
本発明の架橋重合体における架橋構造は、上記架橋性単量体(B−2)由来の構造単位(b−2)によって形成されるものであることが好ましいが、上述の2)により架橋構造が形成されてもよい。すなわち、不飽和単量体(A)又は不飽和単量体(B)が有する官能基と反応することができる官能基を複数有する架橋剤と、不飽和単量体(A)又は不飽和単量体(B)が有する官能基との反応によって形成されるものであってもよい。
そのような架橋構造としては、例えば、不飽和単量体(A)又は不飽和単量体(B)が水酸基を有する場合に、架橋剤としてトリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等のイソシアネート化合物を用いて形成される架橋構造や、不飽和単量体(A)又は不飽和単量体(B)がカルボキシル基を有する場合に、架橋剤としてエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、フェニレンジアミン、オキサゾリン基含有ポリマー(株式会社日本触媒製 エポクロス)、ブタンジオール等を用いて形成される架橋構造等が挙げられる。
本発明の架橋重合体は、構造単位(a)の割合が、全構造単位100質量%に対して10〜100質量%であることが好ましい。より好ましくは30〜100質量%であり、更に好ましくは50〜99質量%であり、一層好ましくは60〜99質量%であり、特に好ましくは70〜99質量%である。
上記架橋重合体が、構造単位(b−1)を有する場合であって、構造単位(b−1)の中でもアリール基を有する不飽和単量体由来の構造単位を有する場合には、アリール基を有する不飽和単量体由来の構造単位の割合が、全構造単位(a)100質量%に対して0〜40質量%であることが好ましい。より好ましくは0〜30質量%であり、更に好ましくは0〜20質量%である。アリール基を有する不飽和単量体由来の構造単位の割合が、上記好ましい範囲であれば、本発明の保湿剤用水溶性ポリマーの親水性及び疎水性のバランスがより良好なものとなる。
また、上記架橋重合体が、構造単位(b−1)を有する場合であって、構造単位(b−1)の中でも、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基、エーテル基からなる群より選択される少なくとも1種の基を有する不飽和単量体由来の構造単位を有する場合には、これらの構造単位の割合が、構造単位(a)100質量%に対して0〜50質量%であることが好ましい。より好ましくは0〜40質量%である。これらの構造単位の割合が、上記好ましい範囲であれば、本発明の架橋重合体の親水性及び疎水性のバランスがより良好なものとなる。
なお、上記架橋重合体における構造単位の割合を計算する際に、アリール基を有する不飽和単量体が置換基として、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基、エーテル基を有する場合にこのような単量体は、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基、エーテル基を有する不飽和単量体に分類する。
また上記架橋重合体が、構造単位(b−1)の中でもヒドロキシル基を有する不飽和単量体由来の構造単位を有する場合には、この構造単位の割合が、構造単位(a)100質量%に対して0〜50質量%であることが好ましい。より好ましくは0〜40質量%である。
上記架橋重合体がカルボキシル基若しくはその塩の基を有する不飽和単量体由来の構造単位を有する場合、カルボン酸エステル基を有する不飽和単量体由来の構造単位を有する場合、又は、エーテル基を有する不飽和単量体由来の構造単位を有する場合の、これらの構造単位の好ましい割合についても、ヒドロキシル基を有する不飽和単量体由来の構造単位の好ましい割合と同様である。
本発明の架橋重合体は、架橋構造を有することにより、重合体の粒子内に水をより強く閉じ込めることができ、架橋構造を有しないものと比較して保水力が高い。
本発明の架橋重合体は、架橋性単量体(B−2)由来の構造単位(b−2)を有する場合、その割合が、全構造単位100質量%に対して0〜5質量%であることが好ましい。構造単位(b−2)の割合が好ましい割合であれば、架橋重合体の保水力がより向上することとなる。
上記架橋重合体は、その他の不飽和単量体(B−3)由来の構造単位(b−3)の含有割合が、全構造単位100質量%に対して0〜50質量%であることが好ましい。より好ましくは0〜40質量%であり、最も好ましくは0〜30質量%である。
本発明の架橋重合体は、平均粒子径250μm以下の粉体として23℃、相対湿度50%の条件下で2日間放置し、更に、23℃、相対湿度40%、55%又は65%の条件下で24時間放置し、その放置前後における架橋重合体の質量を測定したときの質量変化の割合が、該放置前の質量100質量%に対して30質量%以下であることが好ましい。より好ましくは20質量%以下であり、更に好ましくは10質量%以下である。
<保湿剤用架橋重合体の製造方法>
本発明の保湿剤用架橋重合体の製造は特に制限されないが、単量体成分を重合することにより製造することができ、単量体成分の具体例及び好ましい例は、上述のとおりである。
本発明の架橋重合体の原料となる単量体成分におけるラクタム構造を有する不飽和単量体(A)の含有割合は、全単量体100質量%に対して10〜100質量%であることが好ましい。より好ましくは、30〜100質量%、更に好ましくは50〜99質量%であり、一層好ましくは60〜99質量%であり、特に好ましくは70〜99質量%である。
上記架橋重合体の原料となる単量体成分が、不飽和単量体(B−1)を含み、特に不飽和単量体(B−1)の中でも、アリール基を有する不飽和単量体を含む場合、アリール基を有する不飽和単量体の割合は、不飽和単量体(A)100質量%に対して0〜40質量%であることが好ましい。より好ましくは、0〜30質量%であり、更に好ましくは0〜20質量%である。
一方、不飽和単量体(B−1)の中でも、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基、エーテル基からなる群より選択される少なくとも1種の基を有する不飽和単量体を含む場合、これらの単量体の割合は、不飽和単量体(A)100質量%に対して0〜50質量%であることが好ましい。より好ましくは、0〜40質量%である。
単量体成分として2種以上の上記不飽和単量体を含む場合には、上記割合はこれらの単量体の合計の割合を意味する。
上記架橋重合体の原料となる単量体成分が、ヒドロキシル基を有する不飽和単量体を含む場合には、ヒドロキシル基を有する不飽和単量体の割合が、不飽和単量体(A)100質量%に対して0〜50質量%であることが好ましい。より好ましくは0〜40質量%である。
上記架橋重合体の原料となる単量体成分がカルボキシル基若しくはその塩の基を有する不飽和単量体を含む場合、カルボン酸エステル基を有する不飽和単量体を含む場合、又は、エーテル基を有する不飽和単量体を含む場合のそれぞれの好ましい割合についても、ヒドロキシル基を有する不飽和単量体を含む場合の好ましい割合と同様である。
上記架橋重合体の原料となる単量体成分が架橋性単量体(B−2)を含む場合、架橋性単量体(B−2)の含有割合は、全単量体100質量%に対して0〜5質量%であることが好ましい。架橋性単量体(B−2)の割合がこのような割合であれば、得られる架橋重合体の保水力がより向上することとなる。
上記単量体成分の不飽和単量体(B)における、アリール基、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基、エーテル基を有する不飽和単量体(B−1)及び架橋性単量体(B−2)以外の他の不飽和単量体(B−3)の含有割合は、全単量体100質量%に対して0〜50質量%であることが好ましい。より好ましくは0〜40質量%であり、最も好ましくは0〜30質量%である。
上記保湿剤用架橋重合体の重合は、溶剤の不存在下で行ってもよいし、溶剤を使用してもよい。重合方法としては、通常用いられる方法、例えば、溶液重合法、懸濁重合法、逆相懸濁重合法、注型重合法、薄膜重合法、又は、噴霧重合法等が挙げられる。
上記単量体成分の重合を開始する方法としては、重合開始剤を添加する方法、UVを照射する方法、熱を加える方法、光開始剤存在下に光を照射する方法等を採用することができる。
上記保湿剤用架橋重合体は、上記単量体成分を重合開始剤の存在下で重合する方法により製造することが好ましい。単量体成分を重合させる際には、重合方法に応じて重合開始剤を適宜用いることができる。上記重合開始剤としては、通常用いられるものを使用することができ、例えば、過酸化水素;過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩;ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス(1−イミノ−1−ピロリジノ−2−メチルプロパン)二塩酸塩等のアゾ系化合物;過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、過酢酸、ジ−t−ブチルパーオキサイド、クメンヒドロパーオキサイド等の有機過酸化物;アスコルビン酸と過酸化水素、スルホキシル酸ナトリウムとt−ブチルヒドロパーオキシド、過硫酸塩と金属塩等の、酸化剤と還元剤とを組み合わせてラジカルを発生させる酸化還元型開始剤等が好適である。これらの重合開始剤のうち、残存単量体が減少する傾向にあることから、過酸化水素、過硫酸塩、アゾ系化合物が好ましく、アゾ系化合物が最も好ましい。
上記重合開始剤としては、かかる例示のみに限定されるものではない。これらの重合開始剤は、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
上記重合開始剤の使用量は、上記単量体成分の重合を開始できる量であれば特に制限されないが、全単量体成分100質量部に対して、通常0.01〜30質量部であり、好ましくは0.02〜20質量部、より好ましくは0.05〜10質量部であることが好ましい。
上記重合の際には、必要に応じて連鎖移動剤を用いても良い。連鎖移動剤としては、具体的には、メルカプトエタノール、チオグリコール酸、メルカプトプロピオン酸、n−ドデシルメルカプタン等の、チオール系連鎖移動剤;四塩化炭素、塩化メチレン、ブロモホルム、ブロモトリクロロエタン等の、ハロゲン化物;イソプロピルアルコール、グリセリン等の、第2級アルコール;次亜リン酸、次亜リン酸ナトリウム等の次亜リン酸(塩)(これらの水和物を含む);亜リン酸、亜リン酸ナトリウム等の亜リン酸(塩);亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム等の亜硫酸(塩);亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウム等の重亜硫酸(塩);亜ジチオン酸ナトリウム等の亜ジチオン酸(塩);ピロ亜硫酸カリウム等のピロ亜硫酸(塩);などが挙げられる。上記連鎖移動剤は、単独で使用されてもあるいは2種以上の混合物の形態で使用されてもよい。
連鎖移動剤の使用量としては、単量体(全単量体)の使用量1モルに対して、0g以上、600g以下であることが好ましく、0g以上、500g以下であることがより好ましい。
上記重合工程は、反応促進等を目的として、重金属イオンを使用しても良い。本発明で重金属イオンとは、比重が4g/cm以上の金属のイオンを意味する。重金属イオンを使用することで、重合開始剤の使用量を低減することが可能となる。上記重金属イオンは、イオンの形態として含まれるものであれば特に限定されないが、重金属化合物を溶解してなる溶液を用いる方法を用いると、取り扱い性に優れるため好適である。上記重金属化合物としては、モール塩(Fe(NH(SO・6HO)、硫酸第一鉄・7水和物、塩化第一鉄、塩化第二鉄、塩化マンガン等が例示される。
上記重金属イオンの使用量としては、重合反応液全量に対して、0ppm以上、100ppm以下であることが好ましく、0ppm以上、50ppm以下であることがより好ましい。
上記共重合方法において、単量体成分や重合開始剤等の反応容器への添加方法としては、反応容器に単量体成分の全てを仕込み、重合開始剤を反応容器内に添加することによって共重合を行う方法;反応容器に単量体成分の一部を仕込み、重合開始剤と残りの単量体成分を反応容器内に連続してあるいは段階的に(好ましくは連続して)添加することによって共重合を行う方法;反応容器に重合溶媒を仕込み、単量体成分と重合開始剤の全量を添加する方法;単量体のうちの一(例えば、ラクタム構造を有する不飽和単量体)の一部を反応容器に仕込み、重合開始剤と残りの単量体成分を反応容器内に(好ましくは連続して)添加することによって共重合を行う方法等が好適である。このような方法の中でも、得られるポリマーの分子量分布を狭く(シャープに)することができうることから、重合開始剤と単量体成分を反応容器に逐次滴下する方法で共重合を行うことが好ましい。
上記共重合方法は、回分式でも連続式でも行うことができる。また、共重合の際、必要に応じて使用される溶媒としては、通常用いられるものを使用でき、水;メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール(2−プロパノール)、ブタノール、THF(テトラヒドロフラン)等のアルコール類;グリセリン;ポリエチレングリコール;ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、n−ヘプタン等の芳香族又は脂肪族炭化水素類;酢酸エチル等のエステル類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;ジメチルホルムアミド等のアミド類;ジエチルエーテル、ジオキサン等のエーテル類等が好適である。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、水及び炭素数1〜4の低級アルコールからなる群より選択される1種又は2種以上の溶媒を用いることが好ましい。より好ましくは水及び炭素数1〜4の低級アルコールであり、更に好ましくは水、イソプロピルアルコールである。
上記溶媒は、比較的安価なものであり、本発明の製造方法は、経済的にも優れる。
本発明の架橋重合体の製造方法は、必要に応じて、任意の連鎖移動剤、pH調節剤、緩衝剤等を用いることができる。
重合の際の温度は特に限定されないが、通常20〜150℃であり、好ましくは30〜140℃である。重合時の温度が上記範囲であれば、残存単量体成分が少なくなる傾向にある。なお、重合時の温度は、重合反応の進行中において、常に一定に保持する必要はなく、例えば、室温から重合を開始し、適当な昇温時間又は昇温速度で設定温度まで昇温し、その後、設定温度を保持するようにしてもよいし、単量体成分や開始剤等の滴下方法に応じて、重合反応の進行中に経時的に重合温度を変動(昇温又は降温)させてもよい。
重合時間は特に制限されず、重合反応の進行状況に応じて適宜設定すればよいが、通常、1〜10時間程度である。なお、本発明において、「重合時間」とは単量体を添加している時間を表す。
反応系内の圧力としては、常圧(大気圧)下、減圧下、加圧下のいずれであってもよい。反応系内の雰囲気としては、空気雰囲気でも不活性ガス雰囲気でもどちらでもよい。
不活性ガスとしては特に制限されないが、例えば、窒素、アルゴン等が挙げられ、好ましくは窒素である。
上記重合反応系における重合反応が終了した時点での水溶液中の固形分濃度(すなわち単量体の重合固形分濃度)は、20質量%以上が好ましく、25〜80質量%であることがより好ましい。このように重合反応終了時の固形分濃度が20質量%以上と高ければ、高濃度かつ一段で重合を行うことができる。そのため、従来の製造方法では場合によっては必要であった濃縮工程を省略することができるなど、効率よく本発明の架橋重合体を得ることができる。それゆえ、その製造効率を大幅に上昇させたものとすることができ、その結果、本発明の架橋重合体の生産性を大幅に向上し、製造コストの上昇も抑制することが可能となる。
本発明の保湿剤用架橋重合体の製造方法は、全ての使用原料の添加が終了した以後に、単量体の重合率を上げること等を目的として熟成工程を設けても良い。熟成時間は、通常1〜240分間、好ましくは10〜180分間である。熟成時間が1分間未満の場合には、熟成不十分につき単量体成分が残ることがあり、残存単量体に起因する毒性や臭気などが問題となる。
また、熟成工程における好ましい重合体溶液の温度は、上記重合温度と同様の範囲である。したがって、ここでの温度も一定温度(好ましくは上記滴下が終了した時点での温度)で保持してもよいし、熟成中に経時的に温度を変化させてもよい。
本発明の架橋重合体の製造方法は、得られた架橋重合体について乾燥する工程を含むことが好ましい。
上記乾燥の温度及び時間は特に制限されないが、80〜250℃で行うことが好ましく、乾燥時間としては30分〜3時間が好ましい。
上記乾燥工程は、乾燥工程の時間全体の50%以上の時間80℃〜250℃の範囲で行われることが好ましい。上記乾燥温度及び時間が上記範囲であることにより、重合体の諸物性がより向上する傾向にある。実質すべての乾燥工程をとおして上記温度で行われることがより好ましい。なお、乾燥温度は熱媒温度で規定するが、マイクロ波等熱媒温度で規定できない場合は材料温度で規定する。乾燥方法としては、乾燥温度が上記範囲内であれば特に限定されるものではなく、熱風乾燥、無風乾燥、減圧乾燥、赤外線乾燥、マイクロ波乾燥等を好適に用いることができる。中でも、熱風乾燥を用いることがより好ましい。熱風乾燥を用いる場合の乾燥風量は、好ましくは0.01〜10m/sec、より好ましくは0.1〜5m/secの範囲である。乾燥温度の範囲はより好ましくは110℃〜220℃、さらに好ましくは120℃〜200℃の温度範囲である。また、乾燥は、一定温度で乾燥してもよく、温度を変化させて乾燥してもよいが、実質、すべての乾燥工程は上記の温度範囲内でなされることが好ましい。
上記製造方法において、重合体の乾燥を行う場合、乾燥後の重合体について粉砕及び/又は分級することが好ましい。より好ましくは、粉砕及び分級の両方を行うことである。
上記粉砕は、通常用いられる方法により行うことができ、例えば、ロールミルのようなロール式粉砕機、ハンマーミルのようなハンマー式粉砕機、衝撃式粉砕機、カッターミル、ターボグラインダー、ボールミル、フラッシュミル、ジェットミル等を用いて粉砕する方法が挙げられる。この中でも、粒度分布を制御するためにはロールミルを用いることがより好ましい。粒度分布を制御するため連続して2回以上粉砕することがより好ましく、連続して3回以上粉砕することがさらに好ましい。また、2回以上粉砕する場合には、それぞれの粉砕機は同じであっても異なっていてもよい。異なる種類の粉砕機を組み合わせて使うことも可能である。
上記分級は、通常用いられる方法により行うことができ、特定の目開きの篩を使用してもよい。篩で分級するために用いる分級機は特に限定されるものではないが、例えば振動篩(アンバランスウェイト駆動式、共振式、振動モータ式、電磁式、円型振動式等)、面内運動篩(水平運動式、水平円−直線運動式、3次元円運動式等)、可動網式篩、強制攪拌式篩、網面振動式篩、風力篩、音波篩等を用いて分級する方法が挙げられる。好ましくは振動篩、面内運動篩が用いられる。
<保湿剤>
本発明はまた、本発明の保湿剤用架橋重合体を含む保湿剤でもある。
上記保湿剤における保湿剤用架橋重合体の含有割合としては特に制限されないが、保湿剤100質量%に対して1〜100質量%であることが好ましい。より好ましくは5〜100質量%である。
本発明の保湿剤用架橋重合体は、皮膚化粧料、皮膚外用剤又は頭髪化粧料用途に用いられることが好ましい。
上記皮膚化粧料としては特に制限されないが、例えば、化粧水、クリーム、乳液、美容液等の基礎化粧料;パウダーファンデーション、リキッドファンデーション、下地乳液、チークカラー、アイシャドウ、マスカラ、口紅等のメイクアップ化粧料;日焼け止め化粧料等の化粧料(医薬部外品を含む)が挙げられる。
皮膚外用剤としては、リニメント剤、ローション剤、軟膏剤等の外用医薬品等が挙げられる。
上記頭髪化粧料としては特に制限されないが、例えば、シャンプー、リンス、トリートメント、ワックス、スプレー、ジェル、ミスト等が挙げられる。
本発明はまた、本発明の保湿剤用架橋重合体を含む皮膚化粧料、皮膚外用剤又は頭髪化粧料でもある。
上記皮膚化粧料、皮膚外用剤又は頭髪化粧料における保湿剤用架橋重合体の含有割合としては特に制限されないが、皮膚化粧料、皮膚外用剤又は頭髪化粧料100質量%に対して0.01〜10質量%であることが好ましい。より好ましくは0.05〜5質量%である。
また、本発明の化粧料及び皮膚外用剤には、必要に応じて水及び一般的に化粧料及び皮膚外用剤に配合される添加成分、例えば油性基剤、保湿剤、感触向上剤、界面活性剤、高分子、増粘・ゲル化剤、溶剤、噴射剤、酸化防止剤、還元剤、酸化剤、防腐剤、抗菌剤、キレート剤、pH調整剤、酸、アルカリ、粉体類、無機塩、紫外線吸収剤、美白剤、ビタミン類及びその誘導体類、消炎剤、抗炎症剤、育毛用薬剤、血行促進剤、刺激剤、ホルモン類、抗しわ剤、抗老化剤、ひきしめ剤、冷感剤、温感剤、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、植物・動物・微生物エキス、鎮痒剤、角質剥離・溶解剤、制汗剤、清涼剤、収れん剤、酵素、核酸、香料、色素、着色剤、染料、顔料、水等を配合することができる。
これらの添加成分を例示すると、油性基剤としては、セタノール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ホホバアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、ダイマージオール等の高級アルコール類;ベンジルアルコール等のアラルキルアルコール及び誘導体;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸、アンテイソヘンイコサン酸、長鎖分岐脂肪酸、ダイマー酸、水素添加ダイマー酸等の高級脂肪酸類及びそのアルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、カリウム塩等の金属石けん類、及びアミド等の含窒素誘導体類;流動パラフィン(ミネラルオイル)、重質流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ポリブテン、スクワラン、オリーブ由来スクワラン、スクワレン、ワセリン、固型パラフィン等の炭化素類;キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、みつろう、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー等のワックス類;ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油、ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パーシック油、ティートリー油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、カカオ脂、シア脂、水素添加ヤシ油、水素添加ヒマシ油、ホホバ油、水素添加ホホバ油等の植物油脂類;牛脂、乳脂、馬脂、卵黄油、ミンク油、タートル油等の動物性油脂類;鯨ロウ、ラノリン、オレンジラッフィー油等の動物性ロウ類;
液状ラノリン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン、酢酸ラノリン、酢酸液状ラノリン、ヒドロキシラノリン、ポリオキシエチレンラノリン、ラノリン脂肪酸、硬質ラノリン脂肪酸、ラノリンアルコール、酢酸ラノリンアルコール、酢酸(セチル・ラノリル)エステル等のラノリン類;レシチン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、ホスファチジン酸、リゾレシチン等のリン脂質類;水素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄リン脂質等のリン脂質誘導体類;コレステロール、ジヒドロコレステロール、ラノステロール、ジヒドロラノステロール、フィトステロール、コール酸等のステロール類;サポゲニン類;サポニン類;酢酸コレステリル、ノナン酸コレステリル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイルサルコシンイソプロピル等のアシルサルコシンアルキルエステル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のステロールエステル類;リン脂質・コレステロール複合体、リン脂質・フィトステロール複合体等の脂質複合体;
ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸オクチルドデシル、パリミチン酸セチル、パルミチン酸オクチルドデシル、オクタン酸セチル、オクタン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸オクチル、イソノナン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオデカン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、エルカ酸オクチルドデシル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、オレイン酸エチル、アボカド油脂肪酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、セバチン酸ジエチル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジブチルオクチル、アジピン酸ジイソブチル、コハク酸ジオクチル、クエン酸トリエチル等のモノアルコールカルボン酸エステル類;乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、モノイソステアリン酸水添ヒマシ油等のオキシ酸エステル類;
トリオクタン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、水添ロジントリグリセリド(水素添加エステルガム)、ロジントリグリセリド(エステルガム)、ベヘン酸エイコサン二酸グリセリル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、ジオレイン酸プロピレングリコール、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、水素添加ロジンペンタエリスリチル、トリエチルヘキサン酸ジトリメチロールプロパン、(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ポリグリセリル、ノナイソステアリン酸ポリグリセリル−10、デカ(エルカ酸/イソステアリン酸/リシノレイン酸)ポリグリセリル−8、(ヘキシルデカン酸/セバシン酸)ジグリセリルオリゴエステル、ジステアリン酸グリコール(ジステアリン酸エチレングリコール)等の多価アルコール脂肪酸エステル類;
ダイマージリノール酸ジイソプロピル、ダイマージリノール酸ジイソステアリル、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物、ダイマージリノール酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシアルキルダイマージリノレイルエーテル等のダイマー酸若しくはダイマージオールの誘導体;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;ジメチコン(ジメチルポリシロキサン)、高重合ジメチコン(高重合ジメチルポリシロキサン)、シクロメチコン(環状ジメチルシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン)、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、フェニルジメチコン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、ジメチコノール、ジメチコノールクロスポリマー、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン、カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルキルエーテル変性シリコーン、アミノ酸変性シリコーン、ペプチド変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性及びポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体等のシリコーン類;パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類が、好ましいものとして挙げられる。
保湿剤・感触向上剤としては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ヘキシレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール・プロピレングリコール共重合体等のポリオール類及びその重合体;ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル等のグリコールアルキルエーテル類;ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、マルチトール等の糖アルコール類;グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、トレオース、キシロース、アラビノース、フコース、リボース、デオキシリボース、マルトース、トレハロース、ラクトース、ラフィノース、グルコン酸、グルクロン酸、シクロデキストリン類(α−、β−、γ−シクロデキストリン、及び、マルトシル化、ヒドロキシアルキル化等の修飾シクロデキストリン)、β−グルカン、キチン、キトサン、ヘパリン及び誘導体、ペクチン、アラビノガラクタン、デキストリン、デキストラン、グリコーゲン、エチルグルコシド、メタクリル酸グルコシルエチル重合物若しくは共重合物等の糖類及びその誘導体類;ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム;コンドロイチン硫酸ナトリウム;ムコイチン硫酸、カロニン硫酸、ケラト硫酸、デルマタン硫酸;シロキクラゲ抽出物、シロキクラゲ多糖体;フコイダン;チューベロース多糖体、天然由来多糖体;クエン酸、酒石酸、乳酸等の有機酸及びその塩;尿素;2−ピロリドン−5−カルボン酸及びそのナトリウム等の塩;
ベタイン(トリメチルグリシン)、プロリン、ヒドロキシプロリン、アルギニン、リジン、セリン、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、チロシン、β−アラニン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、ヒスチジン、タウリン等のアミノ酸類及びその塩;コラーゲン、魚由来コラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、エラスチン、コラーゲン分解ペプチド、加水分解コラーゲン、塩化ヒドロキシプロピルアンモニウム加水分解コラーゲン、エラスチン分解ペプチド、ケラチン分解ペプチド、加水分解ケラチン、コンキオリン分解ペプチド、加水分解コンキオリン、シルク蛋白分解ペプチド、加水分解シルク、ラウロイル加水分解シルクナトリウム、大豆蛋白分解ペプチド、小麦蛋白分解ペプチド、加水分解小麦蛋白、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド等の蛋白ペプチド類及びその誘導体;パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルペンタペプチド、パルミトイルテトラペプチド等のアシル化ペプチド類;シリル化ペプチド類;乳酸菌培養液、酵母抽出液、卵殻膜タンパク、牛顎下腺ムチン、ヒポタウリン、ゴマリグナン配糖体、グルタチオン、アルブミン、乳清;塩化コリン、ホスホリルコリン;胎盤抽出液、エアラスチン、コラーゲン、アロエ抽出物、ハマメリス水、ヘチマ水、カモミラエキス、カンゾウエキス、コンフリーエキス、シルクエキス、イザヨイバラエキス、セイヨウノコギリソウエキス、ユーカリエキス、メリロートエキス等の動物・植物抽出成分、天然型セラミド(タイプ1、2、3、4、5、6)、ヒドロキシセラミド、疑似セラミド、スフィンゴ糖脂質、セラミド及び糖セラミド含有エキス等のセラミド類が好ましいものとして挙げられる。
界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高分子界面活性剤等が好ましいものとして挙げられる。界面活性剤のHLBには特に制限はなく、1程度の低いものから20程度の高いものまで使用でき、HLBが低いものと高いものを組み合わせることも好ましい。
界面活性剤として好ましいものを例示すると、陰イオン性界面活性剤では、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム等の脂肪酸塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル塩;ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキル硫酸塩;ココイルメチルタウリンナトリウム、ココイルメチルタウリンカリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸メチルアラニンナトリウム等のアシルN−メチルアミノ酸塩;ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン、ココイルアラニントリエタノールアミン等のアシルアミノ酸塩;ラウレス酢酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム等のコハク酸エステル塩;脂肪酸アルカノールアミドエーテルカルボン酸塩;アシル乳酸塩;ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩;脂肪酸アルカノールアミド硫酸塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の脂肪酸グリセリド硫酸塩;アルキルベンゼンポリオキシエチレン硫酸塩;α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等のオレフィンスルホン酸塩;スルホコハク酸ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム等のアルキルスルホコハク酸塩;スルホコハク酸ラウレス2ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のアルキルエーテルスルホコハク酸塩;テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩;アルキルナフタレンスルホン酸塩;アルカンスルホン酸塩;α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩;アシルイセチオン酸塩;アルキルグリシジルエーテルスルホン酸塩;アルキルスルホ酢酸塩;ラウレスリン酸ナトリウム、ジラウレスリン酸ナトリウム、トリラウレスリン酸ナトリウム、モノオレスリン酸ナトリウム等のアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウリルリン酸カリウム等のアルキルリン酸エステル塩;カゼインナトリウム;アルキルアリールエーテルリン酸塩;脂肪酸アミドエーテルリン酸塩;ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸等のリン脂質類;カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン等のシリコーン系陰イオン性界面活性剤等;
非イオン界面活性剤では、ラウレス(ポリオキシエチレンラウリルエーテル)類、セテス(ポリオキシエチレンセチルエーテル)類、ステアレス(ポリオキシエチレンステアリルエーテル)類、ベヘネス類(ポリオキシエチレンベヘニルエーテル)、イソステアレス(ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル)類、オクチルドデセス(ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル)類等の種々のポリオキシエチレン付加数のポリオキシエチレンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油マレイン酸等のヒマシ油及び硬化ヒマシ油誘導体;ポリオキシエチレンフィトステロール;ポリオキシエチレンコレステロール;ポリオキシエチレンコレスタノール;ポリオキシエチレンラノリン;ポリオキシエチレン還元ラノリン;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン2−デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン水添ラノリン、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリンエーテル等のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール;PPG−9ジグリセリル等の(ポリ)グリセリンポリオキシプロピレングリコール;ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、パルミチン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリン脂肪酸部分エステル類;ステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジステアリン酸ポリグリセリル−6、同10、トリステアリン酸ポリグリセリル−2、デカステアリン酸ポリグリセリル−10、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2(ジイソステアリン酸ジグリセリル)、同3、同10、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10、オレイン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジオレイン酸ポリグリセリル−6、トリオレイン酸ポリグリセリル−2、デカオレイン酸ポリグリセリル−10等のポリグリセリン脂肪酸エステル;モノステアリン酸エチレングリコール等のエチレングリコールモノ脂肪酸エステル;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル;ペンタエリスリトール部分脂肪酸エステル;ソルビトール部分脂肪酸エステル;マルチトール部分脂肪酸エステル;
マルチトールエーテル;ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル;ショ糖脂肪酸エステル、メチルグルコシド脂肪酸エステル、ウンデシレン酸トレハロース等の糖誘導体部分エステル;カプリリルグルコシド等のアルキルグルコシド;アルキルポリグリコシド;ラノリンアルコール;還元ラノリン;ポリオキシエチレンジステアレート、ポリチレングリコールジイソステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンジオレエート等のポリオキシエチレン脂肪酸モノ及びジエステル;ポリオキシエチレン・プロピレングリコール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレングリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレングリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリントリイソステアレート等のポリオキシエチレンモノオレエート等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールペンタオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンメチルグルコシド脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールミツロウ等のポリオキシエチレン動植物油脂類;イソステアリルグリセリルエーテル、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等のアルキルグリセリルエーテル類;多価アルコールアルキルエーテル;ポリオキシエチレンアルキルアミン;テトラポリオキシエチレン・テトラポリオキシプロピレン−エチレンジアミン縮合物類;サポニン、ソホロリピッド等の天然系界面活性剤;ポリオキシエチレン脂肪酸アミド;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;
ラウラミンオキシド、コカミンオキシド、ステアラミンオキシド、ベヘナミンオキシド等のアルキルジメチルアミンオキシド;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;ポリオキシエチレンアルキルメルカプタン;ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン等のシリコーン系非イオン性界面活性剤等;陽イオン性界面活性剤では、ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ラウリルトリモニウムクロリド等のアルキルトリメチルアンモニウムクロリド;ステアリルトリモニウムブロミド等のアルキルトリメチルアンモニウムブロミド;ジステアリルジモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド等のジアルキルジメチルアンモニウムクロリド;ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン等の脂肪酸アミドアミン及びその塩;ステアロキシプロピルジメチルアミン等のアルキルエーテルアミン及びその塩または四級塩;エチル硫酸長鎖分岐脂肪酸(12〜31)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等の脂肪酸アミド型四級アンモニウム塩;ポリオキシエチレンアルキルアミン及びその塩または四級塩;アルキルアミン塩;脂肪酸アミドグアニジウム塩;アルキルエーテルアミンモニウム塩;アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩;ベンザルコニウム塩;ベンゼトニウム塩;塩化セチルピリジニウム等のピリジニウム塩;イミダゾリニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン系陽イオン性界面活性剤等;両性界面活性剤では、ラウリルベタイン(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン)等のN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酸ベタイン;コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン等の脂肪酸アミドアルキル−N,N−ジメチルアミノ酸ベタイン;ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム等のイミダゾリン型ベタイン;アルキルジメチルタウリン等のアルキルスルホベタイン;アルキルジメチルアミノエタノール硫酸エステル等の硫酸型ベタイン;アルキルジメチルアミノエタノールリン酸エステル等のリン酸型ベタイン;ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、リゾレシチン、水素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄リン脂質、水酸化レシチン等のリン脂質類;シリコーン系両性界面活性剤等;高分子界面活性剤では、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、デンプン誘導体、トラガントガム、アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体;シリコーン系各種界面活性剤が好ましいものとして挙げられる。
高分子・増粘剤・ゲル化剤としては、グアーガム、ローカストビーンガム、クィーンスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、タラガム、タマリンド、ファーセレラン、カラヤガム、トロロアオイ、キャラガム、トラガントガム、ペクチン、ペクチン酸及びナトリウム塩等の塩、アルギン酸及びナトリウム塩等の塩、マンナン;コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ等のデンプン;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、カードラン、ヒアルロン酸及びその塩、ザンサンガム、プルラン、ジェランガム、キチン、キトサン、寒天、カッソウエキス、コンドロイチン硫酸塩、カゼイン、コラーゲン、ゼラチン、アルブミン;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びそのナトリウム等の塩、メチルヒドロキシプロピルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース及びその誘導体;可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン、メチルデンプン等のデンプン系高分子、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンアルミニウム等のデンプン誘導体;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等アルギン酸誘導体;ポリビニルピドリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ビニルピドリドン・ビニルアルコール共重合体、ポリビニルメチルエーテル;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体;(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー等の両性メタクリル酸エステル共重合体;(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP;ポリ酢酸ビニル部分けん化物、マレイン酸共重合体;ビニルピロリドン・メタクリル酸ジアルキルアミノアルキル共重合体;アクリル樹脂アルカノールアミン;ポリエステル、水分散性ポリエステル;ポリアクリルアミド;ポリアクリル酸エチル等のポリアクリル酸エステル共重合体、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩等の塩、アクリル酸・メタアクリル酸エステル共重合体;
アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体;ポリクオタニウム−10等のカチオン化セルロース、ポリクオタニウム−7等のジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、ポリクオタニウム−22等のアクリル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド共重合体、ポリクオタニウム−39等のアクリル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸エステル共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸アミド共重合体、ポリクオタニウム−47等のアクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体、塩化メタクリル酸コリンエステル重合体;カチオン化オリゴ糖、カチオン化デキストラン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド等のカチオン化多糖類;ポリエチレンイミン;カチオンポリマー;ポリクオタニウム−51等の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの重合体及びメタクリル酸ブチル共重合体等との共重合体;アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス、合成ラテックス等の高分子エマルジョン;ニトロセルロース;ポリウレタン類及び各種共重合体;各種シリコーン類;アクリル−シリコーングラフト共重合体等のシリコーン系各種共重合体;各種フッ素系高分子;12−ヒドロキシステアリン酸及びその塩;パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン等のデキストリン脂肪酸エステル;無水ケイ酸、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸ナトリウムマグネシウム、金属石鹸、ジアルキルリン酸金属塩、ベントナイト、ヘクトライト、有機変性粘土鉱物、ショ糖脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルが好ましいものとして挙げられる。
溶剤・噴射剤類としては、エタノール、2−プロパノール(イソプロピルアルコール)、ブタノール、イソブチルアルコール等の低級アルコール類;プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、イソペンチルジオール等のグリコール類;ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のグリコールエーテルエステル類;コハク酸ジエトキシエチル、エチレングリコールジサクシネート等のグリコールエステル類;ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、炭酸プロピレン、炭酸ジアルキル、アセトン、酢酸エチル、N−メチルピロリドン;トルエン;フルオロカーボン、次世代フロン;LPG、ジメチルエーテル、炭酸ガス等の噴射剤が好ましいものとして挙げられる。
酸化防止剤としては、トコフェロール(ビタミンE)、酢酸トコフェロール等のトコフェロール誘導体;BHT、BHA;没食子酸プロピル等の没食子酸誘導体;ビタミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導体;エリソルビン酸及びその誘導体;亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩;亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸水素塩;チオ硫酸ナトリウム等のチオ硫酸塩;メタ亜硫酸水素塩;チオタウリン、ヒポタウリン;チオグリセロール、チオ尿素、チオグリコール酸、システイン塩酸塩が好ましいものとして挙げられる。還元剤としては、チオグリコール酸、システイン、システアミン等が好ましいものとして挙げられる。酸化剤としては、過酸化水素水、過硫酸アンモニウム、臭素酸ナトリウム、過炭酸等が好ましいものとして挙げられる。
防腐剤・抗菌剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のヒドロキシ安息香酸及びその塩若しくはそのエステル;サリチル酸;安息香酸ナトリウム;フェノキシエタノール;1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール等の1,2−ジオール;メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン等のイソチアゾリンオン誘導体;イミダゾリニウムウレア;デヒドロ酢酸及びその塩;フェノール類;トリクロサン等のハロゲン化ビスフェノール類、酸アミド類、四級アンモニウム塩類;トリクロロカルバニド、ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ソルビン酸、クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、ハロカルバン、ヘキサクロロフェン、ヒノキチオール;フェノール、イソプロピルフェノール、クレゾール、チモール、パラクロロフェノール、フェニルフェノール、フェニルフェノールナトリウム等のその他フェノール類;フェニルエチルアルコール、感光素類、抗菌性ゼオライト、銀イオンが好ましいものとして挙げられる。キレート剤としては、EDTA、EDTA2Na、EDTA3Na、EDTA4Na等のエデト酸塩(エチレンジアミン四酢酸塩);HEDTA3Na等のヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩;ペンテト酸塩(ジエチレントリアミン五酢酸塩);フィチン酸;エチドロン酸等のホスホン酸及びそのナトリウム塩等の塩類;シュウ酸ナトリウム;ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸等のポリポリアミノ酸類;ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸;クエン酸ナトリウム、クエン酸、アラニン、ジヒドロキシエチルグリシン、グルコン酸、アスコルビン酸、コハク酸、酒石酸が好ましいものとして挙げられる。pH調整剤・酸・アルカリとしては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、グリコール酸、コハク酸、酢酸、酢酸ナトリウム、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、リン酸、塩酸、硫酸、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、アルギニン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水、炭酸グアニジン、炭酸アンモニウムが好ましいものとして挙げられる。
粉体類としては、マイカ、タルク、カオリン、セリサイト、モンモリロナイト、カオリナイト、雲母、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、ベントナイト、スメクタイト、粘土、泥、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、炭酸カルシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブラック、酸化チタン、微粒子及び超微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、微粒子及び超微粒子酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、雲母チタン、魚鱗箔、窒化ホウ素、ホトクロミック顔料、合成フッ素金雲母、微粒子複合粉体、金、アルミニウム等の各種の大きさ・形状の無機粉体、及び、これらをハイドロジェンシリコーン、環状ハイドロジェンシリコーン等のシリコーン若しくはその他のシラン若しくはチタンカップリング剤等の各種表面処理剤で処理を行って疎水化若しくは親水化した粉体等の無機粉体;デンプン、セルロース、ナイロンパウダー、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル末、ポリスチレン末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ポリエステル末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末等、ウレタン粉末、シリコーン粉末、テフロン(登録商標)粉末等の各種の大きさ・形状の有機系粉体及び表面処理粉体、有機無機複合粉体が好ましいものとして挙げられる。無機塩類としては、食塩、並塩、岩塩、海塩、天然塩等の塩化ナトリウム含有塩類;塩化カリウム、塩化アルミニウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、にがり、塩化亜鉛、塩化アンモニウム;硫酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウム・カリウム(ミョウバン)、硫酸アルミニウム・アンモニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅;リン酸1Na・2Na・3Na等のリン酸ナトリウム類、リン酸カリウム類、リン酸カルシウム類、リン酸マグネシウム類が好ましいものとして挙げられる。
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸モノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジエトキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸ブチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤;ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸及びそのナトリウム塩、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、2−エチルヘキシルp−メトキシシンナメート(パラメトキシケイヒ酸オクチル)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート(シノキサート)、シクロヘキシル-p-メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシルα−シアノ−β−フェニルシンナメート(オクトクリン)、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート、フェルラ酸及びその誘導体等の桂皮酸系紫外線吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’− ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4− メトキシベンゾフェノン(オキシベンゾン−3)、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール;2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン;4−t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン誘導体;オクチルトリアゾン;ウロカニン酸及びウロカニン酸エチル等のウロカニン酸誘導体;2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、1−(3,4−ジメトキシフェニル)−4,4−ジメチル−1,3−ペンタンジオン、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル等のヒダントイン誘導体、フェニルベンズイミダソゾールスルホン酸、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、ドロメトリゾールトリシロキサン、アントラニル酸メチル、ルチン及びその誘導体、オリザノール及びその誘導体が好ましいものとして挙げられる。
美白剤としては、アルブチン、α−アルブチン等のヒドロキノン配糖体及びそのエステル類;アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等のアスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル等のアスコルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチルエーテル等のアスコルビン酸アルキルエーテル、アスコルビン酸−2−グルコシド等のアスコルビン酸グルコシドおよびその脂肪酸エステル類、アスコルビン酸硫酸エステル、リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体;コウジ酸、エラグ酸、トラネキサム酸及びその誘導体、フェルラ酸及びその誘導体、プラセンタエキス、グルタチオン、オリザノール、ブチルレゾルシノール、油溶性カモミラエキス、油溶性カンゾウエキス、西河柳エキス、ユキノシタエキス等植物エキスが好ましいものとして挙げられる。
ビタミン類及びその誘導体類としては、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のビタミンA類;チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、ピリドキシンジパルミテート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド・ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等のビタミンB群類;アスコルビン酸及びそのナトリウム等の塩等のビタミンC類;ビタミンD;α、β、γ、δ−トコフェロール等のビタミンE類;パントテン酸、ビオチン等のその他ビタミン類;アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等のアスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル・ステアリン酸アスコルビル・パルミチン酸アスコルビル・ジパルミチン酸アスコルビル等のアスコルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチルエーテル等のアスコルビン酸アルキルエーテル、アスコルビン酸−2−グルコシド等のアスコルビン酸グルコシド及びその脂肪酸エステル、リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体;ニコチン酸トコフェロール、酢酸トコフェロール、リノール酸トコフェロール、フェルラ酸トコフェロール、トコフェロールリン酸エステル等のトコフェロール誘導体等のビタミン誘導体、トコトリエノール、その他各種ビタミン誘導体類が好ましいものとして挙げられる。
消炎剤・抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、グアイアズレン、アラントイン、インドメタシン、酸化亜鉛、酢酸ヒドロコーチゾン、プレドニゾン、塩酸ジフェドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン;桃葉エキス、蓬葉エキス等の植物エキスが好ましいものとして挙げられる。
育毛用薬剤・血行促進剤・刺激剤としては、センブリエキス、トウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、ショウキョウエキス、カンタリスチンキ等の植物エキス・チンキ類;カプサイシン、ノニル酸ワレニルアミド、ジンゲロン、イクタモール、タンニン酸、ボルネオール、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール、セファランチン、ビタミンE及びニコチン酸トコフェロール・酢酸トコフェロール等の誘導体、γ−オリザノール、ニコチン酸及びニコチン酸アミド・ニコチン酸ベンジルエステル・イノシトールヘキサニコチネート、ニコチンアルコール等の誘導体、アラントイン、感光素301、感光素401、塩化カプロニウム、ペンタデカン酸モノグリセリド、フラバノノール誘導体、スチグマステロール又はスチグマスタノール及びその配糖体、ミノキシジルが好ましいものとして挙げられる。ホルモン類としては、エストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオール、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン等が好ましいものとして挙げられる。
抗しわ剤、抗老化剤、ひきしめ剤、冷感剤、温感剤、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤等のその他の薬効剤としては、レチノール類、レチノイン酸類、レチノイン酸トコフェリル;乳酸、グリコール酸、グルコン酸、フルーツ酸、サリチル酸及びその配糖体・エステル化物等の誘導体、ヒドロキシカプリン酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のα−又はβ−ヒドロキシ酸類及びその誘導体類;γ−アミノ酪酸、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸;カルニチン;クレアチン;セラミド類、スフィンゴシン類;カフェイン、キサンチン等及びその誘導体;コエンザイムQ10、カロチン、リコピン、アスタキサンチン、α−リポ酸等の抗酸化・活性酸素消去剤;カテキン類;ケルセチン等のフラボン類;イソフラボン類;没食子酸及びエステル糖誘導体;タンニン、セサミン、プロトアントシアニジン、クロロゲン酸、リンゴポリフェノール等のポリフェノール類;ルチン及び配糖体等の誘導体;ヘスペリジン及び配糖体等の誘導体;リグナン配糖体;グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン等のカンゾウエキス関連物質;ラクトフェリン;ショウガオール、ジンゲロール;メントール、カンファー、セドロール等の香料物質及びその誘導体;カプサイシン、バニリン等及び誘導体;ジエチルトルアミド等の昆虫忌避剤;生理活性物質とシクロデキストリン類との複合体が好ましいものとして挙げられる。
植物・動物・微生物エキス類としては、アイリスエキス、アシタバエキス、アスナロエキス、アスパラガスエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アーモンドエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、インチコウエキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、ウワウルシエキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、エンメイソウエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オタネニンジンエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オノニスエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、カキ葉エキス、カキョクエキス、加水分解エラスチン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カッコンエキス、カモミラエキス、油溶性カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、カラスムギエキス、カルカデエキス、カンゾウエキス、油溶性カンゾウエキス、キウイエキス、キオウエキス、キクラゲエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、キリ葉エキス、グアノシン、グアバエキス、クジンエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、クリエキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、黒米エキス、黒砂糖抽出物、黒酢、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コウボクエキス、コーヒーエキス、ゴボウエキス、コメエキス、コメ発酵エキス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サフランエキス、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンシャエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、ジャトバエキス、シャクヤクエキス、ショウキュウエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、白キクラゲエキス、スギナエキス、ステビアエキス、ステビア発酵物、西河柳エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ソウハクヒエキス、ダイオウエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、タンポポエキス、地衣類エキス、茶エキス、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、ティートリー油、甜茶エキス、トウガラシエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、ハスエキス、パセリエキス、バーチエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ヒノキエキス、ビフィズス菌エキス、ビワエキス、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、ブドウ種子エキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マイカイカエキス、マツエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モズクエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ユリエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、緑茶エキス、卵殻膜エキス、リンゴエキス、ルイボス茶エキス、レイシエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンギョウエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス、ワレモコウエキス等のエキスが好ましいものとして挙げられる。
鎮痒剤としては、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、カンファー、サブスタンス−P阻害剤等を例示することができる。角質剥離・溶解剤としては、サリチル酸、イオウ、レゾルシン、硫化セレン、ピリドキシン等を例示することができる。
制汗剤としては、クロルヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、酸化亜鉛、パラフェノールスルホン酸亜鉛等を例示することができる。清涼剤としては、メントール、サリチル酸メチル等を例示することができる。収れん剤としては、クエン酸、酒石酸、乳酸、硫酸アルミニウム・カリウム、タンニン酸等を例示することができる。酵素類としては、スーパーオキサイドディスムターゼ、カタラーゼ、塩化リゾチーム、リパーゼ、パパイン、パンクレアチン、プロテアーゼ等を例示することができる。核酸類としては、リボ核酸及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、アデノシン三リン酸二ナトリウムが好ましいものとして挙げられる。
香料としては、アセチルセドレン、アミルシンナムアルデヒド、アリルアミルグリコレート、β−イオノン、イソイースーパー、イソブチルキノリン、イリス油、イロン、インドール、イランイラン油、ウンデカナール、ウンデセナール、γ−ウンデカラクトン、エストラゴール、オイゲノール、オークモス、オポポナックスレジノイド、オレンジ油、オイゲノール、オーランチオール、ガラクソリッド、カルバクロール、L−カルボン、カンファー、キャノン、キャロットシード油、クローブ油、ケイヒ酸メチル、ゲラニオール、ゲラニルニトリル、酢酸イソボルニル、酢酸ゲラニル、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、酢酸スチラリル、酢酸セドリル、酢酸テレピネル、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、酢酸ベチベリル、酢酸ベンジル、酢酸リナリル、サリチル酸イソペンチル、サリチル酸ベンジル、サンダルウッド油、サンタロール、シクラメンアルデヒド、シクロペンタデカノリド、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロミルセノール、ジャスミンアブソリュート、ジャスミンラクトン、cis−ジャスモン、シトラール、シトロネノール、シトロネラール、シナモンバーク油、1,8−シネオール、シンナムアルデヒド、スチラックスレジノイド、セダーウッド油、セドレン、セドロール、セロリシード油、タイム油、ダマスコン、ダマセノン、チモール、チュベローズアブソリュート、デカナール、デカラクトン、テルピネオール、γ−テルピネン、トリプラール、ネロール、ノナナール、2,6−ノナジエノール、ノナラクトン、パチョリアルコール、バニラアブソリュート、バニリン、バジル油、パチョリ油、ヒドロキシシトロネラール、α−ピネン、ピペリトン、フェネチルアルコール、フェニルアセトアルデヒド、プチグレン油、ヘキシルシンナムアルデヒド、cis−3−ヘキセノール、ペルーバルサム、ベチバー油、ベチベロール、ペパーミント油、ペパー油、ヘリオトロピン、ベルガモット油、ベンジルベンゾエート、ボルネオール、ミルレジノイド、ムスクケトン、メチルノニルアセトアルデヒド、γ−メチルヨノン、メントール、L−メントール、L−メントン、ユーカリ油、β−ヨノン、ライム油、ラベンダー油、D−リモネン、リナロール、リラール、リリアール、レモン油、ローズアブソリュート、ローズオキシド、ローズ油、ローズマリー油、各種精油等の合成香料及び天然香料並びに各種調合香料が好ましいものとして挙げられる。
色素・着色剤・染料・顔料としては、褐色201号、黒色401号、紫色201号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色202号、青色203号、青色204号、青色205号、青色403号、青色404号、緑色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205号、緑色3号、緑色401号、緑色402号、赤色102号、赤色104−1号、赤色105−1号、赤色106号、赤色2号、赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色219号、赤色220号、赤色221号、赤色223号、赤色225号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230−1号、赤色230−2号、赤色231号、赤色232号、赤色3号、赤色401号、赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、橙色206号、橙色207号、橙色401号、橙色402号、橙色403号、黄色201号、黄色202−1号、黄色202−2号、黄色203号、黄色204号、黄色205号、黄色4号、黄色401号、黄色402号、黄色403−1号、黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色407号、黄色5号等の法定色素;Acid Red 14等のその他酸性染料;
Arianor Sienna Brown、Arianor Madder Red、Arianor Steel Blue、Arianor Straw Yellow等の塩基染料;HC Yellow 2、HC Yellow5、HC Red 3、4−hydoxypropylamino−3−nitrophenol、N,N’bis(2−hydroxyethyl)−2−nitro−p− phenylenediamine、HC Blue 2、Basic Blue 26等のニトロ染料;分散染料;二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;黒酸化鉄、低次酸化チタン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、金等の金属粉末顔料;表面処理無機及び金属粉末顔料;赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、青色404号、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料;表面処理有機顔料;アスタキサンチン、アリザリン等のアントラキノン類、アントシアニジン、β−カロチン、カテナール、カプサンチン、カルコン、カルサミン、クエルセチン、クロシン、クロロフィル、クルクミン、コチニール、シコニン等のナフトキノン類、ビキシン、フラボン類、ベタシアニジン、ヘナ、ヘモグロビン、リコピン、リボフラビン、ルチン等の天然色素・染料;p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、o−,m−,若しくはp−アミノフェノール、m−フェニレンジアミン、5−アミノ−2−メチルフェノール、レゾルシン、1−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン等及びその塩等の酸化染料中間体及びカップラー;インドリン等の自動酸化型染料;ジヒドロキシアセトンが好ましいものとして挙げられる。
水としては、常水、精製水の他、硬水、軟水、天然水、海洋深層水、電解アルカリイオ
ン水、電解酸性イオン水、イオン水、クラスター水が好ましいものとして挙げられる。
これらの他、化粧品原料基準、化粧品種別配合成分規格、日本化粧品工業連合会成分表
示名称リスト、INCI辞書(The International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook)、医薬部外品原料規格、日本薬局方、医薬品添加物規格、食品添加物公定書等に記載されている成分、及び、国際特許分類IPCがA61K7の分類に属する日本国及び諸外国特許公報及び特許公開公報(公表公報・再公表を含む)に記載されている成分等、公知の化粧料成分、医薬品成分、食品成分などを、公知の組み合わせ及び配合比・配合量で含有させることが可能である。
本発明の化粧料・皮膚外用剤の種類としては、整髪剤を除く以外に特に制限は無いが、毛髪用化粧料、基礎化粧料、メーキャップ化粧料、芳香化粧料、ボディ化粧料、軟膏等の皮膚外用剤が好ましいものとして挙げられる。本発明の化粧料・皮膚外用剤は、通常の方法に従って製造することができる。
本発明の化粧料・皮膚外用剤の種類を更に詳細に説明すると、基礎化粧料としては、柔軟化粧水、収れん化粧水、洗浄用化粧水、多層式化粧水等の化粧水;エモリエントローション、モイスチャーローション、ミルキィーローション、ナリシングローション、ナリシングミルク、スキンモイスチャー、モイスャーエマルション、マッサージローション、クレンジングローション、プロテクトエマルション、サンプロテクト、サンプロテクター、UVケアミルク、サンスクリーン、メーキャップローション、角質スムーザー、エルボーローション、ハンドローション、ボディローション等の乳液;エモリエントクリーム、栄養クリーム、ナリシングクリーム、バニシングクリーム、モイスチャークリーム、ナイトクリーム、マッサージクリーム、クレンジングクリーム、メーキャップクリーム、ベースクリーム、プレメーキャップクリーム、サンスクリーンクリーム、サンタンクリーム、除毛クリーム、デオドラントクリーム、シェービングクリーム、角質軟化クリーム等のクリーム;モイスチャージェル等のジェル;保湿エッセンス、美白エッセンス、紫外線防止エッセンス等のエッセンス;リポソーム美容液、リポソーム化粧水等のリポソーム化粧品類;ピールオフパック、粉末パック、ウォッシングパック、オイルパック、クレンジングマスク等のパック・マスク類;クレンジングフォーム、クレンジングクリーム、クレンジングミルク、クレンジングローション、クレンジングジェル、クレンジングオイル、クレンジングマスク、洗粉、洗顔パウダー等の洗顔料;化粧石鹸、透明石鹸、薬用石鹸、液状石鹸、ひげそり石鹸、合成化粧石鹸等の石鹸が好ましいものとして挙げられる。
メーキャップ化粧料としては、白粉・打粉類、ファンデーション類、口紅類、リップグロス、頬紅類、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、眉墨、アイブロー、ネイルエナメル、エナメルリムーバー、ネイルトリートメントが好ましいものとして挙げられる。芳香化粧料としては、香水、パフューム、パルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロン、練香水、芳香パウダー、香水石鹸、ボディローション、バスオイルが好ましいものとして挙げられる。
ボディ化粧料としては、ボディシャンプー等のボディ洗浄料;デオドラントローション、デオドラントパウダー、デオドラントスプレー、デオドラントスティック等の防臭化粧料;脱色剤、脱毛・除毛剤;浴用剤;虫よけスプレー等のインセクトリペラーが好ましいものとして挙げられる。
毛髪用化粧料としては、オイルシャンプー、クリームシャンプー、コンディショニングシャンプー、ふけ用シャンプー、ヘアカラー用シャンプー、リンス一体型シャンプー等のシャンプー;リンス、トリートメント、ヘアパック、カラーローション、枝毛コート、パーマネントウェーブ用剤、ストレートパーマ剤、酸化染毛剤、ヘアブリーチ、ヘアカラープレトリートメント、ヘアカラーアフタートリートメント、パーマプレトリートメント、パーマアフタートリートメント、ヘアマニキュア、ヘアトニック、育毛剤が好ましいものとして挙げられる。
皮膚外用剤としては、軟膏剤、貼付剤、ローション剤、リニメント剤、液状塗布剤などの剤型としても用いることができる。また、歯磨き、マウスウォッシュ等の口腔内化粧料としても用いることが出来る。
本発明の化粧料又は皮膚外用剤の剤型としては、水中油(O/W)型、油中水(W/O)型、W/O/W型、O/W/O型等の乳化型化粧料、油性化粧料、固形化粧料、液状化粧料、練状化粧料、スティック状化粧料、揮発性油型化粧料、粉状化粧料、ゼリー状化粧料、ジェル状化粧料、ペースト状化粧料、乳化高分子型化粧料、シート状化粧料、ミスト状化粧料、スプレー型化粧料等の剤型が好ましいものとして挙げられる。
本発明の保湿剤用架橋重合体は、上述の構成よりなり、保湿剤として単独で使用した場合であっても優れた保湿効果を発揮し、特に低湿度下でも保湿性の維持に優れ、ヒアルロン酸Naより安価であることから、皮膚化粧料、皮膚外用剤又は頭髪化粧料用途等に好適に用いることができる。
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、特に断りのない限り、「部」は「重量部」を、「%」は「質量%」を意味するものとする。
<合成例1>
VP/SA=91.4/8.6(質量比) 架橋剤量0.4質量%
250mlパックエースに脱イオン水72.1部、N−ビニルピロリドン(株式会社日本触媒製、以下、VPとも称する)30.0部、37%アクリル酸ナトリウム(37%SA) 7.6部、架橋剤としてペンタエリスリトールトリアリルエーテル(以下P−30とも称する)0.13部に仕込んだ。次いで、100ml/分で30分間窒素置換を行った。次いで、窒素導入を30ml/分にし、45℃まで昇温した。液温を45℃に安定させた後、開始剤として2、2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]ジヒドロクロライド(以下、「VA−044」とも称する)の10質量%水溶液を0.74部添加し重合を開始した。重合反応が進み、ゲルが生成した後、90℃で30分間熟成を行い、重合を終了した。次いで、得られたゲルを120℃で2時間乾燥を行うことにより、VP架橋重合体乾燥物を得た。次いで、得られた架橋重合体を粉砕機で、目開き250μmのJIS標準篩を通過するまで粉砕して、粒子状のVP架橋重合体(本発明のVP架橋重合体(1))を得た。
<合成例2>
VP/SA=82.5/17.5(質量比) 架橋剤量0.4質量%
250mlパックエースに脱イオン水66.9部、N−ビニルピロリドン(株式会社日本触媒製、以下、VPとも称する)27.0部、37%アクリル酸ナトリウム(37%SA) 15.4部、架橋剤としてペンタエリスリトールトリアリルエーテル(以下P−30とも称する)0.13部に仕込んだ。次いで、100ml/分で30分間窒素置換を行った。次いで、窒素導入を30ml/分にし、45℃まで昇温した。液温を45℃に安定させた後、開始剤として2、2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]ジヒドロクロライド(以下、「VA−044」とも称する)の10質量%水溶液を0.74部添加し重合を開始した。重合反応が進み、ゲルが生成した後、90℃で30分間熟成を行い、重合を終了した。次いで、得られたゲルを120℃で2時間乾燥を行うことにより、VP架橋重合体乾燥物を得た。次いで、得られた架橋重合体を粉砕機で、目開き250μmのJIS標準篩を通過するまで粉砕して、粒子状のVP架橋重合体(本発明のVP架橋重合体(2))を得た。
<合成例3>
VP/SA=91.4/8.6(質量比) 架橋剤量0.3質量%
250mlパックエースに脱イオン水72部、N−ビニルピロリドン(株式会社日本触媒製、以下、VPとも称する)30.0部、37%アクリル酸ナトリウム(37%SA) 7.6部、架橋剤としてペンタエリスリトールトリアリルエーテル(以下P−30とも称する)0.098部に仕込んだ。次いで、100ml/分で30分間窒素置換を行った。次いで、窒素導入を30ml/分にし、45℃まで昇温した。液温を45℃に安定させた後、開始剤として2、2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]ジヒドロクロライド(以下、「VA−044」とも称する)の10質量%水溶液を0.74部添加し重合を開始した。重合反応が進み、ゲルが生成した後、90℃で30分間熟成を行い、重合を終了した。次いで、得られたゲルを120℃で2時間乾燥を行うことにより、VP架橋重合体乾燥物を得た。次いで、得られた架橋重合体を粉砕機で、目開き250μmのJIS標準篩を通過するまで粉砕して、粒子状のVP架橋重合体(本発明のVP架橋重合体(3))を得た。
<合成例4>
VP/SA=91.4/8.6(質量比) 架橋剤量0.2質量%
250mlパックエースに脱イオン水72部、N−ビニルピロリドン(株式会社日本触媒製、以下、VPとも称する)30.0部、37%アクリル酸ナトリウム(37%SA) 7.6部、架橋剤としてペンタエリスリトールトリアリルエーテル(以下P−30とも称する)0.066部に仕込んだ。次いで、100ml/分で30分間窒素置換を行った。次いで、窒素導入を30ml/分にし、45℃まで昇温した。液温を45℃に安定させた後、開始剤として2、2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]ジヒドロクロライド(以下、「VA−044」とも称する)の10質量%水溶液を0.74部添加し重合を開始した。重合反応が進み、ゲルが生成した後、90℃で30分間熟成を行い、重合を終了した。次いで、得られたゲルを120℃で2時間乾燥を行うことにより、VP架橋重合体乾燥物を得た。次いで、得られた架橋重合体を粉砕機で、目開き250μmのJIS標準篩を通過するまで粉砕して、粒子状のVP架橋重合体(本発明のVP架橋重合体(4))を得た。
<臨界湿度試験1:実施例1、2及び比較例1>
合成例1、2で得られたポリマー粉体(VP架橋重合体(1)、(2))及びPVP K−30(ポリビニルピロリドン)を23℃、相対湿度50%の環境下に2日間放置した後、23℃、40%、55%又は65%の環境下に24時間置き、質量の増減を測定した。
Figure 2017186257
上記評価において、24時間放置後の質量の増加がゼロとなる点を臨界湿度と定義し、この臨界湿度が低いものほど低湿度での吸湿率が高いことから、保湿力の高い材料といえる。
上記試験結果より、比較例としてのポリビニルピロリドンは相対湿度40%の環境下では質量の減少が見られ、臨界湿度は40%以上であり、保湿力が低いのに対して、実施例1及び2における共重合体は低湿度下でも質量の増加が見られ、臨界湿度が40%以下であり、保湿力が高いことが明らかとなった。
<臨界湿度試験2:実施例3、4及び比較例2>
合成例3、4で得られたポリマー粉体(VP架橋重合体(3)、(4))及びアクアリックFH(ポリアクリル酸ナトリウム:株式会社日本触媒製)を23℃、35%RH環境下で3日間放置した後、サンプルを湿度のみ45%→55%→65%と順次変化させ、各環境下で48時間放置した。35%RH環境下で3日間放置後から上記の各相対湿度下で48時間放置後のサンプルの重量変化を測定した。
Figure 2017186257
上記試験の結果、比較例2のアクアリックFHは高湿度下での重量増加率が高く、ベタツキが生じてしまう可能性が高いのに対し、実施例3、4のVP架橋重合体(3)および(4)は高湿度下でも重量増加率が10%程度と比較的低いことがわかった。
<実施例5> 乳液
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表3の処方の乳液を調製した。
(調製方法)
表3の成分No.15を一部のNo.18に加え、撹拌して粘性の液とした(A部)。No.16を一部のNo.18に加えて撹拌した後、No.17を加えて粘性の液とした(B部)。次にNo.1〜8を約70℃に加温し、溶解させた(C部)。No.9〜14、残余のNo.18を約70℃に加温し、溶解させた(D部)。C部にD部を撹拌しながら加え、乳化させた後、約50℃まで冷却し、A部、B部を加え均一になるまで撹拌した。この乳液は、しっとり感を付与する効果に優れるものであった。
Figure 2017186257
<実施例6〜9及び比較例3> 美容液
実施例6〜9としてそれぞれ合成例1〜4で得られたVP架橋重合体(1)〜(4)及び比較例3としてヒアルロン酸を用いて、下記表4の処方の美容液を調製した。
(製造方法)
A部を常温で溶解させた。C部をB部に攪拌しながら徐々に加え粘稠性液体とし、ついでA部、D部を加え攪拌し、均一とした。本発明で得られたVP架橋重合体(1)〜(4)を配合した上記の美容液は、保湿感効果が高く、皮膚を柔軟にしみずみずしくなめらかなうるおいのある肌を保ち、これらの効果は長時間持続するものであった。これに対し、比較例3のヒアルロン酸を配合した上記の美容液は、使用時の感触が悪く、うるおいの劣るものであった。
Figure 2017186257
<実施例10> マッサージクリーム
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表5の処方のマッサージクリームを調製した。
(調製方法)
表5の成分No.1〜17を約70℃ に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.18〜22を約70℃ に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を撹拌しながら加え、乳化させた後、冷却した。
このマッサージクリームは、マッサージ効果が高く、しっとり感を付与する効果に優れるクリームであった。
Figure 2017186257
<実施例11> エモリエントクリーム
合成例2で得られたVP架橋重合体(2)を用いて、下記表6の処方のエモリエントクリームを調製した。
(調製方法)
表6の成分No.1〜10を加え、約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.11〜15をとり、約80℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を加え、ホモミキサーにて乳化させた後、40℃まで冷却した。このエモリエントクリームは、しっとり感を付与する効果に優れるクリームであった。
Figure 2017186257
<実施例12> アンチエイジングクリーム
合成例3で得られたVP架橋重合体(3)を用いて、下記表7の処方のアンチエイジングクリームを調製した。
(製造方法)
Aを約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。Cを約80℃に加温し、溶解させた(C部)。約80℃でホモミキサーにて攪拌しながら、A部にC部を徐々に加え、乳化後均一に混合し、約40℃まで冷却し、Bを加え、均一に混合した。このクリームは、しっとり感を付与する効果に優れるクリームであった。
Figure 2017186257
<実施例13> サンスクリーン剤
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表8の処方のサンスクリーン剤を調製した。
(調製方法)
表8の成分No.13にNo.1、2の一部、No.3を加え、ミルで練った(A部)。別容器にNo.2の残り、No.4〜6を加え、約150℃に加温、溶解させた(B部)。別容器にNo.1の残り、No.7〜12を加え、約80℃に加温、溶解させた(C部)。別容器にNo.14、15を加え、約80℃に加温、溶解させた(D部)。B部にC部を加え、混合した後A部に加えて均一に混合した。次いで、D部を加え、攪拌し、乳化後40℃まで冷却した。このサンスクリーン剤は、汗などによるくずれを抑え、また、しっとり感を有するクリームであった。
Figure 2017186257
<実施例14> 下地クリーム
合成例3で得られたVP架橋重合体(3)を用いて、下記表9の処方の下地クリームを調製した。
(調製方法)
表9の成分No.16、17をそれぞれNo.18に溶かし粘性の液(2%)とした(A部)。別容器にNo.1〜10を加え、約80℃に加温、溶解させた(B部)。別容器にNo.11〜15、No.18の残りを加え、約80℃に加温、溶解させた(C部)。B部にC部を加え、乳化させた後、A部を加え、均一に混合した。攪拌後40℃まで冷却した。この下地クリームは、ファンデーションのつき、もちが良く、さらっとした感触が付与できる下地クリームであった。
Figure 2017186257
<実施例15> ファンデーション
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表10の処方のファンデーションを調製した。
(調製方法)
各成分を高速攪拌し、均一に混合した。
このファンデーションは、発色性に優れ、しっとりした感触を有するものであった。
Figure 2017186257
<実施例16> 口紅
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表11の処方の口紅を調製した。
(調製方法)
表11の成分No.11〜14をNo.1、2で混練した(A部)。別容器にNo.3〜10を加え、約80℃に加温、溶解させた(B部)。約80℃でB部にA部を加え、溶解後、急冷した。この口紅は、みずみずしく、密着性の高い口紅であった。
Figure 2017186257
<実施例17> リップグロス
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表12の処方のリップグロスを調製した。
(調製方法)
表12の成分No.1、2を100〜110℃に加温して均一に溶解させた。次に、No.3〜6を加え、約80℃で均一に溶解させた。このリップグロスは、みずみずしく、密着性の高いものであった。
Figure 2017186257
<実施例18> マスカラ
合成例3で得られたVP架橋重合体(3)を用いて、下記表13の処方のマスカラを製造した。
(調製方法)
表13の成分No.9にNo.1を加えホモミキサーで分散したのち、No.3を加え加熱して70℃に保った(水相)。他の成分を混合し、加熱して70℃に保った(油相)。油相に水相を加えホモミキサーで均一に乳化分散して目的のマスカラを得た。このマスカラは、付着性が良く、良好な使用感を有し、また、安定性も良好であった。
Figure 2017186257
<実施例19> アイシャドウ
合成例4で得られたVP架橋重合体(4)を用いて、下記表14の処方のアイシャドウを製造した。
(調製方法)
表14の成分No.1〜3をブレンダーで混合後、粉砕器で処理した(粉体部)。No.11〜16を70〜75℃で加熱溶解させた(水相部)。No.4〜10を70〜80℃で加熱溶解させた(油相部)。粉体部を水相部に加え、撹拌混合した。これに油相部を撹拌しながら加え、ホモミキサーにより分散、室温まで撹拌冷却し、目的のアイシャドウを得た。この乳化アイシャドウは、付着性が良く、良好な使用感を有し、また、乳化安定性も良好であった。
Figure 2017186257
<実施例20> トリートメント
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表15の処方のトリートメントを調製した。
(調製方法)
表15の成分No.1〜6を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.7〜11を約80℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を加え均一に撹拌混合し、その後室温まで冷却した。
このトリートメントは、毛髪にしっとり感、柔軟感を付与することができるものであった。
Figure 2017186257
<実施例21> モイストリンス
合成例4で得られたVP架橋重合体(4)を用いて、下記表16の処方のモイストリンスを調製した。
(調製方法)
表16の成分No.1〜12を約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.14〜15を約80℃に加温し溶解させた(B部)。A部にB部を攪拌しながら、徐々に加え均一に混合し、その後No.13を添加し攪拌した後、急冷した。
このモイストリンスは、べたつかず、毛髪にしっとり感を付与することができるリンスであった。
Figure 2017186257
<実施例22> ストレートパーマ剤(カチオンタイプ)
合成例2で得られたVP架橋重合体(2)を用いて、下記表17、18の処方のストレートパーマ剤(カチオンタイプ)の1液、2液を調製した。
(調製方法:1液)
表17の成分No.15の大部分を約80℃に加温した(A部)。別容器にNo.1〜8を加え加温し、溶解させた(B部)。別容器にNo.15の残り、No.9〜13を加え、均一に溶解させた(C部)。A部にB部を加え、混合攪拌し、約45℃付近でC部を加え、均一に混合した。室温まで冷却した後、No.14を加えた。
(調製方法:2液)
表18の成分No.1〜7を加え、約70℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.11の大部分をとり、約70℃に加温し、No.8、9を加え溶解させた(B部)。別容器にNo.11の残りをとり、約60℃に加温し、No.10を加え溶解させた(C部)。約70℃でA部にB部を加え、粘度が高くなるまで攪拌した。60℃まで冷却し、攪拌しながらC部を加え均一に混合した。温度が約50℃まで低下した後、急冷した。このストレートパーマ液は、毛髪に対する密着性が高く、セット力があるため、ストレートパーマをしっかりかけることができるストレートパーマ液であった。
Figure 2017186257
Figure 2017186257
<実施例23> 毛髪脱色剤(2剤式)
合成例3で得られたVP架橋重合体(3)を用いて、下記表19、20の処方の毛髪脱色剤(2剤式)を調製した。
(調製方法:1剤)
各成分を均一に攪拌、混合した。
(調製方法:2剤)
各成分を均一に混合し、クエン酸でpHを3.5〜4.0に調整した。
(配合比)
1剤:2剤=1:7
この毛髪脱色剤(2剤式) は、毛髪に施術することにより、脱色後の毛髪の損傷感を低減し、毛髪に柔軟性、しっとり感等の良好な感触を付与できる脱色剤であった。
Figure 2017186257
Figure 2017186257
<実施例24> 酸化染毛剤
合成例3で得られたVP架橋重合体(3)を用いて、下記表21、22の処方の酸化染毛剤を調製した。
(調製方法:1剤)
各成分を均一に混合した。
(調製方法:2剤)
各成分を均一に混合し、クエン酸でpHを3.5〜4.0に調整した。
(配合比)
1剤:2剤=1:1
この酸化染毛剤は、毛髪に施術することにより、染毛後の毛髪の損傷感を低減し、毛髪に柔軟性、しっとり感等の良好な感触を付与できる酸化染毛剤であった。
Figure 2017186257
Figure 2017186257
<実施例25> カール剤
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表23、24の処方のカール剤を製造した。
(調製方法:1液)
表23の成分No.16の一部(20%分)にNo.1〜3を加えて溶かし、予め別の容器でNo.16の一部(10%分)にNo.14、15を加えて溶かしたものを、約40℃で加えて均一に溶解させた(A部)。別の容器でNo.16の残りを約75℃に加温した(B部)。別の容器にNo.8〜13を取り、約75℃に加温して溶解させた(C部)。C部にB部を加えて乳化させよく攪拌混合した後、40℃まで冷却してA部を加えて均一に攪拌した。次にNo.7を加えて攪拌し、次いでNo.5、6を加え、更にNo.4を加えて均一に攪拌混合し、pH9.0〜9.5に調整することにより、目的のカール剤1液を得た。
(調製方法:2液)
表24の成分No.4〜7を約80℃に加温し溶解させた(A部)。別の容器にNo.9の一部(70%)とNo.1、8を加え、約80℃に加温し溶解させた(B部)。さらに別の容器にNo.9の残りとNo.2、3を加え、約50℃に加温し溶解させた(C部)。A部にB部を加えて均一に混合攪拌し乳化させた後、40℃になったらC部を加えてよく混合し、室温にてpH6.5〜6.8に調整することにより、目的のカール剤2液を得た。
このように製造したカール剤1液、2液を毛髪に用いることにより、良好な柔軟性、しっとりとした風合い、良好な仕上がり感でカールさせることが出来た。
Figure 2017186257
Figure 2017186257
<実施例26> ヘアクリーム
合成例4で得られたVP架橋重合体(4)を用いて、下記表25の処方のヘアクリームを調製した。
(調製方法)
表25の成分No.1〜6を約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.7〜10を加え、約80℃に加温し、溶解させた(B部)。A部にB部を加え撹拌混合した。
このヘアクリームは、艶があり、べたつかず、毛髪の水分を保つことができるものであった。
Figure 2017186257
<実施例27> リーブオントリートメント
合成例2で得られたVP架橋重合体(2)を用いて、下記表26の処方のリーブオントリートメント(毛髪用)を調製した。
(調製方法)
表26の成分No.1〜7を約80℃に加温して溶解させた(A部)。別の容器にNo.8、9をとり、約80℃に加温して溶解させた(B部)。A部にB部を徐々に加えて均一に混合した。このリーブオントリートメント(毛髪用)は、さらっとした感触で、毛髪に柔軟感を付与できるものであった。また、安定性も良好であった。
Figure 2017186257
<実施例28> ヘアエッセンス
合成例2で得られたVP架橋重合体(2)を用いて、下記表27の処方のヘアエッセンスを調製した。
(調製方法)
表27の成分No.1〜7を約80℃に加温して溶解させた(A部)。別の容器にNo.8、9をとり、約80℃に加温して溶解させた(B部)。A部にB部を徐々に加えて均一に混合した。このヘアエッセンスは、さっぱりとした感触で、べたつかず、毛髪に柔軟感を付与できるものであった。
Figure 2017186257
<実施例29> 育毛剤
合成例3で得られたVP架橋重合体(3)を用いて、下記表28の処方の育毛剤を調製した。
(製造方法)
各成分を均一に撹拌混合した。この育毛剤は、脱毛、ふけ、かゆみを防止できるものであった。
Figure 2017186257
<実施例30> パーマ剤
合成例2で得られたVP架橋重合体(2)を用いて、下記表29、30の処方のパーマ剤を調製した。
(調製方法:1液)
表29の成分No.13の大部分にNo.11を溶解させ、次いでNo.12を少量ずつ加えて溶解させ、さらにNo.8〜10を加え溶解させた(A部)。別容器にNo.13の残りをとり、No.6、7を加え、加温、溶解させた(B部)。別容器にNo.1〜5を加え、約50℃に加温し、溶解させた(C部)。A部にB部を加え、均一に混合させた後、C部を徐々に加え、均一に混合した。
(調製方法:2液)
表30の成分No.10の大部分をとり、約60℃に加温し、No.1〜3を加え溶解させた後No.4を加え溶解させた。次いでNo.5、6を加え、加温、溶解させ、徐冷しながら40℃付近でNo.7〜9を加え均一にさせた。残りのNo.10を加え、均一に混合し、冷却した。
このパーマ剤は、毛髪に施術することにより、毛髪にすべり感、柔らかさ与えるパーマ剤であった。
Figure 2017186257
Figure 2017186257
<実施例31> 浴用剤(バブルバス)
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表31の処方の浴用剤を調製した。
(製造方法)
Aを一部のCに溶解し、均一にする。残余のC及びBを加えてよく混練する。この浴用剤は、肌をしっとりさせ、肌のつやをよくする等の効果を持つものであった。
Figure 2017186257
<実施例32> クレンジングオイル
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表32の処方のクレンジングオイルを調製した。
(調製方法)
全成分を加熱溶解、混合した。
このクレンジングオイルは、透明で、粘性があり、使用時に垂れないという特性を有し、感触もさっぱりしており、ファンデーション、メイク等となじみも良く、これらを素早く落とすことができるものであった。
Figure 2017186257
<実施例33> 液体洗顔料
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表33の処方の液体洗顔料を調製した。
(製造方法)
表33の成分No.3 、10を約80℃に加温し溶解させた(A部)。A部にNo.1、2、4〜9、11〜13を加え、約80℃に加温し均一溶解させた後冷却した。また、No.9のみを除いた処方をブランクとした。
パネラー10名で該洗顔料使用後の皮膚の感触を評価した。評価は、すべり感、しっとり感の2項目についてともに比較例4の1,3−ブチレングリコールより優れている結果となった。
Figure 2017186257
<実施例34> ボディーシャンプー
合成例1で得られたVP架橋重合体(1)を用いて、下記表34の処方のボディーシャンプーを調製した。
(製造方法)
表34の成分No.1及び一部のNo.11を約80℃で加温して均一に混合した(A部)。 No.2〜 No.10、残りの11を約80℃で加温して均一に混合した(B部)。攪拌しながら、B部にA部を徐々に加えて均一に混合した。また、No.8のみを除いた処方をブランクとした。
パネラー10名で該ボディーシャンプー使用後の皮膚の感触を評価した。評価のすべり感、しっとり感の2項目についてともにブランクより優れている結果となった。
Figure 2017186257
<実施例35〜38及び比較例5> 石鹸
合成例1〜4で得られたVP架橋重合体(1)〜(4)及び比較例5としてPVP K−30を用いて、下記表35の処方の石鹸を調製した。
(製造方法)
全成分を80℃に加温溶解し、撹拌しながら冷却し、型に流し込み放置する。また、VP架橋重合体(1)〜(4)のみを除いた処方をブランクとした。
パネラー10名で該石鹸使用後の皮膚の感触を評価した。評価は、すべり感、しっとり感の2項目について行った。結果は下記表36に示した。なお、表中、
◎:10名中8名以上がブランクより良好と回答、
○:10名中6名以上がブランクより良好と回答、
△:10名中4名以上がブランクより良好と回答、
×:10名中4名未満がブランクより良好と回答した。
下記の通り、本発明品を配合した石鹸は未配合品に比べ、皮膚にしっとり感、つるっとしたすべり感を付与することができ、加脂肪剤としても優れていることがわかる。
Figure 2017186257
Figure 2017186257
本発明により、充分な水分保持能により潤いを与えるとともに、感触的にも問題が殆んどなく、かつ、安全性の高い保湿剤、並びに、保湿機能が高く、感触、安全性に優れた化粧料及び皮膚外用剤を得ることができる。

Claims (8)

  1. ラクタム構造を有する不飽和単量体(A)由来の構造単位(a)を有することを特徴とする保湿剤用架橋重合体。
  2. 前記ラクタム構造を有する不飽和単量体は、ピロリドン環を有する不飽和単量体であることを特徴とする請求項1に記載の保湿剤用架橋重合体。
  3. 前記架橋重合体は、更に、不飽和単量体(A)以外のその他の不飽和単量体(B)由来の構造単位(b)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の保湿剤用架橋重合体。
  4. 前記架橋重合体は、構造単位(b)としてアリール基、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しくはその塩の基、カルボン酸エステル基及びエーテル基からなる群より選択される少なくとも1種の基を有する不飽和単量体(B−1)由来の構造単位(b−1)を有することを特徴とする請求項3に記載の保湿剤用架橋重合体。
  5. 前記架橋重合体は、構造単位(b)としてカルボキシル基若しくはその塩の基を有する不飽和単量体又は下記式(6);
    Figure 2017186257
    (式中、R14は水素原子又はメチル基を表す。R15は置換基として水酸基、アルコキシ基、(ポリ)オキシアルキレン基、オキソ基含有基、ハロゲン原子、エポキシ基及びカルボニル基からなる群より選択される少なくとも1種を有していてもよい炭素数1〜30 の炭化水素基を表す。)で表される単量体由来の構造単位を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の保湿剤用架橋重合体。
  6. 前記架橋重合体は、構造単位(b)として(メタ)アクリル酸又はこれらの塩由来の構造単位を有することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の保湿剤用架橋重合体。
  7. 前記架橋重合体は、構造単位(a)の割合が、全構造単位100質量%に対して30〜100質量%であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の保湿剤用架橋重合体。
  8. 前記架橋重合体は、皮膚化粧料、皮膚外用剤又は頭髪化粧料用途に用いられることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の保湿剤用架橋重合体。
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