JP2017184937A - 情報取得装置 - Google Patents
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Abstract
Description
パルス光を射出する光源と、
前記パルス光が照射された被検体から発生する音響波を電気信号に変換する素子と、
前記電気信号を用いて前記被検体内部の特性情報を生成する情報処理部と、
を有し、
前記情報処理部は、安定な状態で照射が行われた前記パルス光に由来する前記電気信号のみを用いて前記特性情報を生成する
を有することを特徴とする情報取得装置である。
含む。探触子等により音響波から変換された電気信号を音響信号とも呼ぶ。ただし、本明細書における超音波または音響波という記載は、それらの弾性波の波長を限定する意図ではない。光音響効果により発生した音響波は、光音響波または光超音波と呼ばれる。光音響波に由来する電気信号を光音響信号とも呼ぶ。
第1の実施形態では、光源からのパルス光の安定性に基づいて、光音響画像の生成に用いるデータを決定する。
実施例1では、光源からのパルス光の光量が不安定な時に取得された光音響信号を診断画像の生成に使用しない。本実施例においてパルス光が安定な状態とは、パルス光の光量が十分大きく、時間的変動が十分小さいことである。
図1は本実施例に係る光音響装置を示すブロック構成図である。図1において、レーザコントローラ101はパルス光源および光学系を制御するように構成されている。レーザコントローラ101としては、CPUやメモリなどの演算資源を備え、記憶媒体に格納されたプログラムやユーザの指示に従って動作する情報処理装置、例えばPCやワークステーションなどを利用できる。また、レーザコントローラ101と、後述する受信回路104やコントローラ103などは、同一の情報処理装置に実装されていても良いし、別々に構成されても良い。また、レーザコントローラ101内部の各ブロックを物理的に分けて受信回路104やコントローラ103として構成してもよい。
開状態と呼ぶ。シャッタ107は、遮光機構が閉状態にあることを検出する位置センサ1(不図示)と、遮光機構が開状態にあることを検出する位置センサ2(不図示)を内部に備える。これにより、遮光機構の動作が完了したか否かを外部から電気的に確認できる。
CPU117は光源制御部118、シャッタ制御部119、温度モニタ部120、光量計106からの情報に基づき、現在射出しているパルス光が光音響波を発生させるのに十分な状態(光音響測定可能状態)になっているかどうかを判定する。パルス光が光音響波を発生させるのに十分な状態とは、光源内部が温度平衡に達し、その結果としてパルス光の光量、パルス幅、照射方向、波長などが安定している状態のことである。判定の方法については後述する。本実施例や以下の各実施例において、CPU117は安定状態の判定など様々な判定を行う。このときCPUは、判定部として機能する。
図11は、実施例1における被検体近傍の位置関係を示した図である。保持部材1101は、被検体110を保持し形状を規定する。保持部材1101として、カップ状に成形されたポリメチルペンテン等の樹脂や、フィルム部材を利用できる。保持部材1101と被検体110の間に液体1102を入れて、音響インピーダンスを整合させることが好ましい。液体1102として適切な温度の水や油を用いる。図のように保持部材1101ごしに光と音響波が行き来する場合、保持部材1101の光と音に対する透過性を高める。
に対する相対位置が変化できることにより、被検体110の広い範囲での光音響測定が可能になる。
図2は実施例1の光音響装置の動作フローを示す。使用者がユーザインタフェース114を介して被検体110の撮影開始指示を行った状態を開始状態とする。ステップS201において、コントローラ103は使用者が設定した撮影範囲、波長、照射密度などの情報から、撮影位置の個数を割り出す。そしてレーザコントローラ101のCPU117に対し、照射するパルス数および波長を設定する。本実施例では撮影位置の個数を2048点、波長は755nmと795nmの2種類とする。照射するパルス数は各波長2048回ずつとなる。
、フラッシュランプを含む共振器のロスや熱膨張によるずれがある。そのため、光量が低くまた変動が大きい。パルス番号303において、光量は下限値301に達するが、この段階ではまだ前後の光量との差が大きく、光量が不安定である。この段階ではCPU117は光量が安定していないと判定し、ステップS206に戻る。パルス番号304においては、光量が下限値301および上限値302の間にあり、かつ、前後の光量との差が小さくなっている。この段階でCPU117は光量が安定していると判定し、ステップS208に進む。CPU117は、光量が5回続けて下限値301と上限値302の間に入り、かつ、前回の光量との差分値が5回続けて所定の値10mJ以下であるときに光量が安定していると判断するものとする。すなわちCPU117は、パルス番号nの光量をEn,xを自然数としたときに、下記の式(1)と式(2)が成立したときに光量が安定していると判断する。
200mJ≦En≦300mJ(n=x,x−1,x−2…x−4) …(1)
En−E(n−1)≦10mJ(n=x,x−1,x−2…x−4) …(2)
例では、波長755nm、795nmの両方の光音響信号の取得が完了したか否かを判定する。完了している場合にはステップS218に進む。完了していない場合には、CPU117はシャッタ107を閉じ、トリガ信号の出力をオフにした後にステップS209に戻る。ステップS209にて波長を再度設定し、光音響信号の取得を継続する。
図4は受信回路104の内部の構成を示すブロック図である。増幅器401は探触子113からの光音響信号を電圧増幅する。増幅器401は、探触子を構成する512個の超音波センサ素子それぞれに対応した、512チャンネルのオペアンプにより構成される。A/Dコンバータ群402は、増幅器401で増幅された光音響信号をサンプリングし、アナログーデジタル変換を行うように構成されている。16チャンネルのA/Dコンバータ素子を32個使用することにより、512チャネルのA/Dコンバータ群を構成できる。各A/Dコンバータ素子は外部から20MHzのサンプリングクロックを受信し、サンプリングクロックに同期して光音響信号をデジタル化し、後段の信号処理回路403に出力する。A/Dコンバータ素子は外部からの制御により、イネーブル状態とディスエーブル状態を切り替える。デジタル化された光音響信号を光音響信号データと呼ぶ。
内部からの光音響波112に対応する光音響信号を受信している51.2μs期間以外をディスエーブルとすることで、光音響装置の消費電力を抑えることができる。
図5Aは、ステップS211からステップS214にかけてのレーザコントローラ周囲の制御の流れを示すタイミングチャートである。励起開始信号501は光源制御部118が光源102のフラッシュランプを点灯させるための信号である。励起開始信号の立ち上がりをトリガとして、フラッシュランプが数100μsの間点灯する。発振開始信号502は、光源制御部118が光源102のQスイッチをオンさせるための信号である。発振開始信号502の立ち上がりをトリガとしてQスイッチがオンになる。光量503は光源102からの出力パルス光の光量を示す。発振開始信号502の立ち上がりから数100ns後にパルス光が出力される。励起開始信号501、発振開始信号502、パルス光503は周波数20Hzで繰り返し動作する。このように周期的に光源を駆動することにより、パルス毎の光量のばらつきが抑えられ、光源102の動作が安定する。
上の記載では、シャッタ制御信号504が立ち上がってからシャッタ状態信号507が立ち上がるまでの間、すなわちシャッタ107が中間状態になっている間もQSWトリガ信号502を立ち上げている。しかし、QSWトリガ信号の制御方法はこの方法に限らない。例えば、図5Bのように、中間状態の間は、光源制御部118はQSWトリガ信号502を立ち上げず、シャッタ状態信号507が立ち上がるのを確認してからQSWトリガ信号を立ち上げるようにしてもよい。このようにすることで、シャッタ107が中間状態の時に、パルス光503の被検体への照射を確実に防止できる。
光させた後に光量が安定しているとみなしてもよい。また、事前に何回パルス光を発光させて、光量が安定になるまでの時間を計測しておき、CPU117は所定の時間、パルス光を発光させた後に光量が安定しているとみなしてもよい。この場合には光量をパルス毎にモニタする必要がないので、光量計106を省略してコストを低減できる。
実施例2では、光源からのパルス光の空間的な光強度分布が不安定な時に取得された光音響信号は、診断画像の生成に使用しない。本実施例においてパルス光が安定な状態とは、パルス光の光強度分布の位置によるばらつきが十分小さく、かつ時間的な変動が十分小さいことである。
実施例2に係る光音響装置の構成は、図1と比べて、光量計106の代わりに分布カメラを用いる点のみが異なる。分布カメラは、CCDやCMOSなどの多数の光センサアレイをもち、パルス光の空間的な分布を測定する。パルス光の進む方向に垂直な面内において水平方向をX軸、垂直方向をY軸とする。
また、実施例2での動作フローの図2との違いは、CPU117はステップS207にて、パルス光の空間的な光強度分布の安定性を確認することである。すなわち、ステップS207においてCPU117は分布カメラと通信して、パルスごとの光の空間的な分布を読み出す。そして、レーザパルス光の分布が十分な量であり、かつ安定しているかを確認する。
ある波長におけるレーザパルス光の光分布の一例を図6に示す。横軸は光センサアレイの各素子のX座標であり、縦軸は各光センサ素子で測定された光強度である。また、符号601を強度の下限閾値、符号602を強度の上限閾値とする。図6(a)および図6(b)は、それぞれ別のタイミングで、分布カメラにて観測された分布データの例である。
実施例3では、光源からのパルス光の波形が不安定な時に取得された光音響信号は診断画像の生成に使用しない。本実施例においてパルス光が安定な状態とは、パルス光の光パルス幅が所定の範囲内であり、かつパルス光が複数のピークを持たない状態である。
実施例3に係る光音響装置の構成は、図1と比べて、光量計106の代わりにパルス光測定回路が配置されている点のみが異なる。パルス光測定回路は高速フォトダイオード、電流電圧変換回路、増幅回路、A/Dコンバータからなる回路であり、パルス光の光強度の時間的な波形を取得できる。
また、実施例3に係る光音響装置の動作フローの図2との違いは、CPU117はステップS207にて、パルス光の時間的な波形を確認することである。すなわち、ステップS207においてCPU117は、パルス光測定回路と通信して、一定期間パルスごとの光強度の時間的な波形を読み出す。そして、レーザパルス光の光強度の時間的なパルス幅が十分小さく、かつ、単一のパルスであるかを確認する。
図7に、パルス光の光強度の時間波形のいくつかの例を示す。横軸は時刻であり、レーザコントローラ101が光源102に対し励起開始信号を立ち上げた時刻を時刻0とする。縦軸はパルス光測定回路において測定された光強度である。図7(a)はパルス光の時間幅が大きい。これはレーザ共振器の温度が一様でなく、損失が大きい状態であることが原因だと考えられる。このような場合には光音響信号の帯域が狭くなり、診断画像の解像度劣化のおそれがある。CPU117は、光の時間的な波形が安定していないと判定する。
実施例4では、光源からのパルス光の波長が不安定な時に取得された光音響信号は診断画像の生成に使用されない。本実施例においてパルス光が安定な状態とは、パルス光の波長の設定値との誤差が十分小さく、かつ時間的な変動が少ないことである。
実施例4に係る光音響装置の構成は、図1と比べて、光量計106の代わりに波長計が使用される点のみが異なる。波長計は、プリズムや回折格子のような分光光学素子や、リニアセンサのような光センサアレイなどから構成され、パルス光の波長を測定できる。
また、実施例4での動作フローの図2との違いは、CPU117はステップS207にて、波長の安定性を確認することである。すなわち、ステップS207においてCPU117は波長計と通信して、一定期間パルスごとの光の波長を読み出す。そして、波長の設定値と測定値の誤差を算出し、誤差が所定の範囲内に収まり、かつ測定値が安定しているかを確認する。誤差が所定の範囲を超えていたり、測定値が安定しない場合は、レーザ媒質の温度分布が一様になっていないと考えられる。光源の一部に半導体レーザを用いた場合には、特に波長の温度依存性が大きくなる。波長の誤差やばらつきが大きくなると、特性情報(特に酸素飽和度)の精度が低下するおそれがある。このような場合にはCPU117はパルス光の波長が安定していないと判定する。
なお、本実施例で用いた波長の安定度合いによる判定や、光量計での測定値による判定、光分布に基づく判定、パルス光の波形に基づく判定などは、任意に組み合わせてフローを実施して構わない。これにより、判定の精度がより向上する。
実施例5の実施例1と異なる点は、光源からのパルス光量の波長間比率がばらついている時に取得された光音響信号は診断画像の生成に使用しない点である。本実施例においてパルス光が安定な状態とは、パルス光量の波長間の比率が所定の範囲内であり、かつ時間的な変動が少ないことである。実施例5に係る光音響装置の構成は、図1と同じである。
図8に実施例5に係る光音響装置の動作フローを示す。図8は図2と比べて、ステップS805からステップS810にかけての動作が異なる。すなわち本実施例では、CPU117は複数の波長の光量の比を計算し、比率が安定していた場合に被検体からの光音響信号を取得する。
06と通信してパルスごとの光量データを取得し、内部のメモリに記憶する。続いてステップS808において、全ての波長について光量データを複数取得したかどうかを判定する。全波長で光量が取得され、メモリ記憶されている場合にステップS809に進む。本実施例では、755nmと795nmの2種類の波長それぞれについて10個ずつ、計10組の光量データを取得した場合にステップS809に進む。まだ光量データを取得し終えていない場合にはステップS805に戻る。これ以降、パルス番号n、波長755nmの光量データをE755_n,パルス番号n,波長795nmの光量データをE795_nと表記する。
Rn=E795_n/E755_n
0.95≦Rn≦1.05 (n=x,x−1,…,x−9)
実施例6の実施例1と異なる点は、ある点からの光音響信号の強度がばらついている時に取得された光音響信号は診断画像の生成に使用しない点である。本実施例においてパルス光が安定な状態とは、被検体と光音響装置の界面からの光音響信号の強度が所定の範囲内であり、かつ時間的な変動が少ないことである。実施例6に係る光音響装置のブロック図は図1と同じである。
01から発生する光音響信号の振幅が所定の範囲内であるか否かを持って判定する。保持部材1101から発生している光音響信号と被検体110内部から発生している光音響信号を区別するために、超音波センサ素子1103と保持部材1101の間の距離Lを算出する。そして、距離Lを液体1104中の音速Vで割り、保持部材1101由来の光音響信号が超音波センサ素子1103に到達する時間を求め、その時間の信号を上限および下限閾値と比較する。
て、光量が安定しているか否かを判定する動作をしてもよい。
第1の実施形態の各実施例では、光照射の安定化および画像の高画質化のために、光源から安定状態で照射されたパルス光に由来する電気信号を選択した。本実施形態では、光源からの光が不安定な状態になる場合は、被検体への照射自体が行われない。被検体へのパルス光照射を防止する方法として、光の発振自体を行わない方法と、発振された光の被検体への経路を遮断する方法がある。また、パルス光照射を行うべきか、それとも防止すべきかの判断手法についても複数の方法がある。
本実施形態では、不安定な状態で照射されたパルス光に由来する電気信号は、受信部により受信されないか、メモリに保存されない。本実施形態では、光音響装置として、シャッタを備えていてもよいし、備えなくてもよい。
不安定な状態で照射されたパルス光に由来する電気信号がメモリに保存されても、メモリに保存された情報のうち、安定な状態で照射されたパルス光に由来する電気信号だけを
選択的に利用して、画像再構成時に用いるようにしてもよい。
記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施形態の機能を実現するシステムや装置のコンピュータ(又はCPU、MPU等のデバイス)によっても、本発明を実施することができる。また、例えば、記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施形態の機能を実現するシステムや装置のコンピュータによって実行されるステップからなる方法によっても、本発明を実施することができる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。この目的のために、上記プログラムは、例えば、ネットワークを通じて、又は、上記記憶装置となり得る様々なタイプの記録媒体(つまり、非一時的にデータを保持するコンピュータ読取可能な記録媒体)から、上記コンピュータに提供される。したがって、上記コンピュータ(CPU、MPU等のデバイスを含む)、上記方法、上記プログラム(プログラムコード、プログラムプロダクトを含む)、上記プログラムを非一時的に保持するコンピュータ読取可能な記録媒体は、いずれも本発明の範疇に含まれる。
Claims (15)
- パルス光を射出する光源と、
前記パルス光が照射された被検体から発生する音響波を電気信号に変換する素子と、
前記電気信号を用いて前記被検体内部の特性情報を生成する情報処理部と、
を有し、
前記情報処理部は、安定な状態で照射が行われた前記パルス光に由来する前記電気信号のみを用いて前記特性情報を生成する
ことを特徴とする情報取得装置。 - 前記光源は、安定な状態で射出可能な場合に前記パルス光を射出し、
前記情報処理部は、照射が行われた前記パルス光に由来する前記電気信号を用いて前記特性情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報取得装置。 - 前記パルス光が安定な状態で射出可能であるかどうかを判定する判定部をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の情報取得装置。
- 前記判定部は、前記パルス光の光量および時間的変動に基づいて前記判定を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の情報取得装置。 - 前記判定部は、前記パルス光の光強度分布に基づいて前記判定を行う
ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報取得装置。 - 前記判定部は、前記パルス光の光パルス幅と、前記パルス光のピークの数とに基づいて前記判定を行う
ことを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の情報取得装置。 - 前記判定部は、前記パルス光の波長の変動に基づいて前記判定を行う
ことを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載の情報取得装置。 - 前記光源は、複数の波長の前記パルス光を照射し、
前記判定部は、前記パルス光の光量の波長間比率に基づいて前記判定を行う
ことを特徴とする請求項3ないし7のいずれか1項に記載の情報取得装置。 - 前記パルス光の前記被検体への照射が安定な状態で行われたかどうかを判定する判定部をさらに有し、
前記情報処理部は、前記判定部が、照射が安定な状態で行われたと判定した前記パルス光に由来する前記電気信号のみを用いて前記特性情報を生成する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報取得装置。 - 前記判定部は、前記電気信号の振幅が所定の範囲内かどうかに基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項9に記載の情報取得装置。
- 前記光源から前記被検体に照射される前記パルス光を遮断するシャッタと、
前記シャッタを制御するシャッタ制御部と、
をさらに有し、
前記シャッタ制御部は、前記パルス光を安定な状態で射出可能な場合に前記シャッタを開き、
前記情報処理部は、照射が行われた前記パルス光に由来する前記電気信号を用いて前記
特性情報を生成する
ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の情報取得装置。 - 前記シャッタ制御部は、所定の数の前記パルス光が発振されたのち、前記シャッタを開く
ことを特徴とする請求項11に記載の情報取得装置。 - 前記光源は、レーザ媒質からレーザを発振する光源であり、
前記レーザ媒質の温度を取得するセンサをさらに有し、
前記光源は、前記レーザ媒質の温度に基づいて安定な状態かどうかを判定する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報取得装置。 - 前記パルス光の照射と同期して前記電気信号を受信する受信部をさらに有し、
前記受信部は、安定な状態で照射された前記パルス光に由来する前記電気信号を受信し、安定でない状態で照射された前記パルス光に由来する前記電気信号を受信しない
ことを特徴とする請求項1に記載の情報取得装置。 - 前記パルス光の照射と同期して前記電気信号を保存するメモリを有し、
前記メモリは、安定な状態で照射された前記パルス光に由来する前記電気信号を保存し、安定でない状態で照射された前記パルス光に由来する前記電気信号を保存しない
ことを特徴とする請求項1に記載の情報取得装置。
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JP2016075055A Pending JP2017184937A (ja) | 2016-04-04 | 2016-04-04 | 情報取得装置 |
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