JP2017183206A - 面状発光装置及びこれを備える液晶表示装置 - Google Patents

面状発光装置及びこれを備える液晶表示装置 Download PDF

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Yoshifumi Hanada
祥史 花田
柴崎 聖二
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聖二 柴崎
正己 依田
Masami Yoda
正己 依田
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Abstract

【課題】簡易な構成で、LED等の光源を導光板に対して好適な位置に容易に配置して効率良く光を照射させることができる面状発光装置を提供すること。【解決手段】面状発光装置は、一側面が背面側を向くように一側面側が屈曲または湾曲して形成され、一側面から入射される光を表面から出射可能な導光板と、導光板の背面を覆うように導光板の背面側に配置され導光板を保持するとともに、導光板の一側面側が挿入される開口部を有する筐体と、筐体の背面側に配置される基板と、基板上に開口部を介して一側面と対向して実装され、光を出射する発光素子と、を有する。導光板の一側面及び基板の一方には、他方に突出して係合部が設けられ、導光板の一側面及び基板の他方には、係合部が挿入される被係合部が設けられ、係合部と被係合部との係合により導光板の一側面と発光素子とが対向位置で位置決めされる。【選択図】図2

Description

本発明は、面状発光装置及びこれを備える液晶表示装置に関する。
車両には、後方の視認性確保のため、後写鏡の設置が義務づけられている。近年、車室内に取り付けられる後写鏡(以下「インサイドミラー」と称する)として、車両の後方視界を表示する液晶ディスプレイを内蔵し、さまざまな走行環境において運転者に鮮明な後方視界を提供できる電子ミラー装置が提案され、実用化されている(例えば特許文献1)。この種の電子ミラー装置は、入射光の一部を反射し、一部を透過させるマジックミラー(one-way mirror)と、マジックミラーの背面側に配置される液晶ディスプレイとを備える。マジックミラーは、前面側(運転者に露呈されている側)からの入射光を反射させるとともに背面側(液晶ディスプレイ側)からの入射光を透過させる。
電子ミラー装置における液晶ディスプレイは、液晶パネルの背面に、液晶パネルを背面側から照光する面状発光装置を備える。
一般的に、面状発光装置は、液晶パネルの背面側に拡散シートを挟んで配置され、一端面から入射される光を表面側から出射する導光板(LGP:Light Guiding Panel)と、導光板の一端面に対向して配置される白色LED(Light Emitting Diode、以下、「LED」という)と、を有する。
導光板は、背面側から、反射シートを介して金属製の矩形皿形の筐体内に収容された状態で保持される。LEDは、FPC(Flexible printed circuit)に実装され、このFPCを、導光板の一側面に対向する筐体の一壁部に接着することによって、導光板の一側面に対向する位置に配置されている。筐体の背面側に、LEDに電源を供給する電源基板を配置し、この電源基板にFPCは接続されている。
特開平11−78693号公報
ところで、従来の面状発光装置では、導光板の一側面にLEDの光を効率良く入射させるために、LEDの位置が、導光板の一側面に対向する位置に正確に位置するように、導光板を保持する筐体にFPCを接着させる必要がある。よって、接着位置によってはLEDの光を安定して導光板に入射できない場合があり、精度良く位置させるにはその作業に手間が掛かるという問題があった。
また、面状発光装置において極力部品点数を減らしてコスト削減を図りたいという要望がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、LED等の光源を導光板に対して好適な位置に容易に配置して効率良く光を照射させることができる面状発光装置及びこれを備える液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明の面状発光装置の一つの態様は、
一側面が背面側を向くように前記一側面側が屈曲または湾曲して形成され、前記一側面から入射される光を表面から出射可能な導光板と、
前記導光板の前記一側面側が挿入される開口部を有し、前記導光板の背面を覆うように前記導光板の背面側に配置される筐体と、
前記筐体の背面側に配置される基板と、
前記基板上に、前記開口部を介して前記一側面と対向して実装され、光を出射する発光素子と、
を有し、
前記導光板の一側面及び前記基板の一方には、他方に突出する係合部が設けられ、前記導光板の一側面及び前記基板の他方には、前記係合部が挿入される被係合部が設けられ、
前記係合部と前記被係合部とが係合することにより、前記導光板の前記一側面と前記発光素子とが対向位置で位置決めされる構成を採る。
本発明の液晶表示装置の一つの態様は、上記面状発光装置と、
前記面状発光装置によって、背面側から照射される透光性の液晶表示部と、
を有する構成を採る。
本発明によれば、簡易な構成で、LED等の光源を導光板に対して好適な位置に容易に配置して効率良く光を照射させることができる。
本発明に係る一実施の形態の面状発光装置を適用した液晶表示装置を有する電子ミラーの分解斜視図である。 本発明に係る一実施の形態の面状発光装置の分解斜視図である。 電子ミラーにおける面状発光装置の要部構成を示す電子ミラーの部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る一実施の形態の面状発光装置を適用した液晶表示装置を有する電子ミラー10の分解斜視図である。図2は、本発明に係る一実施の形態の面状発光装置の分解斜視図である。図3は、電子ミラーにおける面状発光装置の要部構成を示す電子ミラーの部分断面図である。
本実施の形態の液晶表示装置100は、図1に示すように、車両内内に後方の視認性確保のため、車室内の天井付近に取り付けられるインサイドミラーとしての電子ミラー10に適用される。
電子ミラー10は、入射光の一部を反射し、一部を透過させるマジックミラー(one-way mirror)101と、マジックミラー101の背面側に配置される液晶表示装置100と、を備える。
マジックミラー101は、前面側(運転者に露呈されている側)からの入射光を反射させるとともに背面側(液晶表示装置100側)からの入射光を透過させる。マジックミラー101は、車幅方向に長い矩形状を有し、最前面に配置される。マジックミラー101としては、反射率と透過率が等しいハーフミラーが適用される。
マジックミラー101は、車幅方向に長い矩形枠状の前ミラーカバー104の開口部に取り付けられ、液晶表示装置100は、前ミラーカバー104に、前ミラーカバー104の背面側から嵌合する後ミラーカバー102の内部に収容される。電子ミラー10では、マジックミラー101は、最前面(前ミラーカバー104の開口部)に配置され、液晶パネル160はマジックミラー101の背面側(シールドケース110の内部)に配置される。
液晶表示装置100は、背面側からシールドケース(シールド部材)110、光源190である発光素子190aが実装されたメイン基板120、シャーシ(筐体)130、導光板140、拡散シート150、液晶パネル(液晶表示部)160、ベゼル170等を有する。液晶表示装置100において、シールドケース110、発光素子190aが実装されたメイン基板120、シャーシ130、及び、導光板140は、液晶パネル160を背面側から照射する面状発光装置を構成する。なお、マジックミラー101と液晶表示装置100は、後ミラーカバー102を介して車両の天井付近に、使用状態に応じて一体的に傾動自在に取り付けられている。
ベゼル170は、液晶パネル160の外形に合わせた形状を有する枠体であり、液晶パネル160を保持する導電性を有する枠状に形成されている。
ベゼル170は、シャーシ130とともに液晶表示装置100のフレームを構成する。ベゼル170は、シャーシ130に対して、シャーシ130の前面側に配置される各構成要素(導光板140、拡散シート150及び液晶パネル160)を挟むように固定する。ベゼル170は、シャーシ130とともに、導光板140、拡散シート150及び液晶パネル160一体的に保持するフレームを構成する。
具体的には、ベゼル170は、液晶パネル160の前面側の周囲に配置される枠状の前面枠部172(図3参照)を有し、この前面枠部172の外周縁には、一対の短辺壁部174と一対の長辺壁部176とがそれぞれ背面側に突出して設けられている。
ベゼル170の短辺壁部174及び長辺壁部176には、シャーシ130の被係合部(ここでは係合片137)に係合する係合部(ここでは係合孔175)が設けられている。係合孔175と係合片137とが係合することによって、ベゼル170は、シャーシ130から抜けないように固定される。
また、ベゼル170の長辺壁部176には、短辺壁部174の突出長さよりも長く背面側に突出して板バネ部176aが設けられている。板バネ部176aは、ベゼル170がシャーシ130に固定された際に、具体的には、係合片137と係合孔175とが係合した際に、シールドケース110に導通した状態で接続される。
液晶パネル160は、例えば液晶層、液晶層を挟持する2枚のガラス基板(配向膜、透明電極、及びカラーフィルターを含む)、及びガラス基板の外側に配置される2枚の偏光板を有する。透明電極に印加される電圧のオン/オフを制御して、液晶分子の向きを変化させることにより、光の通過状態を制御する。導光板140を通過した光によって表示画像が形成される。液晶パネル160の動作は、駆動回路及び電源回路を含む制御部(図示略)によって行われる。駆動回路及び電源回路は、例えば後述するシャーシ130の背面に配置されるメイン基板120に実装される。
拡散シート150は、液晶パネル160の背面側に配置される導光板140の表面からの出射光(表示画像)を拡散する。なお、拡散した出射光は液晶パネル160に入射する。
導光板140は、例えばポリカーボネート製又はPMMA(Polymethyl methacrylate)製の板状部材であり、一端面から入射する光源190(ここでは発光素子190a)からの光を拡散させ、前面側に均一に出射する。
本実施の形態の導光板140は、一側面142aが背面側を向くように一側面側が屈曲または湾曲して形成された湾曲側壁部142と、一側面142aから入射される光を前面から出射可能な主面部144とを有する。主面部144は、液晶パネル160と略同じ形状であり、拡散シート150を介して液晶パネル160の背面側で重なる位置に配置される。
湾曲側壁部142は、導光板140において短手方向に沿う一方の端部、つまり、液晶パネル160の短辺側部の一方に対応する部位に、主面部144から背面側に突出して形成されている。
湾曲側壁部142は、シャーシ130の開口部134に挿入され、その先端面である一側面142aはシャーシ130の背面側で、背面側を向いて配置される。
一側面142aは、メイン基板120に実装される光源190としての発光素子190a上に配置され、発光素子190aと対向する。湾曲側壁部142の屈曲角度は約90°であることが好ましく、さらには主面部144と湾曲側壁部142との連続部位がR形状を有することが好ましい。また、湾曲側壁部142の長さ(突出長)は、極力、短い方が好ましい。これにより、光源190(発光素子190a)からの光を効率よく主面部144に導くことができる。例えば、射出成形を利用することにより、前述した形状を有する導光板140を容易に形成することができる。
シャーシ130は、液晶パネル160の矩形形状に合わせた形状を有し、導光板140、拡散シート150を背面側から支持する。
シャーシ130は、導光板140の主面部144の背面に配置される底面部132を有し、底面部132の外周縁から前後方向に突出して周壁部が形成されている。シャーシ130は、底面部132と、底面部132の周囲の周壁部のうち前方向に突出する部位で、導光板140の主面部144と外周縁部とを背面側から覆うように配置される。ここでは、シャーシ130は、白色樹脂により成形されており、底面部132は、導光板140から背面側に漏出した光を前面側に向けて反射する反射板として機能する。導光板140の周囲を覆う周壁部も同様に、導光板140において入光面となる一側面142a以外の側面から漏出する光を導光板140の内方に反射する。
また、シャーシ130では、導光板140の一側辺部に対応する一側壁部136に沿って、且つ、底面部132に隣接する部位に開口部134が形成されている。開口部134内に湾曲側壁部142が挿入された状態で、主面部144が底面部132に重なるように導光板140は、シャーシ130に収容される。
開口部134は、導光板140の湾曲側壁部142に対応する部位に形成される。ここでは開口部134は、底面部132の裏面から背面側に突出する壁部で囲まれた状態で形成されている。これにより、シャーシ130は、開口部134を介してのみ底面部132の表裏面で連通させるように構成されている。
開口部134内には、導光板140の湾曲側壁部142が収容され、底面部132上に主面部144が配置される。光源190を実装したメイン基板120が、シャーシ130の裏面側に配置される。光源190は、導光板140の湾曲側壁部142に沿って線状に配置され、湾曲側壁部142の一側面142aと正対する。
また、シャーシ130は、底面部132の裏面側に突出して支柱部138が設けられている。支柱部138は、背面側のメイン基板120を挿通してシールドケース110にビス等の止着部材182で固定される。
光源190は、複数の発光素子190a(例えば白色LED)で構成され、メイン基板120に実装される。光源190は、メイン基板120上で、液晶パネル160の一短側部に沿って実装されており、開口部134内で、一側面142aと対向する。光源190は、液晶表示装置100がオン状態となっている間、点灯する。
メイン基板120は、平坦な帯状をなし、シャーシ130の支柱部138に対応して形成された支柱部穴に支柱部138を貫通させることで、シャーシ130に位置決めされた状態で配置される。
メイン基板120では、光源190は、開口部134を介して導光板140の一側面142と対向する位置に実装されている。また、メイン基板120には、発光素子190に電源を供給して駆動する回路や液晶パネルを駆動する回路が実装されている。
メイン基板120には、開口部134の背面側の開口縁が当接しており、光源190(発光素子190a)及び湾曲側壁部142は、周囲を囲まれた状態となっており、光源190(発光素子190a)からの光を漏れにくくしている。
メイン基板120と導光板140には、光源190と導光板140の一側面142aとを対向する位置に位置決めするために、前後方向で係合する係合部(例えばボス146)と被係合部(例えばボス穴126)とがそれぞれ設けられている。ここでは係合部は、導光板140の一側面142aの両端部にそれぞれ突出して設けられたボス146であり、被係合部は、メイン基板120において光源190(発光素子190a)を延在方向で挟む位置で、ボス146に対応する位置に形成されたボス穴126である。これらボス146とボス穴126とが係合することにより、メイン基板120と導光板140は、前後方向以外での相対的な移動を規制される。ここでは、メイン基板120に対して、導光板140の一側面142aが向かい合う領域内でボス146とボス穴126が係合して位置決めされる。
なお、一方から他方に突出して設けられる係合部が、他方の被係合部に積層方向で挿入されて互いに係合することで、光源190と一側面142aとが対向配置される構成であれば、どのように形成されてもよい。被係合部は係合部としてのボスが前後方向で挿入されて、前後方向と直交する方向での移動が規制されるものであれば、どのように形成されてもよい。例えば、メイン基板120側に表面側に突出するボスを設け、このボスが挿入されるボス穴を導光板140側に設けても良い。また、一側面142aの幅(導光板140の板厚)が発光素子190aの幅より長い場合等、一側面142aで発光素子190aを表面側から被さるような位置に配置しても良い。
また、メイン基板120は、光源190の周囲の部位に、表裏面に貫通して形成され、光源の発熱を放熱するための貫通孔(スルーホール)122を有する。メイン基板120の裏面側における貫通孔122の開口部分には、放熱シート180が貼着され、この放熱シート180を介してシールドケース110が取り付けられている。すなわち、メイン基板120におけるシールドケース(金属製シールド)110と接続された部分には、表裏貫通する貫通孔(スルーホール)122が設けられ、発光素子190aから発生する熱が貫通孔122を介してシールドケース110に伝達される。
ここではシャーシ130の裏面に、シャーシ130の支柱部138に対応して形成された支柱部穴に支柱部138を貫通させることで位置決めされた状態で配置される。
シールドケース110は、導電性、放熱性を有し、メイン基板120をシールドするものであり、メイン基板120の背面側を覆うように配置されている。
シールドケース110は、ここでは、金属板を加工して形成され、メイン基板120の回路実装部分を覆う被覆主面部112と、被覆主面部112の両側に設けられた段差によって被覆主面部112よりも前面側に位置する被覆端面部114とを有する。
シールドケース110は、メイン基板120において光源190(発光素子190a)が実装された部分の裏面側と熱伝導可能に接続されている。シールドケース110が、メイン基板120を挟みシャーシ130に止着部材182を介して止着されることによって、被覆端面部114は、放熱シート180上で重なる部分で固定される。
シールドケース110の長手方向の側面部分には、ベゼル170の長辺壁部176の板バネ部176aが弾性変形して当接し、導通可能に接続される。これにより、シールドケース110の全面及びベゼル170で、メイン基板120へのノイズを効果的に防止できるとともに、シールドケース110及びベゼル内での発熱を放熱することができる。
このように、本実施の形態に係る面状発光装置100を備える電子ミラー10は、一側面142aが背面側を向くように一側面側が屈曲または湾曲して形成され、一側面142aから入射される光を表面から出射可能な導光板140と、導光板140の背面を覆うように配置されるとともに、一側面側が挿入される開口部134を有するシャーシ130と、シャーシ130の背面側に配置されるメイン基板120と、メイン基板120上に開口部134を介して一側面142aと対向して実装され、光を出射する光源190(LEDである発光素子190a)と、を有する。導光板140の一側面142a及びメイン基板120の一方(一側面142a)には、他方に突出して係合部としてのボス146が設けられ、他方には、ボス146が挿入されて互いに係合することによって、一側面142aと光源190とを対向位置で位置決めする被係合部としてのボス穴126が設けられている。
この構成によれば、メイン基板120に実装される発光素子190aと、背面側で導光板140に光が入射される一側面142aとは、ボス146とボス穴126との係合により位置決めされるので、導光板140やシャーシ130の形状に関わらず、導光板140の一側面142aに対して発光素子190aを確実に正対させることができる。これにより、発光素子190aの光は、確実に導光板140の一側面142aを介して導光板140に安定して入射し、主面部144に導かれる。よって、安定した光量を導光板140から出射させることができる。したがって、液晶パネル160を、背面側から安定した光量で照射でき、液晶表示装置100における輝度ムラを低減できる。
また、光源190である発光素子190aを直接メイン基板120に実装しつつ、導光板140の一側面142aに対向配置されるので、従来と異なり、メイン基板と光源190とをFPCを介して接続する必要がなく、FPCが不要となり、製作コストの削減を図ることができる。
このように、面状発光装置100によれば、簡易な構成で、LED等の光源を導光板に対して好適な位置に容易に配置して効率良く光を照射させることができる。
また、シャーシ130は、白色樹脂により形成され、導光板140の背面を覆う部位である底面部132は白色であるので、導光板140の背面から出射する光を導光板140に再入射させる反射板として効果的に機能し、別途、反射板を用意する必要が無く、コストの削減を図ることができる。
また、メイン基板120において発光素子190aが実装された部分の裏面側である背面側には、メイン基板120の背面を覆う金属製のシールド部材であるシールドケース110が熱伝導可能に接続された状態で取り付けられている。これによりメイン基板120への外部ノイズを防止できるとともに、メイン基板120での発熱を、より効果的に放熱できる。
例えば、LEDによる部品温度の上昇を防止できる。詳細には、光源190である発光素子190aが実装されるメイン基板の表面と、放熱シート180を介してシールドケース110に接続される背面とが貫通孔122により連通している。これにより、メイン基板120の表面側での発光素子190aによる熱が、貫通孔122を介して裏面側に流れ、放熱シート180を介してシールドケース110に伝達される。これにより、よりメイン基板120の光源190(発光素子190a)による部品温度の上昇をより効果的に防止できる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記装置の構成や各部分の形状についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
本発明に係る面状発光装置及びこれを備える液晶表示装置は、簡易な構成で、LED等の光源を導光板に対して好適な位置に容易に配置して効率良く光を照射させることができる効果を有し、電子ミラーに適用される液晶表示装置として有用である。
10 電子ミラー
100 液晶表示装置
101 マジックミラー
102 後ミラーカバー
104 前ミラーカバー
110 シールドケース
112 被覆主面部
114 被覆端面部
120 メイン基板
122 貫通孔
126 ボス穴
130 シャーシ(筐体)
132 底面部
134 開口部
136 一側壁部
137 係合片
138 支柱部
140 導光板
142 湾曲側壁部
142a 一側面
144 主面部
146 ボス
150 拡散シート
160 液晶パネル
170 ベゼル
174 短辺壁部
175 係合孔
176 長辺壁部
176a 板バネ部
180 放熱シート
190 光源
190a 発光素子

Claims (5)

  1. 一側面が背面側を向くように前記一側面側が屈曲または湾曲して形成され、前記一側面から入射される光を表面から出射可能な導光板と、
    前記導光板の前記一側面側が挿入される開口部を有し、前記導光板の背面を覆うように前記導光板の背面側に配置される筐体と、
    前記筐体の背面側に配置される基板と、
    前記基板上に、前記開口部を介して前記一側面と対向して実装され、光を出射する発光素子と、
    を有し、
    前記導光板の一側面及び前記基板の一方には、他方に突出する係合部が設けられ、前記導光板の一側面及び前記基板の他方には、前記係合部が挿入される被係合部が設けられ、
    前記係合部と前記被係合部とが係合することにより、前記導光板の前記一側面と前記発光素子とが対向位置で位置決めされる、
    面状発光装置。
  2. 前記筐体は、白色樹脂により形成され、
    前記導光板の背面を覆う部位は、前記導光板の背面に当接して配置され、前記導光板の背面から出射する光を前記導光板に再入射させる反射板である、
    請求項1記載の面状発光装置。
  3. 前記基板の背面側には、当該基板の背面を覆う金属製のシールド部材が取り付けられ、前記金属製シールドは、前記基板における前記発光素子が実装された部分の裏面側と熱伝導可能に接続されている、
    請求項1または2に記載の面状発光装置。
  4. 前記基板における前記金属製シールドと接続された部分には、表裏貫通するスルーホールが設けられ、前記発光素子から発生する熱が前記スルーホールを介して前記金属製シールドに伝達される
    請求項3に記載の面状発光装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の面状発光装置と、
    前記面状発光装置によって、背面側から照射される透光性の液晶表示部と、
    を有する液晶表示装置。
JP2016072289A 2016-03-31 2016-03-31 面状発光装置及びこれを備える液晶表示装置 Pending JP2017183206A (ja)

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