JP2017182748A - 契約機器の設定方法、通信システム、情報処理装置、通信機、及びプログラム - Google Patents

契約機器の設定方法、通信システム、情報処理装置、通信機、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末などの利用機器への契約機器の設定などに係る作業負担を軽減することを目的とする。【解決手段】本発明は、設定端末が暗証番号と複数の契約機器の発番情報とをサーバ装置に設定するステップと、上記サーバ装置が上記暗証番号と、上記発番情報から得られる各契約機器の契約機器識別情報とを対応付けた対応情報を記憶するステップと、ユーザ端末が自装置識別情報を上記サーバ装置に送信するステップと、上記サーバ装置が上記ユーザ端末から送信された上記自装置識別情報を受け付けるステップと、上記ユーザ端末が上記暗証番号と上記契約機器識別情報の1つを上記サーバ装置に送信するステップと、上記サーバ装置が、上記ユーザ端末から送信された上記暗証番号と上記1つの契約機器識別情報が対応付けられている上記対応情報に、上記ユーザ端末から送信された上記自装置識別情報を対応付けるステップと、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、契約機器の設定方法、通信システム、情報処理装置、通信機、及びプログラムに関する。
近年、近距離無線通信技術を用いた無線タグの利用が高まっている。とりわけBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信規格の無線タグについては電池駆動において数年間動作可能なものもある。これらの無線タグの利用が可能になったことにより、スマートフォンなどの携帯端末においては、無線タグから受けた信号をセンターシステムに送信することにより様々なサービスの提供を受けることが可能になる。例えば、徘徊者、迷子、ペットなどの捜索対象を捜索する捜索支援サービスや、所持品や搬送物などを紛失したときの探索サービスなどが考えられる。
捜索対象に装着した無線タグを捜索協力者の携帯端末にて検出し、検出位置や検出時間などを含む捜索情報を捜索支援サーバで管理する捜索支援システムについて開示されたものがある。この捜索支援システムにおいては、捜索支援サーバは、無線タグのIDと捜索依頼者の情報とを紐付けて記憶し、捜索依頼者の携帯端末から捜索依頼があると、捜索依頼者に対応する無線タグのIDを捜索協力者の携帯端末に配信する。捜索協力者の携帯端末は無線タグの信号を受信した場合に、捜索対象の無線タグのIDと比較し、該当するものがある場合に捜索情報を捜索支援サーバに送信する(特許文献1参照)。
特開2015-230489号公報
しかし、サービスの提供を受けるため、無線タグの契約個数を増やしたり、或いは故障により無線タグを交換したりする場合に、その無線タグの識別情報を契約者が利用する携帯端末などに設定登録し、それらの必要な設定を行う必要が生じる。また、契約者が携帯端末を変更する場合にあっては、変更前の携帯端末において設定登録した無線タグの識別情報を、変更後の携帯端末に全て設定登録し直し、それらの必要な設定を改めて行う必要がある。このように、従来は、サービスを利用する契約者による無線タグの設定などに係る作業負担が大きいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、携帯端末などの利用機器への契約機器(無線タグ等)の設定などに係る作業負担を軽減する契約機器の設定方法、通信システム、情報処理装置、通信機、及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ユーザ端末、設定端末、及びサーバ装置が通信ネットワークを介して接続可能な通信システムにおいての契約機器の設定方法であって、上記設定端末が暗証番号と複数の契約機器の発番情報とを上記サーバ装置に設定するステップと、上記サーバ装置が上記暗証番号と、上記複数の契約機器の上記発番情報から得られる各契約機器の契約機器識別情報とを対応付けた対応情報を記憶するステップと、上記ユーザ端末が自装置の自装置識別情報を上記サーバ装置に送信するステップと、上記サーバ装置が上記ユーザ端末から送信された上記自装置識別情報を受け付けるステップと、上記ユーザ端末が上記暗証番号と上記複数の契約機器の内の少なくとも1つの上記契約機器識別情報とを上記サーバ装置に送信するステップと、上記サーバ装置が、上記ユーザ端末から送信された上記暗証番号と少なくとも1つの上記契約機器識別情報とが対応付けられている上記対応情報に、上記ユーザ端末から送信された上記自装置識別情報を対応付けるステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、契約者は、ユーザ端末から暗証番号と複数の契約機器の内の少なくとも1つの契約機器識別情報を設定し、更に自装置識別情報を設定することによりサーバ装置などからのサービスが受けられるようになる。従って、携帯端末などの利用機器への契約機器の設定などに係る作業負担を軽減することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る徘徊者捜索支援システムの全体システムの構成と運用形態の一例を示す図である。 図2は、契約者端末のハードウエア構成の一例を示す図である。 図3は、通信機のハードウエア構成の一例を示す図である。 図4は、登録端末のハードウエアの構成の一例を示す図である。 図5は、センターシステムのハードウエアの構成の一例を示す図である。 図6は、登録画面の画面構成の一例を示す図である。 図7は、契約者端末で表示するEメール入力画面の画面構成の一例を示す図である。 図8は、契約者端末で表示するログイン画面及び設定画面の画面構成の一例を示す図である。 図9は、センターシステムが記憶するデータベースのテーブル構成の一例を示す図である。 図10は、徘徊者捜索支援システムの各装置の機能構成の一例を示す図である。 図11は、登録端末が実行する登録処理の一例を示すフロー図である。 図12は、登録端末が実行する追加/変更処理の一例を示すフロー図である。 図13は、契約者端末が実行する初回設定処理の一例を示すフロー図である。 図14は、契約者端末が実行する通信アプリの処理の一例を示すフロー図である。 図15は、センターシステムが実行する対応付け処理の一例を示すフロー図である。 図16は、初期設定の動作フローの一例を示す図である。 図17は、追加/変更がある場合における設定の動作フローの一例を示す図である。 図18は、サービス利用時に契約者端末で無線タグの信号を受信する場合の全体システムの動作フローの一例を示す図である。 図19は、サービス利用時に通信機で無線タグの信号を受信する場合の全体システムの動作フローの一例を示す図である。
以下に、本発明に係る契約機器の設定方法、通信システム、情報処理装置、通信機、及びプログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここでは一例として、本発明の徘徊者捜索支援システムへの適用例について示す。なお、徘徊者を捜索対象とする例は一例にすぎず、迷子やペットなどを捜索対象としたものであっても良い。また、捜索支援システムは一例であり、無線タグからの発信情報を携帯端末で受けてサーバ装置へ送信する態様のものであれば他のシステムに適用しても良い。
(第1の実施形態)
(全体システム)
図1は、第1の実施形態に係る徘徊者捜索支援システムの全体システムの構成と運用形態の一例を示す図である。図1の徘徊者捜索支援システムXは、契約者端末1、協力者端末2、ボランティア端末3、通信機4、無線タグ5、登録端末6、センターシステム7を含む構成となっている。ここで、主に契約者端末1が「ユーザ端末」に該当する。登録端末6が「設定端末」に該当する。センターシステム7が「サーバ装置」に該当する。通信機4や無線タグ5などが「契約機器」に該当する。
契約者端末1、協力者端末2、及びボランティア端末3は、スマートフォン等の携帯端末であり、契約会社が提供する無線タグ5と通信を行うアプリケーション(以下、「通信アプリ」とする)がインストールされている。契約者端末1は、無線タグ5又は通信機4の契約者Q1が所有する携帯端末である。協力者端末2は、契約者Q1と所定の協力関係にある協力者(家族や親戚などの近親者)Q2が所有する携帯端末である。ボランティア端末3は、上記通信アプリをダウンロードしたボランティアQ3が所有する携帯端末である。
無線タグ5は、近距離無線通信を行う無線の発信器、例えばBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信規格のBLE発信器などである。無線タグ5は、製造番号(契約機器識別情報)を含む信号を例えば200ms置きなどの定期的にアドバタイズパケットなどにより周囲の携帯端末(契約者端末1や、協力者端末2や、ボランティア端末3など)や通信機4に発信する。無線タグ5は、徘徊の恐れのある者Q4の靴に内蔵する、或いは徘徊の恐れのある者Q4にペンダント形式や、ストラップ形式や、リストバンド形式などにより予め所持させる。
通信機4は、無線タグ5の発信信号を感知するための装置である。通信機4は、据え置き型又は移動型のものである。以下では、通信機4は、携帯端末を有さない協力者Q2(又はボランティアQ3)に所持させる移動型のものを一例として示す。
登録端末6は、無線タグ5及び通信機4を提供する契約会社のLAN(Local Area Network)8上に設けた社内端末である。社内端末は、契約者Q1と契約書を交わす営業所Rなどに設置されている。
センターシステム7は、契約会社の徘徊者捜索支援サービスを実行するサーバシステムである。
契約者端末1、協力者端末2、ボランティア端末3、及び通信機4は、アクセスポイントP1などからモバイル網やインターネットなどの通信ネットワーク9を介してセンターシステム7と通信を行う。登録端末6とセンターシステム7は、契約会社のLAN8を介して通信を行う。
(各装置のハードウエア構成)
図2は、契約者端末1のハードウエア構成の一例を示す図である。ここでは契約者端末1の一例としてスマートフォンのハードウエア構成の一例を示している。なお、ここでは、協力者端末2及びボランティア端末3についても契約者端末1と同様にスマートフォンを使用するものとし、それらのハードウエア構成について図示及び説明を省略する。
図2に示す契約者端末1は、CPU(Central Processing Unit)101や、RAM(Random Access Memory)102や、フラッシュROM(Read Only Memory)103や、タッチディスプレイモジュール104や、カメラモジュール105や、キーパッド106や、マイク107や、スピーカ108や、センサ109や、Bluetooth通信回路110や、WiFi通信回路111や、モバイル通信回路112などを有する。CPU101と各部はバス113によりに接続されている。また、契約者端末1は、バッテリ(不図示)からの電力供給を受けて動作する。
CPU101は、演算処理や各部の制御処理を実行し、契約者端末1全体の制御を司る。RAM102は、CPU101がプログラムを実行する際の作業エリアとして使用する。
フラッシュROM103は、ストレージとして使用する。フラッシュROM103は、各種のプログラムや各種のデータを記憶する。各種のプログラムには、OS(Operating System)や、ドライバや、Web(World Wide Web)クライアントソフトや、無線タグ5との通信アプリなどが含まれる。各種のデータには、通信アプリに設定するID(Identification)情報(自装置識別情報)やパスワードなどが含まれる。ID情報には、例えば契約者Q1のEメールアドレスなどを使用することができる。
タッチディスプレイモジュール104は、表示ディスプレイ250と、表示ディスプレイ250に積層したタッチパネル251とを備える。表示ディスプレイ250は、液晶などの表示ディスプレイである。タッチディスプレイモジュール104は、タッチパネル251に対するユーザ(つまり契約者Q1)のタッチ操作を検出し、そのタッチ操作を示す信号をCPU101に通知する。また、タッチディスプレイモジュール104は、CPU101から出力される画面データを表示ディスプレイ250で表示する。
カメラモジュール105は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を備え、撮像素子を駆動して被写体の撮像データを生成する。
キーパッド106には複数のハードキーが接続されている。キーパッド106は、何れかのハードキーが押下されると、そのハードキーに対応付けられたキー信号をCPU101に出力する。
マイク107は、アナログの音声信号を入力し、デジタルの音声データに変換する。
スピーカ108は、所定の音声データを音声信号として出力する。
センサ109は、GPS(Global Positioning System)センサや、加速度センサや、方位センサなどの各種センサである。
Bluetooth通信回路110は、BLE通信規格の通信を行う。
WiFi通信回路111は、WiFi機器と無線通信を行う。
モバイル通信回路112は、モバイル通信を行う。
図3は、通信機4のハードウエア構成の一例を示す図である。図3に示す通信機4は、CPU401や、ROM402や、RAM403や、キー404や、GPSセンサ405、Bluetooth通信回路406や、モバイル通信回路407などを有する。CPU401と各部はバス408によりに接続されている。また、通信機4は、バッテリ(不図示)からの電力供給を受けて動作する。
CPU401は、演算処理や各部の制御処理を実行し、通信機4全体の制御を司る。ROM402は製造番号(契約機器識別情報)や制御プログラム等を記憶する。RAM403は、CPU401がプログラムを実行する際の作業エリアとして使用する。
キー404には電源ON/OFFキーなどが接続されている。GPSセンサ405は、GPSの位置情報を取得する。
Bluetooth通信回路406は、BLE通信規格の通信を行う。
モバイル通信回路407は、モバイル通信を行う。
図4は、登録端末6のハードウエアの構成の一例を示す図である。図4に示す登録端末6は、CPU601や、ROM602や、RAM603や、HDD(Hard Disk Drive)604や、I/O(Input/Output)605や、LCD(Liquid Crystal Display)606や、キーボード607や、NIC(Network Interface Controller)608などを有する。CPU601や、ROM602や、RAM603や、HDD604や、I/O605や、NIC608は、バス609により相互接続されている。LCD606とキーボード607は、I/O605を介して、CPU601に接続されている。登録端末6は、バッテリやAC電源等の電源供給部(不図示)からの電力供給を受けて動作する。
CPU601は、演算処理や各部の制御処理を実行し、登録端末6全体の制御を司る。ROM602はBIOS(Basic Input/Output System)等の固定プログラムを記憶する。RAM603は、CPU601がプログラムを実行する際の作業エリアとして使用する。
HDD604は、各種のプログラムや各種のデータを記憶する。各種のプログラムには、OSや、ドライバや、Webクライアントソフトなどが含まれる。
I/O605は、I/O機器(キーボード607やLCD606など)の入出力回路である。
NIC608は、イーサネット(登録商標)により通信を行うコントローラである。
図5は、センターシステム7のハードウエアの構成の一例を示す図である。図5に示すセンターシステム7は、CPU701や、ROM702や、RAM703や、HDD704や、I/O705や、NIC706などを有する。各部はバス707により相互接続されている。センターシステム7は、バッテリやAC電源等の電源供給部(不図示)からの電力供給を受けて動作する。
CPU701は、演算処理や各部の制御処理を実行し、センターシステム7全体の制御を司る。ROM702はBIOS等の固定プログラムを記憶する。RAM703は、CPU701がプログラムを実行する際の作業エリアとして使用する。
HDD704は、各種のプログラムや各種のデータを記憶する。各種のプログラムには、サーバOSや、ドライバや、徘徊者捜索支援用のプログラムなどが含まれる。また、各種のデータには、データベースDB(図9参照)のデータファイルや、外部機器(契約者端末1、協力者端末2、ボランティア端末3、登録端末6など)に送信する各種画面情報などが含まれる。画面情報には、登録画面G1(図6参照)、Eメール入力画面G2(図7参照)、初回ログイン画面G3(図8参照)、設定画面G4(図8参照)などが含まれる。
I/O705は、I/O機器(キーボードやLCDなど)の入出力回路である。
NIC706は、イーサネット(登録商標)により通信を行うコントローラである。
(画面構成)
図6は、登録画面の画面構成の一例を示す図である。図6に示す登録画面G1は、契約情報を入力する入力欄を設けた入力エリアCや、登録指示ボタンb1、読出し指示ボタンb2、追加ボタンb3などのボタンを設けたボタンエリアBなどを含む。
図7は、契約者端末1で表示するEメール(アドレス)入力画面の画面構成の一例を示す図である。図7に示すEメール入力画面G2は、Eメールアドレスの入力欄c1と、送信ボタンb4とを設けている。
図8は、契約者端末1で表示するログイン画面及び設定画面の画面構成の一例を示す図である。図8(a)は、契約者端末1で表示するログイン画面の画面構成の一例を示す図である。図8(a)に示す初回ログイン画面G3は、暗証番号の入力欄c2と、無線タグ5及び通信機4の内の1つの製造番号を入力する入力欄c3と、送信ボタンb5とを設けている。図8(b)は、契約者端末1で表示する設定画面の画面構成の一例を示す図である。図8(b)に示す設定画面G4は、ID情報の入力欄c4と、パスワードの入力欄c5と、送信ボタンb6とを設けている。
(テーブル構成)
図9は、センターシステム7が記憶するデータベースのテーブル構成の一例を示す図である。図9に示すように、データベースDBは、ユーザマスタテーブルT1や、タグマスタテーブルT2や、通信機マスタテーブルT3や、対応テーブル(対応情報)T4などを含む。なお、各テーブルに設定される具体的なデータについては「・・・」により省して示している。
ユーザマスタテーブルT1は、契約者を含む通信アプリユーザのマスタデータを記憶する。マスタデータには、例えば、ユーザを一意に識別するユーザ識別コードd11や、氏名d12や住所d13などのユーザ情報などが含まれる。
タグマスタテーブルT2は、無線タグ5のマスタデータを記憶する。無線タグ5のマスタデータには、例えば、製品名d21や製造番号d22等の登録データや、未使用d23のフラグデータなどが含まれる。
通信機マスタテーブルT3は、通信機4のマスタデータを記憶する。例えば、製品名d31や製造番号d32等の通信機4の登録データや、未使用d33のフラグデータなどが含まれる。
対応テーブルT4は、ユーザ識別コードd41や、ログイン時の暗証番号d42や、契約無線タグの製造番号d43や、契約通信機の製造番号d44や、ID情報d45や、パスワードd46などを記憶する。
(各装置の機能構成)
図10は、徘徊者捜索支援システムXの各装置の機能構成の一例を示す図である。
契約者端末1は、CPU101がフラッシュROM103のプログラムをRAM102に読み出して実行することにより、入力受付部11や、表示制御部12や、第1通信制御部13や、第2通信制御部14や、無線タグ処理部15や、通信処理部16や、Eメール受信部17などの機能を発揮する。
入力受付部11は、タッチパネル251やキーパッド106などからの入力信号を受け付ける。表示制御部12は、表示ディスプレイ250への画面情報の表示処理を行う。第1通信制御部13は、Bluetooth通信回路110を介してBluetooth通信機器とデータ通信を行う。第2通信制御部14は、WiFi通信回路111又はモバイル通信回路112を介してセンターシステム7などとデータ通信を行う。
無線タグ処理部15は、第1通信制御部13が受信した発信情報が所定のものであるかを判定し、所定のものだけをセンターシステム7へ送信する指示を行う。本例では、無線タグ処理部15は、上記発信情報が契約会社が供給する無線タグ5の発信情報であるかを、製造番号コード形式などから判定する。そして、無線タグ処理部15は、その発信情報が契約会社のものに該当する場合に、上記無線タグ5の製造番号(情報)と、予め通信アプリに登録したID情報とを、第2通信制御部14に渡し、センターシステム7への送信を指示する。
通信処理部16は、入力受付部11からの入力内容等に応じて、指定先(本例では、主にセンターシステム7)に要求データを送信し、画面情報等の応答データをセンターシステム7から受信する。Eメール受信部17は、Eメールを受信する。
通信機4は、CPU401がROM402のプログラムをRAM403に読み出して実行することにより、第1通信制御部41や、第2通信制御部42や、無線タグ処理部43などの機能を発揮する。
第1通信制御部41は、Bluetooth通信回路406を介してBluetooth通信機器とデータ通信を行う。第2通信制御部42は、モバイル通信回路407を介してセンターシステム7等とデータ通信を行う。
無線タグ処理部43は、第1通信制御部41が受信した発信情報が所定のものであるかを判定し、所定のものだけをセンターシステム7へ送信する指示を行う。本例では、無線タグ処理部43は、上記発信情報が、契約会社が供給する無線タグ5の発信情報であるかを製造番号コード形式などから判定する。更に、無線タグ処理部43は、その発信情報が契約会社のものに該当する場合に、GPSセンサ405からGPSの位置情報を取得し、当該無線タグ5の製造番号(情報)、当該通信機4の製造番号(情報)、及び位置情報を第2通信制御部42に渡し、センターシステム7への送信を指示する。
登録端末6は、CPU601がROM602やHDD604のプログラムをRAM603に読み出して実行することにより、入力受付部61や、表示制御部62や、通信制御部63や、登録処理部64などの機能を発揮する。
入力受付部61は、キーボード607からの入力信号を受け付ける。表示制御部62は、LCD606への画面情報の表示処理を行う。通信制御部63は、NIC608を介してセンターシステム7等とデータ通信を行う。
登録処理部64は、入力受付部61から受け付けた指示に従い、所定の登録処理を行う。例えば、登録処理部64は、表示制御部62に登録画面G1(図6参照)の表示を指示したり、入力受付部61が受け付けた契約情報のセンターシステム7への送信を通信制御部63に指示したりする。
センターシステム7は、CPU701がROM702やHDD704のプログラムをRAM703に読み出して実行することにより、通信制御部71や、受付部72や、要求処理部73や、テーブル操作部74などの機能を発揮する。
通信制御部71は、NIC706を介し、契約者端末1や、協力者端末2や、ボランティア端末3や、通信機4や、登録端末6などとデータ通信を行う。受付部72は、通信制御部71から要求やデータを受け付け、その要求内容に応じ、通信制御部71に対する入力画面の送信指示や、要求処理部73への処理の依頼などを行う。要求処理部73は、要求内容に応じた処理を行う。例えば、通信制御部71から受け取ったデータが対応テーブルT4(図9参照)に対応付けられているかの判定処理や、判定結果に基づく登録等の処理を行う。テーブル操作部74は、各種テーブル(対応テーブルT4など)に対するデータの抽出・登録・更新・削除の処理を行う。
(各装置の処理フロー)
図11は、登録端末6(CPU601)が実行する登録処理の一例を示すフロー図である。図11に示す処理は、契約会社の入力担当者による起動操作によりCPU601が登録プログラムを起動して登録画面G1(図6参照)をLCD606に表示させるなどして開始される。
先ず、入力受付部61が、登録画面G1の入力欄への契約情報の入力を受け付ける(ステップS61)。当該契約情報は、契約書に記入された、例えば氏名や住所等の契約者情報や、ログインの際に使用する暗証番号や、無線タグ及び通信機のそれぞれの契約個数などを示す情報である。契約個数は、後に発番する個数に相当し、契約個数を示す情報は、後に発番する個数を示す「発番情報」に相当する。
更に入力受付部61が登録指示ボタンb1(図6参照)の押下信号を受け付けると、続いて登録処理部64がセンターシステム7に対する契約情報の送信を指示する(ステップS62)。この指示により、通信制御部63がセンターシステム7と通信を確立し、センターシステム7に契約情報を送信する。
そして、登録処理部64は、センターシステム7から完了を示す通知情報が送信されると、通信制御部63にセンターシステム7との通信切断を指示し、上記通知情報を表示制御部62に出力する(ステップS63)。これにより、入力担当者は、登録処理が完了したことを確認する。
図12は、登録端末6(CPU601)が実行する追加/変更処理の一例を示すフロー図である。先ず、入力受付部61が登録画面G1での契約情報の入力を受け付ける(ステップS64)。この手続きにおいて入力担当者は、登録画面G1(図6参照)の所定の入力欄に、無線タグ5又は通信機4を追加する契約者Q1の暗証番号を入力する。
入力受付部61が、更に読出し指示ボタンb2(図6参照)の押下信号を受け付けると、登録処理部64がセンターシステム7への契約内容の問い合わせを指示する(ステップS65)。この指示により、通信制御部63がセンターシステム7と通信を確立し、センターシステム7に契約内容の問い合わせを要求する。
続いて、登録処理部64は、センターシステム7から上記要求の応答として送信された契約情報を画面情報に設定して表示制御部62に出力する(ステップS66)。これにより、登録画面G1の各入力欄に契約者Q1の契約情報が設定されたものが表示される。
続いて、入力受付部61は、無線タグ5と通信機4の追加又は変更を行う数の追加入力を受け付ける(ステップS67)。ここで、入力担当者は、無線タグ5と通信機4のそれぞれの追加又は変更を行う個数を所定の入力欄に入力する。
入力受付部61が、更に追加ボタンb3(図6参照)の押下信号を受け付けると、登録処理部64がセンターシステム7に対する無線タグ5と通信機4の追加登録の要求を指示する(ステップS68)。この指示により、通信制御部63がセンターシステム7にそれぞれの追加個数(個数情報)を送信して追加登録を要求する。
そして、登録処理部64は、センターシステム7から完了を示す通知情報が送信されると、通信制御部63にセンターシステム7との通信切断を指示し、上記通知情報を表示制御部62に出力する(ステップS69)。これにより、入力担当者は、追加登録処理が完了したことを確認する。
図13は、契約者端末1(CPU101)が実行する初回設定処理の一例を示すフロー図である。図13に示す処理は、契約者Q1によるWebブラウザの起動操作によりCPU101がWebブラウザを起動するなどして開始される。
先ず、入力受付部11が、センターシステム7のURLの入力を受け付ける(ステップS10)。更に入力受付部11が確定ボタンの押下信号等の接続を示す信号を受け付けると、通信処理部16が、センターシステム7へのEメール入力画面G2(図7参照)の要求を指示する(ステップS11)。
続いて、通信処理部16は、上記要求の応答としてセンターシステム7から送信されたEメール入力画面G2を表示制御部12に出力する(ステップS12)。これにより、Eメール入力画面G2を表示ディスプレイ250に表示させる。
続いて、入力受付部11が、Eメールアドレス入力欄c1(図7参照)に対するEメールアドレスの入力を受け付ける(ステップS13)。図7に示すEメールアドレス入力欄c1においては、一例とし「YYYY@MMM.co.jp」と入力した入力Eメールアドレスを示している。入力受付部11において更に送信ボタンb4(図7参照)の押下信号を受け付けると、通信処理部16がセンターシステム7への上記入力Eメールアドレスの送信を指示する(ステップS14)。
続いて、Eメール受信部17がセンターシステム7から初回設定URL付きのEメールを受信する(ステップS15)。
そして、Eメール受信部17は、センターシステム7から受信したEメールを表示制御部12に出力する(ステップS16)。これによりEメールに含まれる初回設定URL(リンク)を表示ディスプレイ250に表示させる。
続いて、入力受付部11が、契約者Q1によるタッチ操作などによりセンターシステム7の初回設定URLの入力を受け付ける(ステップS17)。
すると、通信処理部16が、初回設定URL(センターシステム7の指定URL)への設定画面G4(図8参照)の要求を指示する(ステップS18)。
続いて、通信処理部16は、上記要求の応答としてセンターシステム7から送信された初回ログイン画面G3(図8参照)を表示制御部12に出力する(ステップS19)。これにより、表示制御部12により初回ログイン画面G3を表示ディスプレイ250に表示させる。
続いて、入力受付部11が、ログイン情報の入力を受け付ける(ステップS20)。更に入力受付部11において送信ボタンb5(図8参照)の押下信号を受け付けると、通信処理部16がセンターシステム7へのログイン情報の送信を指示する(ステップS21)。なお、ログイン情報は、暗証番号と、無線タグ5及び通信機4の内の1つの製造番号を含む情報である。
続いて、通信処理部16は、センターシステム7から設定画面G4が送信されると(ステップS22:Yes判定)、当該設定画面G4を表示制御部12に出力する(ステップS23)。設定画面G4には、ステップS14においてセンターシステム7に送信された入力Eメールアドレスが図8に示すようにID情報の入力欄c4に設定されている。これにより、表示制御部12によりID情報を含む設定画面G4を表示ディスプレイ250に表示させる。なお、センターシステム7から認証不成立を示す結果情報が送信されると(ステップS22:No判定)、ステップS19に戻り、初回ログイン画面G3を再表示する。
続いて、入力受付部11が、パスワードの入力を受け付ける(ステップS24)。更に入力受付部11において送信ボタンb6(図8参照)の押下信号を受け付けると、通信処理部16がセンターシステム7へのID情報とパスワードの送信を指示する(ステップS25)。
そして、通信処理部16は、センターシステム7から完了を示す通知情報が送信されると、当該通知情報を表示制御部12に出力する(ステップS26)。これにより、契約者Q1は、初回設定処理が完了したことを確認する。
その後、CPU101は、契約者Q1によるWebブラウザの終了操作によりWebブラウザを閉じるなどして、センターシステム7との通信接続を切断する。
図14は、契約者端末1(CPU101)が実行する通信アプリの処理の一例を示すフロー図である。なお、以下の説明において、通信アプリは、無線タグの発信信号の着信やセンターシステム7からのプッシュ通知の着信などに基づき、無線タグ処理部15などとして起動し、以下の処理を行うものとする。
先ず、無線タグ処理部15は、第1通信制御部13がデータを受信すると、その受信データから発信情報を読み取る(ステップS27)。
続いて、無線タグ処理部15は、当該発信情報が契約会社が供給する無線タグ5の発信情報であるかを当該発信情報に含まれる製造番号のコード形式などから判定する(ステップS28)。
ここで、上記発信情報が契約会社の無線タグ5の発信情報であったとする(ステップS28:Yes判定)。その場合、無線タグ処理部15は、予め通信アプリに登録したID情報をフラッシュROM103から読出し、当該発信情報に含まれる製造番号(情報)と上記ID情報とのセンターシステム7への送信を指示する(ステップS29)。これにより、第2通信制御部14が上記製造番号(情報)と上記ID情報とをセンターシステム7に送信する。
一方、上記発信情報が契約会社の無線タグ5の発信情報でなかった場合(ステップS28:No判定)、無線タグ処理部15は、読み出したデータを破棄するなどして、処理を終了する。
図15は、センターシステム7(CPU701)が実行する対応付け処理の一例を示すフロー図である。先ず、通信制御部71が通信アクセスを監視する(ステップS71)。
通信制御部71は、通信アクセスがあると(ステップS71:Yes判定)、そのアクセス元と通信接続を確立する(ステップS72)。通信アクセスがない場合は(ステップS71:No判定)、通信アクセスを監視し続ける。
続いて、アクセス元から要求信号が送信されると(ステップS73:Yes判定)、その要求内容を受付部72が読み取って処理を振り分ける(ステップS74、ステップS81、ステップS91)。アクセス元から要求信号が送信されない場合は(ステップS73:No判定)、要求信号が送信されるまで待機する。
先ず、その要求が契約情報の登録を要求するものである場合(ステップS74:Yes判定)、要求処理部73が契約情報に含まれる契約個数分の無線タグと通信機の発番処理を行う(ステップS75)。具体的に、要求処理部73は、その要求から無線タグ5と通信機4のそれぞれの契約個数を示す情報を読み取り、テーブル操作部74を通じて、タグマスタテーブルT2(図9参照)と通信機マスタテーブルT3(図9参照)から契約個数分の未使用無線タグ及び未使用通信機の製造番号を抽出する。そして、要求処理部73は、抽出した各製造番号の未使用無線タグと未使用通信機を、契約対象の無線タグ5と契約対象の通信機4として確定する。
続いて、要求処理部73が契約情報の設定処理を行う(ステップS76)。具体的に、要求処理部73は、テーブル操作部74を通じ、ユーザマスタテーブルT1(図9参照)に契約情報が有する契約者情報を設定する。要求処理部73は、契約者情報の追加の際、契約者情報を一意に識別するためのユーザ識別コードを設定する。更に、要求処理部73は、対応テーブルT4(図9参照)に、上記ユーザ識別コードと、契約情報が有する暗証番号と、無線タグ5及び通信機4のそれぞれの契約個数に従って発番した上記製造番号とを設定する。
要求処理部73は、設定が完了すると、設定の完了通知を示す情報を受付部72及び通信制御部71を通じて要求元に送信する(ステップS77)。
通信制御部71は、要求元から通信切断の指示があると、要求元との通信を切断する(ステップS78)。
次に、要求がEメール入力画面G2(図7参照)を要求するものである場合(ステップS74:No判定、ステップS31:Yes判定)について示す。この場合、受付部72は通信制御部71に要求元へのEメール入力画面G2の送信を指示する(ステップS32)。これにより、通信制御部71が要求元へEメール入力画面G2を送信する。
要求元からEメール入力画面G2において入力されたEメールアドレスが送信されると、そのEメールアドレスを通信制御部71を通じて受付部72が受け付け、送信元を示す情報と共に一時保存する(ステップS33)。その後、初回設定URLの書かれたEメールを要求元へ送信する。
その後は、CPU701はステップS77からの処理を行う。
次に、要求が設定画面G4(図8参照)を要求するものである場合(ステップS74:No判定、ステップS31:No判定、ステップS81:Yes判定)について示す。この場合、受付部72は通信制御部71に要求元への初回ログイン画面G3の送信を指示する(ステップS82)。これにより、通信制御部71が要求元へ初回ログイン画面G3を送信する。
要求元から初回ログイン画面G3において入力されたログイン情報が送信されると、そのログイン情報を通信制御部71を通じて受付部72が受け付け、要求処理部73にその処理を割り当てる(ステップS83)。
続いて、要求処理部73は、ログイン情報を基に認証処理を行う(ステップS84)。具体的に、要求処理部73は、テーブル操作部74を通じて、対応テーブルT4(図9参照)からログイン情報に該当するレコードを抽出する。具体的には、暗証番号と、無線タグ又は通信機の内の1つの製造番号とを含むレコードを抽出する。
そして、要求処理部73は、該当レコードが抽出されたか否かにより認証成立を判定する(ステップS85)。
該当レコードが抽出されたことにより認証が成立した場合(ステップS85:Yes判定)、要求処理部73は受付部72へ認証成立の結果を返し、受付部72が通信制御部71へ要求元への設定画面G4の送信を指示する(ステップS86)。受付部72は、この際に、一時保存した要求元のEメールアドレスを設定画面G4のID情報の入力欄c4にセットする。これにより、通信制御部71が要求元へ設定画面G4を送信する。なお、認証が不成立であった場合は(ステップS85:No判定)、ステップS82に戻り、通信制御部71に要求元への初回ログイン画面G3の再入力画面の送信を指示する。
要求元から設定画面G4に設定したID情報と、入力されたパスワードが送信されると、ID情報とパスワードを通信制御部71を通じて受付部72が受け付け、要求処理部73にその処理を割り当てる(ステップS87)。
続いて、要求処理部73は、ID情報とパスワードの設定処理を行う(ステップS88)。具体的に、要求処理部73は、テーブル操作部74を通じて、対応テーブルT4(図9参照)の認証が成立した該当レコードにID情報とパスワードを設定する。
その後は、CPU701はステップS77からの処理を行う。
次に、要求が契約内容の問い合わせを要求するものである場合(ステップS74:No判定、ステップS31:No判定、ステップS81:No判定、ステップS91:Yes判定)について示す。この場合、受付部72は要求処理部73にその処理を割り当て、要求処理部73が契約情報の抽出処理を行う(ステップS92)。具体的に、要求処理部73は、テーブル操作部74を通じて、要求に含まれる暗証番号に該当するレコードを対応テーブルT4等から抽出する。このとき、セキュリティ上の権限などに応じて抽出項目を制限しても良い。例えば、ID情報とパスワードについては通常の権限では抽出できないように設定しても良い。
続いて、受付部72は要求処理部73から抽出データを受け取り、通信制御部71へ要求元への当該抽出データの送信を指示する(ステップS93)。これにより、通信制御部71が抽出データ(契約情報の一部)を要求元へ送信する。
続いて、要求元から追加登録の要求が送信されると、受付部72が要求処理部73に処理を割り当てる(ステップS94)。
続いて、要求処理部73が要求に含まれる無線タグと通信機の追加分又は変更分の製造番号の発番処理を行う(ステップS95)。
続いて、要求処理部73は、対応テーブルT4に、無線タグ5及び通信機4のそれぞれの契約個数に従って発番した上記製造番号を追加設定する(ステップS96)。当該製造番号を追加設定するレコードは、要求に含まれる暗証番号に該当するレコードとする。
その後は、CPU701はステップS77からの処理を行う。
なお、ステップS91でNo判定の場合は、図示を省略しているが、対応する要求処理を行ってステップS77の処理を行う。
(全体システムの動作)
続いて、全体システムの動作について説明する。契約者Q1は、契約時に無線タグ5及び通信機4のそれぞれの契約個数と、センターシステム7へログインする際の暗証番号とを、契約書に記入する。以下は、契約会社との間で契約書が交わされた後の全体システムの動作を示している。
図16は、初期設定の動作フローの一例を示す図である。契約会社の入力担当者は、登録端末6において登録画面G1(図6参照)を起動し、登録画面G1の入力欄に契約情報を入力する。これにより、登録端末6は登録画面G1の入力欄に入力された契約情報を受け付ける(ステップS101)。当該契約情報は、契約書に記入された、例えば氏名や住所等の契約者情報や、ログインの際に使用する暗証番号や、無線タグ及び通信機のそれぞれの契約個数などの情報である。
更に、登録端末6は、入力担当者により登録指示ボタンb1(図6参照)が押下されるなどして登録の指示を受け付けると、センターシステム7に契約情報の登録を要求する(ステップS102)。
センターシステム7は、登録端末6から登録の要求があると、登録端末6から送信された契約情報に基づき、ユーザマスタテーブルT1(図9参照)に契約者情報を追加し、対応テーブルT4(図9参照)に暗証番号と、無線タグ5及び通信機4のそれぞれの個数に従って発番した製造番号を追加する(ステップS103)。無線タグ5と通信機4の製造番号の発番は、タグマスタテーブルT2(図9参照)と通信機マスタテーブルT3(図9参照)に登録されている未使用の無線タグ及び未使用の通信機の中から契約数分の無線タグ及び通信機の製造番号を抽出したものである。
ステップS103の登録後、契約者Q1の手元に、上記製造番号の無線タグ5と通信機4が配送などによって納品される(破線矢印ステップS103−1)。
無線タグ5や通信機4が契約者Q1の手元に届くと、続いて契約者Q1は契約者端末1を操作し、契約者端末1がセンターシステム7にEメール入力画面G2(図7参照)を要求する(ステップS104)。具体的に、契約者端末1は契約者Q1による操作に基づきWebブラウザを起動し、URL入力を受け付ける。URLは、納品時に書類に添付されたURLである。そして、契約者端末1は、契約者Q1が入力したURLに基づきセンターシステム7が公開するWebサイトにアクセスし、センターシステム7にEメール入力画面G2を要求する。
センターシステム7は、Eメール入力画面G2の要求があると、Eメール入力画面G2を契約者端末1に送信する(ステップS105)。
契約者端末1は、センターシステム7から送信されたEメール入力画面G2を表示し、契約者Q1によるEメールアドレスの入力を受け付ける。ここで、契約者Q1は、Eメール入力画面G2のEメールアドレスの入力欄c1(図7参照)にEメールアドレスを設定し、送信ボタンb4(図7参照)を押下する。
契約者端末1は、送信ボタンb4の操作を受け付けると、Eメール入力画面G2に設定された入力Eメールアドレスをセンターシステム7へ送信する(ステップS106)。
センターシステム7は、送信されたEメールアドレスを一時保管し、初回設定URLを含むEメールを契約者端末1に送信する(ステップS107)。
続いて契約者Q1は契約者端末1を操作し、受信したEメールに含まれる初回設定URLを指定してセンターシステム7に設定画面G4(図8参照)を要求する(ステップS108)。
センターシステム7は、設定画面G4の要求があると、初回ログイン画面G3(図8参照)を契約者端末1に送信する(ステップS109)。
契約者端末1は、センターシステム7から送信された初回ログイン画面G3を表示し、契約者Q1によるログイン情報の入力を受け付ける(ステップS110)。ここで、契約者Q1は、契約書に記入した暗証番号と、手元に届いた無線タグ5又は通信機4の製造番号の1つを、初回ログイン画面G3の入力項目にログイン情報として設定し、ログイン情報の送信ボタンb5(図8参照)を押下する。
契約者端末1は、送信ボタンb5の操作を受け付けると、初回ログイン画面G3の入力項目に設定されたログイン情報をセンターシステム7へ送信する(ステップS111)。
センターシステム7は、契約者端末1から送信されたログイン情報を受け付けると、要求処理の1つとして認証処理を行う(ステップS112)。具体的に、センターシステム7は、ログイン情報に含まれる暗証番号をキーに対応テーブルT4を検索する。更に、センターシステム7は、該当レコードがあると、ログイン情報に含まれる製造番号が該当レコードの製造番号の1つであるかを判定し、製造番号の1つである場合に認証成立として判定する。
そして、認証が成立した場合、センターシステム7は、ステップS107で一時保管したEメールアドレスを設定した設定画面G4を契約者端末1に送信する(ステップS113)。
契約者端末1は、センターシステム7から送信された設定画面G4を表示し、契約者端末1のパスワードの入力を受け付ける(ステップS114)。ここで、契約者Q1は、設定画面G4のパスワードの入力欄c5(図8参照)にパスワードを設定して、設定情報の送信ボタンb6(図8参照)を押下する。
契約者端末1は、設定情報の送信ボタンb6の操作を受け付けると、設定画面G4の設定項目に設定されたID情報及びパスワードをセンターシステム7に送信する(ステップS115)。
センターシステム7は、契約者端末1から送信されたID情報及びパスワードを受け付けると、対応テーブルT4の該当レコードにID情報及びパスワードを設定する(ステップS116)。具体的に、センターシステム7は、ID情報及びパスワードを受け付けると、暗証番号による認証を行ったレコードに対し、ID情報とパスワードを設定する。この設定により、センターシステム7は、その後、契約者端末1へ提供するサービスをID情報に基づいて行う。
契約者Q1は、契約者端末1を操作して通信アプリの設定画面を表示し、センターシステム7に送信する自装置の識別情報として上記ID情報とパスワードを設定画面にセットする。これにより、契約者端末1は、当該ID情報とパスワードをセンターシステム7に送信する自装置の識別情報として記憶する(ステップS117)。
図17は、追加/変更がある場合における設定の動作フローの一例を示す図である。契約会社の入力担当者は、登録端末6において登録画面G1(図6参照)を起動し、登録画面G1の入力欄に契約者Q1の暗証番号を入力する(ステップS121)。
更に、登録端末6は、入力担当者により読出し指示ボタンb2(図6参照)が押下されるなどして読出しの指示を受け付けると、センターシステム7に契約者Q1の契約内容の問い合わせを要求する(ステップS122)。
センターシステム7は、登録端末6から問い合わせの要求があると、登録端末6から送信された暗証番号を基に、対応テーブルT4(図9参照)の当該暗証番号を有するレコードの契約情報を抽出し、その契約情報を要求元へ送信する(ステップS123)。
登録端末6は、センターシステム7から送信された契約情報を登録画面G1の各入力欄に設定して表示し、無線タグ5と通信機4の追加又は変更を行う数の追加入力を受け付ける(ステップS124)。
登録端末6は、入力担当者により追加ボタンb3(図6参照)が押下されるなどして追加の指示を受けると、センターシステム7に追加分又は変更分の製造番号の追加登録を要求する(ステップS125)。
センターシステム7は、登録端末6から追加登録の要求があると、登録端末6から送信された追加又は変更の個数情報に基づき、対応テーブルT4の当該暗証番号のレコードに、無線タグ5及び通信機4のそれぞれの追加個数又は変更個数に従って発番した製造番号を追加する(ステップS126)。
ステップS126の追加登録後、契約者Q1の手元に、上記製造番号の追加分又は変更分の無線タグ5と通信機4が配送などによって納品される(破線矢印ステップS126−1)。
暗証番号と契約者端末1のID情報とは初期設定動作により既にセンターシステム7の対応テーブルT4で対応付けがなされている。このため、契約者Q1は契約者端末1に追加分又は変更分の設定を行うことなく追加分又は変更分の無線タグ5や通信機4の利用が可能になる。
また、契約者Q1が携帯端末を交換した場合においても、交換後の携帯端末において通信アプリに交換前に使用したID情報とパスワードを設定することにより、引き続きセンターシステム7が提供するサービスを受けることが可能になる。
図18は、サービス利用時に契約者端末1で無線タグ5の信号を受信する場合の全体システムの動作フローの一例を示す図である。契約者端末1は、無線タグ5と距離が近づくなどして無線タグ5からの送信信号が着信すると、通信アプリが起動し、信号内の製造番号(無線タグ5の製造番号)を読み取って、その製造番号が契約会社(通信アプリの提供会社)のコード形式であるかを判定する(ステップS131)。
そして、契約者端末1(通信アプリ)は、無線タグ5の製造番号が通信アプリの提供会社のコード形式であるものと判定した場合、無線タグ5の製造番号と、通信アプリに設定したID情報とパスワードとを含む送信データを生成する(ステップS132)。そして、契約者端末1は、その送信データをセンターシステム7に送信する(ステップS133)。
センターシステム7は、契約者端末1から上記送信データを含む要求を受信すると、対応テーブルT4(図9参照)から、上記送信データが含むID情報とパスワードに該当するレコードを抽出し、当該レコードに上記送信データに含まれる製造番号が含まれるかを判定する(ステップS134)。
センターシステム7は、当該レコードに上記製造番号が含まれると判定した場合に、送信元の契約者端末1にイベントをプッシュ通知する(ステップS135)。なお、契約者端末1はプッシュ通知の受け入れを許可しているものとし、プッシュ通知が許可されていない場合には、Eメール等を送信する。また、当該レコードに上記製造番号が含まれないと判定した場合は、イベントの通知やEメールの送信などを行わないものとする。
契約者端末1は、イベントを受け付けると、イベントに対応する処理を実行する(ステップS136)。イベントに対応する処理として、契約者端末1は、例えばスピーカ108により所定の報知音を鳴らし、契約者Q1の無線タグ5を所持した徘徊者が付近にいる旨の通知画面などを表示する。
図19は、サービス利用時に通信機4で無線タグ5の信号を受信する場合の全体システムの動作フローの一例を示す図である。通信機4は、無線タグ5と距離が近づくなどして無線タグ5からの送信信号が着信すると、その信号内の製造番号(無線タグ5の製造番号)を読み取り、その製造番号が契約会社のコード形式であるかを判定する(ステップS141)。
そして、通信機4は、無線タグ5の製造番号が契約会社のコード形式であるものと判定した場合、無線タグ5の製造番号と、通信機4の製造番号とを含む送信データを生成する(ステップS142)。そして、通信機4は、その送信データをセンターシステム7に送信する(ステップS143)。
センターシステム7は、通信機4から上記送信データを含む要求を受信すると、対応テーブルT4(図9参照)から、上記送信データが含む通信機4の製造番号に該当するレコードを抽出し、当該レコードに上記送信データに含まれる無線タグ5の製造番号が含まれるかを判定する(ステップS144)。
センターシステム7は、当該レコードに無線タグ5の製造番号が含まれると判定した場合に、当該レコードの契約者端末1にイベントを通知する(ステップS145)。なお、契約者端末1はプッシュ通知の受け入れを許可しているものとし、プッシュ通知が許可されていない場合には、Eメール等を送信する。また、当該レコードに上記製造番号が含まれないと判定した場合は、イベントの通知やEメールの送信などを行わないものとする。
契約者端末1は、イベントを受け付けると、イベントに対応する処理を実行する(ステップS146)。イベントに対応する処理として、契約者端末1は、例えばスピーカ108により所定の報知音を鳴らし、通信機4で取得した徘徊者の位置情報を含む通知画面などを表示する。
本実施形態では、契約者が所有する携帯端末により初回の設定を行う例を示したが、契約者が自宅や公共施設に設置されているPC(Personal Computer)などから、その設定を行っても良い。
また、契約者が携帯端末を有さない場合は、その契約者が通信機4を所持しても良い。その場合、契約者は、自宅や公共施設に設置されているPCなどから初回の設定を行い、センターシステム7からの通知を自宅のPCなどでEメールなどにより取得するようにする。
また、本実施形態では、無線タグとしてBLE通信規格の無線タグを例に説明したが、この限りではない。無線タグは、識別情報等を発信する機器であればその他の通信手段を用いても良い。例えば非接触無線(NFC:Near Field Communications)や、RFIDなどを用いたものであっても良い。
また、センターシステム7の構成を、クラウドコンピュータなどにより構成しても良い。
以上のように、本実施形態においては、契約者は、契約機器をセンターシステムに認識させるための設定を、Web画面により、契約機器の内の1つの契約機器の製造番号やID情報などの入力だけで達成することができる。また、契約機器に追加や変更が生じた場合には、初回の設定を終えているため契約者の作業負担が無くなる。従って、契約者による契約機器の設定などに係る作業負担を大幅に軽減することが可能になる。
なお、本実施形態においては、全ての管理をセンターシステムに集約するため、携帯端末との切り分けが可能になり、携帯端末はメンテナンスフリーになる。
また、本実施形態では、契約者が契約無線タグの1つの製造番号や契約者のID情報の入力を行い、センターシステムにおいて、そのID情報と他の契約無線タグ及び契約通信機との対応付けを行う例を示した。しかし、協力者が所有する携帯端末により、契約者により許可された契約機器と協力者のID情報との対応付けを行うようにすることも考えられる。例えば、協力者は、契約者が対応付けを許可した契約無線タグの製造番号と、その無線タグの固有の暗証番号とを契約者から取得する。そして、協力者は、それらの情報を協力者の携帯端末からセンターシステムに設定し、協力者のID情報と許可された無線タグとの対応付けを行う。このようにすることにより、協力者の携帯端末において、その無線タグの発信情報を受信した場合にセンターシステムからイベントなどの通知を受けることが可能になる。
本実施形態では、各手段を、上述した機能部とハードウエアとの協働により実現する例を示したが、上述した機能部の一部又は全てをハードウエアで実現してもよい。
本実施形態で実行されるプログラムは、ROMなどのメモリ部に予め組み込まれて提供するものとしているが、これに限定されるものではない。本実施形態で実行されるプログラムを、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供してもよい。例えば、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、フレキシブルディスク、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク(登録商標)、半導体メモリ等の記録媒体に記録して提供してもよい。
また、本実施形態で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
1 契約者端末
2 協力者端末
3 ボランティア端末
4 通信機
5 無線タグ
6 登録端末
7 センターシステム
8 LAN
9 通信ネットワーク
Q1 契約者
Q2 協力者
Q3 ボランティア
Q4 徘徊の恐れのある者
P1 アクセスポイント
R 営業所
X 徘徊者捜索支援システム

Claims (16)

  1. ユーザ端末、設定端末、及びサーバ装置が通信ネットワークを介して接続可能な通信システムにおいての契約機器の設定方法であって、
    前記設定端末が暗証番号と複数の契約機器の発番情報とを前記サーバ装置に設定するステップと、
    前記サーバ装置が前記暗証番号と、前記複数の契約機器の前記発番情報から得られる各契約機器の契約機器識別情報とを対応付けた対応情報を記憶するステップと、
    前記ユーザ端末が自装置の自装置識別情報を前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記サーバ装置が前記ユーザ端末から送信された前記自装置識別情報を受け付けるステップと、
    前記ユーザ端末が前記暗証番号と前記複数の契約機器の内の少なくとも1つの前記契約機器識別情報とを前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記サーバ装置が、前記ユーザ端末から送信された前記暗証番号と少なくとも1つの前記契約機器識別情報とが対応付けられている前記対応情報に前記ユーザ端末から送信された前記自装置識別情報を対応付けるステップと、
    を有する契約機器の設定方法。
  2. 前記設定端末は、前記発番情報を前記サーバ装置に設定するステップにおいて、前記発番情報として契約機器の個数情報を前記サーバ装置に設定し、
    前記サーバ装置は、対応情報を記憶するステップにおいて、前記個数情報に示す数の契約機器識別情報を発番し、前記暗証番号と、発番した前記契約機器識別情報とを対応付けた前記対応情報を記憶する、
    請求項1に記載の契約機器の設定方法。
  3. 前記サーバ装置が前記ユーザ端末の前記自装置識別情報を前記対応情報の前記暗証番号に対応付けて記憶するステップの後に、
    更に、
    前記設定端末が暗証番号と契約機器の追加分又は変更分の発番情報とを前記サーバ装置に設定するステップと、
    前記サーバ装置が前記暗証番号と、前記追加分又は前記変更分の前記発番情報から得られる契約機器識別情報を前記対応情報の前記暗証番号に対応付けて記憶するステップと、
    を有する請求項1又は2に記載の契約機器の設定方法。
  4. 前記サーバ装置が、前記ユーザ端末から送信された前記暗証番号と少なくとも1つの前記契約機器識別情報とが対応付けられている前記対応情報を、前記ユーザ端末から送信された前記自装置識別情報を更に対応付けて記憶するステップの後に、
    更に、
    前記ユーザ端末が無線タグから該無線タグの無線タグ識別情報を受信するステップと、
    前記ユーザ端末が、前記自装置識別情報と受信した前記無線タグ識別情報とを前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記サーバ装置が、前記ユーザ端末から送信された前記自装置識別情報と前記無線タグ識別情報とが前記対応情報に対応付けられているかを判定するステップと、
    前記サーバ装置が、前記無線タグ識別情報が前記契約機器識別情報として前記自装置識別情報に対応付けられていると判定した場合に、前記自装置識別情報が示す通知先に通知情報を送信するステップと、
    を有する請求項1乃至3の内の何れか1項に記載の契約機器の設定方法。
  5. ユーザ端末、設定端末、及びサーバ装置が通信ネットワークを介して接続可能な通信システムであって、
    前記設定端末は、暗証番号と複数の契約機器の発番情報とを前記サーバ装置に設定する第1設定手段を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記設定端末により設定された前記暗証番号と前記複数の契約機器の前記発番情報から得られる各契約機器の契約機器識別情報とを対応付けた対応情報を記憶する記憶手段と、
    前記暗証番号と前記複数の契約機器の内の少なくとも1つの前記契約機器識別情報とを受け付ける第1受付手段と、
    前記ユーザ端末の自装置の自装置識別情報を受け付ける第2受付手段と、
    前記第1受付手段により受け付けられた前記暗証番号と前記契約機器識別情報とが前記対応情報として対応付けられている場合に前記第2受付手段により受け付けられた前記ユーザ端末の前記自装置識別情報を前記対応情報の前記暗証番号に対応付ける第1対応付け手段と、
    前記ユーザ端末から前記自装置識別情報と無線タグの無線タグ識別情報とを受け付ける第3受付手段と、
    前記第3受付手段が受け付けた前記自装置識別情報と前記無線タグ識別情報とが前記対応情報に対応付けられているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて所定の処理を行う処理手段と、を有する、
    通信システム。
  6. 前記処理手段は、
    前記判定手段により前記無線タグ識別情報が前記契約機器識別情報として前記自装置識別情報に対応付けられていると判定した場合に、前記自装置識別情報が示す通知先に通知情報を送信する、
    請求項5に記載の通信システム。
  7. 更に、
    前記サーバ装置は、前記設定端末から前記発番情報として前記契約機器の個数情報が設定されると前記個数情報に示す数の契約機器識別情報を発番する発番手段を有する、
    請求項5又は6に記載の通信システム。
  8. 更に、
    前記設定端末は、暗証番号と契約機器の追加分又は変更分の発番情報とを前記サーバ装置に設定する第2設定手段を有し、
    前記サーバ装置は、前記暗証番号と、前記追加分又は前記変更分の前記発番情報から得られる契約機器識別情報を前記対応情報の前記暗証番号に対応付けて記憶する第2対応付け手段を有する、
    請求項5乃至7の内の何れか1項に記載の通信システム。
  9. 暗証番号と複数の契約機器の各契約機器識別情報とを対応付けた対応情報を記憶する記憶手段と、
    前記暗証番号と前記複数の契約機器の内の少なくとも1つの前記契約機器識別情報とをユーザ端末から受け付ける第1受付手段と、
    前記ユーザ端末の自装置識別情報を受け付ける第2受付手段と、
    前記第1受付手段により受け付けられた前記暗証番号と前記契約機器識別情報とが前記対応情報として対応付けられている場合に、前記第2受付手段により受け付けられた前記ユーザ端末の前記自装置識別情報を前記対応情報の前記暗証番号に対応付ける第1対応付け手段と、
    前記ユーザ端末から前記自装置識別情報と無線タグの無線タグ識別情報とを受け付ける第3受付手段と、
    前記第3受付手段が受け付けた前記自装置識別情報と前記無線タグ識別情報とが前記対応情報に対応付けられているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて所定の処理を行う処理手段と、
    を有する情報処理装置。
  10. 前記第1受付手段は、入力画面を出力し、該入力画面に入力された前記暗証番号と前記複数の契約機器の内の少なくとも1つの前記契約機器識別情報を受け付ける、
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 暗証番号と複数の契約機器の内の少なくとも1つの契約機器識別情報との入力を受け付ける第1入力受付手段と、
    自装置識別情報の入力を受け付ける第2入力受付手段と、
    前記第1入力受付手段及び前記第2入力受付手段が受け付けた入力情報をサーバ装置へ送信する第1送信手段と、
    無線タグから無線タグ識別情報を受信する第1受信手段と、
    前記第2入力受付手段が受け付ける前記自装置識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1受信手段が前記無線タグ識別情報を受信すると該無線タグ識別情報を前記記憶手段により記憶されている前記自装置識別情報と共にサーバ装置へ送信する第2送信手段と、
    前記サーバ装置から通知を受ける第2受信手段と、
    を有する情報処理装置。
  12. 暗証番号と複数の契約機器の発番情報とをサーバ装置に設定する第1設定手段と、
    暗証番号と契約機器の追加分又は変更分の発番情報とを前記サーバ装置に設定する第2設定手段と、
    を有する情報処理装置。
  13. 無線タグから無線タグ識別情報を受信する受信手段と、
    自装置識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記受信手段が前記無線タグ識別情報を受信すると該無線タグ識別情報を前記記憶手段により記憶されている前記自装置識別情報と共にサーバ装置へ送信する送信手段と、
    を有する通信機。
  14. 暗証番号と複数の契約機器の各契約機器識別情報とを対応付けた対応情報を記憶部に記憶するコンピュータを、
    前記暗証番号と前記複数の契約機器の内の少なくとも1つの前記契約機器識別情報とをユーザ端末から受け付ける第1受付手段と、
    前記ユーザ端末の自装置識別情報を受け付ける第2受付手段と、
    前記第1受付手段により受け付けられた前記暗証番号と前記契約機器識別情報とが前記記憶部に前記対応情報として対応付けられている場合に、前記第2受付手段により受け付けられた前記ユーザ端末の前記自装置識別情報を前記対応情報の前記暗証番号に対応付ける第1対応付け手段と、
    として機能させるプログラム。
  15. 自装置識別情報を記憶部に記憶するコンピュータを、
    暗証番号と複数の契約機器の内の少なくとも1つの契約機器識別情報との入力を受け付ける第1入力受付手段と、
    前記自装置識別情報の入力を受け付ける第2入力受付手段と、
    前記第1入力受付手段及び前記第2入力受付手段が受け付けた入力情報をサーバ装置へ送信する送信手段と、
    無線タグから無線タグ識別情報を受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段が前記無線タグ識別情報を受信すると該無線タグ識別情報を前記記憶部の前記自装置識別情報と共に前記サーバ装置へ送信する送信手段と、
    前記サーバ装置から通知を受ける第2受信手段と、
    として機能させるプログラム。
  16. コンピュータを、
    暗証番号と複数の契約機器の発番情報とをサーバ装置に設定する第1設定手段と、
    暗証番号と契約機器の追加分又は変更分の発番情報とを前記サーバ装置に設定する第2設定手段と、
    として機能させるプログラム。
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