JP2017181505A - ガス検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行中に低濃度の可燃性ガスを検知できるガス検知装置を提供する。【解決手段】ガス検知装置は、車両の前部下方に取り付けられるノズルと、前記車両に搭載され、前記ノズルを介して吸引される大気に含まれる不純物を分析する高感度メタン連続分析装置と、前記車両に搭載され、前記ノズルと前記ガス分析装置とを結ぶ配管に設けられるポンプとを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、ガス検知装置に関する。
従来より、車両にメタンガスの連続分析計を搭載し、車両で走行しながらメタンガスの濃度を連続的に測定するガス検知システムがある。このようなガス検知システムは、既に市販されている。
このガス検知システムのメタンガスの連続分析計は、車両の前部の左右両端にそれぞれ取り付けられる赤外線照射器と赤外線受信部を有する。漏えい由来の可燃性ガスが存在するところを車両が通過すると、可燃性ガスに含まれるメタンガスによって赤外線が吸収され、吸収された分だけ赤外線受信部で受信する赤外線の強度が低下するため、赤外線受信部で受信する赤外線の強度に基づいて、メタンガスの漏えいを検出できる(例えば、非特許文献1参照)。
また、車両で走行しながら地上のガスを吸引し、吸引したガスを車両に搭載した連続分析計に導入して、吸引したガスに含まれるメタン濃度を連続的に測定することにより、メタンガスの漏えいを検知するガス検知装置がある(例えば、非特許文献2、3参照)。車両の走行速度は、特に低く設定されることはなく、例えば、50km/h以上という所謂中速域以上の速度である。非特許文献2では、メタンガスの連続分析計として赤外吸収式のメタン分析計を用いており、非特許文献3では、メタンガスの連続分析計として高感度メタン連続分析装置の1つであるCRDS式メタン分析計を用いている。
SENSIT Technologies社[平成27年3月25日検索]、インターネット〈http://www.gasleaksensors.com/brochures/sensit_vmd_brochure.pdf> Pergam-Suisse社[平成27年3月25日検索]、インターネット〈http://www.pergam-suisse.ch/fileadmin/medien/Alma/SELMA_CH_klein.pdf> Picarro Surveyor社[平成27年3月25日検索]、インターネット〈https://picarro.app.box.com/s/mtmyqr0k2kfotg2uf40z>、<http://www.cnbc.com/id/100746461>
非特許文献1に記載されたガス検知システムは、濃度が低い可燃性ガスが広範囲にわたって存在している場合、又は、高濃度の可燃性ガスが存在している場合には、可燃性ガスに含まれるメタンガスを検知できるが、例えば、10ppm程度の低濃度の可燃性ガスが僅かしか存在しないような場合には、可燃性ガスに含まれるメタンガスを検知できない。
また、非特許文献2、3に記載されたガス検知装置では、中速域以上の速度で車両で走行しながら地上のガスを吸引するため、濃度が低い可燃性ガスの存在領域を通過する時間は、ごく僅かであり、メタンの連続分析計に導入される吸引ガス中のメタン濃度は、環境中の空気で大幅に希釈されることになる。
非特許文献2では、赤外吸収式の連続分析計を用いているため、メタンガスの濃度の分解能が不十分であり、中速域以上の速度で走行中に10ppm程度の低濃度の可燃性ガスを検知することは困難である。
非特許文献3では、CRDS式メタン分析計自体は、低濃度の可燃性ガスを検知可能であるが、地上からガスを吸引する部分の構造が、中速域以上の速度で走行中に可燃性ガスを十分に吸引できるような構造になっていないため、走行中に10ppm程度の低濃度の可燃性ガスを検知することは容易ではない。
そこで、走行中に低濃度の可燃性ガスを検知できるガス検知装置を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態のガス検知装置は、車両の前部下方に取り付けられるノズルと、前記車両に搭載され、前記ノズルを介して吸引される大気に含まれる不純物を分析する高感度メタン連続分析装置と、前記車両に搭載され、前記ノズルと前記ガス分析装置とを結ぶ配管に設けられるポンプとを含む。
走行中に低濃度の可燃性ガスを検知できるガス検知装置を提供することができる。
ガス検知装置100の構成を示す図である。 フィルタ装置110とその前後の構成を示す図である。 制御部161が実行する制御処理を示すフローチャートである。 PC160によってメモリ162に保存される検出フラグと位置データを示す図である。 実施の形態の変形例によるガス検知装置100A、100Bの構成を示す図である。 車両50を前から見たメインノズル101Aの構成を示す図である。 図6に示すメインノズル101Aでメタンを吸引した場合におけるメタン濃度の時間的変化の様子を示す図である。 メタンの吸引量に対する高感度メタン連続分析計150のメタン検出量のピーク値との関係を示す図である。 メタンの流量に対する高感度メタン連続分析計150によって検出されるメタンの濃度との関係を示す図である。
以下、本発明のガス検知装置を適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態>
図1は、ガス検知装置100の構成を示す図である。図2は、フィルタ装置110とその前後の構成を示す図である。
ガス検知装置100は、車両50に搭載される。図1には、車両50の前方の部分と、前輪51とを示す。車両50が走行する道路には、ガス本管10が埋設されており、ガス本管10に亀裂10A等が生じると、都市ガスの主成分であるメタン11が地表に漏れ出るおそれがある。
ガス検知装置100は、メインノズル101A、サブノズル101B、配管102A、102B、ポンプ103A、103B、フィルタ104、排気管106、107、及び排気ノズル106A、107Aを含む。
ガス検知装置100は、さらに、フィルタ装置110、高感度メタン連続分析計150、PC(Personal Computer)160、及びGPS(Global Positioning System)装置170を含む。
メインノズル101Aは、車両50の前部の下方に設けられている。メインノズル101Aは、車両50が走行している間に、路上の大気を吸引する吸引ノズルである。メインノズル101Aは、配管102Aを介してポンプ103Aに接続されている。メインノズル101Aは、第1ノズルの一例である。
路上に都市ガスの主成分であるメタンが漏れ出ている場合には、大気に微量のメタンが含まれるため、メインノズル101Aから大気とともにメタンが吸引される。このようなガス漏れが生じている場合には、ごく微量(ppmオーダ)でも検出する必要がある。
サブノズル101Bは、フィルタ装置110で補足したガスを高感度メタン連続分析計150に送出する際に、空気を吸引するノズルである。このため、サブノズル101Bは、車両50の前部の下方に限らず、大気を吸引できる位置に配設されていればよい。サブノズル101Bは、配管102Bを介してポンプ103Bに接続されている。サブノズル101Bは、第2ノズルの一例である。
ポンプ103Aは、フィルタ装置110に接続されており、ポンプ103Bは、フィルタ104を介してフィルタ装置110に接続されている。ポンプ103Aは、第1ポンプの一例であり、ポンプ103Bは、第2ポンプの一例である。
ポンプ103Aは、車両50が走行している間に、路上の大気をメインノズル101Aから吸引する際に、吸引力を発生するポンプである。ポンプ103Aは、一例として、車両50が50km/hで走行している状態において、車両50の前方の大気を吸引できる程度の吸引力があるポンプであればよい。
ポンプ103Bは、フィルタ装置110で補足したガスを高感度メタン連続分析計150に送出する際に、サブノズル101Bから大気を吸引するノズルである。このため、ポンプ103Bは、ポンプ103Aよりも容量の小さなポンプであってもよい。
ポンプ103A、103Bは、一例として、車両50のバッテリから供給される直流電力で駆動される電動式のポンプであればよい。
フィルタ104は、フィルタ装置110で補足したガスをポンプ103Bを駆動して高感度メタン連続分析計150に送出する際に、サブノズル101Bから吸引される大気(空気)中の塵埃や不純物(ガス等)を除去するために設けられている。フィルタ装置110で補足したガスを高感度メタン連続分析計150に送出する段階で、不純物が混入することを抑制するために設けられている。
排気ノズル106A、107Aは、それぞれ、排気管106、107を介してフィルタ装置110、高感度メタン連続分析計150に接続されており、フィルタ装置110、高感度メタン連続分析計150を通過した空気(又はガス)を大気に放出するために設けられている。なお、排気ノズル106Aは、排気口の一例である。
フィルタ装置110は、フィルタ1、2、3、4、・・・、N(Nは5以上の整数)、電磁弁A1、A2、A3、A4、・・・、AN、B1、B2、B3、B4、・・・、BN、C1、C2、C3、C4、・・・、CN、D1、D2、D3、D4、・・・、DN、ヒータH1、H2、H3、H4、・・・、HN、冷却ファンF1、F2、F3、F4、・・・、FN、及び、電磁弁111A、111Bを含む。
なお、ここでは一例として、Nが5以上の整数である形態について説明するが、フィルタは、2つ以上あればよい。電磁弁は、1つのフィルタに対して4つ設けられる。ヒータと冷却ファンは、1つのフィルタに対して、それぞれ、1つ設けられる。
フィルタ1〜Nは、互いに並列に接続されている。フィルタ1〜Nのうちの任意の1つは、第1フィルタの一例であり、任意の他の1つは、第2フィルタの一例である。
フィルタ1〜Nは、活性炭を用いたフィルタであり、フィルタ1〜Nに通流される大気に含まれる不純物を吸着し、濃縮することができる。濃縮できるとは、フィルタ1〜Nから不純物を取り出す際に、もとの大気に含まれていた不純物の濃度よりも高い濃度で取り出すことができることをいう。
ここで、典型的な不純物は、都市ガスの主成分であるメタンである。このため、フィルタ1〜Nは、少なくともメタンガスを一定時間吸着(トラップ)することにより、メタンガスを濃縮することができるフィルタであればよい。また、フィルタ1〜Nは、一例として、ppmオーダー未満の濃度のメタンガスを10ppm程度の濃度まで濃縮できる活性炭製のフィルタであればよい。
フィルタ1は、入力側に電磁弁A1とB1が接続されており、出力側に電磁弁C1とD1が接続されている。電磁弁A1は、ポンプ103Aに接続され、電磁弁B1はフィルタ104を介してポンプ103Bに接続されている。電磁弁C1は排気管106に接続され、電磁弁D1は高感度メタン連続分析計150に接続されている。
このような接続関係は、フィルタ2〜N、電磁弁A2〜AN、B2〜BN、C2〜CN、D2〜DNについても同様である。
電磁弁A1〜ANは、フィルタ1〜Nとポンプ103Aとの間に設けられている。電磁弁B1〜BNは、フィルタ1〜Nとフィルタ104との間に設けられている。電磁弁C1〜CNは、フィルタ1〜Nと排気管106との間に設けられている。電磁弁D1〜DNは、フィルタ1〜Nと高感度メタン連続分析計150との間に設けられている。
電磁弁A1〜AN、B1〜BN、C1〜CN、D1〜DNは、PC160の制御部161によって駆動されていない場合は遮断されており、制御部161によって開放され、また、開放された後に遮断される。
電磁弁A1〜AN、B1〜BN、C1〜CN、D1〜DNは、フィルタ1〜Nのうちのいずれか1つをメインノズル101Aと排気口106Aとの間に接続し、いずれか他の1つをサブノズル101Bと高感度メタン連続分析計150との間に接続する。このような動作を行う電磁弁A1〜AN、B1〜BN、C1〜CN、D1〜DNは、第1切替部の一例と第2切替部の一例を含む。
ヒータH1〜HNは、それぞれ、フィルタ1〜Nに取り付けられている。ヒータH1〜HNのうちの任意の1つは、第1ヒータの一例であり、任意の他の1つは、第2ヒータの一例である。
ヒータH1〜HNは、フィルタ1〜Nに吸着したガスを高感度メタン連続分析計150に送出する際に加熱される。ヒータH1〜HNでの加熱は、フィルタ1〜Nに吸着したメタン等のガスがフィルタ1〜Nから離脱する温度であればよいため、一例として、100℃まで加熱することとする。ヒータH1〜HNは、一例として、車両50のバッテリから供給される直流電力で駆動されるヒータであればよく、例えば、電熱線を用いたヒータを用いることができる。
冷却ファンF1〜FNは、それぞれ、ヒータH1〜HNのそばに取り付けられている。冷却ファンF1〜FNのうちの任意の1つは、第1冷却器の一例であり、任意の他の1つは、第2冷却器の一例である。冷却ファンF1〜FNは、ヒータH1〜HNでフィルタ1〜Nを加熱した後に、フィルタ1〜Nを冷却する際に用いられる。冷却ファンF1〜FNでの冷却は、フィルタ1〜Nが加熱前の温度に戻るまで行えばよい。
冷却ファンF1〜FNは、一例として、車両50のバッテリから供給される直流電力で駆動される電動式のファンであればよい。冷却ファンF1〜FNは、例えば、フィルタ1〜Nを冷却するのに必要な所定の時間が経過すると、タイマーが作動することによって停止されるようになっている。
電磁弁111A、111Bは、それぞれ、フィルタ装置110の電磁弁A1、A2、A3、A4、・・・、AN、B1、B2、B3、B4、・・・、BNの入力側において、圧力が増大したときや、フィルタ装置110に通したくないガス等を吸引したとき等に、ポンプ103A、103Bで吸引したガス等を大気中に戻すために設けられている。電磁弁105A、105Bは通常時は遮断されており、PC160の制御部161によって開放される。
高感度メタン連続分析計150は、例えばキャビティリングダウン分光法(Cavity Ring Down Spectroscopy:CRDS)や、Off-Axis Integrated Cavity Output Spectroscopy(OA−ICOS)法によりメタン(CH)、水(HO)、二酸化炭素(CO)等の微量のガスをppmレベル又はppbレベルで測定するガス分析装置である。ここでは、主に、メタンを主成分とする都市ガスの漏れを検知するために、高感度メタン連続分析計150を用いる。また、ここでは、一例として、高感度メタン連続分析計150としてOA−ICOS式の高感度メタン連続分析計を用いる形態について説明する。
PC160は、ガス検知装置100の制御を統括する情報処理装置である。PC160は、制御部161とメモリ162を含む。制御部161は、フィルタ装置110の電磁弁A1〜AN、B1〜BN、C1〜CN、D1〜DN、ヒータH1〜HN、及び冷却ファンF1〜FNの駆動制御を行う。制御部161は、高感度メタン連続分析計150及びGPS装置170と連動した制御を行う。
制御部161は、高感度メタン連続分析計150によってメタンが検出されると、メタンを検出したことを表す検出フラグと、検出された道路の区間を表す位置データとを関連付けてメモリ162に保存する。検出された道路の区間を表す位置データは、区間の始点と終点とを表す2つの位置データである。
GPS装置170は、車両50の現在の位置を表す位置データを取得する。位置データは、緯度及び経度で位置を特定する。また、GPS装置170は、現在の位置の高度を測定する機能を備えていてもよい。この場合には、位置データには、緯度、経度、及び高度が含まれる。
次に、図3を用いて制御部161による制御について説明する。
図3は、制御部161が実行する制御処理を示すフローチャートである。
制御部161は、ガス検知装置100の電源が投入されると、処理を開始する(スタート)。ガス検知装置100の電源が投入される状態では、車両50は、走行中である。一例として、速度は、50km/hである。
制御部161は、Kの値を1に設定する(ステップS1)。Kの値は、1からN(1≦K≦N)のうちの1つの値を取り、電磁弁A1〜AN、B1〜BN、C1〜CN、D1〜DN、ヒータH1〜HN、冷却ファンF1〜FNのNの値を指定するために用いられる。
制御部161は、GPS装置170から現在地を示すデータ(現在地データ)を取得し、現在地データをメモリに保存する(ステップS2)。
制御部161は、電磁弁AKとCKを開放する(ステップS3)。Kが1のときは、電磁弁A1とC1が開放され、電磁弁B1とD1は遮断された状態に保持される。
制御部161は、ポンプ103Aを駆動する(ステップS4)。これにより、ポンプ103Aが吸引する道路上の大気が、電磁弁AKとCKを介して、フィルタKに導入される。メタンのガス漏れが生じている場合は、大気とともにメタンがフィルタKに導入される。なお、ステップS3とS4の処理は、連続的に行われるため、電磁弁A1とB1が開放された次の瞬間に、ポンプ103Aが駆動される。
制御部161は、1分が経過したかどうかを判定する(ステップS5)。ここでは、一例として、1つのフィルタKにガスを吸着させる時間を1分に設定している。このため、ステップS5において、制御部161は、ポンプ103Aの駆動を開始してからの経過時間が1分に達したかどうかを判定する。ステップS5の処理は、経過時間が1分に達するまで、繰り返し実行される。
制御部161は、経過時間が1分に達した(S5:YES)と判定すると、GPS装置170から現在地を示すデータ(現在地データ)を取得し、現在地データをメモリに保存する(ステップS6)。
制御部161は、電磁弁AKとCKを遮断し、電磁弁BKとDKを開放し、電磁弁AK+1とCK+1を開放し、ヒーターHKを駆動する(ステップS7)。電磁弁AK+1とCK+1を開放するのは、フィルタK+1でのガスのトラップを開始させるためである。
制御部161は、Kが2以上(K≧2)であるかどうかを判定する(ステップS8)。冷却ファンFK−1を駆動するかどうかを判定するためである。
制御部161は、Kが2以上(K≧2)である(S8:YES)と判定すると、冷却ファンFK−1を駆動する(ステップS9)。例えば、Kが2のときには、ステップS7において、電磁弁A2とC2が遮断され、電磁弁B2とD2が開放され、電磁弁A3とC3が開放され、ステップS9において、フィルタ1の冷却ファンF1が駆動される。これにより、フィルタ1が冷却される。順番にフィルタF1〜FNを冷却し、次の使用に備えるためである。
制御部161は、ポンプ103Aと103Bを駆動する(ステップS10)。これにより、フィルタKで濃縮された大気が高感度メタン連続分析計150に送出され、ポンプ103Aによって吸引される大気がフィルタK+1に導入される。
なお、制御部161は、ステップS8において、Kが2以上(K≧2)ではない(S8:NO)と判定した場合は、フローをステップS10に進める。K=1の場合は、駆動する冷却ファン(F1〜FN)が存在しないからである。
制御部161は、高感度メタン連続分析計150に分析を開始させる指令(分析開始指令)を送信する(ステップS11)。これにより、高感度メタン連続分析計150は、フィルタKで濃縮された大気の分析を開始する。分析は、1分以内で終了する。
制御部161は、分析結果と現在地データとを関連付けてメモリ162に保存する(ステップS12)。
制御部161は、処理の終了かどうかを判定する(ステップS13)。処理を終了するのは、ガス検知装置100の電源が遮断されるときである。
制御部161は、処理の終了ではない(S13:NO)と判定すると、ステップS14において、Kの値がNと一致するかを判定し、一致しない場合(S14:NO)は、Kの値をインクリメント(K=K+1)する(ステップS15)。
制御部161は、ステップ14で一致する場合(S14:YES)、Kの値を1に戻す(ステップ16)。
制御部161は、ステップS15又はS16の処理を終了すると、フローをステップS5にリターンする。
制御部161は、処理の終了である(S13:YES)と判定すると、ポンプ103A、103Bを停止し、電磁弁A1〜AN、B1〜BN、C1〜CN、D1〜DNを遮断し、ヒータH1〜HNを停止し、加熱されているフィルタ(1〜Nのうちのいずれか)の冷却ファン(F1〜FNのいずれか)を駆動し、すべての処理を終了する(エンド)。
図4は、PC160によってメモリ162に保存される検出フラグと位置データを示す図である。図4に示すデータは、PC160の制御部161が図3に示すフローのステップS12の処理を繰り返し実行することによって作成される。
メモリ162には、ID(Identification)、検出フラグ、及び位置データが関連付けられて登録される。IDは、各測定を識別するための識別子であり、図4には一例として、001〜005の5回分のデータを示す。
また、検出フラグは、ガス漏れの有無を表すフラグであり、高感度メタン連続分析計150によってメタンが検出されると、1に設定される。ガス漏れが検出されていない区間では、検出フラグの値は0(ゼロ)に設定される。図4に示す例では、IDが002の区間でガス漏れが検出されている。
位置データは、ガス漏れ検知を行った区間の始点と終点の緯度と経度を表す。図4に示す位置データは、例示的な値であり、小数点第3位以下は省略してある。また、実際のガス漏れの有無を表すものではない。
制御部161は、ガス漏れ検知を行う際に、IDと、検出フラグと、位置データとを関連付けてメモリ162に保存することにより、図4に示すようなデータを作成する。
以上、実施の形態によれば、走行中に低濃度の可燃性ガスを検知できるガス検知装置100を提供することができる。
ガス検知装置100は、大気中のメタンガスを10ppm程度に濃縮するフィルタ1〜Nを含み、車両50で走行しながら、濃縮したメタンガスを高感度メタン連続分析計150に送出できるため、高感度メタン連続分析計150でメタンのガス漏れを検知することができる。
車両50で走行しながらガス漏れの検出と地点の特定とを行うことができるので、従来のように徒歩で検知していた場合と比べて、漏えい検査の効率を大幅に向上させることができる。
また、大気をフィルタ1〜Nに吸着させる区間の始点と終点の位置データをGPS装置170で取得し、ガス漏れの有無を表す検出フラグとともにPC160のメモリ162に登録するので、車両50で走行しながら、又は、車両50で走行した後に、ガス漏れの生じている地点を正確に把握することができる。
なお、以上では、ガス検知装置100がフィルタ装置110を含む形態について説明したが、メインノズル101Aで吸引される大気を直接的に高感度メタン連続分析計150に誘導して、大気に含まれるメタンガスを高感度メタン連続分析計150で分析できる場合は、ガス検知装置100は、フィルタ装置110を含まなくてもよい。この場合には、ガス検知装置100は、フィルタ装置110に加えて、サブノズル101B、配管102B、ポンプ103B、フィルタ104、排気管106、及び排気ノズル106Aも含まなくてよい。また、この場合、制御部161は、高感度メタン連続分析計150からリアルタイムで得られる分析結果と位置データをメモリ162に保存する。
また、ガス検知装置100がフィルタ装置110を含む場合に、メタンガスを高感度メタン連続分析計150以外の形式のガス分析装置で分析できる場合は、高感度メタン連続分析計150の代わりに、そのようなガス分析装置を用いてもよい。
また、以上では、1つのフィルタ(1〜Nのうちのいずれか1つ)にガスを吸着させる時間を1分に設定する形態について説明したが、フィルタにガスを吸着させる時間は、1分より短くてもよいし、長くてもよい。高感度メタン連続分析計150で、例えば、ppmオーダのメタンガスが検出できれば、どのような時間に設定してもよい。
また、ポンプ103Aを駆動するタイミングは分析開始前でもよいが、その場合は電磁弁111Aを開放しておき、電磁弁A1とC1を開放するタイミングで、電磁弁111Aを遮断する。同様にポンプ103Bを駆動するタイミングは分析開始前でもよいが、その場合は電磁弁111Bを開放しておき、電磁弁B1とD1を開放するタイミングで、電磁弁111Bを遮断する。
また、以上では、PC160の制御部161がフィルタ装置110の電磁弁A1〜AN、B1〜BN、C1〜CN、D1〜DN、ヒータH1〜HN、及び冷却ファンF1〜FNの駆動制御を行う形態について説明した。しかしながら、制御部161とは別に、フィルタ装置110の駆動制御を行う制御部をフィルタ装置110の内部に設けて、制御部161と連携するようにしてもよい。
また、以上では、ガス検知装置100がヒータH1〜HNと冷却ファンF1〜FNを含む形態について説明したが、ヒータH1〜HN又は冷却ファンF1〜FNがなくても高感度メタン連続分析計150でガス漏れを検知できる場合には、ガス検知装置100は、ヒータH1〜HN又は冷却ファンF1〜FNを含まなくてもよい。
また、図1に示す構成を図5に示すように変形してもよい。図5は、実施の形態の変形例によるガス検知装置100A、100Bの構成を示す図である。
図5(A)に示すガス検知装置100Aは、図1に示すガス検知装置100のポンプ103Bを排気管107に移動させた構成を有する。各フィルタF1〜FNから高感度メタン連続分析計150にガスを吸引する際には、高感度メタン連続分析計150の出力側に接続される排出管107に設けられたポンプ103Bを駆動すればよい。
また、図5(A)に示すガス検知装置100Bは、図5(A)に示すガス検知装置100Aのポンプ103Aを排気管106に移動させた構成を有する。各フィルタF1〜FNにメインノズル101Aから大気を吸引する際には、フィルタ装置110の出力側に接続される排気管106に設けられたポンプ103Aを駆動すればよい。
また、以下では、図6乃至図9を用いて、車両50に搭載されるガス検知装置100の構成を最適化した例示的な形態について説明する。ここで説明する最適化の形態は、実験を通じて得られた知見に基づくものである。
図6は、車両50を前から見たメインノズル101Aの構成を示す図である。まず、車両50の前方にメインノズル101Aを9本から20本設けることが最適であることが分かった。図6には、一例として、メインノズル101Aを9本設けた構成を示す。メインノズル101Aの先端は、地上からの高さが5cm以下であることが好ましく、さらに地上からの高さが2.5cm以下にであることが好ましい。
メインノズル101Aの本数は少なすぎると、隣同士の間隔が広くなることでメインノズル101A間に存在するメタンの吸引が難しくなり、本数が多すぎるとメインノズル101Aの1本あたりの吸引量が少なくなることから、吸引し難くなる。そこで、最適値として、メインノズル101Aの本数を9本〜20本とし、車両50の車幅が170cmの場合には、隣り合うメインノズル101A同士の間隔が10cm〜20cmとなるように均等に配置することで、車幅の範囲内に漏洩点が存在していれば検知することができる構成を実現した。
ポンプ103A及び高感度メタン連続分析計150(図1参照)の吸引流量が多い方が望ましいと考えられたため、ここでは、一例として吸引流量が23L/minのポンプ103A及びOA−ICOS式の高感度メタン連続分析計150を用いた。吸引流量は、さらに多くてもよく、少なくてもよい。
また、9本のメインノズル101Aには、フード120を被せた。フード120は、車両50の前方に固定され、下面側(路面側)が開口されている。フード120は、車両50の幅とほぼ同一の幅を有し、開口部はフード120の幅方向の全体にわたって設けられている。9本のメインノズル101Aの先端は、フード120の開口部から路面に向くように接地されている。メインノズル101Aを設けることで、メインノズル101Aの路面からの高さが2.5cm以上の場合やメインノズル101Aの本数が少ない場合においても、メタンを検知できる確率を向上させることができる。なお、フード120は必須の構成ではないため、フード120を備えない構成であってもよい。
図7は、図6に示すメインノズル101Aにメタンを吸引させた場合におけるメタン濃度の時間的変化の様子を示す図である。メタンの吸引は、メタンの漏洩点をメインノズル101Aが通過することを模擬したものである。
図7には、9本のメインノズル101Aのうちの1本にメタンを0.2ml吸引させた場合に高感度メタン連続分析計150が検出するメタン濃度を示す。なお、図7において横軸はポンプ103Aによる吸引を開始してからの経過時間であり、0秒は、ポンプ103Aによる吸引を開始した時刻である。
図7に示すように、経過時間が0秒から2秒まではメタン濃度は約2.001pmm〜約2.003ppmであり、この状態ではメインノズル101Aから吸引したメタンは、高感度メタン連続分析計150まで到達していないと考えられる。2秒が経過したところでメタン濃度が約2.02ppmに増大している。これは、メインノズル101Aから吸引したメタンが高感度メタン連続分析計150に到達したときであると考えられる。また、経過時間が2秒から4秒までは緩やかにメタン濃度が低下し、4秒以降は、約2.005ppm〜約2.01ppmになっている。
メインノズル101Aでメタンを吸引してから高感度メタン連続分析計150によって検出されるまでには約2秒かかり、検出自体は約1秒程で完了することを確認することができた。
図8は、メタンの吸引量に対する高感度メタン連続分析計150のメタン検出量のピーク値との関係を示す図である。ここでは、メインノズル101Aに吸引させるメタンの量を変化させた場合に高感度メタン連続分析計150が検出するメタン濃度について説明する。なお、図8の横軸は、吸引させるメタンの量を示す。
メインノズル101Aに吸引させるメタンの量が0.05ml、0.1ml、0.2ml、0.5ml、0.75ml、1mlと増大させて行くと、高感度メタン連続分析計150が検出するメタン濃度は、それぞれ、3ppb、7ppb、13ppb、34ppb、53ppb、67ppbと増大した。これより、吸引させるメタンの量が増大すると、高感度メタン連続分析計150が検出するメタン濃度も増大することを確認することができた。
図9は、メタンの流量に対する高感度メタン連続分析計150によって検出されるメタンの濃度との関係を示す図である。図9では、メインノズル101Aとメタンの漏洩点との位置関係を2種類用意して評価を行った。
漏洩点としては、現行漏えい検査方法で用いられるカート式検知器(求められる感度:10ppm)で10ppmと検知される漏洩レベルを模擬するため、1000ppmのメタンを、200cc/minで焼結金属を用いて均一に噴出させた。メインノズル101Aの本数は9本とし、設置間隔は21.5cm、設置高さを地上からの高さ2.5cmとした。
また、漏洩点をメインノズル101Aの真上に置いた場合(最も有利な条件)と、2本のメインノズル101Aの間の真ん中の位置に置いた場合(最も厳しい条件)の2条件で測定を行った。この状態で吸引流量を変化させた際に、高感度メタン連続分析計150を用いて検出されたメタン濃度を測定した。
漏洩点の真上に位置するメインノズル101Aで吸引流量を約4L/minに設定すると、メタン濃度は42.3ppmであった。これに対して、漏洩点が2本のメインノズル101Aの間(中央)に位置する場合には、吸引流量を約2.7L/minと約4.9L/minに設定すると、メタン濃度は25.1ppmと22.92ppmであった。また、吸引流量をさらに増大させると、メインノズル101Aが漏洩点の真上に位置する場合と、漏洩点が2本のメインノズル101Aの間(中央)に位置する場合との両方の場合において、メタン濃度は減少する傾向にあった。そして、吸引流量を23L/minとすると、いずれの場合もメタン濃度は10ppmになった。
そこで、このノズル条件で、23L/minで吸引すれば、例えば40km/hで走行した場合に、漏洩点を通過するタイミングでわずかに10ppmのメタンを吸引することになる。仮に漏洩ガスが車両50の進行方向に1cmの長さにわたって存在している場合、その1cmを0.9ms(ミリ秒)間で通過することとなるので、23L/minで吸引すると、0.35ml吸引されることとなる。図8で0.35mlの10ppmメタンを吸引すると、メタンのピークとしては20ppbの高さで検出されることになり、図7での検知例よりも大きいピークが検出されることが期待されるため、走行中のメタンの検出も可能であると考えられる。
以上、本発明の例示的な実施の形態のガス検知装置について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100 ガス検知装置
101A メインノズル
101B サブノズル
102A、102B 配管
103A、103B ポンプ
104 フィルタ
105A、105B 電磁弁
106、107 排気管
106A、107A 排気ノズル
110 フィルタ装置
150 高感度メタン連続分析計
160 PC
161 制御部
162 メモリ
170 GPS装置
1〜N フィルタ
A1〜AN、B1〜BN、C1〜CN、D1〜DN 電磁弁
H1〜HN ヒータ
F1〜FN 冷却ファンフィルタ

Claims (8)

  1. 車両の前部下方に取り付けられるノズルと、
    前記車両に搭載され、前記ノズルを介して吸引される大気に含まれる不純物を分析する高感度メタン連続分析装置と、
    前記車両に搭載され、前記ノズルと前記ガス分析装置とを結ぶ配管に設けられるポンプと
    を含む、ガス検知装置。
  2. 前記車両に搭載され、前記ノズルを介して吸引される大気に含まれる不純物を濃縮する第1フィルタをさらに含み、
    前記高感度メタン連続分析装置は、前記第1フィルタの出力側に設けられ、前記第1フィルタによって濃縮される不純物を分析する、請求項1記載のガス検知装置。
  3. 前記第1フィルタは、活性炭を有するフィルタである、請求項2記載のガス検知装置。
  4. 前記第1フィルタに並列に設けられる第2フィルタをさらに含み、
    前記第1フィルタ及び前記第2フィルタによって濃縮される不純物を前記高感度メタン連続分析装置で交互に分析する、請求項2又は3記載のガス検知装置。
  5. 車両の前部下方に取り付けられる第1ノズルと、
    前記車両に取り付けられる第2ノズルと、
    前記車両に搭載され、前記第1ノズルを介して吸引される大気に含まれる不純物を濃縮する第1フィルタと、
    前記車両に搭載され、前記第1ノズルを介して吸引される大気に含まれる不純物を濃縮する第2フィルタと、
    前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの出力側に設けられる排気口と、
    前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの出力側に設けられるガス分析装置と、
    前記第1ノズル及び第2ノズルと前記排気口とを結ぶ配管に設けられる第1ポンプと、
    前記第1ノズル及び第2ノズルと前記ガス分析装置とを結ぶ配管に設けられる第2ポンプと、
    前記第1ノズルから吸引される大気と、前記第2ノズルから吸引される大気との送出先を前記第1フィルタと前記第2フィルタとで切り替える第1切替部と、
    前記第1フィルタを通過する大気と前記第2フィルタを通過する大気との送出先を前記排気口と前記ガス分析装置とで切り替える第2切替部と
    を含み、
    前記第1ノズルから吸引される大気が前記第1フィルタに送出されるとともに、前記第2ノズルから吸引される大気が前記第2フィルタに送出され、かつ、前記第1フィルタを通過する大気が前記排気口に送出されるとともに、前記第2フィルタを通過する大気が前記ガス分析装置に送出されているときに、前記第2フィルタによって濃縮される不純物を前記ガス分析装置で分析し、
    前記第1ノズルから吸引される大気が前記第2フィルタに送出されるとともに、前記第2ノズルから吸引される大気が前記第1フィルタに送出され、かつ、前記第1フィルタを通過する大気が前記ガス分析装置に送出されるとともに、前記第2フィルタを通過する大気が前記排気口に送出されているときに、前記第1フィルタによって濃縮される不純物を前記ガス分析装置で分析する、ガス検知装置。
  6. 前記第1フィルタに取り付けられる第1ヒータと、
    前記第2フィルタに取り付けられる第2ヒータと
    をさらに含み、
    前記第1ヒータは、前記第1フィルタによって濃縮される不純物を前記ガス分析装置で分析するときに駆動され、
    前記第2ヒータは、前記第2フィルタによって濃縮される不純物を前記ガス分析装置で分析するときに駆動される、請求項5記載のガス検知装置。
  7. 前記第1フィルタに設けられる第1冷却器と、
    前記第2フィルタに取り付けられる第2冷却器と
    をさらに含み、
    前記第1冷却器は、前記第1フィルタによって濃縮される不純物を前記ガス分析装置で分析された後に、前記第1フィルタを冷却するときに駆動され、
    前記第2冷却器は、前記第2フィルタによって濃縮される不純物を前記ガス分析装置で分析された後に、前記第2フィルタを冷却するときに駆動される、請求項6記載のガス検知装置。
  8. 前記第1フィルタ及び前記前記第2フィルタは、活性炭を有するフィルタである、請求項5乃至7のいずれか一項記載のガス検知装置。
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