JP2017176357A - 中性子捕捉療法施設 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダクトの交換作業における作業効率を向上させることが可能な中性子捕捉療法施設を提供する。
【解決手段】中性子捕捉療法施設Hは、荷電粒子線Lを出射する加速器4と、荷電粒子線Lを照射することで前記中性子線Nを発生するターゲット5と、ターゲット5が配置されるターゲット室30と、第1のダクト11及び第2のダクト12を有するビーム輸送ライン10と第2のダクト12を回収するためのダクト回収室35と、第2のダクト12をダクト回収室35内へ移動させるダクト移動手段60と、ダクト回収室35内に配置されたダクト回収台車200と、を備え、ダクト移動手段60は、ダクトが載置される載置部を有し、ダクト回収台車200は、ダクトが載置されるダクト受部220と、少なくとも、ダクトの載替え時において、ダクト移動手段60とダクト受部220との干渉を防ぐ載替え機構240と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】中性子捕捉療法施設Hは、荷電粒子線Lを出射する加速器4と、荷電粒子線Lを照射することで前記中性子線Nを発生するターゲット5と、ターゲット5が配置されるターゲット室30と、第1のダクト11及び第2のダクト12を有するビーム輸送ライン10と第2のダクト12を回収するためのダクト回収室35と、第2のダクト12をダクト回収室35内へ移動させるダクト移動手段60と、ダクト回収室35内に配置されたダクト回収台車200と、を備え、ダクト移動手段60は、ダクトが載置される載置部を有し、ダクト回収台車200は、ダクトが載置されるダクト受部220と、少なくとも、ダクトの載替え時において、ダクト移動手段60とダクト受部220との干渉を防ぐ載替え機構240と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、中性子線を被照射体に照射するための中性子捕捉療法施設に関する。
中性子線の照射によってがん細胞を死滅させる中性子捕捉療法として、ホウ素化合物を用いたホウ素中性子捕捉療法(BNCT:Boron Neutron Capture Therapy)が知られている。このようなホウ素中性子捕捉療法で用いられる中性子捕捉療法システムとして、特許文献1には、荷電粒子線を出射するサイクロトロンと、中性子線を発生させるターゲットと、ターゲット及びダクトを移動させるための移動手段と、を備えた中性子捕捉療法システムが記載されている。
中性子線の照射時において、ターゲットは常に荷電粒子線に曝されているので、ターゲット及びターゲットに接続されるダクト周辺の放射化レベルは高い状態になっている。特許文献1に記載の中性子捕捉療法システムでは、移動手段を用いてダクトをダクト配置室から別室に移動させることにより、ダクト配置室内の放射線量を低減させている。
しかし、特許文献1に記載の中性子捕捉療法システムでは、ダクトを別室に移動させた後、作業者の手作業によってダクトを搬送用の台車に載替える必要がある。したがって、手作業を減らし、ダクトの交換作業における作業効率の向上が要請されている。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、ダクトの交換作業における作業効率を向上させることが可能な中性子捕捉療法施設を提供することを目的とする。
本発明に係る中性子捕捉療法施設は、中性子線を被照射体に照射する中性子捕捉療法システムが設置された中性子捕捉療法施設であって、荷電粒子線を出射する加速器と、荷電粒子線が照射されることで前記中性子線を発生させるターゲットと、加速器に接続される第1のダクト、及び、ターゲットに接続され、第1のダクトに対して脱着自在の第2のダクトを有するダクト構造により構成され、加速器から出射された荷電粒子線を前記ターゲットまで輸送するビーム輸送ラインと、ターゲットが配置されるターゲット室と、第2のダクトを回収するためのダクト回収室と、第2のダクトをターゲット室内からダクト回収室内へ移動させるダクト移動手段と、ダクト回収室内に配置されたダクト回収台車と、を備え、ダクト移動手段は、第2のダクトが載置される載置部を有し、ダクト回収台車は、第2のダクトが載置されるダクト受部と、少なくとも、第2のダクトの載替え時及びダクト回収台車の移動時において、ダクト移動手段とダクト受部との干渉を防ぐ載替え機構と、を有している。
本発明に係る中性子捕捉療法施設では、ダクト回収室内に配置されたダクト回収台車は、ダクト移動手段との干渉を防ぐ載替え機構を有している。この構成によれば、第2のダクトを交換する際、ダクト回収台車によってダクトを搬送することができるので、第2のダクトの交換作業における作業効率を向上させることできる。また、載替え機構は、少なくとも、第2のダクトの載替え時、及びダクト回収台車の移動時に、ダクト移動手段とダクト受部との干渉を防ぐ。従って、ダクト移動手段の動線上にダクト回収台車を配置した状態でダクト移動手段をダクト室側からダクト回収室側に移動させることにより、第2のダクトは自動的にダクト回収台車のダクト受部に載替えられる。また、ダクト移動手段をダクト回収台車側に移動させた状態で、回収台車を移動させることができる。このように、手作業によって第2のダクトを載替える必要がないので、作業効率をさらに向上させることできる。
本発明に係る中性子捕捉療法施設では、移動部は垂直方向に移動し、載替え機構は、ダクト回収台車の上面に開口し、垂直方向に延びる垂直穴と、垂直穴に連通してダクト回収台車の側面に開口し、垂直方向に直交する水平方向に延びる水平穴と、を有してよい。この構成では、第2のダクトを交換する際、ダクト回収室側に移動したダクト移動手段は、載替え機構の垂直穴に退避する。これにより、自動的に第2のダクトをダクト回収台車のダクト受部に載替えることができる。また、水平穴は垂直穴に連通してダクト回収台車の側面に開口している。従って、ダクト移動手段をダクト回収台車側に移動させた状態であっても、ダクト移動手段が水平穴に退避した状態であることによって、ダクト移動手段とダクト回収台車は干渉せず、回収台車を移動させることができる。したがって、手作業によって第2のダクトを載替える必要がないので、第2のダクトの交換作業における作業効率を向上させることできる。
本発明によれば、ダクトの交換作業における作業効率を向上することができる。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を付すこととする。
図1に示すように、中性子捕捉療法施設Hは、ホウ素中性子捕捉療法を用いてがん治療を行うための中性子捕捉療法システム1と、中性子捕捉療法システム1において中性子線を発生させるターゲット5が配置されるターゲット室30と、ターゲット室30の下階に位置するダクト回収室35と、ターゲット室30とダクト回収室35との間を移動するダクト移動手段60と、を備えている。
図2に示すように、中性子捕捉療法システム1は、ホウ素(10B)を含む薬剤が投与された患者P(被照射体)の体内においてホウ素が集積した部位に中性子線Nを照射してがん治療を行う装置である。中性子捕捉療法システム1は、治療台2に固定された患者Pに中性子線Nを照射して患者Pのがん治療を行う照射室3を有している。また、中性子捕捉療法システム1は、荷電粒子を加速して荷電粒子線Lを出射するサイクロトロン(加速器)4と、荷電粒子線Lを受けて中性子線Nを発生させるターゲット5と、中空のダクト構造を有してサイクロトロン4からターゲット5に荷電粒子線Lを導くためのビーム輸送ライン10と、ターゲット5とビーム輸送ライン10の一部とを収容する放射線遮蔽体20と、を備えている。
サイクロトロン4は、水素イオンなどの荷電粒子を加速して陽子線等の荷電粒子線Lを生成する加速器である。なお、サイクロトロン4に代えて、シンクロトロン、シンクロサイクロトロン又はライナック等の他の加速器を用いてもよい。
ターゲット5は、サイクロトロン4が出射させた荷電粒子線Lが照射されることで中性子線Nを発生させる。ターゲット5は、例えば、ベリリウム(Be)で構成されており直径160mmの円板状を成している。ターゲット5が発生させた中性子線Nは、コリメータ6で照射野が規定されて照射室3内における患者Pの患部に照射される。なお、ベリリウムで構成されたターゲット5に代えて、リチウム(Li)、タンタル(Ta)又はタングステン(W)で構成されたターゲットを用いてもよく、ターゲットの大きさも適宜変更可能である。
図2、図3、及び図6に示すように、ビーム輸送ライン10は、サイクロトロン4に接続される第1のダクト11と、ターゲット5に接続される第2のダクト12と、第1のダクト11におけるサイクロトロン4の反対側に接続される第3のダクト13と、第2のダクト12と第3のダクト13とを接続する第4のダクト14と、を備えている。第2のダクト12の一端はターゲット5に接続されており、第2のダクト12の他端は、第4のダクト14及び第3のダクト13を介して、第1のダクト11に接続されている。第1〜第4のダクト11〜14は、平面視で略長方形状を成すターゲット室30の室内に配置されており、このターゲット室30は、コンクリート製の遮蔽壁Wで覆われた閉鎖空間である。また、ターゲット室30を覆う遮蔽壁Wには、通路及び当該通路とターゲット室30とを仕切る扉が設けられていてよい。照射室3を覆う遮蔽壁Wにも、通路及び当該通路と照射室3とを仕切る扉が設けられていてよい。
なお、第2のダクト12とターゲット5との間、及び、各ダクト同士の間は、必ずしも直接接続されていなくともよい。また、ターゲット室30は、平面視で略長方形状でなくてもよく、例えばL字形等、他の形状であってもよい。さらに、サイクロトロン4は、ターゲット室30内に配置しなくてもよく、ターゲット室30以外の他の部屋に配置してもよい。
第1のダクト11の一端は、サイクロトロン4に接続されている。第1のダクト11は、荷電粒子線Lの調整を行うビーム調整部(図示せず)を備えている。このビーム調整部は、荷電粒子線Lの軸を調整する水平型ステアリング及び水平垂直型ステアリングと、荷電粒子線Lの発散を抑制する四重極電磁石と、荷電粒子線Lを整形する四方向スリット等を有している。なお、第1のダクト11は、荷電粒子線Lを輸送する機能を有していればよく、上記のビーム調整部は無くてもよい。
第1のダクト11の放射線遮蔽体20側に位置する第3のダクト13は、ターゲット室30内に配置された台部31の上面31aから上方に突出する柱部32の上端で固定されている。第4のダクト14は、第3のダクト13の放射線遮蔽体20側に固定されており、第4のダクト14の更に放射線遮蔽体20側には第2のダクト12が固定されている。また、台部31の上面31aからは、ターゲット5を冷却させるターゲット冷却板50(図6参照)に冷却水を供給するための第1の冷却パイプ51と、ターゲット冷却板50から排出された冷却水が通る第2の冷却パイプ52と、が上方に突出している。第1及び第2の冷却パイプ51,52は、台部31の上面31aの下方で、冷却水を冷却させるための冷却機に接続されている。
放射線遮蔽体20は、台部31の上面31aで固定された固定部21と、固定部21に対して移動自在に設けられた移動部22と、固定部21と移動部22の間に位置する略円柱状の遮蔽材23と、照射室3とターゲット室30とを隔てる壁部24と、を備えている。固定部21、移動部22及び壁部24は、例えばコンクリートで構成されている。固定部21及び移動部22の照射室3側に位置する壁部24は、照射室3とターゲット室30とを隔てる壁W1(図2参照)に少なくともその一部が埋め込まれている。そして、壁部24の照射室3側には、中性子線Nの出力口となるコリメータ6が固定されている。なお、コリメータ6は、治療台2に設けられてもよい。
遮蔽材23は、中性子線N及びガンマ線等の放射線が外部に放出されないように遮蔽する機能を有している。遮蔽材23の内部にはターゲット5が設けられており、遮蔽材23の奥側(照射室3側)には減速体28が設けられている。ターゲット5が発生させた中性子線Nは、減速体28によって減速されて照射室3内における患者Pの患部に照射される。減速体28は例えば異なる複数の材料から成る積層構造とされており、減速体28の材料は荷電粒子線Lのエネルギー等の諸条件によって適宜選択される。
具体的には、例えばサイクロトロン4からの出力が30MeVの陽子線でありターゲット5としてベリリウムターゲットを用いる場合には、減速体28の材料は鉛、鉄、アルミニウム又はフッ化カルシウムとすることができる。また、サイクロトロン4からの出力が11MeVの陽子線でありターゲット5としてベリリウムターゲットを用いる場合には、減速体28の材料は重水(D2O)又はフッ化鉛とすることができる。
また、移動部22の下部には、水平方向であって且つ第2のダクト12の長手方向に対して垂直な方向に延在するレール(図示せず)が設置されており、移動部22における固定部21の反対側には移動部22をレール上で移動させるためのピストン(図示せず)が設置されている。移動部22は、ピストンの駆動によってレール上で移動するので、固定部21に接近する方向及び固定部21から離れる方向に移動可能となっている。このように、移動部22が固定部21に接近することによって放射線遮蔽体20が閉じ、移動部22が固定部21から離れることによって放射線遮蔽体20が開くので、放射線遮蔽体20は開閉自在となっている。
なお、レールとピストン以外の手段によって移動部22を移動させてもよい。また、移動部22における固定部21の反対側にミラーを設置して、移動部22の移動先に人や物が存在せず移動部22を安全に移動できるか否かを確認可能としてもよい。
また、固定部21は、上側で移動部22に向かって張り出す段差部21aを備え、移動部22は、下側で固定部21側に向かって張り出す段差部22aを備えている。固定部21における段差部21aの下方には、第2のダクト12と第3の冷却パイプ53と第4の冷却パイプ54とが略水平方向に延在するダクト配置空間S(図3参照)が形成される。よって、移動部22が固定部21から離れる方向に移動すると第2のダクト12が露出し、移動部22が固定部21に接近する方向に移動すると少なくとも第2のダクト12の一部が覆われる。
固定部21におけるサイクロトロン4側の表面21cには、第2のダクト12を保持するための第1のダクト保持部25と第2のダクト保持部26とが設けられている(図4〜図7参照)。第1及び第2のダクト保持部25,26は、それぞれダクト配置空間S側に突出する第1及び第2の突出部25a,26aを有している。また、各突出部25a,26aの上面には、第2のダクト12に溶接された一対の突出部12a,12bを引っ掛けるための第1及び第2の爪部25b,26bが設けられている。
図7に示すように、第2のダクト12が放射線遮蔽体20から外されるときには、第2のダクト12の各突出部12a,12bが、各爪部25b,26bに対して第2のダクト12の長手方向に移動する。このような第1及び第2のダクト保持部25,26と第2のダクト12における各突出部12a,12bは、第2のダクト12の奥側における遮蔽材23の近傍にも配置されている。
また、第2のダクト12の上部には第3の冷却パイプ53が固定されており、第2のダクト12の下部には第4の冷却パイプ54が固定されている。図3及び図6に示されるように、第3の冷却パイプ53の一端側は第5の冷却パイプ55を介して第1の冷却パイプ51に接続されており、第3の冷却パイプ53の他端側はターゲット冷却板50に接続されている。第4の冷却パイプ54の一端側は第6の冷却パイプ56を介して第2の冷却パイプ52に接続されており、第4の冷却パイプ54の他端側はターゲット冷却板50に接続されている。
よって、冷却水は、台部31の上面31aの下方に位置する冷却機から、第1の冷却パイプ51、第5の冷却パイプ55及び第3の冷却パイプ53を経てターゲット冷却板50に到達し、ターゲット冷却板50から排出された冷却水は、第4の冷却パイプ54、第6の冷却パイプ56及び第2の冷却パイプ52を経て冷却機に戻される。
また、図6に示されるように、中性子捕捉療法システム1は、ターゲット5と、ターゲット冷却板50と、冷却パイプ53,54と、第2のダクト12とを放射線遮蔽体20から外して移動させるダクト移動手段60を備えている。放射線遮蔽体20における固定部21の表面21cには、ダクト移動手段60の各動作を操作するための各種スイッチを備えたスイッチユニット90が設けられている。以下では、ダクト移動手段60について説明する。なお、以下では、放射線遮蔽体20に対して着脱可能なターゲット5、ターゲット冷却板50、冷却パイプ53,54及び第2のダクト12を纏めて交換ユニット100と称することもある。
ダクト移動手段60は、ターゲット室30の階下に位置するダクト回収室35とターゲット室30とを連通する孔部70内を上下に移動可能となっており、交換ユニット100が一体となって孔部70を通過可能となっている。ダクト移動手段60は、孔部70内で上下に延在し鉛直方向に移動可能な鉛直レール部(レール部)61と、鉛直レール部61に沿って上下に移動するダクト支持部80と、を備えている。
ダクト支持部80は、鉛直レール部61から放射線遮蔽体20の固定部21側に突出する支持部本体83と、支持部本体83の上面で第2のダクト12の長手方向に延在する2本の水平レール部81と、各水平レール部81の上部で水平レール部81の上部で水平レール部81に対して第2のダクト12の長手方向にスライド移動するテーブル部82とを備えている。テーブル部82は、略水平方向に延在する底板部82aと、底板部82aの両脇から上方に延在する2枚の側板部82bとを有している。よって、各側板部82bの間に交換ユニット100を配置するので、テーブル部82は交換ユニット100を支持しやすい形状となっている。
図1に示すように、ダクト回収室35は、ターゲット室30の下階に位置し、孔部70を介してターゲット室30と連通している。ダクト回収室35には、交換ユニット100を回収するためのダクト回収台車200が配置されている。ダクト回収室35は、コンクリート製の遮蔽壁Wで覆われた閉鎖空間であり、例えば、平面視で略長方形状をなしている。なお、ダクト回収室35は、平面視で略長方形状でなくてもよく、例えばL字形等、他の形状であってもよい。
図8に示すように、ダクト回収台車200は、ベースフレーム210と、ダクト受部220と、複数のポール230と、を備えている。また、ダクト回収台車200は、少なくとも、前記ダクトの載替え時及びダクト回収台車の移動時において、ダクト支持部80との干渉を防ぐ載替え機構240を有している。
ベースフレーム210は、地面から離間した位置で水平に広がる部材であり、略長方形の枠状を呈している。以降、ベースフレーム210の長手方向をX軸方向、ベースフレーム210の短手方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。ベースフレーム210は、例えば、鉄などの金属材料を複数本組み合わせることによって形成される。具体的には、X軸方向に延び、Y軸方向に互いに平行をなして離間する一対の長尺部材211と、一対の長尺部材211を掛け渡すようにY軸方向に延び、当該一対の長尺部材211を連結する複数の連結部材212とを有している。連結部材212は、X軸方向における両端、及び、X軸方向における途中位置に所定のピッチで複数本(ここでは3本)設けられている。ベースフレーム210の四隅における底面には、地面と移動可能に接触する車輪250が設けられている。また、X軸方向正側の端部には、手すり部材260が設けられている。これにより、作業者Mはダクト回収台車200を搬送することができる。ただし、ダクト回収台車200は作業者Mによって搬送されずに、駆動機構によって自動的に駆動してもよい。なお、図9、10、11においては、説明の簡単のために、手すり部材260を省略している。また、ベースフレーム210は枠状でなく、板状の部材であってもよい。
ポール230は、ベースフレーム210のY軸における両端部からZ軸正方向へ延びている。すなわち、ポール230は、各長尺部材211からZ軸正方向に延びている。また、ポール230は、X軸方向において所定のピッチで設けられている。ここでは、ベースフレーム210の連結部材212に対応する位置に設けられている。ただし、ポール230の本数及び配置は限定されない。ポール230は、後述するダクト受部220より上方(Z軸正方向)に突出するように設けられている。これにより、交換ユニット100がダクト回収台車200から落下することを防止できる。ただし、ベースフレーム210のX軸負側でY軸正側の角部に配置されるポール230aは、後述するダクト受部220より上方(Z軸正方向)にのみ設けられており、ベースフレーム210からダクト受部220までの間の領域は切断されている。なお、ポール230は上記の形状に限定されず、例えば、板状部材であってもよい。
ダクト受部220は、ダクト移動手段60によって運ばれた交換ユニット100を載置するための部分である。ダクト受部220は、ベースフレーム210からZ軸正方向へ所定の高さで離間した位置において、当該ベースフレーム210と平行をなしてY軸方向に延びている。また、ダクト受部220は、交換ユニット100の両端を支えるように、X軸方向に互いに離間して設けられている。図8に示すダクト回収台車200では、一方のダクト受部220は、ベースフレーム210のX軸正方向における一端に位置する一対のポール230の間を橋渡しするように設けられている。他方のダクト受部220は、ベースフレーム210のX軸負方向における他端に位置するポール230からY軸正方向へ向けて延びている。当該ダクト受部220のY軸正方向の端部には、ポール230aが設けられている。ダクト受部220は、Y軸方向に延びると共に、X軸方向へ幅広となる板状部を有している。なお、ダクト受部220の形状は板状に限定されず、例えば、交換ユニット100が載置されるダクト受部220の上面は、弧状に形成されていてもよい。また、ダクト受部220は、ダクト支持部80と干渉しない位置であれば、任意の位置に設けることができる。
載替え機構240は、ダクト移動手段60のダクト支持部80とダクト回収台車200との干渉を防ぐための構造である。載替え機構240は、垂直穴241と、水平穴242と、収容空間とを有している。垂直穴241は、ダクト回収台車200の上面にて開口し、ダクト移動手段60が移動する垂直方向(Z軸方向)に延びる。水平穴242は、垂直穴241に連通してダクト回収台車200の側面に開口し、水平方向(X軸又はY軸方向)に延びる。収容空間は、ベースフレーム210と、ポール230と、ダクト受部220とで囲まれる空間である。垂直穴241と水平穴242とは、収容空間を介して連通している。
図8に示すダクト回収台車200では、ダクト受部220及び複数のポール230によって囲われた領域が開口しており、垂直穴241として機能する。水平穴242は、X軸負方向及びY軸正方向において、ベースフレーム210とダクト受部220との間に形成されたL字型の開口である。ダクト支持部80のテーブル部82は、水平穴242のYZ平面側の開口(X軸負側に配置されたダクト受部220の下方に広がる開口)を通過し、支持部本体83は、水平穴242のXZ平面側の開口(図中のポール230bとポール230aとの間の開口)を通過する。なお、ポール230aは、ダクト受部220の下側の領域においては切断されて開口しているので、支持部本体83と干渉しない。
次に、放射線遮蔽体20から交換ユニット100を外して、ダクト移動手段60によって交換ユニット100を、ターゲット室30からダクト回収室35に移動させる方法について説明する。
まず、図3に示すように、交換ユニット100の取り外し作業を行う作業者Mが台部31に立って、第3のダクト13から第1のダクト11を外す。そして、第5の冷却パイプ55を第1の冷却パイプ51及び第3の冷却パイプ53から外すと共に、第6の冷却パイプ56を第2の冷却パイプ52及び第4の冷却パイプ54から外す。その後、第4のダクト14を第2のダクト12及び第3のダクト13から外す。図4に示すように、作業者Mが移動部22を移動させるスイッチをオンにすると、移動部22が固定部21に対して矢印Dの方向に向かって移動し、交換ユニット100が露出する。
次に、作業者Mが第2のダクト12の係合を解除するスイッチをオンにすると、図4に示すように、第2のダクト12が第3のダクト13側に移動する。この時、ダクト保持部25,26の爪部25b,26bに対して第2のダクト12の突出部12a,12bが共に第3のダクト13側に移動する。そして、突出部12a,12bは、ダクト保持部25,26の突出部25a,26aの上面に載置されただけの状態になる。その後、作業者Mが鉛直レール部61を上昇させるスイッチをオンにすると、鉛直レール部61が孔部70から上方に移動し、交換ユニット100の高さの位置よりも若干低い高さにまで上昇する。
図5に示すように、作業者Mがダクト支持部80を上昇させるスイッチをオンにすると、ダクト支持部80は、鉛直レール部61に沿って孔部70から上方に移動し、テーブル部82で交換ユニット100を支持可能な位置まで上昇する。
そして、図6に示すように、作業者Mがターゲット5を引き出すスイッチをオンにすると、テーブル部82で交換ユニット100を支持すると共に、テーブル部82が交換ユニット100を第3のダクト13側に移動させる。このとき、テーブル部82を移動させることで、テーブル部82上に載置された第2のダクト12が移動し、第2のダクト12の各突出部12a,12bがダクト保持部25,26の各突出部25a,26aに対して第3のダクト13側に移動する。よって、交換ユニット100が完全に放射線遮蔽体20から外れダクト移動手段60で交換ユニット100を移動可能な状態となる。
なお、放射線遮蔽体20から交換ユニット100を外す場合において、テーブル部82上に載置された第2のダクト12を移動させる代わりに、突出部12a,12bを第2のダクト12と独立して移動させてもよく、また、ダクト保持部25,26を移動させるようにしてもよい。
図7に示すように、作業者Mが交換ユニット100を移動させるスイッチをオンにすると、テーブル部82のスライド移動によって交換ユニット100が孔部70の直上に位置するように交換ユニット100の位置合わせを行う。そして、ダクト支持部80が鉛直レール部61に沿って下方に移動することで、交換ユニット100及びダクト支持部80が孔部70を通って階下のダクト回収室35に移動する。
ダクト回収室35に移動した交換ユニット100は、ダクト回収台車200のダクト受部220に載置される。図9〜図11は、交換ユニット100が、自動的にダクト支持部80からダクト回収台車200に載替えられる機構を説明するための図である。図9は、ダクト支持部80、交換ユニット100、及びダクト回収台車200を上方から見た図である。また、図10は、図9におけるX−X線に沿った断面を示す図である。図10及び図11における二点鎖線は、ポール230aの切断された部分を示している。
図9に示すように、ダクト回収台車200は、載替え機構240の垂直穴241がダクト支持部80の動線上に重なるように、ダクト移動手段60付近に配置されている。ダクト支持部80が、ダクト受部220と同じ高さまで移動すると、交換ユニット100の長手方向における両端はそれぞれダクト受部220に当接した状態となる。ダクト支持部80がさらに下方(Z軸負方向)に移動すると、図10及び図11に示すように、交換ユニット100はダクト受部220に載置された状態となり、ダクト支持部80からダクト回収台車200に載替えられる。このとき、ダクト支持部80のテーブル部82は垂直穴241を通過して収容空間に退避する。また、支持部本体83は、ポール230aと、X軸方向においてポール230aに隣接するポール230bとの間を通過する。したがって、ダクト支持部80はダクト回収台車200と干渉せずに、ダクト受部220より下方に移動することができる。
交換ユニット100がダクト回収台車200に載替えられた後、ダクト回収台車200をX軸正方向に移動することによって、ダクト回収台車200はダクト支持部80から引き抜かれる。このとき、ダクト支持部80のテーブル部82は、水平穴242のYZ平面方向の開口を通過する。また、図10及び図11に示すように、ポール230aはダクト受部220より下方の領域が切断されており、水平穴242として機能する開口が形成されている。これにより、ダクト支持部80がダクト受部220より低い位置にある状態においても、支持部本体83は、水平穴242のXZ平面方向の開口を移動し、ポール230aと干渉することなく、ダクト回収台車200を移動することができる。
以上説明したように、中性子捕捉療法施設Hでは、ダクト回収室35内に配置されたダクト回収台車200は、ダクト移動手段60のダクト支持部80との干渉を防ぐ載替え機構240を有している。この構成によれば、ダクトを交換する際、ダクト回収台車200によって交換ユニット100を搬送することができるので、ダクトの交換作業における作業効率を向上させることできる。また、載替え機構240は、少なくとも、ダクトの載替え時、及びダクト回収台車200の移動時に、ダクト移動手段60のダクト支持部80とダクト受部220との干渉を防ぐ。したがって、ダクト移動手段60の動線上にダクト回収台車200を配置した状態でダクト移動手段60のダクト支持部80をターゲット室30側からダクト回収室35側に移動させることにより、交換ユニット100は自動的にダクト回収台車200のダクト受部220に載替えられる。また、ダクト移動手段60のダクト支持部80がダクト回収台車200側に移動させた状態で、ダクト回収台車200を移動させることができる。このように、手作業によって交換ユニット100を載替える必要がないので、作業効率をさらに向上させることできる。
また、ダクトを交換する際、ダクト回収室35側に移動したダクト移動手段60のダクト支持部80は、載替え機構240の垂直穴241に退避する。これにより、自動的に交換ユニット100をダクト回収台車200のダクト受部220に載替えることができる。また、水平穴242は垂直穴241に連通してダクト回収台車200の側面に開口している。従って、ダクト移動手段60のダクト支持部80がダクト回収台車200側に移動された状態であっても、ダクト移動手段60のダクト支持部80が水平穴242に退避した状態であることによって、ダクト回収台車200とダクト移動手段60とが干渉することなく、ダクト回収台車200を移動させることができる。したがって、手作業によって交換ユニット100を載替える必要がないので、ダクトの交換作業における作業効率を向上させることできる。また、作業者Mが手作業によって交換ユニット100を載替える必要が無いので、作業者Mの被曝量を低減することが可能である。
以上、本発明の一形態について説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を採用可能である。例えば、上述の実施形態では、ダクト回収台車200が棒状部材を組み合わせたフレーム構造を有していた。これに変えて、ダクト回収台車200が直方体の本体部を有していてもよい。この場合、載替え機構240は、ダクト支持部80が退避できるように本体部に設けられた切欠き部であってもよい。また、ダクトの交換作業において、交換ユニット100全体ではなく、第2のダクト12のみダクト回収台車200を用いて交換してもよい。さらに、新しい交換ユニット100又は第2のダクト12を取り付ける際にも、ダクト回収台車200を用いることができる。
また、ダクト移動手段60からダクト回収台車200へダクトが載せ替えられた後において、ダクト回収台車200が移動する方向は特に限定されず、Y軸方向へ移動してもよい。この場合、水平穴242の形状やダクト移動手段60の形状を適宜変更してよい。また、ダクト移動手段60からダクトをダクト回収台車200へ載替える際のダクト移動手段60の移動方向も特に限定されない。例えば、移動方向をダクト回収台車200へ向けて上方から下方へ移動しなくともよく、ダクト移動手段60がダクト回収台車へ向かって水平方向から移動して、ダクトを載せ替えてもよい。
1…中性子捕捉療法システム、4…サイクロトロン(加速器)、5…ターゲット、10…ビーム輸送ライン、11…第1のダクト、12…第2のダクト、30…ターゲット室、35…ダクト回収室、60…ダクト移動手段、80…ダクト支持部(載置部)、100…交換ユニット、200…ダクト回収台車、220…ダクト受部、240…載替え機構、241…垂直穴、242…水平穴、H…中性子捕捉療法施設、L…荷電粒子線、M…作業者、N…中性子線、P…患者(被照射体)。
Claims (2)
- 中性子線を被照射体に照射する中性子捕捉療法システムが設置された中性子捕捉療法施設であって、
荷電粒子線を出射する加速器と、
前記荷電粒子線が照射されることで前記中性子線を発生させるターゲットと、
前記加速器に接続される第1のダクトと、前記ターゲットに接続され、前記第1のダクトに対して脱着自在の第2のダクトとを有するダクト構造により構成され、前記加速器から出射された前記荷電粒子線を前記ターゲットまで輸送するビーム輸送ラインと、
前記ターゲットが配置されるターゲット室と、
前記第2のダクトを回収するためのダクト回収室と、
前記第2のダクトを前記ターゲット室内から前記ダクト回収室内へ移動させるダクト移動手段と、
前記ダクト回収室内に配置されたダクト回収台車と、を備え、
前記ダクト移動手段は、前記第2のダクトが載置される載置部を有し、
前記ダクト回収台車は、
前記第2のダクトが載置されるダクト受部と、
少なくとも、前記第2のダクトの載替え時及びダクト回収台車の移動時において、前記ダクト移動手段と前記ダクト受部との干渉を防ぐ載替え機構と、を有している中性子捕捉療法施設。 - 前記ダクト移動手段は垂直方向に移動し、
前記載替え機構は、
前記ダクト回収台車の上面に開口し、前記垂直方向に延びる垂直穴と、
前記垂直穴に連通して前記ダクト回収台車の側面に開口し、前記垂直方向に直交する水平方向に延びる水平穴と、を有している、請求項1に記載の中性子捕捉療法施設。
Priority Applications (1)
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JP2016066320A JP2017176357A (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | 中性子捕捉療法施設 |
Applications Claiming Priority (1)
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