JP2017176297A - 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム - Google Patents

放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 少ない計算量且つ短い計算時間で、精度劣化を抑制しながら散乱線を推定することができる。【解決手段】 本発明に係る放射線撮影装置は、被検体に照射された放射線の検出データに基づいて、前記被検体の画像を生成する生成手段と、前記放射線の検出位置に対して、前記放射線の散乱線の入射位置を決定する入射位置決定手段と、前記被検体を透過する前記放射線の透過線上に、前記放射線の散乱位置を決定する散乱位置決定手段と、前記放射線の減弱及び散乱に関する前記被検体の物性値を決定する物性値決定手段と、前記物性値に基づいて、前記散乱位置から前記入射位置に入射する前記放射線の散乱線量を推定する推定手段と、前記検出データから前記散乱線を除去する散乱線除去手段とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラムに関する。
1970年代に開発されたX線CT装置は、その後、普及と進歩を遂げてきた。X線CT装置では、X線源(放射線発生部)と、被検体を挟んでX線源に対向配置される検出部とを備え、被検体を中心にX線源及び検出部が回転しながらX線を測定することで、被検体を透過したX線を様々な角度で測定する。そして、測定の結果から得られた情報を基に、Filtered Back Projection(FBP)法などの方法を用いて、被検体の画像を再構成することで、被検体の線減弱係数の空間分布を得ることができる。
CT装置では、放射線源(放射線発生部)から照射された放射線が、被検体内を直進する間にどの程度減弱したかを測定することで、被検体の線減弱係数の空間分布を得る。この場合、被検体で散乱した放射線が混入した状態で測定されるため、線減弱係数の空間分布の再構成について精度が低下する。そこで、混入する散乱線を推定し、測定量から取り除く必要がある。
例えば、特許文献1には、散乱回数が1回だけである散乱線を推定し、散乱線を取り除く方法が開示されている(特許文献1参照)。
特開2009−82615号公報
しかしながら、特許文献1で開示されている方法では、あらゆる場所を通過する透過線について散乱線を推定する必要があり、多くの計算時間がかかるという課題があった。
本発明に係る放射線撮影装置は、被検体に照射された放射線の検出データに基づいて、前記被検体の画像を生成する生成手段と、前記放射線の検出位置に対して、前記放射線の散乱線の入射位置を決定する入射位置決定手段と、前記被検体を透過する前記放射線の透過線上に、前記放射線の散乱位置を決定する散乱位置決定手段と、前記放射線の減弱及び散乱に関する前記被検体の物性値を決定する物性値決定手段と、前記物性値に基づいて、前記散乱位置から前記入射位置に入射する前記放射線の散乱線量を推定する推定手段と、前記検出データから前記散乱線を除去する散乱線除去手段とを備える。
本発明に係る放射線撮影装置によれば、短い計算時間で、精度劣化を抑制しながら散乱線を推定することができる。
本発明の実施形態に係る放射線撮影システムの構成の一例を示す図 本発明の実施形態に係る放射線撮影装置の処理フローの一例を示す図である。 入射位置決定工程の一例を説明する図である。 透過線決定工程の一例を説明する図である。 散乱位置決定工程の一例を説明する図である。 散乱線量推定工程の一例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本実施形態に係る放射線撮影システムの構成の一例を示す図であり、図2は、本実施形態に係る放射線撮影装置の処理フローの一例を示す図である。
まず、図1の各構成を説明する。本実施形態に係る放射線撮影システムは、放射線発生部(放射線発生源)101、検出部(検出器)104、及び回転部105を備える。放射線発生部101は、放射線発生源であり、被検体102に放射線103を照射する。なお、本実施形態では、放射線はX線であるが、α線、β線、重粒子線、又はγ線であってもよい。
本実施形態では、被検体102は生体であるが、工業製品などの生体以外を被検体としてもよい。検出部104は、被検体102を挟んで放射線発生部101と対向配置され、放射線発生部101からの放射線103を検出する。
本実施形態では、検出部104は、半導体材料によって形成され、多くの検出素子が格子状に並んだ平面検出器(Flat Panel Detector(FPD))を用いるが、ラインセンサなどを用いてもよい。FPDでは、検出素子が2次元状に並んでおり、測定情報を画像のように可視化できるため、検出部104の測定情報(検出データ)を「測定画像」と呼ぶこととする。これは説明のための便宜的な呼称であり、ラインセンサなどの測定情報も「測定画像」と呼ぶこととする。
回転部105は、放射線発生部101及び検出部104を被検体102の周囲で回転させる回転測定手段である。本実施形態では、放射線発生部101と検出部104が、同調した上で、被検体102を中心に回転方向116へ回転し、放射線発生部101から被検体102に放射線103が曝射され、検出部104の測定により、回転角が異なる複数の測定画像が取得される。
CT装置であれば、回転部105が回転方向116へ360°回転することで、回転角が異なる複数の測定画像が取得されてもよい。また、C−armの装置であれば、360°未満の回転で、回転角が異なる複数の測定画像が取得される。また、トモシンセシス装置であれば、検出部104は回転せずに、放射線発生部101が回転して複数の測定画像が取得される。なお、CT装置、トモシンセシス装置以外の再構成処理の必要がない放射線撮影装置にも、本発明は適用可能である。
検出部104で測定された測定情報は、画像処理部106に送られ、処理される。画像処理部106は、第1の再構成部107、物性値決定部108、入射位置決定部109、透過線決定部110、散乱位置決定部111、散乱線量推定部(推定部)112、散乱線除去部113、及び第2の再構成部114を備える。なお、第1の再構成部107と第2の再構成部114の代替として、被検体102に照射された放射線の検出データに基づいて、被検体の画像を生成する画像生成部(図示しない)を備えてもよい。
本実施形態では、画像処理部106はコンピュータである。また、第1の再構成部107、物性値決定部108、入射位置決定部109、透過線決定部110、散乱位置決定部111、散乱線量推定部(推定部)112、散乱線除去部113、及び第2の再構成部114はコンピュータで実行される各プログラムにより機能する関数である。同様の機能を果たすのであれば、関数の形態である必要もなく、集積回路などの形態であってもよい。
表示部115は、本実施形態の各構成によって得られた結果を表示する。表示部115は、例えば、液晶ディスプレイやCRTなどである。その他、表示部115は、人間が視認できるものであればよい。
次に、図2のフローチャートを用いて、図1の構成がどのような動作を行い、散乱線を推定するかを説明する。
まず、ステップS205において、回転測定工程が実行される。この工程では、回転部105が回転することにより、回転角が異なる測定画像が複数枚得られる。つまり、放射線発生部101と検出部104とが回転して、放射線発生部101から放射線103が曝射され、検出部104によって測定画像Aが得られる。そして、放射線発生部101と検出部104とがさらに回転して、回転角を進め、放射線発生部101から放射線103が曝射され、測定画像Aが得られる。
このように、回転角が異なる測定画像が複数枚取得される。なお、回転中心は必ずしも被検体102である必要はなく、放射線発生部101及び検出部104が被検体102の周囲で回転すればよい。また、回転方向116の例では、所定のスライス断面の周りの回転となっているが、これに加えて、スライス断面の垂線方向で被検体102がスキャンされてもよい。
また、本実施形態では、回転部105が所定の回転角まで回転して停止した後に、放射線103が曝射されて検出部104が測定情報を測定するが、回転部105が停止することなく、放射線103が曝射されて検出部104が測定情報を測定してもよい。
次に、ステップS207において、被検体再構成工程が第1の再構成部107によって実行され、第1の再構成部107が、被検体102に照射された放射線103の検出データに基づいて、被検体102の再構成像(第1の画像)α1を再構成する。
本工程では、ステップS205で得られた測定画像Aを用いて、被検体102の再構成像(第1の画像)α1が取得される。第1の再構成部107は、複数の回転角度で被検体102に照射された放射線103の検出データに基づいて、被検体102の再構成像(第1の画像)α1を再構成する。例えば、第1の再構成部107は、回転角の異なる複数枚の測定画像Aを用いて、FBP法を実行し、線減弱係数の空間分布を求め、それを再構成像α1とすればよい。
なお、線減弱係数の値が所定の閾値を超えたかどうかで、被検体102の存在が判別されればよい。また、特許文献1に示すように、被検体102を楕円体に模した上で、測定画像Aから長径と短径とを求めることで、再構成像α1が生成されてもよい。この場合、再構成像α1は、楕円体として表現されることとなる。
次に、ステップS208において、物性値決定工程が物性値決定部108によって実行される。本工程では、物性値決定部108は、再構成像α1に基づいて、被検体102における放射線103の減弱及び散乱に関する物性値を決定する。本実施形態では、減弱及び散乱に関する物性値が、放射線103の線減弱係数及び散乱割合である例を示す。
例えば、物性値決定部108は、被検体102における放射線103の線減弱係数分布の情報が第1の画像α1に含まれている場合、線減弱係数分布の値に応じて物質の種類を特定し、物質の種類に応じて物性値の空間分布を決定する。
なお、減弱に関する物性値として、質量減弱係数と質量密度を用いてもよい。散乱割合は、散乱位置(散乱点)に到達した放射線量に対して、それぞれの散乱角で散乱する散乱線量の割合を示す。また、散乱に関する物性値として、散乱体の数密度と微分断面積もしくは散乱係数と散乱角についての確率分布などが用いてもよい。また、レイリー散乱とコンプトン散乱など散乱の種類によって複数の確率分布が用いられてもよい。
線減弱係数及び散乱割合を定める方法は、以下のような方法が考えられる。例えば、被検体102を均一の物質により構成されるものとして取り扱い、被検体102の再構成像α1の全体が一定の線減弱係数及び一定の散乱割合を持つ物質であると定め、予め入力された線減弱係数及び散乱割合の値が用いられればよい。
また、被検体102を硬組織(骨など)と軟組織の2種類の物質により構成されるものとして取り扱う場合には、再構成像α1の値(線減弱係数など)が所定の閾値以上である領域を硬組織、所定の閾値未満である領域を軟組織であると定めればよい。その上で、硬組織ならば硬組織の線減弱係数及び散乱割合を持つ物質、軟部組織ならば軟組織の線減弱係数及び散乱割合を持つ物質であると定め、予め入力された線減弱係数及び散乱割合の値が用いられればよい。また、被検体102が3種類以上の物質により構成されるものとして取り扱う場合も、同様に線減弱係数及び散乱割合が定められればよい。
次に、ステップS209において、入射位置決定工程が入射位置決定部109によって実行される。本工程では、散乱線が検出部104に入射する位置に関してサンプリングし、散乱線の入射位置Qが決定される。入射位置決定部109は、検出部104により測定された測定画像A(検出データ)における放射線103の検出位置に、放射線103の散乱線の入射位置Qを決定する。
放射線発生部101から曝射され、散乱せずに被検体102を透過して検出部104に到達した放射線103を透過線と呼ぶこととする。CT装置などでは、透過線を測定することを意図しているため、検出部104の解像度は、透過線の空間分布を捉えるように設計されている。一般に、散乱線の空間分布は、透過線の空間分布よりも緩やかな(滑らかな)分布となるため、透過線より低い解像度でも十分な精度で表現することができる。
本工程で定められる入射位置Qは、後述するように、散乱線の空間分布を推定するために選択された位置であるため、本実施形態では、測定画像Aの画素数よりも少ないサンプリング数で、入射位置Qが決定される。入射位置決定部109は、測定画像A(検出データ)における画素数よりも少ない数で入射位置Qを決定する。また、入射位置決定部109は、所定の閾値よりも少ない数で入射位置Qを決定してもよい。
図3は、本工程で決定される入射位置Qの一例を示す図である。この例では、N個の入射位置Q(Q,Q,・・・,Q)が決定される。図3のように、等間隔で入射位置Qが決定されてもよいし、散乱線分布の変化が所定の閾値以上になる検出位置(例えば、被検体の端部が投影される検出位置)に集中するように(所定の密度以上になるように)、入射位置Qが決定されてもよい。
次に、ステップS210において、透過線決定工程が透過線決定部110によって実行される。本工程では、それぞれの入射位置Qに対して、測定画像Aの画素数よりも少ないサンプリング数で、散乱線の発生元となる透過線がサンプリングされ、透過線Tの配置が決定される。
図4は、透過線決定部110により決定された透過線TQ2の一例を示す図である。図4では、透過線決定部110が、図3の入射位置Qに対する透過線TQ2(T1Q2,T2Q2,T3Q2)を決定する。図4の破線は透過線を示し、図4の一点鎖線は散乱線を示す。
散乱位置411は、被検体102を透過する透過線上の散乱点を示している。つまり、放射線発生部101から曝射された放射線103が、破線の経路を経て、散乱位置411の散乱点に到達して散乱し、方向を変えることで、一点鎖線の経路を経て、入射位置Qに到達する。
なお、放射線103の減弱及び散乱に関する物性値は、物性値決定部108により決定される。
図4に示すように、入射位置Qに到達する散乱線には、透過線上の複数の散乱位置411から散乱した散乱線が含まれる。本実施形態では、透過線TQ2のサンプリング数が測定画像Aの画素数よりも少なくなるように、透過線TQ2が決定される。透過線決定部110は、測定画像A(検出データ)における画素数よりも少ない数で透過線Tを決定する。また、透過線決定部110は、所定の閾値よりも少ない数で透過線Tを決定してもよい。
上述したように、散乱線の空間分布は、透過線の空間分布よりも緩やかな分布となるため、測定画像Aの画素数より少ないサンプリング数でも、十分な精度を確保することができる。
透過線決定部110は、複数の透過線上TQ2を決定する。例えば、図4では、3つの透過線T1Q2,T2Q2,T3Q2からなる透過線TQ2が決定される。同様の透過線決定処理が、それぞれの入射位置Qに対して行われ、それぞれの入射位置Qに対する透過線Tが決定される。
それぞれの入射位置Qに対して、透過線Tが決定されるため、透過線Tの選び方は、それぞれの入射位置Qで異なってもよいし、同じでもよい。また、サンプリングされた透過線Tの間隔は、等間隔でもよいし、不等間隔でもよい。
散乱線量は、散乱前及び散乱後に通過する被検体102の長さに応じて減弱されるため、被検体102を通過する放射線103又は散乱線の長さが短いほど多くの透過線Tが配置されるように(透過線Tの密度が高くなるように)、透過線Tが決定されてもよい。但し、被検体102を通過する放射線103又は散乱線の長さは被検体形状や後述の散乱点PTQにも依存するため、透過線Tの最適な配置はそれらを考慮した上で決定されてもよい。
なお、被検体形状を考慮しない場合、入射位置Qに近い方が放射線103の経路が短いため、入射位置Qに近いほど透過線Tの配置密度が高くなるように、透過線Tが決定されてもよい。透過線決定部110は、入射位置Qに近いほど透過線Tの密度が高くなるように、複数の透過線Tの位置を決定する。
次に、ステップS211において、散乱位置決定工程が散乱位置決定部111によって実行される。本工程では、それぞれの透過線Tに対して、被検体内で散乱が発生する位置である散乱位置がサンプリングされ、散乱点PTQが決定される。散乱位置決定部111は、被検体102を透過する放射線103の透過線上Tに、放射線103の散乱位置(散乱点PTQ)を決定する。
図5は、散乱位置決定部111により決定された散乱位置(散乱点PTQ)の一例を示す図である。図5では、図4の透過線T2Q2上に散乱点PT2Q2が決定される。図5の破線は透過線を示し、一点鎖線は散乱線を示す。つまり、放射線発生部101から曝射された放射線103が、破線の経路を経て、散乱点P1T2Q2,P2T2Q2,又はP3T2Q2で散乱し、方向を変えることで、それぞれの散乱点から一点鎖線の経路を経て、入射位置Qに到達する。
このように、透過線T2Q2から発生して入射位置Qに到達する散乱線は、様々な散乱点から散乱した散乱線が含まれる。本実施形態では、散乱点のサンプリング数が測定画像Aの画素数より少なくなるように、散乱点P1T2Q2,P2T2Q2,P3T2Q2が決定される。
上述したように、散乱線の空間分布は、透過線の空間分布より緩やかな分布となるため、測定画像Aの画素数より少ないサンプリング数でも十分な精度を確保できる。
例えば、被検体102の再構成像(第1の画像)α1における透過線Tの経路の画素数より少ないサンプリング数で、散乱位置が決定される。また、第1の画像α1が楕円体のような連続的な物体として表現されている場合、第2の再構成部114により再構成される被検体102の再構成像(第2の画像)α2における透過線Tの経路の画素数より少ないサンプリング数で、散乱位置が決定されてもよい。
このように、散乱位置決定部111は、第1の画像α1又は第2の画像α2における透過線T上の画素数よりも少ない数で散乱位置を決定してもよい。また、散乱位置決定部111は、所定の閾値よりも少ない数で散乱位置を決定してもよい。
図5では、3つの散乱点P1T2Q2,P2T2Q2,P3T2Q2からなる散乱点PT2Q2が透過線T2Q2上に決定される。同様の処理が、それぞれの透過線Tに対して行われ、それぞれの透過線Tに散乱点PTQが決定される。散乱位置決定部111は、同一の透過線T上に複数の散乱点(散乱位置)PTQを決定する
それぞれの透過線Tに対して散乱点PTQが決定されるため、散乱点PTQの選び方は、それぞれの透過線Tで異なってもよいし、同じでもよい。また、サンプリングされた散乱点PTQの間隔は、等間隔でもよいし、不等間隔でもよい。
透過線Tの選び方と同様、被検体102を通過する放射線103又は散乱線の長さが短いほど多くの散乱点PTQが配置されるように(散乱点PTQの密度が高くなるように)、散乱点PTQが決定されてもよい。
なお、被検体形状を考慮しない場合、散乱点PTQが放射線発生源に近いほど散乱点PTQまでの放射線103の経路が短いため、放射線発生源に近いほど散乱点PTQの密度が高くなるように、散乱点PTQが決定されてもよい。散乱位置決定部111は、放射線103の発生源(放射線発生部101)に近いほど散乱点(散乱位置)PTQの密度が高くなるように、散乱点(散乱位置)PTQを決定する。
また、散乱線量は散乱割合に応じて変化するため、散乱割合を考慮して散乱点(散乱位置)PTQが決められてもよい。例えば、散乱位置決定部111は、所定の閾値以上の散乱割合を有する位置に散乱位置を決定してもよい。
次に、ステップS212において、散乱線量決定工程が散乱線量推定部(推定部)112によって実行される。散乱線量推定部(推定部)112は、物性値に基づいて、散乱点(散乱位置)PTQから入射位置Qに入射する放射線103の散乱線量を推定する。
本工程では、ステップS208で決定された被検体102の線減弱係数及び散乱割合を用いて、それぞれの入射位置Qに入射する散乱線量を、それぞれの入射位置Qに対応する散乱点PTQで散乱して入射位置Qに入射する散乱線の和が求められる。散乱線量推定部(推定部)112は、複数の散乱点(散乱位置)PTQから入射位置Qに入射する散乱線の散乱線量の総和を算出する。
図6は、入射位置Qに入射する散乱線の散乱線量の推定を説明する図である。図6の散乱点602は、図5の散乱点PT2Q2と同様、透過線T2Q2における散乱点である。散乱点601は、透過線T1Q2における散乱点である。散乱点603は、透過線T3Q2における散乱点である。散乱点601,602,603が入射位置Qに対応する散乱点であり、それぞれの散乱点で散乱して入射位置Qに入射する散乱線量の和が求められる。なお、図6では、複雑さを避けるため、散乱線を示す一点鎖線は省略されている。
散乱点601,602,603で散乱して入射する散乱線量を求める方法は、被検体102が均一の物質である場合、特許文献1に開示されている方法が用いられればよい。被検体102を通過するパス長Lと、被検体102の線減弱係数μと、被検体102の散乱割合φを用いて、式(1)のように散乱線量が算出される。
Figure 2017176297
ここで、Nは入射する散乱線量であり、Iは放射線源(放射線発生部101)が発生する放射線量(X線量)であり、θは散乱角である。また、被検体102が複数の物質で構成されている場合、式(2)のように散乱線量が算出される。
Figure 2017176297
ここで、iは各物質の種類を示す添え字であり、Lは物質ごとに求められた被検体102を通過するパス長であり、μは各物質の線減弱係数である。また、jは散乱点における物質の種類を示す添え字であり、散乱点ごとにその散乱点における物質の散乱割合が用いられる。
特許文献1では、専ら被検体102が楕円体で表現されている例について述べられているが、被検体102が3次元画像である場合や2次元画像で表現されている場合も、同様に散乱線量が求められる。
上述のように、それぞれの散乱点601,602,603で散乱して入射位置Qに入射する散乱線量が求められる。そして、これらの放射線量の和を算出することによって、入射位置Qに入射する散乱線量が求められる。同様の処理がそれぞれの入射位置Qについて行われ、それぞれの入射位置Qにおける散乱線量が求められる。
次に、ステップS213において、散乱線除去工程が散乱線除去部113によって実行される。本工程では、散乱線推定工程(ステップS212)において求められたそれぞれの入射位置Qの散乱線量を用いて、散乱線除去部113は、測定画像Aから散乱線を除去し、散乱線補正画像Bを求める。
例えば、散乱線除去部113は、測定画像Aの各画素に混入する散乱線量を入射位置Qの散乱線量から求める。各画素に混入する散乱線量は、各画素の位置に応じて、入射位置Qの散乱線量から位置について補間することにより求められる。補間によって求められた散乱線量を、測定画像Aの画素値から差し引くことで、散乱線補正画像Bの画素値が定められる。
次に、ステップS214において、第2の被検体再構成工程が第2の再構成部114によって実行される。第2の再構成部114は、散乱線が除去された測定画像A(検出データ)から被検体102の第2の画像α2を再構成する。本工程では、散乱線除去工程(ステップS213)で求められた散乱線補正画像Bから被検体102の第2の画像α2が取得される。
例えば、第2の再構成部114は、散乱線補正画像Bを用いて、FBP法を実行し、被検体102の線減弱係数分布を求め、被検体102の第2の画像α2の画素値とすればよい。また、必要に応じて、表示部115が、本実施形態の各構成によって得られた様々な情報を表示することで、様々な情報を確認や診断に供することができる。
本実施形態によれば、放射線撮影装置によれば、少ない計算量且つ短い計算時間で、精度劣化を抑制しながら散乱線を推定することができる。特に、特許文献1に開示される散乱線推定方法に比べて、少ない計算量且つ短い計算時間で、精度劣化を抑制しながら散乱線を推定することができる。散乱線の空間分布は透過線の空間分布より緩やかな(滑らかな)分布となるため、少ないサンプリング数でも、十分な精度を確保することができるからである。
また、散乱線の空間分布は透過線の空間分布より緩やかな(滑らかな)分布となるため、第1の画像α1の解像度は、第2の画像α2の解像度よりも低く設定することができる。第1の被検体再構成工程(ステップS207)で得られる被検体102の第1の画像α1は、第2の被検体再構成工程(ステップS214)で得られる被検体102の第2の画像α2より粗い解像度で求められもよい。これによっても、少ない計算量且つ短い計算時間で、精度劣化を抑制しながら散乱線を推定することができる。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限らず、特許請求の範囲を逸脱しない限りにおいて、種々の変形例、応用例を包含するものである。
本発明は、上記の実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、システム又は装置のコンピュータ(CPUやMPUなど)がプログラムを読み出すことにより実行されてもよい。また、本発明は、システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能であり、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 放射線発生部
102 被検体
104 検出部
105 回転部
106 画像処理部
107 第1の再構成部
108 物性値決定部
109 入射位置決定部
110 透過線決定部
111 散乱位置決定部
113 散乱線除去部
114 第2の再構成部
115 表示部

Claims (22)

  1. 被検体に照射された放射線の検出データに基づいて、前記被検体の画像を生成する生成手段と、
    前記放射線の検出位置に対して、前記放射線の散乱線の入射位置を決定する入射位置決定手段と、
    前記被検体を透過する前記放射線の透過線上に、前記放射線の散乱位置を決定する散乱位置決定手段と、
    前記放射線の減弱及び散乱に関する前記被検体の物性値を決定する物性値決定手段と、
    前記物性値に基づいて、前記散乱位置から前記入射位置に入射する前記放射線の散乱線量を推定する推定手段と、
    前記検出データから前記散乱線を除去する散乱線除去手段とを備えることを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 被検体に照射された放射線の検出データに基づいて、前記被検体の第1の画像を再構成する第1の再構成手段と、
    前記散乱線が除去された前記検出データから前記被検体の第2の画像を再構成する第2の再構成手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記推定手段は、複数の前記散乱位置から前記入射位置に入射する前記散乱線の散乱線量の総和を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記検出データにおける画素数よりも少ない数で前記透過線を決定する透過線決定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記透過線決定手段は、前記入射位置に近いほど前記透過線の密度が高くなるように、複数の前記透過線の位置を決定することを特徴とする請求項4に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記入射位置決定手段は、前記検出データにおける画素数よりも少ない数で前記入射位置を決定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記散乱位置決定手段は、前記検出データにおける画素数よりも少ない数で前記散乱位置を決定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記散乱位置決定手段は、複数の前記透過線上に前記散乱位置を決定することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  9. 前記散乱位置決定手段は、同一の前記透過線上に複数の前記散乱位置を決定することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  10. 前記散乱位置決定手段は、前記放射線の発生源に近いほど前記散乱位置の密度が高くなるように、前記散乱位置を決定することを特徴とする請求項8に記載の放射線撮影装置。
  11. 前記散乱位置決定手段は、前記第1の画像又は前記第2の画像における前記透過線上の画素数よりも少ない数で前記散乱位置を決定することを特徴とする請求項9又は10に記載の放射線撮影装置。
  12. 前記第1の画像の解像度は、前記第2の画像の解像度よりも低いことを特徴とする請求項2に記載の放射線撮影装置。
  13. 物性値決定手段は、前記被検体における前記放射線の線減弱係数分布の情報が前記第1の画像に含まれている場合、前記線減弱係数分布の値に応じて物質の種類を特定し、前記物質の種類に応じて前記物性値の空間分布を決定することを特徴とする請求項2に記載の放射線撮影装置。
  14. 前記物性値は、前記放射線の線減弱係数及び散乱割合であることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  15. 前記散乱位置決定手段は、所定の閾値以上の前記散乱割合を有する位置に前記散乱位置を決定することを特徴とする請求項14に記載の放射線撮影装置。
  16. 被検体に照射された放射線の検出データに基づいて、前記被検体の画像を生成する生成手段と、
    前記放射線の検出位置に対して、前記放射線の散乱線の入射位置を決定する入射位置決定手段と、
    前記放射線の減弱及び散乱に関する前記被検体の物性値を決定する物性値決定手段と、
    前記物性値に基づいて、前記入射位置に入射する前記放射線の散乱線量を推定する推定手段と、
    前記検出データから前記散乱線を除去する散乱線除去手段とを備えることを特徴とする放射線撮影装置。
  17. 被検体に照射された放射線の検出データに基づいて、前記被検体の画像を生成する生成手段と、
    前記被検体を透過する前記放射線の透過線上に、前記放射線の散乱位置を決定する散乱位置決定手段と、
    前記放射線の減弱及び散乱に関する前記被検体の物性値を決定する物性値決定手段と、
    前記物性値に基づいて、前記散乱位置から前記放射線の検出位置に入射する前記放射線の散乱線量を推定する推定手段と、
    前記検出データから前記散乱線を除去する散乱線除去手段とを備えることを特徴とする放射線撮影装置。
  18. 被検体に放射線を照射する放射線発生手段と、
    前記被検体を挟んで前記放射線発生手段と対向配置され、前記放射線発生手段からの放射線を検出する検出手段と、
    前記放射線発生手段及び前記検出手段を前記被検体の周囲で回転させる回転手段と、
    複数の回転角度で前記被検体に照射された放射線の検出データに基づいて、前記被検体の画像を生成する生成手段と、
    前記放射線の検出位置に対して、前記放射線の散乱線の入射位置を決定する入射位置決定手段と、
    前記被検体を透過する前記放射線の透過線上に、前記放射線の散乱位置を決定する散乱位置決定手段と、
    前記放射線の減弱及び散乱に関する前記被検体の物性値を決定する物性値決定手段と、
    前記物性値に基づいて、前記散乱位置から前記入射位置に入射する前記放射線の散乱線量を推定する推定手段と、
    前記検出データから前記散乱線を除去する散乱線除去手段と
    を備えることを特徴とする放射線撮影システム。
  19. 被検体に照射された放射線の検出データに基づいて、前記被検体の画像を生成する工程と、
    前記放射線の検出位置に対して、前記放射線の散乱線の入射位置を決定する工程と、
    前記被検体を透過する前記放射線の透過線上に、前記放射線の散乱位置を決定する工程と、
    前記放射線の減弱及び散乱に関する前記被検体の物性値を決定する物性値決定手段と、
    前記物性値に基づいて、前記散乱位置から前記入射位置に入射する前記放射線の散乱線量を推定する工程と、
    前記検出データから前記散乱線を除去する工程と
    を備えることを特徴とする放射線撮影方法。
  20. 被検体に照射された放射線の検出データに基づいて、前記被検体の画像を生成する工程と、
    前記放射線の検出位置に対して、前記放射線の散乱線の入射位置を決定する工程と、
    前記放射線の減弱及び散乱に関する前記被検体の物性値を決定する工程と、
    前記物性値に基づいて、前記入射位置に入射する前記放射線の散乱線量を推定する工程と、
    前記検出データから前記散乱線を除去する工程とを備えることを特徴とする放射線撮影方法。
  21. 被検体に照射された放射線の検出データに基づいて、前記被検体の画像を生成する工程と、
    前記被検体を透過する前記放射線の透過線上に、前記放射線の散乱位置を決定する工程と、
    前記放射線の減弱及び散乱に関する前記被検体の物性値を決定する工程と、
    前記物性値に基づいて、前記散乱位置から前記放射線の検出位置に入射する前記放射線の散乱線量を推定する工程と、
    前記検出データから前記散乱線を除去する工程とを備えることを特徴とする放射線撮影方法。
  22. コンピュータを請求項1乃至17の何れか1項に記載の放射線撮影装置の各手段として機能させるためのプログラム。


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