JP2017175945A - 培養装置 - Google Patents

培養装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017175945A
JP2017175945A JP2016063722A JP2016063722A JP2017175945A JP 2017175945 A JP2017175945 A JP 2017175945A JP 2016063722 A JP2016063722 A JP 2016063722A JP 2016063722 A JP2016063722 A JP 2016063722A JP 2017175945 A JP2017175945 A JP 2017175945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
culture
heater wire
heater
culture chamber
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016063722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6753680B2 (ja
Inventor
嗣正 樋富
Tsugumasa Hitomi
嗣正 樋富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PHC Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Healthcare Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Healthcare Holdings Co Ltd filed Critical Panasonic Healthcare Holdings Co Ltd
Priority to JP2016063722A priority Critical patent/JP6753680B2/ja
Publication of JP2017175945A publication Critical patent/JP2017175945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6753680B2 publication Critical patent/JP6753680B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

【課題】 ヒータ線を挿通する挿通孔から培養室に外気が流入することを抑止することができる培養装置を提供する。【解決手段】 培養装置は、培養物を収容する培養室を囲む内箱と、前記内箱を囲む外箱と、を有し、前面に前記培養室に臨む開口が形成される断熱筐体と、内壁及び外壁を有し、前記断熱筐体の前記前面を覆う扉と、前記内箱の外面又は前記扉の内壁に設けられる第1ヒータ線と、前記外箱の外面に設けられ、前記第1ヒータ線と接続される制御基板と、を備え、前記外箱は、前記第1ヒータ線が前記制御基板と接続されるように前記第1ヒータ線を挿通させる挿通孔と、前記挿通孔を覆うカバーと、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、培養装置に関する。
細胞や微生物等の培養物を培養するための培養装置では、培養室内を加熱するためのヒータが、培養室を囲むように断熱箱本体及び断熱扉に設けられていることが知られている。培養装置は、このヒータを制御することで、培養室内を所定温度(例えば37度)に維持するとともに、培養室内をこの所定温度に応じた所定湿度に維持するように構成されることが知られている(例えば、特許文献1)。
特開平5−227942号公報
ところで、培養装置では、培養室内の清浄度を維持するために、定期的又は不定期に培養室内を滅菌する必要がある。上述したヒータで培養室内を乾熱滅菌する場合、ヒータを例えば160度以上の高温になるように制御する必要がある。
また、培養室内の温度は場所によらず均一であることが望ましい。そのためには、ヒータを、その設置場所(設置面など)に応じてきめ細かく制御することが好ましい。そうすると、ヒータ線の数が増加する。
ヒータ線の数が増加すると、取扱いの便宜上、ヒータ線を束ねて1つの挿通孔に挿通し、培養室の外部にある制御装置に接続することが適切となる。このとき、挿通孔と、その挿通孔に挿通されるヒータ線の束と、の間には間隙が生じ、その間隙から外気が流入する。また、束を構成するヒータ線同士の間隙からも外気が流入する。このように外気が流入すると、培養室内の温度の均一性が乱される。培養作業中の培養室は多湿であるため、培養室の温度より低温の気体の流入によって結露が生じ、培養物に影響を及ぼすおそれがある。
前記課題を解決するための1つの発明は、培養物を収容する培養室を囲む内箱と、前記内箱を囲む外箱と、を有し、前面に前記培養室に臨む開口が形成される断熱筐体と、内壁及び外壁を有し、前記断熱筐体の前記前面を覆う扉と、前記内箱の外面又は前記扉の内壁に設けられる第1ヒータ線と、前記外箱の外面に設けられ、前記第1ヒータ線と接続される制御基板と、を備え、前記外箱は、前記第1ヒータ線が前記制御基板と接続されるように前記第1ヒータ線を挿通させる挿通孔と、前記挿通孔を覆うカバーと、を有することを特徴とする培養装置である。
本発明によれば、ヒータ線を挿通する挿通孔から培養室に外気が流入することを抑止することができる。
本実施形態に係る培養装置の外観斜視図である。 本実施形態に係る培養装置の外観斜視図である。 本実施形態に係る培養装置の断面図である。 本実施形態に係る培養装置の内箱を説明するための概略図である。 本実施形態に係るヒータを説明するための概略図である。 本実施形態に係る培養装置の背面側の部分拡大斜視図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
本開示の実施形態に係る培養装置1を、図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、例えば図1のように、断熱箱2の開口7が手前側になるように培養装置1が設置されたときに、培養装置1の横幅方向をX軸方向とし、培養装置1の奥行方向をY軸方向とし、鉛直方向をZ軸方向とする。
培養装置1は、細胞や微生物などの培養物を培養する装置である。培養装置1は、例えば、CO2インキュベータであれば、CO2を所定の濃度に設定・維持するべく、CO2ガスを培養室6内に供給するように構成される。つまり、培養装置1は、図2に示されるように、培養室6を内部に形成し、前面に開口7が形成された略箱状の断熱箱2と、断熱箱2の開口7を開閉可能に閉塞する断熱扉3と、を有して構成される。
(断熱箱)
断熱箱2は、培養室6を内部に形成する略箱状の内箱20と、内箱20を覆うように形成される略箱状の外箱10と、を有して構成される。外箱10及び内箱20は、略直方体形状の箱体である。内箱20は、外箱10の内部に収容されるように、外箱10よりも小さく形成されている。外箱10および内箱20の前面には、培養室6に通じるための開口7が形成されている。外箱10及び内箱20は、過酸化水素やオゾン、紫外線などに対する耐性を有し、かつ、耐熱性及び抗菌性を有する、ステンレス等の金属製である。
図3に示されるように、外箱10の内面には断熱材11が配置され、断熱材11と内箱20の外面との間には、空気層(所謂エアージャケット)12が形成される。また、外箱10の背面側の壁面には、ヒータ線28を挿通するための挿通孔16が設けられているが、この点については追って述べる。
内箱20の外面には、図3に示されるように、培養室6を加熱するためのヒータ線28が配置される。ヒータ線28は、内箱20の右側板22、左側板23、背板24、底板25、天板26にそれぞれ設けられてよい。
内箱20は、図4に示されるように、右側板22、左側板23、背板24、底板25、天板26を有する。右側板22及び左側板23には、それぞれプレス加工により複数の棚受け27が形成されている。そして棚受け27には、棚板4が載置される。右側板22及び左側板23に設けられる一対の棚受け27は、棚板4を略水平に支持する。
内箱20内に形成される培養室6には、図3に示されるように、その背面及び底面に沿ってそれぞれCO2等を含む空気の気体通路Kを形成するダクト30が配置されている。培養装置1は、ダクト30の上部に形成された吸込口35から培養室6内のCO2等を含む気体を吸い込み、ダクト30の下部に設けられた吹出口36から培養室6内に空気を吹き出すようにして空気の強制循環を行う。ダクト30内には、このCO2等を含む気体の強制循環のために循環用送風機31が配置されている。
また、ダクト30下部と内箱20の底板25と間には、加湿用の水(即ち加湿水)5Aを貯溜する加湿皿5が配置される。加湿皿5は、内箱20の底板25に設けられたヒータ線28により加熱されて水5Aを蒸発させる。
培養装置1は、培養室6内を流通する気体及び加湿皿5内の加湿水5Aを殺菌するために、気体通路K内に紫外線ランプ34を配置している。
培養装置1は、外扉40に設けられている操作装置42から、培養装置1の起動及び停止の指示や、培養室6の目標温度(例えば37℃)、目標湿度(例えば93%RH)、CO2ガスの目標濃度(例えば5%)等の指示入力を受け付ける。そして制御装置62は、培養室6の温度や湿度、CO2濃度が上記目標値になるように制御を行う。
断熱箱2の外箱10の背面には、図3に示されるように、背面カバー14で覆われており、外箱10の背面と背面カバー14との間の空間は、各種機器を配置するための機械室60を形成している。機械室60には、循環用送風機31の駆動部、培養室6にCO2ガスを供給するためのガス供給手段32、培養室6の温度(庫内温度)を測定するための庫内温度センサ33、制御装置62等の電装部品を収容する電装ボックス61が設けられている。
(断熱扉)
断熱扉3は、図2に示されるように、外扉40と内扉50とを有して構成される。外扉40及び内扉50は、開口7を開閉する扉である。
外扉40は、ステンレス等の金属製の素材からなり、内扉50よりも外形が大きな略矩形形状を呈する箱体である。外扉40の内部には、図3に示されるように、断熱材11が設けられている。
外扉40は、図5に示されるように、開口7側の面(内壁)の一部において、ヒータ線28が配置された扉パネル45を有する。また外扉40において開口7に対面する面には、培養室6の気密性を確保するためのパッキン41が設けられている。また、外扉40の外壁には、図1に示されるように、培養装置1を操作するための操作装置42が設けられる。
内扉50は、過酸化水素やオゾン、紫外線などに対する耐性を有し、かつ、耐熱性及び抗菌性を有して透明な樹脂、ガラス等の素材から構成されている。図2に示されるように、断熱箱2の前面の開口7の周縁には、内扉50と対向するように当接して、培養室6の気密性を確保するためのパッキン13が設けられている。
(ヒータ線、挿通孔、及びカバー)
上述したように、本実施形態では、ヒータ線28は、内箱20を構成する各面及び外扉40に設けられている。かかる複数のヒータ線28は、図3に示すように、外箱10の背面側に形成されている挿通孔16を経由して、機械室60内の制御装置62と接続されている。
挿通孔16は、機械室60内に設けられている断熱性のカバー15で覆われている。そしてカバー15には、ヒータコネクタ29Aが設けられており、ヒータコネクタ29Aの一方の端子は、内箱20に配置されるヒータ線28と接続され、ヒータコネクタ29Aの他方の端子は、ヒータケーブル29を介して制御装置62に接続されている。このようにして、制御装置62とヒータ線28との間が電気的に接続されている。
そして制御装置62は、庫内温度センサ33により計測された庫内温度を元に、培養室6の温度や湿度が目標値になるように、ヒータ線28の通電を制御する。
より詳しくは、ヒータ28は、培養ヒータ28A(第1ヒータ線)及び滅菌ヒータ28B(第2ヒータ線)を有して構成されている。培養ヒータ28Aは、培養装置1を、後述する「培養モード」で運転する場合、及び「滅菌モード」で運転する場合に通電される。また滅菌ヒータ28Bは、培養装置1を「滅菌モード」で運転する場合に通電される。
ここで培養モードは、培養室6内の温度が、培養物の培養に好適な温度(第1温度)に維持されるように制御する制御態様である。第1温度は、概ね室温程度から50℃程度の範囲の温度であり、例えば37℃である。制御装置62は、培養モード中は、培養室6内の温度が第1温度に維持されるようにヒータ線28を制御する。
他方、滅菌モードは、培養室6内の温度が、培養室6内の滅菌に好適な温度(第2温度)に維持されるように制御する制御態様である。第2温度は、概ね100℃以上であり、例えば180℃である。制御装置62は、滅菌モード中は、培養室6内の温度が第2温度に維持されるようにヒータ線28を制御する。
本実施形態では、例えば図5に示されるように、培養ヒータ28Aは、内箱20の右側板22、左側板23、背板24、底面25、天板26、外扉40に設けられる。また滅菌ヒータ28Bは、内箱20の背板24、底面25、天板26、外扉40に設けられる。なお、内箱20の右側板22及び左側板23に滅菌ヒータ28Bが配置されてもよい。
このように内箱20の各面及び外扉40に設けられたヒータ線28を、培養室6内の温度分布に応じてきめ細かく制御するためには、ヒータ線28の一部を独立して制御することが必要である。そのため、本実施形態では、培養ヒータ28Aと滅菌ヒータ28Bに対応する少なくとも4本(例えば18本)のヒータ線28が設けられている。
このようにヒータ線28の本数が増加すると、個別に制御装置62に接続するよりも、まとめて制御装置62に接続する方が便利である。そこで、本実施形態では、上述したように、内箱20に、ヒータ線28を挿通するための挿通孔16を設けているのである。
併せて、挿通孔16とヒータ線28との間の間隙を通って外気が培養室6内に流入しないように、上記のとおり、挿通孔16を外箱10の外側から覆う断熱性のカバー15が設けられているのである(図3参照)。カバー15の断熱性は、図6に示されるように、カバー15を断熱材15Aで覆うことによって確保されている。そして、カバー15が断熱性を有することにより、例えばカバー15の外部の冷気がカバー15の内部に伝わりにくくなるため、培養室6内の温度とカバー15内の温度との間に温度差が生じにくくなる。これにより、培養室6内の温度の均一性が確保されるとともに、培養室6における挿通孔16の近傍での結露の発生を抑止することができる。
カバー15は、図6に示されるように、ヒータコネクタ29Aを有している。ヒータコネクタ29Aは、カバー15の内部においては、挿通孔16に挿通されたヒータ線28(28A,28B)と接続され、カバー15の外部においては、ヒータケーブル29を介して制御装置62と接続される。
ヒータ線28(28A、28B)とヒータコネクタ29Aとは、カバー15の内部において、ハーネス29Bを介して中継されてもよい。ハーネス29Bを用いることで、複数のヒータ線28を簡易にヒータコネクタ29Aに接続することができる。
(本実施形態の効果)
このように、本実施形態においては、挿通孔16がカバー15に覆われていることにより、挿通孔16から培養室6の内部への外気の流入を防止することができる。したがって、培養室6内の温度及び湿度が均一に保たれるとともに、培養室6の挿通孔16の近傍において結露が生ずることを防止することができる。
また、ヒータ線28がヒータコネクタ29Aを介して制御装置62と接続されることで、カバー15の内部と外部との間の空気の流れが遮断され、ひいては培養室6内の気体の均一性が確保される。また、カバー15の内部と外部とが断熱材15Aによって断熱されるので、例えば、カバー15の内部の気体が外部の冷気によって冷却されることが抑制される。
また、ハーネス29Bを用いることで、複数のヒータ線28をヒータコネクタ29Aに容易に接続することが可能となり、作業性が向上する。
前述したとおり、培養装置1は、培養物を収容する培養室6を囲む内箱20と、内箱20を囲む外箱10と、を有し、前面に培養室6に臨む開口7が形成される断熱箱2と、内壁及び外壁を有し、断熱箱2の前面を覆う断熱扉3(外扉40)と、内箱20の外面又は断熱扉3(外扉40)の内壁に設けられる第1ヒータ線28(28A)と、外箱10の外面に設けられ、第1ヒータ線28(28A)と接続される制御装置62と、を備える。そして、外箱10は、第1ヒータ線28(28A)が制御装置62と接続されるように第1ヒータ線28(28A)を挿通させる挿通孔16と、挿通孔16を覆うカバー15と、を有する。かかる実施形態によれば、挿通孔16はカバー15に覆われており、挿通孔16から培養室6の内部への外気の流入を防止することができる。したがって、培養室6の挿通孔16の近傍において結露が生ずることを防止することが可能となる。
また、培養装置1は、内箱20の外面又は断熱扉3(外扉40)の内壁に設けられ、挿通孔16に挿通されるとともに制御装置62と接続される第2ヒータ線28B、を更に備える。第1ヒータ線28Aは、培養室6内の温度を培養物を培養するための第1温度に設定するとき、及び、培養室6内の温度を培養室内を滅菌するための第2温度に設定するときに通電され、第2ヒータ線28Bは、培養室6内の温度を第2温度に設定するときに通電されてもよい。かかる実施形態によれば、複数のヒータ線28A,28Bを挿通するために挿通孔16の径が大きくなっても、挿通孔16から培養室6の内部への外気の流入を確実に防止することができる。
また、カバー15は、カバー15の内部において挿通孔16に挿通された第1ヒータ線28A及び第2ヒータ線28Bと接続され、カバー15の外部において制御装置62と接続されるヒータコネクタ29を有してもよい。かかる実施形態によれば、第1、第2ヒータ線28A,28Bは、ヒータコネクタ29Aを介して制御装置62と接続される。したがって、カバー15の内部と外部との間の空気の流れが遮断され、培養室6内の気体の均一性が確保される。
また、第1ヒータ線28A及び第2ヒータ線28Bとヒータコネクタ29Aとは、カバー15の内部において、ハーネス29Bを介して中継されてもよい。かかる実施形態によれば、複数のヒータ線28(28A,28B)をヒータコネクタ29Aに容易に接続することが可能となる。
また、カバー15は、断熱材15Aで覆われてもよい。かかる実施形態によれば、カバー15の内部と外部とが断熱されるので、例えば、カバー15の内部の気体が外部の冷気によって冷却されることが抑制される。したがって、培養室6内の温度の均一性が確保されるとともに、培養室6における挿通孔16の近傍が結露することを確実に防止することが可能となる。
前述した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更や改良等が可能であり、また、本発明はその等価物も含む。
1 培養装置
2 断熱箱
3 断熱扉
6 培養室
7 開口
10 外箱
15 カバー
16 挿通孔
20 内箱
28 ヒータ線
28A 培養ヒータ
28B 滅菌ヒータ
29 ヒータケーブル
29A ヒータコネクタ
29B ハーネス
40 外扉
50 内扉
62 制御装置

Claims (5)

  1. 培養物を収容する培養室を囲む内箱と、前記内箱を囲む外箱と、を有し、前面に前記培養室に臨む開口が形成される断熱筐体と、
    内壁及び外壁を有し、前記断熱筐体の前記前面を覆う扉と、
    前記内箱の外面又は前記扉の内壁に設けられる第1ヒータ線と、
    前記外箱の外面に設けられ、前記第1ヒータ線と接続される制御基板と、を備え、
    前記外箱は、前記第1ヒータ線が前記制御基板と接続されるように前記第1ヒータ線を挿通させる挿通孔と、前記挿通孔を覆うカバーと、を有する
    ことを特徴とする培養装置。
  2. 前記内箱の外面又は前記扉の内壁に設けられ、前記挿通孔に挿通されるとともに前記制御基板と接続される第2ヒータ線、を更に備え、
    前記第1ヒータ線は、前記培養室内の温度を前記培養物を培養するための第1温度に設定するとき、及び、前記培養室内の温度を前記培養室内を滅菌するための第2温度に設定するときに通電され、
    前記第2ヒータ線は、前記培養室内の温度を前記第2温度に設定するときに通電される
    ことを特徴とする請求項1に記載の培養装置。
  3. 前記カバーは、前記カバーの内部において前記挿通孔に挿通された前記第1ヒータ線及び前記第2ヒータ線と接続され、前記カバーの外部において前記制御基板と接続されるコネクタを有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の培養装置。
  4. 前記第1ヒータ線及び前記第2ヒータ線と前記コネクタとは、前記カバーの内部において、ハーネスを介して中継される
    ことを特徴とする請求項3に記載の培養装置。
  5. 前記カバーは、断熱材で覆われる
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の培養装置。
JP2016063722A 2016-03-28 2016-03-28 培養装置 Active JP6753680B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016063722A JP6753680B2 (ja) 2016-03-28 2016-03-28 培養装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016063722A JP6753680B2 (ja) 2016-03-28 2016-03-28 培養装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017175945A true JP2017175945A (ja) 2017-10-05
JP6753680B2 JP6753680B2 (ja) 2020-09-09

Family

ID=60002937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016063722A Active JP6753680B2 (ja) 2016-03-28 2016-03-28 培養装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6753680B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020085006A1 (ja) * 2018-10-26 2021-09-02 Phcホールディングス株式会社 培養装置
WO2023068061A1 (ja) * 2021-10-22 2023-04-27 Phcホールディングス株式会社 培養装置
KR102638964B1 (ko) * 2023-08-24 2024-02-21 셀베이스 주식회사 일회용 바이오 리액터용 올인원 컨테이너 모듈

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07308183A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Sanyo Electric Co Ltd インキュベータの滅菌装置
JP2004520082A (ja) * 2001-06-04 2004-07-08 エスケー ケミカルズ カンパニー リミテッド 汚廃水処理用微生物培養器
JP2009178070A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Sanyo Electric Co Ltd 恒温装置およびカバー
JP2010017151A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Sanyo Electric Co Ltd 培養装置
JP2010154792A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Sanyo Electric Co Ltd Co2インキュベータ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07308183A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Sanyo Electric Co Ltd インキュベータの滅菌装置
JP2004520082A (ja) * 2001-06-04 2004-07-08 エスケー ケミカルズ カンパニー リミテッド 汚廃水処理用微生物培養器
JP2009178070A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Sanyo Electric Co Ltd 恒温装置およびカバー
JP2010017151A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Sanyo Electric Co Ltd 培養装置
JP2010154792A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Sanyo Electric Co Ltd Co2インキュベータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020085006A1 (ja) * 2018-10-26 2021-09-02 Phcホールディングス株式会社 培養装置
WO2023068061A1 (ja) * 2021-10-22 2023-04-27 Phcホールディングス株式会社 培養装置
KR102638964B1 (ko) * 2023-08-24 2024-02-21 셀베이스 주식회사 일회용 바이오 리액터용 올인원 컨테이너 모듈

Also Published As

Publication number Publication date
JP6753680B2 (ja) 2020-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5897855B2 (ja) ヒーターを備えた培養装置
US8815579B2 (en) Culture apparatus provided with heat pipe
JP6616886B2 (ja) 培養装置
EP2692851B1 (en) Sensor unit with incubator
JP6666768B2 (ja) 培養装置
JP2005118021A (ja) 培養庫
JP6753680B2 (ja) 培養装置
US10918755B2 (en) Housing apparatus
JP2005095097A (ja) 培養庫
US10704020B2 (en) Incubator
JP2005095097A5 (ja)
US20210189318A1 (en) Culture device
EP3872161A1 (en) Culture device
JP5624711B2 (ja) 培養装置
US20210238531A1 (en) Culturing apparatus
JP6142443B2 (ja) 培養システム、および培養システムの使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6753680

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250