JP2017175009A - 外部共振器型レーザ光源 - Google Patents

外部共振器型レーザ光源 Download PDF

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Abstract

【課題】外部共振器型レーザ光源の高出力化に伴い、外部共振器部に用いている波長可変フィルタに高出力光が入力されてしまい、発振波長制御の観点から好ましくない。【解決手段】第1光増幅器と、第2光増幅器と、前記第1光増幅器と前記第2光増幅器に光学的に接続された波長可変フィルタと、前記第1光増幅器と波長可変フィルタの間に設けられた第1光タップ構造と、前記第2光増幅器と波長可変フィルタの間に設けられた第2光タップ構造とを備える外部共振器型レーザ光源、とすることによって、波長可変フィルタへの光入力パワーを低減して、波長可変フィルタの特性変化を低減し、高光パワー出力でありながら安定した発振波長制御を可能とした。【選択図】図2

Description

本発明は、光通信に用いられる光源、特に外部共振器型のレーザ光源に関する。
光通信量の急速な増大に対応するため、通信網の大容量化を進める検討が盛んに行われている。特に、波長分割多重方式や多値変調方式の導入が進んでおり、光通信用レーザには、波長可変性や狭線幅性がますます求められている。この要求を満たすため、光導波路を用いて作製した外部共振器と半導体光増幅器をハイブリッド接続した外部共振器型レーザ光源の検討が盛んに行われている。
一方、光送受信器には小型化、機能集積化が求められており、近年シリコンフォトニクス(Silicon Photonics:SiPh)を用いた光送受信器への関心が高まっている。そこで、Si光導波路と半導体光増幅器で構成された外部共振器型レーザ光源をSiPh送受信器にハイブリッド集積することが期待され、検討が進んでいる(非特許文献1)。
具体的には、通常InPなどの化合物半導体で構成される半導体光増幅器と、光変調器や光検出器、光フィルタなどを含むSi導波路チップ(SiPhチップ)とをハイブリッド集積することが求められている。このとき、長距離の光伝送(例えば500km以上の伝送)を想定した場合、レーザ光源の高出力化が必要となる(例えば16dBm以上のオンチップ出力)。レーザ光源の高出力化を目指す場合の1つの方法として、個別の半導体光増幅器(Semiconductor Optical Amplifier:SOA)を1つのレーザに2つ用いるという方法が考えられる。本検討では高出力化を目指すために、外部共振器型レーザ光源の構成要素として、ほぼ同一の利得帯域を持つ2つのSOAを用いる。
T.Kita, et al.,"Silicon Photonic Wavelength−Tunable Laser Diode with Asymmetric Mach−Zehnder Interferometer", IEEE J. Sel. Top. Quant. Electron., 20, 8201806, 2014.
しかしながら、レーザ共振器内にSOAを2つ以上使用する場合、外部共振器型レーザ光源の増幅率を増大し、高出力化することができるが、外部共振器部に用いている波長可変フィルタ(例えばリング共振器)に高出力光が入力されてしまい、波長可変フィルタの透過特性を変化させてしまうという課題がある。
図1は、従来の外部共振器型レーザ光源の概略図を表している。図1に示す外部共振器型レーザ光源は、第1の半導体光増幅器(SOA)10と、第2の半導体光増幅器(SOA)20と、Si光導波路チップ40上に形成されたリング共振器型の光フィルタなどで構成された、波長可変フィルタ30とで構成される。
第1のSOA10と波長可変フィルタ30の第1の入出力ポート31とは、Si光導波路チップ40上のSi光導波路41で光学的に接続されており、第2のSOA20と波長可変フィルタ30の第2の入出力ポート32とは、Si光導波路チップ40上のSi光導波路42で光学的に接続されている。
光出力は第1のSOA10の左側(外側)の端面11、第2のSOA20の左側(外側)の端面21、波長可変フィルタ30の右側の出力ポート33からそれぞれ得られる。第1、第2のSOA10,20のSi光導波路チップ40側の端面12、22は、Si光導波路チップ40のSi光導波路41、42と光接続されるため、無反射コートが施されている。
ここで、本外部共振器型レーザ光源のレーザ共振器は、所定の反射率を有する第1のSOAの外側の端面11と、第2のSOAの外側の端面12によって形成され、共振するレーザ光はSOA10,20、Si光導波路41、42、波長可変フィルタ30を経由して往復することで光増幅される。このとき、Si光導波路41、42には、第1、第2のSOA10、20で増幅された高出力光が直接入力される。
この高出力光は、Si光導波路41,42における微小な導波損失のみで、ほぼ減衰しない状態で、波長可変フィルタ30の第1、第2入出力ポート31、32に入力される。つまり、波長可変フィルタ30には、2つのポートの入力の合計となる高出力な光が直接入力されることになる。
このような高出力光は、非特許文献1にあるように、波長可変フィルタを構成するSi光導波路において特有の非線形な光吸収を引き起こし、熱とキャリアによる意図せぬ屈折率変化を引き起こす。これは、例えば波長可変フィルタ30の構成要素としてリング共振器型の光フィルタを用いた場合、リング共振器の共振波長が入力される光強度によって変化することとなり、発振波長制御の観点から好ましくない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、半導体光増幅器と波長可変フィルタからなる外部共振器レーザにおいて、波長可変フィルタへの光入力パワーを低減して、波長可変フィルタの光強度による特性変化を低減し、高光パワー出力でありながら安定した発振波長制御を可能とした外部共振器型レーザ光源を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、以下のような構成を備えることを特徴とする。
(発明の構成1)
第1光増幅器と、第2光増幅器と、
単一のSi光導波路チップ内に形成され、前記第1光増幅器と前記第2光増幅器とを光学的に接続する波長可変フィルタと、
前記第1光増幅器と前記波長可変フィルタの間の前記Si光導波路チップ内に形成された第1光タップ構造と、
前記第2光増幅器と前記波長可変フィルタの間の前記Si光導波路チップ内に形成された第2光タップ構造とを備え、
前記第1光タップ構造または前記第2光タップ構造の少なくとも一方の光出力ポートよりレーザ光を出力する
ことを特徴とする外部共振器型レーザ光源。
(発明の構成2)
前記第2光増幅器は第1光増幅器とほぼ同一の利得特性を持っている
ことを特徴とする発明の構成1記載の外部共振器型レーザ光源。
(発明の構成3)
前記第1光増幅器と前記第2光増幅器は、単体の2ch集積型半導体光増幅器で構成されている
ことを特徴とする発明の構成2記載の外部共振器型レーザ光源。
(発明の構成4)
前記波長可変フィルタは、リング光導波路上に位相シフタを備えたリング共振器フィルタである
ことを特徴とする発明の構成1乃至3のいずれかに記載の外部共振器型レーザ光源。
(発明の構成5)
前記波長可変フィルタは、2つ以上のリング共振器を光学的に接続した光フィルタである
ことを特徴とする発明の構成1乃至4のいずれかに記載の外部共振器型レーザ光源。
(発明の構成6)
前記第1光タップ構造と、前記第2光タップ構造は、それぞれ任意の結合効率を持った2×2光カプラである
ことを特徴とする発明の構成1乃至5のいずれかに記載の外部共振器型レーザ光源。
(発明の構成7)
前記第1光タップ構造と前記第2光タップ構造の一方の光出力ポートに、波長ロッカーが光学的に接続されて波長制御機構を構成する
ことを特徴とする発明の構成1乃至6のいずれかに記載の外部共振器型レーザ光源。
(発明の構成8)
前記Si光導波路チップ内に形成され、前記第1光タップ構造と前記第2光タップ構造の光出力ポートに入力が接続された光変調器を有する
ことを特徴とする発明の構成1乃至6のいずれかに記載の外部共振器型レーザ光源。
本発明を用いれば、半導体光増幅器と波長可変フィルタを用いて動作する外部共振器レーザにおいて、波長可変フィルタへの光入力パワーを低減して、波長可変フィルタの特性変化を低減し、高光パワー出力でありながら安定した発振波長制御が可能となる。
従来の外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。 本発明の実施例1に係る外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。 本発明の実施例1に係る外部共振器型レーザ光源の別の構成を示す図である。 本発明のSi光導波路チップの断面構成図である。 本発明の実施例2に係る外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。 本発明の実施例3に係る外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。 本発明の実施例3に係る外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。 本発明の実施例4に係る外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。 本発明の実施例4との比較例に係る外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。
(実施例1)
図2は、本発明の実施例1に係る外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。図2に示されるように、実施例1の外部共振器型レーザ光源は、2つの半導体光増幅器(SOA)10、20と、位相シフタ133を備え波長可変フィルタとして機能する透過型のリング共振器フィルタ130と、これらを結ぶ光導波路の2つの経路上にそれぞれ設けられた2×2光カプラ150、160と、光位相シフタ141、142とを含む。
光位相シフタ133、141、142と、2×2光カプラ150と160、リング共振器フィルタ130は、単一のSi光導波路チップ40内に形成される。2×2光カプラ150、160はそれぞれ、第1〜第4の4つのポート(151〜154,161〜164)を有している。
2×2光カプラ150の第2ポート152は、光位相シフタ141を介してSi光導波路で第1のSOA10と光学的に接続しており、第4ポート154は、Si光導波路でリング共振器フィルタ130の第1の入出力ポート131に光学的に接続している。2×2光カプラ150の第1ポート151、第3ポート153は、Si光導波路でSi光導波路チップ40外に接続されて、出力ポートとして使用することができる。
同様に、2×2光カプラ160の第2ポート162は、光位相シフタ142を介してSi光導波路で第2のSOA20と光学的に接続しており、第4ポート164は、Si光導波路でリング共振器フィルタ130の第2の入出力ポート132に光学的に接続している。2×2光カプラ160の第1ポート161、第3ポート163も、光Si光導波路でSi光導波路チップ40外に接続されて、出力ポートとして使用することができる。
これら2つの2×2光カプラ150、160が、2つの光増幅器(SOA)と、リング共振器フィルタ130(波長可変フィルタ)および出力ポートを光学的に接続し、レーザ共振器内から共振器外へと光取り出しを行うための第1及び第2の光タップ構造を構成している。
本実施例1の外部共振器型レーザ光源においては、このような光タップ構造を設けることによって、前記第1光タップ構造または前記第2光タップ構造の少なくとも一方の光出力ポートよりレーザ光を出力することにより波長可変フィルタへの光入力パワーを低減して、波長可変フィルタの光強度による特性変化を低減し、高光パワー出力でありながら安定した発振波長制御が可能となる。
本実施例1において、レーザ共振器は、第1のSOAの外側の端面11と第2のSOAの外側の端面21とで構成されており、SOAの利得スペクトルと、共振器内のリング共振器フィルタ130の透過スペクトルによって発振波長が選択される。リング共振器フィルタ130のリング上の位相シフタ133および141、142を調整することによって、レーザ発振波長を可変とできる。
(半導体光増幅器)
図2の第1の半導体光増幅器(SOA)10は、端面11と、Si光導波路チップと接続する端面12と、光スポットサイズ変換器(Spot Size Converter:SSC)13と光増幅部14で構成される。SOAとして、例えばInP系の導波路型光増幅器が用いられる。
SOA10の外側(左側)の端面11は、薄膜コーティング等を一切行わなければ反射率0.3程度のハーフミラーとして用いることができるが、本構成においては、本端面11から光を取りだすことはないので、薄膜コーティングを行うことで、高反射(High Reflection:HR)面として反射率を1に近い値に設定することができる。
SOA10のSi光導波路チップ40側(右側)の端面12は、Si光導波路との接続面であり、反射を防ぐために反射防止(Anti Reflection:AR)コートを施すことができる。また、同じく反射を防止するために、例えば端面に対する垂線から6°傾けた斜め導波路を導入することもできる。
光スポットサイズ変換器(SSC)13は、Si光導波路のモードフィールド径とSOAの出射端でのモードフィールド径を合わせるために導入する。例えば、SSC13として、先端幅が3.5μmのフレア型テーパSSCを用いることができる。
また、SOA10とSi光導波路チップ40は、それぞれの素子からの出射光が光結合する位置で、チップの相対位置を固定する。例えば、フリップチップ実装法などで固定することができる。
第2のSOA20は、第1のSOA10とほぼ同一の利得特性を持つよう製造されており、両端の端面21,22についてもSOA10の端面11、12と同様の構成である。
なお、図3に示すように、別々のチップのSOA10、20を用いる代わりに、単体の2ch集積型半導体光増幅器(SOA)50を用いて光増幅機能を実現してもよい。2ch集積型SOA50を用いることで、個別のSOAを2つ実装する場合に比べて、SOAの実装工程を減らすことができ、製造工程を簡素化することができる。
(Si光導波路、光位相シフタ)
図4に、図2のSi光導波路チップ40で用いるSi光導波路の断面構成図を示す。図4のSi細線導波路920は、Si基板900上のSiO2膜910の内に埋め込み構造で形成されている。
また、図4上部に示すように、光位相シフタ(図2の133、141、142ほか)は、Si細線導波路920上のSiO2膜910にTiNのヒータ930とTaNとAlから成る電極940を配置し、通電して加熱するヒータを形成することにより実現することができる。このヒータに電力を与えて発熱させ、導波路の温度変化による熱膨張を利用して屈折率変化させ、導波路の光位相を調整することができる。同様の光位相シフタは、レーザ発振している縦モード位置を調整するためにも用いることができる。
Si細線導波路920や光位相シフタ各部の例示的な断面寸法は、図4に図示のとおりである。以後、光位相シフタという場合は、本ヒータ930と同様の断面構造のものを指す。
(2×2光カプラ)
図2のSi光導波路で実現される光タップ構造である2×2光カプラ150、160として、例えば方向性結合器を用いて実現する方法がある。このとき、方向性結合器の結合長を変えることで任意の光結合比(結合効率)をもつ2×2光カプラを実現することができる。また、方向性結合器のほかに、マルチモード干渉光結合器を用いた2×2光カプラやその他の2×2フィルタを用いて2×2光カプラ150、160の機能を実現してもよい。
なお、本実施例1では、第1、第2の2×2光カプラ150、160はκ1、κ2のパワー結合比(結合効率)を持っているとする。これらのκの値は、具体的にはSOAとの兼ね合いで決まり、例えばκ:0.8とすることができる。
ここで、0<κ1、κ2<1とする。このとき、第1の2×2光カプラ150の第2ポート152へ光を入力すると、第3ポート153へ(κ1)×100%のパワーの光が、第4ポート154へ(1−κ1)×100%のパワーの光が、それぞれ分岐して出力される。
また、同様に、第2の2×2光カプラ160の第2ポート162へ光を入力すると、第3ポート163へ(κ2)×100%のパワーの光が、第4ポート164へ(1−κ2)×100%のパワーの光が、それぞれ分岐して出力される。
このような2×2光カプラ150、160を2つの光タップ構造として設けることにより、波長可変フィルタであるリング共振器フィルタ130に入力される光パワー量を低減することができる。
(リング共振器フィルタ)
図2のリング共振器フィルタ130は、第1の入出力ポート131から第2の入出力ポート132への透過において、周期的な透過ピーク(共振ピーク)を持つ。よって、SOA10、20の利得の一番高い共振ピーク位置付近の波長でレーザ発振させることができる。ここで、この共振ピークは、隣接縦モードを十分抑制可能な程度に鋭く設計されているものとする。
リング共振器フィルタ130の共振ピーク位置は、フィルタ内のリング状光導波路に設けられた光位相シフタ133に設けられたヒータに与える電力を調整することにより、可変とすることができる。
なお、本実施例では、波長可変レーザとしてリング共振器フィルタ130を用いて構成しているが、透過波長が可変なマッハツェンダ―干渉計型フィルタやブラックグレーティングフィルタなどを波長可変フィルタとして用いてもよい。
(リング共振器フィルタに入力される光パワーの抑制)
図1の従来構成と図2の本実施例1の構成について、波長可変フィルタ30とリング共振器フィルタ130へ入力する光パワーの比較を行う。まず、SOA10で増幅された光が、第1入出力ポート31、131から波長可変フィルタ30、リング共振器フィルタ130に入力される分を比較する。
図1の従来構成では、SOA10にて増幅され、出力された光は微小な導波損失を受けるのみで、ほぼ減衰することなく波長可変フィルタ30の第1の入出力ポート31へ入力されていた。一方、図2の本実施例1の構成では、SOA10にて増幅され、出力された光は、微小な導波損失の他に、第1の2×2光カプラ150にて、共振器からの光取り出しによる損失を受けたのちに、リング共振器フィルタ130に入力される。
具体的には、第1の2×2光カプラの第2ポート152に入力された光の(1−κ1)×100%が、第4ポート154へ出力される。よって、リング共振器フィルタ130の第1入出力ポート131へ入力される光は、従来構成に比べ、本構成では(1−κ1)×100%だけ低減される。
同様に、SOA20で増幅された光が波長可変フィルタ30、リング共振器フィルタ130に第2入出力ポート32、132から入力される分を比較する。上記と同様の議論により、図1の従来構成に比べ、図2の本実施例1の構成では、第2の2×2光カプラ160にて光取り出しによる損失を受ける分を考慮すると、リング共振器フィルタ130の第2入出力ポート132に入力する光パワーは、従来構成に比べ、本構成では(1−κ2)×100%だけ低減される。
以上のように、本実施例1の構成では、リング共振器フィルタ130に入力される光パワー量を低減することができ、リング共振器の光強度による共振波長変化を低減し、安定した発振波長制御が可能となる。
(実施例2)
図5は、本発明の実施例2に係る外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。なお、実施例2において、実施例1中で述べた特徴について、同一機能を果たす部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、実施例2以降の実施例においても、当該実施例よりも前の実施例と同一機能を果たす部分には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施例1との差分とその効果)
図5に示されるように、実施例2の外部共振器型レーザ光源は、実施例1の外部共振器型レーザ光源の単一のリング共振器を用いたリング共振器フィルタ130の代わりに、リングの周回長の異なる2つのリング共振器を直列に光学結合した、ダブルリングフィルタ230を用いたものである。
ダブルリングフィルタ230は非特許文献1にあるとおり、2つの異なるリング共振器の周期性を利用して、バーニア型フィルタを形成することが可能である。本バーニアフィルタでは、1つのリング共振器を用いた場合に比べ、フィルタの透過スペクトルの周期を実質的に拡大することができる。フィルタの透過スペクトルの周期は、単一波長発振時における波長可変領域を制限するので、実施例1に比べ、実施例2では、より広い波長可変領域をもつレーザを実現することができる。
(ダブルリングフィルタ)
ダブルリングフィルタ230は、第1の入出力ポート231から第2の入出力ポート232への透過において、2つのリング共振器のバーニア効果によって拡大された周期の透過スペクトルをもつ。よってSOA10、20の一番高い利得を持つ透過ピーク付近の波長で、レーザ発振させることができる。ここで、それぞれのリング共振器の透過ピークは、レーザ発振における隣接縦モードを十分抑制可能な程度に鋭く設計されているものとする。ダブルリングフィルタ230の透過ピーク位置は、第1の光位相シフタ233と第2の光位相シフタ234に設けられたヒータに与える電力を調整することにより、可変とすることができる。
また、使用するリング共振器の数は2つに限らず、3つ以上のリング共振器を光学的に接続した光フィルタとすることによって、さらに波長可変領域を拡大することが可能である。
(実施例3)
図6は、本発明の実施例3に係る外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。図6の実施例3の外部共振器型レーザ光源は、光変調器370による光変調機能も備えたレーザ光源であって、具体的には図4の実施例2のレーザ光源の出力ポートである第1の2×2光カプラ150の第3ポート153と第2の2×2光カプラ160の第3ポート163に、光変調器370の第1入力ポート371と第2入力ポート372が接続されている構成をもつ、レーザ光源である。
(実施例2との差分とその効果)
シリコンフォトニクスプラットフォームでは、光位相を数十GHzの電気変調信号で変調できる光変調部をSi光導波路チップ上に形成し、集積することが可能である。図6の本実施例3では、光変調器370としてマッハツェンダー型光変調器を集積している。光変調器370を、外部共振器レーザの外部共振器部と同一のSi光導波路チップ40内に形成することで、別々のモジュールで波長可変レーザと光変調器を形成する場合に比べて、より小型な光送信器を実現することができる。
(光変調器)
図6の光変調器370は、その第1入力ポート371と第2入力ポート372がレーザ光源出力ポート153,163に接続された、マッハツェンダー型光変調器である。マッハツェンダー変調器の各アームは第1、第2の光変調部373、374と、光位相調整部である第1、第2の位相シフタ375、376とを備える。
本構成では、第1の2×2光カプラ150と第2の2×2光カプラ160の光カプラの光パワー結合比は、同一になるように設計されているとする。また、ダブルリングフィルタ230に対して、対称に光導波路を設計することにより、第1入力ポート371と第2入力ポート372に入力される光パワーをほぼ同等とすることができる。さらに、位相シフタ380を用いて、マッハツェンダー型光変調器への入力位相も調整することで、原理損失なく光を入力することが可能である。
なお、図6の本実施例3では、1つのマッハツェンダー変調器の2つの入力ポート371,372が、外部共振器レーザの2つの出力ポート153,163に接続された構成であったが、同一基板上に形成された光変調器であれば、いずれの出力ポートに接続されていてもよい。
また、図6では単一マッハツェンダー変調器を接続した構成を本実施例3としたが、図7に示すように複数のマッハツェンダー変調器を用いて構成される光変調器が接続されていてもよい。
なお、図6の本実施例3では、単一偏波の送信器としての構成を述べたが、図7に示すとおり、2つの出力ポート(例えば、ポート153とポート163)にそれぞれ光変調器391,392を接続し、片方の変調器392の後段に偏波回転器393を接続し、偏波を90度回転して合波することで、偏波多重光送信器を構成することもできる。
その際、各偏波間の出力パワーの違いを補正するために、各偏波チャネル毎に可変光減衰器を集積することもできる。図6では、各偏波に対してBPSK(Binary phase−shift keying)変調器が集積されていたが、QPSK(Quadrature phase−shift keying)、16QAM(Quadrature amplitude modulation)などの他の変調フォーマットに対応した光変調器を用いることもできる。
(実施例4)
図8は、本発明の実施例4に係る外部共振器型レーザ光源を示す構成図である。
実施例4の外部共振器型レーザ光源は、実施例2の外部共振器型レーザ光源の一方の光出力ポートである第2の2×2光カプラの第1ポート161に、波長調整機構をもつ波長ロッカー470を備えた構成をもつ、光送受信器用のレーザ光源である。
(実施例2との差分とその効果)
本実施例4の構成では、レーザ光源の発振波長を波長ロッカーを用いてモニタし、波長制御機構によってフィードバック制御することによって、レーザ発振波長を精密に制御することができる。
(波長ロッカー)
具体的には、図8の本波長ロッカー470と、図示しない制御用電子回路等で構成された波長制御機構を用いることで、レーザ光源の発振波長をモニタし、本レーザ光源の外部共振器内に設置された光位相シフタ141、142、233、234に与える電力を制御し、発振波長を精密に制御することができる。
(外部共振器レーザを2つ用いる場合よりも優位な点)
ここで、図8の本実施例4の構成は、比較例として図9に示すような、2つの外部共振器レーザを用いて同等の光出力を確保する場合よりも優位になることを説明する。
光源、光変調器、受光回路を一体集積するような、集積型コヒーレント光送受信器用レーザでは、送信器の光送信回路において、信号光として用いられる光と、受信器の受光回路において、イントラダイン受信を行う場合の局発光として用いられる光として用いる光源が2系統必要となり、レーザには高出力化が求められる。そこで、図9の比較例に示すように、2つの独立な外部共振器レーザを用いて、例えば1つの外部共振器レーザの光出力を信号光、残りの1つを局発光として用いることが想定される。
このとき、それぞれの外部共振器レーザは独立であり、同じ波長でありながら発振波長を制御する場合は波長ロッカーが2つ必要となる(471、472)。さらに、波長制御用電子回路等も2つ必要になる。
一方、図8の本実施例4の構成では、2つのSOAを用いて1つの外部共振器レーザを構成しているので、波長制御を行う機構は1つで良く、図9に示す場合よりも構成を簡易化できる、さらに、波長制御用電子回路も1つで良く、制御に必要な電力を削減可能である。
ここで、カプラでの光取り出し効率が同じで、導波路での光導波損失、波長可変フィルタ30での損失を無視すると、図8の4つの出力ポート151、153、161、163の光出力合計は、図9の2つの独立な外部共振器レーザの光出力の合計と同じとなる。よって、本構成を用いることで、2つの独立な外部共振器レーザよりも簡易な波長制御構成で、同等の出力を得ることができるといえる。
(実施の可能性を広げる事項)
なお、本実施例4では、波長ロッカー470はレーザ光源の光出力ポート161に接続されていたが、他の光出力ポートに接続されていてもよいのは明らかである。また、本実施例4では、波長ロッカー470はSi光導波路チップ40の外に設置されていたが、Si光導波路チップ40内に同等の機能を集積してもよい。
以上の様に、本発明を用いれば、2つの半導体光増幅器を用いて動作する外部共振器レーザにおいて、波長可変フィルタへの入力パワーを低減して、高光パワー出力でありながら安定した発振波長制御が可能となる。
10、20 半導体光増幅器(SOA)
11、12、21、22 半導体光増幅器(SOA)の端面
13、23 光スポットサイズ変換器(SSC)
14、24 光増幅部
30 波長可変フィルタ
31、32、33 波長可変フィルタの入出力ポート
40 Si光導波路チップ
41、42 Si光導波路
50 2ch集積型半導体光増幅器(SOA)
130 リング共振器フィルタ
131、132 リング共振器フィルタの入出力ポート
133、141、142、233、234、380 光位相シフタ
150、160 2×2光カプラ
151、152、153、154、161、162、163、164
2×2光カプラの第1ポート〜第4ポート
230 ダブルリングフィルタ
231、232 ダブルリングフィルタの入出力ポート
370、391、392 光変調器
371、372 光変調器の入力ポート
373、374 光変調部
375、376 光変調器の光位相シフタ
393 偏波回転器
470、471、472 波長ロッカー
900 Si基板
910 SiO2
920 Si細線導波路
930 ヒータ
940 電極

Claims (8)

  1. 第1光増幅器と、第2光増幅器と、
    単一のSi光導波路チップ内に形成され、前記第1光増幅器と前記第2光増幅器とを光学的に接続する波長可変フィルタと、
    前記第1光増幅器と前記波長可変フィルタの間の前記Si光導波路チップ内に形成された第1光タップ構造と、
    前記第2光増幅器と前記波長可変フィルタの間の前記Si光導波路チップ内に形成された第2光タップ構造とを備え、
    前記第1光タップ構造または前記第2光タップ構造の少なくとも一方の光出力ポートよりレーザ光を出力する
    ことを特徴とする外部共振器型レーザ光源。
  2. 前記第2光増幅器は第1光増幅器とほぼ同一の利得特性を持っている
    ことを特徴とする請求項1記載の外部共振器型レーザ光源。
  3. 前記第1光増幅器と前記第2光増幅器は、単体の2ch集積型半導体光増幅器で構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の外部共振器型レーザ光源。
  4. 前記波長可変フィルタは、リング光導波路上に位相シフタを備えたリング共振器フィルタである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の外部共振器型レーザ光源。
  5. 前記波長可変フィルタは、2つ以上のリング共振器を光学的に接続した光フィルタである
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の外部共振器型レーザ光源。
  6. 前記第1光タップ構造と、前記第2光タップ構造は、それぞれ任意の結合効率を持った2×2光カプラである
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の外部共振器型レーザ光源。
  7. 前記第1光タップ構造と前記第2光タップ構造の一方の光出力ポートに、波長ロッカーが光学的に接続されて波長制御機構を構成する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の外部共振器型レーザ光源。
  8. 前記Si光導波路チップ内に形成され、前記第1光タップ構造と前記第2光タップ構造の光出力ポートに入力が接続された光変調器を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の外部共振器型レーザ光源。
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