JP2017173877A - 作業者監視システム - Google Patents

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謙一 浅井
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Abstract

【課題】監視者が作業場の画像を見続けることなしに、作業者の異常の発生を検知可能な監視システムを提供する。【解決手段】作業者監視システム1は、作業者91が作業する1つ又は2つ以上の作業場10を撮像し、作業場10を撮像した画像を示す画像データを出力する撮像装置11と、画像データを取得する画像取得部32と、画像データに対応する画像が動体を含むか否かを判定する動体判定部33と、画像が動体を含むと判定されてから所定の期間に亘って画像が動体を含まないと判定されたときに、異常警報を出力する異常判定部34とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、作業場で作業する作業者の異常の有無を監視する作業者監視システムに関する。
侵入者及び不審者等の動体を検知する動体検知機能付監視カメラが知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、貴重品等が格納されている倉庫に不審な部外者が侵入することを防ぐために監視カメラを設置して施設を監視することが知られている(例えば、特許文献2を参照)。特許文献2に記載される監視システムは、倉庫等の監視施設にウェッブカメラを設置し、監視施設から離隔した場所に設置された画像閲覧端末で、ウェッブカメラが撮影した画像情報を見ることが出来るように構成される。
特開2009−267466号公報 特開2005−295392号公報
一方、倉庫における搬入作業及び搬出作業は、作業者が一人で作業することが多いため、急病及び怪我等の異常が作業者に発生したときに、作業者の異常の発生を早急に検知するために、作業場を撮像する撮像装置が作業場に配置されることがある。撮像装置が撮像した作業場の画像を示す画像データは、インタネット等の通信ネットワークを介して監視装置に送信される。監視装置が受信した画像データに対応する作業場の画像は、監視者が作業者の異常の発生の有無を監視するために使用される。
しかしながら、監視者が作業者を監視する方法では、作業者の異常の発生を監視者が見落とす可能性がある上、作業者の異常の発生の有無を監視するために、監視者が作業場の画像を見続ける必要がある。監視者が作業者を監視する方法では、作業者に発生する異常を澪となさいように監視者が作業場の画像を見続ける必要があり、監視者の負担が大きいという問題がある。
そこで、本発明は、監視者が作業場の画像を見続けることなしに、作業者の異常の発生を検知可能な作業者監視システムを提供することを目的とする。
このような課題を解決する本発明は、以下に記載する作業者監視システムを要旨とするものである。
(1)作業者が作業する1つ又は2つ以上の作業場を撮像し、作業場を撮像した画像を示す画像データを出力する撮像装置と、
画像データを取得する画像取得部と、
画像データに対応する画像が動体を含むか否かを判定する動体判定部と、
画像が動体を含むと判定されてから所定の期間に亘って画像が動体を含まないと判定されたときに、異常警報を出力する異常判定部と、
を有することを特徴とする作業者監視システム。
(2)所定の期間に亘る無声状態を示す無声部と、所定の期間が経過した後に出力される警報を示す警報部とを含む音声データを記憶する記憶部を更に有し、
異常判定部は、
画像が動体を含むと判定され且つ音声データが再生されていないときに、音声データに対応する音声の再生を開始する音声再生部と、
音声が再生されている間に画像が動体を含むと判定されたときに、音声の再生を停止する音声再生停止部と、
を有する、(1)に記載の作業者監視システム。
(3)音声データは、無声部に対応する無声状態の前に発せられるアラーム音を示す動体検知アラーム部を更に含み、
動体検知アラーム部に対応するアラーム音の大きさは、警報部に対応する警報の大きさよりも小さい、(2)に記載の作業者監視システム。
(4)作業場の少なくとも1つには、複数の撮像装置が配置され、
同一の作業場に配置された複数の撮像装置が撮像した画像を合成した合成画像を示す合成画像データを生成する画像合成部と、を更に有し、
動体判定部は、合成画像データに対応する合成画像が動体を含むか否かを判定する、(1)〜(3)の何れか1つに記載の作業者監視システム。
(5)異常判定部は、
計時開始指示に応じて時間の計測を開始し、計時終了指示に応じて時間の計測を終了する計時部と、
画像が動体を含むと判定され且つ計時部が時間の計測をしていないときに、計時部に計時開始指示を出力する計時開始指示部と、
計時部が時間の計測をしている間に画像が動体を含むと判定されたときに、計時部に計時終了指示を出力する計時停止指示部と、
計時部が計時を開始してから所定の期間が経過したか否かを判定する経過時間判定部と、
計時部が計時を開始してから所定の期間が経過したと判定されたときに、異常警報信号を出力する異常警報信号出力部と、
を有する、(1)に記載の作業者監視システム。
本発明の一実施形態では、監視者が作業場の画像を見続けることなしに、作業者の異常の発生を検知可能な作業者監視システムを提供することができる。
第1実施形態に係る作業者監視システムの概略構成を示す図である。 図1に示す作業者監視システムによる作業者監視処理の動作シーケンスを示す図であり、(a)は作業者に異常が発生しなかったときのシーケンスであり、(b)は作業者に異常が発生したときのシーケンスである。 図2に示すS105の作業者監視処理の詳細な処理を示すフローチャートである。 図1に示す音声再生部が再生する音声データを示す図である。 第2実施形態に係る作業者監視システムの概略構成を示す図である。 図5に示す作業者監視システムによる作業者監視処理の動作シーケンスを示す図であり、(a)は作業者に異常が発生しなかったときのシーケンスであり、(b)は作業者に異常が発生したときのシーケンスである。 図6に示すS305の作業者監視処理の詳細な処理を示すフローチャートである。 図7に示すS404の処理を説明するための図であり、(a)は図5に示す第1撮像装置が撮像した画像を示し、(b)は図5に示す第2撮像装置が撮像した画像を示し、(c)は合成された合成画像を示す。 第3実施形態に係る作業者監視システムの概略構成を示す図である。 図9に示す作業者監視システムによる作業者監視処理の動作シーケンスを示す図であり、(a)は作業者に異常が発生しなかったときのシーケンスであり、(b)は作業者に異常が発生したときのシーケンスである。 図10に示すS505の作業者監視処理の詳細な処理を示すフローチャートである。
以下図面を参照して、本発明に係る作業者監視システムについて説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されない。
(実施形態に係る作業者監視システムの概要)
実施形態に係る作業者監視システムは、作業者が作業する作業場を撮像した画像において、画像が動体を含むと判定されてから所定の期間に亘って画像が動体を含まないと判定されたときに、作業場で作業する作業者に異常が発生したと判定する。画像が動体を含まない期間が所定の期間に亘るとき、実施形態に係る作業者監視システムは、倉庫の搬入作業又は搬出作業等をすることで動体として検知されるべき作業者の動きがなく、作業者に急病及び怪我等の異常が発生したと判定する。
(第1実施形態に係る作業者監視システムの構成及び機能)
図1は、第1実施形態に係る作業者監視システムの概略構成を示す図である。
作業者監視システム1は、複数の倉庫10と、複数の倉庫10のそれぞれと通信ネットワーク900を介して接続される作業者監視装置20とを有する。通信ネットワーク900は、一例ではインタネットであり、他の例では公衆電話回線である。
複数の倉庫10のそれぞれは、撮像装置11と、入出力管理装置12と、現場制御装置13とを有する。複数の倉庫10の1つには荷物92があり、作業者91が一人で作業しており、複数の倉庫10の他の1つには荷物93がある。
撮像装置11は、アレイ状に配置された撮像素子と、撮像素子を駆動する素子駆動部とを有する。撮像素子は、電荷結合素子(CCD)型センサ、又はアクティブピクセルセンサ(APS)型センサと、カラーフィルタとを有し、入射した光に応じた電荷を蓄積する。素子駆動部は、撮像素子のそれぞれで蓄積された電荷を電気信号に変換して現場制御装置13に出力する。撮像装置11は、撮像開始指示信号を受信すると、撮像処理を開始し、撮像終了指示信号を受信すると、撮像処理を終了する。一例では、撮像装置11は、Dahua社製の監視カメラである。
入出力管理装置12は、作業者91が押下可能な一対の入場ボタン及び退場ボタン(不図示)を有し、LAN14を介して、現場制御装置13と接続される。入出力管理装置12は、入場ボタンが押下されると、作業者91が倉庫10に入場したことを示す入場信号を現場制御装置13に出力する。また、入出力管理装置12は、退場ボタンが押下されると、作業者91が倉庫10から退場したことを示す退場信号を現場制御装置13に出力する。
現場制御装置13は、撮像装置11及び入出力管理装置12とLAN14を介して接続される共に、作業者監視装置20と通信ネットワーク900を介して接続される。現場制御装置13は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のプロトコルに従って作業者監視装置20との間のデータ通信を行う。現場制御装置13は、撮像装置11が撮像した画像を示す画像データ、並びに入出力管理装置12から入力される入場信号及び退場信号を作業者監視装置20に送信する。また、現場制御装置13は、作業者監視装置20から送信される撮像開始指示信号及び撮像終了指示信号を撮像装置11に出力する。
作業者監視装置20は、通信部21と、記憶部22と、入力部23と、出力部24と、処理部30とを有する。通信部21、記憶部22、入力部23、出力部24及び処理部30は、バス25を介して互いに接続される。作業者監視装置20は、撮像装置11が撮像した画像に動体が含まれるか否かを判定し、所定の期間に亘って画像に動体が含まれなかったときに、作業者に異常が発生したと判定する。一例では、作業者監視装置20は、撮像装置11が撮像した画像を示す画像データを記憶するレコーダであり、他の例では、作業者監視装置20は、パーソナルコンピュータ等の電子計算機である。
通信部21は、現場制御装置13と通信ネットワーク900を介して接続される。通信部21は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のプロトコルに従って現場制御装置13との間のデータ通信を行う。通信部21は、撮像装置11が撮像した画像を示す画像データ、並びに現場制御装置13から出力される入場信号及び退場信号を現場制御装置13から受信する。また、通信部21は、処理部30から出力される撮像開始指示信号及び撮像終了指示信号を現場制御装置13に送信する。
記憶部22は、例えば、半導体記憶装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備える。記憶部22は、処理部30での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部22は、アプリケーションプログラムとして、撮像装置11が撮像した画像に動体が含まれるか否かを判定し、所定の期間に亘って画像に動体が含まれなかったときに、作業者に異常が発生したと判定する作業者監視プログラム等を記憶する。作業者監視プログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部22にインストールされてもよい。
また、記憶部22は、作業者監視処理で使用される種々のデータを記憶する。さらに、記憶部22は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
入力部23は、データの入力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル、キーボード等である。作業者は、入力部23を用いて、文字、数字、記号等を入力することができる。入力部23は、作業者により操作されると、その操作に対応する信号を生成する。そして、生成された信号は、作業者の指示として、処理部30に供給される。
出力部24は、映像や画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。出力部24は、処理部30から供給された映像データに応じた映像や、画像データに応じた画像等を表示する。また、出力部24は、紙などの表示媒体に、映像、画像又は文字等を印刷する出力装置であってもよい。また、出力部24は、音声を出力するスピーカを含む。
処理部30は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。処理部30は、作業者監視装置20の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。処理部30は、記憶部22に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、処理部30は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行できる。
処理部30は、入退場判定部31と、画像取得部32と、動体判定部33と、異常判定部34とを有する。異常判定部34は、状態判定部341と、音声再生部342と、音声停止部343とを有する。これらの各部は、処理部30が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして作業者監視装置20に実装されてもよい。
(第1実施形態に係る作業者監視システムによる作業者監視処理)
図2は作業者監視システム1による作業者監視処理の動作シーケンスを示す図であり、図2(a)は作業者に異常が発生しなかったときのシーケンスであり、図2(b)は作業者に異常が発生したときのシーケンスである。
まず、図2(a)を参照して、作業者に異常が発生しなかったときについて説明する。現場制御装置13は、作業者が入出力管理装置12の入場ボタンを押下することに応じて、作業者が倉庫10に入場したことを示す入場信号を入出力管理装置12から取得する(S101)。次いで、現場制御装置13は、入出力管理装置12から取得した入場信号を作業者監視装置20に通信ネットワーク900を介して送信する(S102)。次いで、作業者監視装置20は、撮像開始指示信号を通信ネットワーク900を介して現場制御装置13に送信する(S103)。次いで、現場制御装置13は、撮像装置11に撮像開始指示信号を出力し、撮像開始指示信号が入力された撮像装置11は、撮像を開始し、撮像した画像を示す画像データを現場制御装置13に出力する(S104)。現場制御装置13は、撮像装置11から入力された画像データを作業者監視装置20に送信する。作業者監視装置20は、受信した画像データを使用して作業者監視処理を実行する(S105)。ここでは、作業者に異常は発生しない。次いで、現場制御装置13は、作業者が入出力管理装置12の退場ボタンを押下することに応じて、作業者が倉庫10に退場したことを示す退場信号を入出力管理装置12から取得する(S106)。次いで、現場制御装置13は、入出力管理装置12から取得した退場信号を作業者監視装置20に通信ネットワーク900を介して送信する(S107)。そして、作業者監視装置20は、撮像終了指示信号を通信ネットワーク900を介して現場制御装置13に送信する(S108)。現場制御装置13は、撮像装置11に撮像終了指示信号を出力し、撮像終了指示信号が入力された撮像装置11は、撮像を終了する。
次に、図2(b)を参照して、作業者に異常が発生したときについて説明する。S101〜S104の処理は、図2(a)を参照して説明したので、ここでは詳細な説明は省略する。S105において、作業者監視装置20は、受信した画像データを使用して作業者監視処理を実行する(S105)。作業者に異常が発生すると、作業者監視装置20は、作業者に異常が発生したことを示す異常警報を出力する。異常警報に応じて、不図示の監視者は、倉庫10で作業する作業者91に異常が発生したことを知り、倉庫10に救護者を派遣する等の適当な処置を実行する。そして、作業者91の救護が終了した後に、作業者監視装置20は、監視者の指示に応じて、撮像終了指示信号を通信ネットワーク900を介して現場制御装置13に送信する(S109)。現場制御装置13は、撮像装置11に撮像終了指示信号を出力し、撮像終了指示信号が入力された撮像装置11は、撮像を終了する。
図3は、S105の作業者監視処理の詳細な処理を示すフローチャートである。
まず、入退場判定部31は、倉庫10に作業者91が入場したか否かを判定する(S201)。入退場判定部31は、入場信号が入力されたときに、倉庫10に作業者91が入場したと判断する。入退場判定部31は、倉庫10に作業者91が入場したと判断する(S201−YES)まで、S201の処理を繰り返す。入退場判定部31は、倉庫10に作業者91が入場したと判断する(S201−YES)と、倉庫10から作業者91が退場したか否かを判定する(S202)。入退場判定部31は、退場信号が入力されたときに、倉庫10から作業者91が退場したと判断する。入退場判定部31が倉庫10から作業者91が退場したと判断する(S202−YES)と、処理は終了する。入退場判定部31が倉庫10から作業者91が退場していないと判断する(S202−NO)と、画像取得部32は、撮像装置11が撮像した倉庫10の内部の画像を示す画像データを現場制御装置13を介して取得する(S203)。次いで、動体判定部33は、取得された画像データに対応する画像に動体が含まれているか否かを判定する(S204)。取得された画像データに対応する画像に動体が含まれていないと判定される(S204−NO)と、処理はS202に戻る。取得された画像データに対応する画像に動体が含まれていると判定される(S204−YES)と、処理はS205に進む。
処理がS205に進むと、状態判定部341は、音声データに対応する音声が再生中であるか否かを判定する(S205)。音声データに対応する音声が再生中でないと判定される(S205−NO)と、音声再生部342は、音声データに対応する音声の再生を開始する(S206)。次いで、処理は、S202に戻る。
図4は、音声再生部342が再生する音声データを示す図である。図4において、横方向は経過時間を示し、縦方向は音声強度を示す。
音声データ300は、動体検知アラーム部301と、無声部302と、警報部303と、アナウンス部304とを有し、記憶部22に記憶される。音声データ300は、一例では「.wav」の拡張子が付されたVAVE形式(RIFF waveform Audio Format)のファイルであり、他の例では「.mp3」の拡張子が付されたMP3形式(MPEG-1 Audio Layer-3)のファイルである。動体検知アラーム部301は、音声データが再生される毎に動体を検知したことを示すために発せられるアラーム音である。音声データ300が動体検知アラーム部301を含むことで、作業者監視処理が正常に実行されていることを監視者に知らせることができる。無声部302は、所定の期間に亘る無音状態である。無声部302の長さは、監視者のニーズに応じて任意に設定することができる。一例では、無声部302の長さは、3分から15分の間の時間である。警報部303は、動体検知アラーム部301が発するアラーム音よりも大きな異常警報を発する。アナウンス部304は、作業者に異常が発生したことを示す語句である。一例では、アナウンス部304では、「X分間動きがありません!」との語句が発せされる。ここで、Xは、無声部302の長さに対応する。無声部302の長さが10分間のとき、MP3形式で生成された音声データ300のファイル容量は、1.2MB程度であり、記憶部22に音声データ300を記憶することができる。
音声データに対応する音声が再生中であると判定される(S205−YES)と、音声停止部343は、音声データに対応する音声の再生を停止する(S207)。次いで、音声再生部342は、音声データに対応する音声の再生を再開する(S208)。次いで、処理は、S202に戻る。
(第1実施形態に係る作業者監視システムの作用効果)
第1実施形態に係る作業者監視システム1は、倉庫10の内部を撮像した画像が動体を含むと判定されてから所定の期間に亘って画像が動体を含まないと判定されたときに、倉庫10の作業者91に異常が発生したことを示す異常警報を出力する。第1実施形態に係る作業者監視システム1は、画像が動体を含まない時間が所定の期間に亘るときに、倉庫10の作業者91に異常が発生したと判定することで、作業者91の異常の有無を監視する監視者の負担を軽減することができる。
また、第1実施形態に係る作業者監視システム1では、所定の期間に亘る無声部302を有する音声データ300を使用して、所定の期間に亘って画像が動体を含むか否かを判定するので、動体が含まれない期間を計時するタイマを含まない。第1実施形態に係る作業者監視システム1は、作業者監視装置20は、タイマを装備する必要がなく、作業者監視装置20の構成を簡素化できる。
(第2実施形態に係る作業者監視システムの構成及び機能)
図5は、第2実施形態に係る作業者監視システムの概略構成を示す図である。
作業者監視システム2は、倉庫10の代わりに倉庫15が配置されることが作業者監視システム1と相違する。また、作業者監視システム2は、作業者監視装置40が作業者監視装置20の代わりに配置されることが、作業者監視システム1と相違する。作業者監視装置40は、処理部50を処理部30の代わりに有することが作業者監視装置20と相違する。処理部50は、画像合成部51を有することが処理部30と相違する。倉庫15及び画像合成部51以外の作業者監視システム2の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付された作業者監視システム1の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。
倉庫15は、第1倉庫101と、第2倉庫102とを含む。また、倉庫15は、現場制御装置18が現場制御装置13の代わりに配置されることが倉庫10と相違する。第1倉庫101は、荷物92を撮像する第1撮像装置111が撮像装置11の代わりに配置されることが倉庫10と相違する。第2倉庫102は、作業者91及び荷物94を撮像する第2撮像装置112が配置される。第1撮像装置111及び第2撮像装置112は、LAN14を介して現場制御装置18に接続される。現場制御装置18は、第1撮像装置111及び第2撮像装置112が撮像した画像を示す画像データ、並びに入出力管理装置12から入力される入場信号及び退場信号を作業者監視装置20に送信する。また、現場制御装置18は、作業者監視装置20から送信される撮像開始指示信号及び撮像終了指示信号を第1撮像装置111及び第2撮像装置112に出力する。
(第2実施形態に係る作業者監視システムによる作業者監視処理)
図6は作業者監視システム2による作業者監視処理の動作シーケンスを示す図であり、図6(a)は作業者に異常が発生しなかったときのシーケンスであり、図6(b)は作業者に異常が発生したときのシーケンスである。S305以外のS301〜S304及びS306〜S309の処理は、図2を参照して説明したS101〜S104及びS106〜S109の処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。
図7は、S305の作業者監視処理の詳細な処理を示すフローチャートである。S404及びS405以外のS401〜S402及びS406〜S409の処理は、図3を参照して説明したS201〜S202及びS205〜S208の処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。
S403において、画像取得部32は、現場制御装置18から送信される第1撮像装置111及び第2撮像装置112のそれぞれが撮像した画像を示す画像データを取得する(S403)。画像合成部51は、第1撮像装置111及び第2撮像装置112のそれぞれが撮像した画像を合成して合成画像を示す合成画像データを生成する(S404)。動体判定部33は、S403の処理で生成された合成画像データに対応する合成画像に動体が含まれているか否かを判定する(S405)。
図8はS404の処理を説明するための図であり、図8(a)は第1撮像装置111が撮像した画像を示し、図8(b)は第2撮像装置112が撮像した画像を示し、図8(c)は合成された合成画像を示す。
画像合成部51は、第1撮像装置111が撮像した第1画像401と、第2撮像装置112が撮像した第2画像402とを合成して合成画像403を生成する。合成画像403は、4分割された左上の領域に第1画像401に対応する画像が配置され、4分割された右上の領域に第2画像402に対応する画像が配置される。合成画像403の下半分の領域は、空白である。
(第2実施形態に係る作業者監視システムの作用効果)
第2実施形態に係る作業者監視システム2は、第1倉庫101の内部を第1撮像装置111が撮像した第1画像401及び第2倉庫102の内部を第2撮像装置112が撮像した第2画像402を合成して合成画像403に動体が含まれているか否かを判定する。第2実施形態に係る作業者監視システム2は、複数の作業領域を撮像した合成画像403に動体が含まれているか否かを判定することで、複数の作業領域を有する倉庫15で作業する作業者の異常の有無を簡便且つ正確に判定することができる。
(第3実施形態に係る作業者監視システムの構成及び機能)
図9は、第3実施形態に係る作業者監視システムの概略構成を示す図である。
作業者監視システム3は、作業者監視装置60が作業者監視装置20の代わりに配置されることが、作業者監視システム1と相違する。作業者監視装置60は、処理部70を処理部30の代わりに有することが作業者監視装置20と相違する。処理部70は、異常判定部74を異常判定部34の代わりに有することが処理部30と相違する。異常判定部74以外の作業者監視システム3の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付された作業者監視システム1の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。異常判定部74は、状態判定部741と、計時部742と、計時開始指示部743と、計時停止指示部744と、経過時間判定部745と、異常警報信号出力部746とを有する。
(第3実施形態に係る作業者監視システムによる作業者監視処理)
図10は作業者監視システム3による作業者監視処理の動作シーケンスを示す図であり、図10(a)は作業者に異常が発生しなかったときのシーケンスであり、図10(b)は作業者に異常が発生したときのシーケンスである。S505以外のS501〜S504及びS506〜S509の処理は、図2を参照して説明したS101〜S104及びS106〜S109の処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。
図11は、S505の作業者監視処理の詳細な処理を示すフローチャートである。S601〜S604の処理は、図3を参照して説明したS201〜S204の処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。
取得された画像データに対応する画像に動体が含まれていると判定される(S604−YES)と、状態判定部741は、計時部742が時間を計測中であるか否かを判定する(S605)。計時部742が時間を計測中でないと判定される(S605−NO)と、計時開始指示部743は、計時部742に計時開始指示を出力して計時の開始を指示し、計時部742は計時を開始する(S606)。計時部742が計時を開始した後に、処理はS602に戻る。計時部742が時間を計測中であると判定される(S605−YES)と、計時開始指示部743は、計時部742に計時終了指示を出力して計時の停止を指示し、計時部742は、計時を停止する(S607)。次いで、計時開始指示部743は、計時部742に計時開始指示を出力して計時の開始を指示し、計時部742は計時を開始する(S608)。計時部742が計時を開始した後に、処理はS602に戻る。
取得された画像データに対応する画像に動体が含まれないと判定される(S604−NO)と、状態判定部741は、計時部742が時間を計測中であるか否かを判定する(S609)。計時部742が時間を計測中でないと判定される(S609−NO)と、処理はS602に戻る。計時部742が時間を計測中であると判定される(S609−YES)と、経過時間判定部745は、計時部742が計時を開始してから所定の期間が経過したか否かを判定する(S610)。計時部742が計時を開始してから所定の期間が経過していないと判定される(S610−NO)と、処理はS602に戻る。計時部742が計時を開始してから所定の期間が経過したと判定される(S610−YES)と、異常警報信号出力部746は、倉庫10の作業者91に異常が発生したことを示す異常警報信号を出力する(S611)。
(実施形態に係る作業者監視システムの変形例)
作業者監視システム1及び2で使用される音声データ300は、動体検知アラーム部301を有するが、実施形態に係る作業者監視システムで使用される音声データは、動体を検知したことを示すアラーム音を発する動体検知アラーム部を有さなくてもよい。
また、作業者監視システム1〜3は、倉庫で作業する作業者の異常の有無を監視するが、実施形態に係る作業者監視システムは、倉庫以外の作業場で作業する作業者の異常の有無を監視してもよい。また、作業者監視システム1〜3は、一人で作業する作業者の異常の有無を監視するが、実施形態に係る作業者監視システムは、作業場で作業する複数の作業者の異常の有無を監視してもよい。例えば、実施形態に係る作業者監視システムは、複数の作業者が同時に急病及び怪我等の異常が発生するおそれがある作業場で作業する複数の作業者の異常の有無を監視してもよい。
また、作業者監視システム2は、第1倉庫101及び第2倉庫102のそれぞれの内部を撮像する第1撮像装置111及び第2撮像装置112が撮像した2つの画像を合成して合成画像を生成する。しかしながら、実施形態に係る作業者監視システムは、3つ以上の画像を合成して合成画像を生成してもよい。また、第1撮像装置111は第1倉庫101の内部を撮像し、第2撮像装置112は第1倉庫101と相違する第2倉庫102の内部を撮像するが、実施形態に係る作業者監視システムでは、複数の撮像装置が単一の作業場を撮像してもよい。例えば、作業者が作業する倉庫の面積が大きく、単一の撮像装置では倉庫の内部を充分な解像度で撮像できないときに、倉庫の内部に複数の撮像装置を配置してもよい。
1〜3 作業者監視システム
10、15 倉庫(作業場)
11、111、112 撮像装置
20、40、60 作業者監視装置
21 通信部
22 記憶部
23 入力部
24 出力部
30、50、70 処理部
31 入退場判定部
32 画像取得部
33 動体判定部
34、74 異常判定部
51 画像合成部
341 状態判定部
342 音声再生部
343 音声停止部
741 状態判定部
742 計時部
743 計時開始指示部
744 計時停止指示部
745 経過時間判定部
746 異常警報信号出力部

Claims (5)

  1. 作業者が作業する1つ又は2つ以上の作業場を撮像し、前記作業場を撮像した画像を示す画像データを出力する撮像装置と、
    前記画像データを取得する画像取得部と、
    前記画像データに対応する画像が動体を含むか否かを判定する動体判定部と、
    前記画像が動体を含むと判定されてから所定の期間に亘って前記画像が動体を含まないと判定されたときに、異常警報を出力する異常判定部と、
    を有することを特徴とする作業者監視システム。
  2. 前記所定の期間に亘る無声状態を示す無声部と、前記所定の期間が経過した後に出力される警報を示す警報部とを含む音声データを記憶する記憶部を更に有し、
    前記異常判定部は、
    前記画像が動体を含むと判定され且つ前記音声データが再生されていないときに、前記音声データに対応する音声の再生を開始する音声再生部と、
    前記音声が再生されている間に前記画像が動体を含むと判定されたときに、前記音声の再生を停止する音声再生停止部と、
    を有する、請求項1に記載の作業者監視システム。
  3. 前記音声データは、前記無声部に対応する無声状態の前に発せられるアラーム音を示す動体検知アラーム部を更に含み、
    前記動体検知アラーム部に対応するアラーム音の大きさは、警報部に対応する警報の大きさよりも小さい、請求項2に記載の作業者監視システム。
  4. 前記作業場の少なくとも1つには、複数の前記撮像装置が配置され、
    同一の作業場に配置された複数の前記撮像装置が撮像した画像を合成した合成画像を示す合成画像データを生成する画像合成部と、を更に有し、
    前記動体判定部は、前記合成画像データに対応する合成画像が動体を含むか否かを判定する、請求項1〜3の何れか一項に記載の作業者監視システム。
  5. 前記異常判定部は、
    計時開始指示に応じて時間の計測を開始し、計時終了指示に応じて時間の計測を終了する計時部と、
    前記画像が動体を含むと判定され且つ前記計時部が時間の計測をしていないときに、前記計時部に前記計時開始指示を出力する計時開始指示部と、
    前記計時部が時間の計測をしている間に前記画像が動体を含むと判定されたときに、前記計時部に前記計時終了指示を出力する計時停止指示部と、
    前記計時部が計時を開始してから所定の期間が経過したか否かを判定する経過時間判定部と、
    前記計時部が計時を開始してから所定の期間が経過したと判定されたときに、前記異常警報信号を出力する異常警報信号出力部と、
    を有する、請求項1に記載の作業者監視システム。
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