JP2017173472A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バリアングル液晶表示部を有する機器において、バリアングル液晶表示部が開放状態であっても収納状態と変わらない操作性を実現する事が出来る撮像装置を提供すること。【解決手段】撮像装置本体とタッチ操作可能な表示部を有する撮像装置であって、タッチ操作可能な表示部は撮像装置本体とは独立して表示部の方向を回転できる機構により撮像装置本体と接続されており、表示部が撮像装置に収納状態の第1の状態と、表示部が撮像装置から略開放状態の第2の状態を検出する検出部を持ち、検出部が表示部の位置が第2の状態であると検出した場合には、撮像装置本体と接続している回転機構の近傍に配置されている操作部材の内の全てあるいは操作頻度の高い操作部材の内、少なくとも一つをタッチ操作可能なように表示部に上記操作部材と同じ機能を有するアイコンとして表示制御することを特徴とする。【選択図】図7
Description
本発明は、タッチパネル式の液晶表示装置を搭載したデジタルカメラ等の撮像装置に関し、特にタッチパネル式のバリアングル液晶表示部が回転可能に設けられたバリアングルタイプの表示部を持つ撮像装置に関する。
従来、デジタルカメラ等の撮像機器に関して、2軸や3軸の回転ヒンジで液晶表示画面の方向を自由に変えるバリアングル液晶表示部を有する物が知られている。
この種のデジタルカメラでは、アングル撮影時には、カメラ本体から左右方向あるいは下方向にバリアングル液晶表示部を開き、さらに開いたバリアングル液晶表示部を上下方向にあるいは左右方向に回転させることができる。したがって、利用者は、ハイアングルやローアングルのポジションでもバリアングル液晶表示部の表示面を見ながら楽な姿勢で被写体を確認しながら撮影できるようになった。また、バリアングル液晶表示部を反転させて表示面を表にした状態でカメラの筐体の凹に収納する事で、バリアングル機能を持たないデジタルカメラのような操作感で撮影することも出来る。
また、画面に表示されたアイコン等をペンや指先でタッチすることによって機能を選択するタッチ入力方式を採用することによって操作スイッチの数を削減した情報機器もある。タッチ入力方式は画面を見ながら直感的に操作でき、操作性の向上を図ることができる。また、操作スイッチを必要としないため、機器の小型化やデザインの自由度を上げる効果もある。
デジタルカメラにおいては、タッチ入力機能付きバリアングル液晶表示部を搭載している機種もある。特許文献1では、タッチパネルキーの機能を持つバリアングル液晶表示部を有するデジタルカメラにおいて、バリアングル液晶表示部を反転させて筐体に収納し、その際に隠れてしまう操作部材をバリアングル液晶表示部のタッチパネル上に表示させて、隠れた操作部材の操作をタッチパネルで操作させることで、操作部材の設置場所が少なくなってしまうバリアングル式の問題を補おうとしている。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、バリアングル液晶表示部を反転させて筐体に収納時するといった通常多く使われる状況において、操作部材を覆い隠してしまうという無駄がある。
また、バリアングル液晶表示部は、アングル撮影時にはカメラ本体から左右方向あるいは下方向にバリアングル液晶表示部を開放状態とし、さらには開いたバリアングル液晶表示部を上下方向にあるいは左右方向に回転させることで楽な姿勢で構図やピントを確認出来るので便利である。しかし、バリアングル液晶表示用ヒンジ部の近傍の操作部材を操作する場合には、逆にバリアングル液晶表示部が邪魔になったり、操作部材までの距離が遠くなったりするため、操作性が損なわれてしまう。
そこで、本発明の目的は、バリアングル液晶表示部が開放状態であっても収納状態と変わらない操作性を実現することが出来る撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
撮像装置本体とタッチ操作可能な表示部を有する撮像装置であって、タッチ操作可能な表示部は撮像装置本体とは独立して表示部の方向を回転できる機構により撮像装置本体と接続されており、
表示部が撮像装置に収納状態の第1の状態と、表示部が撮像装置から略開放状態の第2の状態を検出する検出部を持ち、
検出部が表示部の位置が第2の状態であると検出した場合には、撮像装置本体と接続している回転機構の近傍に配置されている操作部材の内の全てあるいは操作頻度の高い操作部材の内、少なくとも一つをタッチ操作可能なように表示部に上記操作部材と同じ機能を有するアイコンとして表示制御することを特徴とする。
撮像装置本体とタッチ操作可能な表示部を有する撮像装置であって、タッチ操作可能な表示部は撮像装置本体とは独立して表示部の方向を回転できる機構により撮像装置本体と接続されており、
表示部が撮像装置に収納状態の第1の状態と、表示部が撮像装置から略開放状態の第2の状態を検出する検出部を持ち、
検出部が表示部の位置が第2の状態であると検出した場合には、撮像装置本体と接続している回転機構の近傍に配置されている操作部材の内の全てあるいは操作頻度の高い操作部材の内、少なくとも一つをタッチ操作可能なように表示部に上記操作部材と同じ機能を有するアイコンとして表示制御することを特徴とする。
本発明によれば、バリアングル液晶表示部が開放状態であっても収納状態と変わらない操作性を実現することが出来る撮像装置を提供することが出来る。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1、図2、図3及び図4は本実施の形態に係る撮像装置の例としてのデジタル一眼レフカメラ(以下、カメラと略す)1の外観を示す図である。図1はカメラ前面側より見た斜視図である。
図1において、カメラ1の前面には被写体像を撮像素子に結像させるための撮影レンズ2が交換可能に取り付けられている。
交換レンズ脇には、交換レンズを取り外す際に使用するアンロック釦3が設けられている。
カメラ1の上部には、使用者が必要な時あるいはカメラが必要と判断した時にポップアップしてフラッシュ撮影が出来るようにフラッシュ発光部を収納しているフラッシュ収納部4と、アクセサリーシュー5が配置されている。アクセサリーシュー5は、ストロボ以にもアクセサリーシュー5に嵌るアクセサリーであればストロボ以外のアクセサリーも装着可能である。
また、撮影レンズ2の横には、前記フラッシュ収納部4をポップアップさせるためのポップアップ釦6を備えている。グリップ35側には、2段階スイッチで構成されているシャッターボタン7、シャッタースピードなどを変更する電子ダイヤル8、撮影モードを選択するモードダイヤル9がある。グリップ35と撮影光軸を挟んで反対側には、USBやHDMI(登録商標)と言った通信を行う為の端子部をカバーする端子カバー10がある。
図2はカメラ背面側より見た斜視図でバリアングル液晶表示部が収納状態で液晶表示面が表を向いている状態(以降、この状態を「第1の表示状態」と呼ぶ)の図である。
図2において、メインスイッチ11をOFFからONへ位置を切り替える事でカメラ1を起動させる。カメラ1は接眼レンズ群12などで構成される光学ファインダを通して観察される被写体を撮影する。接眼レンズ群12は複数のレンズで構成され、視度補正ダイヤル13を回転させることでレンズ間隔を変更し視度を調整できる。
カメラ1の側面には、着脱可能なメモリーカードを挿入するためのスロットをカバーするメディアカバー14がグリップの一部として構成されている。
カメラ1の背面のグリップ側には、撮像された画像を拡大するための拡大釦15、縮小するための縮小釦16、画像を再生表示するための再生釦17、撮影した画像を消去する消去釦22、撮影モードがマニュアルモード時にはレンズの絞り値を、オートモード時には露出補正を行う際に使用するAV/露出補正釦21が設けられている。
カメラ1の接眼レンズ群12の脇には、光学ファインダによる被写体の観察から撮像素子での撮像に切換えそのスルー画を表示するライブビュー表示に切り替えるLV釦20がある。このLV釦20は、撮影モードを選択するモードダイヤル9によって動画撮影モードが選択された際には、動画撮影のスタート及びストップ釦として機能する。
光学ファインダを挟んで反対側には、バリアングル液晶表示部に表示する表示内容を切り替えるINFO.釦18、カメラ1の各種設定を変更するMENU画面を表示させるMENU釦19が配置されている。また、カメラ1の機能設定を行う際に項目を選ぶ十字キーSW24とその中央部に決定を行うSET釦23が配置されている。
カメラ1の背面中央にはタッチパネル機能を有するバリアングル液晶表示部30(以降、バリアングル液晶表示部30と略して記載する)があり、2軸に回動可能なバリアングル液晶表示用ヒンジ部31によって、バリアングル液晶表示部30の液晶表示面30aがカメラ1の中央部に収納されて表を向いた第一の表示状態になっている。
図3はカメラ背面側より見た斜視図でバリアングル液晶表示部30がカメラ1の中央部に収納されているが、バリアングル液晶表示部30の液晶表示面30aが裏を向いていて、液晶表示面30aが見えない状態(以降、この状態を「閉じ状態」と呼ぶ)の図である。
図4はカメラ背面側より見た斜視図でバリアングル液晶表示部30がカメラ1から横に開放状態でバリアングル液晶表示部30の液晶表示面30aが使用者側(撮影レンズとは逆方向)を向いている状態(以降、この状態を「第2の表示状態」と呼ぶ)の図である。この状態では、バリアングル液晶表示部30はさらに上向きや下向きにも回転可能であることは言うまでもない。
図5は本実施の形態に係る撮像装置の例としてのカメラの主要な電気的構成を示すブロック図である。なお、前述の図面と共通する部分は同じ記号で示している。
カメラ1に内蔵されたマイクロコンピュータの中央処理装置(以降、MPUという)100は、カメラ1の動作制御を司るものであり、各要素に対して様々な処理や指示を実行する。MPU100にはEEPROM100aが内蔵されており、各種情報を記憶可能である。MPU100には、ミラー駆動回路101、焦点検出回路105、シャッタ駆動回路109、映像信号処理回路113、スイッチセンス回路123が接続されている。また、液晶モニタ駆動回路119、バッテリチェック回路131、電源供給回路132、についても接続されている。これらの回路はMPU100の制御により動作するものである。
また、MPU100は、撮影レンズユニット内に配置されたレンズ制御回路150と、マウント接点133を介して通信を行う。マウント接点133は撮影レンズユニットが接続されるとMPU100へ信号を送信する機能も備えている。これにより、レンズ制御回路150は、MPU100との間で通信を行い、撮影レンズユニット内のフォーカスレンズ152および絞り154の駆動を、AF駆動回路151および絞り駆動回路153を介して行うことが可能となる。
なお、本実施の形態では撮影レンズ2を便宜上1枚のフォーカスレンズ152で示しているが、実際は多数のレンズ群により構成されている。
AF駆動回路151は、たとえばステッピングモータによって構成され、レンズ制御回路150の制御によって撮影レンズ2内のフォーカスレンズ152の位置を変化させることにより、撮像素子111に撮影光束の焦点を合わせるように調整する。絞り駆動回路153は、たとえばオートアイリスなどによって構成され、レンズ制御回路150によって絞り154を変化させ、光学的な絞り値を得るように構成されている。
クイックリターンミラー102は、撮影レンズ2を通過する撮影光束をペンタプリズム107へ導くとともに、その一部を透過させてサブミラー103に導く。サブミラー103は、透過された撮影光束を焦点検出用センサユニット104へ導く。
ミラー駆動回路101は、クイックリターンミラー102を、ファインダにより被写体像を観察可能とする位置(102b)と、撮影光束から待避する位置(102a)とへ駆動するためのものである。同時に、サブミラー103を、焦点検出用センサユニット104へ撮影光束を導く位置と、撮影光束から待避する位置とへ駆動する。具体的には、たとえばDCモータとギヤトレインなどから構成される。
104は不図示である結像面近傍に配置されたフィールドレンズ、反射ミラー及び、2次結像レンズ、絞り、複数のCCDから成るラインセンサ等から構成されている周知の位相差方式の焦点検出用センサユニットである。焦点検出用センサユニット104から出力された信号は、焦点検出回路105へ供給され、被写体像信号に換算された後MPU100へ送信される。MPU100は被写体像信号に基づいて、位相差検出法による焦点検出演算を行う。そして、デフォーカス量およびデフォーカス方向を求め、これに基づき、レンズ制御回路150およびAF駆動回路151を介して、撮影レンズ2内のフォーカスレンズ152を合焦位置まで駆動する。
ペンタプリズム107は、クイックリターンミラー102によって反射された撮影光束を正立正像に変換反射する光学部材である。使用者は、接眼レンズ群12を介して、ペンタプリズム107で正立正像に変換された被写体像を観察することができる。
フォーカルプレーンシャッタ110は、ユーザがファインダにより被写体像を観察している時には撮影光束を遮る。また撮像時にはレリーズ信号に応じて、不図示の先羽根群と後羽根群の走行する時間差により所望の露光時間を得るように構成されている。さらには、ライブビューモードの際には、先羽根群のみ駆動させて、撮像装置に被写体光を届け、そのスルー画を表示させるように駆動させる事が出来る。フォーカルプレーンシャッタ110は、MPU100の指令を受けたシャッタ駆動回路109によって制御される。
撮像素子111は、撮像デバイスである。撮像デバイスとしては、CCD型、CMOS型およびCID型など様々な形態があり、何れの形態の撮像デバイスを採用してもよい。
A/D変換器112は、撮像素子111のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。
113は映像信号処理回路であり、デジタル化された画像データに対してガンマ/ニー処理、フィルタ処理、モニタ表示用の情報合成処理など、ハードウエアによる画像処理全般を実行する。この映像信号処理回路113からの液晶モニタ表示用の画像データは、液晶モニタ駆動回路119を介して液晶モニタ120に表示される。
また、映像信号処理回路113は、MPU100の指示により、メモリコントローラ116を通じて、バッファメモリ115に画像データを保存することも可能である。更に、映像信号処理回路113は、JPEGなどの画像データ圧縮処理を行う機能も有している。連写撮影など連続して撮影が行われる場合は、一旦バッファメモリ115に画像データを格納し、メモリコントローラ116を通して未処理の画像デーを順次読み出すことも可能である。これにより映像信号処理回路113は、A/D変換器112から入力されてくる画像データの速度に関わらず、画像処理や圧縮処理を順次行うことが可能となる。
メモリコントローラ116は、外部インタフェース118(図1における端子カバー10の内部に配置されている)から入力される画像データをメモリ117に記憶することや、メモリ117に記憶されている画像データを外部インタフェース118から出力する機能についても有する。なお、メモリ117は、カメラ1の側面のメディアカバー14の内部に設けられたスロットを利用して着脱可能となる不図示のメモリーカードなどである。
スイッチセンス回路123は、各スイッチの操作状態に応じて入力信号をMPU100に送信する。
シャッターボタン7は、第1ストロークによりオンするSW1(7a)と、シャッターボタン7の第2ストロークによりオンするSW2(7b)で構成されている。SW2(7b)がオンされると、撮影開始の指示がMPU100に送信される。また、電子ダイヤル8、メインスイッチ11、拡大釦15、縮小釦16、再生釦17、INFO.釦18、MENU釦19、LV釦20、AV/露出補正釦21、消去釦22、SET釦23、十字キーSW24、モードダイヤル9、ポップアップ釦6が接続されている。
液晶モニタ駆動回路119は、MPU100の指示に従って、液晶モニタ120を駆動する。
タッチパネル装置121は、その光の透過率が液晶モニタ120の表示を妨げないように構成され、液晶モニタ120の表示面の上層に取り付けられ、バリアングル液晶表示部30として一体的に構成されている。タッチパネル装置121における入力座標と液晶モニタ120の表示座標とが対応付けられており、あたかも使用者が液晶モニタ120に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIが提供される。タッチパネルとしては、抵抗膜方式、静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式の物があるが、任意の方式のものを用いることが可能である。
モニタ回転検出器122は、液晶モニタ120やタッチパネル装置121などで構成されるタッチパネル機能を有するバリアングル液晶表示部30の開放収納及び表裏などの状態を検出する。検出器としては、ホール素子や、PI、メカスイッチなど様々な方式の物が考えられるが、任意の方式の物を用いる事が可能である。バリアングル液晶表示部30の開放状態、収納状態はその状態になるまでの所定の範囲をこえた際にその状態と検出される。
バッテリチェック回路131は、MPU100からの信号に従って、所定時間バッテリチェックを行い、その検出出力をMPU100へ送る。
電源部130は、カメラの各要素に対して、必要な電源を電源供給回路132を介して供給する。
外部ストロボIF部124は、アクセサリーシュー、アクセサリーシューベース、アクセサリーシュースプリングなどで構成されている。
内蔵フラッシュ制御装置160は、MPU100からの信号に従ってフレネルパネルやXe管などで構成されるフラッシュ発光部4aからのフラッシュ光による撮影を行う際に、フラッシュ発光部4aをポップアップさせて、フラッシュ光による撮影を制御する。
図6は本実施の形態に係る撮像装置の例としてのカメラで、バリアングル液晶表示部30が第1の表示状態(収納状態で液晶表示面30aが表を向いている状態)の図であり、液晶表示面には、カメラの各種情報を表示する画面の例を表している。
撮影モード表示部50は、モードダイヤル9で設定された撮影モードを表示し、同図ではマニュアルモードが選択されている。
シャッタースピード表示部51は、設定されているシャッタースピードを表示し、同図では1/125秒が設定されている。
絞り値表示部52は、設定されている絞り値を表示し、同図ではF5.6が設定されている。
ISO表示部53は、設定ISO感度を表示し、同図ではカメラが状況に応じてISO感度を変更するAUTOモードに設定されている。
露出補正表示部54は、撮影モードがオートの場合には、露出補正の設定値を、撮影モードがマニュアルの場合は、標準露光との差を表示すし、同図では標準露光との差が無い状態である事をしめしている。
調光補正量表示部55は、フラッシュ撮影の際の光量の補正である調光補正量を表示し、同図では調光補正量が−2/3に設定されている。
ピクチャースタイル表示部56は、記録する画像の仕上がり(絵作り)具合を好みの物に変更する事が可能なピクチャースタイルを表示し、同図では“S”という略称のスタンダードに設定されている。
ホワイトバランス表示部57は、太陽光、日陰、白熱電球など光源に合わせて白を設定するための表示部であり、同図ではカメラが状況に合わせて自動的に変更するオートホワイトバランスに設定されている。
AFモード表示部58は合焦したら停止する「ONE SHOT」と常に合焦するように絶えず動かす「SERVO」のどちらが設定されているかを表示し、同図では「ONE SHOT」が設定されている。
ドライブモード表示部59は、単写、連写、セルフタイマーなどのドライブモードを表示し、同図では単写が設定されている。
測光モード表示部60は、分割測光、スポット測光などの測光モードを表示し、同図では分割測光が設定されている。
記録画質表示部61は、記録する画素数と画質を表示しており同図ではJPEGの「ラージ」「ファイン」に設定されている。
電池残量表示部62は、バーの表示個数で電池の残量を表示し、同図では電池残量が多い事を表示している。
撮影可能枚数表示部63は、カメラに挿入されているメモリーカードに、記録画質表示部61で設定されている記録画質で何枚撮影できるかを表示しており、同図では514枚の撮影が可能である。
本発明のカメラではタッチパネル機能を有しているので、使用者は同図においてメカ的なダイヤルを持ち、その設定を表示する撮影モード表示部50、カメラのバッテリチェック回路131で一義的に決まる電池残量を表示している電池残量表示部62、カメラに挿入されているメモリーカード容量で決まる撮影可能枚数表示部63の3箇所以外の部分をタッチする事で、その表示部の内容を変更する事が出来る。変更の方法に関しては公知であるのでここでは説明を省略する。
図7は本実施の形態に係る撮像装置の例としてのカメラで、バリアングル液晶表示部30が第2の表示状態(開放状態で液晶表示面30aが使用者側を向いている状態)の図であり、液晶表示面30aには、カメラの各種情報を表示する画面の例を表している。図6と同じ部分は説明を省いている。図6で説明した情報表示の横幅が狭くなり、左側にバリアングル液晶表示用ヒンジ部31近傍に配置されている操作釦がタッチで操作できるように液晶表示面に追加されている。
タッチ画面ポップアップ釦70は、撮影レンズ2の横に配置されているフラッシュ収納部4をポップアップさせるためのポップアップ釦6の代わり、タッチ画面MENU釦71は、バリアングル液晶表示用ヒンジ部31の上に配置されているMENU釦19の代わり、タッチ画面INFO.釦72は、バリアングル液晶表示用ヒンジ部31の上に配置されているINFO.釦18の代わりを行う事が出来る。これによって、バリアングル液晶表示部30が第2の表示状態であっても釦へのアクセスが近くなり操作性を損なう事がない。
また、今回、ポップアップ釦6、MENU釦19、INFO.釦18のとしたが、これに限られるものではない。また、バリアングル液晶表示用ヒンジ部31近傍の操作釦を全てタッチ画面に代替釦として搭載する必要はなく、重要度に応じて搭載する釦を選ぶようにしてもよい。
更には、動画撮影モードに設定されている時には、フラッシュ撮影に関する釦を搭載する必要はない。
また、同図においてタッチ画面用代替釦はバリアングル液晶表示部30の水平方向中心線から上下に割り振られるように配置されている。本実施例では、タッチ画面MENU釦71がバリアングル液晶表示部30のAとBが同じ長さの中央に配置され、タッチ画面ポップアップ釦70と、タッチ画面INFO.釦72がその上下に配置されている。これは、タッチ操作の際に誤動作を防止するためにバリアングル液晶表示部30の端面から遠く配置する為である。
図8は図7でバリアングル液晶表示部30が第2の表示状態(開放状態で液晶表示面が使用者側を向いている状態)でバリアングル液晶表示用ヒンジ部31近傍に配置されている操作釦がタッチで操作できるように液晶表示面に追加された際に、タッチ画面ポップアップ釦70をタッチ操作した時に、カメラ1のフラッシュ収納部4がポップアップした状態の図である。
図9は図7でバリアングル液晶表示部30が第2の表示状態(開放状態で液晶表示面が使用者側を向いている状態)でバリアングル液晶表示用ヒンジ部31近傍に配置されている操作釦がタッチで操作できるように液晶表示面に追加された際に、タッチ画面MENU釦71をタッチ操作した際に、液晶表示面30aにMENU画面が表示された状態の図である。MENU画面73では、十字キーSW24の上下で項目を選択し、SET釦23で内容を決定する公知であるのでここでは説明を省略する。
次に、上記構成のカメラの実際の動きを図10のフローチャートを使って説明する。
ステップS1で、MPU100は、モニタ回転検出器122の検出結果から、バリアングル液晶表示部30がカメラ1の横に開放状態かどうかを判断する。バリアングル液晶表示部30が開放状態(「第2の表示状態」)であると判断されたらステップS2へ進み、収納状態であると判断されたら、ステップS5へ進む。
ステップS2で、MPU100は、バリアングル液晶表示部30が開放状態(「第2の表示状態」)であることから、液晶モニタ120に、バリアングル液晶表示用ヒンジ部31の近傍にある釦を追加アイコンとして表示するように液晶モニタ駆動回路119を制御し表示させる(図7の状態)。
ステップS3で、MPU100は、タッチパネル装置121からタッチ操作が行われたどうかを検出する。タッチ操作が行われればステップS4に進み、行われなければ待機する。
ステップS4で、ステップS3でタッチ操作が行われたアイコンのコマンドを実行する(例えば、ステップS3でタッチ画面ポップアップ釦70がタッチ操作された場合は、図8の様にフラッシュ収納部4がポップアップし、タッチ画面MENU釦71がタッチ操作された場合は、図9の様に液晶表示面30aにMENU画面を表示する。)。
ステップS5で、MPU100は、ステップS1でのバリアングル液晶表示部30が収納状態である事に引き続きモニタ回転検出器122の検出結果から、バリアングル液晶表示部30の液晶表示面30aが表向きか裏向きかを判断する。液晶表示面30aが表向き(「第1の表示状態」)であると判断されたらステップS6へ進み、裏向き状態(「閉じ状態」)であると判断されたら、ステップS9へ進む。
ステップS6で、MPU100は、バリアングル液晶表示部30が収納状態で表向き(「第1の表示状態」)であることから、液晶モニタ120に、バリアングル液晶表示用ヒンジ部31の近傍にある釦を追加アイコンとして表示する事無く液晶モニタ駆動回路を制御し表示させる(図6の状態)。
ステップS7で、MPU100は、タッチパネル装置121からタッチ操作が行われたどうかを検出する。タッチ操作が行われればステップS8に進み、行われなければ待機する。
ステップS8で、ステップS7でタッチ操作が行われたアイコンのコマンドを実行する。
ステップS9で、ステップS1及びステップS5より、MPU100は、バリアングル液晶表示部30がカメラ1に収納状態で液晶表示面30aが裏向き状態である(「閉じ状態」)であると判断し、液晶モニタ駆動回路119を制御し、非表示(非点灯)状態とする。
以下、本発明のタッチパネル機能を有するバリアングル液晶表示部を持つ撮像装置に関して別の実施形態について説明する。
図11は第2の実施の形態に係る撮像装置の例としてのカメラで、タッチパネル機能を有する下開きバリアングル液晶表示部32(以降、下開きバリアングル液晶表示部32と略して記載する)が第1の表示状態(収納状態で下開きバリアングル液晶表示面32aが表を向いている状態)の図であり、下開きバリアングル液晶表示面32aには、カメラの各種情報を表示する画面の例を表している。
下開きバリアングル液晶表示部32は、カメラの下側に設けられた2軸に回動可能な下開きバリアングル液晶表示用ヒンジ部33によって開閉自在に駆動する事が出来る。カメラ1の光学ファインダを挟んで背面から見て左側には、画像を再生する再生釦17、画像を消去する消去釦22が配置されている。下開きバリアングル液晶表示用ヒンジ部33の右側には、下開きバリアングル液晶表示部32に表示する表示内容を切り替えるINFO.釦18、そして左側にはカメラ1の各種設定を変更するMENU画面を表示させるMENU釦19が配置されている。
図12は第二の実施の形態に係る撮像装置の例としてのカメラで、下開きバリアングル液晶表示部32が第2の表示状態(開放状態で下開きバリアングル液晶表示面32aが使用者側を向いている状態)の図であり、下開きバリアングル液晶表示面32aには、カメラの各種情報を表示する画面の例を表している。図6と同じ部分は説明を省いている。
図6で説明した情報表示の縦幅が狭くなり、下側に下開きバリアングル液晶表示用ヒンジ部33近傍に配置されている操作釦がタッチで操作できるように下開きバリアングル液晶表示面32aに追加されている。
タッチ画面MENU釦71は、下開きバリアングル液晶表示用ヒンジ部33の左側に配置されているMENU釦19の代わり、タッチ画面INFO.釦72は、下開きバリアングル液晶表示用ヒンジ部33の右側に配置されているINFO.釦18の代わりを行う事が出来る。これによって、下開きバリアングル液晶表示部32が第2の表示状態であっても釦へのアクセスが近くなり操作性を損なう事がない。
また、今回、MENU釦19、INFO.釦18のとしたが、これに限られるものではない。また、下開きバリアングル液晶表示用ヒンジ部33近傍の操作釦を全てタッチ画面に代替釦として搭載する必要はなく、重要度に応じて搭載する釦を選ぶようにしてもよい。更には、動画撮影モードに設定されている時には、フラッシュ撮影に関する釦を搭載する必要はない。
また、同図においてタッチ画面用代替釦は下開きバリアングル液晶表示部32の鉛直方向中心線から左右に割り振られるように配置されている。タッチ画面MENU釦71が下開きバリアングル液晶表示部32のCとDが同じ長さの鉛直方向中心線から同一距離離れた場所に、タッチ画面INFO.釦72とタッチ画面MENU釦71が配置されている。これは、タッチ操作の際に誤動作を防止するために下開きバリアングル液晶表示部32の角部から遠く配置する為である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 カメラ、6 ポップアップ釦、18 INFO.釦、19 MENU釦、
30 タッチパネル機能を有するバリアングル液晶表示部(バリアングル液晶表示部30と略して記載)、
30a 液晶表示面、31 バリアングル液晶表示用ヒンジ部、
32 タッチパネル機能を有する下開きバリアングル液晶表示部32(下開きバリアングル液晶表示部32と略して記載)、
33 下開きバリアングル液晶表示用ヒンジ部、70 タッチ画面ポップアップ釦、
71 タッチ画面MENU釦、72 タッチ画面INFO.釦
30 タッチパネル機能を有するバリアングル液晶表示部(バリアングル液晶表示部30と略して記載)、
30a 液晶表示面、31 バリアングル液晶表示用ヒンジ部、
32 タッチパネル機能を有する下開きバリアングル液晶表示部32(下開きバリアングル液晶表示部32と略して記載)、
33 下開きバリアングル液晶表示用ヒンジ部、70 タッチ画面ポップアップ釦、
71 タッチ画面MENU釦、72 タッチ画面INFO.釦
Claims (5)
- 撮像装置本体(1)とタッチ操作可能な表示装置(30)を有する撮像装置であって、タッチ操作可能な表示装置(30)は撮像装置本体とは独立して表示部の方向を回転できる機構(31)により撮像装置本体(1)と接続されており、
タッチ操作可能な表示装置(30)が撮像装置本体(1)に収納状態の第1の状態と、タッチ操作可能な表示装置(30)が撮像装置本体(1)から開放状態の第2の状態を検出する検出部(122)を持ち、
検出部(122)がタッチ操作可能な表示装置(30)の位置が第2の状態であると検出した場合には、撮像装置本体(1)と接続している回転機構(31)の近傍に配置されている操作部材の内の全てあるいは操作頻度の高い操作部材の内、少なくとも一つをタッチ操作可能なようにタッチ操作可能な表示装置(30)に上記操作部材と同じ機能を有するアイコン(70)(71)(72)として表示制御することを特徴とする撮像装置。 - タッチ操作可能な表示装置(30)が撮像装置本体(1)に収納状態の第1の状態であり、
タッチ操作可能な表示装置の表示面(30a)が表向きか裏向きかを検出する検出部(122)を持ち、
検出部(122)によって表示面(30a)が表である事を検出した場合には、撮像装置本体(1)と接続している回転機構(31)の近傍に配置されている操作部材と同じ機能を有するアイコンの表示制御を行わないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 撮像装置本体(1)と接続している回転機構(122)の近傍に配置されている操作部材の内の全てあるいは操作頻度の高い操作部材の内、少なくとも一つをタッチ操作可能なようにタッチ操作可能な表示装置(30)に上記操作部材と同じ機能を有するアイコン(70)(71)(72)として表示する際に、タッチ操作可能な表示装置(30)の水平方向中心線から上下に均等に表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 撮像装置本体(1)と接続している回転機構(122)の近傍に配置されている操作部材の内の全てあるいは操作頻度の高い操作部材の内、少なくとも一つをタッチ操作可能なようにタッチ操作可能な表示装置(30)に上記操作部材と同じ機能を有するアイコン(71)(72)として表示する際に、タッチ操作可能な表示装置(32)の鉛直方向中心線から左右に均等に表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 撮像装置本体(1)と接続している回転機構(31)の近傍に配置されている操作部材の内の全てあるいは操作頻度の高い操作部材の内、少なくとも一つをタッチ操作可能なようにタッチ操作可能な表示装置(30)に上記操作部材と同じ機能を有するアイコンとして表示する際に、動画撮影モード(9)に設定されている時は、フラッシュ撮影に関係するアイコン(70)は表示しないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016057746A JP2017173472A (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016057746A JP2017173472A (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017173472A true JP2017173472A (ja) | 2017-09-28 |
Family
ID=59971097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016057746A Pending JP2017173472A (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017173472A (ja) |
-
2016
- 2016-03-23 JP JP2016057746A patent/JP2017173472A/ja active Pending
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