JP2017172882A - ヒートポンプ式給湯装置 - Google Patents

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速彦 ▲高▼城
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Abstract

【課題】ヒートポンプ式給湯装置が有する種々の課題を解決する。【解決手段】貯湯タンク10内の給湯用水を水ポンプ23によって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器40に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路20と、水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒で加熱するヒートポンプ回路30と、水ポンプとヒートポンプ回路を作動させて貯湯タンク内の給湯用水を加熱する制御部70を備える。水ポンプの吸入側の入水管22に接続された水抜き栓18を備え、水抜き栓を水ポンプより低い位置に配置した。【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ回路により給湯用水を加熱して貯湯タンク内に貯留するヒートポンプ式給湯装置に関するものである。
従来、この種のヒートポンプ式給湯装置としては、給湯用水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンク内の給湯用水をポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、この給湯回路の水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、貯湯タンクの上下方向複数箇所に、貯湯タンク内の給湯用水の温度を検出する貯湯温度センサを設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−25493号公報 特開2007−178063号公報
ところで、このようなヒートポンプ式給湯装置では、給湯回路内の水を抜くための水抜き栓が設けられるが、従来ではこの水抜き栓がポンプより高い位置に配置されていたため、水抜き時にポンプの水を抜くことが難しかった。
また、貯湯温度センサは従来では貯湯タンクに設けられた制御部に接続され、この制御部からヒートポンプ回路の制御部に情報が伝達される構成とされていたため、貯湯タンク側に制御部が必要となり、貯湯タンクのみを接続してヒートポンプ式給湯装置を構成することを困難としていた。
更に、貯湯タンクのみを接続するだけでヒートポンプ式給湯装置を構成することができるようにするために、水熱交換器やヒートポンプ回路が設けられる加熱ユニット内に水給湯回路のポンプも配置しようとすると、設置場所を確保することが難しかった。
更にまた、ヒートポンプ回路等を制御する制御部は加熱ユニットに設けられることになるが、この制御部の操作用のリモコンも加熱ユニットの外装ケース内に収納されてしまうため、操作が面倒なものとなっていた。
本発明は、上記の如きヒートポンプ式給湯装置が有する種々の課題を解決することを目的とする。
請求項1の発明のヒートポンプ式給湯装置は、給湯用水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、水ポンプとヒートポンプ回路を作動させることにより、貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたものであって、給湯回路は、水ポンプの吸入側に接続された入水管と、この入水管に接続された水抜き栓を備え、この水抜き栓を水ポンプより低い位置に配置したことを特徴とする。
請求項2の発明のヒートポンプ式給湯装置は、給湯用水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、水ポンプとヒートポンプ回路を作動させることにより、貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたものであって、貯湯タンクの上下方向の所定箇所に設けられ、当該貯湯タンク内の給湯用水の温度を検出する貯湯温度センサを備え、この貯湯温度センサを制御部に接続すると共に、この制御部は、貯湯温度センサの検出温度に基づいて沸き上げ運転を行うことを特徴とする。
請求項3の発明のヒートポンプ式給湯装置は、給湯用水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、水ポンプとヒートポンプ回路を作動させることにより、貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたものであって、水ポンプ、水熱交換器、ヒートポンプ回路は、加熱ユニットを構成する外装ケース内に設けられると共に、ヒートポンプ回路は、蒸発器と、この蒸発器に通風する送風機を備え、この送風機は円形のシュラウドにより囲繞されており、水ポンプはシュラウドが作る外装ケース内の隅角部に配置されていることを特徴とする。
請求項4の発明のヒートポンプ式給湯装置は、給湯用水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、水ポンプとヒートポンプ回路を作動させることにより、貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたものであって、水ポンプ、水熱交換器、ヒートポンプ回路は、加熱ユニットを構成する外装ケース内に設けられると共に、制御部は、操作用のリモコンを備え、このリモコンは、着脱可能な外装ケースの天板下側に配置されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、給湯用水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、水ポンプとヒートポンプ回路を作動させることにより、貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたヒートポンプ式給湯装置において、給湯回路は、水ポンプの吸入側に接続された入水管と、この入水管に接続された水抜き栓を備えており、この水抜き栓を水ポンプより低い位置に配置したので、給湯回路から水抜きを行う際、水抜き栓により、水ポンプの水まで容易に抜くことができるようになり、利便性に富んだものとなる。
請求項2の発明によれば、給湯用水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、水ポンプとヒートポンプ回路を作動させることにより、貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたヒートポンプ式給湯装置において、貯湯タンクの上下方向の所定箇所に設けられ、当該貯湯タンク内の給湯用水の温度を検出する貯湯温度センサを備えており、この貯湯温度センサを制御部に接続すると共に、この制御部が貯湯温度センサの検出温度に基づいて沸き上げ運転を行うようにしたので、貯湯タンク側に制御部を設けること無く、沸き上げ運転を行うことが可能となり、汎用性に富んだものとなる。
請求項3の発明によれば、給湯用水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、水ポンプとヒートポンプ回路を作動させることにより、貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたヒートポンプ式給湯装置において、水ポンプ、水熱交換器、ヒートポンプ回路は、加熱ユニットを構成する外装ケース内に設けられると共に、ヒートポンプ回路は、蒸発器と、この蒸発器に通風する送風機を備え、この送風機は円形のシュラウドにより囲繞されており、水ポンプをシュラウドが作る外装ケース内の隅角部に配置したので、送風機のシュラウドが作る無効空間を利用して水ポンプを加熱ユニットの外装ケース内に取り付けることができるようになり、加熱ユニットの小型化を図ることができるようになる。
請求項4の発明によれば、給湯用水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、水ポンプとヒートポンプ回路を作動させることにより、貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたヒートポンプ式給湯装置において、水ポンプ、水熱交換器、ヒートポンプ回路は、加熱ユニットを構成する外装ケース内に設けられると共に、制御部は、操作用のリモコンを備え、このリモコンを、着脱可能な外装ケースの天板下側に配置したので、着脱可能な外装ケースの天板を取り外すだけで制御部のリモコンを操作することができるようになり、メンテナンス作業性を向上させることができるようになるものである。
本発明を適用した一実施形態としてのヒートポンプ式給湯装置の構成図である。 図1のヒートポンプ式給湯装置の加熱ユニットの内部構成を説明する概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(1)ヒートポンプ式給湯装置1
実施例のヒートポンプ式給湯装置1は、給湯用水を貯留する貯湯タンク10と、貯湯タンク10の給湯用水を流通させる給湯回路20と、冷媒を流通させるヒートポンプ回路30と、給湯回路20の給湯用水とヒートポンプ回路30の冷媒とを熱交換させる水熱交換器40を備えており、給湯回路20を流通する給湯用水をヒートポンプ回路30の冷媒によって加熱するように構成されている。
(2)貯湯タンク10
前記貯湯タンク10は縦長の密閉容器から成り、その下部には水道水を貯湯タンク10に供給するための給水配管11が接続されている。また、給水配管11には減圧弁12が設けられている。貯湯タンク10の上部には、貯湯タンク10内のユニットを住居内等の給湯先に供給するための給湯配管13が接続され、給湯配管13と給水配管11はバイパス管14を介して接続されている。
給湯配管13とバイパス管14との間には混合弁15が設けられ、混合弁15は、貯湯タンク10内の湯と給水配管11からの水を混合して給湯配管13に流通させるように構成されている。また、貯湯タンク10には、貯湯タンク10内の給湯用水の温度を検出する貯湯温度センサ16が設けられ、この貯湯温度センサ16は貯湯タンク10の上下方向の所定箇所(実施例では略中央)に取り付けられている。
(3)給湯回路20
前記給湯回路20は、貯湯タンク10の下部と後述する加熱ユニット50の外装ケース51の外面に取り付けられた流入側の接続口52との間に接続された流入管21と、水ポンプ23と、この水ポンプ23の吸入側と接続口52との間に接続された入水管22と、水ポンプ23の吐出側と水熱交換器40の流入側の間に接続された出水管24と、水熱交換器40の流出側と外装ケース51の外面に取り付けられた流出側の接続口54との間に接続された出口管26と、接続口54と貯湯タンク10の上部に接続された流出管27とから構成されており、入水管22には給湯用水の温度を検出する入水温度センサ28が設けられ、出口管26にも給湯用水の温度を検出する出水温度センサ29が設けられている。
この給湯回路20には、内部の水を抜くための水抜き栓18が設けられている。この水抜き栓18も加熱ユニット50の外装ケース51の外面に取り付けられており、水抜き管19を介して入水管22に連通接続されている。尚、52A、54Aは、接続口52及び54に設けられた空気抜き弁であり、25は入水管22に設けられたフィルタである。
(4)ヒートポンプ回路30
前記ヒートポンプ回路30は、圧縮機31、蒸発器32、膨張弁33、及び、前記水熱交換器40を接続して冷媒回路が構成されており、圧縮機31、水熱交換器40、膨張弁33、蒸発器32、圧縮機31の順に冷媒を流通させるように構成されている。尚、このヒートポンプ回路30で使用される冷媒は、例えばCO2(二酸化炭素)等の自然系冷媒である。また、34は蒸発器32に通風するための送風機である。
前記水熱交換器40は、冷媒流通路41と水流通路42を有する二重管型の熱交換器から構成されており、冷媒流通路41にはヒートポンプ回路30が接続され、水流通路42には給湯回路20の出水管24及び出口管26が接続されている。
実施例のヒートポンプ式給湯装置1は、水ポンプ23、ヒートポンプ回路30、水熱交換器40、入水温度センサ28及び出水温度センサ29等が配置された前記加熱ユニット50と、貯湯タンク10及び貯湯温度センサ16が配置されたタンクユニット60を備えており、加熱ユニット50とタンクユニット60が、加熱ユニット50の外装ケース51に取り付けられた接続口52、54において、給湯回路20の流入管21と流出管27を介して接続される。
(5)制御部70
また、ヒートポンプ式給湯装置1には、貯湯温度センサ16、入水温度センサ28、出水温度センサ29、圧縮機31、及び、水ポンプ23が接続された制御部70が設けられ、この制御部70は加熱ユニット50の外装ケース51内に配置されている。制御部70は、プログラムが格納されたCPUを備え、実施例では貯湯温度センサ16、及び、入水温度センサ28の検出温度に基づいて圧縮機31、及び、水ポンプ23を制御するように構成されている。また、制御部70はタイマ機能を有しており、制御部70には当該タイマ機能の設定その他の操作を行うためのリモコン(タイマパネル)71が接続され、このリモコン71も外装ケース51内に配置されている。
この制御部70により、給湯回路20の水ポンプ23が作動すると、貯湯タンク10内の給湯用水が貯湯タンク10の下部から導出され、流入管21、入水管22、水ポンプ23、及び、出水管24を介して水熱交換器40の水流通路42を流通された後、出口管26、及び、流出管27を介して貯湯タンク10内の上部に流入するようになる。
また、制御部70により、ヒートポンプ回路30の圧縮機31が作動すると、圧縮機31から吐出された高温冷媒(二酸化炭素)が水熱交換器40の冷媒流通路41を流通され、冷媒流通路41の高温利恵倍と水流通路42の給湯用水とが熱交換される。これにより、給湯回路20の給湯用水が水熱交換器40で加熱される。
また、給湯先で湯が使用されると、貯湯タンク10内の上部の給湯用水が給湯配管13に流出し、流出した分だけ給水配管11から貯湯タンク10内の下部に水が供給される。即ち、湯が使用されることにより、貯湯タンク10内の高温の給湯用水が減ると共に、低温の給湯用水が貯湯タンク10内の下部から増えていき、貯湯温度センサ16の検出温度が徐々に低下することになる。
そして、貯湯温度センサ16の検出温度が所定の貯湯温度以下になると、制御部70は圧縮機31、及び、水ポンプ23を作動させ、沸き上げ運転を開始する。その後、入水温度センサ28の検出温度が所定の入水温度以上になった場合、沸き上げ運転を終了する。また、貯湯温度センサ16の検出温度が所定の貯湯温度以下にならない場合でも、前回の沸き上げ運転終了から前記タイマ機能により計時した時間が所定時間となった場合、制御部70は圧縮機31、及び、水ポンプ23を作動させ、沸き上げ運転を開始する。その後、入水温度センサ28の検出温度が所定の入水温度以上になった場合、沸き上げ運転を終了する。
このようにして制御部70は貯湯タンク10内に所定温度の給湯用水を貯留する沸き上げ運転を実行するものであるが、貯湯タンク10内の給湯用水の温度を検出する貯湯温度センサ16を貯湯タンク10の上下方向の所定箇所に設け、この貯湯温度センサ16を制御部70に接続して、この貯湯温度センサ16の検出温度に基づいて制御部70が沸き上げ運転を行うように構成しているので、貯湯タンク10側に制御部を設ける必要がなくなる。これにより、貯湯タンク10として汎用品を使用することができるようになり、汎用性に富んだものとなる。
(6)加熱ユニット50の内部構成
次に、図2を参照して前記加熱ユニット50内部の構成について説明する。加熱ユニット50の外装ケース51は、本体55と、この本体55の上面にネジ63により着脱可能に取り付けられた天板56から構成されており、本体55内は仕切壁57により左右に仕切られ、仕切壁57の向かって右側(一側)に第1の機械室58、左側(他側)に第2の機械室59が構成されている。
前記ヒートポンプ回路30の圧縮機31はこの第1の機械室58内に設置されており、水熱交換器40は第2の機械室59内の下部に設置されている。ヒートポンプ回路30の蒸発器32は第2の機械室59内の背面側に配置されており、送風機34は蒸発器32の手前側の第2の機械室59内に配置されている。
この送風機34の周囲には、シュラウド61が設けられている。このシュラウド61は円形筒状を呈しており、送風機34の周囲を囲繞している。そして、このシュラウド61と仕切壁57、及び、水熱交換器40とが作る第2の機械室59内の隅角部に、前記水ポンプ23が取り付けられており、水ポンプ23の外側はポンプカバー62で被覆されている。
このように、水ポンプ23をシュラウド61が作る外装ケース51の第2の機械室59内の隅角部に配置したので、送風機34のシュラウド61が作る第2の機械室59内の無効空間を利用して水ポンプ23を加熱ユニット50の外装ケース51内に取り付けることができるようになり、加熱ユニット50の小型化を図ることができるようになる。
また、前記水抜き栓18は、外装ケース51の本体55の側面最下部に設けられている。そして、この位置は水熱交換器40の上側に取り付けられた水ポンプ23より低い位置となる。このように、水抜き栓18を水ポンプ23より低い位置に配置したことにより、水抜き栓18を開放すれば、それより上にある水ポンプ23の水も出てくることになる。即ち、給湯回路20の入水管22から水抜きを行う際、水抜き栓18により、水ポンプ23の水まで容易に抜くことができるようになるので、利便性に富んだものとなる。
更に、前記制御部70とリモコン71は、外装ケース51の天板56の下側に配置されている。ここで、前述した如く天板56はネジ63を取り外すことで簡単に本体55から取り外すことができるので、リモコン71を操作する際には、天板56を取り外すことで、容易にタイマ機能の設定等を行うことができるようになり、メンテナンス作業性が著しく向上されている。
尚、以上は本発明の好ましい実施形態で説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されるものでは無く、本発明の技術的思想に基づいて更なる変形等が可能であることは云うまでもない。
1 ヒートポンプ式給湯装置
10 貯湯タンク
16 貯湯温度センサ
18 水抜き栓
20 給湯回路
22 入水管
23 水ポンプ
30 ヒートポンプ回路
31 圧縮機
32 蒸発器
33 膨張弁
34 送風機
40 水熱交換器
50 加熱ユニット
51 外装ケース
56 天板
57 仕切壁
61 シュラウド
70 制御部
71 リモコン

Claims (4)

  1. 給湯用水を貯留する貯湯タンクと、該貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって前記貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、前記貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、前記水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、前記水ポンプと前記ヒートポンプ回路を作動させることにより、前記貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたヒートポンプ式給湯装置において、
    前記給湯回路は、前記水ポンプの吸入側に接続された入水管と、該入水管に接続された水抜き栓を備え、該水抜き栓を前記水ポンプより低い位置に配置したことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  2. 給湯用水を貯留する貯湯タンクと、該貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって前記貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、前記貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、前記水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、前記水ポンプと前記ヒートポンプ回路を作動させることにより、前記貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたヒートポンプ式給湯装置において、
    前記貯湯タンクの上下方向の所定箇所に設けられ、当該貯湯タンク内の給湯用水の温度を検出する貯湯温度センサを備え、
    該貯湯温度センサを前記制御部に接続すると共に、該制御部は、前記貯湯温度センサの検出温度に基づいて前記沸き上げ運転を行うことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  3. 給湯用水を貯留する貯湯タンクと、該貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって前記貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、前記貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、前記水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、前記水ポンプと前記ヒートポンプ回路を作動させることにより、前記貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたヒートポンプ式給湯装置において、
    前記水ポンプ、前記水熱交換器、前記ヒートポンプ回路は、加熱ユニットを構成する外装ケース内に設けられると共に、
    前記ヒートポンプ回路は、蒸発器と、該蒸発器に通風する送風機を備え、
    該送風機は円形のシュラウドにより囲繞されており、前記水ポンプは前記シュラウドが作る前記外装ケース内の隅角部に配置されていることを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  4. 給湯用水を貯留する貯湯タンクと、該貯湯タンク内の給湯用水を水ポンプによって前記貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、前記貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、前記水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、前記水ポンプと前記ヒートポンプ回路を作動させることにより、前記貯湯タンク内の給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行う制御部を備えたヒートポンプ式給湯装置において、
    前記水ポンプ、前記水熱交換器、前記ヒートポンプ回路は、加熱ユニットを構成する外装ケース内に設けられると共に、
    前記制御部は、操作用のリモコンを備え、
    該リモコンは、着脱可能な前記外装ケースの天板下側に配置されていることを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
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