JP2017169534A - 脱穀装置 - Google Patents

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長井 敏郎
Toshiro Nagai
敏郎 長井
岡崎 秀範
Hidenori Okazaki
秀範 岡崎
豊文 吉田
Toyofumi Yoshida
豊文 吉田
坂本 憲之
Noriyuki Sakamoto
憲之 坂本
和哉 奥村
Kazuya Okumura
和哉 奥村
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Iseki and Co Ltd
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Abstract

【課題】揺動選別装置の側壁、もしくは清掃具もしくは駆動部等の破損を少なくすると共に、揺動選別装置での処理物の詰まりを防止する。
【解決手段】揺動選別装置(15)のチャフシーブ(17)に、前後方向に所定の間隔を隔てて並設された固定シーブ(26)を備え、固定シーブ(26)に付着した選別物を除去する複数の清掃具(30)を左右方向に所定の間隔を有して並設し、複数の清掃具(30)を一体的に左右方向に往復移動させる駆動部(34)を設け、駆動部(34)に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲よりも大きくなった場合は、駆動部(34)を低速の第1速度で駆動させ、駆動部(34)に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲以内の場合には、駆動部(34)を第1速度よりも高速の第2速度で駆動させる。
【選択図】 図13

Description

本発明は、揺動選別装置を備えた脱穀装置に関するものである。
従来、脱穀装置の揺動選別装置のチャフシーブに、付着した選別物を除去する清掃具を設け、この清掃具をチャフシーブの上面において左右方向に往復移動させ、選別物をチャフシーブ上に拡散させて漏下を促進させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2012−139206号公報
しかし、従来の構成においては、揺動選別装置の左右の両側部に設けられた側壁と清掃具の間に選別物が多量に堆積した場合には、揺動選別装置の側壁や清掃具、ないし清掃具を左右方向に往復移動させる駆動部が破損する恐れがあった。
また、揺動選別装置上の処理物が増加した場合、処理物が漏下しにくくなって詰まりを起こす問題があった。
そこで、本発明の主たる課題は、揺動選別装置の左右の両側部に設けられた側壁と清掃具の間に堆積した選別物の挟み込みを軽減し、揺動選別装置の側壁、清掃具、清掃具を往復移動させる駆動部等の破損を防止すると共に、揺動選別装置での処理物の詰まりを防止することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次の技術的手段を講じる。
すなわち、請求項1記載の発明は、脱穀装置(3)の上部に穀稈を脱穀処理する扱胴(12)を備え、該扱胴(12)の下側に脱穀処理された穀粒を選別処理する揺動選別装置(15)を備えた脱穀装置において、前記揺動選別装置(15)のチャフシーブ(17)に、前後方向に所定の間隔を隔てて並設された固定シーブ(26)を備え、該固定シーブ(26)に付着した選別物を除去する複数の清掃具(30)を左右方向に所定の間隔を有して並設し、該複数の清掃具(30)を一体的に左右方向に往復移動させる駆動部(34)を設け、該駆動部(34)に掛かる駆動負荷の大きさに応じて前記駆動部(34)の駆動速度を変速制御する制御装置(50)を設けたことを特徴とする脱穀装置とする。
請求項2記載の発明は、前記駆動部(34)に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲よりも大きくなった場合は、前記駆動部(34)を低速の第1速度で駆動させ、前記駆動部(34)に掛かる駆動負荷が前記所定の負荷範囲以内の場合には、前記駆動部(34)を前記第1速度よりも高速の第2速度で駆動させる構成とした請求項1に記載の脱穀装置とする。
請求項3記載の発明は、前記駆動部(34)に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲以内の場合は、前記駆動部(34)を低速の第1速度で駆動させ、前記駆動部(34)に掛かる駆動負荷が前記所定の負荷範囲よりも大きくなった場合には、前記駆動部(34)を前記第1速度よりも高速の第2速度で駆動させる構成とした請求項1に記載の脱穀装置とする。
請求項1に記載の発明によれば、揺動選別装置(15)のチャフシーブ(17)に、前後方向に所定の間隔を隔てて並設された固定シーブ(26)を備え、この固定シーブ(26)に付着した選別物を除去する複数の清掃具(30)を左右方向に所定の間隔を有して並設し、これら複数の清掃具(30)を一体的に左右方向に往復移動させる駆動部(34)を設け、この駆動部(34)に掛かる駆動負荷の大きさに応じて駆動部(34)の駆動速度を変速制御するので、揺動選別装置(15)の左右の側壁と清掃具(30)の間における選別物の挟み込みを軽減させて、揺動選別装置(15)の側壁、もしくは清掃具(30)、もしくは駆動部(34)等の破損を少なくすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果を奏するうえで、駆動部(34)に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲よりも大きくなった場合は、この駆動部(34)を低速の第1速度で駆動させ、駆動部(34)に掛かる駆動負荷が前記所定の負荷範囲以内の場合には、この駆動部(34)を前記の第1速度よりも高速の第2速度で駆動させるので、駆動部(34)の破損を少なくすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、駆動部(34)に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲以内の場合は、この駆動部(34)を低速の第1速度で駆動させ、駆動部(34)に掛かる駆動負荷が前記の所定の負荷範囲よりも大きくなった場合には、この駆動部(34)を前記の第1速度よりも高速の第2速度で駆動させるので、固定シーブ(26)上の処理物が増加しても、この処理物を高速で往復移動する清掃具(30)によって拡散させて漏下させ、固定シーブ(26)での処理物の詰まりを防止することができる。
コンバインの左側面図である。 コンバインの一部を断面した平面図である。 脱穀装置の前後方向の縦断面図である。 揺動選別棚の一部を断面した左側面図である。 揺動選別棚の平面図である。 清掃具の平面図である。 清掃具の右側面図である。 清掃具の左側面図である。 清掃具の背面図である。 清掃具の斜視図である。 清掃具の往復移動連動機構を示す平面図である。 往復移動連動機構の駆動モータの右側面図である。 制御装置のブロック回路図である。 第1実施形態の往復移動連動機構の駆動説明用のフローチャートである。 第2実施形態の往復移動連動機構の駆動説明用のフローチャートである。
以下、本発明について図面を参照しつつ説明する。なお、理解を容易にするために、操縦者から見て、前方を前側、後方を後側、右手側を右側、左手側を左側として便宜的に方向を示して説明しているが、これらにより構成が限定されるものではない。
図1,2に示すように、コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取装置3が設けられ、刈取装置3の後側の機体フレーム1の左側に刈取装置3で収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられている。また、刈取装置3の後側の機体フレーム1の右側に操縦者が搭乗する操縦部5が設けられ、操縦部5の後側の機体フレーム1の右側に脱穀装置4で脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク6が設けられている。なお、グレンタンク6に貯留された穀粒は、排出筒7によって外部に排出される。
図3に示すように、脱穀装置4の上部の扱室11には、フィードチェン10によって株元を挟持され搬送されてくる穀稈の穂先部を脱穀処理する扱胴12が設けられている。また、扱胴12の下側には、受網13が張設され、扱胴12の上側には、扱室11の右側に設けられた支軸を中心として揺動開閉する扱胴カバー14が設けられている。
扱室11の下側には、扱胴12によって脱穀処理された穀粒を選別する揺動選別装置15が設けられている。図3,4に示すように、揺動選別装置15は、前側から順に、板状体から形成された移送棚16と、前後方向に所定の間隔を隔てて並設され上下方向に傾斜した複数の固定シーブ26から形成され第1チャフシーブ(請求項における「チャフシーブ」)17と、前後方向に所定の間隔を隔てて並設された上下方向に可変可能に傾斜した複数の可動シーブ27から形成され第2チャフシ−ブ18と、左右方向に所定の間隔を隔てて並設された複数の板状体から形成されたストロ−ラック19から形成されている。
また、揺動選別装置15の下側には、前側から順に、第1チャフシーブ17と第2チャフシ−ブ18に向けて選別風を送風する唐箕22と、第1チャフシーブ17と第2チャフシ−ブ18から落下してくる穀粒をグレンタンク6に搬送する1番螺旋23と、ストロ−ラック19から落下してくる枝梗等が付着した穀粒を2番処理室に搬送する2番螺旋24と、2番螺旋24の上側に、枝梗等の粉塵を外部に排出する排塵ファン25が設けられている。
図5に示すように、第1チャフシーブ17には、左右方向に所定の間隔を隔て配置された前後方向に延在する複数の清掃具30が設けられている。また、清掃具30の前部は、左右方向に延在する前側の連結部材31に連結され、清掃具30の後部は、左右方向に延在する前側の連結部材31に連結されている。また、清掃具30は、後述する揺動アーム40等を介して駆動モータ(請求項における「駆動部」)34の正転方向の駆動によって第1チャフシーブ17の左右方向に往復移動される。これにより、第1チャフシーブ17の落下してくる選別物である穀粒や枝梗等の粉塵の第1チャフシーブ17への付着を防止して、第1チャフシーブ17の全面に選別物を均一に分散することができる。
図6〜10に示すように、清掃具30は、合成樹脂材から形成された前後方向に延在する清掃プレート28と、清掃プレート28の前後方向に所定の間隔を隔てて設けられた合成樹脂材から形成された複数のスクレーパ29から形成されている。また、清掃プレート28におけるスクレーパ29の下側の部位には、第1チャフシーブ17の固定シーブ26を挿通するガイド穴32が形成されている。なお、スクレーパ29の左右方向の両端部には、移動方向に対して所定角度に傾斜する傾斜刃縁29Aが形成され、図6等に示すように、平面視において略ハの字形状に形成されている。これにより、清掃具30は、固定シーブ26に沿って左右方向に往復移動して、固定シーブ26の上面に当接するスクレーパ29によって固定シーブ26に付着した選別物を効率よく除去することができる。
図11に示すように、連結部材31により連結された清掃具30における最も左側に設けられた清掃具30に設けられたピン(図示省略)は、揺動アーム40の後部に形成された長穴41に係合されている。揺動アーム40の前部は、揺動選別装置15の移送棚16の下面に立設されている支軸39に回転自在に支持され、支軸39を中心として両端部が前後方向に揺動する天秤アーム38に固定されている。また、天秤アーム38の両端部には、駆動モータ34の正転方向の駆動によって互い違いに引き操作される一対の操作ケーブル37A,37Bの先端部がそれぞれ連結されている。これによって、駆動モータ34を正転方向に駆動して操作ケーブル37A,37Bを互い違いに引き操作することによって、連結部材31により連結された清掃具30を第1チャフシーブ17に対して左右方向に往復移動することができる。
図12に示すように、クランクアーム35の基部は、駆動モータ34の出力軸に連結され、クランクアーム35の先端部に設けられたピン36には、スプリング42とプレート43を介して操作ケーブル37A,37Bの基端部がそれぞれ係合されている。これにより、駆動モータ34の正転方向の駆動によって、操作ケーブル37A,37Bを互い違いに引き操作することができ、引き操作時に過度な加重が操作ケーブル37A,37Bに加わることを防止することができる。
<選別物の除去方法>
次に、揺動選別装置15の左右方向の側壁と清掃具30の間に挟まった選別物を除去する方法について説明する。図13に示すように、操縦部5に設けられた制御装置50の入力側には、脱穀装置4にエンジンの回転を伝動する伝動ラインに設けられた脱穀クラッチ51と、駆動モータ34に供給される電流値を検出する過電流センサ52と、駆動モータ34の温度を検出して、駆動モータ34の温度が所定の温度以上になった場合に、駆動モータ34の供給ラインの接続を解除するサーマルプロテクタ(温度スイッチ)53のが所定の入力インターフェース回路を介して接続されている。一方、制御装置50の出力側には、駆動モータ34が所定の出力インターフェース回路を介して接続されている。
(第1実施形態)
ステップS1において、制御装置50は、脱穀クラッチ51が接続状態であるか接続が解除されている解除状態であるかを判断する。脱穀クラッチ51が接続状態であると判断した場合はステップ2に進み。一方、脱穀クラッチ51が解除状態であるかを判断した場合にはスタートに戻る。
ステップ2において、制御装置50は、駆動モータ34を正転方向の駆動に駆動させる。なお、駆動モータ34が正転方向の駆動を開始されると、操作ケーブル37A,37Bが互い違いに引き操作されて、清掃具30が第1チャフシーブ17の左右方向に往復移動を開始する。
ステップS3において、制御装置50は、過電流センサ52からの入力値が所定の電流値超の過電流状態であるか、過電流センサ52からの入力値が所定の電流値内の通常電流状態であるか判断する。過電流センサ52からの入力値が過電流状態であると判断した場合は、ステップS4に進む。一方、過電流センサ52からの入力値が通常電流状態であると判断した場合には、駆動モータ34の正転方向の駆動を継続する。なお、揺動選別装置15の左右方向の側壁と清掃具30の間に選別物が挟まった場合は、過電流センサ52からの入力値が過電流状態となり、揺動選別装置15の左右方向の側壁と清掃具30の間に選別物が挟まっていない場合には、過電流センサ52からの入力値は通常電流状態になる。
上記の通常電流状態では、駆動モータ34に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲以内となり、上記の過電流状態では、駆動モータ34に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲よりも大きくなる。
第1実施形態においては、ステップS3において、過電流センサ52からの入力値を判断基準に使用しているが、過電流センサ52からの入力値に替えてサーマルプロテクタ53の入力値を判断基準に使用することもできる。この場合には、制御装置50が、サーマルプロテクタ53の入力値が駆動モータ34の温度が所定の温度超になりサーマルプロテクタ53の接続が解除された解除状態であると判断した場合は、ステップS4に進み。一方、サーマルプロテクタ53の入力値が駆動モータ34の温度が所定の温度以内にありサーマルプロテクタ53が接続された接続状態であると判断した場合には、駆動モータ34の正転方向の駆動を継続する。
ステップ4においては、制御装置50は、駆動モータ34を逆転方向に駆動させる。これにより、揺動選別装置15の左右方向の側壁と清掃具30の間の間隔を広げて、揺動選別装置15の左右方向の側壁と清掃具30の間に挟まった選別物を第1チャフシーブ17から落下させることができ、揺動選別装置15の左右方向の側壁の破損と、清掃具30の破損と、駆動モータ34の破損を防止することができる。
(第2実施形態)
ステップS1〜S3は、第1実施形態と同じであるので説明を省略する。ステップS4において、制御装置50は、駆動モータ34の駆動を所定時間に亘って停止する。これにより、駆動モータ34が冷却され駆動モータ34の破損を防止することができる。また、駆動モータ34の駆動を停止する停止時間を、清掃具30が第1チャフシーブ17の左右方向に1回往復移動する時間よりも長い時間に設定するのが好適である。これによって、駆動モータ34をより冷却することができる。
ステップ5においては、制御装置50は、駆動モータ34を逆転方向に駆動させる。これにより、揺動選別装置15の左右方向の側壁と清掃具30の間の間隔を広げて、揺動選別装置15の左右方向の側壁と清掃具30の間に挟まった選別物を第1チャフシーブ17から落下させることができ、揺動選別装置15の左右方向の側壁の破損と、清掃具30の破損と、駆動モータ34の破損を防止することができる。
第1,2実施形態においては、過電流センサ52からの入力値やサーマルプロテクタ53からの入力値に応じて、駆動モータ34の駆動方法を切換えているが、揺動選別装置15の左右方向の側壁に清掃具30が近接した場合に、駆動モータ34の停止と駆動モータ34の逆転駆動を行うように駆動用プログラムを作成することもできる。
(駆動モータの変速制御)
また、上述の駆動モータ34の正逆転制御に替えて、この駆動モータ34の駆動速度を、過電流センサ52の検出結果に応じて自動的に変速制御するように構成してもよい。
即ち、過電流センサ52によって、所定の電流値範囲を超える電流が駆動モータ34に流れていることが検出された場合(駆動モータ34に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲よりも大きくなったことが検出された場合)は、駆動モータ34を低速の第1速度で駆動させる。
一方、過電流センサ52によって、所定の電流値範囲内の電流が駆動モータ34に流れていることが検出された場合(駆動モータ34に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲以内の場合)には、駆動モータ34を前記の第1速度よりも高速の第2速度で駆動させる。
これによって、駆動モータ34の破損を少なくすることができる。
また、過電流センサ52によって、所定の電流値範囲内の電流が駆動モータ34に流れていることが検出された場合(駆動モータ34に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲よりも小さくなった場合)は、駆動モータ34を低速の第1速度で駆動させ、一方、過電流センサ52によって、所定の電流値範囲を超える電流が駆動モータ34に流れていることが検出された場合(駆動モータ34に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲よりも大きくなった場合)には、駆動モータ34を前記の第1速度よりも高速の第2速度で駆動させる。
これによって、固定シーブ26上の処理物が増加しても、この処理物を高速で往復移動する清掃具30によって拡散させて漏下させ、固定シーブ26での処理物の詰まりを防止することができる。
3 刈取装置
12 扱胴
15 揺動選別装置
17 第1チャフシーブ(チャフシーブ)
26 固定シーブ
30 清掃具
34 駆動モータ(駆動部)
50 制御装置

Claims (3)

  1. 脱穀装置(3)の上部に穀稈を脱穀処理する扱胴(12)を備え、該扱胴(12)の下側に脱穀処理された穀粒を選別処理する揺動選別装置(15)を備えた脱穀装置において、前記揺動選別装置(15)のチャフシーブ(17)に、前後方向に所定の間隔を隔てて並設された固定シーブ(26)を備え、該固定シーブ(26)に付着した選別物を除去する複数の清掃具(30)を左右方向に所定の間隔を有して並設し、該複数の清掃具(30)を一体的に左右方向に往復移動させる駆動部(34)を設け、該駆動部(34)に掛かる駆動負荷の大きさに応じて前記駆動部(34)の駆動速度を変速制御する制御装置(50)を設けたことを特徴とする脱穀装置。
  2. 前記駆動部(34)に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲よりも大きくなった場合は、前記駆動部(34)を低速の第1速度で駆動させ、前記駆動部(34)に掛かる駆動負荷が前記所定の負荷範囲以内の場合には、前記駆動部(34)を前記第1速度よりも高速の第2速度で駆動させる構成とした請求項1に記載の脱穀装置。
  3. 前記駆動部(34)に掛かる駆動負荷が所定の負荷範囲以内の場合は、前記駆動部(34)を低速の第1速度で駆動させ、前記駆動部(34)に掛かる駆動負荷が前記所定の負荷範囲よりも大きくなった場合には、前記駆動部(34)を前記第1速度よりも高速の第2速度で駆動させる構成とした請求項1に記載の脱穀装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019181215A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 ヤンマー株式会社 コンバイン

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