JP2017168132A - 仮想オブジェクトの表示システム、表示システムプログラム及び表示方法 - Google Patents

仮想オブジェクトの表示システム、表示システムプログラム及び表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末400に表示される土地や構造物等の目標物Tと仮想オブジェクトVの相対位置を略同一として、端末400に表示される仮想オブジェクトVの表示を変化させること。【解決手段】撮像部420を備える端末400で目標物Tを撮像することにより、端末400の表示部450に表示される目標物Tに対して、仮想オブジェクトVを重畳表示する表示システム100の端末400であって、端末400は、目標物Tの位置を決定し、仮想オブジェクトVを表示部450に重畳表示させる第1表示処理部430を含み、表示処理部230は、目標物Tと仮想オブジェクトVとの相対位置を略同一に表示させる表示システム100の端末400を提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、仮想オブジェクトの表示システム、表示システムプログラム及び表示方法に関する。
近年、表示画面に表示された実空間に対して、仮想オブジェクトを表示する拡張現実(AR:Augmented Reality)に関する技術が注目されている。
仮想オブジェクトは、一般的には、スマートフォン等の携帯電話、タブレット等の通信端末、ヘッドマウントディスプレイ、眼鏡型端末等のウェアラブル端末等の表示画面に表示される。
特許文献1に係る発明は、表示装置は、撮像した画像に情報を付加して表示する表示装置であり、対象空間の画像を撮像する撮像部と、撮像した画像から、対象空間内の、例えば、建築物等の構造物の立体形状を判別する判別部と、判別された立体形状に基づいて、構造物の特定の箇所に対応する画像中の領域に情報を付加して表示する表示処理部とを備えるものである。
特開2013−214913号公報
特許文献1に係る発明は、建築物等の構造物の立体形状を判別し、表示処理部によって画像中の領域に仮想オブジェクトの情報を表示させることができる。
しかしながら、表示画面に仮想オブジェクトを表示させるのみであり、表示画面に表示される構造物と共に仮想オブジェクトの向き・大きさは変化しない。
本発明の目的は、端末に表示される構造物等と仮想オブジェクトの相対位置を略同一として、端末に表示される仮想オブジェクトの表示を変化させることである。
本発明に係る表示システムの端末は、撮像部を備える端末で目標物を撮像することにより、前記端末の表示部に表示される前記目標物に対して、仮想オブジェクトを重畳表示する表示システムの端末であって、
前記端末は、
前記目標物の位置を決定し、前記仮想オブジェクトを前記表示部に重畳表示させる表示処理部を含み、
前記表示処理部は、前記目標物と前記仮想オブジェクトとの相対位置を略同一に表示させるものである。
このようなものであれば、例えば、タブレット等の端末の撮像部で目標物を撮像する位置が変われば、目標物に合わせて仮想オブジェクトの表示も変化する。
したがって、端末が目標物に近づけば、仮想オブジェクトの表示は、他に表示されているものと同様に大きくなる。また、端末が目標物から離れれば、仮想オブジェクトの表示は、他に表示されているものと同様に小さくなる。
「仮想オブジェクト」とは、AR、VR(Virtual Reality)又はMR(Mixed Reality)に用いられる仮想物のことである。仮想オブジェクトは2次元画像、3次元画像いずれであってもよいが、3次元画像が好ましい。
仮想オブジェクトが3次元画像であれば、タブレット等の端末の利用者は、様々な角度から仮想オブジェクトを見ることができる。
仮想オブジェクトの例としては、家、ビル、マンション等の建築物、看板、車、家具、ピアノ、植木、植栽、標識等が挙げられる。
例えば、目標物が土地で仮想オブジェクトが建築物(仮想建築物)の場合、仮想建築物が実際にその土地に建っているかのように表示部に表示される。
したがって、家を建てようとしている人は、仮想建築物を表示部であるディスプレイで見ることで、どのような状態になるかイメージし易くなる。
また、タブレット等の端末の利用者は、仮想建築物から離れれば、仮想建築物が小さく表示され、仮想建築物に近づけば、仮想建築物が大きく表示される。
また、タブレット等の端末の利用者は、仮想建築物の側面や後面を見たりすることもできる。つまり、タブレット等の端末の利用者は、仮想建築物が実際にその土地に建っているかのように表示部のディスプレイで見ることができる。
仮想オブジェクトが看板(仮想看板)の場合、例えば店舗の看板がどのような状態になるか、看板を設置しようとしている人は、仮想看板をタブレット等の端末のディスプレイでみることで、イメージがし易くなる。つまり、看板のデザインと店舗等の愛称、看板の設置場所等の検討がし易くなる。
仮想オブジェクトが家具(仮想家具)の場合、家具を買おうとしている人は、仮想家具を表示部であるディスプレイでみることで、家具と部屋の愛称、設置場所等、どのような状態になるかイメージがし易くなる。
この場合、タブレット等の端末の利用者は、様々な角度から仮想家具をディスプレイで見ることができ、購入意欲が湧き易い。
前記表示処理部が、前記目標物に対して、前記表示部に表示される仮想上のターゲットエリアが合わせられることにより、前記目標物の位置を決定する位置決定部と、
前記位置決定部によって決定された位置に対して、前記仮想オブジェクトを重畳表示する重畳表示部と、を含むものが好ましい。このようなものであれば、現実の目標物にマーカを設けなくてもよい。なお、目標物の形状とターゲットエリアの形状は同一でなくてもよい。
前記端末が前記目標物に近づく場合、前記表示部に重畳表示される前記仮想オブジェクトが前記目標物と共に大きく表示され、
前記端末が前記目標物から離れる場合、前記表示部に重畳表示される前記仮想オブジェクトが前記目標物と共に小さく表示されるものが好ましい。
このようなものであれば、例えば、目標物が土地で仮想オブジェクトが建築物(仮想建築物)の場合、仮想建築物が実際にその土地に建っているかのように表示部に表示される。
したがって、家を建てようとしている人は、仮想建築物を表示部であるディスプレイで見ることで、どのような状態になるかイメージし易くなる。
また、例えば、看板を設置しようとしている人は、仮想看板を表示部であるディスプレイで見ることで、どのような状態になるかイメージし易くなる。
前記仮想オブジェクトが建築物又は看板であってもよい。このようなものであれば、家を建てようとしている人は、仮想建築物を表示部であるディスプレイで見ることで、どのような状態になるかイメージし易くなる。
また、看板を設置しようとしている人は、仮想看板を表示部であるディスプレイで見ることで、どのような状態になるかイメージし易くなる。
本発明に係る表示システムのサーバは、撮像部を備える端末で目標物を撮像することにより、前記端末の表示部に表示される前記目標物に対して、仮想オブジェクトを重畳表示する表示システムのサーバであって、
前記サーバは、
前記目標物の位置を決定し、前記仮想オブジェクトを重畳表示させる表示処理部を含み、
前記表示処理部は、前記目標物と前記仮想オブジェクトとの相対位置を略同一に表示させるものである。
上述したものは、表示処理部が端末に含まれるものであるが、表示処理部はサーバに含まれるものであってもよい。このようなものであっても上述した表示処理部が端末に含まれる場合と同様の効果を奏する。
本発明に係る表示方法は、撮像部を備える端末で目標物が撮像されることにより、前記端末の表示部に表示される前記目標物に対して、仮想オブジェクトを重畳表示する表示方法であって、
前記端末で前記目標物を撮像する撮像工程と、
前記撮像工程により前記表示部に表示される前記目標物にターゲットエリアが合わせられて、前記目標物の位置を決定する位置決定工程と、
前記位置決定工程により前記目標物に合わせられたターゲットエリア上に前記仮想オブジェクトを前記表示部に重畳表示する重畳表示工程と、を含み、
前記位置決定工程と前記重畳表示工程により、前記目標物と前記仮想オブジェクトとの相対位置を略同一に表示させる方法である。このような方法であれば、上記と同様の効果を奏する。
本発明に係る表示システムのプログラムは、撮像部を備える端末で目標物が撮像されることにより、前記端末の表示部に表示される前記目標物に対して、仮想オブジェクトを重畳表示する表示システムのプログラムであって、
前記プログラムは、
前記目標物の位置が決定され、前記仮想オブジェクトを前記表示部に表示させる表示処理を含み、
前記表示処理は、前記目標物と前記仮想オブジェクトとの相対位置を略同一に表示させるプログラムである。このようなプログラムであれば、上記と同様の効果を奏する。
本発明に係る一実施形態における表示システムの概念図。 本発明に係る一実施形態における表示システムの第2端末。 本発明に係る一実施形態における表示システムの概念図。 本発明に係る一実施形態における表示システムの第2端末。 本発明に係る一実施形態における表示システムの概念図。 本発明に係る一実施形態における表示システムの概念図。 本発明に係る一実施形態における表示システムの第2端末。 本発明に係る一実施形態における表示システムのフローチャート。
以下、本発明に係る表示システム100の実施形態に関して図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態に係る表示システム100は、サーバである第1クラウドサーバ200と、
第1クラウドサーバ200にアクセスすることが可能な端末である第1端末300と、
第1クラウドサーバ200にアクセスすることが可能な端末である第2端末400と、を含む。
第1クラウドサーバ200は、クラウド上に構築されたサーバであり、インターネットを通じてサーバ機能を利用することができるものである。なお、本実施形態では、サーバとして第1クラウドサーバ200を用いているが、クラウドサーバ以外のサーバであってもよい。
第1クラウドサーバ200は、第1端末300及び第2端末400がインターネットで接続可能な通信部210と、
仮想オブジェクトVを第1クラウドサーバ200内に記憶させる記憶部220と、を含む。
通信部210は、第1端末300及び第2端末400と通信する。通信方法は、有線、無線いずれであってもよい。通信部210と第2端末400との通信は、Wi−Fi、Beacon、LTE(Long Term Evolution)等の無線が好ましい。第1端末300及び第2端末400は、複数あってもよい。
記憶部220は、仮想オブジェクトVを記憶(保存)する。つまり、パソコン等の第1端末300の利用者は、第1端末300で作成された仮想オブジェクトVを、第1通信部310を介して、第1クラウドサーバ200の記憶部220に仮想オブジェクトVを保存することができる。なお、本実施形態における仮想オブジェクトVは、家、マンション等の建築物(仮想建築物B)である。
(第1端末300)
端末である第1端末300は、第1クラウドサーバ200にアクセスするため、インターネットにアクセスするための通信機能である第1通信部310と、
仮想オブジェクトVを作成する作成部320と、
仮想オブジェクトVを記憶する第1記憶部330と、
仮想オブジェクトVを表示する第1表示部340と、を含む。
第1端末300の例としては、パソコン、スマートフォン(携帯電話)、タブレット等が挙げられる。
第1通信部310は、インターネットをするための通信を行うところである。第1通信部310により、第1端末300は、第1クラウドサーバ200にアクセスすることができる。
なお、第1通信部310では、Wi−Fi等の無線LAN又は有線LAN等でインターネットにアクセスすることも含まれる。
作成部320では、第1端末300の利用者によって、仮想オブジェクトVが作成される。本実施形態における仮想オブジェクトVは、家、マンション、ビル等の仮想建築物Bである。
作成部320には、3Dキャド等のソフトウェアも含まれる。したがって、第1端末300の利用者が、第1端末300の作成部320で仮想建築物B等の仮想オブジェクトVを作成する。
第1記憶部330では、作成部320で作成された仮想オブジェクトVが記憶される。したがって、第1端末300の利用者は、第1端末300の作成部320で作成された仮想建築物B等の仮想オブジェクトVを、第1記憶部330に保存する。
第1記憶部330では、複数の仮想オブジェクトVが記憶可能である。なお、作成部320で作成された仮想オブジェクトVを第1記憶部330で記憶せずに、直接第1クラウドサーバ200の記憶部220に記憶されてもよい。
つまり、第1端末300の作業者は、仮想オブジェクトVを第1端末300の第1記憶部330に保存したが、第1記憶部330に保存せずに、直接、第1クラウドサーバ200にアップロードし、第1クラウドサーバ200に保存してもよい。
第1表示部340では、作成部320で作成された仮想オブジェクトVが表示される。また、第1表示部340では、第1クラウドサーバ200にアップロードされた仮想オブジェクトVを表示させることができる。
(第2端末400)
端末である第2端末400は、インターネットにアクセスするための通信機能である第2通信部410と、
撮像することが可能な撮像部420と、
第1クラウドサーバ200の第1記憶部220に記憶された仮想オブジェクトVを第2端末400に表示させる表示処理部である第1表示処理部430と、
第1表示処理部430を起動させるためのアプリケーションである第1アプリ440と、
仮想オブジェクトV、画像及び動画等を記憶することが可能な第2記憶部450と、
第1クラウドサーバ200に保存されている仮想オブジェクトVが表示される表示部である第2表示部460と、を含む。
第2端末400の例は、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット等が挙げられる。
第2通信部410は、インターネットにアクセスするための通信を行うところである。第2通信部410により、第2端末400は、第1クラウドサーバ200にアクセスすることができる。
撮像部420は、撮像することができるところである。例としては、第2端末400がスマートフォンやタブレットの場合、それに備え付けられているのカメラが挙げられる。
撮像部420では、画像や動画を撮ることができる。撮像部420を起動するためのアイコン(図示しない)が第2表示部460に表示されている。当該アイコンが選択されることにより、撮像部420が起動する。
なお、第2端末400の利用者は、撮像部420が起動している状態でも、第1アプリ440を起動させることができる。
本実施形態では、第2端末400に撮像部420が含まれているが、撮像部420が外部装置であってもよい。つまり、スマートフォン等の第2端末400に対して、ケーブル等で撮像部420であるカメラが取り付けられる構成であってもよい。
第1表示処理部430は、タブレット等の第2端末400の第2表示部460に仮想オブジェクトVを表示させる。つまり、第2端末400の利用者が、第2通信部410を介して第1クラウドサーバ200にアクセスすることにより、第2端末400の第2表示部460に、仮想オブジェクトVが表示される。
具体的には、第2端末400の第1アプリ440が起動されることにより、第1表示処理部430が作動する。第1表示処理部430の作動内容に関しては後述する。
第1アプリ440は、第1表示処理部430を起動させるためのアプリケーションソフトである。第1アプリ440が第2端末400にダウンロードされることにより、第1表示処理部430が第2端末400にダウンロードされる。第1アプリ440は、第1クラウドサーバ200からダウンロードすることができる。
また、第1アプリ440が第2端末400にダウンロードされることにより、第2端末400の第2表示部460である画面上に、第1アプリ440のアイコン(図示しない)が表示される。
本実施形態では、第1アプリ440のアイコン(図示せず)が第2端末400の第2表示部460に表示されている。第2端末400の利用者は、第1アプリ440のアイコンを選択することにより、第1アプリ440が起動する。
そして、第1アプリ440が起動することにより、第1表示処理部430が起動する。第1表示処理部430が起動することにより、第2端末400は、第2通信部410を介して、第1クラウドサーバ200にアクセスし、仮想オブジェクトVが第2表示部460に表示可能となる。
また、本実施形態では、第1アプリ440のアイコン(図示せず)が選択された場合、第1アプリ440が起動し、それに伴って撮像部420が起動する。
具体的には、第1アプリ440が起動すると第1表示処理部430が起動する。そして、第1アプリ440は、撮像部420を起動させる。なお、第1表示処理部430が、第2端末400の撮像部420を起動させてもよい。
言い換えると、第2端末400の利用者は、第1アプリ440を起動させると、撮像部420が起動する。そして、第2端末400の利用者は、例えば、第2端末400がスマートフォンやタブレットの場合、当該利用者の所有する土地を撮像部420であるカメラで撮像することにより、当該利用者が建設を考えている仮想オブジェクトVである仮想建築物Bを、第2表示部460であるディスプレイに表示させることができる。
第2記憶部450は、仮想オブジェクトV、画像及び動画等を記憶(保存)することができるところである。例えば、撮像部420で撮像した画像や動画を第2記憶部450に保存することができる。
なお、第1クラウドサーバ200の記憶部220に保存(記憶)されている仮想オブジェクトVは、第2記憶部450に記憶されてもよい。
(第1表示処理部430)
第1表示処理部430は、第2端末400の第1アプリ440を起動させることにより起動する。
図1に示すように、第1表示処理部430は、第2端末400の第2表示部460に仮想オブジェクトVを表示させる位置を決定する位置決定部である第1位置決定部431と、
第1位置決定部431によって決定された位置に仮想オブジェクトVを表示させる重畳表示部である第1重畳表示部432と、を含む。
第1位置決定部431は、仮想オブジェクトVを配置させるための座標認識手段を有する。
図2に示すように、第1位置決定部431は、タブレット等の第2端末400の第2表示部460に、仮想オブジェクトVを配置させる位置を決定するためのターゲットエリア431aを表示させる。
具体的には、図3に示すように、第1位置決定部431は、スマートフォン、タブレット等の第2端末400と、目標物T(本実施形態では所定の土地)との間に投影面Pを想定して、第2表示部460上の目標物T(本実施形態では所定の土地)の座標を算出する。
投影面Pは、タブレット等の第2端末400の第2表示部460と対応しており、投影面P上の目標物T(本実施形態では所定の土地)が第2表示部460に表示される。
より具体的には、第1位置決定部431は、撮像部420により第2表示部460に表示される画像をもとに、目標物Tの位置(x,y,z)、第2端末400から目標物Tまでの距離d、投影面までの距離eの関係を用いて、投影面上のターゲットエリア431aの座標を算出する。
本実施形態では、目標物Tは所定の土地であるため、例えば図3に示すような4点(xa1,yb1,zc1)(xa2,yb2,zc2)(xa3,yb3,zc3)(xa4,yb4,zc4)でターゲットエリア431aの座標を算出する。
ターゲットエリア431aの座標は、タブレット等の第2端末400の位置を基準に算出される。タブレット等の第2端末400の姿勢は、第2端末400が有する加速度センサ及び地磁気センサの値を解析することにより求められる。
なお、タブレット等の第2端末400の位置は、既存の位置推定技術を用いて推定されてもよい。例えば、第2端末400の位置が、GPS機能により判断されてもよい。
本実施形態では、第1位置決定部431は、水平機能を有している。このようなものであれば、ターゲットエリア431aが水平に配置される。つまり、仮想オブジェクトVが水平に重畳される。なお、第1位置決定部431が水平機能を有していないものであってもよい。
本実施形態では、ターゲットエリア431aは枠線であり、形状は仮想オブジェクトVによって異なる。ターゲットエリア431aと目標物Tの形状は同一でなくてもよい。
本実施形態では、仮想オブジェクトVである仮想建築物Bを第2表示部460に表示させるためのターゲットエリア431aである。そのため、ターゲットエリア431aは、仮想建築物Bを建設したい土地(目標物T)が、第2表示部460にどのように表示されるかによって形状が異なる。
つまり、タブレット等の第2端末400の姿勢によって、ターゲットエリア431aの形状が異なる。そして、そのターゲットエリア431aの形状に合わせて仮想建築物Bの姿勢が決定し、仮想建築物Bが第2表示部460に表示される。
第2表示部460に表示されている第1アプリ440が起動した場合、撮像部420が起動する。そして、その場合、第2表示部460上には、配置ボタン441と、リセットボタン442と、左右ボタン443と、上下ボタン444と、前後ボタン445と、カメラボタン446と、ライブラリボタン447と、写真ボタン448と、設定ボタン449と、が表示される。
なお、各ボタンの第2表示部460上の配置や形状はどのようなものであってもよく、特に限定されない。
配置ボタン441は、仮想オブジェクトVを第2表示部460上に表示させるためのボタンである。
第2端末400の利用者は、第2表示部460上の配置ボタン441を選択することにより、仮想オブジェクトVが第2表示部460に表示される。したがって、第2端末400の利用者は、仮想建築物Bをターゲットエリア431a上に表示させることができる。
リセットボタン442は、配置ボタン441により第2表示部460に表示された仮想オブジェクトVを第2表示部460から消すためのボタンである。
第2端末400の利用者は、第2表示部460上のリセットボタン442を選択することにより、仮想オブジェクトVを第2表示部460から消すことができる。
左右ボタン443、上下ボタン444及び前後ボタン445は、第2表示部460に表示されてるターゲットエリア431aの位置や大きさを調整するためのボタンである。
つまり、ターゲットエリア431aは、第2端末400の利用者が第2表示部460に表示される左右ボタン443、上下ボタン444、及び、前後ボタン445を選択することにより、ターゲットエリア431aの位置や大きさが変更される。
なお、第2端末400の利用者が第2表示部460に表示されているターゲットエリア431aを指で触れることにより、ターゲットエリア431aの位置や大きさが変更されるものであってもよい。
カメラボタン446は、第2表示部460で表示されている画像の写真を撮るボタンである。
これにより仮想オブジェクトVが表示された第2表示部460の画像が第2記憶部450に記憶される。
ライブラリボタン447は、第2記憶部450に保存(記憶)されている仮想オブジェクトVを第2表示部460に表示させるためのものである。ライブラリボタン447が選択されることにより、保存(記憶)されている仮想オブジェクトVが第2表示部460に表示される。
ライブラリボタン447が選択されると、コード入力欄が第2表示部460に表示される。このコード入力欄に予め定められた画像コードや仮想オブジェクトVのコードが入力されることにより、第2記憶部450に保存(記憶)されていない画像や仮想オブジェクトVが第2表示部460に表示される。
これにより、第2端末400の利用者は、使用している第2端末400以外の第2端末400を用いて、仮想オブジェクトVをその第2端末400の第2表示部460に表示させることができる。
写真ボタン448は、第2記憶部450に保存(記憶)されている、カメラボタン446によって撮られた画像を見るためのものである。写真ボタン448が選択されることにより、カメラボタン446によって撮られた画像が第2表示部460に表示される。
設定ボタン449は、第1アプリ440の設定を変更するためのボタンである。
図4に示すように、第1重畳表示部432は、第2端末400の第2表示部460に仮想オブジェクトVを重畳表示させる。
本実施形態では、第1重畳表示部432は、ターゲットエリア431aと、仮想建築物Bの底面とを合わせるように、仮想建築物Bを第2表示部460に重畳表示させる。
これにより、第2端末400の位置が変わった場合、その角度に合わせた仮想建築物Bが第2表示部460に表示される。
つまり、第2端末400の利用者は、目標物Tである土地をいずれの角度から見ても、その角度に合わせた仮想建築物Bを、第2表示部460で見ることができる。
また、第2端末400が仮想建築物B側に近づいた場合、第2表示部460に表示される仮想建築物Bは、周りの実在する建築物と同様に、第2表示部460に大きく表示される。
第2端末400が仮想建築物B側から離れた場合、第2表示部460に表示される仮想建築物Bは、周りの実在する建築物と同様に、第2表示部460に小さく表示される。
つまり、第2端末400の利用者は、目標物Tに近づいた場合、第2表示部460に表示される仮想建築物Bは、周りの実在する建築物と同様に、大きく表示される。
第2端末400の利用者は、目標物Tから離れた場合、第2表示部460に表示される仮想建築物Bは、周りの実在する建築物と同様に、小さく表示される。
このように仮想建築物Bが第2端末400の第2表示部460に表示されれば、第2端末400の利用者は、家を購入する前に、どのように家が配置されるのかよくわかる。
図5に示すように、第2端末400は、複数あってもよい。図5では、第2端末400が、第2端末400a、第2端末400b、第2端末400c、第2端末400dと複数ある。なお、第2端末400の数は限定されない。
つまり、1以上の第2端末400が第1クラウドサーバ200にアクセスされてもよい。また、第1端末300は複数であってもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態では、第1実施形態と同様の内容に関しては、省略して又は簡単に説明する。
図6に示すように、本実施形態に係る表示システム100は、サーバである第2クラウドサーバ250と、
第2クラウドサーバ250にアクセスすることが可能な端末である第1端末300と、
第2クラウドサーバ250にアクセスすることが可能な端末である第2端末500と、を含む。
第2クラウドサーバ250は、第1クラウドサーバ200と同様に、クラウド上に構築されたサーバであり、インターネットを通じてサーバ機能を利用することができるものである。
第2クラウドサーバ250は、第1端末300及び第2端末500がインターネットで接続可能な通信部210と、
仮想オブジェクトVを第2クラウドサーバ250内に記憶させる記憶部220と、
第1記憶部220に記憶された仮想オブジェクトVを第2端末500の第2表示部550に表示させる表示処理部である第2表示処理部230と、を含む。
通信部210は、第1端末300及び第2端末500と通信する。通信部210は、第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
記憶部220は、仮想オブジェクトVを記憶(保存)する。記憶部220は、第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
第2表示処理部230は、タブレット等の第2端末500の第2表示部550に仮想オブジェクトVを表示させる。つまり、第2端末500の利用者が、第2通信部510を介して第2クラウドサーバ250にアクセスすることにより、第2端末500の第2表示部550に、仮想オブジェクトVが表示される。
具体的には、第2端末500の第2アプリ530が起動されることにより、第2表示処理部230が作動する。第2表示処理部230の作動内容は、第1表示処理部430と同様である。
端末である第1端末300は、第2クラウドサーバ250にアクセスするため、インターネットにアクセスするための通信機能である第1通信部310と、
仮想オブジェクトVを作成する作成部320と、
仮想オブジェクトVを記憶する第1記憶部330と、
仮想オブジェクトVを表示する第1表示部340と、を含む。第1端末300は、第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
(第2端末500)
端末である第2端末500は、インターネットにアクセスするための通信機能である第2通信部510と、
撮像することが可能な撮像部520と、
第2クラウドサーバ250の第2表示処理部230を起動させるためのアプリケーションである第2アプリ530と、
仮想オブジェクトV、画像及び動画等を記憶することが可能な第2記憶部540と、
第2クラウドサーバ250に保存されている仮想オブジェクトVが表示される第2表示部550と、を含む。
第2端末500の例は、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット等が挙げられる。
第2通信部510は、インターネットにアクセスするための通信を行うところである。第2通信部510により、第2端末500は、第2クラウドサーバ250にアクセスすることができる。
撮像部520は、撮像することができるところである。撮像部520は、第1実施形態と同様であるため詳細な内容は省略する。
第2アプリ530は、第2クラウドサーバ250の第2表示処理部230を起動させるためのアプリケーションソフトである。第2アプリ530が第2端末500にダウンロードされることにより、第2端末500の第2表示部550である画面上に、第2アプリ530のアイコン(図示しない)が表示される。
本実施形態では、第2アプリ530のアイコン(図示せず)が第2端末500の第2表示部550に表示されている。第2端末500の利用者は、第2アプリ530のアイコンを選択することにより、第2アプリ530が起動する。そして、第2通信部510を介して、第2クラウドサーバ250にアクセスし、第2表示処理部230が起動する。
また、本実施形態では、第2アプリ530のアイコン(図示せず)が選択された場合、第2アプリ530が起動し、それに伴って撮像部520が起動する。
具体的には、第2アプリ530が起動すると第2表示処理部230が起動する。そして、第2アプリ530は、第2端末500の撮像部520を起動させる。
言い換えると、第2端末500の利用者は、第2アプリ530を起動させると、撮像部520が起動する。そして、第2端末500の利用者は、例えば、第2端末500がスマートフォンやタブレットの場合、当該利用者の所有する土地を撮像部520であるカメラで撮像することにより、当該利用者が建設を考えている仮想オブジェクトVである仮想建築物Bを、第2表示部550であるディスプレイに表示させることができる。
第2記憶部540は、仮想オブジェクトV、画像及び動画等を記憶(保存)することができるところである。例えば、撮像部520で撮像した画像や動画を第2記憶部540に保存することができる。
なお、第2クラウドサーバ250の記憶部220に保存(記憶)されている仮想オブジェクトVは、第2記憶部540に記憶されてもよい。
(第2表示処理部230)
上述したように、第2クラウドサーバ250は、第2表示処理部230を含む。そして、第2表示処理部230は、第2端末500の第2アプリ530を起動させることにより起動する。
図6に示すように、第2表示処理部230は、第2端末500の第2表示部550に仮想オブジェクトVを表示させる位置を決定する位置決定部である第2位置決定部231と、
第2位置決定部231によって決定された位置に仮想オブジェクトVを表示させる重畳表示部である第2重畳表示部232と、を含む。
第2位置決定部231は、仮想オブジェクトVを配置させるための座標認識手段を有する。第2位置決定部231は、第1位置決定部431と同様であるため、詳細な説明は省略する。
第2表示部550に表示されている第2アプリ530が起動した場合、撮像部420が起動する。そして、その場合、第2表示部550上には、第1表示部460と同様に、配置ボタン441と、リセットボタン442と、左右ボタン443と、上下ボタン444と、前後ボタン445と、カメラボタン446と、ライブラリボタン447と、写真ボタン448と、設定ボタン449と、が表示される。各種ボタンの説明は、第1実施形態と同様であるため省略する。
図4に示すように、第2重畳表示部232は、第2端末500の第2表示部550に仮想オブジェクトVを重畳表示させる。
本実施形態では、第2重畳表示部232は、ターゲットエリア431aと、仮想建築物Bの底面とを合わせるように、仮想建築物Bを第2表示部550に重畳表示させる。
これにより、第2端末500の位置が変わった場合、その角度に合わせた仮想建築物Bが第2表示部550に表示される。
つまり、第2端末500の利用者は、目標物Tである土地をいずれの角度から見ても、その角度に合わせた仮想建築物Bを、第2表示部550で見ることができる。
また、第2端末500が仮想建築物B側に近づいた場合、第2表示部550に表示される仮想建築物Bは、周りの実在する建築物と同様に、第2表示部550に大きく表示される。
第2端末500が仮想建築物B側から離れた場合、第2表示部550に表示される仮想建築物Bは、周りの実在する建築物と同様に、第2表示部550に小さく表示される。
つまり、第2端末500の利用者は、目標物Tに近づいた場合、第2表示部550に表示される仮想建築物Bは、周りの実在する建築物と同様に、大きく表示される。
第2端末500の利用者は、目標物Tから離れた場合、第2表示部550に表示される仮想建築物Bは、周りの実在する建築物と同様に、小さく表示される。
第2端末500は、第1実施形態と同様に、複数あってもよい。なお、第2端末500の数は限定されない。つまり、1以上の第2端末500が第2クラウドサーバ250にアクセスされてもよい。
<第3実施形態>
第3実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態と同様の内容に関しては、省略して又は簡単に説明する。また、第3実施形態では、第1実施形態の表示システム100を用いて説明する。
図7に示すように、第3実施形態は、仮想オブジェクトVか看板(仮想看板N)の場合である。この場合、目標物Tは、店舗等の建築物の外壁等である。
そして、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、第2表示部450に表示されたターゲットエリア431aの大きさや位置が調整され、第1位置決定部431によってターゲットエリア431aの位置が決定される。
第2端末400の利用者が配置ボタン441を選択することにより、第1位置決定部431によって決定されたターゲットエリア431a上に仮想看板Nが第2表示部450に表示される。
つまり、配置ボタン441が選択されることにより、第1位置決定部431によって決定されたターゲットエリア431a上に仮想看板Nが第2表示部450に表示される。なお、ターゲットエリア431aと目標物Tの形状は一致しなくてもよい。
この場合、第2端末400の利用者は、仮想看板Nの配置や大きさ、仮想看板Nと周りとの調和等の検討がし易い。
(仮想オブジェクトVの表示に係るフローチャート)
図8を用いて、表示システム100の一例についてフローチャートで説明する。
パソコン等の第1端末300の作成部320を用いて、仮想オブジェクトVが作成される(ステップS11)。
作成部320を用いて作成された仮想オブジェクトVが、第1記憶部330に記憶される(ステップS12)。
第1端末300の利用者は、作成された仮想オブジェクトVを第1表示部340でどのように表示されるか確認することができる。
作成された仮想オブジェクトVは、第1通信部310及び通信部210を介して第1クラウドサーバ200の記憶部220に記憶(保存)される(ステップS13)。
第2端末400の利用者が、第1アプリ440を起動させる。つまり、第1アプリ440が起動する(ステップS14)。これに連動して、第2端末400では撮像部420が起動する。
また、第1アプリ440の起動に連動して、第1位置決定部431が起動し、第2表示部460にターゲットエリア431aが表示される。
第2端末400の利用者は、第1アプリ440の起動に連動して起動した撮像部420により目標物Tを撮像する。つまり、第1アプリ440の起動に連動して起動した撮像部420により、目標物Tが撮像される(ステップS15、撮像工程)。
第2端末400の利用者は、ターゲットエリア431aを目標物Tに合わせる。つまり、第2表示部460でターゲットエリア431aが、所定の目標物Tに合わせられる(ステップS16、位置設定工程)。
なお、本実施形態では、ターゲットエリア431aは、仮想オブジェクトVの形状と、タブレット等の第2端末400の姿勢とにより形状が決定する。
ターゲットエリア431aは、自動的に目標物Tを認識するように設定されてもよく、第2端末400の利用者の手動により、ターゲットエリア431aが目標物Tに合わせられてもよい。
また、本実施形態では、ターゲットエリア431aは、第2表示部450に表示される仮想上のものであるが、実際に目標物Tにターゲットエリアを設けてもよい。
第2端末400の利用者は、ターゲットエリア431aを目標物Tに合わせた状態で、配置ボタン441を選択する。つまり、ターゲットエリア431aが目標物Tに合わせられた状態で、配置ボタン441が選択される(ステップS17、重畳表示工程)。
これにより、仮想オブジェクトVが第2表示部460に表示される(ステップS18、重畳表示工程)。
例えば、仮想オブジェクトVが仮想建築物Bであり、目標部Tが所定の土地の場合、タブレット等の第2端末400の利用者は、ターゲットエリア431aを目標物Tである土地に合わせ、配置ボタン441を選択することにより、仮想建築物Bが第2表示部460に表示される。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。
100…表示システム
200…第1クラウドサーバ(サーバ)
210…通信部
220…記憶部
230…第2表示処理部(表示処理部)
231…第2位置決定部(位置決定部)
250…第2クラウドサーバ(サーバ)
431a…ターゲットエリア
232…第2重畳表示部(重畳表示部)
300…第1端末(端末)
310…第1通信部
320…作成部
330…第1記憶部
340…第1表示部(表示部)
400…第2端末(端末)
410…第2通信部
420…撮像部
430…第1表示処理部(表示処理部)
431…第1位置決定部(位置決定部)
432…第1重畳表示部(重畳表示部)
440…第1アプリ(アプリケーション)
450…第2記憶部
460…第2表示部(表示部)
500…第2端末(端末)
540…第2アプリ(アプリケーション)


Claims (7)

  1. 撮像部を備える端末で目標物を撮像することにより、前記端末の表示部に表示される前記目標物に対して、仮想オブジェクトを重畳表示する表示システムの端末であって、
    前記端末は、
    前記目標物の位置を決定し、前記仮想オブジェクトを重畳表示させる表示処理部を含み、
    前記表示処理部は、前記目標物と前記仮想オブジェクトとの相対位置を略同一に表示させる表示システムの端末。
  2. 前記表示処理部が、前記目標物に対して、前記表示部に表示される仮想上のターゲットエリアが合わせられることにより、前記目標物の位置を決定する位置決定部と、
    前記位置決定部によって決定された位置に対して、前記仮想オブジェクトを重畳表示する重畳表示部と、を含む請求項1記載の表示システムの端末。
  3. 前記端末が前記目標物に近づく場合、前記表示部に重畳表示される前記仮想オブジェクトが前記目標物と共に大きく表示され、
    前記端末が前記目標物から離れる場合、前記表示部に重畳表示される前記仮想オブジェクトが前記目標物と共に小さく表示される請求項1又は2記載の表示システムの端末。
  4. 前記仮想オブジェクトは建築物又は看板である請求項1、2又は3記載の表示システムの端末。
  5. 撮像部を備える端末で目標物を撮像することにより、前記端末の表示部に表示される前記目標物に対して、仮想オブジェクトを重畳表示する表示システムのサーバであって、
    前記サーバは、
    前記目標物の位置を決定し、前記仮想オブジェクトを前記表示部に重畳表示させる表示処理部を含み、
    前記表示処理部は、前記目標物と前記仮想オブジェクトとの相対位置を略同一に表示させる表示システムのサーバ。
  6. 撮像部を備える端末で目標物が撮像されることにより、前記端末の表示部に表示される前記目標物に対して、仮想オブジェクトを重畳表示する表示方法であって、
    前記端末で前記目標物を撮像する撮像工程と、
    前記撮像工程により前記表示部に表示される前記目標物にターゲットエリアが合わせられて、前記目標物の位置を決定する位置決定工程と、
    前記位置決定工程により前記目標物に合わせられたターゲットエリア上に前記仮想オブジェクトを前記表示部に重畳表示する重畳表示工程と、を含み、
    前記位置決定工程と前記重畳表示工程により、前記目標物と前記仮想オブジェクトとの相対位置を略同一に表示させる表示方法。
  7. 撮像部を備える端末で目標物が撮像されることにより、前記端末の表示部に表示される前記目標物に対して、仮想オブジェクトを重畳表示する表示システムのプログラムであって、
    前記プログラムは、
    前記目標物の位置が決定され、前記仮想オブジェクトを前記表示部に表示させる表示処理を含み、
    前記表示処理は、前記目標物と前記仮想オブジェクトとの相対位置を略同一に表示させる表示システムのプログラム。


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