JP2017167959A - 評価装置、評価方法、および評価プログラム - Google Patents

評価装置、評価方法、および評価プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017167959A
JP2017167959A JP2016054336A JP2016054336A JP2017167959A JP 2017167959 A JP2017167959 A JP 2017167959A JP 2016054336 A JP2016054336 A JP 2016054336A JP 2016054336 A JP2016054336 A JP 2016054336A JP 2017167959 A JP2017167959 A JP 2017167959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
transition
evaluation
transition destination
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016054336A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6813272B2 (ja
Inventor
野村 拓也
Takuya Nomura
拓也 野村
弘樹 下羅
Hiroki Shimora
弘樹 下羅
征良 中村
Yukiyoshi Nakamura
征良 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2016054336A priority Critical patent/JP6813272B2/ja
Publication of JP2017167959A publication Critical patent/JP2017167959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6813272B2 publication Critical patent/JP6813272B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】遷移先コンテンツを評価すること。【解決手段】本願に係る評価装置は、第1情報取得部と、第2情報取得部と、評価部とを備える。第1情報取得部は、端末装置に表示される画面の遷移元となる複数の遷移元コンテンツのうち、第1遷移元コンテンツが選択されることによって、画面の遷移先となる第1遷移先コンテンツに関する情報を取得する。第2情報取得部は、複数の遷移元コンテンツのうち、第2遷移元コンテンツが選択されることによって、画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報および/または第1遷移元コンテンツに関する情報を取得する。評価部は、第1情報取得部によって取得される情報および第2情報取得部によって取得される情報に基づいて、第1遷移先コンテンツと、第1遷移元コンテンツおよび/または第2遷移先コンテンツとの親和性を評価する。【選択図】図2

Description

本発明は、評価装置、評価方法、および評価プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した広告配信が盛んに行われている。例えば、端末装置に表示されるウェブページ内に設定された広告枠に、企業や商品等の広告コンテンツを表示し、かかる広告コンテンツが選択(クリック)されると、端末装置の画面を広告主のウェブページへ遷移させる広告配信が行われている。
また、近年では、ウェブページ内の他のコンテンツにフォーマットを合わせたネイティブ広告と呼ばれる広告コンテンツを広告枠内に表示させることによって、閲覧者に広告コンテンツのクリックやコンバーションを促す広告配信が行われている。
特開2002−63510号公報
しかしながら、ネイティブ広告の場合、広告コンテンツがクリックされることによって画面の遷移先となる遷移先コンテンツのイメージと、画面の遷移元である広告コンテンツのイメージとが大きく異なると、閲覧者にネガティブな印象を与える恐れがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、遷移先コンテンツを評価することができる評価装置、評価方法、および評価プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る評価装置は、第1情報取得部と、第2情報取得部と、評価部とを備える。第1情報取得部は、端末装置に表示される画面の遷移元となる複数の遷移元コンテンツのうち、前記画面内の第1遷移元コンテンツが選択されることによって前記画面の遷移先となる第1遷移先コンテンツに関する情報を取得する。第2情報取得部は、前記複数の遷移元コンテンツのうち、前記画面内の第2遷移元コンテンツが選択されることによって前記画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報および/または前記第1遷移元コンテンツに関する情報を取得する。評価部は、前記第1情報取得部によって取得される情報および前記第2情報取得部によって取得される情報に基づいて、前記第1遷移先コンテンツと、前記第1遷移元コンテンツおよび/または前記第2遷移先コンテンツとの親和性を評価する。
実施形態の一態様によれば、遷移先コンテンツを評価することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る遷移元コンテンツおよび遷移先コンテンツの一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る評価装置が設けられるコンテンツ配信システムの構成例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係る評価装置の構成例を示す説明図である。 図4は、実施形態に係る遷移先コンテンツに関する情報の一例を示す説明図である。 図5は、実施形態に係る遷移元コンテンツに関する情報の一例を示す説明図である。 図6は、実施形態に係る評価基準情報の一例を示す説明図である。 図7は、実施形態に係る評価装置の制御部が実行する処理を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る評価装置の制御部が実行する処理を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る評価装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る評価装置、評価方法、および評価プログラムの実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る評価装置、評価方法、および評価プログラムが限定されるものではない。
[1.評価方法]
まず、実施形態に係る評価装置が行う評価方法について説明する。評価装置は、コンテンツ配信装置から、通信ネットワークを介して、一般のユーザの端末装置へ配信されるコンテンツを評価する装置である。
具体的には、評価装置は、ウェブページに含まれる複数のコンテンツから端末装置によってあるコンテンツが選択される場合に、端末装置の画面の遷移先となるコンテンツと、画面の遷移元となったコンテンツとの親和性を評価する装置である。
以下、端末装置の画面の遷移先となるコンテンツを遷移先コンテンツと称し、画面の遷移元となったコンテンツを遷移元コンテンツと称する。なお、ここでの親和性とは、遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツの視覚的特徴の類似度の高さを示す指標である。つまり、親和性は、遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツの視覚的特徴の類似度が高いほど高くなり、類似度が低いほど低くなる。
図1は、実施形態に係る遷移元コンテンツおよび遷移先コンテンツの一例を示す説明図である。なお、図1における左側には、遷移元コンテンツを示しており、右側には、遷移元コンテンツに対応する遷移先コンテンツを示している。
図1に示すように、ウェブページWは、第1〜第3記事コンテンツN1,N2,N3が縦一列に配置され、第2記事コンテンツN2下に第1広告コンテンツA1が、第3記事コンテンツN3下に第2広告コンテンツA2が挿入されている。なお、図1に示すウェブページWは、一例であり、記事コンテンツや広告コンテンツ以外のコンテンツを含むものであってもよい。
第1〜第3記事コンテンツN1,N2,N3は、端末装置の画面内における各コンテンツの枠(以下、「コンテンツ枠」と記載する)内右側に、ニュース記事の標題が配置され、コンテンツ枠の左側に、ニュース記事に関連するイメージ画像が配置されている。各ニュース記事の標題は、いずれも同一種類およびサイズのフォント(書体)によって記載される。また、各ニュース記事に関連するイメージ画像は、同一のサイズである。
第1,第2広告コンテンツA1,A2は、縦一列に配置される複数のコンテンツ間に挿入される所謂インフィード広告であり、各コンテンツ枠内右側に、広告の標題が配置され、各コンテンツ枠内左側に、広告に関連するイメージ画像が配置される。
第1,第2広告コンテンツA1,A2のイメージ画像は、第1〜第3記事コンテンツN1,N2,N3のイメージ画像と同一サイズである。第1,第2広告コンテンツA1,A2の標題は、第1〜第3記事コンテンツN1,N2,N3の標題と同一種類およびサイズのフォントによって記載される。
このように、第1,第2広告コンテンツA1,A2は、レイアウトやフォントなどといった視覚的特徴が第1〜第3記事コンテンツN1,N2,N3に合わされることで、ウェブページW内へ溶け込んだ印象を閲覧者に与える所謂ネイティブ広告である。ネイティブ広告は、閲覧者にニュース記事の一種として見てもらうことができるので、閲覧者に広告コンテンツのクリックやコンバーションを促すことができる。
これら第1〜第3記事コンテンツN1,N2,N3、および第1,第2広告コンテンツA1,A2は、LP(Landing Page)のURL(Uniform Resource Locator)が対応付けられている。
そして、端末装置の画面は、例えば、第1記事コンテンツN1が端末装置によって選択(クリック操作)される場合に、第1詳細記事コンテンツN11へ遷移する。同様に、端末装置の画面は、例えば、第2記事コンテンツN2が端末装置によって選択される場合に、第2詳細記事コンテンツN21へ遷移する。
第1,第2詳細記事コンテンツN11,N21は、いずれも、コンテンツ枠の上半分右側にニュース記事の標題が配置され、上半物左側に遷移元コンテンツと同一のイメージ画像が配置され、下半分全体に詳細なニュース記事が配置される。各詳細なニュース記事およびニュース記事の標題は、いずれも遷移元コンテンツの標題と種類およびサイズが同一のフォントによって記載される。
このように、一般的に、遷移元コンテンツが記事コンテンツの場合、遷移元コンテンツと遷移先コンテンツとの親和性が高い。しかしながら、遷移元コンテンツが広告コンテンツの場合、遷移元コンテンツと遷移先コンテンツとの親和性が一様に高いとはいえない。
そして、広告コンテンツは、遷移元コンテンツと遷移先コンテンツとの親和性が低い場合、閲覧者にネガティブな印象を与え、広告効果が低減される可能性がある。そこで、実施形態に係る評価装置は、遷移先コンテンツと遷移元コンテンツとの親和性をスコアリングすることによって、遷移先コンテンツの評価を行う。
例えば、第1広告コンテンツA1は、端末装置によって選択されると、端末装置の画面が第1詳細広告コンテンツA11へ遷移する。ここで、遷移元である第1広告コンテンツA1は、背景が白色のコンテンツ枠内左側にイメージ画像が配置され、右側に広告の標題がゴシック体によって記載されている。
これに対して、遷移先となる第1詳細広告コンテンツA11は、遷移元である第1広告コンテンツA1内に配置されたイメージ画像が配置されておらず、第1広告コンテンツA1とは背景色、フォントの種類、およびフォントの装飾など、視覚的特徴が大きく異なる。かかる場合、実施形態に係る評価装置は、第1詳細広告コンテンツA11の親和性を比較的低く評価する。
一方、第2広告コンテンツA2は、端末装置によって選択されると、端末装置の画面が第2詳細広告コンテンツA21へ遷移する。ここで、遷移元である第2広告コンテンツA2は、背景が白色のコンテンツ枠内左側にイメージ画像が配置され、右側に広告の標題がゴシック体によって記載されている。
これに対して、第2詳細広告コンテンツA21は、遷移元である第2広告コンテンツA2内に配置されたイメージ画像と同一のイメージ画像が左上に配置されている。また、第2詳細広告コンテンツA21は、第2広告コンテンツA2と同一の背景色、同一のフォントが使用されており、視覚的特徴が遷移元である第2広告コンテンツA2と類似している。かかる場合、実施形態に係る評価装置は、第2詳細広告コンテンツA21の親和性を比較的高く評価する。
[2.評価システム]
次に、図2を参照し、実施形態に係る評価システムの構成例について説明する。図2は、実施形態に係る評価システムの構成例を示す説明図である。図2に示すように、コンテンツ配信システムは、コンテンツ配信装置11、広告主端末装置12、閲覧者端末装置13、および評価装置1を含む。
コンテンツ配信装置11、広告主端末装置12、閲覧者端末装置13、および評価装置1は、通信ネットワーク10を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。通信ネットワーク10は、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
なお、図2に示す例では、コンテンツ配信装置11、広告主端末装置12、閲覧者端末装置13、および評価装置1がそれぞれ1台ずつ示されているが、これらの装置のうちいずれかまたは全部が2台以上であってもよい。
コンテンツ配信装置11は、提供コンテンツ14と広告コンテンツ15とを記憶し、閲覧者端末装置13からのコンテンツ配信要求に応答して、閲覧者端末装置13へコンテンツ(例えば、図1に示すウェブページWなど)を配信する。
提供コンテンツ14は、例えば、図1に示す第1〜第3記事コンテンツN1,N2,N3や第1,第2詳細記事コンテンツN11,N21等である。なお、提供コンテンツ14は、ニュース記事のコンテンツに限定されるものではなく、ポータルサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関する各ページであってもよい。
広告コンテンツ15は、例えば、図1に示す第1,第2広告コンテンツA1,A2や第1詳細広告コンテンツA11,第2詳細広告コンテンツA21などである。なお、広告コンテンツ15は、動画であってもよく、静止画であってもよい。広告コンテンツ15に含まれる遷移先コンテンツは、広告に限定されるものではなく、広告主が運営するウェブサイトなどであってもよい。
かかる広告コンテンツ15は、広告主端末装置12から通信ネットワーク10を介してコンテンツ配信装置11へ入稿される。なお、広告コンテンツ15は、コンテンツ配信装置11ではなく、広告主端末装置12に記憶されてもよい。かかる場合、広告主端末装置12は、閲覧者端末装置13からの配信要求に応答して、閲覧者端末装置13へ広告コンテンツ15を配信する。
閲覧者端末装置13は、一般のユーザが使用する端末装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、ゲーム機などのように通信機能やブラウザ機能を有する装置である。閲覧者端末装置13は、コンテンツ配信装置11へコンテンツ(例えば、ウェブページW)の配信要求を行い、その応答として、コンテンツ配信装置11からコンテンツの配信を受ける。
また、閲覧者端末装置13は、コンテンツ配信装置11から配信されるコンテンツから閲覧者の操作によって、広告コンテンツ15が選択される場合に、そのことを示す情報をコンテンツ配信装置11および評価装置1へ出力する。
コンテンツ配信装置11は、閲覧者端末装置13から広告コンテンツ15が選択されたことを示す情報が入力されると、選択された広告コンテンツ15の遷移先コンテンツを閲覧者端末装置13へ配信する。
評価装置1は、例えば、パーソナルコンピュータであり、閲覧者端末装置13から遷移元コンテンツに関する情報、および遷移先コンテンツに関する情報を取得し、取得した情報に基づいて、遷移先コンテンツの評価を行う装置である。
かかる評価装置1は、閲覧者端末装置13から広告コンテンツが選択されたことを示す情報が入力されると、選択された遷移元コンテンツとなる広告コンテンツ15に関する情報を閲覧者端末装置13から取得する。
その後、評価装置1は、選択された広告コンテンツ15の遷移先コンテンツに関する情報を閲覧者端末装置13から取得し、遷移元コンテンツに関する情報、および遷移先コンテンツに関する情報に基づいて、遷移先コンテンツの評価を行う。
[3.評価装置の構成例]
次に、かかる評価装置1の構成例について、図3を参照して説明する。図3は、実施形態に係る評価装置1の構成例を示す説明図である。図3に示すように、評価装置1は、通信部2、制御部3(コントローラ)、および記憶部4を備える。
通信部2は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部2は、通信ネットワーク10と有線または無線で接続され、コンテンツ配信装置11、広告主端末装置12、および閲覧者端末装置13との間で情報の送受信を行う。
記憶部4は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部4は、評価プログラム41、評価材料情報42、評価基準情報43、および評価結果情報44を記憶する。
評価プログラム41は、制御部3が遷移先コンテンツの評価を行う場合に実行するプログラムである。評価材料情報42は、制御部3が遷移先コンテンツの評価を行う場合に、評価の材料として使用する情報であり、閲覧者端末装置13から取得する遷移先コンテンツや遷移元コンテンツに関する情報である。なお、遷移先コンテンツに関する情報の一例については、図4を参照して後述する。また、遷移元コンテンツに関する情報の一例については、図5を参照して後述する。
評価基準情報43は、制御部3が遷移先コンテンツの評価を行う場合に、評価の基準として使用する情報である。評価基準情報43の一例については、図6を参照して後述する。評価結果情報44は、制御部3により行われた遷移先コンテンツの評価結果を示す情報である。
制御部3は、評価装置1全体を統括制御する処理部であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
かかる制御部3は、内部のCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)が記憶部4から評価プログラム41を読み出してRAMを作業領域として実行することによって機能する複数の情報処理部を備える。
具体的には、制御部3は、第1情報取得部31、第2情報取得部32、評価部33、および評価結果出力部34を備える。なお、制御部3の内部構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
第1情報取得部31は、通信ネットワーク10および通信部2を介して、閲覧者端末装置13から選択された広告コンテンツの遷移先コンテンツに関する情報を取得し、評価材料情報42として記憶部4に記憶させる処理部である。
ここで、図4を参照し、第1情報取得部31によって取得される遷移先コンテンツに関する情報の一例について説明する。図4は、実施形態に係る遷移先コンテンツに関する情報の一例を示す説明図である。
図4に示すように、第1情報取得部31は、遷移先コンテンツに関する情報として、例えば、遷移先コンテンツにおけるフォントの種類、サイズ、色、装飾、文書の行間隔、および文書のレイアウトを示す情報を取得する。
また、第1情報取得部31は、遷移先コンテンツに関する情報として、遷移先コンテンツの背景色、イメージ画像の有無、イメージ画像がある場合には、イメージ画像のFile IDを取得する。このように、第1情報取得部31は、遷移先コンテンツの視覚的特徴に関する情報を取得する。
さらに、第1情報取得部31は、遷移先コンテンツに関する情報として、遷移先滞在時間、および遷移先スクロール量を示す情報を取得する。ここでの遷移先滞在時間は、閲覧者端末装置13による遷移先コンテンツの表示継続時間(秒数)である。また、ここでの、遷移先スクロール量は、閲覧者端末装置13によって遷移先コンテンツが画面の縦方向へスクロールされたpx(ピクセル)数である。
なお、図4に列挙した遷移先コンテンツに関する情報は、一例である。第1情報取得部31は、遷移先コンテンツに関する情報として、さらに、遷移先コンテンツのスタイルシート、背景のデザイン、構成など他の情報を取得する構成であってもよい。また、第1情報取得部31は、図4に列挙した項目および遷移先コンテンツに関する他の項目のうち、少なくとも1以上の項目に関する情報を取得する構成であってもよい。
図3へ戻り、第2情報取得部32は、通信ネットワーク10および通信部2を介して、閲覧者端末装置13から遷移元コンテンツに関する情報を取得し、評価材料情報42として記憶部4に記憶させる処理部である。
ここで、図5を参照し、第2情報取得部32によって取得される遷移元コンテンツに関する情報の一例について説明する。図5は、実施形態に係る遷移元コンテンツに関する情報の一例を示す説明図である。
図5に示すように、第2情報取得部32は、遷移元コンテンツに関する情報として、例えば、遷移元コンテンツにおけるフォントの種類、サイズ、色、装飾、文章の行間隔、および文書レイアウトを示す情報を取得する。
さらに、第2情報取得部32は、遷移元コンテンツに関する情報として、遷移先コンテンツの背景色、イメージ画像の有無、イメージ画像がある場合には、イメージ画像のFile IDを取得する。このように、第2情報取得部32は、遷移先コンテンツの視覚的特徴に関する情報を取得する。
なお、図5に列挙した遷移元コンテンツに関する情報は、一例である。第2情報取得部32は、遷移元コンテンツに関する情報として、さらに、遷移元コンテンツのスタイルシート、背景のデザイン、構成など他の情報を取得する構成であってもよい。また、第2情報取得部32は、図5に列挙した項目および遷移元コンテンツに関する他の項目のうち、少なくとも1以上の項目に関する情報を取得する構成であってもよい。
図3へ戻り、評価部33は、記憶部4に記憶された評価材料情報42と、評価基準情報43とに基づいて、遷移先コンテンツと遷移元コンテンツとの親和性を評価する処理部である。ここで、図6を参照し、実施形態に係る評価基準情報43の一例について説明する。図6は、実施形態に係る評価基準情報43の一例を示す説明図である。
図6に示すように、評価基準情報43は、遷移先コンテンツと遷移元コンテンツとの親和性を評価する基準として、直接的評価基準および間接的評価基準という2つに大別される複数の基準を含む。
直接的評価基準は、遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツにおける視覚的特徴の直接的な親和性を評価する基準である。具体的には、直接的評価基準は、遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツのフォントの種類、サイズ、色、装飾、文書の行間隔、レイアウト、背景色、イメージ画像の8項目について同一であれば、項目毎に10ポイントを遷移先コンテンツへ付与するものである。
評価部33は、直接的評価基準を使用し、遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツについて、閲覧者が認識する視覚的な親和性をスコアリングすることによって評価する。なお、ここでは、スコアリングの理解を容易にするため、評価部33が遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツについて、直接的評価基準の各項目が同一の場合に一律に10ポイントを付与することとしたが、これは一例である。
評価部33は、例えば、評価部33が遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツについて、直接的評価基準の各項目に関する類似度を判定し、同一でない場合に、類似度に応じて1〜9のポイントを付与する構成であってもよい。
間接的評価基準は、遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツにおける視覚的特徴の間接的な親和性を評価する基準である。具体的には、間接的評価基準は、遷移先滞在時間が10sec以上であれば、10ポイント、遷移先スクロール量が800px以上であれば10ポイントを、遷移先コンテンツに付与するものである。
評価部33は、間接的評価基準を使用し、閲覧者端末装置13による遷移先コンテンツの滞在時間が10sec以上と比較的長ければ、遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツの親和性が高いとし、遷移先コンテンツへ10ポイントを加算する。
また、評価部33は、間接的評価基準を使用し、閲覧者端末装置13による遷移先コンテンツのスクロール量が800pxと比較的多ければ、遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツの親和性が高いとし、遷移先コンテンツへ10ポイントを加算する。
なお、かかる評価部33による間接的評価基準を使用したスコアリングは一例である。評価部33は、例えば、遷移先コンテンツでの滞在時間の長さに応じて1〜10のポイントを付与する構成であってもよい。また、評価部33は、遷移先コンテンツのスクロール量の多さに応じて、1〜10のポイントを付与する構成であってもよい。
ここでは、評価部33は、遷移先コンテンツおよび遷移元コンテンツに関し、評価基準情報43に規定される10項目の全てが基準を満たす場合、遷移先コンテンツについて、最高で100ポイントを付与し、遷移元コンテンツとの親和性が最も高いと評価する。
一方、評価材料情報42として図4に示す遷移先コンテンツに関する情報と、図5に示す遷移元コンテンツに関する情報とが記憶部4に記憶されている場合、ポイント加算の基準を満たす項目がフォントのサイズ、色、文書の行間隔の3項目となる。かかる場合、評価部33は、遷移先コンテンツについて、30ポイントを付与し、遷移元コンテンツとの親和性が比較的低いと評価する。
図3へ戻り、評価部33は、評価材料情報42および評価基準情報43に基づく遷移先コンテンツの評価が完了した場合に、評価結果を評価結果情報44として記憶部4へ記憶させる。
評価結果出力部34は、記憶部4に記憶された評価結果情報44から評価結果を読み出して、出力する処理部である。かかる評価結果出力部34は、通信部2および通信ネットワーク10を介して、コンテンツ配信装置11や広告主端末装置12へ評価結果を出力することができる。
これにより、例えば、コンテンツ配信装置11や広告主端末装置12は、評価装置1から取得する評価結果に基づいて、配信する広告コンテンツの継続や差し替えを行うことができる。
また、評価結果出力部34は、一つの遷移元コンテンツに対して、複数の遷移先コンテンツが対応付けられている場合、評価結果情報44に基づいて、遷移先とすべきコンテンツを選択し、評価結果とコンテンツの選択結果をコンテンツ配信装置11へ出力する。
例えば、評価結果出力部34は、複数の遷移先コンテンツのうち、最も親和性の高い遷移先コンテンツ、または、親和性の高い上位数個の遷移先コンテンツを遷移先とすべきコンテンツとして選択し、コンテンツ配信装置11へ出力する。
これにより、コンテンツ配信装置11は、評価装置1から取得する評価結果およびコンテンツの選択結果に基づいて、閲覧者端末装置13によって選択される遷移元コンテンツに対する親和性の高い遷移先コンテンツを閲覧者端末装置13へ出力することができる。
[4.評価装置の制御部が実行する処理]
次に、図7および図8を参照し、実施形態に係る評価装置1の制御部3が実行する処理について説明する。図7および図8は、実施形態に係る評価装置1の制御部3が実行する処理を示すフローチャートである。評価装置1の制御部3は、所定周期(例えば、数msec周期)で図7に示す処理を繰り返し実行する。
具体的には、図7に示すように、制御部3は、閲覧者端末装置13によってウェブページWから遷移元コンテンツとなる広告が選択されたか否かを判定し(ステップS101)、広告が選択されないと判定した場合(ステップS101,No)、処理を終了する。
また、制御部3は、広告が選択されたと判定した場合(ステップS101,Yes)、広告に対応付けられた遷移先コンテンツに関する情報を取得し(ステップS102)、評価材料情報42として、記憶部4に記憶させる。
続いて、制御部3は、遷移元コンテンツの情報を取得し(ステップS103)、評価材料情報42として記憶部4に記憶させる。その後、制御部3は、評価材料情報42および評価基準情報43に基づいて、遷移先コンテンツと遷移元コンテンツとの親和性を評価する(ステップS104)。
続いて、制御部3は、親和性の評価結果を評価結果情報44として記憶部4に記憶させ(ステップS105)、その後、処理をステップS106へ移し、評価結果をコンテンツ配信装置11へ出力して処理を終了する。かかる評価結果の出力を行う場合、制御部3は、図8に示す処理を行う。
具体的には、図8に示すように、制御部3は、評価結果情報44に基づいて、一つの遷移元コンテンツに対応付けられた複数の遷移先コンテンツがあるか否かを判定する(ステップS201)。そして、制御部3は、複数の遷移先コンテンツがないと判定した場合(ステップS201,No)、遷移元コンテンツに対応付けられた一つの遷移先コンテンツに関する評価結果を出力し(ステップS204)、処理を終了する。
一方、制御部3は、複数の遷移先コンテンツがあると判定した場合(ステップS201,Yes)、一つの遷移元コンテンツに対応付けられた複数の遷移先コンテンツから、評価結果情報44に基づき、遷移先とすべきコンテンツを選択する(ステップS202)。その後、制御部3は、遷移先コンテンツの評価結果およびステップS202で選択したコンテンツの選択結果を出力し(ステップS203)、処理を終了する。
[5.実施形態の変形例]
上述した実施形態では、評価装置1が遷移先コンテンツと遷移元コンテンツとの親和性を評価する場合について説明したが、評価装置1は、遷移先コンテンツと、遷移元コンテンツが異なる他の遷移先コンテンツとの親和性を評価する構成であってもよい。
例えば、図1に示したように、第1記事コンテンツN1と第1詳細記事コンテンツN11とで同じイメージ画像およびフォントが使用され、第2記事コンテンツN2と第2詳細記事コンテンツN21とで同じイメージ画像およびフォントが使用されている。このため、第1詳細記事コンテンツN11および第2詳細記事コンテンツN21は、比較的親和性が高い。
かかる場合に、ウェブページWの閲覧者が、ウェブページWから第1詳細記事コンテンツN11と第2詳細記事コンテンツN21とを順次閲覧し、次に、第1広告コンテンツA1を選択することがある。
このとき、閲覧者端末装置13の画面は、それまでに遷移した第1詳細記事コンテンツN11および第2詳細記事コンテンツN21とは大きくイメージの異なる第1詳細広告コンテンツA11へ遷移するので、閲覧者にネガティブな印象を与える恐れがある。
このため、遷移元コンテンツがそれぞれ異なる複数の遷移先コンテンツについても、互いの親和性は高いことが望ましい。そこで、評価装置1は、遷移元コンテンツがそれぞれ異なる複数の遷移先コンテンツ同士の親和性を評価する構成とすることも可能である。
かかる構成の場合、評価装置1の第1情報取得部31は、閲覧者端末装置13の画面に表示される第1遷移元コンテンツが選択されることによって、画面の遷移先となる第1遷移先コンテンツに関する情報を取得し、評価材料情報42として記憶部4へ記憶させる。第1情報取得部31は、第1遷移先コンテンツについて、図4に列挙した各項目に対応する情報を取得する。
一方、評価装置1の第2情報取得部32は、閲覧者端末装置13の画面に表示される第2遷移元コンテンツが選択されることによって、画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報を取得し、評価材料情報42として記憶部4へ記憶させる。第2情報取得部32は、第2遷移先コンテンツについて、図5に列挙した各項目に対応する情報を取得する。
そして、評価装置1の評価部33は、第1情報取得部31によって取得される情報および第2情報取得部32によって取得される情報に基づいて、第1遷移先コンテンツと、第2遷移先コンテンツとの親和性を評価する。
評価部33は、先に説明した評価手順と同様の手順によって、第1遷移先コンテンツと、第2遷移先コンテンツとの親和性を評価する。これにより、評価装置1は、遷移先コンテンツと、遷移元コンテンツが異なる他の遷移先コンテンツとの親和性を評価することができる。
また、評価装置1は、遷移先コンテンツと、他の遷移先コンテンツとの親和性を評価する場合、画面における第1遷移元コンテンツとの間の距離が閾値以下の位置に表示される第2遷移元コンテンツが選択されることによって画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報を第2情報取得部32によって取得する。
かかる場合、第2情報取得部32は、例えば、第1遷移元コンテンツ上下に列挙される所定個数(例えば、2,3個)の第2遷移元コンテンツが選択される場合に画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報を取得する。
もしくは、第2情報取得部32は、第1遷移元コンテンツが含まれる画面内に存在する第2遷移元コンテンツが選択される場合に画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報を取得する。これにより、評価装置1は、遷移先コンテンツを閲覧中の閲覧者の記憶に残っている可能性が高い既に閲覧した他の遷移先コンテンツと、閲覧中の遷移先コンテンツとの親和性を評価することができる。
また、第2情報取得部32は、閲覧者端末装置13の画面に含まれる複数の遷移元コンテンツのうち、他の遷移元コンテンツよりも多くの閲覧者端末装置によって選択された第2遷移元コンテンツが選択される場合に画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報を取得する構成であってもよい。
これにより、評価装置1は、閲覧者が既に閲覧した可能性、および閲覧者がこれから閲覧する可能性の高い他の遷移先コンテンツと、閲覧中の遷移先コンテンツとの親和性を評価することができる。
また、上述した実施形態では、評価装置1がウェブページWから広告コンテンツが選択される場合に、遷移元コンテンツとなる広告コンテンツと、遷移先コンテンツとの親和性を評価したが、遷移元コンテンツは広告コンテンツ以外のコンテンツであってもよい。
つまり、評価装置1は、広告以外のコンテンツが閲覧者端末装置13によって選択される場合に、画面の遷移先となる遷移先コンテンツと、遷移元コンテンツとの親和性を評価する構成であってもよい。
また、評価装置1は、遷移先コンテンツと遷移元コンテンツとの親和性の評価、および遷移先コンテンツと遷移元コンテンツが異なる他の遷移先コンテンツとの親和性の評価を行い、両評価の結果に基づいて、遷移先コンテンツを評価する構成であってもよい。これにより、評価装置1は、遷移先コンテンツと、遷移元コンテンツおよび遷移元コンテンツが異なる他の遷移先コンテンツ双方との親和性を評価することができる。
[6.ハードウェア構成]
なお、実施形態における評価装置1は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ100によって実現される。図9は、実施形態に係る評価装置1の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、通信インターフェイス(I/F)105、入出力インターフェイス(I/F)106、およびメディアインターフェイス(I/F)107を備える。
CPU101は、ROM103またはHDD104に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM103は、コンピュータ100の起動時にCPU101によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ100のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD104は、CPU101によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス105は、通信部2に対応し、通信ネットワーク(例えば、図2に示す通信ネットワーク10)を介して他の機器からデータを受信してCPU101へ送り、CPU101が生成したデータを、通信ネットワークを介して他の機器へ送信する。
CPU101は、入出力インターフェイス106を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU101は、入出力インターフェイス106を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU101は、生成したデータを、入出力インターフェイス106を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス107は、記録媒体108に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM102を介してCPU101に提供する。CPU101は、当該プログラムを、メディアインターフェイス107を介して記録媒体108からRAM102上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体108は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ100が評価装置1として機能する場合、コンピュータ100のCPU101は、RAM102上にロードされた評価プログラム41(図3参照)を実行することにより、第1情報取得部31、第2情報取得部32、評価部33、および評価結果出力部34の各機能を実現する。また、HDD104は、記憶部4の機能を実現し、評価プログラム41、評価材料情報42、評価基準情報43、および評価結果情報44などが格納される。
コンピュータ100のCPU101は、これらのプログラムを、記録媒体108から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信ネットワークを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[7.効果]
実施形態に係る評価装置1は、第1情報取得部31と、第2情報取得部32と、評価部33とを備える。第1情報取得部31は、閲覧者端末装置13に表示される画面の遷移元となる視覚的特徴が類似した複数の遷移元コンテンツのうち、画面内の第1遷移元コンテンツが選択されることによって画面の遷移先となる第1遷移先コンテンツに関する情報を取得する。
第2情報取得部32は、複数の遷移元コンテンツのうち、画面内の第2遷移元コンテンツが選択されることによって画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報および/または第1遷移元コンテンツに関する情報を取得する。
評価部33は、第1情報取得部31によって取得される情報および第2情報取得部32によって取得される情報に基づいて、第1遷移先コンテンツと、第1遷移元コンテンツおよび/または第2遷移先コンテンツとの親和性を評価する。これにより、評価装置1は、第1遷移先コンテンツの評価を行うことができる。
また、第1情報取得部31は、第1遷移先コンテンツの視覚的特徴に関する情報を取得する。第2情報取得部32は、第1遷移元コンテンツまたは第2遷移先コンテンツの視覚的特徴に関する情報を取得する。これにより、評価部33は、第1遷移先コンテンツと、第1遷移元コンテンツまたは第2遷移先コンテンツとの視覚的特徴について、親和性を評価することができる。
また、第1情報取得部31は、閲覧者端末装置13による第1遷移先コンテンツの表示継続時間を示す情報を取得する。これにより、評価装置1は、第1遷移先コンテンツと、第1遷移元コンテンツまたは第2遷移先コンテンツとの親和性について、間接的な評価を行うことができる。
また、第1情報取得部31は、閲覧者端末装置13による第1遷移先コンテンツが表示された画面のスクロール量を示す情報を取得する。これにより、評価装置1は、第1遷移先コンテンツと、第1遷移元コンテンツまたは第2遷移先コンテンツとの親和性について、間接的な評価を行うことができる。
また、第2遷移元コンテンツは、複数の遷移元コンテンツのうち、閲覧者端末装置13の画面における第1遷移元コンテンツとの間の距離が閾値以下の位置に表示される遷移元コンテンツである。これにより、評価装置1は、第1遷移先コンテンツを閲覧中の閲覧者の記憶に残っている可能性が高い第2遷移先コンテンツと、第1遷移先コンテンツとの親和性を評価することができる。
また、第2遷移元コンテンツは、複数の遷移元コンテンツのうち、他の遷移元コンテンツよりも多くの閲覧者端末装置によって選択された遷移元コンテンツである。これにより、評価装置1は、閲覧者が既に閲覧した可能性、および閲覧者がこれから閲覧する可能性の高い第2遷移先コンテンツと、第1遷移先コンテンツとの親和性を評価することができる。
また、評価装置1は、第1遷移元コンテンツに対応する複数の第1遷移先コンテンツが存在する場合に、評価部33による評価結果に基づいて、複数の第1遷移先コンテンツから画面の遷移先とすべき第1遷移先コンテンツを選択し、選択結果をコンテンツ配信装置11へ出力する評価結果出力部34をさらに備える。これにより、コンテンツ配信装置11は、第1遷移元コンテンツとの親和性が高い第1遷移先コンテンツを閲覧者端末装置13へ配信することができる。
また、第1遷移元コンテンツは、広告コンテンツであり、第2遷移元コンテンツは、広告コンテンツ以外のコンテンツである。これにより、評価装置1は、遷移元の広告コンテンツが、例えば、画面内に縦一列に列挙される広告コンテンツ以外のコンテンツの間に挿入されるインフィード広告である場合に、広告コンテンツの遷移先コンテンツが閲覧者にネガティブな印象を与えるか否かを評価することができる。
[8.その他]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
上述した評価装置1は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
1 評価装置
2 通信部
3 制御部
4 記憶部
10 通信ネットワーク
11 コンテンツ配信装置
12 広告主端末装置
13 閲覧者端末装置
14 提供コンテンツ
15 広告コンテンツ
31 第1情報取得部
32 第2情報取得部
33 評価部
34 評価結果出力部
41 評価プログラム
42 評価材料情報
43 評価基準情報
44 評価結果情報
100 コンピュータ
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 HDD
105 通信インターフェイス
106 入出力インターフェイス
107 メディアインターフェイス
108 記録媒体

Claims (11)

  1. 端末装置に表示される画面の遷移元となる複数の遷移元コンテンツのうち、前記画面内の第1遷移元コンテンツが選択されることによって前記画面の遷移先となる第1遷移先コンテンツに関する情報を取得する第1情報取得部と、
    前記複数の遷移元コンテンツのうち、前記画面内の第2遷移元コンテンツが選択されることによって前記画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報および/または前記第1遷移元コンテンツに関する情報を取得する第2情報取得部と、
    前記第1情報取得部によって取得される情報および前記第2情報取得部によって取得される情報に基づいて、前記第1遷移先コンテンツと、前記第1遷移元コンテンツおよび/または前記第2遷移先コンテンツとの親和性を評価する評価部と
    を備えることを特徴とする評価装置。
  2. 前記複数の遷移元コンテンツは、
    視覚的特徴が類似したコンテンツである
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  3. 前記第1情報取得部は、
    前記第1遷移先コンテンツの視覚的特徴に関する情報を取得し、
    前記第2情報取得部は、
    前記第1遷移元コンテンツまたは前記第2遷移先コンテンツの視覚的特徴に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の評価装置。
  4. 前記第1情報取得部は、
    前記端末装置による前記第1遷移先コンテンツの表示継続時間を示す情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の評価装置。
  5. 前記第1情報取得部は、
    前記端末装置による前記第1遷移先コンテンツが表示された画面のスクロール量を示す情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の評価装置。
  6. 前記第2遷移元コンテンツは、
    前記複数の遷移元コンテンツのうち、前記画面における前記第1遷移元コンテンツとの間の距離が閾値以下の位置に表示される遷移元コンテンツである
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の評価装置。
  7. 前記第2遷移元コンテンツは、
    前記複数の遷移元コンテンツのうち、他の遷移元コンテンツよりも多くの端末装置によって選択された遷移元コンテンツである
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の評価装置。
  8. 前記第1遷移元コンテンツに対応する複数の前記第1遷移先コンテンツが存在する場合に、前記評価部による評価結果に基づいて、前記複数の第1遷移先コンテンツから前記画面の遷移先とすべき前記第1遷移先コンテンツを選択し、選択結果を前記第1遷移先コンテンツの配信装置へ出力する評価結果出力部
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の評価装置。
  9. 前記第1遷移元コンテンツは、
    広告コンテンツであり、
    前記第2遷移元コンテンツは、
    広告コンテンツ以外のコンテンツである
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の評価装置。
  10. コンピュータが実行する評価方法であって、
    端末装置に表示される画面の遷移元となる複数の遷移元コンテンツのうち、前記画面内の第1遷移元コンテンツが選択されることによって前記画面の遷移先となる第1遷移先コンテンツに関する情報を取得する第1情報取得工程と、
    前記複数の遷移元コンテンツのうち、前記画面内の第2遷移元コンテンツが選択されることによって前記画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報および/または前記第1遷移元コンテンツに関する情報を取得する第2情報取得工程と、
    前記第1情報取得工程によって取得される情報および前記第2情報取得工程によって取得される情報に基づいて、前記第1遷移先コンテンツと、前記第1遷移元コンテンツおよび/または前記第2遷移先コンテンツとの親和性を評価する評価工程と
    を含むことを特徴とする評価方法。
  11. 端末装置に表示される画面の遷移元となる複数の遷移元コンテンツのうち、前記画面内の第1遷移元コンテンツが選択されることによって前記画面の遷移先となる第1遷移先コンテンツに関する情報を取得する第1情報取得手順と、
    前記複数の遷移元コンテンツのうち、前記画面内の第2遷移元コンテンツが選択されることによって前記画面の遷移先となる第2遷移先コンテンツに関する情報および/または前記第1遷移元コンテンツに関する情報を取得する第2情報取得手順と、
    前記第1情報取得手順によって取得される情報および前記第2情報取得手順によって取得される情報に基づいて、前記第1遷移先コンテンツと、前記第1遷移元コンテンツおよび/または前記第2遷移先コンテンツとの親和性を評価する評価手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする評価プログラム。
JP2016054336A 2016-03-17 2016-03-17 評価装置、評価方法、および評価プログラム Active JP6813272B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054336A JP6813272B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 評価装置、評価方法、および評価プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054336A JP6813272B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 評価装置、評価方法、および評価プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017167959A true JP2017167959A (ja) 2017-09-21
JP6813272B2 JP6813272B2 (ja) 2021-01-13

Family

ID=59913377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016054336A Active JP6813272B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 評価装置、評価方法、および評価プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6813272B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020101944A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 ヤフー株式会社 配信装置、配信方法、配信プログラム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09259138A (ja) * 1996-03-21 1997-10-03 N T T Data Tsushin Kk 分類情報表示方法及び情報検索装置
JP2006023936A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Hitachi Software Eng Co Ltd コンテンツ検索システム
JP2008112063A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Searchteria Co Ltd 情報提供システム、情報提供方法及びプログラム
JP2009230226A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Yahoo Japan Corp 広告サーバ
JP2009300683A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Yahoo Japan Corp 広告データを配信するサーバ、方法、およびプログラム
JP2011013969A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Kddi Corp リンク作成支援装置、リンク作成支援方法およびプログラム
JP2011113281A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Rakuten Inc 情報処理装置、関心コンテンツ判定方法、関心コンテンツ判定プログラム、及び情報提供システム
JP2012118933A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Ntt Data Corp 画面設計評価装置、画面設計評価方法及びプログラム
JP2015011691A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 ニフティ株式会社 予測プログラム、予測方法及び予測装置
JP2016027448A (ja) * 2014-06-23 2016-02-18 カシオ計算機株式会社 情報評価装置、情報評価方法、及びプログラム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09259138A (ja) * 1996-03-21 1997-10-03 N T T Data Tsushin Kk 分類情報表示方法及び情報検索装置
JP2006023936A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Hitachi Software Eng Co Ltd コンテンツ検索システム
JP2008112063A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Searchteria Co Ltd 情報提供システム、情報提供方法及びプログラム
JP2009230226A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Yahoo Japan Corp 広告サーバ
JP2009300683A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Yahoo Japan Corp 広告データを配信するサーバ、方法、およびプログラム
JP2011013969A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Kddi Corp リンク作成支援装置、リンク作成支援方法およびプログラム
JP2011113281A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Rakuten Inc 情報処理装置、関心コンテンツ判定方法、関心コンテンツ判定プログラム、及び情報提供システム
JP2012118933A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Ntt Data Corp 画面設計評価装置、画面設計評価方法及びプログラム
JP2015011691A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 ニフティ株式会社 予測プログラム、予測方法及び予測装置
JP2016027448A (ja) * 2014-06-23 2016-02-18 カシオ計算機株式会社 情報評価装置、情報評価方法、及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020101944A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 ヤフー株式会社 配信装置、配信方法、配信プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6813272B2 (ja) 2021-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10699315B2 (en) Method and computer program for displaying search information
US9727826B1 (en) Using contrarian machine learning models to compensate for selection bias
JP6679250B2 (ja) 決定装置、決定方法および決定プログラム
US9881065B2 (en) Selecting supplemental content for inclusion in a search results page
JP6039613B2 (ja) 表示プログラム、端末装置、表示方法及び配信装置
US10108639B2 (en) Display control device, display control device control method, program and information storage medium
JP6310955B2 (ja) 配信装置、表示制御装置、表示制御方法およびプログラム
JP5918427B2 (ja) 配信装置、表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム
US9471558B2 (en) Generation of introductory information page
US20190303984A1 (en) Digital Catalog Creation Systems and Techniques
US20160180564A1 (en) Information display device, distribution device, information display method, and non-transitory computer readable storage medium
JP5814422B1 (ja) 配信装置、表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム
US11294982B2 (en) Method, apparatus and computer program for displaying search information
JP5749819B1 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
JP5996134B2 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
JP6813272B2 (ja) 評価装置、評価方法、および評価プログラム
JP6360114B2 (ja) 表示プログラム、端末装置、表示方法及び配信装置
WO2014155681A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
US11756107B1 (en) Dynamic contextual navigation
US7743014B1 (en) Forming a compilation
JP6494710B2 (ja) 配信装置、配信方法、及び配信プログラム
JP2015153043A (ja) 配信装置、端末装置、配信方法および配信プログラム
JP7443280B2 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP6761839B2 (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置
JP7324799B2 (ja) 表示プログラム、表示方法および端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190208

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20191101

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20191108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201014

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20201014

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20201020

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20201027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6813272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350