JP2017165556A - 処理装置、処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】注文を受付けた商品群を収容可能な空きロッカーがない場合の対応技術を提供することを課題とする。【解決手段】選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する商品情報取得部11と、複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得するロッカー情報取得部12と、選択された複数の商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける分割部13と、選択された複数の商品を収容するロッカーとして、M個の空いているロッカーを予約する予約部14と、を有する処理装置10を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、処理装置、処理方法及びプログラムに関する。
店舗がオンラインで注文を受付けた商品をロッカーに収容し、顧客が当該ロッカーに収容されている商品を受け取る商品受け取り方法がある。特許文献1乃至3に関連する技術が開示されている。
特許文献1には、顧客による注文メニューを受付けるステップと、注文メニューに含まれる商品の量及び/又はサイズを判断するステップと、判断された商品の量及び/又はサイズの保存条件を判断するステップと、判断された保存条件に合った商品を収納可能な保管ロッカーを選択するステップと、選択された保管ロッカーに注文メニューに含まれる商品を収納後に施錠するステップとを含む保管ロッカーの選択方法が開示されている。
特許文献2には、発注サブシステム、倉庫配送サブシステム及びロッカー管理システムを備えるセルフサービス配送システムであって、顧客がオンラインで商品を発注すると、顧客により選択されたロッカーに商品が配送されるシステムが開示されている。
特許文献3には、オンラインで商品を購入した商品購入者はサーバコンピュータへネット接続し使用ロッカーを決定し、ロッカーへ荷物が納入された時、サーバコンピュータから知らされた鍵情報により目的のロッカーの鍵を解除し荷物を取り出すようにしたシステムが開示されている。
また、特許文献4には、全ての注文商品を収納できる配達容器を自動的に選出する技術が開示されている。
特開2010−176605号公報 特開2014−56574号公報 特開2001−266019号公報 特開2004−30606号公報
ロッカーの数は有限である。このため、上記商品受け取り方法においては、注文を受付けた商品群を収容可能な空きロッカーがない場合の対応技術が必要となる。
特許文献1には、条件に合う空きロッカーが見つからない場合、使用日時や保管ロッカーの場所等の条件の変更や、注文商品の変更(一部を注文から外す等)等を客から受付けることで、注文を受付けた商品群をロッカーに収容可能に調整する技術が開示されている。しかし、当該技術のように、客側にロッカーの利用条件や注文内容等の変更を求める場合、所望の空きロッカーがあれば販売できたはずの商品の販売機会を失う可能性がある。
特許文献2乃至4は、いずれも、上記対応技術を開示していない。
本発明は、注文を受付けた商品群を収容可能な空きロッカーがない場合の対応技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する商品情報取得手段と、
複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得するロッカー情報取得手段と、
選択された複数の前記商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける分割手段と、
選択された複数の前記商品を収容する前記ロッカーとして、M個の空いている前記ロッカーを予約する予約手段と、
を有する処理装置が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する商品情報取得工程と、
複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得するロッカー情報取得工程と、
選択された複数の前記商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける分割工程と、
選択された複数の前記商品を収容する前記ロッカーとして、M個の空いている前記ロッカーを予約する予約工程と、
を実行する処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する商品情報取得手段、
複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得するロッカー情報取得手段、
選択された複数の前記商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける分割手段、
選択された複数の前記商品を収容する前記ロッカーとして、M個の空いている前記ロッカーを予約する予約手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、注文を受付けた商品群を収容可能な空きロッカーがない場合の対応技術が実現される。
本実施形態の装置のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。 本実施形態の処理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のロッカーを説明するための図である。 本実施形態の処理装置で扱う情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置で扱う情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置で扱う情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置で扱う情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理装置の機能ブロック図の一例である。
まず、本実施形態の装置(処理装置)のハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態の装置が備える各部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態の装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。図1に示すように、装置は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路には、様々なモジュールが含まれる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU(Central Processing Unit) やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、外部装置、外部サーバ、外部センサー等から情報を取得するためのインターフェイスなどを含む。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行う。
以下、本実施の形態について説明する。なお、以下の実施形態の説明において利用する機能ブロック図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの図においては、各装置は1つの機器により実現されるよう記載されているが、その実現手段はこれに限定されない。すなわち、物理的に分かれた構成であっても、論理的に分かれた構成であっても構わない。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態の処理装置の概要について説明する。本実施形態では、店舗のサーバ(以下、受注サーバ)が、オンラインで商品の注文を受け付ける。この時、受注サーバは、商品の受け取り方法の選択を受付けてもよい。商品の受け取り方法の中には、ロッカーを介した受け渡しが含まれる。なお、利用可能な商品の受け取り方法がロッカーを介した受け渡しのみである場合、上述のような選択の受け付けは不要となる。受注サーバは、さらに、商品の受け渡しに利用するロッカー群の選択を受付けてもよい。
ロッカーを介した受け渡しの選択を受付けた場合(又は、利用可能な商品の受け取り方法がロッカーを介した受け渡しのみである場合)、受注サーバによる受注に応じて、処理装置がロッカーの予約処理を開始する。受注サーバは、受注商品を識別する商品識別情報、及び、商品の受け渡しに利用するロッカー群の選択を受付けた場合はそのロッカー群を識別する情報を処理装置に送信する。受注サーバと処理装置とは物理的及び/又は論理的に分かれて構成されてもよいし、一体となって構成されてもよい。
処理装置は、ロッカーの予約処理において、その時点のロッカーの空き状況を確認する。商品の受け渡しに利用するロッカー群の選択を受付けている場合、処理装置はそのロッカー群の空き状況を確認する。そして、処理装置は、空いているロッカーの中に、受注した商品すべてを収容可能な形状・大きさのロッカーが存在するか判断する。
条件を満たす空きロッカーがない場合、処理装置は、受注した商品群を複数のグループに分け、複数のロッカーに分けて収容するための処理を実行することができる。本実施形態によれば、受注した商品のすべてを収容することができる形状・大きさの空きロッカーが存在しない場合、受注した商品群を複数のグループに分け、複数のロッカーに分けて収容することが可能となる。以下、本実施形態の処理装置10の構成について詳細に説明する。
図2に、処理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理装置10は、商品情報取得部11と、ロッカー情報取得部12と、分割部13と、予約部14と、判断部15とを有する。
商品情報取得部11は、選択された1つ又は複数の商品各々の商品識別情報を取得する。選択された商品は、上述の受注した商品に該当する。すなわち、商品情報取得部11は、上記受注サーバから、受注した商品各々の商品識別情報を取得する。なお、商品情報取得部11は、受注した商品各々の商品識別情報と、受注した個数(受注個数)とを対応付けて、受注サーバから取得してもよい。
例えば、受注サーバは、客から1つ又は複数の商品を受注すると、受注識別情報(例:受注ナンバー等)を生成し、当該受注識別情報に対応付けて商品識別情報や受注個数等の情報を処理装置10に送信する。そして、商品情報取得部11は、このようにして受注サーバから送信されてきた情報を取得する。受注サーバがオンラインで受注する処理は、あらゆる技術を適用して実現できる。
ロッカー情報取得部12は、複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得する。利用状況は、利用中(予約中を含む)と、未利用中とに分かれる。以下、未利用中のロッカーを、空いているロッカーと言う場合がある。
ここで、ロッカーの概念について説明する。図3に、複数のロッカーが集まったロッカー群の一例を示す。図示する例は、20個のロッカーが集まったロッカー群である。複数のロッカーの中には、異なる大きさ(異なる容量)のロッカーが混在してもよい。
処理装置10には、予め、商品の受け渡しに利用可能な複数のロッカーが登録される。図4に、登録情報の一例を示す。登録情報では、複数のロッカー各々を識別するロッカー識別情報と、各ロッカーの形状・大きさを示す情報と、各ロッカーの設置位置を示す情報とが対応付けられている。
ロッカーの形状・大きさを示す情報は、各ロッカーの形状・大きさを直接示す情報であってもよい。形状・大きさを示す情報は、例えば3次元形状モデルで表される。その他、各ロッカーの形状・大きさが複数のパターンに集約できる場合、複数のパターン各々の識別情報を、ロッカーの形状・大きさを示す情報として登録してもよい。この場合、別途、各パターンの識別情報と、各パターンのロッカーの形状・大きさを直接示す情報とを対応付けた情報が管理される。その他、ロッカーの形状・大きさを示す情報は、これらを組み合わせた情報であってもよい。
設置位置を示す情報は、住所や、緯度・経度情報等で、各ロッカーの設置位置を示す情報であってもよい。その他、店舗内にロッカーを設置している場合、店舗の識別情報を、各ロッカーの設置位置を示す情報としてもよい。その他、複数のロッカーをロッカー群毎にグループ分けし、各ロッカー群に識別情報を付すとともに、各ロッカー群の設置位置を住所や緯度・経度情報等で別途管理している場合、ロッカー群を識別する情報を、各ロッカーの設置位置を示す情報としてもよい。その他、設置位置を示す情報は、これらを組み合わせた情報であってもよい。
処理装置10に登録されている複数のロッカー各々の最新の利用状況は、コンピュータで管理されている。ロッカーの利用状況を管理する処理は、あらゆる技術を適用して実現できる。
ロッカー情報取得部12は、複数のロッカー各々の最新の利用状況を記憶する記憶手段(利用状況記憶手段)から、所定のロッカーの利用状況を取得する。利用状況記憶手段は、処理装置10内に設けられてもよいし、処理装置10と通信可能に構成された外部装置内に設けられてもよい。
上述の通り、受注サーバは、商品の受け渡しに利用するロッカー群の選択を客から受付けてもよい。そして、ロッカー情報取得部12は、選択されたロッカー群を特定する情報を受注サーバから取得してもよい。この場合、ロッカー情報取得部12は、選択されたロッカー群の最新の利用状況を取得する。
例えば、受注サーバは、商品の受け渡しを希望するエリアの選択を受付け、それをロッカー情報取得部12に送信してもよい。この場合、ロッカー情報取得部12は、選択されたエリアに設置されているロッカー群を、商品の受け渡しに利用するため選択されたロッカー群として特定する。エリアは、例えば、市、区、町、村、番地等の情報を用いて指定される。
その他、複数の店舗各々に複数のロッカーが設けられている場合、受注サーバは、商品の受け渡しを希望する店舗の選択を受付け、それをロッカー情報取得部12に送信してもよい。この場合、ロッカー情報取得部12は、選択された店舗に設置されているロッカー群を、商品の受け渡しに利用するため選択されたロッカー群として特定する。
その他、駅等の公共エリアや、店舗等様々な箇所に複数のロッカーが設けられ、ロッカー群毎に識別情報(名称等。例:「○○駅西口ロッカー」)が付されている場合、受注サーバは、ロッカー群の識別情報の選択を受付け、それをロッカー情報取得部12に送信してもよい。この場合、ロッカー情報取得部12は、選択されたロッカー群の識別情報に対応するロッカー群を、商品の受け渡しに利用するため選択されたロッカー群として特定する。
なお、上記はあくまで一例であり、これらに限定されない。
判断部15は、空いているロッカーの中に、選択された複数の商品すべてを収容可能なロッカーが存在するか判断する。
判断部15は、ロッカー情報取得部12が取得した情報に基づき、その時点で空いているロッカーを特定する。また、判断部15は、予め登録されている各ロッカーの属性情報(例えば、図4参照)に基づき、空いているロッカーの形状・大きさを特定する。
また、判断部15は、受注サーバを介した販売対象の商品各々の形状・大きさを示す情報を予め管理している。図5に、当該情報の一例を示す。図示する例では、商品識別情報と、各商品の形状・大きさを示す情報とが対応付けられている。形状・大きさを示す情報は、例えば3次元形状モデルで表される。そして、判断部15は、選択された複数の商品各々の商品識別情報をキーとして図5に示す情報を検索することで、選択された複数の商品各々の形状・大きさを示す情報を取得する。
判断部15は、これらの情報に基づき、空いているロッカーの中に、選択された複数の商品すべてを収容可能な形状・大きさのロッカーが存在するか判断する。以下、判断手法の一例を説明する。
例えば、判断部15は、選択された複数の商品各々の形状・大きさに基づき特定される複数の物体すべてを、予め定められた所定のルールに従い積み重ねた物体の形状・大きさを算出する。
その後、判断部15は、算出された形状・大きさと、空いているロッカーの形状・大きさとに基づき、選択された複数の商品すべてを収容可能なロッカーが存在するか判断する。例えば、判断部15は、選択された複数の商品を予め定められた所定のルールに従い積み重ねた物体が、その形状・大きさを維持したまま、空いているロッカーに内包されるか判断する。内包される場合、判断部15は、そのロッカーに、選択された複数の商品すべてを収容できると判断する。一方、内包されない場合、判断部15は、そのロッカーに、選択された複数の商品すべてを収容できないと判断する。
上記判断手法は、商品を直接ロッカーの中に収容する場合に有効である。また、ポリ袋、紙袋等、中に入れた商品の形状・大きさ等に応じて形状が変化する容器の中に商品を入れた状態で、ロッカーの中に収容する場合にも有効である。この場合、ロッカーの中に収容される収容物の形状・大きさは、上述のように算出された「選択された複数の商品全体での形状・大きさ」と同一又は類似したものとなる。
一方、段ボール箱や、プラスチック容器等、中に入れた商品の形状・大きさ等に応じて形状が変化しない容器の中に商品を入れた状態で、ロッカーの中に収容する場合には、ロッカーの中に収容される収容物の形状・大きさは、当該容器の形状・大きさとなる。すなわち、収容物の形状・大きさは、上述のように算出された「選択された複数の商品全体での形状・大きさ」と異なったものとなり得る。商品の受け渡しにこのような容器が利用される場合、判断部15は、以下のようにして上記判断を行ってもよい。
判断部15は、上述した情報に加えて、さらに、利用可能な複数の容器(段ボール箱や、プラスチック容器等、中に入れた商品の形状・大きさ等に応じて形状が変化しない容器)各々の形状・大きさを示す情報を予め管理している。図6に、当該情報の一例を示す。図示する例では、容器識別情報と、各容器の形状・大きさを示す情報とが対応付けられている。形状・大きさを示す情報は、例えば3次元形状モデルで表される。
判断部15は、上述のようにして、選択された複数の商品各々の形状・大きさを示す情報を取得した後、これらの商品を入れる容器を決定する。商品を入れる容器を決定する手段は、設計的事項である。例えば、特許文献4に開示の技術を利用してもよい。
その後、判断部15は、決定された容器の形状・大きさと、空いているロッカーの形状・大きさとに基づき、決定された容器を収容可能なロッカーが存在するか判断する。例えば、判断部15は、決定された容器が、その形状・大きさを維持したまま、空いているロッカーに内包されるか判断する。内包される場合、判断部15は、そのロッカーに、決定された容器を収容できる、すなわち、選択された複数の商品すべてを収容できると判断する。一方、内包されない場合、判断部15は、そのロッカーに、決定された容器を収容できない、すなわち、選択された複数の商品すべてを収容できないと判断する。
判断部15は、例えば上述のようにして、空いているロッカーの中に、選択された複数の商品すべてを収容可能なロッカーが存在するか判断することができる。
なお、判断部15は、空いているすべてのロッカーに対して上記判断を行い、各々に対応して、収容可能か否かの判断結果を得てもよい。
その他、判断部15は、空いているロッカーを所定の順で処理対象とし、選択された複数の商品すべてを収容できるロッカーを1つ見つけるまで、上記判断を継続してもよい。そして、1つのロッカーを見つけると、その時点で判断処理を終了してもよい。
図2に戻り、分割部13は、選択された複数の商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける。分割部13は、判断部15により、選択された複数の商品すべてを収容可能なロッカーが存在しないと判断された場合、選択された複数の商品をM個のグループに分ける。
分割部13は、空いているロッカーの大きさに基づき、選択された複数の商品をM個のグループに分けることができる。分割部13は、各グループの商品群が空いているロッカーに収容できるように、選択された複数の商品をM個のグループに分ける。グループ分けは、当該条件を満たせばよく、詳細なアルゴリズムは設計的事項である。
なお、「各グループの商品群が空いているロッカーに収容できる状態」は、例えば、各グループの複数の商品を所定のルールに従い積み重ねた物体が空いているロッカーに収容できる状態を意味する。その他、例えば、各グループの複数の商品を入れると決定された容器が空いているロッカーに収容できる状態を意味する。各グループの複数の商品を入れる容器を決定する手段は、設計的事項である。例えば、特許文献4に開示の技術を利用してもよい。
分割部13は、選択された複数の商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分けた後、グループ分けの詳細を示す情報を出力する。当該情報では、Mの値や、各グループに属する商品を示す情報(グループと商品識別情報との対応関係)、各グループを収容可能な空きロッカーを特定する情報(ロッカーの識別情報)等が含まれる。当該情報は、例えば、受注識別情報と対応付けて、受注サーバに送信される。その他、Mの値や、各グループを収容可能な空きロッカーを特定する情報(ロッカーの識別情報)等は、受注識別情報と対応付けて、予約部14に入力される。
なお、判断部15により、選択された複数の商品すべてを収容可能なロッカーが存在しないと判断されても、分割部13がグループ分けを行わない場合がある。例えば、選択されている商品が1つの場合、分割部13はグループ分けを行わない。
その他、空いているロッカーの数が不足し、選択された複数の商品を複数のグループに分けても空いているロッカーに収容できない(グループの数>空いているロッカーの数)場合、分割部13はグループ分けを行わない。
グループ分けを行わなかった場合、分割部13は、上記グループ分けの詳細を示す情報に代えて、グループ分けを行わなかった旨を示す情報を出力する。当該情報は、例えば、受注識別情報と対応付けて、受注サーバに送信される。その他、当該情報は、受注識別情報と対応付けて、予約部14に入力される。
予約部14は、選択された1つ又は複数の商品を収容するロッカーとして、1個又はM個の空いているロッカーを予約する。また、予約部14は、当該ロッカーを開錠するための開錠情報(例:暗証番号)を新たに生成する。当該情報は、例えば受注サーバを介して、客や、商品をロッカーに収容する作業を行う作業員に通知される。
なお、予約部14による予約により、ロッカーは施錠されてもよい。これにより、予約後、かつ、作業員に商品を収容されるまでの間、ロッカーは施錠され、利用を制限されることとなる。これを開錠するための開錠情報(例:暗証番号)は、上記生成されたものと同じであってもよいし、異なってもよい。この場合、ロッカーはインターネットに接続されており、予約部14はインターネット経由で施錠指示をロッカーに送信する。ロッカーは、当該施錠指示に従い、施錠を行う。
予約部14は、予約した1つ又は複数のロッカーの識別情報、複数のロッカーを予約した場合には各ロッカーと各グループ(分割部13により分けられたグループ)との対応関係を示す情報、開錠するための開錠情報(例:暗証番号)等を含む予約情報を出力する。予約情報は、例えば、受注識別情報と対応付けて、受注サーバに送信される。
以下、複数のケースに分けて予約部14による予約処理を説明する。
第1のケースとして、判断部15により、空いているロッカーの中に、選択された複数の商品すべてを収容可能なロッカーが存在すると判断されたケースが考えられる。この場合、判断部15は、収容可能と判断された1つのロッカーを予約する。
判断部15がただ1つのロッカーを収容可能と判断している場合、予約部14は、そのロッカーを予約してもよい。判断部15が複数のロッカーを収容可能と判断している場合、予約部14は、その中から所定のルールで選択した1つのロッカーを予約してもよい。その他、予約部14は、収容可能と判断された複数のロッカーを客に提示し、その中から1つを選択する入力を受付けてもよい。そして、予約部14は、客に選択されたロッカーを予約してもよい。客への提示及び選択の入力は、例えば、客の端末装置(パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等)に提供される受注画面(例:ウェブページ)を介して実現することができる。
第2のケースとして、選択された複数の商品が分割部13によりM個のグループに分けられるケースが考えらえる。この場合、予約部14は、分割部13より、Mの値や、各グループを収容可能な空きロッカーを特定する情報(ロッカーの識別情報)を取得する。そして、予約部14は、1つのグループに対応して、そのグループを収容可能な1つのロッカーを予約する。
判断部15が1つのグループに対応して1つのロッカーを収容可能と判断している場合、予約部14は、そのグループに対応してそのロッカーを予約してもよい。その他、判断部15が1つのグループに対応して複数のロッカーを収容可能と判断している場合、判断部15は、その中から所定のルールで選択した1つのロッカーをそのグループに対応して予約してもよい。
例えば、予約部14は、空いているロッカー各々の位置に基づき、予約するM個のロッカーを決定してもよい。具体的には、予約部14は、M個のロッカーの位置が十分に近接するように予約するM個のロッカーを決定してもよい。例えば、予約部14は、仮決定したM個のロッカーの中から2つを抽出して(M−1)個のペアを生成する。そして、ペア毎に、ロッカー間の距離を算出する。その後、予約部14は、ペア毎に算出した距離の統計値(最大値、平均値等)を算出する。予約部14は選択可能なM個のロッカーの組み合わせの中から、上記統計値が最小となる組み合わせを、予約するM個のロッカーとして決定する。ロッカー間の距離の算出方法は設計的事項である。
その他、予約部14は、グループ毎に、収容可能と判断された複数のロッカーを客に提示し、その中から1つを選択する入力を受付けてもよい。そして、予約部14は、客に選択されたロッカーを予約してもよい。
第3のケースとして、判断部15により、空いているロッカーの中に、選択された複数の商品すべてを収容可能なロッカーが存在しないと判断され、かつ、分割部13により、グループ分けを実行されないケースが考えられる。この場合、予約部14は、予約処理を実行しない。
以上により、受注サーバには、図7に示すような情報が生成される。図7に示す情報は、受注識別情報と、予約したロッカーの識別情報と、各ロッカーに収容される商品の商品識別情報と、各ロッカーを開錠するための開錠情報(例:暗証番号)とが対応付けられている。M個のグループに分けられた場合、1つの受注識別情報に、ロッカー識別情報・商品識別情報・開錠情報(例:暗証番号)の組み合わせがM個対応付けられることとなる。
次に、図8のフローチャートを用いて、本実施形態の処理装置10の処理の流れの一例を説明する。
S10では、商品情報取得部11が、選択された1つ又は複数の商品(受注サーバが受注した商品)の商品識別情報を取得する。例えば、商品情報取得部11は、受注識別情報と対応付けて、当該商品識別情報を取得する。
S11では、ロッカー情報取得部12が、複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得する。受注サーバが、商品の受け渡しに利用するロッカー群の選択を受付けている場合、ロッカー情報取得部12はそのロッカー群の利用状況を示す情報を取得する。
S12では、判断部15が、空いているロッカーの中に、選択された複数の商品すべてを収容可能なロッカーが存在するか判断する。
存在する場合(S12のYes)、予約部14が、選択された複数の商品すべてを収容可能な1つの空いているロッカーを予約する(S13)。また、予約部14は、開錠情報(例:暗証番号)を生成する。そして、予約部14は、受注識別情報と対応付けて、予約したロッカーの識別情報及び開錠情報を含む予約情報を受注サーバに送信する。
一方、存在しない場合(S12のNo)、分割部13は、選択された商品が1つか否かを判断する(S14)。
1つである場合(S14のYes)、分割部13は、使用可能なロッカーがない旨を示す情報を受注サーバに送信する(S15)。一方、1つでない場合(S14のNo)、S16に進む。そして、選択された商品をM個のグループに分け、M個の空いているロッカーに収容できる場合(S16のYes)には、S17に進む。
S17では、分割部13は、選択された複数の商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける。そして、予約部14は、M個の空いているロッカーを予約する。また、予約部14は、開錠情報(例:暗証番号)を生成する。
その後、Mの値や、各グループに属する商品を示す情報(グループと商品識別情報との対応関係)、各グループに対応して予約したロッカーの識別情報及び開錠情報等が、受注識別情報と対応付けて、受注サーバに送信される。
一方、選択された商品をM個のグループに分け、M個の空いているロッカーに収容できない場合(S16のNo)には、S15に進む。S15では、分割部13は、使用可能なロッカーがない旨を示す情報を受注サーバに送信する。
以上により、図7に示すような情報が、受注サーバに記憶される。
次に、図8に示すフローチャートを用いて、具体的な適用例を説明する。
「第1の適用例」
第1の適用例では、S10の前に、客は、自身の端末装置を操作し、受注サーバを介して1つ又は複数の商品を注文する。この際、客は、商品の受け渡しに利用するロッカー群を選択する。例えば、客は、商品の受け渡しを希望する店舗を選択する。これにより、当該店舗に設置されたロッカー群が、商品の受け渡しに利用するロッカー群として選択される。
S10では、商品情報取得部11が、選択された(注文された)1つ又は複数の商品(受注サーバが受注した商品)の商品識別情報を取得する。例えば、商品情報取得部11は、受注識別情報と対応付けて、当該商品識別情報を受注サーバから取得する。
S11では、ロッカー情報取得部12は、客により選択された店舗を識別する情報を受注サーバから取得する。そして、ロッカー情報取得部12は、予め保持しているロッカーの属性情報に基づき、当該店舗に設置されている複数のロッカーを特定する。その後、ロッカー情報取得部12は、特定した複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得する。
S12では、判断部15が、空いているロッカーの中に、選択された複数の商品すべてを収容可能なロッカーが存在するか判断する。
存在する場合(S12のYes)、予約部14が、選択された複数の商品すべてを収容可能な1つの空いているロッカーを予約する(S13)。また、予約部14は、開錠情報(例:暗証番号)を生成する。そして、予約部14は、受注識別情報と対応付けて、予約したロッカーの識別情報及び開錠情報を含む予約情報を受注サーバに送信する。
受注サーバは、受信した情報を記憶する。また、受注サーバは、客の端末装置を介して、ロッカーの識別情報及び開錠情報を通知する。
一方、存在しない場合(S12のNo)、分割部13は、選択された商品が1つか否かを判断する(S14)。
1つである場合(S14のYes)、分割部13は、使用可能なロッカーがない旨を示す情報を受注サーバに送信する(S15)。受注サーバは、客の端末装置を介して、使用可能なロッカーがない旨を通知する。
一方、1つでない場合(S14のNo)、S16に進む。そして、選択された商品をM個のグループに分け、M個の空いているロッカーに収容できる場合(S16のYes)には、S17に進む。
S17では、分割部13は、選択された複数の商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける。そして、予約部14は、M個の空いているロッカーを予約する。また、予約部14は、開錠情報(例:暗証番号)を生成する。
その後、Mの値や、各グループに属する商品を示す情報(グループと商品識別情報との対応関係)、各グループに対応して予約したロッカーの識別情報及び開錠情報等が、受注識別情報と対応付けて、受注サーバに送信される。
受注サーバは、受信した情報を記憶する。また、受注サーバは、客の端末装置を介して、ロッカーの識別情報及び開錠情報を通知する。
一方、選択された商品をM個のグループに分け、M個の空いているロッカーに収容できない場合(S16のNo)には、S15に進む。S15では、分割部13は、使用可能なロッカーがない旨を示す情報を受注サーバに送信する。受注サーバは、客の端末装置を介して、使用可能なロッカーがない旨を通知する。
その後、受注サーバは、選択された店舗の作業員に、受注内容やロッカーの予約内容等を通知する。作業員は、当該情報に基づき、受注した商品及び個数、商品を収容するロッカー、施錠時に設定する開錠情報(例:暗証番号)等を把握する。そして、作業員は、受注した商品をロッカーに収容し、所定の開錠情報(例:暗証番号)を設定して、ロッカーを施錠する。
その後、客は、選択した店舗を訪れ、通知されたロッカーを探す。そして、通知された開錠情報(例:暗証番号)で当該ロッカーを開錠し、中に収容されている商品を取り出す。
「第2の適用例」
第2の適用例では、S10の前に、客は、自身の端末装置を操作し、受注サーバを介して1つ又は複数の商品を注文する。この際、客は、商品の受け渡しに利用するロッカー群を選択する。例えば、客は、商品の受け渡しを希望するエリアを選択する。これにより、当該エリアに設置されたロッカー群が、商品の受け渡しに利用するロッカー群として選択される。
S10では、商品情報取得部11が、選択された(注文された)1つ又は複数の商品(受注サーバが受注した商品)の商品識別情報を取得する。例えば、商品情報取得部11は、受注識別情報と対応付けて、当該商品識別情報を受注サーバから取得する。
S11では、ロッカー情報取得部12は、客により選択されたエリアを識別する情報を受注サーバから取得する。そして、ロッカー情報取得部12は、予め保持しているロッカーの属性情報に基づき、当該エリアに設置されている複数のロッカーを特定する。その後、ロッカー情報取得部12は、特定した複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得する。
S12では、判断部15が、空いているロッカーの中に、選択された複数の商品すべてを収容可能なロッカーが存在するか判断する。
存在する場合(S12のYes)、予約部14が、選択された複数の商品すべてを収容可能な1つの空いているロッカーを予約する(S13)。また、予約部14は、開錠情報(例:暗証番号)を生成する。そして、予約部14は、受注識別情報と対応付けて、予約したロッカーの識別情報及び開錠情報を含む予約情報を受注サーバに送信する。
受注サーバは、受信した情報を記憶する。また、受注サーバは、客の端末装置を介して、ロッカーの識別情報及び開錠情報を通知する。
一方、存在しない場合(S12のNo)、分割部13は、選択された商品が1つか否かを判断する(S14)。
1つである場合(S14のYes)、分割部13は、使用可能なロッカーがない旨を示す情報を受注サーバに送信する(S15)。受注サーバは、客の端末装置を介して、使用可能なロッカーがない旨を通知する。
一方、1つでない場合(S14のNo)、S16に進む。そして、選択された商品をM個のグループに分け、M個の空いているロッカーに収容できる場合(S16のYes)には、S17に進む。
S17では、分割部13は、選択された複数の商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける。そして、予約部14は、M個の空いているロッカーを予約する。また、予約部14は、開錠情報(例:暗証番号)を生成する。
その後、Mの値や、各グループに属する商品を示す情報(グループと商品識別情報との対応関係)、各グループに対応して予約したロッカーの識別情報及び開錠情報等が、受注識別情報と対応付けて、受注サーバに送信される。
受注サーバは、受信した情報を記憶する。また、受注サーバは、客の端末装置を介して、ロッカーの識別情報及び開錠情報を通知する。
一方、選択された商品をM個のグループに分け、M個の空いているロッカーに収容できない場合(S16のNo)には、S15に進む。S15では、分割部13は、使用可能なロッカーがない旨を示す情報を受注サーバに送信する。受注サーバは、客の端末装置を介して、使用可能なロッカーがない旨を通知する。
その後、受注サーバは、受注した店舗の作業員に、受注内容やロッカーの予約内容等を通知する。作業員は、当該情報に基づき、受注した商品及び個数、商品を収容するロッカー、施錠時に設定する開錠情報(例:暗証番号)等を把握する。そして、作業員は、宅配業者に、受注した商品を所定のロッカーに収容する依頼を行う。この時、宅配業者に、収容するロッカーの識別情報、及び、開錠情報が通知される。当該依頼や通知は、オンラインで行われてもよいし、FAX等を介して行われてもよい。
宅配業者は、依頼に従い、商品を所定のロッカーに収容し、通知された開錠情報(例:暗証番号)を設定して、ロッカーを施錠する。
その後、客は、通知されたロッカーを探す。そして、通知された開錠情報(例:暗証番号)で当該ロッカーを開錠し、中に収容されている商品を取り出す。
以上、説明した本実施形態によれば、注文を受付けた商品群を複数のグループに分け、複数のロッカーに分けて収容することができる。このため、注文を受付けた複数の商品のすべてを収容可能な空きロッカーがない場合であっても、ロッカーを介した商品の受け渡しを実現することができる。結果、販売機会を失う等の不都合を軽減できる。
また、本実施形態によれば、注文を受付けた複数の商品のすべてを収容可能な空きロッカーがない場合に、上記複数のグループに分けてロッカーに収容させることができる。すなわち、注文を受付けた複数の商品のすべてを収容可能な空きロッカーがある場合には、商品群を複数のグループに分けず、1つのロッカーに収容することができる。このため、複数のロッカーから商品を取り出す客の労力や、複数のロッカーに商品を収容する作業員の労力を軽減することができる。また、不要に多数のロッカーを使用する不都合を回避し、ロッカーを有効活用できる。
また、本実施形態によれば、複数のロッカーに分けて収容する場合、複数のロッカーの位置を十分に近接させることができる。このため、ロッカーから商品を取り出す客の労力や、ロッカーに商品を収容する作業員の労力を軽減することができる。
<第2の実施形態>
図9に本実施形態の処理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理装置10は、商品情報取得部11と、ロッカー情報取得部12と、分割部13と、予約部14とを有する。
商品情報取得部11は、選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する。ロッカー情報取得部12は、複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得する。分割部13は、選択された複数の商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける。予約部14は、選択された複数の商品を収容する前記ロッカーとして、M個の空いているロッカーを予約する。これら機能部の構成は、第1の実施形態と同様である。
以上、説明した本実施形態によれば、注文を受付けた商品群を複数のグループに分け、複数のロッカーに分けて収容することができる。このため、注文を受付けた複数の商品のすべてを収容可能な空きロッカーがない場合であっても、ロッカーを介した商品の受け渡しを実現することができる。結果、販売機会を失う等の不都合を軽減できる。
また、本実施形態によれば、複数のロッカーに分けて収容する場合、複数のロッカーの位置を十分に近接させることができる。このため、ロッカーから商品を取り出す客の労力や、ロッカーに商品を収容する作業員の労力を軽減することができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する商品情報取得手段と、
複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得するロッカー情報取得手段と、
選択された複数の前記商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける分割手段と、
選択された複数の前記商品を収容する前記ロッカーとして、M個の空いている前記ロッカーを予約する予約手段と、
を有する処理装置。
2. 1に記載の処理装置において、
空いている前記ロッカーの中に、選択された複数の前記商品すべてを収容可能な前記ロッカーが存在するか判断する判断手段をさらに有し、
前記分割手段は、前記判断手段により存在しないと判断された場合、選択された複数の前記商品をM個のグループに分ける処理装置。
3. 2に記載の処理装置において、
前記予約手段は、前記判断手段により存在すると判断された場合、選択された複数の前記商品を収容可能と判断された前記ロッカーを予約する処理装置。
4. 1から3のいずれかに記載の処理装置において、
前記予約手段は、空いている前記ロッカー各々の位置に基づき、予約するM個の前記ロッカーを決定する処理装置。
5. 1から4のいずれかに記載の処理装置において、
前記分割手段は、空いている前記ロッカーの大きさに基づき、選択された複数の前記商品をM個のグループに分ける処理装置。
6. 5に記載の処理装置において、
前記分割手段は、各グループの前記商品群が空いている前記ロッカーに収容できるように、選択された複数の前記商品をM個のグループに分ける処理装置。
7. コンピュータが、
選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する商品情報取得工程と、
複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得するロッカー情報取得工程と、
選択された複数の前記商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける分割工程と、
選択された複数の前記商品を収容する前記ロッカーとして、M個の空いている前記ロッカーを予約する予約工程と、
を実行する処理方法。
7−2. 7に記載の処理方法において、
前記コンピュータが、
空いている前記ロッカーの中に、選択された複数の前記商品すべてを収容可能な前記ロッカーが存在するか判断する判断工程をさらに実行し、
前記分割工程では、前記判断工程で存在しないと判断された場合、選択された複数の前記商品をM個のグループに分ける処理方法。
7−3. 7−2に記載の処理方法において、
前記予約工程では、前記判断工程で存在すると判断された場合、選択された複数の前記商品を収容可能と判断された前記ロッカーを予約する処理方法。
7−4. 7から7−3のいずれかに記載の処理方法において、
前記予約工程では、空いている前記ロッカー各々の位置に基づき、予約するM個の前記ロッカーを決定する処理方法。
7−5. 7から7−4のいずれかに記載の処理方法において、
前記分割工程では、空いている前記ロッカーの大きさに基づき、選択された複数の前記商品をM個のグループに分ける処理方法。
7−6. 7−5に記載の処理方法において、
前記分割工程では、各グループの前記商品群が空いている前記ロッカーに収容できるように、選択された複数の前記商品をM個のグループに分ける処理方法。
8. コンピュータを、
選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する商品情報取得手段、
複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得するロッカー情報取得手段、
選択された複数の前記商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける分割手段、
選択された複数の前記商品を収容する前記ロッカーとして、M個の空いている前記ロッカーを予約する予約手段、
として機能させるプログラム。
8−2. 8に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
空いている前記ロッカーの中に、選択された複数の前記商品すべてを収容可能な前記ロッカーが存在するか判断する判断手段としてさらに機能させ、
前記分割手段は、前記判断手段により存在しないと判断された場合、選択された複数の前記商品をM個のグループに分けるプログラム。
8−3. 8−2に記載のプログラムにおいて、
前記予約手段は、前記判断手段により存在すると判断された場合、選択された複数の前記商品を収容可能と判断された前記ロッカーを予約するプログラム。
8−4. 8から8−3のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記予約手段は、空いている前記ロッカー各々の位置に基づき、予約するM個の前記ロッカーを決定するプログラム。
8−5. 8から8−4のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記分割手段は、空いている前記ロッカーの大きさに基づき、選択された複数の前記商品をM個のグループに分けるプログラム。
8−6. 8−5に記載のプログラムにおいて、
前記分割手段は、各グループの前記商品群が空いている前記ロッカーに収容できるように、選択された複数の前記商品をM個のグループに分けるプログラム。
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
10 処理装置
11 商品情報取得部
12 ロッカー情報取得部
13 分割部
14 予約部
15 判断部

Claims (8)

  1. 選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する商品情報取得手段と、
    複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得するロッカー情報取得手段と、
    選択された複数の前記商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける分割手段と、
    選択された複数の前記商品を収容する前記ロッカーとして、M個の空いている前記ロッカーを予約する予約手段と、
    を有する処理装置。
  2. 請求項1に記載の処理装置において、
    空いている前記ロッカーの中に、選択された複数の前記商品すべてを収容可能な前記ロッカーが存在するか判断する判断手段をさらに有し、
    前記分割手段は、前記判断手段により存在しないと判断された場合、選択された複数の前記商品をM個のグループに分ける処理装置。
  3. 請求項2に記載の処理装置において、
    前記予約手段は、前記判断手段により存在すると判断された場合、選択された複数の前記商品を収容可能と判断された前記ロッカーを予約する処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の処理装置において、
    前記予約手段は、空いている前記ロッカー各々の位置に基づき、予約するM個の前記ロッカーを決定する処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の処理装置において、
    前記分割手段は、空いている前記ロッカーの大きさに基づき、選択された複数の前記商品をM個のグループに分ける処理装置。
  6. 請求項5に記載の処理装置において、
    前記分割手段は、各グループの前記商品群が空いている前記ロッカーに収容できるように、選択された複数の前記商品をM個のグループに分ける処理装置。
  7. コンピュータが、
    選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する商品情報取得工程と、
    複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得するロッカー情報取得工程と、
    選択された複数の前記商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける分割工程と、
    選択された複数の前記商品を収容する前記ロッカーとして、M個の空いている前記ロッカーを予約する予約工程と、
    を実行する処理方法。
  8. コンピュータを、
    選択された複数の商品各々の商品識別情報を取得する商品情報取得手段、
    複数のロッカー各々の利用状況を示す情報を取得するロッカー情報取得手段、
    選択された複数の前記商品をM(Mは2以上の整数)個のグループに分ける分割手段、
    選択された複数の前記商品を収容する前記ロッカーとして、M個の空いている前記ロッカーを予約する予約手段、
    として機能させるプログラム。
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