JP2017165292A - 電子ミラーシステム - Google Patents

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JP2017165292A
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恒 山口
Tsune Yamaguchi
恒 山口
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Abstract

【課題】主に、装置が持っている機能を十分に活用することができるようにする。
【解決手段】少なくとも車両の側部後方を撮像可能な撮像部5と、この撮像部5の映像信号6を表示装置8に画像7として表示させる制御手段9と、を備えた電子ミラーシステムに関する。上記撮像部5が、車外の様子と車内の様子との両方を同時に撮像可能な広角レンズ23を備えるようにしている。
【選択図】図2

Description

この発明は、電子ミラーシステムに関するものである。
自動車などの車両には、車両の側部後方を確認するためにサイドミラーなどの確認装置が設けられている。そして、この確認装置に電子ミラーシステムを採用できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
このような、電子ミラーシステムは、少なくとも車両の側部後方を撮像可能な撮像部と、撮像部の映像信号を画像として表示装置に表示させる制御手段と、を備えたものとされる。
特開2009−83618号公報
しかしながら、上記電子ミラーシステムは、車両の側部後方を確認するためにのみ使用するものと考えられているため、装置が持っている機能を十分に活用できていないという問題があった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
少なくとも車両の側部後方を撮像可能な撮像部と、
該撮像部の映像信号を表示装置に画像として表示させる制御手段と、を備えた電子ミラーシステムにおいて、
前記撮像部が、車外の様子と車内の様子との両方を同時に撮像可能な広角レンズを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、装置が持っている機能を十分に活用することができる。
本実施の形態にかかる電子ミラーシステムを備えた車両を示す図である。このうち、(a)は側面図、(b)は平面図である。 電子ミラーシステムの構成を示す系統図である。 電子ミラーシステムにおける制御手段の処理を示すフローチャートである。 撮像部の映像信号を示す図である。このうち、(a)は左カメラのもの、(b)は右カメラのものである。 右カメラの映像信号を示す図である。このうち、(a)は車内の様子であり、(b)は車外の様子である。 表示装置の表示を示す図である。 車内の様子に関する情報を示す図である。 車内の様子に関する情報によって車載設備を制御する状況を示す図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図8は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
図1に示すように、自動車などの車両1に対し、車両1の側部後方を確認するためにサイドミラーなどの確認装置を設ける。そして、この確認装置を、電子ミラーシステム3、または、電子ミラーシステム3と光学式ミラーとを組み合わせたものなどとする。
図2に示すように、上記した電子ミラーシステム3は、少なくとも車両1の側部後方を撮像可能な撮像部5(または撮像装置)と、撮像部5の映像信号6を画像7として表示装置8に表示させる制御手段9(または制御装置)と、を備える。
ここで、撮像部5は、カメラであり、例えば、図1に示すように、左右のフロントドア部11の前側におけるフロントピラー12の基部周辺の位置などに対して左右一対設置される。また、表示装置8は、例えば、車室内における、運転席側の位置や、車幅方向中央位置や、撮像部5の近傍の位置などに設置される。制御手段9は、エンジンルームまたは車室内の乗員からは見えない位置などに設置される。但し、これらの設置位置などについては、上記に限るものではない。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにする。
(1)図2(〜図4)に示すように、上記撮像部5が、車外の様子21と車内の様子22との両方を同時に撮像可能な広角レンズ23を備えるようにする。
ここで、広角レンズ23は、標準レンズよりも僅かに画角が広いという程度のものでは不十分であり、車外の様子21および車内の様子22を、それぞれ十分に活用できる程度に撮影できるような広い画角を有するものとされる。広角レンズ23は、少なくとも、水平方向に対して広画角のものとされる。上下方向については、広画角としても良いが、通常(例えば、標準レンズ)の画角とするのが好ましい。この際、撮像部5は、上記したように、車外に設置するのが好ましい。
(2)そして、図5、図6に示すように、上記制御手段9が、上記広角レンズ23を使って撮像された映像信号6のうち車外の様子21に関する情報(車外画像データ)を抽出して上記表示装置8に表示させるようにする。
ここで、図6では、左右のカメラ(左カメラ5L、右カメラ5R)の車外の様子21に関する情報を1つに合成して表示装置8に表示させるようにしている。但し、左右のカメラの情報を2つの表示装置8に対して別々に分けて表示させるようにしても良い。なお、左右は、車両前方から後方へ向かって見た状態を基準としている。車両前方を向いて着座している乗員にとっては、左右が反対になっている。
(3)一方、上記制御手段9は、図7に示すように、上記広角レンズ23を使って撮像された映像信号6のうち車内の様子22に関する情報(車内画像データ)を抽出するようにする。
そして、制御手段9は、このようにして得られた車内の様子22に関する情報を、図8に示すように、制御情報41(または制御信号)にして、車両1に搭載された各種の車載設備42や、その制御装置などへ送ることで、これらの制御に利用する。
車載設備42やその制御装置は、例えば、エアバッグ装置やエアバッグ制御装置の安全装置43などとすることができる。また、車載設備42やその制御装置は、例えば、エアコンや、電動シートや、パワーウィンドウや、その他のものなどとすることができる。
制御手段9は、車内の様子22に関する情報を、車載設備42での使用に適した制御情報41(または制御信号)として使用できるようにするために、画像処理を行うようにする。
図3は、電子ミラーシステム3における制御手段9の処理を示すフローチャートである。
制御手段9では、ステップS1で撮像部5(カメラ)からの映像信号6(画像データ)を取得する。ステップS2で撮像部5からの映像信号6を、車外の様子21に関する情報と、車内の様子22に関する情報とに分割(画像分割)する。
そして、車外の様子21に関する情報(車外画像データ)は、ステップS3で表示装置8に表示される。この処理は、ステップS7で(例えば、イグニッションスイッチオフなどによって)終了と判断されるまで継続される。
一方、車内の様子22に関する情報(車内画像データ)は、画像処理されて、制御情報41とされる。そのために、先ず、ステップS4で車内の様子22に関する情報をグレースケール化する。次に、ステップS5で顔認識などによって乗員の位置や姿勢を検出する(乗員検知)。そして、ステップS6で検出結果をエアバッグ装置またはエアバッグ制御装置などの車載設備42(安全装置43)へ送る。この処理は、ステップS7で(例えば、イグニッションスイッチオフなどによって)終了と判断されるまで継続される。
なお、図8では、制御情報41として、各座席に対する乗員の有無と、乗員の姿勢とを情報化している。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
自動車などの車両1に設けられた電子ミラーシステム3によって、車両1の側部後方の様子を確認できるようにする。
このような電子ミラーシステム3は、制御手段9が、撮像部5で撮像した撮像部5の映像信号6を、画像7として表示装置8に表示させるものとされる。
(作用効果1)この際、撮像部5が、車外と車内との両方を同時に撮像可能な広角レンズ23を備えるようにした。これにより、車外の様子21と車内の様子22とを1つの撮像部5で同時に撮像することができるので、車外の様子21を撮像する撮像部5と車内の様子22を撮像する撮像部5とを別個に用意する必要がなくなり、撮像部5を1つにまとめて、撮像部5の数を減らすことができる。
(作用効果2)そして、制御手段9が、広角レンズ23を使って撮像した映像信号6のうちの車外の様子21に関する情報を抽出して表示装置8に表示させるようにした。これにより、広画角に撮像した映像信号6の一部を有効活用して、電子ミラーシステム3の表示に直接使用することができる。
(作用効果3)また、制御手段9が、広角レンズ23を使って撮像した映像信号6のうちの車内の様子22に関する情報を抽出するようにした。これにより、広画角に撮像した映像信号6の一部を有効活用して、車内での各種の制御などに用いることができる。
そして、表示装置8に対する車外の様子21の表示と、車内の様子22に関する情報の抽出とを同じ制御手段9を用いて並行して行う(並列処理する)ことを可能にした。
これにより、1つの映像信号6を表示と制御との2つの用途に別々に使用することができるので、処理の効率化および処理時間の短縮化などを図ることが可能となる。
更に、広角レンズ23を使って撮像された映像信号6のうちの車内の様子22に関する情報を抽出するようにした。これにより、これまで用いられていた各種のセンサ類(例えば、荷重センサや乗員検知用カメラなど)や各種の制御装置などの少なくとも一部を削減したり、これらの機能を補助させたりすることができ、その分、コストダウンを図ったり、検出や制御の精度を上げたりすることが可能となる。
そして、撮像部5を車外に設置することで、離れた位置から乗員を広く撮影することができるので、乗員の状態や状態を検知する上では有利である。
この際、例えば、車内の様子22に関する情報を画像処理して顔認識などを行うことにより、乗員検知を行わせることが可能となる。そして、この乗員検知によって、乗員と荷物とを区別して、荷物を人間と誤検知することなどをなくすことができるようになる。また、顔認識と乗員の肩の位置の検出とを組み合わせることで乗員の数や乗員の姿勢や乗員の体格などを検出することができる。更に、予め登録した乗員情報と照らし合わせることで、個人認証などを行わせることもできる。
例えば、乗員の数や乗員の姿勢や乗員の体格などを検出した情報を、エアバッグ制御装置またはエアバッグ装置などの安全装置43へ送ることで、例えば、乗員の状況に応じて、車内に複数設けられている各種のエアバッグ装置(例えば、運転席用エアバッグ装置や、助手席用エアバッグ装置や、後席用エアバッグ装置や、ドアのカーテンエアバッグ装置など)の開き方などを個別に調整することなどが可能となる。
より具体的には、助手席乗員や後席乗員がドアにもたれ掛かっている場合などに、そのエアバッグ装置を作動させないようにしたり、乗員が子供などである場合には、そのエアバッグ装置の作動をその子供の具体的な体格に応じて微調整したりするようなことが可能となる。その結果、エアバッグ装置の作動を各乗員の状況に合わせて最適となるようにより細かく制御して作動させることが可能となり、安全性の向上に寄与することができる。
また、乗員の状態や状態に応じて、エアコンや、電動シートや、パワーウィンドウを自動制御したりすることができる。また、シートベルトの着用状態を監視したりすることなども可能となる。
即ち、画像処理した乗員の服装(薄着や厚着など)や、個人認証した乗員各人の好みに合わせて、エアコンによる車内温度の自動制御をより細かく調整したりすることができる。また、画像処理した乗員の体格や、個人認証した各乗員ごとの設定に合わせて電動シートの位置などを自動制御したりすることができる。更に、画像処理した乗員の喫煙状況や、個人認証した各乗員の喫煙習慣の有無などに応じてパワーウィンドウの開閉を自動制御したりすることができる。
以上、実施例を図面により詳述してきたが、実施例は例示にしか過ぎないものである。よって、本発明は、実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 車両
3 電子ミラーシステム
5 撮像部
6 映像信号
7 画像
8 表示装置
9 制御手段
21 車外の様子
22 車内の様子
23 広角レンズ

Claims (3)

  1. 少なくとも車両の側部後方を撮像可能な撮像部と、
    該撮像部の映像信号を表示装置に画像として表示させる制御手段と、を備えた電子ミラーシステムにおいて、
    前記撮像部が、車外の様子と車内の様子との両方を同時に撮像可能な広角レンズを備えていることを特徴とする電子ミラーシステム。
  2. 請求項1に記載の電子ミラーシステムであって、
    前記制御手段が、前記広角レンズを使って撮像された映像信号のうち車外の様子に関する情報を抽出して前記表示装置に表示させることを特徴とする電子ミラーシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子ミラーシステムであって、
    前記制御手段が、前記広角レンズを使って撮像された映像信号のうち車内の様子に関する情報を抽出することを特徴とする電子ミラーシステム。
JP2016053019A 2016-03-16 2016-03-16 電子ミラーシステム Pending JP2017165292A (ja)

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