JP2017164399A - 下顎運動測定装置およびその測定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に測定部材を被験者に装着でき、被験者の動きを制限しなくてもよい測定装置、および測定方法。【解決手段】カメラ120によって撮像されるターゲットLED150が被験者300の頭部のうち下顎部、またはターゲットLED固定金具160を用いて被験者300の切歯に固定される。またカメラ120が固定された支持部130は、ヘッドバンド140に固定され、ヘッドバンド140が被験者300の頭部のうち下顎部と動きが独立する部分に設置される。【選択図】図1
Description
本発明は、下顎運動測定装置およびその測定方法に関し、特に被験者の下顎の運動を測定する下顎運動測定装置およびその測定方法に関する。
従来から顎関節、特に下顎運動についての研究は、主に歯科補綴臨床において大きな関心がもたれている。顎関節は側頭骨と下顎骨を連結する一対の関節であり、下顎骨の開閉、両側同時の前後運動、片側のみの前後運動などのきわめて複雑な運動を行い、口腔の機能を果たしている。
この顎関節に異常が起きると顎関節疾患をはじめ、かみ合わせが悪くなることにより咀嚼運動が異常になり、歯周病を悪化させる原因にもなっている。このように顎関節疾患、歯周疾患等の診断や治療上の必要性からも、下顎運動の研究は臨床歯科学の各方面で行われている。
下顎運動を分析するにあたり、下顎の動きを定量的に表すために下顎の動きを並進のx、y、zと、回転のθx、θy、θzの6つの成分に分解した6自由度の顎運動データを測定することがある。
その下顎運動の6自由度を測定する方法は、被験者の上顎と下顎とに複数のセンサーを装着し、被験者が咀嚼運動する様子を被験者と離れた所定の位置に固定されたカメラで撮像することで、上顎と下顎に装着されたセンサーが動く角度や相対位置の変化から下顎運動を解析し、下顎運動の6自由度を測定する方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
しかし、上記のような測定方法は、被験者と離れた所定の位置に固定されたカメラで被験者の上顎と下顎に装着されたセンサーの相対位置から運動を解析するため、被験者に複数のセンサーを取り付ける必要があり、測定を開始するまでに多くの準備時間を必要としてしまう問題があった。
また、測定には被験者に複数のセンサーを取り付けることで、測定のための部材が多くなり、測定するための費用も多くかかっていた。
また測定時には、被験者が身体を動かしてしまうと、位置を解析するカメラが、被験者の身体の動きも同時に撮像し解析してしまうことで、正確な下顎運動を測定することが困難になってしまう問題もあった。
ここで被験者の身体の動きを制限することで正確な測定を可能にすることも考えられるが、数多くの測定部材を身体に装着させたまま被験者を拘束することは、被験者の負担となってしまうことは言うまでもない。
このように下顎運動を測定するにあたり、測定部材が多いことは測定者だけの負担だけにとどまらず、被験者の負担にもなってしまうという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、容易に測定部材を被験者に装着でき、被験者の動きを制限しなくてもよい測定装置、および測定方法を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、被験者の下顎の運動を測定する下顎運動測定装置において、前記被験者の頭部のうち下顎部に装着されて撮像手段によって撮像される目標物と、前記撮像手段を支える支持部と、前記被験者の頭部のうち下顎部と動きが独立する部分に設置されて前記支持部が固定される固定具とを備えることを特徴とする下顎運動測定装置が提供される。
これにより、撮像手段によって撮像される目標物が被験者の頭部のうち下顎部に装着され、支持部が撮像手段を支え、固定具が被験者の頭部のうち下顎部と動きが独立する部分に設置されて支持部が固定される。
また、本発明では、被験者の下顎の運動を測定する下顎運動測定装置において、目標物が前記被験者の頭部のうち下顎部に装着される工程と、撮像手段が前記被験者の頭部のうち下顎部と動きが独立する部分に設置される工程と、前記目標物が前記撮像手段によって撮像される工程とを備えることを特徴とする下顎運動の測定方法が提供される。
これにより、目標物が前記被験者の頭部のうち下顎部に装着され、撮像手段が被験者の頭部のうち下顎部と動きが独立する部分に設置され、目標物が撮像手段によって撮像される。
本発明の下顎運動測定装置によれば、被撮像手段によって撮像される目標物が被験者の頭部のうち下顎部に装着され、支持部が撮像手段を支え、固定具が被験者の頭部のうち下顎部と動きが独立する部分に設置され、支持部が固定具に固定されるので、被験者に装着する目標物を下顎だけに限定でき、測定部材を少なくすることができる。これにより測定部材を装着する時間を減らすことができ、患者への負担も少なくなる。また被験者の頭部に固定された撮像手段にからの目標物の絶対位置の変化を測定するので、患者の制限を解除することができる。
また、本発明の下顎運動の測定方法によれば、目標物が前記被験者の頭部のうち下顎部に装着され、撮像手段が被験者の頭部のうち下顎部と動きが独立する部分に設置され、目標物が撮像手段によって撮像される。これにより測定部材を装着する時間を減らすことができ、患者への負担も少なくなる。また被験者の頭部に固定された撮像手段にからの目標物の絶対位置の変化を測定するので、患者の制限を解除することができる。
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る下顎運動測定装置全体を示す構成図である。
下顎運動測定装置100は、測定器110、カメラ120、支持部130、ヘッドバンド140、およびターゲットLED150を備えている。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る下顎運動測定装置全体を示す構成図である。
下顎運動測定装置100は、測定器110、カメラ120、支持部130、ヘッドバンド140、およびターゲットLED150を備えている。
測定器110は、商用電源よりACアダプタ111を介して電力の供給を受けることにより起動する。
またノートパソコン200は、商用電源よりACアダプタ201を介して電力の供給を受けることにより起動し、図示しないUSBケーブルで測定器110と接続されている。
またノートパソコン200は、商用電源よりACアダプタ201を介して電力の供給を受けることにより起動し、図示しないUSBケーブルで測定器110と接続されている。
カメラ120は、支持部130を介してヘッドバンド140に2つ固定され、図示しない接続コネクタを介し測定器110に接続され電源供給を受けている。
ヘッドバンド140は、被験者300の頭部のうち下顎部と動きが独立する部分に固定することができるものである。例えばヘッドバンドのように被験者300の頭頂部を包み込むような形状で固定でき、被験者300の下顎部と動きが連動しない部分に固定できるものである。カメラ120、支持部130およびヘッドバンド140の固定方法は後述する。
ヘッドバンド140は、被験者300の頭部のうち下顎部と動きが独立する部分に固定することができるものである。例えばヘッドバンドのように被験者300の頭頂部を包み込むような形状で固定でき、被験者300の下顎部と動きが連動しない部分に固定できるものである。カメラ120、支持部130およびヘッドバンド140の固定方法は後述する。
カメラ120は、光のスポットの光量の重心の位置を求めることのできる光学位置センサーであり、いわゆるPSD(Position Sersitive Detector)カメラと呼ばれるものである。
ターゲットLED150は、アダプタ151より電力の供給を受けることにより起動する。アダプタ151は図示しない乾電池を内蔵することで電力を供給している。アダプタ151には図示しないスイッチが設けられており、スイッチを操作することでターゲットLED150の点灯または消灯することができる。
ターゲットLED150は、被験者300の下顎部または下顎側切歯に装着される。被験者300が顎部を動かすと、点灯したターゲットLED150と被験者300の顎部との動きがは同期しているので下顎部の位置信号元となることができる。
またこの位置信号元をカメラ120で撮像することで、被験者300の下顎の動きを、XY座標の位置変化情報として電気信号を得る。カメラ120が得た電気信号はカメラ120に設けられた図示しない接続コネクタを介し測定器110に送信される。
測定器110は、カメラ120が得た被験者300の下顎の位置変化情報を増幅し、顎の位置データとしてノートパソコン200にデータを送信する。
ノートパソコン200は、測定器110より得た信号を分析し結果を表示する。
ノートパソコン200は、測定器110より得た信号を分析し結果を表示する。
図2は、第1の実施の形態に係るカメラの固定方法を示す斜視図である。
図2に示すように、カメラ120は、支持部130を介してヘッドバンド140に固定され、ヘッドバンド140は被験者300の頭部に装着されている。
図2に示すように、カメラ120は、支持部130を介してヘッドバンド140に固定され、ヘッドバンド140は被験者300の頭部に装着されている。
支持部130は、ベースアダプタ131、固定ユニット132、左右調節ユニット133、前後調節ユニット134、上下調節ユニット135、カメラ取付ステー136を備えている。
また被験者300の下顎部にはターゲットLED150が備えられている。ターゲットLED150の取付方法は後述する。
ヘッドバンド140は被験者300の前額部から後頭部、および頭頂部に沿うように湾曲状に形成されており、装着状態において被験者300の前額部から後頭部および頭頂部に接することにより支持部130を介してカメラ120を支持するものである。
ヘッドバンド140は、後頭部に沿う部分に調節ネジ141を備え被験者300の前頭部から後頭部に沿う部分の長さを調節することがでる。
ベースアダプタ131は、被験者300の前頭部に沿うようにアルミニウムを整形したものであり、ヘッドバンド140を被験者300の頭部に装着する際の頭部側の内側に備えられている。アルミニウムは軽量なので被験者300が頭部に装着しても負担にならない。
またベースアダプタ131はヘッドバンド140に備えられている調節ネジ141を調節することで被験者300の前頭部に密着し、支持部130全体をヘッドバンド140の内側より支えるものである。
固定ユニット132は立方体の形状をしており、固定ユニット132はベースアダプタ131とヘッドバンド140を挟みこむようにベースアダプタ131側から図示しないネジで締結されている。
ベースアダプタ131と固定されている固定ユニット132の反対側には、ヒンジ状の部品である左右調節ユニット133を介して前後調節ユニット134が固定されている。左右調節ユニット133を回動させることで前後調節ユニット134の左右調節ユニット133に固定されている側を中心に、水平方向に扇状の動きをすることができ、カメラ120を被験者300の正面を中心に180°水平方向に動かすことができる。
前後調節ユニット134は、前後調節金具134A、前後調節金具134B、および前後調節固定ノブ134Cを備えている。
前後調節金具134Aは筒状の形状をしており、前後調節金具134Bを前後調節金具134Aの内部はめこむことができる。前後調節金具134Bを前後調節金具134Aの内部から前後させることで、前後調節ユニット134の長さを調節することができる。前後調節ユニット134の長さは、前後調節固定ノブ134Cを締結することで、前後調節金具134Aおよび前後調節金具134Bを固定することができる。
上下調節ユニット135は、上下シャフトキャップ135A、上下シャフト135B、上下調節ユニット固定ネジ135Cとを備えている。
前後調節金具134Bの前後調節金具134Aに挿入されない側には上下シャフト135Bを挿入できる穴が開けられており、上下シャフト135Bが挿入されている。
上下シャフト135Bの上端部には、前後調節金具134Bに設けられた穴より大径の上下シャフトキャップ135Aが被せてあり、上下シャフト135Bの抜け落ち防止の役割を担っている。
上下シャフト135Bを前後調節金具134Bに設けられた穴の中をスライドさせることでカメラ120の高さを調節することができる。上下調節ユニット固定ネジ135Cを締結することで、上下シャフト135Bの位置を調節することができる。
上下シャフト135Bの一端にはカメラ取付ステー136が固定されている。
カメラ取付ステー136は、T型の形状をしており、カメラ取付ステー136の左右端部にはカメラ120が被験者300を撮像できる方向に向けられ固定されている。2つのカメラ120の距離は150mmであり、2つのカメラ120は互いに中心方向を向き、2つのカメラ120の距離の中心地点から150mm離れた位置にカメラ120の方向線が重なる角度で固定されている。
カメラ取付ステー136は、T型の形状をしており、カメラ取付ステー136の左右端部にはカメラ120が被験者300を撮像できる方向に向けられ固定されている。2つのカメラ120の距離は150mmであり、2つのカメラ120は互いに中心方向を向き、2つのカメラ120の距離の中心地点から150mm離れた位置にカメラ120の方向線が重なる角度で固定されている。
左右調節ユニット133、前後調節ユニット134、および上下調節ユニット135を調節することで、被験者300の下顎部に取り付けられたターゲットLED150の後述する撮像手段の測定範囲に入るように調節することができる。
測定は方法は、被験者300にガムなどを噛ませることで被験者300に咀嚼運動をさせる。すると被験者300の下顎の運動とターゲットLED150の動きが同期し、ターゲットLED150の動きを2つのカメラ120で撮像することで測定を行う。
図3は、ターゲットLED固定金具の形状を示す斜視図である。
図3に示すように、ターゲットLED固定金具160は、接着部161、湾曲部162、およびターゲットLED固定部163とを備えている。目標物固定金具は、例えばシーネと呼ばれるもので医療用で使われるものが望ましい。
図3に示すように、ターゲットLED固定金具160は、接着部161、湾曲部162、およびターゲットLED固定部163とを備えている。目標物固定金具は、例えばシーネと呼ばれるもので医療用で使われるものが望ましい。
ターゲットLED150は、被験者300の下顎部または下顎側切歯に装着し、被験者300が顎部を動かすことで点灯したターゲットLED150と被験者300の顎部との動きが同期し下顎の位置信号元となる。
ターゲットLED150を被験者300の下顎部に接着する場合は、医療用両面テープでターゲットLED150を固定する。しかし口内にある下顎側切歯に固定する場合は、唾液等で医療用両面テープの接着力が低下してしまうので医療用両面テープの使用が困難である。
上記のように医療用両面テープの使用が困難な場合は、図3のようなターゲットLED固定金具160を使用することが望ましい。
被験者300の下顎側切歯にターゲットLED150を固定する方法を以下に示す。
接着部161に歯科用の接着剤、たとえばバリケアなどを塗布し被験者300の下顎側切歯に固定する。湾曲部162は被験者300の下唇に沿うように湾曲されており、口内から口外に向けて突出するように形成されている。湾曲部162の先端にはターゲットLED固定部163が固定されており、ターゲットLED150を固定することができる。これにより、被験者300の下顎側切歯にターゲットLED150を固定することができる。
接着部161に歯科用の接着剤、たとえばバリケアなどを塗布し被験者300の下顎側切歯に固定する。湾曲部162は被験者300の下唇に沿うように湾曲されており、口内から口外に向けて突出するように形成されている。湾曲部162の先端にはターゲットLED固定部163が固定されており、ターゲットLED150を固定することができる。これにより、被験者300の下顎側切歯にターゲットLED150を固定することができる。
図4は、下顎運動測定装置に係る電気的接続説明図および絶縁構造図である。
下顎運動測定装置は、図4に示すように電気的な接続がなされている。また安全性および測定の正確性を向上させるため各所に強化絶縁および基礎絶縁を施している。
下顎運動測定装置は、図4に示すように電気的な接続がなされている。また安全性および測定の正確性を向上させるため各所に強化絶縁および基礎絶縁を施している。
図5は、カメラの構成を示す側面図および正面背面図である。
(a)はカメラ120の側面図、(b)の上部はカメラ120の正面図、下部はカメラ120の背面図を表している。
(a)はカメラ120の側面図、(b)の上部はカメラ120の正面図、下部はカメラ120の背面図を表している。
図5に示すように、カメラ120は、外側ケース121、平凸レンズ122、赤外線投下フィルタ123、PSD素子124、およびPSD端子125を備えている。
カメラ120は、小型軽量にするために小型の外側ケース121の内部に各種部材を備えている。外側ケースは光を遮断するため黒い樹脂で形成され、撮像方向に開けられる穴に平凸レンズ122、赤外線透過フィルタ、PSD素子124、およびPSD端子125を固着したものがビス127によって外側ケース121に固定されている。
PSD端子125に接続されているケーブルはヒシチューブ126を被覆し絶縁処理がなされている。
外側ケース121の撮影方向反対側は蓋128をビス129で固定することで覆蓋されている。蓋128には穴が開けられており、PSD端子125に接続されるケーブルを外に引き出すことができる。
図6は、カメラの測定範囲確認図である。
図6(a)は、2つのカメラ120を上からみた状態での測定可能範囲を示す図である。また、(b)は、2つのカメラ120を被験者300の側部からみた状態での測定可能範囲を示す図である。
図6(a)は、2つのカメラ120を上からみた状態での測定可能範囲を示す図である。また、(b)は、2つのカメラ120を被験者300の側部からみた状態での測定可能範囲を示す図である。
図6に示すように、測定範囲は以下のとおりである。
上下方向:±30mm
左右方向:±30mm
前後方向:−15mm〜+45mm
上記の範囲で、被験者300の下顎または下顎側切歯に装着したターゲットLED150の位置を測定することができる。
上下方向:±30mm
左右方向:±30mm
前後方向:−15mm〜+45mm
上記の範囲で、被験者300の下顎または下顎側切歯に装着したターゲットLED150の位置を測定することができる。
また2つのカメラ120で得られるターゲットLED150位置信号は、図6におけるX軸Y軸ほうこうの位置座標であり一方のカメラ120および他方のカメラ120から得られるターゲットLED150位置信号を(Y1Y2X1X2)とする。
図7は、カメラから得られた信号によって座標を計算する式を示す図である。
2つのカメラ120から得られた位置信号(Y1Y2X1X2)は、測定器110によって増幅されノートパソコン200に送信される。
2つのカメラ120から得られた位置信号(Y1Y2X1X2)は、測定器110によって増幅されノートパソコン200に送信される。
ノートパソコン200は、得た位置信号(Y1Y2X1X2)を計算式によってターゲットLED150の位置を算出する。
図7に示される計算式によって2つのカメラ120によってXYZの3軸方向の座標が同時に算出することができる。
ただし計算式は2つのカメラ120の距離と、2つのカメラ120の中心からターゲットLED150の距離が150mmとして計算している。
図8は、2つのカメラで得たターゲットLEDの位置情報をグラフにした図である。
図8に示すように、被験者300の下顎または下顎側切歯に装着したターゲットLED150の位置情報をグラフ化したものあり、被験者300の下顎部と動きが同期しているので被験者300の下顎の動きをグラフ化したものである。
図8に示すように、被験者300の下顎または下顎側切歯に装着したターゲットLED150の位置情報をグラフ化したものあり、被験者300の下顎部と動きが同期しているので被験者300の下顎の動きをグラフ化したものである。
[Ver]は下顎の上下運動、[A/P]は下顎の前後運動、[Lat]は下顎の左右運動を示したものである。
図8からの[Ver]の図からも分かるように、上部の頂点がきれいに一致していることが分かる。これは支持部130を介し被験者300の頭部に固定したカメラ120が、被験者300の下顎部または下顎側切歯に装着されたターゲットLED150を安定して撮像できていることを示している。
図9は、2つのカメラから得た位置信号を被験者の前面および側面からの軌跡として解析した結果を表示した図である。
(a)は、被験者300に咀嚼運動を行わせ、咀嚼開始後からの下顎の運動を被験者300の前面からの軌跡を表示した図である。
(b)は、被験者300に咀嚼運動を行わせ、咀嚼開始後からの下顎の運動を被験者300の側面からの軌跡を表示した図である。
(b)は、被験者300に咀嚼運動を行わせ、咀嚼開始後からの下顎の運動を被験者300の側面からの軌跡を表示した図である。
図9で示されるように、2つの撮像手段から得たターゲットLED150の位置信号により下顎の運動の軌跡を計算し表示することができる。
図10は、既存機器と同時に測定した確認データを示した図である。
図10に示すように咀嚼運動経路は、いずれの被験者でも下顎運動測定装置100(装置A)と既存装置(装置B)とが近似していることが確認できる。
図10に示すように咀嚼運動経路は、いずれの被験者でも下顎運動測定装置100(装置A)と既存装置(装置B)とが近似していることが確認できる。
また開口量と咀嚼幅は、下顎運動測定装置100(装置A)と既存装置(装置B)とが近似し、両装置間に有意差が認められなかった。
またこれらの結果から、下顎運動測定装置100は、生体の下顎運動を観察する際の十分な測定範囲を有し、既存装置と同程度の咀嚼運動を記録、分析できることがそれぞれ確認でき、臨床応用できることが確認できる。
また下顎運動測定装置100を用いることで、頭部のうち下顎と運動を独立する部分にカメラ120を固定することで、ターゲットLED150を上顎等に設置しなくても価額の動きを測定することができる。
またカメラ120を2つ設置し1つのターゲットLED150を撮像することで、3軸方向の位置情報を解析することができる。
これにより被験者に装着するターゲットLED150の個数が1つに限定することが可能になり、大掛かりな設置を不要とすることができる。
また頭部のうち下顎と運動を独立する部分にカメラ120を固定することで、今まで下顎と相対位置の対象としていた上顎とカメラ120の動きが同期するので、被験者の動きを制限することなく下顎の運動を測定することができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態の耐震構造は、カメラ120の設置数が1つとなること以外は、第1の実施の形態で示した構成とほぼ同様である。このため、上記第1の実施の形態とほぼ同様の構成部分については同一の符号を付すなどして適宜その説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態の耐震構造は、カメラ120の設置数が1つとなること以外は、第1の実施の形態で示した構成とほぼ同様である。このため、上記第1の実施の形態とほぼ同様の構成部分については同一の符号を付すなどして適宜その説明を省略する。
図11は、第2の実施の形態に係るカメラの第1の固定方法を示す斜視図である。
図11に示すように、カメラ120は、支持部130を介してヘッドバンド140に固定され、ヘッドバンド140は被験者300の頭部に装着されている。
図11に示すように、カメラ120は、支持部130を介してヘッドバンド140に固定され、ヘッドバンド140は被験者300の頭部に装着されている。
支持部130は、ベースアダプタ131、固定ユニット132、左右調節ユニット133、前後調節ユニット134、上下調節ユニット135、カメラ取付ステー136を備えている。
また被験者300の下顎部にはターゲットLED150が備えられている。ターゲットLED150の取付方法は前述のとおりである。
ヘッドバンド140は被験者300の前額部から後頭部、および頭頂部に沿うように湾曲状に形成されており、装着状態において被験者300の前額部から後頭部および頭頂部に接することにより支持部130を介してカメラ120を支持するものである。
ヘッドバンド140は、後頭部に沿う部分に調節ネジ141を備え被験者300の前頭部から後頭部に沿う部分の長さを調節することがでる。
ベースアダプタ131は、被験者300の前頭部に沿うようにアルミニウムを整形したものであり、ヘッドバンド140を被験者300の頭部に装着する際の頭部側の内側に備えられている。アルミニウムは軽量なので被験者300が頭部に装着しても負担にならない。
またベースアダプタ131はヘッドバンド140に備えられている調節ネジ141を調節することで被験者300の前頭部に密着し、支持部130全体をヘッドバンド140の内側より支えるものである。
固定ユニット132は立方体の形状をしており、固定ユニット132はベースアダプタ131とヘッドバンド140を挟みこむようにベースアダプタ131側から図示しないネジで締結されている。
ベースアダプタ131と固定されている固定ユニット132の反対側には、ヒンジ状の部品である左右調節ユニット133を介して前後調節ユニット134が固定されている。左右調節ユニット133を回動させることで前後調節ユニット134の左右調節ユニット133に固定されている側を中心に、水平方向に扇状の動きをすることができ、カメラ120を被験者300の正面を中心に180°水平方向に動かすことができる。
前後調節ユニット134は、前後調節金具134A、前後調節金具134B、および前後調節固定ノブ134Cを備えている。
前後調節金具134Aは筒状の形状をしており、前後調節金具134Bを前後調節金具134Aの内部はめこむことができる。前後調節金具134Bを前後調節金具134Aの内部から前後させることで、前後調節ユニット134の長さを調節することができる。前後調節ユニット134の長さは、前後調節固定ノブ134Cを締結することで、前後調節金具134Aおよび前後調節金具134Bを固定することができる。
上下調節ユニット135は、上下シャフトキャップ135A、上下シャフト135B、上下調節ユニット固定ネジ135Cとを備えている。
前後調節金具134Bの前後調節金具134Aに挿入されない側には上下シャフト135Bを挿入できる穴が開けられており、上下シャフト135Bが挿入されている。
上下シャフト135Bの上端部には、前後調節金具134Bに設けられた穴より大径の上下シャフトキャップ135Aが被せてあり、上下シャフト135Bの抜け落ち防止の役割を担っている。
上下シャフト135Bを前後調節金具134Bに設けられた穴の中をスライドさせることでカメラ120の高さを調節することができる。上下調節ユニット固定ネジ135Cを締結することで、上下シャフト135Bの位置を調節することができる。
上下シャフト135Bの一端にはカメラ取付ステー136が固定されている。
カメラ取付ステー136にはカメラ120が被験者300を撮像できる方向に向けられ固定されている。
カメラ取付ステー136にはカメラ120が被験者300を撮像できる方向に向けられ固定されている。
左右調節ユニット133、前後調節ユニット134、および上下調節ユニット135を調節することで、被験者300の下顎部に取り付けられたターゲットLED150の前述した撮像手段の測定範囲に入るように調節することができる。
測定は方法は、左右調節ユニット133を回動し、カメラ120が被験者300の正面の位置にくるように調節する。その後、被験者300にガムなどを噛ませることで被験者300に咀嚼運動をさせる。すると被験者300の下顎の運動とターゲットLED150の動きが同期し、ターゲットLED150の動きを2つのカメラ120で撮像することで測定を行う。
このように、1つのカメラ120で被験者300の正面からターゲットLED150を撮像することで、被験者300の正面側からの測定を行うことが出来る。
図12は、第2の実施の形態に係るカメラの第2の固定方法を示す斜視図である。
図12に示すように、左右調節ユニット133を回動し、支持部130を介してカメラ120を90°回転させ、被験者300の側方からターゲットLED150を撮像している。
このように、左右調節ユニット133を回動することでカメラ120の撮像位置を移動することができる。
上記のように、カメラ120の設置位置を90°変えることで、正面および側面が各々独立して測定することができる。
100 下顎運動測定装置
110 測定器
111、151、201 アダプタ
120 カメラ
121 外側ケース
122 平凸レンズ
123 赤外線投下フィルタ
124 PSD素子
125 PSD端子
126 ヒシチューブ
127 ビス
128 蓋
129 ビス
130 支持部
131 ベースアダプタ
132 固定ユニット
133 左右調節ユニット
134 前後調節ユニット
134A 前後調節金具
134B 前後調節金具
134C 前後調節固定ノブ
135 上下調節ユニット
135A 上下シャフトキャップ
135B 上下シャフト
135C 上下調節ユニット固定ネジ
136 カメラ取付ステー
140 ヘッドバンド
141 調節ネジ
150 ターゲットLED
160 ターゲットLED固定金具
161 接着部
162 湾曲部
163 ターゲットLED固定部
200 ノートパソコン
300 被験者
110 測定器
111、151、201 アダプタ
120 カメラ
121 外側ケース
122 平凸レンズ
123 赤外線投下フィルタ
124 PSD素子
125 PSD端子
126 ヒシチューブ
127 ビス
128 蓋
129 ビス
130 支持部
131 ベースアダプタ
132 固定ユニット
133 左右調節ユニット
134 前後調節ユニット
134A 前後調節金具
134B 前後調節金具
134C 前後調節固定ノブ
135 上下調節ユニット
135A 上下シャフトキャップ
135B 上下シャフト
135C 上下調節ユニット固定ネジ
136 カメラ取付ステー
140 ヘッドバンド
141 調節ネジ
150 ターゲットLED
160 ターゲットLED固定金具
161 接着部
162 湾曲部
163 ターゲットLED固定部
200 ノートパソコン
300 被験者
Claims (12)
- 被験者の下顎の運動を測定する下顎運動測定装置において、
前記被験者の下顎部に装着されて撮像手段によって撮像される目標物と、
前記撮像手段を支える支持部と、
前記被験者の頭部であって、かつ下顎部と動きが独立する部分に設置されて前記支持部が固定される固定具と
を備えることを特徴とする下顎運動測定装置。 - 撮像手段が複数の場合、
1回の撮像で前記目標物を前記被験者の正面、側面、および平面の3軸方向で同時に測定されることを特徴とする請求項1記載の下顎運動測定装置。 - 撮像手段が1つの場合、
前記被験者の正面および側面の2軸方向で測定されることを特徴とする請求項1記載の下顎運動測定装置。 - 前記下顎運動測定装置は、
前記支持部に回動部を備え、
前記目的物が、
前記被験者の正面および側面から撮像されることを特徴とする請求項3記載の下顎運動測定装置。 - 前記固定具に固定される支持部が、
前記撮像手段の位置が調節される位置調節ユニットと、
前記位置調節ユニットが固定される固定ユニットと、
前記固定ユニットが固定されるベースアダプタと
を備え、
前記被験者に固定される前記固定具の前部は、
前記調節ユニットと前記ベースアダプタとに挟持され、
前記ベースアダプタおよび前記固定具が前記被験者の頭部に密接されることで前記顎運動測定装置全体が支持されることを特徴とする請求項1記載の下顎運動測定装置。 - 前記ベースアダプタは、
アルミニウムから形成されることを特徴とする請求項5記載の下顎運動測定装置。 - 前記撮像手段が、
光学位置センサーを組み込んだ位置検出可能なカメラであることを特徴とする請求項1記載の下顎運動測定装置。 - 前記目標物が、
発光体であることを特徴とする請求項1記載の下顎運動測定装置。 - 前記発光体が、
発光ダイオードであることを特徴とする請求項8記載の下顎運動測定装置。 - 前記目標物は、
医療用両面テープで前記下顎部に固定または目標物固定金具によって前記切歯に固定されることを特徴とする請求項1記載の下顎運動測定装置。 - 前記測定器は、
前記撮像手段より得られた位置信号が増幅され、前記目標物の位置データが出力されることを特徴とする請求項1記載の下顎運動測定装置。 - 被験者の下顎の運動を測定する下顎運動測定装置において、
目標物が前記被験者の頭部のうち下顎部に装着される工程と、
撮像手段が前記被験者の頭部のうち下顎部と動きが独立する部分に設置される工程と、
前記目標物が前記撮像手段によって撮像される工程と
を備えることを特徴とする下顎運動の測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016054778A JP2017164399A (ja) | 2016-03-18 | 2016-03-18 | 下顎運動測定装置およびその測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016054778A JP2017164399A (ja) | 2016-03-18 | 2016-03-18 | 下顎運動測定装置およびその測定方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017164399A true JP2017164399A (ja) | 2017-09-21 |
Family
ID=59910250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016054778A Pending JP2017164399A (ja) | 2016-03-18 | 2016-03-18 | 下顎運動測定装置およびその測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017164399A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3482680A1 (en) * | 2017-11-14 | 2019-05-15 | Vittorio Gaveglia | Device for detecting images of the mouth of a patient |
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2016
- 2016-03-18 JP JP2016054778A patent/JP2017164399A/ja active Pending
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