JP2017163927A - 農作業ロボット - Google Patents
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Abstract
Description
移動通路では、通路上に設置した位置指標を検知する光学センサや磁気センサを農作業ロボットの前部に設けて移動中の位置を把握し、目的の栽培棚に向かうときに機体を旋回して作業通路に進入する。
このように自律走行することにより、複数の栽培棚で無人作業を行うことができ、大幅な省力化が図られる。
また、旋回位置と対応して旋回位置指標を設ける場合は、例えば埋め込み固定することによって旋回位置を安定して確保できるものの、指標を埋め込む作業に時間と労力、費用がかかる問題がある。さらに、旋回位置指標の埋設位置を変更する際にも、同様の問題が発生する。
そのほかの位置指標として、床面に金属テープ等を貼ることも考えられるが、金属テープは走行装置や作業者に踏まれて摩耗しやすく、また剥がれやすいので、特に、旋回位置で金属テープが無くなっていたり、一部が欠損して正確にセンサが検知できず、旋回走行が行われなくなる問題がある。
この場合において、作業走行中は対物検知手段の前方検知範囲幅が狭くなることにより、作物栽培条や栽培用の架台等の構造物が作業通路に近接していても、対物検知部材(S)による検知を防止できるので、無用の走行停止が防止され、作業能率が向上する。
そして、移動走行中は対物検知部材(S)の検知範囲を広くすることにより、作物栽培条の外で移動通路の周辺にある物体を確実に検知して対応走行することができるので、走行装置(T)や作業装置(W)の破損が防止される。
また、作業距離センサ(2s)が作業走行距離を計測しなくなってから移動距離センサ(3s)が計測する移動走行距離に基づき次の作物栽培条に向かって移動することにより、適切な位置に移動することができる。
また、旋回に合わせてキャスタ式補助輪(3b,3b)が自在に遊転支持することにより、走行装置(T)を円滑に旋回させることができるので、旋回軌跡が乱れて旋回半径が大きくなることが防止される。
また、走行状態判定手段が移動走行を判定すると前斜め領域の検知を行うことにより、作業走行中の誤検知が防止され、作業能率が向上する。
不図示の制御装置を備えて構成される。また、農作業ロボット1に設ける各種センサやスイッチの制御関係については、図9のブロック図に示すものとする。
なお、左右の前輪2a,2a、及び左右の後輪2b,2bは、各々回転自在に設ける。該左右の前輪2a,2aは、前輪車軸2f,2fに装着するものとし、左右の後輪2b,2bは、一本の後輪車軸2gに設けるものとする。
なお、前記左右の入力スプロケット41,41と左右の駆動スプロケット42,42は、前記左右の駆動輪3a,3aよりも機体内側に配置する。
また、左右の入力スプロケット41,41と左右の駆動スプロケット42,42を左右の駆動輪3a,3aよりも機体内側に配置したことにより、機体の左右幅が抑えられ、コンパクトな構成になると共に、栽培棚から垂れ下がる植物に伝動機構4が接触することが防止され、植物が傷付くことや、植物が絡み付いて作業が中断されることが防止される。
走行装置Tは、その前部中央で所定範囲内の物体の有無を検知するレーザーセンサ等の対物検知部材Sを備え、図15(a)(b)に示すとおり、前方に物体があると走行車体を停止または後退制御可能に構成する。対物検知部材Sは、作業走行時の検知範囲D1を狭くし、また、移動走行時の検知範囲D2を広くすることにより、衝突破損防止とともに、不要な停止を防止して作業能率向上することができる。
なお、図11(a)に示すとおり、対物検知部材Sは、作業走行時の検知範囲D1を検知する際、走行装置Tの前側の四角形(長方形)のエリアを検知可能なものとする。この検知範囲は、制御装置100によって自動的に切り替わる構成とする。
なお、前記対物検知部材Sは、図10に示すとおり、レーザー照射部S1を回動支点S2を中心として所定範囲、例えば前方180度の範囲内で回動させ、レーザーの照射距離に変動があると、物体の存在を検知するものを用いるが、複数のレーザー照射部で複数個所にレーザーを照射し、照射距離に変動がある箇所を検知するものとしてもよい。
各作業通路Lの作業レールR,R上においては、左右の前輪2a,2aで駆動し、左右の後輪2b,2bの車軸2gの左右方向中央部に設けたロータリエンコーダ等の作業距離センサ2sで作業レールR,R上の作業走行距離を計測する。該作業距離センサ2sにより、作業走行と移動走行の識別が可能となり、また、作業位置情報を得ることができる。
また、作業装置Wの作業後、所定時間をおいて農作業ロボット1の作業走行を再開させ、作業距離センサ2sで作業走行距離を計測する構成とする。
前記左右の後輪2b,2b側に作業距離センサ2sを設けるのは、前記左右の後輪2b,2bが左右の走行モータ4a,4aから駆動力を受けないものであり、作業レールR,Rに左右の後輪2b,2bが接地しなくなると作業距離センサ2sが回転を検知しなくなり、移動通路Fへの移動が開始されていると判断させるためである。逆に、作業レールR,Rに左右の後輪2b,2bが接地して回転すると、作業走行に移行したことが判断できる。
図11及び図12に示すとおり、各作業通路Lの出入口には標識カーテンMを設け、対物検知部材Sが移行走行時の検知範囲D3において該標識カーテンMを検知した状態で、且つ作業距離センサ2sの回転検知が停止すると、栽培条の出口から移動通路Fに出た時から路上走行輪3a,3aによる走行装置Tの移動距離を移動距離センサ3s,3sが計測開始し、所定距離の計測時に旋回して車体が移動方向を向き、次の栽培条に向かう距離計測によって自律的に移動できるので省力化できる。
なお、栽培棚と壁の間隔が広く、旋回半径が大きくても旋回走行に支障が無い作業環境では、旋回外側の走行モータ4aを正転させ、旋回内側の走行モータ4aを停止させて旋回走行してもよい。
走行装置Tは、要部斜視図(a)および平面図(b)を図4に示すように、左右の駆動輪2a,2aの前側にそれぞれブラシ11,11を配置することにより、作業レールR,R上の葉や土などを除去しながら走行することができるので、農作業ロボット1のスリップが防止され、作業距離センサ2sによる走行距離が実際の走行距離と異なることが防止され、安定走行が可能となる。また、農作業ロボット1の作業開始前に人手で作業レールR,Rの清掃をする必要がなく、作業に要する時間と労力が軽減される。
レール終端部は、その斜視図を図5に示すように、機体前端部に作業レールR,Rの終端検出センサ12とレバー式リミットスイッチ13を設け、地上側の終端板12aに加えて、作業レールR上に設けるストッパ13aの検知により終端を検知すると、制御装置100により左右の走行モータ4a,4aを逆転させ、農作業ロボット1を後退させる制御を行うことにより、終端板12aが傾いていたり、倒れていても農作業ロボット1が作業レールR,Rの終端で止まったままになることが防止され、作業が能率的に行われる。
また、農作業ロボット1が作業レールR,Rから脱落することを防止できるので、農作業ロボット1の破損が防止される。
これを利用して、農作業ロボット1が作業レールR,Rからオーバーランした際に、作業レールR,R上に戻らせる方法を、図19のフローチャートで説明する。
また、オーバーランした農作業ロボット1を作業レールR,R上に戻す作業が不要となり、作業者の労力が軽減される。
上述のとおり、走行装置Tは、レール走行輪である前輪2a,2aと路上走行輪である駆動輪3a,3aと、路上走行輪を独立駆動する走行モータ4a,4aを設けて各々正逆転可能に構成している。このように、作業走行と移動走行を別の走行部材とすることで、定められた場所ごとに適した走行が可能になるので、移動が円滑になると共に、過度の振動等が発生しにくく作業装置Wがぶれにくく、作業能率と作業精度が向上する。また、旋回動作によって自由度が向上し、レール走行輪と路上走行輪を左右の移動走行モータで駆動するので、構成が簡易化される。
図13に示すとおり、作業通路Lの出入口検知で対物検知部材Sが標識カーテンMを検知し、且つ左右の後輪2b,2bが作業レールR,Rから離脱して作業距離センサ2sが回転を検知しなくなると、前記左右の駆動輪3a,3aの回転を左右の移動走行距離センサ3s,3sが検知して移動距離を計測し、移動距離が所定距離になると旋回外側の走行モータ4aを正転、旋回内側の走行モータ4aを逆転させて機体を旋回させることにより、出入口から所定距離位置離れた位置で機体の旋回が可能となる。
図1から図3に示すとおり、移動通路F上の駆動輪3a,3aはレール走行輪である前輪2a及び後輪2bより下位で接地するように構成し、前方に作業レールR,Rに沿わせる左右のガイドローラ2c,2cを設けることにより、前輪2a及び後輪2bの影響を受けることなく路上旋回が可能となるので、進行方向を直進に向けやすく、移動に要する時間が抑えられ、作業能率が向上する。
図2、図3に示すとおり、前記左右のガイドローラ2c,2cは、内側付勢スプリング2d,2dを介して設けることにより、農作業ロボット1が作業レールR,Rに進入する位置が、作業レールR,Rに対して左右方向に多少ずれていても、左右のガイドローラ2c,2cが作業レールR,Rの外側面に接触すると、内側付勢スプリング2d,2dが収縮して左右のガイドローラ2c,2cの左右間隔が拡がり、農作業ロボット1を作業レールR,Rに載ることが可能な位置に移動させることができるので、農作業ロボット1のレール進入が自動調節でスムーズになる。
図13に示すとおり、農作業ロボット1が作業通路Lを出て旋回し、移動通路Fを所定距離移動して次に作業を行う栽培棚の作業通路LのレールR,Rに進入するときは、左右の移動距離センサ3s,3sが検知した移動通路上Fの移動距離が所定距離になると、制御装置100が旋回外側の走行モータ4aを正転、旋回内側の走行モータ4aを逆転させることにより、農作業ロボット1を作業通路L側に向かせる。そして、農作業ロボット1が90度旋回したことを左右の移動距離センサ3s,3sが検知すると、左右の走行モータ4a,4aを停止させ、停止後所定時間(例:5〜10秒)が経過すると左右の走行モータ4a,4aを正転させることで、農作業ロボット1を次の作業通路Lの作業レールR,Rに向かって移動させることができる。
なお、上記の旋回時の旋回外側は、移動通路Fに沿う直進作業中を基準として、作業通路Lから遠い側が旋回外側であり、作業通路Lから近い側が旋回内側となる。
これにより、往路と復路で旋回方向を統一することができるので、旋回位置の乱れが生じにくく、移動走行に要する時間が抑えられ、作業能率が向上する。また、作業通路Lに農作業ロボット1が進入できず、作業が中断されることが防止される。
前記作業伝動機構である作業伝動チェーン4c,4cの巻回域内で、且つ前輪2aと駆動輪3の前後間、及び後輪2bと駆動輪3の前後間に、左右それぞれ2箇所ずつ補助ガイド部材2e,2eを設ける。該補助ガイド部材2e,2eは、平面視において外側端部が前輪2a,後輪2bと駆動輪3aの左右間に位置する構成とする。
作業装置Wは、走行装置Tの上部にボルト等の固定部材を介して着脱自在に搭載することにより、走行機体の共用化が可能となる。作業装置Wは栽培棚で栽培する植物に対して作業するものであるので、走行装置Tは共通のものを用いることができる。これにより、作業毎に走行装置Tと作業装置Wが一体不可分である農作業ロボット1を用意する必要がなく、作業コストの削減が図られる。
作業装置Wを作動させる位置を決める作業動作プログラムを制御装置100に組込み、作業距離センサ2sが計測している作業走行距離と、移動距離センサ3s,3sが計測している移動走行距離を機体の位置情報として取得し、この位置情報を作業装置Wの作業情報と関連付けて記録することにより、作業場所における個々の作業位置別の実施作業の結果を容易に確認することができる。
上記に加えて、図18に示すとおり、走行装置Tに位置情報と作業情報を関連付けた記録の情報保存装置を設け、記録に識別名を付与する識別名付与プログラムで位置情報に基づく識別名を記録に付与することにより、作業位置と作業内容とその結果の分析が可能となる。
さらに、作業が正常に行われたものであるか、あるいは途中で異常が生じたものであるかを識別するコード(例:正常=N、異常:E)等を付与する構成としてもよい。
なお、ファイル名に付与する情報の順番は、制御装置100の操作パネル(図示省略)や、通信可能なタブレット端末等で、作業者が把握しやすい順番に自由に設定できるものとする。
走行装置Tの左右側面部には、走行部の側面図(a)と正面図(b)を図6に示すように、作物保護用のガード板21,21を取付けることにより、栽培棚から垂れ下がった茎等を傷めずに作業走行が可能となる。
上述の構成の農作業ロボットの技術的意義をまとめると、次のとおりである。
農作業ロボットは、走行装置Tが作業走行中か移動走行中かを判定する走行状態判定手段と、左右の検知幅を切替え可能に機体前方の物体の有無を検知する対物検知部材Sとを設け、走行状態判定手段が作業走行の判定の場合に対物検知部材Sの検知範囲を狭くし、また、移動走行の判定であれば検知範囲を広くするとともに、対物検知部材Sの検知時に走行装置Tを停止または後退可能に制御装置を構成することにより、対物検知部材Sが前方の物体を検知すると走行装置Tが停止または後退する作動制御を設けたことにより、走行装置Tや作業装置Wが進路上にある物体と接触して破損することを防止できる。
また、走行状態判定手段が移動走行を判定すると前斜め領域の検知を行うことにより、作業走行中の誤検知が防止され、作業能率が向上する。
走行装置Tは、作業走行用の作業走行部材2と、移動走行用の移動走行部材3と、正逆転制御可能な走行モータ4a,4aと、この走行モータ4a,4aから移動走行部材3である駆動輪3a,3aを介して作業走行部材2に伝動する移動伝動機構4b,4b及び作業伝動機構4c,4cとを左右独立に正逆転制御可能に構成することにより、作業走行と移動走行を異なる前輪2a、後輪2b及び駆動輪3aで行うことにより、走行する場所に適した走行ができるので、走行姿勢が安定し、作業能率や作業の精度が向上する。
2 作業走行部材
2a 駆動走行体
2b 従動走行体
2s 作業距離センサ
3 移動走行部材
3a 主走行体
3b キャスター式補助輪
3s 移動距離センサ
F 移動通路
L 作業通路
M 出入口標識部材
R レール
S 対物検知部材
T 走行装置
W 作業装置
Claims (5)
- 作物栽培条に沿う作業通路(L)を作業走行すると共に、別の作物栽培条に沿う作業通路(L)に通じる移動通路(F)を移動走行する走行装置(T)と、作物栽培条の栽培作物について農作業を行う作業装置(W)と、これら走行装置(T)と作業装置(W)を制御する制御装置とを備える農作業ロボットにおいて、
前記走行装置(T)が作業走行中か移動走行中かを判定する走行状態判定手段と、左右の検知幅を切替え可能に機体前方の物体の有無を検知する対物検知部材(S)とを設け、前記走行状態判定手段が作業走行の判定の場合に前記対物検知部材(S)の検知範囲を狭くし、また、移動走行の判定であれば検知範囲を広くするとともに、前記対物検知部材(S)の検知時に走行装置(T)を停止または後退可能に前記制御装置を構成したことを特徴とする農作業ロボット。 - 前記走行装置(T)は、前記作業通路(L)の左右のレール(R,R)上を走行するための作業走行部材(2)を備え、この作業走行部材(2)は、駆動走行体(2a)と従動走行体(2b)とで構成し、この従動走行体(2b)を作業距離センサ(2s)としてその作動量から作業走行距離を計測することを特徴とする請求項1に記載の農作業ロボット。
- 前記走行装置(T)は、前記移動通路(F)を走行するための移動走行部材(3)を備え、この移動走行部材(3)を移動距離センサ(3s)としてその作動量から移動走行距離を計測し、また、前記作業通路(L)の出入口には、前記対物検知部材(S)が検出可能な出入口標識部材(M)を設け、前記制御装置は、前記対物検知部材(S)が前記出入口標識部材(M)を検知し、前記作業距離センサ(2s)が作業移動距離を検出しなくなると前記移動距離センサ(3s)により前記走行装置の移動走行距離の計測を開始し、この移動走行距離が所定値に達すると前記走行装置が次の作物栽培条に向かって移動走行するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の農作業ロボット。
- 前記移動走行部材(3)は、左右一対でそれぞれが進退動作可能で移動距離を計測可能な主走行体(3a)によって構成すると共に、その前後位置を自在に遊転支持可能なキャスター式補助輪(3b,3b)を設け、前記制御装置は、前記対物検知部材(S)が前記出入口標識部材(M)を検知してから前記左右の移動距離センサ(3s)が所定の移動走行距離を計測したときに、前記左右の主走行体(3a)を互いに逆方向に作動制御して旋回することを特徴とする請求項3に記載の農作業ロボット。
- 前記対物検知部材(S)は、前記走行装置(T)の前方の物体の有無を検知する前方領域と、前記走行装置(T)の側方の標識部材を検知する側方領域と、前記走行装置(T)の斜め前側の物体の有無を検知する前斜め領域を有しており、前記制御装置は、前記走行状態判定手段が移動走行を判定すると前斜め領域の検知を行うことを特徴とする請求項3または4に記載の農作業ロボット。
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