JP2017163333A - 通信端末、通信システム、情報送信方法、及びプログラム - Google Patents

通信端末、通信システム、情報送信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末において複数の通信用のアプリケーションが稼働して、通信用のアプリケーションがそれぞれハートビートパケット等の情報を送信すると、通信ネットワークへの負荷が増大する。
【解決手段】端末10は、所定のタイミングにハートビートパケットを管理システム50へ送信する。また、端末10は、管理システム50が所定の期間、ハートビートパケットを受信しないときに、管理システム50から相手側の端末10へ送信される切断メッセージを、管理システム50へ送信する。切断メッセージは、端末10において稼動する複数の映像通信アプリA,Bに対応するそれぞれのプレゼンス情報を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信端末、通信システム、情報送信方法、及びプログラムに関する。
近年、当事者の移動の経費や時間を削減する要請等に伴い、インターネットや専用線等の通信ネットワークを介して通話や会議等を行う通信システムが普及している。このような通信システムでは、通信端末間で通信を開始すると、画像データ及び音データ等のコンテンツデータの送受信が行われ、当事者間のコミュニケーションを実現する。
特許文献1には、複数のアプリケーションクライアントプログラムを記憶したメモリ等を有する端末と、上記端末のプレゼンス情報を記憶したメモリ等を有するプレゼンスサーバを備え、プレゼンスサーバは、上記複数のアプリケーションのうちの一のアプリケーションに関する上記端末のプレゼンス情報登録を上記端末から受けた場合に、該一のアプリケーションと同一のグループに属する少なくとも一つの他のアプリケーションに関する上記端末のプレゼンス情報を上記一のアプリケーションと同期させるプレゼンス統合管理システムが開示されている。
通信端末による通信の切断を相手側の通信端末へ通知する方法として、通信端末から、通信を管理する管理システムへ、所定のタイミングに、ハートビートパケット等の情報を送信する方法が用いられる。この方法では、管理システムは、通信端末からこの情報が送られて来なくなったときに、相手側の通信端末へ通信端末の通信の切断を通知する。しかしながら、通信端末において複数の通信用のアプリケーションが稼働して、通信用のアプリケーションがそれぞれ上記の情報を送信すると、通信ネットワークへの負荷が増大するという課題が生じる。
請求項1に係る発明の通信端末は、通信を管理する管理システムと接続し、該管理システムと接続する相手側の通信端末と通信する通信端末であって、所定のタイミングに第1の情報を前記管理システムへ送信する第1の送信手段と、前記管理システムが所定の期間、前記第1の情報を受信しないときに、前記管理システムから前記相手側の通信端末へ送信される第2の情報を、前記管理システムへ送信する第2の送信手段と、を有し、前記第2の情報は、当該通信端末において稼動する複数の通信用のアプリケーションに対応するそれぞれの状態を示す情報を含む。
以上説明したように本発明によれば、通信端末において、複数の通信用のアプリケーションが稼働するときに、通信ネットワークへの負荷を軽減することが可能になるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。 一実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。 一実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。 一実施形態に係る端末のソフトウェア構成図である。 一実施形態に係る端末、認証サーバ、及び管理システムの各機能ブロック図である。 各管理テーブルを示す概念図である。 一実施形態に係る中継装置管理サーバ及び中継装置の機能ブロック図である。 各管理テーブルを示す概念図である。 一実施形態における認証処理を示すシーケンス図である。 端末間の通信の状態を示す概念図である。 端末間で通信を開始する処理の一例を示すシーケンス図である。 端末間の通信の状態を示す概念図である。 端末間で通信を開始する処理の一例を示すシーケンス図である。 端末の通信の状態を管理する処理の一例を示したシーケンス図である。 通信の切断を通知する処理を示すシーケンス図である。 UI画像の表示を変更する処理を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<<通信システムの概略>>
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。図1に示されているように、通信システム1は、通信端末10、認証サーバ40、管理システム50によって構築されている。以下、通信端末10を単に端末10と記載する。
管理システム50は、出版−購読(Publish-Subscribe、以下PubSubと記載する)モデルにおいて、クライアント間でメッセージを交換するために、クライアントから、メッセージの出版(Publish、以下pubと記載する)やメッセージの購読(Subscribe、以下subと記載する)の要求を受け付けるサーバである。管理システム50は、PubSubモデルに対応するプロトコルとして、例えば、MQTT(MQ Telemetry Transport)や、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)のPubSub拡張(XEP-0060)等を実装しても良い。
端末10は、例えば、汎用端末であって、任意のクライアントアプリケーションがインストールされている。以下、クライアントアプリケーションをクライアントアプリと表す。また、端末10は、例えば、専用端末であって、クライアントとして稼働する特定のクライアントアプリが組み込まれている。端末10が通信ネットワーク2を介して管理システム50と通信可能に接続することで、各クライアントは、管理システム50にメッセージのpubやメッセージのsubを要求することができる。端末10は、例えば、テレビ会議端末、電子黒板、電子看板、電話、タブレット、スマートフォン、カメラ、PC(personal computer)等であっても良い。
認証サーバ40は、端末10上で動作するクライアントアプリである「クライアント」と、そのクライアントを利用する「ユーザ」とをそれぞれ認証し、管理システム50の利用を認可するサーバである。管理システム50は、上記の認証及び認可を実現するため、例えば、OAuth 2.0やOpenID Connectといった認証、認可のプロトコルを実装する。
図1では、説明を簡単にするために、管理システム50、及び認証サーバ40がそれぞれ一つの装置である場合について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されない。管理システム50、及び認証サーバ40の少なくとも一方は、複数の装置により構築されていても良い。また、管理システム50、及び認証サーバ40が、一つのシステム又は装置によって構築されていても良い。
また、図1では、説明を簡単にするために、通信システム1において、4つの端末10が設けられている場合について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されない。通信システム1に設けられる端末10は、2つであっても、3つであっても、5つ以上であっても良い。また、各端末10は、それぞれ同種であっても、図1のように異種であっても良い。
<<ハードウェア構成>>
次に、通信システム1を構成する各装置のハードウェア構成を説明する。
図2は、一実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。なお、端末10は、通信可能であれば、端末10のハードウェア構成は図2の構成に限定されない。例えば、端末10は、図2に記載されていない構成が含まれていても、図2に記載の構成の一部が含まれていなくても良い。また、図2に記載の構成の一部は端末10に接続可能な外部装置等であっても良い。図2に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末10の各種端末用のプログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリやICカード(Integrated Circuit Card)等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアI/F107、宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図2に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用等を表示する液晶や有機EL(Organic Electroluminescence)によって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、筐体1100の接続口1132に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
図3は、一実施形態に係る管理システム50のハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU501、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM502、CPU501のワークエリアとして使用されるRAM503、管理システム50用のプログラム等の各種データを記憶するHD504、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)505、フラッシュメモリ等の記録メディア506に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ507、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ508、通信ネットワーク2を利用してデータ通信するためのネットワークI/F509、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード511、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス512、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ514、及び、上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン510を備えている。
認証サーバ40は、管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。
<<ソフトウェア構成>>
図4は、一実施形態に係る端末10のソフトウェア構成図である。図4に示されているように、OS1020、統合クライアントアプリ1030、クライアントアプリ(1031,1032)は、端末10のRAM103の作業領域1010上で動作する。OS1020、及び、統合クライアントアプリ1030、クライアントアプリ(1031,1032)は、端末10にインストールされている。
OS1020は、基本的な機能を端末10に提供し、端末10全体を管理する基本ソフトウェアである。統合クライアントアプリ1030は、認証サーバ40に認証を要求し、管理システム50にpub要求及びsub要求の少なくとも一つを実行するためのアプリである。統合クライアントアプリ1030は、各クライアントアプリ(1031,1032)から送られてくる情報に基づいて、各クライアントアプリ(1031,1032)の状態を示すプレゼンスを管理する。これにより、統合クライアントアプリ1030は、管理システム50に対して、自端末の各クライアントのプレゼンスをpub要求する。各クライアントアプリ(1031,1032)は、他の端末10の対応する各クライアントアプリとの間でコンテンツデータの送信等による通信を行う。各クライアントアプリ(1031,1032)は、他の端末10の各クライアントアプリとの間のセッションを確立するときに、呼制御用のメッセージを、統合クライアントアプリ1030を介して、他の端末10のクライアントアプリとの間で送信する。
なお、図4では少なくとも2つのクライアントアプリ(1031,1032)が端末10にインストールされているが、1以上の任意のクライアントアプリが端末10にインストールされていれば良い。
<<機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図5は、一実施形態に係る通信システム1の一部を構成する端末10、認証サーバ40、及び管理システム50の機能ブロック図である。図5では、端末10、認証サーバ40、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。
<端末の機能構成>
端末10は、pubsub送受信部11、プレゼンス管理部12、プレゼンス受信部13、コンテンツ送受信部(16a,16b)、セッション制御部(17a,17b)を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開されたプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。なお、上記の各機能部のうち、pubsub送受信部11、プレゼンス管理部12、及びプレゼンス受信部13は、統合クライアントとしての統合通信クライアントが起動することによって稼働する機能である。コンテンツ送受信部16a及びセッション制御部17aは、クライアントアプリ1031としての映像通信アプリAが起動することにより稼働する機能である。コンテンツ送受信部16b及びセッション制御部17bは、クライアントアプリ1032としての映像通信アプリBが起動することにより稼働する機能である。上記では2つのクライアントアプリが起動する場合について説明するが、3つ以上のクライアントアプリが起動しても良い。この場合、起動するクライアントアプリ毎のコンテンツ送受信部及びセッション制御部が稼働することになる。また、端末10は、ROM102、RAM103、フラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。
(端末の各機能構成)
次に、図2及び図5を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成を説明するにあたって、図2に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
pubsub送受信部11及びコンテンツ送受信部(16a,16b)は、CPU101からの命令、及びネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して、相手側の端末、各装置又はシステム等と各種データ(または情報)の送受信を行う。pubsub送受信部11は、管理システム50に対して所定のトピックに関連するメッセージのpub要求又はsub要求をすることで、このトピックに関連するメッセージを送受信する。コンテンツ送受信部(16a,16b)は、他の端末10との間でコンテンツデータを送受信する。
プレゼンス管理部12は、CPU101からの命令によって実現され、自端末における各クライアントアプリによる通信の状態をプレゼンス情報として管理する。
プレゼンス受信部13は、CPU101からの命令によって実現され、各クライアントアプリから送られてくるプレゼンス情報を受信する。
セッション制御部(17a,17b)は、CPU101からの命令によって実現され、端末10間で送信される呼制御の情報に基づいて、各クライアントアプリ(1031,1032)による通信を制御する。
記憶・読出部19は、CPU101からの命令及びSSD105によって実行され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを抽出したりする処理を行う。
<認証サーバの機能構成>
認証サーバ40は、送受信部41、ユーザ認証部42、クライアント認証部43、トークン発行部45、及び記憶・読出部49を有する。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された認証サーバ40用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能である。また、認証サーバ40は、HD504により構築される記憶部4000を有している。
(ユーザ管理テーブル)
図6(A)は、ユーザ管理テーブルを示す概念図である。記憶部4000には、ユーザ管理テーブルによってユーザ管理DB4001が構築される。ユーザ管理テーブルでは、ユーザID(identifier, identification)毎に、ユーザ名、及びパスワードが関連付けられて管理されている。
(クライアント管理テーブル)
図6(B)は、クライアント管理テーブルを示す概念図である。記憶部4000には、クライアント管理テーブルによってクライアント管理DB4002が構築される。クライアント管理テーブルでは、クライアントID毎に、クライアント名、及びパスワードが関連付けられて管理されている。
(サービス管理テーブル)
図6(C)は、サービス管理テーブルを示す概念図である。記憶部4000には、サービス管理テーブルによってサービス管理DB4003が構築される。サービス管理テーブルでは、サービスID毎に、サービス名が関連付けられて管理されている。一実施形態において、サービスID「S01」で識別されるサービス「伝送管理システム」は、管理システム50である。なお、管理システム50のPubSubの機能を利用する権利がリソースである。また、管理システム50を使ったPubSubサービスは、OAuth 2.0のプロトコルにおいて認可の単位となるスコープである。また、管理システム50はリソースサーバに相当する。
(認証サーバの各機能構成)
送受信部41は、CPU501からの命令、及びネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワーク2を介して、相手側の端末、各装置又はシステム等と各種データ(または情報)の送受信を行う。
ユーザ認証部42は、CPU501からの命令によって実現され、クライアントからの要求に応じてユーザ認証を行う。
クライアント認証部43は、CPU501からの命令によって実現され、クライアントからの要求に応じてクライアント認証を行う。
トークン発行部45は、CPU501からの命令によって実現され、クライアントがサービスへアクセスするときに、サービスで用いられる認可トークンを発行する。
記憶・読出部49は、CPU501からの命令及びHDD505によって実行され、又はCPU501からの命令によって実現され、記憶部4000に各種データを記憶したり、記憶部4000に記憶された各種データを抽出したりする処理を行う。
<管理システムの機能構成>
管理システム50は、送受信部51、トークン確認部52、pubsub処理部54、及び記憶・読出部59を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された管理システム50用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、管理システム50は、HD504により構築される記憶部5000を有している。
(トピック管理テーブル)
図6(D)は、トピック管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、トピック管理テーブルによってトピック管理DB5001が構築される。トピック管理テーブルでは、トピック名毎に、クライアントID、及びユーザIDが関連付けられて管理されている。トピックとはメッセージに関連付けられる属性である。クライアントアプリがトピック名を指定したpub要求をすると、管理システム50は、トピック管理テーブルにおいて、指定されたトピック名に関連付けられているクライアントID及びユーザIDによって特定される相手側のクライアントアプリにメッセージを送信する。
(管理システムの各機能構成)
次に、管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、CPU501からの命令、及びネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワーク2を介して各端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
トークン確認部52は、CPU501からの命令によって実現され、端末10のログイン要求に含まれている認可トークンを確認する。
pubsub処理部54は、CPU501からの命令によって実現され、クライアントによるpub要求、及びsub要求を受け付ける。
記憶・読出部59は、CPU501からの命令及びHDD505によって実行され、又はCPU501からの命令によって実現され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを抽出したりする処理を行う。
<その他の機器の機能構成>
端末10は、中継装置を介して他の端末10へコンテンツデータを送信しても良い。その場合、通信システム1には、中継装置及び中継装置管理サーバ等が設けられる。なお、中継装置管理サーバ20及び中継装置30は、図3の管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。中継装置30は、各端末10のクライアントアプリとの間でセッションを確立し、通信ネットワーク2を介して一方の端末10のクライアントアプリから送信されるコンテンツデータを、他方の端末10のクライアントアプリに中継する。中継装置管理サーバ20は、中継装置30によるコンテンツデータの中継を管理する。なお、中継装置管理サーバ20及び中継装置30は、それぞれ複数設けられていても良い。
<中継装置管理サーバの機能構成>
図7は、中継装置管理サーバ20及び中継装置30の機能ブロック図である。中継装置管理サーバ20は、pubsub送受信部21、中継指示部22、及び記憶・読出部29を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された中継装置管理サーバ20用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、中継装置管理サーバ20は、HD504により構築される記憶部2000を有している。
(会議室管理テーブル)
図8(A)は、会議室管理テーブルを示す概念図である。記憶部2000には、会議室管理テーブルによって会議室管理DB2001が構築される。会議室管理テーブルでは、会議室IDと、端末10間でコンテンツデータを送信するためのセッションsedにおける呼制御用のメッセージを示すトピックのトピックIDと、が関連付けられて管理されている。なお、会議室IDとは、端末10間のテレビ会議用のセッションsed毎に割り当てられる識別情報であり、会議ID、セッションID等に置き換え可能である。
(中継装置利用管理テーブル)
図8(B)は、中継装置利用管理テーブルを示す概念図である。記憶部2000には、中継装置利用管理テーブルによって中継装置利用管理DB2002が構築される。中継装置利用管理テーブルでは、中継装置30を利用する各端末10側のクライアントIDと、ユーザIDと、が関連付けられて管理されている。
(中継装置管理サーバの各機能構成)
次に、中継装置管理サーバの各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、中継装置管理サーバ20の各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、中継装置管理サーバ20の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
pubsub送受信部21は、CPU501からの命令、及びネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワーク2を介して各端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
中継指示部22は、CPU501からの命令によって実現され、中継装置30に対して端末10間のコンテンツデータの中継の指示を行う。
記憶・読出部29は、CPU501からの命令及びHDD505によって実現され、又はCPU501からの命令によって実現され、記憶部2000に各種データを記憶したり、記憶部2000に記憶された各種データを抽出する処理を行う。
<中継装置の機能構成>
中継装置30は、送受信部31、及び中継部32を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された中継装置30用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
次に、中継装置30の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、中継装置30の各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、中継装置30の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部31は、CPU501からの命令、及びネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワーク2を介して各端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
中継部32は、CPU501からの命令によって実現され、端末10間でコンテンツデータの中継を行う。
<<処理または動作>>
続いて、通信システム1を構成する端末10、認証サーバ40、及び管理システム50の処理または動作について説明する。まずは、図9を用いて、一実施形態における認証処理について説明する。図9は、一実施形態における認証処理を示すシーケンス図である。
端末10にインストールされている任意のクライアントアプリが起動すると(ステップS21)、起動したクライアントアプリに対応する各機能部により以下の処理が開始される。端末10のクライアントアプリは、ユーザのユーザID及びユーザパスワードの取得する(ステップS22)。取得方法としては、特に限定されないが、端末10が、ユーザによるユーザID及びパスワードの入力を受け付ける方法や、記憶・読出部19が、記憶部1000に予め記憶されているユーザID及びパスワードを読み出す方法等が挙げられる。
端末10のpubsub送受信部11は、認証サーバ40に認証を要求する(ステップS23)。この認証要求には、ユーザの認証要求と、クライアントの認証要求とが含まれる。管理システム50へ送信される認証要求には、端末10において取得されたユーザID及びユーザパスワード、起動したクライアントのクライアントID及びクライアントパスワード、及びこれから利用するサービスを示すスコープとしてサービスIDが含まれている。クライアントID及びクライアントパスワードは、記憶部1000に予め記憶されており、記憶・読出部19によって読み出されたものでも良い。以下、認証要求に含まれるサービスIDは、管理システム50を示す「S01」である場合について説明する。
認証サーバ40の送受信部41は、端末10による認証要求を受信する。認証サーバ40のユーザ認証部42は、認証要求に含まれるユーザID及びユーザパスワードの組が、ユーザ管理テーブル(図6(A)参照)で管理されているか否かに基づいてユーザ認証を行う(ステップS24)。認証要求に含まれるユーザID及びユーザパスワードの組がユーザ管理テーブルで管理されている場合には、ユーザ認証部42はユーザ認証に成功し、認証要求に含まれるユーザID及びユーザパスワードの組がユーザ管理テーブルで管理されていない場合には、ユーザ認証部42はユーザ認証に失敗する。
また、認証サーバ40のクライアント認証部43は、認証要求に含まれるクライアントID及びクライアントパスワードの組が、クライアント管理テーブル(図6(B)参照)で管理されているか否かに基づいてクライアント認証を行う(ステップS25)。認証要求に含まれるクライアントID及びクライアントパスワードの組がクライアント管理テーブルで管理されている場合には、クライアント認証部43はクライアント認証に成功し、認証要求に含まれるクライアントID及びクライアントパスワードの組がクライアント管理テーブルで管理されていない場合には、クライアント認証部43はクライアント認証に失敗する。
ユーザ認証、及びクライアント認証の少なくとも一つに失敗した場合、送受信部41は、認証又は認可に失敗した旨を示すエラーメッセージを要求元の端末10へ送信する。
ユーザ認証、及びクライアント認証に成功した場合、認証サーバ40のトークン発行部45は、認証要求してきた端末10が管理システム50にアクセス可能であることを示す認可トークンを発行する(ステップS27)。この認可トークンには、ユーザ名、クライアント名、この認可トークンを利用するサービス名、及びトークンの有効期限などが含まれている。
なお、通信システム1において、認証及び認可は、OAuth 2.0及びOpenID Connect等のプロトコルを用いて実行することもできる。この場合、ユーザID/ユーザパスワードなどの認証情報の授受の方法、認可トークンに含まれる内容は、OAuth 2.0及びOpenID Connect等の仕様によって規定されることになる。その場合、トークン自体はJWT(JSON Web Token)であっても良い。また、認可トークンがその経路上で改竄されないことを保証するため、トークン発行部45は、認可トークンに対して秘密鍵を用いて署名しても良い。秘密鍵は、RSA(Rivest, Shamir, Adleman)暗号を用いたものでも良い。なお、署名に、HMAC(Hash-based Message Authentication Code)のような公開鍵を用いても良い。認可トークンを利用する管理システム50では、認可トークンが秘密鍵で署名されているか共有鍵で署名されているかに応じて、公開鍵または共有鍵を用いて署名の確認をする。署名は例えばJWS(JSON Web Signature)といった公知の標準を用いることもできる。認可トークンは必要に応じて、例えば、JWE(JSON Web Encryption)で暗号化される。
送受信部41は、発行された認可トークンを認証結果に含めて端末10へ送信する。端末10のpubsub送受信部11は、認証サーバによって送信された認可トークンを含む認証結果を受信する。続いて、端末10のpubsub送受信部11は受信した認可トークンを管理システム50へ送信することにより、管理システム50へログイン要求する(ステップS28)。
管理システム50の送受信部51は、端末10によって送信されたログイン要求を受信する。管理システム50のトークン確認部52は、ログイン要求に含まれる認可トークンを確認する(ステップS29)。この場合、トークン確認部52は、通信システム1で用いられる標準にしたがって、ログイン要求に含まれている認可トークンを解析する。トークン確認部52は、解析の結果に応じて、認証サーバによる署名が正しいか否かを判断しても良い。認証サーバによる署名が正しいものではないと判断された場合、トークン確認部523は、ログイン要求に含まれる認可トークンが改竄されていると判断して、認可に失敗する。
続いて、トークン確認部52は、認可トークンに含まれている有効期限を確認することで、認可トークンの有効期限が切れているか否かを判断する。認可トークンの有効期限が切れていると判断された場合、トークン確認部52は、認可トークンの期限切れにより認可に失敗する。
続いて、トークン確認部52は、認可トークンに自管理システムに対応するサービス名が含まれているか否かを確認する。認可トークンに自管理システムに対応するサービス名が含まれていないと判断された場合、トークン確認部52は、認可に失敗する。
トークン確認部52が、認可トークンの署名、有効期限、及びサービスの確認のいずれかの過程で認可に失敗すると、送受信部51は、端末10へ認可に失敗した旨を示す認可結果情報を送信する。トークン確認部52が、認可トークンの署名、有効期限、及びサービスのいずれもが正当なものであると判断した場合、認可トークンに示されているユーザ及びクライアントによるサービスの利用を認可する。ユーザ及びクライアントが認可されると、管理システム50は、端末10とのセッションを確立する(ステップS30)。この場合、管理システム50は、端末10へ、認可に成功した旨を示す認可結果情報を送信する。
セッションが確立すると管理システム50では、認可トークンに含まれているクライアントのユーザ名、及びクライアント名、並びにクライアントのIPアドレス等を関連付けて記憶部1000において管理する。これにより、相手側のクライアントが情報を送信する毎に管理システム50へ、ユーザ名、及びクライアント名を送信しなくても、管理システム50では、送信元のクライアントのユーザ名、及びクライアント名を把握できるようになる。
上記のステップS21乃至S30の処理は、端末10で起動するクライアントアプリ毎に実行される。例えば、映像通信アプリA、映像通信アプリB、及び統合通信クライアントは、共通のユーザID及びユーザパスワードを用いて認証サーバ40へ認証要求しても良い。管理システム50が、各クライアントアプリの認証に成功した場合には、管理システム50及び各クライアントアプリ間でそれぞれ別のセッションが同時に確立することになる。
続いて、図10及び図11を用いて端末10間でクライアントアプリ1031による通信を開始する処理について説明する。図10は、端末10間の通信の状態を示す概念図である。図11は、端末間で通信を開始する処理の一例を示すシーケンス図である。以下、複数の端末10の一例としてユーザaが利用する端末10aの映像通信アプリA及びユーザbが利用する端末10bの映像通信アプリAの間でメッセージをpub及びsubする処理について説明する。以下の説明において、ユーザaのユーザIDは「U01」、ユーザbのユーザIDは「U02」、映像通信アプリAのクライアントIDは「C01」である。
端末10aのクライアントアプリ「映像通信アプリA」は、上記のステップS21乃至S30と同様の処理により、pubsub送受信部11を介して、ユーザID「U01」、クライアントID「C01」を用いて管理システム50へログインする。端末10bのクライアントアプリ「映像通信アプリA」は、上記のステップS21乃至S30と同様の処理により、pubsub送受信部11を介して、ユーザID「U02」、クライアントID「C01」を用いて管理システム50へログインする。これにより、各端末(10a,10b)と管理システム50との間でpubsubによるメッセージ送信用のセッションseiが確立する。
端末10aの映像通信アプリAにより実現されるセッション制御部17aは、pubsub送受信部11を介して、端末10a側の映像通信アプリA、及び端末10b側の映像通信アプリAがトピック名"ConfRoom1"のメッセージを受け取るためのsub要求を管理システム50へ送信する(ステップS41)。sub要求には、端末10a側のユーザID「U01」及びクライアントID「C01」、端末10b側のユーザID「U02」及びクライアントID「C01」、並びにトピック名"ConfRoom1"が含まれている。トピック名"ConfRoom1"で識別されるトピックには、各端末(10a,10b)の映像通信アプリA間の呼制御用のメッセージが含まれる。
管理システム50の送受信部51は、端末10aの映像通信アプリAによって送信されたsub要求を受信する。管理システム50のpubsub処理部54は、sub要求に含まれているトピック名、ユーザID、及びクライアントIDをトピック管理テーブルに関連付けて登録する(ステップS42)。これにより、端末10aの映像通信アプリA、及び端末10bの映像通信アプリAは、それぞれ、トピック名"ConfRoom1"に関連付けられるメッセージを受信可能となる。
続いて、端末10aにおいてユーザaによるユーザbとの通話の開始要求が受け付けられた場合の処理について説明する。端末10aのセッション制御部17aは、pubsub送受信部11を介して、ユーザaの映像通信アプリAが通信の開始要求する旨のメッセージ"Invite U01"をトピック名"ConfRoom1"で管理システム50へpub要求する(ステップS43)。
管理システム50の送受信部51は、上記のpub要求を受信する。続いて、pubsub処理部54は、pub要求に含まれているトピック名"ConfRoom1"を検索キーとして、トピック管理テーブル(図6(D))を検索して、対応するクライアントID及びユーザIDの組「C01,U02」を抽出することによりメッセージの送信先を特定する(ステップS44)。ここで、pubsub処理部54は、送信先の一つとして、クライアントID及びユーザIDの組「C01,U02」を用いて管理システム50へログインした端末10bの映像通信アプリAを特定する。
管理システム50のpubsub処理部54は、特定結果に基づいて端末10aの映像通信アプリAから送られてきたメッセージ及びトピック名を端末10bの映像通信アプリAへ送信する(ステップS45)。端末10bの映像通信アプリAにより実現されるセッション制御部17aは、pubsub送受信部11を介して管理システム50から送られてきたメッセージを受信する。
続いて、端末10bにおいてユーザbによるユーザaとの通話の開始の許可が受け付けられた場合の処理について説明する。端末10bのセッション制御部17aは、pubsub送受信部11を介して、ユーザbの映像通信アプリAが通信の開始を許可する旨のメッセージ"Accept U02"をトピック名"ConfRoom1"で管理システム50へpub要求する(ステップS46)。
管理システム50の送受信部51は、上記のトピック名"ConfRoom1"に関連付けられるメッセージのpub要求を受信する。続いて、pubsub処理部54は、ステップS44と同様の処理により、メッセージの送信先の一つとして、クライアントID及びユーザIDの組「C01,U01」を用いて管理システム50へログインした端末10aの映像通信アプリAを特定する(ステップS47)。
管理システム50のpubsub処理部54は、特定結果に基づいて端末10bの映像通信アプリAから送られてきたメッセージ及びトピック名を端末10aの映像通信アプリAへ送信する(ステップS48)。端末10aのセッション制御部17aは、pubsub送受信部11を介して管理システム50から送られてきたメッセージを受信する。
続いて、端末10aの映像通信アプリAによって実現されるコンテンツ送受信部16aは、端末10bに対して発信する。発信する方法は特に限定されないが、例えば、ユーザIDが電話番号やIPアドレスのような機器を特定するための宛先情報に対応付けられている場合には、ユーザID「U02」に対応付けられる宛先に発信しても良い。端末10bの映像通信アプリAによって実現されるコンテンツ送受信部16aが着信すると、端末10aの映像通信アプリA及び端末10bの映像通信アプリA間のセッションsedは確立する。これにより、端末10aの映像通信アプリA及び端末10bの映像通信アプリA間で画像データや映像データ、音データ等のコンテンツデータを確立されたセッションsedを用いて送信することが可能となる。
続いて、図12及び図13を用いて端末10間でクライアントアプリ1032による通信を開始する処理について説明する。図12は、端末10間の通信の状態を示す概念図である。図13は、端末間で通信を開始する処理の一例を示すシーケンス図である。以下、複数の端末10の一例としてユーザaが利用する端末10aの映像通信アプリB及びユーザcが利用する端末10cの映像通信アプリBの間で通信を開始する処理について説明する。以下の説明において、ユーザaのユーザIDは「U01」、ユーザcのユーザIDは「U03」、映像通信アプリBのクライアントIDは「C02」である。また、中継装置管理用アプリのユーザのユーザIDは「U04」、中継装置管理用アプリのクライアントIDは「C03」である。
端末10aのクライアントアプリ「映像通信アプリB」は、上記のステップS21乃至S30と同様の処理により、pubsub送受信部11を介して、ユーザID「U01」、クライアントID「C02」を用いて管理システム50へログインする。端末10cのクライアントアプリ「映像通信アプリB」は、上記のステップS21乃至S30と同様の処理により、pubsub送受信部11を介して、ユーザID「U03」、クライアントID「C02」を用いて管理システム50へログインする。中継装置管理サーバ20のクライアントアプリ「中継装置管理用アプリ」は、上記のステップS21乃至S30と同様の処理により、pubsub送受信部21を介して、ユーザID「U04」、クライアントID「C03」を用いて管理システム50へログインする。これにより、各端末(10a,10b)及び中継装置管理サーバ20と管理システム50との間でpubsub用のメッセージを送信するためのセッションseiが確立する。なお、端末10aは、映像通信アプリAがユーザID「U01」、クライアントID「C01」を用いて管理システム50へログインしたときとは、別セッションにより管理システム50と接続する。
端末10aの映像通信アプリBにより実現されるセッション制御部17bは、pubsub送受信部11を介して、端末10a側の映像通信アプリB、端末10c側の映像通信アプリB、及び中継装置管理サーバ20側の中継装置管理用アプリがトピック名"ConfRoom2"に関連付けられるメッセージを受け取るためのsub要求を管理システム50へ送信する(ステップS61)。sub要求には、端末10a側のユーザID「U01」及びクライアントID「C02」、端末10c側のユーザID「U03」及びクライアントID「C02」、中継装置管理サーバ20側のユーザID「U04」及びクライアントID「C03」、並びにトピック名"ConfRoom2"が含まれている。トピック名"ConfRoom2"で識別されるトピックには、各端末(10a,10c)の映像通信アプリB間の呼制御用のメッセージが含まれる。
管理システム50の送受信部51は、端末10aの映像通信アプリBによって送信されたsub要求を受信する。管理システム50のpubsub処理部54は、sub要求に含まれているトピック名、ユーザID、及びクライアントIDをトピック管理テーブルに関連付けて登録する(ステップS43)。これにより、端末10aの映像通信アプリB、端末10cの映像通信アプリB、及び中継装置管理サーバ20の中継装置管理用アプリは、それぞれ、トピック名"ConfRoom2"に関連付けられるメッセージを受信可能となる。
続いて、端末10aにおいてユーザaによるユーザcとの通話の開始要求が受け付けられた場合の処理について説明する。端末10aのセッション制御部17bは、pubsub送受信部11を介して、ユーザaにより利用されている映像通信アプリBが通信の開始要求する旨、及び仮想の会議室に入室する旨のメッセージ"Enter/Invite U01"をトピック名"ConfRoom2"で管理システム50へpub要求する(ステップS63)。
管理システム50の送受信部51は、上記のpub要求を受信する。続いて、pubsub処理部54は、pub要求に含まれているトピック名"ConfRoom2"を検索キーとして、トピック管理テーブル(図6(D))を検索して、対応するクライアントID及びユーザIDの組(「C02,U03」「C03,U04」)を抽出することによりメッセージの送信先を特定する(ステップS44)。ここで、pubsub処理部54は、送信先の一つとして、クライアントID及びユーザIDの組「C02,U03」を用いて管理システム50へログインした、端末10cの映像通信アプリBを特定する。また、pubsub処理部54は、送信先の一つとして、クライアントID及びユーザIDの組「C03,U04」を用いて管理システム50へログインした、中継装置管理サーバ20の中継装置管理用アプリを特定する(ステップS64)。
管理システム50のpubsub処理部54は、特定結果に基づいて端末10aの映像通信アプリBから送られてきたメッセージ及びトピック名を端末10cの映像通信アプリB及び中継装置管理サーバ20の中継装置管理用アプリへ送信する(ステップS65−1,S65−2)。端末10cの映像通信アプリBにより実現されるセッション制御部17bは、pubsub送受信部11を介して管理システム50から送られてきたメッセージを受信する。中継装置管理サーバ20のpubsub送受信部21は、管理システム50から送られてきたメッセージを受信する。
中継装置管理サーバ20の中継指示部22は、会議室管理テーブル(図8(A))のトピック名のフィールドを参照して、空きレコードを選択する。例えば、会議室管理テーブルにおける会議室ID「RoomA」に対応付けられるレコードが空きレコードである場合、中継指示部22は、その空きレコードに受信したメッセージに含まれるトピック名"ConfRoom2"を登録する(ステップS66)。ステップS66の処理の一環として、中継装置管理サーバ20の中継指示部22は、メッセージの送信元の端末10a側のクライアントIDとユーザIDの組「C02,U01」を中継装置利用管理テーブルに登録する。
中継装置管理サーバ20の中継指示部22は、ステップS66で選択されたレコードに対応する会議室ID「RoomA」、及びメッセージの送信元の端末10a側のクライアントIDとユーザIDの組「C02,U01」を会議情報として中継装置30へ送信する(ステップS67)。中継装置30の送受信部31は、中継装置管理サーバ20によって送信された会議情報を受信する。
中継装置30の送受信部31は、クライアントIDとユーザIDの組「C02,U01」により特定される端末10aの映像通信アプリBへ、会議室ID「RoomA」を送信する。また、中継装置30は、端末10aの映像通信アプリBと中継装置30の会議室ID「RoomA」で示されるチャネルとの間のコンテンツデータの送受信の開始を要求する(ステップS68)。これにより、端末10aの映像通信アプリBと中継装置30との間でコンテンツデータを送信するためのセッションsedが確立する。
続いて、端末10cにおいてユーザcによるユーザaとの通話の開始の許可が受け付けられた場合の処理について説明する。端末10cのセッション制御部17bは、pubsub送受信部11を介して、ユーザcによって利用されている映像通信アプリBが会議に参加する旨のメッセージ"Enter U02"をトピック名"ConfRoom2"で管理システム50へpub要求する(ステップS69)。
管理システム50の送受信部51は、上記のトピック名"ConfRoom2"に関連付けられるメッセージのpub要求を受信する。続いて、pubsub処理部54は、ステップS64と同様の処理により、メッセージの送信先の一つとして、クライアントID及びユーザIDの組「C02,U01」を用いて管理システム50へログインした端末10aの映像通信アプリAを特定する(ステップS70)。また、pubsub処理部54は、ステップS64と同様の処理により、メッセージの送信先の一つとして、クライアントID及びユーザIDの組「C03,U04」を用いて管理システム50へログインした、中継装置管理サーバ20の中継装置管理用アプリを特定する(ステップS70)。
管理システム50のpubsub処理部54は、特定結果に基づいて端末10cの映像通信アプリBから送られてきたメッセージ及びトピック名を端末10aの映像通信アプリB及び中継装置管理サーバ20の中継装置管理用アプリへ送信する(ステップS71−1,S71−2)。端末10aの映像通信アプリBにより実現されるセッション制御部17bは、pubsub送受信部11を介して管理システム50から送られてきたメッセージを受信する。中継装置管理サーバ20のpubsub送受信部21は、管理システム50から送られてきたメッセージを受信する。
中継装置管理サーバ20の中継指示部22は、メッセージの送信元の端末10c側のクライアントIDとユーザIDの組「C02,U03」を中継装置利用管理テーブルに登録する(ステップS72)。
中継装置管理サーバ20の中継指示部22は、会議室管理テーブル(図8(A)参照)においてトピック名"ConfRoom2"に対応する会議室ID「RoomA」、及びメッセージの送信元の端末10c側のクライアントIDとユーザIDの組「C02,U03」を会議情報として中継装置30へ送信する(ステップS73)。中継装置30の送受信部31は、中継装置管理サーバによって送信された会議情報を受信する。
中継装置30の送受信部31は、クライアントIDとユーザIDの組「C02,U03」によって特定される端末10cの映像通信アプリBへ、会議室ID「RoomA」を送信する。また、中継装置30は、端末10cの映像通信アプリBと中継装置30の会議室ID「RoomA」で示されるチャネルとの間でのコンテンツデータの送受信の開始を要求する(ステップS74)。これにより、端末10cの映像通信アプリBと中継装置30との間でコンテンツデータを送信するためのセッションsedが確立する。
端末10aと中継装置30との間のセッションsed、及び端末10cと中継装置30との間のセッションsedがそれぞれ確立すると、中継部32は、一方の端末(10a,10c)から送られてきた画像データ、映像データ、音データ等のコンテンツデータを他方の端末(10c,10a)へ送信する。これにより、端末(10a,10c)で通話を開始することができる。
続いて、図14を用いて端末10の各クライアントによる通信の状態を管理する処理について説明する。図14は、端末の通信の状態を管理する処理の一例を示したシーケンス図である。以下の説明において、ユーザaのユーザIDは「U01」、ユーザbのユーザIDは「U02」、ユーザcのユーザIDは「U03」、統合通信クライアントのクライアントIDは「C04」である。
端末10aの各クライアントアプリ「映像通信アプリ(A,B)」は、上記のステップS21乃至S30と同様の処理により、pubsub送受信部11を介して、ユーザID「U01」、クライアントID「C01又はC02」を用いて管理システム50へログインする。端末(10a,10b,10c)の各統合通信クライアントは、上記のステップS21乃至S30と同様の処理により、pubsub送受信部11を介して、ユーザID「U01,U02,又はU03」、クライアントID「C04」を用いて管理システム50へログインする。
端末10bのpubsub送受信部11は、トピック名"Client1/Presence"に関連付けられるメッセージを受け取るためのsub要求を管理システム50へ送信する(ステップS81−1)。sub要求には、要求元の端末10b側のユーザID「U02」及びクライアントID「C04」、並びにトピック名"Client1/Presence"が含まれている。トピック名"Client1/Presence"で識別されるトピックには、各端末10aの通信の状態を示すプレゼンス情報が含まれる。
また、端末10cのpubsub送受信部11は、トピック名"Client1/Presence"に関連付けられるメッセージを受け取るためのsub要求を管理システム50へ送信する(ステップS81−2)。sub要求には、要求元の端末10c側のユーザID「U03」及びクライアントID「C04」、並びにトピック名"Client1/Presence"が含まれている。
管理システム50の送受信部51は、各端末(10b,10c)の統合通信クライアントによって送信されたsub要求を受信する。管理システム50のpubsub処理部54は、sub要求に含まれているトピック名、ユーザID、及びクライアントIDをトピック管理テーブルに関連付けて登録する(ステップS82)。これにより、各端末(10b,10c)の統合通信クライアントは、それぞれ、トピック名"Client1/Presence"に関連付けられるメッセージを受信可能となる。
一方、端末10aでは、映像通信アプリAにより実現されるセッション制御部17a、及び映像通信アプリBにより実現されるセッション制御部17bが、pubsub送受信部11を介して、呼制御用のメッセージを送信又は受信する度に、メッセージに応じた制御を実行する。この制御には、特に限定されないが、発信のメッセージの送信に応じて発信音を鳴らす制御、発信のメッセージの受信に応じて着信音を鳴らす制御、通信の許可の応答の受信に応じて通信を確立するための制御等が挙げられる。そして、この制御に応じた自アプリによる通信の状態を示すプレゼンス情報をプレゼンス受信部13へ送信する。例えば、映像通信アプリAによる実現するセッション制御部17aは、呼制御用のメッセージに従って通信を確立する制御を行うと、制御によって変更された後の通信の状態を示すプレゼンス情報「会議中」をプレゼンス受信部13へ送信する(ステップS83)。
プレゼンス受信部13がプレゼンス情報を受信すると、プレゼンス管理部12はプレゼンス情報の送信元のクライアントアプリ(映像通信アプリA)のクライアントID、映像通信アプリAのユーザのユーザIDと、送られてきたプレゼンス情報を関連付けて、記憶部1000に記憶することにより映像通信アプリAのプレゼンスを管理する(ステップS84)。
なお、プレゼンス管理部12は、クライアントアプリの機能に応じてクライアントアプリの通信の状態を管理しても良い。例えば、クライアントアプリが3拠点間の通信に対応したものであれば、プレゼンス受信部13が一回目の「会議中」を示すプレゼンス情報を受信したとき、プレゼンス管理部12は、クライアントアプリの状態を示すプレゼンス情報として「会議中(会議参加可能)」を管理する。そして、プレゼンス受信部13が二回目の「会議中」を示すプレゼンス情報を受信したとき、プレゼンス管理部12は、クライアントアプリの状態を示すプレゼンス情報として「会議中(会議参加不可能)」を管理しても良い。
また、プレゼンス管理部12は、自端末10の実装に応じてプレゼンス情報の送信元とは異なるクライアントの通信の状態を管理する。例えば、映像通信アプリA、映像通信アプリBはそれぞれ1つのマイクを占有可能である場合について説明する。映像通信アプリAによって実現されるセッション制御部17aから「会議中」を示すプレゼンス情報がプレゼンス受信部13へ送信されたとき、端末10に内蔵されているマイク114は、映像通信アプリAの通信によって占有される。プレゼンス管理部12は、外部機器接続I/Fに外付けのマイクが接続されているか否かを判断する。ここで接続されていると判断されれば、プレゼンス管理部12は、映像通信アプリBのクライアントID「C02」、ユーザID「U01」、及び会議開始可能な状態を示すプレゼンス情報「待機中」を記憶部1000に記憶して管理する。一方、外部機器接続I/F118に外付けのマイクが接続されていないと判断された場合には、プレゼンス管理部12は、映像通信アプリBのクライアントID「C02」、ユーザID「U01」、及び会議開始不可能であることを示すプレゼンス情報「利用不可」を記憶部1000に記憶して管理する。
プレゼンス管理部12によって新たなプレゼンス情報が管理される度、あるいは所定のタイミングで、端末10aのpubsub送受信部11は、記憶部1000において管理されているクライアントID、ユーザID、及びプレゼンス情報の組をトピック名"Client1/Presence"としてPubする要求を管理システム50へ送信する(ステップS85)
管理システム50の送受信部51は、上記のpub要求を受信する。続いて、pubsub処理部54は、pub要求に含まれているトピック名"Client1/Presence"を検索キーとして、トピック管理テーブル(図6(D))を検索して、対応するクライアントID及びユーザIDの組(「C04,U02」「C04,U03」)を抽出することによりメッセージの送信先を特定する(ステップS86)。ここで、pubsub処理部54は、送信先として、クライアントID及びユーザIDの組「C04,U02」を用いて管理システム50へログインした、端末10bの統合通信クライアント、及びクライアントID及びユーザIDの組「C04,U03」を用いて管理システム50へログインした端末10cの統合通信クライアントを特定する。
管理システム50のpubsub処理部54は、特定結果に基づいて端末10aの統合通信クライアントから送られてきたメッセージ及びトピック名を端末10bの統合通信クライアント及び端末10cの統合通信クライアントへ送信する(ステップS87−1,S87−2)。端末(10b,10c)のpubsub送受信部11は管理システム50から送られてきたメッセージを受信する。これにより、端末(10b,10c)では、端末10aの通信の状態をクライアントアプリ毎に把握することが可能となる。
上記では映像通信アプリAにより実現されるセッション制御部17aが呼制御に係るメッセージを送信又は受信して、映像通信アプリAによる通信を制御するときのプレゼンス管理について説明した。映像通信アプリBにより実現されるセッション制御部17bが呼制御に係るメッセージを送信又は受信して、映像通信アプリBによる通信を制御するときのプレゼンス管理は、上記ステップS83乃至S87−1,S87−2の処理と同様であるので説明を省略する(ステップS88乃至S92−1,S92−2)。
続いて、図15を用いて、一方の端末10の通信が切断したときに、一方の端末10の通信の切断を、相手側の端末10へ通知する処理について説明する。図15は、通信の切断を通知する処理を示すシーケンス図である。以下、上記の処理により、端末10aの映像通信アプリAが端末10bの映像通信アプリAとの通信を開始(図10参照)するとともに、端末10aの映像通信アプリBが端末10cの映像通信アプリBとの通信を開始(図12参照)してからの処理について説明する。また、以下、端末10aの通信が切断する場合の処理について説明するが、他の端末10b,10cの通信が切断する場合にも、通信システム1において、同様の処理を実行可能である。
端末10aのpubsub送受信部11は、端末10aの通信が切断したときに、通信相手の端末10へ送信される切断メッセージを、管理システム50へ送信する(ステップS101−1)。このとき、pubsub送受信部11は、端末10aのプレゼンス情報をpubsubするためのトピック名"Client1/Presence"、端末10aで稼働するすべての映像通信アプリA,Bを示すクライアントID「C01,C02」、端末10aにおける映像通信アプリA,Bのユーザを示すユーザID「U01,U01」、及び通信が切断している状態を示す映像通信アプリA,Bのプレゼンス情報「利用不可,利用不可」を切断メッセージに含める。これにより管理システム50の送受信部51は、これらのトピック名、クライアントID、ユーザID、プレゼンス情報の組が含まれる切断メッセージを受信する。
端末10bのpubsub送受信部11も、ステップS101−1と同様にして、管理システム50へ切断メッセージを送信する(ステップS101−2)。このとき、端末10bのpubsub送受信部11は、端末10bのプレゼンス情報をpubsubするためのトピック名、端末10bで稼働する映像通信アプリAを示すクライアントID、端末10bにおける映像通信アプリAのユーザを示すユーザID、及び通信が切断している状態を示す映像通信アプリAのプレゼンス情報を切断メッセージ含める。
端末10cのpubsub送受信部11も、ステップS101−1と同様にして、管理システム50へ切断メッセージを送信する(ステップS101−3)。このとき、端末10cのpubsub送受信部11は、端末10cのプレゼンス情報をpubsubするためのトピック名、端末10cで稼働する映像通信アプリBを示すクライアントID、端末10cにおける映像通信アプリBのユーザを示すユーザID、及び通信が切断している状態を示す映像通信アプリBのプレゼンス情報を切断メッセージに含める。
管理システム50の記憶・読出部59は、ステップS101−1,S101−2,S101−3で受信したそれぞれの切断メッセージを記憶部5000に記憶させる(ステップS102)。
端末10aのpubsub送受信部11は、端末10aが通信ネットワーク2に接続している間、ハートビートパケットを、例えば、3秒に1回等の通信システム1において予め定められた間隔で管理システム50へ送信する(ステップS103−1)。なお、ハートビートパケットは、端末10aが通信ネットワーク2へ接続しているかを送信先の管理システム50で判断させるための情報であり、その内容に制限はない。端末10b,10cも同様にして、端末10b,10cが通信ネットワーク2に接続している間、ハートビートパケットを予め定められた間隔で管理システム50へ送信する(ステップS103−2,S103−3)。
管理システム50の送受信部51は、端末10a,10b,10cによって送信されるハートビートパケットを受信する。このとき、送受信部51は、端末10ごとに、先にハートビートパケットを受信した時刻から、上記の予め定められた間隔より長い、例えば、30秒等の一定の時間が経過したか判断する(ステップS104)。例えば、端末10aのハートビートパケットを受信してから一定の時間が経過する前に、端末10aの新たなハートビートパケットを受信した場合(ステップS104のNO)、送受信部51は、端末10aが通信ネットワーク2に接続していると判断して、ステップS104の処理を繰り返す。
管理システム50の送受信部51は、端末10aのハートビートパケットを受信してから一定の時間が経過しても、端末10aの新たなハートビートパケットを受信しない場合(ステップS104のYES)、端末10aが通信ネットワーク2から切断したことを検知する。
管理システム50のpubsub処理部54は、端末10aによる通信ネットワーク2からの切断の検知に応じて、端末10aがステップS101−1で管理システム50へ送信した切断メッセージを記憶部5000から取得する(ステップS105)。
管理システム50のpubsub処理部54は、取得した切断メッセージに含まれるトピック名"Client1/Presence"を検索キーとしてトピック管理テーブル(図6(D)参照)を検索する。これにより、pubsub処理部54は、対応するクライアントID及びユーザIDの組(「C04,U02」「C04,U03」)を抽出する。pubsub処理部54は、抽出されたクライアントID及びユーザIDの組のうち「C04,U02」を用いて管理システム50へログインした、端末10bの統合通信クライアント、及び「C04,U03」を用いて管理システム50へログインした端末10cの統合通信クライアントを、切断メッセージの送信先として特定する(ステップS106)。
管理システム50のpubsub処理部54は、ステップS105で取得される端末10aの切断メッセージを、上記の特定に応じて端末10bの統合通信クライアント及び端末10cの統合通信クライアントへ送信する(ステップS107−1,S107−2)。端末(10b,10c)のpubsub送受信部11は管理システム50から送られてきた切断メッセージを受信する。これにより、端末10b,10cでは、端末10aのクライアントアプリごとの通信の状態を把握することができる。
続いて、図16を用いて、ステップS83,S88,S107−1,S107−2等で端末10の統合通信クライアントがプレゼンス情報を受信したときに、UI(User Interface)画像の表示を変更する処理について説明する。図16は、UI画像の表示を変更する処理を示すシーケンス図である。なお、図16は、プレゼンス情報を受信した端末10内の処理を示している。
端末10aの統合通信クライアントは、上記のステップS83で、映像通信アプリAの通信の状態を示すプレゼンス情報「会議中」を受信する。映像通信アプリAが「会議中」の状態で、端末10aに実装されているマイク114を占有すると、他方の映像通信アプリBは利用不可となる。これにより、プレゼンス管理部12は、ステップS84で、映像通信アプリBのクライアントID「C02」、ユーザID「U01」、及び会議開始不可能であることを示すプレゼンス情報「利用不可」を記憶部1000に記憶して管理する。
端末10aのプレゼンス管理部12は、プレゼンス情報が「利用不可」となったクライアントアプリである映像通信アプリBへ、ステップS84で記憶部1000へ記憶されるクライアントID「C02」、ユーザID「U01」、及び会議開始不可能であることを示すプレゼンス情報「利用不可」を送信する(ステップS111)。
端末10aのセッション制御部17bは、受信したクライアントID及びプレゼンス情報に基づいて、自アプリが「利用不可」の状態となったことを判断する。この判断に応じて、端末10aのセッション制御部17bは、通話の開始の受け付けを停止するため、UI画像を変更して、ディスプレイ120へ出力する。UI画像の変更例としては、通話の開始を受け付けるためのボタンの消去、通話の開始を受け付けるためのアイコンを半輝度にする処理等が挙げられる。UI画像の変更に応じて、セッション制御部17bは、通話の開始の受け付けを停止する。
続いて、端末10の統合通信クライアントがプレゼンス情報を受信したときに、UI画像の表示を変更する処理の他の例について説明する。まず、端末10bの統合通信クライアントは、上記のステップS107−1で、端末10aの映像通信アプリA,Bのプレゼンス情報が含まれた切断メッセージを受信する。端末10bのプレゼンス管理部12は、受信した切断メッセージを、自端末で稼働する映像通信アプリAへ送信する(ステップS111)。
ステップS111の処理の一環として、端末10bのセッション制御部17aは、受信した切断メッセージに含まれる情報のうち、自アプリから発呼可能な相手側のアプリの情報として、映像通信アプリAを示すクライアントID「C01」、端末10aにおける映像通信アプリAのユーザを示すユーザID「U01」、及び通信が切断している状態を示す映像通信アプリAのプレゼンス情報「利用不可」を抽出する。なお、上記の処理は、同じ映像通信アプリ間で発呼可能である場合の例であるが、通信システム1において、対応する映像通信アプリ間で発呼可能である場合には、端末10bのセッション制御部17aは、切断メッセージから、自端末の映像通信アプリAに対応するアプリに関する情報を抽出しても良い。
端末10bのセッション制御部17aは、ステップS111で抽出されるクライアントID「C01」、ユーザID「U01」、及び会議開始不可能であることを示すプレゼンス情報「利用不可」に基づいて、ユーザID「U01」が利用する相手側の映像通信アプリAへ発呼できい旨、判断する。これにより、端末10bのセッション制御部17aは、ユーザID「U01」で識別されるユーザaへの通話の開始の受け付けを停止するため、UI画像を変更して、ディスプレイ120へ出力する。UI画像の変更例としては、宛先リストからユーザaを示す情報を消去する処理や、宛先リストにおけるユーザaの表示を半輝度にする処理等が挙げられる。UI画像の変更に応じて、セッション制御部17aは、ユーザaへの通話の開始の受け付けを停止する。
<<実施形態の効果>>
上記実施形態の情報送信方法によると、端末10は、通信を管理する管理システム50と接続し、この管理システム50と接続する相手側の端末10と通信する。端末10のpubsub送受信部11(第1の送信手段の一例)は、所定のタイミングにハートビートパケット(第1の情報の一例)を管理システム50へ送信する(第1の送信処理の一例)。端末10のpubsub送受信部11(第2の送信手段の一例)は、管理システム50が所定の期間、ハートビートパケットを受信しないときに、管理システム50から相手側の端末10へ送信される切断メッセージ(第2の情報の一例)を、管理システム50へ送信する(第2の送信処理の一例)。切断メッセージは、端末10において稼動する複数の映像通信アプリA,B(それぞれ通信用のアプリケーションの一例)に対応するそれぞれのプレゼンス情報(状態を示す情報の一例)を含む。これにより、映像通信アプリA,B毎にハートビートパケットを送信しなくても良くなるので、通信ネットワーク2への負荷が軽減される。
相手側の端末10のpubsub送受信部11は、所定のタイミングにハートビートパケットを管理システム50へ送信する。相手側の端末10のpubsub送受信部11は、管理システム50が所定の期間、相手側の端末10により送信されるハートビートパケットを受信しないときに、管理システム50から端末10へ送信される切断メッセージを管理システム50へ送信する。切断メッセージは、相手側の端末10において稼動する複数の映像通信アプリに対応するそれぞれのプレゼンス情報を含んでいても良い。これにより、通信システム1の各端末10において、複数の映像通信アプリが稼働している場合でも、端末10ごとに一のハートビートパケットが送信されるので、通信ネットワーク2への負荷が軽減される。
端末10のセッション制御部17は、相手側の端末10において稼動する複数の映像通信アプリに、端末10で稼動する映像通信アプリにより通信の開始要求可能なアプリが含まれている場合に、切断メッセージの受信に応じて、開始要求可能なアプリへの通信の開始要求の受付けを停止させる。これにより、利用不可のアプリへの発呼を停止できるようになるので、通信ネットワーク2への負荷が軽減する。
端末10へ送信される切断メッセージは、相手側の端末10において稼動する複数の映像通信アプリのそれぞれのクライアントIDを含む。端末10のセッション制御部17(停止手段の一例)は、このクライアントIDに基づいて特定されるアプリへの通信の開始要求の受付けを停止させる。これにより、相手側の端末10において複数の映像通信アプリが稼働する場合でも、端末10のセッション制御部17は、どのアプリに対する通信の開始要求の受け付けを停止するか判断することができる。
管理システム50の送受信部11(第1の受信手段の一例、及び第2の受信手段の一例)は、ハートビートパケット及び切断メッセージを受信する(第1の受信処理の一例、及び第2の受信処理の一例)。管理システム50のpubsub送受信部11が所定の期間、端末10により送信されるハートビートパケットを受信しないときに、管理システム50のpubsub処理部54(送信手段の一例)は、切断メッセージを相手側の端末10へ送信する(送信処理の一例)。これにより、管理システム50は、端末10による通信の切断を相手側の端末10へ通知できる。
<<実施形態の補足>>
端末10、中継装置管理サーバ20、中継装置30、認証サーバ40、及び管理システム50用の各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等が挙げられる。
また、上記実施形態の各プログラムが記憶されたCD−ROM等の記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD504は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供されることができる。
また、上記実施形態における端末10、中継装置管理サーバ20、中継装置30、認証サーバ40、及び管理システム50は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、認証サーバ40及び管理システム50は、単一のコンピュータによって構築されていても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路を含むプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 通信システム
2 通信ネットワーク
10 端末
11 pubsub送受信部
12 プレゼンス管理部
13 プレゼンス受信部
14 デバイス管理部
16a,16b コンテンツ送受信部
17a,17b セッション制御部
18 通知部
20 中継装置管理サーバ
21 pubsub送受信部
22 中継指示部
29 記憶・読出部
30 中継装置
31 送受信部
32 中継部
40 認証サーバ
41 送受信部
42 ユーザ認証部
43 クライアント認証部
45 トークン発行部
49 記憶・読出部
50 管理システム
51 送受信部
52 トークン確認部
54 pubsub処理部
59 記憶・読出部
1000 記憶部
1001 デバイス管理DB
2001 会議室管理DB
2002 中継装置利用管理DB
4000 記憶部
4001 ユーザ管理DB
4002 クライアント管理DB
4003 サービス管理DB
5000 記憶部
5001 トピック管理DB
特開2006−174193号公報

Claims (10)

  1. 通信を管理する管理システムと接続し、該管理システムと接続する相手側の通信端末と通信する通信端末であって、
    所定のタイミングに第1の情報を前記管理システムへ送信する第1の送信手段と、
    前記管理システムが所定の期間、前記第1の情報を受信しないときに、前記管理システムから前記相手側の通信端末へ送信される第2の情報を、前記管理システムへ送信する第2の送信手段と、を有し、
    前記第2の情報は、当該通信端末において稼動する複数の通信用のアプリケーションに対応するそれぞれの状態を示す情報を含む
    通信端末。
  2. 請求項1に記載の通信端末と、
    前記相手側の通信端末と、
    を有する通信システム。
  3. 前記相手側の通信端末は、
    所定のタイミングに第1の情報を前記管理システムへ送信する第1の送信手段と、
    前記管理システムが所定の期間、前記相手側の通信端末により送信される前記第1の情報を受信しないときに、前記管理システムから前記通信端末へ送信される第2の情報を前記管理システムへ送信する第2の送信手段と、を有し、
    前記第2の情報は、前記相手側の通信端末において稼動する複数の通信用のアプリケーションに対応するそれぞれの状態を示す情報を含む請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記通信端末は、
    前記相手側の通信端末において稼動する複数の通信用のアプリケーションに、当該通信端末で稼動するアプリケーションにより通信の開始要求可能なアプリケーションが含まれている場合に、前記第2の情報の受信に応じて、前記開始要求可能なアプリケーションへの通信の開始要求の受付けを停止させる停止手段を有する請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記当該通信端末へ送信される前記第2の情報は、前記相手側の通信端末において稼動する複数の通信用のアプリケーションのそれぞれの識別情報を含み、
    前記停止手段は、前記識別情報に基づいて前記通信の開始要求の受付を停止させる請求項4に記載の通信システム。
  6. 請求項1に記載の通信端末と、
    前記管理システムと、
    を有する通信システム。
  7. 前記管理システムは、
    前記第1の情報を受信する第1の受信手段と、
    前記第2の情報を受信する第2の受信手段と、
    前記第1の受信手段が所定の期間、前記通信端末により送信される前記第1の情報を受信しないときに、前記通信端末により送信される第2の情報を前記相手側の通信端末へ送信する送信手段を有する請求項6に記載の通信システム。
  8. 通信を管理する管理システムと接続し、該管理システムと接続する相手側の通信端末と通信する通信端末に、
    所定のタイミングに第1の情報を前記管理システムへ送信する第1の送信処理と、
    前記管理システムが所定の期間、前記第1の情報を受信しないときに、前記管理システムから前記相手側の通信端末へ送信される第2の情報を、前記管理システムへ送信する第2の送信処理と、を実行させ、
    前記第2の情報は、当該通信端末において稼動する複数の通信用のアプリケーションに対応するそれぞれの状態を示す情報を含む
    情報送信方法。
  9. 前記管理システムに、
    前記第1の情報を受信する第1の受信処理と、
    前記第2の情報を受信する第2の受信処理と、
    前記第1の受信処理で所定の期間、前記通信端末により送信される前記第1の情報を受信しないときに、前記第2の情報を前記相手側の通信端末へ送信する送信処理を実行させる請求項8に記載の情報送信方法。
  10. 通信を管理する管理システムと接続し、該管理システムと接続する相手側の通信端末と通信する通信端末に、
    所定のタイミングに第1の情報を前記管理システムへ送信する第1の送信処理と、
    前記管理システムが所定の期間、前記第1の情報を受信しないときに、前記管理システムから前記相手側の通信端末へ送信される第2の情報を、前記管理システムへ送信する第2の送信処理と、を実行させ、
    前記第2の情報は、当該通信端末において稼動する複数の通信用のアプリケーションに対応するそれぞれの状態を示す情報を含む
    プログラム。
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