JP2017157456A - ドアピラー用スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアピラーの構造変更を必要とすることなくドアピラーにスイッチを容易に設ける。【解決手段】ドアピラー用スイッチのスイッチシート11は、上部電極シート13と、下部電極シート14と、上部電極シート13と下部電極シート14との間に配置されるスペーサシート15とにより層状に構成され、下部電極シート14の下側の貼付用粘着シート16によりドアピラーの表面に貼り付け可能である。また、スイッチ部12の各スイッチ12aが、上部電極シート13の下面に上部電極13aを有すると共に下部電極シート14の上面に下部電極14aを有し、スペーサシート15における上部電極13aと下部電極14aとの対向部分に貫通孔15aが設けられたメンブレンスイッチとして構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ドアピラー用スイッチに関する。
従来、この種のドアピラー用スイッチとしては、ボタンスイッチなどの複数のスイッチを車両のドアピラー内に収納するものが提案されている。例えば、特許文献1には、ドアピラーに予め設けられた収納用のスペース内にドアピラー用スイッチを収納し、収納したドアピラー用スイッチをカバープレートで覆うものとしている。
US2010/0296303A1
上述したドアピラー用スイッチは、ドアピラーの収納用のスペース内に収納されるため、そのようなスペースが設けられていないドアピラーを備える車両では、そのままではドアピラー用スイッチを取り付けることができないことになる。そのため、ドアピラー用スイッチを取り付けるためにドアピラーの構造変更などが必要となり、ドアピラーにスイッチを取り付けることが困難となる。
本発明のドアピラー用スイッチは、ドアピラーの構造変更を必要とすることなく、容易に取り付け可能とすることを主目的とする。
本発明のドアピラー用スイッチは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のドアピラー用スイッチは、
車両のドアピラーに設けられるドアピラー用スイッチであって、
上部シートと、下部シートと、前記上部シートと前記下部シートとの間に配置されるスペーサシートとが層状に重ね合わされ、前記ドアピラーの表面に貼り付け可能なシート状の部材であり、
スイッチ部が、前記上部シートの下面に上部電極を有すると共に前記下部シートの上面に下部電極を有し、前記スペーサシートにおける前記上部電極と前記下部電極との対向部分に貫通孔が設けられたメンブレンスイッチとして構成される
ことを要旨とする。
本発明のドアピラー用スイッチは、ドアピラーの表面に貼り付け可能なシート状の部材であり、スイッチ部が、上部シートの下面に上部電極を有すると共に下部シートの上面に下部電極を有し、スペーサシートにおける上部電極と下部電極との対向部分に貫通孔が設けられたメンブレンスイッチとして構成される。このため、ドアピラーの構造変更を必要とすることなく、ドアピラーにスイッチを容易に取り付けることができる。また、メンブレンスイッチは操作者による押圧操作が必要であるため、非接触のセンサ型のスイッチのように雨天時などに誤作動するのを防止することができる。
また、本発明のドアピラー用スイッチにおいて、少なくとも一部に前記スイッチ部を含み、前記上部シートと前記下部シートと前記スペーサシートとが前記ドアピラーの表面の全面を覆うサイズに形成されたものとすることもできる。こうすれば、ドアピラーの表面の全面をシートで覆うことができるから、ドアピラーにスイッチを設けても、段差が生じるのを防止してドアピラーを見栄えのよいものとすることができる。また、スイッチ部をドアピラーの表面の任意の位置に設けるものとすることもできる。
また、本発明のドアピラー用スイッチにおいて、所定色に着色された着色シートが前記上部シートに重ねて貼り付けられたものとすることもできる。こうすれば、ドアピラーにスイッチを設けても、ドアピラーの外観を任意の所定色(例えば黒色)とすることができる。
また、前記ドアピラーの下部に位置するドアパネルにモールで覆われる開口部が形成された車両に設けられる本発明のドアピラー用スイッチにおいて、前記上部シートは、前記上部電極に接続された配線パターンが形成され、前記下部シートは、前記下部電極に接続された配線パターンが形成され、前記ドアピラーの表面に貼り付けられた状態で下端となる位置に、前記開口部から前記ドアパネル内に収容可能なサイズに形成され、前記各配線パターンをまとめて引き出して外部引き出し配線と接続するための引き出し部を備えるものとすることもできる。こうすれば、引き出し部や外部引き出し配線がドアパネル外に露出するのを防止することができる。
また、本発明のドアピラー用スイッチにおいて、前記スペーサシートは、前記貫通孔に連通すると共に前記引き出し部において前記配線パターンに沿った空気通路が形成され、前記引き出し部は、前記空気通路に連通し前記上部シートまたは前記下部シートのいずれかを貫通して外部と連通する通気孔が形成されたものとすることもできる。こうすれば、ドアピラー用スイッチ内の湿気や余分な空気を排出することができる。このため、スイッチ操作時の押圧によって操作対象以外の貫通孔の空気が膨張したり、温度の上昇などにより貫通孔の空気が膨張したりするのを抑制して、空気の膨張によりスイッチ部が凸状となるのを防止することができる。
本発明の一実施例としてのドアピラー用スイッチ10が貼り付けられる車両1を示す説明図である。 ドアピラー用スイッチ10の構成の概略を示す構成図である。 ドアピラー用スイッチ10のスイッチシート11の構成の概略を示す構成図である。 ドアピラー用スイッチ10がドアピラー6に貼り付けられる様子を示す説明図である。 スイッチ部12の電気的な接続関係を示す説明図である。
本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例としてのドアピラー用スイッチ10が貼り付けられる車両1を示す説明図であり、図2はドアピラー用スイッチ10の構成の概略を示す構成図であり、図3はドアピラー用スイッチ10のスイッチシート11の構成の概略を示す構成図である。
実施例のドアピラー用スイッチ10は、図1に示すように、車両1に取り付けられるドア2のドアピラー6に設けられ、例えばドア2のロックやロックの解除などを行うためのスイッチとして構成されている。ドア2は、アウトサイドパネル3とウインドウとの境界部分に、水平方向(図1中の左右方向)に延びるベルトモール5が取り付けられている。
ドアピラー用スイッチ10は、図2に示すように、複数(例えば15個)のスイッチ12aを有するスイッチ部12を含むスイッチシート11と、スイッチシート11の下部に一体的に設けられスイッチ部12の配線パターンを端子22(図3参照)を介して外部引き出し配線と接続するための引き出し部20と、スイッチシート11に重ねて貼り付けられる着色シート30と、を備える。スイッチ部12が有する複数のスイッチ12aは、それぞれ異なる数字や記号,文字などの入力に対応付けられており、各スイッチ12aの操作を組み合わせることにより、例えば操作情報や暗証番号,ID情報などの入力が可能となる。なお、図3では、着色シート30の図示を省略した。
スイッチシート11と着色シート30は、ドアピラー6の表面の全面を覆うようドアピラー6の表面と略同じサイズに形成されている。また、着色シート30は、例えば黒色に着色されているものとするが、他の色であっても構わない。
図3(a)〜(d)に、スイッチシート11の断面構成を示す。なお、図3(a)〜(c)は、スイッチシート11を図3中の左右方向に切断した断面の構成を示し、図3(d)は、引き出し部20の先端側を図3中の上下方向に切断した断面の構成を示す。図3(a)〜(c)に示すように、スイッチシート11は、上部電極シート13と、下部電極シート14と、上部電極シート13と下部電極シート14との間に配置されたスペーサシート15と、下部電極シート14の下面に設けられピラー6に貼り付けられるための貼付用粘着シート16と、貼付用粘着シート16の下面に貼り付けられた剥離紙17と、により層状に構成されている。スイッチシート11を構成する各シート(上部電極シート13と下部電極シート14とスペーサシート15と貼付用粘着シート16)は、ドアピラー6の表面の全面のサイズと略同じサイズに形成されている。スペーサシート15は、図示しない粘着剤により、上部電極シート13と下部電極シート14にそれぞれ接合されている。また、剥離紙17は、ドアピラー用スイッチ10がドアピラー6に貼り付けられるまでの貼付用粘着シート16の保護用(付着防止用)として機能する。
図3(b)に示すように、スイッチ部12のスイッチ12aでは、導電性材料の塗布などにより、上部電極シート13の下面に上部電極13aが形成され、下部電極シート14の上面に下部電極14aが形成されている。また、スペーサシート15は、上部電極13aと下部電極14aとが対向する位置に円形状に貫通した貫通孔15aが形成されている。これにより、スイッチ12aが操作者により押圧されると、上部電極13aと下部電極14aとが接触してスイッチ12aがオンされることになる。即ち、貫通孔15aは、スイッチ操作時に押圧されるスイッチ空間となる。また、図示は省略するが、隣接するスイッチ12aの貫通孔15a同士が連通するよう、例えば各貫通孔15aが格子状の通路などにより連通しているものとする。
図3(c)に示すように、スイッチ部12の配線パターンの形成部分では、配線パターン13bが上部電極シート13に形成され、配線パターン14bが下部電極シート14に形成されている。なお、配線パターン13bは、上部電極13aに接続され、配線パターン14bは、下部電極14aに接続され、各配線パターン13b,14bがまとめて引き出し部20により引き出されて端子22に接続される。また、スペーサシート15に、各スイッチ12aの貫通孔15aに直接または上述した格子状の通路を介して間接に連通する空気通路15bが形成されている。この空気通路15bは、引き出し部20において、各配線パターン13b,14bに沿って先端側(図3中の下端)まで形成されている。このように、スイッチシート11は、各電極13a,14a(スイッチ12a)や配線パターン13b,14bが、形成されている部分と、形成されていない部分(図3中の白色部分)とにおいて、各電極や各配線の形成の有無が異なるだけで同じシート構成となっている。また、各電極や各配線を形成する導電性材料の塗布厚は、シート厚に比べて小さなものであるから、スイッチシート11はドアピラー6の全面に亘り略均一な厚みに形成されているものといえる。
図3(d)に示すように、引き出し部20では、貼付用粘着シート16と剥離紙17とを備えず、上部電極シート13と下部電極シート14とスペーサシート15で構成されている。これは、引き出し部20は、ドア2のアウトサイドパネル3と図示しないインサイドパネルとにより区画される空間内に収容され、ドアピラー6に貼り付ける必要がないためである。また、空気通路15bに直交するように連通し上部電極シート13を貫通する通気孔13cが形成されている。この通気孔13cを覆うように上部電極シート13の上面に、通気性シール24が貼り付けられている。通気性シール24は、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などのフッ素樹脂の多孔質膜で形成され、気体の透過を許容し液体の透過を阻止するシール部材として構成されている。これにより、スイッチ空間としての貫通孔15aが、空気通路15bと通気孔13cと通気性シール24とを介して、外部と連通することになる。なお、通気性シール24は、気体の透過を許容して液体の透過を阻止するものであれば材料や構造を限定するものではない。また、空気通路15bと連通する通気孔が下部電極シート14に設けられ、下部電極シート14の下面に通気性シールが貼り付けられるものとしてもよい。
ここで、図4はドアピラー用スイッチ10がドアピラー6に貼り付けられる様子を示す説明図であり、図5はスイッチ部12の電気的な接続関係を示す説明図である。本実施例では、図4(a)に示すように、ベルトモール5が取り付けられるドア2のモール取付部4において、ドアピラー6の下側部分の一部がドア2のアウトサイドパネル3とインサイドパネルとにより区画される空間に開口した開口部4aが形成されている。そして、ドアピラー用スイッチ10の貼り付けは、剥離紙17を剥がして貼付用粘着シート16が露出したドアピラー用スイッチ10を、ドアピラー6に合わせて貼り付けることにより行われる。このとき、引き出し部20を、ドアピラー6に貼り付けることなくモール取付部4の開口部4aに挿入し、アウトサイドパネル3とインサイドパネルとにより区画される空間内に収容する(図4(b))。そして、モール取付部4にベルトモール5を取り付けて、開口部4aと引き出し部20とを覆うことによりドアピラー用スイッチ10の貼り付けが完了する。なお、図4では、着色シート30がスイッチシート11に貼り付けられた状態でドアピラー6に貼り付ける様子を例示したが、ドアピラー6に先にスイッチシート11を貼り付けて、後から着色シート30を貼り付けるものとしてもよい。
また、スイッチ部12の各スイッチ12aは、図示しない外部引き出し配線を介して図5に示すドア開閉制御ECU8に接続され、各スイッチ12aに対する操作に基づくスイッチ信号がドア開閉制御ECU8に入力される。ドア開閉制御ECU8は、ドア2のロックとロックの解除およびドア2を所定の開度だけ開扉するポップアップ動作を行うドア開閉装置9のアクチュエータに駆動信号を出力可能となっている。例えば、ドア開閉制御ECU8は、ドア2がロックされている状態でスイッチ12aからスイッチ信号が入力されると、そのスイッチ信号に基づく操作情報が所定のロック解除情報(暗証番号など)と一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合にドア開閉装置9に駆動信号を出力してドア2のロックを解除すると同時に、ドア2を所定の開度だけ開扉する。このように、実施例の車両1は、ドアピラー用スイッチ10の操作により、ドア2のロックの解除と開扉が可能となっている。勿論、ドアピラー用スイッチ10の操作により、ドア2の開扉を伴わずにロックの解除が可能なものとしたり、ドア2のロックが可能なものとしたりしてもよい。例えば、ドア開閉制御ECU8は、ドア2のロックが解除されている状態でスイッチ12aからスイッチ信号が入力されると、そのスイッチ信号に基づく操作情報が所定のロック情報と一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合にドア開閉装置9に駆動信号を出力してドア2をロックすればよい。また、ドア開閉装置9を構成するアクチュエータは、ドア2を自動で開閉するものとしてもよく、ドア2のロックおよびロックの解除動作と連動させるものとしてもよい。
以上説明した本実施例のドアピラー用スイッチ10によれば、スイッチシート11が、上部電極シート13と、下部電極シート14と、上部電極シート13と下部電極シート14との間に配置されるスペーサシート15とにより層状に構成され、ドアピラー6の表面に貼り付け可能なシート状の部材であり、スイッチ部12(各スイッチ12a)が、上部電極シート13の下面に上部電極13aを有すると共に下部電極シート14の上面に下部電極14aを有しスペーサシート15における上部電極13aと下部電極14aとの対向部分に貫通孔15aが設けられたメンブレンスイッチとして構成されている。これにより、ドアピラー6にスイッチ収納用のスペースを設けるなど特別な構造とすることなく、ドアピラー6にスイッチを取り付けることができる。また、メンブレンスイッチは操作者による押圧操作が必要であるため、非接触のセンサ型のスイッチのように雨天時などに誤作動するのを防止することができる。
また、ドアピラー用スイッチ10は、上部電極シート13と、下部電極シート14と、スペーサシート15とが、ドアピラー6の表面の全面を覆うサイズに形成されているため、ドアピラー6にスイッチを設けても表面に段差が生じるのを防止することができる。また、スイッチ部12の構成位置を、ドアピラー6の表面の任意に位置に設けるものとすることもできる。例えば、実施例ではドアピラー6の下部側にスイッチ部12を設けるものとしたが、スイッチ部12を上部側に設けてもよいし、中央部に設けてもよい。
また、ドアピラー用スイッチ10は、所定色の着色シート30が上部電極シート13に重ねて貼り付けられているため、ドアピラー6にスイッチを設けても、ドアピラー6を所定色とすることができる。
また、ドアピラー用スイッチ10の下端の引き出し部20は、ドア2内(アウトサイドパネル3とインサイドパネルとによりとにより区画される空間内)に収容されて、ベルトモール5により覆われるから、引き出し部20や外部引き出し配線などが露出するのを防止することができる。
また、ドアピラー用スイッチ10は、スイッチ空間としての貫通孔15aが、空気通路15bと通気孔13cとを介して外部と連通して排気可能であるから、スイッチ操作時の押圧によって操作対象以外の貫通孔15aの空気が膨張したり、温度の上昇などにより貫通孔15aの空気が膨張したりするのを抑制して、空気の膨張により各スイッチ12aが凸状となるのを防止することができる。また、通気孔13cには、気体の透過を許容し液体の透過を阻止する通気性シール24が貼り付けられるから、雨水等の浸入によってスイッチ12aが誤作動したり腐食したりするのを防止することができる。
実施例のドアピラー用スイッチ10では、シートスイッチ11と着色シート30とがいずれもドアピラー6の全面を覆うサイズに形成されているものとしたが、これに限られるものではない。例えば、シートスイッチ11はドアピラー6の一部分となるサイズに形成されると共に着色シート30がドアピラー6の全面を覆うサイズに形成されているものとしてもよい。あるいは、シートスイッチ11と着色シート30とがいずれもドアピラー6の一部分となるサイズに形成されているものとしてもよい。
実施例のドアピラー用スイッチ10では、シートスイッチ11(上部電極シート13)に所定色に着色された着色シート30を貼り付けたが、エンボス加工などの各種加工や装飾などが施されたシートを貼り付けるものなどとしてもよい。また、着色シート30を貼り付けないものとしてもよく、上部電極シート13に直接着色したり各種加工や装飾を施したりするものなどとしてもよい。
実施例のドアピラー用スイッチ10では、引き出し部20の先端に通気孔13cを設けるものとしたが、引き出し部20の途中の部分に通気孔13cを設けるものとしてもよい。また、通気孔13cに通気性シール24を貼り付けるものとしたが、通気性シール24を貼り付けないものとしてもよい。さらに、通気孔13c(空気通路15b)を設けないものとしてもよい。
実施例のドアピラー用スイッチ10は、シートスイッチ11が貼付用粘着シート16を備えるものとしたが、シートスイッチ11が貼付用粘着シート16を備えないものとしてもよい。このようにする場合、ドアピラー6側に粘着シート(テープ)を貼り付け、その粘着シートによりドアピラー用スイッチ10を貼り付けるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、上部電極シート13が「上部シート」に相当し、下部電極シート14が「下部シート」に相当し、スペーサシート15が「スペーサシート」に相当し、上部電極13aが「上部電極」に相当し、下部電極14aが「下部電極」に相当し、貫通孔15aが「貫通孔」に相当し、スイッチ部12がメンブレンスイッチとして構成された「スイッチ部」に相当する。また、着色シート30が「着色シート」に相当し、配線パターン13bが上部電極に接続される「配線パターン」に相当し、配線パターン14bが下部電極に接続される「配線パターン」に相当し、空気通路15bが「空気通路」に相当し、引き出し部20が「引き出し部」に相当し、通気孔13cが「通気孔」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両のドアピラーに設けられるスイッチの製造産業などに利用可能である。
1 車両、2 ドア、3 アウトサイドパネル、4 モール取付部、4a 開口部、5 ベルトモール、6 ドアピラー、8 ドア開閉制御ECU、9 ドア開閉装置、10 ドアピラー用スイッチ、11 スイッチシート、12 スイッチ部、12a スイッチ、13 上部電極シート、13a 上部電極、13b 配線パターン、13c 通気孔、14 下部電極シート、14a 下部電極、14b 配線パターン、15 スペーサシート、15a 貫通孔、15b 空気通路、16 貼付用粘着シート、17 剥離紙、20 引き出し部、22 端子、24 通気性シール、30 着色シート。

Claims (5)

  1. 車両のドアピラーに設けられるドアピラー用スイッチであって、
    上部シートと、下部シートと、前記上部シートと前記下部シートとの間に配置されるスペーサシートとが層状に重ね合わされ、前記ドアピラーの表面に貼り付け可能なシート状の部材であり、
    スイッチ部が、前記上部シートの下面に上部電極を有すると共に前記下部シートの上面に下部電極を有し、前記スペーサシートにおける前記上部電極と前記下部電極との対向部分に貫通孔が設けられたメンブレンスイッチとして構成される
    ドアピラー用スイッチ。
  2. 請求項1に記載のドアピラー用スイッチであって、
    少なくとも一部に前記スイッチ部を含み、前記上部シートと前記下部シートと前記スペーサシートとが前記ドアピラーの表面の全面を覆うサイズに形成された
    ドアピラー用スイッチ。
  3. 請求項1または2に記載のドアピラー用スイッチであって、
    所定色に着色された着色シートが前記上部シートに重ねて貼り付けられた
    ドアピラー用スイッチ。
  4. 前記ドアピラーの下部に位置するドアパネルにモールで覆われる開口部が形成された車両に設けられる請求項1から3のいずれか1項に記載のドアピラー用スイッチであって、
    前記上部シートは、前記上部電極に接続された配線パターンが形成され、
    前記下部シートは、前記下部電極に接続された配線パターンが形成され、
    前記ドアピラーの表面に貼り付けられた状態で下端となる位置に、前記開口部から前記ドアパネル内に収容可能なサイズに形成され、前記各配線パターンをまとめて引き出して外部引き出し配線と接続するための引き出し部を備える
    ドアピラー用スイッチ。
  5. 請求項4に記載のドアピラー用スイッチであって、
    前記スペーサシートは、前記貫通孔に連通すると共に前記引き出し部において前記配線パターンに沿った空気通路が形成され、
    前記引き出し部は、前記空気通路に連通し前記上部シートまたは前記下部シートのいずれかを貫通して外部と連通する通気孔が形成された
    ドアピラー用スイッチ。
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