JP2017156472A - トナーの製造方法 - Google Patents
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下記(i)または(ii)の暴露処理工程を含み、
(i)結着樹脂及び結晶性樹脂を有する処理前のトナー粒子に二酸化炭素を暴露してトナーを得る工程;
(ii)結着樹脂及び結晶性樹脂を有するトナー粒子並びに外添剤を有する処理前のトナーに二酸化炭素を暴露してトナーを得る工程;
ii暴露処理工程の二酸化炭素の温度が10℃以上60℃以下、圧力が1.0MPa以上3.5MPa以下であり、
前記結着樹脂の酸価が、15.0mgKOH/g以下であり、
前記トナーの示差走査熱量測定(DSC)におけるガラス転移温度(Tg1、Tg2)が、下記式(1)及び(2)を満たすことを特徴とするトナーの製造方法に関する。
0.60≦Tg2/Tg1≦0.85・・・(2)
(式(1)及び(2)中、
Tg1はトナーのDSC測定における1回目の昇温時のガラス転移温度を示す。
Tg2はトナーのDSC測定における2回目の昇温時のガラス転移温度を示す。)
(i)結着樹脂及び結晶性樹脂を有する処理前のトナー粒子に二酸化炭素を暴露してトナー粒子を得る工程。
(ii)結着樹脂及び結晶性樹脂を有するトナー粒子並びに外添剤を有する処理前のトナーを二酸化炭素に暴露してトナーを得る工程。
0.60≦Tg2/Tg1≦0.85・・・(2)
(式(1)及び(2)中、Tg1はトナーのDSC測定における1回目の昇温時のガラス転移温度を示す。Tg2はトナーのDSC測定における2回目の昇温時のガラス転移温度を示す。)
0.60≦Tg2/Tg1≦0.85・・・(2)
(式(4)中、Tg3は、前記(i)における前記処理前のトナー粒子、または前記(ii)におけるトナー粒子の示差走査熱量測定(DSC)における1回目の昇温時のガラス転移温度を示す。)
HOOC−(CH2)m−COOH 式(A)
(式(A)中、mは、4以上16以下(好ましくは6以上12以下)の整数を示す)
HO−(CH2)n−OH 式(B)
(式(B)中、nは、4以上16以下(好ましくは6以上12以下)の整数を示す)
メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、iso−プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、iso−ブチルアクリレート、tert−ブチルアクリレート、n−アミルアクリレート、n−ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、n−ノニルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ベンジルアクリレート、ジメチルフォスフェートエチルアクリレート、ジエチルフォスフェートエチルアクリレート、ジブチルフォスフェートエチルアクリレート、および、2−ベンゾイルオキシエチルアクリレートのようなアクリル系重合性単量体類;
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、iso−プロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、iso−ブチルメタクリレート、tert−ブチルメタクリレート、n−アミルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、n−オクチルメタクリレート、n−ノニルメタクリレート、ジエチルフォスフェートエチルメタクリレート、および、ジブチルフォスフェートエチルメタクリレートのようなメタクリル系重合性単量体類が挙げられる。
本発明におけるSP値は、Fedorsの式(3)を用いて求めた。ここでのΔei、および、Δviの値は著「コーティングの基礎科学」54〜57頁、1986年(槇書店)の表3〜9による原子および原子団の蒸発エネルギーとモル体積(25℃)」を参照にした。
δi=[Ev/V]1/2=[Δei/Δvi]1/2 式(3)
Ev:蒸発エネルギー
V:モル体積
Δei:i成分の原子または原子団の蒸発エネルギー
Δvi:i成分の原子または原子団のモル体積
例えば、ヘキサンジオールは、原子団(−OH)×2+(−CH2)×6から構成され、計算SP値は下記式で求められる。
δi=[Δei/Δvi]1/2=[{(5220)×2+(1180)×6}/{(13)×2+(16.1)×6}]1/2
SP値(δi)は11.95となる。
結着樹脂の重量平均分子量(Mw)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により、以下のようにして測定する。
装置:高速GPC装置「HLC−8220GPC」[東ソー(株)製]
カラム:LF−604の2連
溶離液:THF
流速:0.6ml/min
オーブン温度:40℃
試料注入量 :0.020ml
試料の分子量の算出にあたっては、標準ポリスチレン樹脂(例えば、商品名「TSKスタンダード ポリスチレン F−850、F−450、F−288、F−128、F−80、F−40、F−20、F−10、F−4、F−2、F−1、A−5000、A−2500、A−1000、A−500」、東ソー社製)を用いて作成した分子量校正曲線を使用する。
酸価は試料1gに含まれる酸を中和するために必要な水酸化カリウムのmg数である。結着樹脂の酸価はJIS K 0070−1992に準じて測定されるが、具体的には、以下の手順に従って測定する。
フェノールフタレイン1.0gをエチルアルコール(95vol%)90mlに溶かし、イオン交換水を加えて100mlとし、フェノールフタレイン溶液を得る。
(A)本試験
粉砕した結着樹脂の試料2.0gを200mlの三角フラスコに精秤し、トルエン/エタノール(2:1)の混合溶液100mlを加え、5時間かけて溶解する。次いで、指示薬としてフェノールフタレイン溶液を数滴加え、水酸化カリウム溶液を用いて滴定する。尚、滴定の終点は、指示薬の薄い紅色が30秒間続いたときとする。
試料を用いない(すなわちトルエン/エタノール(2:1)の混合溶液のみとする)以外は、上記操作と同様の滴定を行う。
ここで、A:酸価(mgKOH/g)、B:空試験の水酸化カリウム溶液の添加量(ml)、C:本試験の水酸化カリウム溶液の添加量(ml)、f:水酸化カリウム溶液のファクター、S:試料(g)である。
トナーのガラス転移温度(Tg)は、示差走査熱量分析装置「Q1000」(TA Instruments社製)を用いてASTM D3418−82に準じて測定する。置検出部の温度補正はインジウムと亜鉛の融点を用い、熱量の補正についてはインジウムの融解熱を用いる。
結着樹脂および結晶性樹脂の構造は核磁気共鳴分光分析(1H−NMR)[400MHz、CDCl3、室温(25℃)]を用いて特定した。測定装置:FT NMR装置 JNM−EX400(日本電子社製)
測定周波数:400MHz
パルス条件:5.0μs
周波数範囲:10500Hz
積算回数:64回
結晶性樹脂の含有量は、結着樹脂および結晶性樹脂各々の核磁気共鳴分光分析(1H−NMR)スペクトルを基にトナーの核磁気共鳴分光分析(1H−NMR)スペクトルの積分値から算出した。
測定装置:FT NMR装置 JNM−EX400(日本電子社製)
測定周波数:400MHz
パルス条件:5.0μs
周波数範囲:10500Hz
積算回数:64回
撹拌機、温度計、窒素導入管、脱水管、および、減圧装置を備えた反応容器に、セバシン酸100.0部、および、1,10−デカンジオール93.5部を添加して撹拌しながら温度130℃まで加熱した。エステル化触媒としてチタン(IV)イソプロポキシド0.7部を加えた後、温度160℃に昇温し5時間かけて縮重合する。その後、温度180℃に昇温し、減圧させながら所望の分子量となるまで反応させてポリエステル(1)を得た。
撹拌機、温度計、窒素導入管、脱水管、および、減圧装置を備えた反応容器に、セバシン酸100.0部、および、1,9ノナンジオール93.5部を添加して撹拌しながら温度130℃まで加熱した。チタン(IV)イソプロポキシド0.7部を加えた後、温度160℃に昇温し5時間かけて縮重合する。その後210℃に昇温し、所望の分子量になるまで反応を行い、結晶性樹脂2を得た。得られた結晶性樹脂2の物性を表1に示す。
表1に示すような原料および製造条件に変更すること以外は結晶性樹脂1の製造方法と同様にして結晶性樹脂3、5〜8を得た。得られた結晶性樹脂3、5〜8の物性を表1に示す。
撹拌機、温度計、窒素導入管、脱水管、および、減圧装置を備えた反応容器に、セバシン酸100.0部、および、1,9−ノナンジオール93.5部を添加して撹拌しながら温度130℃まで加熱した。チタン(IV)イソプロポキシド0.7部を加えた後、温度160℃に昇温し5時間かけて縮重合する。アクリル酸15.0部、スチレン140.0部を1時間かけて滴下した。160℃に保持したまま1時間攪拌を続けた後、8.3kPaにて1時間スチレン樹脂成分の単量体の除去を行った。その後210℃に昇温し、所望の分子量になるまで反応を行い、結晶性樹脂4を得た。得られた結晶性樹脂4の物性を表1に示す。
温度60℃に加温したイオン交換水1300.0部に、リン酸三カルシウム9.0部を添加し、T.K.ホモミクサー(特殊機化工業株式会社製)を用いて、撹拌速度15,000rpmにて撹拌し、水系媒体を調製した。
・スチレン 75.0部
・n−ブチルアクリレート 25.0部
・結晶性樹脂1 5.0部
次に上記溶解液に、
・シアン着色剤(C.I.ピグメントブルー15:3) 6.5部
・負荷電制御剤(ボントロンE−88、オリエント化学社製) 0.5部
・炭化水素ワックス(Tm=78℃) 9.0部
・極性樹脂 5.0部
(スチレン−2−ヒドロキシエチルメタクリレート−メタクリル酸−メタクリル酸メチル共重合体、酸価10mgKOH/g、Tg=80℃、Mw=15,000)
を加え、その後、混合液を温度65℃に加温した後にT.K.ホモミクサー(特殊機化工業株式会社製)にて、撹拌速度10,000rpmにて攪拌し、溶解、分散し、重合性単量体組成物を調整した。
・パーブチルPV(10時間半減期温度54.6℃(日本油脂製))8.0部を加え、温度70℃にてT.K.ホモミクサーを用いて、撹拌速度15,000rpmで20分間攪拌し、造粒した。
表2及び3に示すように原材料および添加部数を変更すること以外はトナー1と同様の製造方法でトナー2〜28およびトナー30〜35を得た。
・スチレン−アクリル樹脂 100.0部
(スチレン:n−ブチルアクリレート=75:25(質量比)の共重合物)(Mw=15,000)
・結晶性樹脂2 5.0部
・メチルエチルケトン 100.0部
・酢酸エチル 100.0部
・炭化水素ワックス(Tm=78℃) 9.0部
・シアン着色剤(C.I.ピグメントブルー15:3) 6.5部
・負荷電性制御樹脂1 1.0部
上記材料を、アトライター(三井金属社製)を用いて3時間分散し、着色剤分散液を得た。
画像評価は、HP社製のカラーレーザープリンタ(Color LaserJet 3525dn)を一部改造して評価を行った。改造は一色のプロセスカートリッジだけの装着でも作動するようにした。また、定着器を任意の温度に変更できるように改造した。このカラーレーザープリンタに搭載されていたブラックトナー用のプロセスカートリッジから中に入っているトナーを抜き取り、エアーブローにて内部を清掃した。その後、プロセスカートリッジに各トナー(300g)を導入し、トナーを詰め替えたプロセスカートリッジをカラーレーザープリンタに装着し、以下の画像評価を行った。具体的な画像評価項目は下記の通りである。
転写材にベタ画像(トナーの載り量:0.9mg/cm2)を、定着温度を変えてプリントし、下記の基準で評価した。なお、定着温度は定着ローラー表面を非接触の温度計を用いて測定した値である。転写材は、LETTERサイズの普通紙(XEROX 4200、XEROX社製、75g/m2)を用いた。
A:100℃でオフセットせず
B:100℃でオフセット発生
C:110℃でオフセット発生
D:120℃でオフセット発生
低温常湿環境下(温度10℃/湿度10%RH)において、横線で1%の印字率の画像を35000枚プリントアウト試験した。試験終了後、LETTERサイズのXEROX 4200用紙(XEROX社製、75g/m2)にハーフトーン(トナーの載り量:0.6mg/cm2)の画像をプリントアウトした。このプリントアウトした画像上に現れた斑点状スジ及びトナーの規制不良に伴う現像ブレード上の塊状のトナーの有無の評価をした。
A:未発生
B:斑点状のスジはないが、2、3個所の小さなトナー塊がある
C:端部に斑点状スジが若干ある、もしくは4、5個所の小さなトナー塊がある
D:全面に斑点状のスジある、もしくは5個所以上小さなトナー塊または明らかなトナー塊がある。
高温高湿環境下(温度33℃/湿度85%RH)において、横線で1%の印字率の画像を35000枚プリントアウト試験した。試験終了後、48時間放置してからさらにプリントアウトした画像の非画像部の反射率(%)を「REFLECTOMETER MODEL TC−6DS」(東京電色社製)で測定した。得られた反射率を、同様にして測定した未使用のプリントアウト用紙(標準紙)の反射率(%)から差し引いた数値(%)を用いて評価した。数値が小さい程、画像カブリが抑制されていることになる。評価は、グロス紙モードで、普通紙(HP Brochure Paper 200g,Glossy、HP社製、200g/m2)を用いて行った。
A:0.5%未満
B:0.5%以上1.5%未満
C:1.5%以上3.0%未満
D:3.0%以上
各トナー5gを50ccの樹脂製カップに取り、温度60℃/湿度10%RHで3日間放置し、凝集塊の有無を調べ、下記の基準で評価した。
A:凝集塊発生せず
B:軽微な凝集塊が発生、軽く指で押すと崩れる
C:凝集塊が発生、軽く指で押しても崩れない
D:完全に凝集
トナー中の粗粒は以下のようにして計測した。トナー粒子0.5gを掃除機で吸引することにより、直径10mmの金属メッシュ(400メッシュ)に通す。このときメッシュ上に残ったトナー粒子を粗粒とし、これをテーピングし、紙に貼り付けたものをキーエンス製マイクロスコープにて拡大し、粗粒を数える。
(評価基準)
A:0≦j<50
B:50≦j<100
C:100≦j<150
D:150≦j
実施例1〜29では、トナーとして、トナー1〜29をそれぞれ用いて上記評価を行った。その評価結果を表4に示す。
比較例1〜5では、トナーとしてトナー30〜34をそれぞれ用いて上記評価を行った。その評価結果を表4に示す。なお、比較例3のトナー32は、トナー粒子が溶融・合一してしまい粗粒が発生したので、低温定着性、過帯電画像不良(規制不良)、カブリ及びブロッキングの評価は行なわなかった。
参考例として、トナー35を用いて上記評価を行った。その評価結果を表4に示す。
Claims (9)
- 結着樹脂及び結晶性樹脂を有するトナー粒子を有するトナーの製造方法であって、
下記(i)または(ii)の暴露処理工程を含み、
(i)結着樹脂及び結晶性樹脂を有する処理前のトナー粒子に二酸化炭素を暴露してトナーを得る工程;
(ii)結着樹脂及び結晶性樹脂を有するトナー粒子並びに外添剤を有する処理前のトナーに二酸化炭素を暴露してトナーを得る工程;
前記暴露処理工程の二酸化炭素の温度が10℃以上60℃以下、圧力が1.0MPa以上3.5MPa以下であり、
前記結着樹脂の酸価が、15.0mgKOH/g以下であり、
前記トナーの示差走査熱量測定(DSC)におけるガラス転移温度(Tg1、Tg2)が、下記式(1)及び(2)を満たすことを特徴とするトナーの製造方法。
Tg1≧50℃・・・(1)
0.60≦Tg2/Tg1≦0.85・・・(2)
(式(1)及び(2)中、
Tg1はトナーのDSC測定における1回目の昇温時のガラス転移温度を示す。
Tg2はトナーのDSC測定における2回目の昇温時のガラス転移温度を示す。) - 前記(i)における前記処理前のトナー粒子、または前記(ii)における前記トナー粒子が、下記式(4)を満たす請求項1に記載のトナーの製造方法。
Tg1−Tg3≧2℃・・・(4)
(式(3)中、Tg3は、前記(i)における前記処理前のトナー粒子、または前記(ii)における前記トナー粒子の示差走査熱量測定(DSC)における1回目の昇温時のガラス転移温度を示す。) - 前記二酸化炭素を暴露する時間が、5分以上180分以下である請求項1または2に記載のトナーの製造方法。
- 前記結着樹脂の重量平均分子量(Mw)が、10000以上50000以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載のトナーの製造方法。
- 前記結晶性樹脂の含有量が、前記結着樹脂100質量部に対し2.0質量部以上25.0質量部以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載のトナーの製造方法。
- 前記結着樹脂のSP値と前記結晶性樹脂のSP値の差の絶対値(ΔSP値)が、0.03以上0.20以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載のトナーの製造方法。
- 前記(i)における前記処理前のトナー粒子、または前記(ii)における前記トナー粒子が、下記(a)、(b)の工程:
(a)重合性単量体および前記結晶性樹脂を有する重合性単量体組成物を水系媒体中に分散して、前記重合性単量体組成物の液滴を形成する造粒工程
(b)前記液滴中の重合性単量体を重合する重合工程
により得られることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のトナーの製造方法。 - 結着樹脂及び結晶性樹脂を有するトナー粒子を有するトナーの製造方法であって、
下記(i)または(ii)の暴露処理工程を含み、
(i)結着樹脂及び結晶性樹脂を有する処理前のトナー粒子に二酸化炭素を暴露してトナーを得る工程;
(ii)結着樹脂及び結晶性樹脂を有するトナー粒子並びに外添剤を有する処理前のトナーに二酸化炭素を暴露してトナーを得る工程;
前記暴露処理工程の二酸化炭素の温度が10℃以上60℃以下、圧力が1.0MPa以上3.5MPa以下であり、
前記二酸化炭素を暴露する時間が、5分以上180分以下であることを特徴とするトナーの製造方法。
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