JP2017154228A - 基板回路形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回路形成にかかる時間が短い基板回路形成装置を提供する。【解決手段】基板回路形成装置は、基板6に対して圧接させられることにより、当該基板6の表面を構成する銅箔61のうち回路となる必要部位Nと回路に不要な不必要部位Pとに切断する切断刃22と、基板6と切断刃22との圧接に伴い、基板6に対して圧接させられて不必要部位Pに食い込む保持刃23と、切断刃22及び保持刃23が突設される台座部21と、基板6と切断刃22との圧接時に台座部21を超音波振動させる超音波振動付与部とを備える。【選択図】図2
Description
本発明は、基板回路形成装置に関する。
基板は、絶縁体で構成される板状のボードと、当該ボードの表面に接着されてなる回路とを備える。多くの場合、回路は、ボードの表面に金属板材を接着した後、不要部分を削除することにより形成される。特許文献1では、金属板材をボードごと打ち抜くことにより基板回路を形成している。
特許文献1のように、ボードまで打ち抜くと、ボードの強度が低下するおそれがあり、ひいては基板全体の強度が低下するおそれがある。そこで、基板の強度を低下させたくないような場合には、回路に不要な部分の金属を化成処理によって除去していた。一般に化成処理には時間を要するため、基板回路の形成に時間がかかっていた。
本発明の目的は、回路形成にかかる時間が短い基板回路形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、基板回路形成装置は、基板に対して圧接させられることにより、当該基板の表面を構成する金属箔のうち回路となる必要部位と前記回路に不要な不必要部位とに切断する切断部と、前記基板と前記切断部との圧接に伴い、前記基板に対して近接させられ、その近接に伴い、前記不必要部位を保持可能な保持部と、前記基板と前記切断部との圧接時に当該切断部を振動させる振動付与部とを備えることを要旨とする。
この構成によれば、振動付与部により、基板と切断部との圧接時に切断部が振動させられるので、切断部が金属箔に進入しやすく、ひいては、当該切断部が金属箔を必要部位と不必要部位とに切断しやすい。また、このとき、保持部が不必要部位と接着するので、切断部を基板との圧接状態から開放する、すなわち、切断部と基板とを離間させるという簡易な動作のみで、基板から不必要部位を取り除くことができる。以上から、この構成によれば、切断部を基板に対して圧接させた後、その圧接を解消させるという簡易な動作のみで、基板回路を形成することができる。
上記構成において、前記切断部及び前記保持部が設けられる台座部を有し、前記切断部は、前記台座部に突設される切断刃であって、前記保持部は、前記台座部に突設されて、前記切断刃の前記金属箔との圧接に伴って前記不必要部位と圧接する保持刃であって、前記振動付与部は、前記台座部に対して振動を付与することが好ましい。
この構成によれば、切断刃とともに保持刃も振動する。このため、保持刃も不必要部位に進入しやすく、ひいては同不必要部位と密着しやすい。このように、切断刃及び保持刃を共通の台座部に突設することにより、振動付与部を共用できるので、基板回路形成装置を構成する部品数を抑制することができる。
上記構成において、前記保持刃における前記不必要部位への進入寸法が前記不必要部位の厚み寸法よりも短くなるように、前記台座部に突設される過加工抑制部を備えることが好ましい。
この構成によれば、保持刃が不必要部位を切断しないので、切断刃と基板とを離間させるという簡易な動作のみで、好適に基板から不必要部位を取り除くことができる。なお、切断刃と基板との圧接時、過加工抑制部によって、台座部と基板との間に空間が形成される。この空間は、切断刃によって切断された不要な銅箔の逃げ部としても機能するので、過加工抑制部を有しない構成と比較して、加工精度がよい。
上記構成において、前記保持刃は、その刃先と前記台座部との間に空間を有するアンダーカット形状であることが好ましい。
この構成を採用すれば、切断刃を基板から離間させる際に、保持刃から不必要部位が脱落しにくい。
この構成を採用すれば、切断刃を基板から離間させる際に、保持刃から不必要部位が脱落しにくい。
上記構成において、前記台座部は、前記切断刃が前記金属箔と圧接して当該金属箔を切断する加工位置と、前記切断刃が前記基板から離間した非加工位置との間で変位するものであって、前記台座部を前記加工位置と前記非加工位置との間で変位させるアクチュエータと、前記アクチュエータ及び前記振動付与部による前記台座部への振動付与を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記アクチュエータの制御を通じて前記台座部を前記非加工位置から前記加工位置へ変位させている間、前記台座部が振動するように前記振動付与部を制御し、前記アクチュエータの制御を通じて前記台座部を前記加工位置から前記非加工位置へ変位させている間、前記台座部が振動しないように前記振動付与部を制御し、さらに、前記台座部が前記非加工位置へ復帰したとき前記台座部が振動するように前記振動付与部を制御することが好ましい。
この構成によれば、台座部が非加工位置へ復帰したとき、振動付与部による台座部への振動によって、不必要部位と保持刃との間の抵抗が小さくなるので、当該不必要部位を保持刃から脱落させることができる。
本発明の基板回路形成装置は、回路形成にかかる時間が短いという効果を有する。
以下、基板回路形成装置の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、基板回路形成装置1は、工具2と、超音波振動付与部3と、アクチュエータ4と、制御部5とを備える。
図1に示すように、基板回路形成装置1は、工具2と、超音波振動付与部3と、アクチュエータ4と、制御部5とを備える。
工具2は、基板6(図2参照)と圧接させられることにより、当該基板6を加工する。
超音波振動付与部3は、工具2を超音波振動させる。
アクチュエータ4は、工具2を加工位置と非加工位置との間で変位させる。図2(b)に示すように、加工位置は、工具2と基板6とが接触する位置である。図2(a)及び図2(c)に示すように、非加工位置は、工具2が加工位置よりも基板6から離間して、これら工具2と基板6とが接触しない位置である。
超音波振動付与部3は、工具2を超音波振動させる。
アクチュエータ4は、工具2を加工位置と非加工位置との間で変位させる。図2(b)に示すように、加工位置は、工具2と基板6とが接触する位置である。図2(a)及び図2(c)に示すように、非加工位置は、工具2が加工位置よりも基板6から離間して、これら工具2と基板6とが接触しない位置である。
図1に示すように、制御部5は、超音波振動付与部3及びアクチュエータ4と電気的に接続されている。制御部5のメモリ(図示省略)には、超音波振動付与部3及びアクチュエータ4への給電プログラムが記憶されている。制御部5は、給電プログラムにしたがって、超音波振動付与部3及びアクチュエータ4への給電の有無を切り替える。詳述すると、制御部5は、アクチュエータ4の駆動制御を通じて工具2を非加工位置から加工位置へ向かって移動させている間、超音波振動付与部3へ給電する。次に、制御部5は、アクチュエータ4の駆動制御を通じて工具2を加工位置から非加工位置へ向かって移動させている間、超音波振動付与部3へ給電を停止する。次に、制御部5は、工具2が非加工位置に復帰した後、アクチュエータ4への給電を停止した状態で、超音波振動付与部3への給電と給電停止とを一度切り替える。以上が、1つの基板6に対する給電プログラムとされている。
続いて、工具2について詳述する。なお、工具2が加工する基板6は、銅箔61、絶縁シート62、及びアルミ板63が積層されたものである。
工具2は、台座部21と、切断刃22と、保持刃23と、過加工抑制壁24とを備える。
工具2は、台座部21と、切断刃22と、保持刃23と、過加工抑制壁24とを備える。
台座部21は、切断刃22、保持刃23、及び過加工抑制壁24が突設されるものであって、超音波振動付与部3及びアクチュエータ4と機械的に接続されている。
切断刃22は、基板6の銅箔61に形成する回路パターンに合わせて、正確には、銅箔61における必要部位Nと不必要部位P(図2(b)及び図2(c)参照)との境界部に対応するように、台座部21に突設されている。切断刃22は、工具2が加工位置に位置するとき、その刃先が基板6の銅箔61からアルミ板63の方向に向かって食い込む。なお、切断刃22の突設寸法でもある刃長L1は、銅箔61の厚み寸法T1よりも長く設定されている(L1>T1)。なお、切断刃22は、切断部に相当する。
切断刃22は、基板6の銅箔61に形成する回路パターンに合わせて、正確には、銅箔61における必要部位Nと不必要部位P(図2(b)及び図2(c)参照)との境界部に対応するように、台座部21に突設されている。切断刃22は、工具2が加工位置に位置するとき、その刃先が基板6の銅箔61からアルミ板63の方向に向かって食い込む。なお、切断刃22の突設寸法でもある刃長L1は、銅箔61の厚み寸法T1よりも長く設定されている(L1>T1)。なお、切断刃22は、切断部に相当する。
保持刃23は、基板6の銅箔61に形成する回路パターンに合わせて、正確には、銅箔61における不必要部位Pと対応するように、台座部21に突設されている。保持刃23は、工具2が加工位置に位置するとき、その刃先が基板6の銅箔61からアルミ板63に向かって食い込む。なお、保持刃23の突設寸法でもある刃長L2は、切断刃22の刃長L1よりも短く設定されている(L2<L1)。なお、保持刃23は、保持部に相当する。
過加工抑制壁24は、基板6の銅箔61に形成する回路パターンに合わせて、正確には、銅箔61における必要部位Nのうち離れた複数箇所に対応するように、台座部21に突設されている。過加工抑制壁24は、工具2が加工位置に位置し、基板6と圧接しても基板6(銅箔61)にそれ以上食い込まないようにするための壁である。なお、過加工抑制壁24の突設寸法L3は、保持刃23の刃長L2よりも短く設定されている(L3<L2<L1)。また、過加工抑制壁24の突設寸法L3は、当該突設寸法L3と保持刃23の刃長L2との差分が銅箔61の厚み寸法T1よりも短く、且つ当該突設寸法L3と切断刃22の刃長L1との差分が銅箔61の厚み寸法T1よりも若干長くなるように設定されている(L2−L3<T1、L1−L3>T1)。なお、過加工抑制壁24は、過加工抑制部に相当する。
次に、基板回路形成装置1の作用及び効果について説明する。なお、基板6は、工具2と対向するように、製造作業台に載置されているものとする。
制御部5が給電プログラムにしたがって超音波振動付与部3及びアクチュエータ4への給電制御を開始すると、工具2は、図2(a)に示す非加工位置から図2(b)に示す加工位置まで変位する。このとき、超音波振動付与部3は、給電に伴って工具2を超音波振動させている。これにより、切断刃22及び保持刃23と基板6の銅箔61との間の抵抗が軽減されて、これら切断刃22及び保持刃23が銅箔61に進入する。なお、工具2が加工位置に到達することにより、切断刃22の刃先は絶縁シート62まで、保持刃23の刃先は銅箔61の内部まで進入する。切断刃22は、絶縁シート62まで到達しているので、銅箔61における必要部位Nと不必要部位Pとが切り分けられている。
制御部5が給電プログラムにしたがって超音波振動付与部3及びアクチュエータ4への給電制御を開始すると、工具2は、図2(a)に示す非加工位置から図2(b)に示す加工位置まで変位する。このとき、超音波振動付与部3は、給電に伴って工具2を超音波振動させている。これにより、切断刃22及び保持刃23と基板6の銅箔61との間の抵抗が軽減されて、これら切断刃22及び保持刃23が銅箔61に進入する。なお、工具2が加工位置に到達することにより、切断刃22の刃先は絶縁シート62まで、保持刃23の刃先は銅箔61の内部まで進入する。切断刃22は、絶縁シート62まで到達しているので、銅箔61における必要部位Nと不必要部位Pとが切り分けられている。
なお、工具2が加工位置に到達したとき、過加工抑制壁24と銅箔61における必要部位Nとが当接する。これにより、過加工抑制壁24の更なるアルミ板63方向への変位が規制され、ひいては、切断刃22及び保持刃23のアルミ板63方向への変位が規制される。このため、切断刃22が絶縁シート62を切断してアルミ板63の内部まで到達したり、保持刃23が銅箔61を切断して絶縁シート62の内部或いはアルミ板63の内部まで到達したりすることが抑制される。
次に、工具2は、図2(b)に示す加工位置から図2(c)に示す非加工位置まで変位する。このとき、超音波振動付与部3は、給電が停止されているので、工具2を超音波振動させない。これにより、保持刃23と切断刃22によって切り分けられた銅箔61における不必要部位Pとの間の抵抗が大きい状態に維持される。このため、工具2の加工位置から非加工位置への変位に伴い、銅箔61における不必要部位Pが基板6から離れて保持刃23とともに移動する。ここまでの工程により、基板6には、所望の回路パターンが形成される。
工具2が非加工位置に復帰すると、超音波振動付与部3への給電と給電停止とが一度切り替えられるため、工具2は、一旦超音波振動する。この超音波振動により、保持刃23と当該保持刃23とともに基板6から離れた銅箔61における不必要部位Pとの間の抵抗が軽減される。これにより、保持刃23による支えの無くなった銅箔61における不必要部位Pが工具2から脱落する。工具2を超音波振動させるという簡易な作業により、次の基板6に回路パターンを形成する工具2の準備が完了する。
以上、説明したように、基板回路形成装置1を採用すれば、従来のようなエッチング処理が不要である。このため、従来と比較して、基板回路が形成されるまでに要する時間が短縮される。また、不必要部位Pは、工具2によって基板6から除去されているので、基板6における不必要部位Pを除去する作業も不要である。この点についても、時間短縮が図られている。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、保持刃23の形状は適宜変更可能である。例えば、図3に示すように、刃先と台座部21との間が空間となるようなアンダーカットを有する保持刃30としてもよい。このように構成すれば、工具2を加工位置から非加工位置へ変位させる際に工具2から不必要部位Pが脱落しにくい。
・上記実施形態において、保持刃23の形状は適宜変更可能である。例えば、図3に示すように、刃先と台座部21との間が空間となるようなアンダーカットを有する保持刃30としてもよい。このように構成すれば、工具2を加工位置から非加工位置へ変位させる際に工具2から不必要部位Pが脱落しにくい。
・上記実施形態において、過加工抑制壁24の形状は適宜変更可能である。例えば、図4に示すように、過加工抑制刃40であってもよい。そして、過加工抑制刃40の突出寸法でもある刃長L4を、切断刃22の刃長L1よりも絶縁シート62の厚み寸法T2だけ長く設定すればよい。このように構成した場合、過加工抑制刃40がアルミ板63に到達することにより、過加工抑制刃40の更なるアルミ板63方向への変位が規制され、ひいては、切断刃22及び保持刃23のアルミ板63方向への変位が規制される。すなわち、上記実施形態の過加工抑制壁24と同様の効果を得られる。なお、過加工抑制刃40は、切断刃22としての機能、すなわち、銅箔61における必要部位Nと不必要部位Pとを切り分ける機能も兼ねることができる。
・上記実施形態において、過加工抑制壁24を省略してもよい。なお、過加工抑制壁24を省略した場合、切断刃22の基板6に対する進入量、すなわち、工具2の加工位置が基板回路毎にばらつきやすくなる。その点、上記実施形態の基板回路形成装置1によれば、過加工抑制壁24を有しているので、工具2の加工位置について、基板回路毎のばらつきが抑制される。ひいては、工具2の台座部21と基板6との間に形成される空間S(図2(b)参照)が、基板回路毎に一定となりやすい。基板6において回路が形成される際、切断刃22が銅箔61に進入することによって、当該銅箔61を必要部位Nと不必要部位Pとに切断することは上記実施形態において記載した通りである。これに加え、銅箔61は、切断刃22の進入によって切断刃22自体の体積分の圧力を受ける。ここでは、空間Sは、切断刃22による圧力を受けた銅箔61の逃げ部として作用するため、切断刃22の進入部周辺における銅箔61の若干の変形を許容する。一定の空間Sが確保されれば、切断刃22の進入部周辺における銅箔61の変形も一定となりやすいので、基板回路形成装置1は、過加工抑制壁24が省略されたものと比較して、加工精度がよい。
・上記実施形態において、制御部5は、過加工抑制壁24が基板6と当接することに伴う、アクチュエータ4に係る負荷の検出を通じて、基板6の非加工位置から加工位置への変位を判断してもよい。
・上記実施形態において、切断刃22及び保持刃23は、共通の台座部21に突設されていたが、共通の台座部21が省略されて、それぞれ別個の超音波振動付与部及びモータに接続されていてもよい。このように構成した場合でも、従来と比較して、基板回路の形成にかかる時間が短い。
・上記実施形態において、保持刃23は、切断刃22が銅箔61を必要部位Nと不必要部位Pとに切断しているときに、不必要部位Pと密着することにより、切断刃22が銅箔61から離間したときに、不必要部位Pを基板6から取り除く構成であれば、適宜変更可能である。例えば、不必要部位Pを吸盤等により密着してもよいし、回路が磁石によりくっつく素材で構成されれば、不必要部位Pを磁石により磁着してもよい。
・上記実施形態では、超音波振動付与部3によって工具2は超音波振動したが、振動帯域は超音波帯域に限らない。振動することにより切断刃22及び保持刃23と基板6との間の抵抗が小さくなればよく、工具2における振動帯域は限定されない。
・上記実施形態において、保持刃23は、2つの切断刃22の間に位置したが、必ずしも2つの切断刃22の間に位置するものに限定されない。例えば、切断刃22よりも基板6の端部よりの部位が不必要部位である場合、保持刃23は、2つの切断刃22の間に設けられない。
・上記実施形態では、基板回路形成装置1では、制御部5により超音波振動付与部3及びアクチュエータ4が制御されたが、これらは手動により制御されてもよい。
1…基板回路形成装置、2…工具、3…超音波振動付与部、4…アクチュエータ、5…制御部、6…基板、21…台座部、22…切断刃、23,30…保持刃、24…過加工抑制壁、40…過加工抑制刃、61…銅箔、62…絶縁シート、63…アルミ板。
Claims (5)
- 基板に対して圧接させられることにより、当該基板の表面を構成する金属箔のうち回路となる必要部位と前記回路に不要な不必要部位とに切断する切断部と、
前記基板と前記切断部との圧接に伴い、前記基板に対して近接させられ、その近接に伴い、前記不必要部位を保持可能な保持部と、
前記基板と前記切断部との圧接時に当該切断部を振動させる振動付与部とを備える基板回路形成装置。 - 請求項1に記載の基板回路形成装置において、
前記切断部及び前記保持部が設けられる台座部を有し、
前記切断部は、前記台座部に突設される切断刃であって、
前記保持部は、前記台座部に突設されて、前記切断刃の前記金属箔との圧接に伴って前記不必要部位と圧接する保持刃であって、
前記振動付与部は、前記台座部に対して振動を付与する基板回路形成装置。 - 請求項2に記載の基板回路形成装置において、
前記保持刃における前記不必要部位への進入寸法が前記不必要部位の厚み寸法よりも短くなるように、前記台座部に突設される過加工抑制部を備える基板回路形成装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の基板回路形成装置において、
前記保持刃は、その刃先と前記台座部との間に空間を有するアンダーカット形状である基板回路形成装置。 - 請求項2〜4のうちいずれか一項に記載の基板回路形成装置において、
前記台座部は、前記切断刃が前記金属箔と圧接して当該金属箔を切断する加工位置と、前記切断刃が前記基板から離間した非加工位置との間で変位するものであって、
前記台座部を前記加工位置と前記非加工位置との間で変位させるアクチュエータと、
前記アクチュエータ及び前記振動付与部による前記台座部への振動付与を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記アクチュエータの制御を通じて前記台座部を前記非加工位置から前記加工位置へ変位させている間、前記台座部が振動するように前記振動付与部を制御し、前記アクチュエータの制御を通じて前記台座部を前記加工位置から前記非加工位置へ変位させている間、前記台座部が振動しないように前記振動付与部を制御し、さらに、前記台座部が前記非加工位置へ復帰したとき前記台座部が振動するように前記振動付与部を制御する基板回路形成装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111496857A (zh) * | 2020-04-27 | 2020-08-07 | 华中科技大学 | 一种高速组织切削的振动切削装置及设计方法和成像系统 |
-
2016
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111496857A (zh) * | 2020-04-27 | 2020-08-07 | 华中科技大学 | 一种高速组织切削的振动切削装置及设计方法和成像系统 |
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