JP2017153545A - おもちゃおよびおもちゃの製造方法 - Google Patents
おもちゃおよびおもちゃの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017153545A JP2017153545A JP2016037214A JP2016037214A JP2017153545A JP 2017153545 A JP2017153545 A JP 2017153545A JP 2016037214 A JP2016037214 A JP 2016037214A JP 2016037214 A JP2016037214 A JP 2016037214A JP 2017153545 A JP2017153545 A JP 2017153545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal panel
- light
- toy
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H3/00—Dolls
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H13/00—Toy figures with self-moving parts, with or without movement of the toy as a whole
- A63H13/02—Toy figures with self-moving parts, with or without movement of the toy as a whole imitating natural actions, e.g. catching a mouse by a cat, the kicking of an animal
- A63H13/04—Mechanical figures imitating the movement of players or workers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H3/00—Dolls
- A63H3/36—Details; Accessories
- A63H3/38—Dolls' eyes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H33/00—Other toys
- A63H33/22—Optical, colour, or shadow toys
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H5/00—Musical or noise- producing devices for additional toy effects other than acoustical
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Toys (AREA)
Abstract
【課題】画像表示機構に表示される画像の表現力を向上することができるおもちゃおよびおもちゃの製造方法を提供する。
【解決手段】液晶パネル6の背面6aにライト7を配置して、画像の信号を液晶パネル6に送信する画像処理部8を液晶パネル6に接続して、液晶パネル6およびライト7および画像処理部8を有する画像処理機構3を筐体2に組み込んで製造するおもちゃ1の製造方法において、多数本の光ファイバを平行で束状に固結してファイバ束を形成して、このファイバ束の束軸方向の後端に平面形状の後端面12aを形成するとともにファイバ束の束軸方向の前端に曲面部を有する前端面12bを形成して表示部12を構成して、表示部12の後端面12aを液晶パネル6の前面6bに設置する。
【選択図】図3
【解決手段】液晶パネル6の背面6aにライト7を配置して、画像の信号を液晶パネル6に送信する画像処理部8を液晶パネル6に接続して、液晶パネル6およびライト7および画像処理部8を有する画像処理機構3を筐体2に組み込んで製造するおもちゃ1の製造方法において、多数本の光ファイバを平行で束状に固結してファイバ束を形成して、このファイバ束の束軸方向の後端に平面形状の後端面12aを形成するとともにファイバ束の束軸方向の前端に曲面部を有する前端面12bを形成して表示部12を構成して、表示部12の後端面12aを液晶パネル6の前面6bに設置する。
【選択図】図3
Description
本発明は画像表示機構を備えているおもちゃおよびおもちゃの製造方法に関するものであり、詳しくは画像表示機構に表示される画像の表現力を向上することができるおもちゃおよびおもちゃの製造方法に関するものである。
人形等の顔の部分に液晶パネル等を含む画像表示機構を配置して、この画像表示機構により人形等の表情を表現するおもちゃが種々提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1は、事前に液晶パネルに描画された目、鼻、口からなる表情が、所定の入力信号に応じて変化するおもちゃを提案する。特許文献1に記載のおもちゃは、表情が平板形状の液晶パネルに表示されている。人形等の表情は二次元で表現されるため、その表現力に限界があった。
本発明は上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は画像表示機構に表示される画像の表現力を向上することができるおもちゃおよびおもちゃの製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のおもちゃは、液晶パネルと、この液晶パネルの背面から光を照射するライトと、前記液晶パネルに表示される画像の信号を前記液晶パネルに送信する画像処理部と、を有する画像表示機構を備えるおもちゃにおいて、前記液晶パネルの前面に配置される表示部を備えていて、この表示部が多数本の光ファイバを平行で束状に固結したファイバ束であり、このファイバ束の束軸方向の後端が前記液晶パネルの前記前面に配置されて、前記ファイバ束の前記束軸方向の前端の前端面が曲面部を有することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明のおもちゃの製造方法は、液晶パネルの背面にライトを配置して、画像の信号を前記液晶パネルに送信する画像処理部を前記液晶パネルに接続して、前記液晶パネルおよび前記ライトおよび前記画像処理部を有する画像表示機構を筐体に組み込んで製造するおもちゃの製造方法において、多数本の光ファイバを平行で束状に固結してファイバ束を形成して、このファイバ束の束軸方向の後端に平面形状の後端面を形成するとともに前記ファイバ束の前記束軸方向の前端に曲面部を有する前端面を形成して表示部を構成して、前記表示部の前記後端面を前記液晶パネルの前面に設置することを特徴とする。
本発明によれば、液晶パネルに表示される画像の光は表示部の後端面から前端面に伝達される。曲面部を有する立体的な面である前端面に画像が表示されるので、画像の表現力を向上するには有利である。
ライトが点光源であり、ライトと液晶パネルとの間に配置されてライトの光をファイバ束の束軸方向と平行となる平行光に変換して液晶パネルの背面に向けて透過させるフレネルレンズを備える構成にすることができる。
この構成によれば液晶パネルに光を直接的に送ることができるので、画像が表示される表示部の前端面における光の強度を高い状態に保つには有利である。またフレネルレンズによりそれぞれの光ファイバにはその軸方向に平行な光が照射されるので、光の波長に歪みが生じにくい。そのため液晶パネルに表示される画像の色彩を、高い精度で表示部の前端面に再現することができる。
ファイバ束の前端面を、前方に突出した球状面または前方に突出した帯状曲面に構成することができる。また表示部が、おもちゃの目および口の位置にそれぞれ配置されている構成にすることができる。
外部の音声を信号に変換するマイクと、このマイクから入力された音声を識別する処理部と、この処理部で合成される音声を外部に出力するスピーカとを有する音声認識合成機構を備える構成にすることができる。
以下、本発明のおもちゃおよびおもちゃの製造方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1に例示するように本発明のおもちゃ1は、人形の形状を模した筐体2と、筐体2の内部に組み込まれている画像表示機構3とを備えている。この実施形態では画像表示機構3は、おもちゃ1の目4と口5を表示している。この画像表示機構3は、表示している目4や口5の画像(以下、顔画像ということがある)を変更することによりおもちゃ1の表情を表現することができる。
図2および図3に例示するように画像表示機構3は、液晶パネル6と、この液晶パネル6の背面6aの側から光を照射するライト7と、液晶パネル6に表示される画像の信号を液晶パネル6に送信する画像処理部8とを備えている。液晶パネル6は、本実施形態ではカラーTFT(薄膜トランジスタ)と呼ばれる液晶ディスプレイで構成される。液晶パネル6はこれに限らず、例えば有機ELディスプレイなど画像を表示できる機構であればよい。また液晶パネル6はカラーに限らず白黒でもよい。本実施形態の液晶パネル6の大きさは35mm×35mm程度、厚みは2mm程度である。液晶パネル6の大きさはこれに限定されず、おもちゃ1の大きさ等により適宜変更することができる。本明細書において液晶パネル6の背面6aとはライト7が配置されている側を意味する。
画像処理部8は液晶パネル6と信号線9で接続されている。画像処理部8は画像処理部8の外部から入力される信号に応じて適切な画像データを選択するとともに、液晶パネル6に画像データを送信する。つまり液晶パネル6は、画像処理部8により表示する画像を
切り替えることができる。画像処理部8は外部から入力される信号によらず、例えば所定時間経過するごとに画像を切り替える構成としてもよい。
切り替えることができる。画像処理部8は外部から入力される信号によらず、例えば所定時間経過するごとに画像を切り替える構成としてもよい。
ライト7は、基板10に設置されていて、液晶パネル6の背面6aの側に配置されている。ライト7は本実施形態では白色LEDで構成されていて、液晶パネル6に表示される目4と口5に対応する位置を照らす状態でそれぞれ配置されている。即ち基板10には三つの白色LEDが設置されていて、これは点光源となる。ライト7は上記に限らず、液晶パネル6に光を照射できるものであればよい。またライト7の色は白色に限らず例えば青色など他の色であってもよい。
液晶パネル6とライト7との間にはフレネルレンズ11が配置されている。図4に例示されるようにフレネルレンズ11には、目4と口5に対応する位置にそれぞれフレネルエリア11aが形成されていて、他の部分はピュアエリア11bで構成されている。フレネルエリア11aはライト7から照射される拡散光を平行光に変換するエリアであり、ピュアエリア11bはライト7からの拡散光を遮蔽するエリアである。本実施形態では目4に対応するフレネルエリア11aは円形に形成され、口5に対応するフレネルエリア11aは四角形に形成されている。本実施形態ではフレネルレンズ11の厚みは1mm程度である。
図3に例示するようにフレネルレンズ11の焦点となる位置にライト7が配置されていて、点光源であるライト7から照射される拡散光はフレネルレンズ11を通過する際に平行光となり液晶パネル6の背面6aの側に到達する。なお図3においては一部の光の経路を破線で示している。本実施形態ではフレネルレンズ11の焦点距離は8mm程度であり、フレネルレンズ11と液晶パネル6の背面6aとの間の距離は2mm程度としている。
液晶パネル6の背面6aに到達した平行光は、液晶パネル6の前面6bの側に透過する。液晶パネル6の前面6bにおいて、目4および口5に対応する位置には表示部12がそれぞれ配置されている。本明細書において液晶パネル6の前面6bとは、背面6aの反対となる面であり、表示部12が配置される側の面を意味する。
表示部12は、多数本の光ファイバを平行で束状に固結したファイバ束で構成されている。本実施形態ではコアとクラッドからなり被覆されていない直径0.125mmの光ファイバを約3万本束ねてファイバ束を構成している。ファイバ束を構成する光ファイバはそれぞれ互いに平行となる状態で束ねられている。光ファイバは一端から他端に至る全域において一切曲がることなくまっすぐな状態で束ねられている。本明細書ではファイバ束において光ファイバの軸方向と平行となる方向を束軸方向と呼ぶ。
図5に三面図で例示するように目4に対応する表示部12は円柱形状であり、前端面12bが前方に突出した球状面で構成され、後端面12aは平面で構成されている。図6に三面図で例示するように口5に対応する表示部12は直方体形状であり、前端面12bが前方に突出した帯状曲面で構成され、後端面12aは平面で構成されている。図5および図6では説明のため実際よりも太く表現した多数本の光ファイバを図示している。光ファイバの直径は0.125mmであるため表示部12においてそれぞれの光ファイバを目視で確認することはできない。この光ファイバの軸方向とファイバ束の束軸方向とは一致する。
図3に例示するように表示部12の後端面12aは、液晶パネル6の前面6bの側に配置されている。本明細書において表示部12の後端面12aとは液晶パネル6の前面6bと対向する側の面であり、表示部12の前端面12bとは束軸方向において後端面12aと反対側となる面である。つまりそれぞれの光ファイバの開口端が、表示部12の後端面
12aと前端面12bとに配置されることになる。本実施形態では表示部12の後端面12aは、液晶パネル6の前面6bにUV接着で直接的に固定されている。
12aと前端面12bとに配置されることになる。本実施形態では表示部12の後端面12aは、液晶パネル6の前面6bにUV接着で直接的に固定されている。
次に表示部12を構成するファイバ束の製造方法を説明する。まず多数本の光ファイバを平行に整列させた状態で束ねてインゴットを作成する。隣接する光ファイバどうしは例えば接着剤による接着や、加熱による融着により互いに固定される。このインゴットは例えば直径28mmで長さ300mmの円柱形状または28mm×28mm×300mmの直方体形状とする。光ファイバをまっすぐ平行に整列させて束ねて固定するので、比較的簡単に製造することができる。また束軸方向の両端において、光ファイバの配列が変わることがほとんどない。そのためファイバ束の一端から画像等の光を入光させて他端にその画像を表示させる場合に、二つの画像の相関性は極めて高く維持することができる。
次に作成されたインゴットから表示部12を削り出す。例えばインゴットを所定の長さに切断した後に、表示部12の前端面12bを切削等により加工する。
図3に例示するように、ライト7から照射された光が、フレネルレンズ11および画像を表示している液晶パネル6を透過して、さらに表示部12を通過する。つまり光は表示部12を構成するファイバ束の束軸方向に沿って伝達される。液晶パネル6に表示された画像と同一の画像が、表示部12の前端面12bに表示される。
液晶パネル6に表示される目4の画像は、球面の一部を構成する前端面12bに表示される。液晶パネル6に表示される目4の画像は二次元の画像であるが、三次元の曲面に形成される前端面12bに表示されるので、おもちゃ1の外部からは三次元的に認識されることになる。実際の目と非常に近い状態となる。同様に口5の画像も、正面視において左右端に比べて中央部が突出した帯状曲面に表示されるので、おもちゃ1の外部からは三次元的に認識されることになる。
画像処理部8は画像処理部8の外部から入力される信号に応じて画像データを切り替えることができるので、おもちゃ1の表情を変化させることができる。目4や口5を構成する画像が、立体的な曲面で形成される表示部12の前端面12bに表示されるので、おもちゃ1の表情のリアリティーを向上するには有利である。特に表示部12の前端面12bを真正面からずれた位置から観察した際に、その表現力が際立つ。
表示部12のファイバ束を構成する光ファイバが直線状であるため、その内部を通過する光は比較的まっすぐに通過し易い。光ファイバを通過する光の波長に歪みが生じにくいので、表示部12に表示される画像を鮮明にするには有利である。
点光源であるLEDの代わりに従来使用されている面光源であるバックライトユニットをライト7として利用することができる。バックライトユニットとは、平板状の導光板の側面からLED等により光を照射して、導光板内で反射を繰り返した光を散乱光として導光板の前面から放出する機構である。
ただし、点光源であるLEDとフレネルレンズ11を組み合わせた前述の実施形態の方が、光が散乱して減衰することがないので、表示部12における光の強度を向上するには有利である。表示部12の前端面12bにおいては、各光ファイバのコアが発光してクラッドは発光しない。そのため液晶パネル6に表示される画像よりも表示部12の前端面12bの画像は暗くなる傾向にある。前述の実施形態では光の強度を向上できるので、表示部12の前端面12bの画像を明るくするには有利である。また光を効率的に利用できるので、ライト7の出力を下げて画像表示機構3のエネルギ消費量を抑制するには有利である。さらに光の散乱がないためガウスノイズを抑制するには有利である。
表示部12の形状は上記に限らず、例えば眉毛を表示する場合には長方形状に形成したりして、表示したい画像に応じて適宜変更することができる。また表示部12の前端面12bの形状は前方に突出する凸形状に限らず、凹形状に形成してもよい。また波面など複雑な形状にすることもできる。つまり前端面12bの少なくとも一部に曲面部を有する構成とすることができる。表示部12の後端面12aと液晶パネル6の前面6bとの間に隙間があってもよいが、後端面12aを平面形状に形成して隙間がほとんどなく密着させた状態とする方が、この隙間から光が漏れて光の強度が低下することを抑制するには有利である。
本実施形態では液晶パネル6において、目4および口5以外の部分については画像を表示していないが、目4および口5以外の部分においても画像を表示する構成にしてもよい。フレネルレンズ11のピュアエリア11bを光が透過する状態に構成して、ライト7からの拡散光をピュアエリア11bと液晶パネル6とを透過させることにより、目4および口5以外の部分の画像を表示することができる。このときおもちゃ1の外部からは、目4および口5は表示部12により手前に表示され、それ以外の部分の画像は奥の液晶パネル6の前面6bに表示される。
画像表示機構3は、おもちゃ1に限らず、例えば広告用ディスプレイや、車載ディスプレイなど他の用途にも利用することができる。表示部12を利用する構成により、液晶パネル6の前面6bと表示部12の前端面12bとにそれぞれ画像を表示することができる。つまり一つの液晶パネル6を使用しながら、異なる高さとなる液晶パネル6の前面6bと表示部12の前端面12bとに画像を表示することができる。そのため表示部12の前端面12bを平面とする場合であっても、高さの異なる位置に画像を表示できるので画像表示機構3の表現力を向上するには有利である。つまり表示部12の前端面12bは曲面部を有する構成に限らず、平面に構成してもよい。
図7に例示するようにおもちゃ1には、画像表示機構3の他に、種々の機構を適宜組み合わせて組み込むことができる。図7では、説明のため信号線を一点鎖線で示している。この信号線とともに接続されている電線は一部省略しているが、必要に応じて電線は適宜接続される。なお以下に例示する種々の機構はいずれも本発明のおもちゃ1の必須の構成要件ではない。
例えば電源機構13をおもちゃ1に組み込むことができる。電源機構13は例えば乾電池や充電電池で構成することができる。この構成によれば電源コード等をつながなくてもおもちゃ1を作動させることができる。電源機構13を設置せずに、電源コードを介して商用電源等に接続しておもちゃ1を使用する構成にしてもよい。
例えば音声認識合成機構14をおもちゃ1に組み込むことができる。音声認識合成機構14は、おもちゃ1の外部の音を電気信号に変換するマイク15と、おもちゃ1の外部に音声を出力するスピーカ16と、マイク15から入力された音声を識別してこの識別された音声に応じて所定の音声を合成してスピーカ16から出力させる制御を行なう音声処理部17とを備えている。音声認識合成機構14により、おもちゃ1は話しかけられた言葉に応じて、適切な返事を行なうことができる。
このとき音声認識合成機構14から話しかけられた言葉により異なる信号を画像表示機構3に送る構成にしてもよい。つまり画像表示機構3と音声認識合成機構14とが互いに連携して動作する構成にすることができる。これによりおもちゃ1は、話しかけられた言葉に応じて、顔画像を変化させるとともに、スピーカ16から音声を出力させることができる。おもちゃ1の感情などの表現力を向上するには有利である。
例えば振動機構18をおもちゃ1に組み込むことができる。振動機構18は、偏心した質量体が回転軸に固定されたモータ19と、予め複数の振動パターンが格納されていて振動機構18の外部から入力される信号に応じてパターンを選択してモータ19の回転を制御する振動制御部20とを備えている。
振動機構18の外部から入力される信号は、例えば音声認識合成機構14からの信号を利用する構成にしてもよい。つまり音声認識合成機構14と振動機構18とが互いに連携して動作する構成にすることができる。また画像表示機構3からの信号を利用する構成にしてもよい。表示される顔画像に合わせておもちゃ1を振動させることができる。振動機構18によりおもちゃ1の感情などの表現力を向上することができる。
例えば発光機構21をおもちゃ1に組み込むことができる。発光機構21は、光を透過する例えば樹脂製の部材と、その内部に組み込まれたライトとを備えている。図1に例示するようにおもちゃ1の例えば耳22を発光機構21で構成することができる。発光機構21は、発光機構21の外部から入力される信号に応じて点滅のパターンおよび光の色を選択して、これに基づきライトを明滅させる。
発光機構21の外部から入力される信号は、例えば音声認識合成機構14または画像表示機構3からの信号を利用する構成にしてもよい。つまり音声認識合成機構14等と発光機構21とが互いに連携して動作する構成にすることができる。
例えば各種センサ23をおもちゃ1に組み込むことができる。例えばタッチセンサや三次元加速度センサや温度センサを組み込むことができる。各種センサ23からの出力信号を画像表示機構3等に入力させることにより、例えばおもちゃ1がタッチされたときに、画像表示機構3により目覚めた表情を表示するとともに、音声認識合成機構14によりあいさつ等を発生させることができる。例えば気温が低いときに、画像表示機構3により寒そうな表情を表示するとともに、振動機構18でおもちゃ1を震わせて、発光機構21によりおもちゃ1の耳22を青く光らせることができる。例えばおもちゃ1を高いところから落下させたときには、音声認識合成機構14により悲鳴等を発生させ、発光機構21によりおもちゃ1の耳22を赤で点滅させることができる。
おもちゃ1に磁気センサ23を組み込むことができる。例えばおもちゃ1の口5の近傍であり、左右方向に間隔をあけて二つの磁気センサを組み込むことができる。例えば磁石などを埋め込んだ食べ物などの模型を作成して、これをおもちゃ1の口5に近づけると、磁気センサからの出力信号により、画像表示機構3が食べ物の模型を追いかけるような目4と口5を表示するとともに、音声認識合成機構14により食べ物の模型を欲しがる音声を発生させることができる。各種センサ23をおもちゃ1に組み込むことにより、極めて高い精度でおもちゃ1の感情や状態などを表現することができる。
おもちゃ1にプログラム処理機構24を組み込むことができる。プログラム処理機構24には例えば予め物語を格納することができる。物語を読むように音声で指示された場合に、おもちゃ1はこの音声を音声認識合成機構14の処理により認識して、プログラム処理機構24に信号を出力する。プログラム処理機構24に予め格納されていた物語の音声データが、音声認識合成機構14のスピーカ16を介して出力される。
プログラム処理機構24には例えばチェスなどのゲームを予め格納することができる。おもちゃ1は音声認識合成機構14により識別したチェスの駒の動きから次の一手を考え、音声認識合成機構14を介して出力することができる。
通信機構25をおもちゃ1に組み込むことができる。通信機構25は、例えばBluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)などの無線通信機構で構成することができる。通信機構25により、例えばプログラム処理機構24に格納される物語やゲームをネットワーク上から新たに入手しておもちゃ1に格納させたり、目4や口5などの顔画像の新しいパターンをネットワーク上から新たに入手したりすることができる。
1 おもちゃ
2 筐体
3 画像表示機構
4 目
5 口
6 液晶パネル
6a 背面
6b 前面
7 ライト
8 画像処理部
9 信号線
10 基板
11 フレネルレンズ
11a フレネルエリア
11b ピュアエリア
12 表示部
12a 後端面
12b 前端面
13 電源機構
14 音声認識合成機構
15 マイク
16 スピーカ
17 音声処理部
18 振動機構
19 モータ
20 振動制御部
21 発光機構
22 耳
23 センサ
24 プログラム処理機構
25 通信機構
2 筐体
3 画像表示機構
4 目
5 口
6 液晶パネル
6a 背面
6b 前面
7 ライト
8 画像処理部
9 信号線
10 基板
11 フレネルレンズ
11a フレネルエリア
11b ピュアエリア
12 表示部
12a 後端面
12b 前端面
13 電源機構
14 音声認識合成機構
15 マイク
16 スピーカ
17 音声処理部
18 振動機構
19 モータ
20 振動制御部
21 発光機構
22 耳
23 センサ
24 プログラム処理機構
25 通信機構
Claims (8)
- 液晶パネルと、この液晶パネルの背面から光を照射するライトと、前記液晶パネルに表示される画像の信号を前記液晶パネルに送信する画像処理部と、を有する画像表示機構を備えるおもちゃにおいて、
前記液晶パネルの前面に配置される表示部を備えていて、この表示部が多数本の光ファイバを平行で束状に固結したファイバ束であり、このファイバ束の束軸方向の後端が前記液晶パネルの前記前面に配置されて、前記ファイバ束の前記束軸方向の前端の前端面が曲面部を有することを特徴とするおもちゃ。 - 前記ライトが点光源であり、前記ライトと前記液晶パネルとの間に配置されて前記ライトの光を前記ファイバ束の前記束軸方向と平行となる平行光に変換して前記液晶パネルの背面に向けて透過させるフレネルレンズを備える請求項1に記載のおもちゃ。
- 前記ファイバ束の前記前端面が、前方に突出した球状面または前方に突出した帯状曲面である請求項1または2に記載のおもちゃ。
- 前記表示部が、前記おもちゃの目および口の位置にそれぞれ配置されている請求項1〜3のいずれかに記載のおもちゃ。
- 外部の音声を信号に変換するマイクと、このマイクから入力された音声を識別する処理部と、この処理部で合成される音声を外部に出力するスピーカとを有する音声認識合成機構を備える請求項1〜4のいずれかに記載のおもちゃ。
- 液晶パネルの背面にライトを配置して、画像の信号を前記液晶パネルに送信する画像処理部を前記液晶パネルに接続して、前記液晶パネルおよび前記ライトおよび前記画像処理部を有する画像表示機構を筐体に組み込んで製造するおもちゃの製造方法において、
多数本の光ファイバを平行で束状に固結してファイバ束を形成して、このファイバ束の束軸方向の後端に平面形状の後端面を形成するとともに前記ファイバ束の前記束軸方向の前端に曲面部を有する前端面を形成して表示部を構成して、
前記表示部の前記後端面を前記液晶パネルの前面に設置することを特徴とするおもちゃの製造方法。 - 前記ライトを点光源で構成して、前記ライトの光を前記ファイバ束の前記束軸方向と平行となる平行光に変換して前記液晶パネルの前記背面に向けて透過させるフレネルレンズを、前記ライトと前記液晶パネルとの間に配置する請求項6に記載のおもちゃの製造方法。
- 前記液晶パネルの前記前面であり、前記おもちゃの目および口にあたる位置に前記表示部をそれぞれ配置する請求項6または7に記載のおもちゃの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016037214A JP2017153545A (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | おもちゃおよびおもちゃの製造方法 |
PCT/JP2017/006929 WO2017150348A1 (ja) | 2016-02-29 | 2017-02-23 | おもちゃおよびおもちゃの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016037214A JP2017153545A (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | おもちゃおよびおもちゃの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017153545A true JP2017153545A (ja) | 2017-09-07 |
Family
ID=59742848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016037214A Pending JP2017153545A (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | おもちゃおよびおもちゃの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017153545A (ja) |
WO (1) | WO2017150348A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020044203A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 株式会社バンダイ | ゲーム玩具、プログラム、及び記録媒体 |
JP2020185404A (ja) * | 2020-07-20 | 2020-11-19 | 株式会社バンダイ | ゲーム玩具、プログラム、及び記録媒体 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09222932A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-08-26 | Tetsuya Fuchiguchi | マルチメディア人形 |
JP3631318B2 (ja) * | 1996-03-12 | 2005-03-23 | オリンパス株式会社 | 液晶表示装置及び頭部搭載型映像表示装置 |
JP3133221U (ja) * | 2007-04-20 | 2007-07-05 | 株式会社ビジョン | ぬいぐるみ |
CN101745226A (zh) * | 2008-12-01 | 2010-06-23 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 仿真眼睛 |
US8651916B2 (en) * | 2010-01-18 | 2014-02-18 | Disney Enterprises, Inc. | System and method for generating realistic eyes |
-
2016
- 2016-02-29 JP JP2016037214A patent/JP2017153545A/ja active Pending
-
2017
- 2017-02-23 WO PCT/JP2017/006929 patent/WO2017150348A1/ja active Application Filing
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020044203A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 株式会社バンダイ | ゲーム玩具、プログラム、及び記録媒体 |
JP2020185404A (ja) * | 2020-07-20 | 2020-11-19 | 株式会社バンダイ | ゲーム玩具、プログラム、及び記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2017150348A1 (ja) | 2017-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5836517B2 (ja) | 眼鏡型情報端末、情報処理装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体 | |
CN103217791B (zh) | 头戴式显示器 | |
JP6907218B2 (ja) | 仮想/拡張現実システムにおける偏波維持光ファイバ | |
JPWO2015129232A1 (ja) | ラウドスピーカと、これを用いた電子機器、移動体装置 | |
US8647167B2 (en) | Lighted display devices for producing static or animated visual displays, including animated facial features | |
EP2529803A2 (en) | Light guide unit and optical devices using the same | |
WO2017150348A1 (ja) | おもちゃおよびおもちゃの製造方法 | |
JP7566286B2 (ja) | 装置 | |
JP2012105774A (ja) | 装飾装置 | |
JP2018061718A (ja) | コミュニケーション装置 | |
JP5796288B2 (ja) | 装飾装置を備えた遊技機 | |
JP5933611B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6479628B2 (ja) | 眼鏡型情報端末、情報処理装置、コンピュータプログラム | |
CN103028257A (zh) | 远程互动不倒翁 | |
JP2016135442A (ja) | 遊技機 | |
CN210471053U (zh) | 一种互动型卡通人偶服装 | |
JP5838233B2 (ja) | 遊技機 | |
KR20130073178A (ko) | 유아용 모빌 | |
JP2015177891A (ja) | 遊技機 | |
JP2015177895A (ja) | 遊技機 | |
CN220455598U (zh) | 一种ar眼镜 | |
JP2001306048A (ja) | ディスプレイ装置 | |
KR20160090735A (ko) | 홀로그램 영상 기반 메시지 서비스 제공 방법 및 사용자 단말, 그리고 홀로그램 영상 표시 장치 | |
KR20220103382A (ko) | 감정 상태를 식별하는 전자 장치 및 그 운용 방법 | |
KR20240146600A (ko) | 광학 장치 및 이를 포함하는 전자 디바이스 |