JP2017152633A - 電磁誘導器 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気特性のばらつきが極めて小さい電磁誘導器を提供する。
【解決手段】電磁誘導器Aは、巻線9が巻回されるボビン1と、磁路を形成する磁気コア2とを有する。ボビン1を構成するボビン本体11の内壁には、突状体15,15,…からなる支持部16,16,…が長手方向の位置を互いに異ならせて複数箇所設けられており、これらの支持部16,16,…によって長手方向に隙間を空けて配列された複数の中間コア4,4,…をそれぞれ固定支持するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、チョークコイル、トランス等の電磁誘導器に関するものである。
コイル部品において、磁気コアのギャップを調整することにより、インダクタンス値の調整が可能であることが知られている。例えば、特許文献1には、E型形状コアの中脚部とI型形状コアとの間に空隙部(ギャップ)を形成したコイル部品が開示されている。一般的には、E型形状コアのギャップを調整する場合、焼成後のE型コアを並べて固定し、研磨機等を用いて中脚部分を削っている。
また、磁気コアにギャップを形成する他の方法として、非磁性のスペーサを磁気コア間に設けて接着剤で接着する方法がある。例えば、特許文献2では、軟磁性の2つのコア部間に平板状の非磁性スペーサを介設させ、接着剤で2つのコア端面と非磁性スペーサとを接着するギャップ付きコアが開示されている。特許文献2では、非磁性スペーサの接着面に突起を設けることで、接着剤層の厚さのばらつきを抑制し、ギャップ付きコアの磁気特性の変動を抑制している。
特開2001−167932号公報 特開2007−220916号公報
ところで、近年、産業機器や自動車等の分野において、高周波の内部回路を使用することがあり、従来のケイ素鋼板で形成されるような大型トランスに加えて、ボビンに巻回された中・小型のチョークコイル、トランス等の電磁誘導器を搭載する場合がある。このような分野では、高精度でインダクタンス値を調整することが求められる場合があり、かつ、使用環境温度の変動が大きい場合がある。また、民生機器においても、従来よりもインダクタンス値のばらつきが小さい高精度の電磁誘導器が求められている。
しかしながら、特許文献1の技術のように、中脚部を削って空隙部の広さを調整する方法では、中脚部を削る際の削り厚さ、すなわち形成された空隙の広さにバラつきが出やすく、精度が十分に確保できないという問題がある。また、形成できるギャップは1つに限定され、例えば、中脚コアを複数に分割し、複数のギャップを形成するというようなことができない。
また、特許文献2のように、スペーサを介在させて、接着剤層の厚さのばらつきを抑制するような工夫も考えられるが、接着層は必ず存在するため、そのばらつき抑制には限界がある。また、温度等による接着層の厚さ変化により、インダクタンス値が設計値からずれる場合がある。加えて、接着の際に、所定の押圧力をかけて接着剤を固化させるための専用の設備が必要であるという問題がある。さらに、コアとスペーサとを交互に複数段重ねる場合には、それぞれの位置合わせが大変であり、作業性が悪く、作業時間がかかるという問題もある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、磁気特性のばらつきが極めて小さい電磁誘導器を提供することを目的とする。
本発明に係る電磁誘導器では、ボビン本体の内壁から突出する支持部を長手方向の位置を互いに異ならせて複数箇所に設け、これらの支持部によって長手方向に隙間を空けて配列された複数の中間コアを固定支持するようにした。このように、中間コアをボビン本体に設けた支持部で固定支持することで、隙間(ギャップ)を形成するためのスペーサや接着剤が不要であり、電磁誘導器の磁気特性ばらつきを極めて小さくすることができる。
すなわち、本発明の第1態様は、巻線が巻回されるボビンと、磁路を形成する磁気コアとを有する電磁誘導器であって、前記ボビンは、長手方向の少なくともいずれか一方の開口が挿入口とされた筒状のボビン本体を有し、前記ボビン本体の内壁面には、該内壁面から突出する突状体からなる複数の支持部が、それぞれボビン長手方向の位置を互いに異ならせて設けられ、前記磁気コアは、前記挿入口から前記ボビン本体内へ挿入可能に構成され、かつ、前記ボビン本体内において長手方向に互いに隙間を空けて配列される複数の中間コア を有し、前記各中間コアは、前記ボビン長手方向の異なる配列位置において、該各中間コアに対応する前記支持部によって前記ボビン本体に固定支持されていることを特徴とする。
この態様によると、各中間コアは、ボビン長手方向の位置を互いに異ならせた複数の支持部の各々によって、配列位置に固定支持される。配列位置に配列された中間コア間の隙間(ギャップ)は、支持部(突状体)の位置や、中間コアの高さ等で調整することが可能である。これにより、例えば特許文献2に示されるように、非磁性体のスペーサを設けることなく、隣接する中間コア間に所望のギャップを形成することができる。したがって、接着剤の厚さ(接着層の厚さ)等のばらつきによる磁気特性ばらつきが発生することがなく、電磁誘導器の磁気特性ばらつきを極めて小さくすることができる。また、本態様では、接着工程、押圧工程が不要であり、引用文献に開示されたような従来例と比較して、大幅に作業性を向上させることができる。また、スペーサ自体が不要であるため、コストを削減することができる。
また、各支持部をボビン長手方向の位置が互いに等しくなるように突設された複数の突状体で構成してもよく、そうすることで、中間コアを配列位置により安定的に固定支持できるようになる。
前記ボビン本体の少なくとも前記挿入口側端に位置する前記中間コア以外の中間コアの外周面に、該中間コアよりも挿入口側に位置する他の中間コアを支持するための他の支持部を挿通させる貫通溝が形成されている、としてもよい。
このように、ボビン本体の挿入口側端以外(ボビン本体長手方向の中間位置)に配列される中間コアに対して、その配列位置よりも挿入口側に位置する突状体を挿通させる貫通溝を設けることで、両挿入口側端以外に中間コアを配列するような場合、例えば、ボビン本体内に中間コアを3個以上配列するような場合においても、中間コアを挿入口から配列位置まで移動させることができるようになる。
本発明の第2態様は、巻線が巻回されるボビンと、磁路を形成する磁気コアとを有する電磁誘導器であって、前記ボビンは、長手方向の少なくともいずれか一方の開口が挿入口とされた筒状のボビン本体を有し、前記ボビン本体の内壁面には、少なくとも一つの突状体からなる支持部が突設され、前記磁気コアは、前記ボビンの外側に取り付けられた外側コアと、前記挿入口から前記ボビン本体内へ挿入可能に構成され、かつ、前記ボビン本体内において前記外側コアとの間にボビン長手方向の所定の隙間をあけて対向するように前記支持部によって固定支持されている中間コアとを有していることを特徴とする。
この態様によると、中間コアは、ボビン本体内壁に設けた支持部によって、外側コアとの間に空隙(ギャップ)ができるように固定支持される。この中間コアと外側コアとの間のギャップは、支持部(突状体)の位置や、中間コアの高さ等で調整することが可能である。これにより、第1態様と同様に、電磁誘導器の磁気特性ばらつきを極めて小さくすることができる。
本発明によると、各中間コアが、隣接する中間コアとの間に所定のギャップが形成されるように固定支持されるので、非磁性のスペーサや接着剤を用いる必要がなく、電磁誘導器の磁気特性ばらつきを極めて小さくすることができる。加えて、スペーサの接着剤による接着工程、押圧工程等が不要であり、製造時の作業性が高まる。
電磁誘導器を斜め上側から見た斜視図である。 ボビンを斜め上側から見た斜視図である。 ボビン本体を展開した展開図である。 ボビン本体の平面図である。 中間コアの斜視図である。 中間コアの平面図である。 中間コアの正面図である。 中間コアの側面図である。 電磁誘導器を一部破断し、斜め上側から見た斜視図である。 中間コアの固定支持方法を説明するための図である。 中間コアの固定支持方法を説明するための図である。 中間コアの他の例を示す斜視図である。 ボビンを斜め上側から見た斜視図である。 ボビン本体を展開した展開図である。 ボビン本体の平面図である。 中間コアの斜視図である。 中間コアの平面図である。 中間コアの正面図である。 電磁誘導器を一部破断し、斜め上側から見た斜視図である。 中間コアの固定支持方法を説明するための図である。 中間コアの固定支持方法を説明するための図である。 ボビンを斜め上側から見た斜視図である。 ボビンの正面図である。 ボビンの側面図である。 ボビンの底面図である。 磁気コアを斜め上側から見た斜視図である。 電磁誘導器を斜め上側から見た斜視図である。 直流重畳特性の比較結果を示した図である。 周波数特性の比較結果を示した図である。 温度上昇試験の比較結果を示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用範囲あるいはその用途を制限することを意図するものではない。
[第1実施形態]
<電磁誘導器の構成>
図1に示すように、電磁誘導器Aは、巻線9が巻回されるボビン1と、磁路を形成する磁気コア2とを備えている。なお、本開示において、電磁誘導器Aの実装基板(図示しない)への取付方向を下方向、取外方向を上方向と称するものとする。
−ボビンの構成−
図2に示すように、ボビン1は、上下方向に延びる円筒状のボビン本体11と、ボビン本体11の上下端において対向配置され、ボビン本体11と一体形成された上板部12及び下板部13とによって構成されている。上板部12及び下板部13の中央部分には、挿入口14が貫通形成されており、挿入口14は、ボビン本体11の上下開口を構成していて、ボビン本体11内の中空部11aと連通しており、挿入口14からボビン本体11の中空部11aに中間コア4が挿入できるようになっている(図9参照)。
ここで、図22〜図25に、ボビン1の実製品例を示している。ボビン1の上板部12及び下板部13の上下方向外側には、磁気コア2を構成する外側コア3を取り付ける際に、嵌合させて位置決めするための凹部12a,13aが形成されている。また、下板部13の下面の周縁部には、下側に向かって延びる複数の導電性の端子13bが一体的に取付固定されている。
ここで、ボビン1の平面図は図示しないが、図25の底面図と比較して導電性端子の取付固定部分が異なるのみであり、それ以外の部分は同一である。また、背面図は図示しないが、図23の正面図と同一であり、ボビンの側面図(図24参照)は左右同一である。
図3及び図4に示すように、ボビン本体11の内壁には、上下方向に延びる断面略矩形状の例えば6本のリブ状の突状体15,15,…が突設されている。6本の突状体15,15,…は、周方向に沿って等間隔のピッチで配置されている。6本の突状体15,15,…の下端の高さ位置は等しく設定されており、その下端の高さ位置は、後述する下側コア32の嵌合部32aが挿入された後の高さ位置よりも上側に設定されている。また、互いに直径方向に対向する各2本の突状体15,15は、各々の上端の高さ位置が等しく設定され、この上端の高さ位置が等しい2本の突状体15,15の上端部分によって1つの支持部16が構成されている。また、隣接する突状体15,15上端の高さ位置は互いに異なるように設定されている。換言すると、本実施形態では、ボビン本体11に高さ位置が互いに異なる3個(3箇所)の支持部16,16,…が設けられている。なお、本開示において、位置が等しいとは、その位置が実質的に等しいことを指す。すなわち、例えば、複数の突状体15,15,…の高さ位置が等しいとは、複数の突状体15,15,…の互いの高さ位置が同一であるものに加えて、製造ばらつき等により複数の突状体15,15,…の各高さ位置が支持部16としての機能を充足する範囲内で異なっているものを含む概念である。長手方向の位置が等しい等、別の位置においても同様である。
−磁気コアの構成−
図1に戻り、磁気コア2は、ボビン1の外側に取り付けられる外側コア3と、ボビン本体11内に配設された複数の中間コア4,4,…(図9参照)とを備え、外側コア3と複数の中間コア4,4,…とによって磁路が形成されている。
外側コア3は、それぞれ側面視が略コ字状である上側コア31及び下側コア32からなり、上側コア31及び下側コア32は、その開放側にある両端面同士を互いに突き合わせた状態で接合されている。上側コア31の上部下面中央部には、ボビンの上側挿入口14(図10参照)に嵌合可能な嵌合部31aが突設されている。同様に、下側コア32の下部上面中央部には、ボビン本体11の下側挿入口14(図10参照)に下側から嵌合可能な嵌合部32aが突設されている。
一方、図5から図8に示すように、中間コア4は、円柱状の外形を有しており、例えば、鉄ダスト、センダスト、フェライト等の磁性体材料で形成されている。中間コア4は、例えば、金型等を用いて磁性体粉末を圧縮成形しつつ、焼結させることにより得られる。
各中間コア4の外周面には、下端面から上端面に向かって延びる例えば6本の縦溝41,41,…,42,42が、周方向に等間隔のピッチになるように形成されている。換言すると、6本の縦溝41,41,…,42,42は、ボビン本体11の6本の突状体15,15,…と周方向の位置がそれぞれ対応するように形成されている。6本の縦溝41,41,…,42,42のうち、中間コア4の直径方向に対向する一対(2本)の有端縦溝41,41は、下端面から上下中間の同じ高さ位置まで延びる有端状の縦溝であり、残りの4本は、下端面から上端面まで中間コア4の全体に亘って貫通する貫通縦溝42,42,…である。
ここで、有端縦溝41は、有端状であればよく、その上下方向の溝長は、特に限定されず任意に設定すればよい。なお、本実施形態では、有端縦溝41の上下方向の溝長が中間コア4の高さの1/2であるものとして説明する。また、各有端縦溝41及び各貫通縦溝42の幅及び深さは、ボビン本体11の各突状体15の幅及び突出高さよりも若干大きく設定されており、突状体15をこれらの縦溝41,42内に挿入させまたは貫通縦溝42内を挿通させることで、中間コア4がボビン本体11内で上下方向に摺動できるようになっている。
ここで、中間コア4の底面図は図示しないが、図6の平面図と比較して、有端縦溝41に対応する部分が平坦面になっている点で異なる。また、中間コア4の背面図は図示しないが図7の正面図と同一であり、側面図(図8参照)は左右同一である。
また、図26に、磁気コア2の実製品例を示している。図26では、図9等と比較して、複数の中間コア4,4,…の形状は同一であり、外側コア3の形状が異なっている。具体的には、上側コア31の上部が中央から外側に向かって幅広になるように構成され、上下方向に延びる上側コア31の両側部の幅が上部の端部形状に応じた幅広になっている。下側コア32は、上側コア31と上下反対の構成になっている。
<中間コアの固定支持構造>
図9及び図10に示すように、複数の中間コア4,4,…は、ボビン1に対しその挿入口14からの挿入固定により、上下方向に延びる中心線上に沿って積み重ね状態の3段構成で配列されている。なお、以下の説明において、説明の便宜上、3段の中間コア4,4,…をその配列順に上側から上段コア4、中段コア4及び下段コア4と称するものとするが、その構成は同じである(図5〜図8参照)。
各中間コア4は、該中間コアに対応する各支持部16によってそれぞれの配列位置に固定支持されている。より具体的には、下段コア4は、有端縦溝41上端の底面41aが高さ位置の最も低い支持部16(以下、下支持部16ともいう)に当接しており、この状態で下支持部16によって下側から支持されている。加えて、下段コア4の有端縦溝41内の側壁41bは、その有端縦溝41内に嵌合されかつ下支持部16を構成する突状体15の側壁15aと当接又は近接しているため、下支持部16により中間コア4の周方向への回動が規制されている。同様にして、中段コア4は、高さ位置が中間位置である支持部16(以下、中支持部16ともいう)に固定支持され、上段コア4は、高さ位置が最も高い支持部16(以下、上支持部16ともいう)に固定支持されている。
ボビン本体11の高さ、各支持部16の高さ位置及び各中間コア4の高さは、上下に隣接する中間コア4,4間にギャップGが形成され、かつ、上側コア31と上段コア4との間、及び、下側コア32と下段コア4との間にギャップGが形成されるように設定されている。すなわち、下支持部16の高さ位置は、ボビン本体11の下端位置に対して、中間コア4の高さを1.5倍した値とギャップGとを加えた値の分上側に設定されている。同様に、上支持部16の高さ位置は、ボビン本体11の上端位置に対して、中間コア4の高さを1.5倍した値とギャップGとを加えた値の分下側に設定されている。また、下支持部16と中支持部16との高さの差分及び中支持部16と上支持部16との高さの差分は、中間コア4の高さにギャップGを加えた値に設定されている。
次に、図11を用いて、中段及び下段コア4,4の固定支持方法について詳細に説明する。図11には、中段及び下段コア4,4が挿入される前の状態を示している。また、第1実施形態では、各中間コアの挿入方向は、上から下に向かう方向であるものとする。
作業者は、下段コア4の有端縦溝41の位置と、下支持部16の位置とを位置合わせした状態、すなわち、下段コア4の貫通縦溝42の位置と、上支持部16及び中支持部16の位置とを位置合わせして、ボビン1の挿入口14から下段コア4を挿入する。こうして、下段コア4をボビン1の挿入口14からボビン本体11内に挿入した後、その下段コア4を挿入方向に回動させずにそのまま下側に摺動させる。そうすると、上支持部16及び中支持部16を構成する突状体15がそれぞれ各貫通縦溝42に挿通され、下支持部16が下段コア4の有端縦溝41下端の開口側から挿入されて有端縦溝41上端の底面41aに当接する。このようにして、下段コア4は、下支持部16に固定支持される。
同様にして、作業者は、中段コア4の貫通縦溝42の位置を上支持部16に位置合わせして、ボビン1に挿入口14から中段コア4を挿入し、挿入方向に移動させる。そうすると、上支持部16を構成する突状体15がそれぞれ対応する貫通縦溝42に挿通され、中支持部16が有端縦溝41上端の底面41aに当接する。このようにして、中段コア4は、中支持部16に固定支持される。図示しないが、上段コア4も同様にして、上支持部16に固定支持される。なお、中段コア4において、下支持部に対応する位置に設けられた貫通縦溝42,42(図11の2点鎖線参照)には、何も挿入及び挿通されないため、形成されていなくてもよい。同様に、図示しないが、上段コア4において、中支持部16及び下支持部16に対応する位置に設けられた貫通縦溝42,42,…は、形成されていなくてもよい。ただし、上段コア4、中段コア4及び下段コア4に同一形状のコアを使用することにより、複数の中間コアに対して共通の金型を1つ用意すればすむというメリットがある。
ここで、各中間コア4の固定支持状態をより確実にするために、各中間コア4を配列位置に移動させた後、その状態でボビン1をワニス等に含浸し、各中間コア4をボビン1に固着させるようにしてもよい。
図28から図30には、本実施形態に係る電磁誘導器A(図内実線参照)と、特許文献1に開示されたような磁気コアに単一のギャップを形成した従来型の電磁誘導器(図内破線参照)との特性の比較結果を示している。図28は、巻線に流れる直流電流の増加に対するインダクタンス値の変化を示しており、本実施形態に係る電磁誘導器Aは、従来技術と比較して、直流重畳特性が優れている。図29は、周波数変化に対するリアクタンス値の変化を示しており、本実施形態に係る電磁誘導器Aは、従来技術と比較して、特に、高周波駆動時におけるリアクタンス値が低い、すなわち、銅損失が低い。図30は、温度上昇試験結果を示しており、所定電流を印加した場合の経過時間に対する巻線の温度変化(図内太線参照)及び磁気コア2の温度変化(図内細線参照)を示している。図30に示すとおり、本実施形態に係る電磁誘導器Aは、従来技術と比較して、巻線9及び磁気コア2の温度上昇が小さくてすむ。特に、磁気コア2に複数のギャップGが設けられているため、外側コア3と中間コア4との間、各中間コア4,4…間での温度伝達がされにくく、磁気コア2の温度上昇試験において、より顕著な効果が得られている。
以上のように、本実施形態によると、ボビン本体11の内壁に高さ位置の異なる複数の支持部16,16,…を突設し、複数の中間コア4,4,…のそれぞれが有する有端縦溝41上端の底面41aに各支持部16を当接させることで、複数の中間コア4,4,…がそれぞれ配列位置で固定支持されるようにしている。このような構成にすることにより、別体のスペーサ(例えば、樹脂製)や当該スペーサを接着する接着剤等を用いることなく、磁気コア4,4間(磁路中)に所望のギャップGを形成することができる。すなわち、高精度に調整され、かつ、環境による変動が極めて少ないギャップを形成することができ、ギャップ付き電磁誘導器の磁気特性ばらつきを極めて小さくすることができる。
また、少なくとも、中段コア4が上支持部16と対応する位置に、下段コア4が上支持部16及び中支持部16と対応する位置にそれぞれ貫通縦溝42,42を有する構成にしているので、ボビン1上側の挿入口14から挿入された中段及び下段コア4,4が、それぞれ配列位置まで摺動することができる。このようにして、磁気コア2の磁路内に複数のギャップGを形成することにより、前述のとおり、従来技術と比較して、磁気特性、温度特性等が優れた電磁誘導器を実現することができる。
なお、第1実施形態において、中間コア4には、そのコア高さの1/2の深さを有する有端縦溝41が形成されているものとしたが、その有端縦溝41の深さは、コア高さの1/2よりも浅くてもよいし、深くても同様の効果が得られる。例えば、第1実施形態において、2本の有端縦溝に代えて、2本の貫通縦溝を形成し、かつ、その貫通縦溝をフィルムのようなもので塞いで、有端縦溝としてもよい。
また、図12に示すように、中間コアに有端状の縦溝を形成しない構成としてもかまわない。この場合、下段コア及び中段コアは、挿入方向奥側の端面が支持部と当接し、挿入方向への移動が規制される。また、貫通溝に挿通されている他の支持部を構成する突状体によって回動方向の移動が規制される。このようにして、中間コアに有端状の縦溝がなくても、中間コアを配列位置に固定支持することができる。また、上段コアにおいても、挿入方向奥側の端面と支持部の当接により、挿入方向への移動が規制されるため、ボビン長手方向において、配列位置に固定支持することができる。
また、第1実施形態において、ボビン本体部の形状及び中間コアの形状が平面視で円形であるものとしたが、これらの形状が円形でなくてもよい。例えば、楕円形状や八角形状のような多角形状であってもよい。ボビン本体部及び中間コアをそのような形状にすることにより、中間コアの挿入方向奥側の端面と支持部との当接によって、配列位置において中間コアの挿入方向への移動を規制すると、構造上、中間コアの回動が規制されているので、中間コアは配列位置に固定支持されることとなる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、外側コア、内側コアの形状、及びボビン本体以外の構成については、第1実施形態と同様であり、ここではその詳細な説明を省略する。また、その他の構成においても、第1実施形態と同様の構成について、その説明を省略する場合がある。
<電磁誘導器の構成>
−ボビンの構成−
まず、図13〜図15を参照して、第2実施形態に係るボビン本体の構成について詳細に説明する。
第2実施形態に係るボビン本体の内壁には、上下方向の中間位置において、壁面から突出する半球状の例えば12個の突状体が、それぞれ上下方向及び周方向に離間して形成されている。そして、この12個の突状体によって3個の支持部が構成されている。具体的には、各支持部は、上下方向の高さ位置が等しく、かつ、周方向に隣接する突状体間が互いに等ピッチP1になるように配設された4個の突状体からなる。また、12個の突状体は、周方向の位置が互いに異なっており、周方向に隣接する突状体同士の間隔P2がそれぞれ等しくなっている。なお、第1実施形態と同様に、支持部について、上端の高さ位置が高い方から順に、上支持部、中支持部及び下支持部と称する場合がある。
ここで、各支持部と、各中間コアが配列される配列位置の中央とは、上下方向の位置が等しく設定されている。また、上下方向に隣接する支持部間の距離は、各中間コアの高さにギャップGを足した値に設定されている。また、最も上側及び最も下側の支持部の上下方向の位置は、上側コア及び下側コアの嵌合部がボビン本体に嵌合された場合に、配列された中間コアと嵌合部との間にギャップGが形成されるように設定されている。
−磁気コアの構成−
図16から図18に示すように、各中間コア4は、第1実施形態と同様に、円柱状の外形を有しており、例えば、鉄ダスト、センダスト、フェライト等の磁性体材料で形成されている。
各中間コア4の外周面には、下端面から上端面まで貫通する4本の貫通縦溝43,43,…が、周方向に等間隔をあけて形成されている。換言すると、4本の貫通縦溝43,43,…は、それぞれ、ボビン本体11の各支持部16を構成する4個の突状体15,15,…と周方向の位置が対応するように形成されている。
さらに、各中間コア4の外周面には、上下方向の中央位置を全周に亘って延びる周回溝44が形成されている。すなわち、周回溝44は、各貫通縦溝43の上下方向の中央部分に接続され、かつ各貫通縦溝43間を連通させている。
ここで、各貫通縦溝43の幅及び深さは、ボビン本体11の各突状体15の外径よりも若干大きく設定され、この貫通縦溝43に沿わせて突状体15を通過させることで中間コア4がボビン本体11内で溝長手方向に移動できるようになっている。同様に、各周回溝44の高さ及び深さも、ボビン本体11の各突状体15の外径よりも若干大きく設定されている。これにより、貫通縦溝43内に進入した突状体15が、貫通縦溝43の途中で周回溝44内に進入できるようになっている。
ここで、中間コア4の底面図は、図示しないが、平面図(図17参照)と同一である。また、中間コアの背面図及び左右の両側面図は、図示しないが、正面図(図18参照)と同一である。
<中間コアの固定支持構造>
図19及び図20に示すように、中間コア4は、ボビン1の上下いずれかの挿入口14からの挿入により、上下方向に延びる中心線上に沿って積み重ね状態の3段構成で配列されている。なお、以下の説明において、説明の便宜上、3段の中間コアをその配列順に上側から上段コア4、中段コア4及び下段コア4と称するものとするが、その構成は同じである(図16〜図18参照)。
各中間コア4は、各支持部16によってそれぞれの配列位置に固定支持されている。より具体的には、ボビン本体11の挿入口14から挿入された各中間コア4は、4個の突状部15,15,…からなる各支持部16が貫通縦溝43を経由して周回溝44内に入り込むことで、上下方向の移動が規制され、配列位置に固定支持される。
図21には、中段及び下段コア4,4が挿入される前の状態を示している。図21では、下段コア4がボビン1下側の挿入口14から挿入され、中段コア4がボビン1上側の挿入口14からそれぞれ挿入される場合について示している。
まず、中段コアの配列位置への固定支持方法について詳細に説明する。
作業者は、中段コア4の貫通縦溝43の位置と上支持部16(4つの突状部15,15,…)との周方向の位置との位置合わせをし、上支持部16が中段コア4の貫通縦溝43を完全に通過するまで中段コア4をボビン本体11内で下側に摺動させる。次に、中段コア4を回動させて、中段コア4の貫通縦溝43の位置と中支持部16(4つの突状部15,15,…)との周方向の位置との位置合わせし、中支持部16の位置が中段コア4の貫通縦溝43の上下方向中央の周回溝44にくるように中段コア4をボビン本体11内で移動させる。その後、中段コア4を回動させて支持部16を中段コア4の周回溝44に進入させ、その周回溝44において貫通縦溝43のない場所まで移動させる。これにより、中段コア4は、上下方向の移動が規制されて、配列位置に固定支持される。
次に、下段コア4の配列位置への固定支持方法について詳細に説明する。
作業者は、下段コア4の貫通縦溝43の位置と下支持部16(4つの突状部15,15,…)との周方向の位置との位置合わせをし、下支持部16の位置が下段コア4の貫通縦溝43の上下方向中央の周回溝44にくるように下段コア4をボビン本体11内で上側に摺動させる。その後、下段コア4を回動させて支持部16を下段コア4の周回溝44に進入させ、その周回溝44において貫通縦溝43のない場所まで移動させる。これにより、下段コア4の上下方向の移動が規制され、下段コア4が配列位置に固定支持される。上段コア4の固定支持方法は、ボビン本体の挿入口14の位置が上下で異なる点以外は下段コア4の固定支持方法と同じであり、ここではその詳細説明を省略する。
ここで、第1実施形態と同様に、各中間コア4の固定支持状態をより確実にするために、各中間コア4を配列位置に移動させた後に、ボビン1をワニス等に含浸し、各中間コア4をボビン本体11に固着させるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によると、ボビン本体11の内壁に高さ位置の異なる複数の支持部16,16,…を突設し、複数の中間コア4,4,…のそれぞれが有する周回溝44内に各支持部16を進入させることで、複数の中間コア4,4,…がそれぞれの配列位置で固定支持されるようにしている。これにより、第1実施形態と同様に、別体のスペーサ等を用いることなく、磁気コア間に所望のギャップを高精度で形成することができ、ギャップ付き電磁誘導器の磁気特性ばらつきを極めて小さくすることができる。
なお、第1及び第2実施形態では、中間コア4が3個配列されている例について説明したが中間コア4の個数は何個であっても本発明は適用可能である。ここで、中間コア4が1個の場合、または中間コア4が2個の場合でかつボビン本体11の上下両挿入口14,14からそれぞれ1個ずつ挿入される場合、中間コア4に必ずしも貫通縦溝42を設ける必要はなく、1個または2個の中間コア4が、挿入方向手前側に形成されたボビン本体11の支持部16によって固定支持されるように構成すればよい。なお、中間コア4が1個の場合、中間コア4は、ボビン本体11内において外側コア3と対向し、かつ、いずれか一方の外側コア3又は両方の外側コア3,3との間にギャップGが形成されるように支持部16によって固定支持される。
また、第1及び第2実施形態において、各支持部16を構成する突状体15の数及び形状は、図示したものに限定されない。例えば、各支持部16を構成する突状体15の数は、少なくとも1個あれば、何個であってもよい。その場合、中間コア4の縦溝41,42の数は、突状体15の増減に応じて増減させることになる。なお、各支持部16を構成する突状体15を複数個設けることで、中間コア4の配列位置における固定支持安定性が増すメリットがある。また、各突状体15の形状は、第1実施形態が略矩形状であり、第2実施形態が略半円柱状であるものとしたが、その形状が互いに入れ替わっていてもよく、それぞれ、例えば、ボビン本体中央に向かって幅狭になるように構成された台形状や三角形状のような他形状であってもよい。
また、第2実施形態において、周回溝44は、各貫通縦溝43間を連通させているものとしたが、各貫通縦溝43の上下方向の中央部分に接続されていれば、各貫通縦溝43間を連通させるものでなくてもよい。
本発明に係る電磁誘導器は、磁気特性のばらつきが極めて小さいため、高精度でインダクタンスの調整が求められるような、チョークコイル、トランス等の電磁誘導器として極めて有用である。
A 電磁誘導器
1 ボビン
2 磁気コア
3 外側コア
4 中間コア
9 巻線
11 ボビン本体
14 挿入口
15 突状体
16 支持部
41 有端縦溝
42 貫通縦溝

Claims (6)

  1. 巻線が巻回されるボビンと、磁路を形成する磁気コアとを有する電磁誘導器であって、
    前記ボビンは、長手方向の少なくともいずれか一方の開口が挿入口とされた筒状のボビン本体を有し、
    前記ボビン本体の内壁面には、該内壁面から突出する突状体からなる複数の支持部が、それぞれボビン長手方向の位置を互いに異ならせて設けられ、
    前記磁気コアは、前記挿入口から前記ボビン本体内へ挿入可能に構成され、かつ、前記ボビン本体内において長手方向に互いに隙間を空けて配列される複数の中間コアを有し、
    前記各中間コアは、前記ボビン長手方向の異なる配列位置において、該各中間コアに対応する前記支持部によって前記ボビン本体に固定支持されている
    ことを特徴とする電磁誘導器。
  2. 請求項1記載の電磁誘導器において、
    前記各中間コアの外周面には、該中間コアの一端側から他端側に向かって厚さ方向の中間位置まで延びる有端状の縦溝が形成されており、
    前記中間コアは、前記縦溝の長手方向の底面が前記支持部に当接することで配列位置に固定支持されている
    ことを特徴とする電磁誘導器。
  3. 請求項1記載の電磁誘導器において、
    前記各中間コアの外周面には、該中間コアの一端側から他端側に向かって厚さ方向の中間位置まで延びる縦溝と、前記縦溝に連続して周方向に向かって延びる横溝と、が形成されており、
    前記中間コアは、前記縦溝から挿入された前記突状体が前記横溝内に嵌合されることで配列位置に固定支持されている
    ことを特徴とする電磁誘導器。
  4. 請求項1記載の電磁誘導器において、
    前記中間コアは、平面視が円柱状であり、その外周面には、該中間コアの一端側から他端側に向かって厚さ方向に延びる貫通縦溝が形成されており、
    前記各支持部は、ボビン長手方向の位置を異ならせて前記ボビン本体の内壁面から突出する第1及び第2突状体からなり、
    前記中間コアは、前記第1突状体によってボビン本体内への挿入方向への移動が規制され、かつ、前記第2突状体が前記貫通縦溝内に嵌合されることで回動が規制されて、前記配列位置に固定支持されている
    ことを特徴とする電磁誘導器。
  5. 請求項1記載の電磁誘導器において、
    前記ボビン本体の少なくとも前記挿入口側端に位置する前記中間コア以外の中間コアの外周面に、該中間コアよりも挿入口側に位置する他の中間コアを支持するための他の支持部を挿通させる貫通溝が形成されている
    ことを特徴とする電磁誘導器。
  6. 巻線が巻回されるボビンと、磁路を形成する磁気コアとを有する電磁誘導器であって、
    前記ボビンは、長手方向の少なくともいずれか一方の開口が挿入口とされた筒状のボビン本体を有し、
    前記ボビン本体の内壁面には、少なくとも一つの突状体からなる支持部が突設され、
    前記磁気コアは、
    前記ボビンの外側に取り付けられた外側コアと、
    前記挿入口から前記ボビン本体内へ挿入可能に構成され、かつ、前記ボビン本体内において前記外側コアとの間にボビン長手方向の所定の隙間をあけて対向するように前記支持部によって固定支持されている中間コアとを有している
    ことを特徴とする電磁誘導器。
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