JP2017150912A - 液面検出装置 - Google Patents

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寿人 市沢
Hisato Ichizawa
寿人 市沢
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Abstract

【課題】合成樹脂を用いた保持構造であって接続不良の発生を抑え、歩留まりの低下を抑えた液面検出装置を提供する。
【解決手段】液面の変動に伴うフロートの変位に応じて回動するホルダと、ホルダに固定されホルダとともに回動する磁石と、磁石の回動動作に伴う磁力変化を検出する磁気検出素子を内蔵して設ける本体部1と、を備えた液面検出装置であって、本体部1は、磁気検出素子を収納する凹部11aと、凹部11aを覆う第1蓋体12と、を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、磁気を利用して液面を検出する液面検出装置に関する。
従来の液面検出装置は、液面の変動に伴うフロートの変位に応じて回動するホルダと、前記ホルダに固定され前記ホルダとともに回動する磁石と、前記磁石の回動動作に伴う磁力変化を検出する磁気検出素子と前記磁気検出素子を内蔵する本体部と、前記本体部とともに前記ホルダを回動可能に支持するカバーと、を備えたものである。また、前記本体部が、第1樹脂体と第2樹脂体とからなり、前記第1樹脂体の成形後に前記磁気検出素子を前記第1樹脂体に配置し、前記第1樹脂体に設けられた端子に前記磁気検出素子のリードをレーザー溶接などによって接続した後、前記第1樹脂体を前記第2樹脂体で覆うようにインサート成形して前記本体部を形成する磁気検出素子の保持構造である(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−242174号公報
しかしながら、上述の液面検出装置は、第1樹脂体を第2樹脂体で覆う際に、磁気検出素子のリードに力が加わることで、リードが断線するなど接続不良が発生し、歩留まりが低下してしまう虞があった。
そこで、本発明は、前述の問題点に着目し、合成樹脂を用いた保持構造であって接続不良の発生を抑え、歩留まりの低下を抑えた液面検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、液面の変動に伴うフロート7の変位に応じて回動するホルダ2と、ホルダ2に固定されホルダ2とともに回動する磁石2aと、磁石2aの回動動作に伴う磁力変化を検出する磁気検出素子3を内蔵して設ける本体部1と、を備えた液面検出装置Fであって、本体部1は、磁気検出素子3を収納する凹部11aと、凹部11aを覆う第1蓋体12と、を設けたものである。
磁気検出素子3の電源供給や検出信号の伝達を行い、本体部1の外部に引き出されているコード9と、凹部11aと連なり、コード9を挿通させる孔部11bと、孔部11bを覆う第2蓋体13と、を設けたものである。
凹部11aと、第1蓋体12は、溶着されてなることを特徴とする。
孔部11bは、シール部材9bによって封止されることを特徴とする。
以上の構成によって、本発明は、所期の目的を達成することができ、合成樹脂を用いた保持構造であって接続不良の発生を抑え、歩留まりの低下を抑えた液面検出装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の液面検出装置を示す図。 同実施形態の図1中A−A線の断面図。 同実施形態の樹脂体を実装する本体部を示す図。 同実施形態の本体部を示す図。 同実施形態の磁気検出素子、第1端子、第2端子、リード線が接続された状態を示す図。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態として、液面検出装置Fは、走行によって振動や揺れをともなう車両の燃料タンク内に実装され、ガソリンなどの液体燃料量を検出するものに適用した例を以下に説明する。
液面検出装置Fは、本体部1と、ホルダ2と、磁気検出素子を内蔵した樹脂体3と、カバー4とから主に構成されている。
本体部1は、実装体11と第1蓋体12と第2蓋体13とから主に構成され、それぞれポリアセタール(以下、POMという)等の樹脂材料からなる。
実装体11は、カバー4が取り付けられる面と反対側の面に、凹部11aが設けられている。また、リード線(コード)9が引き出される面に、円筒形状の孔部11bを備えた係合部11cが設けられている。凹部11aと孔部11bは連通している。凹部11aは第1蓋体12によって覆われ、係合部11cは円筒形状の孔部13aを備えた第2蓋体13によって覆われる。
凹部11aには、複数の第1端子1aが配設されている。この第1端子1aに樹脂体3と電子部品(ノイズ吸収用のコンデンサや抵抗)5が実装されている。本実施形態では、樹脂体3に内蔵された前記磁気検出素子と電子部品5は、抵抗溶接、あるいは半田付け等の方法でリード6によって接続されており、リード6を第1端子1aに電気的に接続している。
係合部11cには、円筒形からなる3つの孔部11bが設けられている。リード線9の一端には、第2端子9d、Oリング(シール部材)9b、例えばフッ素ゴムからなる防水キャップ(シール部材)9aの順に取り付けられる。第2端子9dの一端は、リード線9と溶接などの方法で接合される。第2端子9dの他端は、第1端子1aに圧入嵌合される。第1端子1aは、第2端子9dを介してリード線9と電気的に接続される。Oリング9bが、孔部11bに挿入された後、リード線9に設けられた加締め部9cを加締める。さらに孔部11bに防水キャップ9aを挿入する。このようにして、リード線9とOリング9bと防水キャップ9aが孔部11bに固定される。
凹部11aは第1蓋体12によって覆われ、凹部11aに形成される段部と第1蓋体12は、レーザー溶着等によって一周に亘って接合される。したがって、凹部11aは、第1蓋体12によって塞がれ、孔部11bは、Oリング9b、防水キャップ9aによって塞がれて、凹部11a内の樹脂体3やリード6は空洞内に気密的に封止される。
第2蓋体13は、孔部11bにそれぞれ対応した円筒形からなる3つの孔部13aが設けられ、弾性を有している。第2蓋体13は孔部11bを覆い、係合フックなどによって実装体11の係合部11cに係合される。
本体部1は、ホルダ2が回動可能に支持される第1回動支持部1bが一体に形成されている。第1回動支持部1bは、円筒形状をしており、ホルダ2側に突出している。円柱形状の第1回動支持部1bは、ホルダ2の回動軸方向に対して垂直方向の断面形状が円形の摺動面を備えている。第1回動支持部1bの回動軸上の本体部1内には、前記磁気検出素子の磁気検出面が、ホルダ2の回転軸方向に対して垂直方向となるように配置されている。
また、本体部1の裏面(ホルダ2を設けた側とは反対)側に、例えば、燃料ポンプや取付ステーなどに取り付ける位置を定める位置決めボス1cを備え、本体部1の側面に、前記燃料ポンプや取付ステーなどに取り付けるフック1dを備えている。
ホルダ2は、POM等の樹脂材料からなり、磁石2aがインサート成形によって固定され、ホルダ2とともに回動する。なお、磁石2aは、その一部がホルダ2から露出している。
磁石2aは、例えば、ネオジム−フェライト材料などからなり、その形状は、ホルダ2の回動軸を中心とした円柱形状である。磁石2aの着磁は、本実施形態では、2極着磁である。
ホルダ2は、液面の変動に伴うフロート7の変位に応じて回動するものであり、ホルダ2にフロート7の変位を伝達するフロートアーム8が固定されている。
ホルダ2には、磁石2aを保持する保持部2b4が設けられている。
保持部2b4は、円筒形状であり、その下側が磁石2aの外形より小さくなるように窄まっており、磁石2aが露出する第1孔2b5を備えている。
また、ホルダ2には、第1回動部2b2が設けられている。
第1回動部2b2は、保持部2b4の下側に設けられている。第1回動部2b2は、円筒形状をしており、第1回動部2b2に第1孔2b5が設けられている。第1回動部2b2は、円筒形状の第1孔2b5の内周面の一部が、本体部1の第1回動支持部1bの円筒形状の外周の摺動面と摺動する摺動受面となり、ホルダ2を回動可能に支持するものである。
また、ホルダ2には、第2回動部2b3が設けられている。
第2回動部2b3は、円柱形状をしている。第2回動部2b3は、磁石2aの回転軸方向において、磁石2aを間に挟んで、第1回動部2b2の上方に位置している。第1回動部2b2と第2回動部2b3の中心軸は、同一軸上であり、また、この同軸上に、磁石2aの回転軸も位置している。第2回動部2b3は、磁石2aの回動軸方向に対して垂直方向の断面形状が円形の外周が摺動面である。
ホルダ2は、本体部1の第1回動支持部1bに第1回動部2b2を嵌合させると、ホルダ2の磁石2aが、前記磁気検出素子の磁気検出面に対向するように配置され、ホルダ2の回動動作に伴う磁石2aの磁極変化を前記磁気検出素子によって検出することができる。また、本体部1とホルダ2とを同じ樹脂材によって構成することで、ホルダ2の摺動性を向上させている。
樹脂体3は、例えば、ホールICなどの磁気検出素子を内蔵しており、前記磁気検出素子は、磁石2aの回動動作に伴う磁力変化を検出するものである。樹脂体3は、電子部品5とともに、リード6を第1端子1aにレーザー溶接や抵抗溶接によって電気的に固定されている。樹脂体3は、本体部1に内蔵されている。また、樹脂体3に内蔵された磁気検出素子は、第1端子1aに電気的に接続されたリード線9によって、電源供給や検出信号の伝達が行われる。
また、樹脂体3は、ガイド部11dに案内される被ガイド部3aを備えている。被ガイド部3aは、樹脂体3の側面から突出した板状体であり、上下方向の厚みは、樹脂体3の厚みより薄い。前述したように、被ガイド部3aは、実装体11に設けたガイド部11dによって案内されて、樹脂体3は、実装体11に対する位置が定まる。
カバー4は、POM等の樹脂材料からなる。カバー4は、本体部1に固定され、ホルダ2の脱落を防止するものである。カバー4は、第2回動支持部4aと、基部4bと、天板部4cと、第1、第2壁部4d、4eとを備えている。
カバー4は、基部4b、天板部4c、第1、第2壁部4d、4eとで、柄杓形状である。
第2回動支持部4aは、天板部4cに設けられている。第2回動支持部4aは、円筒形状をしており、その内周面が、第2回動部2b3の外周の摺動面と摺動する摺動受面である。第2回動支持部4aは、第2回動部2b3を回動可能に支持する。
基部4bは、本体部1の図示しない箇所に固定されている。なお、基部4bと本体部1との固定は、レーザー溶着などの適宜手段によって、行われる。
天板部4cは、平板の円盤形状であり、この天板部4cの中央に、第2回動支持部4aを備えている。
第1、第2壁部4d、4eは、分断されており、液面検出装置Fを上側から視認すると、円弧形状をしている。第1、第2壁部4d、4eが分断されている部分からフロートアーム8が露出しており、第1、第2壁部4d、4eがフロートアーム8の回動範囲を規制するストッパの機能を果たしている。なお、第1壁部4dの下端が、図示していないが、レーザー溶着などで適宜手段によって、本体部1に固定されている。
電子部品5は、樹脂によって、例えば、ノイズ吸収用のコンデンサや抵抗などを内蔵している。電子部品5も、樹脂体3と同様に本体部1に内蔵されている。また、電子部品5に内蔵された部品は、第1端子1aに電気的に接続されたリード線9によって、電源供給や検出信号の伝達が行われる。
また、凹部11aを第1蓋体12で覆い、内部を空洞にすることによって、本体部1の内部に設けられる樹脂体3のリード6に対して、冷熱サイクルや経年変化による変形が生じてもリード6等へ加わる応力を小さくでき、接触不良や断線などを防止した構造とすることができる。
また、凹部11aと第1蓋体12を溶着することによって、気密にでき、本体部1と第1蓋体12との隙間をなくし、燃料等が本体部1に浸入することを防止できる。このため、端子1aやリード6間の短絡等の接続不良を防止できる。
孔部11bをOリング9b、防水キャップ9aによって封止することで、更に本体部1の気密性を高くすることができ、燃料等が本体部1に浸入することを防止できる。このため、端子1aやリード6間の短絡等の接続不良を防止できる。
以上の説明は、本発明を例示するものであって、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更、変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、リード線9に第2端子9dを設け、第1端子1aと第2端子9dを圧入嵌合によって固定する場合を例示したが、レーザー溶接等の手段によって第1端子1aにリード線9の芯線を直接電気的に接続しても差し支えない。
また、本実施形態では、実装体11と第2蓋体13を係合フックによって固定する場合を例示したが、レーザー溶着、接着等の手段によって固定しても差し支えない。
また、本実施形態では、シール部材としてOリングを例示したが、シール可能であればほかの部材であっても差し支えない。
また、本実施形態では、孔部11b,13aが円柱形状の場合を例示したが、角注形状等、他の形状であっても差し支えない。
本発明は、磁気検出素子を内蔵した液面検出装置に利用可能である。
F 液面検出装置
1 本体部
1a 第1端子
1b 第1回動支持部
1c ボス部
1d フック
2 ホルダ
2a 磁石
2b2 第1回動部
2b3 第2回動部
2b4 保持部
2b5 第1孔
3 樹脂体(磁気検出素子)
3a 被ガイド部
4 カバー
4a 第2回動支持部
4b 基部
4c 天板部
4d 第1壁部
4e 第2壁部
5 電子部品
5a 第2被ガイド部
6 リード
7 フロート
8 フロートアーム
9 リード線(コード)
9a 防水キャップ(シール部材)
9b Oリング(シール部材)
9c 加締め部
9d 第2端子
11 実装体
11a 凹部
11b 孔部
11c 係合部
11d ガイド部
12 第1蓋体
13 第2蓋体
13a 孔部


Claims (4)

  1. 液面の変動に伴うフロートの変位に応じて回動するホルダと、
    前記ホルダに固定され前記ホルダとともに回動する磁石と、
    前記磁石の回動動作に伴う磁力変化を検出する磁気検出素子を内蔵して設ける本体部と、
    を備えた液面検出装置において、
    前記本体部は、前記磁気検出素子を収納する凹部と、
    前記凹部を覆う第1蓋体と、
    を設けたことを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記磁気検出素子の電源供給や検出信号の伝達を行い、前記本体部の外部に引き出されているコードを備え、
    前記本体部は、
    前記凹部と連なり、前記コードを挿通させる孔部と、
    前記孔部を覆う第2蓋体と、
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記凹部と、前記第1蓋体は、溶着されてなることを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  4. 前記孔部は、シール部材によって封止されることを特徴とする請求項2に記載の液面検出装置。


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