JP2017148120A - 眼科医療用テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】眼科用の検査装置を置いたテーブルの厚さを抑えることができ、座高の低い被検者が椅子に座りながら診察や検査をしても大腿がテーブルの下に当たりにくい眼科医療用テーブルを提供する。【解決手段】眼科用の検査装置が載置される第1のテーブル12と、第1のテーブル12を水平方向にスライド可能にするスライド部材16と、スライド部材16が設けられた第2のテーブル14と、第2のテーブル14に連結され、第2のテーブル14を上下方向に移動可能にする昇降部材18とを具備し、第1のテーブル12が、スライド部材16によって支持されている。【選択図】図1

Description

本発明は、眼科用の検査装置などを置いたテーブルをスライドさせて使用する眼科医療用テーブルに関する。
スリットランプマイクロスコープをはじめとする眼科用の検査装置を用いて被検者の診察や検査を行うときに、被検者が座った位置でそのまま診察や検査が受けられるようにするため、眼科用の検査装置を置いたテーブルをスライドさせる。そして、眼科用の検査装置を被検者の目の前に移動させ、被検者と医師などの検査者が眼科用の検査装置を挟んで向かい合わせになり診察や検査を行う。眼底カメラやスリットランプ等の装置を置くための水平移動載置台装置が特許文献1に記載されている。
特開2002−345751号公報
図5に従来の眼科医療用テーブル100を示し、(A)はテーブル106収納時の状態、(B)はテーブル106収納時におけるテーブル106内部の状態を示す。(C)はテーブル106をスライドさせた使用時の状態、(D)はテーブル106使用時におけるテーブル106内部の状態を示す。図6に従来の眼科医療用テーブル100の側面図であり、テーブルの上に眼科用の検査装置108を載せている状態を示す。
図5、図6に示す従来の眼科医療用テーブル100や特許文献1に記載された水平移動載置台装置では、蛇腹状のカバーで囲われて伸び縮みする柱状部材104に連結したテーブル106が、被検者102の目の位置に合わせて上下方向に移動すると共に水平方向にも移動する。これにより、テーブル106に置いた眼科用の検査装置108が上下方向に移動し、被検者102が椅子に座ったまま無理な姿勢ではない状態で診察や検査ができるようになる。
眼科用の検査装置108を置いたテーブル106の上面から被検者102の目までの高さは、最も低い高さで380mm〜390mmになるように設定されている。テーブル106自体は水平方向にも移動できるよう、テーブル106の枠体内もしくはテーブルの下面側にレール110やラック112などが設けられていて、眼科用の検査装置108を置いたテーブル106がレール110に沿って移動できる。このため、テーブル106の厚さは、レール110やラック112がある分だけ厚くなり、60mm〜70mmとなる。座高の高い成人などは、目の位置に合わせてテーブル106を上方向に移動させればよいので、大腿がテーブル106の下に当たることはない。しかし、被検者102が背中の曲がった高齢者や小児など座高の低い被検者102は目までの高さが低い。このため、これらの被検者102の目までの高さがテーブル106の厚さ分を加えた約450mmより低い場合は、目の位置に合わせるためにテーブル106を下げてしまうと、大腿がテーブル106の下に当たり圧迫してしまうという課題がある。また、レール110やラック112があるためにテーブル自体を薄くすることは困難であると共に、レール110やラック112などの機構が露出している場合は、被検者102や検査者がレール110やラック112に触れてしまうことがある。
従来の眼科医療用テーブル100では、水平方向にスライドするテーブル106にディスプレイが設けられていた場合は、ディスプレイの電源ケーブルやディスプレイと眼科用の検査装置108とを接続するケーブルなどはスライドする分だけ長くする必要があった。そして、長いケーブルはテーブル106が収納されていて使用されないときはたわんで傷めてしまうことがあり、テーブル106のスライドさせる際や眼科医療用テーブル付近を歩く際の障害にもなる。また、ディスプレイをテーブルに設けず、ディスプレイ用設置器具を床面に置いてディスプレイを設置している場合は、眼科用の検査装置が邪魔にならずに検査者や被検者が座ったままでも見られるようにディスプレイの位置を高くしている。しかしながら、テーブルを上昇させてしまうと、眼科用の検査装置もさらに上昇し、ディスプレイを見るための障害となり、見えなくなることがあった。
そこで本発明は上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、眼科用の検査装置を置いたテーブルの厚さを抑えることができ、座高の低い被検者が椅子に座りながら診察や検査をしても大腿がテーブルの下に当たりにくい眼科医療用テーブルを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の眼科医療用テーブルは次の構成を備える。すなわち本発明は、眼科用の検査装置が載置される第1のテーブルと、該第1のテーブルを水平方向にスライド可能にするスライド部材と、該スライド部材が設けられた第2のテーブルと、該第2のテーブルに連結され、該第2のテーブルを上下方向に移動可能にする昇降部材とを具備し、前記第1のテーブルが、前記スライド部材によって支持されていることを特徴とする。この構成によれば、眼科用の検査装置を載置してスライドさせる第1のテーブルには、スライド部材をなくすことができるため、テーブルの厚さを抑えることができ、被検者が座りながら診察や検査をしても大腿がテーブルの下に当たりにくくなる。
また、本発明において、前記スライド部材は、ガイドレール、および該ガイドレールに嵌合して該ガイドレールに沿ってスライドする支持部材を含み、前記第1のテーブルが、前記支持部材に支持されていてもよい。これによれば、支持部材に支持されている第1のテーブルが、第2のテーブルに設けられたガイドレールに沿ってスライドでき、第1のテーブルからガイドレールなどのスライドさせるための部材をなくすことができる。
また、本発明において、前記ガイドレールは、前記第2のテーブルの長手方向に平行な方向に設けられていてもよい。これによれば、第2のテーブルの長手方向に沿って、第1のテーブル移動させることができ、引き出したり収納したりできる。
また、本発明において、前記ガイドレールは、前記第2のテーブルの下方に設けられ、前記支持部材は、前記ガイドレールの断面形状に合わせた形状であって前記ガイドレールに嵌合する嵌合部と、支持部とを有し、支持部は、前記嵌合部と接続し、断面がコの字形状もしくはL字形状であって、前記第2のテーブルの側面を渡り、前記第2のテーブルの上面よりも上方に突き出した形状であり、前記第1のテーブルと前記第2のテーブルとの間に隙間を有しながら前記第1のテーブルが前記支持部材により支持されていてもよい。これによれば、第2のテーブルを上下で挟むようにして支持部材が設けられ、第1のテーブルの下方であり、被検者の大腿部が当たるような位置に、ガイドレールなどのスライド部材を設けなくても、第1のテーブルをスライドさせることができる。
また、本発明において、前記第1のテーブルは、スライドして引き出される側と反対側の端部において、前記スライド部材によって支持されていてもよい。これによれば、スライドして引き出された第1のテーブルの下方には、スライド部材により支持されている箇所を除いて、レールやラックなどをなくすことができ、被検者や検査者がレールやラックなどに触れてしまうことがない。
また、本発明において、前記第2のテーブルに、眼科用の検査装置から得られる情報もしくは映像が表示可能な表示装置が設置される表示装置用設置器具が設けられていてもよい。これによれば、スライドしない第2のテーブルにある表示装置用設置器具に、例えば表示装置としてディスプレイが設置された場合、ディスプレイはスライドしないので、スライドする分の長さの電源ケーブルは必要なくなる。
また、本発明において、前記スライド部材は、モータ駆動機構を有してもよい。これによれば、第2のテーブルにある支持部材を自動で動かすことができ、第1のテーブルをスライドさせることができる。
本発明に係る眼科医療用テーブルによれば、眼科用の検査装置を置いたテーブルの厚さを抑えることができ、座高の低い被検者が椅子に座りながら診察や検査をしても大腿がテーブルの下に当たりにくい眼科医療用テーブルを提供することができる。
本実施形態の眼科医療用テーブルにおいて、第1のテーブルが収納されている状態であり、(A)は斜視図であり、(B)は第1のテーブルおよび第2のテーブルを拡大した拡大図であり、(C)は正面図である。 本実施形態の眼科医療用テーブルにおいて、第1のテーブルがスライドして使用するときの状態であり、(A)は斜視図であり、(B)は第1のテーブルおよび第2のテーブルを拡大した拡大図、(C)は第1のテーブルおよび第2のテーブルの正面図である。 第2のテーブルに設けられたスライド部材の側面の断面図であり、スライド部材付近を拡大した図である。 カバーが取り外された状態の第1のテーブルの斜視図である。 従来の眼科医療用テーブルの斜視図であり、(A)はテーブル収納時の状態、(B)はテーブル収納時におけるテーブル内部の状態を示す。(C)はテーブル使用時の状態、(D)はテーブル使用時におけるテーブル内部の状態を示す。 従来の眼科医療用テーブルの側面図であり、テーブルの上に眼科用の検査装置を載せている状態を示す。
以下、図面を参照して、本実施形態に係る眼科医療用テーブル10を詳細に説明する。図1に本実施形態の眼科医療用テーブル10を示し、第1のテーブル12が収納されている状態である。図1(A)は上方から見た斜視図、(B)は第1のテーブル12および第1のテーブル12の下方にある第2のテーブル14を拡大した拡大図、(C)は第1のテーブル12および第2のテーブル14の正面図である。図2に本実施形態の眼科医療用テーブル10を示し、第1のテーブル12をスライドさせて使用しているときの状態である。図2(A)は上方から見た斜視図、(B)は第1のテーブル12および第2のテーブル14を拡大した拡大図、(C)は第1のテーブル12および第2のテーブル14の正面図である。なお、図1、図2に示す第1のテーブル12はカバーが取り付けられて第1のテーブル12の上面14aが平面を有している状態である。また、図1(B)、図2(B)には第2のテーブル14にあるスライド部材16が示されている。図3は、本実施形態の眼科医療用テーブル10の側方から見たときの断面図であり、支持部材24を含むスライド部材16付近を拡大した図である。図4は、第1のテーブル12の一例であり、カバーが取り外された状態の第1のテーブル12を上方から見たときの斜視図である。
本実施形態の眼科医療用テーブル10は、第1のテーブル12と、第2のテーブル14とを具備し、第1のテーブル12には眼科用の検査装置が載置され、第2のテーブル14にはスライド部材16が設けられている。さらに、本実施形態の眼科医療用テーブル10は、昇降部材18を具備し、第2のテーブル14と昇降部材18とが連結され、昇降部材18により第2のテーブル14は上下方向に移動可能になる。第1のテーブル12は、第2のテーブル14にあるスライド部材16により支持されていて、スライド部材16により第1のテーブル12が水平方向にスライド可能になる。スライド部材16は第1のテーブル12だけをスライドさせるための部材であって、第2のテーブル14は水平方向にはスライドしなく、上下方向のみに移動可能である。一方、第2のテーブル14に支持された第1のテーブル12は、上下方向にも移動可能である。このため、検査装置を被検者の前に水平移動させ、被検者の目の高さに合わせて検査装置の位置を上下移動させることができる。
スライド部材16に支持されているだけである第1のテーブル12は、第1のテーブル12にスライド部材16を設けなくても、第1のテーブル12を水平方向に移動させることができる。このため、従来の眼科医療用テーブルよりも眼科用の検査装置が載置される第1のテーブル12の厚さを、スライド部材16を設けない分だけ薄くすることができる。第1のテーブル12が薄くなる分だけ座高の低い被検者が椅子に座りながら診察や検査をしても、大腿が第1のテーブル12の下に当たりにくくなる。また、第1のテーブル12の下面12bにスライド部材16がないため、検査者や被検者が検査時にスライド部材16に触れることがなく安全であり、スライド部材16に付着した潤滑油にも触れなく、衣服や手を汚すことがない。なお、眼科用の検査装置を操作する人を、医師を含めて検査者と呼び、診察を含む検査される人を、患者を含めて被検者と呼ぶ。引き出された第1のテーブル12の長方形状の長辺に対して向かい合うよう(長手方向に対して90°の方向)に、検査者と被検者が座って検査をする。
第1のテーブル12は平板状であり、平面視ではほぼ長方形状である。第1のテーブル12の下方に第2のテーブル14があり、第2のテーブル14の下方に昇降部材18がある。第2のテーブル14は、昇降部材18と第2のテーブル14の下面14bで直接連結されて支持されていてもよい。または、図1、図2に示すように、第2のテーブル14は支柱20を介して、昇降部材18と第2のテーブル14の下面14bとが連結されて支持されていてもよい。図1、図2では昇降部材18および4本の支柱20は、剥き出しの状態である。しかし、昇降部材18と支柱20とを覆う筒状の支柱枠体(図示せず)が取り付けられてもよい。もしくは、第2のテーブル14の上面14aを残し、スライド部材16をスライドさせるための隙間を設け、第2のテーブル14と昇降部材18と支柱20とを覆う上下移動可能なカバー(図示せず)が取り付けられていてもよい。これらの昇降部材18やカバーの中には、第1のテーブル12をスライドさせても眼科医療用テーブル10全体のバランスが取れるよう、おもりがあってもよい。昇降部材18は油圧シリンダ、エアシリンダ等を用いて上下方向に動くようにすればよい。
図1、図2、図3に第2のテーブル14に設けられたスライド部材16を示す。具体的に、スライド部材16は、ガイドレール22、およびガイドレール22に嵌合し、ガイドレール22に沿ってスライドする支持部材24を含む。第1のテーブル12は、支持部材24に支持されている。以下、スライド部材16が第2のテーブル14の下方(下面14b)に設けられた場合について述べるが、スライド部材16は第2のテーブル14の上方(上面14a)、側方(垂直面14c)に設けられてもよい。すなわち、ガイドレール22は、第2のテーブル14の上方(上面14a)、側方(垂直面14c)に設けられてもよい。
図3より、スライド部材16は、第2のテーブル14の下方に設けられる部材であるガイドレール22と、支持部材24(後述の嵌合部26)を含む。さらに、第2のテーブル14の下面14bに垂直な垂直面(側面)14cと向かい合う位置にあり、第2のテーブル14の上面14aよりも上方に突き出す位置にある部材である支持部材24(後述の支持部28)を含む。
ガイドレール22は第2のテーブル14の下面14bに配設され、第1のテーブル12をスライドさせるために必要な長さのガイドレール22が配置される。ガイドレール22の断面形状は特に限定されなく、図3に示すようにHの字状でもよく、円柱状でもよい。また、図2には長手方向に沿ったガイドレール22が、第2のテーブル14の垂直面(側面)14cに近い位置で2本配設されている。
支持部材24は、嵌合部26と支持部28とを有する。嵌合部26は、第2のテーブル14の下面14bに設けられたガイドレール22の断面形状に合わせた形状であり、ガイドレール22に嵌合する部分である。嵌合部26は、ガイドレール22に嵌合したままガイドレール22に沿ってスライド可能である。支持部28は、第1のテーブル12を支持する部分であり、別体の嵌合部26と連結、もしくは嵌合部26と一体となっている。
支持部28は、断面がコの字(Uの字も含む)形状もしくはL字形状の部材である。また、支持部28は、嵌合部26と接続している第2のテーブル14の下面14b側にある部分と、第2のテーブル14の垂直面(側面)14cを渡って第2のテーブル14の上面14aよりも上方に突き出した部分とを有する形状である。いわゆる、第2のテーブル14の側面を抱え込むような形状である。支持部28は、第1のテーブル12の下面12bと第2のテーブル14の上面14aとの間に隙間ができるようにして、第1のテーブル12を支持する。これにより、支持部材24で支持されている第1のテーブル12が、第2のテーブル14に設けられたガイドレール22に沿って滑らかにスライドできる。
第1のテーブル12は、第1のテーブル12がスライドして引き出される側とは反対側にある第1のテーブル12の端部付近で支持部材24に支持されている。支持される位置は、第1のテーブル12の側面であってもよく、図3に示すように側面付近の第1のテーブルの12下面12bで支持されていてもよい。第1のテーブル12は、被検者の前に十分に引き出すことができ、スライドして引き出された第1のテーブル12の下面12bには、ガイドレール22やラック36をなくすことができる。そして、第1のテーブル12のうち、特に被検者や検査者の大腿に触れる可能性があり、支持部28に支持されている箇所を除いて、第1のテーブル12の下面12bからガイドレール22やラック36などのスライド部材16をなくすことができる。これにより、被検者や検査者がガイドレール22やラック36に触れてしまうことがなくなる。
図4に示す第1のテーブル12の骨格部分の一例のように、第1のテーブル12は従来と比較して厚さを抑えることができる。また、第1のテーブル12には、検査装置の重さに耐えられるように補強部材を設けてよい。特に第1のテーブル12の端部付近で支持部材24に支持されている場合は、補強の強度を高めてもよい。補強部材の設ける位置は、第1のテーブル12の下面12bに限定されることなく、側面や上面に設けてもよい。他にも、第1のテーブル12の骨格部分に対しても直接的に補強部材を設けてもよい。第1のテーブル12補強部材の材質は限定されなく、金属などによって補強してもよい。
ガイドレール22が第2のテーブル14に、第2のテーブル14の長手方向と平行な方向で水平に配設されれば、第1のテーブル12は、第1のテーブル12の長手方向に沿って水平移動する。図2に示す白抜きの矢印は、ガイドレール22が第2のテーブル14の長手方向と平行な方向で配設されたときの、第1のテーブル12のスライド方向であり、c方向に引き出され、d方向に収められる。
また、第2のテーブル14の長手方向に、第2のテーブル14の長さに合わせて最大限の長さのガイドレール22を配設すれば、第1のテーブル12にスライド部材16を設けなくてもガイドレール22の長さの分だけ第1のテーブル12を水平方向に移動できる。そして、第1のテーブル12を被検者の前に十分に引き出すことができ、被検者が座りながら検査できる。また、使用しないときは第2のテーブル14の上方に第1のテーブル12を移動して収納することができる。本実施形態の第1のテーブル12の長手方向の長さは810mm、第2のテーブル14の長手方向の長さは、745mmであり、第1のテーブル12を500mmスライドさせることができる。また、第1のテーブル12の厚さは30mm程度にまで薄くすることができる。本実施形態の第1のテーブル12の長手方向の長さと第2のテーブル14の長手方向の長さは上記の長さに限定されないが、ほぼ同じような長さとなる。使用しないときは第1のテーブル12、第2のテーブル14のどちらか一方のテーブルが過度に突出せずに邪魔にならない。そして、第1のテーブル12の長手方向の長さと第2のテーブル14の長手方向の長さとの比が0.8〜1.2の範囲にあることが好ましい。
被検者の前に十分にスライドさせるためには、第1のテーブル12および第2のテーブル14の長手方向を長くすることが挙げられるが、眼科医療用テーブル10全体が大きくなり、省スペース化ができない。また、第2のテーブル14を長くすることができなくて短い場合は、第1のテーブル12が十分にスライドさせることができない。十分にスライドさせるためには、第1のテーブル12の方にもガイドレール22などのスライド部材16を設けなくてはならなくなり、第1のテーブル12を薄くすることができない。また、第1のテーブル12の長手方向が短いときは、第1のテーブル12を被検者の前に十分にスライドさせることができない。
また、本実施形態では、第2のテーブル14に、眼科用の検査装置から得られる情報もしくは映像が表示可能な表示装置30が設置される表示装置用設置器具32が設けられている。もしくは、表示装置30のケーブルを通す穴(図示せず)が第2のテーブル14に設けられ、表示装置30が設置されていてもよい。本実施形態の眼科医療用テーブル10では、表示装置用設置器具32が上下方向に昇降だけする第2のテーブル14に設置されているので、上下方向に動かす分だけケーブルに余裕を持たせればよいので、ケーブルが長すぎることはなく、大きな障害とならない。また、表示装置がスライドしないので、検査結果の画像や数値のデータを表示装置に表示して、検査結果を椅子に座りながら見ることができる。表示装置用設置器具32としては、図1に示す棒状の器具であってもよい。また、第1のテーブル12を収納したときに、表示装置用設置器具32が第1のテーブル12に当たらないよう、第1のテーブル12に切欠を設けてもよい。
また、本実施形態の眼科医療用テーブル10では、スライド部材16は、モータ駆動機構34を有していてもよい。例えば、ラックアンドピニオン方式により、無端ベルト状に形成されたラック36が長手方向に設けられ、ラック36は嵌合部26もしくは支持部28と接合している。無端ベルト状のラック36の直線部分の長さは、ガイドレール22の長さとほぼ同じ長さであり、一方にピニオン38、他方に滑車40がある。モータ駆動機構34によりピニオン38が回転することにより、ベルト状のラック36が回転し、これに合わせて、ガイドレール22上を支持部材24がスライドし、第1のテーブル12をスライドさせることができる。これにより、第2のテーブル14にある支持部材24を自動でスライドさせて、第1のテーブル12を所望の位置にスライドさせることができる。また、手動で第1のテーブル12をスライドさせてもよい。
第2のテーブル14の昇降や第1のテーブル12のスライドは、手動もしくは操作ボタンを押して操作することができる。操作ボタンは、リモコンや第1のテーブル12に設けられた操作パネルから行う。また、第2のテーブル14という名称ではあるが、第2のテーブル14は第1のテーブル12がスライドして収納されるので、第2のテーブル14の上面14aには物が置けないよう、第2のテーブル14の上面14aは、平面形状でなくてもよい。一例として、第2のテーブル14を長手方向に沿って見たときの断面が三角の山型になるようにスロープを設けてもよい。
10 眼科医療用テーブル
12 第1のテーブル
12b 下面
14 第2のテーブル
14a 上面
14b 下面
14c 垂直面
16 スライド部材
18 昇降部材
20 支柱
22 ガイドレール
24 支持部材
26 嵌合部
28 支持部
30 表示装置
32 表示装置用設置器具
34 モータ駆動機構
36 ラック
38 ピニオン
40 滑車
100 従来の眼科医療用テーブル
102 被検者
104 柱状部材
106 テーブル
108 眼科用の検査装置
110 レール
112 ラック

Claims (7)

  1. 眼科用の検査装置が載置される第1のテーブルと、
    該第1のテーブルを水平方向にスライド可能にするスライド部材と、
    該スライド部材が設けられた第2のテーブルと、
    該第2のテーブルに連結され、該第2のテーブルを上下方向に移動可能にする昇降部材とを具備し、
    前記第1のテーブルが、前記スライド部材によって支持されていることを特徴とする眼科医療用テーブル。
  2. 前記スライド部材は、ガイドレール、および該ガイドレールに嵌合して該ガイドレールに沿ってスライドする支持部材を含み、前記第1のテーブルが、前記支持部材に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の眼科医療用テーブル。
  3. 前記ガイドレールは、前記第2のテーブルの長手方向に平行な方向に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の眼科医療用テーブル。
  4. 前記ガイドレールは、前記第2のテーブルの下方に設けられ、前記支持部材は、前記ガイドレールの断面形状に合わせた形状であって前記ガイドレールに嵌合する嵌合部と、支持部とを有し、支持部は、前記嵌合部と接続し、断面がコの字形状もしくはL字形状であって、前記第2のテーブルの側面を渡り、前記第2のテーブルの上面よりも上方に突き出した形状であり、前記第1のテーブルと前記第2のテーブルとの間に隙間を有しながら前記第1のテーブルが前記支持部材により支持されていることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれか一項に記載の眼科医療用テーブル。
  5. 前記第1のテーブルは、スライドして引き出される側と反対側の端部において、前記スライド部材によって支持されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の眼科医療用テーブル。
  6. 前記第2のテーブルに、眼科用の検査装置から得られる情報もしくは映像が表示可能な表示装置が設置される表示装置用設置器具が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の眼科医療用テーブル。
  7. 前記スライド部材は、モータ駆動機構を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の眼科医療用テーブル。
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