JP2017148082A - 携帯鏡 - Google Patents

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純平 松崎
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    • H05B33/12Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces

Abstract

【課題】携帯性を維持しながら、効果的に照明が可能で、かつ、損傷しにくい携帯鏡を提供する。【解決手段】携帯鏡10は、基台20と、基台20に対して開閉自在に設けられた板状の開閉蓋30と、開閉蓋30の中央部に配置された板状の鏡40と、鏡40を側方から挟むように開閉蓋30に配置された面状発光体50とを備え、面状発光体50は、面状発光素子51と、面状発光素子51の発光面側に配置された光学フィルム52とを含み、光学フィルム52の、上記発光面とは反対側の面は、開閉蓋30を閉じた状態で、鏡40より基台20側に位置している。【選択図】図6

Description

本発明は、携帯鏡に関する。
移動先でも適宜、顔の表情、化粧の状態などを確認するためには、持ち運びが容易な携帯鏡が有用である。一方で、暗がりでも使用できるように、照明装置を取り付けた鏡が知られている。
ここで、LED(Light Emitting Diode)を手鏡に用いる場合、高輝度の点光源が視野内に入るためにグレアが生じやすい。グレアを抑えるためには、一つ一つのLEDの輝度を下げ、個数を増やす方法、又は、導光板により面光源化する必要がある。
しかしながら、いずれの場合に関しても、必要な照度を得るためには発光部の大型化が必要となり、消費電力の増大と携帯性の低下とが想定される。このため、薄型で面発光が可能な有機EL(Electro−Luminescence)を用いる案があり、例えば、特許文献1には、照明装置付き鏡としての手鏡が開示されている。
特開2005−173036号公報
上記従来の照明装置付き鏡では、照明対象以外の方向にも配光がある場合、エネルギーのロスが大きい。また、鏡本体部の非発光部(鏡部分)と、発光部とが表面に露出している。このため、落下した場合などの衝撃が加えられた場合に損傷しやすいという課題がある。
そこで、本発明は、携帯性を維持しながら、効果的に照明が可能で、かつ、損傷しにくい携帯鏡を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る携帯鏡は、基台と、前記基台に対して開閉自在に設けられた板状の開閉蓋と、前記開閉蓋の中央部に配置された板状の鏡と、前記鏡を側方から挟むように前記開閉蓋に配置された面状発光体とを備え、前記面状発光体は、面状発光素子と、前記面状発光素子の発光面側に配置された光学フィルムとを含み、前記光学フィルムの、前記発光面とは反対側の面は、前記開閉蓋を閉じた状態で、前記鏡より前記基台側に位置している。
本発明によれば、携帯性を維持しながら、効果的に照明が可能で、かつ、損傷しにくい携帯鏡を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る携帯鏡の概観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡の開閉動作を示す概観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡の左側面図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡の右側面図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡の開閉蓋の平面図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡の開閉蓋の断面図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡の面状発光素子の断面図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡の光学フィルムの断面図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡の光学フィルムが有するプリズム部の配置を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡の光学フィルムが有するプリズム部の別の配置を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡が照射する照明光の照射方向を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯鏡が保持するシーンテーブルを示す図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る携帯鏡の面状発光素子の断面図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る携帯鏡の開閉蓋の断面図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る携帯鏡について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態)
[携帯鏡]
まず、本実施の形態に係る携帯鏡の構成について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る携帯鏡10を示す概観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る携帯鏡10の開閉動作を示す概観斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る携帯鏡10の左側面図である。図4は、本発明の実施の形態に係る携帯鏡10の右側面図である。
図1に示すように、携帯鏡10は、基台20と、開閉蓋30と、鏡40と、面状発光体50と、カメラ60とを備える。鏡40、面状発光体50及びカメラ60は、開閉蓋30に設けられている。
携帯鏡10は、ユーザが携帯可能な鏡である。例えば、携帯鏡10は、縦150mm、横200mm、折りたたみ時厚さ10mmの横長の鏡である。また、携帯鏡10の重さは、500g以下である。
携帯鏡10では、開閉蓋30が基台20に対して開閉可能である。具体的には、図2に示すように、基台20のヒンジ部21を軸に、基台20及び開閉蓋30を回動させることで、開閉蓋30を開けることができる。図1に示すように、開閉蓋30が開けられた状態において、鏡40及び面状発光体50が露出する。
なお、以下では、携帯鏡10の開閉蓋30を閉じた状態を基準として、左右方向、前後方向及び上下方向をそれぞれ、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向と規定する。具体的には、「上方」は、携帯鏡10の開閉蓋30を閉じた状態における開閉蓋30側(Z軸正方向)であり、「下方」は、基台20側(Z軸負方向)である。さらに、「後方」は、ヒンジ部21側(Y軸正方向)であり、「前方」は、ヒンジ部21の反対側(Y軸負方向)である。「左方」は、「前方」から携帯鏡10を見て左側(X軸正方向)であり、「右方」は、「前方」から携帯鏡10を見て右側(X軸負方向)である。
[基台]
基台20は、板状の筐体であり、ヒンジ部21を備える。例えば、基台20の平面視形状は矩形であり、基台20の長辺部分にヒンジ部21が設けられている。ヒンジ部21は、開閉蓋30を開閉自在に保持する。
ヒンジ部21の軸は、基台20の長手方向、及び、開閉蓋30の長手方向に平行である。つまり、携帯鏡10は、横長である。「横長」とは、図1に示すように、ヒンジ部21が手前になるように基台20を下にして、開いた状態の携帯鏡10を配置した場合に、鏡40の正面から見たときの携帯鏡10(開閉蓋30)の形状が横(左右方向)に長いことを意味している。
基台20は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの樹脂材料から構成され、射出成形などによって形成される。あるいは、基台20は、アルミニウムなどの金属材料から構成され、プレス加工などにより形成されてもよい。
基台20の内部には、充電可能な二次電池、マイクロコントローラ(マイクロプロセッサ)、メモリ、通信モジュールなどが内蔵されている。また、基台20の側面には、各種物理ボタン、及び、各種コネクタが配置されている。
具体的には、図3及び図4に示すように、基台20の側面には、電源スイッチ22と、撮影ボタン23と、調光ボタン24と、調色ボタン25と、シーン選択ボタン26と、USB(Universal Serial Bus)コネクタ27と、充電コネクタ28とが設けられている。なお、本実施の形態では、USBコネクタ27及び充電コネクタ28を右側面に配置し、電源スイッチ22などの各種ボタンを左側面に配置しているが、これらの配置はいかなるものでもよい。
電源スイッチ22は、面状発光体50の点灯及び消灯を切り替えるスイッチである。電源スイッチ22は、例えば、スライド式のボタンであり、一方の側(図3に示す「ON」側)にスライドさせることで面状発光体50を点灯させ、他方の側(図3に示す「OFF」側)にスライドさせることで面状発光体50を消灯する。
撮影ボタン23は、カメラ60を用いた撮影を行うためのプッシュボタンである。撮影ボタン23が押下される度に、カメラ60が被写体(携帯鏡10のユーザ)を撮影する。
調光ボタン24は、面状発光体50の発光輝度の調整(調光)を行うためのプッシュボタン(トグルボタン)である。例えば、調光ボタン24を押下される度に、面状発光体50の発光輝度が変化する。例えば、N(Nは2以上の自然数)段階の調光が可能な場合、調光ボタン24が押下される度に輝度が段階的に増加又は減少する。調光ボタン24がN回押下されたときには、面状発光体50の発光輝度は、元の状態(N回の押下の前の発光輝度)に戻る。
調色ボタン25は、面状発光体50の発光色の調整(調色)を行うためのプッシュボタン(トグルボタン)である。例えば、M(Mは2以上の自然数)段階の調色が可能な場合、調色ボタン25が押下される度に発光色が段階的に変化する。調色ボタン25がM回押下されたときには、面状発光体50の発光色は、元の状態(M回の押下の前の発光色)に戻る。
シーン選択ボタン26は、予め設定された照明シーンを選択するためのプッシュボタン(トグルボタン)である。照明シーンは、面状発光体50の輝度及び色の組み合わせを示す情報である。所定の照明シーンが選択された場合に、面状発光体50は、選択された照明シーンが示す輝度及び色の光を照射する。
例えば、P(Pは自然数)個の照明シーンが選択可能な場合に、シーン選択ボタン26が押下される度に、予め決められた順序で照明シーンが切り替わる。シーン選択ボタン26がP回押下されたときには、元の照明シーンに戻る。
USBコネクタ27は、例えば、雌型のUSBコネクタであり、雄型のUSBコネクタを有するUSBケーブルなどを接続可能である。例えば、USBコネクタ27に携帯電話がUSBケーブルを介して接続された場合に、携帯鏡10は、内蔵する二次電池を放電させて携帯電話を充電することができる。あるいは、例えば、USBコネクタ27にパソコン(Personal Computer:PC)が接続された場合に、携帯鏡10は、パソコンから電力を受けて、内蔵する二次電池を充電することができる。
充電コネクタ28は、例えば、ACアダプタなどを接続可能である。充電コネクタ28にACアダプタが接続されたときに、内蔵する二次電池を充電することができる。
[開閉蓋]
開閉蓋30は、基台20に対して開閉自在に設けられた板状の蓋体である。具体的には、開閉蓋30は、ヒンジ部21に接続されて、ヒンジ部21の軸を回動軸として回動可能に固定されている。例えば、開閉蓋30は、閉じた状態を0度とした場合に、270度以上の角度で回動可能である。
開閉蓋30は、例えば、PBTなどの樹脂材料から構成され、射出成形などによって形成される。あるいは、開閉蓋30は、アルミニウムなどの金属材料から構成され、プレス加工などにより形成されてもよい。
開閉蓋30の平面視形状は、例えば、ヒンジ部21との接続部分を除いて、基台20と略同じである。つまり、開閉蓋30の平面視形状は、矩形である。つまり、開閉蓋30は、携帯鏡10が閉じられた状態で、基台20と開閉蓋30との側面が面一になるように設けられている。
開閉蓋30は、下面が開放された箱(トレイ)状に構成されている。開閉蓋30の内部に、鏡40及び面状発光体50が収納されている。また、開閉蓋30の枠部分(側壁部分)に、カメラ60が設けられている。
以下では、図5及び図6を用いて、鏡40及び面状発光体50について詳細に説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る携帯鏡10の開閉蓋30の平面図である。図6は、本発明の実施の形態に係る携帯鏡10の開閉蓋30の断面図である。なお、図6は、図5のA−A断面を示している。
[鏡]
鏡40は、図5に示すように、開閉蓋30の中央部に配置された板状の鏡である。本実施の形態では、図5に示すように、鏡40の平面視形状は矩形である。鏡40は、開閉蓋30の横幅(左右方向の長さ)中心を占めるように配置されている。
鏡40は、例えば、ガラス板又はアクリル板などの透光性の板状の部材である。鏡40の一方の主面には、光を鏡面反射させるためのアルミニウム又は銀などの金属薄膜が蒸着されている。鏡40は、金属薄膜によって、入射した光を鏡面反射する。
鏡40は、例えば、接着剤又は粘着シートなどを用いて、開閉蓋30内に設けられた配線基板53に接着されている。あるいは、開閉蓋30の側壁の内側に突起部を設け、当該突起部と開閉蓋30の底面との間に鏡40が保持されてもよい。
[面状発光体]
面状発光体50は、鏡40を側方から挟むように開閉蓋30に配置されている。具体的には、面状発光体50は、開閉蓋30の長手方向の両側に鏡40を挟むように配置されている。つまり、図5に示すように、面状発光体50は、鏡40の左右方向の両側に配置されている。
面状発光体50は、調光及び調色が可能である。例えば、面状発光体50は、所定の輝度の光を照射することができる。また、面状発光体50は、例えば、「昼光色」、「昼白色」、「電球色」などの異なる色温度の光を照射することができる。
図6に示すように、面状発光体50は、面状発光素子51と、光学フィルム52と、配線基板53とを備える。
面状発光素子51は、有機EL素子であり、照明光を発する。照明光は、例えば、波長が380nm〜780nmの可視光帯域の光(可視光)である。
なお、面状発光素子51の詳細な構成については、図7を用いて後で説明する。
光学フィルム52は、面状発光素子51の発光面側に配置されている。光学フィルム52は、面状発光素子51から発せられた光が入射する光入射面と、入射した光を出射する光出射面とを有する。
光学フィルム52は、面状発光素子51が発した照明光を所定の方向に向けて出射する。具体的には、光学フィルム52は、携帯鏡10の長手方向(左右方向)の中心に向けて照明光を出射する。これにより、携帯鏡10は、携帯鏡10を覗き込むユーザの顔に向けて、照明光を照射することができる。
光学フィルム52は、例えば、透光性を有する粘着シート、粘着剤などを用いて面状発光素子51の発光面に接着されている。具体的には、光学フィルム52の光入射面が、面状発光素子51の発光面に接着されている。
光学フィルム52の、面状発光素子51の発光面とは反対側の面(光出射面)は、開閉蓋30を閉じた状態で、鏡40より基台20側に位置している。つまり、図6に示すように、光学フィルム52の光出射面は、鏡40の表面(鏡面)よりも開閉蓋30の開口側(紙面上方向)に位置している。言い換えると、光学フィルム52の光出射面は、鏡40よりも下方、すなわち、基台20側に位置している。すなわち、開閉蓋30を閉じた場合に、基台20と鏡40との間には中空の空間が形成される。
これにより、例えば、開閉蓋30を閉じた状態において、外部から力が加えられたとき、光学フィルム52が衝撃を和らげ、鏡40に力が加わりにくくすることができる。つまり、光学フィルム52が衝撃緩和機能を有する。したがって、鏡40を損傷しにくくすることができる。
なお、光学フィルム52の詳細な構成については、図8〜図10を用いて後で説明する。
配線基板53は、面状発光素子51に電力を供給するための配線が設けられた基板である。配線基板53は、例えば、フレキシブルプリント基板(FPC)である。例えば、配線基板53は、ポリイミド、ポリエチレンナフタレートなどの樹脂材料から構成されるベース及びカバーレイと、銅箔などの金属箔と、接着剤とから構成されている。
配線基板53は、基台20に内蔵された二次電池からの電力を面状発光素子51に供給する。つまり、配線基板53は、基台20の内部からヒンジ部21を通って開閉蓋30まで配線している。
[カメラ]
カメラ60は、被写体を撮影する撮影部である。撮影ボタン23が押下されたときに、カメラ60は、撮影を行う。カメラ60は、例えば、レンズ及びイメージセンサを備える。カメラ60は、例えば、開閉蓋30に設けられている。具体的には、図5に示すように、カメラ60は、開閉蓋30の側壁部(枠部分)に設けられる。なお、カメラ60は、基台20又はヒンジ部21などに設けられてもよい。
[面状発光素子]
続いて、本実施の形態に係る面状発光素子51の詳細な構成について、図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態に係る携帯鏡10の面状発光素子51の断面図である。
本実施の形態に係る面状発光素子51は、異なる色温度の光を発する複数の有機発光層を含んでいる。複数の有機発光層は、面状発光素子51の厚み方向に積層されている。
具体的には、図7に示すように、面状発光素子51は、第1電極層100と、第1発光層101と、第2電極層102と、第2発光層103と、第3電極層104とを備える。
第1電極層100は、第1発光層101の陽極であり、例えば、アルミニウムなどの導電性の金属材料から構成される。
第1発光層101は、所定の色温度の光を発する有機発光層である。例えば、第1発光層101は、青色蛍光発光材料と緑色蛍光発光材料とを含む。第1発光層101は、第1電極層100と第2電極層102との間に電圧が印加された場合に、青色及び緑色の混色の光を発する。
第2電極層102は、第1発光層101の陰極であり、かつ、第2発光層103の陽極である。例えば、第2電極層102は、酸化インジウムスズ(ITO)などの透光性を有する導電性材料から構成される。
第2発光層103は、第1発光層101とは異なる色温度の光を発する有機発光層である。例えば、第2発光層103は、赤色燐光発光材料と緑色燐光発光材料とを含む。第2発光層103は、第2電極層102と第3電極層104との間に電圧が印加された場合に、赤色及び緑色の混色の光を発する。
第3電極層104は、第2発光層103の陰極であり、例えば、ITOなどの透光性を有する導電性材料から構成される。
面状発光素子51の各層は、蒸着法、塗布法、スパッタリング法などによって形成される。なお、面状発光素子51は、さらに、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層及び電子注入層などの各種機能層を含んでいてもよい。
図7に示すように、第1電極層100と第2電極層102との間に、第1電源110と第1スイッチ120とが接続されている。第2電極層102と第3電極層104との間に、第2電源111と第2スイッチ121とが接続されている。
第1スイッチ120及び第2スイッチ121の導通(オン)及び非導通(オフ)を制御することで、第1発光層101及び第2発光層103の発光を独立に制御することができる。具体的には、第1スイッチ120をオンして、第2スイッチ121をオフすることにより、第1発光層101のみを発光させることができる。第1スイッチ120をオフして、第2スイッチ121をオンすることにより、第2発光層103のみを発光させることができる。第1スイッチ120及び第2スイッチ121の両方をオンすることにより、第1発光層101と第2発光層103との両方を発光させることができる。
第1発光層101と第2発光層103とでは発光色が異なっているので、第1スイッチ120及び第2スイッチ121のオン及びオフを制御することにより、面状発光素子51の発光色を制御することができる。また、第1電源110及び第2電源111の電圧値を調整することにより、面状発光素子51の発光輝度を制御することができる。
なお、本実施の形態では、面状発光素子51が2つの発光層(第1発光層101及び第2発光層103)を備える例について示したが、これに限らない。例えば、面状発光素子51は、3つ以上の発光層を備えてもよい。例えば、面状発光素子51は、緑色発光層、赤色発光層、青色発光層のそれぞれを備えてもよい。
[光学フィルム]
続いて、本実施の形態に係る光学フィルム52の詳細な構成について、図8を用いて説明する。
図8は、本実施の形態に係る携帯鏡10の光学フィルム52の断面図である。なお、図8は、図6の領域Bを示している。したがって、図8において、紙面左側が携帯鏡10の中央側であり、紙面右側が携帯鏡10の外方側になる。
図8に示すように、光学フィルム52は、シート部130と、複数のプリズム部140と、粘着層150とを備える。複数のプリズム部140の間には、中空の空間160が形成されている。
シート部130は、複数のプリズム部140を保持する保持シートである。シート部130は、複数のプリズム部140を通過した光を出射する光出射面を有する。なお、当該光出射面は、外部に露出しており、光学フィルム52の光出射面に相当する。シート部130は、例えば、アクリル、ポリスチレンなどの樹脂材料から構成され、射出成形などによって形成される。
複数のプリズム部140は、シート部130と面状発光素子51との間に設けられている。複数のプリズム部140は、左右方向に互いに空間160を介して配置されている。複数のプリズム部140は、例えば、アクリル、ポリスチレンなどの樹脂材料から構成され、射出成形などによって形成される。なお、複数のプリズム部140とシート部130とは、一体成形されてもよい。
プリズム部140の詳細な構成については、図9A、図9B及び図10を用いて後で説明する。
粘着層150は、光学フィルム52を面状発光素子51に接着する接着剤である。粘着層150は、例えば、透光性を有する樹脂系の接着剤である。このとき、粘着層150として、プリズム部140と屈折率が同じ材料を利用することで、光取り出し効率を高めることができる。
空間160は、複数のプリズム部140の間に設けられた中空の空間である。なお、空間160には、例えば、ゲル状の物質が充填されてもよい。
[プリズム部]
続いて、本実施の形態に係るプリズム部140の詳細について、図8を参照しながら、図9A、図9B及び図10を用いて説明する。
図9A及び図9Bは、本実施の形態に係る携帯鏡10の光学フィルム52が有するプリズム部140の配置を示す図である。図10は、本実施の形態に係る携帯鏡10が照射する照明光の照射方向を示す図である。
複数のプリズム部140のそれぞれの断面形状は、図8に示すように、逆台形である。ここで、逆台形とは、上底が下底より長い台形である。上底は、シート部130との接続部分であり、下底は、粘着層150との接続部分である。つまり、複数のプリズム部140は、上底より短い下底で粘着層150に接着されている。したがって、図8に示すように、複数のプリズム部140間に形成された空間160は、シート部130から粘着層150に向かう方向に沿って、その幅が広くなる。
このように、中空の空間160が設けられていることで、光学フィルム52に衝撃が加わった場合に、プリズム部140が左右に動く又は変形すること、及び、プリズム部140が上下に圧縮される動作が働くことができる。したがって、衝撃を緩和することができる。
さらに、上述したように、光学フィルム52は、鏡40よりも基台20側に位置しているので、落下などの衝撃は、鏡40よりもまず光学フィルム52に伝わる。したがって、光学フィルム52が衝撃を緩和することができるので、鏡40に衝撃が伝わりにくくすることができ、鏡40の損傷を抑制することができる。
また、複数のプリズム部140のそれぞれは、中心線141が鏡40の内方側に向くように傾斜されている。ここで、中心線141は、図8に示す断面において、逆台形の上底の中点と下底の中点とを結ぶ直線である。中心線141は、厚み方向より角度θだけ鏡40側に傾斜している。つまり、複数のプリズム部140のそれぞれは、携帯鏡10の左右方向の中央に向けて傾いて配置されている。
面状発光素子51からは、様々な方向に照明光が出射される。例えば、照明光170は、携帯鏡10の外方側に出射されて、プリズム部140に入射する。照明光171は、携帯鏡10の中央側に出射されて、プリズム部140に入射する。照明光170は、プリズム部140の側面142(反射面)で反射し、携帯鏡10の中央に向けて光出射面から出射される。また、照明光171は、元々、携帯鏡10の中央側に出射された光であり、側面142で反射されずに、プリズム部140を通って光出射面から、携帯鏡10の中央に向けて出射される。
このように、プリズム部140によって、面状発光素子51から発せられた照明光は、携帯鏡10の中央に向けて出射される。
プリズム部140は、例えば、図8に示す逆台形状の断面を有し、図9Aに示すように、前後方向(開閉蓋30の短手方向)に延伸した多角柱体である。ただし、この断面形状は放物面形状でもよく、複数の面からなる多角形形状でもよい。図9Aに示すように、複数のプリズム部140が、左右方向(開閉蓋30の長手方向)に並んで配置されている。
あるいは、プリズム部140は、例えば、逆台形状の断面を有する斜円錐台でもよい。例えば、図9Bに示すように、複数のプリズム部140c及び140dが、行列状に並んで配置されていてもよい。なお、プリズム部140c及び140dは、斜円錐台ではなく、斜角錐台でもよい。
なお、図9Aにおいて右側の複数のプリズム部140aの断面(C−C断面)は、図8に示す断面に相当するのに対して、左側の複数のプリズム部140bの断面は、図8に示す断面を左右に反転したものに相当する。これにより、複数のプリズム部140a及び140bはそれぞれ、携帯鏡10の中央に向けて照明光を出射する。
図9Bに示す複数のプリズム部140cの場合も同様である。つまり、図9Bにおける右側の複数のプリズム部140cの断面(D−D断面)は、図8に示す断面に相当するのに対して、左側の複数のプリズム部140dの断面は、図8に示す断面を左右に反転したものに相当する。
したがって、例えば、図10に示すように、携帯鏡10の中心線上に位置するユーザ180に向けて照明光を照射することができる。
以上のように、本実施の形態に係るプリズム部140は、衝撃を緩和することができるだけでなく、照明光をユーザ180に向けて照射することができる。
[携帯鏡の機能構成]
続いて、本実施の形態に係る携帯鏡10の機能構成について、図11を用いて説明する。図11は、本実施の形態に係る携帯鏡10の機能構成を示すブロック図である。
図11に示すように、携帯鏡10は、発光部200と、制御部210と、電池部220と、充放電制御部230と、受付部240と、記憶部250と、撮影部260と、通信部270とを備える。
発光部200は、照明光を照射する。つまり、発光部200は、面状発光体50に相当する。発光部200は、制御部210によって設定された輝度及び色の照明光を照射する。
制御部210は、面状発光体50(発光部200)の輝度及び色の少なくとも一方を制御する。つまり、制御部210は、面状発光体50の調光及び調色を行う。制御部210は、例えば、基台20に内蔵されたマイクロコントローラに相当する。
制御部210は、受付部240によって受け付けられた指示に基づいて、面状発光体50が照射する照明光の輝度及び色を制御する。具体的には、制御部210は、図7に示す第1電源110及び第2電源111の電圧値、並びに、第1スイッチ120及び第2スイッチ121のオン及びオフを制御することで、照明光の輝度及び色を制御する。
電池部220は、携帯鏡10の電源であり、例えば、基台20に内蔵された充放電可能な二次電池である。例えば、電池部220は、リチウムイオン電池であり、電池容量を適時選択することで、面状発光体50の連続点灯時間を選択することが可能になる。
充放電制御部230は、電池部220の充放電を制御する。例えば、充放電制御部230は、基台20に内蔵されたマイクロコントローラに相当する。充放電制御部230は、充電コネクタ28及びUSBコネクタ27に接続されたデバイスを判別し、接続されたデバイスに応じて電池部220の充放電を制御する。
充放電制御部230は、例えば、充電コネクタ28にACアダプタが接続された場合に、電池部220の充電を行う。あるいは、充放電制御部230は、例えば、USBケーブルを介してUSBコネクタ27にパソコンが接続された場合に、パソコンから電力を受けて電池部220の充電を行う。あるいは、充放電制御部230は、USBコネクタ27に携帯電話が接続された場合に、電池部220を放電させて携帯電話を充電する。
受付部240は、ユーザ指示を受け付ける。例えば、受付部240は、電源スイッチ22、撮影ボタン23、調光ボタン24、調色ボタン25及びシーン選択ボタン26に相当する。受付部240は、各種ボタンが押下されたことを検知し、検知結果を制御部210に出力する。制御部210は、押下されたボタンに応じた処理を行う。具体的には、制御部210は、受付部240によって受け付けられた指示に基づいて、面状発光体50の点灯、消灯、調光及び調色、並びに、カメラ60による撮影を制御する。
例えば、受付部240は、シーン選択ボタン26に相当し、1以上の照明シーンの1つを選択するためのユーザ指示を受け付ける。制御部210は、受付部240によって受け付けられたユーザ指示に基づいて、記憶部250に記憶されたシーンテーブル251を参照することにより、面状発光体50の輝度及び色の少なくとも一方を制御する。
記憶部250は、例えば、基台20に内蔵されたメモリである。記憶部250は、シーンテーブル251と、撮影画像252とを記憶する。
シーンテーブル251は、1以上の照明シーンのそれぞれと、面状発光体50の輝度及び色の少なくとも一方とを対応付けたテーブルである。図12は、本実施の形態に係る携帯鏡10が保持するシーンテーブル251を示す図である。
例えば、シーンテーブル251には、番号と、照明シーンの名称と、輝度値(調光)と、色(調色)とが対応付けられている。番号は、照明シーンの識別番号である。例えば、シーン選択ボタン26が押下される度に、制御部210は、当該番号の順に照明シーンを選択する。
照明シーンの名称は、例えば、ユーザにとって照明シーンを分かりやすく表す情報である。例えば、携帯鏡10がディスプレイを有する場合に、選択された照明シーンの名称をディスプレイに表示してもよい。あるいは、パソコン又は携帯電話などを用いて照明シーンを新規登録又は編集する際に、パソコン又は携帯電話のディスプレイに照明シーンの名称が表示されてもよい。
輝度値及び色は、面状発光体50の発光を制御するためのパラメータである。例えば、制御部210は、選択された照明シーンの輝度値に応じて、面状発光体50に印加する電圧を制御する。制御部210は、選択された照明シーンの色に応じて、面状発光体50の発光色を制御する。
撮影部260は、ユーザの顔を撮影する。撮影部260は、カメラ60に相当する。撮影によって得られた画像(撮影画像252)は、記憶部250に記憶される。あるいは、撮影画像252は、通信部270を介して、無線通信により携帯電話などに送信してもよい。
通信部270は、例えば、基台20に内蔵された通信モジュールである。通信部270は、例えば、所定の無線通信規格に基づいた通信を行う無線通信モジュールである。無線通信規格は、例えば、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)又はZigBee(登録商標)(IEEE802.15.4)などである。
撮影画像252を携帯電話、パソコン又はクラウドサーバなどに送信することで、例えば、メイク診断に利用することができる。例えば、ユーザは、携帯鏡10を見ながら化粧を行い、化粧終了後にカメラ60によって化粧後の顔を撮影する。撮影により得られた撮影画像252をクラウドサーバなどに送信することで、メイクの専門家などに診てもらうことが可能になり、アドバイス及び評価などを受けることができる。
また、携帯鏡10は、顔を毎日撮影して、撮影画像252を時刻情報とともにクラウドサーバなどに送信し保存することもできる。これにより、ユーザの顔の日々の変化をログ情報として保存することができ、いわゆるライフログに利用することもできる。
[まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る携帯鏡10は、基台20と、基台20に対して開閉自在に設けられた板状の開閉蓋30と、開閉蓋30の中央部に配置された板状の鏡40と、鏡40を側方から挟むように開閉蓋30に配置された面状発光体50とを備え、面状発光体50は、面状発光素子51と、面状発光素子51の発光面側に配置された光学フィルム52とを含み、光学フィルム52の、上記発光面とは反対側の面は、開閉蓋30を閉じた状態で、鏡40より基台20側に位置している。
これにより、光学フィルム52の光出射面が鏡40よりも基台20側に位置しているので、例えば、携帯鏡10を落としてしまった場合、まず光学フィルム52が衝撃を受ける。光学フィルム52が衝撃を緩和するので、鏡40を損傷しにくくすることができる。
また、面状発光素子51によって光を面状に照射するので、グレア(眩しさ)を抑えて、効果的に照明することができる。また、軽量及び小型化を実現することができるので、据置型の鏡とは異なり、自由に持ち運びが可能となり、ユーザにとって有用である。つまり、例えば、外出先などのユーザの好きな場所で、顔の表情及び化粧の状態を確認することができる。
また、例えば、光学フィルム52は、シート部130と、シート部130と面状発光素子51との間に設けられた複数のプリズム部140とを含む。
これにより、複数のプリズム部140によって面状発光素子51からの照明光をユーザに向けて照射することができる。つまり、拡散する照明光を効果的にユーザに向けて照射することで、例えば、低い消費電力でもユーザの顔近傍の照度を高くすることができる。
また、複数のプリズム部140間に中空の空間160を設けることで、衝撃を受けたときにプリズム部140が動く又は変形することができる。よって、プリズム部140によって衝撃を緩和することができ、鏡40を損傷しにくくすることができる。
また、例えば、開閉蓋30の平面視形状は、矩形であり、面状発光体50は、開閉蓋30の長手方向の両側に鏡40を挟むように配置されている。
これにより、横長の携帯鏡10の長手方向から光を照射することができるので、例えば、ユーザの左右から照明光を照射することができる。したがって、ユーザの顔に照明光による影を生じにくくすることができ、化粧などを行いやすくすることができる。つまり、ユーザの利便性を高めることができる。
また、例えば、基台20は、開閉蓋30を開閉自在に保持するヒンジ部21を備え、ヒンジ部21の軸は、開閉蓋30の長手方向に平行である。
これにより、ヒンジ部21により開閉を容易に行うことができる。ヒンジ部21の軸が開閉蓋30の長手方向に平行であるから、左右に横長の状態で開閉蓋30を開くことができる。したがって、容易にユーザの左右から照明光を照射することができ、ユーザの利便性を高めることができる。
また、例えば、面状発光素子51は、有機EL素子である。
これにより、例えば、発光ダイオード(LED)に比べて薄型の素子を提供することができる。また、蛍光灯などとは異なり、有機EL素子は紫外線を発しないので、ユーザの肌を守ることができる。さらに、有機EL素子は、発光時の温度上昇が低温であるので、ユーザは、発光中の携帯鏡10を長時間、手で持つこともでき、発光部に直接触れても火傷等を負う可能性がない。つまり、ユーザの利便性を高めることができる。
また、例えば、有機EL素子は、異なる色温度の光を発する複数の有機発光層を含み、複数の有機発光層は、厚み方向に積層されている。
これにより、面状発光素子51の調光及び調色を容易に実現することができる。
また、例えば、携帯鏡10は、さらに、面状発光体50の輝度及び色の少なくとも一方を制御する制御部210を備える。
これにより、調光及び調色を行うことができるので、例えば、シーンに応じた化粧をするときに有用である。例えば、レストランに行く前に化粧をするときには、携帯鏡10は、レストランでの照明状態に応じた、電球色を選択して化粧を行うことができる。また、通常のビジネスシーンの前に化粧を行う場合には白昼色で照明することで、ビジネスシーンに相応しい化粧を行うことができる。以上のように、携帯鏡10を使用することで、より状況に合った化粧を行うことができる。つまり、ユーザの利便性を高めることができる。
また、例えば、携帯鏡10は、さらに、1以上の照明シーンのそれぞれと、面状発光体50の輝度及び色の少なくとも一方とを対応付けたシーンテーブル251を記憶する記憶部250と、1以上の照明シーンの1つを選択するためのユーザ指示を受け付ける受付部240とを備え、制御部210は、受付部240によって受け付けられたユーザ指示に基づいて、記憶部250に記憶されたシーンテーブル251を参照することにより、面状発光体50の輝度及び色の少なくとも一方を制御する。
これにより、予め1以上の照明シーンを登録しておくことで、ユーザは、照明シーンを選択するだけでよい。すなわち、ユーザの利便性を高めることができる。また、ユーザが照明シーンなどを追加登録及び編集することで、よりユーザ好みの照明シーンを作成することもでき、ユーザの利便性を更に高めることができる。
(変形例1)
以下では、上記実施の形態に係る携帯鏡10の変形例1について図面を用いて説明する。
例えば、上記実施の形態では、面状発光素子51が、異なる色温度の光を発する複数の有機発光層を厚み方向に積層した構造を有する例について説明したが、これに限らない。本変形例に係る携帯鏡の面状発光素子は、異なる色温度の光を発する複数の有機発光層は、面内の互いに異なる位置に配置されている。例えば、昼光色の有機発光層と電球色の有機発光層とが面内に配置されている構成でもよく、あるいは、R(赤)G(緑)B(青)の3原色の素子がディスプレイの画素のように配置されてもよい。昼光色と電球色との配置の場合は、それぞれの発光又は非発光を選択することで、ユーザに照射される色温度を選択することができる。また、RGB配置の場合は、RGBそれぞれの発光割合を変更することで色温度の調整が可能になる。
図13は、本変形例に係る携帯鏡の面状発光素子51aの断面図である。図13に示すように、面状発光素子51aは、第1電極層100R、100G及び100Bと、発光層101R、101G及び101Bと、第2電極層102と、バンク105とを備える。
第1電極層100R、100G及び100Bはそれぞれ、発光層101R、101G及び101Bの陽極であり、例えば、アルミニウムなどの導電性の金属材料から構成される。
発光層101R、101G及び101Bはそれぞれ、互いに異なる色温度の光を発する有機発光層である。
発光層101Rは、例えば、赤色蛍光発光材料を含む層であり、第1電極層100Rと第2電極層102との間に設けられる。発光層101Rは、第1電極層100Rと第2電極層102との間に電圧が印加された場合に、赤色の光を発する。
発光層101Gは、例えば、緑色蛍光発光材料を含む層であり、第1電極層100Gと第2電極層102との間に設けられる。発光層101Gは、第1電極層100Gと第2電極層102との間に電圧が印加された場合に、緑色の光を発する。
発光層101Bは、例えば、青色蛍光発光材料を含む層であり、第1電極層100Bと第2電極層102との間に設けられる。発光層101Bは、第1電極層100Bと第2電極層102との間に電圧が印加された場合に、青色の光を発する。
図13に示すように、発光層101R、101G及び101Bは、面内の互いに異なる位置に配置されている。具体的には、発光層101R、101G及び101Bの間にはそれぞれ、バンク105が設けられている。
バンク105は、絶縁性の隔壁である。バンク105は、第1電極層100R、100G及び100Bのそれぞれを互いに電気的に絶縁する。また、バンク105は、例えば、発光層101R、101G及び101Bを塗布法により形成するときに、有機材料の塗り分けに利用される。
発光層101R、101G及び101B、並びに、バンク105は、ライン状に、例えば、開閉蓋30の短手方向に延伸するように設けられる。あるいは、発光層101R、101G及び101B、並びに、バンク105は、マトリクス状に配置されてもよい。
第1電極層100R、100G及び100Bのそれぞれと第2電極層102との間には、電源110R、110G及び110B、並びに、スイッチ120R、120G及び120Bが設けられている。これにより、図7の場合と同様に、発光層101R、101G及び101Bのそれぞれを独立して発光させることができる。つまり、面状発光素子51aは、スイッチ120R、120G及び120Bのオン及びオフを制御することで、発光色を調整することができる。また、面状発光素子51aは、電源110R、110G及び110Bの電圧値を制御することで、発光輝度を調整することができる。
以上のように、本変形例に係る携帯鏡では、例えば、有機EL素子は、異なる色温度の光を発する複数の有機発光層を含み、複数の有機発光層は、面内の互いに異なる位置に配置されている。
これにより、面状発光体50の調光及び調色を容易に実現することができる。
(変形例2)
続いて、上記実施の形態に係る携帯鏡10の変形例2について図面を用いて説明する。
上記実施の形態及び変形例1では、有機EL素子の発光を制御することで面状発光体の調色機能を実現したが、これに限らない。例えば、本変形例に係る携帯鏡は、エレクトロクロミック膜によって面状発光体の調色機能を実現する。
図14は、本変形例に係る携帯鏡の開閉蓋30の断面図である。
図14に示すように、開閉蓋30には、面状発光体50bが配置されている。面状発光体50bは、図6に示す面状発光体50が備える構成要素に加えて、エレクトロクロミック膜54を備える。
エレクトロクロミック膜54は、面状発光素子51と光学フィルム52との間に配置されている。エレクトロクロミック膜54は、印加される電圧に応じて光透過性を変更することができる膜である。例えば、エレクトロクロミック膜54は、所定の電圧が印加された場合に、特定の波長の透過率を低くすることができる。これにより、エレクトロクロミック膜54は、面状発光素子51から発せられた照明光の発光色を変更することができる。
以上のように、本変形例に係る携帯鏡では、例えば、面状発光体50bは、さらに、面状発光素子51と光学フィルム52との間に配置されたエレクトロクロミック膜54を含む。
これにより、面状発光体50bの調光及び調色を容易に実現することができる。
(その他)
以上、本発明に係る携帯鏡について、上記実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、携帯鏡10が調光機能及び調色機能を有する例について示したが、いずれか一方でもよい。すなわち、携帯鏡10は、調光機能及び調色機能の少なくとも一方を有していればよい。あるいは、携帯鏡10は、調光機能及び調色機能の両方を有していなくてもよい。
また、着脱可能なカラーフィルタを、例えば、光学フィルム52の光出射面に取り付けてもよい。これにより、ユーザが必要に応じて面状発光体50の発光色を調整することができる。
また、上記の実施の形態では、光学フィルム52が複数のプリズム部140を備える例について示したが、これに限らない。例えば、光学フィルム52は、樹脂製のレンズシートなどでもよい。
また、上記の実施の形態では、面状発光体50が開閉蓋30の長手方向の両側に設けたが、開閉蓋30の短手方向の両側に設けてもよい。例えば、面状発光体50はヒンジ部21側とカメラ60側とに、鏡40を挟むように設けられてもよい。また、面状発光体50は、鏡40の全周を囲むように設けられてもよい。
また、上記実施の形態では、ヒンジ部21の軸が開閉蓋30の長手方向に平行な例について示したが、ヒンジ部21の軸は開閉蓋30の短手方向に平行でもよい。つまり、携帯鏡10は、横長ではなく、縦長でもよい。
また、カメラ60の光入射側に、特定の波長の光を遮断するフィルタを設置してもよい。例えば、フィルタは、開閉蓋30に着脱可能に取り付けられる。
フィルタは、例えば、短波長(青色)以外の光を遮断してもよい。この場合、撮影された画像は、青色の光のみが写った画像になる。これは、例えば、日焼け止めの塗りムラの防止に役立てることができる。青い光は日焼け止めに吸収されやすいためである。すなわち、撮影画像に青い光による顔が写っていなければ、正しく日焼け止めを塗ることができたと判定することができる。
また、上記の実施の形態では、携帯鏡10が、調光、調色、シーンの登録及び選択、撮影、並びに、充放電などの機能を有する例について示したが、これらは一例であって、携帯鏡10は、これらの機能を有していなくてもよい。
また、上記の実施の形態では、受付部240として物理的なボタンを備える例を示したが、これに限らない。例えば、通信部270が受付部240の機能を有し、携帯鏡10と通信可能な携帯電話などから制御されてもよい。これにより、ユーザは、例えば、携帯電話のモニタに表示されるGUI(Graphical User Interface)などを操作することで、携帯鏡10の調光、調色、シーンの登録及び選択などを実行することができる。
また、上記実施の形態では、基台20と開閉蓋30との平面視形状が略同じである例について示したが、これに限らない。基台20及び開閉蓋30のいずれか一方が大きくてもよい。例えば、基台20には、閉じられた状態に開閉蓋30を収納するための空間が設けられていてもよい。つまり、基台20は、開閉蓋30より一回り大きくてもよい。そして、基台20の側面が上方に延設されて、開閉蓋30の側面を覆ってもよい。
また、上記実施の形態では、面状発光素子51が有機EL素子である例について示したが、これに限らない。例えば、面状発光素子51は、LED又は無機EL素子でもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 携帯鏡
20 基台
21 ヒンジ部
30 開閉蓋
40 鏡
50、50b 面状発光体
51、51a 面状発光素子
52 光学フィルム
53 配線基板
54 エレクトロクロミック膜
101 第1発光層
101B、101G、101R 発光層
103 第2発光層
130 シート部
140、140a、140b、140c、140d プリズム部
200 発光部
210 制御部
240 受付部
250 記憶部
251 シーンテーブル

Claims (10)

  1. 基台と、
    前記基台に対して開閉自在に設けられた板状の開閉蓋と、
    前記開閉蓋の中央部に配置された板状の鏡と、
    前記鏡を側方から挟むように前記開閉蓋に配置された面状発光体とを備え、
    前記面状発光体は、
    面状発光素子と、
    前記面状発光素子の発光面側に配置された光学フィルムとを含み、
    前記光学フィルムの、前記発光面とは反対側の面は、前記開閉蓋を閉じた状態で、前記鏡より前記基台側に位置している
    携帯鏡。
  2. 前記光学フィルムは、
    シート部と、
    前記シート部と前記面状発光素子との間に設けられた複数のプリズム部とを含む
    請求項1に記載の携帯鏡。
  3. 前記開閉蓋の平面視形状は、矩形であり、
    前記面状発光体は、前記開閉蓋の長手方向の両側に前記鏡を挟むように配置されている
    請求項1又は2に記載の携帯鏡。
  4. 前記基台は、前記開閉蓋を開閉自在に保持するヒンジ部を備え、
    前記ヒンジ部の軸は、前記開閉蓋の長手方向に平行である
    請求項3に記載の携帯鏡。
  5. 前記面状発光素子は、有機EL素子である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯鏡。
  6. 前記有機EL素子は、異なる色温度の光を発する複数の有機発光層を含み、
    前記複数の有機発光層は、面内の互いに異なる位置に配置されている
    請求項5に記載の携帯鏡。
  7. 前記有機EL素子は、異なる色温度の光を発する複数の有機発光層を含み、
    前記複数の有機発光層は、厚み方向に積層されている
    請求項5に記載の携帯鏡。
  8. 前記面状発光体は、さらに、前記面状発光素子と前記光学フィルムとの間に配置されたエレクトロクロミック膜を含む
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の携帯鏡。
  9. 前記携帯鏡は、さらに、前記面状発光体の輝度及び色の少なくとも一方を制御する制御部を備える
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の携帯鏡。
  10. 前記携帯鏡は、さらに、
    1以上の照明シーンのそれぞれと、前記面状発光体の輝度及び色の少なくとも一方とを対応付けたシーンテーブルを記憶する記憶部と、
    前記1以上の照明シーンの1つを選択するためのユーザ指示を受け付ける受付部とを備え、
    前記制御部は、前記受付部によって受け付けられたユーザ指示に基づいて、前記記憶部に記憶されたシーンテーブルを参照することにより、前記面状発光体の輝度及び色の少なくとも一方を制御する
    請求項9に記載の携帯鏡。
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