JP2017146776A - 窓口業務支援システムおよび窓口業務支援方法 - Google Patents

窓口業務支援システムおよび窓口業務支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】窓口業務に関する営業店および顧客の双方の手間を低減し、取引の効率化を図る。【解決手段】窓口業務支援システムを構成する営業店サーバ100において、ネットワークを介して他装置と通信する通信装置105と、営業店において顧客が記帳を行う記帳用端末より、当該顧客による記帳内容の情報を取得し、当該記帳内容が示す当該顧客の希望取引を、所定の取引単位に振り分けた上で勘定系との間で勘定取引を実行する演算装置104を備える構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、窓口業務支援システムおよび窓口業務支援方法に関するものであり、具体的には、窓口業務に関する営業店および顧客の双方の手間を低減し、取引の効率化を図る技術に関する。
顧客との直接的な接点となる営業店において、提供サービスの多様化やセキュリティポリシーの厳格化などに伴い、窓口担当者らの業務量が増大している。一方、そうした事態に対処し、業務効率を改善するための種々の提案がなされている。
例えば、伝票を生成する伝票生成システムであって、依頼する取引の内容の入力を受け付ける取引内容受付手段と、前記取引内容受付手段によって受け付けた取引の内容の情報を含む伝票データを生成する伝票データ生成手段と、前記取引内容受付手段によって受け付けた取引の内容に基づいて本人確認が必要か否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段によって本人確認が必要と判定された場合に本人確認の記録に含めるデータの入力を受け付けて受け付けたデータを含む本人確認記録データを生成する本人確認記録データ生成手段とを備えたことを特徴とする伝票生成システム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2015−60405号公報
ところが、顧客による記帳を電子化するなどしても、その後の営業店窓口側での処理に際しては、伝票印字とこれに基づくワークフローを従来通り遂行する形態となっている。そのため、営業店における伝票の管理業務は依然として残され、業務効率化の阻害要因となっていた。また顧客側でも、希望する取引毎に逐一記帳動作を行う必要があり、一度に複数の取引を行いたい者にとって大きな負担となっていた。
そこで本発明の目的は、窓口業務に関する営業店および顧客の双方の手間を低減し、取引の効率化を図る技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の窓口業務支援システムは、ネットワークを介して他装置と通信する通信装置と、営業店において顧客が記帳を行う記帳用端末より、当該顧客による記帳内容の情報を取得し、当該記帳内容が示す当該顧客の希望取引を、所定の取引単位に振り分けた上で勘定系との間で勘定取引を実行する演算装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明の窓口業務支援方法は、ネットワークを介して他装置と通信する通信装置を備えた情報処理システムが、営業店において顧客が記帳を行う記帳用端末より、当該顧客による記帳内容の情報を取得し、当該記帳内容が示す当該顧客の希望取引を、所定の取引単位に振り分けた上で勘定系との間で勘定取引を実行することを特徴とする。
本発明によれば、窓口業務に関する営業店および顧客の双方の手間を低減し、取引の効率化を図ることが可能となる。
本実施形態の窓口業務支援システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における営業店サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態における記帳用端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の記帳テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の取引テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の取引明細テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の案件テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における窓口業務支援方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。
−−−ネットワーク構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の窓口業務支援システムたる営業店サーバ100(以下、営業店サーバ100)を含むネットワーク構成図である。図1に示す営業店サーバ100は、窓口業務に関する営業店および顧客の双方の手間を低減し、取引の効率化を図るコンピュータである。
また、この営業店サーバ100が業務管理の対象とする営業店には、記帳用端末200、および窓口端末300が配置されている。
このうち記帳用端末200は、いわゆる電子記帳台と呼ばれる情報処理装置であり、当該営業店を訪れた顧客が、希望取引の内容を記帳するためのPCやタブレットである。また、窓口端末300は、営業店に所属する各テラーが操作する端末である。
記帳用端末200で顧客が入力した希望取引の内容は、セキュアなネットワーク10を介して営業店サーバ100に送信される。営業店サーバ100ではこれを受信して、適宜な処理を経て後述するテーブルに格納し、本実施形態の窓口業務支援方法の処理に利用する。一方、窓口端末300は、上述の記帳用端末200での記帳を行った顧客に関して、営業店サーバ100から提供される取引内容等の情報を、対応する取引のワークフローに従って表示する。
この他、ネットワーク10を介して、営業店サーバ100と接続されているのが勘定系400である。勘定系400は、当該営業店を運営する金融機関での勘定取引を管理するシステムである。当該勘定系400は、営業店サーバ100から送信されてくる勘定処理の要求電文を受信して、対応する勘定処理を実行し、その処理結果を営業店サーバ100に返す。この勘定系400は既存のものと同様の構成、機能を備えている。
−−−ハードウェア構成−−−
また、本実施形態の窓口業務支援システムたる営業店サーバ100のハードウェア構成は以下の如くとなる。図2は、本実施形態における営業店サーバ100のハードウェア構成例を示す図である。
本実施形態における営業店サーバ100は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持される
プログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、および、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置105、を備える。
なお、本実施形態における営業店サーバ100は、金融機関の担当者など所定ユーザからのキー入力や音声入力を受け付ける入力装置や、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置を更に備えるとしてもよい。
また、記憶装置101内には、本実施形態の窓口業務支援システムとして必要な機能を実装する為のプログラム102の他、記帳テーブル125、取引テーブル126、取引明細テーブル127、および案件テーブル128が少なくとも記憶されている。但し、これら各テーブルのデータ構造等の詳細については後述する。
図3は、本実施形態における記帳用端末200のハードウェア構成例を示す図である。また、この記帳用端末200は、上述の営業店サーバ100が管理対象とする営業店に備わる端末であり、セキュアなネットワーク10を介して上述の営業店サーバ100と通信可能に接続されている。
本実施形態の記帳用端末200は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置201、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ203、記憶装置201に保持されるプログラム202をメモリ203に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置204、顧客からの入力を受け付けるタッチパネルなどの入力装置205や、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置206、ネットワーク10と接続し営業店サーバ100との通信処理を担う通信装置207、および、生体認証装置208を備える。なお、生体認証装置208は、顧客の指紋や指静脈、虹彩、或いは筆跡等の生体情報を読み取るリーダーである。こうした生体認証装置208は、記帳用端末200のみならず、窓口端末300にも備わると好適である。
−−−データ構造例−−−
続いて、本実施形態の営業店サーバ100が用いるテーブル類について説明する。図4に、本実施形態における記帳テーブル125の一例を示す。この記帳テーブル125は、記帳用端末200での顧客による記帳動作開始に伴って生じるデータを蓄積したテーブルである。
そのデータ構造は、記帳機会の発生ごとに当該記帳動作を一意に特定する記帳番号をキーとして、当該記帳動作を行った顧客のIDから成るレコードの集合体である。なお、上述の記帳番号は、当該顧客が記帳用端末200で記帳動作を行うごとに付与される値である。また、当該記帳テーブル125に、記帳内容の全ての情報が更に格納されるとしてもよい。
また図5に、本実施形態における取引テーブル126の一例を示す。この取引テーブル126は、記帳用端末200での記帳動作完了を当該顧客が指示した事象に応じて、当該記帳内容のうち希望取引の情報を蓄積したテーブルである。
そのデータ構造は、上述の記帳番号をキーとして、当該記帳内容に含まれる各希望取引に付与される取引通番(例えば、「01」)、当該希望取引の名称(例えば、「振込1」、「振込2」)、といったデータから成るレコードの集合体である。また、当該取引テーブル126に、記帳内容の全ての情報が更に格納されるとしてもよい。
また図6に、本実施形態における取引明細テーブル127の一例を示す。この取引明細テーブル127は、上述の取引テーブル126と同様、記帳用端末200での記帳動作完了を当該顧客が指示した事象に応じて、当該記帳内容のうち上述の各希望取引を構成する取引明細の情報を蓄積したテーブルである。
そのデータ構造は、上述の記帳番号をキーとして、当該記帳内容に含まれる各希望取引に付与される取引通番、当該希望取引の名称、当該希望取引に際して必要となる取引処理の通番(例えば、「001」、「002」、「003」)と名称(例えば、「支払」、「振込1a」、「振込1b」)、といったデータから成るレコードの集合体である。また、当該取引明細テーブル127に、記帳内容の全ての情報が更に格納されるとしてもよい。
また図7に、本実施形態における案件テーブル128の一例を示す。この案件テーブル128は、上述の取引処理に関する、窓口端末300でのワークフロー遂行に伴う伝票イメージの表示処理や、勘定系400との連携処理に伴って生じる、勘定系400における最小単位の取引の情報を蓄積したテーブルである。
そのデータ構造は、上述の各取引処理の通番と、当該取引処理を1つの取引案件として付与した案件番号(例えば、取引処理「支払」に対する「0001」、取引処理「振込1a」に対する「0002」、取引処理「振込1b」に対する「0003」など)をキーとして、当該取引案件に関して実行される最小単位取引の名称と取引番号(例えば、案件番号「0001」の取引案件に関して勘定系400で処理される最小単位取引「支払」の取引番号「0001」、案件番号「0002」の取引案件に関して勘定系400で処理される最小単位取引「収納」の取引番号「0002」と最小単位取引「振込」の取引番号「0003」など)、といったデータから成るレコードの集合体である。また、当該案件テーブル128に、記帳内容の全ての情報が更に格納されるとしてもよい。
−−−フロー例−−−
以下、本実施形態における窓口業務支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する窓口業務支援方法に対応する各種動作は、窓口業務支援システムたる営業店サーバ100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図8は、本実施形態における窓口業務支援方法のフロー例を示す図である。ここで、或る金融機関の営業店をその顧客が訪問したとする。またこの顧客は、2種類の振込を行う希望がある。すなわち当該顧客の希望取引は「振込」である。
上述の顧客は営業店内の記帳用端末200を操作し、2種類の振込に関して入力、すなわち記帳動作を行ったとする。このうち1種類は、当該顧客の預金口座から振込金額分の預金を払い出し、これを原資として指定振込先に振込を行う取引である。また、残りの1種類は、当該顧客が持参した現金を原資として指定振込先に振込を行う取引である。
この場合、記帳用端末200は、当該顧客による記帳動作の開始を、入力装置205における所定操作等(例:顧客の口座情報入力や開始ボタンの押下、或いは生体認証装置208での生体情報読み取り動作)で検知し、当該開始事象を、ネットワーク10を介して営業店サーバ100に通知する(s100)。
一方、営業店サーバ100は、上述の通知を受けて、当該記帳動作を一意に特定する記帳番号を生成し、この記帳番号と上述の通知が示す当該顧客の口座情報(生体情報も含ん
でよい)とを、記帳テーブル125に格納する(s101)。
他方、記帳用端末200は、上述の記帳動作の開始に引き続き、当該顧客の希望取引、すなわち上述の2種類の振込に関する指示と共に、当該振込に伴い必要となる取引処理の集約可否に関する指示を、入力装置205で受け付ける(s102)。
上述の2種類の振込のうち1件は、当該顧客の預金口座から振込金額分の預金を「支払」によって払い出し、これを原資として、2つの指定振込先(例えば、A口座、B口座)に「振込」を行う取引であり、各「振込」用の原資取得を1回の「支払」取引に集約しうる。そのため、記帳用端末200にて、こうした内容の希望取引について顧客が入力した場合、これを受けた記帳用端末200ないし営業店サーバ100は、「口座預金を利用した2件の振込については当方での取引処理を集約しても宜しいでしょうか?」などといったメッセージを、記帳用端末200の出力装置206に表示させ、その可否を顧客に問う。その回答が、取引処理の集約可否に関する指示、となる。
記帳用端末200は、ステップs102で各指示を受けて、更に、記帳完了の指示を入力装置205で受けたならば、上述の振込に関する記帳内容の情報を、ネットワーク10を介して営業店サーバ100に送信する(s103)。
なお、記帳用端末200は、この処理に際し、当該顧客向けに、上述の顧客口座情報または記帳番号と紐付く受付番号を生成し、これを適宜なプリンタで媒体に印字するとすれば好適である。顧客は印字がされた媒体(例えば紙片)を受領し、営業店において窓口からの呼びかけを待つ。
一方、営業店サーバ100は、上述の記帳内容の情報を記帳用端末200から受信し、当該記帳内容が示す希望取引の情報を、取引テーブル126に格納する(s104)。
ここで営業店サーバ100が取引テーブル126に格納した情報は、上述のステップs101で生成している記帳番号と、希望取引すなわち2種類の振込の名称とそれぞれに付与した取引通番(例えば、口座預金を利用した「振込1」の取引通番「01」、現金を利用した「振込2」の取引通番「02」)を対応付けたレコードとなる。
また、営業店サーバ100は、上述の記帳内容のうち各希望取引を構成する取引明細の情報を、取引明細テーブル127に格納する(s105)。
ここで営業店サーバ100が取引明細テーブル127に格納した情報は、上述のステップs101で生成している記帳番号と、取引テーブル126と共通する、希望取引すなわち2種類の振込の名称とそれぞれに付与した取引通番に加え、当該希望取引に際して必要となる取引処理の名称とそれぞれに付与した通番(例えば、希望取引「振込1」に必要となる取引処理「支払」の取引明細通番「001」、取引処理「振込1a」の取引明細通番「002」、取引処理「振込1b」の取引明細「003」)を対応付けたレコードとなる。
なお、上述の取引処理「支払」は、当該顧客の預金口座から、取引処理「振込1a」と取引処理「振込1b」のそれぞれの振込金額の合計額を払い出す処理である。また、取引処理「振込1a」は、振込先である「A口座」に所定金額を振込する処理である。また、取引処理「振込1b」は、振込先である「B口座」に所定金額を振込する処理である。
そのため、当該ステップs105において、営業店サーバ100は、取引処理「振込1a」と取引処理「振込1b」のそれぞれの振込金額を合計し、この合計額を取引処理「支
払」での処理金額とする処理を行うものとする。
続いて営業店サーバ100は、上述の顧客に関してここまでのステップで得た情報を、窓口端末300に送信し、その出力装置にて表示させる(s106)。
図9に、窓口端末300における表示画面900の例を示す。この表示画面900は、図9で例示するように、当該顧客に付与した媒体の受付番号、希望取引を構成する各取引処理の名称、金額、および状態、といった情報を表示するものとなる。この表示画面900を閲覧したテラーは、上述の顧客に関して窓口業務を開始可能と認識し、該当顧客に関する呼びかけを行う。一方、この呼びかけを感知した顧客は、上述の媒体を持参して該当窓口に赴く。
例えば、媒体に印字された受付番号と表示画面900で表示されている受付番号との一致を確認したテラーは、表示画面900上で表示されている各取引処理に関する伝票イメージの表示指示を、窓口端末300の入力装置で入力する。この表示指示は、窓口端末300から営業店サーバ100に転送される(s107)。なお、表示指示用のインターフェイスは、上述の表示画面900におけるイメージ生成ボタン910といったものが想定出来る。
営業店サーバ100は、上述の表示指示を受けて、伝票イメージ用の所定テンプレートを記憶装置101から読み出し、このテンプレートに、上述の希望取引を構成する各取引処理の名称および金額といった情報を設定して、伝票イメージを生成する(s108)。なお、ここで生成する伝票イメージは、これを画面表示してテラーによる確認を容易にするためのものである。よって本イメージの印刷は必須でない。
また、このステップの実行に伴い、営業店サーバ100は、上述の各取引処理を1つの取引案件として案件番号(取引処理「支払」に対する「0001」、取引処理「振込1a」に対する「0002」、取引処理「振込1b」に対する「0003」)を付与し、当該案件番号を含むレコードを案件テーブル128に格納する(s109)。こうした番号付与のアルゴリズムは、所定の初期値から付与機会ごとに値をインクリメントさせて付与対象の番号を取得するといった手法を採用出来る(その他の番号付与の処理でも同様)。
また、営業店サーバ100は、当該伝票イメージを、当該各取引処理に関する確認用情報として窓口端末300に送信して、その出力装置に表示させる(s110)。
テラーと顧客は、窓口端末300で伝票イメージを閲覧し、その内容が当該顧客が記帳用端末200で入力した内容と合致したものか互いに確認する。この確認により、伝票イメージの内容に問題無いと判断したテラーは、窓口端末300にて、当該取引処理に関する勘定処理要求の指示を入力する。この指示は、窓口端末300から営業店サーバ100に転送される(s111)。なお、勘定処理要求の指示用のインターフェイスは、上述の表示画面900における要求ボタン920といったものが想定出来る。
また、上述の伝票イメージの内容が問題ないものである場合、窓口端末300に備わる生体認証装置による、当該顧客の生体情報読み取りを実行するとしてもよい。この場合、窓口端末300は、当該顧客の生体情報を顧客の本人意思確認の証として、営業店サーバ100に送信する。営業店サーバ100では、これを受信し、予め各顧客に関して保持している登録済みの生体情報と照合し、その認証に成功すれば、当該顧客が間違いなく当該取引を認識し要求していると判断し、以降の処理を進める。こうした生体認証を伴う本人意思確認等の適宜な処理は、ワークフロー上のその他のタイミングで適宜に実行としてもよい。
営業店サーバ100は、上述の勘定処理要求の指示を受けて、当該各取引処理に対応して既に案件テーブル128に案件番号を格納した取引案件に関して、その実行が予め規定されている最小単位取引(案件番号「0001」の取引案件に関して勘定系400で処理される最小単位取引「支払」、案件番号「0002」の取引案件に関して勘定系400で処理される最小単位取引「収納」と「振込」)に、取引番号(最小単位取引の「支払」に取引番号「0001」、「収納」に取引番号「0002」、「振込」に取引番号「0003」)を付与する(s112)。
また、営業店サーバ100は、上述のステップs112で得た、各取引案件の最小単位取引の取引番号を、案件テーブル128の当該取引案件のレコードに格納する(s113)。
続いて営業店サーバ100は、案件テーブル128に格納した各取引案件のレコードの基づき、各最小単位取引の情報を含む取引電文を生成して、これを勘定系400に送信する(s114)。なお、上述の取引電文には、各取引案件に対応した取引処理の内容(各テーブルから得られる取引の名称、金額、取引対象の口座情報など)が含まれるものとする。
上述の取引電文に対応した勘定処理の結果が、勘定系400から営業店サーバ100に返信されたとする(s115)。こうして営業店サーバ100は、勘定処理の結果を勘定系400から受信し、これを窓口端末300に送信し(s116)、処理を終了する。勿論、窓口端末300では、この勘定処理の結果を出力装置で表示することとなる(s117)。
なお、営業店サーバ100は、勘定系400から勘定処理の結果を受信した際、当該取引案件間における、勘定取引の結果の整合性を判定するとすれば好適である。営業店サーバ100は、例えば、2件の「振込1a」、「振込1b」の合計金額分の「支払」取引によって払い出された金額と、「振込1a」、「振込1b」のそれぞれで振込された金額の合計値とが一致するか、判定する。営業店サーバ100は、この判定の結果を、窓口端末300や、或いは、当該営業店の所定担当者の端末等に通知する。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、窓口業務に関する営業店および顧客の双方の手間を低減し、取引の効率化を図ることが可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の窓口業務支援システムにおいて、前記演算装置は、前記取引案件に関して所定処理の実行に伴い伝票イメージを生成して、当該伝票イメージを当該取引案件に関する確認用情報として出力装置に表示する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、従来の伝票印字を伴っていた各種業務を、いわゆる伝票レスで実行可能となり、窓口業務の更なる効率化が図られることになる。
また、本実施形態の窓口業務支援システムにおいて、前記演算装置は、前記希望取引を前記取引単位に振り分ける処理に際し、前記希望取引が含む複数の取引案件ごとに前記取引単位の振り分けを実行するものである、としてもよい。
これによれば、1回の記帳機会に顧客の希望する取引が複数存在する場合(例:2箇所への振込等)に対応し、それぞれの取引に関して、勘定系での最小取引単位(例えば、振込の場合の“収納”と“振込”)への振り分けが可能となる。
また、本実施形態の窓口業務支援システムにおいて、前記演算装置は、前記希望取引が含む前記複数の取引案件が、取引の連続性に関して所定の関係性を有する場合、当該複数の取引案件を集約して、前記取引単位の振り分けを実行するものである、としてもよい。
これによれば、複数の取引案件が互いに連続性を持って処理出来るものである場合(例:1つの口座預金を原資とした2件の振込)に対応し、例えば、1つの「支払」取引の処理金額を2件の振込の合計金額分とするといった、適宜な集約を図った上で、上述の取引単位の振り分けが可能となる。ひいては、各取引案件を別々に行うケースと異なり、業務効率を更に改善することが可能となる。
また、本実施形態の窓口業務支援システムにおいて、前記演算装置は、前記複数の取引案件に関する勘定取引の実行後、当該取引案件間における前記勘定取引の結果の整合性を所定ルールで判定する処理を更に実行するものであるとしてもよい。
これによれば、上述のように複数の取引案件を集約して各処理を行った結果について、例えば、2件の振込の合計金額分の「支払」取引によって払い出された金額と、各「振込」取引によって振込された金額の合計値とが一致するか、といった取引案件間での勘定取引結果の整合性をチェック可能となる。ひいては、不整合な取引に関する手戻り処理等を的確に抑制し、業務効率を更に改善することが可能となる。
また、本実施形態の窓口業務支援方法において、前記情報処理システムが、前記取引案件に関して所定処理の実行に伴い伝票イメージを生成して、当該伝票イメージを当該取引案件に関する確認用情報として出力装置に表示する処理を更に実行するとしてもよい。
また、本実施形態の窓口業務支援方法において、前記情報処理システムが、前記希望取引を前記取引単位に振り分ける処理に際し、前記希望取引が含む複数の取引案件ごとに前記取引単位の振り分けを実行する、としてもよい。
また、本実施形態の窓口業務支援方法において、前記情報処理システムが、前記希望取引が含む前記複数の取引案件が、取引の連続性に関して所定の関係性を有する場合、当該複数の取引案件を集約して、前記取引単位の振り分けを実行する、としてもよい。
また、本実施形態の窓口業務支援方法において、前記情報処理システムが、前記複数の取引案件に関する勘定取引の実行後、当該取引案件間における前記勘定取引の結果の整合性を所定ルールで判定する処理を更に実行する、としてもよい。
10 ネットワーク
100 営業店サーバ(窓口業務支援システム)
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
125 記帳テーブル
126 取引テーブル
127 取引明細テーブル
128 案件テーブル
200 記帳用端末
201 記憶装置
202 プログラム
203 メモリ
204 演算装置
205 入力装置
206 出力装置
207 通信装置
208 生体認証装置
300 窓口端末
400 勘定系
900 表示画面
910 イメージ生成ボタン
920 要求ボタン

Claims (10)

  1. ネットワークを介して他装置と通信する通信装置と、
    営業店において顧客が記帳を行う記帳用端末より、当該顧客による記帳内容の情報を取得し、当該記帳内容が示す当該顧客の希望取引を、所定の取引単位に振り分けた上で勘定系との間で勘定取引を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする窓口業務支援システム。
  2. 前記演算装置は、
    前記希望取引を前記取引単位に振り分ける処理に際し、前記希望取引が含む複数の取引案件ごとに前記取引単位の振り分けを実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の窓口業務支援システム。
  3. 前記演算装置は、
    前記取引案件に関して所定処理の実行に伴い伝票イメージを生成して、当該伝票イメージを当該取引案件に関する確認用情報として出力装置に表示する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の窓口業務支援システム。
  4. 前記演算装置は、
    前記希望取引が含む前記複数の取引案件が、取引の連続性に関して所定の関係性を有する場合、当該複数の取引案件を集約して、前記取引単位の振り分けを実行するものである、 ことを特徴とする請求項3に記載の窓口業務支援システム。
  5. 前記演算装置は、
    前記複数の取引案件に関する勘定取引の実行後、当該取引案件間における前記勘定取引の結果の整合性を所定ルールで判定する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の窓口業務支援システム。
  6. ネットワークを介して他装置と通信する通信装置を備えた情報処理システムが、
    営業店において顧客が記帳を行う記帳用端末より、当該顧客による記帳内容の情報を取得し、当該記帳内容が示す当該顧客の希望取引を、所定の取引単位に振り分けた上で勘定系との間で勘定取引を実行する、
    ことを特徴とする窓口業務支援方法。
  7. 前記情報処理システムが、
    前記希望取引を前記取引単位に振り分ける処理に際し、前記希望取引が含む複数の取引案件ごとに前記取引単位の振り分けを実行する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の窓口業務支援方法。
  8. 前記情報処理システムが、
    前記取引案件に関して所定処理の実行に伴い伝票イメージを生成して、当該伝票イメージを当該取引案件に関する確認用情報として出力装置に表示する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の窓口業務支援方法。
  9. 前記情報処理システムが、
    前記希望取引が含む前記複数の取引案件が、取引の連続性に関して所定の関係性を有する場合、当該複数の取引案件を集約して、前記取引単位の振り分けを実行する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の窓口業務支援方法。
  10. 前記情報処理システムが、
    前記複数の取引案件に関する勘定取引の実行後、当該取引案件間における前記勘定取引の結果の整合性を所定ルールで判定する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の窓口業務支援方法。
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