JP2017145989A - 空気吹き出し装置、及び空気吹き出し制御方法 - Google Patents

空気吹き出し装置、及び空気吹き出し制御方法 Download PDF

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【課題】二重床構造の機械室等における空調システムにおいて、二重床パネルからの冷気供給風量の不足を解消する。【解決手段】二重床パネル30の下部において空調機から吹き出される空気を二重床パネル30の上部に吹き出させるパイプ101,103,105からなる空気吹き出し装置において、前記空調機から吹き出される空気が流入する流入口を有し、当該流入口から前記空調機の吹き出し方向に延びる空気導入部と、前記二重床パネルの開口部102,104,106の方向に向けて空気が流れるように、空気の流れる方向を変換する方向変換部と、開口部102,104,106の位置に備えられる吹き出し口を有し、前記方向変換部により方向が変換された空気を所定の装置に向けて吹き出す吹き出し部とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、二重床構造の機械室等における空調技術に関連するものである。
大容量サーバや高速ルータ等の装置が様々な形態の事業に利用され、運用されている。これらの装置は、大量の発熱を伴い、冷却が必須となっている。
例えば特許文献1に示されるように、一般的な空調システムにおいては、機械室の壁際に空調装置を配置し、二重床下を気流スペースとして利用することで、装置の冷却を行っている。
特開2013−72575号公報
上述した空調システムでは、空調装置からの冷気は二重床下を経由して、小孔の開いた二重床パネルを経て、装置が搭載されたラックの前面に供給され、装置内部を通過して、高温となった空気が空調装置に戻される。しかし、従来技術では、二重床パネルからの冷気供給風量が不足する場合があるという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、二重床構造の機械室等における空調システムにおいて、二重床パネルからの冷気供給風量の不足を解消することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、二重床パネルの下部において空調機から吹き出される空気を二重床パネルの上部に吹き出させるパイプからなる空気吹き出し装置であって、
前記空調機から吹き出される空気が流入する流入口を有し、当該流入口から前記空調機の吹き出し方向に延びる空気導入部と、
前記二重床パネルの開口部の方向に向けて空気が流れるように、空気の流れる方向を変換する方向変換部と、
前記開口部の位置に備えられる吹き出し口を有し、前記方向変換部により方向が変換された空気を所定の装置に向けて吹き出す吹き出し部と
を備えることを特徴とする空気吹き出し装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、二重床パネルの下部において空調機から吹き出される空気を、パイプにより二重床パネルの上部に吹き出させる空気吹き出し制御方法であって、
前記空調機から吹き出される空気を前記パイプに流入させ、
前記二重床パネルの開口部の方向に向けて空気が流れるように、前記流入させた空気の流れる方向を変換し、前記開口部の位置に備えられるパイプの吹き出し口から、空気を所定の装置に向けて吹き出させる
ことを特徴とする空気吹き出し制御方法が提供される。
本発明の実施の形態によれば、二重床構造の機械室等における空調システムにおいて、二重床パネルからの冷気供給風量の不足を解消することが可能となる。
機械室における空気の流れを説明するための図である。 ホットアイルとコールドアイルを説明するための図である。 機械室における空気の流れを説明するための図である。 本実施の形態における空気吹き出し装置を示す図である。 パイプの構成を説明するための図である。 機械室を上から見た図である。 空気吹き出し装置をx軸方向から見た図である。 空気吹き出し装置の吹き出し口付近の部分をy軸方向から見た図である。 ハニカム形整流板の断面の一部を示す図である。 ファン内蔵の床パネルを設置した場合の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明を適用可能な形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、以下では、空気吹き出し装置(パイプ)が、冷気を吹き出す例を説明しているが、利用状況によっては、空気吹き出し装置が、冷却/加熱をしていない空気を吹き出したり、暖気を吹き出すようにしてもよい。
(機械室での空気の流れについて)
本実施の形態における空気吹き出し装置を詳細に説明する前に、まず、空気吹き出し装置が設置される機械室の基本的な構造や空気の流れについて説明する。
本実施の形態では、二重床構造の床を持つ機械室に設置された空調機から送風される冷気により、ラックに搭載されている装置を冷却することを基本とする。ここで、「機械室」は、冷却する対象の装置(これを"冷却対象装置"と呼ぶ)が設置されている場所であればどのような場所でもよい。また、ラックに搭載される冷却対象装置も特に限定はないが、一例としては、サーバ、ルータ、スイッチ、交換機、PBX等がある。
図1は、本実施の形態における機械室の空気の流れ方を説明するための図である。図1に示すように、この例では、多数の小孔の開いた二重床パネル30の上に、冷却対象装置を搭載したラック20が設置されている。なお、図1に示すように、ラック20は、複数の架(個々のラック)の集合であり、ここでは、この集合のことを「ラック」と称する。
また、図示するように空調機10が設置されている。本実施の形態の空調機10は、「ラック前面」と記載されたラックの前面と平行かつ床面と平行な方向に、二重床下で冷気を吹き出す。
図1に示すように、空調機10から出力された冷気40は、空調機10からの距離が離れるにつれて勢いを弱めながら、二重床下を流れるとともに、二重床パネルの小孔から二重床上に冷気50として上る。そして、冷気50はラック前面に吸引されて、ラック20内の冷却対象装置を冷却し、ラック裏面から高温の排気60となって排出される。排気60は、天井を介して空調機10に戻される。
図1に記載されているコールドアイルとホットアイルについて図2を参照して説明する。上述したように、本実施の形態では、ラック20の前面から冷気を吸気して、冷却対象装置を冷却し、ラック20の裏面から排気する方式を採用している。なお、この方式は一般に用いられている方式である。
通常、機械室には複数のラック20が設置されているが、空調効率向上を目的として、図2に示すように、2つずつ組として、2つのラック間の前面同士が向き合うように複数のラックが平行に配置されている。図2の例では、ラック21の前面とラック22の前面が向かい合い、ラック22の裏面とラック23の裏面が向かい合っている。
この場合、各ラックの前面が向かう列では、図1で説明したように冷気50が送られるため、これをコールドアイルと呼ぶ。また、各ラックの裏面が向かう列では、高温になった排気60が集まるために、これをホットアイルと呼ぶ。
図3に示すように、ラック20において空調機10から最も離れた部分も適切に冷却できるようにするために、空調機10の吹き出し口の流速は高くなっている。そのため、空調機10の近傍においては、ジェットポンプ効果により、小孔のある二重床パネル30上が負圧となって冷気40がラック20に送られず、冷却対象装置が十分に冷却されない。また、コールドアイルが負圧となるためホットアイルの高温排気51が逆流し、全体的な空調効率の低下を引き起こす。本実施の形態の空気吹き出し装置100は、少なくともこのような問題を解決することが可能である。
(本実施の形態における空気吹き出し装置100について)
図4に、本実施の形態における空気吹き出し装置100が設置された機械室の一部を示す。空気吹き出し装置100は、冷気誘導用のパイプからなる装置である。
図4に示すように、ラック20の前面(冷気をあてる面)の側の二重床パネル30の下部に冷気誘導用のパイプ101、103、105が設けられる。各パイプの吹き出し口は、二重床パネル30に開けられた開口部102、104、106の面に位置しており、二重床パネル30の上側に冷気を吹き出すようになっている。
パイプ101を例にとって冷気の流れを説明すると、空調機10から出力された高速の冷気41は、パイプ101の空調機10に向かう側の流入口からパイプ101に入り、パイプ101に沿って、ラック20の前面に向かう方向に、斜め上側に角度を付けて、冷気44としてラック20の前面に吹き出される。パイプ101の吹き出し口は、他のパイプの吹き出し口よりもラック20の前面に近い側にあるため、冷気44は、他のパイプから吹き出される冷気よりもラック20の前面の低い位置に吹き出す。このように、パイプの吹き出し口のラック前面からの距離に応じて、冷気をあてるラック前面の高さを決めることが可能である。後述するように、吹き出し口は、開口部102の長手方向に沿って移動(スライド)可能であり、この移動によって、冷気をあてるラック前面の高さを調整することが可能である。
パイプ103の場合、空調機10から出力された高速の冷気42は、パイプ103の空調機10に向かう側の流入口からパイプ103に入り、パイプ103に沿って、ラック20の前面に向かう方向に、斜め上側に角度を付けて、冷気45としてラック20の前面に吹き出される。パイプ103の吹き出し口は、パイプ101の吹き出し口よりもラック20の前面から離れた位置にあるため、冷気45は、パイプ101から吹き出される冷気よりもラック20の前面の高い位置に吹き出す。
パイプ105の場合、空調機10から出力された高速の冷気43は、パイプ105の空調機10に向かう側の流入口からパイプ105に入り、パイプ105に沿って、ラック20の前面に向かう方向に、斜め上側に角度を付けて、冷気46としてラック20の前面に吹き出される。パイプ105の吹き出し口は、パイプ103の吹き出し口よりもラック20の前面から離れた位置にあるため、冷気46は、パイプ103から吹き出される冷気よりもラック20の前面の高い位置に吹き出す。
図4の例では、3つのパイプが備えられているが、これは例であり、3つより少なくてもよいし、3つより多くてもよい。ただし、パイプの数が多すぎると、空調機10から遠い側にあるラック部分への冷気の量が減少する可能性があるため、パイプの数は2もしくは3程度が望ましい。また、パイプの太さは、例えば5cm〜10cmであるが、これに限られるわけではなく、5cmより細くてもよいし、10cmより太くてもよい。
なお、パイプの材質には特に限定はなく、図示する形状を保てる剛性を持つ材質であればどのような材質でもよい。例えば、金属でもよいし、プラスチック等でもよい。
図5は、パイプ101を例にとって、パイプ101(空気吹き出し装置100)の構成を説明するための図である。図5に示すように、パイプ101は、空調機10から吹き出される空気が流入する流入口151を有し、当該流入口151から空調機10の吹き出し方向に延びる空気導入部152と、二重床パネルの開口部の方向に向けて空気が流れるように、空気の流れる方向を変換する方向変換部153と、開口部の位置に備えられる吹き出し口155を有し、方向変換部153により方向が変換された空気を冷却対象装置に向けて吹き出す吹き出し部154とを有する。なお、例えば、空気導入部152は、方向変換部153までの直線形状(パイプの中心線が直線形状、以下同様)の部分であり、方向変換部153は、曲線形状の部分であり、吹き出し部154は、方向変換部153以降の直線形状の部分である。
図6は、機械室を上から見た場合(図4に示すz軸方向の上から見た場合)の図である。二重床パネルの下側にあるパイプは点線で示している。図6に示すように、102、104、106はそれぞれ、二重床パネルに開けられた開口部を示す。また、開口部に位置する各吹き出し口が示されている。図6に示すように、上から見た場合、各パイプの流入口は空調機10の側に向けられ、流入口から、冷気の流れと平行な方向にパイプが伸び、ほぼ垂直にラック20側に角度を変えて、開口部まで伸びる。
パイプ101においてAで示す冷気と平行な部分の長さは、例えば20cm〜30cmであるが、20cmよりも短くてもよいし、30cmよりも長くてもよい。パイプ103、105についても同様である。ただし、Aで示す部分が長すぎると、抵抗が大きくなって、吹き出し口からの冷気の勢いが弱くなる可能性があるので、長すぎないことが好ましい。
また、図6の例では、3つのパイプのAの部分の長さを同程度としているが、長さを変えることとしてもよい。例えば、パイプ102におけるAの部分は、パイプ105におけるAの部分よりも短くすることとしてもよい。
図6に示すように、開口部102、104、106が、ラック20の前面と垂直な方向に延びるように設けられている。各開口部の幅は、パイプの直径と同程度である。また、後述するように、パイプは蛇腹部を備えており、吹き出し口を開口部の長手方向に沿って移動させることができる。開口部の長手方向の長さは、パイプが移動可能な長さと同程度である。
図6に示す例では、空調機10に最も近い開口部102が、ラック20の前面に最も近い位置に設けられている。そして、開口部104、106に示されるように、空調機10から離れるにつれて、ラック20からも離れるように設けられている。ただし、これは例であり、開口部102を最もラック20の前面から遠い位置に設置し、開口部104を次にラック20の前面から遠い位置に設置し、開口部106を最もラック20の前面に近い位置に設置してもよい。また、各開口部のラック20の前面からの距離を同程度としてもよい。
図7は、ラック20の正面から見た場合(図4のx軸方向から見た場合)の図である。また、図7は、図示の便宜上、パイプ101のみを示している(分かり易くするために太目に示している)。また、図7に示す例では、ラック20に搭載される冷却対象装置のイメージが示されている。図7に示すように、各冷却対象装置は、他の冷却対象装置に対して空間を開けて設置される場合が多い。そのため、例えば、発熱量の大きな冷却対象装置に向けてピンポイントで冷気を吹き出すことが可能な本実施の形態に係る空気吹き出し装置100は効果的である。
さて、図7に示すように、正面から見た場合、パイプ101は、流入口が床から所定の高さになるように、台などの上に設置される。そして、流入口からパイプが水平に延び(空調機10から冷気が吹き出す方向に延び)、途中から、開口部102に向けて方向を変えて、吹き出し口が開口部102に達する。
図8は、パイプ101(パイプ103、105も同様)の吹き出し口付近(ラック20の方向に向かう部分)を、図4に示すy軸方向から見た図である。
図8に示すように、パイプ101は、θで示す角度だけ、水平方向から垂直方向に傾いた方向に向けられている。吹き出し口は、その面が、開口部102(床パネル)と同じ高さに、また、開口部102の面と平行になるように設けられている。ただし、これは例であり、ある程度であれば、吹き出し口が、開口部102の面よりも下あるいは上にあってもよい。なお、角度θは、パイプ毎に異なっていてもよいし、パイプ間で共通であってもよい。
図8に示すように、パイプ101の一部に蛇腹部111が備えられており、この蛇腹部111の伸縮により、吹き出し口を開口部102の長手方向に沿って移動可能としている。蛇腹部111は、例えば、図5に示した方向変換部153に備えられる。また、蛇腹部111を吹き出し部154に、あるいは、方向変換部153から吹き出し部154にかかる部分に設けても良い。
なお、蛇腹部111を設けない構成とすることも可能である。その場合、例えば、パイプ全体を図4に示すx軸方向に沿って前後に移動させることで、吹き出し口の位置を調整することが可能である。
また、図8の112に示すように、パイプ101(パイプ103、105も同様)の先端部分(吹き出し部154)に、ハニカム型整流板が取り付けられている。このハニカム型整流板112の断面は図9に示すとおりである。
ハニカム型整流板112を備えることで、冷気が整流され、よりピンポイントに冷却対象装置に向けて冷気を吹き出させることが可能である。なお、整流板は、ハニカム型に限られるわけではなく、格子板等、他の形状の整流板でもよい。また、整流板を備えないこととしてもよい。整流板を備えない場合でも、パイプ自身の働きで、ピンポイントに冷却対象装置に向けて冷気を吹き出させる効果はあるからである。
(実施の形態の作用、効果等)
以上、説明した空気吹き出し装置100によれば、空調機10からの高速の吹き出し流を用いて二重床下から冷気をラック20の前面側に導くので、空調機10近傍でも冷却対象装置の冷却が可能となる。また、図3を参照して説明した負圧の発生を防止でき、ホットアイルからコールドアイルへの高温排気の逆流を抑止することが可能となる。
また、パイプの吹き出し口近傍にハニカム形整流板を設置することで、冷気気流の拡散を抑え、ラック20に対し、より効果的にピンポイントの冷却が可能となる。
また、冷気誘導用のパイプに蛇腹部を備えることにより、パイプを伸縮可能とし、かつ、吹き出し口位置を開口部の長手方向に沿ってスライドさせることにより、冷気を当てる高さを自由に調節可能となる。
なお、図3で説明した負圧の発生を抑止するために、例えば、図10に示すように、負圧となっている部分にファン内蔵の床パネル35を設置し、強制的に二重床下の冷気を床上に送風することも考えられる。しかし、この方式は、配線工事の発生、ファン運転のための電力が必要となる等、好ましい方式ではない。本実施の形態に係る空気吹き出し装置100によれば、配線工事を発生させず、また、余計な電力を用いることなく、空調機10近傍のラック20の前面に冷気を供給することができ、機械室等の空調効率の向上を実現できる。すなわち、二重床パネルからの冷気供給風量の不足を解消することができる。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本実施の形態によれば、二重床パネルの下部において空調機から吹き出される空気を二重床パネルの上部に吹き出させるパイプからなる空気吹き出し装置であって、前記空調機から吹き出される空気が流入する流入口を有し、当該流入口から前記空調機の吹き出し方向に延びる空気導入部と、前記二重床パネルの開口部の方向に向けて空気が流れるように、空気の流れる方向を変換する方向変換部と、前記開口部の位置に備えられる吹き出し口を有し、前記方向変換部により方向が変換された空気を所定の装置に向けて吹き出す吹き出し部とを備える空気吹き出し装置が提供される。
前記所定の装置は、例えば、前記空調機の吹き出し方向と平行な前面を有するラックに備えられており、前記流入口から流入した空気は、前記方向変換部により、前記空調機の吹き出し方向から前記ラックの前面に向かう方向に方向が変換される。
前記開口部は、前記ラックの前面から離れる又は近づく方向に長手方向を有する形状を有し、前記吹き出し口は当該長手方向に沿って移動可能に構成されていることとしてもよい。また、前記吹き出し部に、空気を整流する整流板を備えることとしてもよい。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
10 空調機
20 ラック
101、103、105 パイプ
102、104、106 開口部
111 蛇腹部
112 ハニカム型整流板
151 流入口
152 空気導入部
153 方向変換部
154 吹き出し部
155 吹き出し口

Claims (5)

  1. 二重床パネルの下部において空調機から吹き出される空気を二重床パネルの上部に吹き出させるパイプからなる空気吹き出し装置であって、
    前記空調機から吹き出される空気が流入する流入口を有し、当該流入口から前記空調機の吹き出し方向に延びる空気導入部と、
    前記二重床パネルの開口部の方向に向けて空気が流れるように、空気の流れる方向を変換する方向変換部と、
    前記開口部の位置に備えられる吹き出し口を有し、前記方向変換部により方向が変換された空気を所定の装置に向けて吹き出す吹き出し部と
    を備えることを特徴とする空気吹き出し装置。
  2. 前記所定の装置は、前記空調機の吹き出し方向と平行な前面を有するラックに備えられており、前記流入口から流入した空気は、前記方向変換部により、前記空調機の吹き出し方向から前記ラックの前面に向かう方向に方向が変換される
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気吹き出し装置。
  3. 前記開口部は、前記ラックの前面から離れる又は近づく方向に長手方向を有する形状を有し、前記吹き出し口は当該長手方向に沿って移動可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の空気吹き出し装置。
  4. 前記吹き出し部に、空気を整流する整流板を備える
    ことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の空気吹き出し装置。
  5. 二重床パネルの下部において空調機から吹き出される空気を、パイプにより二重床パネルの上部に吹き出させる空気吹き出し制御方法であって、
    前記空調機から吹き出される空気を前記パイプに流入させ、
    前記二重床パネルの開口部の方向に向けて空気が流れるように、前記流入させた空気の流れる方向を変換し、前記開口部の位置に備えられるパイプの吹き出し口から、空気を所定の装置に向けて吹き出させる
    ことを特徴とする空気吹き出し制御方法。
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