JP2017145893A - 車両用駆動装置の制御装置 - Google Patents

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Takuro Shimazu
拓郎 嶋津
京平 鈴村
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京平 鈴村
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【課題】エンジンの燃料カットが不可能になっても無段変速機の出力部材の過回転を抑制できる車両用駆動装置の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン12の燃料カットができない場合、無段変速機24の変速比γcvtの下限値γ1を、燃料カットができる場合と比較して大きくすることで、無段変速機24のセカンダリプーリ70の回転速度Nssが低下するため、無段変速機24のセカンダリプーリ70およびそれに連結された第2クラッチC2の過回転を抑制することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、エンジンと駆動輪との間の動力伝達経路上に無段変速機を備えた車両用駆動装置の制御に関するものである。
エンジンと、無段変速機と、その無段変速機と駆動輪との間の動力伝達経路上に配置されるクラッチとを、備えた車両用駆動装置が知られている。特許文献1の車両用駆動装置がそれである。特許文献1の車両用駆動装置にあっては、エンジンと、無段変速機と、その無段変速機と並列に設けられたギヤ伝動機構と、無段変速機およびギヤ伝動機構とエンジンとの間に設けられている第1クラッチと、無段変速機およびギヤ伝動機構と駆動輪との間に設けられている第2クラッチとを備えており、第1クラッチおよび第2クラッチの係合状態が切り替えられることで、無段変速機を介した動力伝達経路とギヤ伝動機構を介した動力伝達経路とに切替可能に構成されている。
特開2015−105708号公報
上記のように構成される車両用駆動装置において、無段変速機の出力部材の回転速度が所定値以上となった場合、無段変速機の出力部材の過回転による無段変速機の耐久性低下を抑制するため、エンジンの燃料カットを行うことで、無段変速機に入力される回転速度を制限する制御が知られている。しかしながら、フェール等によってエンジンの燃料カットが不可能になると、無段変速機の出力部材の回転速度を低下させることが困難となる。このような場合には、スロットル弁が閉じられるが、スロットル弁が閉じられてもインテークマニホールド内には空気が残っているため、この空気を使い切るまでエンジン回転速度は低下しない。従って、無段変速機の出力部材が過回転となる可能性がある。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、エンジンの燃料カットが不可能になっても無段変速機の出力部材の過回転を抑制できる車両用駆動装置の制御装置を提供することにある。
第1発明の要旨とするところは、(a)エンジンと、無段変速機と、その無段変速機と駆動輪との間の動力伝達経路上に設けられているクラッチとを、備えた車両用駆動装置の制御装置であって、(b)前記クラッチが開放した状態において、前記エンジンの燃料カットができない場合には、燃料カットができる場合と比べて前記無段変速機の変速比の下限値を大きくすることを特徴とする。
第1発明の車両用駆動装置の制御装置によれば、前記クラッチが開放した状態において、エンジンの燃料カットができない場合、無段変速機の変速比が小さいと、無段変速機の出力部材が過回転となり、無段変速機の出力部材および出力部材に連結されたクラッチの耐久性が低下する可能性がある。そこで、無段変速機の変速比の下限値を、燃料カットができる場合と比較して大きくすることで、無段変速機の出力部材の回転速度が低下するため、無段変速機の出力部材の過回転を抑制することができる。
本発明が適用される車両の概略構成を説明する図である。 図1の車両用動力伝達装置の各走行パターン(走行モード)毎の係合装置の係合表を用いて、その走行パターンの切り替わりを説明するための図である。 図1の車両における各種制御のための制御機能および制御系統の要部を説明する図である。 図1の無段変速機の変速領域を示す図である。 図3の電子制御装置の制御作動、具体的には、エンジンの燃料カットが不可能になってもセカンダリプーリの過回転を抑制できる制御作動を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が適用される車両10の概略構成を説明する図である。図1において、車両10は、走行用の駆動力源として機能するガソリンエンジンやディーゼルエンジン等のエンジン12と、駆動輪14と、エンジン12と駆動輪14との間に設けられた動力伝達装置16とを備えている。なお、エンジン12および動力伝達装置16を含んで、車両用駆動装置17が構成される。
動力伝達装置16は、非回転部材としてのハウジング18内において、エンジン12に連結された流体式伝動装置としての公知のトルクコンバータ20、トルクコンバータ20に連結された入力軸22、入力軸22に連結された公知のベルト式の無段変速機24、同じく入力軸22に連結された前後進切替装置26、前後進切替装置26を介して入力軸22に連結されて無段変速機24と並列に設けられたギヤ伝動機構28、無段変速機24およびギヤ伝動機構28の共通の出力回転部材である出力軸30、カウンタ軸32、出力軸30およびカウンタ軸32に各々相対回転不能に設けられて噛み合う一対のギヤから成る減速歯車装置34、カウンタ軸32に相対回転不能に設けられたギヤ36に動力伝達可能に連結されたデフギヤ38、デフギヤ38に動力伝達可能に連結された1対の車軸40等を備えている。このように構成された動力伝達装置16において、エンジン12の動力(特に区別しない場合にはトルクや力も同義)は、トルクコンバータ20、無段変速機24(或いは前後進切替装置26およびギヤ伝動機構28)、減速歯車装置34、デフギヤ38、および車軸40等を順次介して1対の駆動輪14へ伝達される。
このように、動力伝達装置16は、エンジン12と駆動輪14との間の動力伝達経路に並列に設けられた、第1変速部としてのギヤ伝動機構28および第2変速部としての無段変速機24を備えている。よって、動力伝達装置16は、エンジン12の動力を入力軸22からギヤ伝動機構28を介して駆動輪14側(すなわち出力軸30)へ伝達する第1動力伝達経路PT1と、エンジン12の動力を入力軸22から無段変速機24を介して駆動輪14側(すなわち出力軸30)へ伝達する第2動力伝達経路PT2との複数の動力伝達経路PTを、入力軸22と出力軸30との間に並列に備えている。
動力伝達装置16は、車両10の走行状態に応じてその第1動力伝達経路PT1とその第2動力伝達経路PT2とが切り替えられる。そのため、動力伝達装置16は、エンジン12の動力を駆動輪14側へ伝達する動力伝達経路PTを、第1動力伝達経路PT1と第2動力伝達経路PT2とで選択的に切り替える複数の係合装置を備えている。この係合装置は、第1動力伝達経路PT1を断接する第1係合装置(換言すれば係合されることで第1動力伝達経路PT1を形成する第1係合装置)としての第1クラッチC1および第1ブレーキB1と、第2動力伝達経路PT2を断接する第2係合装置(換言すれば、係合されることで第2動力伝達経路PT2を形成する第2係合装置)としての第2クラッチC2とを含んでいる。第1クラッチC1、第1ブレーキB1、および第2クラッチC2は、断接装置に相当するものであり、何れも油圧アクチュエータによって摩擦係合させられる公知の油圧式摩擦係合装置(摩擦クラッチ)である。また、第1クラッチC1および第1ブレーキB1は、各々、後述するように、前後進切替装置26を構成する要素の1つである。なお、第2クラッチC2が、本発明のクラッチに対応している。
トルクコンバータ20は、入力軸22まわりにその入力軸22に対して同軸心に設けられており、エンジン12に連結されたポンプ翼車20p、および入力軸22に連結されたタービン翼車20tを備えている。ポンプ翼車20pには、無段変速機24を変速制御したり、前記複数の係合装置を作動したり、動力伝達装置16の各部に潤滑油を供給したりするための作動油圧を発生させる機械式のオイルポンプ42が連結されている。
前後進切替装置26は、第1動力伝達経路PT1において入力軸22まわりにその入力軸22に対して同軸心に設けられており、ダブルピニオン型の遊星歯車装置26p、第1クラッチC1、および第1ブレーキB1を備えている。遊星歯車装置26pは、入力要素としてのキャリヤ26cと、出力要素としてのサンギヤ26sと、反力要素としてのリングギヤ26rとの3つの回転要素を有する差動機構である。キャリヤ26cは入力軸22に一体的に連結され、リングギヤ26rは第1ブレーキB1を介してハウジング18に選択的に連結され、サンギヤ26sは入力軸22まわりにその入力軸22に対して同軸心に相対回転可能に設けられた小径ギヤ44に連結されている。また、キャリヤ26cとサンギヤ26sとは、第1クラッチC1を介して選択的に連結される。よって、第1クラッチC1は、前記3つの回転要素のうちの2つの回転要素を選択的に連結する係合装置であり、第1ブレーキB1は、前記反力要素をハウジング18に選択的に連結する係合装置である。
ギヤ伝動機構28は、小径ギヤ44と、ギヤ機構カウンタ軸46まわりにそのギヤ機構カウンタ軸46に対して同軸心に相対回転不能に設けられてその小径ギヤ44と噛み合う大径ギヤ48とを備えている。また、ギヤ伝動機構28は、ギヤ機構カウンタ軸46まわりにそのギヤ機構カウンタ軸46に対して同軸心に相対回転可能に設けられたアイドラギヤ50と、出力軸30まわりにその出力軸30に対して同軸心に相対回転不能に設けられてそのアイドラギヤ50と噛み合う出力ギヤ52とを備えている。出力ギヤ52は、アイドラギヤ50よりも大径である。従って、ギヤ伝動機構28は、入力軸22と出力軸30との間の動力伝達経路PTにおいて、所定の変速比(変速段)としての1つの変速比(変速段)が形成されるギヤ伝動機構である。ギヤ機構カウンタ軸46まわりには、さらに、大径ギヤ48とアイドラギヤ50との間に、これらの間を選択的に断接する噛合式クラッチD1が設けられている。噛合式クラッチD1は、動力伝達装置16に備えられて、前後進切替装置26と出力軸30との間の動力伝達経路に配設された第1動力伝達経路PT1を断接する断接装置として機能する。
具体的には、噛合式クラッチD1は、ギヤ機構カウンタ軸46まわりにそのギヤ機構カウンタ軸46に対して同軸心に相対回転不能に設けられたクラッチハブ54と、アイドラギヤ50とクラッチハブ54との間に配置されてそのアイドラギヤ50に固設されたクラッチギヤ56と、クラッチハブ54に対してスプライン嵌合されることによりギヤ機構カウンタ軸46の軸心まわりの相対回転不能且つその軸心と平行な方向の相対移動可能に設けられた円筒状のスリーブ58とを備えている。クラッチハブ54と常に一体的に回転させられるスリーブ58がクラッチギヤ56側へ移動させられてそのクラッチギヤ56と噛み合わされることで、アイドラギヤ50とギヤ機構カウンタ軸46とが接続される。さらに、噛合式クラッチD1は、スリーブ58とクラッチギヤ56とを嵌合する際に回転を同期させる、同期機構としての公知のシンクロメッシュ機構S1を備えている。このように構成された噛合式クラッチD1では、フォークシャフト60が油圧アクチュエータ62によって作動させられることにより、フォークシャフト60に固設されたシフトフォーク64を介してスリーブ58がギヤ機構カウンタ軸46の軸心と平行な方向に摺動させられ、係合状態と開放状態とが切り替えられる。
第1動力伝達経路PT1は、噛合式クラッチD1と噛合式クラッチD1よりも入力軸22側に設けられた第1クラッチC1(または第1ブレーキB1)とが共に係合されることで形成される。第1クラッチC1の係合により前進用動力伝達経路が形成され、第1ブレーキB1の係合により後進用動力伝達経路が形成される。動力伝達装置16では、第1動力伝達経路PT1が形成されると、エンジン12の動力を入力軸22からギヤ伝動機構28を経由して出力軸30へ伝達することができる動力伝達可能状態とされる。一方で、第1動力伝達経路PT1は、少なくとも第1クラッチC1および第1ブレーキB1が共に開放されるか、或いは少なくとも噛合式クラッチD1が開放されると、動力伝達を遮断するニュートラル状態(動力伝達遮断状態)とされる。
無段変速機24は、入力軸22に設けられた有効径が可変のプライマリプーリ66と、出力軸30と同軸心の回転軸68に設けられた有効径が可変のセカンダリプーリ70と、それら各プーリ66,70の間に巻き掛けられた伝動ベルト72とを備え、各プーリ66,70と伝動ベルト72との間の摩擦力(ベルト挟圧力)を介して動力伝達が行われる。プライマリプーリ66では、プライマリプーリ66へ供給する油圧(すなわちプライマリ側油圧シリンダ66cへ供給されるプライマリ圧Pin)が電子制御装置90(図3参照)により駆動される油圧制御回路80(図3参照)によって調圧制御されることにより、各シーブ66a,66b間のV溝幅を変更するプライマリ推力Win(=プライマリ圧Pin×受圧面積)が付与される。また、セカンダリプーリ70では、セカンダリプーリ70へ供給する油圧(すなわちセカンダリ側油圧シリンダ70cへ供給されるセカンダリ圧Pout)が油圧制御回路80によって調圧制御されることにより、各シーブ70a,70b間のV溝幅を変更するセカンダリ推力Wout(=セカンダリ圧Pout×受圧面積)が付与される。無段変速機24では、プライマリ推力Win(プライマリ圧Pin)およびセカンダリ推力Wout(セカンダリ圧Pout)が各々制御されることで、各プーリ66,70のV溝幅が変化して伝動ベルト72の掛かり径(有効径)が変更され、変速比γcvt(=プライマリプーリ回転速度Npri/セカンダリプーリ回転速度Nss)が変化させられると共に、伝動ベルト72が滑りを生じないように各プーリ66,70と伝動ベルト72との間の摩擦力が制御される。
出力軸30は、回転軸68まわりにその回転軸68に対して同軸心に相対回転可能に配置されている。第2クラッチC2は、無段変速機24よりも駆動輪14側に設けられており(すなわち無段変速機24と駆動輪14との間の動力伝達経路上に設けられており)、セカンダリプーリ70(回転軸68)と出力軸30との間を選択的に断接する。第2動力伝達経路PT2は、第2クラッチC2が係合されることで形成される。動力伝達装置16では、第2動力伝達経路PT2が形成されると、エンジン12の動力を入力軸22から無段変速機24を経由して出力軸30へ伝達することができる動力伝達可能状態とされる。一方で、第2動力伝達経路PT2は、第2クラッチC2が開放されると、ニュートラル状態とされる。
動力伝達装置16の作動について、以下に説明する。図2は、電子制御装置90により切り替えられる動力伝達装置16の各走行パターン(走行モード)毎の係合装置の係合表を用いて、その走行パターンの切り替わりを説明するための図である。図2において、C1は第1クラッチC1の作動状態に対応し、C2は第2クラッチC2の作動状態に対応し、B1は第1ブレーキB1の作動状態に対応し、D1は噛合式クラッチD1の作動状態に対応し、「○」は係合(接続)を示し、「×」は開放(遮断)を示している。
図2において、ギヤ伝動機構28を介して(すなわち第1動力伝達経路PT1を介して)エンジン12の動力が出力軸30に伝達される走行パターンであるギヤ走行では、第1クラッチC1および噛合式クラッチD1が係合され且つ第2クラッチC2および第1ブレーキB1が開放される。このギヤ走行の走行パターンでは前進走行が可能となる。なお、第1ブレーキB1および噛合式クラッチD1が係合され且つ第2クラッチC2および第1クラッチC1が開放される、ギヤ走行の走行パターンでは、後進走行が可能となる。
また、無段変速機24を介して(すなわち第2動力伝達経路PT2を介して)エンジン12の動力が出力軸30に伝達される走行パターンであるCVT走行(ベルト走行、無段変速走行)では、第2クラッチC2が係合され且つ第1クラッチC1および第1ブレーキB1が開放される。このCVT走行の走行パターンでは前進走行が可能となる。このCVT走行のうちでCVT走行(中車速)の走行パターンでは噛合式クラッチD1が係合される一方で、CVT走行(高車速)の走行パターンでは噛合式クラッチD1が開放される。このCVT走行(高車速)中に噛合式クラッチD1が開放されるのは、例えばCVT走行中のギヤ伝動機構28等の引き摺りをなくすと共に、高車速においてギヤ伝動機構28や遊星歯車装置26pの構成部材(例えばピニオンギヤ)等が高回転化するのを防止するためである。噛合式クラッチD1は、駆動輪14側からの入力を遮断する被駆動入力遮断クラッチとして機能する。
前記ギヤ走行は、例えば車両停止中を含む低車速領域において選択される。動力伝達装置16では、第1動力伝達経路PT1にて形成される変速比γgear(すなわちギヤ伝動機構28により形成される変速比)は、第2動力伝達経路PT2にて形成される最大変速比γmaxよりも大きな値に設定されている。言い換えれば、無段変速機24は、ギヤ伝動機構28により形成される変速比γgearよりも高車速側(ハイ側)の変速比γcvtを形成する。例えば変速比γgearは、動力伝達装置16における第1速変速段の変速比γである第1速変速比γ1に相当し、無段変速機24の最大変速比γmaxは、動力伝達装置16における第2速変速段の変速比γである第2速変速比γ2に相当する。そのため、ギヤ走行とCVT走行とは、例えば公知の有段変速機の変速マップにおける第1速変速段と第2速変速段とを切り替えるための変速線に従って切り替えられる。また、CVT走行においては、例えば公知の手法を用いて、アクセル開度や車速などの走行状態に基づいて変速比γcvtが変化させられる変速が実行される。
ギヤ走行からCVT走行(高車速)、或いはCVT走行(高車速)からギヤ走行へ切り替えられる際には、図2に示すように、CVT走行(中車速)を経由して切り替えられる。例えばギヤ走行からCVT走行(高車速)へ切り替えられる場合、第1クラッチC1を開放して第2クラッチC2を係合するようにクラッチを掛け替える変速(例えばクラッチツゥクラッチ変速(以下、CtoC変速という))が実行されてCVT走行(中車速)に切り替えられ、その後、噛合式クラッチD1が開放される。また、例えばCVT走行(高車速)からギヤ走行へ切り替えられる場合、ギヤ走行への切替準備として噛合式クラッチD1が係合されてCVT走行(中車速)に切り替えられ、その後、第2クラッチC2を開放して第1クラッチC1を係合するようにクラッチを掛け替える変速(例えばCtoC変速)が実行される。
図3は、車両10における各種制御のための制御機能および制御系統の要部を説明する図である。図3において、車両10は、例えば車両用駆動装置17の制御装置を含む電子制御装置90を備えている。図3は、電子制御装置90の入出力系統を示す図であり、電子制御装置90による制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。電子制御装置90は、例えばCPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより車両10の各種制御を実行する。例えば、電子制御装置90は、エンジン12の出力制御、無段変速機24の変速制御、動力伝達装置16の走行パターンの切替制御等を実行する。電子制御装置90は、必要に応じてエンジン制御用、油圧制御用等に分けて構成される。
電子制御装置90には、車両10が備える各種センサ(エンジン回転速度センサ100、プライマリプーリ回転速度センサ102、セカンダリプーリ回転速度センサ104、出力軸回転速度センサ106、サンギヤ回転速度センサ108、アクセル開度センサ110、ストロークセンサ112など)による検出信号に基づく各種実際値(例えばエンジン回転速度Ne、入力軸回転速度Ninであるプライマリプーリ回転速度Npri、回転軸68の回転速度であるセカンダリプーリ回転速度Nss、車速Vに対応する出力軸回転速度Nout、小径ギヤ44の回転速度であるサンギヤ回転速度Nsun、アクセル開度θacc、噛合式クラッチD1を開放完了状態とするスリーブ58の開放側位置と噛合式クラッチD1を係合完了状態とするスリーブ58の係合側位置との間におけるスリーブ58の位置情報に対応するシフトフォーク64(またはフォークシャフト60など)の移動位置であるシンクロ位置Psyncなど)が、それぞれ供給される。
また、電子制御装置90からは、エンジン12の出力制御のためのエンジン出力制御指令信号Se、無段変速機24の変速に関する油圧制御のための油圧制御指令信号Scvt、動力伝達装置16の走行パターンの切替えに関連する第1クラッチC1、第1ブレーキB1、第2クラッチC2、および噛合式クラッチD1を制御するための油圧制御指令信号Sswt等が、それぞれ出力される。例えば、油圧制御指令信号Sswtとして、第1クラッチC1、第1ブレーキB1、第2クラッチC2、噛合式クラッチD1の各々の油圧アクチュエータへ供給される各油圧を調圧する各ソレノイド弁を駆動するための指令信号(油圧指令)が油圧制御回路80へ出力される。
電子制御装置90は、エンジン出力制御部120、および変速制御部122を機能的に備えている。
エンジン出力制御部120は、例えば予め実験的に或いは設計的に求められて記憶された関係(例えば駆動力マップ)に基づいて、検出されたアクセル開度θaccおよび車速Vを参照することで要求駆動力Fdemを算出し、その要求駆動力Fdemが得られる目標エンジントルクTetgtを設定し、その目標エンジントルクTetgtが得られるようにエンジン12を出力制御するエンジン出力制御指令信号Seをそれぞれスロットルアクチュエータや燃料噴射装置や点火装置などへ出力する。
変速制御部122は、車両停止中には、ギヤ走行に備えて、油圧アクチュエータによる噛合式クラッチD1の係合作動を行う指令を油圧制御回路80へ出力する。その後、変速制御部122は、シフトレバーが前進走行操作位置D(或いは後進走行操作位置R)に切り替えられた場合、第1クラッチC1(或いは第1ブレーキB1)を係合する指令を油圧制御回路80へ出力する。
また、変速制御部122は、CVT走行において、例えば予め定められた関係(例えばCVT変速マップ、ベルト挟圧力マップ)に基づいて、アクセル開度θaccおよび車速Vを参照することで、無段変速機24のベルト滑りが発生しないようにしつつエンジン12の動作点が所定の最適ライン(例えばエンジン最適燃費線)上となる無段変速機24の目標変速比γtgtを達成するためのプライマリ圧Pinおよびセカンダリ圧Poutの各油圧指令(油圧制御指令信号Scvt)を決定し、それら各油圧指令を油圧制御回路80へ出力して、CVT変速を実行する。
また、変速制御部122は、ギヤ走行とCVT走行とを切り替える切替制御を実行する。具体的には、変速制御部122は、例えばギヤ走行における変速比γgearとCVT走行における最大変速比γmaxとを切り替えるための所定のヒステリシスを有したアップシフト線およびダウンシフト線に、車速Vおよびアクセル開度θaccを参照することで変速比γの切替えを判断し、その判断結果に基づいて走行パターンを切り替える。
変速制御部122は、ギヤ走行中にアップシフトを判断してギヤ走行からCVT走行(中車速)へ切り替える場合、CtoC変速を実行する。これにより、動力伝達装置16における動力伝達経路PTは、第1動力伝達経路PT1から第2動力伝達経路PT2へ切り替えられる。
変速制御部122は、CVT走行(中車速)からCVT走行(高車速)へ切り替える場合、油圧アクチュエータ62による噛合式クラッチD1の開放作動を行う指令を油圧制御回路80へ出力する。また、変速制御部122は、CVT走行(高車速)からCVT走行(中車速)へ切り替える場合、油圧アクチュエータ62による噛合式クラッチD1の係合作動を行う指令を油圧制御回路80へ出力する。
変速制御部122は、CVT走行(中車速)中にダウンシフトを判断してギヤ走行へ切り替える場合、CtoC変速を実行する。これにより、動力伝達装置16における動力伝達経路PTは、第2動力伝達経路PT2から第1動力伝達経路PT1へ切り替えられる。ギヤ走行とCVT走行とを切り替える切替制御では、CVT走行(中車速)の状態を経由することで、CtoC変速によるトルクの受け渡しを行うだけで第1動力伝達経路PT1と第2動力伝達経路PT2とが切り替えられるので、切替えショックが抑制される。
ところで、第2クラッチC2が開放された状態において、入力軸回転速度Nin(すなわちプライマリプーリ回転速度Npri)が所定値を越え、且つ、無段変速機24の変速比γcvtが高車速側(ハイギヤ側、変速比小側)に変速された状態では、第2クラッチC2に負荷がかからないことから、無段変速機24のセカンダリプーリ70、およびそれに連結された回転軸68ならびに第2クラッチC2の一方の回転要素が過回転状態となる。すなわち、セカンダリプーリ回転速度Nssが、予め設定されている上限回転速度を超えて回転させられ、セカンダリプーリ70および第2クラッチC2等の耐久性が低下する可能性がある。
このようなセカンダリプーリ70の過回転が検出されると、エンジン出力制御部120は、例えばエンジン12の燃料噴射装置を制御してエンジン12への燃料供給を停止する、所謂燃料カット(フューエルカット)を実行することで、エンジン回転速度Neを所定値以下に制限する。上記制御によって、入力軸回転速度Nin(すなわちプライマリプーリ回転速度Npri)およびセカンダリプーリ回転速度Nssが低下するため、セカンダリプーリ70の過回転が抑制される。
しかしながら、エンジン12が故障して燃料カット(フューエルカット)が不可能となり、エンジン回転速度Neの上限値を制限できない場合、セカンダリプーリ70の過回転を抑制することが困難となる。このような場合には、スロットルアクチュエータを駆動させてスロットル弁を閉じることが考えられるが、スロットル弁を閉じたとしてもスロットル弁とエンジンの燃焼室との間のインテークマニホールド内には空気が残っているため、その空気を使い切るまではエンジン回転速度Neが過渡的に高回転となる。そこで、エンジン回転速度Neを制限できない場合には、以下に説明する制御を実行することで、セカンダリプーリ70の過回転を抑制する。
図3に示すエンジンフェール判定部124は、燃料噴射装置を制御することによるエンジン12の燃料カットが不可能か否かを判定する。エンジンフェール判定部124は、例えば、燃料噴射装置に燃料カットを行う指令を出力したときのエンジン回転速度変化量(減少量)が予め設定されている所定値を越えないか否かに基づいて、燃料カットが不可能か否かを判定する。或いは、エンジン12の燃料噴射量を直接検出するセンサを設け、燃料カットを行う指令を出力した後に検出された燃料噴射量に基づいて燃料カットが不可能か否かを判定しても構わない。また、変速制御部122は、エンジン12の燃料カットが不可能と判定されると、第2クラッチC2が開放状態にあるか否かを判定する。
エンジンフェール判定部124によって、エンジン12の燃料カットが不可能、すなわち、エンジン回転速度Neの制限が不可能と判定され、且つ、変速制御部122によって第2クラッチC2が開放状態にあると判定されると、変速比下限値設定部126(以下、下限値設定部126)が実行される。下限値設定部126は、無段変速機24の変速比γcvtの下限値γ1(ハイギヤ側の閾値)を設定する。図4は、無段変速機24の変速領域を示す図である。図において横軸がセカンダリプーリ回転速度Nssを示し、横軸がプライマリプーリ回転速度Npri(すなわち入力軸回転速度Nin)を示している。また、図4において斜線が施されている領域が無段変速機24の変速可能な領域を示しており、破線で示す直線が、無段変速機24の最大変速比γmax(最ロー変速比)を示し、一点鎖線で示す直線が、無段変速機24の最小変速比γmin(最ハイ変速比)を示している。また、セカンダリプーリ回転速度Nssの所定値αが、セカンダリプーリ70の上限回転速度αに対応し、プライマリプーリ回転速度Npriの所定値βが、プライマリプーリ66の上限回転速度βに対応している。これら各上限回転速度α、βは、それぞれ無段変速機24等の強度および耐久性を考慮して設計的に決定される値である。また、無段変速機24の最大変速比γmaxおよび最小変速比γminは、無段変速機24の構造に基づいて設計的に設定される値である。
エンジン12の燃料カットが実行可能な場合には、図4に示す斜線が施された全ての領域で無段変速機24の変速が許容される。しかしながら、エンジン12の燃料カットが不可能と判定されると、無段変速機24の変速比γcvtの下限値γ1が、実線の直線で示す下限値γ1に制限される。すなわち、エンジン12の燃料カットが不可能な場合には、無段変速機24の変速領域が、図4の左側の斜線(一点鎖線で描かれた斜線)で示す領域に制限される。下限値γ1は、プライマリプーリ回転速度Npriが上限回転速度βにおいて、セカンダリプーリ回転速度Nssが上限回転速度αとなる値に設定されており、最小変速比γminよりも大きい値である。また、エンジン12の燃料カットができる場合、無段変速機24の変速比γcvtの下限値は、最小変速比γminとなる。従って、変速比下限値設定部126は、第2クラッチC2が開放した状態において、エンジン12の燃料カットができない場合には、燃料カットができる場合の変速比γcvtと比較して、無段変速機24の変速比γcvtの下限値を大きくする。
下限値設定部126は、変速比γcvtの下限値γ1を設定すると、変速制御部122に無段変速機24の変速比γcvtを下限値γ1以上で制御する指令を出力する。これを受けて、変速制御部122は、無段変速機24の変速比γcvtが下限値γ1より大きくなるように制御する。変速制御部122は、例えば無段変速機24の目標変速比γtgtが下限値γ1以下であった場合には、目標変速比γtgtを下限値γ1に変更する。上記のように制御されることで、無段変速機24の変速比γcvtが下限値γ1よりも小さくならないため、セカンダリプーリ回転速度Nssの回転速度が制限され、エンジン12の燃料カットが不可能になっても、セカンダリプーリ70および第2クラッチC2(上流側)が上限回転速度αを越えて回転することがない。結果として、無段変速機24および第2クラッチC2が過回転させられることによる耐久性低下も抑制される。
図5は、電子制御装置90の制御作動、具体的には、エンジン12の燃料カットが不可能になってもセカンダリプーリ70の過回転を抑制できる制御作動を説明するフローチャートである。このフローチャートは、車両走行中において繰り返し実行される。
まず、エンジンフェール判定部124の機能に対応するステップS1(以下、ステップを省略)において、エンジン12の燃料カットが不可能か否か、すなわちエンジン回転速度Neの制限が不可能か否か判定される。エンジン回転速度Neの制限が可能な場合にはS1が否定されてリターンされる。エンジン回転速度Neの制限が不可能と判定される場合、S1が肯定されてS2に進む。変速制御部122に対応するS2では、第2クラッチC2が開放された状態か否かが判定される。第2クラッチC2が開放されていない場合、S2が否定されてリターンされる。第2クラッチC2が開放しているものと判定されると、S2が肯定されてS3に進む。
変速比下限値設定部126および変速制御部122の機能に対応するS3では、無段変速機24の下限値γ1が設定され、無段変速機24の変速比γcvtがその下限値γ1以上となるように制御される。変速制御部122の機能に対応するS4では、無段変速機24の変速比γcvtが下限値γ1以上か否か判定される。変速比γcvtは、プライマリプーリ回転速度Npriおよびセカンダリプーリ回転速度Nssから随時算出(=プライマリプーリ回転速度Npri/セカンダリプーリ回転速度Nss)される。変速比γcvtが下限値γ1よりも小さい場合には、S4が否定されて無段変速機24の変速比γcvtが下限値γ1以上となるに継続して変速制御が実行される。変速比γcvtが下限値γ1以上と判定されると、S4が肯定されてリターンされる。
上記のように制御されることで、第2クラッチC2が開放した状態において、エンジン12の燃料カットが不可能(エンジン12の回転速度制限が不可能)と判定されると、無段変速機24の変速比γcvtが下限値γ1以上に制限されるため、セカンダリプーリ70および第2クラッチC2の過回転が抑制される。
上述のように、本実施例によれば、第2クラッチC2が開放した状態において、エンジン12の燃料カットができない場合、無段変速機24の変速比γcvtの下限値γ1を、燃料カットができる場合と比較して大きくすることで、無段変速機24のセカンダリプーリ70の回転速度Nssが低下するため、無段変速機24のセカンダリプーリ70およびそれに連結された第2クラッチC2の過回転を抑制することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例では、駆動装置10は、無段変速機24とギヤ伝達機構28とを並列に備えるものであったが、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではなく、ギヤ伝達機構28を備えない構成であっても構わない。本発明は、エンジンと、無段変速機と、無段変速機と駆動輪との間の動力伝達経路上に設けられているクラッチとを、備えた構成であれば、適宜適用することができる。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
12:エンジン
14:駆動輪
17:車両用駆動装置
24:無段変速機
90:電子制御装置(制御装置)
C2:第2クラッチ(クラッチ)

Claims (1)

  1. エンジンと、無段変速機と、該無段変速機と駆動輪との間の動力伝達経路上に設けられているクラッチとを、備えた車両用駆動装置の制御装置であって、
    前記クラッチが開放した状態において、前記エンジンの燃料カットができない場合には、燃料カットができる場合と比べて前記無段変速機の変速比の下限値を大きくする
    ことを特徴とする車両用駆動装置の制御装置。
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