JP2017143899A - 歩行補助装置の評価方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】実際の人の歩行動作を模擬した歩行補助装置の評価を行うことができる、歩行補助装置の評価方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る歩行補助装置4の評価方法は、歩行補助装置4に荷重をかける荷重負荷手段としてのアクチュエータ3と、歩行補助装置4においてダミー脚部2の足平部21が装着される足フレーム411の地面に対向する接地可能領域と地面との間に挟まれて配置される接地部材50と、用いて歩行補助装置4を評価する評価方法であって、接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置を調整することにより、接地可能領域においてアクチュエータ3によりかけられる荷重の荷重力線が交わる位置が接触位置に近づくようにするものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る歩行補助装置4の評価方法は、歩行補助装置4に荷重をかける荷重負荷手段としてのアクチュエータ3と、歩行補助装置4においてダミー脚部2の足平部21が装着される足フレーム411の地面に対向する接地可能領域と地面との間に挟まれて配置される接地部材50と、用いて歩行補助装置4を評価する評価方法であって、接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置を調整することにより、接地可能領域においてアクチュエータ3によりかけられる荷重の荷重力線が交わる位置が接触位置に近づくようにするものである。
【選択図】図1
Description
本発明は歩行補助装置の評価方法に関し、特に歩行補助装置に荷重をかけて行う歩行補助装置の評価方法に関する。
近年、急性期の脳卒中麻痺患者用などにその歩行を補助するための様々の歩行補助装置が開発されている。例えば、歩行補助装置は、ユーザの体重入力と姿勢により、ユーザの脚部が立脚及び遊脚のいずれかを判定する。歩行補助装置は、立脚時には膝関節角度を維持するために膝伸展方向にトルクを発生させる。一方、歩行補助装置は、立脚後期〜遊脚時に膝関節を屈曲させ、歩行時の患脚のつまずきを防止すると共に、患脚の振出しにより歩行を補助する。歩行補助装置は、このような動作をユーザの急性期、リハビリ初期などに行うことで正しい歩行の習得を手助けするため、特に、その強度、耐久性などが求められる。一方で、上述したような歩行補助装置における強度、耐久性を評価するための様々な評価装置が知られている。
特許文献1では、歩行補助装置に対し、オフセット部材を介して荷重をかけ、歩行補助装置の強度及び耐久性を評価する評価方法について開示している。
歩行補助装置の評価方法としては、実際の人の歩行動作を再現した評価が行われることが望ましい。このため、歩行補助装置への荷重のかけ方として多様なかけ方が求められる。特許文献1では、オフセット部材を介した荷重により、歩行補助装置にかかるモーメントを再現しているが、歩行補助装置への荷重のかけ方によっては、歩行補助装置が傾倒してしまう可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、実際の人の歩行動作を模擬した歩行補助装置の評価を行うことができる、歩行補助装置の評価方法を提供することを目的とする。
本発明は、歩行補助装置に荷重をかける荷重負荷手段と、前記歩行補助装置において足が装着される足フレームの地面に対向する接地可能領域と前記地面との間に挟まれて配置される接地部材と、用いて前記歩行補助装置を評価する評価方法であって、前記接地可能領域における前記接地部材が接触する接触位置を調整することにより、前記接地可能領域において前記荷重負荷手段によりかけられる荷重の荷重力線が交わる位置が前記接触位置に近づくようにするものである。
本発明によれば、実際の人の歩行動作を模擬した歩行補助装置の評価を行うことができる。
実施の形態1
以下、本発明の一実施の形態である実施の形態1について図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明の一実施の形態にかかる評価装置は、ユーザの脚部に装着されその歩行を補助する歩行補助装置の性能、強度、耐久性などを評価するものである。
以下、本発明の一実施の形態である実施の形態1について図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明の一実施の形態にかかる評価装置は、ユーザの脚部に装着されその歩行を補助する歩行補助装置の性能、強度、耐久性などを評価するものである。
図1は、実施の形態1にかかる評価装置1の概略構成を示す図である。図1に示すように、評価装置1は、人の脚部を模したダミー脚部2と、ダミー脚部2に対して荷重を負荷する体重荷重用のアクチュエータ3と、ダミー脚部2に装着される歩行補助装置4と、接地部材50と、を備えている。
ダミー脚部2は、例えば回動可能な関節部を有し、人の脚部を模した形状を備えている。ダミー脚部2は、足としての足平部21と、足平部21に足首関節部22を介して回動可能に連結された下腿部23と、下腿部23に膝関節部24を介して回動可能に連結された上腿部25と、を有している。なお、図1に示すダミー脚部2の構成は一例であり、これに限らず、任意の構成が適用可能である。
アクチュエータ3は、荷重負荷手段の一具体例であり、オフセット部材32などを介してダミー脚部2の上腿部25の上端に連結されており、オフセット部材32を介してダミー脚部2に対して任意の荷重を負荷することができる。アクチュエータ3は、例えば、油圧機構、あるいはモータ機構などより構成されている。アクチュエータ3は、リンク機構31に対して垂直方向の荷重を負荷する。
アクチュエータ3の脇には、アクチュエータ傾倒防止ガイド33が設けられている。アクチュエータ傾倒防止ガイド33は、アクチュエータ3自体の水平方向の移動を規制する。なお、アクチュエータ3の動作の際、アクチュエータ3の本体自体が垂直方向に移動してしまうことを防ぐ必要がある。このため、アクチュエータ傾倒防止ガイド33が、アクチュエータ3の本体の垂直方向の移動を規制してもよい。
オフセット部材32は、ダミー脚部2にかける荷重の水平方向の位置を、ダミー脚部2に対し所定のオフセット長yだけずらすための部材である。これにより、ダミー脚部2に対して垂直方向の体重入力の荷重だけでなく、モーメント荷重も負荷することができる。オフセット部材32は、例えば、一端がダミー脚部2の上腿部25の上端に連結され、他端がアクチュエータ3に連結された、略棒状の治具である。オフセット部材32の長さ(オフセット長)を変更することで容易にオフセット量を変更でき、より多彩な患者の歩行モードに対応した歩行補助装置4の評価が可能となる。
歩行補助装置4は、ユーザの患脚に装着され、患脚の動作を調整することにより、その歩行の補助を行うためのものである。歩行補助装置4は、ダミー脚部2に装着されダミー脚部2を支持し複数の関節部を有するフレーム部41と、フレーム部41の各関節部を回転駆動する第1及び第2モータユニット42、43と、を有している。
フレーム部41は、足フレーム411と、足フレーム411に足首関節部412を介して回動可能に連結された下腿フレーム413と、下腿フレーム413に膝関節部414を介して回動可能に連結された上腿フレーム415と、から構成されている。
足フレーム411は、ダミー脚部2の足平部21に装着されるもので、足プレート92と靴94と一対の足リンク96を有している。足プレート92は、一対の足リンク96を接続している。靴94は、一般的な靴と同じ形態のものであり、足プレート92の上面(ダミー脚部2の足平部21に対向する面)に設けられている。ダミー脚部2の足平部21に靴94を装着すると、足プレート92は、ダミー脚部2の足平部21の下方(足裏側)に配置される。また、足リンク96は、ダミー脚部2の足平部21の側方に配置される。
下腿フレーム413はダミー脚部2の下腿部23に装着される。上腿フレーム415はダミー脚部2の上腿部25に装着される。下腿フレーム413及び上腿フレーム415には、ユーザの下腿部及び上腿部との接触を緩和するためのパッド416がそれぞれ設けられている。
第1及び第2モータユニット42、43は、駆動手段の一具体例であり、例えば、モータ、減速機構、センサなどから構成されている。第1及び第2モータユニット42、43は、フレーム部41の足首関節部412及び膝関節部414にそれぞれ設けられている。
第1モータユニット42は、フレーム部41の足首関節部412を回転駆動することで、下腿フレーム413に対して足フレーム411を相対回動させる。第2モータユニット43は、フレーム部41の膝関節部414を回転駆動することで、上腿フレーム415に対して下腿フレーム413を相対回動させる。
接地部材50は、歩行補助装置4において足が装着される足フレーム411の地面に対向する領域(以下、「接地可能領域」という)と地面との間に挟まれて配置される。ダミー脚部2に対してダミー脚部2を傾倒させてしまうモーメントがかかった場合にも接地部材50が当該モーメントを受けるのでダミー脚部2の傾倒を防止することができる。また、足フレーム411の接地可能領域において接地部材50を介して接地させると、足フレーム411の接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置が荷重に対する支点となるため支点の位置を任意に設定することができる。
本発明にかかる、歩行補助装置4の評価方法では、接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置を調整することにより、接地可能領域において荷重負荷手段としてのアクチュエータ3によりかけられる荷重の荷重力線が交わる位置が接触位置に近づくようにする。ここで荷重力線とは、アクチュエータ3による荷重負荷の力ベクトルとオフセット部材32によってダミー脚部2に及ぼされる力の力ベクトルとを合成した力ベクトルである。
図2は、荷重力線が足フレーム411の接地可能領域における踵側にある場合について、歩行補助装置4の側面図とともに図示した模式図である。図2に示すように、足フレーム411の接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置を、接地可能領域における踵側に移動させることで、荷重力線は足フレーム411の接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置を通る。これにより、図3に示す、人の歩行動作において脚部が踵から着地する場合について模擬することができる。
図4は、荷重力線が足フレーム411の接地可能領域におけるつま先側にある場合について、歩行補助装置4の側面図とともに図示した模式図である。図4に示すように、足フレーム411の接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置を、接地可能領域におけるつま先側に移動させることで、荷重力線は足フレーム411の接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置を通る。これにより、図5に示す、人の歩行動作において脚部がつま先から着地する場合について模擬することができる。
以上より、本実施の形態にかかる、歩行補助装置の評価方法によれば、歩行補助装置の傾倒を抑制しつつ、立脚から遊脚を繰り返す実際の歩行動作中に発生する様々な足の着き方を再現して評価することが可能となる。したがって、この評価方法によれば、実際の人の歩行動作を模擬した歩行補助装置の評価を行うことができる。
実施の形態2
次に、実施の形態2について説明する。本実施の形態では、荷重負荷手段としてのアクチュエータ3による荷重位置を変更するための荷重位置移動装置が設けられる点で、実施の形態1と異なる。図6は、実施の形態2に係る評価装置101の概略的なシステム構成を示す構成図である。なお、実施の形態1と共通の部分には共通の符号を付してその説明を省略する。図6に示すように、本実施の形態にかかる評価装置101は、実施の形態1にかかる構成に加え、荷重位置移動装置としてのアクチュエータ62をさらに有している。アクチュエータ62は、アクチュエータ3による荷重位置を、歩行補助装置4の前後方向および左右方向で時間と共に変化させる。
次に、実施の形態2について説明する。本実施の形態では、荷重負荷手段としてのアクチュエータ3による荷重位置を変更するための荷重位置移動装置が設けられる点で、実施の形態1と異なる。図6は、実施の形態2に係る評価装置101の概略的なシステム構成を示す構成図である。なお、実施の形態1と共通の部分には共通の符号を付してその説明を省略する。図6に示すように、本実施の形態にかかる評価装置101は、実施の形態1にかかる構成に加え、荷重位置移動装置としてのアクチュエータ62をさらに有している。アクチュエータ62は、アクチュエータ3による荷重位置を、歩行補助装置4の前後方向および左右方向で時間と共に変化させる。
本実施の形態にかかる、歩行補助装置の評価方法によれば、歩行補助装置の傾倒を抑制しつつ、立脚から遊脚を繰り返す実際の歩行動作中に発生する様々な足の着き方を再現して評価することが可能となる。したがって、この評価方法によれば、実際の人の歩行動作を模擬した歩行補助装置の評価を行うことができる。
実施の形態3
次に、実施の形態3について説明する。本実施の形態では、接地部材50を移動させるための接地部材移動装置が設けられる点で、実施の形態1と異なる。図7は、実施の形態3に係る評価装置201の概略的なシステム構成を示す構成図である。なお、実施の形態1と共通の部分には共通の符号を付してその説明を省略する。図7に示すように、本実施の形態にかかる評価装置201は、実施の形態1にかかる構成に加え、接地部材移動装置としてのアクチュエータ63をさらに有している。アクチュエータ63は、接地部材50を前後方向および左右方向に移動させ、足フレーム411の接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置を時間と共に変化させる。
次に、実施の形態3について説明する。本実施の形態では、接地部材50を移動させるための接地部材移動装置が設けられる点で、実施の形態1と異なる。図7は、実施の形態3に係る評価装置201の概略的なシステム構成を示す構成図である。なお、実施の形態1と共通の部分には共通の符号を付してその説明を省略する。図7に示すように、本実施の形態にかかる評価装置201は、実施の形態1にかかる構成に加え、接地部材移動装置としてのアクチュエータ63をさらに有している。アクチュエータ63は、接地部材50を前後方向および左右方向に移動させ、足フレーム411の接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置を時間と共に変化させる。
本実施の形態にかかる、歩行補助装置の評価方法によれば、歩行補助装置の傾倒を抑制しつつ、立脚から遊脚を繰り返す実際の歩行動作中に発生する様々な足の着き方を再現して評価することが可能となる。したがって、この評価方法によれば、実際の人の歩行動作を模擬した歩行補助装置の評価を行うことができる。
実施の形態4
次に、実施の形態4について説明する。本実施の形態では、荷重負荷手段としてのアクチュエータ3による荷重位置を変更するための荷重位置移動装置、接地部材50を移動させるための接地部材移動装置および荷重位置移動装置と接地部材移動装置とを同期制御する制御装置305が設けられる点で、上記実施の形態と異なる。図8は、実施の形態4に係る評価装置301の概略的なシステム構成を示す構成図である。なお、実施の形態1〜3と共通の部分には共通の符号を付してその説明を省略する。図8に示すように、本実施の形態にかかる評価装置301は、実施の形態1にかかる構成に加え、荷重位置移動装置としてのアクチュエータ62、接地部材移動装置としてのアクチュエータ63およびこれらを同期制御する制御装置305をさらに有している。
次に、実施の形態4について説明する。本実施の形態では、荷重負荷手段としてのアクチュエータ3による荷重位置を変更するための荷重位置移動装置、接地部材50を移動させるための接地部材移動装置および荷重位置移動装置と接地部材移動装置とを同期制御する制御装置305が設けられる点で、上記実施の形態と異なる。図8は、実施の形態4に係る評価装置301の概略的なシステム構成を示す構成図である。なお、実施の形態1〜3と共通の部分には共通の符号を付してその説明を省略する。図8に示すように、本実施の形態にかかる評価装置301は、実施の形態1にかかる構成に加え、荷重位置移動装置としてのアクチュエータ62、接地部材移動装置としてのアクチュエータ63およびこれらを同期制御する制御装置305をさらに有している。
アクチュエータ62は、例えば、センサを内蔵しており、アクチュエータ3による荷重位置を変更した際に、そのときの荷重位置を検出し、その検出した検出値を制御装置405に対して送信する。また、アクチュエータ63は、例えば、センサを内蔵しており、接地部材50を移動した際に、そのときの足フレーム411の接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置を検出し、その検出した検出値を制御装置405に対して送信する。
制御装置305は、アクチュエータ62及びアクチュエータ63を所定の歩行軌跡を再現するよう同期制御する。制御装置305は、例えば、演算処理、制御処理等と行うCPU(Central Processing Unit)51、CPU51によって実行される演算プログラム、制御プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)52、各種のデータなどを記憶するRAM(Random Access Memory)53、外部と信号の入出力を行うインターフェイス部(I/F)54、などからなるマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。CPU51、ROM52、RAM53及びインターフェイス部54は、データバスなどを介して相互に接続されている。
荷重位置移動装置としてのアクチュエータ62と接地部材移動装置としてのアクチュエータ63とを制御装置305により同期制御することで、足フレーム411の接地可能領域における接地部材50が接触する接触位置とアクチュエータ3による荷重位置とを連続的に変化させて評価を行うことができる。
本実施の形態にかかる、歩行補助装置の評価方法によれば、歩行補助装置の傾倒を抑制しつつ、立脚から遊脚を繰り返す実際の歩行動作中に発生する様々な足の着き方を再現して評価することが可能となる。したがって、この評価方法によれば、実際の人の歩行動作を模擬した歩行補助装置の評価を行うことができる。
実施の形態5
次に、実施の形態5について説明する。実施の形態4では、荷重位置移動装置と接地部材移動装置とを同期制御するが、本実施の形態では、さらに、荷重位置移動装置と接地部材移動装置と荷重負荷手段とを同期制御する。図9は、実施の形態5に係る評価装置401の概略的なシステム構成を示す構成図である。なお、実施の形態1〜4と共通の部分には共通の符号を付してその説明を省略する。図9に示すように、本実施の形態にかかる評価装置401は、実施の形態1にかかる構成に加え、荷重位置移動装置としてのアクチュエータ62と、接地部材移動装置としてのアクチュエータ63と、アクチュエータ62、アクチュエータ63およびアクチュエータ3を同期制御する制御装置405と、をさらに有している。
次に、実施の形態5について説明する。実施の形態4では、荷重位置移動装置と接地部材移動装置とを同期制御するが、本実施の形態では、さらに、荷重位置移動装置と接地部材移動装置と荷重負荷手段とを同期制御する。図9は、実施の形態5に係る評価装置401の概略的なシステム構成を示す構成図である。なお、実施の形態1〜4と共通の部分には共通の符号を付してその説明を省略する。図9に示すように、本実施の形態にかかる評価装置401は、実施の形態1にかかる構成に加え、荷重位置移動装置としてのアクチュエータ62と、接地部材移動装置としてのアクチュエータ63と、アクチュエータ62、アクチュエータ63およびアクチュエータ3を同期制御する制御装置405と、をさらに有している。
制御装置405は、アクチュエータ3、アクチュエータ62及びアクチュエータ63を所定の歩行軌跡を再現するよう同期制御する。制御装置405は、例えば、演算処理、制御処理等と行うCPU(Central Processing Unit)51、CPU51によって実行される演算プログラム、制御プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)52、各種のデータなどを記憶するRAM(Random Access Memory)53、外部と信号の入出力を行うインターフェイス部(I/F)54、などからなるマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。CPU51、ROM52、RAM53及びインターフェイス部54は、データバスなどを介して相互に接続されている。
アクチュエータ3は、制御装置405から送信される駆動指令信号に応じて、ダミー脚部2に対して垂直方向の荷重を負荷する。アクチュエータ3は、例えば、センサを内蔵しており、ダミー脚部2に荷重を負荷した際に、そのときの荷重値及び変位値(オフセット部材32の移動量など)を検出し、その検出した検出値を制御装置405に対して送信する。
本実施の形態にかかる、歩行補助装置の評価方法によれば、歩行補助装置の傾倒を抑制しつつ、立脚から遊脚を繰り返す実際の歩行動作中に発生する様々な足の着き方を再現して評価することが可能となる。したがって、この評価方法によれば、実際の人の歩行動作を模擬した歩行補助装置の評価を行うことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記の実施の形態では、アクチュエータ3によりダミー脚部2に荷重をかけているが、これに限るものではなく、例えば重りを負荷することによって荷重をかけてもよい。
1、101、201、301、401 評価装置
2 ダミー脚部
3、62、63 アクチュエータ
4 歩行補助装置
32 オフセット部材
33 アクチュエータ傾倒防止ガイド
50 接地部材
305、405 制御装置
2 ダミー脚部
3、62、63 アクチュエータ
4 歩行補助装置
32 オフセット部材
33 アクチュエータ傾倒防止ガイド
50 接地部材
305、405 制御装置
Claims (1)
- 歩行補助装置に荷重をかける荷重負荷手段と、前記歩行補助装置において足が装着される足フレームの地面に対向する接地可能領域と前記地面との間に挟まれて配置される接地部材と、用いて前記歩行補助装置を評価する評価方法であって、
前記接地可能領域における前記接地部材が接触する接触位置を調整することにより、前記接地可能領域において前記荷重負荷手段によりかけられる荷重の荷重力線が交わる位置が前記接触位置に近づくようにする、歩行補助装置の評価方法。
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- 2016-02-15 JP JP2016026023A patent/JP2017143899A/ja active Pending
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