JP2017143752A - サプリメント - Google Patents
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Abstract
【課題】ナノバブルを効率よく体内に取り込むことができるサプリメントの提供。【解決手段】分散系の溶媒中に水素からなるナノバブルが含有されたナノバブル含有溶媒2を、カプセル1内に充填して形成されたサプリメント。常温において水よりも粘度の高い溶媒中に水素からなるナノバブルが含有されたナノバブル含有溶媒2を、カプセル1内に充填して形成されたサプリメント。分散系の溶媒2がゾル又はゲル状態であるサプリメント。分散系の溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させたナノバブル含有溶媒2を生成し、前記ナノバブル含有溶媒2をカプセル1内に充填してサプリメントを形成する、サプリメントの製造方法。常温において水よりも粘度の高い溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させたナノバブル含有溶媒2を生成し、前記ナノバブル含有溶媒をカプセル1内に充填してサプリメントを形成する、サプリメントの製造方法。【選択図】図1
Description
本発明は、サプリメントにかかり、特に、ナノバブルを含有したサプリメントに関する。
ナノバブルは、水などの溶媒中に存在するナノサイズ(例えば、粒径1000nm以下)の微小気泡であり、通常の気泡とは著しく異なった性質を有する。例えば、ナノバブルは、特許文献1に開示されているような装置で発生させることが可能である。そして、ナノバブルは、成長促進効果が期待されていたり、特許文献2に示すように、医薬として利用されることも検討されている。
しかしながら、ナノバブルは、溶媒中に微小気泡として存在するものであるため、溶媒に対する溶存量が時間の経過に伴って低下しうる。このため、例えば、体内にナノバブルを取り込むことを目的とする場合であっても、ナノバブルの溶媒に対する溶存期間が短く溶存量が低下することにより、効果よく取り込むことが困難となる、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、ナノバブルを効率よく体内に取り込むことができるサプリメントを提供することにある。
本発明の一形態であるサプリメントは、
分散系の溶媒中に水素からなるナノバブルが含有されたナノバブル含有溶媒を、カプセル内に充填して形成された、
という構成をとる。
分散系の溶媒中に水素からなるナノバブルが含有されたナノバブル含有溶媒を、カプセル内に充填して形成された、
という構成をとる。
そして、上記サプリメントでは、
前記分散系の溶媒は、ゾル又はゲルである、
という構成をとる。
前記分散系の溶媒は、ゾル又はゲルである、
という構成をとる。
また、本発明の一形態であるサプリメントは、
常温において水よりも粘度の高い溶媒中に水素からなるナノバブルが含有されたナノバブル含有溶媒を、カプセル内に充填して形成された、
という構成をとる。
常温において水よりも粘度の高い溶媒中に水素からなるナノバブルが含有されたナノバブル含有溶媒を、カプセル内に充填して形成された、
という構成をとる。
また、上記サプリメントでは、
前記溶媒は、温度の上昇に伴って粘度が低下する性質を有する、
という構成をとる。
前記溶媒は、温度の上昇に伴って粘度が低下する性質を有する、
という構成をとる。
また、上記サプリメントでは、
前記カプセルは、腸溶性カプセルである、
という構成をとる。
前記カプセルは、腸溶性カプセルである、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるサプリメントの製造方法は、
分散系の溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させたナノバブル含有溶媒を生成し、
前記ナノバブル含有溶媒をカプセル内に充填してサプリメントを形成する、
という構成をとる。
分散系の溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させたナノバブル含有溶媒を生成し、
前記ナノバブル含有溶媒をカプセル内に充填してサプリメントを形成する、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるサプリメントの製造方法は、
常温において水よりも粘度の高い溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させたナノバブル含有溶媒を生成し、
前記ナノバブル含有溶媒をカプセル内に充填してサプリメントを形成する、
という構成をとる。
常温において水よりも粘度の高い溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させたナノバブル含有溶媒を生成し、
前記ナノバブル含有溶媒をカプセル内に充填してサプリメントを形成する、
という構成をとる。
そして、上記サプリメントの製造方法では、
温度の上昇に伴って粘度が低下する前記溶媒を加熱した状態で、当該溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させた前記ナノバブル含有溶媒を生成する、
という構成をとる。
温度の上昇に伴って粘度が低下する前記溶媒を加熱した状態で、当該溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させた前記ナノバブル含有溶媒を生成する、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、カプセル内において分散系の溶媒中や粘度の高い溶媒中に水素ナノバブルが含有された状態となっているため、当該水素ナノバブルの溶存時間を延ばし、溶存量の減少を抑制することができる。その結果、水素ナノバブルを効率よく体内に取り込むことが可能となる。
本発明の実施形態を、図1乃至図2を参照して説明する。図1は、サプリメントの構成を示す図であり、図2は、サプリメントの製造方法を示すフローチャートである。
本発明におけるサプリメントは、図1に示すように、カプセル1内に、ゲルやゾルといった分散系の溶媒中、あるいは、常温(例えば、25℃や、20℃±15℃)において水よりも粘度の高い溶媒中に、水素ナノバブルが含有されたナノバブル含有溶媒2が充填されて構成されている。
ここで、水素ナノバブルは、水素をナノサイズ(例えば、粒径1000nm以下)の微小気泡としたものである。また、水素ナノバブルが含有される溶媒は、ゼラチンや寒天などのゲルやゾルといった分散系溶媒であったり、油などの常温において水よりも高い粘度を有する溶媒である。そして、例えば、特許文献1に開示されているようなナノバブル発生装置に上述したような溶媒を投入することで、当該溶媒中に水素の気泡を含有させ、かかる気泡をさらに圧壊、圧縮することで、水素ナノバブルを発生させて含有させることができる。
このとき、溶媒が、ゼラチンや寒天、油などの温度の上昇に伴って粘度が低下する性質を有する場合には、ナノバブル発生装置に投入前あるいは投入中に、溶媒を常温よりも高い温度、例えば、60度程度に加熱する(ステップS1)。これにより、溶媒の粘度が低下するため、装置内で溶媒にナノバブルを含有させることが容易となり、ナノバブルの溶存量が多いナノバブル含有溶媒2を生成することができる(ステップS2)。
その後、ナノバブル含有溶媒2をカプセル1に充填するが、このとき、加熱されているナノバブル含有溶媒2を常温程度に冷却してからカプセル1に充填してもよい(ステップS3)。これにより、粘度の高い状態の溶媒に水素ナノバブルが含有された状態でカプセル1内に閉じ込められることとなるため、溶媒に対する水素ナノバブルの溶存時間が長くなり、溶存量の低下を抑制することができる。
なお、カプセル1は、例えば、腸溶性カプセルであると望ましい。これにより、本発明におけるサプリメントが人間の体内に取り込まれたときに、カプセル1は胃では溶けずに小腸で溶けることとなる。このため、水素ナノバブルの溶存量が多い状態でナノバブル溶媒2が小腸に供給されることとなり、かかる小腸で水素ナノバブルを効率よく体内に取り込むことができる。その結果、体内に取り込んだ水素ナノバブルにて、体内の活性酸素を中和することができ、抗酸化作用を効率よく発揮しうる。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 カプセル
2 ナノバブル含有溶媒
2 ナノバブル含有溶媒
Claims (8)
- 分散系の溶媒中に水素からなるナノバブルが含有されたナノバブル含有溶媒を、カプセル内に充填して形成されたサプリメント。
- 請求項1に記載のサプリメントであって、
前記分散系の溶媒は、ゾル又はゲルである、
サプリメント。 - 常温において水よりも粘度の高い溶媒中に水素からなるナノバブルが含有されたナノバブル含有溶媒を、カプセル内に充填して形成されたサプリメント。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載のサプリメントであって、
前記溶媒は、温度の上昇に伴って粘度が低下する性質を有する、
サプリメント。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のサプリメントであって、
前記カプセルは、腸溶性カプセルである、
サプリメント。 - 分散系の溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させたナノバブル含有溶媒を生成し、
前記ナノバブル含有溶媒をカプセル内に充填してサプリメントを形成する、
サプリメントの製造方法。 - 常温において水よりも粘度の高い溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させたナノバブル含有溶媒を生成し、
前記ナノバブル含有溶媒をカプセル内に充填してサプリメントを形成する、
サプリメントの製造方法。 - 請求項6又は7に記載のサプリメントの製造方法であって、
温度の上昇に伴って粘度が低下する前記溶媒を加熱した状態で、当該溶媒中に水素からなるナノバブルを含有させた前記ナノバブル含有溶媒を生成する、
サプリメントの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016026289A JP2017143752A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | サプリメント |
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JP2016026289A JP2017143752A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | サプリメント |
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ID=59680356
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JP2016026289A Pending JP2017143752A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | サプリメント |
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JP (1) | JP2017143752A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019135983A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 株式会社新菱 | 皮膚の光老化抑制用食品 |
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JP2015164910A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-09-17 | 国立大学法人大阪大学 | 骨粗鬆症予防又は治療用医薬 |
-
2016
- 2016-02-15 JP JP2016026289A patent/JP2017143752A/ja active Pending
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