JP2017143468A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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恭平 北澤
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Abstract

【課題】良好な音像定位を実現するユーザに適したHRTFを簡便に生成する。【解決手段】情報処理装置は、ユーザの耳介角度を取得する第一の取得手段と、ユーザの頭部に対する指定方向を取得する第二の取得手段と、を備える。また、情報処理装置は、 特定の耳介角度を有する頭部の複数方向それぞれに対応する頭部伝達関数から、第一の取得手段により取得されたユーザの耳介角度に基づいて、第二の取得手段により取得された指定方向に対応するユーザの頭部伝達関数を取得する第三の取得手段を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
従来、頭部伝達関数(Head Related Transfer Function:HRTF)を用いて立体音響を再現する技術において、HRTFの個人化が課題となっている。ここで、HRTFは、音源から視聴者の耳までの伝達特性を表す関数であり、ユーザの頭部形状や耳介形状といった身体特徴量に依存することが知られている。非特許文献1には、既存のHRTFを耳介角度(耳介傾斜角)に基づいて補正し、ユーザの耳介角度に最も近い耳介角度のHRTFを生成することで、ユーザの実測HRTFを用いた音像定位の傾向を再現可能である点が開示されている。
小松創、外3名、「耳介角度に基づく頭部伝達関数の補正による正中面音像定位の制度改善」、日本音響学会2015年春季研究発表会講演論文集、日本音響学会、2015年3月、pp.879−882
しかしながら、上記非特許文献1に記載の技術は、耳介角度に基づいてHRTFを補正するための補正量(補正データ)が必要である。そして、この補正データを用意するためには、実際に耳介角度を変えて耳介を取り付けたダミーヘッドを用いて複数のHRTFを収集し、耳介角度の変化によるHRTFへの影響を調査する必要がある。しかしながら、耳介角度を変えて計測できる耳介モデルは一般的ではなく、補正データを簡単に用意することはできない。
そこで、本発明は、良好な音像定位を実現するユーザに適したHRTFを簡便に生成することを目的としている。
本発明に係る情報処理装置の一態様は、ユーザの耳介角度を取得する第一の取得手段と、前記ユーザの頭部に対する指定方向を取得する第二の取得手段と、特定の耳介角度を有する頭部の複数方向それぞれに対応する頭部伝達関数から、前記第一の取得手段により取得された前記ユーザの耳介角度に基づいて、前記第二の取得手段により取得された指定方向に対応する前記ユーザの頭部伝達関数を取得する第三の取得手段と、を備える。
本発明によれば、良好な音像定位を実現するユーザに適したHRTFを簡便に生成することができる。
HRTF生成装置の構成を示すブロック図である。 耳介角度の基準となる軸を示す図である。 耳介角度の説明図である。 HRTF生成装置のハードウェア構成図である。 第一の実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。 立体音響再生装置の構成を示すブロック図である。 水平面におけるHRTFのゲインと方向補正量とを示す図である。 第二の実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正または変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
(第一の実施形態)
図1は、本実施形態におけるHRTF生成装置100の構成を示すブロック図である。HRTF生成装置100は、HRTFセットを個人化するための装置である。ここで、HRTFセットとは、ダミーヘッドや特定の人物の頭部を用いて測定された、複数方向夫々に対応する頭部伝達関数(HRTF)のデータセットである。本実施形態では、HRTF生成装置100は、データベースに蓄積された既存のHRTFを補正し、ユーザに良好な音像定位感を与えるHRTFを生成する。
HRTF生成装置100は、HRTF補正装置110と、計測装置120と、HRTFデータベース(HRTF−DB)130とを備える。HRTF補正装置110は、複数の指定方向に対してそれぞれ補正されたHRTFのデータセットであるHRTFセットを出力する装置であり、情報処理装置として動作する。
計測装置120は、ユーザの耳介角度に関する情報として、ユーザの頭部形状および耳介形状を計測する装置である。本実施形態では、計測装置120は、カメラなどの撮像装置を含み、撮影された複数枚の画像からユーザの頭部形状および耳介形状を計測し、HRTF補正装置110へ出力する。
HRTF−DB130は、HRTFセットおよびそのHRTFセットを測定したダミーヘッドもしくは特定の人物の耳介角度情報を対応付けて格納する。本実施形態では、HRTF−DB130は、特定の耳介角度θDを有するダミーヘッドを用いて測定されたHRTFセットを格納しているものとする。HRTF補正装置110は、HRTF−DB130からのHRTFセットの読み出し、およびHRTF−DB130へのHRTFセットの書き込みが可能である。
図2は、耳介角度の基準となる軸を示す図である。この図2に示すように、本実施形態では、耳穴210を通り正中軸と平行な軸を縦軸211、耳軸(両耳の耳穴を通る軸)を横軸212、耳穴210を通り前後軸と平行な軸を前後軸213とし、それぞれの軸211〜213に対する回転角度を耳介角度とする。より具体的には、耳介の外縁を含む曲面を平面で近似し、その平面の各軸211〜213に対する回転角度を耳介角度とする。
次に、HRTF補正装置110の構成について詳しく説明する。HRTF補正装置110は、耳介角度取得部111と、方向入力部112と、方向補正部113と、HRTF取得部114と、出力部115とを備える。耳介角度取得部111は、計測装置120によって計測された頭部形状および耳介形状のデータに基づいて、ユーザの耳介角度θUを取得する。また、耳介角度取得部111は、HRTF−DB130に格納されたHRTFセットの測定に用いたダミーヘッドの耳介角度θDを取得する。耳介角度取得部111は、取得した耳介角度θUおよびθDを方向補正部113へ出力する。
方向入力部112は、新しく生成するHRTFセットを構成する各HRTFにそれぞれ対応する複数の指定方向を入力する。指定方向は、水平角θAおよび仰角θEによって指定することができる。方向入力部112は、ユーザの指示により任意の複数の指定方向(角度)を入力してもよいし、予め設定された複数の指定方向(角度)を入力してもよい。方向入力部112は、入力した指定方向を方向補正部113および出力部115へ出力する。
方向補正部113は、方向入力部112から入力された指定方向を、耳介角度取得部111により取得されたユーザの耳介角度θUとダミーヘッドの耳介角度θDとに基づいて補正する。水平方向(縦軸211回りの回転方向)における指定方向の角度である水平角θAの補正例を図3に示す。ここで、HRTF−DB130に格納されているHRTFセットを計測したダミーヘッド220の水平方向の耳介取り付け角度が図3(a)に示す耳介角度θD、ユーザ230の水平方向の耳介角度が図3(b)に示す耳介角度θUであるとする。この場合、入力された水平角θAの補正後の水平角θA´は、下式により表される。
θA´=θA+(θD−θU) ………(1)
つまり、方向補正部113は、ユーザ230の耳介角度θUと特定の耳介角度θDとの差分値を補正量Δθ(=θD−θU)とし、指定方向を補正する。
なお、上記のような指定方向の補正は、上述した3つの軸(縦軸211、横軸212、前後軸213)それぞれについて行われる。また、左右の耳についてもそれぞれ行われる。方向補正部113は、補正後の指定方向をHRTF取得部114へ出力する。
HRTF取得部114は、方向補正部113から入力された補正後の指定方向に対応するHRTFをHRTF−DB130から取得し、出力部115へ出力する。なお、HRTF−DB130に方向補正部113から入力された指定方向に対応するHRTFが存在しない場合、HRTF取得部114は、最近傍のデータを対応するHRTFとして取得する。出力部115は、HRTF取得部114から入力されたHRTFと方向入力部112から入力された指定方向とを対応付けてHRTF−DB130へ出力し、新たなHRTFセットとして登録する。
このように、HRTF生成装置100は、HRTF−DB130に格納された既存のHRTFセットを、ユーザの耳介角度θUに基づいて回転補正し、ユーザの耳介角度θUに対応するHRTFセットとして新たに生成する。より具体的には、HRTF生成装置100は、ユーザの耳介角度θUと上記既存のHRTFセットに対応する特定の耳介角度θDとの差分値に相当する角度だけ既存のHRTFセットを回転補正する。この回転補正は、縦軸211、横軸212および前後軸213の全てに対してそれぞれ実施される。
図4は、HRTF生成装置100のハードウェア構成を示す図である。HRTF生成装置100は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、外部メモリ14と、入力部15と、通信I/F16と、システムバス17とを備える。CPU11は、HRTF生成装置100における動作を統括的に制御するものであり、システムバス17を介して、各構成部(12〜16)を制御する。ROM12は、CPU11が処理を実行するために必要なプログラムを記憶する不揮発性メモリである。なお、当該プログラムは、外部メモリ14や着脱可能な記憶媒体(不図示)に記憶されていてもよい。RAM13は、CPU11の主メモリ、ワークエリアとして機能する。つまり、CPU11は、処理の実行に際してROM12から必要なプログラムをRAM13にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種の機能動作を実現する。
外部メモリ14は、CPU11がプログラムを用いた処理を行う際に必要な各種データや各種情報を記憶している。例えば、外部メモリ14は、図1のHRTF−DB130である。また、外部メモリ14には、CPU11がプログラムを用いた処理を行うことにより得られる各種データや各種情報が記憶されてもよい。入力部15は、キーボードや操作ボタンなどにより構成され、ユーザは入力部15を操作して上述した指定方向(角度)の入力が可能となっている。通信I/F16は、外部装置と通信するためのインターフェースである。システムバス17は、CPU11、ROM12、RAM13、外部メモリ14、入力部15および通信I/F16を通信可能に接続する。
図1に示すHRTF生成装置100の各部の機能は、CPU11がプログラムを実行することで実現することができる。ただし、図1に示すHRTF生成装置100の各部のうち少なくとも一部が専用のハードウェアとして動作するようにしてもよい。この場合、専用のハードウェアは、CPU11の制御に基づいて動作する。
次に、HRTF生成装置100の動作について、図5を参照しながら説明する。この図5の処理は、CPU11がプログラムを実行することによって実現することができる。ただし、図1で示す各要素のうち少なくとも一部が専用のハードウェアとして動作することで、図5の処理が実現されるようにしてもよい。この場合、専用のハードウェアは、CPU11の制御に基づいて動作する。
まずS1において、計測装置120は、ユーザの頭部形状および耳介形状を計測する。次にS2では、耳介角度取得部111は、S1において計測装置120が計測したユーザの頭部および耳介の形状データを取得し、取得した形状データからユーザの耳介角度θUを取得する。また、このS2では、耳介角度取得部111は、HRTF−DB130から、HRTF−DB130に格納されているHRTFセットに対応する特定の耳介角度θDを取得する。
次にS3では、方向入力部112は、新たに生成するHRTFに対応する指定方向を入力する。本実施形態では、HRTF生成装置100は、ユーザに適したHRTFセットを生成するものとし、方向入力部112は、ユーザの頭部に対する複数の指定方向(水平角θAと仰角θE)を入力するものとする。なお、方向入力部112は、指定方向を1つのみ入力するようにしてもよい。
次にS4では、方向補正部113は、S3において入力された指定方向を補正する。このとき方向補正部113は、S2において取得されたユーザの耳介角度θUおよびダミーヘッドの耳介角度θDに基づいて、指定方向を補正するための補正量を算出し、算出した補正量をもとに複数の指定方向をそれぞれ補正する。次にS5では、HRTF取得部114は、S4において補正された指定方向に対応するHRTFをHRTF−DB130から取得する。
S6では、HRTF取得部114は、S3において入力されたすべての指定方向について補正が終了し、対応するHRTFが取得されたか否かを判定する。そして、HRTF取得部114は、HRTFが取得されていない指定方向が存在すると判定した場合にはS5に戻り、すべての指定方向についてHRTFが取得できたと判定した場合にはS7に移行する。S7では、出力部115は、S3において入力された指定方向とS5において取得されたHRTFとを対応付けて、新たなHRTFセットとしてHRTF−DB130に記録する。なお、HRTF生成装置100は、例えばS1でユーザの耳の形状などのHRTFに起因する情報を併せて取得し、S5でHRTF−DB130から取得したHRTFをHRTFに起因する情報に基づいて補正したものをユーザのHRTFとして出力してもよい。
以上のように、HRTF生成装置100は、ユーザの耳介角度θUを取得すると共に、ユーザの頭部に対する指定方向を取得する。そして、HRTF生成装置100は、取得された指定方向を、ユーザの耳介角度θUに基づいて補正し、補正された指定方向に対応するHRTFをHRTF−DB130から取得する。ここで、HRTF−DB130は、特定の耳介角度θDを有する頭部に対する複数方向の音源にそれぞれ対応するHRTFが格納されたデータベースである。ここで、上記指定方向は複数であってもよい。つまり、HRTF生成装置100は、HRTF−DB130に格納された既存のHRTFセットを構成する各HRTFの角度情報を補正し、新たなHRTFセットを生成することができる。HRTF生成装置100は、ユーザの耳介角度θUと特定の耳介角度θDとの差分値に基づいて、指定方向を補正するための補正量Δθを導出し、補正量Δθを用いて指定方向を補正する。
このように、HRTF生成装置100は、既存のHRTFセットの角度情報を補正することで、ユーザの耳介角度θUに対応した新たなHRTFセットを生成するので、HRTFセットの個人化を簡便に実現することができる。HRTFセットの個人化に際しては、特定の耳介角度θDに対応するHRTFセットを用意するだけでよく、従来手法のように、耳介角度が異なる複数のダミーヘッドを用いて収集した複数のHRTFセットを用意する必要はない。さらに、ユーザの耳介角度θUに応じて既存のHRTFセットの角度情報を書き換える手法であるため、従来手法で用いられているようなHRTFの補正データ(補正係数)も不要である。
また、HRTF生成装置100は、ユーザの耳介角度θUと特定の耳介角度θDとの差分値を補正量Δθとして導出し、指定角度に補正量Δθを加算することで指定角度を補正する。つまり、HRTF生成装置100は、既存のHRTFセットを上記差分値分だけ回転補正することで、ユーザの耳介角度θUに対応したHRTFセットを生成する。このように、ユーザの耳介角度θUとは異なる特定の耳介角度θDに対応するHRTFセットをもとに、ユーザの耳介角度θUに対応したHRTFセット、つまり、良好な音像定位を実現するユーザに適したHRTFを簡便に生成することができる。
さらに、HRTF生成装置100は、ユーザの耳介の正中軸、耳軸および前後軸にそれぞれ平行な軸を中心とした回転角度を、ユーザの耳介角度θUとして取得する。このように、HRTF生成装置100は、水平方向だけでなく、垂直方向や前後方向の耳介角度も考慮し、HRTFセットを各方向について補正することができるので、ユーザの耳介角度θUに対応したHRTFセットを適切に生成することができる。
また、HRTF生成装置100は、計測装置120により計測されたユーザの頭部形状および耳介形状に関する情報に基づいてユーザの耳介角度θUを取得する。そのため、HRTF生成装置100は、ユーザの正確な耳介角度θUに基づいて既存のHRTFセットを補正することができる。
なお、本実施形態においては、計測装置120が、カメラなどの撮像装置を用いてユーザの耳介角度に関する情報を計測する装置である場合について説明した。しかしながら、計測装置120は、赤外線レーザーを用いた物体の形状取得技術により耳介角度を計測する装置であってもよい。さらに、計測装置120は、定規や分度器といった計測機器を用いて耳介角度を計測するような構成であってもよい。また、耳介角度取得部111は、計測装置120からユーザの耳介角度θUを取得するのではなく、ユーザが入力した耳介角度に関する情報に基づいてユーザの耳介角度θUを取得してもよい。ユーザは、自身の耳介角度を数値入力してもよいし、自身の頭部形状や耳介形状に関する情報を入力してもよい。
また、本実施形態においては、HRTF−DB130に格納されたHRTFセットは、1つの設定環境で測定された複数の指定方向にそれぞれ対応するHRTFを1つのデータセットとしたものとした。しかしながら、HRTF−DB130に格納されたHRTFセットは、複数の異なる人物のHRTFセットを接合したものや、複数の環境で測定されたHRTFのデータセットでもよい。
さらに、本実施形態においては、図2に示すように、耳介角度の回転を表す軸の原点を耳穴210としたが、耳介角度の回転を表す軸はそれぞれ図2に示す軸211〜213と平行な軸であればよく、縦軸は、例えば頭部中心を通る正中軸であってもよい。また、耳介角度は、正中軸、耳軸および前後軸にそれぞれ平行な軸211〜213のうち、少なくとも1つの軸を中心とした回転角度により表すようにしてもよい。
また、本実施形態においては、HRTF補正装置110は、方向補正部113によって指定方向の補正を片耳ごとに行い、両耳介のHRTFセットをそれぞれ生成した。しかしながら、両耳介の角度が略同じである場合、HRTF補正装置110は、補正により新たに生成された片耳分のHRTFセットを左右反転させて逆側の耳のHRTFセットとしてもよい。
さらに、本実施形態においては、HRTF取得部114は、方向補正部113によって補正された指定方向に対応するHRTFが存在しない場合、最近傍のデータを取得するようにした。しかしながら、このような場合、HRTF取得部114は、データ補間により方向補正部113によって補正された指定方向に対応するHRTFを取得してもよい。つまり、HRTF取得部114は、方向補正部113によって補正された指定方向の近傍の方向に対応するHRTFをHRTF−DB130から複数取得し、取得した複数のHRTFを補間して対応するHRTFを取得してもよい。これにより、HRTFセットの角度分解能が粗い領域についても、対応するHRTFを適切に取得することができる。
また、本実施形態においては、HRTF生成装置100は、方向入力部112により入力された複数の指定方向を基準に新しいHRTFセットを生成する場合について説明した。しかしながら、HRTF生成装置100は、HRTF−DB130に格納された既存のHRTFセットを基準に新しいHRTFセットを生成してもよい。つまり、HRTF生成装置100は、方向入力部112によって指定方向を入力せずに新しいHRTFセットを生成することもできる。この場合、HRTF取得部114は、既存のHRTFセットをHRTF−DB130から取得する。また、方向補正部113は、上記の既存のHRTFセットに対応する方向を、ユーザの耳介角度θUおよびダミーヘッドの耳介角度θDに基づいて補正する。そして、出力部115は、既存のHRTFセットに対応する補正前の方向データを方向補正部113によって補正された方向データに置き換えて、新しいHRTFセットとして出力する。
(第二の実施形態)
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。
上述した第一の実施形態では、既存のHRTFセットを補正して新たなHRTFセット生成するHRTF生成装置について説明した。第二の実施形態では、HRTFセットを用いて立体音響信号を生成し再生することで、立体音響を再現する立体音響再生装置について説明する。
図6は、第二の実施形態における立体音響再生装置の構成を示すブロック図である。本実施形態における立体音響再生装置は、立体音響生成装置300と出力装置400とを備える。立体音響生成装置300は、HRTF補正装置110aと、HRTF−DB130と、耳介角度データベース(以下、耳介角度DB)140と、音響信号入力部151と、フィルタ演算部152と、音響信号出力部153とを備える。
HRTF補正装置110aは、1つの指定方向に対する補正されたHRTFを出力する装置であり、情報処理装置として動作する。本実施形態において、上記指定方向とは、立体音響再生装置が再生する音源の方向(音源方向)である。
HRTF−DB130は、上述した第一の実施形態と同様の構成を有する。耳介角度DB140は、HRTF−DB130に格納されたHRTFセットを測定したダミーヘッドあるいは特定の人物の特定の耳介角度θDと、ユーザの耳介角度θUとが格納されたデータベースである。HRTF補正装置110aは、耳介角度DB140からの耳介角度θDおよび耳介角度θUの読み出しが可能である。
音響信号入力部151は、立体音響再生する複数チャンネルの入力音響信号を音源ごとに取得し、取得した入力音響信号をフィルタ演算部152へ出力する。フィルタ演算部152は、音響信号入力部151から入力された入力音響信号それぞれに対して、HRTF補正装置110aから出力される音源方向に対応したHRTFを畳み込んで出力音響信号を音響信号出力部153へ出力する。
音響信号出力部153は、フィルタ演算部152から入力された音源ごとにフィルタリングされた出力音響信号をチャンネルごとに加算し、D/A変換を行い、出力装置400に出力する。出力装置400は、例えばヘッドフォンやイヤーフォンである。出力装置400がヘッドフォンである場合、音響信号出力部153は、音源ごとにHRTFを畳み込んだLch信号とRch信号とをそれぞれミキシングして2チャンネルの信号とし、ヘッドフォンに出力する。
以下、HRTF補正装置110aについて具体的に説明する。HRTF補正装置110aは、耳介角度取得部111aと、方向入力部112aと、方向補正部113aと、HRTF取得部114aと、出力部115aとを備える。耳介角度取得部111aは、耳介角度DB140から耳介角度θDおよびユーザの耳介角度θUを取得し、取得した耳介角度θDおよびθUを方向補正部113aへ出力する。方向入力部112aは、音源取得部150が取得する複数チャンネルの入力音響信号の音源方向を指定方向としてそれぞれ取得し、取得した音源方向を方向補正部113aへ出力する。
方向補正部113aは、耳介角度取得部111aから入力された耳介角度θDおよびθUをもとに補正量Δθを設定する。そして、方向補正部113aは、設定した補正量Δθを、方向入力部112aから入力された複数の音源方向にそれぞれ加算することで各音源方向を補正し、HRTF取得部114aへ出力する。具体的には、方向補正部113aは、左耳に対するHRTFを生成する場合、図7(a)に示すように、頭部正面方向(0[rad])における補正量Δθを(θD−θU)、逆耳(右耳)側方向(−π/2[rad])における補正量Δθを0に設定する。また、方向補正部113aは、頭部正面方向と逆耳側方向との間を線形補間する。このように、方向補正部113aは、指定方向ごとに異なる補正量Δθを設定する。なお、右耳に対するHRTFを生成する場合についても同様である。
左耳に対するHRTFの水平面における振幅は、図7(b)に示すように、耳介方向(π/2[rad]近傍)において最大となり、耳介方向に対する頭部の裏側方向である逆耳側方向(−π/2[rad]近傍)において最小になるという特性がある。このような特性に対して、方向にかかわらず、一律に補正量(θD−θU)を適用した場合、逆耳側方向(−π/2[rad]近傍)から角度(θD−θU)だけずれた方向においてHRTFの振幅が最小になってしまい、聴感上の違和感が発生する。そのため、方向補正部113aは、逆耳側方向におけるHRTFの振幅が最小もしくは所定値よりも小さくなるように、補正量Δθを所定値以下(本実施形態では0)に設定する。
なお、ここでは水平面におけるHRTFの振幅についてのみ説明したが、垂直面についても同様である。垂直面においても、HRTFの振幅は、耳介方向(頭部の正面方向)において最大となり、耳介方向に対する頭部の裏側方向において最小となる。したがって、耳介方向に対する頭部の裏側方向における補正量Δθは、所定値以下(例えば0)に設定する。
図6に戻って、HRTF取得部114aは、方向補正部113aから入力された補正後の音源方向に対応するHRTFをHRTF−DB130から取得する。HRTF取得部114aは、取得したHRTFを出力部115aへ出力する。出力部115aは、HRTF取得部114aによって取得された音源ごとのHRTFをフィルタ演算部152へ出力する。
立体音響生成装置300は、図4に示すHRTF生成装置100と同様のハードウェア構成を有する。図6に示す各部の機能は、立体音響生成装置300のCPUがプログラムを実行することで実現することができる。ただし、図6に示す立体音響生成装置300の各部のうち少なくとも一部が専用のハードウェアとして動作するようにしてもよい。この場合、専用のハードウェアは、上記CPUの制御に基づいて動作する。
次に、立体音響生成装置300の動作について、図8を参照しながら説明する。
この図8の処理は、CPUがプログラムを実行することによって実現することができる。ただし、図6で示す各要素のうち少なくとも一部が専用のハードウェアとして動作することで、図8の処理が実現されるようにしてもよい。この場合、専用のハードウェアは、CPUの制御に基づいて動作する。
まずS11において、音響信号入力部151は音源ごとに入力音響信号を入力する。次にS12では、方向入力部112aは、S11において取得された各音源に対応する音源方向を入力する。S13では、耳介角度取得部111aは、耳介角度DB140から耳介角度θDおよびユーザの耳介角度θUを取得する。
次にS14では、方向補正部113aは、S12において入力された音源方向を補正する。このS14では、方向補正部113aは、S13において取得された耳介角度θDおよびθUに基づいて補正量Δθを決定し、決定した補正量Δθを用いてS12において入力された音源方向を補正する。S15では、HRTF取得部114aは、S14において補正された音源方向に対応するHRTFをHRTF−DB130から取得する。S16では、出力部115aは、S15において取得された各音源に対応したHRTFをフィルタ演算部152に出力する。
S17では、フィルタ演算部152は、S11において取得された入力音響信号に対して音源ごとに出力部115aから入力されたHRTFを用いてフィルタリングを行う。最後にS18では、音響信号出力部153は、音源ごとにフィルタリングされた信号をチャンネルごとにミキシングし、D/A変換したのち出力装置400に出力する。
以上のように、本実施形態において、立体音響再生装置は、ユーザの耳介角度θUに応じて新たに生成されたHRTFを用いて立体音響を再現する。新たに生成されたHRTFは、入力音響信号の音源方向を指定方向として取得されて生成された、音源方向に対応するHRTFである。立体音響生成装置300は、入力音響信号を取得し、入力音響信号に上記の音源方向に対応するHRTFを畳み込み、出力音響信号を出力装置400へ出力する。出力装置400は、出力された出力音響信号を再生する。これにより、定位感の改善された立体音響再生を実現することができる。
ここで、HRTF補正装置110aは、上述したように、指定方向(音源方向)に応じて異なる補正量Δθを導出してもよい。具体的には、HRTF補正装置110aは、指定方向が頭部の正面方向(第一方向)である場合、ユーザの耳介角度θUと特定の耳介角度θDとの差分値(第一の値)を補正量Δθとして導出する。これにより、立体音響再生装置は、正中面での定位感を向上させることができる。
また、HRTF補正装置110aは、指定方向が耳介方向に対する頭部の裏側方向(第二方向)である場合、補正量Δθを所定値以下(第二の値、例えば0)に導出する。これにより、立体音響再生装置は、HRTFの振幅が最小となる方向がずれることに起因する聴感上の違和感を低減することができる。
さらに、HRTF補正装置110aは、指定方向が第一方向と第二方向との間である場合、第一の値と第二の値との間を補間した値を補正量Δθとして導出する。これにより、立体音響再生装置は、補正量Δθを滑らかに変化させることができ、違和感を低減することができる。
また、HRTF補正装置110aの耳介角度取得部111aは、耳介角度DB140からユーザの耳介角度θUを取得するので、簡易にユーザの耳介角度θUを取得することができる。なお、耳介角度取得部111aは、上述した第一の実施形態と同様に、計測装置120によって計測されたユーザの耳介角度に関する情報をもとに、ユーザの耳介角度θUを取得してもよい。また、耳介角度取得部111aは、ユーザが入力した耳介角度に関する情報に基づいてユーザの耳介角度θUを取得してもよい。
また、本実施形態においては、音響信号出力部153は、D/A変換した信号を出力装置400に出力する場合について説明したが、出力音響信号をD/A変換せずに記録装置などに出力するような構成であってもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…HRTF生成装置、110,110a…HRTF補正装置、111,111a…耳介角度取得部、112,112a…方向入力部、113,113a…方向補正部、114,114a…HRTF取得部、115,115a…出力部、130…HRTF−DB、300…立体音響生成装置

Claims (18)

  1. ユーザの耳介角度を取得する第一の取得手段と、
    前記ユーザの頭部に対する指定方向を取得する第二の取得手段と、
    特定の耳介角度を有する頭部の複数方向それぞれに対応する頭部伝達関数から、前記第一の取得手段により取得された前記ユーザの耳介角度に基づいて、前記第二の取得手段により取得された指定方向に対応する前記ユーザの頭部伝達関数を取得する第三の取得手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第三の取得手段は、前記第一の取得手段により取得された前記ユーザの耳介角度に基づいて補正された前記第二の取得手段により取得された指定方向に対応する、前記特定の耳介角度を有する頭部の頭部伝達関数を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第三の取得手段は、
    前記ユーザの耳介角度と前記特定の耳介角度との差分値に基づいて補正された前記指定方向に対応する、前記特定の耳介角度を有する頭部の頭部伝達関数を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第三の取得手段は、
    前記指定方向から、前記ユーザの耳介角度と前記特定の耳介角度との差分値を回転させた方向に対応する、前記特定の耳介角度を有する頭部の頭部伝達関数を取得することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記ユーザの耳介角度と前記特定の耳介角度との差分値に基づいて、前記指定方向を補正するための補正量を導出する導出手段を備え、
    前記第三取得手段は、前記導出手段により導出された補正量に基づいて補正された前記指定方向に対応する、前記特定の耳介角度を有する頭部の頭部伝達関数を取得することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記導出手段は、前記第二の取得手段により取得された前記指定方向に応じて異なる前記補正量を導出することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記導出手段は、前記第二の取得手段により取得された指定方向が前記頭部の正面方向である場合、前記ユーザの耳介角度と前記特定の耳介角度との差分値を前記補正量として導出することを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 前記導出手段は、前記第二の取得手段により取得された指定方向が、耳介方向に対する前記頭部の裏側方向である場合、前記補正量を所定値以下に導出することを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記導出手段は、
    前記第二の取得手段により取得された指定方向が前記頭部の正面方向である第一方向である場合、前記ユーザの耳介角度と前記特定の耳介角度との差分値である第一の値を前記補正量として導出し、
    前記第二の取得手段により取得された指定方向が耳介方向に対する前記頭部の裏側方向である第二方向である場合、前記補正量を所定値以下である第二の値に導出し、
    前記第二の取得手段により取得された指定方向が前記第一方向と前記第二方向との間である場合、前記第一の値と前記第二の値との間を補間した値を前記補正量として導出することを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第三の取得手段は、
    前記ユーザの耳介角度に基づいて補正された指定方向の近傍の方向に対応する前記特定の耳介角度を有する頭部の複数の頭部伝達関数に基づいて補間された頭部伝達関数を、前記指定方向に対応する前記ユーザの頭部伝達関数として取得することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第一の取得手段は、
    前記ユーザの耳介の正中軸、耳軸および前後軸にそれぞれ平行な軸のうち、少なくとも1つの軸を中心とした回転角度を、前記耳介角度として取得することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記第一の取得手段は、前記ユーザが入力した耳介角度に関する情報に基づいて前記ユーザの耳介角度を取得することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記第一の取得手段は、計測装置により計測された前記ユーザの耳介角度に関する情報に基づいて前記ユーザの耳介角度を取得することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記第一の取得手段は、耳介角度データベースから前記ユーザの耳介角度を取得することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 入力音響信号に、前記第三の取得手段によって取得された頭部伝達関数を畳み込み、出力音響信号を出力する出力手段を備えることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記第二の取得手段は、前記入力音響信号の音源方向を前記指定方向として取得することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. ユーザの耳介角度を取得するステップと、
    前記ユーザの頭部に対する指定方向を取得するステップと、
    特定の耳介角度を有する頭部の複数方向それぞれに対応する頭部伝達関数から、前記ユーザの耳介角度に基づいて、前記指定方向に対応する前記ユーザの頭部伝達関数を取得するステップと、を含むことを特徴とする情報処理方法。
  18. コンピュータを、請求項1から16のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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