JP2017142472A - 歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル− - Google Patents
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Abstract
【課題】 乳歯や永久歯の歯並びの拡大モデルであり、知育玩具や保健指導の教材等の使用に供されるものである歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル−を提供する。
【解決手段】 軽くて持ち運び便利で安全で壊れにくい素材を利用して口腔内の上下合わせて20本の乳歯や上下合わせて32本の永久歯の歯列を拡大してモデルを作り、上あごや下あごの歯列の歯の位置に歯周組織となる凹部を設け、凹部内底に内蔵磁石などを取り付け、1本1本の歯を実際の歯に準じて作り、大きさや形、歯冠の咬頭の数や歯根の数などの特徴をそなえたそれぞれの歯の歯根底部に設けた内蔵磁石などとくっつけたり離したり自在に乳歯や永久歯を動かすことができ、歯の種類によって歯根部分や歯周組織などにそれぞれ異なる色を付けて色分けし、歯を取り外したり、はめ込んだりする時に音が出たり、光ったりすることを特徴とする歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル−。
【選択図】図11
【解決手段】 軽くて持ち運び便利で安全で壊れにくい素材を利用して口腔内の上下合わせて20本の乳歯や上下合わせて32本の永久歯の歯列を拡大してモデルを作り、上あごや下あごの歯列の歯の位置に歯周組織となる凹部を設け、凹部内底に内蔵磁石などを取り付け、1本1本の歯を実際の歯に準じて作り、大きさや形、歯冠の咬頭の数や歯根の数などの特徴をそなえたそれぞれの歯の歯根底部に設けた内蔵磁石などとくっつけたり離したり自在に乳歯や永久歯を動かすことができ、歯の種類によって歯根部分や歯周組織などにそれぞれ異なる色を付けて色分けし、歯を取り外したり、はめ込んだりする時に音が出たり、光ったりすることを特徴とする歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル−。
【選択図】図11
Description
本発明は、乳歯や永久歯の歯並びの拡大モデルであり、知育玩具や保健指導の教材等の使用に供されるものである歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル−に関するものである。
従来、自由に自分の歯を取り外したりはめこんだりすることはできないので、乳歯や永久歯それぞれの歯の切歯は食べ物をかみ切る、犬歯は食べ物を引き裂く、小臼歯(永久歯のみ)は食べ物を砕く、大臼歯は食べ物をすりつぶすなどという歯の役割を果たすために歯冠の咬頭の数や上下のかみ合わせの仕組み、目に見えない歯根部分の構造などについて学ぶ機会が少なく、一生付き合う大切な歯についての知識が足りなかった。また歯磨きや歯のケアの際には手鏡などを利用して口腔内の歯の状態を見ていた。
そのために、次のような問題点があった。
(ア)自分の歯は1本1本自由に取り外して見ることができないので、乳歯や永久歯の切歯は食べ物をかみ切り、犬歯は食べ物を引き裂く、小臼歯(永久歯のみ)は食べ物を砕く、大臼歯は食べ物をすりつぶすなどの役割を果たすためにそれぞれの歯がどういう構造をしているのか―歯冠の咬頭の数や上下のかみ合わせの仕組み、目に見えない歯根部分はどうなっているのかなど−がわからなかった。
(イ)手鏡などを利用しての歯磨きでは口の中の状態がよく見えず、歯の汚れやすいところや歯の磨きにくいところに虫歯などがおこった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
(ア)自分の歯は1本1本自由に取り外して見ることができないので、乳歯や永久歯の切歯は食べ物をかみ切り、犬歯は食べ物を引き裂く、小臼歯(永久歯のみ)は食べ物を砕く、大臼歯は食べ物をすりつぶすなどの役割を果たすためにそれぞれの歯がどういう構造をしているのか―歯冠の咬頭の数や上下のかみ合わせの仕組み、目に見えない歯根部分はどうなっているのかなど−がわからなかった。
(イ)手鏡などを利用しての歯磨きでは口の中の状態がよく見えず、歯の汚れやすいところや歯の磨きにくいところに虫歯などがおこった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
軽くて持ち運び、移動において便利で安全で壊れにくいソフトクレイやプラスチックなどの素材を利用して、下弦半円状の乳歯上あごと乳歯上あごより少し小さめの上弦半円状の乳歯下あご、下弦馬蹄状の永久歯上あごと上弦馬蹄状の永久歯下あご、及び口腔内の上下20本ある乳歯や上下32本ある永久歯の歯列を拡大してモデル、即ち乳歯上あごモデル、乳歯下あごモデル、永久歯上あごモデル、永久歯下あごモデルを作る。歯列の歯の位置にそれぞれの歯根が入る歯周組織となる凹部を設け、凹部の内底に歯周組織凹部底部内蔵磁石を取り付ける。
乳歯上あごモデルの下弦よりの中央に咽頭口と口蓋垂を設け、半円周に沿って円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた5種類の歯、乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第1乳きゅう歯、第2乳きゅう歯を形成する。乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯の歯根の数は1根、第1乳きゅう歯は3根で歯冠の突起である咬頭は3咬頭、第2乳きゅう歯は3根で4咬頭とする。
乳歯下あごモデルの上弦中央に舌を設け、半円周に沿って円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた5種類の歯、乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第1乳きゅう歯、第2乳きゅう歯を形成する。上あごに生える乳歯と下あごに生える乳歯は、同じ名前の歯であっても大きさや形が異なる。乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯の歯根は1根、第1乳きゅう歯の歯根は2根で4咬頭、第2乳きゅう歯は2根で5咬頭とする。
永久歯上あごモデルの下弦寄りの中央に咽頭口と口蓋垂を設け、歯の本数や形などは人によって異なることがあるが、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた8種類の歯、中切歯、側切歯、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯、第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯を形成する。
中切歯、側切歯、犬歯の歯根は1根、第1小臼歯の歯根は2根で歯冠の突起である咬頭は2咬頭、第2小臼歯は1根で2咬頭、第1大臼歯は3根で4咬頭、第2大臼歯は3根で4咬頭、第3大臼歯は1根で4咬頭とする。
永久歯下あごモデルの上弦中央に舌を設け、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた8種類の歯、中切歯、側切歯、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯、第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯を形成する。
中切歯、側切歯、犬歯の歯根は1根、第1小臼歯の歯根は1根で2咬頭、第2小臼歯は1根で2咬頭、第1大臼歯は2根で5咬頭、第2大臼歯は2根で5咬頭、第3大臼歯は2根で5咬頭とする。
乳歯や永久歯の歯の種類によって歯根部分や歯周組織などにそれぞれ異なる色をつけて色分けする。
乳歯、永久歯のすべての歯は、磁石を利用して取り外し、取り付けが自在である。また、歯を取り外したり、はめ込んだりした時に音が出たり、光ったりする。
以上を特徴とする歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル−である。
乳歯上あごモデルの下弦よりの中央に咽頭口と口蓋垂を設け、半円周に沿って円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた5種類の歯、乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第1乳きゅう歯、第2乳きゅう歯を形成する。乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯の歯根の数は1根、第1乳きゅう歯は3根で歯冠の突起である咬頭は3咬頭、第2乳きゅう歯は3根で4咬頭とする。
乳歯下あごモデルの上弦中央に舌を設け、半円周に沿って円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた5種類の歯、乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第1乳きゅう歯、第2乳きゅう歯を形成する。上あごに生える乳歯と下あごに生える乳歯は、同じ名前の歯であっても大きさや形が異なる。乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯の歯根は1根、第1乳きゅう歯の歯根は2根で4咬頭、第2乳きゅう歯は2根で5咬頭とする。
永久歯上あごモデルの下弦寄りの中央に咽頭口と口蓋垂を設け、歯の本数や形などは人によって異なることがあるが、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた8種類の歯、中切歯、側切歯、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯、第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯を形成する。
中切歯、側切歯、犬歯の歯根は1根、第1小臼歯の歯根は2根で歯冠の突起である咬頭は2咬頭、第2小臼歯は1根で2咬頭、第1大臼歯は3根で4咬頭、第2大臼歯は3根で4咬頭、第3大臼歯は1根で4咬頭とする。
永久歯下あごモデルの上弦中央に舌を設け、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた8種類の歯、中切歯、側切歯、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯、第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯を形成する。
中切歯、側切歯、犬歯の歯根は1根、第1小臼歯の歯根は1根で2咬頭、第2小臼歯は1根で2咬頭、第1大臼歯は2根で5咬頭、第2大臼歯は2根で5咬頭、第3大臼歯は2根で5咬頭とする。
乳歯や永久歯の歯の種類によって歯根部分や歯周組織などにそれぞれ異なる色をつけて色分けする。
乳歯、永久歯のすべての歯は、磁石を利用して取り外し、取り付けが自在である。また、歯を取り外したり、はめ込んだりした時に音が出たり、光ったりする。
以上を特徴とする歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル−である。
本発明は、軽くて持ち運び、移動において便利で安全で壊れにくい。実際の歯に準じた拡大モデルであり、上下20本の乳歯や上下32本の永久歯は磁石式で取り外し、取り付けが自在なので、切歯は食べ物をかみ切る、犬歯は食べ物を引き裂く、小臼歯(永久歯のみ)は食べ物を砕く、大臼歯は食べ物をすりつぶすなど、それぞれの歯の役割を果たすためにどのような構造をしているのか、歯冠の咬頭の数や上下のかみ合わせの仕組み、あるいは目に見えない歯根部分の構造などを、一目で分かり易く理解させることができる。また、食べ物の汚れが残りやすい箇所や、歯の磨きにくい箇所等を分かり易く見せ・触らせて、理解を実際感覚に直接刻むように教育することができ、歯磨きや歯のケアに自主的な心構えを形成できる。
軽くて持ち運び、移動において便利で安全で壊れにくいソフトクレイやプラスチックなどの素材を利用して、下弦半円状の乳歯上あごと乳歯上あごより少し小さめの上弦半円状の乳歯下あご、下弦馬蹄状の永久歯上あごと永久歯上あごより少し小さめの上弦馬蹄状の永久歯下あご、及び口腔内の上下20本ある乳歯や上下32本ある永久歯の歯列を拡大してモデル、即ち乳歯上あごモデル(1)、乳歯下あごモデル(9)、永久歯上あごモデル(22)、永久歯下あごモデル(31)を作る。歯列の歯の位置にそれぞれの歯根(16)が入る歯周組織(17)となる凹部を設け、内底に歯周組織凹部底部内蔵磁石(19)を取り付ける。
乳歯上あごモデル(1)の下弦よりの中央に咽頭口(2)と口蓋垂(3)を設け、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石(18)を取り付けた5種類の歯、乳中切歯(4)、乳側切歯(5)、乳犬歯(6)、第1乳きゅう歯(7)、第2乳きゅう歯(8)を形成する。乳中切歯(4)、乳側切歯(5)、乳犬歯(6)の歯根の数は1根、第1乳きゅう歯(7)は3根で歯冠(20)の突起である咬頭(21)は3咬頭、第2乳きゅう歯(8)は3根で4咬頭とする。
乳歯下あごモデル(9)の上弦中央に舌(10)を設け、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石(18)を取り付けた5種類の歯、乳中切歯(11)、乳側切歯(12)、乳犬歯(13)、第1乳きゅう歯(14)、第2乳きゅう歯(15)を形成する。上あごに生える乳歯と下あごに生える乳歯は、同じ名前の歯であっても大きさや形が異なる。乳中切歯(11)、乳側切歯(12)、乳犬歯(13)の歯根は1根、第1乳きゅう歯(14)の歯根は2根で4咬頭、第2乳きゅう歯(15)は2根で5咬頭とする。
永久歯上あごモデル(22)の下弦寄りの中央に咽頭口(2)と口蓋垂(3)を設け、歯の本数や形などは人によって異なることがあるが、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石(18)を取り付けた8種類の歯、中切歯(23)、側切歯(24)、犬歯(25)、第1小臼歯(26)、第2小臼歯(27)、第1大臼歯(28)、第2大臼歯(29)、第3大臼歯(30)を形成する。
中切歯(23)、側切歯(24)、犬歯(25)の歯根は1根、第1小臼歯(26)の歯根は2根で歯冠(20)の突起である咬頭(21)は2咬頭、第2小臼歯(27)は1根で2咬頭、第1大臼歯(28)は3根で4咬頭、第2大臼歯(29)は3根で4咬頭、第3大臼歯(30)は1根で4咬頭とする。
永久歯下あごモデル(31)の上弦中央に舌(10)を設け、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石(18)を取り付けた8種類の歯、中切歯(32)、側切歯(33)、犬歯(34)、第1小臼歯(35)、第2小臼歯(36)、第1大臼歯(37)、第2大臼歯(38)、第3大臼歯(39)を形成する。
中切歯(32)、側切歯(33)、犬歯(34)の歯根(16)は1根、第1小臼歯(35)の歯根は1根で2咬頭、第2小臼歯(36)は1根で2咬頭、第1大臼歯(37)は2根で5咬頭、第2大臼歯(38)は2根で5咬頭、第3大臼歯(39)は2根で5咬頭とする。
乳歯や永久歯の歯の種類によって歯根(16)部分や歯周組織(17)などにそれぞれ異なる色をつけて色分けする。
乳歯、永久歯のすべての歯は、磁石を利用して取り外し、取り付けが自在である。また、電子部品の埋め込み等によって、歯を取り外したり、はめ込んだりした時に音が出たり、光ったりする。
以上を特徴とする歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル−である。
乳歯上あごモデル(1)の下弦よりの中央に咽頭口(2)と口蓋垂(3)を設け、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石(18)を取り付けた5種類の歯、乳中切歯(4)、乳側切歯(5)、乳犬歯(6)、第1乳きゅう歯(7)、第2乳きゅう歯(8)を形成する。乳中切歯(4)、乳側切歯(5)、乳犬歯(6)の歯根の数は1根、第1乳きゅう歯(7)は3根で歯冠(20)の突起である咬頭(21)は3咬頭、第2乳きゅう歯(8)は3根で4咬頭とする。
乳歯下あごモデル(9)の上弦中央に舌(10)を設け、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石(18)を取り付けた5種類の歯、乳中切歯(11)、乳側切歯(12)、乳犬歯(13)、第1乳きゅう歯(14)、第2乳きゅう歯(15)を形成する。上あごに生える乳歯と下あごに生える乳歯は、同じ名前の歯であっても大きさや形が異なる。乳中切歯(11)、乳側切歯(12)、乳犬歯(13)の歯根は1根、第1乳きゅう歯(14)の歯根は2根で4咬頭、第2乳きゅう歯(15)は2根で5咬頭とする。
永久歯上あごモデル(22)の下弦寄りの中央に咽頭口(2)と口蓋垂(3)を設け、歯の本数や形などは人によって異なることがあるが、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石(18)を取り付けた8種類の歯、中切歯(23)、側切歯(24)、犬歯(25)、第1小臼歯(26)、第2小臼歯(27)、第1大臼歯(28)、第2大臼歯(29)、第3大臼歯(30)を形成する。
中切歯(23)、側切歯(24)、犬歯(25)の歯根は1根、第1小臼歯(26)の歯根は2根で歯冠(20)の突起である咬頭(21)は2咬頭、第2小臼歯(27)は1根で2咬頭、第1大臼歯(28)は3根で4咬頭、第2大臼歯(29)は3根で4咬頭、第3大臼歯(30)は1根で4咬頭とする。
永久歯下あごモデル(31)の上弦中央に舌(10)を設け、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石(18)を取り付けた8種類の歯、中切歯(32)、側切歯(33)、犬歯(34)、第1小臼歯(35)、第2小臼歯(36)、第1大臼歯(37)、第2大臼歯(38)、第3大臼歯(39)を形成する。
中切歯(32)、側切歯(33)、犬歯(34)の歯根(16)は1根、第1小臼歯(35)の歯根は1根で2咬頭、第2小臼歯(36)は1根で2咬頭、第1大臼歯(37)は2根で5咬頭、第2大臼歯(38)は2根で5咬頭、第3大臼歯(39)は2根で5咬頭とする。
乳歯や永久歯の歯の種類によって歯根(16)部分や歯周組織(17)などにそれぞれ異なる色をつけて色分けする。
乳歯、永久歯のすべての歯は、磁石を利用して取り外し、取り付けが自在である。また、電子部品の埋め込み等によって、歯を取り外したり、はめ込んだりした時に音が出たり、光ったりする。
以上を特徴とする歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル−である。
本発明の一部である乳歯モデルを使用するときは、家庭や保育園・幼稚園などで拡大した乳歯上あごモデル(1)や乳歯下あごモデル(9)の歯周組織(17)の底部に取り付けられた歯周組織凹部底部内蔵磁石(19)に、実際の歯に準じた拡大モデルである上あごの5種類の歯(4〜8)や下あごの5種類の歯(11〜15)の歯根(16)底部に設けられた歯根底部内蔵磁石(18)をくっつけたり離したりして、自由に上下20本ある乳歯を動かすことができるので、型はめ遊びや色合わせ遊びを通して身近に手に触れ遊べる知育玩具として歯に親しむことで、歯磨きや歯のケアに生かすことができる。また、歯の種類によって切歯は食べ物をかみ切る、犬歯は食べ物を引き裂く、きゅう歯は食べ物をすりつぶすなど役割りも違うが、役割りを果たすために歯の大きさや形、歯冠(20)の突起である咬頭(21)の数やかみ合わせの仕組み、また目には見えない歯根部分などがどうなっているのか観察することができる。
本発明の一部である永久歯モデルを使用する時は、小・中学校では歯についての保健指導のツールとして切歯は食べ物をかみ切る、犬歯は食べ物を引き裂く、小臼歯は食べ物を砕く、大臼歯は食べ物をすりつぶすなどという歯の役割りを果たすために歯冠の咬頭の数や上下の歯のかみ合わせの仕組み、目に見えない歯根部分の構造がどうなっているか、上下合わせて32本の永久歯は実際の歯に準じた拡大モデルであり、磁石式になっているので、自由に1本1本取り外して観察することができる。また、歯の形や大きさ、本数、歯根の数など人によって異なることがあるが乳歯の下に隠れている永久歯が大きくなって、乳歯の歯根をどんどん溶かし、歯根を失った乳歯が抜けて、永久歯に生え変わること、第1乳きゅう歯と第2乳きゅう歯が抜けて、その後に生える第1小臼歯・第2小臼歯や6歳ごろに生えだす第1大臼歯、12歳ころに生える第2大臼歯、生える人と生えない人がいる親不知と言われる第3大臼歯などについても1本1本手に取って観察し、種類によって色分けもしてあるので観察後容易にはめ込むこともできる。さらに拡大モデルを使って食べ物の汚れが残りやすい箇所や磨きにくい箇所−歯が噛み合う面のくぼみや歯が隣り合う部分、歯の付け根などの指摘が容易になり、歯磨きや歯のケアに生かすことができる。
乳歯モデル・永久歯モデルの全ての歯の歯根が何本あるか、歯を外した時に見えるように、歯根部分を底面に内蔵磁石を設けた透明プラスチック(41)内に入れ込む。
1 乳歯上あごモデル
2 咽頭口
3 口蓋垂
4 乳歯上あごの乳中切歯
5 乳歯上あごの乳側切歯
6 乳歯上あごの乳犬歯
7 乳歯上あごの第1乳きゅう歯
8 乳歯上あごの第2乳きゅう歯
9 乳歯下あごモデル
10 舌
11 乳歯下あごの乳中切歯
12 乳歯下あごの乳側切歯
13 乳歯下あごの乳犬歯
14 乳歯下あごの第1乳きゅう歯
15 乳歯下あごの第2乳きゅう歯
16 歯根
17 歯周組織
18 歯根底部内蔵磁石
19 歯周組織凹部底部内蔵磁石
20 歯冠
21 咬頭
22 永久歯上あごモデル
23 永久歯上あごの中切歯
24 永久歯上あごの側切歯
25 永久歯上あごの犬歯
26 永久歯上あごの第1小臼歯
27 永久歯上あごの第2小臼歯
28 永久歯上あごの第1大臼歯
29 永久歯上あごの第2大臼歯
30 永久歯上あごの第3大臼歯
31 永久歯下あごモデル
32 永久歯下あごの中切歯
33 永久歯下あごの側切歯
34 永久歯下あごの犬歯
35 永久歯下あごの第1小臼歯
36 永久歯下あごの第2小臼歯
37 永久歯下あごの第1大臼歯
38 永久歯下あごの第2大臼歯
39 永久歯下あごの第3大臼歯
40 指先
41 底面に内蔵磁石を設けた透明プラスチック
2 咽頭口
3 口蓋垂
4 乳歯上あごの乳中切歯
5 乳歯上あごの乳側切歯
6 乳歯上あごの乳犬歯
7 乳歯上あごの第1乳きゅう歯
8 乳歯上あごの第2乳きゅう歯
9 乳歯下あごモデル
10 舌
11 乳歯下あごの乳中切歯
12 乳歯下あごの乳側切歯
13 乳歯下あごの乳犬歯
14 乳歯下あごの第1乳きゅう歯
15 乳歯下あごの第2乳きゅう歯
16 歯根
17 歯周組織
18 歯根底部内蔵磁石
19 歯周組織凹部底部内蔵磁石
20 歯冠
21 咬頭
22 永久歯上あごモデル
23 永久歯上あごの中切歯
24 永久歯上あごの側切歯
25 永久歯上あごの犬歯
26 永久歯上あごの第1小臼歯
27 永久歯上あごの第2小臼歯
28 永久歯上あごの第1大臼歯
29 永久歯上あごの第2大臼歯
30 永久歯上あごの第3大臼歯
31 永久歯下あごモデル
32 永久歯下あごの中切歯
33 永久歯下あごの側切歯
34 永久歯下あごの犬歯
35 永久歯下あごの第1小臼歯
36 永久歯下あごの第2小臼歯
37 永久歯下あごの第1大臼歯
38 永久歯下あごの第2大臼歯
39 永久歯下あごの第3大臼歯
40 指先
41 底面に内蔵磁石を設けた透明プラスチック
Claims (1)
- 軽くて持ち運び、移動において便利で安全で壊れにくいソフトクレイやプラスチックなどの素材を利用して、下弦半円状の乳歯上あごと乳歯上あごより少し小さめの上弦半円状の乳歯下あご、下弦馬蹄状の永久歯上あごと上弦馬蹄状の永久歯下あご、及び口腔内の上下20本ある乳歯や上下32本ある永久歯の歯列を拡大してモデル、即ち乳歯上あごモデル、乳歯下あごモデル、永久歯上あごモデル、永久歯下あごモデルを作り、歯列の歯の位置にそれぞれの歯根が入る歯周組織となる凹部を設け、底部に歯周組織凹部底部内蔵磁石を取り付け、乳歯上あごモデルの下弦よりの中央に咽頭口と口蓋垂を設け、半円周に沿って円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた5種類の歯、乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第1乳きゅう歯、第2乳きゅう歯を形成し、乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯の歯根の数は1根、第1乳きゅう歯は3根で歯冠の突起である咬頭は3咬頭、第2乳きゅう歯は3根で4咬頭とし、乳歯下あごモデルの上弦中央に舌を設け、半円周に沿って円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた5種類の歯、乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第1乳きゅう歯、第2乳きゅう歯を形成するが、上あごに生える乳歯と下あごに生える乳歯は、同じ名前の歯であっても大きさや形が異なり、乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯の歯根は1根、第1乳きゅう歯の歯根は2根で4咬頭、第2乳きゅう歯は2根で5咬頭とし、永久歯上あごモデルの下弦寄りの中央に咽頭口と口蓋垂を設け、歯の本数や形などは人によって異なることがあるが、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた8種類の歯、中切歯、側切歯、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯、第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯を形成し、中切歯、側切歯、犬歯の歯根は1根、第1小臼歯の歯根は2根で歯冠の突起である咬頭は2咬頭、第2小臼歯は1根で2咬頭、第1大臼歯は3根で4咬頭、第2大臼歯は3根で4咬頭、第3大臼歯は1根で4咬頭とし、永久歯下あごモデルの上弦中央に舌を設け、半円周に沿って、円弧中央を境に左右対称に、底部に歯根底部内蔵磁石を取り付けた8種類の歯、中切歯、側切歯、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯、第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯を形成し、中切歯、側切歯、犬歯の歯根は1根、第1小臼歯の歯根は1根で2咬頭、第2小臼歯は1根で2咬頭、第1大臼歯は2根で5咬頭、第2大臼歯は2根で5咬頭、第3大臼歯は2根で5咬頭とし、乳歯や永久歯の歯の種類によって歯根部分や歯周組織などにそれぞれ異なる色をつけて色分けし、乳歯、永久歯のすべての歯は、磁石を利用して取り外し、取り付けが自在であり、歯を外したり、はめ込んだりした時に音が出たり、光ったりすることを特徴とする歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016034856A JP2017142472A (ja) | 2016-02-08 | 2016-02-08 | 歯ならびモデル−乳歯モデル・永久歯モデル− |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2017142472A true JP2017142472A (ja) | 2017-08-17 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017142472A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101949226B1 (ko) | 2018-08-27 | 2019-02-18 | 김성범 | 치아 교육 장치 |
CN109411095A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-03-01 | 谢妮娜 | 数字乳牙结构剖析方法及病理分析系统 |
CN113995539A (zh) * | 2021-10-25 | 2022-02-01 | 北京大学口腔医院 | 一种乳牙冠生理数据库的构建方法及系统 |
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2016
- 2016-02-08 JP JP2016034856A patent/JP2017142472A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113995539A (zh) * | 2021-10-25 | 2022-02-01 | 北京大学口腔医院 | 一种乳牙冠生理数据库的构建方法及系统 |
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