JP2017141033A - ラベル発行装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】商品ラベルが貼付される商品を効率的に仕分けることが可能になるラベル発行装置を提供する。【解決手段】包装値付装置1は、商品Gに関する情報が印字された商品ラベル110を発行する第一ラベルプリンタ10aと、商品を仕分ける際に用いられる属性情報を取得する取得部9dと、を備え、第一ラベルプリンタ10aは、属性情報に基づいて一群に分類される商品の商品ラベルを連続的に発行する前又は発行した後のタイミングで、属性情報が印字された仕分ラベル130を発行する。【選択図】図9
Description
本発明は、ラベル発行装置に関する。
商品名や価格、賞味期限等が印字された商品ラベルを発行すると共に、包装済みの商品に貼り付けるラベル発行装置が知られている。このようなラベル発行装置が、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に記載のラベル発行装置は、二つのラベルプリンタと、当該二つのラベルプリンタによって印字された商品ラベルを受け取って商品に貼付する二つの貼付機が並列に配置されている。この構成のラベルプリンタによれば、一つの商品に対して二枚の商品ラベルを迅速に貼り付けることができる。
例えば、配送センター及びセントラルキッチン等において、上記のような装置によって商品ラベルが貼付された商品等を所定の配送先等の仕分先に配送するための仕分作業が行われている。しかしながら、このような商品ラベルが貼付された商品を、例えば、配送先ごとにコンテナ(仕分箱)等に詰めるといった仕分作業は、どの商品をどのコンテナに詰めるかということを、ラベル発行装置とは異なる別の装置から出力される伝票等を参照しながら行われており、非常に手間がかかり、商品の入れ間違い等も生じさせている。また、そういった伝票を出力する装置と商品ラベルを発行する装置とが別々であると、装置自体の占有面積が大きくなってしまう。
そこで、本発明の目的は、商品ラベルが貼付される商品を効率的に仕分けることが可能であり、占有面積の削減に資するラベル発行装置を提供することにある。
本発明のラベル発行装置は、商品を仕分ける際に用いられる属性情報を取得する取得部と、商品に関する情報が印字された商品ラベルと、属性情報が印字された仕分ラベルと、を発行する発行部と、を備え、発行部は、属性情報に基づいて一群に分類される商品の商品ラベルを連続的に発行する前又は発行した後のタイミングで、仕分ラベルを発行する。
この構成のラベル発行装置では、通常、商品ラベルを発行する発行部が、属性情報が印字された仕分ラベルを発行する。言い換えれば、発行部は、通常の商品ラベルを発行する機能に加え、属性情報が印字された仕分ラベルを発行する機能を有する。また、商品ラベルが連続的に発行される前のタイミングで仕分ラベルが発行される場合、作業者(オペレータ)は、当該仕分ラベルを見ることにより、これから発行される商品をどのように仕分けなければならないのかという情報を前もって確認することができる。したがって、連続的に発行されてくる商品ラベルに対応する商品を仕分ける際の仕分ミスを抑制できる。また、商品ラベルが連続的に発行された後のタイミングで仕分ラベルが発行される場合、作業者は、仕分ラベルが発行されるまでは、商品を同じ仕分先に仕分ける作業を継続すればよい。したがって、連続的に発行されてくる商品ラベルに対応する商品を途中で間違って仕分けるような仕分ミスを抑制できる。この結果、商品ラベルが貼付される商品を効率的に仕分けることが可能になる。また、商品ラベルと仕分ラベルとが同一の発行装置で発行できるので、装置全体の占有面積を削減できる。
本発明のラベル発行装置は、発行部とラベルが貼付される商品との間を移動可能に設けられ、発行部から受け取った商品ラベルを商品に貼付する貼付部を更に備えてもよい。
この構成のラベル発行装置では、商品ラベルが貼付された商品が連続的に生産される前のタイミングで仕分ラベルが発行される場合、作業者は、当該発行された仕分ラベルを見ることにより、これから連続的に生産されてくる商品をどのように仕分けなければならないのかという情報を前もって確認することができる。したがって、商品ラベルが貼付された商品を仕分ける際の仕分ミスを抑制できる。また、商品ラベルが貼付された商品を連続的に生産された後のタイミングで仕分ラベルが発行される場合、作業者は、仕分ラベルが発行されるまでは、連続的に生産されてくる商品を同じ仕分先に仕分ける作業を継続すればよい。したがって、商品ラベルが貼付された商品を途中で間違って仕分けるような仕分ミスを抑制できる。
本発明のラベル発行装置において、貼付部は、仕分ラベルを受け取った後、所定の位置まで当該仕分ラベルを搬送して停止してもよい。
この構成のラベル発行装置では、作業者にとって仕分ラベルが取り易い位置に位置させることができるので、作業効率をより向上させることができる。
本発明のラベル発行装置において、属性情報は、商品の配送先に関する情報であり、発行部は、配送先が印字された仕分ラベルを発行してもよい。
この構成のラベル発行装置では、仕分ラベルとして発行されるラベルを、商品を仕分ける際の確認に使用するだけでなく、例えば、商品を仕分ける仕分箱に仕分ラベルを貼付することができる。このため、別途仕分箱に仕分先を表示する等の手間が低減される。
本発明のラベル発行装置は、貼付部によって仕分ラベルが保持された状態を検知する検知部を更に備え、発行部は、貼付部から仕分ラベルが取り外されたことが検知部によって検知された後に次の商品ラベルの発行を開始してもよい。
この構成のラベル発行装置では、仕分ラベルが貼付部から取り外されるまでは商品ラベルが発行されない。したがって、例えば、商品の仕分けに仕分箱が用いられる場合、作業者は、商品を仕分箱に収容した後に貼付部から仕分ラベルを取り外し、当該仕分ラベルに基づいて仕分箱に収容された商品の内容を確認し、確認後に配送先が印字された仕分ラベルを仕分箱に貼付するといった、効率的な仕分作業を行うことができる。
本発明のラベル発行装置において、発行部及び貼付部は、それぞれ複数備えられており、商品ラベルの印字及び商品への商品ラベルの貼付は、両方の発行部及び貼付部により行われ、仕分ラベルの印字及び商品への仕分ラベルの貼付は、一方の発行部及び貼付部により行われてもよい。
この構成のラベル発行装置では、商品に対し複数の商品ラベル等が貼付される場合であっても迅速に処理するこができる。
本発明のラベル発行装置は、貼付部によって商品ラベルが商品に貼付される前に商品を包装する包装部を更に備えてもよい。
この構成のラベル発行装置では、一の装置において、商品の包装、商品ラベルの発行、商品ラベルの貼付、仕分に関わる一連の作業が行える。したがって、商品の包装、商品ラベルの発行、商品ラベルの貼付、及び仕分に関わる一連の作業を省スペースで行うことができる。
本発明のラベル発行装置においては、取得部は、商品ラベルを貼付後の商品を収容する仕分箱の最大収容個数に関する情報を更に取得し、属性情報に基づいて一群に分類される商品の商品ラベルを連続的に発行する際の枚数が最大収容個数以上となった場合、発行部は、最大収容個数の商品の商品ラベルを連続的に発行する前又は発行した後のタイミングで、仕分ラベルを発行してもよい。
この構成のラベル発行装置では、同じ仕分け先であっても複数の仕分箱に分かれて商品が収容されるような場合の商品の仕分ミスを抑制できる。更に、この構成のラベル発行装置では、貼付部から発行される仕分ラベルを個々の仕分箱へ貼付することができる。
本発明のラベル発行装置によれば、商品ラベルが貼付された商品を効率的に仕分けることが可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な一実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
包装値付装置(ラベル発行装置)1は、商品Gに関する情報が印字された商品ラベル110を発行する装置である。本実施形態の包装値付装置1では、更に、緊張保持させたストレッチフィルムFに対し、生鮮食料品等のトレーTに載置された内容物である商品G、又は青果等のトレーTに載せない商品Gを押し上げ、フィルムFの周辺部をトレーTの底面側に折り込むことによってフィルム包装を行う。
包装値付装置1は、トレーTに載置した内容物をフィルム包装し、フィルム包装された商品Gに商品ラベル110(図7(a)参照)及び販促ラベル120(図7(b)参照)を貼付し、このような商品Gを所定の個数(例えば、六個)ずつコンテナ150(図8(b)及び図8(c)参照)に収容し、当該コンテナ150をそれぞれの配送先に配送するための仕分作業を行う配送センター等で用いられる。すなわち、作業者は、下記に詳細に示す包装値付装置1を用いて、内容物をフィルム包装し、フィルム包装された商品Gに商品ラベル110及び販促ラベル120を貼付する。そして、作業者は、商品ラベル110及び販促ラベル120が貼付された商品Gを所定の個数(例えば、六個)ずつコンテナ150に収容し、当該コンテナ150に包装値付装置1によって発行される、配送先が印字された仕分ラベル130を貼付する仕分作業を行う。
図1及び図2に示されるように、包装値付装置1は、計量搬入機構2と、ロール支持機構(包装部)4と、フィルム送出機構(包装部)5と、フィルム搬送機構(包装部)6と、折込機構(包装部)7と、シール機構(包装部)8と、第一値付機(発行部及び貼付部)10と、第二値付機(発行部及び貼付部)11と、を備えている。
計量搬入機構2は本体1aの正面中央部に設けられている。ロール支持機構4は、本体1aの両側部に配設されており、それぞれフィルムロールRを保持する。フィルム送出機構5は、フィルムロールRから引き出されたフィルムFを上方に送り出す。フィルム搬送機構6は、フィルム送出機構5からフィルムFを受け取り、本体1a内に形成される空間である包装ステーション3へとフィルムFを搬送する。
折込機構7は、包装ステーション3に搬送されたフィルムFによって、被包装物を包装する。シール機構8は、折込機構7により被包装物の底面側に折り込まれたフィルムFに対して、熱シールを施す。第一値付機10は、商品Gに関する情報(重量及び価格等)が印字された商品ラベル110(図7(a)参照)を発行すると共に、当該商品ラベル110を商品Gに貼付する。第二値付機11は、商品Gに関する宣伝用のメッセージが印字された販促ラベル120(図7(b)参照)を発行すると共に、当該販促ラベル120を商品Gに貼付する。なお、販促ラベルも、商品に関する情報が印字された商品ラベルの一態様である。
計量搬入機構2は、図3に示すように、トレーTに収納された食品等の商品Gの重量を計量する計量台21及び計量器本体22と、四つのプーリ間に張設された複数の搬入コンベア25及びこれらを動かすモータ(図示せず)と、を有している。計量台21上にトレーTが載置されると、商品Gの重量が計量器本体22により計量された後、トレーTが搬入コンベア25により搬送されて、包装ステーション3(装置内部)のリフター機構30の支持部材33上に送られる。
包装ステーション3は、本体1aの内部にあって、計量が終わった商品G及びトレーTに一連のフィルム包装処理を施す空間である。包装ステーション3では、フィルム搬送機構6によってストレッチフィルムFが張られており、図4に示されるように、当該フィルムFに対してリフター機構30がトレーT及び商品Gを突き上げる。折込機構7は、フィルムFを突き上げた状態のトレーTの底面側に、フィルムFの周囲の部分を折り込む。これによって、トレーT及び商品GがフィルムFで覆われた状態となる。
図3に示されるように、包装ステーション3の下部には、トレーTの底面を保持してトレーT及び商品Gを上方に移動させるためのリフター機構30が設けられている。リフター機構30は、支持ベース31と、支持ベース31上に固定された複数の支持バー32と、各支持バー32の上端部にそれぞれ回動自在に支持されトレーTの底面を受ける支持部材33と、を有している。リフター機構30は、支持ベース31を上下移動させる電動ボールネジ機構34を有している。
各支持バー32は、その中央部分に前後左右に折れ曲がるヒンジを有しており、後述する左折込板76、右折込板77及び後折込板78がトレーTの下部に入ってくるときに一時的に転倒する。
図2に示されるように、フィルムロールRを支持するロール支持機構4は、本体1aの両側部に概ね対称に設けられている。ロール支持機構4は、主に、ロールバー4aと、駆動モータ4bと、を有している。ロールバー4aは、フィルムロールRを挿通させ、ホルダ等によってフィルムロールRを保持する。ロールバー4aは、駆動モータ4bの回転に従って駆動される。
フィルム送出機構5は、フィルムロールRから引き出されたフィルムFを後述するフィルム搬送機構6の一対のフィーダユニット(第一フィーダユニット61及び第二フィーダユニット62)に受け渡すための機構である。フィルム送出機構5は、主として、繰出ローラ51と、フィルム差込板ユニット53と、を有している。繰出ローラ51は、繰出モータ52の作動によって回転する。フィルム差込板ユニット53は、一対の板部材とワンウェイローラとによってフィルムFを保持し、上下動することによってフィルムFをフィルム搬送機構6に受け渡す。
フィルム搬送機構6は、フィルムロールRからフィルム送出機構5によって繰り出されたフィルムFを受け取って、包装ステーション3の中央部分に搬送し、さらにフィルムFを緊張保持する。フィルム搬送機構6は、図3及び図4に示されるように、主として、第一フィーダユニット61と、第二フィーダユニット62と、を有している。
第一フィーダユニット61は、包装値付装置1の正面から見て手前側に、第二フィーダユニット62は、包装値付装置1の正面から見て奥側に配置されている。第一フィーダユニット61及び第二フィーダユニット62は、横送りされるフィルムFの両側部(手前側及び奥側の側部)を上下のベルトで挟み、ベルト駆動によってフィルムFを搬送する。また、第一フィーダユニット61及び第二フィーダユニット62は、それぞれフィルム幅方向(図3及び図4の左右方向)に移動可能である。
図2に示されるように、フィルム搬送機構6のフィルム搬送方向前側には、カッター機構69が配置されている。フィルム送出機構5からフィルム搬送機構6へと受け渡されたフィルムFがフィルム搬送機構6によって所定量だけ搬送された後に、カッター機構69は、フィルム送出機構5とフィルム搬送機構6との間においてフィルムFを切断するために設けられている。カッター機構69は、フィルム幅よりも長い切断刃を有している。カッター機構69は、アクチュエータで移動させられる切断刃によってフィルムFを切断する。
折込機構7は、図2及び図4に示されるように、主として、左折込板76と、右折込板77と、後折込板78と、前折込棒79と、を有している。左折込板76及び右折込板77は、フィルムFのフィルム搬送方向両端部をトレーTの底面側に折り込む。左折込板76及び右折込板77は、図示しないモータ及びタイミングベルトによって水平移動が可能に設けられている。
後折込板78は、フィルムFの第二フィーダユニット62側の側部をトレーTの底面側に折り込むもので、図示しないモータ及びタイミングベルトによって水平移動が可能である。前折込棒79は、トレーTをシール機構8側に向けて押し出す排出プッシャ79aによるトレーTの排出時に、フィルムFの第一フィーダユニット61側の側部がトレーTの底面側に折り込まれるように配置されている。
図3及び図4に示されるように、シール機構8は、排出プッシャ79aによって押し出されたトレーTの底面を加熱してシールすると共に、正面側の部分は排出された商品Gを受ける台の機能も有している。図1に示されるように、シール機構8は、表側(上側)にヒータを内蔵した排出台81が配置されている。また、裏側には、下方の計量台21上に置かれたトレーTの寸法を計測するためのCCDカメラ82が設置されている。CCDカメラ82は、トレーTの縦寸法及び横寸法を計測して、そのデータを制御装置9へと送出する。
第一値付機10及び第二値付機11は、折込機構7及びシール機構8の上方に配置されており、包装値付装置1の正面から見て左右方向に並列配置されている。図1及び図5に示されるように、第一値付機10は、第一ラベルプリンタ(発行部)10aと、第一貼付機(貼付部)10bと、を有し、第一ラベルプリンタ10aと第一貼付機10bとは一体的に構成されている。第一ラベルプリンタ10aは、商品Gに関する情報(重量及び価格等)が印字された商品ラベル110(図7(a)参照)を発行する。第一貼付機10bは、第一ラベルプリンタ10aと商品ラベル110が貼付される商品Gとの間を移動可能に設けられ、第一ラベルプリンタ10aから受け取った商品ラベル110を商品Gに貼付する。図7(a)に示されるように、本実施形態の商品ラベル110には、商品名111と、商品の価格112と、内容物の容量113と、が表示されている。
第二値付機11は、第二ラベルプリンタ(発行部)11aと、第二貼付機(貼付部)11bと、を有し、第二ラベルプリンタ11aと第二貼付機11bとは一体的に構成されている。第二ラベルプリンタ11aは、商品Gに関する宣伝用のメッセージが印字された販促ラベル120(図7(b)参照)を発行する。第二貼付機11bは、第二ラベルプリンタ11aと販促ラベル120が貼付される商品Gとの間を移動可能に設けられ、第二ラベルプリンタ11aから受け取った販促ラベル120を商品Gに貼付する。図7(b)参照に示されるように、本実施形態の販促ラベル120には、販促用メッセージ121が表示されている。
第一値付機10及び第二値付機11は、それらの上端部の一部が、本体1aの上端部に設けられたベース部材90に対して移動可能に装着されている。具体的には、第一値付機10及び第二値付機11のそれぞれは、ベース部材90に設けられた第一移動機構91及び第二移動機構92によってそれぞれ前後方向に移動可能に設けられており、トレーTにラベルを貼り付けるラベル貼付位置(図5の実線位置)と、装置の手前側に移動したラベル取出位置(図5の一点鎖線位置)とを取り得る。
第一値付機10及び第二値付機11が装着されたベース部材90は、横移動機構93によって左右方向に所定の範囲で移動可能に設けられている。横移動機構93は、左右方向に延在するボールネジ94と、ボールネジ94を回転駆動するためのモータ95と、を有している。ボールネジ94は、本体1aに回転可能に支持されており、ベース部材90に固定されたナット部材90aがこのボールネジ94に螺合している。このような構成によって、第一値付機10及び第二値付機11は、共に同期して左右方向に移動可能となっており、かつ、それぞれが独立して前後方向に移動可能となっている。
第一貼付機10bには、ラベル(商品ラベル110)が保持された状態を検知する第一センサ10cが設けられている。第二貼付機11bには、ラベル(販促ラベル120及び仕分ラベル130)が保持された状態を検知する第二センサ(検知部)11cが設けられている。
本体1aの上部には、表示パネル9a、操作キー9b及び制御部9cを有する制御装置9が配置されている。図6に示されるように、制御装置9は、上記の各機構(計量搬入機構2、包装ステーション3、ロール支持機構4、フィルム送出機構5、フィルム搬送機構6、折込機構7、シール機構8、第一値付機10、及び第二値付機)の動作を制御する。制御部9cは、外部との信号の入出力等を行う入出力インタフェイス、処理を行うためのプログラム及び情報等が記憶されたROM(Read Only Memory)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体、CPU(Central Processing Unit)、及び通信回路等を有する。制御部9cは、CPUが出力する信号に基づいて、入力データをRAMに記憶し、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、RAMにロードされたプログラムを実行することで各種処理を実行する。
制御部9cは、計量搬入機構2により計量された商品(又は内容物)Gの重量に基づいて商品Gの価格の算出等を行い、第一ラベルプリンタ10aを制御して、商品Gの重量及び価格等が印字された商品ラベル110を発行させると共に、第一貼付機10bを制御して、当該商品ラベル110を商品Gに貼付させる。また、制御部9cは、第二ラベルプリンタ11aを制御して、操作キー9b等を介して設定される販促内容に従った販促メッセージが印字された販促ラベル120を発行させると共に、第二貼付機11bを制御して、当該販促ラベル120を商品Gに貼付させる。
また、制御部9cは、取得部9dを介して上位装置100から取得した、商品Gを仕分ける際に用いられる属性情報(後段にて詳述する。)に基づいて一群に分類される商品Gの商品ラベル110を連続的に発行した後のタイミングで、当該属性情報が印字された仕分ラベル130(図7(c)参照)を発行するように第二ラベルプリンタ11aを制御する。
更に詳細には、制御部9cは、上記属性情報に基づいて一群に分類される商品Gの商品ラベル110を連続的に発行する際の枚数が、商品ラベル110を貼付後に商品Gが収容されるコンテナ(仕分箱)150の最大収容個数を超える場合、上記仕分ラベル130を発行するように第二ラベルプリンタ11aを制御する。そして、制御部9cは、第二ラベルプリンタ11aから受け取った仕分ラベル130を商品Gに貼付するように第二貼付機11bを制御する。なお、取得部9dは、属性情報を取得するための手段であって、例えば、有線又は無線によるネットワークNとのインタフェイスである。
ここでいう属性情報の例は、商品Gの配送先、配送個数、及び商品ラベル110及び販促ラベル120を貼付後の商品Gを収容するコンテナ150の最大収容個数に関する情報である。したがって、第二ラベルプリンタ11aは、少なくとも配送先が印字された仕分ラベル130を発行する。図7(c)に示されるように、本実施形態の仕分ラベル130には、商品名131と、配送先としての店舗名132と、コンテナ150(図8(b)及び図8(c)参照)へ収容されるべき商品Gの収納個数133と、が表示されている。制御部9cは、第二貼付機11bを制御して、仕分ラベル130を受け取った後、上述したラベル取出位置(図5の一点鎖線位置)(所定の位置)まで移動させて停止させる。
また、制御部9cは、第二貼付機11bから仕分ラベル130が取り外されたことが第二センサ11cによって検知された後に、次の商品ラベル110の発行が開始されるように第一ラベルプリンタ10aを制御する。また、同様に、制御部9cは、第二貼付機11bから仕分ラベル130が取り外されたことが第二センサ11cによって検知された後に、次の販促ラベル120の発行が開始されるように第二ラベルプリンタ11aを制御する。
次に、包装値付装置1における値付動作について説明する。まず、作業者は、操作キー9bを操作して、これから値付け及び仕分けしようとする商品Gの商品情報を呼び出す。作業者によって商品情報が呼び出されると、制御部9cは、取得部9dを介して上位装置100から商品を仕分ける際に用いられる属性情報(配送先、配送個数、及びコンテナ最大収容個数)を取得する(ステップS1)。言い換えれば、制御部9cは、商品情報を呼び出した時点で上位装置100から配送先の情報を取得する。
次に、作業者が商品Gを収容したトレーT(以下、未包装品という。)を計量搬入機構2の計量台21上に載置すると、制御部9cは、計量値が安定して計量が完了するのを待って、搬入コンベア25を作動させる。これにより、図3及び図4に示されるように、商品Gは、リフター機構30の支持部材33上に押し出される(ステップS2)。
一方、フィルムロールRからフィルム送出機構5によりフィルム搬送機構6へと受け渡されたフィルムFは、カッター機構69により切断される。カッター機構69により切断された一枚の長方形状のフィルムFは、制御部9cによって制御される第一フィーダユニット61及び第二フィーダユニット62によってリフター機構30の上方まで運ばれる。リフター機構30の上方では、第一フィーダユニット61及び第二フィーダユニット62に設けられたクランプの作動によりフィルムFの両側部が強く保持された状態となっている。
このように両側部が強く保持されたフィルムFに対して、制御部9cによって制御されるリフター機構30が未包装品を押し上げる。これにより、強く保持されているフィルムFは、未包装品の上部を覆うように伸張する。この状態において、制御部9cが、後折込板78、左折込板76及び右折込板77をトレーTの底面側に水平移動させると、第一フィーダユニット61及び第二フィーダユニット62のクランプにおけるフィルムFの保持を解除して、フィルムFの周囲三辺をトレーTの下側に折り込ませる。そして、制御部9cによって制御される排出プッシャ79aがトレーTをシール機構8側に押し出す。これにより、折り込まれていなかった正面側のフィルムFの一辺が前折込棒79に当たり、シール機構8側へのトレーTの移動にしたがってトレーTの下側に折り込まれていく。この移動中に、トレーTの下側に折り込まれたフィルムFが熱シールされ、排出台81に排出されたときには、商品GがフィルムFに覆われた包装完了の状態となる(ステップS3)。
制御部9cは、第一ラベルプリンタ10aを制御して、ラベルロールから繰り出されたラベルに対して、計量に基づく各種の情報を印字させる。印字された商品ラベル110は、台紙から剥離されて第一貼付機10b側に送り出され、制御部9cによって制御される第一貼付機10bによって商品Gに貼り付けられる(ステップS4)。
一方、制御部9cは、第二ラベルプリンタ11aを制御して、ラベルロールから繰り出されたラベルに対して、宣伝用(販促用)のメッセージを印字させる。印字された販促ラベル120は、台紙から剥離されて第二貼付機11b側に送り出され、制御部9cによって制御される第二貼付機11bによって商品Gに貼り付けられる(ステップS4)。
なお、1つの商品Gに二枚のラベルを貼り付ける場合は、例えば、一方の第一値付機10によって商品ラベル110を商品Gの所定位置に貼り付ける。次に、第一値付機10及び第二値付機11を横移動機構93によって移動させ、他方の第二値付機11を販促ラベル120の貼付位置に移動させる。そして、第二値付機11によって販促ラベル120を商品Gに貼り付ける。
次に、制御部9cは、ステップS1において呼び出された商品Gについて、連続的に発行された商品ラベル110の枚数がコンテナ150の最大収容個数以上となったか(最大収容個数に到達したか)否かを判定する(ステップS5)。ここで、連続的に発行された商品ラベル110の枚数がコンテナ150の最大収容個数以上となった場合(ステップS5:YES)、制御部9cは、第二ラベルプリンタ11aを制御して、仕分ラベル130を発行させる(ステップS6)。制御部9cは、第二貼付機11bを制御して、仕分ラベル130を受け取った後、上述したラベル取出位置(図5の一点鎖線位置)(所定の位置)まで移動させて停止させる。作業者は、図7(c)に示されるような仕分ラベル130を第二貼付機11bから取り外し、コンテナ150に貼付する。
一方、連続的に発行された商品ラベル110の枚数がコンテナ150の最大収容個数より小さい場合(ステップS5:NO)、制御部9cは、ステップS1において呼び出された商品Gについて、連続的に発行された商品ラベル110の枚数が発送個数以上となるか否か(発送個数に到達したか)を判定する(ステップS7)。ここで、連続的に発行された商品ラベル110の枚数が発送個数以上となる場合には(ステップS7:YES)、一連の処理を終了する。
一方、連続的に発行された商品ラベル110の枚数が発送個数よりも小さい場合には、ステップS2に戻り、制御部9cは、作業者によって未包装品が計量搬入機構2の計量台21上に載置されるのを待つ。以下、連続的に発行された商品ラベル110の枚数が発送個数以上となるまで、ステップS2〜ステップS7を繰り返す。
次に、上記実施形態の包装値付装置1の作用効果について説明する。上記実施形態の包装値付装置1では、通常時に商品ラベル110を発行する第一ラベルプリンタ10aが、属性情報が印字された仕分ラベル130を発行する。言い換えれば、第一ラベルプリンタ10aは、通常の商品ラベル110を発行する機能に加え、属性情報が印字された仕分ラベル130を発行する機能を有する。また、上記実施形態の包装値付装置1では、商品ラベル110が貼付された商品Gが連続的に生産された後のタイミングで仕分ラベル130が発行されるので、作業者は、仕分ラベル130が発行されるまでは、連続的に生産されてくる商品Gを同じ仕分先に仕分ける作業を継続すればよい。したがって、商品ラベル110が貼付された商品Gを途中で間違って仕分けるような仕分ミスを抑制できる。
上記実施形態の包装値付装置1において、第二貼付機11bは、仕分ラベル130を受け取った後、ラベル取出位置(図5の一点鎖線位置)まで移動して停止するので、作業者にとって仕分ラベル130が取り易い。これにより、作業者の作業効率をより向上させることができる。
上記実施形態の包装値付装置1では、仕分ラベル130として発行されるラベルを、商品Gを仕分ける際の確認に使用するだけでなく、商品Gを仕分けるコンテナ150に貼付することができる。このため、別途コンテナ150に仕分先を表示するための手間が低減される。
上記実施形態の包装値付装置1では、第二センサ11cによって第一貼付機10bから仕分ラベル130が取り外されたことが検知された後、第一ラベルプリンタ10aは、次の商品ラベル110の発行を開始する。このため、包装値付装置1では、仕分ラベル130が第二貼付機11bから取り外されるまでは第一ラベルプリンタ10aによって商品ラベル110が発行されない。したがって、作業者は、商品Gをコンテナ150に収容した後に第二貼付機11bから仕分ラベル130を取り外し、当該仕分ラベル130に基づいてコンテナ150に収容された商品Gの内容(例えば、配送個数等)を確認し、確認後に配送先が印字された仕分ラベル130をコンテナ150に貼付するといった、効率的な仕分作業を実行することができる。
上記実施形態の包装値付装置1では、一台の包装値付装置1において、商品Gの包装、商品ラベル110の発行、商品ラベル110の貼付、仕分に関わる一連の作業が行える。したがって、商品Gの包装、商品ラベル110の発行、商品ラベル110の貼付、及び仕分に関わる一連の作業を省スペースで行うことができる。
上記実施形態の包装値付装置1では、ステップS1において呼び出された商品Gについて、連続的に発行された商品ラベル110の枚数がコンテナ150の最大収容個数以上となる場合、仕分ラベル130が発行される。したがって、同じ配送先であっても複数のコンテナ150に分かれて商品Gが収容されるような場合の商品Gの仕分ミスを抑制できる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
<変形例1>
上記実施形態では、第一ラベルプリンタ10aは、属性情報に基づいて一群に分類される商品Gの商品ラベル110を連続的に発行した後のタイミングで、属性情報が印字された仕分ラベル130を発行する例を挙げて説明したが、第二ラベルプリンタ11aは、属性情報に基づいて一群に分類される商品Gの商品ラベル110を連続的に発行する前のタイミングで、属性情報が印字された仕分ラベル130を発行してもよい。この場合の包装値付装置1の動作について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
上記実施形態では、第一ラベルプリンタ10aは、属性情報に基づいて一群に分類される商品Gの商品ラベル110を連続的に発行した後のタイミングで、属性情報が印字された仕分ラベル130を発行する例を挙げて説明したが、第二ラベルプリンタ11aは、属性情報に基づいて一群に分類される商品Gの商品ラベル110を連続的に発行する前のタイミングで、属性情報が印字された仕分ラベル130を発行してもよい。この場合の包装値付装置1の動作について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、作業者は、操作キー9bを操作して、これから仕分けしようとする商品Gの商品情報を呼び出す。作業者によって商品情報が呼び出されると、制御部9cは、取得部9dを介して上位装置100から商品を仕分ける際に用いられる属性情報(配送先、配送個数、及びコンテナ最大収容個数)を取得する(ステップS11)。
次に、制御部9cは、第二ラベルプリンタ11aを制御して、仕分ラベル130を発行させる(ステップS12)。制御部9cは、第二貼付機11bを制御して、仕分ラベル130を受け取った後、上述したラベル取出位置(図5の一点鎖線位置)(所定の位置)まで移動させて停止させる。作業者は、図7(c)に示されるような仕分ラベル130を第二貼付機11bから取り外し、コンテナ150に貼付する。
次に、作業者が商品Gを収容した未包装品を計量搬入機構2の計量台21上に載置すると、制御部9cは、計量値が安定して計量が完了するのを待って、搬入コンベア25を作動させる。これにより、図3及び図4に示されるように、商品Gは、リフター機構30の支持部材33上に押し出される(ステップS13)。以後、商品Gを包装する工程(ステップS14)及び商品ラベル110及び販促ラベル120を発行・貼付する工程(ステップS15)は、第一実施形態において説明したステップS2及びステップS3と同様であるので、ここでは説明を省略する。
次に、制御部9cは、ステップS1において呼び出された商品Gについて、連続的に発行された商品ラベル110の枚数がコンテナ150の最大収容個数以上となるか否かを判定する(ステップS16)。ここで、連続的に発行された商品ラベル110の枚数がコンテナ150の最大収容個数以上となった場合(ステップS16:YES)、制御部9cは、第二ラベルプリンタ11aを制御して、仕分ラベル130を発行させる(ステップS17)。制御部9cは、第二貼付機11bを制御して、仕分ラベル130を受け取った後、上述したラベル取出位置(図5の一点鎖線位置)(所定の位置)まで移動させて停止させる。作業者は、図7(c)に示されるような仕分ラベル130を第二貼付機11bから取り外し、コンテナ150に貼付する。
一方、連続的に発行された商品ラベル110の枚数がコンテナ150の最大収容個数より小さい場合(ステップS5:NO)、制御部9cは、ステップS1において呼び出された商品Gについて、連続的に発行された商品ラベル110の枚数が発送個数以上となるか否かを判定する(ステップS18)。ここで、連続的に発行された商品ラベル110の枚数が発送個数以上となる場合には(ステップS18:YES)、一連の処理を終了する。
一方、連続的に発行された商品ラベル110の枚数が発送個数よりも小さい場合には、ステップS13に戻り、制御部9cは、作業者によって未包装品が計量搬入機構2の計量台21上に載置されるのを待つ。以下、連続的に発行された商品ラベル110の枚数が発送個数以上となるまで、ステップS13〜ステップS18を繰り返す。
この場合であっても、作業者は、仕分ラベル130が発行されるまでは、商品Gを同じ仕分先に仕分ける作業を継続すればよい。したがって、連続的に生産されてくる商品ラベル110に対応する商品Gを途中で間違って仕分けるような仕分ミスを抑制できる。この結果、商品ラベル110が貼付される商品Gを効率的に仕分けることが可能になる。
<変形例2>
上記実施形態又は変形例では、ステップS1(ステップS11)において呼び出された商品Gについて、連続的に発行された商品ラベル110の枚数がコンテナ150の最大収容個数以上となる場合にも仕分ラベル130を発行する例を挙げて説明したが、連続的に発行される商品ラベル110に対して一枚の仕分ラベル130を発行するようにしてもよい。すなわち、図9に示されるステップS5の判定工程及び/又は図10に示されるステップS16の判定工程を省略してもよい。
上記実施形態又は変形例では、ステップS1(ステップS11)において呼び出された商品Gについて、連続的に発行された商品ラベル110の枚数がコンテナ150の最大収容個数以上となる場合にも仕分ラベル130を発行する例を挙げて説明したが、連続的に発行される商品ラベル110に対して一枚の仕分ラベル130を発行するようにしてもよい。すなわち、図9に示されるステップS5の判定工程及び/又は図10に示されるステップS16の判定工程を省略してもよい。
<変形例3>
上記実施形態又は変形例では、第一ラベルプリンタ10aによって発行された商品ラベル110を商品Gに貼付する第一貼付機10b及び第二ラベルプリンタ11aによって発行された販促ラベル120を商品Gに貼付する第二貼付機11bを備える例を挙げて説明したが、このような第一貼付機10b及び第二貼付機11bを備えないラベル発行機に本発明を適用することもできる。この場合であっても、商品ラベル110が貼付された商品Gを効率的に仕分けることが可能になる。
上記実施形態又は変形例では、第一ラベルプリンタ10aによって発行された商品ラベル110を商品Gに貼付する第一貼付機10b及び第二ラベルプリンタ11aによって発行された販促ラベル120を商品Gに貼付する第二貼付機11bを備える例を挙げて説明したが、このような第一貼付機10b及び第二貼付機11bを備えないラベル発行機に本発明を適用することもできる。この場合であっても、商品ラベル110が貼付された商品Gを効率的に仕分けることが可能になる。
<その他の変形例>
上記実施形態又は変形例では、商品ラベル110を発行するための第一ラベルプリンタ10aと、販促ラベル120を発行するための第二ラベルプリンタ11aとが、それぞれ別途設けられている例を挙げて説明したが本発明はこれに限定されない。例えば、販促ラベル120を発行しない態様の包装値付装置(ラベル発行機)に本発明を適用してもよい。また、一台のラベルプリンタが商品ラベル110及び販促ラベル120を発行する態様の包装値付装置(ラベル発行機)に適用してもよい。また、第一ラベルプリンタ10aと、販促ラベル120を発行するための第二ラベルプリンタ11aとが、互いに種類の異なる(商品ラベル110及び販促ラベル120)ラベルを発行するだけでなく、互いに同種類のラベルを発行してもよいし、この場合、例えば、互いにサイズが異なる商品ラベル110を発行してもよい。
上記実施形態又は変形例では、商品ラベル110を発行するための第一ラベルプリンタ10aと、販促ラベル120を発行するための第二ラベルプリンタ11aとが、それぞれ別途設けられている例を挙げて説明したが本発明はこれに限定されない。例えば、販促ラベル120を発行しない態様の包装値付装置(ラベル発行機)に本発明を適用してもよい。また、一台のラベルプリンタが商品ラベル110及び販促ラベル120を発行する態様の包装値付装置(ラベル発行機)に適用してもよい。また、第一ラベルプリンタ10aと、販促ラベル120を発行するための第二ラベルプリンタ11aとが、互いに種類の異なる(商品ラベル110及び販促ラベル120)ラベルを発行するだけでなく、互いに同種類のラベルを発行してもよいし、この場合、例えば、互いにサイズが異なる商品ラベル110を発行してもよい。
また、上記実施形態又は変形例において、商品ラベル110を発行する第一ラベルプリンタ10aに仕分ラベル130を発行させてもよい。更に、第一ラベルプリンタ10a及び第二ラベルプリンタ11aに加え、例えば、商品Gの底部(トレーTの底部)に商品ラベルを発行するための第三のラベルプリンタを備える構成の包装値付装置(ラベル発行機)としてもよい。この場合であっても、第一ラベルプリンタ10a、第二ラベルプリンタ11a及び第三のラベルプリンタのうち一台のラベルプリンタに仕分ラベル130を発行させればよい。
上記実施形態又は変形例では、これから仕分けしようとする商品Gを仕分ける際に用いられる属性情報(配送先、配送個数、及びコンテナ最大収容個数)を取得部9dを介して上位装置100から取得する例を挙げて説明したが、この構成に代えて、包装値付装置(ラベル発行機)は、取得部としての記憶装置を備えていてもよい。この場合も、記憶装置に予め登録された情報に基づいて属性情報を取得することができる。
上記実施形態又は変形例では、属性情報の例として配送先、配送個数、及びコンテナ最大収容個数を挙げて説明したが、これらの情報を全て取得する必要はなく、例えば、配送個数又は配送先のみであってもよい。また、この場合、取得される属性情報に合わせて仕分ラベル130が印字されてもよい。
上記実施形態又は変形例では、第二ラベルプリンタ11aから仕分ラベル130を受け取った第二貼付機11bは、ラベル取出位置(図5の一点鎖線位置)まで移動して停止する例を挙げて説明したが、例えば、商品Gの所定位置に貼付(仮貼り)するようにしてもよい。
本発明は、上記実施形態又は変形例のような包装値付装置だけでなく、種々のラベル発行貼付装置及びラベル発行装置に適用できる。例えば、コンベヤで搬送される商品に貼り付けを行うラベル発行貼付装置、又は、商品にラベルを貼付する貼付部を備えず、発行されたラベルを作業者が手で取って貼り付ける場合に用いられるラベル発行装置にも、商品ラベルと仕分ラベルとの両方を発行する、上記の構成を搭載可能である。
1…包装値付装置(ラベル発行装置)、2…計量搬入機構、4…ロール支持機構、5…フィルム送出機構(包装部)、6…フィルム搬送機構(包装部)、7…折込機構(包装部)、8…シール機構、9…制御装置、9c…制御部、9d…取得部、10…第一値付機(発行部及び貼付部)、10a…第一ラベルプリンタ(発行部)、10b…第一貼付機(貼付部)、10c…第一センサ、11…第二値付機(発行部及び貼付部)、11a…第二ラベルプリンタ(発行部)、11b…第二貼付機(貼付部)、11c…第二センサ(検知部)、100…上位装置、110…商品ラベル、120…販促ラベル、130…仕分ラベル、150…コンテナ(仕分箱)、G…商品。
Claims (8)
- 商品を仕分ける際に用いられる属性情報を取得する取得部と、
前記商品に関する情報が印字された商品ラベルと、前記属性情報が印字された仕分ラベルと、を発行する発行部と、
を備え、
前記発行部は、前記属性情報に基づいて一群に分類される前記商品の商品ラベルを連続的に発行する前又は発行した後のタイミングで、前記仕分ラベルを発行する、ラベル発行装置。 - 前記発行部と前記商品ラベルが貼付される前記商品との間を移動可能に設けられ、前記発行部から受け取った前記商品ラベルを前記商品に貼付する貼付部を更に備える、請求項1記載のラベル発行装置。
- 前記貼付部は、前記仕分ラベルを受け取った後、所定の位置まで当該仕分ラベルを搬送して停止する、請求項2記載のラベル発行装置。
- 前記属性情報は、前記商品の配送先に関する情報であり、
前記発行部は、前記配送先が印字された前記仕分ラベルを発行する、
請求項2又は3記載のラベル発行装置。 - 前記貼付部によって前記仕分ラベルが保持された状態を検知する検知部を更に備え、
前記発行部は、前記貼付部から前記仕分ラベルが取り外されたことが前記検知部によって検知された後に次の前記商品ラベルの発行を開始する、請求項2〜4の何れか一項記載のラベル発行装置。 - 前記発行部及び前記貼付部は、それぞれ複数備えられており、
前記商品ラベルの印字及び前記商品への前記商品ラベルの貼付は、両方の前記発行部及び前記貼付部により行われ、
前記仕分ラベルの印字及び前記商品への前記仕分ラベルの貼付は、一方の前記発行部及び前記貼付部により行われる、請求項2〜5の何れか一項に記載のラベル発行装置。 - 前記貼付部によって前記商品ラベルが前記商品に貼付される前に前記商品を包装する包装部を更に備える、請求項2〜6の何れか一項記載のラベル発行装置。
- 前記取得部は、前記商品ラベルを貼付後の商品を収容する仕分箱の最大収容個数に関する情報を更に取得し、
前記属性情報に基づいて一群に分類される前記商品の商品ラベルを連続的に発行する際の枚数が前記最大収容個数以上となった場合、前記発行部は、前記最大収容個数の前記商品の商品ラベルを連続的に発行する前又は発行した後のタイミングで、前記仕分ラベルを発行する、請求項1〜7の何れか一項記載のラベル発行装置。
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