JP2017140361A - メタルウッドクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】クラブの操作性を向上させるウッド−タイプ用の重み付けシステムの提供。【解決手段】ゴルフクラブヘッド350は、本体と、開放端部および終端端部を具備するキャビティ306と、重量端部316および軽量端部318を有する重み付けされたインサート308とを有し、キャビティはヘッドロック機構330を有し、重み付けされたインサートは、インサートロック機構を有し、インサートロック機構は、180度未満の回転で、重み付けされたインサートをキャビティにロックするように構成され、ヘッドロック機構はスロットを有し、スロットはキャビティの長手軸に対して傾いた角度に配列され、インサートロック機構は、スロットに係合するように構成された突起を有し、突起およびスロットは、インサートロック機構の回転によってインサートロック機構が押圧されてキャビティの長手方向軸に沿ってキャビティの終端端部にスライドするように構成される。【選択図】図45

Description

この技術は全般的にはゴルフクラブに関連するシステム、装置、および方法に関し、より具体的には改善された物理属性を有するウッドタイプのゴルフクラブヘッドに関する。
ゴルフクラブヘッドには多くの種々の形態および型式、例えば、ウッドまたはメタル−タイプ(ドライバおよびフェアウェイウッドを含む)、アイアン−タイプ(ウェッジ−タイプのクラブヘッドを含む)、ユーティリティまたは特殊タイプ、およびパタータイプがある。これらスタイルの各々は、規定の機能および構造を有する。この発明は主に空洞ゴルフクラブヘッド、例えばウッド−タイプおよびユーティリティ−タイプ(全般にここではウッド−タイプゴルフクラブと呼ぶ)に関する。
ウッド−タイプまたはメタル−タイプのゴルフクラブヘッドは一般にフロントフェースすなわち打撃フェース、クラウン、ソール、および、弓状のスカートを含み、弓状のスカートはヒール、トウ、およびバックを含む。クラウンおよびスカートはしばしばシェルと呼ばれる。フロントフェースはゴルフボールと接触してこれを打撃する。複数の溝がフェース上に形成されてボールのスピンを付与するように働き、また装飾目的を実現し、これはしばしば「スコアライン」と呼ばれる。クラウンは一般にゴルファに対して特殊な外見を与え、打撃フェースに対して堅固な構造を実現する。ゴルフクラブのソールは、スイングに際して地面に接触して相互作用するのでゴルフショットに関してとくに重要である。
ゴルフクラブヘッドの設計が複雑であることは知られている。クラブの各部品(すなわちクラブヘッド、シャフト、グリップ、およびこれらの部品)の仕様が直接にクラブの性能に影響する。したがって、設計仕様を変更してゴルフクラブをしつらえて特別な性能特性を実現させることができる。
ウッド−タイプのクラブヘッドの設計および製造にはクラブヘッド構造に注意深く留意する必要がある。考慮すべき多くの要素には、材料選択、材料処理、構造的な一体性、および全体的な幾何的デザインがある。幾何的デザインの配慮の例は、ロフト、ライ、フェース角、水平フェースの膨らみ、垂直フェースロール、フェースサイズ、重心、ソールの曲率、および全体のヘッド重量を含む。クラブヘッドの内部デザインを仕上げて具体的な特徴を実現し、例えば、ホーゼルすなわちシャフト結合手段、クラブヘッドのフェースまたは本体状の周辺重み、および空洞クラブヘッド内のフィラーを含むことにより仕上げる。クラブヘッドは典型的にはステンレス鋼、アルミニウム、またはチタンから製造され、鋳造、シートメタルを圧力下で形成することによるスタンプ、鍛造、またはこれらプロセスの任意の2以上の組み合わせから製造される。
クラブヘッドは複数の要素から形成され、これらは溶接その他により一体になされて空洞のヘッドを形成し、これらはしばしばクラブヘッドのケースであり、これがインサート例えばソールプレートまたはクラウンプレートとともに設計される。複数要素構造にするとクラブヘッドの内部に形成されるキャビティにアクセスするのが容易になり、これにより、種々の部品、例えば内部ウェートおよびクラブシャフトをヘッドに結合することが可能になる。キャビティは空洞のままに維持されても良く、例えば発泡剤により部分的に、または完全に充填されても良い。接着剤をクラブヘッドの内部に注入して正確なスイング重さを実現し、またはクラブヘッド内にある任意の残骸を集めて保持してよい。さらに、複数のワンピースクラブヘッドを高精度の寸法誤差で製造することが困難であるので、複数部品構造を利用すれば、クラブヘッドを緊密な標準品のセットで製造できる。
ウッド−タイプのゴルフクラブをメタリックの材料から製造することは知られている。これらのクラブは当初では、主に、丈夫な金属、例えばステンレス鋼、アルミニウム、ベリリウム銅、その他を鋳造して、金属の本体、フェースおよびホーゼルを含む一体構造を形成することにより製造された。技術が進展するに従って、クラブのフェースの性能を向上されることが好ましくなってきた。例えば、チタン材料を用いてこれを実現する。
プレイヤは、最大距離および着地位置の正確性を実現する、メタルウッドドライブおよびゴルフボールの組み合わせを通常求めている。打撃後のボール飛距離は、ボールの並進運動速度の大きさおよび方向と、ボールの回転速度すなわちスピンとにより支配される。気圧、湿度、温度および風速を含む環境条件がさらにボールの飛びに影響を与える。しかしながら、環境の効果はゴルフ用品メーカのコントロールを越えている。ゴルフボールの正確な着地も多くの要素により決定される。これらの要素のうちのいくつかは、クラブヘッド設計例えば重心やクラブヘッドの柔軟性に起因する。
ウッド−タイプのクラブヘッドの重量分配を向上させて、ボールとの接触時にクラブがオープンにならないようにするための既知の手法は、通常、本体鋳造自体に重量を付加することや、クラブ中の所定の位置に重量エレメントを戦略的に付加することを含む。重量エレメントをウッド−タイプのクラブヘッドに組みこむために多くの努力がなされてきた。これら重量エレメントは通常では所定の位置に配置され、これがボールの飛行によい影響を与え、特定のゴルファの欠点を解消する。
クラブヘッドのソールは、ゴルフショットの際に地面と接触して相互作用するので、ゴルフショットにおいてとくに重要である。クラブの性能を最大化する多くのソール構造がある。典型的には、クラブのソールは若干曲がって、クラブヘッドが地面に配置されるときに、その先端が地面より上になるようになっている。クラブの前面に対する曲がりは、一般にバウンスを実現する。バウンスにより、クラブが地面に入り込んで実質的にクラブヘッド速度を低下させることを防止する。後端に対する曲がりは、一般に、クラブヘッドがバックスイング中に地面に当たるのを防止する。
この発明は、クラブの操作性を向上させるウッド−タイプのゴルフクラブ用の改良された重み付けシステムに向けられている。
ここで説明されるシステム、方法、および装置は、複数の創作的な側面を有し、そのいずれの1つもそれらの所望の属性に対して不可欠でもなく、また、その要因をなすものでもない。ここで、有益な特徴のいくつかについて、特許請求の範囲を限定することなく、以下にまとめて示す。
この技術の1つの非制約的な実施例は、フェース、ソール、クラウン、並びに、上記フェース、上記ソール、および上記クラウンを結合するスカートを具備し、重心を有する本体を有するゴルフクラブヘッドを含み;上記本体は、上記クラブフェースに平行に位置決めされるx−軸、上記クラブフェースに垂直に位置決めされるy−軸、および上記クラブフェースを通り抜けて位置決めされるz−軸を伴う座標を有し;上記本体はキャビティを有し;上記キャビティは開口端部および終端端部を有し、上記終端端部は上記開口端部の反対側であり;重み付けされたインサートを有し、上記重み付けされたインサートは重量端部および軽量端部を有し、上記軽量端部は上記重量端部の反対側であり;上記重み付けされたインサートは、当該重み付けされたインサートの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向インサート軸を有し;上記キャビティは、当該キャビティの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向キャビティ軸を有し;上記キャビティは、上記重み付けされたインサートを上記開口端部を通じて第1の構成および第2の構成の双方で収容するように構成され;上記第1の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記重量端部を有し;上記第2の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記軽量端部を有し;上記キャビティはヘッドロック機構を有し;上記重み付けされたインサートはインサートロック機構を有し;上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構が上記ヘッドロック機構に対して回転させられるときに上記ヘッドロック機構と係合するように構成され;上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する180度未満の回転によって上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成され;上記ヘッドロック機構はスロットを有し、上記スロットは上記キャビティの上記長さ方向軸に対して斜めに配列され;上記インサートロック機構は、上記スロットと係合するように構成された突起を有し、上記突起および上記スロットは、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する回転によって上記インサートロック機構が押圧されて上記キャビティの上記長さ方向軸に沿って上記キャビティの上記終端端部側にスライドするように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記スロットは、上記インサートロック機構がロック位置にあるときに上記突起を収容するように構成された戻り止めを有する。
この技術の付加的な非制約的な実施例は、さらに、上記キャビティ内にバネを有し、上記バネは上記重み付けされたインサートを上記キャビティの上記終端端部から離間させる方向に押圧するように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記バネは、上記突起を上記戻り止めに押圧して上記インサートロック機構を上記ヘッドロック機構に対してロックするように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記インサートロック機構は上記重み付けされたインサートの上記軽量端部に位置決めされ、上記重み付けされたインサートは、上記重み付けされたインサートの上記重量端部に位置決めされた第2のインサートロック機構をさらに有する。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記重み付けされたインサートは、上記ゴルフクラブヘッドの重心を上記z−軸および上記x−軸の双方に沿って調整するように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する90度未満の回転で、上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例は、フェース、ソール、クラウン、並びに、上記フェース、上記ソール、および上記クラウンを結合するスカートを具備し、重心を有する本体を有するゴルフクラブヘッドを含み;上記本体は、上記クラブフェースに平行に位置決めされるx−軸、上記クラブフェースに垂直に位置決めされるy−軸、および上記クラブフェースを通り抜けて位置決めされるz−軸を伴う座標を有し;上記本体はキャビティを有し;上記キャビティは開口端部および終端端部を有し、上記終端端部は上記開口端部の反対側であり;重み付けされたインサートを有し、上記重み付けされたインサートは重量端部および軽量端部を有し、上記軽量端部は上記重量端部の反対側であり;上記重み付けされたインサートは、当該重み付けされたインサートの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向インサート軸を有し;上記キャビティは、当該キャビティの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向キャビティ軸を有し;上記キャビティは、上記重み付けされたインサートを上記開口端部を通じて第1の構成および第2の構成の双方で収容するように構成され;上記第1の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記重量端部を有し;上記第2の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記軽量端部を有し;上記キャビティはヘッドロック機構を有し;上記重み付けされたインサートの上記軽量端部および上記重量端部の一方に選択的に結合するように構成されたインサートロック部材を有し;上記インサートロック部材はインサートロック機構を有し;上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構が上記ヘッドロック機構に対して回転させられるときに上記ヘッドロック機構と係合するように構成され;上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する180度未満の回転によって上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成され;上記ヘッドロック機構はスロットを有し、上記スロットは上記キャビティの上記長さ方向軸に対して斜めに配列され;上記インサートロック機構は、上記スロットと係合するように構成された突起を有し、上記突起および上記スロットは、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する回転によって上記インサートロック機構が押圧されて上記キャビティの上記長さ方向軸に沿って上記キャビティの上記終端端部側にスライドするように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記スロットは、上記インサートロック機構がロック位置にあるときに上記突起を収容するように構成された戻り止めを有する。
この技術の付加的な非制約的な実施例は、さらに、上記キャビティ内にバネを有し、上記バネは上記重み付けされたインサートを上記キャビティの上記終端端部から離間させる方向に押圧するように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記バネは、上記突起を上記戻り止めに押圧して上記インサートロック機構を上記ヘッドロック機構に対してロックするように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記インサートロック部材は、上記重み付けされたインサートの重量端部および軽量端部に取り外し可能に結合するように構成されるキャップを有する。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記重み付けされたインサートは、上記ゴルフクラブヘッドの重心を上記z−軸および上記x−軸の双方に沿って調整するように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記インサートロック部材は、上記インサートロック部材の上記ヘッドロック機構に対する90度未満の回転で、上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例は、フェース、ソール、クラウン、並びに、上記フェース、上記ソール、および上記クラウンを結合するスカートを具備し、重心を有する本体を有するゴルフクラブヘッドを含み;上記本体は、上記クラブフェースに平行に位置決めされるx−軸、上記クラブフェースに垂直に位置決めされるy−軸、および上記クラブフェースを通り抜けて位置決めされるz−軸を伴う座標を有し;上記本体はキャビティを有し;上記キャビティは開口端部および終端端部を有し、上記終端端部は上記開口端部の反対側であり;重み付けされたインサートを有し、上記重み付けされたインサートは重量端部および軽量端部を有し、上記軽量端部は上記重量端部の反対側であり;上記重み付けされたインサートは、当該重み付けされたインサートの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向インサート軸を有し;上記キャビティは、当該キャビティの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向キャビティ軸を有し;上記キャビティは、上記重み付けされたインサートを上記開口端部を通じて第1の構成および第2の構成の双方で収容するように構成され;上記第1の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記重量端部を有し;上記第2の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記軽量端部を有し;上記キャビティはヘッドロック機構を有し;上記重み付けされたインサートに沿ってスライドして上記重み付けされたインサートの上記軽量端部および上記重量端部の一方に選択的に結合するように構成されたインサートロック部材を有し;上記インサートロック部材はインサートロック機構を有し;上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構が上記ヘッドロック機構に対して回転させられるときに上記ヘッドロック機構と係合するように構成され;上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する180度未満の回転によって上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成され;上記重み付けされたインサートは回転防止機構を有し;上記インサートロック部材は回転防止機構を有し;上記重み付けされたインサートの回転防止機構が、上記インサートロック部材の回転防止機構と係合して上記重み付けされたインサートが上記インサートロック部材に対して回転するのを防止するように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記ヘッドロック機構はスロットを有し、上記スロットは上記キャビティの上記長さ方向軸に対して斜めに配列され、上記インサートロック機構は、上記スロットと係合するように構成された突起を有し、上記突起および上記スロットは、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する回転によって上記インサートロック機構が押圧されて上記キャビティの上記長さ方向軸に沿って上記キャビティの上記終端端部側にスライドするように構成され、上記スロットは、上記インサートロック機構がロック位置にあるときに上記突起を収容するように構成された戻り止めを有する。
この技術の付加的な非制約的な実施例は、さらに、上記キャビティ内にバネを有し、上記バネは上記重み付けされたインサートを上記キャビティの上記終端端部から離間させる方向に押圧するように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例において、上記バネは、上記突起を上記戻り止めに押圧して上記インサートロック機構を上記ヘッドロック機構に対してロックするように構成される。
この技術の付加的な非制約的な実施例は、さらに、インサート保持部材を有し、上記インサート保持部材は、シャーシを有し、上記シャーシは、上記キャビティと上記重み付けされたインサートとを分離するように構成される。
この発明の上述および他の特徴は添付図面に示される発明の以下の説明から容易に理解できる。添付図面はここに組みこまれて明細書の一部を構成し、発明の原理を説明し当業者による発明の実施を可能にする。
この発明のクラブヘッドの実施例の斜視図である。 図1のクラブヘッドの実施例の底面図である。 図1に従うクラブヘッドの実施例のゴルフボールとの衝撃時の正面図である。 図1に従うクラブヘッドの実施例のアドレス時の正面図である。 図1のクラブヘッドの実施例の底面図である。 図4の3B−3B線に沿う図4のクラブヘッドの断面図である。 図4の4C−4C線に沿う図4のクラブヘッドの断面図である。 図4の4D−4D線に沿う図4のクラブヘッドの断面図である。 図1のクラブヘッドの背面図である。 図1のクラブヘッドのヒール側の側面図である。 この発明のソールを具備する図1のクラブヘッドの底面図である。 図7Aのクラブヘッドの線7B−7Bに沿う断面図である。 この発明の他の代替的な実施例の底面図である。 この発明に従うクラブヘッドの代替的な実施例の平面図である。 図9のクラブヘッドの実施例に従うクラブヘッドの正面図である。 図10Aのクラブヘッドの線10B−10Bに沿う断面図である。 図9の実施例の従うクラブヘッドの平面図である。 図9のクラブヘッドの実施例に従うクラブヘッドの正面図である。 図12Aのクラブヘッドの線12B−12Bに沿う断面図である。 図9に従うクラブヘッドの実施例の切欠き背面斜視図である。 図13のクラブヘッドの背面図である。 図13の実施例に従う重み管の斜視図である。 図9に従うクラブヘッドの他の実施例の切欠き背面斜視図である。 図17の実施例に従う重み管の斜視図である。 図9に従うクラブヘッドの他の実施例の切欠き背面斜視図である。 図9に従うクラブヘッドの他の実施例の底面図である。 図9に従うクラブヘッドの他の実施例の切欠き正面斜視図である。 図13の実施例に従う、y軸およびz軸に沿う重心の移動を示すグラフである。 図13の実施例に従う、y軸およびx軸に沿う重心の移動を示すグラフである。 図16の実施例に従う、y軸およびz軸に沿う重心の移動を示すグラフである。 図16の実施例に従う、y軸およびx軸に沿う重心の移動を示すグラフである。 この発明の代替的な実施例に従うゴルフクラブヘッドの斜視図である。 図25の実施例に従うゴルフクラブヘッドの分解ソール図である。 図25の実施例に従うゴルフクラブヘッドの断面線Oに沿う断面図である。 この発明の他の代替的な実施例に従うゴルフクラブヘッドの分解ソール図である。 この発明の代替的な実施例に従うゴルフクラブヘッドの斜視図である。 図29の実施例に従うゴルフクラブヘッドの分解ソール図である。 図30の実施例に従うゴルフクラブヘッドの断面線Oに沿う断面図である。 この発明の他の代替的な実施例に従うゴルフクラブヘッドの分解ソール図である。 この発明の他の代替的な実施例に従うゴルフクラブヘッドの分解ソール図である。 この発明の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートの分解図である。 この発明の他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートの分解図である。 この発明の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートの断面図である。 この発明の他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートの分解図である。 この発明の他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートの分解図である。 この発明の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートを具備するゴルフクラブヘッドの分解図である。 図39に示される重み付けされたインサートの分解図である。 この発明の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートのキャップの拡大断面図である。 この発明の他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサート208の拡大断面図である。 この発明の他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートの拡大断面図である。 この発明のさらに他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートの斜視図である。 図44の重み付けされたインサートを含むゴルフクラブヘッドの断面図である。 図44の重み付けされたインサートの斜視図である。 図45のゴルフクラブヘッドのヘッドロック部材の斜視図である。 図45のゴルフクラブヘッドのヘッドロック部材の斜視図である。 この発明のさらに他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートの斜視図である。 図49の重み付けされたインサートを含むゴルフクラブヘッドの断面図である。 バネおよび中心付け部材を含む図49の重み付けされたインサート408の斜視図である。 図51のバネおよび中心付け部材の斜視図である。 バネの斜視図である。 低摩擦部材および図53のバネの斜視図である。 インサート保持部材の斜視図である。 スライド型インサートロック部材を具備する重み付けされたインサートの斜視図である。 スライド型インサートロック部材の斜視図である。 図56の重み付けされたインサートの斜視図である。 図55のインサート保持部材内に実装された、図56の重み付けされたインサートの断面図である。 図56の重み付けされたインサートおよびスライド型インサートロック部材の他の実施例の斜視図である。 図60の重み付けされたインサートおよびスライド型インサートロック部材の断面図である。 重み付けされたインサートの他の実施例の斜視図である。 図62の重み付けされたインサートの部品の斜視図である。 図62の重み付けされたインサートの断面図である。 重み付けされたインサートの他の実施例の斜視図である。 図65の重み付けされたインサートの断面図である。 ウエイトインサートの付加的な実施例の斜視図である。 図67のウエイトインサートを収容するように構成されたインサート保持部材の斜視図である。 図68のインサート保持部材の端面図である。 図68のインサート保持部材に実装された図67のウエイトインサートの断面図である。 重み付けされたインサートの付加的な実施例を示す図である。 図71の重み付けされたインサートを収容するように構成されたインサート保持部材の斜視図である。 図71の重み付けされたインサートを収容するように構成されたインサート保持部材の斜視図である。 インサート保持部材の付加的な実施例を示す図である。 図73のインサート保持部材中に配置するように構成された重み付けされたインサートの付加的な実施例を示す図である。 重み付けされたインサートの付加的な実施例の斜視図である。 図76の重み付けされたインサートの断面図である。
以下の詳細な説明において、添付図面が参照され、これはここでの開示の一部を構成する。詳細な説明、図面、および特許請求の範囲において説明される図説の実施例は、制限的なものを意味しない。ここで提示されるサブジェクトマターの趣旨または範囲から逸脱しない範囲で、他の実施例を採用して良く、他の変更をなして良い。この開示内容の側面は、全般的にここで説明され、各図において図説されるように、広く種々の異なる構成において、採用され、置換され、組み合わされ、また設計されて良く、これらは明瞭にこの開示の一部を構成すると理解される。例えば、システムまたは装置、または方法は、ここに開示された任意の数の側面を用いて実装され、または実施されて良い。さらに、そのようなシステム、または装置やそのような方法は、他の構成、機能を利用して実施されて良く、さらに、ここに開示された1または複数の側面に加えてそれ以外の構成、機能を利用して実施されて良い。ここで説明される、この発明の特徴の変更例および他の修正、並びに、ここで説明される、この発明の原理をさらなる応用は、この開示内容を元に当業者にもたらされ、この発明の範囲内であると考えられる。
実施例の外に、または、とくにことわらない限りは、すべての数の範囲、量、値およびパーセンテージ例えば明細書中の材料の量、慣性モーメント、重心位置、ロフトおよびドラフト角度、その他に関するそのようなものは、値、量、または範囲とともに明瞭に「約」の用語が表示されていなくてもそのような用語「約」があるものとして認識することができる。したがって、そうでないと示されない限り、明細書および特許請求の範囲の数字のパラメータは近似であり、これはこの発明により実現されることがのぞまれる所望の特性に応じて変化する。特許請求の範囲の均等理論の適応を排除する意図はないが、少なくとも、各数量のパラメータは報告された実行桁数の下で理解され、通常の丸め手法により把握すべきである。
この発明の広い範囲を示す数量の範囲およびパラメータは近似であるけれども、明細書の例に示された数量の値はできる限り正確に報告されている。ただし、いずれの数量の値も、各実験の測定に見いだされる標準偏差に起因する必然的な誤差を内在する。さらに、種々のことがらについて数量の範囲が示される場合には、指摘した値の範囲で、それらを組み合わせたものが利用できることを理解されたい。
この技術を説明するにあたって、以下の用語が用いられて良い。単数形(「a」、「an」、および「the」)は、文脈において明瞭にそうでないと表示されない限り、複数形態を含む。そのため、例えば、1つの事項に関する説明は、1または複数の事項に関する説明を含む。用語「複数」(「plurality」)は2またはそれ以上の事項を含む。用語「実質的」(「substantially」)は、指摘された、特徴、パラメータ、または値がちょうどである必要がなく、偏差または変動はこの特徴が実現しようと意図していた効果を排除しない範囲で起こって良いことを意味し、これら偏差または変動は、例えば、許容誤差、測定誤差、測定精度制約および当業者に知られている他の要素を含む。複数の事項は簡便のために共通のリストに提示されて良い。ただし、これらのリストでは、リストの構成要素の各々は別のユニークな要素として個別に特定されていると認識されるべきである。したがって、そのようなリストの個別の要素は、当該同一のリストの任意の他の要素の事実上の等価物と解釈すべきであり、これは、反対の表示がなされていないかぎり、共通のグループにおいてそれらが表示されていることのみから由来する。さらに、用語「および」(「and」)、および「または」(「or」)が要素のリストと関連して使用される場合、これらは広く解釈されるべきであり、リストされた要素の任意の1つまたは複数が単独でまたは他のリストされた要素と組合わさって使用されて良いことを意味する。用語「代替的には」(「altrnatively」)は2またはそれ以上の代替物から1つを選択することを意味し、それらリストされた要素の選択が一時にそれらリストされた代替物のうちの唯一の1つに限定されることを意図しない。
この開示の特徴は、以下の説明および添付の特許請求の範囲から、添付の図面を参照して、より充分で明瞭なものになる。ここでの検討を考慮したのち、とくに「詳細な説明」のセクションを読んだ後、これら図説された特徴が、この開示のこれら所定の原理を説明するにあたりどのように役立つかを理解するであろう。
図1はこの発明のゴルフクラブヘッド10を示す。クラブヘッド10は、打撃フェース14、ソール16、クラウン18、スカート20を具備する本体12、およびホーゼル22を含む。本体は空洞の内部ボリューム24(図4B〜4D参照)を形成する。発泡体または他の材料を部分的または完全に内部ボリュームに充填して良い。重みはこの内部ボリューム内に含ませて良い。フェースには種々のデザインの溝すなわちスコアを設けて良い。クラブヘッドはトウ26およびヒール28を具備する。
ゴルフクラブシャフト(図示しない)はホーゼル22に結合され、シャフト軸A−Aに沿って配置される。ホーゼル22はクラブヘッド10のそこまで伸びていても良いし、クラブヘッド10のソール16およびクラウン18の部分の間の位置で終端しても良いし、ホーゼル22がクラウン部分26と面一に終端してもよい。
内部ボリューム24の体積は125立方cmより大きいことが推奨され、好ましくは175立方cmより大きい。好ましくは、この発明のクラブヘッド10の質量は150グラムより大きいけれども、220グラムより小さい。ただし、クラブヘッドの重量は任意の適切なもので良い。本体12は一体に溶接されたシート、または鋳造で製造されて良く、好ましくは、スチール、アルミニウム、またはチタンまたは任意の適切な他の材料あるいはこれらの組み合わせから製造されて良い。
打撃フェース14は、ミリング、鋳造、鍛造、またはスタンプ・フォーミングにより製造されて良い。フェース14は、チタン、チタン合金、炭素鋼、ステンレス鋼、ベリリウム銅、および他の金属、または複合材を含む任意の適切な材料から製造されてよい。フェース1の厚さは適宜な任意のものであり、均一でも非均一でも良い。容易に理解できるように、フェース14は、接着および溶着を含む適切な手段により、本体12に結合されてよい。代替的には、本体12およびフェース14は同時に鋳造されて一様なシェルを形成して、フェース14を本体12に接着、その他の方法で永久的に固着する必要がないようにできる。代替的には、ソール16またはクラウン18を別々に製造して本体12の残りの部分にはめ込んで良く、これは当業者に知られている。
ソール16は、好ましくは、2つの目的を達成する複雑な形状を有する。第1の目的は、フェースをターゲットに対してスケアーにするアドレス位置で、クラブヘッド10が着座する表面を実現することである。第2の目的は、通常のソールを具備するクラブヘッドで利用可能な、衝撃時の地面との空隙より大きな空隙を実現するソール形状を提供することである。第1の目的を実現するために、アドレス部分すなわちゼロ度バウンス部分30が設けられる。この部分は、ソール16上で十分に大きな面積を有し、ゴルファがアドレス位置に配置したときにクラブヘッドをその上で静止させる。ゼロ度バウンス部分30は、ソール16上に設けられた平坦部分でよい。ゼロ度バウンス部分30はフェース14の背面で丁度中央に配置されても良く、また、図示のように、よりヒール28側に設けられても良い。図1および図2に示すように、ソール16はゼロ度バウンス部分30を有し、アドレスで、クラブヘッド10がこの位置に静止し、フェース14がターゲットに対してスケアーになるようになしている。ゼロ度バウンス部分30により、クラブヘッド10は、複雑な形状のソールを具備しない通常のクラブヘッドとまったく同様に着座できる。このため、この発明のクラブヘッド10の複雑なソールによってもクラブヘッドがアドレスにおいて着座する態様に悪影響を与えない。
第2の目的を実現するために、ソール16の一部が穿たれて多重浮き彫り表面32を負のバウンスとともに実現する。好ましくは、負バウンス部分34がソール16上にその中央位置でクラブヘッド10のフェース14と離間した位置に設けられる。このため、クラブヘッド10は2つのバウンス領域を具備する。図3Aおよび3Bに示すように、クラブヘッド10の衝撃位置Iは、アドレス位置Aと異なり、これは、ゴルフスイングの挙動によりシャフトが衝撃時に曲がってクラブヘッド10の位置が移動するからである。図3Bはアドレス位置のクラブヘッドを示し、ここでフェースはターゲットに対してスケアーであり、シャフト軸A−Aは地面Gに対して角度をなし、これをシャフト角βと呼ぶ。図3Aに示すように、衝撃時には、クラブヘッドは直立にわずかな角度だけ回転し、シャフト軸A−Aは地面Gに対して異なる角度をなし、これをシャフト角βと呼ぶ。
1実施例では、第1の測定、例えば、クラブヘッド10がアドレス位置に着座してフェース14がスケアーのときには、トウ26は少なくとも5度上であってよいことに留意されたい。第2の測定、例えば、ゴルフボールとの衝撃時では、中央位置に配されて、フェース14は第1の測定時と異なる。例えば、フェース14は第2の測定時には第1の測定時に較べて少なくとも2度だけよりオープンになってよく、また、第2の測定時には第1の測定時に較べて少なくとも2度だけオープンになってよい。中央位置は負バウンス部分34を有し、これは実質的に平坦な表面である。第1の測定をアドレス位置で行なうときに、シャフト角βは好ましくは約55から45度である。第2の測定をクラブヘッドの衝撃時で行なうときには、シャフト角βは約55から60度である。
図1および2に示すように、ソール16は多重浮き彫り表面32に特徴付けられ、ソール16の後端36でより大きな接地空隙を実現して芝生との摩擦を最小化する。この構成では、地面/ソール接触点は打撃フェース14の先端に向かって前方に残る。地面/ソール接触点を前方に維持することにより方向制御およびボールの飛距離が改善され、これは、クラブヘッド10のボールに対するバウンスまたはスキップを抑制すること可能であることによる。これは、ボールをスタンスより前方に配置するプレイヤまたは浅い角度の打ち出しで芝生からボールを掃き出すプレイヤに取って、とくに顕著である。好ましくは多重浮き彫り表面32のソールは負バウンス部分32および切欠き部分40により特徴付けられる。
負バウンス部分34は任意の所望の形状を有して良く、好ましくは、負バウンス部分34は図1および2に示すように三角形の形状である。図4A〜4Dはソール16における負バウンス部分34および切欠き部分40を示す。図4Bおよび4Dで図示される断面は、切欠き部分40を通常のクラブヘッドソール42の一般的な表面と比較して示す。図4Bは、負バウンス部分34および切欠き部分40を伴うクラブヘッド10の中央部分の断面を通常のクラブヘッドソール42の一般的な表面と比較して示す。
切欠き部分40は負バウンス部分34からクラブヘッド10の後端36へと伸びる。図4B〜Dに示すように、切欠き部分40は連続しており、ソールの底に沿って伸びる面Sから負表面を徐々に大きくして良い。好ましくは、切欠き部分40の深さdcpは通常のゴルフクラブソール42の一般的な表面から約0.05から0.5インチであり、この深さは一定でも一定でなくてもよい。図5および6はクラブヘッドのバック44およびヒール28を示す。切欠き部分40を十分に想定することができる。
図7A〜7Bはクラブヘッド10のソール16およびその線7B−7Bに層断面を示し、ソール16の多重浮き彫り表面32を示す。負バウンス部分34は打撃フェースから距離D1だけ離間しており、D1は好ましくは約0.1から1.0インチである、より好ましくは、クラブヘッド10の打撃フェース14から約0.35から0.65インチである。距離D1は異なるクラブヘッドに対して異なってよく、これは、距離D1がフェースの進展およびクラブヘッドのロフトに左右されるからである。図示のように、負バウンス部分34は、クラブヘッドを通る座標系のz軸と平行なソール16の底に沿って伸びる面Sから角度αをなす表面を有する。負バウンス部分34は、およそマイナス0.5からマイナス4.0度の表面を有し、角度αは面Sからおよそマイナス0.5からマイナス4.0度である。好ましくは、負バウンス部分34は、およそマイナス2.0度の表面を有する。負バウンス部分34の角度は、ソールのバックに向かって一定でもよく、変化しても良いことに留意されたい。負バウンス部分34は多重半径の位置を有してよい。
図示のとおり、多重浮き彫り表面32は負バウンス部分34および切欠き部分40を含み、これらが三角形の形状を構成する。三角形の形状は角度φをなし、角度φは好ましくはやく35から50度であり、より好ましくは約38から44度である。負バウンス部分34および切欠き部分40の長さLは好ましくは約1から5インチであり、より好ましくは約2から4インチである。
図8はソール16の代替実施例を示す。クラブヘッド46は上述のような多重浮き彫り表面32により特徴付けられる。多重浮き彫りソールは負バウンス部分34および切欠き部分40をその特徴として有する。負バウンス部分34および切欠き部分40の形状は任意の適切な形状であってよいことに留意されたい。
一般に、スイートスポットを大きくするために、クラブヘッドの重心はクラブヘッドの底およびバックへと移動される。これにより、平均的なゴルファはボールを虚空に高く、速く打ち上げ、ボールを遠くへ飛ばすことができる。さらに、クラブヘッドの慣性モーメントを大きくして、中心から外れた打撃に伴う距離および精度のペナルティを最小化する。クラブヘッドの全体重量を増大させること梨に重量を下方および公報に移動させるために、材料すなわち質量を一般にクラブヘッドの一領域から取って他に移す。材料を、薄いクラブフェースをなしてクラブのフェースから取り、またクラウンおよび/またはソールから取りクラブのバックに配置できる。
図9は、この発明の他の実施例に従うクラブヘッド50のトップを示す。クラブヘッド50は、打撃フェース54、ソール56(図10Aおよび10B参照)、クラウン58、スカート60を具備する本体52ならびにホーゼル62を含む。本体は空洞の内部ボリューム64(図10Bおよび12B参照)を形成する。フェースには種々のデザインの溝すなわちスコアが設けられて良い。クラブヘッドはトウ66およびヒール68を具備する。
図9は、x軸およびz軸に沿う重心(c.g.)を示す。クラブヘッド50の操作性を改善するために、クラブヘッド50のc.g.をより好ましい位置に移動させることができるようにすることが望まれる。好ましくは、クラブヘッド50は、その特徴として、重りシステム70(図10A〜10B、および12A〜12Bを参照)を有してクラブヘッド50内のc.g.をより理想的な位置へ移動させる。好ましくは、c.g.は、重りシステムを伴わないクラブヘッドに較べてz軸に沿って6mmの距離の範囲で移動させることができる。より好ましくは、z軸に沿って4mmの距離の範囲で移動させることができる。c.g.は、重りシステムを伴わないクラブヘッドに較べてx軸に沿って6mmの距離の範囲で移動させることができてよく、より好ましくは、2mmの距離の範囲で、さらに好ましくは0.5mmの距離の範囲で移動させることができてよい。さらに、c.g.は、重りシステム(図10A〜10B、および12A〜12Bを参照)を伴わないクラブヘッドに較べてy軸に沿って6mmの距離の範囲で移動させることができる。好ましくは、c.g.はy軸に沿って2mmの距離の範囲で移動させることができる。
c.g.を調整可能にしても、クラブヘッドのロフトの挙動に実質的に影響はないであろう。例えば、3mmのフロント−バックの移動に対して、ロフトの挙動は約0.4度変化するだけである。c.g.が後方に移動するとき、バックスピンが増大し、例えばクラブヘッドのc.g.の背面に向かう移動量3mmあたり100から300rpmの間の増加分だけバックスピンが増大する。
図10Aは、クラブヘッドのフロントフェース54を図説し、x軸およびy軸を示す。図10Bは図10Aの線10B−10Bに沿う断面図である。図10Bはクラブヘッドの内部を示し、このクラブヘッドはその特徴としてこの発明に従う重りシステム70を有し、c.g.がz軸およびy軸に沿って移動可能である。
図10Bは、クラブヘッド50内で、y軸およびz軸により形成される面の内部に配置されてクラブヘッドのc.g.を調整する管72を、重りシステム70として示す。図11に示すように、1より多くの管72がクラブヘッド50の内部に設けられて良いことに留意されたい。図10Bに示すように、重りシステム70は、重り74をその一端76に具備する管72をその特徴として有する。図10Bに示すように、重り74はクラブヘッド50のバックに配されてc.g.を所望のボール飛行に望まれる位置に移動させる。重り74がクラブヘッド50のバックに配置されるときには、クラブヘッド50から打ち出されるショットはバックスピンを増大させて打ち出し角度をより高くして柔らかな着地をもたらしてきた。代替的な実施例では、管72が、管72中に配する重量が異なる複数のインサートをその特徴として有してクラブヘッド50のc.g.を所望の位置に移動させてもよいことに留意されたい。
図示のとおり、管72は好ましくはクラブヘッド50内で角度をもって設けられる。管72がクラブヘッド50のフェース54に対して下方に角度付けられ、管72がz軸およびy軸により形成される面内に設けられるようになっている。管72は角度δだけ角度付けられ、ここで、δはz軸およびx軸により形成される面Wに対して少なくとも1度である。好ましくは、管72は、クラブヘッド50のフェース54に対して下方に、z軸およびx軸により形成される面Wに対して少なくとも3度だけ角度付けられている。より好ましくは、管72は、クラブヘッド50のフェース54に対して下方に、z軸およびx軸により形成される面Wに対して約3から7度だけ角度付けられている。管72はy軸およびz軸により形成される面内に設けられるものとして、ここでは記載されているけれども、管72はその面からいずれの方向に任意の所望量だけずれていてもよいことは容易に理解できる。
つぎに図12A〜12Bを参照すると、管72はクラブヘッド50内で反転されて、重り74がクラブヘッド50の他端76に設けられ、フェース54により近くに配され、c.g.を所望のボール飛行を実現する他の位置に移動させて良いことがわかる。重り74をクラブヘッド50の前面に配置すると、クラブヘッド50から打ち出されるショットによるバックスピンがより少なくなり、軌道が低くなり、着地が浅くなって距離が増大する。管72自体はクラブヘッド中に重り74をいずれの方向に配した状態で挿入されても良く、また、所望の部端部に重り74を有するものを異なる管72から選択して、その後、クラブヘッドに設けるようにしても良いことに留意されたい。
重りシステム70、例えば管72および重り74を具備するクラブはソール56上の上述したような多重浮き彫り表面32を含んで良いことは容易に理解できる。例えば、図10Bおよび図12Bにおいて、ソール56は、上述のような負バウンス部分34および切欠き部分40を具備する多重浮き彫り表面32をその特徴として有して良い。管の角度δは多重浮き彫り表面32と実質的に平行であることも理解できる。
図13は管72をクラブヘッド50にどのように挿入できるかを示す。鞘78はクラブヘッド50のブロック79から伸び、重り74付きの管72を収容し、ファスナ80が管72をクラブヘッド50内に固定してロックする。管72はクラブヘッド50の外側に締めつけられて実質的にクラブヘッドの外側面と面一とされ、これを図14に示す。
図15は図13の実施例に従う管72を示す。重り74は管72の端部76に設けられる。管72および重り74は、ネジ係合、エポキシ、機構ロック、または他の結合手法により結合されて良い。重り74はタングステンまたは任意の他の適切な材料を含んで良い。重り74の重量は約10から25グラムである。管72および重り74の結合重量は約20から40グラムである。好ましくは、管72はアルミニウムを含むけれども、任意の他の適切な材料を採用して良い。
管72の向きは、製造時に設定されても良いし、ユーザにより変更されても良いし、または、製造業者または指定された調整場所で修正されても良いことに留意されたい。管72の直径tは約0.3から0.5インチであり、その長さtは約2から3インチである。1を越える数の管72をクラブヘッド50に任意の時点で設けても良く、これは図11に示すとおりであり、また、異なる重量に複数の管72をユーザまたは調整場所に供給しても良いことは容易に理解できる。
図16はクラブヘッド50内に管72を配置するための代替的な実施例を示す。この実施例において、管72は両方の端部86および88にネジ溝84を有し、これがクラブヘッドの内部でフェース54に隣接するブロック93の係合ネジ溝90、およびクラブヘッド50のスカート60に隣接するブロック96のネジ溝94とネジ係合で相互結合する。管72はフェース54と隣接してクラブヘッド50の内部に締めつけられる。管72の向きは製造時に設定しても良いし、ユーザにより変更されても良いし、または、製造業者または指定された調整場所で修正されても良いことに留意されたい。
図17は図16の実施例の管72を図説し、管の二重ネジ切り端部86および88を示し、この管はいずれの方向からでもクラブヘッド50に挿入することができ、フェース54に隣接してねじ込みにより収容可能である。管72の直径tおよび長さtは上述したものであり、重り74および管72の重量は上述と類似である。管72の外部はクラブヘッド50の外側表面82と実質的に面一になるように整合される。
図18は重りシステム70の代替的な実施例を示し、ここでは、重り98が、クラブヘッド50内に設けられたパイプ100に沿ってスライドできる。クラブヘッド50のソール56の外側表面102は、重り98をパイプ100に沿って所望の位置まで移動させてそのc.g.を動かし上述のように所望のボール飛行を実現させるための機構104を、その特徴として有する。代替的には、パイプ100上の重り98の位置がクラブヘッドの製造時に設定されて良い。
図19は重りシステム70の他の代替的な実施例を特徴付ける。この実施例は、インサートを収容するためにクラブヘッド50のソール56中に2以上のキャビティ106をその特徴として有する。キャビティ106はクラブヘッド50上の任意の所望の位置に配置されて良い。図示のように、3つのキャビティ106がx軸からずれた軸Oに沿って設けられる。キャビティ106はx軸に平行に整合されてもよいし、またどちらの方向にずれても良い。キャビティ106は、x軸からいずれかの方向に0から90度ずれた軸Oに沿って設けられてよい。クラブヘッドのバック部分110は、その特徴として、より深いキャビティ106を有してz軸およびx軸により形成される面に対して上述した管72を代替する。複数のインサート108は種々の重量であって良く、異なるキャビティ106に配されてc.g.を所望の位置に移動させる。インサート108は、ユーザにより移動可能であり、また、製造時にセットされてもよく、また調整環境で修正されても良い。
図20は、重心をy軸に沿って移動させるための重りシステム70のさらに他の代替的な実施例を示す。図示のとおり、クラブヘッド50は、垂直キャビティ112をその特徴として有し、これがソール56からクラブヘッドの空洞のボリューム64へと伸びる。キャビティ112はソール56中の任意の所望の位置に配置して良く、例えば、フェース54の幅に沿ってその中央に配置され、かつ、クラブヘッド50のバック寄りの位置に配置される。これは図示のとおりである。重り114はキャビティ112にフィットするように製造され、キャビティ112内にしっかりと係合するようになっている。重り114はキャビティ内に任意の適切な手法で取り付けられて良く、この手法にはネジ係合、エポキシ、機構ロックまたは他の結合手法が含まれることは容易に理解できる。図示のとおり、キャビティ112は円筒形であり、重り114はこれに対応して円筒形のプラグであるけれども、容易に理解できるように、重り114および係合キャビティは任意の適切な形状および寸法を有してよい。重み114は、その特徴として、重量端部116および軽量端部118を有する。重量または軽量端部116および118をソール56に近づけてc.g.をy軸に沿って所望の位置に移動させて良い。容易に理解できるように、重り114の向きは製造時に設定しても良いし、ユーザにより変更されても良いし、または、製造業者または指定された調整場所で修正されても良い。この実施例では、1つの属性を独立させてc.g.をy軸に沿って移動させることが容易になり、このため、クラブの調整をより直接的なものにできる。
図21に示すように、c.g.の移動が図13の構造に従って示される。これは、c.g.のy軸およびz軸に沿う移動を、重りシステムを伴わない、通常のTitleist 904Fのフェアウェイウッドと、重り74をクラブヘッド50のバック中に具備する図13の重りシステム70を伴うクラブヘッド50と、重り74をクラブヘッド50のフロント中に具備する図13の重りシステム70を伴うクラブヘッド50とについて示す。図21は、これら種々のクラブヘッドに関するy軸およびz軸に沿うc.g.の相対位置を示す。
図22に示すように、c.g.の移動が図13の構造に従って示される。これは、c.g.のy軸およびx軸に沿う移動を、重りシステムを伴わない、通常のTitleist 904Fのフェアウェイウッドと、重り74をクラブヘッド50のバック中に具備する図13の重りシステム70を伴うクラブヘッド50と、重り74をクラブヘッド50のフロント中に具備する図13の重りシステム70を伴うクラブヘッド50とについて示す。図22は、これら種々のクラブヘッドに関するy軸およびx軸に沿うc.g.の相対位置を示す。
図23に示すように、c.g.の移動が図16の構造に従って示される。これは、c.g.のy軸およびz軸に沿う移動を、重りシステムを伴わない、通常のTitleist 904Fのフェアウェイウッドと、重り74をクラブヘッド50のバック中に具備する図16の重りシステム70を伴うクラブヘッド50と、重り74をクラブヘッド50のフロント中に具備する図16の重りシステム70を伴うクラブヘッド50とについて示す。図21は、これら種々のクラブヘッドに関するy軸およびz軸に沿うc.g.の相対位置を示す。
図24に示すように、c.g.の移動が図16の構造に従って示される。これは、c.g.のy軸およびx軸に沿う移動を、重りシステムを伴わない、通常のTitleist 904Fのフェアウェイウッドと、重り74をクラブヘッド50のバック中に具備する図16の重りシステム70を伴うクラブヘッド50と、重り74をクラブヘッド50のフロント中に具備する図16の重りシステム70を伴うクラブヘッド50とについて示す。図24は、これら種々のクラブヘッドに関するy軸およびx軸に沿うc.g.の相対位置を示す。図21〜24において示されるc.g.の位置は商業的に入手可能なCAD(コンピュータ支援デザイン)システムを用いて計算された。
添付図面の図25は、この発明の代替的な実施例に従うゴルフクラブヘッドの斜視図を示す。この発明の当該実施例は、重み付けさせたインサート208を収容するためにゴルフクラブヘッド250のソールに1または複数のキャビティ206を具備する。この実施例においてキャビティ206は、全般的には、開口211を有する、全体的に長尺の円筒形の形状に示されて良く、この開口211は、円筒形の重み付けされたインサート208をゴルフクラブヘッド250のソールに露出させる。キャビティ206および重み付けされたインサート208の配向は、全般的には、ゴルフクラブヘッドの打撃フェースから所定角度だけずれていて良く、もって、ゴルフクラブヘッド250の重心の2またはそれ以上の軸に沿って変化させるのを助長する。重み付けされたインサート208のオフセット角度を示すために図26が提供され、これは、この発明の当該代替的な実施例に従う重み付けされたインサート108を具備するゴルフクラブヘッド250の分解ソール図を示す。
添付図面の図26は、重み付けされたインサート208を具備するゴルフクラブヘッドの分解ソール図を示す。より具体的には、図26は、x−軸から角度θだけずれている軸Oに沿って整合するキャビティ206および重み付けされたインサート208を示す。当該角度θは図19において検討したのと同様に、全般的にはx−軸に対して0から90度の角度だけいずれかの方向にずれていて良いけれども、好ましくは約0から90度だけ正の方向にずれ、より好ましくは約3から約45度の間だけ、最も好ましくは約5から約35度の間だけずれ、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しないものである。軸Oをx−軸からずらすことは、この発明では有益であり、なぜならば、このようにすることによって、重み付けされたインサート208の配向に依存してゴルフクラブヘッドの重心をx−軸およびy−軸に沿って同時に移動させることができるからである。ただし、これを実現するためには、重み付けされたインサート208が、その内部に、重心のそのような極端な移動に都合がよいなんらかの固有の重み付け特性を有しなければならない。
重み付けされたインサート208を具備するゴルフクラブヘッドの図26に示す分解図によれば、重み付けされたインサート208の固有の重み付け特性が示される。この図において、重み付けされたインサート208はさらに重量端部216、軽量端部218、およびキャップ219を有して良い。このタイプの重み付けされたインサート208において重量端部216および軽量端部218を利用することによって、長尺円筒形の重み付けされたインサート208の二方向の調整を最大化させて、ゴルフクラブヘッド250の重心をシフトさせることができる。第1の配向では、重量端部216がゴルフクラブヘッド250のトウ端部の近くにキャップ219に近づけて位置づけられるときに、ゴルフクラブヘッドの重心は中立一に対して前方かつトウ方向にシフトされ、手方、第二の配向では、重量端部が、ゴルフクラブヘッド250のヒール端部の近くに、キャップ210から離されて位置決めされるときに、ゴルフクラブヘッドの重心は中立から後方方向かつヒール方向にシフトされる。
重み付けされたインサート208の配向は、x−軸からずれた配向であり、それに加えて、その内部重み付け要素は重量端部216および軽量端部218を具備するので、重み付けされたインサート208の長さは重要になる。すなわち、重み付けされたインサート208の長さが長くなると、ゴルフクラブヘッド250の重心に対する効果が大きくなる。したがって、重み付けされたインサート208の配向の変化によりもたらされる、ゴルフクラブヘッド250の重心の決定的な変化を実現するために、重み付けされたインサート208の長さは全般的には約50mmから約100mmの間、より好ましくは約60mmから約90mmの間、さらに好ましくは約70mmから約80mmの間であって良い。
重み付けされたインサート208の重量端部216は、全般的には、密度が約10.9g/cmのタングステンのような比較的密度が大きい材料から構成されて良い。ただし、密度が、重み付けされたインサート208の残りの部分より密度が大きいかがり、種々の他の材料をこの発明の範囲および内容から逸脱することなく使用して良い。重み付けされたインサートの軽量端部218は重量端部216と同様にタングステン材料から構成されて良く、ただし、体積が小さい。しかしながら、軽量端部218のための代替的な材料は、重み付けされたインサート208の中央部分より大きな密度を有するスチール、チタン、または他の材料であって良く、これらはこの発明の範囲および内容からすべて逸脱しない。重み付けされたインサート208の中央部分は、全般的には、重量端部および軽量端部の間に介在させられて配置されて良い。重量端部216および軽量端部218の硬化を最大化させるために、重み付けされたインサート208の通王部分は、全般的には、カーボンファイバ複合材料、アルミニウム、マグネシウム、プラスチック、または密度が約2.5g/cm未満の任意の他の軽量材料から製造されて良く、これらはこの発明の範囲および内容からすべて逸脱しない。
図示の実施例において、ネジ切りされたキャップ219は、図27の断面図に示される圧縮力を利用して、重み付けされたインサート208を保持するのを支援して良い。ただし、この発明の代替的な実施例において、事実上、磁気を有してキャップ219および重み付けされたインサート208の間の結合をさらに増強させて良い。
重み付けされたインサートおよびゴルフクラブヘッド250の内部の動作を説明するために図27が示され、これは図26に示される断面線Oに沿うゴルフクラブヘッド250の断面図である。ゴルフクラブヘッド250の断面図により、重み付けされたインサート208、重量端部216、軽量端部218、キャップ219、およびキャビティ206の間の関係が詳細に示される。図27から理解されるように、キャビティ206は全般的にはその終端部の周りに面取りした部分を具備し、これが重量端部216および軽量端部218の先端端部の幾何形状に合致し、もって、重量端部216または軽量端部218がキャビティ206の内部に配置可能になっている。断面図において特定すべき他の特徴は、重量端部216および軽量端部218の構造上の相違である。重量端部216および軽量端部218の質量の相違を形成するために、重量端部216は、タングステンからなる高密度のソリッドピースであって良く、他方、軽量端部218はタングステンからなる空洞のピースであって良い。この発明の代替的な実施例において、軽量端部218は、アルミニウム、スチール、またはタングステンより密度が小さい任意の他の材料のような軽量材料から製造されて良く、これはすべてこの発明の範囲および内容から逸脱しない。この発明のさらに他の代替的な実施例において、軽量端部218は、重み付けされたインサート208の残りの部分と同一のピースから形成されて良く、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。重み付け効果をさらに増強するために、重み付けされたインサート208の中央部分は、全般的には、図27の断面図に示されるように、空洞複合型の材料であって良い。最後に、図27は、ネジ切りされたキャップ219を示し、これはキャビティ206のネジ切りされた入口部分に対応して、もって、重み付けされたインサート208をキャビティ206の内部に取り付ける。
この発明の代替的な実施例において、重み付けされたインサート208の中央部分はその自体の所定の質量特性を有して良い。一例において、中央部分はその重量側と軽量側とを有して、もって、さらなる重み付け調整を行えるようにして良い。1つの設定において、重量サイド216が中央部分の重量側と同じサイドにあって良く、もって、重み付けされたインサート208に超重量サイドおよび超軽量サイドを付与する。ただし、他の設定において、重量サイド216が中央部分の軽量サイドと組み合わされてよく、この場合、部品の重み付け特性が相互に打ち消しあって、より中立的な設定が形成される。
この発明の他の代替的な実施例において、キャップ219が「開口のキャビティ」の内部に透視窓を含んで、ユーザが重み付けされたインサート208の端部表面を見ることができるようにして良い。1つの事例的な実施例において、窓は透視フレキシガラスから製造されて良いけれども、種々の他の材料を使用して透視窓を実現して良く、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。透視窓を設けると、重み付けされたインサート208の配向を、重み付けされたインサート208を分解することなく把握することができる。これを実現するために、重み付けされたインサート208の端部表面が異なる色で色付けされ、当該2つの色の各々が、軽量端部218または重量端部216のいずれが見えるかを示す。
この実施例において、重み付けされたインサート208の本体部分がゴルフクラブヘッド250の外部ソール部分に露出されていることに留意されたい。これによって、スリーブ213のような外部部品を、ゴルフクラブヘッド250が地面に接触する態様を調整しるのに使用できるようになる。添付図面の図28は、この発明の代替的実施例の分解図を示し、この図において、付加的なスリーブ213が組立体に付加され、このスリーブ213はキャビティ206の露出部分211に対応する。図から明らかなように、スリーブは、全般的には、重み付けされたインサート208の外側表面の周囲を確定して、ソール接触の変更をもたらす。この実施例において、スリーブ213は、各頂点が異なる角度を有する三角形状であってよく、このため、ゴルフクラブ250が地面に載置される3つの異なる方法を実現する。しかしながら、多数のソール接触を実現できるのであれば、円筒形ロッド、矩形ロッド、長円ロッド、または他の形状のような多くの他の幾何形状を採用して良く、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。他の代替的な実施例において、スリーブ213の外部壁は、さらにテーパー付けされていても良く、もって、ソール接触をより変化させる。異なるソール接触面を形成することにより、ゴルフクラブヘッドは、当該ゴルフクラブヘッドのロフト、ライ、さらにはフェース各の相違に対処して変更可能である。
図29を参照すると、この発明の他の代替的な実施例に従うゴルフクラブヘッド250のソール斜視図が示される。より具多的には、この実施例において示されるゴルフクラブヘッド250は、図25〜図28に示されるゴルフクラブヘッド250と極めて類似しており、異なる点として、重み付けされたインサート208はゴルフクラブヘッド250の内部キャビティを通り抜けと伸びており、ゴルフクラブヘッドのソール部分で露出していない。重み付けされたインサートは、その端部においてのみ露出されるけれども、その一端においてキャビティ206を具備して、重み付けされたインサートを使用できるようにする。
図30のゴルフクラブヘッド250のソール分解図は、この実施例が、依然として、x−軸からずれている軸Oに沿って配置された、重み付けされたインサートを依然として具備することを説明する。角度θは、上述と同様に、全般的にはx−軸に対してOから90度の角度だけいずれかの方向にずれていて良いけれども、好ましくは約0から約90度だけ正の方向にずれ、より好ましくは約3から約45度の間だけ、最も好ましくは約5から約35度の間だけずれ、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しないものである。この代替的な実施例の内部幾何形状を説明するために、図31の断面図が示され、これは、重み付けされたインサート208がどのようにしてゴルフクラブヘッド250の壁部の内部に完全に内包されるかを示す。
図32および図33は、この発明の他の代替的な実施例に従うゴルフクラブヘッド250の分解ソール図を示す。より具体的には、ここに示されるクラブヘッド250は、全般的には、フェアウェイウッドまたはハイブリッドタイプのクラブヘッド250のような小さめのサイズのメタルウッドタイプクラブヘッドであって良い。これらの実施例は、ゴルフクラブヘッド250の体積と、重み付けされたインサート208のx−軸に対する角度θとの間の極めて重要な関係を説明することに留意されたい。ゴルフクラブヘッド250の重心の調整が極めて具体的なアート形式であるので、ソールに沿う、重み付けされたインサート208の配置の角度θは重要な要素である。より具体的には、角度θとクラブヘッド250の体積との間の関係は角度対体積比として計量化でき、ここで角度対体積比は、重み付けされたインサート108の配置の角度θをクラブヘッド250の体積で除したものとして定義される。この発明は、全般的には、約0.02度/ccから約0.25度/ccの間、より好ましくは、約0.05度/ccから約0.25度/ccの間、最も好ましくは約0.10度/ccから約0.20度/ccの間の角度対体積比を有して良い。
添付図面の図34は、この発明の代替的な実施例に従う重み付けされたインサート208の分解図を示す。重み付けされたインサート208は、重み付けされたインサート208の重量端部216のピースと、重み付けされたインサート208の軽量端部218のピースとを具備し、これらは、ボルト220の周りに取り外し可能に往復どうする円筒ピースから形成される。重量端部216のピースおよび軽量端部218のピースの配向を逆転させることによって、重み付けされたインサート208の重心が調整可能であり、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。当然のことながら、この発明の複数の代替的な実施例において、質量特性の異なる2つより多くのウエイト部材があって良く、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。
添付図面の図35は、この発明の他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサート208の分解図を示す。この実施例において、重み付けされたインサート208は、重量端部216のピースと、軽量端部218のピースとを有し、双方ともチューブ221内にフィットする。上述の実施例と同様に、重量端部216のピースおよび軽量端部218のピースの配向を逆転させることによって、重み付けされたインサート208の重心を変更でき、この結果、ゴルフクラブヘッドの重心が変化する。
添付図面の図36は、この発明のさらに他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサートの断面図を示す。この発明の当該実施例において、重み付けされたインサート208は、スクリューのように外部的にネジ切りされた、重量端部216のピースを含んで良い。重量端部216のピースの外側ネジ溝はチューブ内の内側ネジ溝と係合して良く、もって、重量端部216のピースがチューブのネジ切り領域に渡って極少量の調整設定を実現する。重量端部216のピースが、重み付けされたインサート208の一端の開口を通じて重量端部216にピースと係合するツールを介して、チューブ内で回転させられる。
添付図面の図37は、この発明のさらに他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサート208の分解図を示し、ここでは代替的なキャップ219が使用される。この発明の当該実施例において、キャップ219は、「缶切り」形状のノッチまたはスロット225と係合するために当該キャップ219の端部にボール224付きのピン223を含んで良い。このボールおよびノッチの実施例によれば、キャップ219が、重み付けされたインサート208に芯だし可能であり、キャップが解体、組立に際して紛失することを防止できる。図37は、重み付けされたインサート208の重量端部216の部分におけるボールおよびノッチを示すだけであるけれども、同様な幾何形状を軽量端部218に組み込んで、配向の相互交換性を実現して良く、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。
添付図面の図38は、この発明のさらに他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサート208の分解図を示す。この実施例において、キャップ219は、重み付けされたインサート208の窪みリム227に引っかかるスナップフィット226のタイプの機構を用いて、重み付けされたインサートとともに保持される。代替的な実施例において、スナップフィット226は、キャップが、重み付けされたインサート208から離れるのを祖逸する戻り止めタイプの機構から製造されても良く、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。重み付けされたインサート208は重量端部216および軽量端部218の双方に窪みリム227を有し、もって、キャップ219を、重み付けされたインサートのどちらの端部にも配置することができることに留意されたい。これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。
添付図面の図39は、この発明のさらに他の代替的な実施例に従うゴルフクラブ250の分解図を示す。この実施例において、重み付けされたインサート208はチューブ230を有し、このチューブ230は、重み付けされたインサート208をゴルフクラブヘッド250のキャビティ内の任意の潜在的な破片との接触から遮蔽する。この実施例において、チューブ230は、全般的には、重み付けされたインサート208の直径より若干大きい直径を有し、キャビティ206中へとスナップフィットされ、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。ただし、他の実施例において、チューブ230は、スナップフィットされるのではなく、キャビティ206の位置にネジ切りされても良く、もって、構造上の堅固さを実現し、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。さらに、チューブ230は接着剤によって固定されても良く、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。
この発明の好ましい実施例において、チューブ230は、全般的には、付加的な重量を重み付けされたインサートに追加することなく破片からの遮蔽を形成するために、プラスチックタイプの材料から製造されて良い。ただし、重み付けされたインサートの被覆を実現する限り、種々の他の材料を用いて良く、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。
図40は、図39に示すこの発明の実施例に従うチューブ230の詳細図を示す。図から理解されるように、チューブ230は、チューブ230の全長さ方向に伸びるノッチ開口を具備する。これによって、図39に示すように、チューブがキャビティ206中に挿入されたときに、チューブは圧縮でき、その直径を小さくできる。チューブが脱圧縮され、もって、その直径を大きくするとき、これは、全般的にはゴルフクラブヘッドのキャビティ内に特定の配向でスナップ式で入り込み、開口をゴルフクラブヘッドのクラウン部分に対面させる。この発明の代替的な実施例において、開口はゴルフクラブヘッドの背面または前面に向かって方向づけられて良く、もって、ストレスを解消するのを支援し、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。ゴルフクラブヘッドのキャビティ内のほとんどの破片はゴルフクラブヘッドのソール部分に向けて位置づけられる傾向があるので、チューブの開口をゴルフクラブヘッドのクラウンに方向づけることは有益である。破片に加えて、所定のタイプの接着剤が通常ゴルフクラブヘッドのキャビティ内に注入されて最終的なゴルフクラブヘッドの超量調整を行うことが周知である。接着剤タイプの材料が重み付けされたインサート208に接触すると、これがインサート208の移動可能性および交換可能性を阻害するかもしれない。この不都合な効果を回避するために、チューブ230のカバーがそのような接触を阻止するように形成される。
添付図面の図14は、この発明の他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサート208の拡大部分断面図を示す。この実施例において、キャップ219を重み付けされた部材208の重量端部216に固定するために、スナップフィットまたは戻り止め機構を使用するのに代えて、クリップ231を使用してキャップ219を重み付けされたインサート208に固定する。
添付図面の図42は、この発明の他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサート208の拡大部分断面図を示す。この実施例において、重み付けされたインサートは、先の実施例のすべてが示したような圧縮でなく、引っ張り力でゴルフクラブヘッド内にされる。この実施例において、重み付けインサート208の長さ方向に沿って移動できる往復どう可能なリテーナ235があり、これが重み付けされたインサート208の停止点を実現する。リテーナ235が係合すると、ネジを用いて重み付けされたインサートが固定される。
添付図面の図43は、この発明の他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサート208の拡大部分断面図を示す。この発明の当該実施例において、重み付けされたインサート208は圧縮状態でも引っ張り状態でもない。そうではなく、重み付けされたインサートは、重量端部216および軽量端部218の双方にネジ切りを有してよく、もって、より堅固に重み付けされたインサート208をゴルフクラブヘッドに取り付ける。
低摩擦の潤滑剤、材料、およびコーティングを、重み付けされたインサート、キャップ、キャビティ、その他ここで説明されたものの、種々の部分に、付加して良い。いくつかの利点の1つには、重み付けされたインサートが、ゴルフクラブヘッドおよびゴルフボールの間の衝突に際し、ロック機構に影響を与えることなく、また重み付けされたインサートが不用意にロック解除されるリスクを最小化して、キャビティ内で自由に回転できることが含まれて良い。低摩擦のコーティングの例は、例えば、物理的な蒸着、テフロン、モリブデンジスルフィド等を含んでよい。
添付図面の図44は、この発明のさらに他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサート208の斜視図を示す。図45は、図44の重み付けされたインサート308を含むゴルフクラブヘッド350の断面図を示す。図46は、図44の重み付けされたインサート308の斜視図を示す。図47および図48は、図45のゴルフクラブヘッド350のヘッドロック部材330の斜視図を示す。この実施例において、重み付けされたインサート308は重量端部316および軽量端部318を具備する。重み付けされたインサート308は、ゴルフクラブヘッド350内に形成されたキャビティ306中へと挿入でき、この際、図示のとおり重量端部316が先に、または軽量端部318が先に挿入される。重み付けされたインサート308の配向を反転させることによって、ゴルフクラブヘッド350の重心を操作できる。ゴルフクラブヘッド350は、重み付けされたインサート308を収容するように構成されたキャビティ306の終端312に終端部材320を含んで良い。ゴルフクラブヘッド350は、重み付けされたインサート308を収容するように構成されたヘッドロック部材330を含んでも良い。
重み付けされたインサート308は、ゴルフクラブヘッド350中に当該重み付けされたインサート308をロックするように構成されたインサートロック部材319を含んで良い。インサートロック部材319はヘッドロック部材330と係合するように構成して良い。インサートロック部材319は、図46に示すように、インサートロック機構342を含んで良い。ヘッドロック部材330は図47および図48に示すようなヘッドロック機構332を含んで良い。インサートロック機構342およびヘッドロック機構332は、インサートロック部材319をヘッドロック部材330に対して回転させることにより、重み付けされたインサートをゴルフクラブヘッド350のキャビティ306内にロックするように構成されて良い。好ましい実施例において、図44〜図48に示すように、ヘッドロック部材330およびインサートロック部材319は、インサートロック部材319の180度未満の回転で、重み付けされたインサート308をロックするように構成されている。より好ましい実施例において、ヘッドロック部材330およびインサートロック部材319は、135度未満の回転で、重み付けされたインサート308をロックするように構成されている。より好ましい実施例において、ヘッドロック部材330およびインサートロック部材319は、90度未満の回転で、重み付けされたインサート308をロックするように構成されている。いくつかの実施例において、図45および図46に示すように、インサートロック部材319は、重み付けされたインサート308の端部に当接して、これをキャビティ306の終端の方向に押圧する。いくつかの実施例において、図38に示されるキャップ219と同様に、これは重み付けされたインサート308の各端部と取り外し花押に係合されて良い。他の実施例において、インサートロック部材319は重み付けされたインサート308に固着されて良い。いくつかの実施例において、インサートロック部材319は重み付けされたインサート308と一体に形成されて良い。いくつかの実施例において、重み付けされたインサートは、当該重み付けされたインサート308の端部の双方にインサートロック部材319を含んで良い。
図44、図47、および図48に示すように、ヘッドロック部材330のヘッドロック機構332は、重み付けされたインサート308の長さ方向軸に対して角度づけられた少なくとも1つのスロット334を含み、この長手方向軸は、重み付けされたインサート308の中心を通り抜けて、その長さ方向に伸びる。インサートロック部材319は図46に示すようにスロット334ナインを往復どうするように構成された少なくとも1つの突起を含む。インサートロック部材319は、ツールと相互作用してユーザがインサートロック部材319にトルクを加えることができるように構成されたツール係合機構309を含んでも良い。インサートロック部材319がヘッドロック部材330に対して回転させられるときに、突起がスロット334に沿ってスライドして、インサートロック部材319を押圧して終端部材320の方向に長さ方向に移動させ、重み付けされたインサート308をキャビティ306の終端312の方向に押圧する。さらに、バネ360がキャビティ306内に含まれて良い。バネ360は図45に示すようにキャビティ306の終端312の近くに位置決めされて良い。他の実施例において、バネ360はキャビティ306の解放側311に位置決めされて良い。いくつかの実施例において、バネ360はインサートロック部材319の中に位置決めされて良い。他の実施例において、バネ360はキャップ内に位置決めされて良い。バネ360は、インサートロック部材319が重み付けされたインサート308をキャビティ306の終端312の方向に押圧するときに、圧縮されて良い。ヘッドロック機構332は重み付けされたインサート308をキャビティ306内にロックするロック位置を含んで良い。図47および図48に示すように、スロット334は戻り止め336を含んでよく、もって、インサートロック部材319の目一杯の回転によって、インサートロック部材319が、重み付けされたインサート308に沿ってキャビティ306の終端312から離れるように、バネ360によって、少ない距離だけ、押圧され、インサートロック機構342の突起をヘッドロック部材330のスロット334の戻り止め336にロックする。別の観点から戻り止め336を説明する。スロット334は湾曲点を具備し、もって、インサートロック部材319が回転すると、当社はインサートロック部材319をキャビティ306の終端312の方向に押圧すれけれども、一旦、インサートロック機構342がスロット334の湾曲点を通過すると、インサートロック部材319はキャビティ306の終端312から離れるように押圧される。インサートロック部材はバネ360によってロック位置に保持され、このバネ360がインサートロック機構342をスロット334の戻り止め336に押し込み、インサートロック部材319の回転を阻止し、もってウエイトインサート308の移動を阻止する。いくつかの実施例において、バネ360の例は、コイルバネ、波ワッシャーバネ、円錐ワッシャーバネ、ゴムバネ、エラストマーバネ、並びにこれらの組み合わせ等を含んで良い。
終端部材320および/またはヘッドロック部材330は、ゴルフクラブヘッド350の種々の部分と一体化されて良く、これら部分は、例えば、ソール(図示のとおり)、スカート、クラウン、その他を含んで良い。終端部材320および/またはヘッドロック部材330は、ゴルフクラブヘッド350と一体に形成されて良く、また別々に形成されてゴルフクラブヘッド350に固着されて良く、これは図45に示すとおりである。終端部材320および/またはヘッドロック部材330は、種々の態様でゴルフクラブヘッド350に固着されて良く、この態様には例えば溶接、接着、ネジ合わせ係合トウを含んで良い。図45は、ゴルフクラブヘッド350のキャビティ306中に形成された雌ネジと係合する雄ネジを組み込んだ終端部材320およびヘッドロック部材330を示す。
添付図面の図49は、この発明のさらに他の代替的な実施例に従う重み付けされたインサート408の斜視図を示す。図50は、図49の重み付けされたインサート408を含むゴルフクラブヘッド450の断面図を示す。図51は、図49の重み付けされたインサート408の斜視図を示し、重み付けされたインサート408はバネ460および中心化部材462を含む。図52は図51のバネ460および中心化部材462の斜視図を示す。図53は、バネ560の斜視図を示す。図54は、低摩擦部材並びに図53のバネの斜視図を示す。
重み付けされたインサート408は、当該重み付けされたインサート408の各端部と一体化されたインサートロック部材419を含む。これによって、重み付けされたインサート408をひっくり返し、ゴルフクラブヘッド450内に再挿入でき、これには、取り外し可能なインサートロック部材を重み付けされたインサート408の反対端部に取り外し・再結合する必要がない。ヘッドロック部材430およびヘッドロック機構432は、付加的なトラック(図示しない)を含んで良く、もって、インサートロック機構442が確実に通り抜けるのを可能にして、重み付けされたインサート408がゴルフクラブヘッド450のキャビティ406内に完全に挿入されるようになす。他の実施例において、ヘッドロック部材430はキャビティ406の中央に位置決めされて良く、インサートロック部材419は重み付けされたインサート408の中央に位置決めされて良く、もって、重み付けされたインサート408の配向と無関係に、単一のインサートロック部材419がヘッドロック部材430と相互作用できるようになす。
図50および図51に示すように、キャビティ406はバネ460および中心化部材462を含んで良い。バネ460は先の実施例で説明したのと同様に働いて良い。図52に示すバネ460は波ワッシャーからなる。付加的には、中央化部材462もキャビティ406内に配置されて良く、もって、バネ460の力を重み付けされたインサート408へと伝達する。中心化部材462は中心化機構464を含んで良く、この中心化機構464は、重み付けされたインサート408をキャビティ406に内部においてキャビティ406の終端412に中心付けるのを支援するように方向づけられる。中心化部材462は、重み付けされたインサート408のツール係合機構409と係合するように構成されて良い。中心化部材462は、重み付けされたインサート408またはバネ460に対する摩擦係数が小さくなるように構成されて良く、もって、重み付けされたインサート408がゴルフクラブヘッド450に対して回転できるようになす。他の実施例において、重み付けされたインサート408はキャビティ406の終端部材の内側壁部によって中心付けされて良い。図53および図54に示すように、バネ560は、非金属であって良く、ゴム、エラストマー、プラスチック、または他の圧縮材料から構成されて良い。バネ560はその表面形状として形成されたレリーフを含んでも良く、バネ560がキャビティ406の終端412内に圧縮されたときに完全に堅固にならないようになす。さらに、重み付けされたインサート508およびバネ560の表面はテーパー付けされて良く、もって、重み付けされたインサート508がゴルフクラブヘッド450のキャビティ406中に挿入されたときに相互に係合するようになしている。いくつかの実施例において、図54に示すように、低摩擦部材566がバネ560および重み付けされたインサート508の愛dに挿入されて良く、もって、重み付けインサート508およびバネ560の間の低摩擦化を助長し、重み付けされたインサート508が自由に回転可能にする。
添付図面の図55は、インサート保持部材670の斜視図を示す。図59に示す実施例は、終端部材620およびヘッドロック部材630をインサート保持部材670に組み込んでいる。これによって、組立体の全体が、単一のピースとしてゴルフクラブヘッド中に恒久的に実装され、組立コストを減少させる。重み付けされたインサート608をその場にロックするためのヘッドロック機構632を含むことに加えて、インサート保持部材670はシャーシ部分672(図55参照)を含んで良く、もって、ゴルフクラブヘッド内の破片および/または加熱溶融物が、重み付けされたインサートと接触するのを防止する。いくつかの実施例において、シャーシ部分はプラスチックのような軽量材料から製造されて良く、また極めて薄く製造されて良い。シャーシは多材料であって良く、複数の開口を具備するベース構造を含み、これが薄い軽量材料により被覆され、キャビティをゴルフクラブヘッド内部の残り部分から隔離する。インサート保持部材は単一ピースから形成されて良く、あるいは複数ピースから構成されて良い。インサート保持部材はゴルフクラブヘッドに多数の態様で恒久的に固着されて良く、これは例えば、接着、溶接等を含んで良い。
図56は、スライド型インサートロック部材619を具備する重み付けされたインサート608の斜視図を示す。図57は、スライド型インサートロック部材619の斜視図を示す。図58は図56の重み付けされたインサート608の斜視図を示す。図59は、図55のインサート保持部材670内に実装された、図56の重み付けされたインサート608の断面図を示す。図56〜図59のスライド型インサートロック部材619は、重み付けされたインサート608の配向がひっくり返されたときに、重み付けされたインサート608に沿ってスライドするように構成され、もって、これが、キャビティの開口に位置づけられて、ヘッドロック機構を係合し、重み付けされたインサート608をその場にロックする。
重み付けされたインサート608は、スライド型インサートロック部材619の回転防止機構643と係合するように構成された、回転防止機構644を含んで良く、もって、重み付けされたインサート608にツール係合機構を介して印加されたトルクがスライド型インサートロック部材619に伝達可能にし、これによって、スライド型インサートロック部材619がヘッドロック部材630に対して回転させられ、重み付けされたインサート608をその場にロックする。図59に示す実施例において、ヘッドロック部材630はインサート保持部材670と一体化され、上述のものと類似のヘッドロック機構632を含む。
図56に示すように、重み付けされたインサート608の回転防止機構644は、重み付けされたインサート608から突出し、スライド型インサートロック部材619と係合するように構成されたレールを含んで良い。図57に示すように、スライド型インサートロック部材619の回転防止機構643は重み付けされたインサート608のレールと係合するように構成された溝を含んで良い。いくつかの実施例において、溝およびレールはスプラインに似て良い。他の実施例において、役割が逆転されて良く、重み付けされたインサートが溝を含み、スライド型インサートロック部材619がレールを含んで良い。さらに、図57および図59に示すように、スライド型インサートロック部材619は、さらに、当該スライド型インサートロック部材619を重み付けされたインサート608の端部でロックするように構成されたスライドロック680を含んで良い。図57および図59に示すように、スライドロック680が1または複数の変形可能アーム682を含んで良く、この変形可能アーム682の各々は、棚684を具備し、この棚684は、それが重み付けされたインサート608の端部に滑り込んだら、重み付けされたインサート608の端部を把持するように構成されている。ユーザが、スライド型インサートロック部材619を重み付けされたインサート608の反対端部に滑り込ませたいときには、閾値のスライド力をスライド型インサートロック部材619に印加され、変形可能アーム682が変形し、スライド型インサートロック部材619を重み付けされたインサート608の端部からロック解除し、これを多端に滑り込ませることができるようになす。スライド型インサートロック部材619は、当該スライド型インサートロック部材619の反対端部にスライドロック680を有して良く、これは、スライド型インサートロック部材619を重み付けされたインサート608の反対端部にロックするように構成されている。
図60は、図56の重み付けされたインサートおよびスライド型インサートロック部材の他の実施例の斜視図を示す。図61は、図60の重み付けされたインサート708およびスライド型インサートロック部材719の断面図を示す。図60および図61に示す実施例において、スライド型インサートロック部材719のインサートロック機構742は図38に示すキャップ219と類似のネジ溝を有し、これがヘッドロック部材(図示しない)のネジ溝と係合するように構成され、これはここで説明されるヘッドロック機構およびインサートロック機構と反対である。
図62は重み付けされたインサート808の他の実施例の斜視図を示す。図63は、図62の重み付けされたインサート808の部品の斜視図を示す。図64は図62の重み付けされたインサート808の断面図を示す。図62〜図64に示す重み付けされたインサート808は内部にバネ860を含み、ゴルフクラブヘッドのキャビティ内に付加的なバネを必要としない。重み付けされたインサート808は第1部分874および第2部分875を含み、当該第2部分875は重み付けされたインサートの軸に沿って長手方向に第1部分874との関係でスライドするように構成されている。1実施例においては、図64に示すように、重み付けされたインサート808はさらに第3部分を有して良い。第1部分874は第3部分876に固着されて良い。第3部分876は、第2部分875をス零度させて収容するように構成されたスライド穴61を含んで良い。第2部分875は第3部分876のスライド穴861中にスライドするように構成されて良い。さらに、スライド穴861はバネ860を含んで良く、このバネ860は第2部分875を第1部分874から話すように力印加を行いように構成されている。さらに、第2部分875はスライド止め878を含んで良く、このスライド止め878は、一旦組み立てられると、第2部分875の第3部分876に対する移動を限定するように構成されている。他の実施例において、第1部分874は第3部分876と一体に形成されて良い。
図65は、重み付けされたインサート908の他の実施例の斜視図を示す。図66は、図65の重み付けされたインサート908の断面図を示す。図62〜図64の重み付けされたインサート808と同様に、図65および図66の重み付けされたインサート908は、付加的なバネを必要としない。重み付けされたインサート908は、ここで説明される他のヘッドロック機構およびインサートロック機構と関連して使用されるときにその長さを減少させ、または増大させるように構成されているのである。図65および図66の重み付けされたインサート908は、当該重み付けされたインサート908の一端に第1部分974を含み、当該重み付けされたインサート908の多端に第2部分975を含む。重み付けされたインサート908は、また、第1部分974および第2部分975の双方に固着された第3部分976を含む。第3部分976は、重み付けされたインサート908がその両端で一緒に押圧されたときに、その長さを長手軸に沿って変化させるように構成されている。図65および図66に示すように、第3部分976はその長さの少なくとも一部に沿って螺旋切断部を含んで良く、もって、第3部分976がバネ960として働ける。さらに、ウエイトインサート908は第3部分976内でスライドするように構成された第4部分977を含んで良く、これが、ウエイトインサート908の軸に沿っていない、どのような変形も阻止し、これは例えば座屈である。他の実施例において、第4部分977は第3部分976のそばに位置決めされて良い。
ここで説明された実施例にいくつかは、重み付けされたインサートか、バネを伴う重み付けされたインサートのいずれかの圧縮を必要とする。付加的な実施例において、ヘッドロック機構およびインサートロック機構は重み付けされたインサートを圧縮状態でなく引っ張り状態で実装して良く、これが重み付けインサートその場にロックする。図76は、重み付けされたインサート1308の付加的な実施例の斜視図を示す。図77は、図76の重み付けされたインサート1308の断面図を示す。重み付けされたインサート1308は、当該重み付けされたインサート1308の一端に第1部分1374を含み、当該重み付けされたインサート1308の多端に第2部分1375を含む。ウエイトインサートは、また、第1部分1374および第2部分1375の双方に固着された第3部分1376を含む。第3部分1376は、重み付けされたインサート1308がその両端で一緒に引き離されるときに、その長さを長手軸に沿って変化させるように構成されている。図76および図77に示すように、第3部分1376はアコーディオン状の構造を含んで良く、もって、第3部分1376がバネのように働ける。重み付けされたインサート1308は、第1部分1374、第2部分1375、および第3部分1376の外側の周りに第4部分1377を含んで良く、これが、ウエイトインサート1308の軸に沿っていない、どのような変形も阻止し、これは例えば座屈(図示しない)である。図76および図77に示す重み付けされたインサート1308のような張力が付与された重み付けされたインサートにおいては、ヘッドロック機構の溝が、重み付けされたインサート1308をゴルフクラブヘッドに対して回転させると重み付けされたインサート1308を引き延ばすような角度で、配向されている。さらに、戻り止めが、重み付けされたインサート1308がロック位置にあるときの張力によって、重み付けされたインサート1308のプレイ中の当該戻り止めからの外れ出しを防止するように構成されていて良い。重み付けされたインサート1308は、また、インサートロック機構1319を、好ましくは、重み付けされたインサートの両端に含んで良い。ロック機構1319はヘッドロック機構と相互作用するように構成された突起1342を含んで良い。
図67は、ウエイトインサート1008の付加的な実施例の斜視図を示す。図68は、図67のウエイトインサート1008を収容するように構成されたインサート保持部材1070の斜視図を示す。図69は、図68のインサート保持部材1070の端面図を示す。図70は、図68のインサート保持部材1070に実装された図67のウエイトインサート1008の断面図を示す。ウエイトインサート1008は回転してロック位置に入り込むように構成され、その際、重み付けされたインサート1008がゴルフクラブヘッドのキャビティ内に長手方向に移動する必要がない。重み付けされたインサート1008のインサートロック機構1042は、少なくとも1つの突起を有する。図67に示すように、インサートロック機構1042は少なくとも一対の突起を有し、それらの間にレリーフを有する。突起はレールのような形状で良く、重み付けされたインサート1008の軸に実質的に平行な方向に伸びる。インサート保持部材1070は少なくとも1つの溝1085を含み、もって、インサートロック機構1042がインサート保持部材1070に装填されるときにこれを収容する。さらに、インサート保持部材1070は、対応するヘッドロック機構1032を含む。インサート保持部材1070のヘッドロック機構1032は突起1087を含み、この突起1087はインサートロック機構1042のレリーフ1046と係合するようになっている。ヘッドロック機構1032の突起1087は変形可能なアーム1083に形成されて良く、これは、重み付けされたインサート1008が回転されるときに変形し、こののち、ヘッドロック機構1032の突起1087がインサートロック機構1042のレリーフ1046と係合するときにはね戻り、重み付けされたインサート1008をゴルフクラブヘッド中にロックする。図67に示すように重み付けされたインサート1008は当該重み付けされたインサート1008の各端部にインサートロック機構1042を含んで良い。他の実施例において、インサートロック機構1042はスライド型インサートロック部材にあって良い。
図71は、重み付けされたインサート1108の付加的な実施例を示す。図72は、図71の重み付けされたインサート1108を収容するように構成されたインサート保持部材1170の斜視図を示す。重み付けされたインサート1108は図67〜図70の重み付けされたインサートと類似であるけれども、インサートロック機構1142の突起およびレリーフは重み付けされたインサート1108の長さ方向から斜めに伸びている。さらに、ヘッドロック機構1132の突起1187も角度付けられ、インサートロック機構1142と係合するようになっている。
図73は、インサート保持部材1270の付加的な実施例を示す。図74は、図73のインサート保持部材1270中に配置するように構成された重み付けされたインサートの付加的な実施例を示す。図75は、図73および図74のインサート保持部材1270および重み付けされたインサート1208の断面図を示す。重み付けされたインサート1208は図67〜図72の重み付けされたインサートと類似であるけれども、わずかな重要な相違がある。一対の突起に代えてインサートロック機構1242はレリーフのない単一の突起を含む。さらに、突起の先端がテーパー付けされ、もって、インサート保持部材のヘッドロック機構1232の対応するテーパーと接触し、重み付けされたインサート1208がロック位置の時に当該重み付けられたインサート1208がクラブヘッド内で長さ方向に移動するのを制約するようになっている。さらに、先の実施例のように、ヘッドロック機構1232の変形可能アーム1282が重み付けされたインサート1208の長さ方向軸に直角に整合させられるのではなく、変形可能アーム1282は重み付けされたインサート1208の長さ方向軸に斜めに整合させられ、もって、重み付けされたインサート1208が回転させられてロック位置に入り込むときに、インサートロック機構1242およびヘッドロック機構1232は、重み付けされたインサート1208のインサート保持部材1270に対する回転を制限するだけでなく、重み付けされたインサート1208をインサート保持部材1270の終端1212の方向に押圧する。この特徴によって、重み付けされたインサートは一旦、ロック位置に入ったのち、クラブヘッド内で移動することが少なくなり、クラブヘッドがゴルフボールを打撃したときに音が生じるのを阻止できる。
好ましい実施例において、ここで説明したヘッドロック機構およびインサートロック機構は、インサートロック部材の180度未満の回転で、重み付けされたインサートをロックするように構成されている。より好ましい実施例においては、ヘッドロック機構およびインサートロック機構は、135度未満の回転で、重み付けされたインサート308をロックするように構成されている。さらに好ましい実施例においては、ヘッドロック機構およびインサートロック機構は、90度未満の回転で、重み付けされたインサート308をロックするように構成されている。さらに、ここで説明されたヘッドロック機構およびインサートロック機構は他の実施例に組み込むことができ、例えば、図38に説明される実施例のキャップ219のネジ溝を置換できる。
いくつかの実施例において、ここで説明された、重み付けされたインサートは重量端部および軽量端部を具備しなくて良く、その長さ方向に沿って中心に位置決めされるCGを有して良い。そのような中立的な、重み付けされたインサートは、重量端部および軽量端部を伴う慣用的な重み付けされたインサートに加えてオプションとして採用されるならば、ゴルフクラブヘッドのさらなるCG位置オプションを実現するであろう。
ここで説明され、図示されたインサートロック機構は、全般的には、重み付けされたインサートの端部から離れている。いくつかの実施例において、図示しないけれども、インサートロック機構は重み付けされたインサートの単所の直近に位置決めされて良い。さらに、ここで説明され、図示され、図示されたヘッドロック機構のスロットは、全般的には、インサートロック部材をゴルフクラブヘッドに対して回転させることにより、重み付けされたインサートをゴルフクラブヘッドにきつくロックすることを可能にする。いくつかの実施例において、図示しないけれども、重み付けされたインサートのロックまたはロック解除は、インサートロック部材の回転のみでなく、ツールを用いてインサートロック部材に対して、重み付けされたインサートの長さ方向軸に沿って力を加えて実現して良い。さらに、ここで説明され、図示された重み付けされたインサートは全般的には重量端部および軽量端部を具備し、もって重心が寸法中心からずれるようになっている。付加的な実施例において、重み付けされたインサートはすれた重心を有しなくてよい。重み付けされたインサートは、例えば、2つの重量端部または2つの軽量端部を有して良い。付加的な実施例において、ここで説明され、図示されたインサートロック部材はシールを含んで、もって、キャビティおよび/またはゴルフクラブヘッドに流体や粒子が入ってきたり、出て行ったりするのを阻止して良い。
この技術を説明するにあたり、別々の実施例の文脈で説明される所定の複数の特徴は、単一の実施例においてコンビネーションとしても実装できる。逆に、単一の実施例の文脈で説明される種々の特徴が、複数の実施例で個別に実装でき、また任意の適切なサブコンビネーションで実装できる。さらに、複数の特徴は所定のコンビネーションにおいて実施するように先に説明したかもしれず、またそのように、当初、特許請求の範囲に記載したかもしれないが、そのように記載されたコンビネーションから、1または複数の特徴をある場合にはそのコンビネーションから除去して良く、そのようなクレームのコンビネーションはサブコンビネーションまたはサブコンビネーションの変形に向けられて良い。
この開示において説明した実施態様の種々の変形が当業者には明らかであり、ここに定義される包括的な原理はこの開示の趣旨または範囲から逸脱することなしに他の実施態様に適応されて良い。特許請求の範囲は、ここに示される実施態様に限定されることを意図せず、この開示、ならびにここに開示された原理および新規な特徴と合致する最も広い範囲のものに準拠すべきである。
50 ゴルフクラブヘッド
52 本体
54 打撃フェース
56 ソール
58 クラウン
60 スカート
61 スライド穴
62 ホーゼル
64 内部ボリューム
66 トウ
68 ヒール
70 重りシステム
306 キャビティ
308 重み付けされたインサート
309 ツール係合機構
311 解放側
312 終端
316 重量端部
318 軽量端部
319 インサートロック部材
320 終端部材
330 ヘッドロック部材
332 ヘッドロック機構
334 スロット
342 インサートロック機構
350 ゴルフクラブヘッド
360 バネ
406 キャビティ
408 重み付けされたインサート
409 ツール係合機構
412 終端
419 インサートロック部材
430 ヘッドロック部材
432 ヘッドロック機構
442 インサートロック機構
450 ゴルフクラブヘッド
460 バネ
462 中心化部材
464 中心化機構
508 重み付けされたインサート
560 バネ
566 低摩擦部材
608 重み付けされたインサート
619 スライド型インサートロック部材
620 終端部材
630 ヘッドロック部材
632 ヘッドロック機構
643 回転防止機構
644 回転防止機構
670 インサート保持部材
672 シャーシ部分
680 スライドロック
682 変形可能アーム
684 棚
708 重み付けされたインサート
719 スライド型インサートロック部材
742 インサートロック機構
808 重み付けされたインサート
860 バネ
861 スライド穴
874 第1部分
875 第2部分
876 第3部分
908 重み付けされたインサート
960 バネ
974 第1部分
975 第2部分
976 第3部分
977 部分
1008 重み付けされたインサート
1032 ヘッドロック機構
1042 インサートロック機構
1046 レリーフ
1070 インサート保持部材
1083 アーム
1085 溝
1087 突起
1108 重み付けされたインサート
1132 ヘッドロック機構
1142 インサートロック機構
1170 インサート保持部材
1187 突起
1208 重み付けされたインサート
1212 終端
1232 ヘッドロック機構
1242 インサートロック機構
1270 インサート保持部材
1282 変形可能アーム
1308 重み付けされたインサート
1319 インサートロック機構
1342 突起
1374 第1部分
1375 第2部分
1376 第3部分
1377 第4部分
この開示において説明した実施態様の種々の変形が当業者には明らかであり、ここに定義される包括的な原理はこの開示の趣旨または範囲から逸脱することなしに他の実施態様に適応されて良い。特許請求の範囲は、ここに示される実施態様に限定されることを意図せず、この開示、ならびにここに開示された原理および新規な特徴と合致する最も広い範囲のものに準拠すべきである。
以下、ここで説明した技術的特徴を列挙する。
[技術的特徴1]
フェース、ソール、クラウン、並びに、上記フェース、上記ソール、および上記クラウンを結合するスカートを具備し、重心を有する本体を有するゴルフクラブヘッドにおいて、
上記本体は、上記フェースに平行に位置決めされるx−軸、上記フェースに鉛直に位置決めされるy−軸、および上記フェースを通り抜けて位置決めされるz−軸を伴う座標を有し、
上記本体はキャビティを有し、
上記キャビティは開口端部および終端端部を有し、上記終端端部は上記開口端部の反対側であり、
重み付けされたインサートを有し、上記重み付けされたインサートは重量端部および軽量端部を有し、上記軽量端部は上記重量端部の反対側であり、
上記重み付けされたインサートは、当該重み付けされたインサートの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向インサート軸を有し、
上記キャビティは、当該キャビティの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向キャビティ軸を有し、
上記キャビティは、上記重み付けされたインサートを上記開口端部を通じて第1の構成および第2の構成の双方で収容するように構成され、
上記第1の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記重量端部を有し、
上記第2の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記軽量端部を有し、
上記キャビティはヘッドロック機構を有し、
上記重み付けされたインサートはインサートロック機構を有し、
上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構が上記ヘッドロック機構に対して回転させられるときに上記ヘッドロック機構と係合するように構成され、
上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する180度未満の回転によって上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成され、
上記ヘッドロック機構はスロットを有し、上記スロットは上記キャビティの上記長さ方向軸に対して斜めに配列され、
上記インサートロック機構は、上記スロットと係合するように構成された突起を有し、上記突起および上記スロットは、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する回転によって上記インサートロック機構が押圧されて上記キャビティの上記長さ方向軸に沿って上記キャビティの上記終端端部側にスライドするように構成されることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴2]
上記スロットは、上記インサートロック機構がロック位置にあるときに上記突起を収容するように構成された戻り止めを有する技術的特徴1記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴3]
さらに、上記キャビティ内にバネを有し、上記バネは上記重み付けされたインサートを上記キャビティの上記終端端部から離間させる方向に押圧するように構成される技術的特徴2記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴4]
上記バネは、上記突起を上記戻り止めに押圧して上記インサートロック機構を上記ヘッドロック機構に対してロックするように構成される技術的特徴3記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴5]
上記インサートロック機構は上記重み付けされたインサートの上記軽量端部に位置決めされ、上記重み付けされたインサートは、上記重み付けされたインサートの上記重量端部に位置決めされた第2のインサートロック機構をさらに有する技術的特徴1記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴6]
上記重み付けされたインサートは、上記ゴルフクラブヘッドの重心を上記z−軸および上記x−軸の双方に沿って調整するように構成される技術的特徴1記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴7]
上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する90度未満の回転で、上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成される技術的特徴1記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴8]
フェース、ソール、クラウン、並びに、上記フェース、上記ソール、および上記クラウンを結合するスカートを具備し、重心を有する本体を有するゴルフクラブヘッドにおいて、
上記本体は、上記フェースに平行に位置決めされるx−軸、上記フェースに鉛直に位置決めされるy−軸、および上記フェースを通り抜けて位置決めされるz−軸を伴う座標を有し、
上記本体はキャビティを有し、
上記キャビティは開口端部および終端端部を有し、上記終端端部は上記開口端部の反対側であり、
重み付けされたインサートを有し、上記重み付けされたインサートは重量端部および軽量端部を有し、上記軽量端部は上記重量端部の反対側であり、
上記重み付けされたインサートは、当該重み付けされたインサートの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向インサート軸を有し、
上記キャビティは、当該キャビティの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向キャビティ軸を有し、
上記キャビティは、上記重み付けされたインサートを上記開口端部を通じて第1の構成および第2の構成の双方で収容するように構成され、
上記第1の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記重量端部を有し、
上記第2の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記軽量端部を有し、
上記キャビティはヘッドロック機構を有し、
上記重み付けされたインサートの上記軽量端部および上記重量端部の一方に選択的に結合するように構成されたインサートロック部材を有し、
上記インサートロック部材はインサートロック機構を有し、
上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構が上記ヘッドロック機構に対して回転させられるときに上記ヘッドロック機構と係合するように構成され、
上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する180度未満の回転によって上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成され、
上記ヘッドロック機構はスロットを有し、上記スロットは上記キャビティの上記長さ方向軸に対して斜めに配列され、
上記インサートロック機構は、上記スロットと係合するように構成された突起を有し、上記突起および上記スロットは、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する回転によって上記インサートロック機構が押圧されて上記キャビティの上記長さ方向軸に沿って上記キャビティの上記終端端部側にスライドするように構成されることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴9]
上記スロットは、上記インサートロック機構がロック位置にあるときに上記突起を収容するように構成された戻り止めを有する技術的特徴8記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴10]
さらに、上記キャビティ内にバネを有し、上記バネは上記重み付けされたインサートを上記キャビティの上記終端端部から離間させる方向に押圧するように構成される技術的特徴9記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴11]
上記バネは、上記突起を上記戻り止めに押圧して上記インサートロック機構を上記ヘッドロック機構に対してロックするように構成される技術的特徴10記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴12]
上記インサートロック部材は、上記重み付けされたインサートの重量端部および軽量端部に取り外し可能に結合するように構成されるキャップを有する技術的特徴8記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴13]
上記重み付けされたインサートは、上記ゴルフクラブヘッドの重心を上記z−軸および上記x−軸の双方に沿って調整するように構成される技術的特徴8記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴14]
上記インサートロック部材は、上記インサートロック部材の上記ヘッドロック機構に対する90度未満の回転で、上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成される技術的特徴8記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴15]
フェース、ソール、クラウン、並びに、上記フェース、上記ソール、および上記クラウンを結合するスカートを具備し、重心を有する本体を有するゴルフクラブヘッドにおいて、
上記本体は、上記フェースに平行に位置決めされるx−軸、上記フェースに鉛直に位置決めされるy−軸、および上記フェースを通り抜けて位置決めされるz−軸を伴う座標を有し、
上記本体はキャビティを有し、
上記キャビティは開口端部および終端端部を有し、上記終端端部は上記開口端部の反対側であり、
重み付けされたインサートを有し、上記重み付けされたインサートは重量端部および軽量端部を有し、上記軽量端部は上記重量端部の反対側であり、
上記重み付けされたインサートは、当該重み付けされたインサートの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向インサート軸を有し、
上記キャビティは、当該キャビティの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向キャビティ軸を有し、
上記キャビティは、上記重み付けされたインサートを上記開口端部を通じて第1の構成および第2の構成の双方で収容するように構成され、
上記第1の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記重量端部を有し、
上記第2の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記軽量端部を有し、
上記キャビティはヘッドロック機構を有し、
上記重み付けされたインサートに沿ってスライドして上記重み付けされたインサートの上記軽量端部および上記重量端部の一方に選択的に結合するように構成されたインサートロック部材を有し、
上記インサートロック部材はインサートロック機構を有し、
上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構が上記ヘッドロック機構に対して回転させられるときに上記ヘッドロック機構と係合するように構成され、
上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する180度未満の回転によって上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成され、
上記重み付けされたインサートは回転防止機構を有し、
上記インサートロック部材は回転防止機構を有し、
上記重み付けされたインサートの回転防止機構が、上記インサートロック部材の回転防止機構と係合して上記重み付けされたインサートが上記インサートロック部材に対して回転するのを防止するように構成されることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴16]
上記ヘッドロック機構はスロットを有し、上記スロットは上記キャビティの上記長さ方向軸に対して斜めに配列され、上記インサートロック機構は、上記スロットと係合するように構成された突起を有し、上記突起および上記スロットは、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する回転によって上記インサートロック機構が押圧されて上記キャビティの上記長さ方向軸に沿って上記キャビティの上記終端端部側にスライドするように構成され、上記スロットは、上記インサートロック機構がロック位置にあるときに上記突起を収容するように構成された戻り止めを有する技術的特徴15記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴17]
さらに、上記キャビティ内にバネを有し、上記バネは上記重み付けされたインサートを上記キャビティの上記終端端部から離間させる方向に押圧するように構成される技術的特徴16記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴18]
上記バネは、上記突起を上記戻り止めに押圧して上記インサートロック機構を上記ヘッドロック機構に対してロックするように構成される技術的特徴17記載のゴルフクラブヘッド。
[技術的特徴19]
さらに、インサート保持部材を有し、上記インサート保持部材は、シャーシを有し、上記シャーシは、上記キャビティと上記重み付けされたインサートとを分離するように構成される技術的特徴15記載のゴルフクラブヘッド。

Claims (19)

  1. フェース、ソール、クラウン、並びに、上記フェース、上記ソール、および上記クラウンを結合するスカートを具備し、重心を有する本体を有するゴルフクラブヘッドにおいて、
    上記本体は、上記クラブフェースに平行に位置決めされるx−軸、上記クラブフェースに垂直に位置決めされるy−軸、および上記クラブフェースを通り抜けて位置決めされるz−軸を伴う座標を有し、
    上記本体はキャビティを有し、
    上記キャビティは開口端部および終端端部を有し、上記終端端部は上記開口端部の反対側であり、
    重み付けされたインサートを有し、上記重み付けされたインサートは重量端部および軽量端部を有し、上記軽量端部は上記重量端部の反対側であり、
    上記重み付けされたインサートは、当該重み付けされたインサートの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向インサート軸を有し、
    上記キャビティは、当該キャビティの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向キャビティ軸を有し、
    上記キャビティは、上記重み付けされたインサートを上記開口端部を通じて第1の構成および第2の構成の双方で収容するように構成され、
    上記第1の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記重量端部を有し、
    上記第2の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記軽量端部を有し、
    上記キャビティはヘッドロック機構を有し、
    上記重み付けされたインサートはインサートロック機構を有し、
    上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構が上記ヘッドロック機構に対して回転させられるときに上記ヘッドロック機構と係合するように構成され、
    上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する180度未満の回転によって上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成され、
    上記ヘッドロック機構はスロットを有し、上記スロットは上記キャビティの上記長さ方向軸に対して斜めに配列され、
    上記インサートロック機構は、上記スロットと係合するように構成された突起を有し、上記突起および上記スロットは、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する回転によって上記インサートロック機構が押圧されて上記キャビティの上記長さ方向軸に沿って上記キャビティの上記終端端部側にスライドするように構成されることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 上記スロットは、上記インサートロック機構がロック位置にあるときに上記突起を収容するように構成された戻り止めを有する請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. さらに、上記キャビティ内にバネを有し、上記バネは上記重み付けされたインサートを上記キャビティの上記終端端部から離間させる方向に押圧するように構成される請求項2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 上記バネは、上記突起を上記戻り止めに押圧して上記インサートロック機構を上記ヘッドロック機構に対してロックするように構成される請求項3記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 上記インサートロック機構は上記重み付けされたインサートの上記軽量端部に位置決めされ、上記重み付けされたインサートは、上記重み付けされたインサートの上記重量端部に位置決めされた第2のインサートロック機構をさらに有する請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 上記重み付けされたインサートは、上記ゴルフクラブヘッドの重心を上記z−軸および上記x−軸の双方に沿って調整するように構成される請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する90度未満の回転で、上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成される請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  8. フェース、ソール、クラウン、並びに、上記フェース、上記ソール、および上記クラウンを結合するスカートを具備し、重心を有する本体を有するゴルフクラブヘッドにおいて、
    上記本体は、上記クラブフェースに平行に位置決めされるx−軸、上記クラブフェースに垂直に位置決めされるy−軸、および上記クラブフェースを通り抜けて位置決めされるz−軸を伴う座標を有し、
    上記本体はキャビティを有し、
    上記キャビティは開口端部および終端端部を有し、上記終端端部は上記開口端部の反対側であり、
    重み付けされたインサートを有し、上記重み付けされたインサートは重量端部および軽量端部を有し、上記軽量端部は上記重量端部の反対側であり、
    上記重み付けされたインサートは、当該重み付けされたインサートの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向インサート軸を有し、
    上記キャビティは、当該キャビティの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向キャビティ軸を有し、
    上記キャビティは、上記重み付けされたインサートを上記開口端部を通じて第1の構成および第2の構成の双方で収容するように構成され、
    上記第1の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記重量端部を有し、
    上記第2の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記軽量端部を有し、
    上記キャビティはヘッドロック機構を有し、
    上記重み付けされたインサートの上記軽量端部および上記重量端部の一方に選択的に結合するように構成されたインサートロック部材を有し、
    上記インサートロック部材はインサートロック機構を有し、
    上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構が上記ヘッドロック機構に対して回転させられるときに上記ヘッドロック機構と係合するように構成され、
    上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する180度未満の回転によって上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成され、
    上記ヘッドロック機構はスロットを有し、上記スロットは上記キャビティの上記長さ方向軸に対して斜めに配列され、
    上記インサートロック機構は、上記スロットと係合するように構成された突起を有し、上記突起および上記スロットは、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する回転によって上記インサートロック機構が押圧されて上記キャビティの上記長さ方向軸に沿って上記キャビティの上記終端端部側にスライドするように構成されることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  9. 上記スロットは、上記インサートロック機構がロック位置にあるときに上記突起を収容するように構成された戻り止めを有する請求項8記載のゴルフクラブヘッド。
  10. さらに、上記キャビティ内にバネを有し、上記バネは上記重み付けされたインサートを上記キャビティの上記終端端部から離間させる方向に押圧するように構成される請求項9記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 上記バネは、上記突起を上記戻り止めに押圧して上記インサートロック機構を上記ヘッドロック機構に対してロックするように構成される請求項10記載のゴルフクラブヘッド。
  12. 上記インサートロック部材は、上記重み付けされたインサートの重量端部および軽量端部に取り外し可能に結合するように構成されるキャップを有する請求項8記載のゴルフクラブヘッド。
  13. 上記重み付けされたインサートは、上記ゴルフクラブヘッドの重心を上記z−軸および上記x−軸の双方に沿って調整するように構成される請求項8記載のゴルフクラブヘッド。
  14. 上記インサートロック部材は、上記インサートロック部材の上記ヘッドロック機構に対する90度未満の回転で、上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成される請求項8記載のゴルフクラブヘッド。
  15. フェース、ソール、クラウン、並びに、上記フェース、上記ソール、および上記クラウンを結合するスカートを具備し、重心を有する本体を有するゴルフクラブヘッドにおいて、
    上記本体は、上記クラブフェースに平行に位置決めされるx−軸、上記クラブフェースに垂直に位置決めされるy−軸、および上記クラブフェースを通り抜けて位置決めされるz−軸を伴う座標を有し、
    上記本体はキャビティを有し、
    上記キャビティは開口端部および終端端部を有し、上記終端端部は上記開口端部の反対側であり、
    重み付けされたインサートを有し、上記重み付けされたインサートは重量端部および軽量端部を有し、上記軽量端部は上記重量端部の反対側であり、
    上記重み付けされたインサートは、当該重み付けされたインサートの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向インサート軸を有し、
    上記キャビティは、当該キャビティの中心に沿い上記開口端部および上記終端端部を通り抜ける長さ方向キャビティ軸を有し、
    上記キャビティは、上記重み付けされたインサートを上記開口端部を通じて第1の構成および第2の構成の双方で収容するように構成され、
    上記第1の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記重量端部を有し、
    上記第2の構成は、上記キャビティの上記終端端部の近くに上記重み付けされたインサートの上記軽量端部を有し、
    上記キャビティはヘッドロック機構を有し、
    上記重み付けされたインサートに沿ってスライドして上記重み付けされたインサートの上記軽量端部および上記重量端部の一方に選択的に結合するように構成されたインサートロック部材を有し、
    上記インサートロック部材はインサートロック機構を有し、
    上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構が上記ヘッドロック機構に対して回転させられるときに上記ヘッドロック機構と係合するように構成され、
    上記インサートロック機構は、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する180度未満の回転によって上記重み付けされたインサートを上記キャビティ内にロックするように構成され、
    上記重み付けされたインサートは回転防止機構を有し、
    上記インサートロック部材は回転防止機構を有し、
    上記重み付けされたインサートの回転防止機構が、上記インサートロック部材の回転防止機構と係合して上記重み付けされたインサートが上記インサートロック部材に対して回転するのを防止するように構成されることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  16. 上記ヘッドロック機構はスロットを有し、上記スロットは上記キャビティの上記長さ方向軸に対して斜めに配列され、上記インサートロック機構は、上記スロットと係合するように構成された突起を有し、上記突起および上記スロットは、上記インサートロック機構の上記ヘッドロック機構に対する回転によって上記インサートロック機構が押圧されて上記キャビティの上記長さ方向軸に沿って上記キャビティの上記終端端部側にスライドするように構成され、上記スロットは、上記インサートロック機構がロック位置にあるときに上記突起を収容するように構成された戻り止めを有する請求項15記載のゴルフクラブヘッド。
  17. さらに、上記キャビティ内にバネを有し、上記バネは上記重み付けされたインサートを上記キャビティの上記終端端部から離間させる方向に押圧するように構成される請求項16記載のゴルフクラブヘッド。
  18. 上記バネは、上記突起を上記戻り止めに押圧して上記インサートロック機構を上記ヘッドロック機構に対してロックするように構成される請求項17記載のゴルフクラブヘッド。
  19. さらに、インサート保持部材を有し、上記インサート保持部材は、シャーシを有し、上記シャーシは、上記キャビティと上記重み付けされたインサートとを分離するように構成される請求項15記載のゴルフクラブヘッド。
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