JP2017139618A - Image data generating apparatus, image data generating method, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像データを生成する画像データ生成装置、画像データ生成方法、及びプログラムに関する。 The present invention relates to an image data generation device, an image data generation method, and a program for generating image data.
デジタルカメラやデジタルビデオカメラといった画像データ生成装置は、例えばCMOSセンサやCCD等の撮像素子により被写体像等を撮像してデジタル変換した画像データに対して画像処理を行う。近年は、撮像素子の性能が向上しており、高ダイナミックレンジの画像データを生成できるようになりつつある。以下、高ダイナミックレンジを「HDR」と表記する。 An image data generation apparatus such as a digital camera or a digital video camera performs image processing on image data obtained by imaging a subject image or the like with an imaging element such as a CMOS sensor or a CCD, and digitally converting the image. In recent years, the performance of image pickup devices has improved, and image data with a high dynamic range can be generated. Hereinafter, the high dynamic range is expressed as “HDR”.
しかしながら、表示装置が対応できるダイナミックレンジには制限があり、HDR画像を表示できない表示装置が用いられた場合には、HDR画像を撮影時のダイナミックレンジでそのまま表示することはできない。HDR画像を表示できない表示装置としては、標準的なダイナミックレンジの画像表示にのみ対応している表示装置が考えられる。以下、標準的なダイナミックレンジを「SDR」と表記し、SDRのみに対応している表示装置を「HDR非対応装置」と表記する。このため、例えば、HDR画像をHDR非対応装置に表示させたい場合には、HDR画像データをSDRのレンジ幅(例えば8ビット)の画像データに変換する必要がある。 However, the dynamic range that can be supported by the display device is limited, and when a display device that cannot display an HDR image is used, the HDR image cannot be displayed as it is in the dynamic range at the time of shooting. As a display device that cannot display an HDR image, a display device that supports only standard dynamic range image display is conceivable. Hereinafter, a standard dynamic range is expressed as “SDR”, and a display device supporting only SDR is expressed as “HDR non-compatible device”. For this reason, for example, when it is desired to display an HDR image on a device that does not support HDR, it is necessary to convert the HDR image data into image data having an SDR range width (for example, 8 bits).
特許文献1には、高階調画像データを階調圧縮してレンジ縮小画像データを生成すると共に、レンジ縮小による階調圧縮で消失したデータに基づく付加データを生成し、レンジ縮小画像データと付加データとを関連付けて記録する技術が開示されている。 Japanese Patent Laid-Open No. 2004-151867 generates range-reduced image data by tone-compressing high-gradation image data, and generates additional data based on data lost due to tone compression by range reduction. Is disclosed.
しかしながら、例えばHDR画像の色や輝度等の階調を確認する際に、HDR非対応装置が用いられた場合、従来の技術では、高階調画像データを階調圧縮したレンジ縮小画像が表示されることになるため、HDR画像の階調を詳細に確認することができない。 However, for example, when an HDR non-compliant device is used when checking the gradation such as the color and brightness of an HDR image, the conventional technology displays a range-reduced image obtained by gradation-compressing high-gradation image data. Therefore, the gradation of the HDR image cannot be confirmed in detail.
そこで、本発明は、高ダイナミックレンジの画像の階調を、高ダイナミックレンジに非対応の装置でも詳細に確認可能にする画像データを生成することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to generate image data that makes it possible to confirm in detail the gradation of an image with a high dynamic range even with a device that does not support the high dynamic range.
本発明は、第1の画像データが有する第1のダイナミックレンジの全レンジ領域を網羅するように、前記第1のダイナミックレンジの全レンジ領域より狭い複数の小レンジ領域を、設定する設定手段と、前記第1のダイナミックレンジの全レンジ領域を網羅するように設定された前記複数の小レンジ領域に基づいて、前記第1のダイナミックレンジの第1の画像データを、前記第1のダイナミックレンジより狭い第2のダイナミックレンジの複数の第2の画像データに変換する変換手段と、を有することを特徴とする。 The present invention provides setting means for setting a plurality of small range regions that are narrower than the entire range region of the first dynamic range so as to cover the entire range region of the first dynamic range of the first image data. Based on the plurality of small range regions set so as to cover the entire range region of the first dynamic range, the first image data of the first dynamic range is obtained from the first dynamic range. Conversion means for converting into a plurality of second image data having a narrow second dynamic range.
本発明によれば、高ダイナミックレンジの画像の階調を、高ダイナミックレンジに非対応の装置でも詳細に確認可能にする画像データを生成できる。 According to the present invention, it is possible to generate image data that makes it possible to confirm in detail the gradation of an image with a high dynamic range even with a device that does not support the high dynamic range.
<実施形態>
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る画像データ生成装置100の内部構成例を示す図である。本実施形態の画像データ生成装置100は、高ダイナミックレンジ(HDR)の画像データを撮影して記録するデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどのHDR対応カメラであるとする。
<Embodiment>
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a diagram illustrating an internal configuration example of an image
図1において、マイクロコンピュータ108(以下、マイコン108とする。)は、CPU等からなり、画像データ生成装置100の全体を制御する。レンズユニット101は、集光のための固定レンズ群、変倍レンズ群、絞り、変倍レンズ群の動きで移動した結像位置を補正する機能と焦点調節を行う機能とを兼ね備えた補正レンズ群により構成されている。このレンズユニット101により、センサ102の結像面上に被写体像が結像される。
In FIG. 1, a microcomputer 108 (hereinafter referred to as a microcomputer 108) includes a CPU and the like, and controls the entire image
センサ102は、撮像素子であり、光を電荷に変換してアナログ撮像信号を生成する。本実施形態の画像データ生成装置100は、HDRの画像撮影が可能となされており、センサ102はHDRに対応した撮像素子となされている。本実施形態では、センサ102は、アナログデジタル変換部を含み、一例として12ビットのデジタルデータ出力を行うセンサとなされている。本実施形態の画像データ生成装置100では、一例として、動画の画像データが得られるとする。また、センサ102には、カラー画像を生成するためのR(赤),G(緑),B(青)に対応したカラーフィルタも備えられているとする。このため、センサ102からはそれぞれ12ビットのR,G,Bの画像データが出力される。
The
本実施形態の画像データ生成装置100では、センサ102以降の各構成においても12ビットのデータを処理可能となされている。画像処理部103は、センサ102から送られてきた画像データに対して、所定の画像処理を施す。画像処理部103による画像処理後の画像データは、RAM111に一時的に保持される。
In the image
図2は、画像処理部103の内部構成例を示す図である。
図2の処理部201は、センサ102から送られてきた画像データに適したホワイトバランスのゲイン値を算出して、画像データに乗算する。その後、処理部201は、各12ビットのR,G,Bの画像データをそれぞれ12ビットのY,Cb,Cr(YCbCrと表記する。)の画像データに変換して、色情報量算出部202に送る。色情報量算出部202は、Y,Cb,Crの画像データの色情報を算出する。画像データの色情報とは、画像データの各画素の画素値の総和を画素数で割った値(画像データの画素値の平均値)である。色情報量算出部202は、算出した色情報と、Y,Cb,Crの画像データを出力する。
FIG. 2 is a diagram illustrating an internal configuration example of the
The
図3(a)は、各12ビットのYCbCrの画像データにおいて、特に輝度値(Y値)がどのように分布しているかを表す図であり、縦軸は画素数、横軸が画素値(Yの画素値=輝度値)である。なお、各12ビットのYCbCrの画像データの場合、輝度値は0から4095までの値をとることができる。図3(a)に例示した輝度分布の場合、2048以降の輝度値のデータが多く分布し、このため画像処理部103から出力される画像データの輝度値の平均値も2048以降の値となっており、色情報量算出部202で算出される値も2048以上の値となる。色情報量算出部202にて算出された画素値の平均値とYCbCrの各12ビットの画像データは、RAM111に一時的に記憶される。また、色情報量算出部202から出力されたYCbCrの12ビットの画像データは、階調変換部205にも送られる。
FIG. 3A is a diagram showing how the luminance values (Y values) are particularly distributed in the 12-bit YCbCr image data. The vertical axis represents the number of pixels, and the horizontal axis represents the pixel values ( Y pixel value = luminance value). In the case of 12-bit YCbCr image data, the luminance value can take a value from 0 to 4095. In the case of the luminance distribution illustrated in FIG. 3A, a lot of luminance value data after 2048 is distributed, and therefore the average luminance value of the image data output from the
階調変換部205は、YCbCrの各12ビットの画像データを、YCbCrの各8ビットの画像データに変換する。階調変換部205による階調変換の例として、例えば輝度における階調変換を、図3(b)と図3(c)を用いて説明する。図3(b)は、階調変換前の12ビットの画素値(輝度値)と、階調変換後の8ビットの画素値(輝度値)との対応関係を表すグラフである。また、本実施形態の階調変換部205は、12ビットのデータをどのように8ビットのデータにマッピングするかを制御可能となされている。
The
ここで、12ビットのデータは、0から4095までの値をとることができ、一方、8ビットのデータは、0から255までの値しかとることができない。このため、階調変換では、YCbCrの12ビットの画像データのうち、輝度値が0〜15の画素値は、8ビットのデータでは0にし、輝度値が16〜31の画素値は、8ビットのデータでは1(以下同様)にするような輝度変換が行われる。 Here, 12-bit data can take values from 0 to 4095, while 8-bit data can take only values from 0 to 255. Therefore, in the gradation conversion, among the 12-bit image data of YCbCr, the pixel value having a luminance value of 0 to 15 is set to 0 for 8-bit data, and the pixel value having a luminance value of 16 to 31 is 8 bits. In this data, luminance conversion is performed so as to be 1 (the same applies hereinafter).
階調変換部205は、12ビットのデータを8ビットのデータに変換するためのテーブル(以下、階調変換テーブルと表記する。)を用いて階調変換(上述の例では輝度変換)を行う。図3(c)は、階調変換テーブルの一例を示している。図3(c)に示す階調変換テーブルは、階調変換前の画素値と階調変換後の画素値との対応関係を表すテーブルである。この階調変換テーブルは、階調変換前の画素値0〜15は変換後には0、変換前の画素値16〜31は変換後には1のように、変換前の画素値が16上がる毎に、変換後の画素値が1上がるようなテーブルとなされている。このような階調変換テーブルは、例えば、設定手段としてのマイコン108により階調変換部205に対して設定される。階調変換部205による階調変換後の各8ビットのYCbCrの画像データは、RAM111に一時的に記憶される。
The
圧縮伸張回路A104と圧縮伸張回路B105は、RAM111に一時記憶された画像データをいわゆるMPEG等の規格で圧縮して圧縮ビデオデータを生成(エンコード)した後、その圧縮ビデオデータを再びRAM111に保持させる。また、圧縮伸張回路A104と圧縮伸張回路B105は、MPEG等の規格で圧縮された圧縮ビデオデータを伸張(デコード)する機能も兼ね備えている。また、図示は省略しているが、本実施形態の画像データ生成装置100はマイクユニットやスピーカーをも備えており、圧縮伸張回路A104と圧縮伸張回路B105は、画像データと共に音声データの圧縮伸張をも行う。そして、圧縮伸張回路A104と圧縮伸張回路B105は、前述の圧縮データに音声データを多重化する。なお、以下の説明では、圧縮ビデオデータのみを例に挙げており、圧縮音声データの説明は省略する。また、以下の説明では、圧縮伸張回路A104と圧縮伸張回路B105を区別しない場合には、単に「圧縮伸張回路」とのみ表記する。
The compression / decompression circuit A104 and the compression / decompression circuit B105 generate (encode) compressed video data by compressing image data temporarily stored in the
ROM110は、フラッシュROMであり、マイコン108が実行するプログラムなどを格納している。また、ROM110の一部領域は、バックアップ用として、システムの状態などを保持するために使用される。RAM111は、マイコン108、画像処理部103、圧縮伸張回路などがワークメモリとして使用する揮発性メモリである。
The
メモリカードコントローラA112は、FAT(File Allocation Table)ファイルシステムなどコンピュータに用いられるフォーマットにしたがって、メモリカードA114に対するデータの書き込みと読み出しとを制御する。同様に、メモリカードコントローラB113は、メモリカードB115に対するデータの書き込みと読み出しとを制御する。RAM111に記憶された圧縮ビデオデータは、メモリカードコントローラA112によりメモリカードA114に記録され、メモリカードコントローラB113によりメモリカードB115に記録される。詳細は後述するが、本実施形態では、メモリカードコントローラA112は、メモリカードA114に対し、階調変換されていない画像データの圧縮ビデオデータの書き込みと読み出しを行う。一方、メモリカードコントローラB113は、メモリカードB115に対し、階調変換された画像データの圧縮ビデオデータの書き込みと読み出しを行う。以下の説明では、メモリカードコントローラA112とメモリカードコントローラB113を区別しない場合には、単に「メモリカードコントローラ」とのみ表記する。
The memory card controller A112 controls writing and reading of data with respect to the memory card A114 in accordance with a format used in a computer such as a FAT (File Allocation Table) file system. Similarly, the memory card controller B113 controls writing and reading of data with respect to the memory card B115. The compressed video data stored in the
メモリカードA114とメモリカードB115は、前述した圧縮ビデオデータ等がFATファイルシステムなどの所定のフォーマットで記録される記録媒体である。また、メモリカードA114とメモリカードB115は、画像データ生成装置100から取り外し可能な着脱可能なSDカード等の記録媒体であり、ビデオカメラ以外にPC(パーソナルコンピュータ)等にも装着することができる。以下の説明では、メモリカードA114とメモリカードB115を区別しない場合には、単に「メモリカード」とのみ表記する。
The
バス117は、本実施形態の画像データ生成装置100が備える各ブロックの間でデータのやり取りを行うためのものである。外部出力部116は、マイコン108による制御の下、外部の機器、例えば表示装置などに、画像データ等を出力するものである。外部出力部116から出力される画像データは、画像処理部103で処理されてRAM111に保持された画像データ、メモリカードから読み出されて圧縮伸張回路でデコードされてRAM111に保持された画像データなどである。無線モジュール118は、RAM111に記憶された圧縮ビデオデータ等をWiFi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)等の無線通信により、外部の例えば後述する携帯端末などに転送する。
The
なお、外部出力部116や無線モジュール118を介して接続される外部機器は、HDR画像を表示可能な装置だけでなく、HDR画像を表示することができないHDR非対応装置の場合も考えられる。HDR非対応装置としては、例えば、標準的なダイナミックレンジ(SDR)の画像表示にのみ対応している表示装置や携帯端末などが考えられる。本実施形態では、SDRのみに対応したHDR非対応装置は、一例として、8ビットデータを扱う表示装置や携帯端末であるとする。詳細については後述するが、本実施形態の画像データ生成装置100は、外部出力部116や無線モジュール118を介してHDR非対応装置が接続されている場合には、HDRの画像データをSDRの画像データに変換して出力可能となされている。
Note that the external device connected via the
液晶パネル107は、12ビットのHDR画像を表示可能なパネルである。液晶パネル107には、本実施形態の画像データ生成装置100が撮影したHDR画像や、メモリカードから読み出されて圧縮伸張回路でデコードされた画像等が表示される。OSD部106は、例えば、各種設定メニューやタイトル、時間などの情報をオンスクリーンディスプレイ(OSD)用の表示情報として、HDR画像データに重畳させることができる。この場合、液晶パネル107には、OSD用の表示情報が合成されたHDR画像が表示されることになる。
The
操作スイッチ群109は、ユーザが指示等を入力するために設けられている。操作スイッチ群109には、例えば、主に撮影を行うためのカメラモードや、主に画像を再生表示させるための再生モード、電源をオフにするパワーオフモード等を、ユーザが選択して指示するためのスイッチ等が設けられている。また、操作スイッチ群109にはいわゆるタッチパネルも含まれる。
The
次に、図4(a)〜図4(f)を用い、前述した階調変換部205が階調変換を行う際に使用される各階調変換テーブルについて説明する。図4(a)〜図4(f)を用いて説明する各階調変換テーブルは、前述した図3(c)で説明した階調変換テーブルとは異なる特性のテーブルとなされている。なお、図4(a)〜図4(f)は一例であり、更に多くの階調変換テーブルが用意されていてもよい。図4(a)〜図4(f)を用いて説明する各階調変換テーブルは、輝度(Y)に対するテーブルであり、CrCbについては例えば前述の図3(c)に示したテーブルが用いられる。
Next, with reference to FIGS. 4A to 4F, each gradation conversion table used when the
本実施形態では、階調変換の際には、階調変換前の画素値0〜4095の間のどこに重みおくかにより、以下に一例として挙げるような複数の階調変換テーブルの何れかが用いられる。本実施形態では、階調変換前の画素値0〜4095のうち、中央付近の画素値に重みを付けた階調変換テーブル、画素値の上限近傍に重みを付けた階調変換テーブル、画素値の下限近傍に重みを付けた階調変換テーブルを例に挙げる。以下、中央付近の画素値に重みを付けた階調変換テーブルを「ミドル用変換テーブル」、画素値の上限近傍に重みを付けた階調変換テーブルを「ハイ用変換テーブル」、画素値の下限近傍に重みを付けた階調変換テーブルを「ロー用変換テーブル」と表記する。 In the present embodiment, at the time of gradation conversion, any one of a plurality of gradation conversion tables as exemplified below is used depending on where the pixel values between 0 and 4095 before gradation conversion are weighted. It is done. In the present embodiment, among the pixel values 0 to 4095 before gradation conversion, a gradation conversion table weighted to the pixel value near the center, a gradation conversion table weighted to the vicinity of the upper limit of the pixel value, and the pixel value An example is a gradation conversion table weighted in the vicinity of the lower limit. Hereinafter, the gradation conversion table weighted to the pixel value near the center is the “middle conversion table”, the gradation conversion table weighted near the upper limit of the pixel value is the “high conversion table”, and the lower limit of the pixel value A gradation conversion table with weights in the vicinity is referred to as a “row conversion table”.
図4(d)はミドル用変換テーブルの一例であり、図4(a)はミドル用変換テーブルにおける階調変換前の画素値と階調変換後の画素値の対応関係を示すグラフである。ミドル用変換テーブルは、階調変換前の画素値0〜4095のうち、中央付近である1024から3071までの画素値を256の分解能で階調変換後の画素値に変換する。具体的には、階調変換前の画素値0〜1023は階調変換後には画素値0に変換され、階調変換前の画素値3072〜4095は階調変換後には画素値255に変換される。この場合、階調変換前の画素値0〜1023までは階調変換後には黒つぶれする画素値となり、階調変換前の画素値3807〜4095までは階調変換後には白飛びする画素値となる。一方、階調変換前の画素値1024〜3071については、階調変換前の画素値が8上がるごとに、階調変換後の画素値が1上がるように変換される。このように、ミドル用変換テーブルは、階調変換前の画素値0〜4095で表されるダイナミックレンジの全レンジ領域のうちの所定の小レンジ領域(階調変換前の画素値1024〜3071の範囲)を256の分解能で階調変換するテーブルである。また、ミドル用変換テーブルは、階調変換前の画素値1024〜3071の範囲を256の分解能で階調変換するのに対し、前述した図3(c)の階調変換テーブルでは階調変換前の画素値0〜4095が256の分解能で階調変換される。このため、ミドル用変換テーブルにより階調変換前の画素値1024〜3071が階調変換された後の画像は、前述した図3(c)で示した階調変換テーブルを用いた場合よりも、高い解像度の画像となる。
FIG. 4D is an example of a middle conversion table, and FIG. 4A is a graph showing a correspondence relationship between pixel values before gradation conversion and pixel values after gradation conversion in the middle conversion table. The middle conversion table converts pixel values from 1024 to 3071 in the vicinity of the center among
図4(e)はハイ用変換テーブルの一例であり、図4(b)はハイ用変換テーブルにおける階調変換前の画素値と階調変換後の画素値の対応関係を示すグラフである。ハイ用変換テーブルは、階調変換前の画素値0〜4095のうち、画素値の上限近傍である2047から4095までの画素値を256の分解能で階調変換後の画素値に変換する。具体的には、階調変換前の画素値0〜2047は階調変換後には画素値0に変換される。この場合、階調変換前の画素値0〜2047までは階調変換後には黒つぶれする画素値となる。一方、階調変換前の画素値2048〜4095については、階調変換前の画素値が8上がるごとに、階調変換後の画素値が1上がるように変換される。このように、ハイ用変換テーブルは、階調変換前の画素値0〜4095で表されるダイナミックレンジの全レンジ領域のうちの小レンジ領域(階調変換前の画素値2048〜4095の範囲)を256の分解能で階調変換するテーブルである。また、ハイ用変換テーブルは、階調変換前の画素値2048〜4095の範囲を256の分解能で階調変換するのに対し、前述した図3(c)の階調変換テーブルでは階調変換前の画素値0〜4095が256の分解能で階調変換される。このため、ハイ用変換テーブルにより階調変換前の画素値2048〜4095が階調変換された後の画像は、前述した図3(c)で示した階調変換テーブルを用いた場合よりも、高い解像度の画像となる。
FIG. 4E is an example of a high conversion table, and FIG. 4B is a graph showing a correspondence relationship between pixel values before gradation conversion and pixel values after gradation conversion in the high conversion table. The high conversion table converts the pixel values from 2047 to 4095, which are near the upper limit of the pixel value, among the pixel values 0 to 4095 before the gradation conversion into the pixel values after the gradation conversion with a resolution of 256. Specifically,
図4(f)はロー用変換テーブルの一例であり、図4(c)はロー用変換テーブルにおける階調変換前の画素値と階調変換後の画素値の対応関係を示すグラフである。ロー用変換テーブルは、階調変換前の画素値0〜4095のうち、画素値の下限近傍である0〜2047までの画素値を256の分解能で階調変換後の画素値に変換する。具体的には、階調変換前の画素値2048〜4095は階調変換後には画素値255に変換される。この場合、階調変換前の画素値2048〜4095までは階調変換後には白飛びする画素値となる。一方、階調変換前の画素値0〜2047については、階調変換前の画素値が8上がるごとに、階調変換後の画素値が1上がるように変換される。このように、ロー用変換テーブルは、階調変換前の画素値0〜4095で表されるダイナミックレンジの全レンジ領域のうちの小レンジ領域(階調変換前の画素値0〜2047の範囲)を256の分解能で階調変換するテーブルである。また、ロー用変換テーブルは、階調変換前の画素値0〜2047の範囲を256の分解能で階調変換するのに対し、前述した図3(c)の階調変換テーブルでは階調変換前の画素値0〜4095が256の分解能で階調変換される。このため、ロー用変換テーブルにより階調変換前の画素値0〜2047が階調変換された後の画像は、前述した図3(c)で示した階調変換テーブルを用いた場合よりも、高い解像度の画像となる。
FIG. 4F is an example of a row conversion table, and FIG. 4C is a graph showing a correspondence relationship between pixel values before gradation conversion and pixel values after gradation conversion in the row conversion table. The row conversion table converts pixel values from 0 to 2047, which are near the lower limit of pixel values, among
以下の説明では、前述したような階調変換を行わないHDRのままの原画像データを「マスターファイル」と表記する。また、前述した図4(d)のミドル用変換テーブルを用いた階調変換後の画像データを「ベースプロキシファイル」と表記する。ミドル用変換テーブル以外の階調変換テーブルを用いて階調変換された後の画像データを「アディショナルプロキシファイル」と表記する。本実施形態において、ミドル用変換テーブル以外の階調変換テーブルは、例えば、前述した図4(e)のハイ用変換テーブル、図4(f)のロー用変換テーブルである。 In the following description, the original image data as it is without HDR conversion as described above is referred to as “master file”. Further, the image data after gradation conversion using the middle conversion table of FIG. 4D described above is referred to as “base proxy file”. Image data after gradation conversion using a gradation conversion table other than the middle conversion table is referred to as an “additional proxy file”. In the present embodiment, the gradation conversion tables other than the middle conversion table are, for example, the high conversion table in FIG. 4E and the low conversion table in FIG.
図5には、本実施形態の画像データ生成装置100により生成されてメモリカードに記録される画像データのファイル構成例を示す。画像データ生成装置100は、メモリカード内に図6(a)、図6(b)に示す構成のフォルダ600を形成する。
FIG. 5 shows a file configuration example of image data generated by the image
フォルダ600には、マスターファイル601,607、ベースプロシキファイル602,608、アディショナルプロキシファイル603〜606,609等が生成される。マスターファイル601は、階調変換を行わずに記録した原画像データのファイルである。ベースプロキシファイル602は、マスターファイル601が記録される際にミドル用変換テーブルを用いて階調変換が行われた後の画像データのファイルである。
In the
アディショナルプロキシファイル603〜606,609は、ベースプロキシファイル602とは異なる階調変換が行われた画像データのファイルである。本実施形態の場合、アディショナルプロキシファイル603〜606,609は、前述したハイ用変換テーブル、ロー用変換テーブル等を用いて階調変換が行われた画像データが記録されるファイルである。アディショナルプロキシファイル603〜606は、それぞれマスターファイル601のダイナミックレンジの全レンジ領域のうちそれぞれ異なる小レンジ領域に対応した階調変換後のデータが記録されるファイルである。例えば、アディショナルプロキシファイル604は、ファイル602やファイル603とは異なる階調変換後のデータが記録されるファイルである。同様に、アディショナルプロキシファイル605は、ファイル602やファイル604とは異なる階調変換後のデータが記録されるファイルである。アディショナルプロキシファイル606についても同様である。なお、以下の説明では、ロー用変換テーブルを用いて生成されたアディショナルプロキシファイルを「アディショナルプロキシファイル(ロー)」と表記する。また、ハイ用変換テーブルを用いて生成されたアディショナルプロキシファイルを「アディショナルプロキシファイル(ハイ)」と表記する。
The additional proxy files 603 to 606 and 609 are image data files that have undergone gradation conversion different from the
そして、アディショナルプロキシファイル601〜606は、同一クリップに関するファイルとなっている。次に撮影がなされた場合には、その撮影によるクリップについて、マスターファイル607、ベースプロキシファイル608が生成される。なお、クリップによっては、マスターファイルとベースプロキシファイルのみ生成され、アディショナルプロキシファイルは生成されない場合もある。アディショナルプロキシファイルが生成されない場合の説明は後述する。
The additional proxy files 601 to 606 are files related to the same clip. Next, when shooting is performed, a
また、本実施形態の画像データ生成装置100は、図5に示したようなフォルダ600をメモリカードに記録する場合、以下に説明するような管理情報を生成して、圧縮ビデオデータに付加して記録する。図6(a)と図6(b)は、画像データ生成装置100のマイコン108が管理情報の中の一つの情報として生成するメタデータの一例を示す図である。メタデータは、管理情報に含められて圧縮ビデオデータに付加され、メモリカードに記録される。なお、図6(a)と図6(b)では、輝度に対する階調変換を行った場合の管理情報例のみを示している。
Further, when the image
マイコン108は、メタデータとして、図6(a)に示すクリップ毎のメタデータ1320と、図6(b)に示すフレーム毎のメタデータ1340を生成する。
先ず、図6(a)に示したクリップ毎のメタデータ1320から説明する。クリップ毎のメタデータ1320は、メモリカードに記録されているクリップ1つに対して存在するデータであり、管理情報ファイルの中に含められて画像データに付加されて記録される。メタデータ1320に含まれる各情報のうち、ベースプロキシファイル情報(BaseProxy)の中で、ファイル名(FileName)1321は、ベースプロキシファイルのファイル名であり、ファイルシステム上のファイル名となされる。ベースプロキシファイル情報の中で、輝度範囲(Bright)1322は、ベースプロキシファイルの輝度範囲において、適用されている階調変換テーブルに対応した情報が設定される。例えば、図4(d)に示したミドル用変換テーブルによる階調変換の場合、輝度範囲は画素値1024〜3071の範囲である。
The
First, the
アディショナルプロキシファイル(ロー)情報(LowProxy)の中で、存在の有無(Exist)1323は、アディショナルプロキシファイル(ロー)の有無を示す情報が設定される。例えば、画素値の下限付近の輝度範囲を持つフレームが一つでも存在する場合には、後にロー用変換テーブルを用いた階調変換でアディショナルプロキシファイル(ロー)が生成される。このため、この場合の存在の有無1323は、アディショナルプロキシファイル(ロー)「有(あり)」となされる。一方、画素値の下限付近の輝度範囲を持つフレームが一つも存在しない場合には、後にロー用変換テーブルを用いた階調変換でアディショナルプロキシファイル(ロー)は生成されないことになる。このため、この場合の存在の有無1323は、アディショナルプロキシファイル(ロー)「無(なし)」となされる。
In the additional proxy file (low) information (LowProxy), the presence / absence presence / absence (Exist) 1323 is set to information indicating the presence / absence of the additional proxy file (low). For example, if there is even one frame having a luminance range near the lower limit of the pixel value, an additional proxy file (low) is generated later by gradation conversion using a low conversion table. Therefore, the presence /
アディショナルプロキシファイル(ロー)情報の中で、輝度範囲(Bright)1324は、アディショナルプロキシファイル(ロー)の輝度範囲で適用される階調変換テーブルに対応した情報が設定される。例えば、図4(f)に示したロー用変換テーブルによる階調変換の場合、輝度範囲は画素値0〜2047の範囲である。アディショナルプロキシファイル(ロー)情報の中で、ファイル名[](File[])は、アディショナルプロキシファイル(ロー)の数だけ設定される。また、ファイル名(FileName)1325は、アディショナルプロキシファイル(ロー)のファイルシステム上のファイル名である。開始フレーム番号(StartFrameNo)1326は、対応するベースプロキシファイルの開始フレーム番号を設定する。フレーム数(FrameNum)1327は、アディショナルプロキシファイル(ロー)のフレーム数が設定される。
In the additional proxy file (low) information, the luminance range (Bright) 1324 is set to information corresponding to the gradation conversion table applied in the luminance range of the additional proxy file (low). For example, in the case of gradation conversion using the low conversion table shown in FIG. 4F, the luminance range is a range of
アディショナルプロキシファイル(ハイ)情報(HighProxy)の中で、存在の有無(Exist)1328は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)の有無を示す情報が設定される。例えば、画素値の上限付近の輝度範囲を持つフレームが一つでも存在する場合には、後にハイ用変換テーブルを用いた階調変換でアディショナルプロキシファイル(ハイ)が生成される。このため、この場合の存在の有無1328は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)「有(あり)」となされる。一方、画素値の上限付近の輝度範囲を持つフレームが一つも存在しない場合には、後にハイ用変換テーブルを用いた階調変換でアディショナルプロキシファイル(ハイ)は生成されないことになる。このため、この場合の存在の有無1328は「無(なし)」となされる。
In the additional proxy file (high) information (HighProxy), the presence / absence / existence (Exist) 1328 is set to information indicating the presence / absence of the additional proxy file (high). For example, if there is even one frame having a luminance range near the upper limit of the pixel value, an additional proxy file (high) is generated later by gradation conversion using the high conversion table. Therefore, the presence /
アディショナルプロキシファイル(ハイ)情報の中で、輝度範囲(Bright)1329は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)の輝度範囲で適用される階調変換テーブルに対応した情報が設定される。例えば、図4(e)に示したハイ用変換テーブルによる階調変換の場合、輝度範囲は画素値2048〜4095の範囲である。アディショナルプロキシファイル(ハイ)情報の中で、ファイル名[](File[])は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)の数だけ設定される。また、ファイル名(FileName)1330は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)のファイルシステム上のファイル名である。開始フレーム番号(StartFrameNo)1331は、対応するベースプロキシファイルの開始フレーム番号を設定する。フレーム数(FrameNum)1332は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)のフレーム数を設定する。
In the additional proxy file (high) information, the luminance range (Bright) 1329 is set with information corresponding to the gradation conversion table applied in the luminance range of the additional proxy file (high). For example, in the case of gradation conversion by the high conversion table shown in FIG. 4E, the luminance range is a range of
次に、図6(b)に示したフレーム毎のメタデータ1340について説明する。
フレーム毎のメタデータとは、クリップを構成するフレーム毎に一つずつ存在するメタデータであり、それぞれメインファイルとベースプロキシファイルとアディショナルプロキシファイルに記録される。例えば、100フレームから構成されるクリップは、100個のフレームそれぞれにフレーム毎のメタデータを保持している。
Next, the
The metadata for each frame is metadata that exists for each frame constituting the clip, and is recorded in the main file, the base proxy file, and the additional proxy file, respectively. For example, a clip composed of 100 frames holds metadata for each frame in each of 100 frames.
メインファイルの中で、フレーム番号(FrameNo)1351は、記録開始時に0からフレーム毎にインクリメントされる番号である。また、最小値(Min)1352は該当するフレームの輝度(Bright)の最小値であり、最大値(Max)1353は該当するフレームの輝度の最大値である。 In the main file, a frame number (FrameNo) 1351 is a number incremented from 0 to each frame at the start of recording. Further, the minimum value (Min) 1352 is the minimum value of the luminance (Bright) of the corresponding frame, and the maximum value (Max) 1353 is the maximum value of the luminance of the corresponding frame.
ベースプロキシファイルの中で、フレーム番号(FrameNo)1361は、記録開始時に0からフレーム毎にインクリメントされる番号である。また、存在の有無(Exist)1362は、アディショナルプロキシファイル(ロー)情報(LowProxy)に設定される「有」又は「無」の情報であり、該当フレームの輝度最小値と輝度最大値及びベースプロキシファイルの輝度範囲により決定される。同様に、存在の有無(Exist)1363は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)情報(HighProxy)に設定される「有」又は「無」の情報であり、該当フレームの輝度最小値と輝度最大値及びベースプロキシファイルの輝度範囲により決定される。 In the base proxy file, a frame number (FrameNo) 1361 is a number incremented from 0 to each frame at the start of recording. Presence / absence (Exist) 1362 is information “present” or “absent” set in the additional proxy file (low proxy) information (low proxy), and the minimum luminance value, maximum luminance value, and base proxy of the corresponding frame. Determined by the luminance range of the file. Similarly, presence / absence (Exist) 1363 is information “present” or “absent” set in the additional proxy file (High) information (HighProxy), and the luminance minimum value, luminance maximum value, and base of the corresponding frame Determined by the luminance range of the proxy file.
アディショナルプロキシファイル(ロー)とアディショナルプロキシファイル(ハイ)の中で、フレーム番号(FrameNo)1371は、対応するメインファイルやベースプロキシファイルのフレーム番号である。以下、アディショナルプロキシファイル(ロー)とアディショナルプロキシファイル(ハイ)を纏めて説明する場合には、「アディショナルプロキシファイル(ロー/ハイ)」と表記する。 Among the additional proxy file (low) and the additional proxy file (high), the frame number (FrameNo) 1371 is the frame number of the corresponding main file or base proxy file. Hereinafter, when the additional proxy file (low) and the additional proxy file (high) are described together, they are referred to as “additional proxy file (low / high)”.
次に、図7に本実施形態の画像データ生成装置100における処理のフローチャートを示す。図7のフローチャートにおける各処理は、画像データ生成装置100のマイコン108がROM110に保存されている本実施形態に係る画像データ生成プログラムを実行することにより実現される。以下の説明では、図7の各処理のステップS401〜ステップS411を、S401〜S411と略記する。なお、本実施形態の画像データ生成装置100は、センサ102が画像を取り込む毎に、画像処理部103からRAM111に対し、階調変換を行った画像データと階調変換を行っていない画像データとが出力されている。この状態でフローチャートはスタートする。
Next, FIG. 7 shows a flowchart of processing in the image
S401では、マイコン108は、画像処理部103の階調変換部205に対して前述したミドル用変換テーブルを設定する。これにより、階調変換部205では、ミドル用変換テーブルを用いた階調変換が行われる。したがって、RAM111には、階調変換を行っていない画像データとともに、ミドル用変換テーブルで階調変換された画像データが出力されることになる。S401の後、マイコン108は、S402へ処理を進める。
In step S <b> 401, the
S402では、マイコン108は、画像データ生成装置100に対して、操作スイッチ群109を介してユーザより記録開始指示が入力されたか否かを判断する。マイコン108は、記録開始指示が入力されていない場合にはS402の判断を続け、記録開始指示が入力されたと判断した場合にはS420へ処理を進める。
In S <b> 402, the
S420では、マイコン108は、図6(a)に示したクリップ毎のメタデータを記録開始時に設定する。具体的には、マイコン108は、管理情報ファイルの中のベースプロキシファイル情報のファイル名1321には、例えば図5の「Clip000_BaseProxy」というベースプロキシファイル602のファイル名を設定する。また、マイコン108は、管理情報ファイルのベースプロキシファイル情報の輝度範囲1322には、前述したミドル用変換テーブルの画素値「1024〜3071」を示す情報を設定する。S420の後、マイコン108は、S403へ処理を進める。
In S420, the
S403では、マイコン108は、圧縮伸張回路A104を制御して、画像処理部103がRAM111に出力した、階調変換が行われていない画像データを圧縮させる。圧縮伸張回路A104にて圧縮された画像データは、マスターファイルの圧縮ビデオデータとして、RAM111のバッファ領域(以下、圧縮伸張回路A用バッファ領域と表記する。)に書き込まれる。同様に、マイコン108は、圧縮伸張回路B105を制御して、画像処理部103がRAM111に出力した、ミドル用変換テーブルにより階調変換が行われた後の画像データを圧縮させる。圧縮伸張回路B105にて圧縮された画像データは、圧縮ビデオデータとして、RAM111のバッファ領域(以下、圧縮伸張回路B用バッファ領域と表記する)に書き込まれる。S403の後、マイコン108は、S404へ処理を進める。
In step S <b> 403, the
S404では、マイコン108は、図6(a)に示したフレーム毎のメタデータを設定する。以下、S404の処理の詳細について、図8のフローチャートを用いて説明する。図8のフローチャートにおいて、各処理ステップS1400〜ステップS1406はS1400〜S1406と略記する。
In S404, the
図8のフローチャートにおいて、マイコン108は、先ずS1401の処理として、図6(b)に示したメインファイルのフレーム番号1351、及び、ベースプロキシファイルのフレーム番号1361にはフレーム毎にインクリメントされた番号を設定する。S1401の後、マイコン108は、S1402へ処理を進める。
In the flowchart of FIG. 8, the
S1402では、マイコン108は、画像処理部103内の色情報量算出部202が算出した、該当するフレームの前述した色情報を取得する。そして、マイコン108は、取得した色情報から求められる、該当するフレームの輝度最小値と輝度最大値を、メインファイルのそれぞれ対応した最小値1352と最大値1353として設定する。S1403の後、マイコン108は、S1403へ処理を進める。
In step S1402, the
S1403では、マイコン108は、先ほど求めた該当フレームの輝度最小値が、ベースプロキシファイルの輝度の範囲外となるか否か(具体的には輝度範囲未満であるか否か)を判定する。マイコン108は、S1403において、輝度最小値が輝度範囲未満でないと判定した場合には、S1405へ処理を進める。一方、マイコン108は、S1403において、輝度最小値が輝度範囲未満であると判定した場合には、S1404へ処理を進める。S1404では、マイコン108は、アディショナルプロキシファイル(ロー)の存在の有無1362を、アディショナルプロキシファイル(ロー)「有」と設定する。S1404の後、マイコン108は、S1405へ処理を進める。
In step S1403, the
S1405では、マイコン108は、先ほど求めた該当フレームの輝度最大値が、ベースプロキシファイルの輝度の範囲外となるか否か(具体的には輝度範囲を超えるか否か)を判定する。マイコン108は、S1405において、輝度最大値が輝度範囲を超えないと判定した場合には、図8のフローチャートの処理を終了して、図7のS405へ処理を進める。一方、マイコン108は、S1405において、輝度最大値が輝度範囲を超えると判定した場合には、S1406へ処理を進める。S1406では、マイコン108は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)の存在の有無1363を、アディショナルプロキシファイル(ハイ)「有」と設定する。S1406の後、マイコン108は、図8のフローチャートの処理を終了して、図7のS405へ処理を進める。
In step S <b> 1405, the
図8のフローチャートによる設定の具体的な例として、ベースプロキシファイルの輝度範囲が画素値1024〜3071の場合を挙げて説明する。例えば該当フレームの輝度最小値が1100で輝度最大値が3000の場合、マイコン108は、存在の有無1362をアディショナルプロキシファイル(ロー)「無」、存在の有無1363をアディショナルプロキシファイル(ハイ)「無」に設定する。また例えば、該当フレームの輝度最小値が1100で輝度最大値が3100の場合、マイコン108は、存在の有無1362をアディショナルプロキシファイル(ロー)「無」、存在の有無1363をアディショナルプロキシファイル(ハイ)「有」に設定する。また例えば、該当フレームの輝度最小値が1000で輝度最大値が3100の場合、マイコン108は、存在の有無1362をアディショナルプロキシファイル(ロー)「有」、存在の有無1363をアディショナルプロキシファイル(ハイ)「有」と設定する。
As a specific example of the setting according to the flowchart of FIG. For example, when the minimum luminance value of the corresponding frame is 1100 and the maximum luminance value is 3000, the
図7のフローチャートに説明を戻す。図7のS405に進んだ場合、マイコン108は、RAM111の圧縮伸張回路A用バッファ領域を確認し、圧縮ビデオデータが一定量たまっているか否かを判断する。そして、マイコン108は、S405において、圧縮伸張回路A用バッファ領域にデータがたまっていると判断した場合にはS406へ処理を進め、一方、バッファ領域にデータがたまっていないと判断した場合にはS407へ処理を進める。そして、S406では、マイコン108は、メモリカードコントローラA112を制御し、メモリカードA114に対して、RAM111の圧縮伸張回路A用バッファ領域に保存されている、階調変換されていない画像の圧縮ビデオデータを書き込む。
Returning to the flowchart of FIG. When the process proceeds to S405 in FIG. 7, the
同様に、S405において、マイコン108は、RAM111の圧縮伸張回路B用バッファ領域を確認し、圧縮ビデオデータが一定量たまっているか否かを判断する。また同様に、マイコン108は、S405において、圧縮伸張回路B用バッファ領域にデータがたまっていると判断した場合にはS406へ処理を進め、バッファ領域にデータがたまっていないと判断した場合にはS407へ処理を進める。そして、S406では、マイコン108は、メモリカードコントローラB113を制御し、メモリカードB115に対して、RAM111の圧縮伸張回路B用バッファ領域に保存されている、階調変換されている画像の圧縮ビデオデータを書き込む。
Similarly, in S405, the
S406の後、マイコン108は、S407へ処理を進める。S407では、マイコン108は、操作スイッチ群109を介してユーザより、画像データ生成装置100に対して記録停止指示が入力されたか否かを判断する。マイコン108は、S407において、記録停止指示が入力されたと判断した場合にはS408へ処理を進め、記録停止指示が入力されていないと判断した場合にはS403へ処理を戻す。
After S406, the
S408に進むと、マイコン108は、RAM111の圧縮伸張回路A用バッファ領域を確認し、圧縮ビデオデータがたまっているか(残っているか)否かを判断する。マイコン108は、S408において圧縮伸張回路A用バッファ領域にデータがたまっていると判断した場合にはS409へ処理を進め、一方、バッファ領域にデータがたまっていないと判断した場合にはS410へ処理を進める。そして、S409では、マイコン108は、メモリカードコントローラA112を制御し、メモリカードA114に対して、RAM111の圧縮伸張回路A用バッファ領域に保存されている、階調変換されていない画像の圧縮ビデオデータを書き込む。
In step S408, the
同様に、S408において、マイコン108は、RAM111の圧縮伸張回路B用バッファ領域を確認し、圧縮ビデオデータがたまっているか否かを判断する。また同様に、マイコン108は、S408において、圧縮伸張回路B用バッファ領域にデータがたまっていると判断した場合にはS409へ処理を進め、バッファ領域にデータがたまっていないと判断した場合にはS410へ処理を進める。そして、S409では、マイコン108は、メモリカードコントローラB113を制御し、メモリカードB115に対して、RAM111の圧縮伸張回路B用バッファ領域に保存されている、階調変換されている画像の圧縮ビデオデータを書き込む。
Similarly, in S408, the
S409の後、マイコン108は、S410へ処理を進める。S410では、マイコン108は、クリップ毎のメタデータを、記録停止時に設定する。また、マイコン108は、S404でフレーム毎のメタデータとして一度でもアディショナルプロキシファイル(ロー)「有」に設定した場合、管理情報ファイルのアディッショナルプロキシファイル(ロー)の存在の有無1323を「有」に設定する。また例えば、マイコン108は、全フレームでアディショナルプロキシファイル(ロー)を「無」に設定した場合には、管理情報ファイルのアディッショナルプロキシファイル(ロー)の存在の有無1323を「無」に設定する。また、マイコン108は、管理情報ファイルのアディショナルプロキシファイル(ロー)の輝度範囲1324には輝度値として「0〜2047」という情報を設定する。
After S409, the
同様に、マイコン108は、S404でフレーム毎のメタデータとして一度でもアディショナルプロキシファイル(ハイ)を「有」に設定した場合、管理情報ファイルのアディショナルプロキシファイル(ハイ)の存在の有無1328を「有」に設定する。また、マイコン108は、全フレームでアディショナルプロキシファイル(ハイ)を「無」に設定した場合には、管理情報ファイルのアディショナルプロキシファイル(ハイ)の存在の有無1328を「無」に設定する。また、マイコン108は、管理情報ファイルのアディショナルプロキシファイル(ハイ)の輝度範囲1329には、輝度値として「2048〜4095」という情報を設定する。
Similarly, the
S410の後、マイコン108は、S411へ処理を進める。S411では、マイコン108は、RAM111上に記憶されているマスターファイルのデータを、メモリカードコントローラA112を介してメモリカードA114に書き込む。さらに、マイコン108は、RAM111上に記憶されているベースプロキシファイルのデータを、メモリカードコントローラB113を介してメモリカードB115に書き込む。その後、マイコン108は、図7のフローチャートの処理を終了する。
After S410, the
次に、本実施形態の画像データ生成装置100が、記録されたメインファイルからアディショナルプロキシファイルを生成する動作について図9と図10を用いて説明する。画像データ生成装置100は、この処理を、メインファイル記録直後に実行してもよいし、ユーザが指定した任意のタイミングで実行してもよいし、後述する携帯端末で動画像を確認する直前に実行してもよい。なお、以下の説明では、輝度に対する階調変換を例に挙げる。
Next, an operation in which the image
図9は、フレーム毎の輝度範囲と、そこから生成されるアディショナルプロキシファイルを示す図である。図9中実線で示す区切り1531はMPEGにおける複数フレーム毎のGOP(グループオブピクチャ)単位の区切りであり、点線で示す区切り1532はフレームの区切りである。フレーム群1501,1502,1503,1504は、画素値が1024〜3071の輝度範囲となっている各フレームからなる。フレーム群1511,1512は、画素値が0〜1023の輝度範囲を含む各フレームからなる。フレーム群1521,1522は、画素値が3072〜4095の輝度範囲を含む各フレームからなる。なお、各フレームの中には、一例としてフレーム群1501と1511の両方に含まれるフレーム1などのように、複数の輝度範囲を含むフレームも存在する。
FIG. 9 is a diagram showing a luminance range for each frame and an additional proxy file generated therefrom. In FIG. 9, a
ベースプロキシファイル1505は、図9に示したタイミングで生成されるのではなく、前述のメインファイル記録時に同時に生成され、また、クリップ全体の区間で生成される。アディショナルプロキシファイル(ロー)は、フレーム群1511や1512を含むGOP単位が所定の設定区間となされて生成される。例えば一つ目のアディショナルプロキシファイル(ロー)1513は、フレーム群1511を含むGOPの区間内で生成され、二つ目のアディショナルプロキシファイル(ロー)1514は、フレーム群1512を含むGOPの区間内で生成される。また、一つ目のアディショナルプロキシファイル(ハイ)1523は、フレーム群1521を含むGOPの区間内で生成される。図9の例の場合、フレーム群1521は隣り合った二つのGOPに含まれるため、アディショナルプロキシファイル(ハイ)1523は二つのGOPが所定の設定区間となされて生成される。二つ目のアディショナルプロキシファイル(ハイ)1524は、フレーム群1522を含むGOPの区間内で生成される。
The
図10(a)〜図10(e)は、メモリカードに記録されたメインファイルからアディショナルプロキシファイルを生成する際のフローチャートである。これらフローチャートにおける各処理は、画像データ生成装置100のマイコン108がROM110に保存されている本実施形態に係る画像データ生成プログラムを実行することにより実現される。以下の説明では、各フローチャートのステップS1600〜ステップS1645を、S1600〜S1645と略記する。
FIGS. 10A to 10E are flowcharts for generating an additional proxy file from the main file recorded on the memory card. Each process in these flowcharts is realized by the
マイコン108は、先ず図10(a)のS1600のフローチャートの処理から実行する。この図10(a)は、アディショナルプロキシファイル(ロー/ハイ)の生成処理のフローチャートである。本実施形態では、GOP単位がアディショナルプロキシファイル(ロー/ハイ)を決める際の所定の設定区間とする。
First, the
マイコン108は、S1601として、アディショナルプロキシファイル(ロー)生成処理を実行する。S1601の詳細な処理については、後述する図10(b)のS1610にて説明する。S1601の後、マイコン108は、S1602に処理を進める。
In step S1601, the
S1602では、マイコン108は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)の生成処理を実行する。S1602の詳細な処理については、後述する図10(c)のS1630にて説明する。S1602の後、マイコン108は、アディショナルプロキシファイルを生成する処理を終了する。
In step S1602, the
以下、図10(b)のS1610の処理について説明する。図10(b)のS1610は、一つのクリップ全体を対象区間として、そのクリップ全体の対象区間に対する輝度範囲の検索処理と、その後のアディショナルプロキシファイル(ロー)の生成処理に関するものである。S1610のフローチャートの処理に進むと、マイコン108は、S1611へ処理を進める。
Hereinafter, the process of S1610 of FIG. 10B will be described. S1610 in FIG. 10B relates to a process of searching for a luminance range for the target section of the entire clip as a target section, and subsequent generation processing of an additional proxy file (low). When proceeding to the processing of the flowchart of S1610, the
S1611では、マイコン108は、これから輝度範囲の検索を行う際の対象となるGOPとして、クリップの先頭GOPを設定する。S1611の後、マイコン108は、S1612へ処理を進める。S1612では、マイコン108は、S1611で設定したGOP内の各フレームについて輝度範囲の検索処理を行う。S1611の詳細な処理内容については、後述する図10(d)にて説明する。S1612の後、マイコン108は、S1613へ処理を進める。
In step S <b> 1611, the
S1613では、マイコン108は、該当するクリップの全GOPに対して、S1612の処理が実行されたか否かを判断する。マイコン108は、S1613において、全GOPの処理の実行が完了したと判断した場合にはS1615へ処理を進め、全GOPの処理の実行が完了していないと判断した場合にはS1614へ処理を進める。
In S1613, the
S1614に進んだ場合、マイコン108は、次のGOPを設定して、S1612へ処理を戻す。また、S1615に進んだ場合、マイコン108は、S1612で設定された該当クリップにおけるアディショナルプロキシファイル(ロー)の生成区間に対して、アディショナルプロキシファイル(ロー)を生成する。具体的には、マイコン108は、画像処理部103の階調変換部205に対してロー用変換テーブルを設定する。その後、マイコン108は、メモリカードコントローラA112を制御し、メモリカードA114に保存されている、階調変換が行われていない画像の圧縮ビデオデータを、圧縮伸張回路A104に入力させる。これにより圧縮伸張回路A104は、入力された圧縮ビデオデータに対してデコード処理を行い、階調変換が行われていない画像データを、RAM111へ出力する。その後、マイコン108は、画像処理部103を制御し、RAM111へ出力された階調変換が行われていない画像データに対して、ロー用変換テーブルを用いた階調変換を行う。この階調変換された画像データは、圧縮伸張回路B105で圧縮ビデオデータに変換され、メモリカードコントローラB113を介して、メモリカードB115に保存される。
When the process proceeds to S1614, the
またこのとき、マイコン108は、前述した図6(a)の管理情報ファイルのアディショナルプロキシファイル(ロー)情報の中で、ファイル名1325には、アディショナルプロキシファイル(ロー)のファイル名を設定する。また、マイコン108は、開始フレーム番号1326にはアディショナルプロキシファイル(ロー)の開始フレーム番号を設定し、フレーム数1327にはフレーム数を設定する。また、マイコン108は、フレーム番号1371に、フレーム毎のメタデータとしてフレーム番号を設定する。S1615の後、マイコン108は、図10(b)のS1610の処理を終了して、図10(a)のS1602に処理を進める。
At this time, the
次に、図10(b)のS1612の詳細を示す図10(d)のS1620の処理について説明する。図10(d)のS1620は、GOP内の全フレームに対して、画素値が0〜1023の輝度範囲のフレームがないか否かを検索し、該当するGOPをアディショナルプロキシファイル(ロー)の範囲に設定するか否かを決めるものである。S1620のフローチャートでは、マイコン108は、先ずS1621の処理を行う。
Next, the process of S1620 of FIG. 10D showing details of S1612 of FIG. 10B will be described. In step S1620 in FIG. 10D, a search is performed for all frames in the GOP to determine whether or not there is a frame having a luminance range of
S1621では、マイコン108は、これから輝度範囲を検索する際の対象となるフレームとして、GOP内の先頭フレームを設定する。S1621の後、マイコン108は、S1622へ処理を進める。S1622では、マイコン108は、該当するフレームのメタデータから取得した輝度最小値が、管理情報ファイルから取得したベースプロキシファイルの輝度範囲未満か否かを判定する。マイコン108は、S1622において、輝度最小値が輝度範囲未満であると判断した場合にはS1623へ処理を進め、輝度最小値が輝度範囲未満でないと判断した場合にはS1624へ処理を進める。
In S1621, the
S1623へ進んだ場合、マイコン108は、アディショナルプロキシファイル(ロー)の範囲に該当GOPを設定する。S1623の後、マイコン108は、図10(d)のS1620の処理を終了させる。これにより、図10(a)のS1600の処理が終了する。
When the process proceeds to S <b> 1623, the
S1624へ進んだ場合、マイコン108は、GOP内の全フレームに対してS1622の処理を実行したか否かを判定する。マイコン108は、S1624でGOP内の全フレームにS1622の処理を実行していないと判定した場合には、S1625へ処理を進める。一方、S1624において、GOP内の全フレームにS1622の処理を実行したと判定した場合には、図10(d)のS1620の処理を終了させる。また、S1625に進んだ場合、マイコン108は、処理の対象となるフレームを次のフレームに設定した後、S1622へ処理を戻す。
When the process proceeds to S1624, the
次に、図10(c)のS1630の詳細について説明する。図10(c)のS1630は、一つのクリップ全体を対象区間として、そのクリップ全体の対象区間に対する輝度範囲の検索処理と、その後のアディショナルプロキシファイル(ハイ)の生成処理に関するものである。 Next, details of S1630 in FIG. 10C will be described. S1630 in FIG. 10C relates to a process of searching for a luminance range for the target section of the entire clip as a target section and a subsequent generation process of an additional proxy file (high).
S1630のフローチャートでは、マイコン108は、先ずS1631の処理を行う。S1631では、マイコン108は、これから輝度範囲を検索する際の対象となるGOPとして、クリップの先頭GOPを設定する。S1631の後、マイコン108は、S1632へ処理を進める。S1632では、マイコン108は、S1631で設定されたGOP内の各フレームについて輝度範囲の検索処理を行う。S1632の詳細な処理内容は、図10(e)のS1640で説明する。S1632の後、マイコン108は、S1633へ処理を進める。
In the flowchart of S1630, the
S1633では、マイコン108は、該当するクリップの全GOPに対してS1632の処理が実行されたか判断する。マイコン108は、S1633において、全GOPに対する処理の実行が完了したと判断した場合にはS1635へ処理を進め、一方、全GOPに対する処理の実行が完了していないと判断した場合にはS1634へ処理を進める。
In step S1633, the
S1634では、マイコン108は、次のGOPを設定してS1633へ処理を戻す。一方、S1635では、マイコン108は、S1632で設定された該当クリップにおけるアディショナルプロキシファイル(ハイ)の生成区間に対して、アディショナルプロキシファイル(ハイ)を生成する。具体的には、マイコン108は、画像処理部103の階調変換部205に対してハイ用変換テーブルを設定する。その後、マイコン108は、メモリカードコントローラA112を制御し、メモリカードA114に保存された、階調変換が行われていない画像の圧縮ビデオデータを、圧縮伸張回路A104へ入力させる。圧縮伸張回路A104は、入力された圧縮ビデオデータに対してデコード処理を行い、階調変換が行われていない画像データをRAM111へ出力する。また、マイコン108は、画像処理部103を制御し、RAM111へ出力された、階調変換が行われていない画像データに対して、ハイ用変換テーブルによる階調変換を行う。階調変換された画像データは、圧縮伸張回路B105で圧縮ビデオデータに変換され、メモリカードコントローラB113を介して、メモリカードB115へ保存される。
In S1634, the
このとき、マイコン108は、前述した図6(a)の管理情報ファイルのアディショナルプロキシファイル(ハイ)情報の中で、ファイル名1330には、アディショナルプロキシファイル(ハイ)のファイル名を設定する。また、マイコン108は、開始フレーム番号1331には開始フレーム番号を設定し、フレーム数1332にはフレーム数を設定する。また、マイコン108は、フレーム番号1371にはフレーム毎のメタデータとしてフレーム番号を設定する。S1635の後、マイコン108は、図10(c)のS1630の処理を終了して、図10(a)のフローチャートの処理を終了する。
At this time, the
次に、図10(c)のS1632の詳細を示す図10(e)のS1640の処理について説明する。図10(e)のS1640は、GOP内の全フレームに対して、画素値が2048〜4095の輝度範囲のフレームがないか検索し、該当するGOPをアディショナルプロキシファイル(ハイ)の範囲にするか否かを決めるものである。S1640のフローチャートでは、マイコン108は、先ずS1641の処理を行う。
Next, the processing of S1640 of FIG. 10E showing details of S1632 of FIG. 10C will be described. S1640 in FIG. 10E searches for all frames in the GOP for a frame having a luminance range of
S1641では、マイコン108は、これから輝度範囲を検索する際の対象となるフレームとして、GOP内の先頭フレームを設定する。S1641の後、マイコン108は、S1642へ処理を進める。S1642では、マイコン108は、該当するフレームのメタデータから取得した輝度最大値が、管理情報ファイルから取得したベースプロキシファイルの輝度範囲を超えるか否かを判定する。マイコン108は、S1642において、輝度最大値が輝度範囲を超えると判断した場合にはS1643へ処理を進め、輝度最大値が輝度範囲を超えないと判断した場合にはS1644へ処理を進める。
In S1641, the
S1643へ進んだ場合、マイコン108は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)の範囲に該当GOPを設定する。S1643の後、マイコン108は、図10(e)のS1640の処理を終了させる。これにより、図10(a)のS1600の処理が終了する。
When the process proceeds to S1643, the
S1644へ進んだ場合、マイコン108は、GOP内の全フレームに対してS1642の処理を実行したか否かを判定する。マイコン108は、S1644でGOP内の全フレームにS1642の処理を実行していないと判定した場合には、S1645に処理を進める。一方、S1644において、GOP内の全フレームにS1642の処理を実行したと判定した場合には、図10(e)のS1640の処理を終了させる。また、S1645に進んだ場合、マイコン108は、処理の対象となるフレームを次のフレームに設定した後、S1642へ処理を戻す。
When the process proceeds to S1644, the
次に、図7や図10(a)〜図10(e)のフローチャートの処理によりメモリカードに圧縮ビデオデータをエンコードして得られる動画像を、例えば携帯端末の表示画面上に表示させて、ユーザがその動画像の階調について内容確認を行う場合の動作を説明する。 Next, the moving image obtained by encoding the compressed video data on the memory card by the processing of the flowcharts of FIGS. 7 and 10A to 10E is displayed on the display screen of the mobile terminal, for example. An operation when the user confirms the content of the gradation of the moving image will be described.
図11には、本実施形態の画像データ生成装置100の一例であるビデオカメラが、動画像のデータを無線により、例えばタブレット端末などの携帯端末702に送信し、その携帯端末702の画面上に動画像が表示される場合の構成例を示している。この図11の例において、携帯端末702は、本実施形態の画像データ生成装置100にて階調変換された圧縮ビデオデータ(SDRの8ビットの圧縮ビデオデータ)のみを表示することが可能なHDR非対応装置であるとする。このため、携帯端末702は、階調変換していない圧縮ビデオデータ(HDRの12ビットの圧縮ビデオデータ)は表示することができないとする。
In FIG. 11, a video camera which is an example of the image
そして、画像データ生成装置100と携帯端末702は、無線通信により接続可能となされている。画像データ生成装置100は、メモリカードB115内に保存されている階調変換後の圧縮ビデオデータを、無線通信により携帯端末702へ送信する。これにより、携帯端末702は、階調変換後の圧縮ビデオデータを表示することができる。
The image
図12は、本実施形態に係る携帯端末702の内部構成例を示す図である。
図12に示した携帯端末702において、マイクロコンピュータ(マイコン1001)は、CPU等からなり、携帯端末702の全体を制御する。バス1006は、携帯端末702が備える各ブロックの間でデータのやり取りを行うためのものである。操作スイッチ群1002は、ユーザが指示等を入力するために設けられている例えば、タッチパネルである。操作スイッチ群1002には、電源スイッチなども含まれる。
FIG. 12 is a diagram illustrating an internal configuration example of the
In the
無線モジュール1007は、無線通信により、例えば本実施形態の画像データ生成装置100と接続し、画像データ生成装置100から送信されてくる圧縮ビデオデータとそれに多重化された圧縮音声データとを受信する。それら受信された圧縮ビデオデータと圧縮音声データは、マイコン1001による制御の下、RAM111に一時的に蓄積された後、記録媒体1005に保存される。記録媒体1005に保存された圧縮ビデオデータと圧縮音声データは、マイコン1001による制御の下、圧縮伸張回路1008に送られる。
The
圧縮伸張回路1008は、RAM1004の圧縮ビデオデータや圧縮音声データをデコードする。圧縮伸張回路1008は、エンコードを行う機能も兼ね備えている。圧縮伸張回路1008にてデコードされた画像データや音声データは、RAM1004に一時的に記憶される。そして、デコードされた画像データは、マイコン1001による制御の下、RAM1004から読み出され、OSD部1009を介して液晶パネル1010に送られて表示される。デコードされた音声データは、図示しないスピーカー等から音声出力される。
The compression /
液晶パネル1010は、SDR画像を表示可能なパネルである。OSD部1009は、例えば、各種設定メニューや時間などの情報をOSD用の表示情報として、SDR画像データに重畳させることができる。この場合、液晶パネル1010には、OSD用の表示情報が合成されたSDR画像が表示されることになる。
The
ROM1003は、フラッシュROMであり、マイコン1001が実行するプログラムなどを格納している。また、ROM1003の一部領域は、バックアップ用として、システムの状態などを保持するために使用される。RAM1004は、マイコン1001、圧縮伸張回路1008などがワークメモリとして使用する揮発性メモリである。
A
図13は、画像データ生成装置100が、前述のような階調変換後の圧縮ビデオデータを、携帯端末702に対して転送する処理のフローチャートである。なお、図13や後述する図14のフローチャートの処理が実行される前に、画像データ生成装置100と携帯端末702とは、無線モジュール118、無線モジュール1007を介して接続されているとする。図13のフローチャートにおける各処理は、画像データ生成装置100のマイコン108がROM110に保存されているプログラムを実行することにより実現される。以下の説明では、図13の各処理のステップS801〜ステップS805を、S801〜S805と略記する。図13や後述する図14のフローチャートでは、圧縮ビデオデータのみを例に挙げているが、圧縮音声データについても同様に転送される。圧縮音声データの例についての説明は省略する。
FIG. 13 is a flowchart of processing in which the image
S801では、マイコン108は、操作スイッチ群109を介してユーザより、画像データ生成装置100に対して圧縮ビデオデータ転送の指示が入力されたか否かを判断する。マイコン108は、S801において、圧縮ビデオデータの転送指示が入力されていない場合にはS801の判断に戻り、転送指示が入力されたと判断した場合にはS802に処理を進める。
In step S <b> 801, the
S802では、マイコン108は、メモリカードコントローラB113を制御してメモリカードB115から、前述したミドル用変換テーブルを用いて階調変換された後に圧縮された圧縮ビデオデータを読み出して、RAM111に一時記憶させる。その後、マイコン108は、RAM111から読み出した圧縮ビデオデータを、無線モジュール118を介して携帯端末702に転送する。S802の後、マイコン108は、S803へ処理を進める。
In step S <b> 802, the
S803では、マイコン108は、メモリカードコントローラB113を制御し、メモリカードB115から、前述したロー用変換テーブルを用いて階調変換された後に圧縮された圧縮ビデオデータを読み出して、RAM111に一時記憶させる。その後、マイコン108は、RAM111から読み出した圧縮ビデオデータを、無線モジュール118を介して携帯端末702に転送する。S803の後、マイコン108は、S804へ処理を進める。
In step S <b> 803, the
S803では、マイコン108は、メモリカードコントローラB113を制御し、メモリカードB115から、前述したハイ用変換テーブルを用いて階調変換された後に圧縮された圧縮ビデオデータを読み出して、RAM111に一時記憶させる。その後、マイコン108は、RAM111から読み出した圧縮ビデオデータを、無線モジュール118を介して携帯端末702に転送する。S804の後、マイコン108は、S805へ処理を進める。
In step S <b> 803, the
S805では、マイコン108は、メモリカードコントローラB113を制御し、メモリカードB115から、前述した管理情報ファイルのデータを読み出して、RAM111に一時記憶させる。その後、マイコン108は、RAM111から読み出した管理情報ファイルのデータを、無線モジュール118を介して携帯端末702に転送する。S805の処理が終わると、マイコン108は、図13のフローチャートの処理を終了する。
In step S <b> 805, the
図14には、携帯端末702が、画像データ生成装置100から転送されてきた圧縮ビデオデータを受信して再生(表示)するまでの処理のフローチャートを示す。図14のフローチャートにおける各処理は、携帯端末702のマイコン1001がROM1003に保存されているプログラムを実行することにより実現される。以下の説明では、図14の各処理のステップS1101〜ステップS1109を、S1101〜S1109と略記する。
FIG. 14 shows a flowchart of processing until the
ここで、携帯端末702のマイコン1001は、無線モジュール1007を介して、画像データ生成装置100より圧縮ビデオデータが送信されてきたか否かを監視している。そして、マイコン1001は、送信されてきたと判断した際には、無線モジュール1007を制御して、画像データ生成装置100から送られてくる圧縮ビデオデータをRAM1004に保存した後、記録媒体1005に保存する。この際、画像データ生成装置100からは、圧縮ビデオデータとともに、その送信される圧縮ビデオデータに対応した管理情報ファイルのデータも送られてくる。マイコン1001は、この管理情報ファイルのデータも記録媒体1005に保存する。受信した圧縮ビデオデータは、少なくとも前述したベースプロキシファイルのデータであり、さらに、アディショナルプロキシファイル(ロー/ハイ)を含んでいることもある。図14のフローチャートは、ベースプロキシファイルとアディショナルプロキシファイル(ロー/ハイ)が受信された場合の再生処理のフローチャートである。図14のフローチャートの処理は、操作スイッチ群1002を介してユーザより、圧縮ビデオデータの再生指示(アディショナルファイルの再生指示)が入力されたとき、図14のフローチャートの処理を開始する。
Here, the
S1101では、マイコン1001は、再生開始フレーム番号を決定する。マイコン1001は、通常では再生指示がなされたクリップの最初のフレームから再生を開始する。ただし、例えばリジューム再生の指示が入力された場合、マイコン1001は、前回の再生時に再生停止がなされたフレームの次のフレームから再生を開始する。S1101の後、マイコン1001は、S1102へ処理を進める。
In S1101, the
S1102では、マイコン1001は、管理情報ファイルから、アディショナルプロキシファイル(ロー)やアディショナルプロキシファイル(ハイ)の存在の有無を示す情報を取得する。なお、マイコン1001は、再生開始フレーム番号を含むアディショナルプロキシファイル(ロー)の有無を、前述した管理情報ファイルの中のアディショナルプロキシファイル(ロー)の開始フレーム番号1326とフレーム数1327から判定してもよい。同様に、マイコン1001は、再生開始フレーム番号を含むアディショナルプロキシファイル(ハイ)の有無を、管理情報ファイルの中のアディショナルプロキシファイル(ハイ)の開始フレーム番号1331とフレーム数1332から判定してもよい。S1102の後、マイコン1001は、S1103へ処理を進める。
In step S1102, the
S1103では、マイコン1001は、S1102で判定したアディショナルプロキシファイル(ロー/ハイ)の有無の情報に基づき、OSD部1009で例えばアディショナルプロキシファイル(ロー/ハイ)の有無を表すボタンのアイコンなどを生成させる。OSD部1009にて生成したボタンのアイコンは、液晶パネル1010の画面上に表示される。一例として、マイコン1001は、OSD部1009を制御し、アディショナルプロキシファイル(ロー/ハイ)「有」と判定された場合にはボタンアイコンを例えば白色で表示させ、一方、「無」と判定された場合にはボタンアイコンを例えば灰色で表示させる。また、このとき、マイコン1001は、OSD部1009を制御して、ベースプロキシファイルを表すボタンアイコンも同時に生成させて、液晶パネル1010に表示させる。ベースプロキシファイルには、該当するクリップの全フレームが含まれているため、例えば常に白色のボタンアイコンとして表示させる。S1103の後、マイコン1001は、S1104へ処理を進める。
In step S1103, the
図15は、S1103において液晶パネル1010の画面上に表示されるアイコン等の表示例を示す図である。図15の例では、ボタンアイコンとして、Low(ロー)ボタン1201、Middle(ミドル)ボタン1202、High(ハイ)ボタン1203が表示されている。Lowボタン1201はアディショナルプロキシファイル(ロー)に対応したアイコンであり、Middleボタン1202はベースプロキシファイルに、Highボタン1203はアディショナルプロキシファイル(ハイ)に対応したアイコンである。Lowボタン1201は、アディショナルプロキシファイル(ロー)「有」の場合、白色で表示されてユーザにより選択が可能となされ、一方、「無」の場合は灰色で表示されて選択不可となされる。同様に、Highボタン1203は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)「有」の場合、白色で表示されてユーザにより選択が可能となされ、一方、「無」の場合は灰色で表示されて選択不可となされる。Middleボタン1202は、常に白色で表示されてユーザにより選択が可能となされる。
FIG. 15 is a diagram illustrating a display example of icons and the like displayed on the screen of the
S1104の処理に進むと、マイコン1001は、操作スイッチ群1002を介してユーザより、アディショナルプロキシファイル(ロー)の再生指示が入力されているか否かを判定する。マイコン1001は、S1104において、アディショナルプロキシファイル(ロー)の再生指示が入力されていると判定し、且つ、アディショナルプロキシファイル(ロー)が有る場合にはS1105へ処理を進める。一方、マイコン1001は、S1104において、アディショナルプロキシファイル(ロー)の再生指示が入力されていないと判定した場合、又は、アディショナルプロキシファイル(ロー)が無い場合には、S1106へ処理を進める。
In step S1104, the
S1105では、マイコン1001は、アディショナルプロキシファイル(ロー)を再生させる。具体的には、マイコン1001は、記録媒体1005を制御し、保存されているアディショナルプロキシファイル(ロー)の圧縮ビデオデータを圧縮伸張回路1008へ入力させる。圧縮伸張回路1008は、入力された圧縮ビデオデータに対してデコード処理を行い、そのデコード後の画像データをRAM1004へ出力する。その後、マイコン1001は、RAM1004に一時記憶された画像データを、OSD部1009を介して液晶パネル1010へ送り、液晶パネル1010に表示させる。これにより、液晶パネル1010の画面上には、アディショナルプロキシファイル(ロー)の画像、つまりロー用変換テーブルにて階調変換された画像が表示されることになる。S1105の後、マイコン1001は、S1109へ処理を進める。
In S1105, the
一方、S1106では、マイコン1001は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)の再生指示が入力されているか否かを判定する。マイコン1001は、S1106において、アディショナルプロキシファイル(ハイ)の再生指示が入力されていると判定し、且つ、アディショナルプロキシファイル(ハイ)「有」であった場合にはS1107へ処理を進める。一方、マイコン1001は、S1106において、アディショナルプロキシファイル(ハイ)の再生指示が入力されていないと判定した場合、又は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)「無」であった場合には、S1108へ処理を進める。
On the other hand, in S1106, the
S1107では、マイコン1001は、アディショナルプロキシファイル(ハイ)を再生させる。具体的には、マイコン1001は、記録媒体1005を制御し、保存されているアディショナルプロキシファイル(ハイ)の圧縮ビデオデータを圧縮伸張回路1008へ入力させる。圧縮伸張回路1008は、入力された圧縮ビデオデータに対してデコード処理を行い、そのデコード後の画像データをRAM1004へ出力する。その後、マイコン1001は、RAM1004に一時記憶された画像データを、OSD部1009を介して液晶パネル1010へ送り、液晶パネル1010に表示させる。これにより、液晶パネル1010の画面上には、アディショナルプロキシファイル(ハイ)の画像、つまりハイ用変換テーブルにて階調変換された画像が表示されることになる。S1107の後、マイコン1001は、S1109へ処理を進める。
In step S1107, the
S1108では、マイコン1001は、ベースプロキシファイルを再生する。具体的には、マイコン1001は、記録媒体1005を制御し、保存されているベースプロキシファイルの圧縮ビデオデータを圧縮伸張回路1008へ入力させる。圧縮伸張回路1008は、入力された圧縮ビデオデータに対してデコード処理を行い、そのデコード後の画像データをRAM1004へ出力する。その後、マイコン1001は、RAM1004に一時記憶された画像データを、OSD部1009を介して液晶パネル1010へ送り、液晶パネル1010に表示させる。これにより、液晶パネル1010の画面上には、ベースプロキシファイルの画像、つまりミドル用変換テーブルにて階調変換された画像が表示されることになる。S1108の後、マイコン1001は、S1109へ処理を進める。
In S1108, the
S1109では、マイコン1001は、操作スイッチ群1002を介してユーザより、携帯端末702に対して再生停止指示が入力されたか否かを判断する。マイコン1001は、S1109において、再生停止指示が入力されていないと判断した場合にはS1102に処理を戻し、再生停止指示が入力されたと判断した場合には図14のフローチャートの処理を終了する。
In step S <b> 1109, the
以上説明したように、本実施形態によれば、画像データ生成装置100は、階調変換前の画像データに対して複数の階調変換テーブルで階調変換した圧縮ビデオデータを生成し、それら圧縮ビデオデータと管理情報ファイルとを携帯端末702に転送する。携帯端末702は、それら複数の階調変換テーブルで階調変換した圧縮ビデオデータをデコードした画像を表示可能となされている。そして、それら複数の階調変換テーブルは、HDR画像が有するHDRのダイナミックレンジの全レンジ領域から、それぞれSDRのダイナミックレンジに対応した複数の小レンジ領域ごとのSDRの画像データを生成するテーブルとなされている。また、携帯端末702では、それら複数の階調変換テーブルで階調変換した圧縮ビデオデータの何れを再生表示するかを、ユーザが選択可能となされている。
As described above, according to the present embodiment, the image
したがって、携帯端末702が例えばSDR画像を表示可能なHDR非対応装置であっても、ユーザは、複数の階調変換テーブルで階調変換した圧縮ビデオデータを選択して再生表示させることで、階調変換前の画像の階調を確認することができる。特に、画像データ生成装置100は、ミドル用変換テーブルを用いて階調変換されたベースプロキシファイル以外は、必要な区間のみアディショナルプロキシファイル(ロー)又はアディショナルプロキシファイル(ハイ)として生成して転送する。したがって、本実施形態によれば、ベースプロキシファイルによる連続的な再生を保証しつつ、アディショナルプロキシファイル生成時間や転送時間、データサイズを抑えながら、ユーザは広範囲の階調を確認することが可能となる。
Therefore, even if the
なお、上述の説明では、階調変換テーブルをハイ用、ミドル用、ロー用の各変換テーブルのように切り替え、それら3種類の階調変換テーブルを用いて12ビットの画像データを8ビットに変換する例を挙げている。他の例として、階調変換前の12ビットの画像データのうち、例えば上位4ビットをカットする階調変換、上位2ビット及び下位2ビットをカットする階調変換、下位4ビットをカットする階調変換を行い、それぞれ8ビットの画像データを生成してもよい。 In the above description, the gradation conversion table is switched to a conversion table for high, middle, and low, and 12-bit image data is converted to 8 bits using these three types of gradation conversion tables. An example is given. As another example, among the 12-bit image data before gradation conversion, for example, gradation conversion that cuts the upper 4 bits, gradation conversion that cuts the upper 2 bits and lower 2 bits, and a floor that cuts the lower 4 bits Tone conversion may be performed to generate 8-bit image data.
具体的には、図16(a)に示すように、上位4ビットをカットする階調変換では、階調変換前の12ビットの画像データ901の各ビットB0〜B11のうち、上位4ビットB8〜B11がカットされる。残りの8ビットB0〜B7の画像データ904が階調変換後のデータとなされる。下位2ビット及び上位2ビットをカットする階調変換では、階調変換前の12ビットの画像データ901の各ビットB0〜B11のうち、上位2ビットB0,B1及び下位2ビットB10,B11がカットされる。残りの8ビットB2〜B9の画像データ903が階調変換後のデータとなされる。下位4ビットをカットする階調変換では、階調変換前の12ビットの画像データ901の各ビットB0〜B11のうち、下位4ビットB0〜B3がカットされる。残りの8ビットB4〜B11の画像データ902が階調変換後のデータとなされる。
Specifically, as shown in FIG. 16A, in the gradation conversion for cutting the upper 4 bits, the upper 4 bits B8 among the bits B0 to B11 of the 12-
図16(b)は、図16(a)の階調変換前の画像データ901の下位4ビットをカットする階調変換により画像データ902を生成する場合の、階調変換前の各画素値と階調変換後の各画素値との関係を示すグラフである。図16(b)に示すように、下位4ビットをカットする階調変換は、階調変換前の画素値を16で割って余りを切り捨てた後の値を、階調変換後の画素値とするような処理となる。下位4ビットをカットする階調変換が行われた場合、画像の階調の分解能を表すステップ数が16ステップから1ステップになるため、画像の階調に対する分解能は1/16に減ることになる。つまり、階調変換前の12ビットの画像データ901の場合、階調を表す分解能は4095ステップであったのに対し、下位4ビットをカットする階調変換後の8ビットの画像データ902では、階調を表す分解能が255ステップになっている。ただし、下位4ビットをカットする階調変換後の画像データ902は、階調を表す分解能が落ちてはいるものの、階調変換前の画像データ901が有している全階調の範囲を255ステップの分解能で網羅しているデータとなっている。このため、下位4ビットをカットする階調変換は、階調変換前の画像が有している全階調を、大まかに把握することに適している変換であるといえる。
FIG. 16B shows pixel values before gradation conversion when the
図16(c)は、図16(a)の階調変換前の画像データ901の上位2ビット及び下位2ビットをカットする階調変換により画像データ903を生成する場合の、階調変換前の各画素値と階調変換後の各画素値との関係を示すグラフである。図16(c)に示すように、上位2ビット及び下位2ビットをカットする階調変換は、階調変換前の画素値を4で割って余りを更に4で割った値を、階調変換後の画素値とするような処理となる。上位2ビット及び下位2ビットをカットする階調変換が行われた場合、画像の階調の分解能を表すステップ数が4ステップから1ステップになるため、画像の階調に対する分解能が1/4に減ることになる。また、上位2ビット及び下位2ビットをカットする階調変換後の画像データ903は、階調変換前の画像データ901が有している全階調のうち、一部の領域(具体的には1/4の領域)のみしか階調を表すことができないデータとなっている。ただし、上位2ビット及び下位2ビットをカットする階調変換の場合、階調変換前の画像データ901が有している全階調のうち一部の領域(1/4の領域)については、255ステップの分解能で階調が表されている。すなわち、上位2ビット及び下位2ビットをカットする階調変換は、階調変換前の画像が有する全階調のうち一部の領域(1/4の領域)については、下位4ビットをカットする階調変換の場合よりも詳細な分解能で階調を表すことができる。
FIG. 16C shows a state before gradation conversion when the
図16(d)は、図16(a)の階調変換前の画像データ901の上位4ビットをカットする階調変換により画像データ904を生成する場合の、階調変換前の各画素値と階調変換後の各画素値との関係を示すグラフである。図16(d)に示すように、上位4ビットをカットする階調変換は、階調変換前の画素値を16で割った余りを、階調変換後の画素値とするような処理である。このため、上位4ビットをカットする階調変換が行われた場合、画像の階調を表すステップ数は階調変換前と階調変換後の何れも同ステップ数になるため、画像の階調を表す分解能は階調変換前後で維持される。ただし、上位4ビットをカットする階調変換後の画像データ904は、階調変換前の画像データ901が有している全階調のうち、一部の領域(具体的には1/16の領域)のみしか階調を表すことができないデータとなっている。また、上位4ビットをカットする階調変換の場合、その1/16の領域については、255ステップの分解能で階調が表される。すなわち、上位4ビットをカットする階調変換は、階調変換前の画像が有する全レンジ領域のうち一部の領域(1/16の領域)については、上位2ビット及び下位2ビットをカットする階調変換の場合よりも更に詳細な分解能で階調を表すことができる。
FIG. 16D shows each pixel value before gradation conversion when the
このようなことから、例えばHDR非対応装置に画像が表示される場合、階調変換前の画像が有していた全階調について、ユーザが大まかに階調性を確認できるのは、下位4ビットをカットした階調変換後の画像であることがわかる。一方で、上位2ビット及び下位2ビットをカットした階調変換後の画像と上位4ビットをカットした階調変換後の画像とは、例えばHDR非対応装置に表示された場合、画像全体の階調性の一部しか表示されない。ただし、HDR非対応装置により画像を確認する場合、ユーザは、上位2ビット及び下位2ビットをカットする階調変換後の画像データ903の方が、上位4ビットをカットする階調変換後の画像データ904よりも、より広く階調性を確認できる。逆に、HDR非対応装置により画像を確認する場合、ユーザは、上位4ビットをカットする階調変換後の画像データ904の方が、上位2ビット及び下位2ビットをカットする階調変換後の画像データ903よりも、より詳細に階調性を確認できる。
For this reason, for example, when an image is displayed on a non-HDR compatible device, the user can roughly check the gradation for all gradations of the image before gradation conversion. It can be seen that this is an image after gradation conversion with bits cut. On the other hand, an image after gradation conversion with the upper 2 bits and lower 2 bits cut and an image after gradation conversion with the upper 4 bits cut, for example, when displayed on a non-HDR compatible device, Only part of the tonality is displayed. However, when the image is confirmed by a device that does not support HDR, the user needs to use the
このため、例えば階調変換を行った圧縮ビデオデータを記録する際には、画像データ生成装置100は、下位4ビットをカットする階調変換を行った画像データの圧縮ビデオデータを生成して、階調変換前の画像データとともにメモリカードに記録しておく。そして、圧縮ビデオデータ転送時には、画像データ生成装置100は、先ず、記録時に生成して記録しておいた、下位4ビットをカットした階調変換後の画像データの圧縮ビデオデータを、携帯端末702に送信する。また、下位4ビットをカットした階調変換後の画像データの送信が行われているときに、画像データ生成装置100は、メモリカードに記録されている階調変換前の画像データから、上位2ビット及び下位2ビットをカットした階調変換後の画像データを生成する。そして、画像データ生成装置100は、上位2ビット及び下位2ビットをカットした階調変換後の画像データから圧縮ビデオデータを生成して携帯端末702に送信する。さらに、上位2ビット及び下位2ビットをカットした階調変換後の画像データの送信が行われているときに、画像データ生成装置100は、メモリカードに記録されている階調変換前の画像データから、上位4ビットをカットした階調変換後の画像データを生成する。そして、画像データ生成装置100は、上位4ビットをカットした階調変換後の画像データから圧縮ビデオデータを生成して携帯端末702に送信する。
For this reason, for example, when recording compressed video data subjected to gradation conversion, the image
このように、画像データ生成装置100は、先ず下位4ビットをカットした階調変換後の画像データを送り、次に上位2ビット及び下位2ビットをカットした階調変換後の画像データを送り、最後に上位4ビットをカットした階調変換後の画像データを送る。これにより、携帯端末702のユーザは、最初に画像データの全体の階調を確認でき、その後、徐々に画像データの詳細な階調性を確認するようなことが可能になる。
As described above, the image
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
<Other embodiments>
The present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiments to a system or apparatus via a network or a storage medium, and one or more processors in a computer of the system or apparatus read and execute the program This process can be realized. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
上述の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明は、その技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。 The above-described embodiments are merely examples of implementation in carrying out the present invention, and the technical scope of the present invention should not be construed as being limited thereto. That is, the present invention can be implemented in various forms without departing from the technical idea or the main features thereof.
100 画像データ生成装置、103 画像処理部、104 圧縮伸張回路A、105 圧縮伸張回路B、106 OSD部、107 液晶パネル、108 マイコン、109 操作スイッチ群、110 ROM、111 RAM、112 メモリカードコントローラA、113 メモリカードコントローラB、114 メモリカードA、115 メモリカードB、116 外部出力部、118 無線モジュール
DESCRIPTION OF
Claims (12)
前記第1のダイナミックレンジの全レンジ領域を網羅するように設定された前記複数の小レンジ領域に基づいて、前記第1のダイナミックレンジの第1の画像データを、前記第1のダイナミックレンジより狭い第2のダイナミックレンジの複数の第2の画像データに変換する変換手段と、
を有することを特徴とする画像データ生成装置。 Setting means for setting a plurality of small range areas narrower than the entire range area of the first dynamic range so as to cover the entire range area of the first dynamic range included in the first image data;
Based on the plurality of small range areas set to cover the entire range area of the first dynamic range, the first image data of the first dynamic range is narrower than the first dynamic range. Conversion means for converting into a plurality of second image data having a second dynamic range;
An image data generation device comprising:
前記第1の画像データの前記第1のダイナミックレンジの全レンジ領域の中の所定の小レンジ領域を設定し、
前記第1の画像データが、前記所定の小レンジ領域に対応した画素値の範囲外となる画素値を有する場合には、前記範囲外の画素値を含む小レンジ領域を更に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像データ生成装置。 The setting means includes
Setting a predetermined small range region in the entire range region of the first dynamic range of the first image data;
When the first image data has a pixel value outside the range of pixel values corresponding to the predetermined small range area, a small range area including a pixel value outside the range is further set. The image data generation device according to claim 1.
前記第1のダイナミックレンジの全レンジ領域の中の中央付近のレンジ領域を前記所定の小レンジ領域として設定し、
前記第1のダイナミックレンジの全レンジ領域のうち下限近傍又は上限近傍の小レンジ領域を、前記範囲外の画素値を含む小レンジ領域として設定することを特徴とする請求項2に記載の画像データ生成装置。 The setting means includes
A range region near the center of all the range regions of the first dynamic range is set as the predetermined small range region;
3. The image data according to claim 2, wherein a small range region near the lower limit or near the upper limit is set as a small range region including a pixel value outside the range among all the range regions of the first dynamic range. Generator.
前記第1の画像データが有する画素値の最大値が、前記所定の小レンジ領域に対応した画素値の範囲を超える値である場合には、前記範囲外となる画素値を含む小レンジ領域を、前記上限近傍の小レンジ領域として設定し、
前記第1の画像データが有する画素値の最小値が、前記所定の小レンジ領域に対応した画素値の範囲未満の値である場合には、前記範囲外となる画素値を含む小レンジ領域を、前記下限近傍の小レンジ領域として設定することを特徴とする請求項3に記載の画像データ生成装置。 The setting means includes
When the maximum pixel value of the first image data is a value that exceeds the range of pixel values corresponding to the predetermined small range region, a small range region including a pixel value outside the range is selected. , Set as a small range area near the upper limit,
When the minimum pixel value of the first image data is less than the pixel value range corresponding to the predetermined small range region, a small range region including a pixel value outside the range is selected. The image data generation device according to claim 3, wherein the image data generation device is set as a small range region near the lower limit.
動画である第1の画像データの複数フレーム毎の所定の設定区間に、前記画素値の最大値が前記中央付近の小レンジ領域に対応した画素値の範囲を超える値のフレームが存在する場合には、前記所定の設定区間の全フレームに対して前記上限近傍の小レンジ領域を設定し、
前記第1の画像データの前記所定の設定区間に、前記画素値の最小値が前記中央付近の小レンジ領域に対応した画素値の範囲未満の値のフレームが存在する場合には、前記所定の設定区間の全フレームに対して前記下限近傍の小レンジ領域を設定することを特徴とする請求項4に記載の画像データ生成装置。 The setting means includes
When there is a frame having a value in which the maximum value of the pixel value exceeds the range of the pixel value corresponding to the small range region near the center in a predetermined setting section for each of a plurality of frames of the first image data that is a moving image. Sets a small range area near the upper limit for all frames of the predetermined setting section,
In the predetermined setting section of the first image data, when there is a frame whose value is less than the pixel value range corresponding to the small range region near the center, the predetermined pixel value The image data generation apparatus according to claim 4, wherein a small range area in the vicinity of the lower limit is set for all frames in the setting section.
前記小レンジ領域が、前記第1のダイナミックレンジの全レンジ領域の中の何れの領域であるかを示すメタデータを生成し、
前記メタデータを前記2の画像データに付加することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像データ生成装置。 The setting means includes
Generating metadata indicating which region in the entire range region of the first dynamic range is the small range region;
The image data generation apparatus according to claim 1, wherein the metadata is added to the second image data.
前記第1の画像データが動画のデータである場合、前記第2の画像データが前記動画の何れのフレームより生成されたかを示す情報を示すメタデータを生成し、
前記メタデータを、前記第2の画像データに付加することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像データ生成装置。 The setting means includes
If the first image data is video data, generate metadata indicating information indicating from which frame of the video the second image data was generated,
The image data generation apparatus according to claim 1, wherein the metadata is added to the second image data.
前記第1の画像データが動画のデータである場合、前記動画のフレーム毎に、前記下限近傍の小レンジ領域の第2の画像データと前記上限近傍の小レンジ領域の第2の画像データとの、それぞれの有無を示すメタデータを生成し、
前記メタデータを、前記フレームの第2の画像データに付加することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の画像データ生成装置。 The setting means includes
When the first image data is moving image data, for each frame of the moving image, the second image data in the small range region near the lower limit and the second image data in the small range region near the upper limit , Generate metadata that indicates the presence or absence of each,
The image data generation apparatus according to claim 3, wherein the metadata is added to second image data of the frame.
変換手段が、前記第1のダイナミックレンジの全レンジ領域を網羅するように設定された前記複数の小レンジ領域に基づいて、前記第1のダイナミックレンジの第1の画像データを、前記第1のダイナミックレンジより狭い第2のダイナミックレンジの複数の第2の画像データに変換するステップと、
を含むことを特徴とする画像データ生成方法。 Setting a plurality of small range areas narrower than the entire range area of the first dynamic range so that the setting means covers the entire range area of the first dynamic range of the first image data;
Based on the plurality of small range regions set so as to cover the entire range region of the first dynamic range, conversion means converts the first image data of the first dynamic range to the first dynamic range. Converting to a plurality of second image data having a second dynamic range narrower than the dynamic range;
An image data generation method comprising:
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