JP2017137742A - 積雪屋根当の、融雪装置。 - Google Patents

積雪屋根当の、融雪装置。 Download PDF

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JP2017137742A JP2016030438A JP2016030438A JP2017137742A JP 2017137742 A JP2017137742 A JP 2017137742A JP 2016030438 A JP2016030438 A JP 2016030438A JP 2016030438 A JP2016030438 A JP 2016030438A JP 2017137742 A JP2017137742 A JP 2017137742A
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千代澄 大澤
Chiyosumi Oosawa
千代澄 大澤
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Abstract

【課題】降雪前の設置も、積雪後の融雪にも、対応できる、融雪装置を提供する。【解決手段】枝管循環装置1を、直列に必要数接続し、送水口2に、送水管3を、接続し、温水ポンプ4により、一定温度、一定圧の温水を流す。枝管循環装置1の枝管取付け口に、必要長さにカットした、放熱ホース6を接続、放熱ホース6の先端に、閉口栓を付けて閉じておき、閉口栓には、ロープ取り付け穴があり、ロープを付け、屋根峯を超え、積雪上又は積雪の中を、放熱ホース6を反対側の軒先まで引き上げ、引きよせる。【選択図】図1

Description

温水の循環による、融雪装置である。
近年の異常気候により、以前より増して、積雪被害が多く、人命の危険も増した。
発明が解決しようとする課題
従来、屋根上の積雪は、人力による除雪か、屋根自体の加温化、温水散布、等の方法があるが、人力による除雪には危険が伴い、屋根自体の加温化には、多額の施工費用がかかり、温水散布は、積雪重量が増すのみで、効果がなかった。
本考案は、その危険を回避し、安価な設備で、安定した融雪作業をするための、考案であり、主として、安価なビニールホースを、放熱管として使い、その管内に、温水戻り管、を挿入、操作性、施工性、汎用性、を良くした考案である。
その温水循環法は、を先願 受付番号 21500270166、利用する。
まず、先願 受付番号 21500270166樹脂管継ぎ手用枝管循環装置、以下文中、枝管循環装置(1)と記す を、直列に必要数接続し、送水口(2)に、送水管(3)を、接続、温水ポンプ(4)により、一定温度、一定圧の温水を流す。枝管循環装置(1)の枝管取付け口(5)に、必要長さにカットした、放熱ホース(6)を接続、その放熱ホース(6)の先端に、閉口栓(7)付け閉じる、閉口栓(7)には、ロープ取り付け穴(8)があり、ロープを付け、屋根峯を超え、積雪上又は積雪の中を、放熱ホース(6)を反対側の軒先まで引き上げ、引きよせる。放熱ホース自体は、軟質樹脂製で、未通水の時は、軽く、手元にて、コントロールできる無人飛行器具を使用し、目的設置場所に、直接設置が可能で、融雪の、効率化を図ることができる。又、おもり、を付けたロープを、目的方向に投げ、閉口栓(7)のロープ取り付け穴(8)に付け、放熱ホース(6)引き寄せ設置する。このようにして、屋根の積雪状態により、放熱ホース(6)の本数を増減し、装置本体に、温水を流す。
放熱ホース(6)は自身の重みと、ホース内の温水効果により積雪を、融かしながら沈下し、屋根面まで、到達する。その後は、晴天ならば、放熱ホース(6)の熱と、太陽熱により、積雪部分を解かし、融雪水と、放熱ホース(6)により、小分けされ、滑りやすくなった、屋根面の積雪を、地上に、落下させる。
降雪時、曇天、夜間、又は、太陽熱の届かない、屋根の場合の、作用。
放熱ホース(6)の、落下跡の溝は、落下後やがて、降雪、積雪の張り出しなどで、閉じられるが、これにより、放熱ホース(6)熱は、大気中への、拡散が少なく、有効に融雪作用のみに、使われる。
融雪が進み、積雪の中に、放熱ホース(6)を中心に、半円形状のトンネルが、放熱ホース(6)の数だけ、屋根峯を頂点に、左右の積雪面に形成する。
やがてトンネル状積雪上部の、天井の一部が崩れ落ち、その衝撃と、濡れた屋根面により、他の積雪の落下も促す。
又、晴天時、積雪の無い場所の、放熱ホース(6)は、太陽の熱により加温され、他の、放熱ホース(6)温水温度により、積雪か所の、融雪を促す。
本考案は、放熱ホース(6)により屋根上の積雪が分断され、一気落ちの危険が少なく、又、表れた屋根面は、人力による雪落し、の作業の、足場確保にもなる。
万が一放熱ホース(6)が積雪とともに、落下しても、軽く軟質のため、被害が少ない。
放熱ホース(6)は集熱ホースに、転換でき、閉口栓(7)を外し、採熱装置(9)取り付けることにより、作用中温水の温度低下を補い、主熱源の補助ができる。
採熱装置(9)は、その、形状を変えることにより、あらゆる熱源が利用でき、除雪経費を軽減させる。
採熱装置(9)は、金属製の外管(10)と金属製内管(11)とで、なり、この形状は、直火の中に差し込み採熱、また、地中に差し込み、地熱を、堆肥の中に差し込み、醗酵熱を、温泉廃熱の河川に投げ込み、採熱することができる。
採熱装置(9)は、主として、練炭コンロを、補助熱源として利用する採熱装置で、練炭の長時間安定した安価な熱を採熱する。練炭コンロの少火力の欠点は、台数を増すことで、補うことができ、設置場所、設置台数は自由に、設定できる。
本発明の主熱源は、主として、再加熱可能な、家庭用浴槽使用の融雪装置である。
現在の家庭用浴槽設備は、湯温調整、自動着火、自動消火、が、可能で、留守作動も、出来る機種が多く、本発明の、積雪屋根当の融雪装置、と、併用すれば、無人家屋や、年配者住宅の、自動融雪、及び、自動雪おろし、が、可能で,通信機の設定次第で、遠隔操作,監視が出来る。
本発明の、積雪屋根当の融雪装置、の、設置方法は簡単で、周囲が網目状な、籠状の箱の中に、水中温水ポンプ(4)を固定し、水を満たした浴槽に沈め、浴槽温度を上げる。水中温水ポンプ(4)の出口には、接続パイプ(13)が付けて有り、これに、浴室の窓、又は、浴室入り口から通した、送水管(3)を接続し、温水を送る。
送水管(3)を、通り、送りこまれた、温水は、先端の、枝管循環装置(1)の入口から入り、枝管循環装置(1)内の、中子(14)に、阻まれ、一部は、放熱ホース(6)内の圧を高め、残りは、中子(14)の、負圧発生部(15)に、流れ込む。
放熱ホース(6)内の、温水戻り管(16)は、中子(14)の、負圧発生部(15)に、接続されており、放熱ホース(6)内に圧力差が発生、放熱ホース(6)内の循環が始まる。
以下連結接続された、枝管循環装置(1)と放熱ホース(6)内の温水は、同様な、流れが発生する。
最後尾の枝管循環装置(1)通過した温水は、戻りホース(16)により、浴槽内に、放出する。
この装置は、水中温水ポンプ(4)の性能により、枝管循環装置(1)と放熱ホース(6)本数を増やし、効率化が出来、又、数本の、放熱ホース(6)の、閉口栓(7)を、外し、採熱装置(8)取り付け、加温すれば、高効率化、低コスト化、が、可能である。
放熱ホース(6)は、軟質樹脂製で、構造上、空気溜まりの発生が少なく、軽いため、放熱ホース(6)の置き方は自由で、屋根上で、S字型、U字型、ループ状、等、積雪状態に、合わせ、小型無人飛行器具でも、設置可能である。
放熱ホース(6)は、屋根の積雪に限らず、地上の通路、温室、凍結管の解凍等に、使用することができる。
枝管循環装置(1)の連結は、接続管を、短くコンパクトにまとめ、又、円形に接続して、移動、を,容易にし、長くして、屋根峯に、設置することも、できる。
連結管を、ビニールホース等の、自在管することにより、あらゆる形状の、積雪屋根に対応し、回収、再設置、が、短時間で、可能である。
水中温水ポンプ(4)を、吸水型汎用ポンプにして、融雪作業も可能である。
融雪温度、が有れば、他の熱源、例として、地下水、温泉、等も、使用することができる。
浴槽以外の、加温水槽による作動も、可能である。
本発明の全体概念図である。 本発明に使用する先願21500270166樹脂管継ぎ手用枝管循環装置の作用断面図である。 本発明の設置全体図である。 閉口栓(7)の姿図である。 採熱装置(8)の姿図である。 採熱装置(11)の姿図である。
1 枝管循環装置 10 金属製の外管
2 送水口 11 金属製内管
3 送水管
4 水中温水ポンプ
5 枝管取付け口
8 ロープ取り付け穴
9 採熱装置
温水の循環による、融雪装置である。
近年の異常気候により、以前より増して、積雪被害が多く、人命の危険も増した。
発明が解決しようとする課題
従来、屋根上の積雪は、人力による除雪か、屋根自体の加温化、温水散布、等の方法があるが、人力による除雪には危険が伴い、屋根自体の加温化には、多額の施工費用がかかり、温水散布は、積雪重量が増すのみで、効果がなかった。
本考案は、その危険を回避し、安価な設備で、安定した融雪作業をするための、考案であり、主として、安価なビニールホースを、放熱管として使い、その管内に、温水戻り管、を挿入、操作性、施工性、汎用性、を良くした考案である。
その温水循環法は、を先願 受付番号 21500270166、利用する。
まず、先願 受付番号 21500270166樹脂管継ぎ手用枝管循環装置、 以下文中、枝管循環装置(1)と記す を、直列に必要数接続し、送水口(2)に、送水管(3)を、接続、温水ポンプ(4)により、一定温度、一定圧の温水を流す。枝管循環装置(1)の枝管取付け口(5)に、必要長さにカットした、放熱ホース(6)を接続、その放熱ホース(6)の先端に、閉口栓(7)付け閉じる、閉口栓(7)には、ロープ取り付け穴(8)があり、ロープを付け、屋根峯を超え、積雪上又は積雪の中を、放熱ホース(6)を反対側の軒先まで引き上げ、引きよせる。放熱ホース自体は、軟質樹脂製で、未通水の時は、軽く、手元にて、コントロールできる無人飛行器具を使用し、目的設置場所に、直接設置が可能で、融雪の、効率化を図ることができる。又、おもり、を付けたロープを、目的方向に投げ、閉口栓(7)のロープ取り付け穴(8)に付け、放熱ホース(6)引き寄せ設置する。このようにして、屋根の積雪状態により、放熱ホース(6)の本数を増減し、装置本体に、温水を流す。
放熱ホース(6)は自身の重みと、ホース内の温水効果により積雪を、融かしながら沈下し、屋根面まで、到達する。その後は、晴天ならば、放熱ホース(6)の熱と、太陽熱により、積雪部分を解かし、融雪水と、放熱ホース(6)により、小分けされ、滑りやすくなった、屋根面の積雪を、地上に、落下させる。
降雪時、曇天、夜間、又は、太陽熱の届かない、屋根の場合の、作用。
放熱ホース(6)の、落下跡の溝は、落下後やがて、降雪、積雪の張り出しなどで、閉じられるが、これにより、放熱ホース(6)熱は、大気中への、拡散が少なく、有効に融雪作用のみに、使われる。
融雪が進み、積雪の中に、放熱ホース(6)を中心に、半円形状のトンネルが、放熱ホース(6)の数だけ、屋根峯を頂点に、左右の積雪面に形成する。
やがてトンネル状積雪上部の、天井の一部が崩れ落ち、その衝撃と、濡れた屋根面により、他の積雪の落下も促す。
又、晴天時、積雪の無い場所の、放熱ホース(6)は、太陽の熱により加温され、他の、放熱ホース(6)温水温度により、積雪か所の、融雪を促す。
本考案は、放熱ホース(6)により屋根上の積雪が分断され、一気落ちの危険が少なく、又、表れた屋根面は、人力による雪落し、の作業の、足場確保にもなる。
万が一放熱ホース(6)が積雪とともに、落下しても、軽く軟質のため、被害が少ない。
放熱ホース(6)は集熱ホースに、転換でき、閉口栓(7)を外し、採熱装置(9)取り付けることにより、作用中温水の温度低下を補い、主熱源の補助ができる。
採熱装置(9)は、その、形状を変えることにより、あらゆる熱源が利用でき、除雪経費を軽減させる。
採熱装置(9)は、金属製の外管(10)と金属製内管(11)とで、なり、この形状は、直火の中に差し込み採熱、また、地中に差し込み、地熱を、堆肥の中に差し込み、醗酵熱を、温泉廃熱の河川に投げ込み、採熱することができる。
採熱装置(9)は、主として、練炭コンロを、補助熱源として利用する採熱装置で、練炭の長時間安定した安価な熱を採熱する。練炭コンロの少火力の欠点は、台数を増すことで、補うことができ、設置場所、設置台数は自由に、設定できる。
本発明の主熱源は、主として、再加熱可能な、家庭用浴槽使用の融雪装置である。
現在の家庭用浴槽設備は、湯温調整、自動着火、自動消火、が、可能で、留守作動も、出来る機種が多く、本発明の、積雪屋根当の融雪装置、と、併用すれば、無人家屋や、年配者住宅の、自動融雪、及び、自動雪おろし、が、可能で,通信機の設定次第で、遠隔操作,監視が出来る。
本発明の、積雪屋根当の融雪装置、の、設置方法は簡単で、周囲が網目状な、籠状の箱の中に、水中温水ポンプ(4)を固定し、水を満たした浴槽に沈め、浴槽温度を上げる。
水中温水ポンプ(4)の出口には、接続パイプ(13)が付けて有り、これに、浴室の窓、又は、浴室入り口から通した、送水管(3)を接続し、温水を送る。
送水管(3)を、通り、送りこまれた、温水は、先端の、枝管循環装置(1)の入口から入り、枝管循環装置(1)内の、中子(14)に、阻まれ、一部は、放熱ホース(6)内の圧を高め、残りは、中子(14)の、負圧発生部(15)に、流れ込む。
放熱ホース(6)内の、温水戻り管(16)は、中子(14)の、負圧発生部(15)に、接続されており、放熱ホース(6)内に圧力差が発生、放熱ホース(6)内の循環が始まる。
以下連結接続された、枝管循環装置(1)と放熱ホース(6)内の温水は、同様な、流れが発生する。
最後尾の枝管循環装置(1)通過した温水は、戻りホース(16)により、浴槽内に、放出する。
この装置は、水中温水ポンプ(4)の性能により、枝管循環装置(1)と放熱ホース(6)本数を増やし、効率化が出来、又、数本の、放熱ホース(6)の、閉口栓(7)を、外し、採熱装置(8)取り付け、加温すれば、高効率化、低コスト化、が、可能である。
放熱ホース(6)は、軟質樹脂製で、構造上、空気溜まりの発生が少なく、軽いため、放熱ホース(6)の置き方は自由で、屋根上で、S字型、U字型、ループ状、等、積雪状態に、合わせ、小型無人飛行器具でも、設置可能である。
放熱ホース(6)は、屋根の積雪に限らず、地上の通路、温室、凍結管の解凍等に、使用することができる。
枝管循環装置(1)の連結は、接続管を、短くコンパクトにまとめ、又、円形に接続して、移動、を,容易にし、長くして、屋根峯に、設置することも、できる。
連結管を、ビニールホース等の、自在管することにより、あらゆる形状の、積雪屋根に対応し、回収、再設置、が、短時間で、可能である。
水中温水ポンプ(4)を、吸水型汎用ポンプにして、融雪作業も可能である。
融雪温度、が有れば、他の熱源、例として、地下水、温泉、等も、使用することができる。
浴槽以外の、加温水槽による作動も、可能である。
本発明の全体概念図である。 本発明に使用する先願21500270166樹脂管継ぎ手用枝管循環装置の作用断面図である。 閉口栓(7)の姿図である。 採熱装置(8)の姿図である。 採熱装置(9)の姿図である。
1 枝管循環装置 10 金属製の外管
2 送水口 11 金属製内管
3 送水管
4 水中温水ポンプ
5 枝管取付け口
8 ロープ取り付け穴
9 採熱装置

Claims (5)

  1. 先願受付番号21500270166樹脂管継ぎ手用枝管循環装置、を、連結又は、単独使用し、その、枝管の循環温水による融雪装置。
  2. 吐出管を付けた水中ポンプ、を、通水性の籠に固定し、浴槽又は、水槽に沈め、水圧を取り出す装置。
  3. 内管を通した枝管循環装置を、連結し、集熱作用と、放熱作用が、同時作動する装置。
  4. 温水の循環する軟質樹脂管を小型無人飛行器具により直接雪面、凍結地面、畑、等に、設置する法。
  5. 金属製の密封容器に、金属管を取り付け、取り付けた金属管に、細い金属管を、密封容器の中まで入れ、採熱する装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024159324A1 (fr) * 2023-02-02 2024-08-08 Les Industries Harnois Inc. Contrôle energétique et hydrométrique de serres horticoles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024159324A1 (fr) * 2023-02-02 2024-08-08 Les Industries Harnois Inc. Contrôle energétique et hydrométrique de serres horticoles

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