JP2017136646A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械寸法を短縮することが可能な工作機械を提供する。【解決手段】工作機械(1)は、ワークW1を把持する主軸12を設けた主軸台10と、主軸中心線AX1に沿った送り機構22、及び、該送り機構22の前端部23aを回転可能に支持する前端支持部25を有し、主軸台10を主軸中心線方向D1へ移動させる駆動手段20と、主軸中心線AX1から送り機構22に向かう径方向D2において主軸12と送り機構22との間で主軸台10に設けられる第一前カバー50と、径方向D2において主軸12と送り機構22との間で第一前カバー50とは異なる位置にて前端支持部25に設けられる第二前カバー60と、を備え、第一前カバー50の少なくとも一部が第二前カバー60よりも後側(S2)にあるときに第一前カバー50と第二前カバー60の両方が送り機構22の一部を覆うようにされている。【選択図】図1

Description

本発明は、主軸中心線方向へ移動可能な主軸台を備えた工作機械に関する。
工作機械として、ワークを摺動可能に支持するガイドブッシュを主軸の前方に設けた主軸移動型旋盤が知られている。主軸を設けた主軸台を主軸中心線方向へ移動させる駆動手段は、例えば、主軸中心線に沿ったボールねじ(送り機構)、主軸台に取り付けられボールねじに螺合したナット、及び、ボールねじを回転駆動するサーボモータを備える。ボールねじの保護や、安全性を向上させるため、また、ワークの切粉がボールねじに付着するのを防ぐ等のため、例えば、ボールねじを覆うカバーが主軸台に設けられる。
また、特許文献1に示される主軸移動型旋盤は、ガイドブッシュを備えたガイドブッシュホルダーが支持台に対して取り外し可能とされている。ガイドブッシュを使用しない時には、主軸の先端部を挿入可能な保護穴を配したカバー部材がガイドブッシュホルダーの代わりに支持台に取り付けられる。このカバー部材は、ボールねじを覆う部材ではない。
特開平9−225703号公報
特許文献1に示される主軸移動型旋盤は、ガイドブッシュ不使用時のために保護穴を配したカバー部材が必要である。このカバー部材の配設位置に対応させて主軸台をガイドブッシュ使用時の位置よりも前側に配置する必要がある。ここで、ボールねじの保護や安全性の向上のため、ガイドブッシュ使用時にボールねじの前側を覆う前カバーを主軸台に設けることを考えることにする。基本的には、主軸台が最も後退したときに主軸中心線方向においてボールねじを覆う長さの前カバーが必要である。また、ガイドブッシュの支持台は、主軸台が最も前進したときでも前カバーと干渉しないように配置する必要がある。主軸は、なるべくガイドブッシュに近くなるように配置したほうがよいため、主軸中心線方向において前カバーの長さに応じた長さが必要となる。従って、機械寸法は、前述の条件を満たす大きさが必要となる。
上述した問題は、ボールねじを有する駆動手段を備える旋盤に限らず、リニアモータの固定子等といった送り機構を有する駆動手段を備える工作機械についても、同様に存在する。
本発明は、機械寸法を短縮することが可能な工作機械を提供する目的を有している。
本発明の工作機械は、ワークを把持する主軸を設けた主軸台と、
主軸中心線に沿った送り機構、及び、該送り機構の前端部を回転可能に支持する前端支持部を有し、前記主軸台を前記主軸中心線方向へ移動させる駆動手段と、
前記主軸中心線から前記送り機構に向かう径方向において前記主軸と前記送り機構との間で前記主軸台に設けられる第一前カバーと、
前記径方向において前記主軸と前記送り機構との間で前記第一前カバーとは異なる位置にて前記前端支持部に設けられる第二前カバーと、を備え、
前記第一前カバーの少なくとも一部が前記第二前カバーよりも後側にあるときに前記第一前カバーと前記第二前カバーの両方が前記送り機構の一部を覆うようにされた、態様を有する。
請求項1に係る発明によれば、機械寸法を短縮することが可能な工作機械を提供することができる。
請求項2、請求項3に係る発明では、機械寸法をさらに短縮することが可能な工作機械を提供することができる。
請求項4に係る発明では、共用カバーの構造を簡素化することができる。
ガイドブッシュを取り付けた旋盤であって主軸が最後退位置にある旋盤の要部を一部断面視して模式的に例示する図である。 ガイドブッシュを取り付けた旋盤であって主軸が最前進位置にある旋盤の要部を一部断面視して模式的に例示する図である。 ガイドブッシュを取り外した旋盤であって主軸が最前進位置にある旋盤の要部を一部断面視して模式的に例示する図である。 主軸中心線方向の前側からガイドブッシュ使用時の旋盤の要部を模式的に例示する図である。 主軸中心線方向の後側からガイドブッシュ不使用時の旋盤の要部を模式的に例示する図である。 図6Aは後カバーの例を示す正面図及び左側面図、図6Bは第一前カバーの例を示す正面図及び右側面図、図6Cは第二前カバーの例を示す正面図及び右側面図、である。 図7Aは変形例においてガイドブッシュを取り付けた旋盤であって主軸が最後退位置にある旋盤の要部を一部断面視して模式的に例示する図、図7B及び図7Cは変形例においてガイドブッシュを取り外した旋盤であって主軸が最前進位置にある旋盤の要部を一部断面視して模式的に例示する図、である。 図8A、図8B、及び、図8Cは、変形例においてガイドブッシュを取り外した旋盤であって主軸が最前進位置にある旋盤の要部を一部断面視して模式的に例示する図である。 比較例においてガイドブッシュを取り付けた旋盤であって主軸が最後退位置にある旋盤の要部を一部断面視して模式的に示す図である。 比較例においてガイドブッシュを取り付けた旋盤であって主軸が最前進位置にある旋盤の要部を一部断面視して模式的に示す図である。 比較例においてガイドブッシュを取り外した旋盤であって主軸が最前進位置にある旋盤の要部を一部断面視して模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。むろん、以下の実施形態は本発明を例示するものに過ぎず、実施形態に示す特徴の全てが発明の解決手段に必須になるとは限らない。
(1)本発明に含まれる技術の概要:
まず、図1〜11に示される例を参照して本発明に含まれる技術の概要を説明する。図1等では主軸移動型旋盤1を工作機械の例として示している。尚、図1〜11は模式的に示す図であり、これらの図に示される各方向の拡大率は異なることがあり、各図は整合していないことがある。
図1〜8に例示される本技術の工作機械(1)は、ワークW1を把持する主軸12を設けた主軸台10、駆動手段20、第一前カバー50、第二前カバー60と、を備える。駆動手段20は、主軸中心線AX1に沿った送り機構22、及び、該送り機構22の前端部23aを回転可能に支持する前端支持部25を有し、主軸台10を主軸中心線方向D1へ移動させる。第一前カバー50は、主軸中心線AX1から送り機構22に向かう径方向D2において主軸12と送り機構22との間で主軸台10に設けられる。第二前カバー60は、前記径方向D2において主軸12と送り機構22との間で第一前カバー50とは異なる位置にて前端支持部25に設けられる。本工作機械(1)は、第一前カバー50の少なくとも一部が第二前カバー60よりも後側(S2)にあるときに第一前カバー50と第二前カバー60の両方が送り機構22の一部を覆うようにされている。
図9〜11は、比較例において主軸移動型旋盤901の要部を一部断面視して模式的に示している。尚、後述する具体例と類似する構成要素には、同じ符号を付している。図9では、ガイドブッシュ使用時に主軸台10が最も前進したときの主軸912の位置を二点鎖線で示している。図9において、符号3は外装、符号P91は主軸912の前端位置、符号P92は主軸912の後端位置、を示している。主軸912の突出長L91は、主軸台10の前面部から主軸912の前端位置P91までの主軸中心線方向D1における長さを示している。
図9,10に示すように、ボールねじ23を保護したり安全性を向上させたりするため、ボールねじ23の前側(S1)を覆う前カバー950とボールねじ23の後側(S2)を覆う後カバー940が主軸台10に取り付けられている。主軸中心線方向D1における前カバー950の長さL92は、主軸台10が図9に示すように最も後退した位置となっても主軸中心線方向D1においてボールねじ23の途中から前端部23aまで覆われる長さとされている。ガイドブッシュ32の支持台30は、図10に示すように主軸台10がガイドブッシュ使用時に最も前進した位置となっても前カバー950と干渉しないように配置されている。従って、主軸912は、主軸中心線方向D1において前カバー950の長さに応じた突出長L91とされ、前述の干渉を避けるために突出長L91よりも短くすることができない。尚、図11に示すようにガイドブッシュ32を支持台30から取り外した時、主軸912はさらに前進した位置となる。前カバー950は、支持台30との干渉を避けるために主軸台10から取り外される。
一方、本技術は、図1,2等に例示するように、主軸中心線方向D1へ移動可能な主軸台10に第一前カバー50が設けられる一方、送り機構22の前端支持部25に第二前カバー60が設けられている。従って、第一前カバー50と第二前カバー60とは、例えば、図9,10で示した比較例の前カバー950が発揮する送り機構の保護機能を二分割したような保護機能を発揮する。
第二前カバー60は径方向D2において主軸12と送り機構22との間で第一前カバー50とは異なる位置にあるので、図1,2に例示するように、主軸台10とともに第一前カバー50が主軸中心線方向D1へ移動しても第一前カバー50と第二前カバー60とは干渉しない。主軸台10の後退時には、後側(S2)の第一前カバー50と前側(S1)の第二前カバー60の両方が送り機構22の一部を覆う。このように前端支持部25に設けられた第二前カバー60が送り機構22の一部を覆うので、第一前カバー50に必要な長さL2が図9で示した比較例の長さL92と比べて短くて済む。すなわち、主軸台10に設けられる前カバーを主軸中心線方向D1において短縮することができるので、その分、前カバーと他の機械要素(例えばガイドブッシュ32の支持台30)との干渉が避けられる。これにより、主軸12に必要な突出長L1が図9で示した比較例の突出長L91と比べて短くて済み、主軸中心線方向D1において主軸12を短縮することができる。従って、本技術は、機械寸法を短縮することが可能な工作機械を提供することができる。
ここで、主軸台や前端支持部といった設置対象にカバーが設けられることには、設置対象に対して着脱可能に取り付けられること、設置対象に設けられる金具といった部品にカバーが取り付けられること、設置対象に対して分離不能にカバーが形成されること、等が含まれる。
主軸中心線から送り機構に向かう径方向において位置関係を説明している記載における位置関係は、主軸中心線方向から見たときの見かけの位置関係を意味し、主軸中心線方向における位置を問わない。
尚、第一前カバー50の少なくとも一部が第二前カバー60よりも後側(S2)にあるときに主軸中心線方向D1において第一前カバー50と第二前カバー60とが連続して送り機構22の一部を覆うと、送り機構の保護機能を高めることができる。前述のように、主軸中心線方向において位置関係を説明している記載における位置関係は、前記径方向から見たときの見かけの位置関係を意味し、前記径方向における位置を問わない。
また、第一前カバー50の一部が第二前カバー60よりも後側(S2)にあるときに第一前カバー50と第二前カバー60とが一部重なりながら送り機構22の一部を覆うと、送り機構の保護機能をさらに高めることができる。前述のように、第一前カバーと第二前カバーとが一部重なることは、主軸中心線方向において第一前カバーと第二前カバーとの位置が完全には一致していないが、第一前カバーから前記径方向に第二前カバーがある部分があることを意味する。
第二前カバーは、径方向において第一前カバーと送り機構との間にある方が好ましいものの、径方向において主軸と第一前カバーとの間に設けることも可能である。例えば、図4において、第一前カバー50を支持するために主軸台10の前面部からX軸方向の一方(例えば図4の左方)へ迂回して第一前カバー50まで下に繋がる支持構造を設け、第二カバー60を支持するために前端支持部25からX軸方向の他方(例えば図4の右方)へ迂回して第二カバー60まで上に繋がる支持構造を設けると、径方向D2において第二カバー60を主軸12と第一前カバー50との間に配置することができる。
ところで、本工作機械(1)は、主軸12の前方(前側S1)においてワークW1を摺動可能に支持するガイドブッシュ32が着脱可能に設けられる支持台30をさらに備えてもよい。第一前カバー50と第二前カバー60の少なくとも一方は、着脱可能でもよい。図3等に例示するように、第一前カバー50と第二前カバー60の少なくとも一方は、取り外されたときに送り機構22の後端部23bを含めて該送り機構22の一部を覆う位置に取り付け可能な共用カバーでもよい。本態様は、送り機構22の後端部23bを含めて該送り機構22の一部を覆う専用のカバーの少なくとも一部が不要となるので、機械寸法をさらに短縮することが可能な工作機械を提供することができる。
また、本工作機械(1)は、主軸台10に設けられ、主軸台10に設けられた状態の第一前カバー50よりも後側(S2)において送り機構22の一部を覆う後カバー40をさらに備えてもよい。駆動手段20は、送り機構22の後端部23bを回転可能に支持する後端支持部26を有してもよい。共用カバー(例えば図3では第二前カバー60)は、取り外されたときに前記径方向D2において主軸12と送り機構22との間で後カバー40とは異なる位置にて後端支持部26に対して着脱可能でもよい。図3に例示するように、前側(S1)の後カバー40と後側(S2)の共用カバー(60)の両方が送り機構22の一部を覆うようにされてもよい。
図3に例示するように、後端支持部26に取り付けられた共用カバー(60)は径方向D2において主軸12と送り機構22との間で後カバー40とは異なる位置にあるので、主軸台10とともに後カバー40が主軸中心線方向D1へ移動しても後カバー40と共用カバー(60)とは干渉しない。前側(S1)の後カバー40と後側(S2)の共用カバー(60)の両方は、送り機構22の一部を覆う。
図9〜11で示した比較例において、主軸中心線方向D1における後カバー940の長さL93は、図11に例示するようにガイドブッシュ不使用時に主軸台10が最も前進した位置となっても主軸中心線方向D1においてボールねじ23の途中から後端部23bまで覆われる長さとされている。主軸中心線方向D1において後側(S2)にある外装3は、図9に示すように主軸台10がガイドブッシュ使用時に最も後退した位置となっても後カバー940と干渉しないように配置されている。
図1〜3等に例示される工作機械(1)では、後端支持部26に設けられた共用カバー(60)が送り機構22の一部を覆うので、後カバー40に必要な長さL3が比較例の長さL93と比べて短くて済む。すなわち、主軸台10に設けられる後カバー40を主軸中心線方向D1において短縮することができるので、その分、後カバー40と他の機械要素(例えば外装3)との干渉が避けられる。従って、本態様は、機械寸法をさらに短縮することが可能な工作機械を提供することができる。
ここで、後端支持部は、送り機構の後端部に回転力を加えるモータ等、送り機構の後端部を回転可能に支持する構成要素を広く含む。むろん、前端支持部も、送り機構の前端部に回転力を加えるモータ等、送り機構の前端部を回転可能に支持する構成要素を広く含む。
尚、主軸中心線方向D1において前側(S1)の後カバー40と後側(S2)の共用カバー(例えば図3では第二前カバー60)とが連続して送り機構22の一部を覆うと、送り機構の保護機能を高めることができる。
また、前側(S1)の後カバー40と後側の共用カバー(例えば図3では第二前カバー60)とが一部重なりながら送り機構22の一部を覆うと、送り機構の保護機能をさらに高めることができる。前述のように、後カバーと共用カバーとが一部重なるとは、主軸中心線方向において後カバーと共用カバーとの位置が完全には一致していないが、後カバーから前記径方向に共用カバーがある部分があることを意味する。
共用カバーは、径方向において後カバーと送り機構との間にある方が好ましいものの、図5においてX軸方向へ迂回する構造を後カバーと共用カバーとに採用する等により径方向において主軸と後カバーとの間に設けることも可能である。
さらに、共用カバー(例えば図3では第二前カバー60)は、前側(S1)の設置対象(例えば図1では前端支持部25)に取り付けられる場合と後側(S2)の設置箇所(例えば図3では後端支持部26)に取り付けられる場合とで同じ取り付け箇所(例えば図6Cでは挿通孔61a)が使用されるようにされてもよい。この態様は、送り機構22の後端部23bを含めて該送り機構22の一部を覆う位置にあるときの共用カバー(60)における設置対象に取り付けるための構造を共用カバーに別途設ける必要が無くなるので、共用カバーの構造を簡素化することができる。
ここで、共用カバーの前側の設置箇所は、送り機構の前端支持部、主軸台、等を含む。共用カバーの後側の設置箇所は、送り機構の後端支持部、後カバー、等を含む。
(2)工作機械の構成の具体例:
図1は、ガイドブッシュ使用時に主軸台10が最も後退した状態の主軸移動型旋盤1(工作機械の例)の要部を一部断面視して模式的に例示している。図1では、ガイドブッシュ使用時に主軸台10が最も前進したときの主軸12の位置を二点鎖線で示している。図1において、符号3は外装、符号P1は主軸12の前端位置、符号P2は主軸12の後端位置、を示している。主軸12の突出長L1は、主軸台10の前面部から主軸12の前端位置P1までの主軸中心線方向D1における長さを示している。
また、図2は、ガイドブッシュ使用時に主軸台10が最も前進した状態の旋盤1の要部を一部断面視して模式的に例示している。図3は、ガイドブッシュ不使用時に主軸台10が最も前進した状態の旋盤1の要部を一部断面視して模式的に例示している。図4は、主軸中心線方向D1の前側S1からガイドブッシュ使用時の旋盤1の要部を模式的に例示している。ここで、図4の下部には、第一前カバー50及び第二前カバー60を拡大して示している。図5は、主軸中心線方向D1の後側S2からガイドブッシュ不使用時の旋盤1の要部を模式的に例示している。ここで、図5の下部には、第二前カバー60(共用カバーの例)及び後カバー40を拡大して示している。尚、表現の都合上、第一前カバー50、第二前カバー60、及び、後カバー40の名称は、ガイドブッシュ使用時のカバーの位置関係に基づいている。すなわち、ガイドブッシュ不使用時には第一前カバー50と第二前カバー60の少なくとも一方が後カバー40よりも後側S2となることがあるのは、表現の都合のためである。
図1〜5に示す旋盤1は、基台2、制御部8、主軸台10、駆動手段20、支持台30、カバー40,50,60、刃物台70、等を備えている。基台2は、ベッド又はテーブル等とも呼ばれ、前述の各部10,20,30等を支持する土台部分を構成する。制御部8は、各部10,20,30,70等の動作を制御する。
主軸台10に設けられた主軸12は、主軸中心線方向D1へ挿入された円柱状(棒状)のワークW1を解放可能に把持し、ワークW1の長手方向に沿う主軸中心線AX1を中心としてワークW1を回転させる。主軸12を設けた主軸台10は、主軸中心線方向D1へ移動可能とされている。
駆動手段20は、数値制御可能なサーボモータ21、主軸中心線AX1に沿った送り機構22、前端支持部25、及び、後端支持部26を有し、主軸台10を前記主軸中心線方向D1へ移動させる。送り機構22は、主軸中心線AX1に沿ったボールねじ23、及び、このボールねじ23に螺合しているナット24を有している。ボールねじ23は、主軸中心線AX1に沿った回転軸を中心としてモータ21により回転駆動される。ナット24は、主軸台10に固定され、ボールねじ23の回転に応じて主軸中心線方向D1へ移動する。前端支持部25は、ボールねじ23(送り機構22)の前端部23aを回転可能に支持する。後端支持部26は、ボールねじ23(送り機構22)の後端部23bを回転可能に支持する。図1〜3に示す後端支持部26は、モータ21のカバーでもある。また、図4,5に示すように、長手方向を主軸中心線方向D1へ向けたレール28,28が基台2に取り付けられ、長手方向を主軸中心線方向D1へ向けたガイド部材27,27が主軸台10に取り付けられている。各ガイド部材27は、レール28に沿って摺動する。ガイド部材27とレール28の組合せは、主軸中心線方向D1に直交(交差)する水平方向であるX軸方向においてボールねじ23を挟む位置に設けられている。尚、ガイド部材とレールは、入れ替え可能である。
支持台30に取り付けられたガイドブッシュ32は、主軸12の前方に配置され、主軸12を貫通した長手状のワークW1を主軸中心線方向D1へ摺動可能に支持し、主軸12と同期して主軸中心線AX1を中心として回転駆動される。ガイドブッシュ32は、支持台30に対して着脱可能に設けられる。ガイドブッシュがあることにより、細長いワークの撓みが抑制されて高精度の加工が行われる。図1,2に示すようにガイドブッシュ32が支持台30に取り付けられている場合、主軸12がガイドブッシュ32よりも後側S2の範囲内で主軸中心線方向D1へ移動するように主軸台10が駆動される。一方、ガイドブッシュを使用すると、主軸からガイドブッシュまでの材料を加工することができないため、残材が長くなることになる。また、ガイドブッシュはワークの外周を支持するため、一旦加工したワークをガイドブッシュ内に後退させ再び前進させて加工することができない。そこで、図3に示すように、支持台30からガイドブッシュ32を取り外すことができるようにしている。この場合、主軸12から刃物台70までの距離を短くするため、ガイドブッシュ使用時と比べて主軸12が前側S1となる範囲内で主軸中心線方向D1へ移動するように主軸台10が駆動される。
尚、本技術を適用可能なガイドブッシュは、本具体例のように回転可能なガイドブッシュに限定されず、回転しない固定型ガイドブッシュでもよい。
後カバー40は、主軸台10に固定され、主軸中心線方向D1においてナット24から後側S2にあるボールねじ23の一部を覆うことが可能である。すなわち、後カバー40は、主軸台10に設けられた状態の第一前カバー50よりも後側S2において送り機構22の一部を覆う。図6Aは、後カバー40の正面図、及び、左側面図を例示している。図1〜3,5にも示すように、後カバー40は、略水平に配置される基部40b、X軸方向において基部40bの両端部からそれぞれ上方へ短く延出した延出部40c,40c、及び、前側S1の縁部から上方へ延出した折曲部40dを有している。基部40bと延出部40c,40cにより、後カバー40には、上側が開口した溝40aが長手方向を主軸中心線方向D1へ向けて形成されている。折曲部40dには、ねじSC3を通すため、挿通孔41aと凹部41bが形成されている。むろん、ねじSC3を通す箇所は、2箇所に限定されず、1箇所でもよいし、3箇所以上でもよい。
図5の下部に示すように、主軸台10の背面部(設置対象の例)には、ねじSC3と螺合するねじ孔11b,11bが形成されている。挿通孔41aに通したねじSC3を一方のねじ孔11bに螺合させ、凹部41bに通したねじSC3を他方のねじ孔11bに螺合させると、主軸台10の背面部に後カバー40を取り付けることができる。
第一前カバー50は、図1,2に示すガイドブッシュ使用時において、主軸台10に対して取り外し可能に取り付けられ、主軸中心線AX1からボールねじ23(送り機構22)に向かう径方向D2において主軸12とボールねじ23との間で主軸台10に設けられる。図1〜3に示す第一前カバー50は、ガイドブッシュ不使用時に主軸台10から取り外されて使用されない。尚、本具体例の径方向D2は、図4,5に示すY軸方向である。また、図2に示すように主軸12が前進すると第一前カバー50の下にボールねじ23が存在しないことになるが、径方向D2において主軸12とボールねじ23との間に第一前カバー50があることは、主軸中心線方向D1から見たときに主軸12とボールねじ23との間に第一前カバー50があるように見えることを意味する。
図6Bは、第一前カバー50の正面図、及び、右側面図を例示している。図1,2,4にも示すように、第一前カバー50は、略水平に配置される基部50b、X軸方向において基部50bの両端部からそれぞれ下方へ延出した延出部50c,50c、及び、後側S2の縁部から上方へ延出した折曲部50dを有している。基部50bと延出部50c,50cにより、第一前カバー50には、下側が開口した溝50aが長手方向を主軸中心線方向D1へ向けて形成されている。折曲部50dには、ねじSC1を通すための挿通孔51a,51aが形成されている。むろん、挿通孔51aの数は、2個に限定されず、1個でもよいし、3個以上でもよい。
図4の下部に示すように、主軸台10の前面部(設置対象の例)には、ねじSC1と螺合するねじ孔11a,11aが形成されている。挿通孔51a,51aに通したねじSC1,SC1をねじ孔11a,11aに螺合させると、主軸台10の前面部に第一前カバー50を取り付けることができる。
第二前カバー60は、図1,2に示すガイドブッシュ使用時において、ボールねじ23の前端支持部25に対して取り外し可能に取り付けられ、主軸中心線AX1からボールねじ23に向かう径方向D2において第一前カバー50とボールねじ23との間で前端支持部25に設けられる。図1に示す第二前カバー60は、ガイドブッシュ不使用時に共用カバーとして前後逆にされて後端支持部26に対して取り外し可能に取り付けられる。尚、図2に示すように主軸12が前進すると第二前カバー60の上に第一前カバー50が存在しないことになるが、径方向D2において第一前カバー50とボールねじ23との間に第二前カバー60があることは、主軸中心線方向D1から見たときに第一前カバー50とボールねじ23との間に第二前カバー60があるように見えることを意味する。
図6Cは、第二前カバー60の正面図、及び、右側面図を例示している。図1〜5にも示すように、第一前カバー50は、略水平に配置される基部60b、及び、X軸方向において基部60bの両端部からそれぞれ下方へ短く延出した延出部60c,60cを有している。基部60bと延出部60c,60cにより、第二前カバー60には、下側が開口した溝60aが長手方向を主軸中心線方向D1へ向けて形成されている。主軸中心線方向D1において基部60bの端部近傍には、ねじSC2を通すための挿通孔61a,61aが形成されている。むろん、挿通孔61aの数は、2個に限定されず、1個でもよいし、3個以上でもよい。尚、挿通孔61aの位置は、図1,2に示すガイドブッシュ使用時には基部60bの前端部近傍であり、図3に示すガイドブッシュ不使用時には基部60bの後端部近傍である。
図4の下部に示すように、前端支持部25の上面(設置対象の例)には、ねじSC2と螺合するねじ孔25a,25aが形成されている。挿通孔61a,61aに通したねじSC2,SC2をねじ孔25a,25aに螺合させると、前端支持部25の上面に第二前カバー60を取り付けることができる。
また、図5の下部に示すように、後端支持部26の上面(設置対象の例)には、ねじSC2と螺合するねじ孔26a,26aが形成されている。挿通孔61a,61aに通したねじSC2,SC2をねじ孔26a,26aに螺合させると、後端支持部26の上面に第二前カバー60を取り付けることができる。
図1に示すように、ガイドブッシュ使用時に使用される第一前カバー50の主軸中心線方向D1における長さL2は、主軸12が最後退位置にあるときにボールねじ23の前端部23aよりも後側S2となるような長さとされている。この長さL2は、主軸12が最後退位置にあるときに主軸中心線方向D1において第一前カバー50の前端が第二前カバー60の後端よりも若干、前側S1となり、図2に示すように主軸12が最前進位置にあるときに第一前カバー50が支持台30と干渉しないような長さでもある。
図1,2に示すように、後カバー40の主軸中心線方向D1における長さL3は、ガイドブッシュ使用時において主軸12が最前進位置にあるときにボールねじ23の後端部23bまで覆われる長さとされている。この長さL3は、図3に示すようにガイドブッシュ不使用時において主軸12が最前進位置にあるときにボールねじ23の後端部23bよりも前側S1となり、後端支持部26に取り付けられた第二前カバー60の前端よりも若干、後側S2となるような長さである。
図1に示すように、ガイドブッシュ使用時の第二前カバー60の主軸中心線方向D1における長さL4は、主軸12が最後退位置にあるときに第一前カバー50の後端よりも前側S1となり、第一前カバー50の前端よりも若干、後側S2となるような長さである。この長さL4は、図3に示すように、ガイドブッシュ不使用時において主軸12が最前進位置にあるときに後カバー40の後端よりも若干、前側S1となるような長さでもある。
刃物台70は、支持台30にて支持されている。この刃物台70は、複数の工具T1が取り付けられ、X軸方向、並びに、主軸中心線方向D1及びX軸方向に直交(交差)するY軸方向へ移動可能とされている。工具T1には、回転不能に固定されたバイト等の固定工具、及び、回転ドリルのように回転する回転工具の両方が含まれる。
尚、主軸中心線方向D1へ挿入された正面加工後のワークW1を解放可能に把持する背面主軸(対向主軸)を設けた背面主軸台(対向主軸台)が基台2に支持されてもよい。
上述した各部2,10〜70等の主要部は、例えば金属で形成することができる。
本具体例では、ボールねじ23の前側S1を保護する前カバーを主軸台側の第一前カバー50とボールねじ前端支持部側の第二前カバー60との二体に分けることにより、主軸12の長さ(突出長L1)を短縮し、主軸中心線方向D1における機械寸法を短縮している。また、ガイドブッシュ使用時とガイドブッシュ不使用時とで第二前カバー60を付け替える構造を採用することにより、主軸中心線方向D1において、後カバー40の長さL3を短縮し、機械寸法を短縮している。
そこで、まず、ガイドブッシュを使用するか使用しないかを切り替える方法について、説明する。
ガイドブッシュ32を使用する時、作業者は、図1,2に示すように支持台30にガイドブッシュ32を取り付ける作業を行う。また、作業者は、主軸台10の前面部にねじSC1で第一前カバー50を取り付け、前端支持部25の上面にねじSC2で第二前カバー60を取り付ける。ガイドブッシュ32に支持されたワークW1を加工する時、主軸中心線方向D1において、前端部23aから後側S2へ所定範囲内にあるボールねじ23が第二前カバー60で覆われ、主軸台10の前面部が第二前カバー60の後端よりも後側S2となる場合には第一前カバー50と第二前カバー60とでボールねじ23が主軸台10の前面部まで覆われる。
ガイドブッシュ32を使用しない時、作業者は、図3に示すように支持台30からガイドブッシュ32を取り外す作業を行う。また、作業者は、主軸台10の前面部からねじSC1を外して第一前カバー50を取り外し、前端支持部25の上面からねじSC2を外して第二前カバー60を取り外して前後逆にし、後端支持部26の上面にねじSC2で第二前カバー60を取り付ける。これにより、ボールねじ23を覆う範囲が後側S2へ広がるように第二前カバー60が後端支持部26に固定される。主軸12に把持されたワークW1を加工する時、主軸中心線方向D1において、後端部23bから前側S1へ所定範囲内にあるボールねじ23が共用カバーである第二前カバー60で覆われ、この第二前カバー60の前端よりも前側S1においてボールねじ23の一部が後カバー40で覆われる。
以上より、第二前カバー60を前端支持部25から取り外して後端支持部26に取り付けることができるので、第二前カバー60を取り外したときに機外で保管することが不要となる。
(3)上記具体例の作用、及び、効果:
次に、上記具体例の作用、及び、効果を説明する。
上述したように、ガイドブッシュ使用時、ボールねじ23の一部を覆う前カバーとして、主軸中心線方向D1へ移動可能な主軸台10に第一前カバー50が取り付けられ、主軸中心線方向D1へは移動しない前端支持部25に第二前カバー60が取り付けられる。この第二前カバー60は径方向D2において第一前カバー50とボールねじ23との間にあるので、図1,2に示すように、主軸台10とともに第一前カバー50が主軸中心線方向D1へ移動しても第一前カバー50と第二前カバー60とは干渉しない。主軸台10の後退時には後側S2の第一前カバー50と前側S1の第二前カバー60とが一部重なりながら送り機構22の一部を覆う。従って、第一前カバー50と第二前カバー60とは、例えば、図9,10で示した比較例の前カバー950が発揮するボールねじ23の保護機能を二分割したような保護機能を発揮する。尚、主軸中心線方向D1において、第二前カバー60の後端と第一前カバー50の前端との間が両カバー50,60の重なった部分である。
以上のように前端支持部25に取り付けられた第二前カバー60がボールねじ23の一部を覆うので、図1,9に示すように本具体例の第一前カバー50の長さL2が比較例の前カバー950の長さL92よりも短くなる。長さL92と長さL2との差の分、第一前カバー50とガイドブッシュ32の支持台30との干渉が避けられることにより、図1,9に示すように本具体例の主軸12の突出長L1が比較例の主軸912の突出長L91よりも短くて済む。従って、本具体例は、主軸中心線方向D1において、主軸12を短縮することができ、工作機械を小型化可能である。
また、ガイドブッシュ不使用時、前端支持部25から取り外された第二前カバー60が共用カバーとして主軸中心線方向D1へは移動しない後端支持部26に対して前後逆に取り付けられ、後端部23bから所定範囲内のボールねじ23を覆う。この第二前カバー60は径方向D2において後カバー40とボールねじ23との間にあるので、図3に示すように、主軸台10とともに後カバー40が主軸中心線方向D1へ移動しても後カバー40と第二前カバー60とは干渉しない。少なくとも主軸台10の前進時には、前側S1の後カバー40と後側S2の第二前カバー60とが一部重なりながら送り機構22の一部を覆う。このように後端支持部26に取り付けられた第二前カバー60がボールねじ23の一部を覆うので、図1,9に示すように本具体例の後カバー40の長さL3が比較例の後カバー940の長さL93よりも短くなる。本具体例は、長さL93と長さL3との差の分、後カバー40と外装3との干渉が避けられるので、工作機械を小型化可能である。
さらに、共用カバーである第二前カバー60における後端支持部26(設置対象の例)への取り付け箇所(挿通孔61a)が第二前カバー60における前端支持部25(設置対象の例)への取り付け箇所でもあるので、後端支持部26に取り付けるための挿通孔(構造)を第二前カバー60に別途設ける必要が無い。従って、共用カバーの構造が簡素で済み、前端支持部25に取り付けるためのねじと後端支持部26に取り付けるためのねじとを共通化することができる。尚、ねじと挿通孔を共通化することができる場合、例えば抜け止め用のワッシャを有する取り外し不能のねじを挿通孔に通した前カバーを用意してもよい。
(4)変形例:
本技術は、種々の変形例が考えられる。
例えば、カバーで覆われる送り機構は、ナットに螺合したボールねじ以外にも、リニアモータの固定子、ピニオンに噛み合ったラックギヤ、等でもよい。
第一前カバー、第二前カバー、及び、後カバーは、蛇腹式等、主軸中心線方向における長さが変わる伸縮可能なカバーでもよい。
本技術は、旋盤以外の工作機械にも適用可能である。
上述した具体例では、第一前カバー50の一部が第二前カバー60よりも後側S2にあるときに第一前カバー50と第二前カバー60とが一部重なりながらボールねじ23の一部を覆うようにされているが、主軸中心線方向D1において両カバー50,60が重ならずに連続してボールねじ23の一部を覆ってもよい。また、後側S2の第一前カバー50と前側S1の第二カバー60とが若干離隔してボールねじ23の一部を覆ってもよい。
また、上述した具体例では、前側S1の後カバー40と後側の共用カバーとが一部重なりながらボールねじ23の一部を覆うようにされているが、主軸中心線方向D1において前側S1の後カバー40と後側S2の共用カバーとが重ならずに連続してボールねじ23の一部を覆ってもよい。また、前側S1の後カバー40と後側S2の共用カバーとが若干離隔してボールねじ23の一部を覆ってもよい。
図7A及び図7Bに例示するように、第二前カバー60の代わりに第一前カバー50を共用カバーとして後端支持部26に対して取り外し可能に取り付けることも、本技術に含まれる。図7Aは、変形例においてガイドブッシュ32を取り付けた旋盤1であって主軸12が最後退位置にある旋盤1の要部を一部断面視して模式的に示している。図7Bは、変形例においてガイドブッシュ32を取り外した旋盤1であって主軸12が最前進位置にある旋盤1の要部を一部断面視して模式的に示している。尚、上述した例と類似する構成要素に同じ符号を付して該構成要素の説明を省略する。
図7Aにおいて、主軸台10の前面部には、第一前カバー50を取り付けるための略L字状の金具14が取り付けられている。この金具14の水平部には、ねじSC1用のねじ孔が形成されている。尚、金具14に相当する部位を鋳物一体等により主軸台10に設けてもよい。ガイドブッシュ32を使用しない時、作業者は、前端支持部25の上面からねじSC2を外して第二前カバー60を取り外し、金具14からねじSC1を外して第一前カバー50を取り外し、後端支持部26の上面にねじSC1で第一前カバー50を共用カバーとして取り付ける。このため、第一前カバー50を前端支持部25から取り外したときに機外で保管することが不要となる。この第一前カバー50は、図7Bに示すように径方向D2において後カバー40とボールねじ23との間にあるので、主軸台10とともに後カバー40が主軸中心線方向D1へ移動しても後カバー40と第一前カバー50とは干渉しない。主軸台10の前進時には前側S1の後カバー40と後側S2の第一前カバー50とが一部重なりながら送り機構22の一部を覆う。
また、図7Cに例示するように、ガイドブッシュ不使用時において、第一前カバー50と第二前カバー60の両方を後端支持部26に対して取り外し可能に取り付けることも、本技術に含まれる。図7Cに示す例では、第二前カバー60の上に第一前カバー50が重ねられて両カバー50,60が後端支持部26に取り付けられている。このため、第一前カバー50を主軸台10から取り外し第二前カバー60を前端支持部25から取り外したときに両方とも機外で保管することが不要となる。むろん、第一前カバー50の上に第二前カバー60が重ねられて両カバー50,60が後端支持部26に取り付けられてもよい。
さらに、図8A、図8B、及び、図8Cに例示するように、後端支持部26の代わりに後カバー40に対して取り外し可能に共用カバーを取り付けることも、本技術に含まれる。
図8Aに示す後カバー40には、ねじSC2用のねじ孔が形成されている。ガイドブッシュ32を使用しない時、作業者は、前端支持部25からねじSC2を外して第二前カバー60を取り外し、後カバー40にねじSC2で第二前カバー60を共用カバーとして取り付ける。これにより、ボールねじ23を覆う範囲を後側S2へ広げるように第二前カバー60が後カバー40に固定される。主軸12に把持されたワークW1を加工する時、後カバー40から延長された共用カバーがボールねじ23の後端部23bまで覆う範囲内で主軸台10が主軸中心線方向D1へ駆動される。
図8Bに示す後カバー40には、ねじSC1用のねじ孔が形成されている。ガイドブッシュ32を使用しない時、作業者は、図7Aで示した金具14からねじSC1を外して第一前カバー50を取り外して前後逆にし、後カバー40にねじSC1で第一前カバー50を共用カバーとして取り付ける。これにより、ボールねじ23を覆う範囲を後側S2へ広げるように第一前カバー50が後カバー40に固定される。
第一前カバー50と第二前カバー60の少なくとも一方は、ガイドブッシュ不使用時に後カバー40に重ねられてもよい。図8Cに示す後カバー40には、ねじSC1,SC2用のねじ孔が形成されている。ガイドブッシュ32を使用しない時、作業者は、図7Aで示した金具14からねじSC1を外して第一前カバー50を取り外し、後カバー40にねじSC1で第一前カバー50を重ねるように取り付ける。また、作業者は、前端支持部25からねじSC2を外して第二前カバー60を取り外し、後カバー40にねじSC2で第二前カバー60を共用カバーとして取り付ける。従って、第一前カバー50を主軸台10から取り外し第二前カバー60を前端支持部25から取り外したときに両方とも機外で保管することが不要となる。むろん、後カバー40に対して、第二前カバー60を重ねるように取り付けて第一前カバー50を共用カバーとして取り付けてもよい。
図7A、図7B、図7C、図8A、図8B、及び、図8Cに示す例でも、送り機構22の後端部23bを含めて該送り機構22の一部を覆う専用のカバーの少なくとも一部が不要となるので、工作機械を小型化可能である。
(5)結び:
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、機械寸法を短縮することが可能な工作機械を提供する技術等を提供することができる。むろん、従属請求項に係る構成要件を有しておらず独立請求項に係る構成要件のみからなる技術でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
1…旋盤(工作機械の例)、2…基台、3…外装、
10…主軸台、11a,11b…ねじ孔、12…主軸、14…金具、
20…駆動手段、21…モータ、
22…送り機構、23…ボールねじ、23a…前端部、23b…後端部、24…ナット、
25…前端支持部、25a…ねじ孔、26…後端支持部、26a…ねじ孔、
30…支持台、32…ガイドブッシュ、
40…後カバー、40a…溝、40b…基部、40c…延出部、40d…折曲部、
41a…挿通孔、41b…凹部、
50…第一前カバー、50a…溝、50b…基部、50c…延出部、
50d…折曲部、51a…挿通孔、
60…第二前カバー、60a…溝、60b…基部、60c…延出部、61a…挿通孔、
AX1…主軸中心線、D1…主軸中心線方向、
D2…主軸中心線方向から送り機構に向かう径方向、W1…ワーク。

Claims (4)

  1. ワークを把持する主軸を設けた主軸台と、
    主軸中心線に沿った送り機構、及び、該送り機構の前端部を回転可能に支持する前端支持部を有し、前記主軸台を前記主軸中心線方向へ移動させる駆動手段と、
    前記主軸中心線から前記送り機構に向かう径方向において前記主軸と前記送り機構との間で前記主軸台に設けられる第一前カバーと、
    前記径方向において前記主軸と前記送り機構との間で前記第一前カバーとは異なる位置にて前記前端支持部に設けられる第二前カバーと、を備え、
    前記第一前カバーの少なくとも一部が前記第二前カバーよりも後側にあるときに前記第一前カバーと前記第二前カバーの両方が前記送り機構の一部を覆うようにされた、工作機械。
  2. 前記主軸の前方においてワークを摺動可能に支持するガイドブッシュが着脱可能に設けられる支持台をさらに備え、
    前記第一前カバーと前記第二前カバーの少なくとも一方が着脱可能であり、
    前記第一前カバーと前記第二前カバーの少なくとも一方は、取り外されたときに前記送り機構の後端部を含めて該送り機構の一部を覆う位置に取り付け可能な共用カバーである、請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記主軸台に設けられ、前記主軸台に設けられた状態の前記第一前カバーよりも後側において前記送り機構の一部を覆う後カバーをさらに備え、
    前記駆動手段は、前記送り機構の後端部を回転可能に支持する後端支持部を有し、
    前記共用カバーは、取り外されたときに前記径方向において前記主軸と前記送り機構との間で前記後カバーとは異なる位置にて前記後端支持部に対して着脱可能であり、
    前側の前記後カバーと後側の前記共用カバーの両方が前記送り機構の一部を覆うようにされた、請求項2に記載の工作機械。
  4. 前記共用カバーは、前側の設置対象に取り付けられる場合と後側の設置箇所に取り付けられる場合とで同じ取り付け箇所が使用されるようにされている、請求項2又は請求項3に記載の工作機械。
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