JP2017136551A - 塗工装置 - Google Patents

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征典 岸谷
Masanori Kishitani
征典 岸谷
威 木田
Takeshi Kida
威 木田
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    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05C11/10Storage, supply or control of liquid or other fluent material; Recovery of excess liquid or other fluent material

Abstract

【課題】隣り合う流路からそれぞれ吐出される塗液を重複することなく、かつ隙間が生じることなくウェブの所定の領域に塗布することができる塗工装置を提供する。
【解決手段】スリットダイ9を用いてウェブUに塗液Lqを塗布する塗工装置であってスリットダイ9のスリットの内部に、第1仕切り12dと第2仕切り12fとによって同一平面上の独立した複数の一側第1流路9a、他側第1流路9c、第2流路9bが構成され、独立して制御される第1供給弁および第2供給弁が、各流路に接続され、隣り合う一側第1流路9aと第2流路9bに塗液Lqが供給される場合、塗液Lqが一側第1流路9aと第2流路9bとの出口で合流し、スリットダイ9のスリットから吐出され、一側第1流路9aと他側第1流路9cとに塗液Lqが供給される場合、塗液Lqとが分離した状態でそれぞれスリットダイ9のスリットから吐出される。
【選択図】図7

Description

本発明は、塗工装置に関する。詳しくは、連続的に搬送されるウェブに塗液を所定の形状に塗布する塗工装置に関する。
従来、帯状のウェブに様々な材料の塗布や印刷等の加工を連続的に行う製造装置が知られている。ウェブに塗布や印刷等によって所定の加工を施し、加工後の複数のウェブを重ね合わせることで所望の機能を有する積層製品を連続的に製造するものである。このような製造装置において、ウェブに塗液を均一な塗布厚で所定の形状に塗布する塗工装置が設けられている。例えば特許文献1の如くである
特許文献1に記載の塗工装置は、複数のスリットが形成されている第1ダイ部材と第2ダイ部材とがスペーサーを介して一体的に締結されたダイ本体に複数の塗液供給手段が接続されている。ダイ本体には、第1ダイ部材のスリットとスペーサーの一側面とから複数の通液部が構成され、第2ダイ部材のスリットとスペーサーの他側面とから複数の通液部が構成されている。つまり、ダイ本体には、スペーサーを挟むようにして第1ダイ部材の通液部と第2ダイ部材の通液部とが構成されている。さらに、第1ダイ部材の通液部と第2ダイ部材の通液部とは、互いに重複しないように交互に配置されている。また、第一ダイ部材の通液部と第2ダイ部材の通液部とにそれぞれ塗液供給手段が接続されている。これにより、塗工装置は、それぞれの塗液供給手段を制御して所定の領域に塗液を塗布することができる。しかし、特許文献1に記載の技術は、第1ダイ部材の通液部を通じて塗布された塗工面と第2ダイ部材の通液部を通じて塗布された塗工面とがつながるように塗液を塗布する場合、通液部が隣接していないため塗工面が重複して塗工厚が厚くなったり、隙間が生じたりする可能性があった。
特開2003−300002号公報
本発明の目的は、隣り合う流路からそれぞれ吐出される塗液を重複することなく、かつ隙間が生じることなくウェブの所定の領域に塗布することができる塗工装置の提供を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、塗工装置は、スリットダイを用いてウェブに塗液を塗布する塗工装置であって、前記スリットダイのスリット内部に、仕切りによって同一平面上の独立した複数の流路が構成され、独立して制御される複数の塗液供給手段が、前記複数の流路のうち対応する流路にそれぞれ接続され、前記複数の流路のうち、隣り合う一方の流路と他方の流路とに塗液が供給される場合、前記一方の流路を流れる塗液と他方の流路を流れる塗液とが前記一方の流路と他方の流路との出口で合流し、前記スリットダイのスリットから吐出され、前記複数の流路のうち、隣り合わない一方の流路と他方の流路とに塗液が供給される場合、前記一方の流路を流れる塗液と他方の流路を流れる塗液とが分離した状態でそれぞれ前記スリットダイのスリットから吐出されるものである。
塗工装置は、前記隣り合う一方の流路と他方の流路との間の仕切りにおいて、その出口側先端が前記スリットダイのスリットが開口している端面よりも内側かつ前記一方の流路を構成している側面と前記他方の流路を構成している側面とのうち少なくとも一方の側面が出口側先端部で他方の側面に近接するように形成されるものである。
塗工装置は、前記隣り合う一方の流路と他方の流路との間の仕切りにおいて、その出口側先端が前記スリットダイのスリットが開口している端面よりも内側かつ前記一方の流路を構成している側面と他方の流路を構成している側面とが前記出口側先端で交わるように形成されるものである。
塗工装置は、一方のダイと他方のダイとからなるダイ本体と、複数の仕切りが櫛歯状に形成され、前記一方のダイと前記他方のダイとの間に挟まれて配置される板状のスベーサーと、前記スリットダイと板状のスペーサーとから構成される複数の流路のうち、対応する流路にそれぞれ接続される複数の塗液供給バルブと、を備え、前記複数の仕切りの先端部が、前記スリットダイのスリットが開口している端面よりも内側かつ平面視で三角形状になるように形成され、前記複数の塗液供給バルブによって対応する流路に選択的に塗液が供給されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
塗工装置においては、隣り合う流路からそれぞれ吐出された塗液が一体となって隣り合う流路の幅に応じた幅でウェブに塗布される。また、隣り合わない流路からそれぞれ吐出された塗液がそれぞれの流路の幅に応じた幅でウェブに塗布される。これにより、隣り合う流路からそれぞれ吐出される塗液を重複することなく、かつ隙間が生じることなくウェブの所定の領域に塗布することができる。
塗工装置においては、隣り合う流路からそれぞれ吐出された塗液のうち少なくとも一方の塗液の一部が流路の出口で他方の塗液と合流して一体となる。また、スリットダイによって塗液の塗布厚が均一にされる。これにより、隣り合う流路からそれぞれ吐出される塗液を重複することなく、かつ隙間が生じることなくウェブの所定の領域に塗布することができる。
塗工装置においては、スペーサーの形状によって塗液の塗布範囲が設定される。また、隣り合う流路からそれぞれ吐出された塗液が流路の出口で他方の塗液と合流して一体となる。さらに、スリットダイによって塗液の塗布厚が均一にされる。これにより、隣り合う流路からそれぞれ吐出される塗液を重複することなく、かつ隙間が生じることなくウェブの所定の領域に塗布することができる。
塗工装置を備える製造装置の一実施形態における全体構成を示す概略図。 製造装置の一実施形態における制御構成を表すブロック図。 塗工装置の一実施形態におけるスリットダイの第一実施形態を示す斜視図。 塗工装置の一実施形態におけるスリットダイの図3におけるA矢視断面図。 塗工装置の一実施形態におけるスリットダイの図3におけるB矢視断面図。 塗工装置の一実施形態におけるスリットダイの図3におけるC矢視図。 塗工装置の一実施形態におけるスリットダイの一側第1流路と他側第1流路とを介して塗液が吐出されている状態を示す図。 塗工装置の一実施形態におけるスリットダイの第2流路を介して塗液が吐出されている状態を示す図。 塗工装置の一実施形態におけるスリットダイの一側第1流路と他側第1流路と第2流路とを介して塗液が吐出されている状態を示す図。 (a)一側第1流路と他側第1流路と第2流路とを介して塗液が吐出されている状態を示す図、(b)同じく一側第1流路と他側第1流路と第2流路とを介して塗液を吐出した後に続けて一側第1流路と他側第1流路と介して塗液が吐出されている状態を示す図、(c)同じく一側第1流路と他側第1流路とを介して塗液を吐出した後に続けて一側第1流路と他側第1流路と第2流路とを介して塗液が吐出されている状態を示す図。 塗工装置の一実施形態におけるスリットダイの第二実施形態でのスペーサーを示す図。 塗工装置の一実施形態におけるスリットダイの第三実施形態でのスペーサーを示す図。 塗工装置の一実施形態におけるスリットダイの第四実施形態でのスペーサーを示す図。
まず、図1と図2とを用いて、塗工装置を備える製造装置の一実施形態である製造装置1について説明する。なお、本実施形態において製造装置1には、加工装置として塗工装置8のみが設けられているがこれに限定されるものではない。
図1と図2とに示すように、製造装置1は、帯状のウェブU(フィルム基材)を加工して所望の製品を製造するものである。製造装置1は、ウェブ搬送装置2、塗工装置8、制御装置17、を具備している。
ウェブ搬送装置2は、ウェブUを搬送するものである。ウェブ搬送装置2は、ウェブ貯蔵部3、供給用駆動モータ4、塗工装置用バッファ装置5、塗工装置用駆動モータ6およびガイドローラ7、を備える。
ウェブ貯蔵部3は、供給するウェブUを貯蔵するものである。ウェブ貯蔵部3は、ウェブ搬送装置2における最も上流側に配置されている。ウェブ貯蔵部3は、ロール状に巻き取られているウェブロールUaが回転可能な状態で支持されている。つまり、ウェブ貯蔵部3は、ウェブロールUaからウェブUを任意の量だけ繰り出し可能な状態で保持されている。
ウェブUを送るアクチュエータである供給用駆動モータ4は、ウェブロールUaからウェブUを下流側に供給するものである。供給用駆動モータ4は、ウェブ貯蔵部3の下流側に配置されている。供給用駆動モータ4は、回転数や回転速度を制御可能なサーボモータから構成されている。供給用駆動モータ4は、出力軸に供給用駆動ローラ4aが設けられている。供給用駆動モータ4は、供給用駆動ローラ4aがウェブUに接触するように設けられている。供給用駆動モータ4は、制御装置17からの指令値に基づいて供給用駆動ローラ4aを回転させてウェブロールUaからウェブUを任意の量だけ繰り出す。
塗工装置用バッファ装置5は、塗工装置用バッファ装置5よりも上流側のウェブUの送り量と塗工装置用バッファ装置5よりも下流側のウェブUの送り量とを調整するものである。塗工装置用バッファ装置5は、塗工装置8の上流側に配置されている。塗工装置用バッファ装置5は、バッファローラーの移動によってウェブUの経路長さを変更してウェブUの送り量を調整する。すなわち、塗工装置用バッファ装置5は、上流側の供給用駆動モータ4によるウェブUの送り量と下流側の塗工装置用駆動モータ6によるウェブUの送り量との差を吸収する。
ウェブUを送るアクチュエータである塗工装置用駆動モータ6は、ウェブUを塗工装置8に供給するものである。塗工装置用駆動モータ6は、ウェブ搬送装置2に設けられている塗工装置8の下流側に配置されている。塗工装置用駆動モータ6は、回転数や回転速度を制御可能なサーボモータから構成されている。塗工装置用駆動モータ6は、出力軸に塗工装置用駆動ローラ6aが設けられている。塗工装置用駆動モータ6は、塗工装置用駆動ローラ6aがウェブUに接触するように設けられている。塗工装置用駆動モータ6は、制御装置17からの指令値に基づいて塗工装置用駆動ローラ6aを回転させて塗工装置用バッファ装置5にバッファされているウェブUを任意の量だけ繰り出し、塗工装置8に供給する。
ガイドローラ7は、ウェブUを塗工装置8に案内するものである。ガイドローラ7は、後述する塗工装置8のスリットダイ9の開口部と対向するように配置されている。ガイドローラ7は、外周面によってウェブUを案内するように構成されている。ガイドローラ7は、回転自在に支持されている。
このように構成されるウェブ搬送装置2は、供給用駆動モータ4によってウェブ貯蔵部3のウェブロールUaからウェブUを任意の量だけ繰り出す。ウェブ搬送装置2は、塗工装置用駆動モータ6によってウェブUを塗工装置8に送る。ウェブ搬送装置2は、ガイドローラ7を介してウェブUを搬送することで、塗工装置8によってウェブUに塗液Lqが塗布される。この際、ウェブ搬送装置2は、塗工装置8へのウェブUの送り量を塗工装置用バッファ装置5によって調整する。
塗工装置の一実施形態である塗工装置8は、ウェブUに塗液Lqを塗布するものである。塗工装置8は、ウェブ搬送装置2を構成する塗工装置用バッファ装置5の下流側であって塗工装置用駆動モータ6の上流側に配置されている。塗工装置8は、塗液Lqを吐出するスリットダイ9、塗液供給手段を構成している第1供給弁13および第2供給弁14を具備する。第1供給弁13には第1供給ポンプ15が接続され、第2供給弁14には第2供給ポンプ16が接続されている。塗工装置8のスリットダイ9は、その開口部がウェブ搬送装置2を構成するガイドローラ7と対向するように配置されている。つまり、スリットダイ9は、ガイドローラ7の外周面を通過して連続搬送されるウェブUの表面に塗液Lqを吐出可能な態様で配置されている。第1供給弁13および第2供給弁14は、スリットダイ9に接続されている。塗工装置8は、第1供給弁13および第2供給弁14の開閉によって、ガイドローラ7を通過するウェブUの所定の領域に塗液Lqを塗布するように構成されている。
図2に示すように、制御装置17は、ウェブ搬送装置2を制御するものである。制御装置17は、実体的には、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。制御装置17は、図示しない製造装置1の制御装置17に接続され、ウェブ搬送装置2、塗工装置8等を制御するために種々のプログラムやデータが格納されている。
制御装置17は、供給用駆動モータ4と塗工装置用駆動モータ6とに接続され、供給用駆動モータ4と塗工装置用駆動モータ6とにそれぞれウェブUの送り量の指令値を送信してウェブUを送るように制御することができる。また、制御装置17は、供給用駆動モータ4と塗工装置用駆動モータ6とから作動量をそれぞれ取得することができる。
制御装置17は、塗工装置用バッファ装置5に接続され、供給用駆動モータ4と塗工装置用駆動モータ6とによるウェブUの送り量に基づいて塗工装置用バッファ装置5を制御することができる。
制御装置17は、塗工装置8の第1供給弁13および第2供給弁14に接続され、第1供給弁13および第2供給弁14の開閉を制御することができる。
制御装置17は、塗工装置8の供給ポンプ15に接続され、供給ポンプ15の動作を制御することができる。
以下では、図3から図6を用いて、塗工装置8のスリットダイ9の内部構造およびその機能について説明する。
図3に示すように、スリットダイ9は、塗液Lqを均一な塗布厚で吐出するものである。スリットダイ9は、一側ダイ部材10、他側ダイ部材11およびスペーサー12(薄墨部分)から構成されている。
一側ダイ部材10と他側ダイ部材11とは、スリットダイ9の主な構成部品である。一側ダイ部材10と他側ダイ部材11とは、略直方体状に形成され、一方の長辺側の板厚が薄くなるように傾斜面が形成されている。
図4に示すように、一側ダイ部材10には、スペーサー12(薄墨部分)の一側面に水密状態で密着可能な接合面10aが形成されている。一側ダイ部材10の接合面10aには、長手方向の両側に塗液Lqが供給される第1凹部10bがそれぞれ形成されている。他側ダイ部材11には、スペーサー12の他側面に水密状態で密着可能な接合面11aが形成されている。さらに、他側ダイ部材11の接合面11aには、中央に塗液Lqが供給される第2凹部11bが形成されている。
図6に示すように、スペーサー12は、流路の仕切りを構成しているものである。スペーサー12は、一側ダイ部材10と他側ダイ部材11とにおける接合面10a・11aと同一の長辺および短辺を有する長方形状の板状部材から構成されている。スペーサー12の一側平面は、一側ダイ部材10の接合面10aに水密状態で密着可能な平面に形成されている。スペーサー12の他側平面は、他側ダイ部材11の接合面11aに水密状態で密着可能な平面に形成されている。
スペーサー12は、一側の長辺から他側の長辺に向かって切り欠かれた3つの切欠き部分が形成されている。つまり、スペーサー12は、一側の短辺部分、他側の短辺部分および他側の長辺部分がそれぞれ一側短辺枠12a、他側短辺枠12bおよび他側長辺枠12cとして構成されている。さらに、スペーサー12は、他側長辺枠12cから一側の長辺側に延びる櫛歯状の第1仕切り12dと第2仕切り12fとが形成されている。第1仕切り12dの先端部と第2仕切り12fの先端部とは、その幅方向における中央を頂点とする頂角90°の三角形状に形成されている。つまり、第1仕切り12dにおいて切欠き部分に面している一側端面と他側端面とは、互いに近接して第1仕切り12dの先端12eで交わるように構成されている。同様にして、第2仕切り12fにおいて切欠き部分に面している一側端面と他側端面とは、互いに近接して第2仕切り12fの先端12gで交わるように構成されている。さらに、第1仕切り12dの先端12eと第2仕切り12fの先端12gとは、一方の長辺よりも所定長さLだけ内側(他方の長辺側)になるように形成されている。
図4と図5とに示すように、一側ダイ部材10の接合面10aには、スペーサー12の一側平面が水密的に密着されている。同様に、他側ダイ部材11の接合面11aには、スペーサー12の他側平面が水密的に密着されている。つまり、一側ダイ部材10と他側ダイ部材11とは、それぞれの接合面10a・11aが対向するスペーサー12の平面に水密的に密着されている。このようにして、スリットダイ9は、切欠き部分が形成されているスペーサー12を一側ダイ部材10と他側ダイ部材11とが挟み込み、図示しない締結部材で固定することで、一側ダイ部材10と他側ダイ部材11との間にスペーサー12の板厚分のスリット9d(図5参照)が構成されている。
スリットダイ9には、スリット9dを構成しているスペーサー12の3つの切欠き部分のうち、一側短辺枠12a側の切欠き部分を利用して一側第1流路9aが構成され、他側短辺枠12b側の切欠き部分を利用して他側第1流路9cが構成され、第1仕切り12dと第2仕切り12fとの間の切欠き部分を利用して第2流路9bが構成されている。
具体的には、図6に示すように、スリットダイ9には、一側ダイ部材10の接合面10a(図5参照)、他側ダイ部材11の接合面11a(図5参照)、スペーサー12の一側短辺枠12a、スペーサー12の他側長辺枠12cおよびスペーサー12の第1仕切り12dに囲まれているスリット9d部分が一側第1流路9aとして構成されている。同様に、スリットダイ9には、一側ダイ部材10の接合面10a(図5参照)、他側ダイ部材11の接合面11a(図5参照)、スペーサー12の他側短辺枠12b、他側長辺枠12cおよび第2仕切り12fに囲まれているスリット9d部分が他側第1流路9cとして構成されている。同様に、スリットダイ9には、一側ダイ部材10の接合面10a(図5参照)、他側ダイ部材11の接合面11a(図5参照)、スペーサー12の他側長辺枠12c、第1仕切り12dおよび第2仕切り12fに囲まれているスリット9d部分が第2流路9bとして構成されている。
図4に示すように、一側ダイ部材10の各第1凹部10bは、一側ダイ部材10の接合面10aのうち一側第1流路9aと重複している部分および他側第1流路9cと重複している部分に形成されている。各第1凹部10bは、一側第1流路9aおよび他側第1流路9cの幅と略同一の幅に形成されている。一側ダイ部材10の各第1凹部10bには、第1供給弁13が接続されて塗液Lqが供給可能に構成されている。他側ダイ部材11の第2凹部11bは、他側ダイ部材11の接合面11aのうち第2流路9bと重複している部分に形成されている。第2凹部11bは、第2流路9bの幅と略同一の幅に形成されている。他側ダイ部材11の第2凹部11bには、第2供給弁14が接続されて塗液Lqが供給可能に構成されている。
図5に示すように、スリットダイ9は、スリット9dの開口部が塗液Lqの吐出口として構成されている。一方、スリットダイ9は、第1仕切り12dの先端12eと第2仕切り12fの先端12gとがスリット9dの開口部よりも内側に所定長さLだけ凹むように構成されている。つまり、スリットダイ9は、塗液Lqが一側第1流路9a(図4参照)、他側第1流路9c(図4参照)および第2流路9bの出口から流出した後にスリット9dを所定長さLだけ通過してスリット9dの開口部から吐出されるように構成されている。
以下に図7から図10を用いて、塗工装置8による塗液Lqの塗布態様について具体的に説明する。
図7に示すように、塗工装置8は、第1供給弁13(図4参照)を開弁した場合、第1供給ポンプ15によって加圧されている塗液Lqが各第1凹部10b内に供給される。第1凹部10b内に供給された塗液Lqは、第1供給ポンプ15の圧力によって一側第1流路9aと他側第1流路9cとの内部に広がりながらその出口に向かって流れる(薄墨部分および矢印参照)。塗液Lqは、一側短辺枠12aと第1仕切り12dとに沿って流れる。つまり、一側第1流路9aを流れる塗液Lqの塗布幅は、一側第1流路9aの出口におけるスペーサー12の一側短辺枠12aの一側第1流路9a側の端面と第1仕切り12dの先端12eとの間隔W1によって定められる。他側第1流路9cを流れる塗液Lqの塗布幅は、他側第1流路9cの出口におけるスペーサー12の他側短辺枠12bの他側第1流路9c側の端面と第1仕切り12dの先端12eとの間隔W3によって定められる。塗液Lqは、一側第1流路9aと他側第1流路9cとの出口を経てスリットダイ9の開口部から吐出され、連続的に搬送されているウェブU上の一側第1流路9aおよび他側第1流路9cに対向する位置に塗布される。本実施形態において、一側第1流路9aと他側第1流路9cとは、その間に第2流路9bが構成されているため、ウェブU上の離間した位置に塗布される。
図8に示すように、塗工装置8は、第2供給弁14(図4参照)が開弁した場合、第2供給ポンプ16によって加圧されている塗液Lqが第2凹部11b内に充填される。第2凹部11b内に充填された塗液Lqは、第2供給ポンプ16の圧力によって第2流路9bの内部に広がりながらその出口に向かって流れる(薄墨部分および矢印参照)。塗液Lqは、第1仕切り12dと第2仕切り12fとに沿って流れる。つまり、塗液Lqの塗布幅は、第2流路9bの出口におけるスペーサー12の第1仕切り12dの先端12eと第2仕切り12fの先端12gとの間隔W2によって定められる。塗液Lqは、第2流路9bの出口を経てスリットダイ9の開口部から吐出され、連続的に搬送されているウェブU上の第2流路9bに対向する位置に塗布される。
図9に示すように、塗工装置8は、第1供給弁13(図4参照)と第2供給弁14(図4参照)とが開弁した場合、第1供給ポンプ15と第2供給ポンプ16とによって塗液Lqが一側第1流路9a、他側第1流路9cおよび第2流路9bの内部に広がり、一側第1流路9aの出口、他側第1流路9cとの出口および第2流路9bの出口からそれぞれ流出する(薄墨部分および矢印参照)。一側第1流路9aから流出した塗液Lqは、スペーサー12の一側短辺枠12aの一側第1流路9a側の端面から第1仕切り12dの先端12eまでの間隔W1でスリットダイ9の開口部に向かって流れる。他側第1流路9cから流出した塗液Lqは、第2仕切り12fの先端12gからスペーサー12の他側短辺枠12bの一側第1流路9a側の端面までの間隔W3でスリットダイ9の開口部に向かって流れる。第2流路9bから流出した塗液Lqは、第1仕切り12dの先端12eから第2仕切り12fの先端12gまでの間隔W2でスリットダイ9の開口部に向かって流れる。
この際、一側第1流路9aから流出した塗液Lqの第2流路9b側の端部の位置は、第1仕切り12dの先端12eの位置と一致する。また、第2流路9bから流出した塗液Lqの一側第1流路9a側の端部の位置は、第1仕切り12dの先端12eの位置と一致する。つまり、一側第1流路9aから流出した塗液Lqと第2流路9bから流出した塗液Lqとは、第1仕切り12dの先端12eで合流して一体の塗液膜を形成する塗液Lqになる。同様に、第2流路9bから流出した塗液Lqの他側第1流路9c側の端部の位置は、第2仕切り12fの先端12gの位置と一致する。また、他側第1流路9cから流出した塗液Lqの第2流路9b側の端部の位置は、第2仕切り12fの先端12gの位置と一致する。つまり、第2流路9bから流出した塗液Lqと他側第1流路9cから流出した塗液Lqとは、第2仕切り12fの先端12gで合流して一体の塗液膜を形成する塗液Lqになる。このように、塗工装置8は、第1供給弁13(図4参照)と第2供給弁14(図4参照)とが開弁した場合、塗液Lqがスペーサー12の一側短辺枠12aの一側第1流路9a側の端面から他側短辺枠12bの一側第1流路9a側の端面までの間隔W1+間隔W2+間隔W3の一体の塗液膜として各流路の出口からスリットダイ9の開口部に向かって流れる。一側第1流路9a、第2流路9bおよび他側第1流路9cから流出して合流した塗液Lqは、スリットダイ9のスリット9dを所定長さLだけ移動する間に適度に混じり合い、スリットダイ9の開口部から流路間の隙間なく吐出される。
図10に示すように、塗工装置8は、第1供給弁13(図4参照)と第2供給弁14(図4参照)との開閉制御によって一側第1流路9aと他側第1流路9c、および第2流路9bに任意のタイミングで塗液Lqを供給し、各流路から流出される塗液Lqを隙間なくウェブU上に塗布することができる。例えば、図10(a)に示すように、塗工装置8は、第1供給弁13と第2供給弁14とを所定時間だけ開状態にすることで、スペーサー12の一側短辺枠12aの一側第1流路9a側の端面から他側短辺枠12bの一側第1流路9a側の端面までの間隔W1+間隔W2+間隔W3で塗液LqをウェブUに塗布する(薄墨部分参照)。続けて、塗工装置8は、第1供給弁13の開状態を維持しつつ第2供給弁14を所定時間だけ閉状態にすることで、スペーサー12の一側短辺枠12aの一側第1流路9a側の端面から第1仕切り12dの先端12eまでの間隔W1および第2仕切り12fの先端12gから他側短辺枠12bの一側第1流路9a側の端面までの間隔W3で塗液LqをウェブUに塗布する(薄墨部分参照)。続けて、塗工装置8は、第1供給弁13と第2供給弁14とを所定時間だけ開状態にすることで、スペーサー12の一側短辺枠12aの一側第1流路9a側の端面から他側短辺枠12bの一側第1流路9a側の端面までの間隔W1+間隔W2+間隔W3で塗液LqをウェブUに塗布する(薄墨部分参照)。このように制御することで、塗工装置8は、ウェブU上に枠状の塗布領域を隙間なく形成することができる。
なお、本実施形態において、スペーサー12の第1仕切り12dの先端12eと第2仕切り12fの先端12gとは、頂角を90°とする三角形状としたがこれに限定されるものではなく、隣り合う流路の塗液Lqを流路の出口で合流させる構成であればよい。例えば、図11に示すスリットダイ9の第二実施形態のように、スペーサー12の第1仕切り12dにおいて、一側第1流路9a側の端面の全体と第2流路9b側の端面の全体とを第1仕切り12dの略中央に向かう傾斜面に形成してもよい。また、図12に示すスリットダイ9の第三実施形態のように、スペーサー12の第1仕切り12dにおいて、一側第1流路9a側の端面の先端部(または全体)を第2流路9b側の端面に向かう傾斜面に形成してもよい。また、図13に示すスリットダイ9の第四実施形態のように、スペーサー12の第1仕切り12dにおいて、隣り合う流路間の幅を流れる塗液Lqがその出口で合流可能な幅に形成してもよい。
このように構成される塗工装置8は、隣り合う一側第1流路9a、他側第1流路9cおよび第2流路9bからそれぞれ吐出された一方の塗液Lqの一部が流路の出口で他方の塗液Lqと合流して一体となって隣り合う流路の幅に応じた塗布幅でウェブUに塗布される。さらに、塗工装置8は、スリットダイ9のスリット9dよって流路から流出した塗液Lqが混ざりあうことで塗布厚が均一にされる。また、塗工装置8は、スペーサー12の第1仕切り12dと第2仕切り12fとの位置やその数によって塗液Lqの塗布範囲が設定される。これにより、隣り合う一側第1流路9a、他側第1流路9cおよび第2流路9bからそれぞれ吐出される塗液Lqを重複することなく、かつ隙間が生じることなくウェブUの所定の領域に塗布することができる。
以上、塗工装置の一実施形態である塗工装置8は、スリットダイ9のスリット9dがスペーサー12によって構成されているものとしたがこれに限定されるものではない。すべての実施形態において、スリットダイ9を構成している一側ダイ部材10と他側ダイ部材11とに流路を形成する構成でもよい。また、スリットダイ9には、二つの独立した供給弁が接続され、供給弁に対応した流路が構成されているがこれに限定されるものではない。上述の実施形態は、代表的な形態を示したに過ぎず、一実施形態の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
8 塗工装置
9 スリットダイ
9d スリット
9a 一側第1流路
9c 他側第1流路
9b 第2流路
13 第1供給弁
14 第2供給弁
U ウェブ
Lq 塗液

Claims (4)

  1. スリットダイを用いてウェブに塗液を塗布する塗工装置であって、
    前記スリットダイのスリット内部に、仕切りによって同一平面上の独立した複数の流路が構成され、
    独立して制御される複数の塗液供給手段が、前記複数の流路のうち対応する流路にそれぞれ接続され、
    前記複数の流路のうち、隣り合う一方の流路と他方の流路とに塗液が供給される場合、前記一方の流路を流れる塗液と他方の流路を流れる塗液とが前記一方の流路と他方の流路との出口で合流し、前記スリットダイのスリットから吐出され、
    前記複数の流路のうち、隣り合わない一方の流路と他方の流路とに塗液が供給される場合、前記一方の流路を流れる塗液と他方の流路を流れる塗液とが分離した状態でそれぞれ前記スリットダイのスリットから吐出される塗工装置。
  2. 前記隣り合う一方の流路と他方の流路との間の仕切りにおいて、その出口側先端が前記スリットダイのスリットが開口している端面よりも内側かつ前記一方の流路を構成している側面と前記他方の流路を構成している側面とのうち少なくとも一方の側面が出口側先端部で他方の側面に近接するように形成される請求項1に記載の塗工装置。
  3. 前記隣り合う一方の流路と他方の流路との間の仕切りにおいて、その出口側先端が前記スリットダイのスリットが開口している端面よりも内側かつ前記一方の流路を構成している側面と他方の流路を構成している側面とが前記出口側先端で交わるように形成される請求項1または請求項2に記載の塗工装置。
  4. 一方のダイと他方のダイとからなるダイ本体と、
    複数の仕切りが櫛歯状に形成され、前記一方のダイと前記他方のダイとの間に挟まれて配置される板状のスベーサーと、
    前記スリットダイと板状のスペーサーとから構成される複数の流路のうち、対応する流路にそれぞれ接続される複数の塗液供給バルブと、を備え、
    前記複数の仕切りの先端部が、前記スリットダイのスリットが開口している端面よりも内側かつ平面視で三角形状になるように形成され、前記複数の塗液供給バルブによって対応する流路に選択的に塗液が供給される塗工装置。
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