JP2017136313A - 警報システムおよび制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の実施の形態について、図1から図4に基づいて説明する。本実施形態に係る警報システム1は、腰痛が発生する虞のある姿勢(体勢)をユーザ100がとった場合に、警報を発する機能を有する。
図1は、本実施形態に係る警報システム1の構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態に係る警報システム1の概略を示す図である。図1および図2に示すように、警報システム1は、腰側装置10と、手首側装置20とを備える。
図1に示すように、腰側装置10は、気圧センサ11(第1情報取得部)、通信部12、制御部13(制御装置)、およびスピーカ14(報知部)を備える。
図1に示すように、手首側装置20は、気圧センサ21(第2情報取得部)および通信部22を備える。気圧センサ21は、ユーザ100の手首の高度に対応する気圧(第2情報)を取得する。通信部22は、気圧センサ21により取得された気圧を示すデータを、腰側装置10が備える通信部12へ送信する。
図3は、警報システム1における処理(警報方法、制御方法)の流れを示すフローチャートである。まず、算出部13aは、気圧センサ11および21を用いて、ユーザ100の腰および手首の高度における気圧を取得する(S1:第1情報取得工程、第2情報取得工程)。次に、算出部13aは、ユーザ100の腰の高度における気圧に対する、ユーザ100の手首の高度における気圧を算出する(S2:算出工程)。
図4の(a)はユーザの腰に負荷がかかる姿勢の例を示す図である。図4の(b)はユーザの腰に負荷がかかりにくい姿勢の一例を示す図である。図4の(c)はユーザの腰に負荷がりにくい姿勢の別の例を示す図である。図4の(a)〜(c)に示す例において、ユーザ100の腰の高度に対する手首の高度(本実施形態における高度差)は、順にd1、d2およびd3である。また、上記のd1〜d3のそれぞれに対応する気圧、すなわちユーザ100の腰の高度に対する手首の高度が上記のd1〜d3である場合に算出部13aの算出結果として出力される気圧を、順にp1、p2、およびp3とする。さらに、上記のステップS3における所定の気圧をptとする。ここで、ptは、p1〜p3との大小関係がp1>pt>p2>p3であるように設定される。
警報システム1によれば、ユーザ100の腰と手首との高度差に対応する気圧を算出部13aにより算出し、算出結果を所定の気圧と比較することで、腰痛が発生する虞のある姿勢をユーザ100が取っていることを検知することができる。上記の姿勢を検知した場合、警報システム1は、スピーカ14から警報を発することで、腰痛が発生する虞のある無理な姿勢で重量物200を持ち上げようとしていることをユーザ100に自覚させることができる。これによりユーザ100は、重量物200の持ち上げを中止し、正しい姿勢に変更することができる。
本発明に係る警報システムにおいては、制御部13およびスピーカ14の少なくとも一方が、手首側装置20に設けられていてもよい。また、制御部13およびスピーカ14の少なくとも一方が、腰側装置10および手首側装置20のいずれにも備えられておらず、腰側装置10および手首側装置20とは異なる別の装置として実現されていてもよい。制御部13が上記別の装置として実現されている場合、気圧センサ11、21がそれぞれ取得した気圧を示すデータは、制御部13の算出部13aに直接送信される。
本発明の他の実施形態について、図5に基づいて説明する。本実施形態に係る警報システム2においては、腰側装置としてスマートフォン(携帯情報端末)を使用し、手首側装置としてスマートウォッチ(携帯情報端末)を使用する。
本発明の他の実施形態について、図6および図7に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図6は、本実施形態に係る警報システム3の構成を示すブロック図である。図6に示すように、警報システム3は、警報システム1の構成に加えて信号発信装置30を備えるとともに、腰側装置10に替えて腰側装置10Bを備える。腰側装置10Bは、腰側装置10の構成に加えて信号検出部15を備えるとともに、制御部13に替えて制御部13Bを備える。制御部13Bは、制御部13の構成において、報知制御部13bに替えて報知制御部13cを備える。
図7は、警報システム3における処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、本実施形態におけるフローチャートは、図3に示したフローチャートにおけるステップS1〜S4に加えて、ステップS3とS4との間にステップS11およびS12を含む。
警報システム3においては、信号発信装置30が発した信号を信号検出部15が検出する。そして、ユーザ100の腰の高度における気圧に対する、ユーザ100の手首の高度における気圧が所定の気圧以上であり、かつ信号検出部15が検出した信号の強度が所定の強度以上であった場合にのみ、スピーカ14から警報が発せられる。
腰側装置10の制御ブロック(特に算出部13aおよび報知制御部13b、13c)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る警報システム(1)は、ユーザ(100)の腰の高度に対応する第1情報を取得する第1情報取得部(気圧センサ11)と、上記ユーザが前屈姿勢を取ることにより、上記腰との高度差が変化する、上記ユーザの身体の部分の高度に対応する第2情報を取得する第2情報取得部(気圧センサ21)と、上記腰と上記部分との高度差に対応する値を、上記第1情報取得部が取得した上記第1情報および上記第2情報取得部が取得した上記第2情報を用いて算出する算出部(13a)と、上記算出部の算出結果に基づいて警報を発する報知部(スピーカ14)とを備える。
なお、本発明は以下のようにも表現できる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
10A スマートフォン(携帯情報端末)
11 気圧センサ(第1情報取得部)
13、13B 制御部
13a 算出部
13b、13c 報知制御部
14 スピーカ(報知部)
15 信号検出部
20A スマートウォッチ(携帯情報端末)
21 気圧センサ(第2情報取得部)
30 信号発信装置
100 ユーザ
200 重量物(対象物)
Claims (5)
- ユーザの腰の高度に対応する第1情報を取得する第1情報取得部と、
上記ユーザが前屈姿勢を取ることにより、上記腰との高度差が変化する、上記ユーザの身体の部分の高度に対応する第2情報を取得する第2情報取得部と、
上記腰と上記部分との高度差に対応する値を、上記第1情報取得部が取得した上記第1情報および上記第2情報取得部が取得した上記第2情報を用いて算出する算出部と、
上記算出部の算出結果に基づいて警報を発する報知部とを備えることを特徴とする警報システム。 - 上記第2情報取得部は、上記ユーザの手首の高度に対応する情報を上記第2情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の警報システム。
- 所定の信号を発信する信号発信装置が、上記ユーザが持ち上げようとする対象物に取り付けられており、
上記信号発信装置が発信した上記所定の信号を検出する信号検出部をさらに備え、
上記報知部は、上記信号検出部により検出された上記所定の信号の強度が所定の強度以上である場合のみ、警報を発することを特徴とする請求項1または2に記載の警報システム。 - 上記第1情報取得部および上記第2情報取得部の少なくとも一方は、携帯情報端末に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の警報システム。
- ユーザの腰の高度に対応する第1情報を取得する第1情報取得部と、
上記ユーザが前屈姿勢を取ることにより、上記腰との高度差が変化する、上記ユーザの身体の部分の高度に対応する第2情報を取得する第2情報取得部と、
警報を発する報知部とを備える警報システムに含まれる制御装置であって、
上記腰と上記部分との高度差に対応する値を、上記第1情報取得部が取得した上記第1情報および上記第2情報取得部が取得した上記第2情報を用いて算出する算出部と、
上記算出部の算出結果に基づいて、上記報知部を制御することにより警報を発する報知制御部とを備えることを特徴とする制御装置。
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