JP2017135651A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ライトフィールドカメラで動画の撮影を行う際、合焦距離が適切に調節された動画像データを生成することを可能とする撮像装置を提供すること。【解決手段】ライトフィールド画像を撮影可能な撮像装置であって、動画の撮影を行う際に、ライトフィールド画像データを保存するか否かを判定する判定手段と、判定手段の判定に応じた方法で焦点調節を行う調節手段と、判定手段がライトフィールド画像データを保存すると判定した場合には、ライトフィールド画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成し、判定手段がライトフィールド画像データを保存しないと判定した場合には、ライトフィールド画像データと異なる形式の画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成する生成手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関するものであり、特に、ライトフィールド方式で撮影を行う撮像装置及びその制御方法に関するものである。
デジタルスチルカメラやビデオカメラにおいて、オートフォーカス(AF)機能の性能向上により、動く被写体にも素早く正確に合焦しながら撮影することが可能になっている。また、撮影可能な動画像の解像度が増大しているため、動画像からフレーム画像を切り出して静止画として扱うことができるようになっている。
近年、ライトフィールド情報(光線空間情報)を有する画像データを取得可能なライトフィールドカメラと呼ばれる撮像装置が注目されている。この方式のカメラは、撮像素子の表面に配置されたマイクロレンズアレイを備え、撮像素子が受ける光の強度と共に、光の進行方向の情報を記録する。このライトフィールド画像データに基づいて、リフォーカスと呼ばれる撮影後の画像処理によって、任意の合焦対象にフォーカスを合わせた画像を再構築することができる。
特許文献1には、ライトフィールド画像データによる動画像を処理する技術が開示されている。特許文献1の技術では、追従する被写体がフレームアウトすること等により合焦対象が存在しないフレームに関しては、前後フレームの合焦距離から現フレームの合焦距離を補間し、リフォーカス処理を行う。これにより、被写体が変更される際の合焦距離の急な変化が低減される。
特開2015−23552号公報
しかしながら、追従する被写体が常にフレーム画像内に存在する場合であっても、動画撮影時に被写体と撮像装置の距離が急激に変化した場合、若しくは撮影者が意図的に追従する被写体を変更した場合、合焦距離がフレーム間で大きく変化することがある。このような動画を再生すると、合焦距離が一瞬で変動し、ユーザの目に合焦距離の変化が不自然に映ることがある。
本発明の目的は、ライトフィールドカメラで動画の撮影を行う際、合焦距離が適切に調節された動画像データを生成することを可能とする撮像装置及びその制御方法を提供することである。
本発明に係る撮像装置は、ライトフィールド画像を撮影可能な撮像装置であって、動画の撮影を行う際に、ライトフィールド画像データを保存するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定に応じた方法で焦点調節を行う調節手段と、前記判定手段がライトフィールド画像データを保存すると判定した場合には、ライトフィールド画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成し、前記判定手段がライトフィールド画像データを保存しないと判定した場合には、ライトフィールド画像データと異なる形式の画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成する生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る制御方法は、ライトフィールド画像を撮影可能な撮像装置の制御方法であって、動画の撮影を行う際に、ライトフィールド画像データを保存するか否かを判定するステップと、前記判定するステップの判定に応じた方法で焦点調節を行うステップと、前記判定するステップにおいて、ライトフィールド画像データを保存すると判定した場合には、ライトフィールド画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成するステップと、前記判定するステップにおいて、ライトフィールド画像データを保存しないと判定した場合には、ライトフィールド画像データと異なる形式の画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成するステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、ライトフィールドカメラで動画の撮影を行う際、合焦距離が適切に調節された動画像データを生成することが可能となる。
本発明の第1実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における撮像部の構成を説明するための図である。 本発明の第1実施形態における動画データの構造を示す図である。 本発明の第1実施形態における再生モードのユーザインターフェースの画面構成の例である。 本発明の第1実施形態における撮影処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における静止画AFモードによる焦点調節手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における動画AFモードによる焦点調節手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における再生処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における表示処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における補間リフォーカス処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における補間リフォーカス処理による合焦距離の変化の例を示す図である。 本発明の第2実施形態における再生モードのユーザインターフェースの画面構成の例である。 本発明の第2実施形態における撮影処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における再生処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における表示処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2における静止画保存処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
本実施形態では、ライトフィールド情報を有する動画像データと圧縮された動画像データの撮影および再生が可能な撮像装置の例を示す。
図1は、本実施形態における撮像装置100の構成を示すブロック図である。撮像装置100は、撮像部101、アナログ信号処理部102、制御部103、操作部104、画像処理部105、ROM(Read Only Memory)106、RAM(Random Access Memory)107を備えている。撮像装置100は、さらに、記憶媒体108、表示部109、リフォーカス処理部110、システムバス111、AF信号処理部112、レンズ制御部113を備えている。撮像装置100は、例えばデジタルカメラとして構成される。
撮像部101は、撮影レンズ201、マイクロレンズアレイ(MLA)202、撮像素子203、フォーカスモータ204、不図示のシャッター、絞り等で構成されており、被写体からの光をアナログ画像信号に変換する機能を持つ。本実施形態では、撮像素子203の前面(被写体側)にMLA202を配置しており、ライトフィールド(LF)情報を含む信号を得ることが可能な構成となっている。撮像部101の構成については図2を用いて後述する。
アナログ信号処理部102は、制御部103の指示に応じて、撮像部101から入力されたアナログ画像信号に対してA/D(Analog/Digital)変換などの信号処理を施し、出力されるデジタル画像信号を画像処理部105に転送する。
制御部103は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、各処理を実行するために撮像装置100の各ブロックの動作を統括制御する。制御部103は、操作部104からの指示に基づいて、動画像データのフレーム画像の保存形式を判定する。
操作部104は、撮影・再生モード切替ボタン、録画ボタン等の操作ボタンなどで構成され、ユーザからの操作を受け付ける。操作部104は、受け付けた操作に応じて、動画像データの保存形式の設定、動画撮影の開始・終了、記憶媒体108に保存された動画像データの再生、消去、メニュー選択、カメラ設定の変更など、各種の動作を制御部103に指示する。
画像処理部105は、制御部103の指示に応じて、アナログ信号処理部102から出力されたデジタル画像信号を画像形成用信号及び焦点検出用信号として処理する。画像処理部105は、画像形成用信号に対してホワイトバランス調整、補間、輪郭強調、ガンマ補正、階調変換などの画像処理を施して、画像データを形成する。そして、画像処理部105は、画像データから動画ファイルを生成して記憶媒体108に記憶させる。画像処理部105は、動画ファイルを生成する際に、画像データに対して形式変換、圧縮等のエンコード処理を行う機能も有している。また、画像処理部105は、焦点検出用信号に対してゲイン補正等の処理を行い、AF信号処理部112に出力する。
ROM106は、撮像装置100が画像の撮影、再生を行う際に必要となるプログラムやパラメータを格納する。本実施形態では、撮像装置100全体の処理を実現するために必要な制御プログラムは、ROM106に記録されている。また、後述する撮影処理、再生処理も制御部103が読み取り可能なプログラムコードとしてROM106に記録されている。これらのプログラムコードを制御部103が実行することにより、撮影処理、再生処理の機能が実現される。なお本実施形態のROM106はフラッシュROMであり、制御プログラムを書き換え可能な構成となっているが、書き換えを要しない場合にはマスクROMを用いても良い。
RAM107は、プログラム、データ等を一時記憶するワークエリアとして制御部103によって使用される。記憶媒体108は、撮像装置100と取り外し可能に接続されており、画像処理部105から入力される画像データや、撮像装置100が保持する必要がある設定情報などを記録する。記憶媒体108は、光ディスク、磁気カード、光カード、ICカード、メモリカードなどで良い。
表示部109は、LCD(液晶表示装置)等で構成され、撮像装置100で保持する画像データ、撮影・再生モードの設定情報等を表示する。また、表示部109はタッチパネルの機能を備えており、操作入力部の機能を持つような構成とする。
リフォーカス処理部110は、デモザイクなどの画像処理がなされていないRAWデータとして記録されたLF画像データに対して、特定の合焦距離にフォーカスの合った画像(リフォーカス画像)を生成する処理(リフォーカス処理)を行う。リフォーカス処理の詳細な画像処理についてはいろいろな方法が提案されている。例えば、リフォーカス処理部110は、LF画像データに含まれる複数の視差画像データを取得し、これらの視差画像データを合焦距離に応じてシフトさせる。リフォーカス処理部110は、シフトさせた視差画像データを合成することにより、リフォーカス画像を生成することができる。
また、本実施形態ではリフォーカス処理部110を撮像装置100と一体で示したが、リフォーカス処理部110を撮像装置100とは別の画像処理装置としてもよい。その場合には、制御部103は、LF画像データを記憶媒体108に保存し、記憶媒体108を介して別の画像処理装置としてのリフォーカス処理部110へ転送し、リフォーカス処理を行う。システムバス111は、撮像装置100の各要素間の制御信号やデータ信号の伝送路となる。
AF信号処理部112は、画像処理部105から入力された一対の焦点検出用信号の位相差に基づいて被写体の焦点検出を行い、焦点位置のずれ(デフォーカス量)を算出する。また、AF信号処理部112は、撮像画面内で焦点検出を行う領域の設定を行う。算出されたデフォーカス量は、制御部103によりレンズ制御部113に与えられる。AF信号処理部112は、位相差方式による焦点検出に限らず、コントラスト方式による焦点検出を行ってもよい。この場合、AF信号処理部112は、撮像素子203から得られる画像データのコントラスト情報に基づいて被写体の焦点検出を行う。
レンズ制御部113は、例えばマイクロコンピュータであり、フォーカスモータ204の駆動を制御する。レンズ制御部113は、制御部103により与えられたデフォーカス量に基づいて、撮影レンズ201の焦点調節に必要なフォーカスモータ204の駆動量、駆動速度等を決定する。レンズ制御部113は、当該駆動量、駆動速度等に応じた制御指令信号を生成し、フォーカスモータ204に出力する。なお、撮像装置100の制御部103がレンズ制御部113の機能を有していても良い。
次に、撮像部101の構成について、図2を用いて説明を行う。一般的に、一つのイメージセンサーの前面にマイクロレンズアレイを配置することで、LF画像データを得ることが可能となる。本実施形態も、同様の構成となる。図2は撮像部101の一部を示した概略図である。なお図2は、説明のために撮像素子203の一部だけを書いたものであり、実際にはこのような構成が画素数分続いている。
図2(a)は撮像部101を側方から、すなわち光軸に対して垂直な方向から見た場合の概念図である。図2(a)で示すように、撮像部101は、撮影レンズ201、マイクロレンズアレイ(MLA)202、撮像素子203、フォーカスモータ204を備えている。撮影レンズ201と撮像素子203の間に、MLA202が配置された構成となる。また、図2(b)に撮像部101を正面から、すなわち光軸方向から見た場合のイメージ図を示す。図2(b)に示す例では、撮像素子203の5×5画素が、MLA202の1つのマイクロレンズに対応するように配置されている。
図1に戻り、撮影レンズ201はメインレンズであり、可動なフォーカスレンズを含む複数枚のレンズから構成されている。撮像部101は、レンズ制御部113の指示に応じて、可動なフォーカスレンズを光軸方向に沿って動かすことにより、被写体の焦点位置を調節することで焦点調節を行う。
マイクロレンズアレイ(MLA)202は、複数のマイクロレンズから構成され、撮影レンズ201の焦点位置近傍に配置される。撮影レンズ201の異なる瞳領域(瞳の部分領域)を通過した光は、MLA202に入射し、瞳領域毎に分離して出射される。
撮像素子203は、多数の画素配列を有するCCD、CMOSセンサー等である。撮影レンズ201とマイクロレンズアレイ202を通過した被写体の光は、撮像素子203の受光面に結像し、フォトダイオードにより入射光量に応じた電荷に変換(光電変換)される。各フォトダイオードに蓄積された電荷は、垂直同期信号に基づくタイミングで、アナログ信号処理部102によりアナログ画像信号として取得される。このようなアナログ画像信号の取得、処理を所定のフレーム周期で連続的に行うことで、フレーム周期毎に更新される一連の画像データすなわち動画の撮影が可能となる。
また、撮像素子203は、1つの画素に2つのフォトダイオードが設けられており、撮像面位相差検出方式による焦点検出に用いる信号を出力することができる。異なる瞳分割領域を通過した光は、マイクロレンズアレイ202の各マイクロレンズにより、マイクロレンズに対応する画素のそれぞれのフォトダイオードA、Bで受光される。これにより得られる信号A、Bのそれぞれは焦点検出用信号として用いられ、加算信号A+Bは画像形成用信号として用いられる。撮像素子203は、1つの画素に複数のフォトダイオードを設ける構成に限らず、焦点検出用の画素を画像形成用の画素とは別に設ける構成であってもよい。
なお、本実施形態では、撮像部101はマイクロレンズアレイ202と撮像素子203を備えて構成されているが、複数の視点の異なるカメラを備え、それぞれのカメラが共通の被写体を撮像する撮像光学系も撮像部101として本発明にも有効である。また、撮像部101は、被写体面と撮像素子203が共役の関係にあるような構成、例えばマイクロレンズアレイ202で撮影レンズ201からの光束を結像させ、その結像面に撮像素子203を設ける構成でも良い。また、撮像部101は、撮影レンズ201からの光束をマイクロレンズアレイ202の手前(被写体側)で一旦結像させ、結像後に拡散する光束をマイクロレンズアレイ202で再結像し、その結像面に撮像素子203を設ける構成でも良い。このような一般的に被写体空間の3次元的な情報、すなわち光の2次元強度分布と入射方向の情報を含むLF画像データを取得できる撮像光学系であれば、撮像部101の構成は限定されない。例えば、LF画像データを取得するために、適当なパターンを施したマスク(ゲイン変調素子)を撮影光学系の光路中に挿入する方法も利用可能である。
フォーカスモータ204は、ステッピングモータ、駆動伝達ユニット等から構成され、レンズ制御部113から入力される制御指令信号に従って回転駆動する。フォーカスモータ204を回転駆動することで、撮影レンズ201のフォーカスレンズを光軸方向に進退駆動させ、フォーカスレンズを所定の位置、例えば合焦距離に対応する位置に移動させることができる。
図3は、本実施形態における動画データ300の構造を示す図である。動画データ300は、撮像部101、アナログ信号処理部102、画像処理部105により取得された画像データに基づいて生成される動画ファイルであり、記憶媒体108に記録される。記憶媒体108には、図3のような動画データ300が撮影日時順に1つまたは複数記録される。動画データ300は、属性情報301、フレームデータ302を有している。
属性情報301は動画データ300のヘッダ部であり、動画データ300の属性情報を記録する。属性情報301は、具体的には、クリップ名、撮影日時情報、カメラ機種名、フレーム画像サイズ、フレームレート、ISO感度、ガンマ、その他の付加情報である。
フレームデータ302は、動画データ300の各フレームのデータ(フレームデータ1〜N)を格納する。整数Nは動画データ300に格納されたフレームの数である。各フレームデータは、フレーム属性情報303、画像データ304を有している。
フレーム属性情報303は各フレームデータのヘッダ部であり、各フレームの属性情報を記録する。フレーム属性情報303は、具体的には、フレーム番号、タイムコード、絞り値、合焦距離、リフォーカス可能フラグ、リフォーカス可能範囲、その他の付加情報である。なお、フレーム属性情報303に記録される合焦距離は、撮影時における撮影レンズ201のレンズ面から合焦した被写体までの距離である。本実施形態では、リフォーカス可能フラグは1ビットのフラグとして扱う。リフォーカス可能範囲には、リフォーカス画像を合成可能な範囲内における合焦距離の最大値と最小値を記録する。
画像データ304は動画データ300の画像データ部であり、RAW形式のLF画像データ、またはMPEG4−AVCなどの一般的な動画圧縮規格によって圧縮された画像データを記録する。すなわち、動画データ300は、LF画像データまたはLF画像データと異なる形式の画像データをフレーム画像として有する動画像データである。
図4は、本実施形態における再生モードのユーザインターフェース(UI)の画面構成の例である。図4に示されるUIは、撮像装置100が再生モードに設定されている場合に、撮像装置100の表示部109に表示される。再生モードにおいては、ユーザの操作によって動画データ300の再生と一時停止が可能であり、再生中か一時停止中かで表示部109に表示されるUIが切り替わる。
図4(a)は一時停止中の表示部109の表示例である。一時停止中の表示部109には、再生ボタン501、停止ボタン502、コマ送りボタン503が表示される。図5(b)は再生中の表示部109の表示例である。再生中の表示部109には、再生ボタン501に代えて、一時停止ボタン504が表示される。なお、以降の説明において、動画データ300の再生が一時停止中である状態を一時停止状態と呼ぶ。
次に、本実施形態に係る撮影処理と再生処理の動作について、図5〜図10を用いて説明を行う。本実施形態の撮像装置100は、撮影により得られる画像データを動画データ300として記憶媒体108に記録する撮影モードと、記憶媒体108に記録されている動画データ300を再生する再生モードの二つのモードがある。この2つのモードは、操作部104を介してユーザが切り替えることができる。本実施形態では、撮影モード時の撮影処理、再生モード時の再生処理について、それぞれ図5〜図7、図8〜図10のフローチャートを用いて説明を行う。なお本実施形態では、フローチャートの処理を実現する制御プログラムがROM106に記録されている形態を示すが、制御プログラムがメモリカードなどの記憶媒体108に記録されている形態でも良い。また同様に、ネットワーク上に制御プログラムがある場合でも、本発明は適用される。
図5は、撮像装置100が撮影モードに設定されている場合の動作を示すフローチャートである。撮影モードにおいては、撮影した動画の保存形式として、ユーザはあらかじめ操作部104を介してLF画像データ保存モードの設定または解除が可能である。LF画像データ保存モードが設定されている場合、撮影した動画はLF画像データで保存され、LF画像データ保存モードが解除されている場合、撮影した動画はLF画像データと異なる形式の画像データで保存される。ユーザは、動画のフレーム画像を静止画として鑑賞することを想定している場合、LF画像データ保存モードに設定すると良い。
また、撮像装置100は、撮像部101における焦点調節の方法として静止画AFモードと動画AFモードの二つのモードを備えている。制御部103はこれらのモードを切り替えて焦点調節の方法を制御する。これら2つのモードの詳細は後述する。
ステップS401において、制御部103は、ユーザが操作部104を介して撮影開始操作をしたか否かを判定する。例えば、制御部103は、ユーザが操作部104の録画ボタンを押下したか否かを判定する。撮影開始操作がなされた場合(ステップS401でYes)には処理をステップS402へ移行し、そうでない場合(ステップS401でNo)には処理をステップS401へ戻す。
ステップS402において、制御部103は、LF画像データ保存モードが設定されているか否かを判定する。LF画像データ保存モードが設定されている場合(ステップS402でYes)には処理をステップS403へ移行し、そうでない場合(ステップS402でNo)には処理をステップS405へ移行する。すなわち、LF画像データ保存モードが設定されている場合には、焦点調節の方法として静止画AFモードが選択され、LF画像データ保存モードが設定されていない場合には、焦点調節の方法として動画AFモードが選択される。
ステップS403でレンズ制御部113は、静止画AFモードで撮像部101のフォーカスレンズを駆動し焦点調節を行う。静止画AFモードとは、各フレームで出来る限り被写体に合焦したフレームが得られるように、被写体の動き、速度変化による合焦距離の変化に合わせて素早く合焦距離を調節するモードである。静止画AFモードでは、焦点検出領域における焦点検出結果から決まる合焦距離に対応するレンズ位置に、可能な限り素早くフォーカスレンズを駆動させる。焦点検出領域は、予め画面中央などの所定の位置であっても良く、顔検出、人体検出など公知の被写体検出技術を用いて検出された被写体を含む領域であっても良い。静止画AFモードでは、動画AFモードによる動画の撮影時の合焦速度よりも速く焦点調節が行われる。
ステップS404において、制御部103は撮像部101から得られたアナログ画像信号をアナログ信号処理部102、画像処理部105で処理し、RAW形式のLF画像データを取得する。画像処理部105は取得したLF画像データをフレーム画像として有する動画データ300を生成し、制御部103は生成された動画データを記憶媒体108に記録する。このとき、図3に示されるフレーム属性情報303のリフォーカス可能フラグを1に設定し、リフォーカス可能範囲にリフォーカス可能な合焦距離の上限及び下限値を記録する。画像データ304には、LF画像データが記録される。なお、リフォーカス可能フラグとリフォーカス可能範囲の記録は撮影終了後にまとめて行う構成でも良い。
また、ステップS405において、レンズ制御部113は、動画AFモードで撮像部101のフォーカスレンズを駆動し焦点調節を行う。動画AFモードとは、連続するフレーム間で合焦距離が急激に変動しないように、目標とする合焦距離に向かうためのフォーカスレンズの駆動速度(目標とする合焦距離への追従速度)を制限するモードである。例えば、静止画AFモードと同様に焦点検出領域が設定され、目標となる合焦距離が決まったとしても、静止画AFモードと比べてフレーム間の合焦距離の変動が小さくなるようにフォーカスレンズの駆動速度が制限される。具体的には、上限値として設定される変動速度あるいはフレーム間の変動幅を超えないように各フレームでフォーカスレンズが駆動される。これにより、動画AFモードで焦点調節された動画は、フレーム間でスムーズに合焦距離が動いている、動画として見栄えのよいものになる。すなわち、動画AFモードでは、静止画AFモードによる動画の撮影時の合焦速度よりも遅く焦点調節が行われる。
ステップS406において、制御部103は、撮影により撮像部101から得られたアナログ画像信号をアナログ信号処理部102、画像処理部105で処理し、圧縮された画像データを生成する。画像処理部105は、圧縮画像データをフレーム画像として有する動画データ300を生成し、記憶媒体108に記録する。このとき、図3に示されるフレーム属性情報303のリフォーカス可能フラグに0を設定し、リフォーカス可能範囲には何も記録しない。画像データ304には、LF画像データと異なる形式の圧縮画像データが記録される。
ステップS407において、制御部103は、ユーザが操作部104を介して撮影終了操作をしたか否かを判定する。例えば、制御部103は、ユーザが録画ボタンを再び押下したか否かを判定する。撮影終了操作がなされた場合(ステップS407でYes)には、制御部103は撮影処理を終了する。また、そうでない場合(ステップS407でNo)には、制御部103は処理をステップS402へ移行し、ステップS402からステップS407までの処理を繰り返す。なお、本実施形態ではLF画像データ保存モードの設定の有無により、LF画像データと圧縮画像データのどちらか一方のみを記録する構成としたが、両方の画像データを記録してもよい。
次に、図6のフローチャートを用いて、図5のステップS403の静止画AFモードによる焦点調節処理について説明する。まず、ステップS301において、制御部103は、焦点検出を行う領域を決定する。例えば、制御部103は、表示部109でユーザにより指定された被写体を含む領域、またはAF信号処理部112で検出された被写体を含む領域を焦点検出領域とする。
ステップS302において、制御部103は、焦点検出領域における焦点位置を検出し、焦点調節に必要となるデフォーカス量を算出する。具体的には、制御部103は、焦点検出領域内の複数の画素からの焦点検出用信号に基づいて一対の像の強度分布に関する情報を取得する。この情報に対して、AF信号処理部112は信号間の相関演算、位相差検出を行うことにより、焦点位置のずれ(デフォーカス量)を算出する。
ステップS303において、制御部103は、デフォーカス量に応じてフォーカスレンズの移動量を決定する。例えば、制御部103は、デフォーカス量をフォーカスレンズの移動量と関連付けたデータテーブル等を参照することができる。また、フォーカスレンズの現在位置と合焦距離に対応する位置(合焦位置)との間の相対的な差であるフォーカスレンズの移動量ではなく、フォーカスレンズの合焦の絶対的な位置を決定するようにしてもよい。
ステップS304において、レンズ制御部113はフォーカスレンズを駆動させる。具体的には、レンズ制御部113は、フォーカスレンズの移動量に基づいてフォーカスモータ204の駆動量(駆動速度、駆動時間等)を決定し、駆動量に応じた駆動信号をフォーカスモータ204に出力する。レンズ制御部113は、フォーカスモータ204の駆動能力の範囲内で、次のフレームの画像信号が取得されるまでにフォーカスレンズが合焦位置に出来る限り一致するようにフォーカスモータ204の駆動量を決定する。レンズ制御部113によりフォーカスレンズが駆動された後、制御部103は焦点調節処理を終了する。
次に、図7のフローチャートを用いて、図5のステップS405の動画AFモードによる焦点調節処理について説明する。まず、ステップS501からステップS503は、図6のステップS301からステップS303と同様の処理であるため、説明を省略する。ステップS504において、レンズ制御部113は、フォーカスレンズの移動量が上限値を超えているか否かを判定する。レンズ制御部113は、フォーカスレンズの移動量が上限値を超えている場合(ステップS504でYes)には処理をステップS505へ移行し、そうでない場合(ステップS504でNo)には処理をステップS506へ移行する。
ステップS505において、レンズ制御部113は、フォーカスレンズの移動量を上限値に設定する。上限値は、現在のフレームと次のフレームの合焦距離の変化量を制限するための閾値であり、動画のフレームレートを考慮して予め設定され、ROM106に記憶される。上限値は、静止画AFモードのように各フレームでフォーカスレンズを合焦位置に移動させる場合と比較して、フォーカスレンズの移動量が小さくなるように制限するものであれば任意の値でよい。
ステップS506において、レンズ制御部113は、フォーカスレンズの移動量に基づいてフォーカスモータ204の駆動量(駆動速度、駆動時間等)を決定し、駆動量に応じた駆動信号をフォーカスモータ204に出力する。すなわち、フォーカスレンズの移動量が上限値(閾値)を超える場合、フォーカスモータ204の駆動量はステップS505で設定された上限値(閾値)に基づいて決定される。レンズ制御部113によりフォーカスモータ204が駆動された後、制御部103は焦点調節処理を終了する。
これら図6、図7のフローチャートで示される焦点調節処理は、図5のステップS407で撮影終了操作がなされるまでの間、所定時間毎すなわち動画のフレーム毎に実行される。例えば毎秒60フレームの動画撮影を行う場合、上述の焦点調節処理は1/60秒以内に実行され、毎秒60回繰り返される。なお、複数フレーム毎に焦点調節処理を実行しても良い。
次に、本実施形態に係る再生処理の動作について、図8〜図10を用いて説明を行う。図8は、撮像装置100が再生モードに設定されている場合の動作を示すフローチャートである。以降の説明において、後述する表示処理の対象となるフレームのことを表示対象フレームと呼ぶ。
ステップS601において、制御部103は、ユーザが操作部104を介して再生開始操作をした場合(Yes)には処理をステップS602へ移行し、そうでない場合(No)には処理をステップS601へ戻す。なお本実施形態では、撮像装置100が再生モードに設定されている状態では、記憶媒体108に記録された動画データ300がタッチパネルの機能を持つ表示部109にサムネイル一覧表示されているとする。また、再生開始操作はそのうち一つの動画データ300をユーザが指でタッチすることで行われるものとする。このとき、選択された動画データ300の先頭に記録されたフレームデータ(例えばフレームデータ1)が表示対象フレームに設定され、一時停止状態は解除された状態とする。
ステップS602において、制御部103は、表示処理を行う。表示処理では、制御部103はステップS601で選択された動画データ300の中の表示対象フレームに処理を施して表示部109に表示する。表示処理の詳細は図9を用いて後述する。
ステップS603において、制御部103は、ユーザが操作部104を介して再生終了操作をしたか否か、及び現在の表示対象フレームがステップS601で選択された動画データ300の最終フレーム(例えばフレームデータN)であるか否かを判定する。再生終了操作がなされた場合(ステップS603でYes)には、制御部103は再生処理を終了し、そうでない場合(ステップS603でNo)には、処理をステップS604に移行する。なお本実施形態では、再生終了操作はユーザが停止ボタン502を指でタッチすることで行われるものとする。
ステップS604において、制御部103は、動画データ300の再生が一時停止状態か否かを判定する。すなわち、表示対象フレームが表示部109において一時停止の状態で表示(一時停止表示)されている場合(ステップS604でYes)には、制御部103は処理をステップS605へ移行する。また、表示対象フレームが表示部109において動画として再生表示(動画再生表示)されている場合(ステップS604でNo)には、制御部103は処理をステップS609へ移行する。
ステップS605において、制御部103は、ユーザが操作部104を介してコマ送り操作をした場合(Yes)には処理をステップS608へ移行し、そうでない場合(No)には処理をステップS606へ移行する。なお本実施形態では、コマ送り操作はユーザがコマ送りボタン503を指でタッチすることで行われるものとする。
ステップS606において、制御部103は、ユーザが操作部104を介して再生再開操作をした場合(Yes)には処理をステップS607へ移行し、そうでない場合(No)には処理をステップS603へ移行する。なお本実施形態では、再生再開操作はユーザが再生ボタン501を指でタッチすることで行われるものとする。
ステップS607において、制御部103は、一時停止状態を解除する。ステップS608において、制御部103は、ステップS601で選択された動画データ300の中で、表示対象フレームを次のフレームに設定し、処理をステップS602へ移行する。
ステップS609において、制御部103は、ユーザが操作部104を介して一時停止操作をした場合(Yes)には処理をステップS610へ移行し、そうでない場合(No)には処理をステップS608へ移行する。なお本実施形態では、一時停止操作はユーザが一時停止ボタン504を指でタッチすることで行われるものとする。ステップS610で制御部103は、一時停止状態を設定し、処理をステップS602に移行する。
次に、図9のフローチャートを用いて、ステップS602の表示処理について説明する。ステップS621で制御部103は、表示対象フレームのフレームデータがリフォーカス処理可能であるかどうかを判定する。具体的には、フレームデータ302のフレーム属性情報303として記録されたリフォーカス可能フラグの値が1であれば(Yes)、処理をステップS622へ移行し、そうでない場合(No)には処理をステップS626へ移行する。
ステップS622において、制御部103は、図8のステップS601で選択された動画データ300から表示対象フレームの画像データ304を取得する。ここで、画像データ304は、LF画像データである。ステップS623において、制御部103は、一時停止状態である場合(Yes)には処理をステップS624へ移行し、そうでない場合(No)には処理をステップS625へ移行する。
ステップS624において、リフォーカス処理部110は、ステップS622で取得したLF画像データに対し、フレーム属性情報303に記録された合焦距離を用いてリフォーカス処理を施し、結果をRAM107に確保した表示用バッファに書き込む。
ステップS625において、リフォーカス処理部110は、ステップS622で取得したLF画像データに補間リフォーカス処理を施し、結果をRAM107に確保した表示用バッファに書き込む。補間リフォーカス処理の詳細は図10を用いて後述する。
ステップS626において、制御部103は、図8のステップS601で選択された動画データ300から表示対象フレームの画像データ304を取得し、RAM107に確保した表示用バッファに書き込む。ここで、画像データ304は、LF画像データと異なる形式の圧縮画像データである。ステップS627において、制御部103は、RAM107に確保した表示用バッファの内容を表示部109に表示し、表示処理を終了する。
次に、図10のフローチャートを用いて、図9のステップS625の補間リフォーカス処理について説明する。まず、ステップS701において、リフォーカス処理部110は、対象フレームの近傍の複数のフレームデータから合焦距離情報を取得する。合焦距離情報には、合焦距離、リフォーカス可能フラグ、リフォーカス可能範囲等が含まれる。本実施形態では前後各3フレーム分を取得する。
ステップS702において、リフォーカス処理部110は、ステップS701で取得した合焦距離情報が所定の条件を満たすか否かを検知する。具体的には、リフォーカス処理部110は、近傍の各フレームの合焦距離と対象フレームの合焦距離の差分を算出する。差分の絶対値の合計が閾値以上であった場合(ステップS702でYes)には、リフォーカス処理部110は処理をステップS704へ移行し、そうでない場合(ステップS702でNo)には、処理をステップS703へ移行する。
ステップS703において、リフォーカス処理部110は、対象フレームのフレーム属性情報303に記録されていた合焦距離を用いて、対象フレームに対してリフォーカス処理を行う。
ステップS704において、リフォーカス処理部110は、ステップS701で取得した近傍フレームと対象フレームの合焦距離を入力として、横軸を時間、縦軸を合焦距離とした近似曲線を算出する。本実施形態では、前後3区間の移動平均線を算出する。なお、近似曲線の算出方法は別の公知のアルゴリズムを用いてもよい。
ステップS705において、リフォーカス処理部110は、ステップS704で算出した近似曲線上の対象フレームに相当する時点の合焦距離がリフォーカス可能範囲内であるか否かを判定する。合焦距離がリフォーカス可能範囲内である場合(ステップS705でYes)には、リフォーカス処理部110は処理をステップS706へ移行し、そうでない場合(ステップS705でNo)には、処理をステップS707へ移行する。ステップS706において、リフォーカス処理部110は、ステップS704で算出した近似曲線上の対象フレームに相当する時点の合焦距離を用いて、対象フレームに対してリフォーカス処理を行う。
ステップS707において、リフォーカス処理部110は、境界値、例えばリフォーカス可能範囲の上限値または下限値を用いて、対象フレームに対してリフォーカス処理を行う。具体的には、ステップS702で算出した近似曲線上の対象フレームに相当する時点の合焦距離が、リフォーカス可能範囲の上限値を超えていた場合には上限値を用い、下限値を下回っていた場合には下限値を用いてリフォーカス処理を行う。
なお、各フレームについて、撮影時に記録されていた値、近似曲線上の値、リフォーカス可能範囲の上限・下限値の内どの合焦距離を用いてリフォーカス処理を行ったかを、図3に示すフレーム属性情報303に記録しておいてもよい。あるいは、リフォーカス処理に用いた合焦距離の値そのものをフレーム属性情報303に記録してもよい。さらに、撮影時に記録されていた合焦距離の値以外を用いてリフォーカス処理を行った場合には、図9のステップS627において、撮影時に記録されていた合焦距離の値以外を用いてリフォーカス処理を行ったことを示すアイコンを同時に表示してもよい。
図11は、補間リフォーカス処理を施す前後の、各フレームデータにおける合焦距離の変化を示す図である。破線で示される「処理前」の値は、撮影時に記録された合焦距離である。また、上下に伸びるエラーバーで示される範囲は、各フレームにおけるリフォーカス可能な合焦距離の範囲(上限値及び下限値)である。
点線で示される「近似線」の値は、図10のステップS704で算出される近似曲線上の、各フレームに相当する時点の値、すなわち近似曲線により補間された合焦距離である。実線で示される「処理後」の値は、「近似線」上でリフォーカス可能範囲を超えた点について、図10のステップS707でリフォーカス可能範囲の上下限値を採用した結果の合焦距離である。
表示対象フレームに補間リフォーカス処理が施されると、「処理後」の合焦距離に基づいてLF画像データにリフォーカス処理が行われた結果が表示されることとなる。その結果、フレーム間で合焦距離が急激に変化する箇所は、合焦距離が滑らかに変化する自然な動画として再生することができる。
このように、本実施形態によれば、動画撮影時においてLF画像データを保存するか否かによってフォーカスレンズの焦点調節モードを切り替えることができる。このとき、LF画像データを保存する場合には、動画の各フレームで被写体に合焦するように焦点調節を行うため、被写体の動き、速度変化に対応して被写体に的確に合焦した動画像データを生成することができる。また、LF画像データを保存しない場合には、動画のフレーム間で合焦距離の変動量が小さくなるように焦点調節を行うため、フレーム間で合焦距離が滑らかに変化する動画像データを生成することができる。
したがって、フレーム画像を静止画として鑑賞することを想定せずに動画撮影を行う場合には、LF画像データ保存モードを解除することで、ユーザにとって自然に見える動画の撮影及び再生を行うことが可能である。一方、フレーム画像を静止画として鑑賞することを想定して動画撮影を行う場合には、LF画像データ保存モードを設定する。これにより、動画の一時停止再生中には被写体に的確に合焦した画像を表示し、動画再生中には合焦距離がなめらかに変化するようリフォーカス処理を施した画像を表示することが可能である。
[第2実施形態]
第1実施形態では、LF画像データが保存されている場合に、再生モード時に補間リフォーカス処理を施す形態を説明した。本実施形態では、撮影モード時に前もって補間リフォーカス処理を施した動画データを生成しておく形態を示す。また、第1実施形態にはなかった、再生モード時に静止画保存機能を備えた形態を示す。
本実施形態における撮像装置100の構成を示すブロック図、撮像部101の構成、記憶媒体108に記録される動画データ300の概念図は、それぞれ第1実施形態の図1〜3と同様となるので、説明を省略する。
図12は、本実施形態における再生モードのユーザインターフェース(UI)の画面構成の例である。図12に示されるUIは、撮像装置100が再生モードに設定されている場合に、撮像装置100の表示部109に表示される。表示部109には、再生ボタン1001、停止ボタン1002、コマ送りボタン1003が表示される。これらのボタンは、それぞれ図4に示す再生ボタン501、停止ボタン502、コマ送りボタン503と同様の機能を持つボタンである。
表示部109には、さらにシークバー1004、マークアイコン1005、マーク設定ボタン1006、静止画保存ボタン1007、静止画一括保存ボタン1008が表示される。シークバー1004は、選択されている動画データ300における、現在の再生位置を示す。マークアイコン1005は、選択されている動画データ300において、これまでにユーザがマーク設定ボタン1006でマークを設定したフレームの位置を示す。静止画保存ボタン1007は、現在表示されているフレームを保存するために使用され、静止画一括保存ボタン1008は、マークが設定されたフレームを保存するために使用される。
次に、本実施形態に係る撮影処理と再生処理の動作について、図13〜図16を用いて説明を行う。図13は、撮像装置100が撮影モードに設定されている場合の動作を示すフローチャートである。以降の説明において、後述する補間リフォーカス処理の対象となるフレームのことを補間対象フレームと呼ぶ。ステップS901〜S906は、それぞれ図5のステップS401〜S406と同様の処理を行うことができるため、説明を省略する。
ステップS907において、制御部103は、ユーザが操作部104を介して撮影終了操作をした場合(Yes)には処理をステップS908へ移行し、そうでない場合(No)には処理をステップS902へ移行する。ステップS908において、制御部103は、LF画像データ保存モードが設定されている場合(Yes)には処理をステップS909へ移行し、そうでない場合(No)には撮影処理を終了する。
ステップS909において、制御部103は、ステップS904で記録した動画データ300から、補間対象フレームのLF画像データを取得する。なお、最初にLF画像データを取得する際には、補間対象フレームは動画データ300の先頭に記録されたフレームデータ(例えばフレームデータ1)とする。
ステップS910において、制御部103は、ステップS909で取得したLF画像データに補間リフォーカス処理を施し、結果をRAM107に確保した記録用バッファに書き込む。補間リフォーカス処理は図10で説明した処理と同様のため、説明を省略する。
ステップS911において、画像処理部105は、RAM107に確保した記録用バッファの内容を圧縮し、圧縮画像データを生成する。そして、画像処理部105は、生成した圧縮画像データをフレームデータ302に含む動画データ300を生成し、記憶媒体108に記録する。このとき記録するフレームデータは、ステップS909で取得したLF画像データに紐付けられる。具体的には、図3に示すフレーム属性情報303に、紐付けたいLF画像データのクリップ名とフレーム番号を記録しておく。
ステップS912において、制御部103は、ステップS909で取得したLF画像データがステップS904で記録した動画データの最終フレーム(例えばフレームデータN)であるか否かを判定する。取得したLF画像データが最終フレームであった場合(ステップS912でYes)には、制御部103は撮影処理を終了し、そうでない場合(ステップS912でNo)には、処理をステップS913に移行する。ステップS913において、制御部103は、ステップS909で取得したLF画像データの次のフレームデータを補間対象フレームに設定し、処理をステップS909へ移行する。
図14は、本実施形態における再生処理手順を示すフローチャートである。以降の説明において、静止画保存処理の対象となるフレームのことを保存対象フレームと呼ぶ。再生モードにおいては、ユーザは任意のフレームにマークを設定することができ、マークが設定されたフレームの番号が、再生処理が終了するまで一時的にRAM107に保持される。
ステップS1101は、図8のステップS601と同様の処理を行うことができるため、説明を省略する。ステップS1102において、制御部103は、表示処理を行う。表示処理では、制御部103はステップS1101で選択された動画データ300の中の表示対象フレームに処理を施して表示部109に表示する。表示処理の詳細は図15を用いて後述する。
ステップS1103において、制御部103は、ユーザが操作部104を介して静止画一括保存操作をした場合(Yes)には処理をステップS1104へ移行し、そうでない場合(No)には、処理をステップS1105に移行する。なお本実施形態では、静止画一括保存操作はユーザが静止画一括保存ボタン1008を指でタッチすることで行われるものとする。ステップS1104において、制御部103は、マークを設定されたすべてのフレームを保存対象フレームとして、静止画保存処理を行い、処理をステップS1103へ移行する。静止画保存処理の詳細は図16を用いて後述する。
ステップS1105において、制御部103は、ユーザが操作部104を介して再生終了操作をした場合、または現在の表示対象フレームがステップS1101で選択された動画データの最終フレームであった場合(Yes)には再生処理を終了する。そうでない場合(No)には、処理をステップS1106に移行する。ステップS1106において、制御部103は、一時停止状態である場合(Yes)には処理をステップS1107へ移行し、そうでない場合(No)には処理をステップS1115へ移行する。
ステップS1107において、制御部103は、ユーザが操作部104を介してマーク設定操作をした場合(Yes)には処理をステップS1108へ移行し、そうでない場合(No)には、処理をステップS1109に移行する。なお本実施形態では、マーク設定操作はユーザがマーク設定ボタン1006を指でタッチすることで行われるものとする。
ステップS1108において、制御部103は、現在の表示対象フレームにマークを設定し、処理をステップS1103へ移行する。
ステップS1109において、制御部103は、ユーザが操作部104を介して静止画保存操作をした場合(Yes)には処理をステップS1110へ移行し、そうでない場合(No)には、処理をステップS1111に移行する。なお本実施形態では、静止画保存操作はユーザが静止画保存ボタン1007を指でタッチすることで行われるものとする。
ステップS1110において、制御部103は、現在の表示対象フレームを保存対象フレームとして、静止画保存処理を行い、処理をステップS1103へ移行する。静止画保存処理の詳細は図16を用いて後述する。ステップS1111〜S1116は、それぞれ図8のステップS605〜S610と同様の処理を行うことができるため、説明を省略する。
次に、図15のフローチャートを用いて、図14のステップS1102の表示処理について説明する。まず、ステップS1121において、制御部103は、表示対象フレームのフレームデータがリフォーカス処理可能であるかどうか、及び一時停止状態が設定されているかどうかを判定する。具体的には、フレーム属性情報303のリフォーカス可能フラグの値が1であり、かつ一時停止状態である場合(Yes)には処理をステップS1122へ移行し、そうでない場合(No)には処理をステップS1123へ移行する。
ステップS1122において、制御部103は、図14のステップS1101で選択された動画データ300から表示対象フレームのLF画像データを取得し、RAM107に確保した表示用バッファに書き込む。ステップS1123において、制御部103は、表示対象フレームのLF画像データに紐付けられた圧縮フレーム画像を取得し、RAM107に確保した表示用バッファに書き込む。ステップS1124において、制御部103は、RAM107に確保した表示用バッファの内容を表示部109に表示し、表示処理を終了する。
次に、図16のフローチャートを用いて、図14のステップS1104、S1110の静止画保存処理について説明する。まず、ステップS1131において、制御部103は、保存対象フレームのフレームデータがリフォーカス処理可能であるかどうかを判定する。具体的には、フレーム属性情報303のリフォーカス可能フラグの値が1である場合(Yes)には処理をステップS1132へ移行し、そうでない場合(No)には処理をステップS1133へ移行する。ステップS1132において、制御部103は、図14のステップS1101で選択された動画データ300から保存対象フレームのLF画像データを取得し、RAM107に確保した保存用バッファに書き込む。
ステップS1133において、制御部103は、保存対象フレームのLF画像データに紐付けられた圧縮フレーム画像を取得し、RAM107に確保した保存用バッファに書き込む。ステップS1134において、制御部103は、RAM107に確保した保存用バッファの内容を静止画ファイルとして記憶媒体108に記録し、静止画保存処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、動画撮影時においてLF画像データを保存するか否かによってフォーカスレンズの焦点調節モードを切り替えることができる。このとき、LF画像データを保存する場合には、動画の各フレームで被写体に合焦するように焦点調節を行うため、被写体の動き、速度変化対応して的確に合焦した動画像データを生成することができる。さらに、動画撮影時において、被写体に的確に合焦した動画像データに基づいて、合焦距離がなめらかに変化するような動画を生成して保存することができる。また、LF画像データを保存しない場合には、動画のフレーム間で合焦距離の変動量が小さくなるように焦点調節を行うため、フレーム間で合焦距離が滑らかに変化する動画像データを生成することができる。
したがって、フレーム画像を静止画として鑑賞することを想定せずに動画撮影を行う場合には、LF画像データ保存モードを解除することで、ユーザにとって自然に見える動画の撮影及び再生を行うことが可能である。一方、フレーム画像を静止画として鑑賞することを想定して動画撮影を行う場合には、LF画像データ保存モードを設定する。これにより、動画の一時停止再生中には被写体に的確に合焦した画像を表示し、動画再生中には、動画撮影時に予め生成して保存された、合焦距離がなめらかに変化する画像を表示することが可能である。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態における動画AFモード(図7参照)では、フォーカスレンズの移動量に対して上限値を設定しているが、ステップS502で算出されるデフォーカス量に対して上限値を設定してもよい。すなわち、デフォーカス量が上限値以上である場合、デフォーカス量の上限値に応じてフォーカスレンズの移動量を決定するようにしてもよい。さらに、直前の複数のフレームで算出したデフォーカス量の移動平均を考慮して、デフォーカス量の上限値を設定するようにしてもよい。
また、上記実施形態における動画AFモードでは、フォーカスレンズの移動量(移動速度)に上限値を設定することで、連続するフレーム間における合焦距離の急な変化を抑制している。しかしながら、フォーカスモータ204の実際の駆動量(駆動速度)を制御することも可能である。例えば、フォーカスモータ204に回転量、回転方向を検出するエンコーダを設けることにより、各フレーム期間におけるフォーカスモータ204の実際の駆動量を上限値未満に制限することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。まず、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、以下のようにして達成することも可能である。即ち、読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合である。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、ROM、RAM、不揮発性の記憶媒体CD‐ROM、CD‐R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
100 撮像装置
101 撮像部
102 アナログ信号処理部
103 制御部
104 操作部
105 画像処理部
106 ROM
107 RAM
108 記憶媒体
109 表示部
110 リフォーカス処理部
111 システムバス
112 AF信号処理部
113 レンズ制御部
201 撮影レンズ
202 マイクロレンズアレイ(MLA)
203 撮像素子
204 フォーカスモータ
300 動画データ
301 属性情報
302 フレームデータ
303 フレーム属性情報
304 画像データ

Claims (12)

  1. ライトフィールド画像を撮影可能な撮像装置であって、
    動画の撮影を行う際に、ライトフィールド画像データを保存するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定に応じた方法で焦点調節を行う調節手段と、
    前記判定手段が前記ライトフィールド画像データを保存すると判定した場合には、前記ライトフィールド画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成し、前記判定手段が前記ライトフィールド画像データを保存しないと判定した場合には、前記ライトフィールド画像データと異なる形式の画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成する生成手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記判定手段が前記ライトフィールド画像データを保存すると判定した場合、前記調節手段は、前記ライトフィールド画像データを保存しない場合における動画の撮影時の合焦速度よりも速く焦点調節を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記動画像データのフレーム画像における合焦距離情報を取得する取得手段と、
    前記合焦距離情報に基づいて前記ライトフィールド画像データにリフォーカス処理を行うリフォーカス手段と、
    前記合焦距離情報が所定の条件を満たしたフレーム画像を検知する検知手段と、
    前記動画像データの特定のフレーム画像に適用する合焦距離を算出する算出手段と、を備え、
    前記リフォーカス手段は、前記検知手段によって検知されたフレーム画像に対して、前記算出手段によって算出した合焦距離に基づいて前記リフォーカス処理を施すことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記動画像データを表示する表示手段を備え、
    前記リフォーカス手段は、前記表示手段が前記検知手段によって検知されたフレーム画像を動画再生表示する場合に、前記算出手段によって算出された合焦距離を用いて前記リフォーカス処理を実施することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記リフォーカス手段は、前記表示手段が前記検知手段によって検知されたフレーム画像を一時停止表示する場合に、該フレーム画像の合焦距離を用いて前記リフォーカス処理を実施することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記検知手段は、前後のフレーム画像から合焦距離が閾値以上に変化したフレーム画像を検知することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記検知手段は、所定の数の前後のフレーム画像に対して、合焦距離の差分の絶対値の合計が閾値以上であるフレーム画像を検知することを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記算出手段は、所定の数の前後のフレーム画像の合焦距離から移動平均を算出することを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記動画像データの所定のフレーム画像を静止画として保存する保存手段
    を備え、
    前記リフォーカス手段は、前記保存手段が前記検知手段によって検知されたフレーム画像を静止画として保存する際に、該フレーム画像の合焦距離を用いて前記リフォーカス処理を施すことを特徴とする請求項3から8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記生成手段は、前記ライトフィールド画像データを所定の形式の画像データに変換し、変換した画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記ライトフィールド画像データは互いに視差を有する複数の視差画像データからなることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. ライトフィールド画像を撮影可能な撮像装置の制御方法であって、
    動画の撮影を行う際に、ライトフィールド画像データを保存するか否かを判定するステップと、
    前記判定するステップの判定に応じた方法で焦点調節を行うステップと、
    前記判定するステップにおいて、ライトフィールド画像データを保存すると判定した場合には、ライトフィールド画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成するステップと、
    前記判定するステップにおいて、ライトフィールド画像データを保存しないと判定した場合には、ライトフィールド画像データと異なる形式の画像データをフレーム画像として有する動画像データを生成するステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
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