JP2017134868A - 情報端末、表示制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報端末、表示制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の技術では操作領域内にアイコンを表示するようにしているが、操作領域内にアイコンを再配置する方法や再配置時の判断について、具体的に考慮されていない。【解決手段】 本発明における情報端末は、表示部の全領域を利用して操作の対象となる複数のオブジェクトが配置される第1の画面の表示から、ユーザーによる片手での操作のための第2の画面の表示への切り替えを行う際に、前記第1の画面で配置されていた前記複数のオブジェクトで提供されなかった機能のための入力部が前記表示部に表示される。そして、さらに、前記入力部の表示位置に依存せずに、前記第2の画面の表示領域を前記表示部内で可変に指定できるユーザーの操作入力を受け付けることを特徴とする。【選択図】 図7

Description

本発明は、入力操作用可能なタッチパネルを備える携帯情報端末の表示制御技術に関するものである。
携帯電話端末やPDA、音楽プレーヤーといった携帯情報端末においては、入力操作用にタッチパネルを搭載している場合が多い。また、表示を行う画面は年々大画面化する傾向があり、タッチパネルの操作は両手でないと操作できない場面が多くなってきている。大画面かつタッチパネルで操作できるため物理的な多数のスイッチやボタンを省略することも可能になる。
タッチパネルを用いた携帯端末の従来技術については、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。
特開2009−163278号公報
一方で大画面化により従来片手で操作できていたアイコン操作が、時には両手で操作を行わなければならない場合が発生している。特許文献1では、操作可能な範囲内に操作指示用のアイコンを表示する方法について提案されている。
しかしアイコンの数が多い場合や、操作性を十分に考慮したアイコンのレイアウト方法については言及されていない。たとえば、画面いっぱいにアイコンがレイアウトされるような場合の課題解決については、とくに提案されていない。
本発明は、タッチパネルを搭載した端末情報端末を操作する場合に、従来技術に比べて、さらに操作性に優れた、操作画面の表示制御を行うことを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明における情報端末は、表示部を備え、前記表示部の全領域を利用して操作の対象となる複数のオブジェクトが配置される第1の画面を介した操作を検出して、当該操作に応じた制御を行うことが可能な情報端末であって、
前記第1の画面の表示から、ユーザーによる片手での操作のための第2の画面の前記表示部における一部の領域に対する表示への切り替えを制御する制御手段と、受け付け手段と、を有し、
前記一部の領域に表示される前記第2の画面は、前記第1の画面よりも相対的に小さい画面であって、
前記第1の画面に配置されていた前記複数のオブジェクトの少なくとも一部が配置される前記第2の画面の前記一部の領域への表示に応じて、前記第1の画面で配置されていた前記複数のオブジェクトで提供されなかった機能のユーザーからの指示を受け付けるための入力部が前記表示部に表示され、
前記受け付け手段は、前記入力部の表示位置に依存せずに、前記第2の画面の表示に対応する前記一部の領域の前記表示部内での位置を指定するユーザーの操作入力を受け付けることを特徴とする。
本発明の表示制御の技術により、従来技術に比べて、携帯情報端末の操作性が向上する。
本発明の携帯情報端末を正面方向からの外観を例示する図である。 本発明における携帯情報端末101の代表的なブロック図である。 本発明における携帯情報端末101におけるモジュールのブロック図である。 本発明における操作範囲を取得、設定する処理を説明するためのフローチャート。 本発明における操作範囲を設定する画面例を示す図である。 本発明における操作用の制御アイコンの表示位置を設定する画面例を示す図である。 本発明における操作性を考慮した表示レイアウトの最適化処理を説明するためのフローチャート。 本発明におけるアイコン再配置の例を示す。 本発明におけるアイコン再配置の他の例を示す。 本発明におけるアイコンの形状やサイズを考慮した最適化処理を説明するためのフローチャート。 本発明における最適化処理後のアイコン表示の例を示す。 本発明における最適化処理後のアイコン表示の他の例を示す。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は本実施例における携帯情報端末の外観の具体例を表す図である。本発明が適用可能な携帯情報端末として、例えば携帯電話やPDA(PERSONAL DIGITALASSISTANCE)、携帯音楽再生端末などが挙げられる。
携帯情報端末101は、液晶装置である画面表示部102と表面がセンサーであるタッチパネル103とが重ねられており、これらは携帯情報端末101本体の大部分を占めている。画面表示部102には画像、文字、アイコンなど様々な情報を表示することができる。電源ボタン105は携帯情報端末101の側面に設けられ、押下することで電源のオンオフができるようになっている。操作キー106はタッチパネル103を用いないで操作ができるように設けられており、処理に応じて画面表示部102の操作キー106近傍に操作キー106の説明を表示することで、処理に応じたキー操作を可能とする。図では操作キーとしているが、なぞることで制御可能なスライドセンサーなどで構成されてもよい。
また図示していないが、携帯情報端末101は充電や他の情報処理装置とのデータ通信を行うUSB通信部、赤外線通信部、Bluetooth(登録商標)などの通信部や、携帯電話などの無線通信部、バッテリーや電源制御部を有している。
図2は、本実施例に係わる携帯情報端末101の内部のハードウェア構成を示す図である。
携帯情報端末101は、ROM203に格納されているプログラム(後述する図3の各処理を実現するプログラムを含む)を実行するCPU201を備え、CPU201は内部バス205を介して各部を総括的に制御する。RAM202は、CPU201のメモリやワークエリアとして機能する。ROM203や記憶装置204は外部記憶装置として機能し、CPU201で処理をするプログラムの他、画像データや音楽データ等を保存することが可能である。さらに、画面表示部102に画像、文字、アイコンなどを表示する表示制御部206、タッチパネル103の制御を行う入力制御部207を備えている。
インターフェース制御部208は前述のUSB、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、携帯電話などの通信処理を行うための無線インターフェース209、有線インターフェース210を有しており、内部バス205を介してCPU201によって制御される。携帯情報端末101は、インターフェース制御部208を介し無線インターフェース部208、有線インターフェース部209を制御して外部機器や携帯電話ネットワークに接続する。
電源制御部211はバッテリーやDC電源といった電源部212からの電源供給を制御する。電源制御部211は電源部の状態を内部バス205経由でCPU201に伝えることで、液晶装置102のバックライト照度の制御や、省電力の制御を行ったりすることができる。
図3は携帯情報端末101で実行されるプログラムにより実現される論理モジュール群300を表す図である。
ここで、制御モジュール302は、RAM202、ROM203、記憶装置204の記録領域と情報の授受を行うとともに、他のモジュールと連携し、携帯情報端末101における機能を全般的に制御するためのモジュールである。
通信処理モジュール301は、インターフェース制御部207を介して、外部ネットワークと必要な情報をやり取りする処理をおこなう。そのため通信処理モジュール301は、前述の外部機器や携帯電話ネットワークと通信をするための通信プロトコルを処理する機能を備えている。通信プロトコルとして例えばUSBや赤外線通信(InfraredData Association)、携帯電話や無線LAN通信(Wi−Fi)といったものがある。
表示制御部処理モジュール303は、表示制御部206を介して、液晶装置102に情報を表示させる。入力処理モジュール304は、表示制御処理モジュール303における表示処理に対応するタッチパネル103からの操作指示を、入力制御部207を介して受け付け、管理することができる。最適化処理モジュール305は、ROM203などの記憶領域に記録された入力処理モジュール304からの操作情報をもとに、表示画面の最適化(アイコンの大きさの変更、表示レイアウトの変更)を行い、表示制御処理モジュール303に最適化された画面情報を提供することができる。これら処理により液晶装置102に任意のレイアウトでアイコンを表示させたりすることができる。
続いて図4〜6を用いて、本実施例におけるユーザーが操作しやすい領域を決定する処理の説明をする。
図4は、携帯情報端末101を操作するユーザーが片手で操作する際に、操作を行う対象の指が到達する範囲を設定する処理について説明するフローチャートである。本フローチャートにおいては、前述の図3の各処理モジュールを処理の主体として説明する。各処理は、具体的には、携帯情報端末101におけるRAM202、ROM203、記憶装置204のいずれかの記憶手段に記録されたプログラムをCPU201が実行することで、実現されることになる。
まずS401では、ユーザーが携帯情報端末101の液晶装置102に表示するメニューから操作範囲設定機能をタッチパネル103にて選択する。入力処理モジュール304は選択された位置より操作範囲設定機能が呼び出されたことを認識し、制御モジュール302に伝達する。制御モジュール302は、表示制御部処理モジュール303に対して操作範囲設定機能の画面の表示指示を出す。
図5にて、液晶装置102に操作範囲設定機能を表示した際の表示の例を示す。液晶装置102の下部領域では、操作範囲設定機能のキャンセルを行うための「戻る」ボタンの表示や、次の処理にすすむための「次へ」ボタンの表示が行われる。各ボタン表示は、操作キー106の位置連動しており、操作キー106を押下することで、次の処理に進めることができる。ユーザーは、例えば、操作する指501(例えば、親指)で片手操作しやすい範囲(また、操作可能な範囲でもよい)を、図示された画面上で指501をなぞるようにして入力することで、操作範囲設定を行うものとする。ここでは、片手操作しやすい範囲として、指501により領域503が設定されたものとする。
次にS402では、入力処理モジュール304が、操作範囲設定の操作が実行されたかを判断する判断処理を行う。何も操作がされない場合にはS402の処理を繰り返す。操作範囲の設定を行った後に、「次へ」ボタンを押下することで操作範囲設定の操作が実行されたと判断され、S403に進む。ここで、入力処理モジュール304が前述の「戻る」ボタンの押下を検出した場合は、操作範囲設定機能がキャンセルされたとみなし、制御モジュール302は図4で示す処理を中断して、終了する。
S403では、制御モジュール302が、入力処理モジュール304から領域503に関する情報を受け取り、操作範囲領域情報として、ROM203などの所定の記憶領域に対して記録する。
S404では、制御モジュール302が、表示制御部処理モジュール303に対して制御アイコン設定機能の画面の表示指示を出す。これにより、液晶装置102において、図6で例示する、制御アイコン設定機能画面が表示される。ここで、図6では、ユーザーの指501(例えば、親指)により、制御アイコンを表示する位置601が設定された場合の表示例を示している。図6において、制御アイコンの位置は、ユーザーが任意の位置を指定可能である。また、図5と同様に、本設定処理の完了、キャンセルを指示するための「完了」ボタン、「戻る」ボタンについての表示も行われる。
S405では、入力処理モジュール304が図6の画面上での操作を検出して、その結果に応じた判断処理が行われうる。操作が行われない間、S405の処理が繰り返し実行される。「完了」ボタンの押下が検出された場合にはS406へ進む。また、「戻る」ボタンの押下が検出された場合にはS402に戻る。
S406では、制御モジュール302が、入力処理モジュール304から制御アイコンを表示する位置601に関する情報を受け取り、制御アイコンの表示位置情報として、ROM203などの所定の記憶領域に対して記録する。
続いて図7、8を用いて本実施例における、操作性を向上させるための最適化処理について説明をする。
図7は、携帯情報端末101をユーザーが片手で操作する際に、操作する指501が操作しやすい領域内で、アイコンなどの操作対象の表示を最適化するための処理について説明するフローチャートである。本フローチャートにおいては、前述の図3の各処理モジュールを処理の主体として説明する。各処理は、具体的には、携帯情報端末101におけるRAM202、ROM203、記憶装置204のいずれかの記憶手段に記録されたプログラムをCPU201が実行することで、実現されることになる。
まずS701では、制御モジュール302が前述した所定の記憶領域から、配置情報として、操作範囲領域情報、および制御アイコンの表示位置情報を取得する。ここで取得された配置情報は、最適化処理モジュール305に渡され、後述するように最適化処理モジュール305が液晶装置102での表示対象となるアイコンのレイアウト(配置)を決定する。
S702では、表示制御処理モジュール303は、ユーザーに操作をさせる通常の画面の表示を行う。具体的には、液晶装置102に対し、最適化処理モジュール305で決定された前述の表示情報を用いることなく、液晶装置102内の表示領域を最大限利用した形で、アイコンなどのレイアウトが行われた場合の表示制御が行われる。図8を用いて、この通常画面の表示例について説明する。図8で示すように、液晶装置102には、アイコン群801とアイコン群803、制御アイコン802を図のようにレイアウトして表示する。説明をわかりやすくするために、前述の操作範囲設定で操作する指501で操作しにくい範囲にレイアウトされ、表示されているアイコン群801を網掛けで表示している。この様な通常画面の表示は、例えば、ソフトキーボードの初期表示や、各種アプリケーションを起動した際の初期表示などを想定している。
S703では、入力処理モジュール304が、起動されたソフトキーボードや、各種アプリケーション自体の終了操作が行われたか否かを判断している。終了操作が行われた場合は、制御モジュール302は、起動されたソフトキーボードや、各種アプリケーションなどの終了処理に伴い、図7で示す処理を終了する。終了操作が行われない場合にはS704に進む。S704では、入力処理モジュール304が、制御アイコン802が押下されたかを判断する。制御アイコン802が押下されたことはタッチパネル103を介して入力され、検出される。制御アイコン802が押下されたと判断された場合はS705に進み、そうでない場合にはS703に戻る。
S705では、最適化処理モジュール305が、前述の配置情報をもとに、操作する指501で操作しやすい範囲(領域503)内で全てのアイコンが配置できるレイアウト変更が可能かどうかを確認する。範囲内に配置できる場合はS706へ、配置できない場合はS707へ進む。
S706では、最適化処理モジュール305が、全てのアイコンを領域503に配置するレイアウト変更を行った状態で表示するための表示情報を生成し、表示制御処理モジュール303に渡す。表示制御処理モジュール303は、この表示情報に基づき、表示制御部206を介して、液晶装置102にレイアウト変更後のアイコン群を表示する。この時、元の表示に戻すことができるように制御アイコン805を前述の制御アイコンを表示する位置に表示する。
S707では、最適化処理モジュール305が、一部のアイコンを領域503に配置するレイアウト変更を行った状態で表示するための表示情報を生成し、表示制御処理モジュール303に対して渡す。なお、この表示情報では、液晶装置102にその一部のアイコンを表示後に、ユーザーによるスクロール操作を受けて、表示しきれなかった他のアイコンが操作しやすい範囲(領域503)内に切り換え表示が行われるようになっている。表示制御処理モジュール303は、この表示情報に基づき、表示制御部206を介して、液晶装置102にレイアウト変更後のアイコン群を表示する。この時、元の表示に戻すことができるように制御アイコン805を前述の制御アイコンを表示する位置に表示する。図8において、一部のアイコンが表示された場合の表示例804を示す。S706、S707の表示制御により、携帯情報端末101を持ち替える、または両手を使わずに、片手操作では届きにくかった位置にあったアイコンを、簡単に操作できるようになる。
なお、表示例804では、通常画面において、操作しやすい範囲(領域503)外にあったアイコンを、当該範囲にレイアウト変更するような表示制御を行っている。ここで、通常画面におけるアイコン群803に関しては、レイアウト変更後の液晶装置102において、操作しやすい範囲(領域503)外に表示しておくといった制御も可能である。
続いて、S708では、入力処理モジュール304が、起動されたソフトキーボードや、各種アプリケーション自体の終了操作が行われたか否かを判断している。終了操作が行われた場合は、制御モジュール302は、起動されたソフトキーボードや、各種アプリケーションなどの終了処理に伴い、図7で示す処理を終了する。終了操作が行われない場合にはS709に進む。S709では、入力処理モジュール304が、制御アイコン805が押下されたかを判断する。制御アイコン805が押下されたことはタッチパネル103を介して入力され、検出される。制御アイコン805が押下されたと判断された場合はS702に戻り通常画面の表示を行い、そうでない場合にはS708に戻る。
図9では、制御アイコンを用いて、指501の操作しやすい範囲(領域503)内に、範囲外にあったアイコン群を配置する場合の他の表示制御の例について説明する。
図9では前述の制御アイコン表示位置情報に基づき、右回り、左回りでアイコン群をレイアウトする制御アイコンの操作、表示の例を示している。なお、本実施例では右回りと左回りの2つのアイコンを表示する例を挙げているが、右回りの制御アイコンだけを表示するといったこともできることは言うまでもない。
図9において左回り制御アイコン902、右回り制御アイコン903が前述の制御アイコン表示位置情報に基づき901の領域内に表示する。それ以外のアイコン群は液晶装置102の表示可能な範囲内に表示される。制御アイコンの操作によりレイアウトが変更されるアイコン群904の動作がわかりやすいように図では網掛けをしている。
ここで、左回り制御アイコン902を選択することで、表示されているアイコン群は左回りに回転してレイアウトされる。制御アイコン902が押下されると、それに従い、最適化処理モジュール305によって、アイコン群を再レイアウトした表示情報を表示制御処理モジュール303に渡す。この際に、表示制御処理モジュール303が表示情報に基づき表示を制御し、図9(a)の状態から図9(b)の状態に表示が変更される。左回り制御アイコン902がユーザーにより押下されるたびに、図9(c)、図9(d)といったようにアイコンの表示が変更されていく。このような表示制御であっても、通常画面において、操作しやすい範囲(領域503)外にあったアイコンを、携帯情報端末101を持ち替える、または両手を使うことなく、片手で簡単に操作できるようになる。
次に図10〜12を用いて、アイコンの形状やアイコンの大きさについても考慮した最適化処理について説明をする。
図10は、携帯情報端末101をユーザーが片手で操作する際に、操作する指501が操作しやすい範囲(領域503)内で、アイコンなどの操作対象の表示を、アイコンの形状や大きさを考慮した上で最適化するための配置処理について説明するフローチャートである。本フローチャートにおいては、前述の図3の各処理モジュールを処理の主体として説明する。各処理は、具体的には、携帯情報端末101におけるRAM202、ROM203、記憶装置204のいずれかの記憶手段に記録されたプログラムをCPU201が実行することで、実現されることになる。
まずS1001では、制御モジュール302が前述した所定の記憶領域から、配置情報として、操作範囲領域情報、および制御アイコンの表示位置情報を取得する。
S1002では、表示制御処理モジュール303は、ユーザーに操作をさせる通常の画面の表示を行う。具体的には、液晶装置102に対し、最適化処理モジュール305で決定された表示情報を用いることなく、液晶装置102内の表示領域を最大限利用した形で、アイコンなどのレイアウトが行われた場合の表示制御が行われる。
S1003では、制御モジュール302が起動されたソフトキーボードや、各種アプリケーション自体が、配置変更やアイコンのサイズ変更などの最適化処理が可能な表示を提供するプログラムであるかを判定する。ここでは、起動されたプログラムの機能によっては、アイコンの配置を固定しておかなくてはならないものもあるため、この判定を行っている。最適化処理が可能であればS1004に進み、そうでない場合にはS1008に進み、最適化処理を行うことなく通常の画面表示の制御を行って処理を終了する。
S1004では、最適化処理モジュール305は、ユーザーの操作する指501が操作しやすい範囲(領域503)内に表示内容(すべてのアイコン)が収まって表示されるように縮小した上で、再配置(レイアウト変更)を行った場合の表示情報を生成する。そして、この表示情報の生成に伴い、S1005では、最適化処理モジュール305は、この縮小及び再配置が、ユーザーによる操作性を損なわない条件を満たしているかをチェックする。操作性を損なわない条件としては、以下の例が挙げられる。
条件1:縮小されたアイコンの縦横サイズの一方が、所定のピクセルサイズ未満となる
これはアイコンの縦横サイズが小さくなりすぎると、指501での選択操作が困難となるためである。
S1005で、条件を満たすと判定された場合にはS1006に進み、そうでない場合にはS1007に進む。S1006では、S1004で生成された表示制御処理モジュール303に表示制御処理モジュール303に渡し、当該表示情報に基づく表示を液晶装置102上で制御する。
S1007では、最適化処理モジュール305が、表示内容(すべてのアイコン)の縮小を行うことなく再配置(レイアウト変更)を行った場合の表示情報を生成し、表示制御処理モジュール303に表示情報を渡す。表示制御処理モジュール303は、当該表示情報に基づく表示を液晶装置102上で制御する。なお、ここでの再配置は、前述の図7で説明したような手法で表示の最適化処理を行うことを想定する。
図11、図12を用いて、図10による最適化処理が行われた場合の表示例について説明する。
図11(a)は、最適化処理が行われていない通常画面の表示状態を示す。一方、図11(b)は、前述のS1006の結果、表示された画面の表示状態を示す。この場合、アイコン群1101は、縦方向のみサイズが縮小され、さらにユーザーの操作する指501が操作しやすい範囲(領域503)内にアイコンの一部が配置されるようにレイアウト変更されて、表示されていることがわかる。このように、操作対象のアイコンの一部が、指501が操作しやすい範囲(領域503)内に配置されれば良いので、縮小する際には、縦横の両方を縮小する必要はなく、いずれかのサイズのみを縮小するようにしても良い。
同様に、図12(a)は、最適化処理が行われていない通常画面の表示状態を示す。図12(b)では、指501が操作しやすい範囲(領域503)内に配置できるようにアイコン群1201の全てのアイコンを縮小した上で、レイアウト変更した場合の表示状態を示す。この際に、縮小されたアイコン群1202は、小さくなりすぎてしまい操作性を損なうと判定される。そのため、前述のS1007の処理の結果、図12(c)で示す表示状態となるよう最適化処理が行われる。具体的には、アイコン群1201の一部のアイコンが、指501が操作しやすい範囲(領域503)内に配置されるように表示する数を減らしたアイコン群1203が表示されている。これは、図7で説明した処理と同様の表示制御である。
なお、アイコンを縮小してレイアウト変更する場合には、指501が操作しやすい範囲(領域503)内で配置されるアイコンの位置に応じて、各アイコンの縮小率を可変としてもよい。例えば、指501の付け根側(例えば、図5の「戻る」ボタンの近傍)の領域は、それ以外の領域よりも指501で比較的操作しにくいといえる。そこで、指501の付け根側に配置されるアイコン関しては、領域503内のそれ以外の領域に配置されるべきアイコンに対して、相対的に縮小率を抑えるようにする。こういった縮小率の適正化により、より操作性の高い表示制御が行われる。
以上で説明した発明によれば、携帯情報端末101の操作において、片手で操作できる領域内に適切な配置で表示内容(アイコン)を表示することで、携帯情報端末101を持ち替える、または両手を使うことなく、使い勝手の良い操作環境をユーザーに提供することが可能になる。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
さらに、本発明には、上述した実施形態の適宜組み合わせることにより構成されたシステムやその機能も含まれるものとする。

Claims (12)

  1. 表示部を備え、前記表示部の全領域を利用して操作の対象となる複数のオブジェクトが配置される第1の画面を介した操作を検出して、当該操作に応じた制御を行うことが可能な情報端末であって、
    前記第1の画面の表示から、ユーザーによる片手での操作のための第2の画面の前記表示部における一部の領域に対する表示への切り替えを制御する制御手段と、
    受け付け手段と、を有し、
    前記一部の領域に表示される前記第2の画面は、前記第1の画面よりも相対的に小さい画面であって、
    前記第1の画面に配置されていた前記複数のオブジェクトの少なくとも一部が配置される前記第2の画面の前記一部の領域への表示に応じて、前記第1の画面で配置されていた前記複数のオブジェクトで提供されなかった機能のユーザーからの指示を受け付けるための入力部が前記表示部に表示され、
    前記受け付け手段は、前記入力部の表示位置に依存せずに、前記第2の画面の表示に対応する前記一部の領域の前記表示部内での位置を指定するユーザーの操作入力を受け付けることを特徴とする情報端末。
  2. 前記第1の画面で配置されていた前記複数のオブジェクトで提供されなかった機能は、前記第2の画面の表示から前記第1の画面の表示へ戻すための機能であることを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記第2の画面では、前記第1の画面に配置されていた操作の対象となる複数のオブジェクトの一部または全てが縮小されて配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の情報端末。
  4. 前記表示部は、ユーザーの操作を検出できるタッチパネルとして利用できることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報端末。
  5. 表示部を備え、前記表示部の全領域を利用して操作の対象となる複数のオブジェクトが配置される第1の画面を介した操作を検出して、当該操作に応じた制御を行うことが可能な情報端末における表示制御方法であって、
    前記第1の画面の表示から、ユーザーによる片手での操作のための第2の画面の前記表示部における一部の領域に対する表示への切り替えを制御する制御工程と、
    受け付け工程と、を有し、
    前記一部の領域に表示される前記第2の画面は、前記第1の画面よりも相対的に小さい画面であって、
    前記第1の画面に配置されていた前記複数のオブジェクトの少なくとも一部が配置される前記第2の画面の前記一部の領域への表示に応じて、前記第1の画面で配置されていた前記複数のオブジェクトで提供されなかった機能のユーザーからの指示を受け付けるための入力部が前記表示部に表示され、
    前記受け付け工程では、前記入力部の表示位置に依存せずに、前記第2の画面の表示に対応する前記一部の領域の前記表示部内での位置を指定するユーザーの操作入力が受け付けられることを特徴とする表示制御方法。
  6. 前記第1の画面で配置されていた前記複数のオブジェクトで提供されなかった機能は、前記第2の画面の表示から前記第1の画面の表示へ戻すための機能であることを特徴とする請求項5に記載の表示制御方法。
  7. 前記第2の画面では、前記第1の画面に配置されていた操作の対象となる複数のオブジェクトの一部または全てが縮小されて配置されることを特徴とする請求項5または6に記載の表示制御方法。
  8. 前記表示部は、ユーザーの操作を検出できるタッチパネルとして利用できることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の表示制御方法。
  9. 表示部の全領域を利用して操作の対象となる複数のオブジェクトが配置される第1の画面を介した操作を検出して、当該操作に応じた制御を行うことが可能なコンピュータに、
    前記第1の画面の表示から、ユーザーによる片手での操作のための第2の画面の前記表示部における一部の領域に対する表示への切り替えを制御する制御工程と、
    受け付け工程と、を実行させるためのプログラムであって、
    前記一部の領域に表示される前記第2の画面は、前記第1の画面よりも相対的に小さい画面であって、
    前記第1の画面に配置されていた前記複数のオブジェクトの少なくとも一部が配置される前記第2の画面の前記一部の領域への表示に応じて、前記第1の画面で配置されていた前記複数のオブジェクトで提供されなかった機能のユーザーからの指示を受け付けるための入力部が前記表示部に表示され、
    前記受け付け工程では、前記入力部の表示位置に依存せずに、前記第2の画面の表示に対応する前記一部の領域の前記表示部内での位置を指定するユーザーの操作入力が受け付けられることを特徴とするプログラム。
  10. 前記第1の画面で配置されていた前記複数のオブジェクトで提供されなかった機能は、前記第2の画面の表示から前記第1の画面の表示へ戻すための機能であることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記第2の画面では、前記第1の画面に配置されていた操作の対象となる複数のオブジェクトの一部または全てが縮小されて配置されることを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 前記表示部は、ユーザーの操作を検出できるタッチパネルとして利用できることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
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