JP2017134393A - ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光するバックライト装置、ヘッドアップディスプレイ、及び、ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光する方法 - Google Patents

ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光するバックライト装置、ヘッドアップディスプレイ、及び、ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017134393A
JP2017134393A JP2016247544A JP2016247544A JP2017134393A JP 2017134393 A JP2017134393 A JP 2017134393A JP 2016247544 A JP2016247544 A JP 2016247544A JP 2016247544 A JP2016247544 A JP 2016247544A JP 2017134393 A JP2017134393 A JP 2017134393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display unit
light
head
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016247544A
Other languages
English (en)
Inventor
フィース、ラインホールド
Fiess Reinhold
ヴェルナー、トビアス
Werner Tobias
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2017134393A publication Critical patent/JP2017134393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/005Diaphragms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/02Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light
    • G02B26/023Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light comprising movable attenuating elements, e.g. neutral density filters
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/0123Head-up displays characterised by optical features comprising devices increasing the field of view
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0149Head-up displays characterised by mechanical features
    • G02B2027/0154Head-up displays characterised by mechanical features with movable elements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

【課題】後方からの照光の際に、簡素な遮光装置を用いてのアイボックスを追従できるというヘッドアップディスプレイを提供する。【解決手段】ヘッドアップディスプレイ100の表示ユニット402を後方から照光するバックライト装置400に関する。バックライト装置400は、光線406を放射する少なくとも1つの光源404と、光線406を利用して所定幅の円錐状ビーム412を生成する少なくとも1つの開口部410を有する、光源404と表示ユニット402との間に配置され又は配置可能な少なくとも1つの遮光装置408と、を備える。遮光装置408及び/又は開口部410は、表示ユニット402への円錐状ビーム412の入射角を変更するために、少なくとも1つの方向に移動可能である。【選択図】図4

Description

本発明は、独立請求項の前提部に記載の装置又は方法に関する。
現在の自動車には、運転者の視野に情報を挿入するヘッドアップディスプレイを備えることが可能である。
このような背景から、本明細書で示すアプローチにより、独立請求項に記載のヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光するバックライト装置、ヘッドアップディスプレイ、ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光する方法、さらに当該方法を利用する制御装置が提示される。従属請求項に記載される手段によって、独立請求項に示される装置の有利な発展形態及び改良例が可能である。
ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光するバックライト装置であって、バックライト装置は、以下の特徴、即ち、
光線を放射する少なくとも1つの光源と、
光線を利用して所定幅の円錐状ビームを生成する少なくとも1つの開口部を有し、光源と表示ユニットとの間に配置され又は配置可能な少なくとも1つの遮光装置であって、遮光装置及び/又は開口部は、表示ユニットへの円錐状ビームの入射角を変更するために、少なくとも1つの方向に移動可能である、少なくとも1つの遮光装置と、
を有する、上記バックライト装置が提案される。
表示ユニットは、例えば、液晶ディスプレイ、又は、MEMS(Micro Electro‐Mechanical System、微小電気機械システム)ディスプレイでありうる。ヘッドアップディスプレイ(Head−up−Display)とは、車両の運転者の視野に情報を挿入するための表示システムとして理解されうる。光源とは、例えば、光ダイオード、若しくは、レーザダイオード、又は、複数のこのようなダイオードから成る構成として理解されうる。遮光装置(Blende)とは、例えばプレート形状をした、光を透過させない要素として理解されうる。実施形態に応じて、遮光装置は、固定されていてもよく、その際に遮光装置の開口部は移動可能であり、又は、遮光装置は、追加的又は代替的に、全体が移動可能でありうる。例えば、円錐状に広がるビーム(以下、円錐状ビーム(Strahlkegel))の幅は、視野ウィンドウ(アイボックス(Eyebox)とも呼ばれる)の幅に従って予め設定可能であり、この視野ウィンドウ(アイボックス)内で、運転者は、表示ユニットが生成した画像を知覚することが可能である。
本明細書で紹介するアプローチは、移動可能な開口部を有する遮光装置の利用によってヘッドアップディスプレイの表示ユニットでの円錐状ビームの入射角を変更できるという認識に基づいている。入射角を変更することによって、例えばヘッドアップディスプレイの観者の目の位置にアイボックスを追従させるために、ヘッドアップディスプレイのアイボックスの位置を変更することが可能である。
バックライト装置によって、例えば遮光装置の制御による追従が行われ画像生成ユニットに対して光学系が適合されている、裸眼立体視対応の(autostereoskopisch)ヘッドアップディスプレイ(略称HUD)を実現することが可能である。これには、後方からの照光の際に、簡素な遮光装置を用いてヘッドアップディスプレイのアイボックスを追従できるという利点がある。
観者の両目のための幅が狭いアイボックスを生成するということが、裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイの設計における本質的な挑戦である。目標は、アイボックス内での均質性及び輝度が充分であり、粒状化(Granulation)の度合いが低く、コントラストが充分な画像を提示することである。例えば、2つの部分画像を提示するための幅が狭いアイボックスは、画像生成ユニットの表示ユニットへと、狭い立体角で対応して幅狭く放射することにより生成される。
従来では、観者の目の動きに伴う、生成されたアイボックスの追従は、例えば、画像生成ユニット一式、又は、少なくとも投射ユニット若しくはバックライトユニットが、モータ(Motor)により回転させられることにより実現される。その際に、モータで駆動するシステムによって、上記追従の際に遅延時間が生じる可能性がある。
本明細書で提案するアプローチは、一実施形態によれば、表示ユニットを後方から照光する特別なバックライト装置に基づいており、この特別なバックライト装置では、必要な放射角が、例えば、当該バックライト装置の均質化段で利用される光学素子のアパーチャによって実現されうる。これにより、LCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)モジュール等の表示ユニットの直ぐ後ろの散乱面(Streuflaeche)又はマイクロレンズアレイが無くてもよく、従って、画像の粒状化、又は、マイクロレンズ構造が透けて見えること(Durchscheinen)が回避されうる。バックライト装置の適切な箇所で遮光装置を利用することによって、鮮鋭なアイボックスが生成され、その際にシステムは、遮光装置がずれると、照光されるアイボックスがずれるように設計されうる。このことには、小さい遮光装置を簡単にずらすことにより、観者の目にアイボックスを追従させることができるという利点がある。
遮光装置は、実施形態に応じて、電子式又は機械式の遮光装置として実現されうる。このような追従できる遮光装置を利用することによって、遅延時間が基本的に低減され、又はほぼ完全に解消される。
例えば以下の手段によって、システムの効率が上げられる。
表示ユニットとしての、LEDで後方から照光されるLCDモジュールの使用によって、スペックル(Speckle)の形成が回避されうる。
均質化段の要素を対応して設計することによる、表示ユニットで必要な放射条件の実現によって、表示ユニットの直ぐ後ろの散乱面又はマイクロレンズアレイを無くすことができる。これにより、画像での粒状化及び、マイクロレンズ構造が透けて見えることが防止されうる。
上記の追従は、例えば、バックライト装置内の駆動可能な遮光装置によって実現されうる。これによりシステムは、少ない遅延時間で、頭の動きに追従することが可能である。
遮光装置を用いた追従によって、本来の画像生成ユニットによる追従が無くなり、これによって設置空間が縮小される。
追従させられる遮光装置の質量が小さいことには、システムが、機械的振動の結合(Einkopplung)から比較的影響を受けにくいという利点がある。
例えば、表示ユニットは、遮光装置による追従の間固定されたままでありうる。これにより、表示ユニットの回転による画質の劣化が回避されうる。
一実施形態によれば、さらに、均質化段に含まれるマイクロレンズアレイへの照光が制御されうる。これにより、照光すべきアイボックスへと光が収束されるため、システムの特に高い効率が実現されうる。
一実施形態によれば、光源と遮光装置との間に配置された、光線を視準する少なくとも1つの視準要素を備えるバックライト装置が実現されうる。追加的又は代替的に、バックライト装置は、実施形態に応じて、遮光装置と表示ユニットとの間に配置された、円錐状ビームを拡大する少なくとも1つの拡大要素、又は、拡大要素と表示ユニットとの間に配置された、拡大要素により拡張された円錐状ビームを表示ユニットへと投射する少なくとも1つの投影要素を有しうる。視準要素は、例えば、コリメータレンズとして理解されうる。拡大要素は、特に、マイクロレンズアレイでありうる。投射ユニットは、例えば、鏡又は投影レンズとして理解されうる。本実施形態によって、表示ユニットを後方から均一に照光することが保証されうる。
更なる別の実施形態によれば、光源は、遮光装置の移動、追加的又は代替的に、開口の移動に、光線を追従させるよう構成される。このために、光源は例えば、バックライト装置に回転自在に配置されうる。代替的に、光源は固定されていてもよく、その際に、光線は、例えば回転ミラー等の可動的な反射要素を用いて、遮光装置の移動に追従させられる。これにより、遮光装置がずれた際に光線が遮断されることが防止されうる。
バックライト装置は、遮光装置及び/又は光源を動かす少なくとも1つのアクチュエータをさらに有しうる。アクチュエータは、遮光装置に加えて又は遮光装置の代わりに、光源を動かすように構成されうる。その際に、遮光装置と光源とが、例えば機械的に結合されうる。本実施形態によって、遮光装置又は光源が正確かつ迅速に動かされる。
遮光装置が、開口部の大きさを変更するよう構成される場合には有利である。遮光装置は、追加的又は代替的に、開口部の形状を変更するよう構成されうる。開口部の変更は、遮光装置を機械的又は電気的に駆動することによって行われる。本実施形態によって、円錐状ビームの形状又は大きさの変更、及び、円錐状ビームにより生成されるアイボックスの形状又は大きさの変更が可能となる。
更なる別の実施形態によれば、遮光装置は、光線を利用して所定幅の追加的な円錐状ビームを生成する少なくとも1つの追加的な開口部を有する。追加的な開口部は、表示ユニットへの追加的な円錐状ビームの入射角を変更するために、少なくとも1つの方向に移動可能でありうる。本実施形態によって、1つの光源を利用して、複数の円錐状ビームを生成することが可能となる。その際に遮光装置は例えば、1の円錐状ビームを、第1の立体画像を生成するための表示ユニットの第1の部分への光路へと向け、追加的な円錐状ビームを、第2の立体画像を生成するための表示ユニットの第2の部分への光路へと向けるよう構成されうる。
バックライト装置は、例えば、追加的な開口部への追加的な光線を放射する追加的な光源を有することが可能であり、その際に、開口部は、追加的な光線を利用して追加的な円錐状ビームを生成するよう構成されうる。
さらに、開口部と追加的な開口部とがx方向及び/又はy方向に互いにずれて配置される場合には有利である。x方向とは、遮光装置の主伸長面上に伸びるx軸として理解されうる。対応して、y方向とは、x軸と直交して方向付けられうる上記主伸長平面上を伸びるy軸として理解されうる。本実施形態によって、円錐状ビームと追加的な円錐状ビームとは互いに異なる方向に偏向されうる。
さらに、遮光装置が開口部と追加的な開口部との間の間隔を変更するよう構成される場合には有利である。例えば、このような間隔の変更は、遮光装置の機械的又は電気的な駆動によって行われうる。これにより、円錐状ビームと追加的な円錐状ビームとの間の間隔を変更することが可能である。
本明細書で提示されるアプローチは、さらに、
表示ユニットと、
上記実施形態のいずれか1つに係るバックライト装置と、
を備えた、ヘッドアップディスプレイを創出する。
一実施形態によれば、表示ユニットは、第1の立体画像を生成する第1の部分と、第2の立体画像を生成する第2の部分と、を有する。ここでは、バックライト装置は、第1の部分を円錐状ビームにより後方から照光し、第2の部分を追加的な円錐状ビームにより後方から照光するよう構成されうる。本実施形態によって、1つの表示ユニットを利用した立体画像の生成が可能となる。
更なる別の実施形態によれば、表示ユニットは、第1の立体画像を生成するよう構成されうる。ヘッドアップディスプレイは、第2の立体画像を生成する更なる別の表示ユニットと、当該更なる別の表示ユニットを後方から照光する更なる別のバックライト装置と、を有しうる。更なる別のバックライト装置は、更なる別の光線を放射する少なくとも1つの更なる別の光源と、更なる別の光線を利用して所定幅の更なる別の円錐状ビームを生成する少なくとも1つの更なる別の開口部を有し、更なる別の光源と更なる別の表示ユニットとの間に配置され又は配置可能な少なくとも1つの更なる別の遮光装置と、を有しうる。その際に、更なる別の遮光装置、追加的又は代替的に、更なる別の開口部は、更なる別の表示ユニットへの更なる別の円錐状ビームの入射角を変更するために、少なくとも1つの方向に移動可能でありうる。本実施形態によって、2つの対画像が、異なる表示ユニットで互いに別々に生成されうる。
有利に、第1の立体画像を、ヘッドアップディスプレイの観者の第1の目への光路へと反射させ、追加的又は代替的に、第2の立体画像に、観者の第2の目への光路を透過させるよう構成されたビームスプリッタを備えうる。これにより、観者の視野における画像の表示品質が改善されうる。
本明細書に記載するアプローチは、上記実施形態のいずれか1つに係るヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光する方法であって、本方法は、以下の工程、即ち、
光線を放射するために、光源を作動させる工程と、
光源の作動に応じて、遮光装置及び/又は開口部を動かすために制御信号を提供する工程と、を含む、上記方法をさらに創出する。
一実施形態によれば、本方法は、センサ信号を読み込む工程を含みうる。センサ信号は、少なくとも1つのセンサにより検知された、ヘッドアップディスプレイの観者の目の位置を表しうる。対応して、上記提供する工程では、上記目の位置に依存して円錐状ビームの入射角を変更するために、センサ信号を利用して制御信号が提供されうる。これにより、表示ユニットにより生成された画像を観者が知覚できる視野が拡大されうる。
本方法は、例えば、ソフトウェア若しくはハードウェアにより、又は、ソフトウェアとハードウェアとの混合形態により、例えば制御装置で実施されうる。
さらに、本明細書で提案されるアプローチによって、本明細書で提案される方法の変形例の工程を対応する装置で実行し、制御し、又は実現するよう構成された制御装置が創出される。制御装置の形態による本方法の本変形例によっても、本発明の根底にある課題が、迅速かつ効果的に解決される。
このために、制御装置は、信号又はデータを処理する少なくとも1つの演算ユニット、信号又はデータを格納する少なくとも1つのメモリユニット、センサからセンサ信号を読出すための又はアクチュエータへと制御信号を出力するための、センサ又はアクチュエータへの少なくとも1つのインタフェース、及び/又は、通信プロトコルに組み込まれたデータを読み込み又は出力するための少なくとも1つの通信インタフェースを有しうる。演算ユニットは、例えば、信号処理部、マイクロコントローラ等であってもよく、その際に、メモリユニットは、フラッシュメモリ、EPROM、又は、磁気的メモリユニットでありうる。通信インタフェースは、無線及び/又は有線によりデータを読み込み又は出力するよう構成され、その際に、有線でデータを読み込み又は出力することが可能な通信インタフェースは、例えば電気的又は光学的に上記データを、対応するデータ伝送線から読み出し、又は、対応するデータ伝送線に上記データを出力することが可能である。
制御装置はここでは、例えば、ヘッドアップディスプレイ、即ち特に裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイの制御との関連で、車両で利用されうる。
半導体メモリ、ハードディスク、又は光メモリのような機械読み取り可能な担体又は記憶媒体に格納可能であり、かつ、特にプログラム製品又はプログラムがコンピュータ又は装置で実行される場合に先に記載した実施形態の1つに記載された方法の工程を実行、実現、及び/又は制御するために利用される、プログラムコードを有するコンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムも有利である。
本発明の実施例が、図面に示され、以下の明細書の記載において詳細に解説される。
一実施例に係るヘッドアップディスプレイの概略図を示す。 一実施例に係る裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイの原則的な機能形態を概略的に示す。 裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイの画像生成ユニットの概略図を示す。 一実施例に係るヘッドアップディスプレイの概略図を示す。 図4のヘッドアップディスプレイの概略図を示す。 一実施例に係る2つのバックライト装置を備えた裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイの概略図を示す。 図6のマイクロレンズアレイへの照光を概略的に示す。 一実施例に係る可動的な光源を備えたヘッドアップディスプレイの概略図を示す。 一実施例に係る傾斜ミラーを備えたヘッドアップディスプレイの概略図を示す。 一実施例に係る傾斜ミラーを備えたヘッドアップディスプレイの概略図を示す。 一実施例に係る2つの部分から成る表示ユニットを備えた裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイの概略的な側面図を示す。 図11の裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイの概略的な上面図を示す。 図11及び図12の遮光装置の概略図を示す。 一実施例に係る裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイの概略図を示す。 一実施例に係る裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイの概略図を示す。 一実施例に係るバックライト装置の一部の概略図を示す。 図16のバックライト装置の一部の概略図を示す。 一実施例に係る方法のフロー図を示す。 一実施例に係る制御装置の概略図を示す。
本発明の有利な実施例についての以下の記載では、様々な図に示された、似たように作用する構成要素のために、同一又は類似した符号を利用し、当該構成要素についての重複説明は行わない。
図1は、一実施例に係るヘッドアップディスプレイ100の概略図を示している。ヘッドアップディスプレイ100は、車両102に組み込まれている。
ヘッドアップディスプレイ100は、ヘッドアップディスプレイ光学系106を用いて、車両102の前に存在する仮想スクリーン108に、画像生成ユニット104(略称:PGU(Picture Generating Unit))の像平面を射影する。これにより、車両102の運転者は、画像生成ユニット104により生成された画像を、拡大された状態で知覚する。この画像は、例えば或る走行シーンに重ねられており、運転者の視野から、車両のフロントガラスから所定の間隔を置いて、仮想スクリーン108に現れる。画像生成ユニット104内の画像生成要素として、例えばLCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)モジュールが利用される。
提示される虚像は、画像生成ユニット104により生成された画像が拡大された映像である。ヘッドアップディスプレイ光学系106は、上記画像を対応して拡大するよう構成されている。その際に、必要とされる拡大は、仮想スクリーン108との距離によって増大し、即ち、運転者の視野において上記画像が表示される距離が遠くなるほど、画像生成ユニット104により生成される画像がより大きく拡大される。例えば、仮想スクリーン108への距離は、15m等である。
図2は、一実施例に係る裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイ100の原則的な機能形態を概略的に示している。図1とは異なって、ここでは、ヘッドアップディスプレイ100は、裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイシステムとして実現されている。ここでは、ヘッドアップディスプレイ100は、左目と右目のために別々の部分画像を生成するよう構成される。これにより3D効果が実現される。2つの部分画像は、例えば、既に画像生成ユニット104により生成される。ヘッドアップディスプレイ光学系106を介して、部分画像の光が、より小さなアイボックス内にある各目に提供される。
その際に、左目と右目のための2つの部分画像は、画像生成ユニット104の表示ユニットで異なる方向に放射され、ヘッドアップディスプレイ光学系106を介して、対応するアイボックスに供給される。
ヘッドアップディスプレイ100は、例えば、DLP(Digital Light Processing)又はLCoS(Liquid Crystal on Silicon)プロジェクタに基づく、投影に基づくシステムである。しかしながら、ヘッドアップディスプレイシステム100は、LCDベースでも実現されうる。その際には、液晶ディスプレイに、対応するバックライトが備えられる。
図3は、裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイの画像生成ユニット104の概略図を示している。ここでは、プロジェクタとしての2つのLCDモジュール300に基づく画像生成ユニットの可能な構想が示されている。2つのLCDモジュール300は、投影面の2つの部分画像が互い少し異なる方向に放射されて各アイボックスに入るように、配置されている。
2つの部分画像は、ビームスプリッタ302によって重ねられ、さらに、2つの部分画像は各々、光ダイオード304の形態による固有のバックライトを有する。このバックライトによって、光が対応して拡大される。これにより、LCDモジュール300が円錐形状に光を放射し、ヘッドアップディスプレイ光学系を介して、左目又は右目のためのアイボックスを照光する。LCDモジュール300での円錐状ビーム形成のための光線を拡大するために、LCDモジュール300の直ぐ後ろに、散乱面306又はマイクロレンズアレイが配置されうる。ここではさらに、照明光学系308、及び、2つの視野レンズ310が示されている。
この場合、状況によっては、画質の劣化、及び、アイボックス形成の劣悪化が起こりうる。幅が狭いアイボックスを生成するために狭角で放射する散乱面によって、例えば、画像内容において粒状化が引き起こされる可能性がある。さらにそこでは、アイボックスの縁端に向かってアイボックスの輝度を下げうるガウス分布(Gauss−Profil)の形態による散乱が頻繁に起きる。観者がアイボックス内で自身の目を動かすと、輝度が異なる画像を知覚し、これにより画像が不均質に現れる可能性がある。マイクロレンズアレイが利用される際には、画像内での色のグラディエーションに繋がりうる色彩的影響が生じる可能性がある。さらに、小さなマイクロレンズが、回折を生じさせるように作用し、誤った目への部分画像のクロストークを引き起こす可能性がある。マイクロレンズアレイが、ヘッドアップディスプレイ光学系の結像面の近傍に配置されている場合には、ヘッドアップディスプレイ光学系による拡大によってマイクロレンズ構造が射影され、その場合に、画像においてレンズアレイとして知覚される。
図3では、点線及び矢印により示される可能な追従システムも同様に示唆されている。この追従システムは、例えば、画像生成ユニット104全体を、当該画像生成ユニット104の中央に存在する回転軸の周りを回転させるように構成される。
上記回転によって、後段のヘッドアップディスプレイ光学系に対して相対的に光線の方向が変更され、従って、両目のアイボックスが観者と共に移動する。アイボックスが移動可能な範囲であって、提示された画像を観者がその中で知覚できる上記範囲は、全体アイボックスとも呼ばれる。
代替的に、LCDモジュール300の後ろの照明システム全体が、LCDモジュール300の周りを回転させられる。
図4は、一実施例に係るヘッドアップディスプレイ100の概略図を示している。ヘッドアップディスプレイ100は、本実施例によれば、表示ユニット402を後方から照光するバックライト装置400を備える。バックライト装置400は、光線406を放射する光源404、即ちここでは光ダイオードと、光源404と表示ユニット402との間に配置された、開口部410を有する遮光装置408と、を有する。光線406は、開口部410によって、所定の入射角で表示ユニット402に当たる円錐状ビーム412へと形が整えられる。本実施例によれば、遮光装置408及び開口部410をずらすことが可能であり、従って、遮光装置408をずらすことによって、円錐状ビーム412の入射角を変更することが可能である。
追従させられる遮光装置を用いて可動的なアイボックスを実現するために、先に図1〜図3により説明した画像生成ユニットの構成要素でありうる表示ユニット402が、例えば、バックライト装置400としての多段式光学系によって後方から照光されて、表示ユニット402での対応する放射条件が整えられる。有利に、アイボックスの形成は、適切なところに遮光装置408が位置付けられることにより行われる。
図4では、一実実施例を用いて、ここで提案するシステムの機能形態が示されている。ここでは、光源404の光が、任意の視準要素414、即ちここではコリメータレンズによって、マイクロレンズアレイの形態による任意の拡大要素416の方向に導かれる。視準要素414と拡大要素416との間には駆動可能な遮光装置408が配置されており、この遮光装置408は、本実施例によれば直線的にずらすことが可能である。円錐状ビーム412によって照射された拡大要素416のマイクロレンズは、円錐状ビーム412の光を拡大するよう構成される。このように拡大された光線が、任意の投影要素418、即ちここでは投影レンズによって、例えばLCDモジュールとして実現された表示ユニット402で重畳される。
その際には、表示ユニット402上の様々なポイントに、照光された全てのマイクロレンズからの光線が当たる。表示ユニット402上の各ポイントから、その光線幅が遮光装置408の幅に依存する光円錐が放射される。ヘッドアップディスプレイ光学系106を介して、個々の表示ポイントの光円錐が、1つの目のためのアイボックス420内で重畳される。遮光装置408をずらすことによって、表示ユニット402が他の方向から照光され、従って、表示ユニット402から他の方向へ進む円錐状ビームが得られる。ヘッドアップディスプレイ光学系106を介して、円錐状ビームの個々の光線がアイボックス420内で重畳され、このアイボックス420は、全体アイボックス422内でずらすことが可能である。
遮光装置408によって、所定幅の円錐状ビーム412が定められ、ヘッドアップディスプレイ光学系106を介して、幅が狭いアイボックス420が生成される。遮光装置408の移動により、アイボックス420が全体アイボックス422の設計範囲内でずらされる。
図5は、アイボックス420が動かされるヘッドアップディスプレイ100の概略図を示す。図は、表示ユニット402における、1つの表示ポイント500から出る円錐状ビーム412の生成を示している。この円錐状ビーム412によって、アイボックス420が形成される。その際に、円錐状ビーム412は、拡大要素416の様々なマイクロレンズの個々の部分光線で構成される。
遮光装置408をずらすことによって、アイボックス420が全体アイボックス422内でずらされる。図5から分かるように、拡大要素416の前に存在する開口部410の幅が広いほど、より多くの光線が表示ポイント500を通って案内されて、より幅が広い円錐状ビーム412になる。従って、円錐状ビーム412の幅がアイボックス420の幅が決定し、即ち、アイボックスの幅は、開口部410の幅によって調整される。
このようにして、遮光装置408を動かすことによって、全体アイボックス422の全範囲を追従することが可能である。この形態による追従においては、遮光装置408のみが動かされるため、画像生成ユニット全体を旋回させるための空間を確保する必要がない。大きなモータが無いことによっても同様に設置空間が縮小する。これにより、本設計は、車両内の所定の設置空間に非常に簡単に組み込まれる。必要な設置空間が縮小することによって、例えば、車両のステアリングコラムとの干渉も回避されうる。
表示ユニット402は例えば固定されており、これにより、表示ユニット402が追従の際に結像面から動きこれにより画質が下がるということが回避される。
LCD照明部のこのような均質化段によって、様々な要請が一度に満たされる。一方では、拡大要素416のアパーチャが、全体アイボックス422全体に対応する。遮光装置408によって、拡大要素416のより少ないアパーチャが効率良く利用され、これにより、円錐状ビームの幅は、ヘッドアップディスプレイ光学系106を介して鮮鋭なアイボックスが生成されるように、適合される。バックライト装置400の更なる別の利点は、拡大要素416の照光された個々のチャネルが表示ユニット402で均一に重畳するため、表示ユニット402が均一に照光されることにある。
代替的な実施例によれば、バックライト装置400は、複数の拡大要素416、即ち例えば複数のマイクロレンズアレイを有しうる。このような複数の拡大要素の使用によって、システムは、より拡大された光源に対して適合されうる。これにより、例えば、バックライティングのために複数の光源が使用され、これにより輝度が上げられる。
図5で示すシステムは、1つのアイボックスのみ生成されるが、裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイを実現するためには、2つのアイボックスを同時に提供する必要があり、その際に、この2つのアイボックスは、観者に対して、異なる部分画像ごとに提供される。
このために、表示ユニット402は、例えば、2つの部分画像を時間的に連続して切り替えるよう構成されうる。対応して、遮光装置408は、2つの部分画像を2つのアイボックスに導くために、表示ユニット402による切り替えと同様に時間的に連続して様々な位置の間で移るように構成されうる。このために、遮光装置408は、例えば、以下で詳細に説明するように、電子式遮光装置として実現されうる。
代替的に、2つの部分画像は2つの表示ユニットによって生成され、その際に、この2つの表示ユニットは、図6を用いて以下に説明するように、ビームスプリッタによって重ねられ、かつ各々が、固有のバックライトと、駆動可能な固有の遮光装置と、を有する。
図6は、一実施例に係る、2つのバックライト装置400、600を備えた、裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイ100の概略図を示している。先に図5を用いて説明したヘッドアップディスプレイとは異なって、本実施例に係るヘッドアップディスプレイ100は、バックライト装置400に加えて、更なる別の表示ユニット602を後方から照光するための更なる別のバックライト装置600を有する。この更なる別のバックライト装置600はバックライト装置400と同様に、更なる別の光源と、所定幅の更なる別の円錐状ビーム604を生成するための、移動可能な開口部を有する更なる別の遮光装置と、更なる別の光源により放射された光線を拡大するための任意の更なる別の拡大要素605と、を備えて実現される。
表示ユニット402は、円錐状ビーム412を利用して、第1の立体画像を生成するよう構成される。対応して、更なる別の表示ユニット602は、更なる別の円錐状ビーム604を利用して、第2の立体画像を生成するよう構成される。
図6には、LCDベースの画像生成ユニットを備えた裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイシステムのシミュレーションと、バックライト装置に組み込まれた遮光装置を用いる追従と、が例示的に示されている。ここでは、2つの表示ユニット402、602へのバックライティングにおいてシミュレートされるシステムが示されており、当該システムは、均質化段の拡大要素416、605としてのマイクロレンズアレイを起点としている。投影レンズ418、及び、追加的な、角度を変える(winkelumlenkend)バックライト光学系606を介して、表示ユニット402、602それぞれが均一に照光される。ビームスプリッタ608は、2つの類似した経路を重ねるように構成され、その際に、各経路には固有の表示ユニットが対応付けられており、各経路が1つの画像を提供する。更なる別の表示ユニット602に対応付けられた経路には、車両の設置空間に適合させるために、任意の偏向ミラー610が導入されている。拡大要素416、605の前の各遮光装置によって、以下に図7を用いて説明するように、各画像のアイボックスが調整される。
部分画像は、例えば、ヘッドアップディスプレイ光学系106及びコンバイナ(Combiner)612を介して、アイボックスへと方向が変えられる。
以下に、ヘッドアップディスプレイ100の可能なシステムパラメータを例示的に記載する。その際に、第1の欄にはパラメータが記載され、第2の欄にはパラメータに割り当てられる値が記載され、第3の欄には対応する説明が記載される。

コンバイナ 有り 非球面状
VID 5m 仮想的なスクリーン距離
FOV 10°×4° 視野(Field of View)
EB 140mm×60mm アイボックスのサイズ
MLA 32mm×12mm MLAの寸法
図7は、図6の拡大要素416、605への照光を概略的に示している。図では、異なる経路に存在する2つの拡大要素416、605の入射光線が、1つのグラフに重ねられている。その際に、2つの拡大要素は同じ大きさである。拡大要素の一方が完全に照光された際には、部分画像は全体アイボックスからはみ出るであろう。但し、1つの目のための小さなアイボックスのみ照光するためには、拡大要素のより小さな部分のみ利用される。
示される光線の入射点は、例えば65mmの目と目の間の距離(瞳孔間距離)を有する観者が全体アイボックスの中央にくる所定のアイボックスポジションのための、拡大要素416、605の利用された領域を再現している。ここに示される照光された領域の大きさによる拡大要素の近傍の遮光装置によって、観者の目がどの位置にあってもアイボックスが形成されうる。遮光装置をずらすことによって、各アイボックスも対応してずらされる。照光されるアイボックスを、例えば幅が140mmの全体アイボックス全体を越えて移動せしめうるために、この場合、例えば32mmの拡大要素の幅に渡って遮光装置をずらすことが可能である。即ち、1mmの精度でのアイボックスの位置決めを実現するためには、遮光装置は、対応する拡大要素の直ぐ前の0.23mmのところに配置されるべきであろう。これにより、追従される調整ユニットとしての、例えばモータを用いる遮光装置の公差に対する要求が対応して小さくなりうる。
図7には、図6に係るシステムの拡大要素の利用された領域の結果が示されている。拡大要素は、例えば、幅32mm、高さ12mmという寸法を有する。各経路内の拡大要素は例えば、全体アイボックスに対応できるように設計される。各目のための個別アイボックスはより小さく、かつ、全体アイボックス内を観者の目の動きに伴って移動する。ここには、全体アイボックスの中央にくる観者についての、拡大要素の各利用された領域が示されている。拡大要素が完全に照光される際に、利用された光線のここに示される入射点は、部分画像ごとに遮光装置を外すべき領域を示す。観者が動いた際には、これに対応して、遮光装置が左又は右にずれる。
ここで提示されるシステムは、そのバックライティングにおいて、1つの目が動いてもよい全体アイボックス全体を照光するための光を提供する。遮光装置によって、各部分画像にとって必要ではない光線が遮断される。
ここに示す裸眼立体視対応のアプローチは、さらに、更なる効率向上のための潜在性をもたらす。観者の目は、原則的に、全体アイボックスの領域全体に渡っては動かない。1の目が設計領域から出次第、もはや他の目に対応する必要はなく、これにより、1つの目についての効率良く追従すべき領域が縮小される。全体アイボックス幅が例えば140mmで、65mmの平均的な目と目の間の距離である際に、1つの目のための追従すべき範囲は、75mmに縮小される。提供される光がこの領域に限定される場合には、小さいアイボックス内での光量が増大し、これにより効率が約2倍に上がる。
LEDバックライトの放射を追加的に追従させることにより、効率が更に上げられる。このことについて、以下では図8を用いて詳細に説明する。
一実施例によれば、遮光装置は、機械式の遮光装置ではなく、例えばLCDセルの形態による、電子式の遮光装置として実現される。その際には、遮光装置は、遮蔽すべきピクセルを黒く切り替えるよう構成されうる。遮光装置としてのLCDセルの利用によって、光が失われる可能性がある。なぜならば、LCDセルは、光を偏光させ、単純に有限の透過率を有するからである。但し、透過光の偏光が、照射される各表示ユニット(例えば、画像を生成するLCDモジュールでありうる)に対して適合される場合には、偏光による損失が低減されうる。
例えば、このような電子式遮光装置は、対応する表示ユニットが2つの立体画像を連続的に切り替えられるのと同じ速さで切り替わるように、構成されうる。例えば、表示ユニットは、120Hzの周波数により2つの部分画像を切り替えるよう構成され、従って、心地良いと感じられる60Hzの周波数により、各部分画像が観者に知覚されうる。
図8は、一実施例に係る、可動的な光源404を備えたバックライト装置400の概略図を示す。ここでは、バックライト装置400は例えば、図4〜7により説明したバックライト装置でありうる。本実施例によれば、光源404は、システム効率を上げるための駆動可能な光ダイオードとして実現される。
遮光装置408により限定されて、拡大要素416のアパーチャのうち特定の部分のみ利用される。その際に、光源404は、開口部410のみを照光しさらに自身が追従させられるように、設計される。光源404は、特定の角度領域に照光し、この特定の角度領域では、視準要素414による視準化の後で、開口部410が照光される。このような幅が狭い光線を実現するために、光源404は、例えば、反射器又は補助レンズを備えて実現されうる。
開口部410が動いた場合には、光源404は、開口部410への照光を追従するために、例えば、対応して回転させられ又はずらされる。代替的に、光源404による追従は、小さな傾斜ミラー又はその他の適切な光学素子によって実現されうる。開口部410の動きに同期させて光源404を追従させるために、光源404は、任意に、遮光装置408と機械的に連結されてもよい。これにより、追従のための追加的なアクチュエータが省略される。
例えば、光源404は、幅が狭い円錐状の光線406を放射するよう構成され、この光線406によって、拡大要素416の前の開口部410が完全に照光される。全システムのアイボックスを追従させるために遮光装置が拡大要素416に渡って動く場合には、光源404も回転させられる。これにより、光源404は、開口部410を引き続き完全に照光する。このように開口部410に対して収束される光によって、システムの効率が上げられる。
図9は、一実施例に係る傾斜ミラー900を備えたヘッドアップディスプレイ100の概略図を示している。ヘッドアップディスプレイ100は、図5により説明したヘッドアップディスプレイにほぼ対応しているが、ヘッドアップディスプレイ100が遮光装置の代わりに、円錐状ビーム412を形成するための傾斜ミラー900を備えて実現されている点で異なっている。
光源404による対応する光線の形成は、遮光装置無しで行うことが可能であり、これにより、上記追従の機械的コストが更に下げられる。図9は、光源404の直ぐ後ろの傾斜ミラー900としての回転ミラーを備えたシステムを例示している。傾斜ミラー900によって、拡大要素416の様々な領域が照光され、これにより、アイボックス420がずらされうる。傾斜ミラー900を介して、例えば細く放射された円錐の形状による光線406が、拡大要素416へと反射される。
図10は、一実施例に係る傾斜ミラー900を備えたヘッドアップディスプレイ100の概略図を示している。図9とは異なって、ここでも同様に回転ミラーである傾斜ミラー900が、投影要素418と表示ユニット402との間に配置されている。本実施例によれば、傾斜ミラー900は、拡大要素416により第1の方向に放射された円錐状ビームを、例えば90度分だけ第1の方向とは異なる第2の方向に、表示ユニット402へと偏向するよう構成される。このために、傾斜ミラー900は、様々な角度で放射された円錐状ビームを全て、表示ユニット402へと導く。これにより、光線が表示ユニット402で対応して傾けられ、これにより、全体アイボックス422内でアイボックス420がずらされる。
一実施例によれば、拡大要素416と、対応するレンズと、は、幅が狭いアイボックス420を生成するように設計される。その際に、表示ユニット402は、表示ユニット402の側面を越えて放射される円錐状ビームによって照光される。これにより、傾斜ミラー900が歪んでいる際にも、表示ユニット402が完全に照光されうる。傾斜ミラー900が回転される際には、光線の放射方向が表示ユニット402で同様に変更され、これにより、アイボックス420が対応してずらされる。
図11は、一実施例に係る、2つの部分から成る表示ユニット402を備えた裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイ100の概略的な側面図を示している。先に図1〜図10により説明したヘッドアップディスプレイとは異なって、図11のヘッドアップディスプレイ100は、第1の立体画像を生成する第1の部分1100と、第2の立体画像を生成する第2の部分1102と、に分けられる表示ユニット402を備えて実現される。対応して、遮光装置408は、開口部410の他に、追加的な開口部1104を有する。追加的な開口部1104は、光線406を利用して、第2の部分1102を後方から照光する追加的な円錐状ビーム1106を形成するよう構成される。これに対して、開口部410により生成される円錐状ビーム412は、第1の部分1100を後方から照光する。
図11に示される、表示部が分けられたステレオヘッドアップディスプレイ(Stereo−Head−up−Display)100は、一実施例によれば、ビームスプリッタ608を有する。ビームスプリッタ608は、2つの部分1100、1102を仮想的に重ねるよう構成され、従って、第1の立体画像は、観者の第1の目の光路へと反射され、第2の立体画像は、観者の第2の目の光路へと透過させられる。本実施例によれば、ビームスプリッタ608は、表示ユニット402に対してほぼ直交して2つの部分1100、1102の間に存在する。2つの部分領域1100、1102は、図11に示される側面図では上下に重なっている。
2つの開口部410、1104は、例えば、互いにずれた、開いた遮光装置スリット部(Blendenschlitze)として形成される。
図12は、図11の裸体立体視対応のヘッドアップディスプレイ100の概略的な上面図を示している。表示ユニット402の2つの部分は、互いにずれた開口部410、1104によって、それぞれ異なる角度から照光され、互いに異なる箇所でアイボックスが生成される。
互いにずれた開口部410、1104によって、様々な目の位置ごとにアイボックスが生成され、その際に、開口部410は、アイボックス420を生成し、追加的な開口部1104は、全体アイボックス422に追加的なアイボックス1200を生成するよう構成される。これにより、表示ユニット402の各部分が生成した部分画像が、各目に供給される。表示ユニット402を2つの部分に空間的に分けることによって、もはや、表示ユニット402を2つの部分画像の間で迅速に切り替える必要はない。これにより、特にLCDモジュールとして実現可能な表示ユニット402が、低温時にも使用される。
図13は、図11及び図12の遮光装置408の概略図を示している。ここでは、方形の遮光装置スリット部として形成された開口部410、1104が例示されている。開口部410、1104は、x方向においてもy方向においても互いにずれて配置されている。図13では、x方向及びy方向は、遮光装置408の平面上に存在する対応する座標軸x又はyで示されている。
図13に示される、開口部410、1104間の間隔が固定された遮光装置408の代わりに、例えば、互いに独立して移動可能な開口部を各々が備える2つの機械的に分離した遮光装置も使用されうる。代替的に、遮光装置408は、追加的なアクチュエータを用いて、開口部の間のスリット間隔を調整するよう構成されうる。さらに、スリット幅が変更可能な遮光装置の利用も考えられる。
このような遮光装置の利用によって、観者の個別の目と目の間の距離に対してシステムを調整することが可能である。なぜならば、様々なスリット間隔によって、互いに様々な距離で離れたアイボックスが生じるからである。遮光装置のスリット幅が変更可能であることによって、アイボックスの幅が調整されうる。観者が前又は後ろに動いた際には、各アイボックス幅が適合され、従って、間違った目への部分画像のクロストークが防止される。
図14は、一実施例に係る裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイ100の概略図を示している。本実施例によれば、表示要素402は、MEMS(Micro Electro‐Mechanical System、微小電気機械システム)ベースのディスプレイとして実現される。
このようなMEMSディスプレイは、低温時にも、迅速な切り替えという利点をもたらし、これにより特に、自動車での使用に適している。
表示ユニット402は、ミクロメカニカルなシャッタ(Micromechanischer Shutter)によって動作し、このミクロメカニカルなシャッタは、連続的に切り替え可能であり、光源404及び追加的な光源1400によって時間的に同期して照射されうる。その際に、表示ユニット402は、自身の画像内容を、ピクセル単位で、ミクロメカニカルなシャッタを用いて個別ピクセルごとに構築する。追加的な光源1400により放射された光線は、例えば、コリメータレンズ等の追加的な視準要素1400によって視準される。
図14に示すシステム構成は、図5で示したシステム構成と比較可能である。表示ユニット402は時間的に連続して2つの部分画像を切り替えるため、2つのアイボックス420、1200を、同一の表示ユニットによって生成することが可能である。アイボックス420、1200は、遮光装置408をずらすことにより追従されうる。その際に、光源404、1400は、本来の開口部410、1104を超える範囲を照光する。遮光装置408は、この範囲内で移動可能であり、その際に、光源404、1400による追従は必要ではない。
表示ユニット402のために、時間的に連続して2つの開口部410、1104によって照光され、第1又は第2の画像(部分画像とも称される)が表示される。これにより、時間的に連続して、左目用のアイボックス420及び右目用のアイボックス1200が構築される。上記追従は、遮光装置をずらすことにより行われる。
図15は、一実施例に係る裸眼立体視対応のヘッドアップディスプレイ100の概略図を示している。図14とは異なって、図15に係る2つの光源404、1400は可動的である。
図15には、システムの変形例が示されており、ここでは、光源404、1400は、自身に対応付けられた開口部の領域のみを照光する。従って、2つの光源を、遮光装置408の動きに追従させることが必要となる。この追従は、例えば、2つの光源を対応して回転させることにより実現される。代替的に、ヘッドアップディスプレイ100は、図9及び図10により説明した傾斜ミラーと類似した、2つの光源により放射された光線を追従するための傾斜ミラーを有してもよい。さらに、以下に図16を用いて説明するような、光源404、1400の近傍に設けられた偏向レンズの利用も構想されうる。
図15によれば、上記追従は、遮光装置408をずらずことによって、さらに、光源404、1400の形状による照明ユニットを回転させることによって行われる。光源404、1400は、開口部410、1104の領域のみ照光するよう構成されているため、図14のシステムに対して、より高い効率が実現される。
図16は、一実施例に係るバックライト装置400の一部の概略図を示している。バックライト装置は、例えば、先に図4〜15により説明したバックライト装置である。バックライト装置400は、光源404により放射される光線406の光路に配置された、当該光線406を偏向させるための偏向レンズ1600を備え、即ち、ここでは円柱レンズを備える。本実施例によれば、偏向レンズ1600は、光源404と視準要素414との間に配置されている。
光線406は、偏向レンズ1600によって案内され、偏向レンズ1600は、自身の位置に従って、光線406を様々な方向に視準要素414へと導く。偏向レンズ1600をずらすことによって、光源404の光円錐が偏向され、従って、光円錐が対応してずらされて視準要素414に当たる。代替的に、偏向レンズ1600は、レンズの湾曲が変えられる液体レンズとして実現される。偏向レンズ1600は、例えば、先に図8〜15により説明したヘッドアップディスプレイで利用されうる。
図17は、図16のバックライト装置400を示している。図16及び図17は、2つの異なる位置にある偏向レンズ1600についての光線406の偏向を示している。
図18は、一実施例に係るヘッドアップディスプレイの表示ユニットを照光する方法1800のフロー図を示している。方法1800は、例えば、先に図1〜図17により説明したヘッドアップディスプレイとの関連で実行される。本方法では、工程1810において、光線を放射するために光源が作動される。光源の作動に対応して、更なる別の工程1820において、遮光装置又は開口部を動かすために制御信号が提供される。
任意の実施例によれば、工程1830において、少なくとも1つのセンサにより検知された、ヘッドアップディスプレイの観者の目の位置を表すセンサ信号が読み込まれる。対応して、工程1820において、開口部により形成された円錐状ビームの入射角を変更するために、制御信号がセンサ信号を使用して提供される。
工程1810、1820、1830は継続的に実行されうる。
図19は、一実施例に係る制御装置1900の概略図を示している。制御装置1900は、例えば、先に図1〜18により説明したヘッドアップディスプレイの制御との関連で利用されうる。このために、制御装置1900は、作動ユニット1910を有し、この作動ユニット1910は、光源を作動する作動信号1915を生成して、光源及び提供ユニット1920へと送信するよう構成される。提供ユニット1920は、作動信号1915を利用して、遮光装置又は開口部を制御する制御信号1925を提供するよう構成される。例えば、制御信号1925は、遮光装置、又は、電子式遮光装置の像点を動かすアクチュエータを駆動するために用いられる。
実施例が、第1の特徴と第2の特徴の間に「及び/又は」(und/oder)結合を含む場合は、一の実施形態に係る実施例が第1の特徴及び第2の特徴を有し、他の実施形態に係る実施例が第1の特徴のみ又は第2の特徴のみを有すると理解されたい。
従来では、観者の目の動きに伴う、生成されたアイボックスの追従は、例えば、画像生成ユニット一式、又は、少なくとも投射ユニット若しくはバックライトユニットが、モータ(Motor)により回転させられることにより実現される。その際に、モータで駆動するシステムによって、上記追従の際に遅延時間が生じる可能性がある。

Claims (15)

  1. ヘッドアップディスプレイ(100)の表示ユニット(402)を後方から照光するバックライト装置(400)であって、前記バックライト装置(400)は、以下の特徴、即ち、
    光線(406)を放射する少なくとも1つの光源(404)と、
    前記光線(406)を利用して所定幅の円錐状ビーム(412)を生成する少なくとも1つの開口部(410)を有し、前記光源(404)と前記表示ユニット(402)との間に配置され又は配置可能な少なくとも1つの遮光装置(408)であって、前記遮光装置(408)及び/又は前記開口部(410)は、前記表示ユニット(402)への前記円錐状ビーム(412)の入射角を変更するために、少なくとも1つの方向に移動可能である、前記少なくとも1つの遮光装置(408)と、
    を有する、バックライト装置(400)。
  2. 前記光源(404)と前記遮光装置(408)との間に配置された、前記光線(406)を視準する少なくとも1つの視準要素(414)、及び/又は、前記遮光装置(408)と前記表示ユニット(402)との間に配置された、前記円錐状ビーム(416)を拡大する少なくとも1つの拡大要素(416)、及び/又は、前記拡大要素(416)と前記表示ユニット(402)との間に配置された、前記拡大要素(416)により拡張された円錐状ビーム(412)を前記表示ユニット(402)へと投射する少なくとも1つの投影要素(418)を備えた、請求項1に記載のバックライト装置(400)。
  3. 前記光源(404)は、前記遮光装置(408)及び/又は前記開口(410)の移動に前記光線(406)を追従させるよう構成される、請求項1〜2のいずれか1項に記載のバックライト装置(400)。
  4. 前記遮光装置(408)及び/又は前記光源(404)を動かす少なくとも1つのアクチュエータを備えた、請求項1〜3のいずれか1項に記載のバックライト装置(400)。
  5. 前記遮光装置(408)は、前記開口部(41)の大きさ及び/又は形状を変更するよう構成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバックライト装置(400)。
  6. 前記遮光装置(408)は、前記光線(406)を利用して所定幅の追加的な円錐状ビーム(1106)を生成する少なくとも1つの追加的な開口部(1104)を有し、前記追加的な開口部(1104)は、前記表示ユニット(402)への前記追加的な円錐状ビーム(1106)の入射角を変更するために、少なくとも1つの方向に移動可能である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のバックライト装置(400)。
  7. 前記開口部(410)と前記追加的な開口部(1104)とは、x方向及び/又はy方向に互いにずれて配置される、請求項6に記載のバックライト装置(400)。
  8. 前記遮光装置(408)は、前記開口部(410)と前記追加的な開口部(1104)との間の間隔を変更するよう構成される、請求項6又は7に記載のバックライト装置(400)。
  9. 表示ユニット(402)と、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のバックライト装置(400)と、
    を備えた、ヘッドアップディスプレイ(100)。
  10. 前記表示ユニット(402)は、第1の立体画像を生成する第1の部分(1100)と、第2の立体画像を生成する第2の部分(1102)と、を有し、前記バックライト装置(400)は、前記第1の部分(1100)を前記円錐状ビーム(412)により後方から照光し、前記第2の部分(1102)を追加的な円錐状ビーム(1106)により後方から照光するよう構成される、請求項9に記載のヘッドアップディスプレイ(100)。
  11. 前記表示ユニット(402)は、第1の立体画像を生成するよう構成され、前記ヘッドアップディスプレイ(100)は、第2の立体画像を生成する更なる別の表示ユニット(602)と、当該更なる別の表示ユニット(602)を後方から照光する更なる別のバックライト装置(600)と、を有し、前記更なる別のバックライト装置は、更なる別の光線を放射する少なくとも1つの更なる別の光源と、前記更なる別の光線を利用して所定幅の更なる別の円錐状ビーム(604)を生成する少なくとも1つの更なる別の開口部を有し、前記更なる別の光源と前記更なる別の表示ユニット(602)との間に配置され又は配置可能な少なくとも1つの更なる別の遮光装置と、を有し、前記更なる別の遮光装置及び/又は前記更なる別の開口部は、前記更なる別の表示ユニット(602)への前記更なる別の円錐状ビーム(604)の入射角を変更するために、少なくとも1つの方向に移動可能である、請求項9に記載のヘッドアップディスプレイ(100)。
  12. 前記第1の立体画像を前記ヘッドアップディスプレイ(100)の観者の第1の目への光路へと反射させ、及び/又は、前記第2の立体画像に前記観者の第2の目への光路を透過させるよう構成されたビームスプリッタ(608)を備える、請求項10又は11に記載のヘッドアップディスプレイ(100)。
  13. 請求項9〜12のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ(100)の表示ユニット(402)を後方から照光する方法(1800)であって、本方法(1800)は、以下の工程、即ち、
    前記光線(406)を放射するために、前記光源(404)を作動させる工程(1810)と、
    前記光源(410)の前記作動に応じて、前記遮光装置(408)及び/又は前記開口部(410)を動かすために制御信号(1925)を提供する工程(1820)と、
    を含む、方法(1800)。
  14. 前記方法(1800)は、
    少なくとも1つのセンサにより検知された、前記ヘッドアップディスプレイ(100)の観者の目の位置を表すセンサ信号を読み込む工程(1830)を有し、
    前記提供する工程(1820)では、前記目の位置に依存して前記円錐状ビーム(412)の前記入射角を変更するために、前記センサ信号を利用して前記制御信号(1925)が提供される、請求項13に記載の方法(1800)。
  15. 請求項13又は14に記載の方法(1800)の工程を実行又は制御するよう構成されたユニット(1910、1920)を備える制御装置(1900)。
JP2016247544A 2015-12-22 2016-12-21 ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光するバックライト装置、ヘッドアップディスプレイ、及び、ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光する方法 Pending JP2017134393A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102015226425.4 2015-12-22
DE102015226425.4A DE102015226425A1 (de) 2015-12-22 2015-12-22 Hinterleuchtungsvorrichtung zum Hinterleuchten einer Anzeigeeinheit für ein Head-up-Display, Head-up-Display und Verfahren zum Hinterleuchten einer Anzeigeeinheit für ein Head-up-Display

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017134393A true JP2017134393A (ja) 2017-08-03

Family

ID=58993917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016247544A Pending JP2017134393A (ja) 2015-12-22 2016-12-21 ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光するバックライト装置、ヘッドアップディスプレイ、及び、ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光する方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2017134393A (ja)
DE (1) DE102015226425A1 (ja)
FR (1) FR3045845A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108896281A (zh) * 2018-08-01 2018-11-27 上海玮舟微电子科技有限公司 基于Hud系统的视区宽度测量方法及系统
WO2019142366A1 (ja) * 2018-01-22 2019-07-25 パイオニア株式会社 表示装置
JPWO2019093085A1 (ja) * 2017-11-07 2019-11-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ
JP2021060564A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 株式会社デンソー 虚像表示装置及び表示制御装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3069655B1 (fr) * 2017-07-31 2020-06-19 Valeo Comfort And Driving Assistance Unite de generation d'image et afficheur tete haute muni d'une telle unite de generation d'image
FR3083330A1 (fr) * 2018-06-29 2020-01-03 Valeo Comfort And Driving Assistance Dispositif d'affichage tete haute

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3936120A1 (de) * 1989-10-30 1991-05-02 Rene Hag Vorrichtung zum verhindern des geblendetwerdens von kraftfahrzeuginsassen
JP2004168230A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用表示装置
JP2010072596A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Toshiba Corp 表示装置及び移動体
DE102012205429A1 (de) * 2012-04-03 2013-10-10 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Systeme zur Reduktion der Blendung eines Fahrers eines Kraftfahrzeugs
US20140092481A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 Delphi Technologies, Inc. Head-up display system with dynamic image field and brightness control

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW259846B (ja) * 1992-09-11 1995-10-11 Canon Kk

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3936120A1 (de) * 1989-10-30 1991-05-02 Rene Hag Vorrichtung zum verhindern des geblendetwerdens von kraftfahrzeuginsassen
JP2004168230A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用表示装置
JP2010072596A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Toshiba Corp 表示装置及び移動体
DE102012205429A1 (de) * 2012-04-03 2013-10-10 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Systeme zur Reduktion der Blendung eines Fahrers eines Kraftfahrzeugs
US20140092481A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 Delphi Technologies, Inc. Head-up display system with dynamic image field and brightness control

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019093085A1 (ja) * 2017-11-07 2019-11-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ
WO2019142366A1 (ja) * 2018-01-22 2019-07-25 パイオニア株式会社 表示装置
CN108896281A (zh) * 2018-08-01 2018-11-27 上海玮舟微电子科技有限公司 基于Hud系统的视区宽度测量方法及系统
JP2021060564A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 株式会社デンソー 虚像表示装置及び表示制御装置
JP7276062B2 (ja) 2019-10-09 2023-05-18 株式会社デンソー 虚像表示装置及び表示制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102015226425A1 (de) 2017-06-22
FR3045845A1 (fr) 2017-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017134393A (ja) ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光するバックライト装置、ヘッドアップディスプレイ、及び、ヘッドアップディスプレイの表示ユニットを後方から照光する方法
US20210232028A1 (en) Image Display Device
US10416762B2 (en) Beam steering backlight unit and holographic display apparatus including the same
EP3245550B1 (en) Dual head-up display apparatus
US10712568B2 (en) Projection device for data eyeglasses, data eyeglasses, and method for operating a projection device for data eyeglasses
WO2018061444A1 (ja) 反射板、情報表示装置および移動体
CN105388613A (zh) 图像产生设备、平视显示器和用于产生图像的方法
CN113661432B (zh) 平视显示装置
JP6327806B2 (ja) ディスプレイ装置
US11226486B2 (en) Head-up display device for providing three-dimensional augmented reality
CN106501936B (zh) 用于调节视场显示设备的观察区域的方法和装置
JP2017142284A (ja) 表示装置及びヘッドアップディスプレイ
JP7438737B2 (ja) 3次元映像を表示する装置及び方法
CN111064941B (zh) 多区投影设备及多区投影方法
CN114089528A (zh) 用于控制平视显示的方法和设备以及平视显示装置
CN111913339A (zh) 光源装置、光扫描装置、显示系统以及移动体
CN104035198A (zh) 视场显示器的投影面、视场显示器和运行投影面的方法
US10728534B2 (en) Volumetric display system and method of displaying three-dimensional image
JP6820502B2 (ja) 画像表示装置
KR102026361B1 (ko) 접안 디스플레이 장치
JP2017037304A (ja) ヘッドアップディスプレイのための映像ユニット、ヘッドアップディスプレイ、および、映像ユニットを用いて立体視のための対画像を生成する方法
JP2017227681A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
US11340450B2 (en) Device for generating three-dimensional images and associated heads-up display
EP3511759B1 (en) Virtual image display device
JP7111070B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161221

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190208

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190214

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190222

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190318

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190319

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191203

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210914