JP2017134217A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】リードスクリューを用いた駆動機構部を備えるレンズ鏡筒において、グリスの飛散を防止する。
【解決手段】
本発明のレンズ鏡筒は、基台部、前記基台部に対して位置が固定された回転軸を有するリードスクリュー、前記リードスクリューに螺合するナット、前記回転軸に平行な方向に移動する移動部、および前記移動部に設けられており、前記ナットに係合し、前記ナットの前記基台部に対する前記回転軸周りの回動を規制する係合部、を備えるレンズ鏡筒であって、前記係合部は、前記ナットを前記回転軸に沿う方向の両側から挟むように配置された一対の壁部を有し、前記一対の壁部は、前記回転軸に直交する方向から見た場合に、前記リードスクリューと交差する範囲に設けられており、かつ前記リードスクリューが挿通される貫通孔もしくは切り欠きを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、リードスクリューを用いた駆動機構部を備えるレンズ鏡筒に関する。
撮像装置等の光学機器のレンズ鏡筒内において、レンズ等の可動部材を電動モータ等の回転駆動源が生じる力により駆動する駆動機構部が、例えば特開2015−114514号公報に開示されている。
特開2015−114514号公報に開示の技術では、駆動機構部は、モータにより回転するリードスクリューと、当該リードスクリューに係合するラックとを備える。特開2015−114514号公報に開示されているような駆動機構部では、リードスクリューとラックとの間の潤滑のためにグリスが用いられる。
特開2015−114514号公報
特開2015−114514号公報に開示されているような駆動機構部においては、リードスクリューとラックとの間の摩擦抵抗を小さくするために、用いるグリスの粘度を低くすることが好ましい。しかしながら、グリスの粘度を低くした場合には、例えば、レンズ鏡筒の落下等によりレンズ鏡筒に強い衝撃力が加えられるとグリスがレンズ鏡筒内に飛散しやすくなってしまう。
本発明は、前述の課題を解決するものであって、リードスクリューを用いた駆動機構部を備えるレンズ鏡筒において、グリスの飛散を防止することを目的とする。
本発明の一態様によるレンズ鏡筒は、基台部、前記基台部に対して位置が固定された回転軸を有するリードスクリュー、前記リードスクリューに螺合するナット、前記回転軸に平行な方向に移動する移動部、および前記移動部に設けられており、前記ナットに係合し、前記ナットの前記基台部に対する前記回転軸周りの回動を規制する係合部、を備えるレンズ鏡筒であって、前記係合部は、前記ナットを前記回転軸に沿う方向の両側から挟むように配置された一対の壁部を有し、前記一対の壁部は、前記回転軸に直交する方向から見た場合に、前記リードスクリューと交差する範囲に設けられており、かつ前記リードスクリューが挿通される貫通孔もしくは切り欠きを備える。
本発明によれば、リードスクリューを用いた駆動機構部を備えるレンズ鏡筒において、グリスの飛散を防止することができる。
レンズ鏡筒の光軸を含む平面による断面図である。 図1の断面図の駆動機構部近傍を拡大した図である。 移動部および駆動機構部の斜視図である。 移動部および駆動機構部を光軸に直交する方向から見た側面図である。 移動部および駆動機構部を光軸に沿って物体側から見た正面図である。 図4のVI-VI断面図である。 図5のVII-VII断面図である。 移動部の係合部の斜視図である。 ナットの斜視図である。
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、および各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
図1は、本発明に係るレンズ鏡筒1の光軸Aを含む平面による断面図である。レンズ鏡筒1は、光軸A上に1つまたは複数のレンズ2を保持する。本実施形態では一例として、レンズ鏡筒1は、撮像装置において光学像を結像するための複数のレンズ2を保持する。なお、レンズ鏡筒1は、例えば望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、内視鏡またはプロジェクタ等の他の光学機器に用いられる形態のものであってもよい。
以下の説明において、図1の光軸Aに沿って左に向かう方向(図中の矢印O)を物体側と称し、光軸Aに沿って物体側とは反対に向かう方向(図中の矢印I)を像側と称する。
レンズ鏡筒1は、レンズ鏡筒1が備える部材である基台部3に対して、前記基台部3とは異なる部材である移動部4を相対的に移動させる駆動機構部10を備える。
図2は、図1の断面図の駆動機構部10の近傍を拡大した図である。図3は、移動部4および駆動機構部10の斜視図である。図4は、移動部4および駆動機構部10を光軸Aに直交する方向から見た側面図である。図5は、移動部4および駆動機構部10を光軸Aに沿って物体側から見た正面図である。
駆動機構部10は、基台部3に対して直線状の移動軸Mに沿って移動部4を相対的に移動させる。移動部4は、本実施形態では一例として、レンズ鏡筒1が保持する複数のレンズ2の一部を構成するフォーカシングレンズである移動レンズ2aを保持し、移動軸Mは光軸Aと平行である。
具体的には、駆動機構部10は、案内部11、リードスクリュー12、ナット13および付勢部14を備える。
案内部11は、移動部4を、基台部3に対して移動軸Mに沿って相対的に移動するよう案内する。本実施形態では一例として、案内部11は、移動軸Mに平行な一対の直線状の円柱形状(丸軸形状)の部材である、第1案内軸11aおよび第2案内軸11bを備える。第1案内軸11aおよび第2案内軸11bは、互いに平行であり、図示しない基台部3に対して位置が固定されている。
移動部4は、第1案内軸11aおよび第2案内軸11bに沿って摺動する。具体的には、移動部4には、第1案内軸11aが挿通される貫通孔である摺動孔4aと、第2案内軸11bを周方向に挟持する挟持部4bと、が形成されている。
摺動孔4aは、第1案内軸11aの外周に、所定のごく僅かな隙間を有して嵌合する内径孔を有している。すなわち、第1案内軸11aと摺動孔4aとは、いわゆるすきま嵌めの関係を有している。
第1案内軸11aと摺動孔4aとの嵌合によって、第1案内軸11aに対する移動部4の移動軸Mに直交する方向の移動、および第1案内軸11aに直交する軸周りの倒れ方向の移動が規制される。言い換えれば、移動部4の摺動孔4aに第1案内軸11aのみが挿入された状態においては、移動部4は、第1案内軸11aに対して、第1案内軸11aの軸方向(移動軸Mに沿う方向)の移動、および第1案内軸11a周りの回転のみが可能な状態である。移動部4の第1案内軸11a周りの回転は、次に述べる移動部4の挟持部4bと第2案内軸11bとの嵌合によって規制(禁止)される。
挟持部4bは、第2案内軸11bの外周を、所定のごく僅かな隙間を有して挟み込む一対の平面部を有する長孔である。長孔である挟持部4bの長軸は、摺動孔4aの中心軸と交差する。すなわち、第2案内軸11bと挟持部4bとは、摺動孔4aの周方向について、いわゆるすきま嵌めの関係を有している。挟持部4bと第2案内軸11bとの嵌合によって、移動部4の第1案内軸11a周りの回転が規制(禁止)される。なお、挟持部4bの形状は、両端が閉じた長孔形状に限られるものではなく、一端が移動部4の外周に開いた溝形状であってもよい。
リードスクリュー12は、中心軸が直線である略円柱状の部材であり、外周面に螺旋状の溝が設けられている。本実施形態では、リードスクリュー12は、外周面に雄ネジ部12aを有している。
リードスクリュー12は、基台部3に対して中心軸の位置が固定されており、かつ基台部3に対して中心軸周りに回転可能に支持されている。リードスクリュー12の中心軸は回転軸Rと一致し、移動軸Mと平行である。
リードスクリュー12は、回転駆動源15が生じる力によって中心軸周りに回転する。本実施形態では一例として、回転駆動源15は、回転する出力軸を有するステッピングモータである。なお、回転駆動源15はサーボモータであってもよい。
本実施形態では一例として、リードスクリュー12は、ステッピングモータである回転駆動源15の出力軸と一体である。言い換えれば、リードスクリュー12は、ステッピングモータである回転駆動源15の出力軸に、雄ネジ部12aを設けることにより構成されている。
また、本実施形態では、リードスクリュー12の先端部12b近傍に、円柱形状の磁気スケール16が固定されている。磁気スケール16の外周面は、周方向に異なる磁極が並ぶように磁化されている。磁気スケール16は、リードスクリュー12の回転角度を検出するロータリーエンコーダを構成する。ロータリーエンコーダは、当該磁気スケール16と、基台部3に対して位置が固定されおり磁気スケール16の回転に伴う磁界の変化を検出する磁気センサ17(図2に図示)と、を備える。
ナット13は、リードスクリュー12の雄ネジ部12aに螺合する雌ネジ部13aを有する。ナット13は、移動部4と係合しており、移動部4に対するリードスクリュー12の回転軸R周りの相対的な回転が規制されている。前述のように、移動部4は、案内部11によって基台部4に対する移動軸Mに平行な軸周りの相対的な回転が規制(禁止)されていることから、ナット13は、基台部3に対するリードスクリュー12の回転軸R周りの相対的な回転が規制(禁止)されている。
リードスクリュー12が回転駆動源15が生じる力によって回転する場合であっても、リードスクリュー12の雄ネジ部12aに螺合するナット13の回転が抑制されているため、ナット13は、リードスクリュー12の回転に伴い移動軸Mに沿って進退移動する。
図6は、図4のVI-VI断面図である。図7は、図5のVII-VII断面図である。図8は、移動部の係合部の斜視図である。図9は、ナットの斜視図である。
図6、図7および図8に示すように、移動部4には、リードスクリュー12の周囲に延出し、ナット13と係合する係合部4cが設けられている。係合部4cには、ナット13の移動軸Mに沿う方向の一方の端面13bに接する当接面4dが設けられている。当接面4dは、移動軸Mに略直交し、ナット13の一方の端面13bに対向する方向に面した平面部を有する。
図9に示すように、ナット13の一方の端面13bには、移動軸Mに沿って当接面4dに向かって突出する3つの球状の凸部13dが設けられている。3つの球状の凸部13dの頂点は、雌ネジ部13aの中心軸と略直交する平面上に位置する。また、3つの球状の凸部13dの頂点は、雌ネジ部13aの中心軸と略直交する平面上における雌ネジ部13aの中心軸を中心とした円周上に等間隔に配置されている。ナット13は、この3つの球状の凸部13dにおいて、移動部4の当接面4dと当接する。
本実施形態では一例として、移動部4の当接面4dがレンズ鏡筒1の物体側に面し、ナット13の一方の端面13bがレンズ鏡筒1の像側に面している。なお、移動部4の当接面4dの方向およびナット13の一方の端面13bの方向は、本実施形態と逆であってもよい。
付勢部14(図3に図示)は、移動部4を、当接面4dがナット13の一方の端面13bにある凸部13dに当接する方向に付勢する。本実施形態では、付勢部14は、移動部4をレンズ鏡筒1の物体側に向かって付勢する。
付勢部14の構成は特に限定されるものではないが、本実施形態では一例として、付勢部14は、一端が基台部3に係止され、他端が移動部4に係止される引っ張りコイルバネである。
付勢部14が生じる付勢力によって、移動部4は常にナット13と当接した状態となるため、リードスクリュー12が回転した場合には移動部4はナット13と共に移動軸Mに沿う方向に移動する。また、付勢部14が生じる付勢力によって、リードスクリュー12の雄ネジ部12aとナット13の雌ネジ部13aとの間のバックラッシが解消される。
次に、ナット13と移動部4とが係合する部位の詳細な構成について説明する。
図6に示すように、ナット13には、ナット13の外周面から外側に向かって突出する腕部13eが設けられている。腕部13eは、雌ネジ部13aの中心軸に直交する方向に延在している。
一方、移動部4の係合部4cには、ナット13から径方向外側に突出する腕部13eが挿入される袋状凹部4eが設けられている。袋状凹部4eは、深さ方向がリードスクリュー12の回転軸Rに略直交する軸に沿う、有底の穴である。すなわち、袋状凹部4eは、リードスクリュー12の回転軸Rに対向する方向にのみ開口している。そして、袋状凹部4eの深さ方向は、本実施形態においては、図5に示すように光軸Aと第1案内軸11aの中心とを結ぶ線分の略昼間に向かっている。さらに、袋状凹部4eの開口は、この深さ方向の反対方向に開放されている。
袋状凹部4eの内壁面には、互いに対向し、リードスクリュー12の回転軸Rと略平行な一対の平面部4fが形成されている。一対の平面部4fは、リードスクリュー12の回転軸Rに直交する軸と略平行である。
一対の平面部4fは、ナット13の腕部13eを、リードスクリュー12の回転軸Rの周方向に、所定の隙間を有して挟持する。すなわち、ナット13の腕部13eと、袋状凹部4eの内壁面の一対の平面部4fとは、すきま嵌めの状態で嵌合する。また、袋状凹部4eの内壁面のうちの、一対の平面部4fを除く領域は、袋状凹部4e内に挿入された腕部13eから離間している。
以上に述べた腕部13eと袋状凹部4eの一対の平面部4fとが嵌合する構成により、ナット13の移動部4に対するリードスクリュー12の回転軸R周りの相対的な回転が規制される。
また、ナット13の腕部13eと、袋状凹部4eの一対の平面部4fとの間には、グリスが塗布されている。腕部13eと一対の平面部4fとの間にグリスを介在させることにより、リードスクリュー12の回転方向が変わった場合等において、腕部13eと一対の平面部4fとの接触の状態が変化することに起因して生じる音を防止または抑制できる。
リードスクリュー12に螺合したナット13の腕部13eが袋状凹部4e内に挿入された状態において、ナット13の移動軸Mに沿う方向の両側には、一対の壁部である第1壁部4hおよび第2壁部4iが配設されている。第1壁部4hおよび第2壁部4iは、リードスクリュー12の回転軸Rに平行な方向に厚みを有している。そして、第1壁部4hおよび第2壁部4iのそれぞれには、リードスクリュー12との干渉を避けるための貫通孔4jおよび4kが設けられている。貫通孔4jおよび4kの一方または双方は、切り欠き状であってもよい。
第1壁部4hは、ナット13の移動軸Mに沿う方向の一方の端面13bと対向し、第2壁部4iは、ナット13の移動軸Mに沿う方向の一方の端面13bとは反対側の他方の端面13fと対向する。
前述した当接面4dは、第1壁部4hのナット13と対向する面に設けられている。すなわち、第1壁部4hは、当接面4dにおいて、ナット13の一方の端面13bに設けられた3つの球状の凸部13dと当接する。一方、第2壁部4iは、ナット13の他方の端面13fから離間している。
そして、第1壁部4hおよび第2壁部4iは、リードスクリュー12の回転軸Rに直交する方向から見た場合に、リードスクリュー12と交差する範囲に設けられている。言い換えれば、リードスクリュー12の回転軸Rに直交する任意の方向から見た場合に、第1壁部4hおよび第2壁部4iは、リードスクリュー12と必ず重なって見えるように、リードスクリュー12の周方向の一部または全部を覆う。
本実施形態では、第1壁部4gおよび第2壁部4hのそれぞれは、リードスクリュー12の回転軸Rに平行な方向から見た場合に、リードスクリュー12を間に挟む二股のフォーク状の形状を有する。すなわち、本実施形態の貫通孔(切り欠き)4jおよび4kは、第1壁部4gおよび第2壁部4hの外周に開放された、略U字形状の溝である。
以上に説明したように、本実施形態のレンズ鏡筒1は、基台部3と、基台部3に対して位置が固定された回転軸Rを有するリードスクリュー12と、リードスクリュー12に螺合するナット13と、回転軸Rに平行な方向に移動する移動部4と、移動部4に設けられており、ナット13に係合してナット13の基台部3に対する回転軸R周りの回動を規制する係合部4cと、を備える。そして、本実施形態では、係合部4cは、ナット13をリードスクリュー12の回転軸Rに沿う方向の両側から挟むように配置された一対の壁部である第1壁部4gおよび第2壁部4hを有しており、かつ第1壁部4gおよび第2壁部4hは、回転軸Rに直交する方向から見た場合に、リードスクリュー12と交差する範囲に設けられている。
このような構成を有する本実施形態のレンズ鏡筒1では、ナット13の雌ネジ部13aの両端の開口の周囲が、第1壁部4gおよび第2壁部4hによって覆われる。リードスクリュー12の雄ネジ部12aには、ナット13の雌ネジ部13aとの間の潤滑のためにグリスが塗布されているため、ナット13の雌ネジ部13aの両端の開口の周囲には、余剰となったグリスが留まりやすい。本実施形態では、この雌ネジ部13aの両端の開口の周囲を、移動部4に設けられた第1壁部4gおよび第2壁部4hによって覆うことにより、雌ネジ部13aの両端の開口付近に留まるグリスが、レンズ鏡筒1の落下やレンズ鏡筒1に対する衝撃の入力や、リードスクリュー12の回転等によって、レンズ鏡筒1内に飛散することを防止することができる。また、袋状凹部4e内におけるナット13の腕部13eの振動による音の発生を抑制または防止するために、袋状凹部4e内にはグリスが塗布されているが、袋状凹部4eは有底であるため、袋状凹部4e内のグリスの飛散を防止することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うレンズ鏡筒もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
前述のように、本発明は、リードスクリューを用いた駆動機構部を備えるレンズ鏡筒に適用可能である。
1 レンズ鏡筒、
2 レンズ、
2a 移動レンズ、
3 基台部、
4 移動部、
4a 摺動孔、
4b 挟持部、
4c 係合部、
4d 当接面、
4e 袋状凹部、
4f 一対の平面部、
4g 底部、
4h 第1壁部、
4i 第2壁部、
4j 貫通孔、
4k 貫通孔
10 駆動機構部、
11 案内部、
11a 第1案内軸、
11b 第2案内軸、
12 リードスクリュー、
12a 雄ネジ部、
12b 先端部、
13 ナット、
13a 雌ネジ部、
13b 一方の端面、
13d 球状の凸部、
13e 腕部、
13f 他方の端面、
14 付勢部、
15 回転駆動源、
16 磁気スケール、
17 磁気センサ、
A (レンズの)光軸、
M 移動軸、
R (リードスクリューの)回転軸。

Claims (3)

  1. 基台部、前記基台部に対して位置が固定された回転軸を有するリードスクリュー、前記リードスクリューに螺合するナット、前記回転軸に平行な方向に移動する移動部、および前記移動部に設けられており、前記ナットに係合し、前記ナットの前記基台部に対する前記回転軸周りの回動を規制する係合部、を備えるレンズ鏡筒であって、
    前記係合部は、前記ナットを前記回転軸に沿う方向の両側から挟むように配置された一対の壁部を有し、
    前記一対の壁部は、前記回転軸に直交する方向から見た場合に、前記リードスクリューと交差する範囲に設けられており、かつ前記リードスクリューが挿通される貫通孔もしくは切り欠きを備える
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記一対の壁部は、回転軸に平行な方向から見た場合に、リードスクリューを挟む二股のフォーク状の形状を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記一対の壁部の一方が常に前記ナットに当接するように、前記移動部を前記回転軸に沿う一方向に付勢する付勢部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022041236A (ja) * 2020-08-31 2022-03-11 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッド 鏡筒、レンズ装置、撮像装置、移動体及びシステム

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