JP2017133832A - 光計測用チャンバ及び光計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化することなく光の発生効率及び検出効率を向上できる光計測用チャンバ及び光計測装置を提供すること。
【解決手段】チャンバ10は、内面12aにより筒状の空間Sを規定する空間形成部12と、内面12aを覆う反射部13と、空間Sの一端側及び他端側にそれぞれ設けられた窓部14及び光反射部15と、空間Sのうち窓部14及び光反射部15によって区切られた領域Rに試料を導入する導入部16と、領域Rから試料を排出する排出部17と、を備え、空間Sは方向Aに沿って配列された第1空間S1と第2空間S2とを含み、方向Aと交差する断面において、第1空間S1を規定する内面12aにより形成される開口の面積は、一端側から他端側に向けて小さくなり、第1空間S1を規定する内面12aと方向Aとが成す角度αは、第2空間S2を規定する内面12aと方向Aとが成す角度βよりも大きい。
【選択図】図2

Description

本発明は、光計測用チャンバ及び光計測装置に関する。
試料を導入する導入口と試料を排出する排出口とを有するチャンバを備え、チャンバ内において試料に励起光を照射することにより、ラマン光(ラマン散乱光)等の光を発生させ、発生した光を光検出器において検出する光計測装置がある(例えば、特許文献1〜5)。このような光計測装置では、光の発生効率を向上するために、共振器状のキャビティ構造を用いて励起光の光路長を長くしている。
例えば、特許文献1には、焦点を挟むように配置された2枚の凹面鏡によって構成されたキャビティを有するチャンバを備える光分析器が記載されている。この光分析器では、一方の凹面鏡の端部近傍からレーザ光を照射すると、レーザ光は凹面鏡間を数十回往復して、キャビティから抜ける。この間、凹面鏡の焦点においてラマン光を発生し、そのうちの一部をレンズによって光検出器に導いている。
米国特許出願公開第2011/0218431号明細書 特開平7−284608号公報 特許第3268966号公報 特開2012−220324号公報 特開平10−58558号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構造では、レーザ光の光路長を長くするためには、大きい凹面鏡を用いる必要があり、チャンバ及び光計測装置が大型化してしまう。また、ラマン光はキャビティ内の各所で発生しているものの、焦点付近で発生した光のうちレンズ方向に出射した光を検出しているので、光の検出効率が低くなるおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、大型化することなく光の発生効率及び検出効率を向上できる光計測用チャンバ及び光計測装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る光計測用チャンバは、励起光と試料とを相互作用させることにより光を発生するための光計測用チャンバである。この光計測用チャンバは、一方向に延びる筒状の空間が形成された空間形成部と、空間形成部の空間を規定する内面を覆う反射部と、空間の一方向における一端側に設けられた窓部と、空間の一方向における他端側に設けられた光反射部と、空間のうち、窓部及び光反射部によって区切られた領域に試料を導入する導入部と、領域から試料を排出する排出部と、を備える。空間は、一方向に沿って配列された第1空間と第2空間とを含み、一方向と交差する断面において、第1空間を規定する内面により形成される開口の面積は、一端側から他端側に向けて小さくなり、第1空間を規定する内面と一方向とが成す第1角度は、第2空間を規定する内面と一方向とが成す第2角度よりも大きい。
この光計測用チャンバでは、空間の一端から励起光が一方向に対して所定の角度で入射すると、励起光は第1空間において反射部によって反射を繰り返しながら、第2空間に入射する。この第1空間における反射ごとに、励起光の進行方向と一方向とが成す角度は、第1空間を規定する内面と一方向とが成す第1角度の2倍ずつ増加する。このため、励起光は、一方向に対して所定の角度よりも大きい角度で第2空間に入射する。そして、励起光は第2空間において反射部によって反射を繰り返しながら、空間の他端側に向かい、光反射部によって反射されて、空間の一端側に向かい、第1空間に再び入射する。そして、励起光は第1空間において反射部によって反射を繰り返しながら、空間の一端から出射する。
このように、光計測用チャンバによれば、第1空間において励起光の進行方向と一方向との成す角度が増加することにより、第2空間での励起光の反射回数が増加するので、第2空間における励起光の光路長が長くなる。これにより、窓部及び光反射部によって区切られた領域において、励起光と試料とが相互作用する機会が増加する。その結果、光計測用チャンバを大型化することなく、光の発生効率を向上することが可能となる。
さらに、窓部及び光反射部によって区切られた領域において、光はあらゆる方向に向かって発生するが、空間の一端側に向かって発生した光は空間の一端から出射し、空間の他端側に向かって発生した光は、光反射部によって反射されて、空間の一端から出射する。このようにして、領域において発生した光は空間の一端側に配向され、第1空間を通って空間の一端から出射する。このとき、第1空間では、光は反射部によって反射されるごとに、光の進行方向と一方向とが成す角度は、第1角度の2倍ずつ減少する。このため、光計測用チャンバから出射する光は、領域において生成されたときと比較して、その進行方向と一方向とが成す角度が小さくなり得るので、光の配向性が向上し、光の検出効率を向上することが可能となる。
第1空間はテーパー状の空間であってもよく、第2空間は円筒状の空間であってもよい。この場合でも、第1空間において励起光の進行方向と一方向との成す角度が増加することにより、第2空間での励起光の反射回数が増加するので、第2空間における励起光の光路長が長くなる。これにより、窓部及び光反射部によって区切られた領域において、励起光と試料とが相互作用する機会が増加する。その結果、光計測用チャンバを大型化することなく、光の発生効率を向上することが可能となる。また、光計測用チャンバから出射する光は、領域において生成されたときと比較して、その進行方向と一方向とが成す角度が小さくなり得るので、光の配向性が向上し、光の検出効率を向上することが可能となる。
窓部は、第1空間に設けられてもよい。この場合、窓部における反射率が小さくなるように、励起光を所定の角度で入射したとしても、第1空間において反射部によって励起光が反射されることにより、励起光の進行方向と一方向との成す角度が増加する。このため、第2空間での励起光の反射回数が増加するので、第2空間における励起光の光路長が長くなる。つまり、窓部における励起光の反射を低減しつつ、第2空間における励起光の光路長を長くできるので、光計測用チャンバにおける光の発生効率のさらなる向上が可能となる。
導入部は窓部側に設けられ、排出部は光反射部側に設けられてもよい。励起光は、窓部側において光量が大きいので、導入部を窓部側に設けることにより、励起光の光量が大きい領域において、試料の拡散を抑えることができ、光の発生効率のさらなる向上が可能となる。
導入部は、励起光と相互作用させることによりラマン光を発生する試料を導入してもよい。この場合、光計測用チャンバを大型化することなく、ラマン光の発生効率及び検出効率を向上できる。
導入部は、励起光と相互作用させることにより蛍光を発生する試料を導入してもよい。この場合、光計測用チャンバを大型化することなく、蛍光の発生効率及び検出効率を向上できる。
本発明の他側面に係る光計測装置は、上述の光計測用チャンバと、光計測用チャンバの空間に一端側から励起光を供給する励起光供給装置と、光計測用チャンバにおいて発生した光のうち、一端側から出射した光を検出する光検出器と、を備える。
この光計測装置によれば、上述の光計測用チャンバを備えることにより、光計測装置を大型化することなく、光の発生効率を向上することが可能となる。また、上述の光計測用チャンバを備えることにより、光の配向性が向上するので、光検出器による光の検出効率を向上することが可能となる。
励起光供給装置は、光計測用チャンバの光反射部によって反射された励起光が、光検出器とは異なる方向に出射するように設定された入射角で、励起光を空間に供給してもよい。この場合、光検出器によって励起光が検出されることを防止し、光計測用チャンバにおいて発生した光の検出精度の向上が可能となる。
励起光供給装置は、励起光が窓部に対してブリュースター角で入射するように設定された入射角で励起光を空間に供給してもよい。この場合、窓部における励起光の透過率を向上することができ、窓部及び光反射部によって区切られた領域に供給される励起光の光量の減少を抑えることが可能となる。このため、光計測用チャンバにおける光の発生効率のさらなる向上が可能となる。
本発明によれば、大型化することなく光の発生効率及び検出効率を向上できる。
一実施形態に係る光計測用チャンバを備える光計測装置を概略的に示す図である。 図1の光計測用チャンバを概略的に示す断面図である。 図2の光計測用チャンバにおける光路の一例を示す図である。 図1の光計測用チャンバの第2空間S2での励起光の強度分布の一例を示す図である。 比較例の光計測用チャンバを概略的に示す断面図である。 図1の光計測用チャンバの一変形例を概略的に示す断面図である。 図6の光計測用チャンバにおける光路の一例を示す図である。 図1の光計測用チャンバの他の変形例を概略的に示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。
図1は、一実施形態に係る光計測用チャンバを備える光計測装置を概略的に示す図である。図1に示されるように、光計測装置1は、チャンバ10と、励起光供給装置21と、励起光吸収装置22と、集光レンズ23と、光学フィルタ24と、光検出器25と、電源26と、アンプ27と、導入管28と、排出管29と、を備える。光計測装置1は、チャンバ10に試料を供給して励起光ELを照射することにより、チャンバ10において発生した光RLを計測するための装置である。
チャンバ10は、励起光ELと試料とを相互作用させることにより光RLを発生するための光計測用チャンバである。チャンバ10には、面11aから方向A(一方向)に延びる空間Sが設けられており、面11aには空間Sの開放端である開口11eが形成されている。チャンバ10の詳細は後述する。
励起光供給装置21は、チャンバ10の空間Sに面11a側(一端側)からレーザ光等の励起光ELを供給する装置である。励起光供給装置21は、チャンバ10の面11aに対向して設けられる。励起光吸収装置22は、チャンバ10から出射した励起光ELを吸収するための装置であり、例えば、レーザストップ素子である。励起光吸収装置22は、チャンバ10の面11aに対向して設けられる。光計測装置1では、励起光ELが励起光供給装置21に戻らないように設定されているので、励起光吸収装置22は、例えば、空間Sの軸AX(図2参照)に対して励起光供給装置21の反対側に配置される。
集光レンズ23は、チャンバ10から出射した光RLを光検出器25に導くためのレンズである。集光レンズ23は、チャンバ10の開口11eに対向して設けられ、例えば、チャンバ10の面11aから50mmの位置に配置される。集光レンズ23のf値は、例えば25mmであり、集光レンズ23の直径は、例えば1インチである。光学フィルタ24は、光検出器25に特定の光を検出させるために、特定の波長域の光を透過するフィルタである。光学フィルタ24は、集光レンズ23と光検出器25との間に設けられる。
光検出器25は、チャンバ10において発生した光RLのうち、面11a側から出射した光RLを検出する装置であり、例えば、光電子増倍管(PMT)である。光検出器25は、検出した光RLの強度に応じて電流を出力する。電源26は、光検出器25を動作させるための高圧電源である。アンプ27は、光検出器25から出力された電流を電圧に変換するアンプである。
導入管28は、チャンバ10に接続され、チャンバ10に試料を導入するための管である。導入管28には、試料の導入量を調節するための流量調節機構30(例えば、レギュレータ等)が設けられている。排出管29は、チャンバ10に接続され、チャンバ10から試料を排出するための管である。
このような光計測装置1では、チャンバ10の空間Sに、導入管28によってガス、液体または生物サンプル等の試料が供給され、励起光供給装置21からチャンバ10の面11aの開口11eに向かって励起光ELが照射される。そして、励起光ELは、チャンバ10内の空間Sを往復してチャンバ10の開口11eから出射し、励起光吸収装置22で吸収される。励起光ELが空間Sを往復する間に、励起光ELと試料とがチャンバ10において相互作用することにより、例えば、ラマン光または蛍光等の光RLが発生し、発生した光RLの一部は開口11eからチャンバ10の外部に出射する。そして、チャンバ10から出射した光RLは、集光レンズ23によって集光され、光学フィルタ24を介して光検出器25に導かれて検出される。
次に、チャンバ10を詳細に説明する。図2は、チャンバ10を概略的に示す方向Aに沿った断面図である。図2に示されるように、チャンバ10は、本体部11と、空間形成部12と、反射部13と、窓部14と、光反射部15と、導入部16と、排出部17と、を備える。
本体部11は、方向Aに延びる箱型形状を呈し、例えばSUS材で加工したものの内面にアルミニウム蒸着を行って構成されている。本体部11は、面11a、面11b、面11c及び面11dを有する。面11a及び面11bは、方向Aと交差する面であり、面11c及び面11dは、面11a及び面11bと交差する面である。なお、説明の便宜上、面11aが設けられている方向を「前」、面11bが設けられている方向を「後」とすることがある。
空間形成部12は、方向Aに延びる筒状の空間Sが形成された部分である。空間Sは、方向Aに沿った軸AXを軸とした筒状の内面12aによって規定されており、本体部11の面11aにおいて開口11eを成している。空間Sは、方向Aに沿って順に配列された第1空間S1及び第2空間S2を含んでいる。第1空間S1は軸AXを軸としたテーパー状の空間であり、第2空間S2は軸AXを軸とした円筒状の空間である。ここで、テーパー状とは略テーパーの形状を含み、円筒状とは略円筒の形状を含む。第1空間S1は、面11aから面11bに向かって進むにつれ、軸AX(方向A)と交差する断面における直径が小さくなり、第2空間S2に連なっている。つまり、方向Aと交差する断面において、第1空間S1を規定する内面12aにより形成される開口の面積は、前側(一端側)から後側(他端側)に向けて小さくなっている。このため、第1空間S1では、開口11eの面積が最も大きく、第2空間S2との接続部における軸AXと直交する断面の面積が最も小さい。
第1空間S1の方向Aに沿った長さL1は例えば11mm程度であり、第1空間S1の面11aにおける直径D1(つまり、開口11eの直径)は例えば3mm程度であり、第1空間S1の第2空間S2との接続部における直径は例えば1mm程度である。第2空間S2の方向Aに沿った長さL2は例えば5mm程度であり、第2空間S2の直径D2は例えば1mm程度である。チャンバ10の方向Aに沿った断面において、第1空間S1を規定する内面12aと方向Aとが成す角度α(第1角度)、つまりテーパー角は、第2空間S2を規定する内面12aと方向Aとが成す角度β(第2角度)よりも大きい。角度αは例えば5度程度であり、角度βは例えば0度程度である。用途毎にチャンバ10の最適な大きさが異なるため、上記は一例である。
反射部13は、光を反射する鏡面であり、例えば、アルミニウムによって構成されており、その上にMgF等の保護膜がコートされている。反射部13は、空間形成部12の空間Sを規定する内面12aを覆うように設けられている。窓部14は、励起光及びチャンバ10において発生した光を透過する光学窓であり、例えば、光学ガラス等によって構成されている。窓部14は、空間Sの前側に設けられ、前側において空間Sを閉塞している。窓部14は、例えば、第1空間S1に位置している。光反射部15は、光を反射するミラーであり、例えば、アルミニウムによって構成されている。光反射部15は、空間Sの後側に設けられており、空間Sの他端を閉塞している。
導入部16は、空間Sのうち、窓部14及び光反射部15によって区切られた領域Rに試料を導入するための部分である。導入部16は、面11cから面11dに向かって空間Sの領域Rまで延びる貫通孔であり、例えば、領域Rの窓部14側に設けられている。導入部16は、導入管28に接続されており、例えば、励起光と相互作用させることによりラマン光または蛍光を発生するための試料を導入する。排出部17は、領域Rから試料を排出するための部分である。排出部17は、面11cから面11dに向かって空間Sの領域Rまで延びる貫通孔であり、例えば、領域Rの光反射部15側に設けられている。排出部17は、排出管29に接続されており、排出管29を介して領域R内の試料を排出する。
次に、チャンバ10における光路について説明する。図3は、チャンバ10における光路の一例を示す図である。図4は、第2空間S2での励起光ELの強度分布の一例を示す図である。図3に示されるように、導入部16によって試料SPが領域Rに導入され、排出部17によって試料SPが領域Rから排出される。これにより、試料SPは次々とチャンバ10の領域R内を流れる。導入される試料SPとしては、例えば、ラマン光を発生させるためのガス、蛍光を発生させるための液体(蛍光標識試料)が挙げられる。この状態で、チャンバ10の外部から励起光ELが入射する。
励起光ELは、軸AXに対して角度θで本体部11の面11a側からチャンバ10の空間Sに入射する。角度θは、この例では16度である。そして、励起光ELは、第1空間S1において反射部13によって反射を繰り返しながら、窓部14に向かう。この第1空間S1における反射部13での反射ごとに、励起光ELの進行方向と軸AXとが成す角度は角度αの2倍ずつ増加する。そして、励起光ELは、軸AXに対して角度θで窓部14に入射する。角度θは、角度θより大きく、この例では56度である。続いて、励起光ELは、領域R内の第1空間S1においても反射部13によって反射を繰り返し、励起光ELの進行方向と軸AXとが成す角度はさらに増加する。
そして、励起光ELは軸AXに対して角度θで第2空間S2に入射する。角度θは、角度θより大きく、この例では86度であり、80度以上90度未満であることが好ましい。なお、角度α及び角度θは、励起光ELが軸AXに対して角度θで第2空間S2に入射するように調整されている。続いて、励起光ELは、第2空間S2において反射部13によって反射を繰り返しながら、光反射部15に向かう。そして、光反射部15によって反射され、第2空間S2において反射部13によって反射を繰り返しながら、窓部14に向かう。ここで、第2空間S2では、励起光ELは、角度θで反射部13に入射し、角度θで反射される。つまり、第2空間S2は軸AXを軸とした円筒状であるので、第2空間S2における反射部13の反射では、励起光ELの進行方向と軸AXとが成す角度は角度θを維持する。
続いて、励起光ELは、領域R内の第1空間S1において反射部13によって反射を繰り返す。この第1空間S1における反射部13での反射ごとに、励起光ELの進行方向と軸AXとが成す角度は角度αの2倍ずつ減少する。そして、励起光ELは窓部14を透過し、さらに反射部13による反射を繰り返しながら本体部11の面11aに向かう。そして、励起光ELは、面11aからチャンバ10の外部に出射する。ここで、励起光ELは、軸AXに対して角度θで出射するので、励起光ELの入射方向とは異なる方向に出射するように、第1空間S1の方向Aに沿った長さL1、第1空間S1を規定する内面12aと方向Aとが成す角度α、開口11eの直径D1、励起光ELの軸AXに対する角度θが予め調整される。
このように励起光ELがチャンバ10内の空間Sにおいて反射を繰り返しながら往復する際に、領域Rにおいて励起光ELと試料SPとが相互作用することにより、励起光ELの光路の各部で光RLが発生する。図4に示されるように、励起光ELがチャンバ10内の空間Sにおいて反射を繰り返しながら進むにつれ、励起光ELの光量(光パワー)は減少する。領域Rでは、励起光ELの往路及び復路での光量の合計は、第2空間S2の前端から後端に向けて次第に減少するが、領域R全体において光RLが発生し得る。また、領域Rで発生する光RLは、全方向(立体角4π)に向かって発生し得る。
このうち、前方に向かって発生した光RLは、反射部13によって反射を繰り返しながら、窓部14を透過して開口11eから出射する。また、後方に向かって発生した光RLは、反射部13によって反射を繰り返しながら、光反射部15に向かって進む。そして、この光RLは、光反射部15によって反射されて、反射部13によって反射を繰り返しながら、窓部14を透過して開口11eから出射する。このようにして、光RLは前方に配向される。
ここで、領域Rにおいて発生した光RLは、第1空間S1を通ってチャンバ10の外部に出射する。このとき、開口11eに向かって進む光RLが第1空間S1において反射部13によって反射されるごとに、光RLの進行方向と軸AXとが成す角度は角度αの2倍ずつ減少する。このため、チャンバ10から出射する光RLは、領域Rにおいて生成されたときと比較して、その進行方向と軸AXとが成す角度が小さくなり得るので、2πよりも小さい立体角でチャンバ10から出射する。
以上詳述したとおり、チャンバ10によれば、第1空間S1において励起光ELの進行方向と方向Aとの成す角度が増加することにより、第2空間S2での励起光ELの反射回数が増加するので、第2空間S2における励起光ELの光路長(励起光ELと試料SPとの相互作用長)が長くなる。これにより、窓部14及び光反射部15によって区切られた領域Rにおいて、励起光ELと試料SPとが相互作用する機会が増加する。その結果、チャンバ10を大型化することなく、光RLの発生効率を向上することが可能となる。
また、領域Rにおいて、光RLはあらゆる方向に向かって発生するが、空間Sの前方に向かって発生した光は開口11eから出射し、空間Sの後方に向かって発生した光RLは、光反射部15によって反射されて、開口11eから出射する。このようにして、領域Rにおいて発生した光RLは空間Sの前方に配向される。このとき、第1空間S1では、光RLが反射部13によって反射されるごとに、光RLの進行方向と軸AXとが成す角度は、角度αの2倍ずつ減少する。このため、チャンバ10から出射する光RLは、領域Rにおいて生成されたときと比較して、その進行方向と軸AXとが成す角度が小さくなり得るので、光RLの配向性が向上し、光RLの検出効率を向上することが可能となる。
また、窓部14は、第1空間S1に設けられている。このため、窓部14における反射率が小さくなるように、励起光ELを軸AXに対して角度θで窓部14に入射したとしても、領域R内の第1空間S1の反射部13によって励起光ELが反射されることにより、励起光ELの進行方向と軸AXとの成す角度が増加する。これにより、励起光ELは、軸AXに対して角度θよりも大きい角度θで第2空間S2に入射することができ、励起光ELが軸AXに対して角度θで第2空間S2に入射した場合よりも、第2空間S2における励起光ELの光路長が長くなる。つまり、窓部14における励起光ELの反射を低減しつつ、第2空間S2における励起光ELの光路長を長くできるので、チャンバ10における光RLの発生効率のさらなる向上が可能となる。
導入部16は窓部14側に設けられ、排出部17は光反射部15側に設けられている。励起光ELは、窓部14側において光量が大きい。このため、導入部16を窓部14側に設けることにより、励起光ELの光量が大きい領域において、試料SPの拡散を抑えることができ、光RLの発生効率のさらなる向上が可能となる。
また、励起光供給装置21は、チャンバ10の光反射部15によって反射された励起光ELが、光検出器25とは異なる方向に出射するように設定された入射角θで、励起光ELを空間Sに供給する。このため、光検出器25によって励起光ELが検出されることを防止し、光RLの検出精度の向上が可能となる。
また、励起光供給装置21は、励起光ELが窓部14に対してブリュースター角で入射するように設定された入射角θで励起光ELを空間Sに供給してもよい。この場合、窓部14における励起光ELの透過率を向上することができ、領域Rに供給される励起光ELの光量の減少を抑えることが可能となる。このため、光RLの発生効率のさらなる向上が可能となる。
(実施例)
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明がより具体的に説明されるが、本発明は以下の実施例に限定されない。
(実施例1)
実施例1の光計測用チャンバは、第1空間S1の方向Aに沿った長さL1を11mm、第2空間S2の方向Aに沿った長さL2を5mm、第1空間S1の面11aにおける直径D1を3mm、第2空間S2の直径D2を1mm、第1空間S1を規定する内面12aと方向Aとが成す角度αを5度、第2空間S2を規定する内面12aと方向Aとが成す角度βを0度とした。反射部13及び光反射部15の反射率を97%とした(図2参照)。
(比較例1)
比較例1の光計測用チャンバは、特許文献1に記載の構造である。検出光学系で最大のNAである0.45のレンズを用いた。レンズの直径は75mm、焦点距離75mmとした。
(比較例2)
図5は、比較例2の光計測用チャンバを概略的に示す断面図である。図5に示されるように、比較例2のチャンバ100は、円筒状の本体部111と、本体部111の内面を覆うように設けられた反射部113と、本体部111の一端を閉塞するように設けられた窓部114と、本体部111の他端を閉塞するように設けられた光反射部115と、を備える。本体部111の長さを5mm、本体部111の内径を1mmとした。反射部113及び光反射部115の反射率を97%とした。
実施例1、比較例1及び比較例2を用いてラマン光を発生させ、発生したラマン光を光検出器で検出した。
実施例1のチャンバ10では、角度θを16度として励起光ELをチャンバ10に入射すると、励起光ELは軸AXに対して56度(=角度θ)で窓部14に入射し、軸AXに対して86度(=角度θ)で第2空間S2に入射した。このとき、角度θはブリュースター角であるので、励起光ELは窓部14において反射されることなく窓部14を100%透過した。また、励起光ELは、第2空間S2において、軸AXに対して86度で(つまり、内面12aに対して4度の入射角で)多重反射を行いながら第2空間S2を往復するので、第2空間S2における励起光ELの反射回数は100回であり、励起光ELの実質的な光路長は100mm程度であった。
上述のように反射を繰り返しながら励起光ELが光反射部15に到達したときの光量(励起光パワー)は22%であった。図4に示されるように、励起光ELの往路及び復路での光量の合計は、第2空間S2の前端から後端に向けて次第に減少するが、領域R全体にわたってラマン光が発生した。また、発生したラマン光が光検出器に到達する確率は、63%であった。
比較例1のチャンバでは、励起光の観察領域は1mmで、励起光は20回ほど通過するので光路長は20mmであった。発生したラマン光の6%が光検出器によって検出された。
比較例2のチャンバ100では、軸AXに対して85度で窓部114から励起光ELをチャンバ100に入射した。このとき、窓部114表面での反射率は60%、透過率40%であった。比較例2のチャンバ100における励起光ELの反射回数は100回であり、励起光ELの実質的な光路長は100mm程度であった。
このように、比較例1のチャンバの光路長は20mmであったのに対し、実施例1のチャンバ10の第2空間S2における光路長は100mmであった。このため、実施例1のチャンバ10は、比較例1のチャンバに対して、ラマン光発生確率を5倍程度向上することができた。また、比較例1では、発生したラマン光の6%しか検出することができなかったが、実施例1では、発生したラマン光の63%を検出した。このため、実施例1では、比較例1に対して、ラマン光の検出効率を10倍程度向上することができた。
さらに、比較例1では、励起光ELを複数回反射させるために、直径の大きなミラーを使用する必要がある。このため、チャンバのサイズは直径10cm、長さ35cm程度で、体積は2700cmであった。一方、実施例1のチャンバ10の体積は0.1cm以下であった。このため、比較例1では、微量のサンプルガスの計測が困難である上、光計測装置のサイズを小さくできない。一方、実施例1のチャンバ10では、比較例1よりも、小型化が可能となり、用いる試料の量を減らすことができ、有効にラマン光を発生することができる。また、実施例1のチャンバ10の体積が小さいので、試料が循環する時間も短く、計測の応答速度が高かった。
また、比較例2のチャンバ100では、窓部114表面での反射率が大きくなり、ラマン光の発生効率が低下した。これに対し、実施例1のチャンバ10では、励起光ELが窓部14に入射する角度θがブリュースター角となるように、軸AXに対して角度θで本体部11の面11a側からチャンバ10に入射することにより、窓部14における励起光ELの透過率を向上することができ、領域Rに供給される励起光ELの光量の減少を抑えることができた。このため、チャンバ10におけるラマン光の発生効率を向上することができた。
また、比較例2のチャンバ100内で発生したラマン光は、実施例1のチャンバ10と同様に前方に配向されるが、チャンバ100から出射するラマン光は、立体角2πで出射した。このため、チャンバ100から出射するラマン光を集光することが難しく、検出効率が低下した。一方、実施例1のチャンバ10では、領域Rにおいて発生したラマン光は、第1空間S1において反射部13によって反射されるたびに、ラマン光の進行方向と軸AXとが成す角度は角度αの2倍(=10度)減少するので、2πよりも小さい立体角でチャンバ10から出射した。このため、比較例2のチャンバ100と比較して、より多くのラマン光が検出され、ラマン光の検出効率を向上できた。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態では、第1空間S1はテーパー状の空間であり、第2空間S2は円筒状の空間であるが、これに限られない。チャンバ10の方向Aに沿った断面において、第1空間S1を規定する内面12aと方向Aとが成す角度αが、第2空間S2を規定する内面12aと方向Aとが成す角度βよりも大きければよい。
また、導入部16は、領域Rの光反射部15側に設けられ、排出部17は、領域Rの窓部14側に設けられてもよい。
また、図6に示されるように、図1のチャンバ10よりも第1空間S1の長さL1を短くしてもよい。例えば、チャンバ10の方向Aに沿った長さLを6mm程度としてもよい。この場合、チャンバ10のさらなる小型化が可能となり、チャンバ10の作製が容易化される。また、このチャンバ10を備えた光計測装置1では、チャンバ10が小型化されるので、集光レンズ23の径を大型化することができる。
一方、図7に示されるように、図6のチャンバ10では、図1のチャンバ10と比較して、第1空間S1が短いので、光RLが第1空間S1において反射部13によって反射される機会が減少する。このため、チャンバ10から出射する光RLは、図1のチャンバ10と比較して、その進行方向と軸AXとが成す角度が大きくなり、配向性が低下する。また、軸AXに対する角度が角度θよりも大きい角度(例えば、ブリュースター角)でチャンバ10に入射する必要がある。
さらに変形例として、図8に示されるように、図2のチャンバ10において、窓部14及び導入部16を開口11eの直後に配置する構成も考えられる。
1…光計測装置、10…チャンバ、11e…開口、12…空間形成部、12a…内面、13…反射部、14…窓部、15…光反射部、16…導入部、17…排出部、21…励起光供給装置、25…光検出器、A…方向、AX…軸、EL…励起光、R…領域、RL…光、S…空間、S1…第1空間、S2…第2空間、SP…試料。

Claims (9)

  1. 励起光と試料とを相互作用させることにより光を発生するための光計測用チャンバであって、
    一方向に延びる筒状の空間が形成された空間形成部と、
    前記空間形成部の前記空間を規定する内面を覆う反射部と、
    前記空間の前記一方向における一端側に設けられた窓部と、
    前記空間の前記一方向における他端側に設けられた光反射部と、
    前記空間のうち、前記窓部及び前記光反射部によって区切られた領域に試料を導入する導入部と、
    前記領域から前記試料を排出する排出部と、
    を備え、
    前記空間は、前記一方向に沿って配列された第1空間と第2空間とを含み、
    前記一方向と交差する断面において、前記第1空間を規定する内面により形成される開口の面積は、前記一端側から前記他端側に向けて小さくなり、
    前記第1空間を規定する内面と前記一方向とが成す第1角度は、前記第2空間を規定する内面と前記一方向とが成す第2角度よりも大きい、
    光計測用チャンバ。
  2. 前記第1空間はテーパー状の空間であり、
    前記第2空間は円筒状の空間である、
    請求項1に記載の光計測用チャンバ。
  3. 前記窓部は、前記第1空間に設けられる、
    請求項1または請求項2に記載の光計測用チャンバ。
  4. 前記導入部は、前記窓部側に設けられ、
    前記排出部は、前記光反射部側に設けられる、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の光計測用チャンバ。
  5. 前記導入部は、励起光と相互作用させることによりラマン光を発生する試料を導入する、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の光計測用チャンバ。
  6. 前記導入部は、励起光と相互作用させることにより蛍光を発生する試料を導入する、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の光計測用チャンバ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の光計測用チャンバと、
    前記光計測用チャンバの前記空間に前記一端側から励起光を供給する励起光供給装置と、
    前記光計測用チャンバにおいて発生した光のうち、前記一端側から出射した光を検出する光検出器と、
    を備える、
    光計測装置。
  8. 前記励起光供給装置は、前記光計測用チャンバの前記光反射部によって反射された前記励起光が、前記光検出器とは異なる方向に出射するように設定された入射角で、前記励起光を前記空間に供給する、
    請求項7に記載の光計測装置。
  9. 前記励起光供給装置は、前記励起光が前記窓部に対してブリュースター角で入射するように設定された入射角で前記励起光を前記空間に供給する、
    請求項7または請求項8に記載の光計測装置。
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