JP2017133249A - 立坑掘削装置及び立坑掘削方法 - Google Patents

立坑掘削装置及び立坑掘削方法 Download PDF

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Abstract

【課題】開口断面が大きい立坑を効率的に掘削できる立坑掘削装置及び立坑掘削方法を提供する。【解決手段】本発明の立坑掘削装置は、掘削に伴って生じる土砂が通過可能な中空部と、土砂を中空部に取り込む開口とを有する中空シャフトであって掘削中の立坑の底面に対して下端側が固定される第1のシャフトと、第1のシャフトに設けられた第1の掘削手段と、上記立坑の底面のうち、第1の掘削手段によって掘削できない領域を掘削する第2の掘削手段と、第1のシャフトの中空部を通じて土砂を立坑の外に排出する第1の土砂排出手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は立坑掘削装置及び立坑掘削方法に関する。
立坑を機械化施工によって構築する装置及び方法が知られている。例えば、特許文献1は、ケーシングパイプと、ケーシングパイプの下端から上方に距離をおいた位置に設けられた掘削機と、ケーシングパイプを回転させる駆動装置とによって構成される立坑掘削装置及びこれを用いた掘削方法を開示する。
特開平4−153495号公報
地下利用の大規模化に伴い、大深度・大断面の立坑を効率的に掘削する装置及び方法が望まれている。上記特許文献1に記載の発明は、ケーシングパイプの下端から上方に距離をおいた位置に掘削機を設けることによって掘削断面の拡大を図っている。しかし、上記特許文献1の発明は、掘削可能な立坑サイズに限界があり、より大規模な立坑を掘削するには改善の余地があった。
上記の事情に鑑み、本発明は、開口断面が大きい立坑を効率的に掘削できる立坑掘削装置及び立坑掘削方法を提供することを目的とする。
本発明に係る立坑掘削装置は、掘削に伴って生じる土砂が通過可能な中空部と、土砂を中空部に取り込む開口とを有する中空シャフトであって掘削中の立坑の底面に対して下端側が固定される第1のシャフトと、第1のシャフトに設けられた第1の掘削手段と、上記立坑の底面のうち、第1の掘削手段によって掘削できない領域を掘削する第2の掘削手段と、第1のシャフトの中空部を通じて土砂を立坑の外に排出する第1の土砂排出手段とを備える。
上記立坑掘削装置によれば、第1の掘削手段と第2の掘削手段とを併用することで、大きな開口断面(例えば、直径16〜40mの円相当)の立坑を掘削できる。本発明においては、全ての掘削手段が土砂排出手段をそれぞれ具備する必要はなく、少なくとも第1の掘削手段に係る第1のシャフトが土砂を排出する機能(第1の土砂排出手段)を有していればよい。そのため、比較的シンプルな装置構成を実現でき、また、立坑を効率的に掘削できる。
上記立坑掘削装置は、平面視において、第1のシャフトを囲むように設けられた複数の第2の掘削手段を備えてもよい。複数の第2の掘削手段をこのように配置することで、第2の掘削手段によって生じる土砂が第1のシャフトの開口まで到達しやすい。
第2の掘削手段による掘削能率を向上させる観点から、上記立坑掘削装置は、平面視において、第1のシャフトと離間した位置において上記立坑の底面に対して下端側が固定される一つ又は複数の第2のシャフトを更に備え、第2のシャフトに第2の掘削手段が設けられていてもよい。かかる構成を採用することで、第2の掘削手段による掘削に伴って生じる反力を第2のシャフトで受けることができる。これにより、第2の掘削手段は、大きな掘削力によって掘削作業を能率的に実施することができる。なお、上述のとおり、第1のシャフトが土砂を排出する機能を有しているため、第2のシャフトは土砂を排出する機能を有していなくてもよい。
上記立坑掘削装置は、掘削中の当該立坑の底面の上方に横方向に延在する支持部を有し且つ当該立坑の内周面に対して固定されるフレームを更に備えてもよく、この場合、第2の掘削手段は支持部に設けられていることが好ましい。かかる構成を採用することで、第2の掘削手段による掘削に伴って生じる反力を、フレームを介して立坑の内周面で受けることができる。
上記フレームは、当該立坑の内周面に対して当該内周面の周方向に移動自在に設けられていることが好ましい。かかる構成により、第2の掘削手段が単体でまかなうことができる掘削対象領域を広くすることができる。また、第2の掘削手段は、支持部の延在方向に移動自在に設けられていることが好ましい。かかる構成により、第2の掘削手段の掘削対象領域の自由度をより高めることができる。また、第2の掘削手段は、上記立坑の底面に対して下端側が固定される第3のシャフトを介して支持部に設けられていることが好ましい。かかる構成により、第2の掘削手段は、立坑の底面と支持部との2点に固定された状態で掘削することができる。そのため、第2の掘削手段は、より一層安定して掘削することができ施工性を向上させることができる。
上記立坑掘削装置は、土砂排出能力を更に向上させる観点から、平面視において、第1の土砂排出手段と離間した位置に設けられており、土砂を立坑の外に排出する第2の土砂排出手段を更に備えてもよい。例えば、第1の土砂排出手段のみでは土砂の排出量が少ない場合に、第2の土砂排出手段を補助的に用いることができる。また、第1の土砂排出手段と離れた位置の土砂の排出のために第2の土砂排出手段を用いることもできる。あるいは、例えば第1の土砂排出手段としてエアリフトを採用した場合、第2の土砂排出手段としてバケット等を採用することにより、第1の土砂排出手段によっては排出することが困難な塊状の土砂を第2の土砂排出手段によって排出することができる。
上記第2の土砂排出手段は、土砂を含む泥水を下端側開口から取り込んで当該泥水を立坑の外に排出するための揚泥管と、揚泥管内に空気を供給する給気手段と、下端側開口と掘削中の当該立坑の底面との間に配置される攪拌手段とを有する構成であってもよい。この場合、第2の土砂排出手段は、揚泥管と給気手段とによってエアリフトを構成する。攪拌手段によって土砂を巻き上げた状態とすることで、土砂を含む泥水を揚泥管に効率的に取り込むことができる。上記揚泥管の下端側は、拡幅形状となっていることが好ましい。揚泥管の下端側を拡幅形状とすることで、攪拌手段によって巻き上がった土砂をより一層確実に揚泥管に取り込むことができる。
本発明に係る立坑掘削方法は、掘削に伴って生じる土砂が通過可能な中空部と、土砂を中空部に取り込む開口とを有する第1のシャフトの下端側を掘削中の立坑の底面に対して固定する準備工程と、第1のシャフトに設けられた第1の掘削手段によって底面を掘削する第1掘削工程と、底面のうち、第1の掘削手段によって掘削できない領域を第2の掘削手段によって掘削する第2掘削工程と、第1のシャフトの中空部を通じて土砂を立坑の外に排出する排出工程とを含む。
上記立坑掘削方法によれば、第1掘削工程と第2掘削工程とを併せて行うことで、大きな開口断面の立坑を掘削できる。本発明においては、全ての掘削手段が土砂排出手段をそれぞれ具備する必要はなく、少なくとも第1の掘削手段に係る第1のシャフトが土砂を排出する機能(第1の土砂排出手段)を有していればよい。そのため、比較的シンプルな装置構成による効率的な立坑掘削を実現できる。
本発明によれば、開口断面が大きい立坑を効率的に掘削できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る立坑掘削装置を示す断面図である。 図2は、図1に示す立坑掘削装置の平面図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る立坑掘削装置を示す断面図である。 図4は、図3に示す立坑掘削装置の平面図である。 図5は、本発明の第3実施形態に係る立坑掘削装置を示す断面図である。 図6は、図5に示す立坑掘削装置の平面図である。 図7は、本発明の第4実施形態に係る立坑掘削装置を示す断面図である。 図8は、本発明の第5実施形態に係る立坑掘削装置を示す断面図である。 図9は、図8に示す曝気板(攪拌手段)の平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。ここではシールドマシン用の立坑を掘削する場合を例に挙げて説明するが、立坑の用途はこれに限定されず、例えば、山岳トンネル用換気塔などであってもよい。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る立坑掘削装置及びこれによって立坑を掘削している様子を示す断面図である。図2は、図1に示す立坑掘削装置及び立坑の平面図である。図1,2に示す立坑100は、例えば大口径・大深度の円筒形状の立坑である。掘削される立坑100の底面100aは、例えば地下水位WLよりも深いレベルに設定されている。立坑100は、地上Gに開口を有しており、シールドマシン(図示せず)を搬入するための立坑として使用される。立坑100の内部は、両端が開口したオープンケーソン101によって周囲の地盤から仕切られている。この立坑100を通じてシールドマシンが底部に搬入され、シールドマシンによって立坑100の底部から水平方向に延びるシールドトンネルが施工される。
立坑100の口径は、例えば16〜40mであり、18〜40mであってもよく、30〜40mであってもよい。立坑100の深度は、例えば71〜150mであり、90〜150mであってもよく、100〜150mであってもよい。
オープンケーソン101は、両端が開口した円筒状のケーソン躯体102を深さ方向に沿って複数連結したものである。オープンケーソン101の先端におけるケーソン躯体102Aは、先端部に向かって厚さが徐々に薄くなった刃口103を有している。オープンケーソン101は、例えばプレキャストコンクリートによって構成されている。
立坑掘削装置1は、立坑100を掘削するための装置である。立坑掘削装置1は、掘削中の底面100aに対して下端側が固定される第1のシャフト10と、第1のシャフト10に回転運動を発生させる駆動装置(図示せず)と、第1のシャフト10の先端側に設けられた複数の掘削翼(第1の掘削手段)11と、掘削に伴って生じる土砂Sを立坑100の外に排出するグラブバケット(第1の土砂排出手段)12とを備えている。また、立坑掘削装置1は、第1のシャフト10と離間した位置において底面100aに対して下端側が固定される複数の第2のシャフト20と、第2のシャフト20の先端側に設けられたショベル22及びブレーカ23とを備えている。本実施形態においては、ショベル22とブレーカ23とによって第2の掘削手段が構成される。第1の掘削手段としての掘削翼11と第2の掘削手段としてのショベル22及びブレーカ23とを併用することで、大きな開口断面の立坑100を掘削できる。また硬質な地盤も掘削できる。
第1のシャフト10は、先端に刃先13を有する。第1のシャフト10は、一定深度掘削するごとに軸方向に継ぎ足され、駆動装置によって軸回転させられることによって、刃先13によって地盤を掘進する。第1のシャフト10の刃先13は、掘削翼11に先行して地盤を掘削する。第1のシャフト10は、刃先13が地盤中に貫入することによって立坑100の底面100aに対して下端側が固定されている。そのため、掘削翼11は、水平位置を安定させた状態で掘削することができる。
掘削翼11は、第1のシャフト10の先端から上方に距離をおいた位置に取り付けられ、第1のシャフト10の先端よりも浅いレベルの地盤を掘削する。また、掘削翼11は、図2に示すとおり、平面視において第1のシャフト10のまわりの一定の領域A1を掘削する。領域A1は、第1のシャフト10を中心軸とした掘削翼11の旋回領域に相当し、例えばφ8〜φ15mであり、φ10〜φ20mであってもよく、φ15〜φ20mであってもよい。本実施形態においては、第1のシャフト10に対して四枚の掘削翼11が固定されている。なお、掘削翼11の枚数は四枚に限定されるものではない。それぞれの掘削翼11は、平面視において対数らせん状に形成されている。掘削翼11の下縁には刃先(図示せず)が設けられている。
第1のシャフト10は、掘削に伴って生じる土砂Sが通過可能な中空部15と、土砂Sを中空部15に取り込む開口16とを有する中空シャフトである。開口16を通じて中空部15内に取り込まれた土砂Sはグラブバケット12によって立坑100の外に排出される。グラブバケット12は、吊材によって中空部15内を昇降自在に設けられている。なお、グラブバケット12の代わりに例えばハンマグラブを採用してもよい。また、土砂Sをつかみ取る方式のもの(グラブバケット又はハンマグラブ)の代わりにエアリフトによる揚泥方式を採用してもよい。
中空部15内に取り込むための開口16は、第1のシャフト10において掘削翼11の先端位置に設けられている。このような構成により、掘削翼11による掘削に伴って生じた土砂Sは開口16を通じて中空部15内に効率的に取り込まれる。
第2のシャフト20は、ショベル22及びブレーカ23による掘削に伴って生じる反力を受ける。これにより、ショベル22及びブレーカ23は、大きな掘削力によって掘削作業を能率的に実施することができる。本実施形態においては、図2に示すように、計六本の第2のシャフト20が平面視において第1のシャフト10を囲むように設けられている。第2のシャフト20は、平面視において、第1のシャフト10と離間した位置において底面100aに対して下端側が固定されている。ショベル22及びブレーカ23がそれぞれ設けられる複数の第2のシャフト20をこのように配置することで、ショベル22及びブレーカ23による掘削によって生じる土砂Sが第1のシャフト10の開口16まで到達しやすいという利点がある。
本実施形態における第2のシャフト20は、立坑100の掘削に先行して打設された杭によって構成されている。第2のシャフト20は、例えば鋼管杭を採用してもよく、コンクリート杭を採用してもよく、あるいは鉄筋コンクリート杭を採用してもよい。第2のシャフト20は、立坑100の掘削が進行した状態(図1に示す破線部分)であっても先端20aが露出しない深度まで打設されている。従って、第2のシャフト20は、立坑100の掘削に伴って底面100aが移動しても、先端20aを移動させなくてよい。なお、上述のとおり、中空シャフトからなる第1のシャフト10が土砂Sを排出する機能を有しているため、第2のシャフト20は必ずしも中空シャフトでなくてもよい。
ショベル22及びブレーカ23は、第2のシャフト20に設けられている。ショベル22及びブレーカ23は、第2のシャフト20の外周に接続されるリング状の取付金物24に連結されることにより、第2のシャフト20に取り付けられている。ショベル22及びブレーカ23は、取付金物24によって第2のシャフト20の外周に軸回りに相対的に回転自在に接続されると共に、第2のシャフト20の軸方向に昇降自在に接続されている。ショベル22及びブレーカ23は、第2のシャフト20における立坑100の底面100aから上方に距離をおいた位置に接続される。ショベル22及びブレーカ23は、立坑100の掘削の進行に伴って、第2のシャフト20の軸方向にガイドされながら掘削する。
複数の第2のシャフト20にそれぞれ設けられたショベル22及びブレーカ23は、図2に示すように、平面視において複数の第2のシャフト20のまわりの各領域A2を掘削する。領域A2は、掘削翼11によって掘削できない領域を含む。一つの領域A2は、第2のシャフト20を中心軸としたショベル22及びブレーカ23の旋回領域に相当し、例えばφ7〜φ15mであり、φ10〜φ15mであってもよい。なお、第2のシャフト20に設ける掘削手段として、必ずしもショベル22とブレーカ23とを併用しなくてもよく、どちらか一方であってもよく、他のアーム式の掘削手段を採用してもよい。
次に、上記の立坑掘削装置1を用いた立坑掘削方法について説明する。本実施形態に係る立坑掘削方法は、先行設置工程と、準備工程と、第1掘削工程と、第2掘削工程と、排出工程と、杭撤去工程とを含む。
<先行設置工程>
まず、第1のシャフト10を設置する前に、複数の第2のシャフト20を先行して設置する。具体的には、立坑100の掘削予定地盤中に第2のシャフト20を打設する。第2のシャフト20の打設は、場所打ち杭を構築してもよく、あるいは既製杭を圧入してもよい。第2のシャフト20は、立坑100の掘削が進行した状態(図1に示す破線部分)であっても先端20aが露出しない深度まで打設する。第2のシャフト20の先端20aは、例えば、支持層に埋め込んでもよい。また、複数の第2のシャフト20は、平面視において第1のシャフト10の設置予定位置を囲むように配置する。なお、ここで打設が完了した第2のシャフト20にショベル22及びブレーカ23を取り付けてもよい。
<準備工程>
次に、立坑100の掘削予定地盤を、例えば地上掘削機等によって一定深度、掘削する。ここでは、地上G下に掘削翼11、並びにショベル22及びブレーカ23を設置可能な深さまで掘削してもよい。そして、平面視における立坑100の中心部に第1のシャフト10を設置する。まず、第1のシャフト10は掘削翼11を取り付けない状態で設置し、第1のシャフト10を軸回転させ、第1のシャフト10の刃先13により立坑100の底面100aを掘進する。そして、第1のシャフト10の開口16が底面100aに位置する深さまで掘進させ、第1のシャフト10の下端側を掘削中の立坑100の底面100aに対して固定する。その状態で、第1のシャフト10に掘削翼11を取り付ける。本工程によって準備が完了したら、以下の第1掘削工程、第2掘削工程、及び排出工程を適宜行う。
<第1掘削工程>
第1のシャフト10に設けられた掘削翼11によって立坑100の底面100aを掘削する。具体的には、第1のシャフト10を軸回転させることによって、掘削翼11の刃先によって立坑100の底面100aを掘削する。掘削翼11は、第1のシャフト10の先端よりも浅いレベルの地盤を掘削する。そして、第1のシャフト10の刃先13は、掘削翼11に先行して地盤を掘削する。このように、掘削翼11の掘削は、立坑100の底面100aに対して第1のシャフト10の下端側が固定された状態で行われる。そのため、掘削翼11は、水平位置を安定させた状態で掘削することができる。
<第2掘削工程>
立坑100の底面100aのうち、掘削翼11によって掘削できない領域をショベル22及びブレーカ23によって掘削する。具体的には、掘削翼11は、平面視において第1のシャフト10のまわりの一定の領域A1を掘削する。従って、平面視において、立坑100のうち領域A1よりも外側の領域が、掘削翼11によって掘削できない領域である。ショベル22及びブレーカ23は、複数の第2のシャフト20のまわりの各領域A2を掘削することができる。つまり、立坑100における掘削翼11によって掘削できない領域を、ショベル22及びブレーカ23によって掘削することができる。
<排出工程>
第1のシャフト10の中空部15を通じて土砂Sを立坑100の外に排出する。第1掘削工程及び第2掘削工程によって生じた土砂Sは、開口16から第1のシャフト10内の中空部15に取り込まれる。この土砂Sを、第1のシャフト10内の中空部15を降下したグラブバケット12によってつかみ取り、これを上昇させて立坑100の外に排出する。
<杭撤去工程>
上記の工程によって、立坑100が計画深さまで掘削されたら、底面100aよりも上方に突出した第2のシャフト20を撤去する。そして、底面100aを平坦に整えて床付け面として仕上げることによって所定の深度の立坑が構築される。
(第2実施形態)
次に、図3,4を参照して、第2実施形態に係る立坑掘削装置2について説明する。図3は、立坑掘削装置2及びこれによって立坑を掘削している様子を示す断面図である。図4は、図3に示す立坑掘削装置及び立坑の平面図である。第2実施形態に係る立坑掘削装置2は、以下の点において第1実施形態に係る立坑掘削装置1と相違する。
(1)ショベル22及びブレーカ23による掘削に伴って生じる反力を第1のシャフト10及び立坑100の内周面100bで受ける点。
(2)ショベル22及びブレーカ23がフレーム31とともに移動する点。
以下、主に相違点について説明する。立坑掘削装置2は、支持部30を有するフレーム31と、第3のシャフト32とを備えている。ショベル22及びブレーカ23(第2の掘削手段)は、第3のシャフト32を介して支持部30に設けられている。
フレーム31は、立坑100の内周面100bに対して当該内周面100bの周方向に移動自在に設けられている。フレーム31は、支持部30と、2本の交差フレーム33と、横フレーム34と、取付金具35と、ジャッキ36とを有している。2本の交差フレーム33は、平面視において第1のシャフト10に交差する方向に延在している。横フレーム34は、2本の交差フレーム33と同じ高さに設けられ、立坑100の内周面100bにおいて2本の交差フレーム33を連結する。取付金具35は、第1のシャフト10の外周に接続されている。取付金具35は、第1のシャフト10を囲んでリング状に形成され、2本の交差フレーム33を第1のシャフト10に対して相対的に移動(旋回及び昇降)自在に連結する。ジャッキ36は、2本の交差フレーム33の立坑100の内周面100b側の端部に設けられ、交差フレーム33を当該内周面100bに固定する。以上の構成によって、フレーム31は、第1のシャフト10に対して相対的に移動することができ、立坑100の内周面100bの所望の位置において固定される。そして、支持部30は、フレーム31の取付金具35及び横フレーム34に接続されている。
支持部30は、掘削に伴って生じる反力掘削に伴って生じる反力を負担する。支持部30は、掘削中の立坑100の底面100aの上方に横方向に延在している。支持部30は、立坑100の底面100aの上方に横方向に延在する2本のガイド部材37によって構成されている。支持部30は、2本のガイド部材37が略並行に配置された状態で、それぞれ取付金具35及び横フレーム34に接続されて構成されている。また、支持部30の2本のガイド部材37に架け渡されて、第3のシャフト32の上端側を回転自在に保持する把持・駆動装置38が設けられている。把持・駆動装置38は、支持部30の2本のガイド部材37にガイドされることにより、支持部30の延在方向に移動自在に構成されている。また、支持部30は、フレーム31の移動に伴って、立坑100の内周面100bに対して当該内周面100bの周方向に移動することができる。従って、把持・駆動装置38は、第3のシャフト32の上端側を保持した状態で、内周面100bの周方向に移動することができる。
なお、支持部30の2本のガイド部材37は、リング状の取付金具35に固定されていてもよい。あるいは、2本のガイド部材37は、例えばテレスコピック機構によって伸縮自在に構成されると共に、取付金具35に、例えばヒンジ接合によって回転自在に接続されることによって、フレーム31の交差フレーム33間を立坑100の内周面100bの周方向に移動自在に構成されていてもよい。
第3のシャフト32は、例えば先端32aに刃先(図示せず)を有する。第3のシャフト32は、支持部30の把持・駆動装置38によって軸回転させられることによって、刃先によって地盤を掘進する。第3のシャフト32は、刃先が地盤中に貫入することによって、立坑100の底面100aに対して下端側が固定されている。そして、ショベル22及びブレーカ23が、第3のシャフト32における立坑100の底面100aから上方に距離をおいた位置に接続されている。
以上のような構成によって、立坑掘削装置2におけるショベル22及びブレーカ23は、第3のシャフト32を介して支持部30に設けられている。また、ショベル22及びブレーカ23は、把持・駆動装置38が支持部30の延在方向に移動自在に構成されていることによって、支持部30の延在方向に移動自在に設けられている。また、ショベル22及びブレーカ23は、フレーム31の移動に伴って、立坑100の内周面100bに対して当該内周面100bの周方向に移動することができる。
ショベル22及びブレーカ23が掘削する領域A2は、平面視において第3のシャフト32のまわりに形成される。また、第3のシャフト32は、フレーム31を移動させることによって、立坑100の内周面100bに対して当該内周面100bの周方向に移動する。そのため、ショベル22及びブレーカ23は、第3のシャフト32の移動に伴って、第1のシャフト10を中心軸とした周方向に領域A2を広げることができる。
第2実施形態に係る立坑掘削方法は、次のように行う。まず、掘削に伴って生じる土砂Sが通過可能な中空部15と、土砂Sを中空部15に取り込む開口16とを有する第1のシャフト10の下端側を掘削中の立坑100の底面100aに対して固定する(準備工程)。次に、第1のシャフト10に設けられた掘削翼11によって底面100aを掘削する(第1掘削工程)。また、底面100aのうち、掘削翼11によって掘削できない領域をショベル22とブレーカ23によって掘削する(第2掘削工程)。また、第1のシャフト10の中空部15を通じて土砂Sを立坑100の外に排出する(排出工程)。更に、第2掘削工程では、立坑100の内周面100bに対してフレーム31を移動させる工程(フレーム移動工程)と、内周面100bにフレーム31を固定する工程(フレーム固定工程)と、支持部30の延在方向にショベル22とブレーカ23を移動させる工程(第2の掘削手段移動工程)とを行う。なお、ショベル22とブレーカ23の設置及び移動は、任意の時点で行ってよい。
(第3実施形態)
次に、図5,6を参照して、第3実施形態に係る立坑掘削装置3について説明する。図5は、立坑掘削装置3及びこれによって立坑を掘削している様子を示す断面図である。図6は、図5に示す立坑掘削装置及び立坑の平面図である。立坑掘削装置3は、掘削に伴って生じる反力を立坑100の内周面100bで受ける点において第2実施形態に係る立坑掘削装置2と相違する。より具体的には、立坑掘削装置3は、移動式のフレーム41を備え、このフレーム41は、ショベル22及びブレーカ23が設けられる支持部40と、二本の梁42,42とによって構成されている。
フレーム41の形状は、支持部40と二本の梁42,42とによって構成される三角形(二等辺三角形)である(図6参照)。この三角形の三つの頂点をなす連結部43,44,44は立坑100の内周面100bにおける同じ高さに移動自在に設けられている。二本の梁42,42の連結部43は鈍角であるのに対し、支持部40と梁42の連結部44は鋭角である。支持部40には、第3のシャフト32の上端側を回転自在に保持する把持・駆動装置45が設けられている。把持・駆動装置45は、支持部40の延在方向に移動自在に構成されている。
立坑掘削装置3は、フレーム41を立坑100の内周面100bに対してその周方向に移動させるレール46を更に備えている。フレーム41は、連結部43,44,44においてこのレール46上に移動可能に接続されることによって立坑100の内周面100bに対して当該内周面100bの周方向に移動自在に設けられている。なお、フレーム41の2本の梁42は、例えばテレスコピック機構によって伸縮自在に構成されていてもよい。また、更に支持部40も、伸縮自在に構成されていてもよい。
第3実施形態に係る立坑掘削方法の準備工程、第1掘削工程及び排出工程は第2実施形態と同様に実施すればよい。第2掘削工程では、立坑100の内周面100bにフレーム41を移動させる工程(フレーム移動工程)と、内周面100bにフレーム41を固定する工程(フレーム固定工程)と、支持部40の延在方向にショベル22とブレーカ23を移動させる工程(第2の掘削手段移動工程)とを行う。なお、ショベル22とブレーカ23の設置及び移動は、任意の時点で行ってよい。
(第4実施形態)
次に、図7を参照して、第4実施形態に係る立坑掘削装置4について説明する。図7は、本発明の第4実施形態に係る立坑掘削装置及びこれによって立坑を掘削している様子を示す断面図である。図7に示すとおり、立坑掘削装置4が立坑掘削装置3と異なる点は、立坑100の底面100aに対して下端側が固定される第3のシャフト32を備えていない点である。このように、立坑掘削装置4は、掘削時にショベル22とブレーカ23が受ける掘削反力を、支持部40のみによって負担することもできる。
(第5実施形態)
次に、図8,9を参照して、第5実施形態に係る立坑掘削装置5について説明する。図8は、立坑掘削装置5及びこれによって立坑を掘削している様子を示す断面図である。図9は、図8に示す曝気板(攪拌手段)54の平面図である。図8に示すとおり、立坑掘削装置5は、曝気板54を有する第2の土砂排出手段50を更に備える点において第2実施形態に係る立坑掘削装置2と相違する。
第2の土砂排出手段50は、土砂排出能力を更に向上させるためのものである。第2の土砂排出手段50は、土砂Sを含む泥水を下端側開口51から取り込んで当該泥水を立坑100の外に排出するための揚泥管52と、揚泥管52内に空気Aを供給する給気手段53と、下端側開口51と掘削中の当該立坑100の底面100aとの間に配置される曝気板54とを有する。第2の土砂排出手段50は、揚泥管52及び給気手段53によってエアリフトを構成している。
第2の土砂排出手段50は、例えば、グラブバケット(第1の土砂排出手段)12のみでは土砂Sを十分に排出できない場合にそれを補うために使用される。また、グラブバケット12の位置(第1のシャフト10の位置)と離れた位置の土砂Sの排出のために第2の土砂排出手段50を用いることもできる。
揚泥管52は、掘削に伴って生じる土砂Sを含む泥水が通過可能な中空部55を有している。揚泥管52の下端側は拡幅形状(例えばラッパ形状)となっている。また、揚泥管52の下端側の内周面100bには、中空部55内に空気Aを放出する散気孔56が設けられている。
給気手段53は、エアーコンプレッサー(図示せず)と、当該エアーコンプレッサーに接続され揚泥管52の下端側に設けられた散気孔56まで空気Aを送入する送入パイプ57とを有している。なお、送入パイプ57は、後述する曝気板54の給気パイプ59にも接続されている。第2の土砂排出手段50は、エアーコンプレッサーからの空気Aを、送入パイプ57によって揚泥管52の下端側に設けられた散気孔56まで送入し、散気孔56から中空部55内に放出する。中空部55内に空気Aが供給されることで土砂Sを含む泥水が中空部55を通じて上方に移送される。
曝気板54は揚泥管52の下端側開口51に、例えばチェーン58等によって接続されている。また、曝気板54は、立坑100の底面100aに接して設置されている。図9に示すとおり、曝気板54は、平面視において円形状の外形を有している。曝気板54は、円形状の外形の内側に格子状に配置された給気パイプ59によって構成されている。また、給気パイプ59は、互いに交差する節点において開口する散気孔60を有している。曝気板54は、エアーコンプレッサーからの空気Aを送入パイプ57及び送入パイプ57に接続された給気パイプ59によって散気孔60まで送入し、散気孔60から立坑100内に噴出する。この空気Aの噴出によって、曝気板54の周辺の土砂Sが泥水ごと巻き上げられ、揚泥管52の下端側開口51に到達しやすくなる。
また、第2の土砂排出手段50は、揚泥管52の下端側開口51又は曝気板54に土砂Sを押し流す水吐出手段61を更に備えていてもよい。水吐出手段61は、例えばホース等によって構成され、ショベル22及びブレーカ23のいずれか一方のアーム部分等に連結されていてもよい。
第5実施形態に係る立坑掘削方法の準備工程、第1掘削工程、第2掘削工程及び排出工程は第2実施形態と同様に実施すればよい。第5実施形態においては、揚泥管52を通じて土砂Sを含む泥水を立坑100の外に排出する工程(第2の排出工程)を行う。より具体的には、第2の排出工程では、給気手段53によって揚泥管52内に空気Aを供給する工程(揚泥管給気工程)と、給気手段53によって曝気板54に空気Aを供給する工程(曝気板給気工程)とを行えばよい。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、第1のシャフト10における第1の土砂排出手段としてグラブバケット12を採用する場合を例示したが、これに代わりに第1のシャフト10においてエアリフトによる土砂排出機構を採用してもよい、また、第2の土砂排出手段50としてエアリフトの代わりにグラブバケットやハンマグラブを採用してもよい。
上記実施形態においては断面形状が円形である立坑を掘削する場合を例示したが、立坑の断面形状は、例えばボックス形状、楕円形、小判型等であってもよい。また、上記実施形態においては、地下水位WLよりも深い立坑を掘削する場合を例示したが、本発明は地下水位よりも浅いレベルの立坑の掘削にも適用することができる。
上記実施形態においては第1のシャフトが平面視における立坑の底面上の中心部に設置されていたが、第1のシャフトが設置される位置は中心部でなくてもよい。更に、第1実施形態において、第2のシャフトは第1のシャフトを囲んで複数設けられていたが、第2のシャフトは一つであってもよい。例えば、平面視における立坑の底面上の中心部に第2のシャフトが設置され、第2のシャフトを囲むように複数の第1のシャフトが設けられていてもよい。
上記実施形態においては第1の掘削手段が掘削翼11であり且つ第2の掘削手段がショベル22及びブレーカ23である場合を例示したが、これに限定されない。第1の掘削手段及び第2の掘削手段は、掘削する地盤に適した任意の掘削機・アタッチメントを採用することができる。
1〜5…立坑掘削装置、10…第1のシャフト、11…掘削翼(第1の掘削手段)、12…グラブバケット(第1の土砂排出手段)、15…中空部、16…開口、20…第2のシャフト、22…ショベル(第2の掘削手段)、23…ブレーカ(第2の掘削手段)、30…支持部、31…フレーム、32…第3のシャフト、50…第2の土砂排出手段、51…下端側開口、52…揚泥管、53…給気手段、54…曝気板(攪拌手段)、100…立坑、100a…底面、100b…内周面、A…空気、S…土砂。

Claims (11)

  1. 掘削に伴って生じる土砂が通過可能な中空部と、前記土砂を前記中空部に取り込む開口とを有する中空シャフトであって掘削中の立坑の底面に対して下端側が固定される第1のシャフトと、
    前記第1のシャフトに設けられた第1の掘削手段と、
    前記底面のうち、前記第1の掘削手段によって掘削できない領域を掘削する第2の掘削手段と、
    前記第1のシャフトの前記中空部を通じて前記土砂を前記立坑の外に排出する第1の土砂排出手段と、
    を備える立坑掘削装置。
  2. 平面視において、前記第1のシャフトを囲むように設けられた複数の前記第2の掘削手段を備える、請求項1に記載の立坑掘削装置。
  3. 平面視において、前記第1のシャフトと離間した位置において前記底面に対して下端側が固定される一つ又は複数の第2のシャフトを更に備え、
    前記第2のシャフトに前記第2の掘削手段が設けられている、請求項1又は2に記載の立坑掘削装置。
  4. 掘削中の当該立坑の底面の上方に横方向に延在する支持部を有し且つ当該立坑の内周面に対して固定されるフレームを更に備え、
    前記第2の掘削手段は、前記支持部に設けられている、請求項1又は2に記載の立坑掘削装置。
  5. 前記フレームは、当該立坑の前記内周面に対して当該内周面の周方向に移動自在に設けられている、請求項4に記載の立坑掘削装置。
  6. 前記第2の掘削手段は、前記支持部の延在方向に移動自在に設けられている、請求項4又は5に記載の立坑掘削装置。
  7. 前記第2の掘削手段は、前記底面に対して下端側が固定される第3のシャフトを介して前記支持部に設けられている、請求項4〜6のいずれか一項に記載の立坑掘削装置。
  8. 平面視において、前記第1の土砂排出手段と離間した位置に設けられており、前記土砂を前記立坑の外に排出する第2の土砂排出手段を更に備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の立坑掘削装置。
  9. 前記第2の土砂排出手段は、前記土砂を含む泥水を下端側開口から取り込んで当該泥水を前記立坑の外に排出するための揚泥管と、前記揚泥管内に空気を供給する給気手段と、前記下端側開口と掘削中の当該立坑の底面との間に配置される攪拌手段と、
    を有する、請求項8に記載の立坑掘削装置。
  10. 前記揚泥管の下端側は、拡幅形状となっている、請求項9に記載の立坑掘削装置。
  11. 掘削に伴って生じる土砂が通過可能な中空部と、前記土砂を前記中空部に取り込む開口とを有する第1のシャフトの下端側を掘削中の立坑の底面に対して固定する準備工程と、
    前記第1のシャフトに設けられた第1の掘削手段によって前記底面を掘削する第1掘削工程と、
    前記底面のうち、前記第1の掘削手段によって掘削できない領域を第2の掘削手段によって掘削する第2掘削工程と、
    前記第1のシャフトの前記中空部を通じて前記土砂を前記立坑の外に排出する排出工程と、
    を含む立坑掘削方法。
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