JP2017131433A - 医用画像表示装置、その制御プログラム及び医用画像表示システム - Google Patents

医用画像表示装置、その制御プログラム及び医用画像表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】操作デバイスを操作せずとも、術者が医用画像表示装置の動作を指示する入力を行なうことができる医用画像表示装置を提供する。【解決手段】医用画像表示装置1は、XYZ座標系において、第一磁気センサ105の検出信号に基づいて穿刺針103の位置及び向きを検出して、術者が穿刺針103によって指示する方向における直線の位置をXYZ座標系において検出する第一の検出部と、XYZ座標系において、第二磁気センサ10の検出信号に基づいて、表示デバイス6の画面の位置及び向きを検出する第二の検出部と、前記直線の位置と、前記画面の位置及び向きとに基づいて、前記直線と前記画面との交点のXYZ座標系における位置を検出する第三の検出部と、第三の検出部による前記交点の検出に基づいて、予め定められた医用画像表示装置1の動作を実行する制御部8と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、被検体の画像が表示される医用画像表示装置、その制御プログラム及び医用画像表示システムに関する。
例えば、超音波診断装置では、その表示デバイス(device)に、被検体の超音波画像をリアルタイム(real time)で表示することができる。従って、被検体内に穿刺針を刺入する穿刺手技を行なう術者は、リアルタイムの超音波画像によって穿刺針の位置を確認しながら、穿刺手技を行なっている(例えば、特許文献1参照)。
また、超音波診断装置のみならず、X線CT(Computed Tomography)装置においても、CTフルオロ(CT fluoro)などと呼ばれるX線CTガイド下での穿刺手技が行われている。当該穿刺では、術者は、X線CT装置を操作して被検体の患部周辺を必要なタイミング(timing)で単発的にあるいは連続的に撮影する。撮影によって得られた断層像は、術者に向けて設置された検査室内の表示デバイスに表示される。術者は、その表示デバイスに表示された断層像を参照しながら、穿刺針を被検体に挿入し患部に導いていく(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−245092号 特開2006−158634号公報
ところで、穿刺手技を行なう術者が、穿刺手技を行なっている時に、表示デバイスに表示された画像において、腫瘍などの穿刺対象等に、マーカー(marker)を設定することがある。通常、マーカーの設定は、例えば超音波診断装置においては、その操作デバイスを用いて行われる。しかし、穿刺手技において、術者は清潔な状態を保つ必要があるため、前記操作デバイスを操作することは困難である。術者以外の者が操作デバイスを操作してマーカーを設定することもありえるが、術者が意図した位置に設定することは困難な場合もある。その他、術者が医用画像表示装置の動作を指示する入力を自ら行ないたい場合がある。
このような事情から、穿刺手技を行なう術者が、操作デバイスを操作せずとも、医用画像表示装置の動作を指示する入力を行なうことができる医用画像表示装置、その制御プログラム及び医用画像表示システムが望まれている。
上述の課題を解決するためになされた一の観点の発明は、被検体の医用画像が表示される表示デバイスと、三次元空間における座標系において、前記被検体に対する施術を行なう術者が把持する把持具の位置及び向きを検出し、把持具の位置及び向きに基づいて、前記術者が前記把持具によって指示する方向における直線の位置を前記座標系において検出する第一の検出部と、
前記座標系において、前記表示デバイスの画面の位置及び向きを検出する第二の検出部と、前記直線の位置と、前記表示デバイスの画面の位置及び向きとに基づいて、前記直線と前記表示デバイスの画面との交点の前記座標系における位置を検出する第三の検出部と、第三の検出部による前記交点の検出に基づいて、予め定められた医用画像表示装置の動作を実行する動作制御部と、を備えることを特徴とする医用画像表示装置である。
また、他の観点の発明は、被検体の医用画像が表示される表示デバイスと、プロセッサーと、を備える医用画像表示装置の制御プログラムであって、前記プロセッサーに、三次元空間における座標系において、前記被検体に対する施術を行なう術者が把持する把持具の位置及び向きを検出し、把持具の位置及び向きに基づいて、前記術者が前記把持具によって指示する方向における直線の位置を前記座標系において検出する第一の検出機能と、前記座標系において、前記表示デバイスの画面の位置及び向きを検出する第二の検出機能と、前記直線の位置と、前記表示デバイスの画面の位置及び向きとに基づいて、前記直線と前記表示デバイスの画面との交点の前記座標系における位置を検出する第三の検出機能と、第三の検出機能による前記交点の検出に基づいて、予め定められた前記医用画像表示装置の動作を実行する動作制御機能と、を実行させることを特徴とする医用画像表示装置の制御プログラムである。
さらに、他の観点の発明は、被検体に対する施術を行なう術者が把持する把持具と、前記被検体の医用画像が表示される表示デバイス及びプロセッサーを有する医用画像表示装置と、を備えることを特徴とする医用画像表示システムであって、前記プロセッサーは、三次元空間における座標系において、前記把持具の位置及び向きを検出し、把持具の位置及び向きに基づいて、前記術者が前記把持具によって指示する方向における直線の位置を前記座標系において検出する第一の検出機能と、前記座標系において、前記表示デバイスの画面の位置及び向きを検出する第二の検出機能と、前記直線の位置と、前記表示デバイスの画面の位置及び向きとに基づいて、前記直線と前記表示デバイスの画面との交点の前記座標系における位置を検出する第三の検出機能と、第三の検出機能による前記交点の検出に基づいて、予め定められた前記医用画像表示装置の動作を実行する動作制御機能と、を実行させることを特徴とする医用画像表示システムである。
上記観点の発明によれば、術者が把持具によって指示する方向における直線と表示デバイスの画面との交点の前記座標系における位置が検出されると、動作制御部が、予め定められた医用画像表示装置の動作を実行するので、術者は、操作デバイスを操作せずとも、医用画像表示装置の動作を指示する入力を行なうことができる。
本発明の実施形態における医用画像表示システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 図1に示された医用画像表示システムを構成する医用画像表示装置における表示処理部の機能ブロック図である。 術者が穿刺針によって指示する方向における直線と表示デバイスの画面との交点を示す図である。 カーソルが表示された表示デバイスの画面を示す図である。 表示デバイスの画面におけるカーソルの移動を説明する図である。 より大きく表示されたカーソルを示す図である。 本発明の実施形態の第一変形例における医用画像表示システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 位置検出マーカーを示す概略図である。 本発明の実施形態の第二変形例における医用画像表示システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 術者が超音波プローブによって指示する方向における直線と表示デバイスの画面との交点を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1に示す医用画像表示システム100は、医用画像表示装置1を備え、さらにRFA(radiofrequency ablation)装置101及び磁気発生部102を備えている。RFA装置101は、ラジオ波焼灼療法に用いられる装置であり、ラジオ波を照射する穿刺針103と穿刺針103が接続されたRFA装置本体104とを備える。穿刺針103は、被検体に対する施術を行なう術者によって把持され、被検体に刺入される。穿刺針103は、本発明における把持具の実施の形態の一例である。
磁気発生部102は、例えば磁気発生コイルで構成される。穿刺針103には、例えばホール素子で構成される第一磁気センサ105が設けられている。この第一磁気センサ105により、磁気発生部102から発生する磁気が検出される。磁気発生部102から発生する磁気により、三次元空間における座標系が形成される。この座標系は、例えば磁気発生部102を原点とする座標系であり、図1に示すXYZ座標系である。磁気発生部102を原点とするXYZ座標系は、本発明における三次元空間における座標系の実施の形態の一例である。第一磁気センサ105は、本発明における第一位置センサの実施の形態の一例である。
医用画像表示装置1は、本例では超音波診断装置である。医用画像表示装置1は、超音波プローブ2、送受信ビームフォーマ3、エコーデータ処理部4、表示処理部5、表示デバイス6、操作デバイス7、制御部8、記憶デバイス9を備える。前記医用画像表示装置1は、コンピュータ(computer)としての構成を備えている。
送受信ビームフォーマ3、エコーデータ処理部4、表示処理部5、表示デバイス6、操作デバイス部7、制御部8、記憶デバイス9は医用画像表示装置1の装置本体1Aに設けられている。また、この装置本体1Aと前記超音波プローブ2がケーブル2Aを介して接続されている。また、装置本体1Aには、穿刺針103に取り付けられた第一磁気センサ105が、ケーブル105Aを介して接続されている。第一磁気センサ105における検出信号は、ケーブル105Aを介して表示処理部5へ入力されるようになっている。ただし、第一磁気センサ105における検出信号は、無線で表示処理部5へ入力されてもよい。
超音波プローブ2は、アレイ状に配置された複数の超音波振動子(図示省略)を有して構成され、この超音波振動子によって被検体に対して超音波を送信し、そのエコー信号を受信する。
送受信ビームフォーマ3は、超音波プローブ2から所定の走査条件で超音波を送信するための電気信号を、制御部8からの制御信号に基づいて超音波プローブ2に供給する。また、送受信ビームフォーマ3は、超音波プローブ2で受信したエコー信号について、A/D変換、整相加算処理等の信号処理を行ない、信号処理後のエコーデータをエコーデータ処理部4へ出力する。
エコーデータ処理部4は、送受信ビームフォーマ3から出力されたエコーデータに対し、超音波画像を作成するための処理を行なう。例えば、エコーデータ処理部4は、対数圧縮処理、包絡線検波処理等のBモード処理を行ってBモードデータを作成する。
表示処理部5は、図2に示すように、第一位置検出部51、第二位置検出部52、第三位置検出部53及び画像表示実行部54を有する。第一位置検出部51は、前記三次元空間に形成されたXYZ座標系において、穿刺針103の位置及び向きを検出する。第一位置検出部51は、第一磁気センサ105の検出信号に基づいて、穿刺針103の位置及び向きを検出する。穿刺針103の位置は、例えば第一磁気センサ105の位置である。また、穿刺針103の向きは、例えば穿刺針103の長手方向(針が延びている方向)である。
また、第一位置検出部51は、穿刺針103の位置及び向きに基づいて、図3に示すように、前記術者(図示省略)が穿刺針103によって指示する方向における直線Lの位置を、前記三次元空間に形成されたXYZ座標系において検出する。穿刺針103によって指示する方向における直線Lは、穿刺針103が延びる方向における直線(穿刺針103の延長線)である。第一位置検出部51は、本発明における第一の検出部の実施の形態の一例である。また、第一磁気センサ105は、本発明における第一位置センサの実施の形態の一例である。
第二位置検出部52は、前記三次元空間に形成されたXYZ座標系における表示デバイス6の画面6A(図3参照)の位置及び向きを検出する。詳細に説明する。表示デバイス6には、例えばホール素子で構成される第二磁気センサ10が設けられている。この第二磁気センサ10により、磁気発生部102から発生する磁気が検出される。第二位置検出部52は、第二磁気センサ10の検出信号に基づいて、前記三次元空間の座標系における表示デバイス6の画面6Aの位置及び向きを検出する。第二位置検出部52は、本発明における第二の検出部の実施の形態の一例である。また、第二磁気センサ10は、本発明における第二位置センサの実施の形態の一例である。
第三位置検出部53は、第一位置検出部51によって検出された直線Lの位置と、第二位置検出部52によって検出された表示デバイス6の画面6Aの位置及び向きとに基づいて、図3に示すように、直線Lと表示デバイス6の画面6Aとの交点PのXYZ座標系における位置を検出する。また、第三位置検出部53は、XYZ座標系における交点Pの位置と、XYZ座標系における表示デバイス6の画面6Aの位置及び向きとに基づいて、交点Pの画面6Aにおける位置を検出する。第三位置検出部53は、本発明における第三の検出部の実施の形態の一例である。
画像表示実行部54は、エコーデータ処理部4から入力されたデータを、スキャンコンバータ(Scan Converter)によって走査変換して超音波画像データを作成する。そして、画像表示実行部54は、前記超音波画像データに基づく超音波画像UI(図4等参照)を表示デバイス6に表示させる。例えば、画像表示実行部54は、Bモードデータを走査変換してBモード画像データを作成し、超音波画像UIとして、Bモード画像を表示デバイス6に表示させる。Bモード画像及び超音波画像は、本発明における医用画像の実施の形態の一例である。
また、画像表示実行部54は、超音波画像のほか、種々の画像を表示デバイス6に表示させる。例えば、画像表示実行部54は、表示デバイス6にカーソルC(図4等参照)を表示させる。
表示デバイス6は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどである。医用画像表示装置1は、複数の表示デバイス6を備えていてもよい。表示デバイス6は、本発明における表示デバイスの実施の形態の一例である。
操作デバイス7は、特に図示しないが、ユーザーから指示や情報を受け付けるキーボード(keyboard)、ボタン(button)及びトラックボール(trackball)等のポインティングデバイス(pointing device)などの入力デバイスを含んで構成されている。
制御部8は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーである。この制御部8は、記憶デバイス9に記憶されたプログラムを読み出し、医用画像表示装置1の各部を制御する。例えば、制御部8は、記憶デバイス9に記憶されたプログラムを読み出し、読み出されたプログラムにより、送受信ビームフォーマ3、エコーデータ処理部4及び表示処理部5の機能を実行させる。制御部8は、本発明における動作制御部の実施の形態の一例である。また、送受信ビームフォーマ3、エコーデータ処理部4及び表示処理部5の機能は、本発明における医用画像表示装置の動作の実施の形態の一例である。
制御部8は、送受信ビームフォーマ3、エコーデータ処理部4及び表示処理部5の機能のうち、第三位置検出部53によって交点Pが検出された場合に実行される機能として予め定められた機能を実行させる。予め定められた機能は、記憶デバイス9にプログラムとして記憶されている。具体的な機能の例については、後述する。
制御部8は、送受信ビームフォーマ3の機能のうちの全て、エコーデータ処理部4の機能のうちの全て及び表示処理部5の機能のうちの全ての機能をプログラムによって実行してもよいし、一部の機能のみをプログラムによって実行してもよい。制御部8が一部の機能のみを実行する場合、残りの機能は回路等のハードウェアによって実行されてもよい。
なお、送受信ビームフォーマ3、エコーデータ処理部4及び表示処理部5の機能は、回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
記憶デバイス9は、HDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)や、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等の半導体メモリ(Memory)などである。医用画像表示装置1は、記憶デバイス9として、前記HDD、前記RAM及び前記ROMの全てを有していてもよい。また、記憶デバイス9は、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)などの可搬性の記憶媒体であってもよい。記憶デバイス9は、本発明における記憶デバイスの実施の形態の一例である。
制御部8によって実行されるプログラムは、HDDやROMなどの非一過性の記憶媒体に記憶されている。また、前記プログラムは、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)などの可搬性を有し非一過性の記憶媒体に記憶されていてもよい。
さて、本例の医用画像表示装置1における動作について説明する。術者が穿刺針103を表示デバイス6の画面6Aに向けると、第三位置検出部53によって交点Pが検出される。第三位置検出部53によって交点Pが検出された場合、制御部8は記憶デバイス9に記憶された機能を実行させる。例えば、制御部8は、第三位置検出部53によって交点Pが検出された場合、画像表示実行部54によって図4に示すようにカーソルCを表示させる。カーソルCは、表示デバイス6の画面6Aにおける交点Pの位置に表示される。ちなみに、図4では、画面6Aに表示された超音波画像UI上に交点Pが表示されている。
カーソルCは、穿刺針103が画面6Aの方向を向いていないことなどにより、交点Pが存在していない場合には、表示されていない。交点Pが存在していない状態から交点Pが検出された場合に、カーソルCが初めて表示される。
術者が穿刺針103を動かすことによって交点Pの位置が移動すると、それに伴い、制御部8は、図5に示すように、画像表示実行部54によってカーソルCの位置を動かすよう制御する。
交点Pが存在していない状態においても、カーソルCが表示されていてもよい。この場合、第三位置検出部53によって交点Pが検出されると、制御部8は、画像表示制御部53によって、検出前とは異なる形態でカーソルCを表示させる。例えば、図6に示すように、カーソルCは、検出前に表示されていた大きさよりも大きく表示される。また、他の例として、カーソルCは、検出前の色とは異なる色で表示されてもよい。また、さらに他の例として、カーソルCは、交点Pの検出後に点滅を開始してもよい。
第三位置検出部53によって交点Pが検出された状態で、術者が穿刺針103を動かすことによって交点Pが移動することにより、制御部8は、予め定められた医用画像表示装置1の動作を実行してもよい。制御部8は、表示デバイス6の画面6Aにおける交点Pの移動パターンに対応する動作を実行する。交点Pの移動は第三位置検出部53によって検出される。また、記憶デバイス9には、交点Pの移動パターンに対応する医用画像表示装置1の動作が記憶されている。制御部8は、第三位置検出部53によって検出された交点Pの移動パターンに対応する動作として記憶デバイス9に記憶された動作を実行する。
例えば、制御部8は、記憶デバイス9に記憶された交点Pの移動パターンが検出されると、画面6Aに表示された超音波画像UIをフリーズ(freeze)又はその解除を行なってもよい。また、制御部8は、Bモードやカラードプラモードなどの超音波撮影モードの切り替えをおこなってもよい。さらに、制御部8は、画面6Aに表示された画像の全体をスライドさせてもよい。例えば、画面6Aの画像として、操作用の入力ボタンの画像が表示されている場合、穿刺針103を水平方向に動かすと、制御部は、前記画像の全体をスライドさせて他の入力ボタンを表示させてもよい。
以上説明した本例によれば、術者が穿刺針103を表示デバイス6の画面6Aに向けると、交点Pが検出され、制御部8が、予め定められた医用画像表示装置1の動作を実行するので、術者は、操作デバイス7を操作せずとも、医用画像表示装置1の動作を指示する入力を行なうことができる。従って、穿刺針のように術者が手に把持している把持具から手を離すことができなかったり、清潔な状態を保つ必要があったりして、術者が操作デバイス7を操作することができない場合に、術者が医用画像表示装置1の動作を指示する入力を行なうことができる。
次に、実施形態の変形例を説明する。先ず、第一変形例について説明する。医用画像表示システム100は、図7に示すように光学カメラ106を備えていてもよい。光学カメラ106は、表示デバイス6及び穿刺針103を撮影する。光学カメラ106は、本発明における光学カメラの実施の形態の一例である。
また、第一変形例では、図8に拡大して示される位置検出マーカー107(図7では図示省略)が、穿刺針103及び表示デバイス6に設けられる。位置検出マーカー107は、直交する三軸の先端に、光学カメラで撮影された画像において認識可能な球体107A〜107Cが設けられて構成されている。ただし、図8に示された位置検出マーカー107において、穿刺針103及び表示デバイス6に取り付けるための詳細な構成は図示省略されている。
第一変形例においては、穿刺針103に第一磁気センサ105が設けられておらず、表示デバイス6に第二磁気センサ10が設けられていなくてもよい。
第一位置検出部51は、光学カメラ106の画像信号に基づいて、穿刺針103の位置及び向きを検出する。また、第二位置検出部52は、光学カメラ106の画像信号に基づいて、表示デバイス6の画面6Aの位置及び向きを検出する。第一位置検出部51及び第二位置検出部52は、光学カメラ106で撮影された画像において位置検出マーカー107の球体107A〜107Cを検出して穿刺針103及び表示デバイス6の画面6Aの位置及び向きを検出する。
次に、第二変形例について説明する。医用画像表示システム100は、図9に示すように、RFA装置101を備えていなくてもよい。この図9に示す医用画像表示システム100の超音波プローブ2には、第一磁気センサ105が設けられている。
この第二変形例では、超音波プローブ2は、本発明における把持具の実施の形態の一例である。また、この第二変形例では、第一位置検出部51は、前記三次元空間に形成されたXYZ座標系において、超音波プローブ2の位置及び向きを検出する。第一位置検出部51は、第一磁気センサ105の検出信号に基づいて、超音波プローブ2の位置及び向きを検出する。超音波プローブ2の位置は、例えば第一磁気センサ105の位置である。また、超音波プローブ2の向きは、例えば超音波プローブ2の把持部2B(図10参照)の長手方向である。
また、第一位置検出部51は、超音波プローブ2の位置及び向きに基づいて、図10に示すように、術者が超音波プローブ2によって指示する方向における直線Lの位置を、前記三次元空間に形成されたXYZ座標系において検出する。超音波プローブ2によって指示する方向における直線Lは、超音波プローブ2の把持部2Bの長手方向(軸方向)における直線である。
第三位置検出部53は、超音波プローブ2によって指示する方向における直線Lと表示デバイス6の画面6Aの位置及び向きに基づいて、図10に示すように、交点PのXYZ座標系における位置を検出し、さらに交点Pの画面6Aにおける位置を検出する。
この第二変形例では、術者が超音波プローブ2を表示デバイス6の画面6Aに向けると、上述のような医用画像表示装置1の動作が実行される。
以上、本発明を前記実施形態によって説明したが、本発明はその主旨を変更しない範囲で種々変更実施可能なことはもちろんである。例えば、本発明における把持具は、被検体に対する施術を行なう術者が把持するものであれば、前記穿刺針102や超音波プローブ2に限られるものではない。
また、術者は、焼灼治療による施術を行なう者に限られるものではない。例えば、術者は、穿刺針を用いた生検を行なう者であってもよい。この場合、穿刺針は、ラジオ波を照射する焼灼用の穿刺針102ではなく、生体組織を採取する構成を有する生検針である。
1 医用画像表示装置
2 超音波プローブ(把持具)
6 表示デバイス
6A 画面
8 制御部
9 記憶デバイス
10 第二磁気センサ
51 第一位置検出部
52 第二位置検出部
53 第三位置検出部
100 医用画像表示システム
103 穿刺針(把持具)
105 第一磁気センサ
106 光学カメラ

Claims (12)

  1. 被検体の医用画像が表示される表示デバイスと、
    三次元空間における座標系において、前記被検体に対する施術を行なう術者が把持する把持具の位置及び向きを検出し、該把持具の位置及び向きに基づいて、前記術者が前記把持具によって指示する方向における直線の位置を前記座標系において検出する第一の検出部と、
    前記座標系において、前記表示デバイスの画面の位置及び向きを検出する第二の検出部と、
    前記直線の位置と、前記表示デバイスの画面の位置及び向きとに基づいて、前記直線と前記表示デバイスの画面との交点の前記座標系における位置を検出する第三の検出部と、
    該第三の検出部による前記交点の検出に基づいて、予め定められた医用画像表示装置の動作を実行する動作制御部と、
    を備えることを特徴とする医用画像表示装置。
  2. 前記第三の検出部は、前記座標系における交点の位置と、前記座標系における前記表示デバイスの画面の位置及び向きとに基づいて、前記交点の前記画面における位置を検出することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示装置。
  3. 前記動作制御部は、前記表示デバイスにおける前記交点に、カーソルを表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の医用画像表示装置。
  4. 前記動作制御部は、前記交点が存在していない状態から、前記交点が検出された場合、前記カーソルを表示させることを特徴とする請求項3に記載の医用画像表示装置。
  5. 前記カーソルは、前記交点が存在していない状態において前記表示デバイスの画面に表示されていたものであり、
    前記動作制御部は、前記交点が存在していない状態から前記交点が検出された場合、前記カーソルを、前記交点が検出される前とは異なる形態で表示させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の医用画像表示装置。
  6. 前記動作制御部によって実行される前記医用画像表示装置の動作が記憶された記憶デバイスを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の医用画像表示装置。
  7. 前記表示デバイスの画面における前記交点の移動パターンに対応する前記医用画像表示装置の動作が記憶された記憶デバイスを備え、
    前記動作制御部は、前記第三の検出部によって検出された前記表示デバイスの画面における前記交点の移動パターンに対応する動作として前記記憶デバイスに記憶された動作を実行する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の医用画像表示装置。
  8. 前記第一の検出部は、前記把持具に設けられた第一位置センサの検出信号に基づいて、前記把持具の位置及び向きを検出することを特徴とすることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の医用画像表示装置。
  9. 前記表示デバイスに設けられた第二位置センサを備え、
    前記第二の検出部は、前記第二位置センサの検出信号に基づいて、前記表示デバイスの画面の位置及び向きを検出する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の医用画像表示装置。
  10. 前記第一の検出部及び前記第二の検出部は、前記表示デバイス及び前記把持具を撮影する光学カメラの画像に基づいて、前記把持具の位置及び向きと前記表示デバイスの画面の位置及び向きを検出することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の医用画像表示装置。
  11. 被検体の医用画像が表示される表示デバイスと、
    プロセッサーと、
    を備える医用画像表示装置の制御プログラムであって、
    前記プロセッサーに、
    三次元空間における座標系において、前記被検体に対する施術を行なう術者が把持する把持具の位置及び向きを検出し、該把持具の位置及び向きに基づいて、前記術者が前記把持具によって指示する方向における直線の位置を前記座標系において検出する第一の検出機能と、
    前記座標系において、前記表示デバイスの画面の位置及び向きを検出する第二の検出機能と、
    前記直線の位置と、前記表示デバイスの画面の位置及び向きとに基づいて、前記直線と前記表示デバイスの画面との交点の前記座標系における位置を検出する第三の検出機能と、
    該第三の検出機能による前記交点の検出に基づいて、予め定められた前記医用画像表示装置の動作を実行する動作制御機能と、
    を実行させる
    ことを特徴とする医用画像表示装置の制御プログラム。
  12. 被検体に対する施術を行なう術者が把持する把持具と、
    前記被検体の医用画像が表示される表示デバイス及びプロセッサーを有する医用画像表示装置と、
    を備えることを特徴とし、
    前記プロセッサーは、
    三次元空間における座標系において、前記把持具の位置及び向きを検出し、該把持具の位置及び向きに基づいて、前記術者が前記把持具によって指示する方向における直線の位置を前記座標系において検出する第一の検出機能と、
    前記座標系において、前記表示デバイスの画面の位置及び向きを検出する第二の検出機能と、
    前記直線の位置と、前記表示デバイスの画面の位置及び向きとに基づいて、前記直線と前記表示デバイスの画面との交点の前記座標系における位置を検出する第三の検出機能と、
    該第三の検出機能による前記交点の検出に基づいて、予め定められた前記医用画像表示装置の動作を実行する動作制御機能と、
    を実行させる
    ことを特徴とする医用画像表示システム。
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